JPH1037257A - 地下貯水そう及びその構築工法 - Google Patents
地下貯水そう及びその構築工法Info
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- JPH1037257A JPH1037257A JP8199196A JP19919696A JPH1037257A JP H1037257 A JPH1037257 A JP H1037257A JP 8199196 A JP8199196 A JP 8199196A JP 19919696 A JP19919696 A JP 19919696A JP H1037257 A JPH1037257 A JP H1037257A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
Abstract
水そうおよびその構築工法を提供する。 【解決手段】 現場打ちコンクリートによって地下貯水
そうの基礎スラブ1を構築し、前記地下貯水そうのコー
ナ部と平坦部とにそれぞれ設置されるL字形および矩形
状の下端セグメント2、中間セグメント3および上端セ
グメント4を前記地下貯水そうの周方向および上下方向
に互いに接合しながら設置することにより前記地下貯水
そうの壁部を構築し、かつ矩形状の屋根パネル5を前記
壁部の上端部に互いに接合しながら架け渡して前記地下
貯水そうの屋根部を構築することにより矩形の箱状に構
築する。
Description
ョン、工場などで生活用水や防火用水、あるいは非常時
の飲料水を蓄えておくための地下貯水そうおよびその構
築工法に関する。
に、公園や団地、あるいはマンションや工場などの敷地
内には、生活用水や防火用水、あるいは非常時の飲料水
を蓄えておくための地下貯水そうが設置されているが、
従来この種の地下貯水そうは、おもに現場打ち鉄筋コン
クリートやプレキャスト鉄筋コンクリートによって構築
されている。
また山止めなどの安全工事に余計な手間と費用がかか
り、また工期の長期化も免れず、さらに水漏れなどが発
生しやすく、品質管理および施工管理に改善すべき課題
が多々あった。
さの根切りを行い、山止めなどの安全工事を行った後に
基礎コンクリートを打設し、この基礎コンクリートの上
にボックス・カルバートを横置し、その両端を鉄筋コン
クリート板を添え付け、かつPC鋼棒で締め付けてボッ
クス・カルバートと一体構造とするものであるが、山止
めなどの安全工事に余計な費用がかかり、また平面横方
向に長くなるため、設置場所を広く必要とし、交通の障
害になるなどの課題があった。また、平面横方向に長い
ため、地震に弱いなどの課題があった。
なされたもので、施工し易く、耐震性にすぐれた地下貯
水そうおよびその構築工法を提供することを目的とす
る。
そうは、基礎スラブを現場打ちコンクリートによって構
築し、壁部を前記地下貯水そうのコーナ部と平坦部とに
それぞれ設置されるL字形のセグメントと矩形状のセグ
メントとを前記地下貯水そうの周方向および上下方向に
互いに接合しながら設置することにより構築し、かつ屋
根部を矩形状の屋根パネルを前記壁部の上端部に互いに
接合しながら架け渡して構築することにより矩形の箱状
に構築されている。
れ、また壁部に地下貯水そうの周方向又は上下方向、あ
るいはその両方向に緊張材を挿通して壁部にプレストレ
スを導入するなどして構築されている。
工法は、地上において複数枚のセグメントを互いに接合
しながら設置して壁部をその全周にわたり構築し、次に
前記壁部をその内側の地盤を掘削しながら地盤中に沈下
させ、次に前記壁部の底部に前記基礎スラブを現場打ち
コンクリートによって構築し、そして前記壁部の上に屋
根パネルを架け渡して屋根部を構築することを特徴とす
る。
り、また壁部に地下貯水そうの周方向又は上下方向、あ
るいはその両方向に緊張材を挿通して壁部にプレストレ
スを導入するなどして構築する。
し、図において、符号1は所定の深さに掘削された根切
り底に現場打ちコンクリートによって所定の厚さに構築
してあって、地下貯水そうの床部を構成する基礎スラ
ブ、2、3および4はこの基礎スラブ1の周囲に地下貯
水そうの周方向および上下方向に互いに接合しながら矩
形の箱状をなすように立設してあって、地下貯水そうの
壁部を構成する下端部セグメント、中間部セグメントお
よび上端部セグメント、5は矩形の箱状に組み立てられ
た上端部セグメント4の上端部に架け渡してあって、地
下貯水そうの屋根部を構成する屋根パネル、そして、符
号6は屋根パネル5に突設してあって、地下貯水そうに
水を流し込む取水口である。
の接合部、中間部セグメント3どうしの接合部、上端部
セグメント4どうしの接合部、さらに下端部セグメント
2と中間部セグメント3との接合部、中間部セグメント
3と上端部セグメント4との接合部および上端部セグメ
ント4と屋根パネル5との接合部にそれぞれ添え付けて
あって、後述する接合ボルト8とでこれらのセグメント
2,3,4どうし、および上端部セグメント4と屋根パ
ネル5とをそれぞれ接合する接合プレート、8は下端部
セグメント2、中間部セグメント3、上端部セグメント
4および屋根パネル5の縁端部にそれぞれ螺合してあっ
て、接合プレート7をこれらのセグメント2,3,4お
よび屋根パネル5の縁端部にそれぞれボルト止めする接
合ボルトである。
2、中間部セグメント3および上端部セグメント4の内
側および外側の両側に添え付けてあり、また接合ボルト
8は下端部セグメント2、中間部セグメント3および上
端部セグメント4の内側および外側の両側に螺合してあ
り、この接合プレート7と接合ボルト8とによって各セ
グメントどうしがその内側と外側の両側から二重に接合
されている(図4(b)参照)。
よるセグメントどうしの接合は、構築される地下貯水そ
うの規模に応じて、地下貯水そうの周方向および上下方
向の複数個所(少なくとも2〜3個所)においてなされ
ている。
切り底に割り栗石9を敷き詰め、この割り栗石9の上に
捨てコンクリート10を打設し、さらにこの捨てコンク
リート10の上に補強鉄筋11を配筋し、かつコンクリート
を打設することにより構築されている(図5(b) 参
照)。また、基礎スラブ1の所定位置には貯水そう内の
清掃時などに使用される集水ピット12が形成されてい
る。集水ピット12は屋根パネル5の取水口6の真下に位
置するように形成されている。
および上端部セグメント4のうち、地下貯水そうのコー
ナ部に設置されるセグメントは、いずれも地下貯水そう
のコーナ部の形状に対応してL字形に一体的に成形さ
れ、コーナ部以外に設置されるセグメントは矩形板状に
成形され、かつ横方向に隣接するセグメントどうしはコ
ーナ部以外の平坦部分で接合されている。このように壁
部のコーナ部をL字形セグメントで一体的に構築し、セ
グメントどうしの接合は応力の集中し易いコーナ部を避
けて、全て平坦部で行う構成にすることにより耐震性の
向上が図れる。
ント3および上端部セグメント4に地下貯水そうの周方
向又は上下方向、あるいはその両方向に連続してPC鋼
線などの緊張材(図省略)を挿通して壁部に所定大のプ
レストレスが導入されている。
荷重および地震荷重に備えて一定高さにわたり厚く形成
してあって、上部荷重および地震荷重を受ける基礎部2a
をなしている。また、基礎部2aは貯水そうの周方向に連
続して形成されている。さらに、下端部セグメント2、
中間部セグメント3および上端部セグメント4は、いず
れも工場においてプレキャストコンクリートから成形さ
れている。
は基礎スラブ1の周囲に立設され、この下端部セグメン
ト2の上に中間部セグメント3が立設され、さらにこの
中間部セグメント3の上に上端部セグメント4が立設さ
れている。
グメント4は地下貯水そうの規模(深さ)に応じてさら
に積み重ねられる。
グメント3および上端部セグメント4は、これらのセグ
メントどうしの接合部(目地部)が上下方向に連続せ
ず、目違いとなるように立設されている。
側部には複数本のアンカーボルト13が水平に突設され、
アンカーボルト13は基礎スラブ1のコンクリート中に配
筋された補強鉄筋11に溶接されている(図5(b) 参
照)。なお、アンカーボルト13は下端部セグメント2の
コンクリート中に埋設されたインサートナット14に螺合
して突設されている。
ブ1との当接面部には、この部分の止水を果たすための
ゴム又はプラスチックなどからなる止水板15が水平に介
在されている。なお、止水板15は基礎スラブ1のコンク
リートを打設する前に基礎部2aの内側部に形成された凹
溝部16に一端を嵌着してあらかじめ突設してもくものと
する。
ント3および上端部セグメント4の縁端部にインサート
ナット17が埋設され、このインサートナット17に接合ボ
ルト8が螺合されている(図4(a),(b) 参照)。インサ
ートナット17はアンカー鉄筋(図省略)によって各セグ
メントのコンクリート中に強固に固定されている。
を形成し、この凹部18に接合プレート7を添え付けるこ
とにより、接合プレート7および接合ボルト8がセグメ
ントの表面に突出しないようにしてある。
ント3および上端部セグメント4の接合部には、その外
側と内側との両側にシール材19が片側につき二重ないし
三重に張り付けられ、かつシール材19と19との間にシー
ル用の充填材20が充填され、セグメントどうしの接合部
の止水処理および防水処理が確実になされている(図5
(a) 参照)。
化学繊維からなる織布から形成され、その表面に例えば
エポキシ樹脂などの接着性樹脂を塗着しながら張り付け
られている。また、充填材20には例えばウレタン樹脂な
どが使用されている。
形、三角形又は台形状の凹溝部21を所定深さに形成し、
この凹溝部21にシール用の充填材22を充填すれば、充填
材22がセグメントによって凹溝部21内に圧着されるの
で、セグメントどうしの接合部に充填材22を確実に充填
できてセグメントどうしの接合部の止水処理および防水
処理を確実に行うことができる(図5(a) 参照)。
2、中間部セグメント3および上端部セグメント4の内
側面には、全面にわたってエポキシ樹脂などの塗料を塗
着して防水処理がなされている。
う・温泉の貯水そうなどして使用される場合には、セグ
メントのコンクリートに悪影響を与えないように、基礎
スラブ1および各セグメントの内側にゴムなどの弾性材
からなるシート(図省略)が貼着されている。
コンクリートから矩形板状に成形されている。また、隣
接する屋根パネル5どうしは、セグメントどうしの接合
と同様に接合プレート7と接合ボルト8とによって接合
されている。また、上端部セグメント4と屋根パネル5
との接合面部には止水用のパッキン(図省略)が介在さ
れ、かつセグメントの接合部と同様の止水処理がなされ
ている。
って円筒形に工場成形され、屋根パネル5にボルト止め
するなどして取り付けられている。
し、屋根パネルどうしおよび上端部セグメント4と屋根
パネル5とを接合する他の方法を示し、隣接するセグメ
ントどうしの接合面部に凹部23をそれぞれ設け、この凹
部23に接合金具24を互いに対向させて取り付け、この接
合金具24どうしを接合ボルト25で接合することにより、
セグメントどうし、および上端部セグメント4と屋根パ
ネル5とを接合するようにしたものである。
に縦隔壁26を設けて中を二室に仕切った地下貯水そうを
示したもので、この場合、縦隔壁26の両端部が接合され
る下端部セグメント2、中間部セグメント3および上端
部セグメント4は、縦隔壁26を接合するための継手部27
を有して断面略T形状に成形されている。
る地下貯水そうの構築工法を説明すると、 (1) 最初に地上において、下端部セグメント2、中間部
セグメント3および上端部セグメント4を矩形の箱状に
組み立てて地下貯水そうの壁部を構築する。
よび各セグメントの内側及び外側の防水処理を行う。さ
らに、壁部にその周方向又は上下方向、あるいはその両
方向に緊 張材を挿通して壁部に所定大のプレストレス
を導入する。
内側の地盤を掘削しながら、壁部を徐々に地盤中に沈下
させる(いわゆる「オープンウェル工法」による)。
を考慮する必要があるが、下端部セグメント2の外形W
を下端部から10〜100 cm程度の高さHに渡って一回り
大きく(2〜20cm程度)形成することにより(図1
(a),(b) 参照)、周囲地盤と壁部との摩擦を低減でき、
壁部を比較的スムーズに沈下させることができる。この
場合の下端部セグメント2の外径および下端からの高さ
は、周囲地盤の土質より最適の値とする。
を小さく、高さを高くし、粘土質の場合は、外径を大き
く、高さを低くする。
たら、根切り底を整地し、その上に割り栗石9を敷き詰
め、捨てコンクリート10を打設し、その上に補強鉄筋11
を配筋し、コンクリートを打設して基礎スラブ1を構築
する。なお、コンクリートを打設する前に、下部セグメ
ントの内側部に止水板15を取り付けておく。
に透水材や透水マット(図省略)などを敷き詰めて、浸
透可能な構造とする。
ト4の上端部)に屋根パネル5を架け渡して屋根部を構
築し、また屋根部に取水口6を取り付ける。そして最後
に、周囲を埋め戻し、充分に転圧して工事を完了する。
明した構成からなり、特に壁部が地下貯水そうのコーナ
部と平坦部とにそれぞれ設置されるL字形のセグメント
と矩形状のセグメントとを地下貯水そうの周方向および
上下方向に互いに接合しながら設置することにより構築
されているので、応力の集中し易いコーナ部はL字形セ
グメントから一体的に構築され、コーナ部には接合部が
なく、かつ壁部に地下貯水そうの周方向又は上下方向、
あるいはその両方向に緊張材を挿通して壁部にプレスト
レスが導入され、さらに中に隔壁が設けられているの
で、耐震性にきわめてすぐれているなどの効果がある。
坦部とにそれぞれ設置されるL字形のセグメントと矩形
状のセグメントとを前記地下貯水そうの周方向および上
下方向に互いに接合しながら設置することにより構築さ
れ、かつ屋根部は矩形状の屋根パネルを前記壁部の上端
部に互いに接合しながら架け渡して構築されているの
で、施工がしやすく、容易に構築できる効果がある。
内側と外側とに位置してシール材を接着性樹脂が塗布し
ながら二重ないし三重に貼着し、かつ前記接合部にシー
ル用の充填材を充填し、さらにセグメントどうしの接合
面部にセグメントの周方向に連続して凹溝部を設け、こ
の凹溝部にシール用の充填材を充填し、また基礎スラブ
と最下段に設置されたセグメントとの当接面部に止水板
を介在してあるので、セグメントどうしの接合部および
セグメントと基礎スラブとの接合部の止水・防水処理を
確実に行うことができ、したがって水漏れや有害物質の
浸入などを確実に防止できる効果がある。
部の内側面をシート材で被覆してなるので、貯蔵物によ
ってコンクリートが悪影響を受ける心配がなく、このた
め生活用水に限らず様々な物質を貯蔵できる効果があ
る。
は、最初に地上において地下貯水そうの壁部を、複数枚
のセグメントを設置して構築し、次にこの壁部をその内
側の地盤を掘削しながら地盤中に徐々に沈下させ、次に
前記壁部の底部に前記基礎スラブを構築し、そして前記
壁部の上に屋根パネルを設置して屋根部を構築するの
で、セグメントの組み立ておよびセグメントどうしの接
合部の防水・止水処理などを確実に行うことができる効
果がある。
中に沈下させるので、土工事が少なくてすみ、施工の省
力化が図れる効果もある。
図である。
面図である。
ネルどうしの接合部を示す平面図、(b) はその縦断面図
である。
ネルどうしの目地部を示す縦断面図、(b) は下端部セグ
メントと基礎スラブとの接合部を示す拡大縦断面図であ
る。
ネルどうしの接合部を示す平面図、(b) はその縦断面図
である。
面図である。
グメント、4…上端部セグメント、5…屋根パネル、6
…取水口、7…接合プレート、8…接合ボルト、9…割
り栗石、10…捨てコンクリート、11…補強鉄筋、12…集
水ピット、13…アンカーボルト、14…インサートナッ
ト、15…止水板、16…凹溝部、17…インサートナット、
18…凹部、19…シール材、20…充填材、21…凹溝部、22
…充填材、23…凹部、24…接合金具、25…接合ボルト、
26…縦隔壁、27…継手部。
Claims (16)
- 【請求項1】 所定深さに掘削された根切り底にあっ
て、地下貯水そうの床部をなす基礎スラブと、この基礎
スラブの周囲にあって、前記地下貯水そうの壁部をなす
複数枚のセグメントと、前記壁部の上端部にあって、前
記地下貯水そうの屋根部をなす複数枚の屋根パネルとを
有して矩形の箱状に構築してなる地下貯水そうにおい
て、前記基礎スラブを場所打ちコンクリートによって構
築し、前記壁部を前記地下貯水そうのコーナ部と平坦部
とにそれぞれ設置されるL字形のセグメントと矩形状の
セグメントとを前記地下貯水そうの周方向および上下方
向に互いに接合しながら設置することにより構築し、前
記屋根部を矩形状の屋根パネルを前記壁部の上端部に互
いに接合しながら架け渡して構築してなることを特徴と
する地下貯水そう。 - 【請求項2】 地下貯水そうの中に隔壁を設けて中を複
数に仕切ってなることを特徴とする請求項第1項記載の
地下貯水そう。 - 【請求項3】 壁部に地下貯水そうの周方向又は上下方
向、あるいはその両方向に緊張材を挿通して前記壁部に
プレストレスを導入してなることを特徴とする請求項第
1項又は第2項記載の地下貯水そう。 - 【請求項4】 壁部を構成する最下段のセグメントの下
端部に基礎部を設けてなることを特徴とする請求項第1
項、第2項又は第3項記載の地下貯水そう。 - 【請求項5】 壁部を構成するセグメントどうしの接合
部および屋根部を構成する屋根パネルどうしの接合部
に、その内側と外側とに位置してシール材を接着性樹脂
を塗布しながら複数層に張り付け、かつ前記接合部にシ
ール用の充填材を充填してなることを特徴とする請求項
第1項、第2項、第3項又は第4項記載の地下貯水そ
う。 - 【請求項6】 セグメントどうしの接合面部および屋根
パネルどうしの接合部に凹溝部を設け、この凹溝部にシ
ール用の充填材を充填してなることを特徴とする請求項
第5項記載の地下貯水そう。 - 【請求項7】 基礎スラブと最下段に設置されるセグメ
ントとの当接面部に止水板を介在してなることを特徴と
する請求項第1項、第2項、第3項、第4項、第5項又
は第6項記載の地下貯水そう。 - 【請求項8】 基礎スラブの上面、壁部および屋根部の
内面をシート材で被覆してなることを特徴とする請求項
第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項又は
第7項記載の地下貯水そう。 - 【請求項9】 所定深さに掘削された根切り底にあっ
て、地下貯水そうの床部をなす基礎スラブと、この基礎
スラブの周囲にあって、前記地下貯水そうの壁部をなす
複数枚のセグメントと、前記壁部の上端部にあって、前
記地下貯水そうの屋根部をなす複数枚の屋根パネルとを
備えてなる地下貯水そうの構築工法において、地上にお
いて前記セグメントを設置して前記地下貯水そうの壁部
をその全周にわたり構築し、次に前記壁部をその内側の
地盤を掘削しながら地盤中に沈下させ、次に前記壁部の
底部に前記基礎スラブを構築し、かつ前記壁部の上に屋
根パネルを設置して屋根部を構築することを特徴とする
地下貯水そうの構築工法。 - 【請求項10】 地下貯水そうの中に隔壁を設けて中を
複数に仕切ることを特徴とする請求項第9項記載の地下
貯水そうの構築工法。 - 【請求項11】 壁部に地下貯水そうの周方向又は上下
方向、あるいはその両方向に緊張材を挿通して前記壁部
にプレストレスを導入することを特徴とする請求項第9
項又は第10項記載の地下貯水そうの構築工法。 - 【請求項12】 壁部を構成する最下段のセグメントの
下端部に基礎部を設けることを特徴とする請求項第9
項、第10項又は第11項記載の地下貯水そうの構築工
法。 - 【請求項13】 壁部を構成するセグメントどうしの接
合部および屋根部を構成する屋根パネルどうしの接合部
に、その内側と外側とに位置してシール材を接着性樹脂
を塗布しながら複数層に張り付け、かつ前記接合部にシ
ール用の充填材を充填することを特徴とする請求項第9
項、第10項、第11項又は第12項記載の地下貯水そ
うの構築工法。 - 【請求項14】 セグメントどうしの接合面部および屋
根パネルどうしの接合部に凹溝部を設け、この凹溝部に
シール用の充填材を充填することを特徴とする請求項第
13項記載の地下貯水そうの構築工法。 - 【請求項15】 基礎スラブと最下段に設置されるセグ
メントとの当接面部に止水板を介在することを特徴とす
る請求項第9項、第10項、第11項、第12項、第1
3項又は第14項記載の地下貯水そうの構築工法。 - 【請求項16】 基礎スラブの上面、壁部および屋根部
の内面をシート材で被覆することを特徴とする請求項第
9項、第10項、第11項、第12項、第13項、第1
4項又は第15項記載の地下貯水そうの構築工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8199196A JP2905449B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 地下貯水そう及びその構築工法 |
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JP8199196A JP2905449B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 地下貯水そう及びその構築工法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1037257A true JPH1037257A (ja) | 1998-02-10 |
JP2905449B2 JP2905449B2 (ja) | 1999-06-14 |
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ID=16403747
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JP (1) | JP2905449B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109723104A (zh) * | 2019-02-12 | 2019-05-07 | 江苏富亚给排水科技有限公司 | 一种地埋式抗浮箱泵一体化水箱及其施工方法 |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP8199196A patent/JP2905449B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109723104A (zh) * | 2019-02-12 | 2019-05-07 | 江苏富亚给排水科技有限公司 | 一种地埋式抗浮箱泵一体化水箱及其施工方法 |
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JP2905449B2 (ja) | 1999-06-14 |
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