JPH1035420A - 車両用ワイパ制御装置 - Google Patents
車両用ワイパ制御装置Info
- Publication number
- JPH1035420A JPH1035420A JP8196343A JP19634396A JPH1035420A JP H1035420 A JPH1035420 A JP H1035420A JP 8196343 A JP8196343 A JP 8196343A JP 19634396 A JP19634396 A JP 19634396A JP H1035420 A JPH1035420 A JP H1035420A
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- JP
- Japan
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- wiper
- wiping resistance
- wiping
- window
- cleaning liquid
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小雪が降っている状態でワイパ駆動を行い、
かつ、デフロスタをオンして温風をフロントウインドウ
に当てた場合にはフロントウインドウ表面が乾燥して、
急激にワイパの払拭抵抗が増大し、ワイパが振動して揺
動するビビリが発生することがある。 【解決手段】 車両のウインドウを払拭するワイパと、
ウインドウのワイパ払拭部に洗浄液を供給する洗浄液供
給手段と、ワイパとウインドウとの払拭抵抗を検出する
払拭抵抗検出手段と、検出された払拭抵抗が閾値を越え
たとき洗浄液供給手段を起動する起動制御手段とを有す
る。このため、ワイパとウインドウとの払拭抵抗がビビ
リを生じる前に閾値を越え、ウインドウの払拭部に洗浄
液が供給され、払拭抵抗が低下してビビリの発生を防止
できる。
かつ、デフロスタをオンして温風をフロントウインドウ
に当てた場合にはフロントウインドウ表面が乾燥して、
急激にワイパの払拭抵抗が増大し、ワイパが振動して揺
動するビビリが発生することがある。 【解決手段】 車両のウインドウを払拭するワイパと、
ウインドウのワイパ払拭部に洗浄液を供給する洗浄液供
給手段と、ワイパとウインドウとの払拭抵抗を検出する
払拭抵抗検出手段と、検出された払拭抵抗が閾値を越え
たとき洗浄液供給手段を起動する起動制御手段とを有す
る。このため、ワイパとウインドウとの払拭抵抗がビビ
リを生じる前に閾値を越え、ウインドウの払拭部に洗浄
液が供給され、払拭抵抗が低下してビビリの発生を防止
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ワイパ制御装
置に関し、車両のウインドウ用ワイパの駆動を制御する
装置に関する。
置に関し、車両のウインドウ用ワイパの駆動を制御する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウインドウのワイパの駆動
と、ウインドウへの洗浄液の噴射とを関係付けて制御す
るワイパ制御装置がある。例えば、特開平3−3296
6号公報には、フロントウインドウ用のオートワイパで
あって、雨適センサによりある程度の降雨を検出したと
きワイパの自動駆動を行い、降雨推定値が小さくフロン
トウインドウの乾燥度が高いときには上記自動駆動の開
始前に洗浄液をフロントウインドウに自動噴射すること
が開示されている。
と、ウインドウへの洗浄液の噴射とを関係付けて制御す
るワイパ制御装置がある。例えば、特開平3−3296
6号公報には、フロントウインドウ用のオートワイパで
あって、雨適センサによりある程度の降雨を検出したと
きワイパの自動駆動を行い、降雨推定値が小さくフロン
トウインドウの乾燥度が高いときには上記自動駆動の開
始前に洗浄液をフロントウインドウに自動噴射すること
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では、ワイパ
の自動駆動を開始した後、ワイパとフロントウインドウ
表面との払拭抵抗がどの程度かを判断することはできな
い。このため、例えば小雪が降っている状態でワイパ駆
動を行い、かつ、デフロスタをオンして温風をフロント
ウインドウに当てた場合にはフロントウインドウ表面が
乾燥して、急激にワイパの払拭抵抗が増大し、ワイパが
振動して揺動するビビリが発生することがあるという問
題があった。
の自動駆動を開始した後、ワイパとフロントウインドウ
表面との払拭抵抗がどの程度かを判断することはできな
い。このため、例えば小雪が降っている状態でワイパ駆
動を行い、かつ、デフロスタをオンして温風をフロント
ウインドウに当てた場合にはフロントウインドウ表面が
乾燥して、急激にワイパの払拭抵抗が増大し、ワイパが
振動して揺動するビビリが発生することがあるという問
題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ワイパの自動駆動中に、ワイパの払拭抵抗が増大し
たとき洗浄液をウインドウのワイパ払拭部に供給するこ
とにより、ウインドウ表面の乾燥によるビビリの発生を
防止する車両用ワイパ制御装置を提供することを目的と
する。
で、ワイパの自動駆動中に、ワイパの払拭抵抗が増大し
たとき洗浄液をウインドウのワイパ払拭部に供給するこ
とにより、ウインドウ表面の乾燥によるビビリの発生を
防止する車両用ワイパ制御装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両のウインドウを払拭するワイパと、上記ウイン
ドウのワイパ払拭部に洗浄液を供給する洗浄液供給手段
と、上記ワイパとウインドウとの払拭抵抗を検出する払
拭抵抗検出手段と、検出された払拭抵抗が閾値を越えた
とき上記洗浄液供給手段を起動する起動制御手段とを有
する。
は、車両のウインドウを払拭するワイパと、上記ウイン
ドウのワイパ払拭部に洗浄液を供給する洗浄液供給手段
と、上記ワイパとウインドウとの払拭抵抗を検出する払
拭抵抗検出手段と、検出された払拭抵抗が閾値を越えた
とき上記洗浄液供給手段を起動する起動制御手段とを有
する。
【0006】このため、ワイパとウインドウとの払拭抵
抗がビビリを生じる前に閾値を越え、ウインドウの払拭
部に洗浄液が供給され、払拭抵抗が低下してビビリの発
生を防止できる。請求項2に記載の発明は、請求項1記
載の車両用ワイパ制御装置において、前記払拭抵抗検出
手段は、ワイパを駆動するワイパモータの駆動電圧によ
って前記払拭抵抗を検出する。
抗がビビリを生じる前に閾値を越え、ウインドウの払拭
部に洗浄液が供給され、払拭抵抗が低下してビビリの発
生を防止できる。請求項2に記載の発明は、請求項1記
載の車両用ワイパ制御装置において、前記払拭抵抗検出
手段は、ワイパを駆動するワイパモータの駆動電圧によ
って前記払拭抵抗を検出する。
【0007】ワイパモータの駆動電圧はワイパの負荷つ
まり払拭抵抗の増大により低下するため、払拭抵抗を検
出するためのセンサを別途用意する必要がなく、駆動電
圧から払拭抵抗を検出できる。
まり払拭抵抗の増大により低下するため、払拭抵抗を検
出するためのセンサを別途用意する必要がなく、駆動電
圧から払拭抵抗を検出できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の回路構
成図を示す。同図中、ワイパモータ12は電源端子10
a(#1),10b(#2),10c(#3)から駆動
電流を供給されてワイパモータ12を回転駆動する。こ
のワイパモータ12によってワイパ14が矢印方向に揺
動され、フロントウインドウ(図示せず)の払拭動作が
行われる。ワイパモータ12は低速,高速,その他のモ
ードで駆動され、低速モード時には端子10aには例え
ば電圧11Vが印加され、ワイパオフ時及び高速モード
等の低速モード以外のモード時には端子10aの印加電
圧は0Vとされる。なお、上記の低速モード時であって
もワイパ14の負荷(払拭抵抗)が大きくなると端子1
0aの印加電圧は11Vから9V以下に低下する。
成図を示す。同図中、ワイパモータ12は電源端子10
a(#1),10b(#2),10c(#3)から駆動
電流を供給されてワイパモータ12を回転駆動する。こ
のワイパモータ12によってワイパ14が矢印方向に揺
動され、フロントウインドウ(図示せず)の払拭動作が
行われる。ワイパモータ12は低速,高速,その他のモ
ードで駆動され、低速モード時には端子10aには例え
ば電圧11Vが印加され、ワイパオフ時及び高速モード
等の低速モード以外のモード時には端子10aの印加電
圧は0Vとされる。なお、上記の低速モード時であって
もワイパ14の負荷(払拭抵抗)が大きくなると端子1
0aの印加電圧は11Vから9V以下に低下する。
【0009】端子10aには抵抗R1,R2夫々の一端
が接続されている。抵抗R1の他端はコンパレータ16
の反転入力端子に接続され、抵抗R2の他端はコンパレ
ータ18の非反転入力端子に接続されている。直列接続
された分圧用の抵抗R3,分圧用の可変抵抗R4,電圧
シフト用のツェナーダイオードD1は電源V1とアース
との間に接続されて、電源電圧V1を分圧して基準電圧
を生成する。抵抗R3と可変抵抗R4との接続点から取
り出される例えば電圧9Vの第1の基準電圧はコンパレ
ータ16の非反転入力端子に供給される。可変抵抗R4
とツェナーダイオードD1との接続点から取り出される
例えば電圧7Vの第2の基準電圧はコンパレータ18の
反転入力端子に供給される。
が接続されている。抵抗R1の他端はコンパレータ16
の反転入力端子に接続され、抵抗R2の他端はコンパレ
ータ18の非反転入力端子に接続されている。直列接続
された分圧用の抵抗R3,分圧用の可変抵抗R4,電圧
シフト用のツェナーダイオードD1は電源V1とアース
との間に接続されて、電源電圧V1を分圧して基準電圧
を生成する。抵抗R3と可変抵抗R4との接続点から取
り出される例えば電圧9Vの第1の基準電圧はコンパレ
ータ16の非反転入力端子に供給される。可変抵抗R4
とツェナーダイオードD1との接続点から取り出される
例えば電圧7Vの第2の基準電圧はコンパレータ18の
反転入力端子に供給される。
【0010】コンパレータ16,18夫々は電源V1及
びアースに接続されて動作電源を供給されており、コン
パレータ16の電源V1との接続点にはノイズ除去用の
コンデンサC1が接続されている。またコンパレータ1
6,18夫々の出力端子には一端を電源V1に接続され
たプルアップ抵抗R5,R6夫々の他端が接続されてプ
ルアップされると共にアンド回路20の入力端子に接続
されている。上記のプルアップ抵抗R5,R6によりコ
ンパレータ16,18夫々の出力端子は、ローレベル出
力とハイレベル出力との中点電位程度とされている。ア
ンド回路20は電源V1及びアースに接続されて動作電
源を供給され、電源V1との接続点にはノイズ除去用の
コンデンサC2が接続されている。
びアースに接続されて動作電源を供給されており、コン
パレータ16の電源V1との接続点にはノイズ除去用の
コンデンサC1が接続されている。またコンパレータ1
6,18夫々の出力端子には一端を電源V1に接続され
たプルアップ抵抗R5,R6夫々の他端が接続されてプ
ルアップされると共にアンド回路20の入力端子に接続
されている。上記のプルアップ抵抗R5,R6によりコ
ンパレータ16,18夫々の出力端子は、ローレベル出
力とハイレベル出力との中点電位程度とされている。ア
ンド回路20は電源V1及びアースに接続されて動作電
源を供給され、電源V1との接続点にはノイズ除去用の
コンデンサC2が接続されている。
【0011】アンド回路20の出力端子は抵抗7を通し
てnpnトランジスタT1のベースに接続されている。
トランジスタT1のエミッタは接地され、コレクタには
リレー22のリレーコイル22aの一端及びダイオード
D2のアノードが接続されている。リレーコイル22の
他端及びダイオードD2のカソードは電源V1に接続さ
れている。ダイオードD2はリレーオフ時の逆起電圧を
逃がすために設けられている。リレー22のリレースイ
ッチ22bは一端に電源V1が接続され、他端にウオッ
シャモータ24が接続されている。
てnpnトランジスタT1のベースに接続されている。
トランジスタT1のエミッタは接地され、コレクタには
リレー22のリレーコイル22aの一端及びダイオード
D2のアノードが接続されている。リレーコイル22の
他端及びダイオードD2のカソードは電源V1に接続さ
れている。ダイオードD2はリレーオフ時の逆起電圧を
逃がすために設けられている。リレー22のリレースイ
ッチ22bは一端に電源V1が接続され、他端にウオッ
シャモータ24が接続されている。
【0012】ここで、ワイパモータの負荷つまりワイパ
14の払拭抵抗が増大すると端子10aの電圧が低下す
るのでワイパモータ12が払拭抵抗検出手段に相当し、
コンパレータ16,18及びアンド回路20及びリレー
22が起動制御手段に相当し、ウオッシャモータ24が
洗浄液供給手段に相当する。
14の払拭抵抗が増大すると端子10aの電圧が低下す
るのでワイパモータ12が払拭抵抗検出手段に相当し、
コンパレータ16,18及びアンド回路20及びリレー
22が起動制御手段に相当し、ウオッシャモータ24が
洗浄液供給手段に相当する。
【0013】ここで、ワイパ14が低速モードで正常動
作している場合、図2の第1行に示す如く、端子(10
a)の印加電圧は11Vであるため、コンパレータ16
出力は値0(ローレベル)、コンパレータ18出力は値
1(ハイレベル)となり、アンド回路20出力は値0と
なる。このためトランジスタT1は遮断されたままであ
り、ウオッシャモータ24はオフ状態を保持する。つま
りワイパ14は低速モードで正常動作を維持し洗浄液は
噴射されない。
作している場合、図2の第1行に示す如く、端子(10
a)の印加電圧は11Vであるため、コンパレータ16
出力は値0(ローレベル)、コンパレータ18出力は値
1(ハイレベル)となり、アンド回路20出力は値0と
なる。このためトランジスタT1は遮断されたままであ
り、ウオッシャモータ24はオフ状態を保持する。つま
りワイパ14は低速モードで正常動作を維持し洗浄液は
噴射されない。
【0014】次に、低速モードでワイパ14とフロント
ウインドウ表面との払拭抵抗が増大すると、図2の第2
行に示す如く、端子10aの電圧は9〜10V程度とな
る。この場合もコンパレータ16出力は値0,コンパレ
ータ18出力は値1,アンド回路20出力は値0でウオ
ッシャモータ24はオフ状態のままである。
ウインドウ表面との払拭抵抗が増大すると、図2の第2
行に示す如く、端子10aの電圧は9〜10V程度とな
る。この場合もコンパレータ16出力は値0,コンパレ
ータ18出力は値1,アンド回路20出力は値0でウオ
ッシャモータ24はオフ状態のままである。
【0015】低速モードで更に、ワイパ14とフロント
ウインドウとの払拭抵抗が増大し、ビビリが発生しそう
になると、図2の第3行に示す如く、端子(10a)の
電圧は9V未満となり、コンパレータ16出力は値1,
コンパレータ18出力は値1となり、アンド回路20出
力は値1となる。このためトランジスタT1は導通し、
ウオッシャモータ24はオンする。つまりワイパ14が
低速モードで異常動作をすると、洗浄液が噴射される。
ウインドウとの払拭抵抗が増大し、ビビリが発生しそう
になると、図2の第3行に示す如く、端子(10a)の
電圧は9V未満となり、コンパレータ16出力は値1,
コンパレータ18出力は値1となり、アンド回路20出
力は値1となる。このためトランジスタT1は導通し、
ウオッシャモータ24はオンする。つまりワイパ14が
低速モードで異常動作をすると、洗浄液が噴射される。
【0016】次に、ワイパ14とフロントウインドウ表
面との払拭抵抗が増大し、ワイパ14が停止すると、図
2の第4行に示す如く、端子10aの電圧は8V程度と
なる。この場合もコンパレータ16出力は値1,コンパ
レータ18出力は値1,アンド回路20出力は値1でウ
オッシャモータ24はオン状態のままである。
面との払拭抵抗が増大し、ワイパ14が停止すると、図
2の第4行に示す如く、端子10aの電圧は8V程度と
なる。この場合もコンパレータ16出力は値1,コンパ
レータ18出力は値1,アンド回路20出力は値1でウ
オッシャモータ24はオン状態のままである。
【0017】なお、ワイパ14がオフ又は低速モード以
外のモードでは、図2の第5行に示す如く、端子(10
a)の出力電圧は0Vであるため、コンパレータ16出
力は値1,コンパレータ18出力は値0となり、アンド
回路20出力は値0となる。このためトランジスタT1
は遮断されたままであり、ウオッシャモータ24はオフ
状態を保持する。つまりワイパ14がオフ又は低速モー
ド以外のモードでは洗浄液は噴射されない。
外のモードでは、図2の第5行に示す如く、端子(10
a)の出力電圧は0Vであるため、コンパレータ16出
力は値1,コンパレータ18出力は値0となり、アンド
回路20出力は値0となる。このためトランジスタT1
は遮断されたままであり、ウオッシャモータ24はオフ
状態を保持する。つまりワイパ14がオフ又は低速モー
ド以外のモードでは洗浄液は噴射されない。
【0018】これは高速モード等の低速モード以外のモ
ードではワイパ14とフロントウインドウとの払拭抵抗
が増大してワイパが異常停止する可能性が極めて小さい
からである。このため、例えば小雪が降っている状態で
ワイパ駆動を行い、かつ、デフロスタをオンして温風を
フロントウインドウに当てた場合にはフロントウインド
ウ表面が乾燥して、急激にワイパの払拭抵抗が増大した
場合にも、ワイパ14とウインドウとの払拭抵抗がビビ
リを生じる前に端子10aの電圧が9V未満となり、ウ
インドウの払拭部に洗浄液が供給され、払拭抵抗が低下
してビビリの発生を防止できる。
ードではワイパ14とフロントウインドウとの払拭抵抗
が増大してワイパが異常停止する可能性が極めて小さい
からである。このため、例えば小雪が降っている状態で
ワイパ駆動を行い、かつ、デフロスタをオンして温風を
フロントウインドウに当てた場合にはフロントウインド
ウ表面が乾燥して、急激にワイパの払拭抵抗が増大した
場合にも、ワイパ14とウインドウとの払拭抵抗がビビ
リを生じる前に端子10aの電圧が9V未満となり、ウ
インドウの払拭部に洗浄液が供給され、払拭抵抗が低下
してビビリの発生を防止できる。
【0019】また、ワイパモータ12の駆動電圧はワイ
パの負荷つまり払拭抵抗の増大により低下するため、払
拭抵抗を検出するためのセンサを別途用意する必要がな
く、駆動電圧から払拭抵抗を検出できる。このように、
ワイパ14とフロントウインドウとの払拭抵抗が増大し
たときに洗浄液をフロントウインドウの払拭部に噴射す
ることにより、払拭抵抗を低下でき、ワイパモータ12
に過電流が流れ焼き付くことを防止でき、ワイパ14の
異常停止を防止でき、ワイパブレード及びフロントウイ
ンドウの損傷を防止できる。また、洗浄液の自動噴射に
より、運転者にフロントウインドウが半乾き状態であり
ワイパ使用停止が望ましいことを知らせることができ
る。
パの負荷つまり払拭抵抗の増大により低下するため、払
拭抵抗を検出するためのセンサを別途用意する必要がな
く、駆動電圧から払拭抵抗を検出できる。このように、
ワイパ14とフロントウインドウとの払拭抵抗が増大し
たときに洗浄液をフロントウインドウの払拭部に噴射す
ることにより、払拭抵抗を低下でき、ワイパモータ12
に過電流が流れ焼き付くことを防止でき、ワイパ14の
異常停止を防止でき、ワイパブレード及びフロントウイ
ンドウの損傷を防止できる。また、洗浄液の自動噴射に
より、運転者にフロントウインドウが半乾き状態であり
ワイパ使用停止が望ましいことを知らせることができ
る。
【0020】
【発明の効果】上記の如く、請求項1に記載の発明は、
車両のウインドウを払拭するワイパと、上記ウインドウ
のワイパ払拭部に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
上記ワイパとウインドウとの払拭抵抗を検出する払拭抵
抗検出手段と、検出された払拭抵抗が閾値を越えたとき
上記洗浄液供給手段を起動する起動制御手段とを有す
る。
車両のウインドウを払拭するワイパと、上記ウインドウ
のワイパ払拭部に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
上記ワイパとウインドウとの払拭抵抗を検出する払拭抵
抗検出手段と、検出された払拭抵抗が閾値を越えたとき
上記洗浄液供給手段を起動する起動制御手段とを有す
る。
【0021】このため、ワイパとウインドウとの払拭抵
抗がビビリを生じる前に閾値を越え、ウインドウの払拭
部に洗浄液が供給され、払拭抵抗が低下してビビリの発
生を防止できる。また、請求項2に記載の発明は、請求
項1記載の車両用ワイパ制御装置において、前記払拭抵
抗検出手段は、ワイパを駆動するワイパモータの駆動電
圧によって前記払拭抵抗を検出する。
抗がビビリを生じる前に閾値を越え、ウインドウの払拭
部に洗浄液が供給され、払拭抵抗が低下してビビリの発
生を防止できる。また、請求項2に記載の発明は、請求
項1記載の車両用ワイパ制御装置において、前記払拭抵
抗検出手段は、ワイパを駆動するワイパモータの駆動電
圧によって前記払拭抵抗を検出する。
【0022】ワイパモータの駆動電圧はワイパの負荷つ
まり払拭抵抗の増大により低下するため、払拭抵抗を検
出するためのセンサを別途用意する必要がなく、駆動電
圧から払拭抵抗を検出できる。
まり払拭抵抗の増大により低下するため、払拭抵抗を検
出するためのセンサを別途用意する必要がなく、駆動電
圧から払拭抵抗を検出できる。
【図1】本発明の回路構成図である。
【図2】図1の回路動作を説明するための図である。
10a〜10c 端子 12 ワイパモータ 14 ワイパ 16,18 コンパレータ 20 アンド回路 22 リレー 24 ウオッシャモータ
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のウインドウを払拭するワイパと、 上記ウインドウのワイパ払拭部に洗浄液を供給する洗浄
液供給手段と、 上記ワイパとウインドウとの払拭抵抗を検出する払拭抵
抗検出手段と、 検出された払拭抵抗が閾値を越えたとき上記洗浄液供給
手段を起動する起動制御手段とを有することを特徴とす
る車両用ワイパ制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両用ワイパ制御装置に
おいて、 前記払拭抵抗検出手段は、ワイパを駆動するワイパモー
タの駆動電圧によって前記払拭抵抗を検出することを特
徴とする車両用ワイパ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8196343A JPH1035420A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 車両用ワイパ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8196343A JPH1035420A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 車両用ワイパ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035420A true JPH1035420A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16356263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8196343A Pending JPH1035420A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 車両用ワイパ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1035420A (ja) |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP8196343A patent/JPH1035420A/ja active Pending
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