JPH10329644A - 車両安全ベルトの撓み装具用垂直調整器 - Google Patents
車両安全ベルトの撓み装具用垂直調整器Info
- Publication number
- JPH10329644A JPH10329644A JP10140693A JP14069398A JPH10329644A JP H10329644 A JPH10329644 A JP H10329644A JP 10140693 A JP10140693 A JP 10140693A JP 14069398 A JP14069398 A JP 14069398A JP H10329644 A JPH10329644 A JP H10329644A
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- JP
- Japan
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- rail
- vertical adjuster
- fixing screw
- vertical
- deformation element
- Prior art date
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- Pending
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/055—Padded or energy-absorbing fittings, e.g. seat belt anchors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/20—Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height
- B60R22/201—Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height with the belt anchor connected to a slider movable in a vehicle-mounted track
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の安全ベルト用撓み装具を装着している
滑動キャリッジのガイドとして作用するレールを受け入
れる空間を小さくしながらも、衝撃の場合のレールの変
形のための変形範囲を大きくとった安全ベルト用撓み装
具の垂直調整器を提供する。 【解決手段】 レール10はベース部分11を有し、変
形要素26が車体部分18から離れるベース部分11の
側に配置されている。レールが変形要素26を介して固
定ねじ20により車体部分18に固定される。この固定
ねじにはスペーサスリーブが装嵌され、レールはスペー
サスリーブより大きい開口を介して該スリーブ上を滑動
可能で変形要素を大きく変形可能とし、衝撃を緩衝す
る。
滑動キャリッジのガイドとして作用するレールを受け入
れる空間を小さくしながらも、衝撃の場合のレールの変
形のための変形範囲を大きくとった安全ベルト用撓み装
具の垂直調整器を提供する。 【解決手段】 レール10はベース部分11を有し、変
形要素26が車体部分18から離れるベース部分11の
側に配置されている。レールが変形要素26を介して固
定ねじ20により車体部分18に固定される。この固定
ねじにはスペーサスリーブが装嵌され、レールはスペー
サスリーブより大きい開口を介して該スリーブ上を滑動
可能で変形要素を大きく変形可能とし、衝撃を緩衝す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1個の
固定ねじによって車体に固定し得るレールを備えた、車
両安全ベルト(vehicle safety bel
t)の撓み装具(deflection fittin
g)用の垂直調整器(verticaladjuste
r)であって、前記レールが変形要素(deforma
tionelement)によって車体に支持されてい
る垂直調整器に関する。
固定ねじによって車体に固定し得るレールを備えた、車
両安全ベルト(vehicle safety bel
t)の撓み装具(deflection fittin
g)用の垂直調整器(verticaladjuste
r)であって、前記レールが変形要素(deforma
tionelement)によって車体に支持されてい
る垂直調整器に関する。
【0002】前記のような垂直調整器のレールは垂直方
向に調整可能なように安全ベルト用の撓み装具が配置さ
れている滑動キャリッジのためのガイドとして作用す
る。車両の内部のその他の構成要素と同様に、垂直方向
に調整可能な撓み装具用のレールもまた、車両の乗員の
頭部が衝撃を受けた場合、メーカーによって予め設定し
た、あるいは法律で決められた限界値を超えることがな
いように柔軟性があるように構成する必要がある。特に
レールにプラスチックのカバーを付すことにより、頭部
の衝撃の場合に作用する力を減少させることが可能であ
るが、撓み装具に直接衝突する場合には、レールが全体
的に柔軟に撓む必要がある。
向に調整可能なように安全ベルト用の撓み装具が配置さ
れている滑動キャリッジのためのガイドとして作用す
る。車両の内部のその他の構成要素と同様に、垂直方向
に調整可能な撓み装具用のレールもまた、車両の乗員の
頭部が衝撃を受けた場合、メーカーによって予め設定し
た、あるいは法律で決められた限界値を超えることがな
いように柔軟性があるように構成する必要がある。特に
レールにプラスチックのカバーを付すことにより、頭部
の衝撃の場合に作用する力を減少させることが可能であ
るが、撓み装具に直接衝突する場合には、レールが全体
的に柔軟に撓む必要がある。
【0003】
【従来の技術】米国特許第5,529,344号には、
最初に述べたタイプの垂直調整器が示されており、その
レールは車体に移動可能に装着されている。この周知の
形態においては、車体とレールとの間には圧縮ばねが配
設されている。従って、レールを収容するためには比較
的大きな空間が必要とされる。
最初に述べたタイプの垂直調整器が示されており、その
レールは車体に移動可能に装着されている。この周知の
形態においては、車体とレールとの間には圧縮ばねが配
設されている。従って、レールを収容するためには比較
的大きな空間が必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的はレールが移動する大きな通路を保証するもののレ
ールを収容する空間が小さくてすむ垂直調整器を提供す
ることである。
目的はレールが移動する大きな通路を保証するもののレ
ールを収容する空間が小さくてすむ垂直調整器を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に対して、本発
明によれば、先に述べたタイプの垂直調整器において、
レールはベース部分を有し、車体から離れる方向に面す
る前記ベース部分の側に変形要素が配置されている。こ
の構造は、下記の知識を考慮している。レールの最適な
撓み性に対して、出来るだけ変形範囲が大きく取れるこ
とが有利である。コンパクトな構造を達成する必要があ
るので、撓み装具が車両の内部へ過度に突出することが
ないように、車両の特にB―カラム(B−colum
n)の構造は変形範囲を任意に大きくしないようにする
ものである。本発明によれば、車体と垂直調整器のレー
ルとの間に変形要素は何ら位置しておらず、そのため利
用可能な空間は変形範囲として完全に使用できる。
明によれば、先に述べたタイプの垂直調整器において、
レールはベース部分を有し、車体から離れる方向に面す
る前記ベース部分の側に変形要素が配置されている。こ
の構造は、下記の知識を考慮している。レールの最適な
撓み性に対して、出来るだけ変形範囲が大きく取れるこ
とが有利である。コンパクトな構造を達成する必要があ
るので、撓み装具が車両の内部へ過度に突出することが
ないように、車両の特にB―カラム(B−colum
n)の構造は変形範囲を任意に大きくしないようにする
ものである。本発明によれば、車体と垂直調整器のレー
ルとの間に変形要素は何ら位置しておらず、そのため利
用可能な空間は変形範囲として完全に使用できる。
【0006】本発明の好適実施例によれば、さらに、レ
ールが固定ねじ上で移動可能なように配置するようにさ
れている。このような構造により、固定ねじはレールの
保持要素として、かつレールが車体に対して動く場合の
レールのためのガイドとして、双方の作用を行なう。
ールが固定ねじ上で移動可能なように配置するようにさ
れている。このような構造により、固定ねじはレールの
保持要素として、かつレールが車体に対して動く場合の
レールのためのガイドとして、双方の作用を行なう。
【0007】更に、レールがその上で移動可能であるス
ペーサスリーブが固定ねじに配置されるようにすること
が可能である。このスペーサスリーブにより、車両乗員
の衝撃の場合にレールが撓みうるようにする変形範囲を
予め設定しておくことが可能である。
ペーサスリーブが固定ねじに配置されるようにすること
が可能である。このスペーサスリーブにより、車両乗員
の衝撃の場合にレールが撓みうるようにする変形範囲を
予め設定しておくことが可能である。
【0008】また、変形要素がスペーサスリーブと固定
ねじの頭部との間に配置されるようにすることも可能で
ある。このような設計により、レールを固定ねじ、スペ
ーサスリーブおよび変形要素と共に予め装着したユニッ
トとして提供することが可能である。
ねじの頭部との間に配置されるようにすることも可能で
ある。このような設計により、レールを固定ねじ、スペ
ーサスリーブおよび変形要素と共に予め装着したユニッ
トとして提供することが可能である。
【0009】レールは中空断面で、変形要素がレールの
内部に配置されるようにすることが好ましい。このよう
な構造により、一方では特にコンパクトな構造形状が提
供され、他方ではレールから変形要素の内部へ適度の力
が導入される。
内部に配置されるようにすることが好ましい。このよう
な構造により、一方では特にコンパクトな構造形状が提
供され、他方ではレールから変形要素の内部へ適度の力
が導入される。
【0010】好適実施例によれば、変形要素は、固定ね
じが係合する中央の横部材(cross−piece)
とレールに係合する2個の脚とを備えたあぶみ状に構成
される。そのような変形要素は例えば、鋼から比較的簡
単に作ることが可能で、その変形挙動は脚を種々の構造
とすることによりそれぞれの要件に適合することが可能
である。
じが係合する中央の横部材(cross−piece)
とレールに係合する2個の脚とを備えたあぶみ状に構成
される。そのような変形要素は例えば、鋼から比較的簡
単に作ることが可能で、その変形挙動は脚を種々の構造
とすることによりそれぞれの要件に適合することが可能
である。
【0011】本発明のその他の有利な展開は特許請求の
範囲の従属項から明らかとなる。
範囲の従属項から明らかとなる。
【0012】本発明を添付図面に示された各種の実施例
を参照して以下説明する。
を参照して以下説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、車両安全ベルト1
6用の撓み装具14が配置されている滑動キャリッジ1
2が移動可能に配設されているレール10を備えた、本
発明による垂直調整器が示されている。レール10は、
例えば車両のB−カラムである車体部分18に固定され
ている。レールは中空断面で、車体部分から離れる方向
に面する側で開放しており、そのため滑動キャリッジ1
2に対する取り扱い(access)が可能である。
6用の撓み装具14が配置されている滑動キャリッジ1
2が移動可能に配設されているレール10を備えた、本
発明による垂直調整器が示されている。レール10は、
例えば車両のB−カラムである車体部分18に固定され
ている。レールは中空断面で、車体部分から離れる方向
に面する側で開放しており、そのため滑動キャリッジ1
2に対する取り扱い(access)が可能である。
【0014】レール10を固定するために固定ねじ20
が使用され(図2および図3も参照のこと)、該固定ね
じは車体部分18の相手側部分(counterpar
t)22にねじ込まれる。変形要素26とスペーサスリ
ーブ28とがレール10の内側に位置したねじ20の頭
24と車体の相手側部分22との間に配置されている。
レールには開口30が設けられており、その内径はスペ
ーサスリーブ28の外径より僅かに大きい。従って、レ
ールはスペーサスリーブ上を移動可能である。
が使用され(図2および図3も参照のこと)、該固定ね
じは車体部分18の相手側部分(counterpar
t)22にねじ込まれる。変形要素26とスペーサスリ
ーブ28とがレール10の内側に位置したねじ20の頭
24と車体の相手側部分22との間に配置されている。
レールには開口30が設けられており、その内径はスペ
ーサスリーブ28の外径より僅かに大きい。従って、レ
ールはスペーサスリーブ上を移動可能である。
【0015】特に図2から判るように、変形要素26は
中央の横部材40と2個の脚42とを備えたあぶみ状に
構成されている。中央の横部材には固定ねじ20用に孔
44が設けられている。特に図3から判るように、変形
要素26はレール10の内側に配置され、固定ねじ20
の頭24の近傍で車体部分18からある距離をおいてレ
ール10を初期位置に保持する。このように、車体部分
18とレール10との間で距離aが設定され、この距離
が変形を許容するものである。
中央の横部材40と2個の脚42とを備えたあぶみ状に
構成されている。中央の横部材には固定ねじ20用に孔
44が設けられている。特に図3から判るように、変形
要素26はレール10の内側に配置され、固定ねじ20
の頭24の近傍で車体部分18からある距離をおいてレ
ール10を初期位置に保持する。このように、車体部分
18とレール10との間で距離aが設定され、この距離
が変形を許容するものである。
【0016】もしも、例えば撓み装具において、車両の
乗員が衝撃を受けるとすれば、図1の矢印F方向に力が
導かれる。この力は滑動キャリッジ12を介してレール
10へ導かれ、図3と図4とに示すように、レールの各
側に作用する2つの分力F′としてレール10の端部に
作用する。これらの力はレールに対して当接する脚42
の自由外端を介して変形要素26へ導かれ、次いでスペ
ーサスリーブ28を介して車体部分18へ導かれる。も
しも変形要素26の設計により予め設定された限界荷重
(critical load)を上回るとすれば、図
4に示すように、塑性変形が発生する。この変形の間、
レール10は車体部分18に向かって動き、全体の距離
aが変形を許容する。変形要素26の塑性変形のため、
撓み装具を衝撃する車両の乗員に僅かな応力が発生する
ようにエネルギが変換される。変形要素26の構造を選
定することにより、変形要素によって転移される力のた
めレール10に塑性変形が起こるようになる。このこと
は図4に示す様なものであり、変形要素26によってレ
ール10に転送される力を矢印Dで示す。
乗員が衝撃を受けるとすれば、図1の矢印F方向に力が
導かれる。この力は滑動キャリッジ12を介してレール
10へ導かれ、図3と図4とに示すように、レールの各
側に作用する2つの分力F′としてレール10の端部に
作用する。これらの力はレールに対して当接する脚42
の自由外端を介して変形要素26へ導かれ、次いでスペ
ーサスリーブ28を介して車体部分18へ導かれる。も
しも変形要素26の設計により予め設定された限界荷重
(critical load)を上回るとすれば、図
4に示すように、塑性変形が発生する。この変形の間、
レール10は車体部分18に向かって動き、全体の距離
aが変形を許容する。変形要素26の塑性変形のため、
撓み装具を衝撃する車両の乗員に僅かな応力が発生する
ようにエネルギが変換される。変形要素26の構造を選
定することにより、変形要素によって転移される力のた
めレール10に塑性変形が起こるようになる。このこと
は図4に示す様なものであり、変形要素26によってレ
ール10に転送される力を矢印Dで示す。
【0017】図5において、変形要素26の第1の変更
例が示されている。図1から図4に示す変形要素との相
違は折り曲げ部50が脚42の自由外端に設けられてい
ることである。この折り曲げ部は変形要素の塑性変形が
発生するところから始まる限界荷重を減少させる。
例が示されている。図1から図4に示す変形要素との相
違は折り曲げ部50が脚42の自由外端に設けられてい
ることである。この折り曲げ部は変形要素の塑性変形が
発生するところから始まる限界荷重を減少させる。
【0018】図6には、変形要素26の第2の変更例が
示されている。図示した変形要素と図5に示す変形要素
との相違は、脚42の幅が中央の横部材40から始まっ
て外方に向かって減少していることである。このような
構造とした結果、変形要素26の塑性変形が始まる限界
荷重は更に減少し、変形すべき材料は脚42の幅の増加
とともに増加するので、変形に対する抵抗は変形の増加
とともに上がる。
示されている。図示した変形要素と図5に示す変形要素
との相違は、脚42の幅が中央の横部材40から始まっ
て外方に向かって減少していることである。このような
構造とした結果、変形要素26の塑性変形が始まる限界
荷重は更に減少し、変形すべき材料は脚42の幅の増加
とともに増加するので、変形に対する抵抗は変形の増加
とともに上がる。
【0019】図7においては、変形要素26の第3の変
更例が示されている。図示した変形要素26が図2に示
す変形要素と相違する点は前記脚42の自由外端に設け
られた2個の舌部70である。これらの舌部はレールに
設けられた適当な開口72中へ挿入される。
更例が示されている。図示した変形要素26が図2に示
す変形要素と相違する点は前記脚42の自由外端に設け
られた2個の舌部70である。これらの舌部はレールに
設けられた適当な開口72中へ挿入される。
【0020】基本的に、必要な塑性変形を可能とするい
ずれの材料も変形要素26のための材料として適当であ
る。特に、鋼の使用が推奨される。変形要素は、車体部
分とレール10との間の力の流れる通路に位置している
ので車両の乗員がレールあるいは変形要素に対して衝突
する時に応力を受けるのみならず、牽引力がレールに作
用もするため、この材料は、安全ベルト16によって車
両の乗員を拘束する際に発生し、かつ変形要素に対して
作用する負荷に対しても十分な強度を提供する。
ずれの材料も変形要素26のための材料として適当であ
る。特に、鋼の使用が推奨される。変形要素は、車体部
分とレール10との間の力の流れる通路に位置している
ので車両の乗員がレールあるいは変形要素に対して衝突
する時に応力を受けるのみならず、牽引力がレールに作
用もするため、この材料は、安全ベルト16によって車
両の乗員を拘束する際に発生し、かつ変形要素に対して
作用する負荷に対しても十分な強度を提供する。
【図1】車体の一部に固定されるレールを備えた、本発
明による垂直調整器の概略側面図。
明による垂直調整器の概略側面図。
【図2】本発明による垂直調整器のレールの端部の斜視
図。
図。
【図3】初期の状態における、本発明による垂直調整器
のレールの断面図。
のレールの断面図。
【図4】変形要素が変形した状態の、本発明による垂直
調整器のレールの断面図。
調整器のレールの断面図。
【図5】変形要素の第1の変更例の斜視図。
【図6】変形要素の第2の変更例の斜視図。
【図7】第3の変更例による変形要素を備えた、本発明
による垂直調整器のレールの端部の斜視図。
による垂直調整器のレールの端部の斜視図。
10 レール 11 ベース部分 14 撓み装具 16 安全ベルト 18 車体部分 20 固定ねじ 24 固定ねじの頭 26 変形要素 28 スペーサスリーブ 40 横部材 42 脚 50 折り曲げ部 70 舌部 72 開口
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも1個の固定ねじ(20)によ
って車体(18)に固定し得るレール(10)を備え
た、車両安全ベルト(16)の撓み装具(14)用の垂
直調整器であって、前記レール(10)が変形要素(2
6)によって車体(18)に支持されている垂直調整器
において、前記レール(10)がベース部分(11)を
有し、前記変形要素(26)が車体とは離れる方向に面
する前記ベース部分(11)の側に配置されていること
を特徴とする車両安全ベルトの撓み装具用垂直調整器。 - 【請求項2】 前記レール(10)が前記固定ねじ(2
0)上で移動可能に配置されていることを特徴とする請
求項1に記載の垂直調整器。 - 【請求項3】 その上で前記レール(10)が移動可能
であるスペーサスリーブ(28)が前記固定ねじ(2
0)上に配設されていることを特徴とする請求項1に記
載の垂直調整器。 - 【請求項4】 前記変形要素(26)が前記スペーサス
リーブ(28)と前記固定ねじ(20)の頭部(24)
との間で固定されていることを特徴とする請求項3に記
載の垂直調整器。 - 【請求項5】 前記レール(10)は断面が中空であ
り、前記変形要素(26)が前記レール(10)内に配
置されていることを特徴とする請求項3または4に記載
の垂直調整器。 - 【請求項6】 前記変形要素(26)が、前記固定ねじ
(20)が係合する中央の横部材(40)と、前記レー
ル(10)に係合する2本の脚(42)とを備えたあぶ
み状に構成されていることを特徴とする請求項1から5
までのいずれか1項に記載の垂直調整器。 - 【請求項7】 前記変形要素(26)の脚(42)の自
由外端の各々に折り曲げ部(50)が設けられているこ
とを特徴とする請求項6に記載の垂直調整器。 - 【請求項8】 前記脚(42)の自由外端の各々に、前
記レール(10)の開口(72)と係合する舌部(7
0)が設けられていることを特徴とする請求項6または
7に記載の垂直調整器。 - 【請求項9】 前記脚(42)の幅が前記中央の横部材
(40)から外方に向って減少することを特徴とする請
求項6から8までのいずれか1項に記載の垂直調整器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29709121.2 | 1997-05-23 | ||
DE29709121U DE29709121U1 (de) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | Höhenversteller für einen Umlenkbeschlag eines Fahrzeug-Sicherheitsgurtes |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329644A true JPH10329644A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=8040717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10140693A Pending JPH10329644A (ja) | 1997-05-23 | 1998-05-22 | 車両安全ベルトの撓み装具用垂直調整器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5906396A (ja) |
EP (1) | EP0879740B1 (ja) |
JP (1) | JPH10329644A (ja) |
DE (2) | DE29709121U1 (ja) |
ES (1) | ES2174349T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100349721B1 (ko) * | 2000-09-01 | 2002-08-24 | 기아자동차주식회사 | 시트 벨트 장치 설치구조 |
Families Citing this family (6)
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US6250681B1 (en) * | 1997-07-18 | 2001-06-26 | Nsk Ltd. | Shoulder anchor device |
DE10011902C1 (de) * | 2000-03-11 | 2001-08-09 | Porsche Ag | Vorrichtung für einen Gurthöhenversteller eines Sicherheitsgurtsystems |
US6454305B1 (en) * | 2000-12-22 | 2002-09-24 | Daimlerchrysler Corporation | Trim panel assembly for a motor vehicle |
US6749224B1 (en) * | 2002-06-11 | 2004-06-15 | Stojan Stojanovski | Energy absorbing seat belt anchor |
CN101434228B (zh) * | 2008-12-19 | 2011-07-13 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽车安全带固定装置 |
US11014528B2 (en) * | 2019-04-19 | 2021-05-25 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Energy absorption for D-ring attachment bracket |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06239199A (ja) * | 1993-02-17 | 1994-08-30 | Honda Motor Co Ltd | シートベルト用アンカー装置 |
US5529344A (en) | 1993-11-30 | 1996-06-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Seat belt device for automobile |
JP3498879B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2004-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シートベルト装置 |
-
1997
- 1997-05-23 DE DE29709121U patent/DE29709121U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-05-19 DE DE59803313T patent/DE59803313D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-19 ES ES98109097T patent/ES2174349T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-19 EP EP98109097A patent/EP0879740B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-22 JP JP10140693A patent/JPH10329644A/ja active Pending
- 1998-05-22 US US09/083,354 patent/US5906396A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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