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JPH10328384A - 回路基板ケース - Google Patents

回路基板ケース

Info

Publication number
JPH10328384A
JPH10328384A JP21661697A JP21661697A JPH10328384A JP H10328384 A JPH10328384 A JP H10328384A JP 21661697 A JP21661697 A JP 21661697A JP 21661697 A JP21661697 A JP 21661697A JP H10328384 A JPH10328384 A JP H10328384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
main body
cover
body base
small cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21661697A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Kobayashi
克亘 小林
Hiroshi Takahashi
寛 高橋
Ko Hojo
航 北條
Takasato Mori
隆吏 森
Satoshi Nakamura
悟士 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP21661697A priority Critical patent/JPH10328384A/ja
Publication of JPH10328384A publication Critical patent/JPH10328384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ROMの不正な取り替えを防止すると共に、
ROMの検査時に形成される開口部を複数回、緊密に閉
塞することができる回路基板ケースを得る。 【解決手段】 小カバー64を開口窓部60から取り外
す場合、円筒部材102(1回目であれば第1番目と第
5番目)に連結されている主連結片104と副連結片1
06とを切除する。これにより、円筒部材102は、小
カバー64から分離され、小カバー64を取り外すこと
ができる。検査収容後、再度小カバー64によって開口
窓部60を閉塞する場合には、左から2番目と6番目の
円筒部材102を用いて固定する。その後、取り外す場
合は、この2番目と6番目の円筒部材102に連結して
いる主連結片104及び副連結片106を切除する。こ
れを繰り返すことにより、3回の開放、4回の固定が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯機に取り付け
られ、遊戯内容を電子制御する複数の電子部品を備えた
回路基板を保護する回路基板ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ等の遊戯機では、電
子制御によって特別な遊戯価値を得ることができるよう
になっている。この電子制御のためのハードウェアであ
る中央処理装置(以下、CPUという)や記憶素子(以
下、ROMという)等は、他の導電部品等との接触や衝
撃等から保護するために保護カバーによって被覆されて
いる。また、特にROM等のICチップを取り替えるこ
とによって遊戯内容(特別な遊戯価値となる確率等)を
変更することができるため、これによって遊戯機が不正
に使用されるという問題がある。この問題を解消するた
めにも保護カバーは貴重なものとなっている。
【0003】保護カバーは合成樹脂製のケースであり、
本体ベースと本体カバーによって構成されている。RO
M等のICチップを取り替える場合にはケースの係合部
を開放するようになっている。
【0004】ここで、不正なROM等のICチップの取
り替えを防止するためにケースの係合部に外側から封印
シールを貼り付けている。封印シールは、裏シールの表
面に表シールを貼着した2枚で構成され、裏シールの接
着剤の接着強度は表シールを裏シールの表面に貼る強度
よりも強くしているので、封印シールを剥がすと表シー
ルだけが剥がれ、裏シールはケースに残留した状態とな
り、元の状態に復元することができず、封印シールを剥
がしたことを認識できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
りROM等の電子部品が取り付けられている回路基板は
完全にケース(保護カバー)によって被覆されているた
め、封印シールは本体ベースと本体カバーの係合部の外
側から貼り付けられている。このため、仮に完全な形で
封印シールが剥がされ、貼り付け直されていた場合、R
OM等のICチップが不正に取り替えられたことを認識
することができないことがあった。
【0006】また、ROMの検査を行うための開口部を
閉塞するために、本体カバーの一部を蓋として利用する
回路基板ケースが提案されているが、本体カバーと蓋と
の境界に隙間が生じてしまうため、容易にROM等のI
Cチップの不正改造が行われる可能性があった。
【0007】本発明は上記事実を考慮して、ROMの不
正な取り替えを防止すると共に、ROMの検査時に形成
される開口部を複数回、緊密に閉塞することができる回
路基板ケースを提供することを目的とする。
【0008】また、上記目的に加え、不正に本体カバー
等が開放されても、この開放された痕跡を残すことによ
り、迅速に不正の可能性を認識することができる回路基
板ケースを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電子制御する複
数の電子部品を備えた回路基板を保護する回路基板ケー
スであって、前記回路基板を支持する本体ベース及び前
記回路基板の前記本体ベースによる支持面とは反対側の
面を所定の空間をもって被覆するように取り外し不可の
状態で前記本体ベースと固着され、前記回路基板を保護
すると共に一部に開口窓部が設けられた本体カバーで構
成されたケーシングと、前記開口窓部を閉塞する小カバ
ーと、前記小カバーと、本体ベース又は本体カバーと、
の間に設けられ、小カバーを閉塞状態で固定する固定手
段と、を有し、前記固定手段は、固定解除時に一部又は
全部が破損し、固定解除の痕跡が残るように構成されて
おり、この固定手段による固定位置を複数箇所設け、前
記小カバーの取り外しの度に、固定箇所を切除して順次
新しい固定箇所で再固定することを特徴としている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、遊戯機に
は遊戯内容を電子的に制御する回路基板が遊戯機の裏面
に取り付けられている。この回路基板にはCPU、RO
M、RAM等のICチップを含む数多くの電子部品が備
えられており、特にROM等のICチップを取り替える
ことによって、特別な遊戯価値となる確率を変更するこ
とができる。このため、回路基板をケースに収容するこ
とによって、回路基板上の電子部品を外部との接触から
保護すると共に、不正なROM等のICチップの取り替
えを防止している。
【0011】回路基板ケースは、本体ベースと本体カバ
ーによって構成されている。本体ベースに回路基板を支
持し、本体カバーで被覆した後、本体ベースと本体カバ
ーが接する全周を取り外し不可となるように固着し、回
路基板を収容する。また、本体カバーには開口窓部が設
けられており、この開口窓部は小カバーによって閉塞さ
れ、固定手段によって固定されている。
【0012】固定手段は不正に固定解除しようとする
と、一部又は全部が破損するようになっており、その痕
跡を残すことができる。
【0013】一方、開口窓部を開口して内部の電子部品
の検査が必要な場合には、固定に使用された固定手段を
切除する。これにより、小カバーは開口窓部から取り外
すことができる。
【0014】検査後は、小カバーによって開口窓部を閉
塞し、新しい固定手段を使用して再固定する。すなわ
ち、小カバーの取り外しの度に固定手段が減少していく
ことになる。このため、予め必要な数を用意しておけ
ば、(例えば、3回の開放が必要であれば最低4個の固
定手段を予め設定しておく)、不正な開放を防止でき、
必要時には開口窓部を容易に開放することが可能とな
る。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記開口窓部の
周縁又は小カバーの外周の一方に突部を設け、前記開口
窓部の周縁又は小カバーの外周の他方に前記突部を収容
する長溝部を設け、前記突部を前記長溝部内でスライド
させることにより、小カバーの開口窓部への着脱を行う
ことを特徴としている。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、前記小カ
バーと開口窓部とを単純に肉厚面をつき当て状態とする
と、若干の隙間が生じることがある。そこで、平面視で
互い違いに配置されるように突部及び長溝を設け、スラ
イドさせながら、小カバーの開口窓部への着脱を行うよ
うにしている。これにより、内部の電子部品を操作する
ような針金やピンセット等のケーシング内への侵入も防
止することができる。
【0017】なお、スライドさせて着脱することによ
り、これがガイドとなり、着脱作業性も向上する。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記固定手段
が、前記小カバー又はケーシングの一方に取付けられ、
内部に係合部材が収容された第1の筒体と、前記小カバ
ー又はケーシングの他方に取付けられ、前記小カバーの
開口窓部閉塞時に前記第1の筒体と同軸とされると共
に、前記係合部材の進入による係合を容認し、抜出しに
よる係合解除を抑止する一方向制限部材が収容された第
2の筒体と、で構成され、この第1の筒体と第2の筒体
のユニットで構成される複数の固定手段がそれぞれ独立
して切除可能とされていることを特徴としている。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、小カバー
が開口窓部に取付けられた状態で、第1の筒体に収容さ
れている係合部材を第2の筒体へと進入させる。この進
入時は低摩擦であり、容易に行うことができる。
【0020】一方、この係合部材を抜き出そうとする
と、この抜き出し方向への移動は、高摩擦となり、この
抜き出し方向の移動は抑止される。このため、無理に固
定手段を解除しようとすると、係合部材の無理な移動に
よって周辺部品が破損し、痕跡が残ることになる。
【0021】また、例えば第1の筒体と第2の筒体のユ
ニットを小カバー及びケーシングに対して部分固定して
おけば、切除時の作業が容易となる。
【0022】請求項4に記載の発明は、前記請求項3に
記載の発明において、前記係合部材が、雄ねじが形成さ
れ、かつ雄ねじ部の基部に縮径されたリング状の溝が形
成されたビスであり、前記一方向制限部材が薄肉金属プ
レートで形成され、前記第2の筒体と同軸上に、前記ビ
スが通過する孔が設けられると共に、該孔の周縁から軸
心に向け、かつ前記ビスによる締付け方向に傾斜した断
続的な舌片が形成され、前記ビスによる螺合時は舌片が
弾性変形して、ビスの締付け方向移動を容認し、螺合完
了時は前記舌片の弾性変形が解除されて前記リング状の
溝に収容されることで、ビスの抜け出しを抑止すること
を特徴としている。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、前記請求
項3に記載の固定手段のより構造的に簡便であり、かつ
効果的な実施態様を示している。
【0024】すなわち、ビスに設けられた雄ねじ部の基
部にリング状の溝を形成しておく。この場合、ビスを一
方の部材(請求項3では、第1の筒体内)に螺合等で保
持しておくことが好ましい。
【0025】ここで、第1の筒体と第2の筒体とを同軸
上に合わせ、ビスを回転させながら第2の筒体へ螺合し
ていく。このとき、第2の筒体と同軸上に設けられた薄
肉金属プレートの舌片と干渉するが、舌片が締付け方向
に傾斜しているため、螺合に応じて弾性変形し、この締
付けを妨げることがない。
【0026】螺合が完了すると、前記舌片は、ビスのリ
ング状の溝と対応するため、弾性変形が解除され、この
溝に入り込む。この状態で、ビスを緩める方向に回転さ
せても、舌片がビスの軸線方向移動を抑止するため、緩
めることができない。仮に、無理な力を加えて第2の筒
体のねじ山(雌ねじ側)が破損しても、離反することは
できないので、不正に開放することを防止できる。
【0027】請求項5に記載の発明は、前記請求項4に
記載の発明において、前記ビスを第1の筒体へ収容した
時点で、収容のための開口部に、比較的に容易に破損す
る蓋体を取付けることを特徴としている。
【0028】請求項5に記載の発明によれば、ビスは螺
合するために、通常スクリュウドライバを、ビスの頭部
に設けられた溝(プラス溝、マイナス溝、六角溝等)に
嵌め込み、比較的小さいトルクでビスに対して大きなト
ルクを発生させて、締付け等を行う。従って、ビスのね
じ込み前と後とで明らかな痕跡を残すことができるた
め、目視による判別を容易とすることができる。
【0029】請求項6に記載の発明は、遊戯機に取り付
けられ、遊戯内容を電子制御する複数の電子部品を備え
た回路基板を保護する回路基板ケースであって、前記回
路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の前記本
体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空間をも
って被覆するように取り外し不可の状態で前記本体ベー
スと固着され、前記回路基板を保護すると共に一部に開
口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケーシング
と、前記開口窓部を閉塞する小カバーと、前記小カバー
と、本体ベース又は本体カバーと、の間に設けられ、小
カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、を有し、前記
一体化された回路基板、本体ベース、本体カバー及び小
カバーの内、少なくとも2つ以上に、同一の識別符号
を、消去不可能な印字手段で表記することを特徴として
いる。
【0030】請求項6に記載の発明によれば、一体化さ
れる回路基板、本体ベース、本体カバー及び小カバー
は、その後は他の部材と交換されることはなく、検査等
で一時的に取り外したとしても、再度同一の部材が用い
られる。
【0031】従って、これらの全ての構成部材に同一の
識別符号を、消去不可能な状態で印字し、表記しておく
ことにより、仮に不正使用で部材が交換されたとして
も、識別符号の不一致で、迅速に認識することができ
る。
【0032】請求項7に記載の発明は、前記請求項6に
記載の発明において、前記消去不可能な印字手段が、レ
ーザ及び超音波を含む熱加工であり、該熱加工による凹
凸によって前記識別符号を表現することを特徴としてい
る。
【0033】請求項7に記載の発明によれば、上記識別
符号を熱加工により凹凸を形成し、この凹凸によって例
えば、数字や文字を表現するようにする。この場合、レ
ーザや超音波によって加工し、再現しにくい識別符号と
することにより、模写等を防止することができる。
【0034】請求項8に記載の発明は、前記請求項6又
は請求項7に記載の発明において、前記識別符号が、一
体化された回路基板、本体ベース、本体カバー及び小カ
バーの少なくとも2つ以上に跨がって表記されることを
特徴としている。
【0035】請求項8に記載の発明によれば、上記識別
符号を回路基板、本体ベース、本体カバー及び小カバー
の少なくとも2つ以上に跨がって表記することにより、
跨がる2以上の部材の相対位置関係が確立され、不正な
分解、再組み立ての痕跡を残すことが可能となる。
【0036】請求項9に記載の発明は、遊戯機に取り付
けられ、遊戯内容を電子制御する複数の電子部品を備え
た回路基板を保護する回路基板ケースであって、前記回
路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の前記本
体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空間をも
って被覆するように取り外し不可の状態で前記本体ベー
スと固着され、前記回路基板を保護すると共に一部に開
口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケーシング
と、前記開口窓部を閉塞する小カバーと、前記小カバー
と、本体ベース又は本体カバーと、の間に設けられ、小
カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、前記回路基板
に設けられ、外部との信号の伝達のためのハーネスと接
続可能な複数のコネクタと、を有し、前記本体カバーに
成形段階で予め前記コネクタに対応する位置に通過孔を
形成することを特徴としている。
【0037】請求項9に記載の発明によれば、回路基板
におけるコネクタの配設部分には、プリント配線が設け
られており、予め、全てのコネクタの配設可能位置に対
応する本体カバーの領域を開口しておくと、非共通のコ
ネクタであって、不要なコネクタ領域に開口が存在する
ことになり、結果としてプリント配線が露出することに
なる。このため、全てこのコネクタ配設可能位置が選択
的に開口できるように成形のための金型等に開口用の部
材を着脱可能としたり、成形後に切断加工で開口する場
合には、開口する刃を各コネクタ配設可能位置毎に着脱
可能としておく。これにより、不要な開口をなくすこと
ができる。
【0038】請求項10に記載の発明は、遊戯機に取り
付けられ、遊戯内容を電子制御する複数の電子部品を備
えた回路基板を保護する回路基板ケースであって、前記
回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の前記
本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空間を
もって被覆するように取り外し不可の状態で前記本体ベ
ースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一部に
開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケーシン
グと、前記開口窓部を閉塞する小カバーと、前記小カバ
ーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に設けられ、
小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、前記回路基
板に設けられ、外部との信号の伝達のためのハーネスと
接続可能な複数のコネクタと、を有し、前記複数のコネ
クタの内、異なる機種間で共通の位置に配設されている
共通コネクタの場合には、該共通コネクタの配設領域に
対応する前記本体カバーに、成形段階で予め前記共通コ
ネクタの通過孔を形成しておき、異なる機種間で非共通
の位置に配設される非共通コネクタの場合には、該非共
通コネクタが配設され得る少なくとも全ての領域に対応
する前記本体カバーに、他の領域に比して薄肉部を形成
することを特徴としている。
【0039】請求項10に記載の発明によれば、回路基
板におけるコネクタの配設部分には、プリント配線が設
けられており、予め、全てのコネクタの配設可能位置に
対応する本体カバーの領域を開口しておくと、非共通の
コネクタであって、不要なコネクタ領域に開口が存在す
ることになり、結果としてプリント配線が露出すること
になる。このため、電源取り入れ等の共通のコネクタ配
設領域は予め成形段階で本体カバーに開口を設けてお
き、それ以外の非共通コネクタ配設領域は、閉塞する
が、他の領域に比して薄肉としておく(薄肉部)。この
薄肉部は、容易に後加工で開口することができる。
【0040】請求項11に記載の発明は、前記請求項1
0に記載の発明において、前記薄肉部は、非共通コネク
タの配設位置を含む連続した1つの矩形の領域であるこ
とを特徴としている。
【0041】請求項11に記載の発明によれば、薄肉部
はコネクタ毎であってもよいが、非共通コネクタの配設
位置を含む連続した1つの矩形の領域とする方が成形し
易く、また今後の設計変更等に柔軟に対応することがで
きる。
【0042】請求項12に記載の発明は、遊戯機に取り
付けられ、遊戯内容を電子制御する複数の電子部品を備
えた回路基板を保護する回路基板ケースであって、前記
回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の前記
本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空間を
もって被覆するように取り外し不可の状態で前記本体ベ
ースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一部に
開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケーシン
グと、前記開口窓部を閉塞する小カバーと、前記小カバ
ーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に設けられ、
小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、前記固定手
段によるアッセンブリ状態で回路基板ケースの平面性、
かつ視認性を優先した位置に貼付けられるシールと、を
有している。
【0043】請求項12に記載の発明によれば、従来シ
ールとして封印シールを貼りつけることが義務付けられ
ていた。この封印シールの機能としては、本体カバーと
本体ベースとの着脱の痕跡と、検査等の履歴があり、本
体カバーと本体ベースとを完全に着脱不可能に取付ける
場合は、比較的凹凸のある部分で、貼り付け位置が限定
されていた。しかし、本発明の回路基板ケースでは、本
体カバーと本体ベースとは、着脱不可能な状態であるた
め、貼り付け位置の自由度が増すことになる。このた
め、もう1つの機能である履歴のみを考慮すればよく、
視認性を優先してシールを貼り付けることができる。ま
た、履歴の場合、押印する可能性があるため、平面性の
ある例えば、本体カバーの上面や側面が最適である。
【0044】請求項13に記載の発明は、遊戯機に取り
付けられ、遊戯内容を電子制御する複数の電子部品を備
えた回路基板を保護する回路基板ケースであって、前記
回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の前記
本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空間を
もって被覆するように取り外し不可の状態で前記本体ベ
ースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一部に
開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケーシン
グと、前記開口窓部を閉塞する小カバーと、前記小カバ
ーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に設けられ、
小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、前記本体ベ
ース、本体カバー及び小カバーの少なくとも何れかに付
与され、予め必要な全ての情報が表現された情報表現部
及び前記情報表現部の中から必要な情報を指標する指標
部を備えた情報表現部と、を有している。
【0045】請求項13に記載の発明によれば、情報表
現部を予め必要な全ての情報が表現された情報表現部
と、前記情報表現部の中から必要な情報を指標する指標
部と、に分けることにより、情報表現部は同一の形状と
すればよく、指標部の指標方向のみを変更すればよいた
め、情報の表現並びに変更が容易となる。
【0046】請求項14に記載の発明は、前記請求項1
3に記載の発明において、前記本体ベース、本体カバー
及び小カバーにおける情報表現が少なくとも透明とさ
れ、前記情報表現部が、凹凸によって表現する刻印であ
り、前記情報としての複数種の製造年と、全ての製造月
日とが予め所定の位置に刻印されており、指標部が該当
する製造年月日を指標すると共に、前記刻印は、視認性
を優先した位置、かつ裏面側に刻印されていることを特
徴としている。
【0047】請求項14に記載の発明によれば、情報は
製造年月日であり、これを凹凸によって表現する刻印と
している。
【0048】例えば、製造年として、'97,'98,'99,'0
0,'01 等4 〜5年先を見越して刻印し、現在(例えば、
1997年) の場合には、'97 を矢印等で指標する。年度が
変われば矢印の示す方向のみを変更すればよい。また、
製造月日は、月については1〜12までの数字を、日に
ついては1〜31までの数字を予め刻印しておき、矢印
等で現在の数字を指標すればよい。
【0049】また、このような刻印は、視認性を優先し
た位置とし、裏面側に刻印することによって、刻印内容
は本体カバー、本体ベース及び小カバーが透明であるた
め、認識でき、刻印を変更することが不可能な状態とす
ることができる。
【0050】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1には、第1の実施の形態に係
るパチンコ遊戯機10の表面、すなわち遊戯盤面が示さ
れている。この遊戯盤面における円弧状のレール12で
囲まれた領域が遊戯領域であるゲージ部14とされてい
る。
【0051】ゲージ部14には、全面にわたって複数の
釘16が打ち込まれ(図1では主要な釘16のみ図
示)、レール12を通って打ち出されたパチンコ玉がこ
の釘に当たって跳ねたり、釘16によって形成される案
内路に案内されながら、落下していくようになってい
る。また、この釘16の他、ゲージ部14に向かって左
右対称の位置には、風車18が取り付けられており、パ
チンコ玉を予期しない方向へ方向転換させるようになっ
ている。
【0052】さらに、ゲージ部14には複数の位置に入
賞口20が設けられ、この入賞口20にパチンコ玉が入
ることにより、所定数のパチンコ玉が遊戯者に供給され
るようになっている。
【0053】このようなゲージ部14は、ほぼ左右対称
形とされており、この中央部には電動役物ユニット22
が配置され、その表示部24が露出されている。この表
示部24の下方には、電動役物ユニット22を始動する
ための始動入賞口26が設けられている。
【0054】始動入賞口26のさらに下方には、大入賞
口28が配置され、前記電動役物ユニット22での所謂
当たりの表示の状態で所定時間開放され、大量のパチン
コ玉を入賞させることができる構成となっている。
【0055】図2には、パチンコ遊戯機10の遊戯盤面
に配置されている電動役物ユニット22の表示部24の
拡大図が示されている。
【0056】電動役物ユニット22の表示部24は、2
×3のマトリクス、すなわち6個の図柄表示面25によ
って構成されている。
【0057】この図柄表示面25に表示される図柄は、
表示される順が予め定められており、後述する回路基板
30上に取り付けられた複数の電子部品によって制御さ
れるようになっている。例えば、横一列に同一の絵柄
(例えば、(7、7、7))が並ぶことにより、大当た
りとなる。
【0058】また、図3には第1の実施の形態に係るパ
チンコ遊戯機10の裏面の概略図が示されている。
【0059】パチンコ遊戯機10の裏面の中央左側には
回路基板30が収容された回路基板ケース32が取り付
けられている。なお、回路基板ケース32におけるパチ
ンコ遊戯機10への取付状態で上部となる向きを矢印A
で示し、他の図面においてはこの矢印Aによって向きを
明確とした。
【0060】回路基板ケース32は、コネクタ部44が
右側(中央近傍)に位置するように取り付けられてい
る。コネクタ部44は回路基板ケース32の外部に露出
するようになっているが、この回路基板ケース32の成
形当初は、コネクタ部44に対応する部分は全て閉塞さ
れている。
【0061】回路基板の機種が決まった時点でコネクタ
部44の位置を認識し、この部分に対応する箇所のみ後
加工するようになっている。すなわち、後述する本体カ
バー32Bには、コネクタ部44と対応する可能性のあ
る位置に薄肉成形部46が設けられ、これにより、後加
工時の貫通作業が容易となる。コネクタ部44は、機種
によってコネクタ部44の位置が異なる場合があるため
である。この結果、不要部分(コネクタ部44の取付部
であって、取付けられていない部分)は、前記薄肉成形
部46によって閉塞が保たれることになる。
【0062】図4に示されるように、回路基板30は長
方形の基板上にCPU52、ROM42、RAM等のI
Cチップを含む複数の電子部品が取り付けられており、
これらの電子部品によってパチンコ遊戯機10の遊戯盤
面に配置されている電動役物ユニット22等が制御され
るようになっている。この回路基板30は、他の導電部
品等との接触や衝撃等から保護するため、製造時に回路
基板ケース32によって被覆されるようになっている。
【0063】図5乃至図8には、第1の実施の形態に係
る回路基板ケース32が示されている。
【0064】回路基板ケース32は合成樹脂製の透明の
固いケースが使用されており、回路基板30を支持する
本体ベース32Aと、回路基板30を被覆する本体カバ
ー32Bによって構成されている。
【0065】本体カバー32Bには、その側面と天井面
とに跨がるように開口窓部60が設けられている。回路
基板ケース32を構成している本体ベース32Aと本体
カバー32Bは、回路基板30の収容後は、周縁を固着
するようになっている。これにより、再度、本体ベース
32Aと本体カバー32Bを取り外すことが不可能とな
る。なお、本体ベース32Aと本体カバー32Bの固着
手段としては、超音波溶着のような強固な固着手段が好
ましいとされている。
【0066】回路基板ケース32は、透明であることに
よって回路基板ケース32内に収容されている回路基板
30を回路基板ケース32から取り外すことなく目視す
ることができるようになっている。これにより、回路基
板30上に取り付けられている電子部品の異常等を回路
基板ケース32に収容したままの状態で簡単に外観検査
を行うことができる。また、本体カバー32Bの側面に
は、複数の円孔62が設けられ、通風孔としての役目を
有している。この円孔62は、側面に限られ、かつその
径寸法は2mm以下とされている。これにより、この円
孔62から針金やピンセット等の電子部品を操作可能な
工具が侵入できないようになっている。なお、径寸法が
2mm以下の針金やピアノ線等は、その剛性が低いた
め、小さい抵抗力で屈曲したり撓んだりして使い物にな
らない。また、側面のみに円孔62が設けられているた
め、直線的に目的の位置に到達することができない構造
となっている。
【0067】また、本体カバー32Bの側面の一部に
は、小窓33が設けられている。この小窓33は、本体
ベース32Aとにより回路基板30を閉塞したときに、
回路基板30に設けられたキースイッチユニット(図示
省略)に対応するようになっている。従って、上記閉塞
状態であっても、この小窓から専用の治具により、キー
スイッチユニットのキー操作が可能となる。このキー操
作は、パチンコ機の機能設定を行うためのものである。
【0068】なお、キースイッチユニットとの対応によ
って小窓33の周縁に隙間が生じることはなく、閉塞状
態は維持されている。また、機能設定が不要な場合は、
この小窓33は設ける必要はない。
【0069】前記開口窓部60には、小カバー64が着
脱可能に取付けられており、開口窓部60を閉塞状態と
している。
【0070】小カバー64は平板を略L字型に屈曲させ
た形状となっている。この小カバー64の天井部に対応
する面の先端には、第1のくし型切欠部66が一体形成
されている。この第1のくし型切欠部66に対応して、
本体カバー32Bの天井部における開口窓部60の周縁
かつ本体カバー32Bの内側面には、第2のくし型切欠
部68がカバー内側に突出するように形成されている。
これら第1及び第2のくし型切欠部66、68の凹凸は
互い違いとされており、互いに緊密に嵌まり合うように
なっている。また、第2のくし型切欠部68の下面(本
体カバー32Bの内側面)側には、薄肉プレート70
(図6参照)が貼付け(或いは一体成形)られている。
また、第2のくし型切欠部68の奥側約半分には、本体
カバー32Bの肉厚に対して薄肉とされている。この奥
側に対応する第1のくし型切欠部66の先端部には、基
部側の厚肉部66Aに対応して薄肉部66Bが形成され
ている。
【0071】ここで、第1のくし型切欠部66が第2の
くし型切欠部68と嵌まり合っている場合には、第1の
くし型切欠部66の薄肉部66Bが第2のくし型切欠部
68の奥側で重なり、薄肉プレート70の真上に厚肉部
66Bが位置することになり、本体カバー32Bの外側
面と小カバー64の外側面とは面一となる。
【0072】一方、小カバー64の幅方向(長辺方向)
両端部には、全辺に亘って長溝72が形成されている。
これに対応して、開口窓部60の天井部に対応する面の
幅方向両端部には、互いに対向するように前記長溝72
の幅寸法とほぼ一致する肉厚寸法の突部74が形成され
ている。
【0073】このため、小カバー64は、その天井部を
本体カバー32Bの天井部の高さに一致させて突部74
の端部を長溝72に収容し、スライド移動させることに
よって、前記第1及び第2のくし型切欠部66、68を
嵌め合わせることができる。
【0074】ここで、この長溝72と突部74とは、本
体カバー32Bの平面視で互い違いとなっているため、
この平面視の上下方向に連続する開口をなくしている。
また、小カバー64がほぼ開口窓部60を閉塞した状態
で、薄肉プレート70が、第1及び第2のくし型切欠部
66、68間の隙間に位置するため、この第1及び第2
のくし型切欠部66、68の隙間でも本体カバー32B
の平面視の上下方向に連続する開口をなくしている。
【0075】なお、開口窓部60の側面に対応する周縁
には、互いに対向するように突部76が形成され、小カ
バー60のスライド移動時のストッパの役目を有すると
共に、本体カバー32Bの平面視で横方向の連続する開
口をなくしている。
【0076】図7乃至図9に示される如く、小カバー6
4の本体ベース32Aに向けられた端部(以下、下端部
という)には、固定手段の一部を構成する第1の筒体ユ
ニット100が一体成形されている。
【0077】この第1の筒体ユニット100は、8個の
円筒部材102で構成され、小カバー64の下端部の辺
に沿って並設されている。これらの円筒部材102は、
小カバー64の下端部に主連結片104によってそれぞ
れ連結されている。また、一方の端から数えて4番目と
5番目との間を除き、円筒部材102同士は副連結片1
06によって連結されている。
【0078】図10に示される如く、円筒部材102の
内部には、スクリュウドライバ106と嵌合する頭部の
溝がプラス溝108とされたビス110が収容されてい
る。このビス110には、先端から軸方向の中間部まで
雄ねじ112が形成され、かつこの雄ねじ112の基部
にはリング状の溝114が形成されている。ここで、こ
のビス110が収容された状態で、円筒部材102の開
口には、前記プラス溝108と対応するプラス型貫通孔
116が設けられた閉止蓋118が取付けられている。
なお、この閉止蓋118は、円筒部材102の配列ピッ
チと同ピッチで連結片119によって連結され、8個の
円筒部材102の開口が同時に閉止される構造となって
いる。
【0079】一方、この小カバー64が本体カバー32
Bの開口窓部60に緊密に嵌め合わされた状態で、前記
各円筒部材102と同軸となる位置、すなわち、本体ベ
ース32Aの下面には、この第1の筒体ユニット100
と共に係合部材を構成する第2の筒体ユニット120が
一体成形されている。第2の筒体ユニット120は、第
1の実施の形態では、1個の大きな直方体形状のブロッ
ク122で周囲が被覆されており、このブロック122
の一面に長手方向に沿って、8個の円孔124が形成さ
れている。なお、この円孔124を形成する円筒体の一
部がブロック122の下面から突出され円弧形状122
Aを形成している。
【0080】各円孔124の配列ピッチは、前記第1の
筒体ユニット100の円筒部材102の配列ピッチと同
一とされている。
【0081】円孔124の内周面には、雌ねじ126
(図10参照)が形成されている。また、円孔124の
開口は、8個の円孔124を収容する長孔128(図8
参照)の底面に位置している。
【0082】この長孔128の底面には、一方向制限部
材としての金属製薄肉状の係合プレート130が載置さ
れている。係合プレート130には、8個の円孔124
のピッチと同ピッチの円孔132が形成されている。
【0083】係合プレート130の円孔132の内側に
は、軸芯方向に向けて複数の切片134が設けられてい
る。図11に示される如く、切片134の先端部を連続
的に結んだときの径寸法は、前記ビス110の径寸法よ
りも若干小さい。
【0084】また、長孔128には、合成樹脂製の抑え
プレート136がはめ込まれ、係合プレート130を所
定位置(円孔124、132同士が同軸となるようにし
た位置)で挟み込み、固着されている。
【0085】この抑えプレート136には、リング状の
突起部136A形成され、前記第1の筒体ユニット10
0の各円筒部材102の端面と緊密に嵌まり合うように
なっている。
【0086】ここで、第1の筒体ユニット100の円筒
部材102に収容されたビス110を第2の筒体ユニッ
ト120の円孔124に押し込みながらねじ込む際、ビ
ス110は、前記切片134を進行方向に弾性変形させ
ながら螺合され、締め付け完了時には、切片134の先
端部がビス110に設けられたリング状の溝114に入
り込むようになっている。
【0087】このため、ビス110を螺合解除しようと
しても、切片134とリング状の溝114との嵌合によ
り、ビス110は、抜け出せない構造となっている。
【0088】小カバー64による開口窓部60の閉塞時
には、前記8個の円筒部材102の内の2個づつを用い
て固定する。ここで、小カバー64は、前記第1の円筒
ユニット100の主連結片104と副連結片106をニ
ッパ等で切除することにより、この固定部分を第2の筒
体ユニット120に残した状態で取り外すことが可能と
なっている。なお、主連結片104と副連結片106は
切除し易い様に、所定の空間(1.5mm 以上)をもってそ
れぞれ連結されることが望ましい。
【0089】第1の実施の形態では、8個の固定手段を
持ち、2個づつ使用するため、3回の開放と最後の固定
が繰り返し可能となる。
【0090】ここで、パチンコ遊戯機10に取り付けら
れた回路基板ケース32内に収容されている回路基板3
0上のROM42は、定期的な検査が必要とされてい
る。この場合には、本体カバー32Bに取付けられてい
る小カバー64を取り外す必要がある。このような場合
に、前述の如く、固定部分を切除することにより、開口
窓部60を開放し、ROM等の検査を行うことができ
る。
【0091】なお、図6及び図12に示される如く、本
体ベース32Aの底面には、矩形の小窓138が設けら
れている。この小窓138からは、支持される回路基板
30の一部が露出されるようになっている。この露出さ
れる回路基板30の一部には、本体ベース32Aとの位
置合わせ照合を兼ねる部品型番がマシンリーダブルなバ
ーコード等のマークで記録されている。このマークに連
続するように小窓138の周縁には、回路基板30を特
定するマーク140が付与されている。これにより、回
路基板30が交換されたか否かが目視又は光検出等によ
って、容易に判別することができるようになっている。
【0092】以下に第1の実施の形態の作用を説明す
る。パチンコ遊戯機10の遊戯盤面に備えられている電
動役物ユニット22は、複数の電子部品によって制御さ
れる。電子部品にはCPU52、ROM42、RAMの
ICチップ等が含まれており、これらはすべて1枚の基
板上に取り付けられ、回路基板30を形成している。
【0093】電動役物ユニット22の表示部24は、図
2に示されるように6個の図柄表示面25によって構成
されている。この図柄表示面25に表示される図柄は、
表示順が予め定められている。
【0094】回路基板30上のRAMには、予め特別な
図柄の組み合わせが複数種記憶されており、CPU52
では実際に表示される図柄の組み合わせと、この記憶さ
れた図柄の組み合わせとを比較すると共に、比較の結果
(一致か不一致か)を判定するようになっている。ここ
で、CPU52において比較した結果が一致したと判定
すると、所謂当たりの状態となり、大入賞口28が所定
時間開放され、大量のパチンコ玉が遊戯者に供給される
ようになっている。
【0095】このCPU52での比較結果が一致し、所
謂当たりの状態となる確率、すなわちパチンコ遊戯機1
0における遊戯内容は、ROM42によって制御される
ため、ROM42を不正に取り替えることにより遊戯内
容を変更することが可能である。従って、パチンコ遊戯
機10が不正に使用されることを解消するためにもRO
M42の不正な取り替え(改造)を防止しなければなら
ない。
【0096】電動役物ユニット22を制御するROM4
2等の電子部品が取り付けられた回路基板30は、その
電子部品を他の導電部品等との接触や衝撃等から保護す
るため、回路基板ケース32によって被覆されている。
この回路基板ケース32は、本体ベース32Aと小カバ
ー64が結合されている本体カバー32Bによって構成
されており、回路基板30を収容した後に、本体ベース
32Aと本体カバー32Bの周縁を超音波溶着にて、固
着している。
【0097】このような状態で製造工場から出荷され、
図3に示されるようにパチンコ遊戯機10の裏面に取り
付けられる。
【0098】しかし、回路基板30上に取り付けられて
いるROM42は定期的な検査が必要とされている。従
って、ROM42の検査を行う場合には、本体カバー3
2Bに結合されている小カバー64を取り外して、これ
によって形成される回路基板ケースの開口窓部60から
ROM42を取り出して、検査を行う。
【0099】ROM42の検査終了後には、開口窓部6
0を閉塞しなければならす、このために小カバー64を
再度、開口窓部60に嵌め合わせ、固定する。
【0100】以下に、この小カバー64を繰り返し開口
窓部60へ着脱するための手順を説明する。
【0101】まず、初期の段階、すなわち工場出荷段階
では、小カバー64の長溝72を開口窓部60の突部7
4の一端に合わせ収容する。この収容状態を維持しなが
ら、スライドさせることにより、第1のくし型切欠部6
6が第2のくし型切欠部68と噛み合い、小カバー64
は、開口窓部60に嵌め込まれる。
【0102】この状態では、第1の筒体ユニット66と
第2の筒体ユニット68とが対向し、8個の円筒部材1
02の先端面が、抑えプレート136のリング状の突起
部136Aと緊密に嵌まり合い、一体化する。
【0103】次に、図7の左から1番目と5番目の円筒
部材102に収容されているビス110をスクリュード
ライバ106(図10参照)を使用してねじ込む。この
ねじ込みの際、スクリュードライバ106の先端がビス
110のプラス溝108に到達する前に閉止蓋118に
形成されたプラス型貫通孔116に収容する。この状態
でスクリュードライバ106を回転させると、閉止蓋1
18が破損し、この結果、スクリュードライバ106は
ビス110に到達することができる。
【0104】すなわち、閉止蓋118を破損させない
と、ビス110のねじ込みができないため、必ずねじ込
み前と後とで異なる痕跡となり、目視による判別が可能
となる。
【0105】ビス110をねじ込んでいくと、第2の筒
体ユニット120の円孔124に形成された雌ねじ12
6に螺合され、円筒部材102とブロック122とが連
結される。また、このねじ込み動作の際に、円孔124
の開口部に設けられた係合プレート130の切片134
がねじ込み方向に弾性変形する。さらに、締め付けが完
了すると、ビス110に設けられたリング状の溝114
に前記切片134が入り込む。以上で固定が完了し、小
カバー64は開口窓部60を閉塞した状態で2ヵ所で固
定される。
【0106】ここで、ビス110を取り外そうとして
も、切片134がリング状の溝114に嵌まりこんでい
るため、ビス110を円筒部材102方向へ戻すことが
できない。従って、一度固定した部分は破壊しなければ
その固定状態を解除することができない。
【0107】このように強固に固定された小カバー64
を開口窓部60から取り外す場合は、図9に示される如
く、固定に使用した円筒部材102(すなわち、1回目
であれば第1番目と第5番目の円筒部材102)に連結
されている主連結片104と副連結片106とを切除す
る。これにより、固定された円筒部材102は、小カバ
ー64から分離され、小カバー64は取付け時と逆方向
にスライドさせることにより、取り外すことができ、開
口窓部60を開放することができる。
【0108】検査収容後、再度小カバー64によって開
口窓部60を閉塞する場合には、図9の左から2番目と
6番目の円筒部材102を用いて固定する。その後、取
り外す場合は、この2番目と6番目の円筒部材102に
連結している主連結片104及び副連結片106を切除
する。
【0109】これを繰り返すことにより、3回の開放、
4回の固定が可能となる。なお、第1の実施の形態にお
いて回路基板ケース32を構成している本体ベース32
Aと本体カバー32Bの周縁を固着する手段として、超
音波溶着が好ましいと説明したが、この方法に限定され
るものではなく、他の固着手段を用いてもよい。
【0110】また、固定手段としては、ビス110のリ
ング状の溝114と係合プレート130の切片134と
の嵌合構造に限らず、例えば、リベット、又は接着とい
ったように破損させなければ係合が解除できないといっ
た構造であれば良いことは言うまでもない。
【0111】また、小カバー64を開口窓部60から取
り出す場合に、円筒部材102に連結されている主連結
片104と副連結片106とを切断することにより行っ
ているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、
第2の筒体ユニット120の連結片を切断して行う構造
にしても何ら問題はない。
【0112】上記の固定の他、第1の実施の形態では、
以下のような不正防止のための手段が施されている。 隙間防止 図13に示される如く、スライド部は突部74と長溝7
2とが本体カバー32Bの平面視で互い違いになってい
るため、この部分においても本体カバー32Bの平面視
で上下方向に連続する開口が発生することがない。
【0113】また、図14に示される如く小カバー64
によって開口窓部60を閉塞する際、若干の隙間が生じ
た状態で固定される場合がある。しかし、第1及び第2
のくし型切欠部66、68間に未嵌合部分があったとし
ても、薄肉プレート70を設けているため、本体カバー
32Bの平面視で上下方向に連続する開口が発生するこ
とがない。 通風孔の制限 第1の実施の形態では、本体カバー32Bの通風孔とし
ての円孔62を側面のみとし、かつその径寸法を2mm
以下としたため、太い針金やピンセット等を入り込ませ
ず、不正を未然に防止することができる。なお、2mm
以下の細い針金等は、小さい抵抗力で屈曲するため、挿
入が可能でもなんら使いものにならない。さらに、側面
のみに円孔62を設けたため、円孔62から針金等を挿
入しても直線的に電子回路部品に到達しないため、不正
を防止することができる。 コネクタ部の閉塞 第1の実施の形態のコネクタ部44に対応する部分(本
体カバー32Bの長手方向一端に沿った部分)では当初
は、全て薄肉成形部46で閉塞されている。ここで、機
種によってコネクタ部44の位置が決まった時点で後加
工によって開口46Aを設けている。これにより、不要
部分(コネクタ部44の取付部であって、取付けられて
いない部分)は、前記薄肉成形部46によって閉塞が保
たれることになる。
【0114】なお、第1の実施の形態においては回路基
板ケース32を合成樹脂製の透明なケースとして説明し
たが、これに限るものではなく、不透明な部材を用いる
ことも考えられる。但し、不透明な部材を用いた場合に
は、回路基板30を回路基板ケース32に収容したまま
の状態で回路基板30上の電子部品の異常等を目視し、
外観検査を行うことができなくなることは否めない。 (第2の実施の形態)以下の本発明の第2の実施の形態
について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一
構成部分については、同一の符号を付してその構成の説
明を省略する。
【0115】第1の実施の形態において、図6及び図1
2に示される如く、本体ベース32Aに、小窓138を
設け、回路基板30の一部を露出させ、本体ベース32
Aと回路基板30の位置合わせ及び照合を兼ねるマーク
を付したが、第2の実施の形態では、このマークとし
て、図15に示される如く、レーザから射出される光ビ
ームによって、数字200を記録している。すなわち、
光ビームの熱を利用して、本体ベース32A及び回路基
板30の光ビームが照射された部分を凹陥し、数字20
0を形成する。この数字は、4〜5桁の数字を製造順に
記録しており、図15では、0001が記録されてい
る。なお、以降の生産品については、順次0002、0
003・・・が記録されることになる。
【0116】また、第2の実施の形態では、図16に示
される如く、本体ベース32Aと本体カバー32Bとに
跨がるように、同一の数字202がレーザによって記録
されている。これにより、回路基板30、本体ベース3
2A、本体カバー32Bに位置合わせ及び照合のための
マーク(数字)が記録されることになる。なお、小カバ
ー64には独立して数字204を記録しているが、この
小カバー64と、本体カバー32B等とに跨がって数字
を記録するようにしてもよい。
【0117】このレーザによる記録は、位置及び直線部
分、曲線部分をデータ記録して、後で照合のために再現
可能であるため、不正によっていずれかの部材を交換
し、記録を模写しようとしても照合時にわずかな違いを
認識でき、不正使用の防止にも役立たせることができ
る。レーザによる記録であれば、さらに精細な画像等を
記録すれば、封印シール以上の効果を得ることも可能で
ある。
【0118】なお、レーザに限らず熱加工によってマー
クを施すものであれば、超音波等の他の熱加工手段を用
いてもよい。
【0119】また、第2の実施の形態では、レーザによ
るマークを2部材に跨がらせて記録したが、照合のみを
機能とする場合には、各部材毎にレーザマークを記録し
てもよい。
【0120】図17に示される如く、本体カバー32B
の天井面外側には、前記レーザマークと同一の番号が記
録された長方形のシール206が貼り付けられている。
シール206の貼り付け位置は、本体カバー32bの天
井面外側に突出形成された略L字型の案内突起208に
合わせて貼り付けられている。これにより、シール20
6は、ほぼ一定の位置に貼り付けることができる。
【0121】なお、この案内突起208は、例えば、シ
ール206に記載された情報をセンサ等で読取る必要が
生じた場合の読取開始位置を決めるための手段として機
能させることができる。すなわち、反射型の光量センサ
を用い、シール206貼付部を走査読取りする場合、案
内突起部208の反射濃度は、他の部分よりも高くな
り、所謂パルス波形を得ることができ、このパルス波形
の出力をトリガ(スタート位置信号)として、シール2
06上の情報を画像として撮影することが可能となる。
【0122】シール206に記録された番号は、シール
206の上欄部に記録されており、これより下欄は履歴
記録領域210となっている。この履歴記録領域210
の下側には、「開封者」及び「開封年月日」の文字が記
録され、その下の空欄の項目が示されている。空欄に
は、3行分の余白があり、それぞれ、、の文字に
よって指示されている。
【0123】このようなシール206は、小カバー64
を開封する毎に、開封者が記録し、かつ押印するように
なっている。
【0124】ここで、従来、この履歴を残すための領域
は、本体ベースと本体カバーとを封印する封印シールに
設けられていた。この場合、封印シールは、本体ベース
と本体カバーとに跨がるように貼り付けられるため、貼
り付け位置が限定されると共に凹凸のある面に貼り付け
られていた。すなわち、視認性を重視することができな
い状況であった。しかし、本発明の回路基板ケース32
は、本体ベース32Aと本体カバー32Bとを完全に固
着したため、この両者に跨がるような封印が不要とな
り、履歴のみを考慮すればよく、このため、視認性に優
れ、かつ記録し易い平面にシール206を貼り付けるこ
とが可能となる。
【0125】なお、このシール206は、上記天井面外
側に限らず、本体カバー32Bの側面であってもよい。
【0126】図17に示される如く、本体カバー32B
の天井面内側には、製造年月日を示す刻印212が付与
されている。刻印212は、本体カバー32Bの天井面
内側に刻まれているため(図18参照)、外面の平面性
は維持され、かつ本体カバー32Bが透明であるため、
外部からの認識が可能となっている。
【0127】この刻印212は、刻印部材が成形金型に
予め設けられることによって凹凸によって表現されるも
のである。
【0128】ここで、この刻印212の製造年月日の表
現の仕方は、年、月、日毎に所定の円が形成され、かつ
この円周に所定のピッチで目盛が刻まれている。
【0129】製造年を示す円形の刻印214には、4分
割の目盛が刻まれており、それぞれの目盛近傍には'97
、'98 、'99 、'00 が刻印されている、例えば、'97
は1997年を意味する。
【0130】次に製造月を示す円形の刻印216には、
12分割の目盛が刻まれており、ぞれぞれの目盛近傍に
は、1〜12までの数字が刻印されている。例えば、8
は8月を意味する。
【0131】最後に製造日を示す円形の刻印218に
は、31分割の目盛が刻まれており、5目盛毎の目盛近
傍に5、10、15、20、25、30の数字が刻印さ
れている。例えば、15の目盛から3目盛分20の目盛
に移行した位置は18日を意味する。
【0132】このような、円形の刻印214、216、
218は情報表現部としての機能を持ち、全ての本体カ
バー32Bに刻印されるようになっている。なお、メモ
リは円形の刻印214、216、218に限らず、直線
としてもよい。
【0133】一方、各円形の刻印214、216、21
8の内部には、直径方向の矢印220が刻印されるよう
になっている。この矢印220は、各目盛を一義的に指
標することができ、成形金型上で360°自由に回転可
能となっている。このため、製造年月日に対応する数字
に矢印の矢先を向けて生成することによって、各矢印が
指標する数字の組み合わせで、製造年月日を表現するこ
とが可能となる。この矢印220が指標部としての機能
を持つ。なお、メモリが直線の場合はあ、矢印220を
直線に沿って移動させればよい。
【0134】なお、上記では、刻印として製造年月日を
例にとり説明したが、製造元等のマークの刻印222
(図17参照)も不正交換防止の意味で合わせて、製造
年月日の刻印と共に設けてもよい。
【0135】図16には、上記製造年月日の刻印の変形
例が示されている。上記の製造年月日の刻印は、詳細な
年月日を刻印することができるが、その分、1日毎に矢
印の向きを変えなければならない。これに対して、図1
6に示す刻印は、情報表現部としては、3個(年、月、
日)の円形の刻印224、226、228が設けられ、
その内部がそれぞれ4分割されている。この4分割され
た領域の中には、予め定められた規則に従って、点23
0が刻まれている。
【0136】この点230の数及び刻まれる領域によっ
て、製造年月日の概略を知ることができる。例えば、年
表現用の円形の刻印224(図16の左側)の右上の領
域に点230が刻まれ、月表現用の円形の刻印226
(図16の中央)の右下の領域に点230が刻まれ、さ
らに日表現用の円形の刻印228(図16の右側)の左
下の領域に点230が刻まれている場合には、1997
年4月〜6月の17日〜24日の間に製造されたもので
あることを示す。すなわち、概略の製造年月日を認識す
ることができるようになっている。
【0137】このような簡易的な刻印は、刻印するため
の領域が狭い場合に有効であり、例えば、小カバー64
の製造年月日に適用される。また、この刻印224、2
26、228及び点230も、小カバー64の内側に刻
むことが好ましい。 (第3の実施の形態)以下の本発明の第3の実施の形態
について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一
構成部分については、同一の符号を付してその構成の説
明を省略する。
【0138】第1の実施の形態において、図3に示され
る如く、回路基板ケース32(本体カバー32Bは、成
形当初、コネクタ部44に対応する部分を閉塞状態と
し、かつ薄肉成形部46としている。
【0139】これに対して、第3の実施の形態では、図
17に示される如く、コネクタ部44を全ての機種に共
通する共通コネクタ部44A(例えば、電源取り込みの
ためのコネクタ部)と、機種毎に存在したり、しなかっ
たりする非共通コネクタ部44Bに分類している。
【0140】共通コネクタ部44Aは、文字通り共通で
あるが、第1の実施の形態では、必ず薄肉成形部46を
後加工によって開口する必要があった。そこで、第3の
実施の形態では、この共通コネクタ部44Aに対応する
本体カバー32Bの領域を成形段階で予め開口させてお
くようにしている(開口部232)。これにより、後加
工が不要となると共に、非共通コネクタ部44Bに対応
する部分のみの後加工となるため、作業性が向上する。
【0141】また、第1の実施の形態と同様に、回路基
板30の閉塞性は維持することができ、プリント配線2
34等を保護することができる。
【0142】なお、上記では、非共通コネクタ部44B
に対応する領域を薄肉成形部46としたが、非共通コネ
クタ部44Bを含む連続する矩形帯状の領域を薄肉成形
部としてもよい。
【0143】また、上記では、組み付け時に自由に必要
な部分を開口し易いように、薄肉成形部46を設けた
が、本体カバー32Bの成形段階で、開口すべき位置が
認識できれば、その時点で必要な部分を開口するように
してもよい。例えば、成形金型に開口を設けるための部
材を着脱可能とし、成形毎に必要な位置にこの部材を取
付けたり、成形後に切断加工で開口部232を設けるよ
うにし、この開口部232を設けるための刃を着脱可能
とすることにより、事前に必要な位置にのみ開口部23
2を設けることができる。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように請求項1乃至請求項
3に記載の発明は、ROMの不正な取り替えを防止する
と共に、ROMの検査時に形成される開口部を複数回、
緊密に閉塞することができるという優れた効果を有す
る。また、上記効果に加え、不正に本体カバー等が開放
されても、この開放された痕跡を残すことにより、迅速
に不正の可能性を認識することができるという効果を有
する。
【0145】請求項4及び請求項5に記載の発明は、前
記請求項3に記載の固定手段において、ネジ及びネジに
設けられたリング状の溝とこの溝に嵌まり込む薄肉金属
プレートを用いることによって、簡便な構造で固定手段
を実現することができる。また、ねじの締めつけ前後を
目視よって容易に確認することができる。
【0146】請求項6乃至請求項8に記載の発明では、
全ての構成部材に同一の識別符号を、消去不可能な状態
で印字し、表記しておくことにより、仮に不正使用で部
材が交換されたとしても、識別符号の不一致で、迅速に
認識することができる。
【0147】また、凹凸をレーザや超音波によって加工
し、再現しにくい識別符号とすることにより、模写等を
防止することができる。さらに、跨がる2以上の部材の
相対位置関係が確立され、不正な分解、再組み立ての痕
跡を残すことが可能となる。
【0148】請求項9乃至請求項11に記載の発明で
は、不要な開口を無くすことにより、極力回路基板のプ
リント配線を露出しないように成型することができ、そ
れ故に不正改造が行われる可能性を低減させている。ま
た、非共通コネクタの配設位置を含む連続した1つの矩
形の領域とする方が成形し易く、また今後の設計変更等
に柔軟に対応することができる。
【0149】請求項12に記載の発明では、機能として
封印を考慮せず、履歴のみを考慮すればよく、視認性を
優先してシールを貼り付けることができる。また、履歴
の場合、押印する可能性があるため、平面性のある例え
ば、本体カバーの上面や側面が最適である。
【0150】請求項13及び請求項14に記載の発明で
は、情報表現部は同一の形状とすればよく、指標部の指
標方向のみを変更すればよいため、情報の表現並びに変
更が容易となる。また、刻印は、視認性を優先した位置
とし、裏面側に刻印することによって、刻印内容は本体
カバー、本体ベース及び小カバーが透明であるため、認
識でき、刻印を変更することが不可能な状態とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機の正面
図である。
【図2】第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機に適用
される電動役物ユニットの表示部の拡大図である。
【図3】第1の実施の形態に係るパチンコ遊戯機の裏面
図である。
【図4】複数の電子部品が取り付けられた回路基板の概
略図である。
【図5】第1の実施の形態に係る回路基板ケースの外観
を示す斜視図である。
【図6】図5に示す向きと同方向から見た回路基板ケー
スの分解斜視図である。
【図7】第1の実施の形態に係る回路基板ケースを裏面
側から見た外観斜視図である。
【図8】図7に示す向きと同方向から見た回路基板ケー
スの分解斜視図である。
【図9】本体カバーと小カバーとを固定する固定手段部
分の拡大図である。
【図10】第1の実施の形態に係る固定手段の固定手順
を示す断面図である。
【図11】第1の実施の形態に係る係合プレートの一部
を示す平面図である。
【図12】第1の実施の形態に係る小窓の平面図であ
る。
【図13】図9のXIII−XIII線断面図である。
【図14】図5のXIV−XIV線断面図である。
【図15】第2の実施の形態に係る回路基板ケースの底
面図である。
【図16】第2の実施の形態に係る回路基板ケースの小
カバー配置側側面図である。
【図17】第2及び第3の実施の形態に係る回路基板ケ
ースの上面図である。
【図18】図17のXVIII−XVIII線断面図で
ある。
【符号の説明】
10 パチンコ遊戯機 32 回路基板ケース 32A 本体ベース 32B 本体カバー 42 ROM 60 開口窓部 64 小カバー 66 第1のくし型切欠部 68 第2のくし型切欠部 70 薄肉プレート 72 長溝 74 突部 100 第1の筒体ユニット 102 円筒部材(第1の筒体) 110 ビス(係合部材) 114 溝 120 第2の筒体ユニット 130 係合プレート(一方向制限部材) 134 切片 200、202、204 数字(マーク) 206 シール 208 案内突起 212 刻印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 隆吏 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 中村 悟士 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電子
    制御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する回
    路基板ケースであって、 前記回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の
    前記本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空
    間をもって被覆するように取り外し不可の状態で前記本
    体ベースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一
    部に開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケー
    シングと、 前記開口窓部を閉塞する小カバーと、 前記小カバーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に
    設けられ、小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、
    を有し、 前記固定手段による固定位置を複数箇所設け、前記小カ
    バーの取り外しの度に、固定箇所を切除して順次新しい
    固定箇所で再固定することを特徴とした回路基板ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記開口窓部の周縁又は小カバーの外周
    の一方に突部を設け、前記開口窓部の周縁又は小カバー
    の外周の他方に前記突部を収容する長溝部を設け、前記
    突部を前記長溝部内でスライドさせることにより、小カ
    バーの開口窓部への着脱を行うことを特徴とする請求項
    1記載の回路基板ケース。
  3. 【請求項3】 前記固定手段が、前記小カバー又はケー
    シングの一方に取付けられ、内部に係合部材が収容され
    た第1の筒体と、 前記小カバー又はケーシングの他方に取付けられ、前記
    小カバーの開口窓部閉塞時に前記第1の筒体と同軸とさ
    れると共に、前記係合部材の進入による係合を容認し、
    抜出しによる係合解除を抑止する一方向制限部材が収容
    された第2の筒体と、で構成され、 この第1の筒体と第2の筒体のユニットで構成される複
    数の固定手段がそれぞれ独立して切除可能とされている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回路基板
    ケース。
  4. 【請求項4】 前記係合部材が、雄ねじが形成され、か
    つ雄ねじ部の基部に縮径されたリング状の溝が形成され
    たビスであり、前記一方向制限部材が薄肉金属プレート
    で形成され、前記第1の筒体と同軸上に、前記ビスが通
    過する孔が設けられると共に、該孔の周縁から軸心に向
    け、かつ前記ビスによる締付け方向に傾斜した断続的な
    舌片が形成され、前記ビスによる螺合時は舌片が弾性変
    形して、ビスの締付け方向移動を容認し、螺合完了時は
    前記舌片の弾性変形が解除されて前記リング状の溝に収
    容されることで、ビスの抜け出しを抑止することを特徴
    とした請求項3記載の回路基板ケース。
  5. 【請求項5】 前記ビスを第1の筒体へ収容した時点
    で、収容のための開口部に、比較的に容易に破損する蓋
    体を取付けることを特徴とする請求項4記載の回路基板
    ケース。
  6. 【請求項6】 遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電子
    制御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する回
    路基板ケースであって、 前記回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の
    前記本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空
    間をもって被覆するように取り外し不可の状態で前記本
    体ベースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一
    部に開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケー
    シングと、 前記開口窓部を閉塞する小カバーと、 前記小カバーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に
    設けられ、小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、
    を有し、 前記一体化された回路基板、本体ベース、本体カバー及
    び小カバーの内、少なくとも2つ以上に、同一の識別符
    号を、消去不可能な印字手段で表記することを特徴とし
    た回路基板ケース。
  7. 【請求項7】 前記消去不可能な印字手段が、レーザ及
    び超音波を含む熱加工であり、該熱加工による凹凸によ
    って前記識別符号を表現することを特徴とした請求項6
    記載の回路基板ケース。
  8. 【請求項8】 前記識別符号が、一体化された回路基
    板、本体ベース、本体カバー及び小カバーの少なくとも
    2つ以上に跨がって表記されることを特徴とする請求項
    6又は請求項7記載の回路基板ケース。
  9. 【請求項9】 遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電子
    制御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する回
    路基板ケースであって、 前記回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の
    前記本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空
    間をもって被覆するように取り外し不可の状態で前記本
    体ベースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一
    部に開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケー
    シングと、 前記開口窓部を閉塞する小カバーと、 前記小カバーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に
    設けられ、小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、 前記回路基板に設けられ、外部との信号の伝達のための
    ハーネスと接続可能な複数のコネクタと、を有し、 前記本体カバーに成形段階で予め前記コネクタに対応す
    る位置に通過孔を形成することを特徴とする回路基板ケ
    ース。
  10. 【請求項10】 遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電
    子制御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する
    回路基板ケースであって、 前記回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の
    前記本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空
    間をもって被覆するように取り外し不可の状態で前記本
    体ベースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一
    部に開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケー
    シングと、 前記開口窓部を閉塞する小カバーと、 前記小カバーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に
    設けられ、小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、 前記回路基板に設けられ、外部との信号の伝達のための
    ハーネスと接続可能な複数のコネクタと、を有し、 前記複数のコネクタの内、異なる機種間で共通の位置に
    配設されている共通コネクタの場合には、該共通コネク
    タの配設領域に対応する前記本体カバーに、成形段階で
    予め前記共通コネクタの通過孔を形成しておき、異なる
    機種間で非共通の位置に配設される非共通コネクタの場
    合には、該非共通コネクタが配設され得る少なくとも全
    ての領域に対応する前記本体カバーに、他の領域に比し
    て薄肉部を形成することを特徴とする回路基板ケース。
  11. 【請求項11】 前記薄肉部は、非共通コネクタの配設
    位置を含む連続した1つの矩形の領域であることを特徴
    とする請求項10記載の回路基板ケース。
  12. 【請求項12】 遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電
    子制御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する
    回路基板ケースであって、 前記回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の
    前記本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空
    間をもって被覆するように取り外し不可の状態で前記本
    体ベースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一
    部に開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケー
    シングと、 前記開口窓部を閉塞する小カバーと、 前記小カバーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に
    設けられ、小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、 前記固定手段によるアッセンブリ状態で回路基板ケース
    の平面性、かつ視認性を優先した位置に貼付けられるシ
    ールと、を有する回路基板ケース。
  13. 【請求項13】 遊戯機に取り付けられ、遊戯内容を電
    子制御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する
    回路基板ケースであって、 前記回路基板を支持する本体ベース及び前記回路基板の
    前記本体ベースによる支持面とは反対側の面を所定の空
    間をもって被覆するように取り外し不可の状態で前記本
    体ベースと固着され、前記回路基板を保護すると共に一
    部に開口窓部が設けられた本体カバーで構成されたケー
    シングと、 前記開口窓部を閉塞する小カバーと、 前記小カバーと、本体ベース又は本体カバーと、の間に
    設けられ、小カバーを閉塞状態で固定する固定手段と、 前記本体ベース、本体カバー及び小カバーの少なくとも
    何れかに付与され、予め必要な全ての情報が表現された
    情報表現部及び前記情報表現部の中から必要な情報を指
    標する指標部を備えた情報表現部と、を有する回路基板
    ケース。
  14. 【請求項14】 前記本体ベース、本体カバー及び小カ
    バーにおける情報表現が少なくとも透明とされ、前記情
    報表現部が、凹凸によって表現する刻印であり、前記情
    報としての複数種の製造年と、全ての製造月日とが予め
    所定の位置に刻印されており、指標部が該当する製造年
    月日を指標すると共に、前記刻印は、視認性を優先した
    位置、かつ裏面側に刻印されていることを特徴とする請
    求項13記載の回路基板ケース。
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