JPH10323249A - 組立て式箱体の転倒防止装置 - Google Patents
組立て式箱体の転倒防止装置Info
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- JPH10323249A JPH10323249A JP15035697A JP15035697A JPH10323249A JP H10323249 A JPH10323249 A JP H10323249A JP 15035697 A JP15035697 A JP 15035697A JP 15035697 A JP15035697 A JP 15035697A JP H10323249 A JPH10323249 A JP H10323249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coach bolt
- refrigerator
- fixing
- box body
- hole
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title abstract 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B97/00—Furniture or accessories for furniture, not provided for in other groups of this subclass
- A47B2097/008—Anti-tip devices
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コーチボルトを使用した組立て式箱体の転倒
防止を、箱体周囲の壁面に対して簡単に行うことができ
るようにする。 【解決手段】 断面略Ｌ字状固定金具１０の一方の平面
部１１に、コーチボルト５が挿通できる幅で、他方の平
面部１２と垂直に延びる長孔１３が形成されると共に、
平面部１２には固定用孔１４が形成され、平面部１１を
冷蔵庫１のルーフパネル３に当てがって、コーチボルト
５が長孔１３を挿通してコーチボルト孔１６にねじ込ま
れる一方、ねじ２１が固定用孔１４を挿通して壁面２０
にねじ込まれる。
防止を、箱体周囲の壁面に対して簡単に行うことができ
るようにする。 【解決手段】 断面略Ｌ字状固定金具１０の一方の平面
部１１に、コーチボルト５が挿通できる幅で、他方の平
面部１２と垂直に延びる長孔１３が形成されると共に、
平面部１２には固定用孔１４が形成され、平面部１１を
冷蔵庫１のルーフパネル３に当てがって、コーチボルト
５が長孔１３を挿通してコーチボルト孔１６にねじ込ま
れる一方、ねじ２１が固定用孔１４を挿通して壁面２０
にねじ込まれる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーチボルトを使
用したプレハブ式冷蔵庫等の組立て式箱体における転倒
防止装置の構造に関する。
用したプレハブ式冷蔵庫等の組立て式箱体における転倒
防止装置の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】プレハブ式冷蔵庫においては、コーチボ
ルトが冷蔵庫の天井パネルと側面パネルのみに存在して
いるため、このコーチボルトを利用して冷蔵庫の転倒防
止を行おうとしても、その取付け場所がきわめて限定さ
れるため、実際上は確実な転倒防止対策が難しい不具合
があり、また、フック式パネルを使用したプレハブ式冷
蔵庫においては、転倒防止金具を壁面に取り付けるため
に、別個のねじ板等をパネル内へ埋め込む必要があっ
て、部品点数が増加する欠点があり、あるいは、特開平
９−２２４８３号公報に記載されているように、Ｚ字状
固定金具を使用して箱体の転倒防止を行うためには、固
定金具を挿入する凹所を箱体の側面に形成する必要があ
って構造が複雑化すると共に、その取付けは床面に限ら
れ、かつ、箱体と床面との距離はＺ字状固定金具の一定
高さに限定されて、床面に対して箱体の高さを変更する
ことは不可能とならざるをえなかった。
ルトが冷蔵庫の天井パネルと側面パネルのみに存在して
いるため、このコーチボルトを利用して冷蔵庫の転倒防
止を行おうとしても、その取付け場所がきわめて限定さ
れるため、実際上は確実な転倒防止対策が難しい不具合
があり、また、フック式パネルを使用したプレハブ式冷
蔵庫においては、転倒防止金具を壁面に取り付けるため
に、別個のねじ板等をパネル内へ埋め込む必要があっ
て、部品点数が増加する欠点があり、あるいは、特開平
９−２２４８３号公報に記載されているように、Ｚ字状
固定金具を使用して箱体の転倒防止を行うためには、固
定金具を挿入する凹所を箱体の側面に形成する必要があ
って構造が複雑化すると共に、その取付けは床面に限ら
れ、かつ、箱体と床面との距離はＺ字状固定金具の一定
高さに限定されて、床面に対して箱体の高さを変更する
ことは不可能とならざるをえなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コー
チボルトを使用した組立て式箱体の転倒防止を、箱体の
周囲壁面や床面に対して簡単に行うことのできる装置を
提供することにある。
チボルトを使用した組立て式箱体の転倒防止を、箱体の
周囲壁面や床面に対して簡単に行うことのできる装置を
提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る請求項１所載の組立て式箱体の転倒防止装置は、コー
チボルトを使用した組立て式箱体において、固定金具の
平面部に上記コーチボルトが挿通可能な幅でほぼ直線状
に延びる長孔と固定用孔とが形成され、上記長孔を挿通
する上記コーチボルトが上記組立て式箱体にねじ込まれ
ると共に、上記固定用孔に挿入された固定具を上記組立
て式箱体の周囲壁面等に固定するように構成されてい
る。
る請求項１所載の組立て式箱体の転倒防止装置は、コー
チボルトを使用した組立て式箱体において、固定金具の
平面部に上記コーチボルトが挿通可能な幅でほぼ直線状
に延びる長孔と固定用孔とが形成され、上記長孔を挿通
する上記コーチボルトが上記組立て式箱体にねじ込まれ
ると共に、上記固定用孔に挿入された固定具を上記組立
て式箱体の周囲壁面等に固定するように構成されてい
る。
【０００５】従って、組立て式箱体は、それ自身がそな
えるコーチボルトにより、固定金具を介して組立て式箱
体の周囲壁面等に固定することができ、その場合、固定
金具の平面部にコーチボルトが挿通可能な幅でほぼ直線
状に延びる長孔が形成されていて、長孔内に沿ってコー
チボルトの位置を適宜変更することが可能であるため、
据え付けられた組立て式箱体周囲の壁面等が傾斜して、
組立て式箱体と周囲壁面等との距離が変わっても、組立
て式箱体をそれら壁面等へ確実に固定させることが可能
となる。
えるコーチボルトにより、固定金具を介して組立て式箱
体の周囲壁面等に固定することができ、その場合、固定
金具の平面部にコーチボルトが挿通可能な幅でほぼ直線
状に延びる長孔が形成されていて、長孔内に沿ってコー
チボルトの位置を適宜変更することが可能であるため、
据え付けられた組立て式箱体周囲の壁面等が傾斜して、
組立て式箱体と周囲壁面等との距離が変わっても、組立
て式箱体をそれら壁面等へ確実に固定させることが可能
となる。
【０００６】また、本発明にかかる請求項２所載の組立
て式箱体の転倒防止装置は、コーチボルトを使用した組
立て式箱体において、断面略Ｌ字状固定金具の一方の平
面部に上記コーチボルトが挿通可能な幅で他方の平面部
に対しほぼ垂直に延びる長孔が形成され、上記他方の平
面部に固定用孔が形成されていて、上記長孔を挿通する
上記コーチボルトが上記組立て式箱体にねじ込まれると
共に、上記固定用孔に挿入された固定具を上記組立て式
箱体の周囲壁面または床面に固定するように構成されて
いる。
て式箱体の転倒防止装置は、コーチボルトを使用した組
立て式箱体において、断面略Ｌ字状固定金具の一方の平
面部に上記コーチボルトが挿通可能な幅で他方の平面部
に対しほぼ垂直に延びる長孔が形成され、上記他方の平
面部に固定用孔が形成されていて、上記長孔を挿通する
上記コーチボルトが上記組立て式箱体にねじ込まれると
共に、上記固定用孔に挿入された固定具を上記組立て式
箱体の周囲壁面または床面に固定するように構成されて
いる。
【０００７】従って、組立て式箱体は、それ自身がそな
えるコーチボルトにより、断面略Ｌ字状固定金具を介し
て組立て式箱体の周囲壁面または床面に固定することが
でき、その場合、固定金具の一方の平面部にコーチボル
トが挿通可能な幅で他方の平面部に対しほぼ垂直に延び
る長孔が形成されていて、長孔内に沿ってコーチボルト
の位置を適宜変更することが可能であるため、据え付け
られた組立て式箱体周囲の壁面が傾斜し、あるいは、床
面に対する組立て式箱体の高さが適宜変更されて、組立
て式箱体と周囲壁面または床面との距離が変わっても、
組立て式箱体をそれら壁面または床面にそれぞれ確実に
固定させることが可能となる。
えるコーチボルトにより、断面略Ｌ字状固定金具を介し
て組立て式箱体の周囲壁面または床面に固定することが
でき、その場合、固定金具の一方の平面部にコーチボル
トが挿通可能な幅で他方の平面部に対しほぼ垂直に延び
る長孔が形成されていて、長孔内に沿ってコーチボルト
の位置を適宜変更することが可能であるため、据え付け
られた組立て式箱体周囲の壁面が傾斜し、あるいは、床
面に対する組立て式箱体の高さが適宜変更されて、組立
て式箱体と周囲壁面または床面との距離が変わっても、
組立て式箱体をそれら壁面または床面にそれぞれ確実に
固定させることが可能となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。図１において、プレハブ式冷蔵
庫１は、機械ユニット２が上面に取り付けられたルーフ
パネル３と、両側のサイドパネル４と、図示しないリヤ
パネル及びフロアパネルとがそれぞれ各コーチボルト５
により接続され、ハンドル６が設けられたドア７が前面
に取り付けられることにより、全体が組み立てられてい
る。
態例について説明する。図１において、プレハブ式冷蔵
庫１は、機械ユニット２が上面に取り付けられたルーフ
パネル３と、両側のサイドパネル４と、図示しないリヤ
パネル及びフロアパネルとがそれぞれ各コーチボルト５
により接続され、ハンドル６が設けられたドア７が前面
に取り付けられることにより、全体が組み立てられてい
る。
【０００９】他方、図２に示されているように、断面が
略略Ｌ字状の固定金具１０は、一方の平面部１１に、コ
ーチボルト５が挿通可能な幅で他方の平面部１２に対し
ほぼ垂直に延びる長孔１３が形成されていると共に、上
記他方の平面部１２に固定用孔１４が適宜形成されてい
る。
略略Ｌ字状の固定金具１０は、一方の平面部１１に、コ
ーチボルト５が挿通可能な幅で他方の平面部１２に対し
ほぼ垂直に延びる長孔１３が形成されていると共に、上
記他方の平面部１２に固定用孔１４が適宜形成されてい
る。
【００１０】従って、図３に例示されているように、固
定金具１０の一方の平面部１１をルーフパネル３の後端
部上面に当てがって、冷蔵庫１の組み立て時にねじ込み
を控えていたコーチボルト５、または、冷蔵庫１の組み
立て時に一旦ねじ込まれていたが、その後取り外された
コーチボルト５が、ワッシャ１５及び長孔１３を挿通
し、ルーフパネル３のコーチボルト孔１６にねじ込まれ
て、固定金具１０がルーフパネル３の上面に固定される
一方、冷蔵庫１の背面に沿うほぼ鉛直な壁面２０に対し
て、ねじ２１が各固定用孔１４をそれぞれ挿通してねじ
込まれると、冷蔵庫１の頂部が固定金具１０を介して壁
面２０に固定されることとなって、冷蔵庫１の転倒を確
実に防止することができる。
定金具１０の一方の平面部１１をルーフパネル３の後端
部上面に当てがって、冷蔵庫１の組み立て時にねじ込み
を控えていたコーチボルト５、または、冷蔵庫１の組み
立て時に一旦ねじ込まれていたが、その後取り外された
コーチボルト５が、ワッシャ１５及び長孔１３を挿通
し、ルーフパネル３のコーチボルト孔１６にねじ込まれ
て、固定金具１０がルーフパネル３の上面に固定される
一方、冷蔵庫１の背面に沿うほぼ鉛直な壁面２０に対し
て、ねじ２１が各固定用孔１４をそれぞれ挿通してねじ
込まれると、冷蔵庫１の頂部が固定金具１０を介して壁
面２０に固定されることとなって、冷蔵庫１の転倒を確
実に防止することができる。
【００１１】この場合、固定金具１０は、プレハブ式冷
蔵庫１が元々そなえていたコーチボルト５をそのまま利
用して、ルーフパネル３の後端部上面に固定されてお
り、冷蔵庫１に対する固定金具１０の取付けには特別な
部品や構造の変更を何ら必要とすることがなく、また、
冷蔵庫１の背面と壁面２０との距離が少々変わっても、
固定金具１０の長孔１３に対するコーチボルト５の位置
を適宜ずらせるようにすれば、上記と同様にして、冷蔵
庫１の頂部を壁面２０に固定することができる。
蔵庫１が元々そなえていたコーチボルト５をそのまま利
用して、ルーフパネル３の後端部上面に固定されてお
り、冷蔵庫１に対する固定金具１０の取付けには特別な
部品や構造の変更を何ら必要とすることがなく、また、
冷蔵庫１の背面と壁面２０との距離が少々変わっても、
固定金具１０の長孔１３に対するコーチボルト５の位置
を適宜ずらせるようにすれば、上記と同様にして、冷蔵
庫１の頂部を壁面２０に固定することができる。
【００１２】このことはまた、図４に示されているよう
に、冷蔵庫１の背面における壁面３０が傾斜していて
も、固定金具１０の一方の平面部１１をサイドパネル４
後端部の上方側面に当てがって、上記の場合と同様に、
コーチボルト５を固定金具１０の長孔１３に挿通してサ
イドパネル４のコーチボルト孔にねじ込み、固定金具１
０をサイドパネル４に固定させる一方、ねじ２１が固定
金具１０の固定用孔１４を挿通して傾斜壁面３０にねじ
込まれると、壁面３０の傾斜に応じて固定金具１０が下
方へ傾斜しながら、冷蔵庫１の頂部が壁面３０に固定さ
れることとなって、冷蔵庫１の転倒を確実に防止するこ
とができる。
に、冷蔵庫１の背面における壁面３０が傾斜していて
も、固定金具１０の一方の平面部１１をサイドパネル４
後端部の上方側面に当てがって、上記の場合と同様に、
コーチボルト５を固定金具１０の長孔１３に挿通してサ
イドパネル４のコーチボルト孔にねじ込み、固定金具１
０をサイドパネル４に固定させる一方、ねじ２１が固定
金具１０の固定用孔１４を挿通して傾斜壁面３０にねじ
込まれると、壁面３０の傾斜に応じて固定金具１０が下
方へ傾斜しながら、冷蔵庫１の頂部が壁面３０に固定さ
れることとなって、冷蔵庫１の転倒を確実に防止するこ
とができる。
【００１３】さらに、冷蔵庫１の据え付け時に、冷蔵庫
１の背面が壁面２０、３０等と離れていて、固定金具１
０によっては冷蔵庫１を周囲の壁面２０、３０等と固定
できないような場合には、図５に例示されているよう
に、固定金具１０の一方の平面部１１をサイドパネル４
後端部の下方側面に当てがって、ねじ２１が固定金具１
０の各固定用孔１４をそれぞれ挿通して床面４０にねじ
込まれる一方、コーチボルト５を固定金具１０の長孔１
３に挿通させてサイドパネル４のコーチボルト孔１６に
ねじ込み、固定金具１０をサイドパネル４の外側面に固
定させると、冷蔵庫１の底部が床面４０に固定されるこ
ととなって、冷蔵庫１の転倒を確実に防止することがで
きる。
１の背面が壁面２０、３０等と離れていて、固定金具１
０によっては冷蔵庫１を周囲の壁面２０、３０等と固定
できないような場合には、図５に例示されているよう
に、固定金具１０の一方の平面部１１をサイドパネル４
後端部の下方側面に当てがって、ねじ２１が固定金具１
０の各固定用孔１４をそれぞれ挿通して床面４０にねじ
込まれる一方、コーチボルト５を固定金具１０の長孔１
３に挿通させてサイドパネル４のコーチボルト孔１６に
ねじ込み、固定金具１０をサイドパネル４の外側面に固
定させると、冷蔵庫１の底部が床面４０に固定されるこ
ととなって、冷蔵庫１の転倒を確実に防止することがで
きる。
【００１４】しかも、アジャストボルトである冷蔵庫１
の脚４１を操作して、床面４０上における冷蔵庫１の高
さが任意に設定されていても、コーチボルト５が固定金
具１０の長孔１３に沿って相対的に変位することによ
り、コーチボルト５をサイドパネル４のコーチボルト孔
１６へねじ込んで、固定金具１０をサイドパネル４の外
側面に固定させることができる。
の脚４１を操作して、床面４０上における冷蔵庫１の高
さが任意に設定されていても、コーチボルト５が固定金
具１０の長孔１３に沿って相対的に変位することによ
り、コーチボルト５をサイドパネル４のコーチボルト孔
１６へねじ込んで、固定金具１０をサイドパネル４の外
側面に固定させることができる。
【００１５】すなわち、コーチボルト５が挿通可能な幅
の長孔１３が固定金具１０に形成されているため、冷蔵
庫１が据えつけられた周囲の壁面２０、３０等の状況が
変わっても、また、床面４０上における冷蔵庫１の高さ
が適宜変更されても、コーチボルト５を固定金具１０の
長孔１３に沿って相対的に変位させることにより、コー
チボルト５をルーフパネル３またはサイドパネル４のコ
ーチボルト孔１６へねじ込んで、固定金具１０をそれぞ
れルーフパネル３またはサイドパネル４に固定させるこ
とができるので、ねじ２１が固定金具１０の固定用孔１
４を挿通して壁面２０、３０、もしくは、床面４０にね
じ込まれることにより、冷蔵庫１の転倒を常に、かつ、
容易に防止することができて、実用上非常に便利であ
り、また、プレハブ式冷蔵庫１が元々そなえていたコー
チボルト５をそのまま利用して、固定金具１０を冷蔵庫
１のルーフパネル３及びまたはサイドパネル４に固定で
きるので、冷蔵庫１に対する固定金具１０の取付けには
特別な部品や構造の変更を何ら必要とすることがなく、
コスト上昇を確実に抑制できる実利的長所がある。
の長孔１３が固定金具１０に形成されているため、冷蔵
庫１が据えつけられた周囲の壁面２０、３０等の状況が
変わっても、また、床面４０上における冷蔵庫１の高さ
が適宜変更されても、コーチボルト５を固定金具１０の
長孔１３に沿って相対的に変位させることにより、コー
チボルト５をルーフパネル３またはサイドパネル４のコ
ーチボルト孔１６へねじ込んで、固定金具１０をそれぞ
れルーフパネル３またはサイドパネル４に固定させるこ
とができるので、ねじ２１が固定金具１０の固定用孔１
４を挿通して壁面２０、３０、もしくは、床面４０にね
じ込まれることにより、冷蔵庫１の転倒を常に、かつ、
容易に防止することができて、実用上非常に便利であ
り、また、プレハブ式冷蔵庫１が元々そなえていたコー
チボルト５をそのまま利用して、固定金具１０を冷蔵庫
１のルーフパネル３及びまたはサイドパネル４に固定で
きるので、冷蔵庫１に対する固定金具１０の取付けには
特別な部品や構造の変更を何ら必要とすることがなく、
コスト上昇を確実に抑制できる実利的長所がある。
【００１６】なお、上記実施形態例では、組立て式冷蔵
庫の転倒を防止するため断面略Ｌ字状の固定金具を使用
しているが、冷蔵庫の側面と後方の柱等との間を直線的
な板状の固定金具で連結して、冷蔵庫の転倒を防止する
ようにしてもよく、また、冷蔵庫の外に、組立て式冷蔵
ショーケース、組立て式冷却貯蔵庫等の組立て式箱体に
も同様に適用できることはいうまでもない。
庫の転倒を防止するため断面略Ｌ字状の固定金具を使用
しているが、冷蔵庫の側面と後方の柱等との間を直線的
な板状の固定金具で連結して、冷蔵庫の転倒を防止する
ようにしてもよく、また、冷蔵庫の外に、組立て式冷蔵
ショーケース、組立て式冷却貯蔵庫等の組立て式箱体に
も同様に適用できることはいうまでもない。
【００１７】
【発明の効果】本発明にかかる組立て式箱体の転倒防止
装置にあっては、組立て式箱体の周囲壁面または床面の
状況に応じて、組立て式箱体自身がそなえるコーチボル
トにより、固定金具を介して組立て式箱体をそれら壁面
または床面へ確実に固定できるので、組立て式箱体の転
倒を容易に防止することが可能となり、また、組立て式
箱体に対する固定金具の取付けには特別な部品や構造の
変更を何ら必要とすることがないため、コスト上昇を確
実に抑制できる実利的長所がある。
装置にあっては、組立て式箱体の周囲壁面または床面の
状況に応じて、組立て式箱体自身がそなえるコーチボル
トにより、固定金具を介して組立て式箱体をそれら壁面
または床面へ確実に固定できるので、組立て式箱体の転
倒を容易に防止することが可能となり、また、組立て式
箱体に対する固定金具の取付けには特別な部品や構造の
変更を何ら必要とすることがないため、コスト上昇を確
実に抑制できる実利的長所がある。
【図１】プレハブ式冷蔵庫の斜視図。
【図２】本発明の実施形態例における要部斜視図
【図３】上記実施形態例の分解斜視図
【図４】上記実施形態例の使用説明図。
【図５】上記実施形態例の分解斜視図
１ プレハブ式冷蔵庫 ３ ルーフパネル ４ サイドパネル ５ コーチボルト １０ 固定金具 １３ 長孔 １４ 固定用孔 １６ コーチボルト孔 ２０ 壁面 ２１ ねじ ３０ 傾斜壁面 ４０ 床面
Claims (2)
- 【請求項１】 コーチボルトを使用した組立て式箱体に
おいて、固定金具の平面部に上記コーチボルトが挿通可
能な幅でほぼ直線状に延びる長孔と固定用孔とが形成さ
れ、上記長孔を挿通する上記コーチボルトが上記組立て
式箱体にねじ込まれると共に、上記固定用孔に挿入され
た固定具を上記組立て式箱体の周囲壁面等に固定するよ
うに構成された組立て式箱体の転倒防止装置。 - 【請求項２】 コーチボルトを使用した組立て式箱体に
おいて、断面略Ｌ字状固定金具の一方の平面部に上記コ
ーチボルトが挿通可能な幅で他方の平面部に対しほぼ垂
直に延びる長孔が形成され、上記他方の平面部に固定用
孔が形成されていて、上記長孔を挿通する上記コーチボ
ルトが上記組立て式箱体にねじ込まれると共に、上記固
定用孔に挿入された固定具を上記組立て式箱体の周囲壁
面または床面に固定するように構成された組立て式箱体
の転倒防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15035697A JPH10323249A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 組立て式箱体の転倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15035697A JPH10323249A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 組立て式箱体の転倒防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323249A true JPH10323249A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15495205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15035697A Pending JPH10323249A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 組立て式箱体の転倒防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10323249A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP2127586A1 (fr) | 2008-05-29 | 2009-12-02 | FagorBrandt SAS | Appareil électroménager comprenant des moyens de maintien adaptés à maintenir ledit appareil électroménager contre un mur |
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-
1997
- 1997-05-23 JP JP15035697A patent/JPH10323249A/ja active Pending
Cited By (16)
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