JPH10321404A - 抵抗器およびその製造方法 - Google Patents
抵抗器およびその製造方法Info
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- JPH10321404A JPH10321404A JP9130746A JP13074697A JPH10321404A JP H10321404 A JPH10321404 A JP H10321404A JP 9130746 A JP9130746 A JP 9130746A JP 13074697 A JP13074697 A JP 13074697A JP H10321404 A JPH10321404 A JP H10321404A
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Abstract
を低減できる抵抗器およびその製造方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 前記基板の主面の側部および側面の一部
に設けられた一対の上面電極層と、前記上面電極層に電
気的に接続するように設けられた抵抗層と、少なくとも
前記抵抗層の上面を覆うように設けられた保護層とを有
するものである。
Description
製造方法に関するものである。
号に開示されたものが知られている。
ついて、図面を参照しながら説明する。
において、1は絶縁基板である。2は絶縁基板1の上面
の左右両端部に設けられた第1の上面電極層である。3
は第1の上面電極層2に一部が重なるように設けられた
抵抗層である。4は抵抗層3のみの全体を覆うように設
けられた第1の保護層である。5は抵抗値を修正するた
めに抵抗層3および第1の保護層4に設けられたトリミ
ング溝である。6は第1の保護層4の上面にのみ設けら
れた第2の保護層である。7は第1の上面電極層2の上
面に絶縁基板1の幅一杯まで延びるように設けられた第
2の上面電極層である。8は絶縁基板1の側面に設けら
れた側面電極層である。9,10は第2の上面電極層7
および側面電極層8の表面に設けられたニッケルめっき
層、はんだめっき層である。この時、はんだめっき層1
0は、第2の保護層6よりも低く設けられているもので
ある。つまり、従来の抵抗器は、第2の保護層6が一番
高く設けられているものである。
いて、以下にその製造方法を図面を参照しながら説明す
る。
程図である。まず、図15(a)に示すように、絶縁基
板1の上面の左右両端部に、第1の上面電極層2を塗着
形成する。
上面電極層2に一部が重なるように絶縁基板1の上面に
抵抗膜3を塗着形成する。
3の全体のみを覆うように第1の保護層4を塗着形成し
た後、抵抗層3における全抵抗値が所定の抵抗値の範囲
内に入るようにレーザー等により抵抗層3および第1の
保護層4にトリミング溝5を施す。
保護層4の上面にのみ第2の保護層6を塗着形成する。
上面電極層2の上面に絶縁基板1の幅一杯まで延びるよ
うに第2の上面電極層7を塗着形成する。
上面電極層2および絶縁基板の左右両端の側面に第1、
第2の上面電極層2,7と電気的に接続するように側面
電極層8を塗着形成する。
極層8の表面にニッケルめっきを施した後、はんだめっ
きを施すことにより、ニッケルめっき層9、はんだめっ
き層10とを形成し、従来の抵抗器を製造していた。
来の構成および製造方法による抵抗器では、実装基板に
はんだ付けをした場合、図16(a)の実装状態の断面
図に示すように側面電極層(図示せず)と下面電極層
(図示せず)の双方でははんだ付けされ、フィレット2
3が形成されるフィレット実装構造であり、図16
(b)の実装状態の上面図に示すように部品面積24に
加えて側面をはんだ付けする面積25が必要であり、こ
れらを合わせた実装面積26が必要となる。しかも、実
装密度を向上するため、部品外形寸法が小さくなるほ
ど、実装面積に対するはんだ付け面積の占める割合が大
きくなり、電子機器の小型化するための実装密度を向上
することに限界が生ずるという課題を有していた。
で、実装基板に実装した際の実装面積に占めるはんだ付
け面積を低減できる抵抗器およびその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
に本発明は、前記基板の主面の側部および側面の一部に
設けられた一対の第1あるいは第2上面電極層と、前記
上面電極層に電気的に接続するように設けられた抵抗層
と、少なくとも前記抵抗層の上面を覆うように設けられ
た保護層とを有するものである。
は、分割溝を有するシート基板の上面および分割溝の上
面を跨ぐとともに前記分割溝内に電極ペーストを流し込
むかスパッタにより第1あるいは第2の上面電極層を設
ける工程と、前記第1上面電極層間を電気的に接続する
ように抵抗層を設ける工程と、少なくとも前記上面電極
層と抵抗層との上面を覆うように保護層を設ける工程
と、前記上面電極層を形成してなる前記シート基板の分
割溝で前記シート基板を短冊状に分割する工程と、前記
短冊状基板を個片に分割する工程とを有するものであ
る。
は、基板と、前記基板の上面の側部および側面の一部に
設けられた一対の第1の上面電極層と、前記第1の上面
電極層に電気的に接続するように設けられた抵抗層と、
少なくとも前記第1の上面電極層の上面に設けられた第
2の上面電極層と、少なくとも前記抵抗層の上面を覆う
ように設けられた保護層とからなるものである。
前記基板の上面に設けられた一対の第1の上面電極層
と、前記第1の上面電極層に電気的に接続するように設
けられた抵抗層と、少なくとも前記第1の上面電極層の
上面および前記基板の側面の一部に設けられた第2の上
面電極層と、少なくとも前記抵抗層を覆うように設けら
れた保護層とからなるものである。
または2記載の基板の側面に有する第1または第2の上
面電極層は、前記基板の高さ方向の前記抵抗層側に設け
られてなるものである。
記載の基板の側面に有する第1または第2の上面電極層
の面積は、基板の側面の面積の半分以下であるものであ
る。
または2記載の第1または第2の上面電極層は、めっき
層に覆われるとともに前記めっき層と保護層とは面一ま
たは前記めっき層が高いものである。
または2記載の第1の上面電極層は、銀または金系の導
電粉体にガラスを含有してなるかまたは金系の有機金属
化合物を焼成してなるかのいずれかからなるものであ
る。
または2記載の第1の上面電極層は、ニッケル系または
金系のスパッタにて形成されるものである。
記載の第2の上面電極層は、銀または金系の導電粉体に
ガラスを含有してなり、保護層はガラス系からなるもの
である。
記載の第2の上面電極層は、銀またはニッケル系の導電
粉体に樹脂を含有してなり、保護層は樹脂系からなるも
のである。
1または2記載の第1の上面電極層は、ニッケルまたは
金系のスパッタにて形成され、第2の上面電極層は銀ま
たはニッケル系の導電粉体に樹脂を含有してなり、保護
層は樹脂系からなるものである。
1または2記載の第2の上面電極層の稜線は、丸みを有
するものである。
6記載の第2の上面電極層は、ニッケル系または金系の
スパッタにて形成され、保護層は樹脂系からなるもので
ある。
を有するシート基板の上面の側部および分割溝の上面を
跨ぐとともに前記分割溝内に電極ペーストを流し込んで
第1の上面電極層を設ける工程と、前記第1の上面電極
層間を電気的に接続するように抵抗層を設ける工程と、
少なくとも前記第1の上面電極層と抵抗層との上面を覆
うように保護層を設ける工程と、少なくとも前記第1の
上面電極層と電気的に接続する第2の上面電極層を設け
る工程と、前記第2の上面電極層を形成してなる前記シ
ート基板の分割溝で前記シート基板を短冊状基板に分割
する工程と、前記短冊状基板を個片に分割する工程とか
らなるものである。
を有するシート基板の上面の側部および分割溝の上面を
跨ぐとともに前記分割溝内にスパッタにより第1の上面
電極層を設ける工程と、前記第1の上面電極層間を電気
的に接続するように抵抗層を設ける工程と、少なくとも
前記第1の上面電極層と抵抗層との上面を覆うように保
護層を設ける工程と、少なくとも前記第1の上面電極層
と電気的に接続する第2の上面電極層を設ける工程と、
前記第2の上面電極層を形成してなる前記シート基板の
分割溝で前記シート基板を短冊状基板に分割する工程
と、前記短冊状基板を個片に分割する工程とからなるも
のである。
を有するシート基板の上面の側部に分割溝の上面を跨ぐ
ことなく第1の上面電極層を設ける工程と、前記第1の
上面電極層間を電気的に接続するように抵抗層を設ける
工程と、少なくとも前記第1の上面電極層と抵抗層との
上面を覆うように保護層を設ける工程と、少なくとも前
記第1の上面電極層と電気的に接続し、シート基板の分
割溝の上面を跨ぐとともに前記分割溝内に電極ペースト
を流し込んで第2の上面電極層を設ける工程と、前記第
2の上面電極層を形成してなる前記シート基板の分割溝
で前記シート基板を短冊状基板に分割する工程と、前記
短冊状基板を個片に分割する工程とからなるものであ
る。
を有するシート基板の上面の側部に分割溝の上面を跨ぐ
ことなく第1の上面電極層を設ける工程と、前記第1の
上面電極層間を電気的に接続するように抵抗層を設ける
工程と、少なくとも前記第1の上面電極層と抵抗層との
上面を覆うように保護層を設ける工程と、少なくとも前
記第1の上面電極層と電気的に接続し、シート基板の分
割溝の上面を跨ぐとともに前記分割溝内にスパッタによ
り第2の上面電極層を設ける工程と、前記第2の上面電
極層を形成してなる前記シート基板の分割溝で前記シー
ト基板を短冊状基板に分割する工程と、前記短冊状基板
を個片に分割する工程とからなるものである。
に実装した際の実装面積に占めるはんだ付け面積を低減
できる抵抗器およびその製造方法を提供することができ
るという作用を有するものである。
態1における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
器の断面図である。図において、31は96%アルミナ
を含有してなる基板である。32は基板の主面の側部お
よび側面の一部に設けられた銀系の導電粉体にガラスを
含有してなる第1の上面電極層であり、基板31の側面
上の第1の上面電極層32の面積は、基板31の側面の
面積の半分以下である。33は第1の上面電極層32に
電気的に接続する酸化ルテニウムを主成分とする抵抗層
である。34は抵抗層33の上面に設けられたガラスを
主成分とする保護層である。35は第1の上面電極層3
2の上面に設けられた銀系の導電粉体にガラスを含有し
てなる第2の上面電極層であり、この第2の上面電極層
35の稜線は丸みを有している。36,37は必要に応
じてはんだ付け時の信頼性等の確保のために設けられた
ニッケルめっき層、はんだめっき層である。
形態における抵抗器について、以下にその製造方法を図
面を参照しながら説明する。
抵抗器の製造方法を示す工程図である。
工程で短冊状および個片状に分割するために設けた複数
の縦方向および横方向の分割溝38,39を有する耐熱
性および絶縁性に優れた96%アルミナを含有してなる
シート状基板31の横方向の分割溝39を跨ぐように、
銀系の導電粉体とガラスを含有してなる電極ペーストを
印刷し第1の上面電極層32を形成する。次にこの第1
の上面電極層32を安定な膜にするために約850℃の
温度で焼成を行う。このとき、前記電極ペーストは横方
向の分割溝39に入り込み分割溝の奥まで第1の上面電
極層32を形成できる。この分割溝38,39の基板3
1の厚みに対する深さは、製造工程での取り扱い時に割
れないように、一般的に基板31の厚みの半分以下にな
るよう形成されている。
面電極層32と電気的に接続するように、酸化ルテニウ
ムを主成分とする抵抗ペーストを印刷し抵抗層33を形
成する。次にこの抵抗層33を安定な膜とするために約
850℃の温度で焼成を行う。
3の抵抗値を所定の値に修正するために、YAGレーザ
ーでトリミング溝40を施してトリミングを行う。この
時、抵抗値測定用のトリミングプローブは、第1の上面
電極層32上にセットしてトリミングを行う。
正済みの抵抗層33を保護するためにガラスを主成分と
するペーストを印刷し、保護層34を形成する。この
際、横方向に並ぶ複数の抵抗層33を縦方向の分割溝3
8を跨ぎ連続して覆うように保護層34の印刷パターン
を形成してもよい。次にこの保護層34を安定な膜とす
るために約600℃の温度で焼成を行う。
面電極層32の上面に横方向の分割溝39を跨ぐことな
く、銀系の導電粉体とガラスを含有してなる電極ペース
トを印刷し第2の上面電極層35を形成する。この際、
横方向に並ぶ複数の第1の上面電極層32上で縦方向の
分割溝38を跨ぐように第2の上面電極層35の印刷パ
ターンを形成してもよい。次に第2の上面電極層35を
安定な膜とするために約600℃の温度で焼成を行う。
面電極層32、抵抗層33、トリミング溝40、保護層
34、第2の上面電極層35を形成済みのシート状基板
31の横方向の分割溝39に沿って分割し、短冊基板4
1に分割する。この時、短冊基板41の長手方向の側面
には、先に形成した上面電極層32が横方向の分割溝3
9の深さまで形成された状態になっている。
ている第1の上面電極層32および第2の上面電極層3
5にめっきを施すための準備工程として、短冊基板41
の縦方向の分割溝38に沿って分割し、個片基板42に
分割をする。そして、露出している第1の上面電極層3
2および第2の上面電極層35のはんだ付け時の電極食
われの防止およびはんだ付け時の信頼性の確保のため、
電気めっきによって、ニッケルめっき層(図示せず)を
中間層とし、はんだめっき層(図示せず)を最外層とし
て形成して、抵抗器を製造するものである。
施の形態1における抵抗器を実装基板にはんだ付けをし
た。図4(a)の実装状態の断面図に示すように、保護
層を形成した面を下側にして実装し、上面電極層(図示
せず)と基板側面の抵抗層の部分との両方ではんだ付け
されるが、側面電極の形成されている面積が小さいた
め、わずかにフィレット43が形成されるのみとなる。
よって、図4(b)の実装状態の上面図に示すように、
部品面積44と側面をはんだ付けするために必要となる
面積45とを合わせた面積が実装面積46となる。0.
6×0.3mmサイズの角チップ抵抗器で、従来構造の製
品と実装面積を比較すると、約20%の縮小化を図るこ
とができた。
側面電極の面積が小さいため、実装基板上ではんだ付け
のフィレットを形成するための面積が小さくてすみ、実
装面積を縮小化することができる。
だめっき層37と保護層34とを面一またははんだめっ
き層37を高くすることにより、はんだめっき層37と
実装時のランドパターン45との隙間を生じにくく実装
品質をさらに向上させることができる。
の上面電極層32、保護層34および第2の上面電極層
35を(表1)に示す組み合わせとしたときには、他の
特性(表1に記載)を向上することができる。
電極を形成しない方が、実装面積をさらに縮小化できる
ことは容易に考えられる。しかしながら、現状の電子機
器の製造工程においては、実装後のはんだ付け検査を画
像認識により行っているのが実状であり、側面電極を形
成しない場合、フィレットが全く形成されず、画像認識
による自動検査ができなくなってしまうという不具合が
生ずることになる。
態2における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
器の断面図である。図において、51は96%アルミナ
を含有してなる基板である。52は基板の主面の側部お
よび側面の一部に設けられた金系のスパッタにて設けら
れる第1の上面電極層であり、基板51の側面上の第1
の上面電極層52の面積は、基板51の側面の面積の半
分以下である。53は第1の上面電極層52に電気的に
接続する酸化ルテニウムを主成分とする抵抗層である。
54は抵抗層53の上面に設けられたガラスを主成分と
する保護層である。55は第1の上面電極層52の上面
に設けられた銀系の導電粉体にガラスを含有してなる第
2の上面電極層であり、この第2の上面電極層55の稜
線は丸みを有している。56,57は必要に応じてはん
だ付け時の信頼性等の確保のために設けられたニッケル
めっき層、はんだめっき層である。
形態における抵抗器について、以下にその製造方法を図
面を参照しながら説明する。
抵抗器の製造方法を示す工程図である。
工程で短冊状および個片状に分割するために設けた複数
の縦方向および横方向の分割溝58,59を有する耐熱
性および絶縁性に優れた96%アルミナを含有してなる
シート状基板51の上面全体にスパッタ工法により金を
着膜し、さらにLSI等で一般的に行われているフォト
リソ法により、所望の電極パターンとした第1の上面電
極層52を形成し、この第1の上面電極層52を安定な
膜にするために、約300〜400℃の温度で熱処理を
行う。この時、第1の上面電極層52は横方向の分割溝
59に入り込み分割溝の奥まで第1の上面電極層52を
形成できる。この分割溝58,59の基板51の厚みに
対する深さは、製造工程での取り扱い時に割れないよう
に、一般的に基板51の厚みの半分以下になるよう形成
されている。
面電極層52と電気的に接続するように、酸化ルテニウ
ムを主成分とする抵抗ペーストを印刷し抵抗層53を形
成する。次にこの抵抗層53を安定な膜とするために約
850℃の温度で焼成を行う。
3の抵抗値を所定の値に修正するために、YAGレーザ
ーでトリミング溝60を施してトリミングを行う。この
時、抵抗値測定用のトリミングプローブは、第1の上面
電極層52上にセットしてトリミングを行う。
正済みの抵抗層53を保護するためにガラスを主成分と
するペーストを印刷し、保護層54を形成する。この
際、横方向に並ぶ複数の抵抗層53を縦方向の分割溝5
8を跨ぎ連続して覆うように保護層54の印刷パターン
を形成してもよい。次にこの保護層54を安定な膜とす
るために約600℃の温度で焼成を行う。
面電極層52の上面に横方向の分割溝59を跨ぐことな
く、銀系の導電粉体とガラスを含有してなる電極ペース
トを印刷し第2の上面電極層55を形成する。次にこの
第2の上面電極層55を安定な膜とするために約600
℃の温度で焼成を行う。
層52、抵抗層53、トリミング溝60、保護層54、
第2の上面電極層55を形成済みのシート状基板51の
横方向の分割溝59に沿って分割し、短冊基板61に分
割する。この時、短冊基板61の長手方向の側面には、
先に形成した上面電極層52が横方向の分割溝59の深
さまで形成された状態になっている。
ている上面電極層52にめっきを施すための準備工程と
して、短冊基板61の縦方向の分割溝58に沿って分割
し、個片基板62に分割をする。そして、露出している
上面電極層52のはんだ付け時の電極食われの防止およ
びはんだ付け時の信頼性の確保のため、電気めっきによ
って、ニッケルめっき層(図示せず)を中間層とし、は
んだめっき層(図示せず)を最外層として形成して、抵
抗器を製造するものである。
施の形態2における抵抗器を実装基板にはんだ付けをし
た場合の効果については、前述の実施の形態1と同じで
あるため、説明を省略する。
電極層52、保護層54および上面電極層55を(表
2)に示す組み合わせとしたときには、他の特性(表2
に記載)を向上することができる。
態3における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
器の断面図である。図において、71は96%アルミナ
を含有してなる基板である。72は基板の主面の側部に
設けられた銀系の導電粉体にガラスを含有してなる第1
の上面電極層である。73は第1の上面電極層72に電
気的に接続する酸化ルテニウムを主成分とする抵抗層で
ある。74は抵抗層33の上面に設けられたガラスを主
成分とする保護層である。75は第1の上面電極層32
の上面および基板72の側面の一部に設けられた銀系の
導電粉体にガラスを含有してなる第2の上面電極層であ
り、基板71の側面上の第2の上面電極層75の面積
は、基板71の側面の面積の半分以下である。この第2
の上面電極層75の稜線は丸みを有している。76,7
7は必要に応じてはんだ付け時の信頼性等の確保のため
に設けられたニッケルめっき層、はんだめっき層であ
る。
形態における抵抗器について、以下にその製造方法を図
面を参照しながら説明する。
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
工程で短冊状および個片状に分割するために設けた複数
の縦方向および横方向の分割溝78,79を有する耐熱
性および絶縁性に優れた96%アルミナを含有してなる
シート状基板71の横方向の分割溝79を跨ぐことな
く、銀系の導電粉体とガラスを含有してなる電極ペース
トを印刷し第1の上面電極層72を形成する。次にこの
第1の上面電極層72を安定な膜にするために約850
℃の温度で焼成を行う。この分割溝78,79の基板7
1の厚みに対する深さは、製造工程での取り扱い時に割
れないように、一般的に基板71の厚みの半分以下にな
るよう形成されている。
面電極層72と電気的に接続するように、酸化ルテニウ
ムを主成分とする抵抗ペーストを印刷し抵抗層73を形
成する。次にこの抵抗層73を安定な膜とするために約
850℃の温度で焼成を行う。
3の抵抗値を所定の値に修正するために、YAGレーザ
ーでトリミング溝80を施してトリミングを行う。この
時、抵抗値測定用のトリミングプローブは、第1の上面
電極層72上にセットしてトリミングを行う。
修正済みの抵抗層73を保護するためにガラスを主成分
とするペーストを印刷し、保護層74を形成する。この
際、横方向に並ぶ複数の抵抗層73を縦方向の分割溝7
8を跨ぎ連続して覆うように保護層74の印刷パターン
を形成してもよい。次にこの保護層74を安定な膜とす
るために約600℃の温度で焼成を行う。
上面電極層72の上面に、シート状基板71の横方向の
分割溝79を跨ぐように、銀系の導電粉体とガラスを含
有してなる電極ペーストを印刷し第2の上面電極層75
を形成する。このとき、前記電極ペーストは横方向の分
割溝79に入り込み分割溝の奥まで第2の上面電極層7
5を形成できる。この際、横方向に並ぶ複数の第1の上
面電極層72の上に縦方向の分割溝78を跨ぎ連続する
ように第2の上面電極層75の印刷パターンを形成して
もよい。次に第2の上面電極層75を安定な膜とするた
めに約600℃の温度で焼成を行う。
上面電極層72、抵抗層73、トリミング溝80、保護
層74、第2の上面電極層75を形成済みのシート状基
板71の横方向の分割溝79に沿って分割し、短冊基板
81に分割する。この時、短冊基板81の長手方向の側
面には、先に形成した第2の上面電極層75が横方向の
分割溝79の深さまで形成された状態になっている。
している第2の上面電極層75にめっきを施すための準
備工程として、短冊基板81の縦方向の分割溝78に沿
って分割し、個片基板82に分割をする。そして、露出
している第2の上面電極層75のはんだ付け時の電極食
われの防止およびはんだ付け時の信頼性の確保のため、
電気めっきによって、ニッケルめっき層(図示せず)を
中間層とし、はんだめっき層(図示せず)を最外層とし
て形成して、抵抗器を製造するものである。
施の形態3における抵抗器を実装基板にはんだ付けをし
た場合の効果については、前述の実施の形態1と同じで
あるため、説明を省略する。
の上面電極層72、保護層74および第2の上面電極層
75を(表3)に示す組み合わせとしたときには、他の
特性(表3に記載)を向上することができる。
態4における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
抗器の断面図である。図において、91は96%アルミ
ナを含有してなる基板である。92は基板の主面の側部
に設けられた銀系の導電粉体にガラスを含有してなる第
1の上面電極層である。93は第1の上面電極層92に
電気的に接続する酸化ルテニウムを主成分とする抵抗層
である。94は抵抗層93の上面に設けられたガラスを
主成分とする保護層である。95は第1の上面電極層9
2の上面および側面の一部に設けられた金系のスパッタ
を用いて形成される第2の上面電極層であり、基板91
の側面上の第2の上面電極層95の面積は、基板91の
側面の面積の半分以下である。この第2の上面電極層9
5の稜線は丸みを有している。96,97は必要に応じ
てはんだ付け時の信頼性等の確保のために設けられたニ
ッケルめっき層、はんだめっき層である。
形態における抵抗器について、以下にその製造方法を図
面を参照しながら説明する。
ける抵抗器の製造方法を示す工程図である。
後工程で短冊状および個片状に分割するために設けた複
数の縦方向および横方向の分割溝98,99を有する耐
熱性および絶縁性に優れた96%アルミナを含有してな
るシート状基板91の横方向の分割溝99を跨ぐことな
く、銀系の導電粉体とガラスを含有してなる電極ペース
トを印刷し第1の上面電極層92を形成する。
上面電極層92と電気的に接続するように、酸化ルテニ
ウムを主成分とする抵抗ペーストを印刷し抵抗層93を
形成する。次にこの抵抗層93を安定な膜とするために
約850℃の温度で焼成を行う。
93の抵抗値を所定の値に修正するために、YAGレー
ザーでトリミング溝100を施してトリミングを行う。
この時、抵抗値測定用のトリミングプローブは、第1の
上面電極層92上にセットしてトリミングを行う。
修正済みの抵抗層93を保護するためにガラスを主成分
とするペーストを印刷し、保護層94を形成する。この
際、横方向に並ぶ複数の抵抗層93を縦方向の分割溝9
8を跨ぎ連続して覆うように保護層94の印刷パターン
を形成してもよい。次にこの保護層94を安定な膜とす
るために約600℃の温度で焼成を行う。
1の上面全体に樹脂からなるレジスト材料を塗布し、更
にフォトリソ工法によりレジスト材料に所望の第2の上
面電極層95の成膜パターンの穴を形成する。更に、基
板上面全体にスパッタ工法により金を着膜し、所望の第
2の上面電極層95の成膜パターンを除く部分のレジス
ト材料を取り除く。この工程により第2の上面電極層9
5を形成する。この時、第2の上面電極層95は横方向
の分割溝99に入り込み分割溝の奥まで第2の上面電極
層95を形成できる。
対する深さは、製造工程での取り扱い時に割れないよう
に、一般的に基板91の厚みの半分以下になるよう形成
されている。
上面電極層92、抵抗層93、トリミング溝100、保
護層94、第2の上面電極層95を形成済みのシート状
基板91の横方向の分割溝99に沿って分割し、短冊基
板101に分割する。この時、短冊基板101の長手方
向の側面には、先に形成した第2の上面電極層95が横
方向の分割溝99の深さまで形成された状態になってい
る。
している第2の上面電極層95にめっきを施すための準
備工程として、短冊基板101の縦方向の分割溝98に
沿って分割し、個片基板102に分割する。そして、露
出している第2の上面電極層95のはんだ付け時の電極
食われの防止およびはんだ付け時の信頼性の確保のた
め、電気めっきによって、ニッケルめっき層(図示せ
ず)を中間層とし、はだめっき層(図示せず)を最外層
として形成して、抵抗器を製造するものである。
施の形態4における抵抗器を実装基板にはんだ付けをし
た場合の効果については、前述の実施の形態1と同じで
あるため、説明を省略する。
の上面電極層92、保護層94および第2の上面電極層
95を(表4)に示す組み合わせとしたときには、他の
特性(表4に記載)を向上することができる。
の上面の側部の一部に設けられた側面電極ではんだ付け
されるため、はんだ付けのフィレットを形成するための
面積を小さくすることができ、実装基板上のはんだ付け
部を含む実装面積を低減することができる抵抗器および
その製造方法を提供できるものである。
図
Claims (16)
- 【請求項1】 基板と、前記基板の上面の側部および側
面の一部に設けられた一対の第1の上面電極層と、前記
第1の上面電極層に電気的に接続するように設けられた
抵抗層と、少なくとも前記第1の上面電極層の上面に設
けられた第2の上面電極層と、少なくとも前記抵抗層の
上面を覆うように設けられた保護層とからなる抵抗器。 - 【請求項2】 基板と、前記基板の上面に設けられた一
対の第1の上面電極層と、前記第1の上面電極層に電気
的に接続するように設けられた抵抗層と、少なくとも前
記第1の上面電極層の上面および前記基板の側面の一部
に設けられた第2の上面電極層と、少なくとも前記抵抗
層を覆うように設けられた保護層とからなる抵抗器。 - 【請求項3】 基板の側面に有する第1または第2の上
面電極層は、前記基板の高さ方向の前記抵抗層側に設け
られた請求項1または2記載の抵抗器。 - 【請求項4】 基板の側面に有する第1または第2の上
面電極層の面積は、基板の側面の面積の半分以下である
ことを特徴とする請求項3記載の抵抗器。 - 【請求項5】 第1または第2の上面電極層は、めっき
層に覆われるとともに前記めっき層と保護層とは面一ま
たは前記めっき層が高い請求項1または2記載の抵抗
器。 - 【請求項6】 第1の上面電極層は、銀または金系の導
電粉体にガラスを含有してなるかまたは金系の有機金属
化合物を焼成してなるかのいずれかからなる請求項1ま
たは2記載の抵抗器。 - 【請求項7】 第1の上面電極層は、ニッケル系または
金系のスパッタにて形成される請求項1または2記載の
抵抗器。 - 【請求項8】 第2の上面電極層は、銀または金系の導
電粉体にガラスを含有してなり、保護層はガラス系から
なる請求項6記載の抵抗器。 - 【請求項9】 第2の上面電極層は、銀またはニッケル
系の導電粉体に樹脂を含有してなり、保護層は樹脂系か
らなる請求項6記載の抵抗器。 - 【請求項10】 第1の上面電極層は、ニッケルまたは
金系のスパッタにて形成され、第2の上面電極層は、銀
またはニッケル系の導電粉体に樹脂を含有してなり、保
護層は樹脂系からなる請求項1または2記載の抵抗器。 - 【請求項11】 第2の上面電極層の稜線は、丸みを有
する請求項1または2記載の抵抗器。 - 【請求項12】 第2の上面電極層は、ニッケル系また
は金系のスパッタにて形成され、保護層は樹脂系からな
る請求項6記載の抵抗器。 - 【請求項13】 分割溝を有するシート基板の上面の側
部および分割溝の上面を跨ぐとともに前記分割溝内に電
極ペーストを流し込んで第1の上面電極層を設ける工程
と、前記第1の上面電極層間を電気的に接続するように
抵抗層を設ける工程と、少なくとも前記第1の上面電極
層と抵抗層との上面を覆うように保護層を設ける工程
と、少なくとも前記第1の上面電極層と電気的に接続す
る第2の上面電極層を設ける工程と、前記第2の上面電
極層を形成してなる前記シート基板の分割溝で前記シー
ト基板を短冊状基板に分割する工程と、前記短冊状基板
を個片に分割する工程とからなる抵抗器の製造方法。 - 【請求項14】 分割溝を有するシート基板の上面の側
部および分割溝の上面を跨ぐとともに前記分割溝内にス
パッタにより第1の上面電極層を設ける工程と、前記第
1の上面電極層間を電気的に接続するように抵抗層を設
ける工程と、少なくとも前記第1の上面電極層と抵抗層
との上面を覆うように保護層を設ける工程と、少なくと
も前記第1の上面電極層と電気的に接続する第2の上面
電極層を設ける工程と、前記第2の上面電極層を形成し
てなる前記シート基板の分割溝で前記シート基板を短冊
状基板に分割する工程と、前記短冊状基板を個片に分割
する工程とからなる抵抗器の製造方法。 - 【請求項15】 分割溝を有するシート基板の上面の側
部に分割溝の上面を跨ぐことなく第1の上面電極層を設
ける工程と、前記第1の上面電極層間を電気的に接続す
るように抵抗層を設ける工程と、少なくとも前記第1の
上面電極層と抵抗層との上面を覆うように保護層を設け
る工程と、少なくとも前記第1の上面電極層と電気的に
接続し、シート基板の分割溝の上面を跨ぐとともに前記
分割溝内に電極ペーストを流し込んで第2の上面電極層
を設ける工程と、前記第2の上面電極層を形成してなる
前記シート基板の分割溝で前記シート基板を短冊状基板
に分割する工程と、前記短冊状基板を個片に分割する工
程とからなる抵抗器の製造方法。 - 【請求項16】 分割溝を有するシート基板の上面の側
部に分割溝の上面を跨ぐことなく第1の上面電極層を設
ける工程と、前記第1の上面電極層間を電気的に接続す
るように抵抗層を設ける工程と、少なくとも前記第1の
上面電極層と抵抗層との上面を覆うように保護層を設け
る工程と、少なくとも前記第1の上面電極層と電気的に
接続し、シート基板の分割溝の上面を跨ぐとともに前記
分割溝内にスパッタにより第2の上面電極層を設ける工
程と、前記第2の上面電極層を形成してなる前記シート
基板の分割溝で前記シート基板を短冊状基板に分割する
工程と、前記短冊状基板を個片に分割する工程とからな
る抵抗器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130746A JPH10321404A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 抵抗器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130746A JPH10321404A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 抵抗器およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10321404A true JPH10321404A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15041654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9130746A Pending JPH10321404A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 抵抗器およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10321404A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010161135A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Rohm Co Ltd | チップ抵抗器およびその製造方法 |
JP2011029414A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Rohm Co Ltd | チップ抵抗器およびチップ抵抗器の製造方法 |
JPWO2015162858A1 (ja) * | 2014-04-24 | 2017-04-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | チップ抵抗器およびその製造方法 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP9130746A patent/JPH10321404A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010161135A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Rohm Co Ltd | チップ抵抗器およびその製造方法 |
JP2011029414A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Rohm Co Ltd | チップ抵抗器およびチップ抵抗器の製造方法 |
JPWO2015162858A1 (ja) * | 2014-04-24 | 2017-04-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | チップ抵抗器およびその製造方法 |
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