JPH10321290A - 表面実装コネクタ - Google Patents
表面実装コネクタInfo
- Publication number
- JPH10321290A JPH10321290A JP9125724A JP12572497A JPH10321290A JP H10321290 A JPH10321290 A JP H10321290A JP 9125724 A JP9125724 A JP 9125724A JP 12572497 A JP12572497 A JP 12572497A JP H10321290 A JPH10321290 A JP H10321290A
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- Japan
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- insulator
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- connector
- insulators
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Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 76
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/631—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
- H01R13/6315—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only allowing relative movement between coupling parts, e.g. floating connection
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンタクトがフローティングを行なう表面実
装コネクタにおいて、コンタクトのフローティング力の
顕著な低減を図る。 【解決手段】 まず、2枚の平板状のコンタクト3を各
別にベースインシュレータ2とスライドインシュレータ
1にモールドイン成形する。次に、(a)図のように、
コンタクト3のフローティング部3cを折曲し、ベース
インシュレータ2をスライドインシュレータ1に対して
外側へ移動させる。続いて、(b)図のように、両イン
シュレータを同一水平面上に配置し、コンタクト3の一
端部3aと他端部3eの各先端の不要な部分を切断し、
一端部3aをスライドインシュレータ1の係合部1aに
係合させ、他端部3eをプリント基板への接続部に形成
する。更に、コネクタの左右両側のスライドインシュレ
ータ1同士とベースインシュレータ2同士を、それぞれ
矢印方向に接近させて合致させ、接着等の方法で固定す
る。
装コネクタにおいて、コンタクトのフローティング力の
顕著な低減を図る。 【解決手段】 まず、2枚の平板状のコンタクト3を各
別にベースインシュレータ2とスライドインシュレータ
1にモールドイン成形する。次に、(a)図のように、
コンタクト3のフローティング部3cを折曲し、ベース
インシュレータ2をスライドインシュレータ1に対して
外側へ移動させる。続いて、(b)図のように、両イン
シュレータを同一水平面上に配置し、コンタクト3の一
端部3aと他端部3eの各先端の不要な部分を切断し、
一端部3aをスライドインシュレータ1の係合部1aに
係合させ、他端部3eをプリント基板への接続部に形成
する。更に、コネクタの左右両側のスライドインシュレ
ータ1同士とベースインシュレータ2同士を、それぞれ
矢印方向に接近させて合致させ、接着等の方法で固定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板間等
における回路の接続に使用され、コンタクトがフローテ
ィングを行なう表面実装(SMT)コネクタに関する。
における回路の接続に使用され、コンタクトがフローテ
ィングを行なう表面実装(SMT)コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】実公平7−33408号公報に記載され
た従来の2つのフローティングコネクタについて図4と
図5を参照して説明する。
た従来の2つのフローティングコネクタについて図4と
図5を参照して説明する。
【0003】まず、従来の第1のフローティングコネク
タを図4に示す。このコネクタは、プリント基板上に嵌
合等により固着される外側インシュレータ11と、外側
インシュレータ11の凹部内で所定の方向に、所定量だ
け移動可能に組み込まれた内側インシュレータ12を備
えている。すなわち、内側インシュレータ12は、外側
インシュレータ11に形成された上部開口の内側にX、
Y軸方向に可動に取付けられている。プリント基板間の
回路接続のためのコンタクト13の一端部13aは、外
側インシュレータ11の底部に形成された溝部に、また
他端部13bは、内側インシュレータ12の底面に形成
された溝部にそれぞれ固定される。
タを図4に示す。このコネクタは、プリント基板上に嵌
合等により固着される外側インシュレータ11と、外側
インシュレータ11の凹部内で所定の方向に、所定量だ
け移動可能に組み込まれた内側インシュレータ12を備
えている。すなわち、内側インシュレータ12は、外側
インシュレータ11に形成された上部開口の内側にX、
Y軸方向に可動に取付けられている。プリント基板間の
回路接続のためのコンタクト13の一端部13aは、外
側インシュレータ11の底部に形成された溝部に、また
他端部13bは、内側インシュレータ12の底面に形成
された溝部にそれぞれ固定される。
【0004】この種のフローティングタイプコネクタで
は、自動機によってプリント基板間でコネクタを嵌合す
る際において、この嵌合時におけるコネクタとプリント
基板との微小の嵌合のずれを吸収する等の目的で、外側
インシュレータ11と内側インシュレータ12とをX−
Y軸方向に弾性的に支持するいわゆるフローティング構
造が採られている。即ち上記従来のコネクタの場合、コ
ンタクト13をその一端部13aから垂直方向に他端部
13bまで延ばし、その中間部13cにフレキシブル部
分を形成してバネ性を持たせ、このバネ性によって外側
インシュレータ11と内側インシュレータ12とを弾性
的に保持して、内側インシュレータ12の嵌合部のフロ
ーティングを行なう。
は、自動機によってプリント基板間でコネクタを嵌合す
る際において、この嵌合時におけるコネクタとプリント
基板との微小の嵌合のずれを吸収する等の目的で、外側
インシュレータ11と内側インシュレータ12とをX−
Y軸方向に弾性的に支持するいわゆるフローティング構
造が採られている。即ち上記従来のコネクタの場合、コ
ンタクト13をその一端部13aから垂直方向に他端部
13bまで延ばし、その中間部13cにフレキシブル部
分を形成してバネ性を持たせ、このバネ性によって外側
インシュレータ11と内側インシュレータ12とを弾性
的に保持して、内側インシュレータ12の嵌合部のフロ
ーティングを行なう。
【0005】次に、従来の第2のフローティングコネク
タを図5に示す。外側インシュレータ11の中央部に
は、凹部11aが形成されている。凹部11a内には、
外周に係止片12aを備え、また外側インシュレータ1
1と略同じ高さの内側インシュレータ12が、X軸、Y
軸、Z軸方向にそれぞれ移動可能な状態で収納されてい
る。内側インシュレータ12は、凹部11a内におい
て、X軸方向の移動が外側インシュレータ11の外縁に
ある係止枠11bによって、またY軸方向の移動が凹部
11aの内壁によって、更にZ軸方向の移動が係止片1
2aと外側インシュレータ11の上片11dとの係合に
よって、それぞれ規制される。
タを図5に示す。外側インシュレータ11の中央部に
は、凹部11aが形成されている。凹部11a内には、
外周に係止片12aを備え、また外側インシュレータ1
1と略同じ高さの内側インシュレータ12が、X軸、Y
軸、Z軸方向にそれぞれ移動可能な状態で収納されてい
る。内側インシュレータ12は、凹部11a内におい
て、X軸方向の移動が外側インシュレータ11の外縁に
ある係止枠11bによって、またY軸方向の移動が凹部
11aの内壁によって、更にZ軸方向の移動が係止片1
2aと外側インシュレータ11の上片11dとの係合に
よって、それぞれ規制される。
【0006】外側インシュレータ11と内側インシュレ
ータ12との間には、コネクタが設けられる基板間の回
路接続をするためのコンタクト13が設けられる。な
お、説明の便宜上コンタクト13は図では一対だけ示し
たが、実際のコネクタでは図において左下方向に適当な
間隔で複数対のコンタクトが設けられる。コンタクト1
3は、その一端部13aが外側インシュレータ11の側
に、また他端部13bが内側インシュレータ12の側に
それぞれ配置されている。また、コンタクト13の中間
部13cは波状に折曲されて、外側インシュレータ11
の凹部11aと内側インシュレータ12の外壁との間に
形成される空間内に移動ないし変形自在な状態で配置さ
れている。この空間内において中間部13cにおける折
曲部分の伸びが防止される。
ータ12との間には、コネクタが設けられる基板間の回
路接続をするためのコンタクト13が設けられる。な
お、説明の便宜上コンタクト13は図では一対だけ示し
たが、実際のコネクタでは図において左下方向に適当な
間隔で複数対のコンタクトが設けられる。コンタクト1
3は、その一端部13aが外側インシュレータ11の側
に、また他端部13bが内側インシュレータ12の側に
それぞれ配置されている。また、コンタクト13の中間
部13cは波状に折曲されて、外側インシュレータ11
の凹部11aと内側インシュレータ12の外壁との間に
形成される空間内に移動ないし変形自在な状態で配置さ
れている。この空間内において中間部13cにおける折
曲部分の伸びが防止される。
【0007】このフローティングタイプコネクタをプリ
ント基板間に装着する場合には、外側インシュレータ1
1の底面側に第1のプリント基板を、また外側インシュ
レータ12の上面側には第2のプリント基板をそれぞれ
配する。そして、外側インシュレータ11の底面側に形
成された凹部11cから突出したコンタクト13の一端
部13aの先端に形成された端子部分を、第1のプリン
ト基板上のパターンに半田付けなどで固定する。また外
側インシュレータ11自体を、その外側に一体に設けた
ホールドダウン14によって第1のプリント基板上のパ
ターンに半田付けなどで固定する。
ント基板間に装着する場合には、外側インシュレータ1
1の底面側に第1のプリント基板を、また外側インシュ
レータ12の上面側には第2のプリント基板をそれぞれ
配する。そして、外側インシュレータ11の底面側に形
成された凹部11cから突出したコンタクト13の一端
部13aの先端に形成された端子部分を、第1のプリン
ト基板上のパターンに半田付けなどで固定する。また外
側インシュレータ11自体を、その外側に一体に設けた
ホールドダウン14によって第1のプリント基板上のパ
ターンに半田付けなどで固定する。
【0008】一方、コンタクト13の他端部13bを、
内側インシュレータ12の底面部12aに形成した孔に
貫通するとともに、その先端に形成された端子部分を、
この底面部12aの内側において上方に突出された状態
に保持する。また第2のインシュレータ12の上部に設
けられたソケット部12cを第2のプリント基板上に固
着された対応するソケット部に嵌合するとともに、他端
部13bの上記端子部分を、第2のプリント基板上の上
記ソケット部に設けられた対応する端子に接合する。
内側インシュレータ12の底面部12aに形成した孔に
貫通するとともに、その先端に形成された端子部分を、
この底面部12aの内側において上方に突出された状態
に保持する。また第2のインシュレータ12の上部に設
けられたソケット部12cを第2のプリント基板上に固
着された対応するソケット部に嵌合するとともに、他端
部13bの上記端子部分を、第2のプリント基板上の上
記ソケット部に設けられた対応する端子に接合する。
【0009】そして、コンタクト13の一端部13aの
上記半田付けされた先端が第1のインシュレータ11の
凹部11cによって第1のプリント基板に固定されてい
るため、この固定箇所が軸となり、バネ性を持ったコン
タクト13がフレキシブルにX軸、Y軸方向に自由に移
動することが可能となる。またこのバネ性によって外側
インシュレータ11と内側インシュレータ12とが弾性
的に保持されて、内側インシュレータ12の嵌合部のフ
ローティングが行なわれる。
上記半田付けされた先端が第1のインシュレータ11の
凹部11cによって第1のプリント基板に固定されてい
るため、この固定箇所が軸となり、バネ性を持ったコン
タクト13がフレキシブルにX軸、Y軸方向に自由に移
動することが可能となる。またこのバネ性によって外側
インシュレータ11と内側インシュレータ12とが弾性
的に保持されて、内側インシュレータ12の嵌合部のフ
ローティングが行なわれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のフローティング
コネクタでは、プレスしたコンタクトをベース(外側)
インシュレータとスライド(内側)インシュレータに圧
入して固定する。したがって、コンタクトは、圧入する
力に耐え得る強度を持たなければならないので、フロー
ティング力の低減に限界があった。
コネクタでは、プレスしたコンタクトをベース(外側)
インシュレータとスライド(内側)インシュレータに圧
入して固定する。したがって、コンタクトは、圧入する
力に耐え得る強度を持たなければならないので、フロー
ティング力の低減に限界があった。
【0011】そして、本発明は、前記従来のフローティ
ングコネクタの欠点を改良し、コンタクトがフローティ
ングを行なう表面実装コネクタにおいて、コンタクトの
フローティング力の顕著な低減を図るものである。
ングコネクタの欠点を改良し、コンタクトがフローティ
ングを行なう表面実装コネクタにおいて、コンタクトの
フローティング力の顕著な低減を図るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【0013】(1)2枚のコンタクトを各別にモールド
イン成形された一対のベースインシュレータ同士と一対
のスライドインシュレータ同士を、それぞれ固定し、前
記コンタクトのフローティングにより前記固定された一
対のスライドインシュレータが前記固定された一対のベ
ースインシュレータに対してスライドすることができる
ようにした表面実装コネクタ。
イン成形された一対のベースインシュレータ同士と一対
のスライドインシュレータ同士を、それぞれ固定し、前
記コンタクトのフローティングにより前記固定された一
対のスライドインシュレータが前記固定された一対のベ
ースインシュレータに対してスライドすることができる
ようにした表面実装コネクタ。
【0014】(2)前記コンタクトの一端部を折曲して
前記スライドインシュレータに係合させた前記(1)記
載の表面実装コネクタ。
前記スライドインシュレータに係合させた前記(1)記
載の表面実装コネクタ。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態例の表面実
装コネクタの一方側のモールドイン成形後の三面図であ
る。図2は、このコネクタの左右両側のモールドイン成
形後の断面図である。図3は、このコネクタの組立工程
を示す断面図である。
装コネクタの一方側のモールドイン成形後の三面図であ
る。図2は、このコネクタの左右両側のモールドイン成
形後の断面図である。図3は、このコネクタの組立工程
を示す断面図である。
【0017】このコネクタは、左右両側のスライドイン
シュレータ1、ベースインシュレータ2、並びに、スラ
イドインシュレータ1及びベースインシュレータ2にモ
ールドインされたコンタクト3から構成される。
シュレータ1、ベースインシュレータ2、並びに、スラ
イドインシュレータ1及びベースインシュレータ2にモ
ールドインされたコンタクト3から構成される。
【0018】コンタクト3のスライドインシュレータ1
及びベースインシュレータ2へのモールドイン構造を一
方側について説明すると、図2の右側において、コンタ
クト3は、一端部3a、挿通部3b、フローティング部
3c、挿通部3d及び他端部3eから構成される。挿通
部3bは、スライドインシュレータ1のモールドイン部
1bに固定され、また、挿通部3dは、ベースインシュ
レータ2のモールドイン部2aに固定され、成形後、コ
ンタクト3の一端部3aと他端部3eは、各先端付近を
一点鎖線の箇所で切断される。
及びベースインシュレータ2へのモールドイン構造を一
方側について説明すると、図2の右側において、コンタ
クト3は、一端部3a、挿通部3b、フローティング部
3c、挿通部3d及び他端部3eから構成される。挿通
部3bは、スライドインシュレータ1のモールドイン部
1bに固定され、また、挿通部3dは、ベースインシュ
レータ2のモールドイン部2aに固定され、成形後、コ
ンタクト3の一端部3aと他端部3eは、各先端付近を
一点鎖線の箇所で切断される。
【0019】このコネクタの組立工程について図3を参
照して説明する。まず、図3(a)に示されるように、
コネクタの一方側のコンタクト3のフローティング部3
cをスライドインシュレータ1の突出部1cに沿って曲
げ込み、ベースインシュレータ2を外側へ移動させる。
コネクタの他方側についても、同様に行なう。
照して説明する。まず、図3(a)に示されるように、
コネクタの一方側のコンタクト3のフローティング部3
cをスライドインシュレータ1の突出部1cに沿って曲
げ込み、ベースインシュレータ2を外側へ移動させる。
コネクタの他方側についても、同様に行なう。
【0020】次に、図3(b)に示されるように、スラ
イドインシュレータ1とベースインシュレータ2を同一
水平面上に配置し、コンタクト3の一端部3aと他端部
3eの各先端の不要な部分を再度切断する。この後、コ
ンタクト3の一端部3aを折曲してスライドインシュレ
ータ1の係合部1aに係合させ、他端部3eもベースイ
ンシュレータ2の底部2bに沿わせて折曲し、プリント
基板への接続部を形成する。続いて、コネクタの左右両
側のスライドインシュレータ1同士とベースインシュレ
ータ2同士を、それぞれ矢印方向に接近させて合致さ
せ、接着、溶着、金具による圧入等の方法によって固定
する。
イドインシュレータ1とベースインシュレータ2を同一
水平面上に配置し、コンタクト3の一端部3aと他端部
3eの各先端の不要な部分を再度切断する。この後、コ
ンタクト3の一端部3aを折曲してスライドインシュレ
ータ1の係合部1aに係合させ、他端部3eもベースイ
ンシュレータ2の底部2bに沿わせて折曲し、プリント
基板への接続部を形成する。続いて、コネクタの左右両
側のスライドインシュレータ1同士とベースインシュレ
ータ2同士を、それぞれ矢印方向に接近させて合致さ
せ、接着、溶着、金具による圧入等の方法によって固定
する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
によれば、次の効果を奏することができる。
【0022】(1)コンタクトをベースインシュレータ
とスライドインシュレータにモールドイン成形すること
により、従来のフローティングコネクタと対比してコン
タクトが両インシュレータへの圧入に耐える強度を必要
としない分だけ、コンタクトの厚さを薄くすることがで
きるため、コンタクトのフローティング力の大幅な低減
が可能となる。
とスライドインシュレータにモールドイン成形すること
により、従来のフローティングコネクタと対比してコン
タクトが両インシュレータへの圧入に耐える強度を必要
としない分だけ、コンタクトの厚さを薄くすることがで
きるため、コンタクトのフローティング力の大幅な低減
が可能となる。
【0023】(2)これにより、半田付部へ働くストレ
スによる半田クラックが減少し、また、コネクタ嵌合部
の誘い込み性が向上する。
スによる半田クラックが減少し、また、コネクタ嵌合部
の誘い込み性が向上する。
【図1】本発明の一実施の形態例の表面実装コネクタの
一方側のモールドイン成形後の三面図であり、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
一方側のモールドイン成形後の三面図であり、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図2】本発明の一実施の形態例の表面実装コネクタの
左右両側のモールドイン成形後の断面図である。
左右両側のモールドイン成形後の断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態例の表面実装コネクタの
組立工程の断面図であり、(a)は第1段階のもの、
(b)は第2段階のものを、それぞれ示す。
組立工程の断面図であり、(a)は第1段階のもの、
(b)は第2段階のものを、それぞれ示す。
【図4】従来の第1のフローティングコネクタの斜視図
である。
である。
【図5】従来の第2のフローティングコネクタの斜視図
である。
である。
1 スライドインシュレータ 1a 係合部 1b モールドイン部 1c 突出部 2 ベースインシュレータ 2a モールドイン部 2b 底部 3 コンタクト 3a 一端部 3b 挿通部 3c フローティング部 3d 挿通部 3e 他端部
Claims (2)
- 【請求項1】 2枚のコンタクトを各別にモールドイン
成形された一対のベースインシュレータ同士と一対のス
ライドインシュレータ同士を、それぞれ固定し、前記コ
ンタクトのフローティングにより前記固定された一対の
スライドインシュレータが前記固定された一対のベース
インシュレータに対してスライドすることができるよう
にしたことを特徴とする表面実装コネクタ。 - 【請求項2】 前記コンタクトの一端部を折曲して前記
スライドインシュレータに係合させたことを特徴とする
請求項1記載の表面実装コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9125724A JPH10321290A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 表面実装コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9125724A JPH10321290A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 表面実装コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10321290A true JPH10321290A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14917210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9125724A Withdrawn JPH10321290A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 表面実装コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10321290A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004062040A1 (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-22 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | 可動型コネクタ用コンタクトおよびそれを用いた可動型コネクタ |
WO2004062039A1 (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-22 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | 可動型コネクタおよびその製造方法 |
WO2004062041A1 (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-22 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | 可動型コネクタ用補強タブおよびそれを用いた可動型コネクタ |
JP2004227911A (ja) * | 2003-01-22 | 2004-08-12 | Smk Corp | フローティングコネクタ |
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