JPH10314145A - 皮下脂肪計 - Google Patents
皮下脂肪計Info
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- JPH10314145A JPH10314145A JP9132602A JP13260297A JPH10314145A JP H10314145 A JPH10314145 A JP H10314145A JP 9132602 A JP9132602 A JP 9132602A JP 13260297 A JP13260297 A JP 13260297A JP H10314145 A JPH10314145 A JP H10314145A
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Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量で使いやすく、安定して測定できる皮下脂
肪計を提供する。 【解決手段】本体は樹脂製であり、爪部2及び9aは肉
抜きされている。また、穴10が設けられており、この
穴で保持できる。また、本体は波形に成形され、握り易
い。スライダ9にはレバースイッチ9bが取り付けら
れ、所定の圧で爪9a方向に押されると測定スイッチが
オンになる。また、スイッチ4〜8はクレータ形状の孔
に、スイッチの頂部が本体表面よりも低くなるように埋
込まれる。
肪計を提供する。 【解決手段】本体は樹脂製であり、爪部2及び9aは肉
抜きされている。また、穴10が設けられており、この
穴で保持できる。また、本体は波形に成形され、握り易
い。スライダ9にはレバースイッチ9bが取り付けら
れ、所定の圧で爪9a方向に押されると測定スイッチが
オンになる。また、スイッチ4〜8はクレータ形状の孔
に、スイッチの頂部が本体表面よりも低くなるように埋
込まれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮下脂肪厚や体脂
肪率等をデジタル値で計測する皮下脂肪計に関する。
肪率等をデジタル値で計測する皮下脂肪計に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康管理を行なう上で単に体重を
管理するのではなく、体脂肪率を管理することが注目さ
れている。体脂肪率を測定するための方法としては、微
弱な電流を被測定者の体内に通電させ、その電気抵抗を
測定することで体脂肪率を得るもの(電気抵抗式)や、
身体の所定部位の皮下脂肪の厚さを測定し、その値から
推定するもの(脂肪厚式)や、体の比重を測定し、その
値から推定するものなどがある。このうちでも、手軽さ
や測定器具の価格などから、電気抵抗式と脂肪厚式が一
般的である。
管理するのではなく、体脂肪率を管理することが注目さ
れている。体脂肪率を測定するための方法としては、微
弱な電流を被測定者の体内に通電させ、その電気抵抗を
測定することで体脂肪率を得るもの(電気抵抗式)や、
身体の所定部位の皮下脂肪の厚さを測定し、その値から
推定するもの(脂肪厚式)や、体の比重を測定し、その
値から推定するものなどがある。このうちでも、手軽さ
や測定器具の価格などから、電気抵抗式と脂肪厚式が一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気抵
抗式の測定器具は、身体に接する電極にある程度の面積
を持たせなければならないこと等から小型化が難しく、
その電極を金属で作成するとなると軽量化することもで
きない。また、得られる電気抵抗値は発汗や電極との接
触面積などにより影響されて安定した測定値を得にく
い。測定値を安定させるためには導電性ペーストなどを
電極との接触部位に塗布するなど、手間がかかる。さら
に、装置構成の複雑さから価格が高価である。
抗式の測定器具は、身体に接する電極にある程度の面積
を持たせなければならないこと等から小型化が難しく、
その電極を金属で作成するとなると軽量化することもで
きない。また、得られる電気抵抗値は発汗や電極との接
触面積などにより影響されて安定した測定値を得にく
い。測定値を安定させるためには導電性ペーストなどを
電極との接触部位に塗布するなど、手間がかかる。さら
に、装置構成の複雑さから価格が高価である。
【0004】また、脂肪厚式の測定器具は、簡単な器具
ではあるが単に脂肪厚を測定するものであったため、測
定値から体脂肪率を求めるための換算式や表などを入手
していなければならず、また、脂肪厚から体脂肪率への
換算の手間がかかる。さらに脂肪という柔らかな組織の
厚さを機械的に測定するため、測定器具に加える力に応
じて測定値が変動してしまうことがある。このため被測
定者が自分自身で測定することが難しく、簡単な測定器
具であるにもかかわらず、測定そのものは決して容易で
あるとは言えない。
ではあるが単に脂肪厚を測定するものであったため、測
定値から体脂肪率を求めるための換算式や表などを入手
していなければならず、また、脂肪厚から体脂肪率への
換算の手間がかかる。さらに脂肪という柔らかな組織の
厚さを機械的に測定するため、測定器具に加える力に応
じて測定値が変動してしまうことがある。このため被測
定者が自分自身で測定することが難しく、簡単な測定器
具であるにもかかわらず、測定そのものは決して容易で
あるとは言えない。
【0005】このように、従来の脂肪計は、安定した測
定値を手軽に得ることができなかった。また、被測定者
自身がひとりで簡単に測定できると言うものではなかっ
た。
定値を手軽に得ることができなかった。また、被測定者
自身がひとりで簡単に測定できると言うものではなかっ
た。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、安定した測定値を得ることができ、被測定者がひと
りで手軽に測定できる皮下脂肪計を提供することを目的
とする。
で、安定した測定値を得ることができ、被測定者がひと
りで手軽に測定できる皮下脂肪計を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の皮下脂肪計は次のような構成から成る。す
なわち、本体部と、前記本体部との間で被測定部位を挟
み込む測定部を形成するよう、摺動自在に取り付けられ
たスライダ部と、前記スライダ部に対して接近及び離反
するように、前記スライダ部の摺動方向と同方向に摺動
し、前記スライダ部から離反する方向に弾性体により付
勢された指掛部と、前記指掛部と一体で摺動し、前記ス
ライダ部に所定距離まで接近したことを検知する検知部
と、前記検知部により検知されたタイミングで、前記測
定部の距離を読み込み、該距離に基づいて脂肪厚を測定
する測定手段とを備える。
に、本発明の皮下脂肪計は次のような構成から成る。す
なわち、本体部と、前記本体部との間で被測定部位を挟
み込む測定部を形成するよう、摺動自在に取り付けられ
たスライダ部と、前記スライダ部に対して接近及び離反
するように、前記スライダ部の摺動方向と同方向に摺動
し、前記スライダ部から離反する方向に弾性体により付
勢された指掛部と、前記指掛部と一体で摺動し、前記ス
ライダ部に所定距離まで接近したことを検知する検知部
と、前記検知部により検知されたタイミングで、前記測
定部の距離を読み込み、該距離に基づいて脂肪厚を測定
する測定手段とを備える。
【0008】また好ましくは、前記検知部により検知さ
れると、音声信号を出力する手段を更に備える。
れると、音声信号を出力する手段を更に備える。
【0009】また好ましくは、前記本体部と前記スライ
ダ部と前記指掛部は、樹脂で成形される。
ダ部と前記指掛部は、樹脂で成形される。
【0010】また好ましくは、前記本体部とスライダ部
は、前記測定部を形成する部位が肉抜きされて形成され
る。
は、前記測定部を形成する部位が肉抜きされて形成され
る。
【0011】また好ましくは、前記本体部は、波形に形
成された保持部が設けられる。
成された保持部が設けられる。
【0012】また好ましくは、前記本体部には、スイッ
チが、前記本体に設けられたクレータ形状の窪み内に、
スイッチ頂部が前記本体の表面よりも低くなるように設
けられる。
チが、前記本体に設けられたクレータ形状の窪み内に、
スイッチ頂部が前記本体の表面よりも低くなるように設
けられる。
【0013】また好ましくは、前記本体部に、貫通した
孔が設けられる。
孔が設けられる。
【0014】また好ましくは、前記スライダ部は、前記
測定部が閉じる方向に弾性体により付勢される。
測定部が閉じる方向に弾性体により付勢される。
【0015】
<デジタル体脂肪計の構成>図1は本発明に係る脂肪計
本体の斜視図である。測定者は本体部100を握り、レ
バースイッチ9bを親指などで押さえつつ、レバースイ
ッチ9bと共に本体長手方向のガイド溝11に沿ってス
ライド移動するスライダ9をスライドさせる。そして、
測定部を構成する2つの爪、すなわち本体側に固定され
た固定測定爪2と、スライダ9の一部であるスライド測
定爪9aとに測定部位を挟み込んで、その厚さを測定す
る。測定の結果には所定の処理が施され、測定結果とそ
れに対する処理結果とが表示部1に表示される。また、
測定に伴う幾種類かの設定などは、本体上に設けられた
スイッチ4〜8を操作することによって行われる。本装
置は、本体部をはじめ、レバースイッチ,スライダな
ど、多くの部品が、ポリフェニレンオキサイド等のポリ
エーテル、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル、ポリアセタール,ポ
リメチルメタフタレート等のアクリル樹脂、ABS樹
脂、ハイインパクト・スチロール等のスチレン系樹脂、
ポリプロピレン等のポリオレイン系樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等の不透明もしくは着色により不透明化できる
合成樹脂で形成されている。
本体の斜視図である。測定者は本体部100を握り、レ
バースイッチ9bを親指などで押さえつつ、レバースイ
ッチ9bと共に本体長手方向のガイド溝11に沿ってス
ライド移動するスライダ9をスライドさせる。そして、
測定部を構成する2つの爪、すなわち本体側に固定され
た固定測定爪2と、スライダ9の一部であるスライド測
定爪9aとに測定部位を挟み込んで、その厚さを測定す
る。測定の結果には所定の処理が施され、測定結果とそ
れに対する処理結果とが表示部1に表示される。また、
測定に伴う幾種類かの設定などは、本体上に設けられた
スイッチ4〜8を操作することによって行われる。本装
置は、本体部をはじめ、レバースイッチ,スライダな
ど、多くの部品が、ポリフェニレンオキサイド等のポリ
エーテル、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル、ポリアセタール,ポ
リメチルメタフタレート等のアクリル樹脂、ABS樹
脂、ハイインパクト・スチロール等のスチレン系樹脂、
ポリプロピレン等のポリオレイン系樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等の不透明もしくは着色により不透明化できる
合成樹脂で形成されている。
【0016】図2は図1の脂肪計の3面図である。同図
において、(a)は本体正面、(b)は下面図、(c)
は側面図、(d)はA−A断面図である。本体部100
には、測定者が握り易いよう、保持部22が波形に形成
されている。また、ひも等を通して保持するためのホル
ダ穴10も形成されている。本体正面には表示部1が設
けられており、後述するとおり、スイッチ5〜8により
設定された測定条件や、測定された体脂肪厚、体脂肪率
あるいはそれらの標準値からの差等がそこに表示され
る。スイッチとしては、電源スイッチ4の他、設定入力
部として、測定条件として被測定者の男女の別を設定す
るための性別設定スイッチ8,年齢を設定するための年
齢増加スイッチ6,年齢減少スイッチ7(両方をまとめ
て年齢設定スイッチと呼ぶ),設定した性別及び年齢を
確定するための確定スイッチ5がある。
において、(a)は本体正面、(b)は下面図、(c)
は側面図、(d)はA−A断面図である。本体部100
には、測定者が握り易いよう、保持部22が波形に形成
されている。また、ひも等を通して保持するためのホル
ダ穴10も形成されている。本体正面には表示部1が設
けられており、後述するとおり、スイッチ5〜8により
設定された測定条件や、測定された体脂肪厚、体脂肪率
あるいはそれらの標準値からの差等がそこに表示され
る。スイッチとしては、電源スイッチ4の他、設定入力
部として、測定条件として被測定者の男女の別を設定す
るための性別設定スイッチ8,年齢を設定するための年
齢増加スイッチ6,年齢減少スイッチ7(両方をまとめ
て年齢設定スイッチと呼ぶ),設定した性別及び年齢を
確定するための確定スイッチ5がある。
【0017】これらスイッチは、その頂部が本体部10
0表面よりも沈みこんだ高さとなっており、本体部10
0を放置したり、操作者が単に握り締めただけでは押さ
れることはなく、意識的に押す操作を行わなければ押さ
れることはない。このボタンを納める窪みはクレータ形
状であるため、スイッチの根元から頂部付近まで段々と
広がっており、スイッチを押し易くなっている。
0表面よりも沈みこんだ高さとなっており、本体部10
0を放置したり、操作者が単に握り締めただけでは押さ
れることはなく、意識的に押す操作を行わなければ押さ
れることはない。このボタンを納める窪みはクレータ形
状であるため、スイッチの根元から頂部付近まで段々と
広がっており、スイッチを押し易くなっている。
【0018】また、レバースイッチ9bは測定のトリガ
を印加するためのスイッチとして機能する。
を印加するためのスイッチとして機能する。
【0019】レバースイッチ9bは、測定時には、測定
者がそれに指をかけてスライダ9を引いて測定部をまず
開き、その後スライダを押して測定部位に所定圧の力を
加えるために用いられる。そこで、親指一本でそのよう
な操作し易いよう、山形で滑り止めのリブが形成された
指掛部が設けられている。
者がそれに指をかけてスライダ9を引いて測定部をまず
開き、その後スライダを押して測定部位に所定圧の力を
加えるために用いられる。そこで、親指一本でそのよう
な操作し易いよう、山形で滑り止めのリブが形成された
指掛部が設けられている。
【0020】電池蓋3はボタン型電池を納める蓋であ
る。
る。
【0021】図2(b)を参照すればわかるとおり、本
体部100は表側部材20と裏側部材21とを合わせ、
その中に、スライダ9や表示部あるいは制御回路をおさ
めたものである。図2(d)は図2(a)のA−A断面
を示している。スライダ9は、本体裏側部材21と一体
に形成された案内レール21aと21bとを挟むように
組み込まれ、案内レール21a,21bに沿って摺動す
る。本体部100の表側部材20側には、制御回路が設
けられた制御基板12が納められている。スライダ9と
制御基板12には、静電容量式のリニアエンコーダが取
り付けられている。リニアエンコーダは、スライダ部9
に取り付けられたマーカをセンサにより検出すると検出
信号を出力する。この検出信号が数えられてスライダの
移動量が検出され、この移動量から測定爪2と9aとに
挟まれた脂肪厚が求められる。
体部100は表側部材20と裏側部材21とを合わせ、
その中に、スライダ9や表示部あるいは制御回路をおさ
めたものである。図2(d)は図2(a)のA−A断面
を示している。スライダ9は、本体裏側部材21と一体
に形成された案内レール21aと21bとを挟むように
組み込まれ、案内レール21a,21bに沿って摺動す
る。本体部100の表側部材20側には、制御回路が設
けられた制御基板12が納められている。スライダ9と
制御基板12には、静電容量式のリニアエンコーダが取
り付けられている。リニアエンコーダは、スライダ部9
に取り付けられたマーカをセンサにより検出すると検出
信号を出力する。この検出信号が数えられてスライダの
移動量が検出され、この移動量から測定爪2と9aとに
挟まれた脂肪厚が求められる。
【0022】ここで用いられる静電容量式のリニアエン
コーダは小型軽量かつ安価な装置であり、しかも消費電
力が小さい。また、その精度,分解能とも脂肪厚の測定
には十分な性能を有している。
コーダは小型軽量かつ安価な装置であり、しかも消費電
力が小さい。また、その精度,分解能とも脂肪厚の測定
には十分な性能を有している。
【0023】図3(a)は本体部100をその裏側部材
21側からスライダ部9及び案内レール21を透視した
図である。測定爪2及び9aには、軽量化と高剛性化と
を目的として、それぞれ肉抜きされた空洞部2−1及び
9a−1が設けられている。また、レバースイッチ9b
にも同様の目的で空洞部9hが設けられている。なお、
外観上の観点から,測定爪2及び9aの肉抜き部が視認
できないように被覆部で被覆してもよい。
21側からスライダ部9及び案内レール21を透視した
図である。測定爪2及び9aには、軽量化と高剛性化と
を目的として、それぞれ肉抜きされた空洞部2−1及び
9a−1が設けられている。また、レバースイッチ9b
にも同様の目的で空洞部9hが設けられている。なお、
外観上の観点から,測定爪2及び9aの肉抜き部が視認
できないように被覆部で被覆してもよい。
【0024】スライダ9は、スライダ9と一体に形成さ
れたフック9gと、本体部100裏面部材21に一体に
形成されたフック21cとに両端が係止された、第1の
付勢部材としての弾性体であるスプリング9fにより、
矢印B方向に付勢されている。スライダ9は、案内レー
ル21a,21bによって本体長手方向のみに摺動方向
が規制されている。そのため、非測定時には測定爪9a
と測定爪2とが接した状態、すなわち測定部が閉じた状
態で安定する。図3(b)は本体下面からの部分断面図
である。制御基板12上には、リニアエンコーダやスイ
ッチ類、表示部1を含む電装モジュール31が設けられ
ている。これら電装モジュールのブロック構成は後述す
る。 <定圧機構の構造>図4は、スライダ9の3面図であ
る。スライダ部9には、測定時における、測定爪2及び
スライダ9によって挟まれる圧力を所定の値に保つ定圧
機構が設けられている。
れたフック9gと、本体部100裏面部材21に一体に
形成されたフック21cとに両端が係止された、第1の
付勢部材としての弾性体であるスプリング9fにより、
矢印B方向に付勢されている。スライダ9は、案内レー
ル21a,21bによって本体長手方向のみに摺動方向
が規制されている。そのため、非測定時には測定爪9a
と測定爪2とが接した状態、すなわち測定部が閉じた状
態で安定する。図3(b)は本体下面からの部分断面図
である。制御基板12上には、リニアエンコーダやスイ
ッチ類、表示部1を含む電装モジュール31が設けられ
ている。これら電装モジュールのブロック構成は後述す
る。 <定圧機構の構造>図4は、スライダ9の3面図であ
る。スライダ部9には、測定時における、測定爪2及び
スライダ9によって挟まれる圧力を所定の値に保つ定圧
機構が設けられている。
【0025】レバースイッチ9bはスライダ9とは別体
であり、スライダ9の丸棒状突起9eがレバースイッチ
9bの穴9hに挿入され、突起9eに沿ってレバースイ
ッチ9bは摺動する。穴9h内には、第2の付勢部材と
しての弾性体である圧縮スプリングAが挿入されてお
り、突起9e端部と穴9hの底部とにより圧縮されてい
る。しかしながらレバースイッチ9bはストッパ9jに
より規制されており、スプリングAにより付勢されたレ
バースイッチ9bは、所定圧でストッパ9jに当接して
それ以上は動かない。したがって、スライダ9が自由に
動く状態では、レバースイッチ9bもスライダと共に動
く。しかし、スライダ9が固定された状態でレバースイ
ッチを測定爪9aの方向に押し、その力がスプリングA
のばね定数に応じて決まる所定値に達すると、スプリン
グAが圧縮されて、レバースイッチ9bはスライダ9に
当接するまで移動する。なお、レバースイッチ9bは、
スライダ9に設けられた板状のガイド部9kを挟み込ん
でおり、これにより突起9e回りの回転を防止してい
る。
であり、スライダ9の丸棒状突起9eがレバースイッチ
9bの穴9hに挿入され、突起9eに沿ってレバースイ
ッチ9bは摺動する。穴9h内には、第2の付勢部材と
しての弾性体である圧縮スプリングAが挿入されてお
り、突起9e端部と穴9hの底部とにより圧縮されてい
る。しかしながらレバースイッチ9bはストッパ9jに
より規制されており、スプリングAにより付勢されたレ
バースイッチ9bは、所定圧でストッパ9jに当接して
それ以上は動かない。したがって、スライダ9が自由に
動く状態では、レバースイッチ9bもスライダと共に動
く。しかし、スライダ9が固定された状態でレバースイ
ッチを測定爪9aの方向に押し、その力がスプリングA
のばね定数に応じて決まる所定値に達すると、スプリン
グAが圧縮されて、レバースイッチ9bはスライダ9に
当接するまで移動する。なお、レバースイッチ9bは、
スライダ9に設けられた板状のガイド部9kを挟み込ん
でおり、これにより突起9e回りの回転を防止してい
る。
【0026】さらに、レバースイッチ9bには突起部9
iが設けられている。通常はスプリングAによりレバー
スイッチ9bはスイッチ9dを押さないように付勢され
ているため、非測定時には測定スイッチ9dはオフ状態
にある。しかし、レバースイッチ9bがスライダ9に対
して押されることで、突起部9iにより、それに対向し
て設けられた測定スイッチ9dが押されてスイッチ9d
はオン状態になる。
iが設けられている。通常はスプリングAによりレバー
スイッチ9bはスイッチ9dを押さないように付勢され
ているため、非測定時には測定スイッチ9dはオフ状態
にある。しかし、レバースイッチ9bがスライダ9に対
して押されることで、突起部9iにより、それに対向し
て設けられた測定スイッチ9dが押されてスイッチ9d
はオン状態になる。
【0027】測定スイッチ9dがオンになると、それを
トリガとしてリニアエンコーダから測定値の取り込みが
行われる。なお、スプリングAのばね定数は、測定スイ
ッチ9dがオンになるときの圧力(測定圧)が、最善と
される10g/平方mmとなるように決められている。 <電装モジュールの構成>図5は本デジタル皮下脂肪計
のブロック図である。センサ部505は静電容量式のリ
ニアエンコーダであり、スライダ9が摺動するとその移
動量に応じた検出信号を出力する。エンコーダの精度
は、皮下脂肪厚を1mm単位で測定できる程度のもので
ある。検出信号はカウンタ502aにより数えられ、カ
ウンタ値は測定スイッチ9dがオンになったタイミング
でCPU501により読み出されて、カウンタ502a
がリセットされた状態からのスライダ9の移動量に換算
される。なお、静電容量式のエンコーダはスライダ9の
変位を示すものであるため、測定部が閉じた状態でカウ
ンタ502aをリセットしておく必要がある。スライダ
9はスプリング9fにより測定爪2に対して付勢されて
いるため、非測定時には測定爪9aと測定爪2とは密着
し、測定部は閉じている。そこで、電源投入時にカウン
タ502aをリセットすれば、測定部が閉じた状態でリ
セットされることが期待できる。
トリガとしてリニアエンコーダから測定値の取り込みが
行われる。なお、スプリングAのばね定数は、測定スイ
ッチ9dがオンになるときの圧力(測定圧)が、最善と
される10g/平方mmとなるように決められている。 <電装モジュールの構成>図5は本デジタル皮下脂肪計
のブロック図である。センサ部505は静電容量式のリ
ニアエンコーダであり、スライダ9が摺動するとその移
動量に応じた検出信号を出力する。エンコーダの精度
は、皮下脂肪厚を1mm単位で測定できる程度のもので
ある。検出信号はカウンタ502aにより数えられ、カ
ウンタ値は測定スイッチ9dがオンになったタイミング
でCPU501により読み出されて、カウンタ502a
がリセットされた状態からのスライダ9の移動量に換算
される。なお、静電容量式のエンコーダはスライダ9の
変位を示すものであるため、測定部が閉じた状態でカウ
ンタ502aをリセットしておく必要がある。スライダ
9はスプリング9fにより測定爪2に対して付勢されて
いるため、非測定時には測定爪9aと測定爪2とは密着
し、測定部は閉じている。そこで、電源投入時にカウン
タ502aをリセットすれば、測定部が閉じた状態でリ
セットされることが期待できる。
【0028】CPU501は、ROMに格納された制御
プログラム等を実行して、スライダ9の位置を算出する
他、スイッチ群503から設定された性別や年齢に応じ
て標準からの差や体脂肪率の算出を行い、また、本装置
全体を制御する。
プログラム等を実行して、スライダ9の位置を算出する
他、スイッチ群503から設定された性別や年齢に応じ
て標準からの差や体脂肪率の算出を行い、また、本装置
全体を制御する。
【0029】CPU501により算出された各種値は、
液晶等のデジタル表示器504により表示される。ま
た、これら値は、シリアルI/Oインターフェースなど
によるデータ出力部506を介して不図示のホストコン
ピュータなどに転送することもできる。インターフェー
スを介してデータを受けたホストコンピュータは、測定
値を記憶して例えばグラフとして表示し、トレンドを可
視化することができる。
液晶等のデジタル表示器504により表示される。ま
た、これら値は、シリアルI/Oインターフェースなど
によるデータ出力部506を介して不図示のホストコン
ピュータなどに転送することもできる。インターフェー
スを介してデータを受けたホストコンピュータは、測定
値を記憶して例えばグラフとして表示し、トレンドを可
視化することができる。
【0030】また、設定された性別や年齢、測定された
脂肪厚、算出された体脂肪率などはCPU501のRA
Mに格納される。このRAMは電池でバックアップされ
ており、電源が落とされてもデータは残る。
脂肪厚、算出された体脂肪率などはCPU501のRA
Mに格納される。このRAMは電池でバックアップされ
ており、電源が落とされてもデータは残る。
【0031】ブザー507は、CPU501の制御の下
に、測定者の注意を促すべく適宜鳴動する。 <設定及び測定の制御手順>図6は、デジタル体脂肪計
が動作するモードを示す状態遷移図である。また、図7
及び図8、図9は、各モードにおける表示例と各スイッ
チ操作による動作例である。本デジタル皮下脂肪計は、
電源が絶たれた状態ではオフモード601にある。電源
スイッチ4が押されると、カウンタ502aをリセット
し、性別設定モード603に遷移する。
に、測定者の注意を促すべく適宜鳴動する。 <設定及び測定の制御手順>図6は、デジタル体脂肪計
が動作するモードを示す状態遷移図である。また、図7
及び図8、図9は、各モードにおける表示例と各スイッ
チ操作による動作例である。本デジタル皮下脂肪計は、
電源が絶たれた状態ではオフモード601にある。電源
スイッチ4が押されると、カウンタ502aをリセット
し、性別設定モード603に遷移する。
【0032】(性別設定モード)性別設定モード603
においては、最後に確定された性別が点滅表示され、性
別スイッチ8が押されると、設定される値「男」「女」
が交互に切り替わって(処理603a)、切り替えられ
た性別が点滅表示される(図7、性別設定モードの表示
欄701参照)。被測定者の性別である男女いずれかが
点滅表示している状態で確定スイッチ5が押されると、
その時点で点滅表示されている性別が確定され、年齢設
定モード604に移る。
においては、最後に確定された性別が点滅表示され、性
別スイッチ8が押されると、設定される値「男」「女」
が交互に切り替わって(処理603a)、切り替えられ
た性別が点滅表示される(図7、性別設定モードの表示
欄701参照)。被測定者の性別である男女いずれかが
点滅表示している状態で確定スイッチ5が押されると、
その時点で点滅表示されている性別が確定され、年齢設
定モード604に移る。
【0033】(年齢設定モード)年齢設定モード604
に入ると、まず最後に確定された年齢が点滅表示され
(図7、年齢設定モードの表示欄702参照)、「△」
スイッチ6が押されると、現在表示されている年齢に1
加算され、「▽」スイッチ7が押されると年齢から1減
算される。また、これらのボタンを押す際に、1秒以上
連続して押し続けると、連続して年齢が加算あるいは減
算される。被測定者の年齢が設定され、年齢が点滅表示
している状態で確定スイッチ5が押されると、その時点
で表示されている年齢が確定され、測定モード605に
移る。
に入ると、まず最後に確定された年齢が点滅表示され
(図7、年齢設定モードの表示欄702参照)、「△」
スイッチ6が押されると、現在表示されている年齢に1
加算され、「▽」スイッチ7が押されると年齢から1減
算される。また、これらのボタンを押す際に、1秒以上
連続して押し続けると、連続して年齢が加算あるいは減
算される。被測定者の年齢が設定され、年齢が点滅表示
している状態で確定スイッチ5が押されると、その時点
で表示されている年齢が確定され、測定モード605に
移る。
【0034】なお、設定フローとして、年齢設定モード
を性別設定モードよりも先に行うようにしてもよい。
を性別設定モードよりも先に行うようにしてもよい。
【0035】(測定モード)測定モード605において
は、測定スイッチ9fが押されるまでは、それまでに設
定され確定された性別と年齢とが表示されるとともに、
測定された脂肪厚として「00」が表示される(図8、
測定モードの表示欄(a)参照)。
は、測定スイッチ9fが押されるまでは、それまでに設
定され確定された性別と年齢とが表示されるとともに、
測定された脂肪厚として「00」が表示される(図8、
測定モードの表示欄(a)参照)。
【0036】この状態で測定者はスライダ9をスライド
させて測定爪2,9aを開き、例えば脇腹等の測定部位
の脂肪層をつまんでから測定爪2,9aで挟み込み、測
定部位を強く挟むようにレバースイッチ9bを押す(図
6の手順605a)。前述の通り、リニアエンコーダ及
びCPU502によって、カウンタ502bがリセット
された地点からのスライダ9の移動量、すなわち体脂肪
厚がカウンタ502bの値より求められる。また、スプ
リングAの働きによって、レバースイッチ9bからスラ
イダ9に対して所定圧がかかると測定スイッチ9dがオ
ンになる。
させて測定爪2,9aを開き、例えば脇腹等の測定部位
の脂肪層をつまんでから測定爪2,9aで挟み込み、測
定部位を強く挟むようにレバースイッチ9bを押す(図
6の手順605a)。前述の通り、リニアエンコーダ及
びCPU502によって、カウンタ502bがリセット
された地点からのスライダ9の移動量、すなわち体脂肪
厚がカウンタ502bの値より求められる。また、スプ
リングAの働きによって、レバースイッチ9bからスラ
イダ9に対して所定圧がかかると測定スイッチ9dがオ
ンになる。
【0037】測定スイッチ9bがオンになると、その時
点におけるカウンタ502aの値をCPU502が読み
込み、その値を元にしてスライダ9の位置、すなわち測
定部位における体脂肪厚を測定する。これと同時に、放
置手段として音声出力するブザー507を鳴らし、測定
者に測定が完了したことを知らせる。そして、体脂肪率
や標準よりの体脂肪厚、肥満度も計算し、これらの値を
表示する(図6の手順605b)。この時の処理手順は
以下の通りである。 a:測定値(カウンタ502aの値)を取り込む。 b:体脂肪率を演算する。 c:肥満度を判定する。 d:測定値から換算される体脂肪厚(図8、測定モード
の表示欄(b)703)及び工程bにより得られた体脂
肪率(同図、測定モードの表示欄(b)704)を2秒
間表示する。 e:標準よりの脂肪厚を演算する。 f:工程eにより得られた標準よりの脂肪厚を2秒間表
示する(図8、測定モードの表示欄(c)706)。 g:以降、算出された体脂肪厚及び体脂肪率の表示と、
標準よりの脂肪厚の表示とを交互に行なって、再び測定
が行われるか、電源がオフにされるまでそれを繰返す。
点におけるカウンタ502aの値をCPU502が読み
込み、その値を元にしてスライダ9の位置、すなわち測
定部位における体脂肪厚を測定する。これと同時に、放
置手段として音声出力するブザー507を鳴らし、測定
者に測定が完了したことを知らせる。そして、体脂肪率
や標準よりの体脂肪厚、肥満度も計算し、これらの値を
表示する(図6の手順605b)。この時の処理手順は
以下の通りである。 a:測定値(カウンタ502aの値)を取り込む。 b:体脂肪率を演算する。 c:肥満度を判定する。 d:測定値から換算される体脂肪厚(図8、測定モード
の表示欄(b)703)及び工程bにより得られた体脂
肪率(同図、測定モードの表示欄(b)704)を2秒
間表示する。 e:標準よりの脂肪厚を演算する。 f:工程eにより得られた標準よりの脂肪厚を2秒間表
示する(図8、測定モードの表示欄(c)706)。 g:以降、算出された体脂肪厚及び体脂肪率の表示と、
標準よりの脂肪厚の表示とを交互に行なって、再び測定
が行われるか、電源がオフにされるまでそれを繰返す。
【0038】なお、工程cで判定された肥満度は、図8
における表示欄(b)(c)の肥満度表示バー705と
して連続的に表示される。肥満度は複数の段階(本実施
の形態では4段階)で判定され、各段階に応じた表示バ
ーが点灯する。図2(a)に示したように、表示部下の
本体側には、表示バーごとに対応して、肥満度が例えば
「やせすぎ」「標準」「太りぎみ」「太りすぎ」などと
書かれており、使用者はそれを見て肥満度を判定でき
る。
における表示欄(b)(c)の肥満度表示バー705と
して連続的に表示される。肥満度は複数の段階(本実施
の形態では4段階)で判定され、各段階に応じた表示バ
ーが点灯する。図2(a)に示したように、表示部下の
本体側には、表示バーごとに対応して、肥満度が例えば
「やせすぎ」「標準」「太りぎみ」「太りすぎ」などと
書かれており、使用者はそれを見て肥満度を判定でき
る。
【0039】また、脂肪厚及び体脂肪率と標準よりの脂
肪厚とを交互に表示するにあたり、現在表示されている
内容が何であるかを示すために、表示インジケータ70
7あるいは708が、表示内容に応じて表示される。こ
のインジケータは例えばドットや矢印であり、図2
(a)のように、表示パネル右側に書かれた「脂肪厚」
「標準より」なる表示にそれぞれ対応している。
肪厚とを交互に表示するにあたり、現在表示されている
内容が何であるかを示すために、表示インジケータ70
7あるいは708が、表示内容に応じて表示される。こ
のインジケータは例えばドットや矢印であり、図2
(a)のように、表示パネル右側に書かれた「脂肪厚」
「標準より」なる表示にそれぞれ対応している。
【0040】図10として、表示部1とその周囲に印刷
などで表示された項目とを含めた表示例を示す。この場
合被測定者は20才の女性であり、性別,年齢各設定モ
ードでそのように設定されている。ここで測定が行われ
ると、図10(b)のように、肥満度(ここでは「太り
ぎみ」)と、測定された体脂肪厚(18mm)と体脂肪
率(26.0%)とが表示されるとともに、そのときの
表示内容が「脂肪厚」であることがインジケータ707
によって示される。2秒間この表示が行われた後、図1
0(a)のように標準よりの脂肪厚(+6mm)と、こ
の表示内容が標準よりの脂肪厚であることが同様に示さ
れる。
などで表示された項目とを含めた表示例を示す。この場
合被測定者は20才の女性であり、性別,年齢各設定モ
ードでそのように設定されている。ここで測定が行われ
ると、図10(b)のように、肥満度(ここでは「太り
ぎみ」)と、測定された体脂肪厚(18mm)と体脂肪
率(26.0%)とが表示されるとともに、そのときの
表示内容が「脂肪厚」であることがインジケータ707
によって示される。2秒間この表示が行われた後、図1
0(a)のように標準よりの脂肪厚(+6mm)と、こ
の表示内容が標準よりの脂肪厚であることが同様に示さ
れる。
【0041】ここで、上述の工程b,c,eにおける演
算式はつぎのようなものである。 体脂肪率T(工程b) [女性] T=4.570/{1.071-(0.00101*S)-(0.00029*N)}-4.142 [男性] T=4.570/{1.09055-(0.0012*S)-(0.00026*N)}-4.142 ここで、Sは測定された脂肪厚、Nは設定された年齢、
Tは体脂肪率である。Tは小数第4桁を丸めた値として
得られる。すなわち、体脂肪率は、測定された脂肪厚
と、被測定者の年齢及び性別をパラメータとして算出さ
れる。なお、算出された体脂肪率は百分率で表示され
る。 肥満度判定(工程c) 性別及び体脂肪率に応じてつぎのように判定される。
算式はつぎのようなものである。 体脂肪率T(工程b) [女性] T=4.570/{1.071-(0.00101*S)-(0.00029*N)}-4.142 [男性] T=4.570/{1.09055-(0.0012*S)-(0.00026*N)}-4.142 ここで、Sは測定された脂肪厚、Nは設定された年齢、
Tは体脂肪率である。Tは小数第4桁を丸めた値として
得られる。すなわち、体脂肪率は、測定された脂肪厚
と、被測定者の年齢及び性別をパラメータとして算出さ
れる。なお、算出された体脂肪率は百分率で表示され
る。 肥満度判定(工程c) 性別及び体脂肪率に応じてつぎのように判定される。
【0042】 性別 体脂肪率 判定 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 女性 0.000−0.200 … やせぎみ 0.201−0.250 … 標準 0.251−0.300 … 太りぎみ 0.301以上 … 太りすぎ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 男性 0.000−0.100 … やせぎみ 0.101−0.150 … 標準 0.151−0.200 … 太りぎみ 0.201以上 … 太りすぎ すなわち、肥満度は、算出された体脂肪率と、被測定者
の性別とに基づいて判定される。 標準よりの脂肪厚P(工程e) 性別に応じて次のような式で算出される。
の性別とに基づいて判定される。 標準よりの脂肪厚P(工程e) 性別に応じて次のような式で算出される。
【0043】P=S−Q ここで、 [女性] Q={1.071-0.00029N-4.57/(R+4.142)}/0.00101 [男性] Q={1.09055-0.00026N-4.57/(R+4.142)}/0.0012 である。上式において、Pは標準よりの脂肪厚、Sは脂
肪厚、Qは標準脂肪厚、Nは年齢である。Rは標準肥満
度に対する境界脂肪率であり、上記肥満度判定の項に記
載したように、女性では痩せ型境界脂肪率が0.20
1、肥満型境界脂肪率が0.250、男性では痩せ型境
界脂肪率が0.101、肥満型境界脂肪率が0.150
である。標準よりの脂肪厚Pは、肥満度が標準であれば
0、肥満度が標準より高い場合には境界脂肪率として肥
満型境界脂肪率を用い、肥満度が標準より低い場合には
境界脂肪率として痩せ型境界脂肪率を用いて算出され
る。また、Pの値は、肥満型であればプラス符号、痩せ
型であればマイナス符号が付されて表示される。なお、
判定された肥満度が「太りぎみ」であれば「+」符号と
し、「太りすぎ」であれば「++」符号とするなどして
も良い。すなわち、標準よりの脂肪厚は、測定された脂
肪厚と、被測定者の年齢及び性別とから決まる標準脂肪
厚との差として算出される。
肪厚、Qは標準脂肪厚、Nは年齢である。Rは標準肥満
度に対する境界脂肪率であり、上記肥満度判定の項に記
載したように、女性では痩せ型境界脂肪率が0.20
1、肥満型境界脂肪率が0.250、男性では痩せ型境
界脂肪率が0.101、肥満型境界脂肪率が0.150
である。標準よりの脂肪厚Pは、肥満度が標準であれば
0、肥満度が標準より高い場合には境界脂肪率として肥
満型境界脂肪率を用い、肥満度が標準より低い場合には
境界脂肪率として痩せ型境界脂肪率を用いて算出され
る。また、Pの値は、肥満型であればプラス符号、痩せ
型であればマイナス符号が付されて表示される。なお、
判定された肥満度が「太りぎみ」であれば「+」符号と
し、「太りすぎ」であれば「++」符号とするなどして
も良い。すなわち、標準よりの脂肪厚は、測定された脂
肪厚と、被測定者の年齢及び性別とから決まる標準脂肪
厚との差として算出される。
【0044】以上が通常測定時の動作モードであるが、
以下に説明するテストモードも設けられている。
以下に説明するテストモードも設けられている。
【0045】(テストモード)テストモードへは、オフ
状態から「▽」「△」「電源」スイッチの3つを同時に
押すことで移行する。テストモードは、表示や各スイッ
チ等をテストするためのモードである。
状態から「▽」「△」「電源」スイッチの3つを同時に
押すことで移行する。テストモードは、表示や各スイッ
チ等をテストするためのモードである。
【0046】テストモードに入ると、まず表示部1の全
セグメントを点灯する(図7、テストモードの表示欄参
照)。その後、押されるスイッチに応じた動作を行な
う。
セグメントを点灯する(図7、テストモードの表示欄参
照)。その後、押されるスイッチに応じた動作を行な
う。
【0047】まず、電源スイッチが押されると、通常で
あれば電源オフになるところを、テストモードでは性別
設定モードに移行する。性別設定スイッチが押される
と、年齢,体脂肪率,体脂肪厚の表示に用いられる数字
セグメント全てについて、全て1を点灯する。同様に、
確定スイッチが押されると数字セグメント全てに4を、
「▽」スイッチが押されると数字セグメント全てに2
を、「△」スイッチが押されると数字セグメント全てに
3を、測定スイッチが押されると数字セグメント全てに
5を点灯する(図7、テストモードの欄参照)。このよ
うに、各スイッチとそれに応じた表示内容とを予め定め
ておき、操作に応じた表示を行なうことで、スイッチ類
と表示パネル、及びそれらの制御が正しく行われている
ことをテストできる。
あれば電源オフになるところを、テストモードでは性別
設定モードに移行する。性別設定スイッチが押される
と、年齢,体脂肪率,体脂肪厚の表示に用いられる数字
セグメント全てについて、全て1を点灯する。同様に、
確定スイッチが押されると数字セグメント全てに4を、
「▽」スイッチが押されると数字セグメント全てに2
を、「△」スイッチが押されると数字セグメント全てに
3を、測定スイッチが押されると数字セグメント全てに
5を点灯する(図7、テストモードの欄参照)。このよ
うに、各スイッチとそれに応じた表示内容とを予め定め
ておき、操作に応じた表示を行なうことで、スイッチ類
と表示パネル、及びそれらの制御が正しく行われている
ことをテストできる。
【0048】以上が各モードにおける動作例である。こ
れに加えて、次のような例外制御も行われている。 エラー表示:連続して測定スイッチが押された場合な
ど、不適切な操作が行われるとエラーを表示して(Er
rとセグメント点灯)、電源スイッチあるいは確定スイ
ッチによる解除を待つ。 バッテリ低下表示:モードに関係なく、所定値以下に
バッテリから供給される電圧が低下すると、バッテリ警
告灯を点灯する(図8、バッテリ低下表示欄のセグメン
ト709)。この表示は、バッテリ電圧が再び所定値以
上になれば消される。 オートオフ:最後にいずれかのスイッチが押されてか
ら所定時間経過すると、例えば5分経過すると、電源を
オフとする。これにより、電池の無駄な消耗を防止でき
る。
れに加えて、次のような例外制御も行われている。 エラー表示:連続して測定スイッチが押された場合な
ど、不適切な操作が行われるとエラーを表示して(Er
rとセグメント点灯)、電源スイッチあるいは確定スイ
ッチによる解除を待つ。 バッテリ低下表示:モードに関係なく、所定値以下に
バッテリから供給される電圧が低下すると、バッテリ警
告灯を点灯する(図8、バッテリ低下表示欄のセグメン
ト709)。この表示は、バッテリ電圧が再び所定値以
上になれば消される。 オートオフ:最後にいずれかのスイッチが押されてか
ら所定時間経過すると、例えば5分経過すると、電源を
オフとする。これにより、電池の無駄な消耗を防止でき
る。
【0049】なお、電池交換後には、保持されているR
AMの内容が失われてしまうため、電源オフ前の年齢や
性別を各設定モードにおいて表示することができない。
そのため、この場合には、図9のように設定のしかたが
変わる。
AMの内容が失われてしまうため、電源オフ前の年齢や
性別を各設定モードにおいて表示することができない。
そのため、この場合には、図9のように設定のしかたが
変わる。
【0050】まず、電源オフモードから性別設定モード
に入ると、性別を示すセグメント「男」「女」を同時に
点滅させ、年齢として「25」を点灯する。ここで性別
設定スイッチが押されると、最初に「女」を表示する。
これ以降は通常の場合と同様である。
に入ると、性別を示すセグメント「男」「女」を同時に
点滅させ、年齢として「25」を点灯する。ここで性別
設定スイッチが押されると、最初に「女」を表示する。
これ以降は通常の場合と同様である。
【0051】また、年齢設定モードでは、年齢の初期値
が25に設定される点以外は、通常の場合と同様であ
る。
が25に設定される点以外は、通常の場合と同様であ
る。
【0052】以上説明したような構成及び手順により、
本実施形態のデジタル体脂肪計を用いれば、被測定者自
身がひとりで簡単に体脂肪率を測定できる。具体的には
次のような特徴を有する。 (1)脂肪厚の測定に静電容量式のリニアエンコーダを用
いたので、装置全体を小型・軽量・安価につくることが
できた。また、静電容量式のリニアエンコーダは消費電
力が小さく、小容量の電池でも長時間使用することがで
きる。また、小型の電池を使用できるため、この点でも
本体の小型化に寄与することになる。 (2)測定部がスプリングにより常に閉じるように付勢さ
れている。電源をオンにした時点でのエンコーダのカウ
ンタ値をリセットするため、測定を行っていない状態で
電源をオンにすれば、その状態からの脂肪厚を正しく測
定できる。このため、高価で大型のアブソリュートエン
コーダを使用する必要がなく、安価に製造できる。ま
た、測定部が常に閉じるように付勢されていることか
ら、片手での操作が容易にできる。 (3)測定スイッチに定圧機構が設けられているため、脂
肪のような柔らかな組織を測定しても測定値の再現性が
よい。なお、本装置の定圧機構は、レバースイッチを押
しているスプリングAの他に、スライダ全体を測定部が
閉じるように付勢するスプリング9fの引張力も関係し
ている。このスプリング9fの引張力はその伸びの量に
応じて変化するが、スプリング9fのばね係数はスプリ
ングAのばね係数よりも十分小さいため、測定値への影
響はほとんど無視できる。 (4)測定が完了するとブザーでそれを測定者に知らせる
ため、測定の完了を確実に測定者に知らせることができ
る。 (5)本体、スライダ、レバースイッチ、案内レールな
ど、装置のほとんどの部分が樹脂製であり、また、軽量
化及び剛性の確保のために測定爪及びレバースイッチに
肉抜きを施している。このように、軽量であるため、被
測定者自身が一人で測定することができ、十分な剛性が
確保されているため、測定爪のたわみによる測定値の誤
差が少ない。また、皮膚に接触する部分が樹脂なので、
金属のような冷たさがなく、不快感を感じさせることが
ない。 (6)本体が握ったときの手の形状にあわせて形成されて
おり。またレバースイッチにも親指一本で操作し易い指
掛部が形成されているため、片手で扱い易く、一人での
測定を容易にしている。 (7)スイッチ類は、本体を握ったときや、机など平坦な
場所に置いたときに誤って押されてしまわないように、
本体に設けられたクレータ形状の窪みの中に、スイッチ
頂部が本体の面よりも沈み込むように設けられている。
また、窪みがクレータ形状であるので、指先での操作が
しやすい。 (8)本体の一端にストラップを通すための穴があけられ
ているために、それにストラップを通しておけば誤って
取り落とすなどしても、破損させずに済む。 (9)測定結果や演算結果をホストコンピュータに送る出
力ポートを備えているため、ホストコンピュータでトレ
ンドグラフの作成等のデータ管理を行なうことができ
る。 (10)体脂肪率を性別と年齢とに応じて4段階のグレード
「やせぎみ」「標準」「太りぎみ」「太りすぎ」で表示
するため、操作者にわかり易く、客観的な判断ができ
る。 (11)測定された体脂肪厚と標準からの差を表示するた
め、具体的な脂肪の厚さがどの程度かわかり易く、皮下
脂肪の厚さを数値として正確に管理できる。このため、
体重の減量や増量などを行なう際の具体的な目標として
管理し易い。 (12)被測定者の属性として入力するが性別と年齢だけで
あるので、測定手順が非常に簡素である。 (13)脂肪厚や体脂肪率などの測定結果と、標準値からの
差とを時分割で交互に表示するため、少ないセグメント
数で両方のデータを十分見易い大きさで表示できる。こ
のため液晶を小型化でき、安価な構成を可能としてい
る。
本実施形態のデジタル体脂肪計を用いれば、被測定者自
身がひとりで簡単に体脂肪率を測定できる。具体的には
次のような特徴を有する。 (1)脂肪厚の測定に静電容量式のリニアエンコーダを用
いたので、装置全体を小型・軽量・安価につくることが
できた。また、静電容量式のリニアエンコーダは消費電
力が小さく、小容量の電池でも長時間使用することがで
きる。また、小型の電池を使用できるため、この点でも
本体の小型化に寄与することになる。 (2)測定部がスプリングにより常に閉じるように付勢さ
れている。電源をオンにした時点でのエンコーダのカウ
ンタ値をリセットするため、測定を行っていない状態で
電源をオンにすれば、その状態からの脂肪厚を正しく測
定できる。このため、高価で大型のアブソリュートエン
コーダを使用する必要がなく、安価に製造できる。ま
た、測定部が常に閉じるように付勢されていることか
ら、片手での操作が容易にできる。 (3)測定スイッチに定圧機構が設けられているため、脂
肪のような柔らかな組織を測定しても測定値の再現性が
よい。なお、本装置の定圧機構は、レバースイッチを押
しているスプリングAの他に、スライダ全体を測定部が
閉じるように付勢するスプリング9fの引張力も関係し
ている。このスプリング9fの引張力はその伸びの量に
応じて変化するが、スプリング9fのばね係数はスプリ
ングAのばね係数よりも十分小さいため、測定値への影
響はほとんど無視できる。 (4)測定が完了するとブザーでそれを測定者に知らせる
ため、測定の完了を確実に測定者に知らせることができ
る。 (5)本体、スライダ、レバースイッチ、案内レールな
ど、装置のほとんどの部分が樹脂製であり、また、軽量
化及び剛性の確保のために測定爪及びレバースイッチに
肉抜きを施している。このように、軽量であるため、被
測定者自身が一人で測定することができ、十分な剛性が
確保されているため、測定爪のたわみによる測定値の誤
差が少ない。また、皮膚に接触する部分が樹脂なので、
金属のような冷たさがなく、不快感を感じさせることが
ない。 (6)本体が握ったときの手の形状にあわせて形成されて
おり。またレバースイッチにも親指一本で操作し易い指
掛部が形成されているため、片手で扱い易く、一人での
測定を容易にしている。 (7)スイッチ類は、本体を握ったときや、机など平坦な
場所に置いたときに誤って押されてしまわないように、
本体に設けられたクレータ形状の窪みの中に、スイッチ
頂部が本体の面よりも沈み込むように設けられている。
また、窪みがクレータ形状であるので、指先での操作が
しやすい。 (8)本体の一端にストラップを通すための穴があけられ
ているために、それにストラップを通しておけば誤って
取り落とすなどしても、破損させずに済む。 (9)測定結果や演算結果をホストコンピュータに送る出
力ポートを備えているため、ホストコンピュータでトレ
ンドグラフの作成等のデータ管理を行なうことができ
る。 (10)体脂肪率を性別と年齢とに応じて4段階のグレード
「やせぎみ」「標準」「太りぎみ」「太りすぎ」で表示
するため、操作者にわかり易く、客観的な判断ができ
る。 (11)測定された体脂肪厚と標準からの差を表示するた
め、具体的な脂肪の厚さがどの程度かわかり易く、皮下
脂肪の厚さを数値として正確に管理できる。このため、
体重の減量や増量などを行なう際の具体的な目標として
管理し易い。 (12)被測定者の属性として入力するが性別と年齢だけで
あるので、測定手順が非常に簡素である。 (13)脂肪厚や体脂肪率などの測定結果と、標準値からの
差とを時分割で交互に表示するため、少ないセグメント
数で両方のデータを十分見易い大きさで表示できる。こ
のため液晶を小型化でき、安価な構成を可能としてい
る。
【0053】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明によれ
ば、安定した測定値を得ることができ、軽量で被測定者
がひとりで手軽に測定できる皮下脂肪計を提供できる。
ば、安定した測定値を得ることができ、軽量で被測定者
がひとりで手軽に測定できる皮下脂肪計を提供できる。
【0054】
【図1】デジタル皮下脂肪計本体の斜視図である。
【図2】本体の三面図及び断面図である。
【図3】本体裏面の図及び部分断面図である。
【図4】スライダの三面図である。
【図5】電装モジュールのブロック図である。
【図6】本装置の操作における状態遷移図である。
【図7】各モードとそのモードにおける表示及び操作例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】各モードとそのモードにおける表示及び操作例
を示す図である。
を示す図である。
【図9】各モードとそのモードにおける表示及び操作例
を示す図である。
を示す図である。
【図10】測定結果の表示例を示す図である。
1 表示部 2 本体側測定爪 3 電池蓋 4 電源スイッチ 5 確定スイッチ 6,7 年齢設定スイッチ 8 性別設定スイッチ 9 スライダ
フロントページの続き (72)発明者 小泉 博 栃木県宇都宮市下栗町2200 株式会社ミツ トヨ内 (72)発明者 鈴木 民雄 栃木県宇都宮市下栗町2200 株式会社ミツ トヨ内
Claims (8)
- 【請求項1】 本体部と、 前記本体部との間で被測定部位を挟み込む測定部を形成
するよう、摺動自在に取り付けられたスライダ部と、 前記スライダ部に対して接近及び離反するように、前記
スライダ部の摺動方向と同方向に摺動し、前記スライダ
部から離反する方向に弾性体により付勢された指掛部
と、 前記指掛部と一体で摺動し、前記スライダ部に所定距離
まで接近したことを検知する検知部と、 前記検知部により検知されたタイミングで、前記測定部
の距離を読み込み、該距離に基づいて脂肪厚を測定する
測定手段とを備えることを特徴とする皮下脂肪計。 - 【請求項2】 前記検知部により検知されると、音声信
号を出力する手段を更に備えることを特徴とする請求項
1に記載の皮下脂肪計。 - 【請求項3】 前記本体部と前記スライダ部と前記指掛
部は、樹脂で成形されることを特徴とする請求項1に記
載の皮下脂肪計。 - 【請求項4】 前記本体部とスライダ部は、前記測定部
を形成する部位が肉抜きされて形成されることを特徴と
する請求項3に記載の皮下脂肪計。 - 【請求項5】 前記本体部は、波形に形成された保持部
が設けられることを特徴とする請求項1に記載の皮下脂
肪計。 - 【請求項6】 前記本体部には、スイッチが、前記本体
に設けられたクレータ形状の窪み内に、スイッチ頂部が
前記本体の表面よりも低くなるように設けられることを
特徴とする請求項1に記載の皮下脂肪計。 - 【請求項7】 前記本体部に、貫通した孔が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の皮下脂肪計。 - 【請求項8】 前記スライダ部は、前記測定部が閉じる
方向に弾性体により付勢されることを特徴とする請求項
1に記載の皮下脂肪計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9132602A JPH10314145A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 皮下脂肪計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9132602A JPH10314145A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 皮下脂肪計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314145A true JPH10314145A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15085181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9132602A Withdrawn JPH10314145A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 皮下脂肪計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10314145A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007175142A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Tanita Corp | 皮下脂肪蓄積情報推定装置及び皮下脂肪蓄積情報推定方法 |
US7860547B2 (en) | 2003-02-18 | 2010-12-28 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Visceral fat measuring apparatus, visceral fat measuring method, program, and recording medium |
WO2018229998A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | 株式会社テクセルジャパン | ウェットティッシュ用蓋及びウェットティッシュ温度制御方法 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP9132602A patent/JPH10314145A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7860547B2 (en) | 2003-02-18 | 2010-12-28 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Visceral fat measuring apparatus, visceral fat measuring method, program, and recording medium |
JP2007175142A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Tanita Corp | 皮下脂肪蓄積情報推定装置及び皮下脂肪蓄積情報推定方法 |
WO2018229998A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | 株式会社テクセルジャパン | ウェットティッシュ用蓋及びウェットティッシュ温度制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |