JPH10309994A - ルーフキャリアの取付構造 - Google Patents
ルーフキャリアの取付構造Info
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- JPH10309994A JPH10309994A JP12042397A JP12042397A JPH10309994A JP H10309994 A JPH10309994 A JP H10309994A JP 12042397 A JP12042397 A JP 12042397A JP 12042397 A JP12042397 A JP 12042397A JP H10309994 A JPH10309994 A JP H10309994A
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- carrier
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/04—Carriers associated with vehicle roof
- B60R9/058—Carriers associated with vehicle roof characterised by releasable attaching means between carrier and roof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フックの外れを防止し、組み付けを確実に行
うことができるルーフキャリアの取付構造を提供するこ
と。 【解決手段】 ルーフキャリアの取付部に組み付けられ
たフックをルーフ部に配設されたブラケットに係合させ
てルーフ部に装着するルーフキャリアの取付構造におい
て、上記ルーフキャリア9の取付部とルーフ間に介在さ
れる台座18に設けられた上記フック通し穴19の内壁
面18bに、該フック13の背部13cを係止する係止
部20を設けたことにある。
うことができるルーフキャリアの取付構造を提供するこ
と。 【解決手段】 ルーフキャリアの取付部に組み付けられ
たフックをルーフ部に配設されたブラケットに係合させ
てルーフ部に装着するルーフキャリアの取付構造におい
て、上記ルーフキャリア9の取付部とルーフ間に介在さ
れる台座18に設けられた上記フック通し穴19の内壁
面18bに、該フック13の背部13cを係止する係止
部20を設けたことにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フックの外れを防
止することができるルーフキャリアの取付構造に関す
る。
止することができるルーフキャリアの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のルーフにルーフキャリアを取り
付ける方法としては、従来、種々の方法が知られている
が、その中で、ルーフ側に取り付けられたブラケットに
フック状のものを引っかけることによって、ルーフキャ
リアを取り付ける方法がある。この方法に用いるフック
の形状、およびブラケットの形状としては様々な形状の
ものがあるが、一般に、ゴムまたは樹脂の台座を、ルー
フキャリアのベースとルーフとの間に挟んで締め付ける
場合が多い。
付ける方法としては、従来、種々の方法が知られている
が、その中で、ルーフ側に取り付けられたブラケットに
フック状のものを引っかけることによって、ルーフキャ
リアを取り付ける方法がある。この方法に用いるフック
の形状、およびブラケットの形状としては様々な形状の
ものがあるが、一般に、ゴムまたは樹脂の台座を、ルー
フキャリアのベースとルーフとの間に挟んで締め付ける
場合が多い。
【0003】図11および図12は、この種のルーフキ
ャリアの取付構造を示したものである。自動車のルーフ
100には、ルーフパネル101とサイドルーフレール
102との接合部分に、車体の前後方向に沿って凹条1
03が形成されている。この凹条103には、L字状の
断面形状をしたブラケット104が、予め溶接等によっ
て取り付けられている。このブラケット104には、立
ち上がり部105に車体の前後方向の長穴106が形成
されており、この長穴106に係合するフック107が
ルーフキャリア108のキャリアベース109に装着さ
れている。ルーフキャリア108のキャリアベース10
9には、ベース110が設けられており、このベース1
10に形成したフック取付穴111にフック107が挿
通されている。フック107は下端部に引っかけ部10
7aを設け、上端部にネジ部107bを設けたもので、
このネジ部107bにワッシャ112を介してナット1
13を螺合して係止されている。上記ルーフキャリア1
08のキャリアベース109の切り欠き部109aには
キャップ114が装着されている。
ャリアの取付構造を示したものである。自動車のルーフ
100には、ルーフパネル101とサイドルーフレール
102との接合部分に、車体の前後方向に沿って凹条1
03が形成されている。この凹条103には、L字状の
断面形状をしたブラケット104が、予め溶接等によっ
て取り付けられている。このブラケット104には、立
ち上がり部105に車体の前後方向の長穴106が形成
されており、この長穴106に係合するフック107が
ルーフキャリア108のキャリアベース109に装着さ
れている。ルーフキャリア108のキャリアベース10
9には、ベース110が設けられており、このベース1
10に形成したフック取付穴111にフック107が挿
通されている。フック107は下端部に引っかけ部10
7aを設け、上端部にネジ部107bを設けたもので、
このネジ部107bにワッシャ112を介してナット1
13を螺合して係止されている。上記ルーフキャリア1
08のキャリアベース109の切り欠き部109aには
キャップ114が装着されている。
【0004】上記ルーフキャリア108のキャリアベー
ス109とルーフ100との間には、ゴム等で成形され
た台座115が配置されている。この台座115には、
上面に上記ルーフキャリア108のキャリアベース10
9の下面に対応する凹部115aが形成されており、こ
の凹部115aの中央部にフック通し穴115bが形成
されている。このフック通し穴115bを通してフック
107のネジ部107bを通すように構成されている。
116はルーフ100の凹条103内に配設されたルー
フモールであり、このルーフモール116には、フック
107を通すための切り欠き部116aが形成されてい
て、ルーフキャリア108を使用しないときにはキャッ
プ(図示せず)によって塞ぐようにしている。
ス109とルーフ100との間には、ゴム等で成形され
た台座115が配置されている。この台座115には、
上面に上記ルーフキャリア108のキャリアベース10
9の下面に対応する凹部115aが形成されており、こ
の凹部115aの中央部にフック通し穴115bが形成
されている。このフック通し穴115bを通してフック
107のネジ部107bを通すように構成されている。
116はルーフ100の凹条103内に配設されたルー
フモールであり、このルーフモール116には、フック
107を通すための切り欠き部116aが形成されてい
て、ルーフキャリア108を使用しないときにはキャッ
プ(図示せず)によって塞ぐようにしている。
【0005】そして、ルーフキャリア108を使用する
際に、フック107の引っかけ部107aをルーフモー
ル116の切り欠き部116aからブラケット104の
長穴106に係合させて配置し、このフック107に台
座115およびキャリアベース109を組み付けて取り
付ける。
際に、フック107の引っかけ部107aをルーフモー
ル116の切り欠き部116aからブラケット104の
長穴106に係合させて配置し、このフック107に台
座115およびキャリアベース109を組み付けて取り
付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造によると、フック107の引っかけ部107
aを、ブラケット104の長穴106に係合させた状態
で台座115およびキャリアベース109を組み付けて
いく際に、フック107を持っていないと、フック10
7の引っかけ部107aがブラケット104の長穴10
6から外れてしまうことになっていた。また、ルーフキ
ャリア108を使用時に、組み付け不良あるいはブラケ
ット104の変形等によってフック107の引っかけ部
107aがブラケット104の長穴106から外れる虞
がある。
ような構造によると、フック107の引っかけ部107
aを、ブラケット104の長穴106に係合させた状態
で台座115およびキャリアベース109を組み付けて
いく際に、フック107を持っていないと、フック10
7の引っかけ部107aがブラケット104の長穴10
6から外れてしまうことになっていた。また、ルーフキ
ャリア108を使用時に、組み付け不良あるいはブラケ
ット104の変形等によってフック107の引っかけ部
107aがブラケット104の長穴106から外れる虞
がある。
【0007】本発明は上記課題を解決し、フックの外れ
を防止し、組み付けを確実に行うことができるルーフキ
ャリアの取付構造を提供することを目的とする。
を防止し、組み付けを確実に行うことができるルーフキ
ャリアの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ルーフキャリアの取付部に組み付けられたフ
ックをルーフ部に配設されたブラケットに係合させてル
ーフ部に装着するルーフキャリアの取付構造において、
上記ルーフキャリアの取付部とルーフ間に介在される台
座に設けられた上記フックの通し穴の内壁面に、該フッ
クの背部を係止する係止部を設けたことにある。また、
本発明は、フックの通し穴の内壁面に、フックの両側を
係止する係合部を設けたことにある。
するため、ルーフキャリアの取付部に組み付けられたフ
ックをルーフ部に配設されたブラケットに係合させてル
ーフ部に装着するルーフキャリアの取付構造において、
上記ルーフキャリアの取付部とルーフ間に介在される台
座に設けられた上記フックの通し穴の内壁面に、該フッ
クの背部を係止する係止部を設けたことにある。また、
本発明は、フックの通し穴の内壁面に、フックの両側を
係止する係合部を設けたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1および図2は、本発明のルーフキャリ
アの取付構造を示したものである。図1および図2にお
いて、1は自動車の車体であり、この車体1のルーフ部
2はルーフパネル3と、左右のサイドルーフレール4と
が接合されて構成されている。このルーフパネル3と、
左右のサイドルーフレール4との接合部分には、車体1
の前後方向に沿ってドレン用の凹条5が形成されてい
る。この凹条5には、図3に示すような横断面L字状の
ブラケット6が溶接等によって取り付けられており、こ
のブラケット6は、立ち上がり部6aの中間に、僅かに
内側に入り込んだ縦壁部7が立設され、この縦壁部7
に、車体1の前後方向の長穴8が形成されている。
アの取付構造を示したものである。図1および図2にお
いて、1は自動車の車体であり、この車体1のルーフ部
2はルーフパネル3と、左右のサイドルーフレール4と
が接合されて構成されている。このルーフパネル3と、
左右のサイドルーフレール4との接合部分には、車体1
の前後方向に沿ってドレン用の凹条5が形成されてい
る。この凹条5には、図3に示すような横断面L字状の
ブラケット6が溶接等によって取り付けられており、こ
のブラケット6は、立ち上がり部6aの中間に、僅かに
内側に入り込んだ縦壁部7が立設され、この縦壁部7
に、車体1の前後方向の長穴8が形成されている。
【0011】9は上記ルーフ部2に取り付けられたルー
フキャリアであり、このルーフキャリア9は、クロスバ
ー10と、クロスバー10の両端部に設けられたキャリ
アベース11とで構成されている。このキャリアベース
11は、外側面を切り欠いてベース部12が形成されて
おり、このベース12には、上記ブラケット6に取り付
けるフック13を挿通するためのフック取付穴14が設
けられている。このフック13は、図4に示すように、
下端部に、ブラケット6の長穴8に引っかける引っかけ
部13aを有し、上端部にネジ部13bを設けたもので
ある。フック13の引っかけ部13aは、偏平に形成さ
れており、下部側に行くに従って幅広に形成されてい
る。このフック13は、ネジ部13bに、ワッシャー1
5を通して鍔付きナット16を螺合することによって、
キャリアベース11とブラケット6との距離が短縮し、
ブラケット6の長穴8に係合して固定される。17はキ
ャリアベース11の切り欠き部11aを塞ぐキャップで
ある。
フキャリアであり、このルーフキャリア9は、クロスバ
ー10と、クロスバー10の両端部に設けられたキャリ
アベース11とで構成されている。このキャリアベース
11は、外側面を切り欠いてベース部12が形成されて
おり、このベース12には、上記ブラケット6に取り付
けるフック13を挿通するためのフック取付穴14が設
けられている。このフック13は、図4に示すように、
下端部に、ブラケット6の長穴8に引っかける引っかけ
部13aを有し、上端部にネジ部13bを設けたもので
ある。フック13の引っかけ部13aは、偏平に形成さ
れており、下部側に行くに従って幅広に形成されてい
る。このフック13は、ネジ部13bに、ワッシャー1
5を通して鍔付きナット16を螺合することによって、
キャリアベース11とブラケット6との距離が短縮し、
ブラケット6の長穴8に係合して固定される。17はキ
ャリアベース11の切り欠き部11aを塞ぐキャップで
ある。
【0012】上記車体1のルーフ部2とキャリアベース
11のベース12との間には、ゴム等の弾性材料で成形
された台座18が介在されており、この台座18には、
図5に示すように上面に、ベース12を組み付ける凹部
18aが設けられ、この凹部18aの中央部にフック1
3を挿通させる四角形状のフック通し穴19が形成され
ている。このフック通し穴19が形成された一側の内壁
面18bには、フック13の背部13cを係止する係止
部20が設けられている。この係止部20は、内壁面1
8bの内側斜め下方向に向けて突出した突起部21の先
端に凹部22を形成して構成されており、この凹部22
の底面22aをフック13の背部13cに当接させる係
止部20として機能させている。この係止部20の両
側、凹部22の側壁面22bには、フック13の側面1
3dに当接してフック13の横方向の動きを係止する係
合部23が設けられている。上記突起部21はルーフ部
2の凹条5の内側に入り込むようにして組み付けられ、
凹条5内面によって左右の台座18が車幅方向に位置決
めされる。
11のベース12との間には、ゴム等の弾性材料で成形
された台座18が介在されており、この台座18には、
図5に示すように上面に、ベース12を組み付ける凹部
18aが設けられ、この凹部18aの中央部にフック1
3を挿通させる四角形状のフック通し穴19が形成され
ている。このフック通し穴19が形成された一側の内壁
面18bには、フック13の背部13cを係止する係止
部20が設けられている。この係止部20は、内壁面1
8bの内側斜め下方向に向けて突出した突起部21の先
端に凹部22を形成して構成されており、この凹部22
の底面22aをフック13の背部13cに当接させる係
止部20として機能させている。この係止部20の両
側、凹部22の側壁面22bには、フック13の側面1
3dに当接してフック13の横方向の動きを係止する係
合部23が設けられている。上記突起部21はルーフ部
2の凹条5の内側に入り込むようにして組み付けられ、
凹条5内面によって左右の台座18が車幅方向に位置決
めされる。
【0013】24はルーフ部2の凹条5に配設されたル
ーフモールであり、このルーフモール24は、図6に示
すようにブラケット6の取付位置に対応する部分に着脱
自在のキャップ25を設けたものである。そして、ルー
フキャリア9使用時は、キャップ25を外してルーフキ
ャリア9を組み付け、ルーフキャリア9不使用時は、図
7および図8に示すように、キャップ25をルーフモー
ル24の開口部24aに組み付ける。キャップ25には
裏面に爪部25aが突設しており、この爪部25aをブ
ラケット6の長穴8に引っかけてキャップ25を装着す
る。
ーフモールであり、このルーフモール24は、図6に示
すようにブラケット6の取付位置に対応する部分に着脱
自在のキャップ25を設けたものである。そして、ルー
フキャリア9使用時は、キャップ25を外してルーフキ
ャリア9を組み付け、ルーフキャリア9不使用時は、図
7および図8に示すように、キャップ25をルーフモー
ル24の開口部24aに組み付ける。キャップ25には
裏面に爪部25aが突設しており、この爪部25aをブ
ラケット6の長穴8に引っかけてキャップ25を装着す
る。
【0014】次に、上記構成による本発明の作用を説明
する。ルーフキャリア9使用時は、ルーフモール24の
キャップ25を外して、フック13の引っかけ部13a
をブラケット6の長穴8に引っかける。そして、フック
13にフック通し穴19を介して台座18を組み付け
る。台座18をルーフ部2に配置すると、フック13の
背部13cの近傍または、背部13cに当接するように
台座18の係止部20が位置する。こうして、フック1
3は突起部21の先端に設けられた凹部22に配置され
て、凹部22の底面22aの係止部20と側面22bの
係合部23によって係止されて、ブラケット6の長穴8
からフック13の引っかけ部13aが抜ける方向、およ
びフック13が横方向(車体前後方向)に倒れる方向へ
の動きが阻止され、仮固定される。次に、キャリアベー
ス11のベース12を台座18の凹部18aに配置して
ルーフキャリア9を組み付ける。キャリアベース11の
ベース12は、フック取付穴14にフック13のネジ部
13bを通すようにして台座18の凹部18aに配設す
る。フック13のネジ部13bにワッシャー15を通し
てナット16を螺合してフック13を固定する。こうし
て、フック13をブラケット6に固定して、ルーフキャ
リア9が組み付けられる。
する。ルーフキャリア9使用時は、ルーフモール24の
キャップ25を外して、フック13の引っかけ部13a
をブラケット6の長穴8に引っかける。そして、フック
13にフック通し穴19を介して台座18を組み付け
る。台座18をルーフ部2に配置すると、フック13の
背部13cの近傍または、背部13cに当接するように
台座18の係止部20が位置する。こうして、フック1
3は突起部21の先端に設けられた凹部22に配置され
て、凹部22の底面22aの係止部20と側面22bの
係合部23によって係止されて、ブラケット6の長穴8
からフック13の引っかけ部13aが抜ける方向、およ
びフック13が横方向(車体前後方向)に倒れる方向へ
の動きが阻止され、仮固定される。次に、キャリアベー
ス11のベース12を台座18の凹部18aに配置して
ルーフキャリア9を組み付ける。キャリアベース11の
ベース12は、フック取付穴14にフック13のネジ部
13bを通すようにして台座18の凹部18aに配設す
る。フック13のネジ部13bにワッシャー15を通し
てナット16を螺合してフック13を固定する。こうし
て、フック13をブラケット6に固定して、ルーフキャ
リア9が組み付けられる。
【0015】なお、上記ブラケット6としては、図9に
示すような中央部を一段高くした台形状のブラケット2
6′、あるいは図10に示すように板状のプレート26
aにフック26bを立設したブラケット26″を用いる
こともできる。台形状のブラケット26′の場合には、
一段高くなった部分にフック13の引っかけ部13aを
引っかける。また、ブラケット26″の場合には、プレ
ート26aのフック26bにフック13の引っかけ部1
3aを引っかけることができる。さらに、本発明は、上
記実施の形態に限定されず、たとえば、台座18の材料
としては、ゴムだけでなく、合成樹脂等の弾性を有する
素材のものも用いることができる。また、係止部20と
しては、フック通し穴19の内壁面18bの位置を変え
ることによって、内壁面18bで兼ねることもできる。
示すような中央部を一段高くした台形状のブラケット2
6′、あるいは図10に示すように板状のプレート26
aにフック26bを立設したブラケット26″を用いる
こともできる。台形状のブラケット26′の場合には、
一段高くなった部分にフック13の引っかけ部13aを
引っかける。また、ブラケット26″の場合には、プレ
ート26aのフック26bにフック13の引っかけ部1
3aを引っかけることができる。さらに、本発明は、上
記実施の形態に限定されず、たとえば、台座18の材料
としては、ゴムだけでなく、合成樹脂等の弾性を有する
素材のものも用いることができる。また、係止部20と
しては、フック通し穴19の内壁面18bの位置を変え
ることによって、内壁面18bで兼ねることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるルーフ
キャリアの取付構造によれば次のような効果を奏するこ
とができる。請求項1において、ルーフキャリアの取付
部に組み付けられたフックをルーフ部に配設されたブラ
ケットに係合させてルーフ部に装着するルーフキャリア
の取付構造において、上記ルーフキャリアの取付部とル
ーフ間に介在される台座に設けられた上記フックの通し
穴の内壁面に、該フックの背部を係止する係止部を設け
たので、ルーフキャリアの取付けに際してフックの外れ
を防止することができる。また、フックの外れを防ぐこ
とができるので、組付けが確実になるとともに組み付け
作業性が向上する。請求項2において、フックの通し穴
の内壁面に、フックの両側を係止する係合部を設けたの
で、ルーフキャリアの取付けに際して、フックが側方に
倒れることを防ぐことができる。
キャリアの取付構造によれば次のような効果を奏するこ
とができる。請求項1において、ルーフキャリアの取付
部に組み付けられたフックをルーフ部に配設されたブラ
ケットに係合させてルーフ部に装着するルーフキャリア
の取付構造において、上記ルーフキャリアの取付部とル
ーフ間に介在される台座に設けられた上記フックの通し
穴の内壁面に、該フックの背部を係止する係止部を設け
たので、ルーフキャリアの取付けに際してフックの外れ
を防止することができる。また、フックの外れを防ぐこ
とができるので、組付けが確実になるとともに組み付け
作業性が向上する。請求項2において、フックの通し穴
の内壁面に、フックの両側を係止する係合部を設けたの
で、ルーフキャリアの取付けに際して、フックが側方に
倒れることを防ぐことができる。
【図1】本発明によるルーフキャリアの取付構造の実施
の態様を示す斜視図である。
の態様を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のブラケットを示す斜視図である。
【図4】図2のフックを示す分解斜視図である。
【図5】図2の台座を示す斜視図である。
【図6】図2のルーフモールを示す斜視図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】図6のC−C線断面図である。
【図9】図2のブラケットの変形例を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】図2のブラケットの別の変形例を示す斜視図
である。
である。
【図11】従来のルーフキャリアの取付構造を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図12】従来のルーフキャリアの取付構造を示す図2
と同一部分の断面図である。
と同一部分の断面図である。
1 車体 2 ルーフ部 3 ルーフパネル 4 サイドルーフレール 5 凹条 6 ブラケット 7 縦壁部 8 長穴 9 ルーフキャリア 11 キャリアベース 12 ベース部 13 フック 14 フック取付穴 16 ナット 18 台座 19 フック通し穴 20 係止部 21 突起部 22 凹部 23 係合部 24 ルーフモール 25 キャップ 13a 引っかけ部 13b ネジ部 13c 背部 13d 側面 18a 凹部 18b 内壁面
Claims (2)
- 【請求項1】 ルーフキャリアの取付部に組み付けられ
たフックをルーフ部に配設されたブラケットに係合させ
てルーフ部に装着するルーフキャリアの取付構造におい
て、上記ルーフキャリアの取付部とルーフ間に介在され
る台座に設けられた上記フックの通し穴の内壁面に、該
フックの背部を係止する係止部を設けたことを特徴とす
るルーフキャリアの取付構造。 - 【請求項2】 上記フックの通し穴の内壁面に、フック
の両側を係止する係合部を設けたことを特徴とする請求
項1に記載のルーフキャリアの取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12042397A JPH10309994A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | ルーフキャリアの取付構造 |
DE1998122111 DE19822111B4 (de) | 1997-05-12 | 1998-05-08 | Dachträgeranbaukonstruktion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12042397A JPH10309994A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | ルーフキャリアの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309994A true JPH10309994A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14785861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12042397A Pending JPH10309994A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | ルーフキャリアの取付構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10309994A (ja) |
DE (1) | DE19822111B4 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100373128B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 루프 랙 장착구조 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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SE0602740L (sv) * | 2006-12-18 | 2007-11-20 | Thule Sweden Ab | Fästorgan för lasthållare vid fordon |
DE102008026703A1 (de) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Befestigungssystem für dachmontierte Lastenträger für Fahrzeuge |
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Family Cites Families (2)
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DE19603630A1 (de) * | 1996-02-01 | 1997-08-07 | Haslbeck Technik Gmbh | Bausatz für abnehmbare Dachreling |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12042397A patent/JPH10309994A/ja active Pending
-
1998
- 1998-05-08 DE DE1998122111 patent/DE19822111B4/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100373128B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 루프 랙 장착구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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DE19822111A1 (de) | 1998-11-19 |
DE19822111B4 (de) | 2009-03-05 |
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