[go: up one dir, main page]

JPH10301221A - 写真記録材料調製用の再分散性粉末組成物 - Google Patents

写真記録材料調製用の再分散性粉末組成物

Info

Publication number
JPH10301221A
JPH10301221A JP10101328A JP10132898A JPH10301221A JP H10301221 A JPH10301221 A JP H10301221A JP 10101328 A JP10101328 A JP 10101328A JP 10132898 A JP10132898 A JP 10132898A JP H10301221 A JPH10301221 A JP H10301221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
gelatin
recording material
emulsifier
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10101328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2973399B2 (ja
Inventor
Klaus Dr Kohlhammer
クラウス・コールハマー
Wolfgang Roth-Greiner
ヴォルフガング・ロス−グライナー
Reiner Dr Figge
ライナー・フィグ
Reinhard Dr Haerzschel
ラインハルト・ハエルツシェル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacker Chemie AG
Original Assignee
Wacker Chemie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacker Chemie AG filed Critical Wacker Chemie AG
Publication of JPH10301221A publication Critical patent/JPH10301221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2973399B2 publication Critical patent/JP2973399B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L57/00Compositions of unspecified polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C08L57/04Copolymers in which only the monomer in minority is defined
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/04Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with macromolecular additives; with layer-forming substances
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5236Macromolecular coatings characterised by the use of natural gums, of proteins, e.g. gelatins, or of macromolecular carbohydrates, e.g. cellulose
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C2200/00Details
    • G03C2200/27Gelatine content
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C2200/00Details
    • G03C2200/47Polymer

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出発材料の貯蔵安定性および電解質安定性に
優れた写真記録材料またはインクジェット記録材料の調
製に用いられる即使用可能で水に再分散性の粉末組成物
を提供する。 【解決手段】 本発明の粉末組成物は、エチレン性不飽
和モノマーおよびゼラチンから製造されるポリマーから
なる。ポリマーは、a)イオン性および非イオン性の基
を有する乳化剤が安定剤として使用されるか、あるいは
b)安定剤としてイオン性乳化剤のみを使用する場合
は、−COOH,−OH,SO3 -,−NCH 2OHおよ
び−C=Oから選ばれる置換基を有するコモノマーの存
在下に共重合を行うか,a)またはb)のいずれかの乳
化重合により製造される。モノマー成分としては,例え
ば、スチレン,アクリル酸ブチル,メタクリル酸等が好
適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真紙、写真フィ
ルムおよびインクジェット記録材料等の写真記録材料を
調製するための水に再分散性の即使用可能な粉末組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】写真記録材料は、一般に写真乳剤の一ま
たはそれ以上の層から構成される。これらの材料は、ゼ
ラチンおよびバインダとしてのポリマー粒子ならびに感
光性のハロゲン化銀塩および増感剤,染料等の他の光活
性剤からなる。また、ゼラチンおよびポリマー粒子の混
合物から調製される塗布液は、しばしば写真乳剤層を保
護する外被層としてまたは支持材料裏面の被膜として塗
布される。
【0003】上記写真記録材料の調製は、例えば欧州特
許出願公開第613,047号明細書,ドイツ特許出願公開第
3,150,264号明細書(米国特許第4,409,322号明細書)お
よびドイツ特許出願公開第3,023,112号明細書(米国特
許第4,294,921号明細書)に記載されている。これらの
明細書に記載の出発材料は、ゼラチン水溶液とポリマー
乳剤との混合物であり、必要に応じて感光性のハロゲン
化銀や他の添加剤も添加される。ハロゲン化銀の塗布液
を調製する際には、一般にゼラチン水溶液を硝酸銀等の
銀塩の水溶液およびハロゲン化カリウム等のハロゲン化
物の水溶液と混合する。ポリマー粒子の凝集を防止する
ためには、銀塩が沈殿してきた後に、配合剤の最終成分
としてポリマー乳剤が単に添加される。その後、例えば
カーテンコーティング,カスケードコーティング,スロ
ットダイコーティング等の当業者にとって公知の方法に
より、写真記録材料の個々の層が順次支持材料に塗布さ
れる。
【0004】塗布液として従来から使用されてきたゼラ
チン水溶液および水溶性のポリマー分散液は、貯蔵寿命
が不満足であり、特にバクテリアの混入によってすぐに
ダメージを受けるという問題がある。また、水溶性のポ
リマー分散液は、電解質安定性が不十分であるという別
の問題があった。
【0005】ドイツ特許出願公開第3,417,388号明細書
(ダーウェント社発行のアブストラクト AN 85-069,87
5)には、ゼラチン等の水可溶性の天然物の存在下に重
合させ、次いで抗ブロッキング剤を添加して乾燥させる
ことにより得ることが可能な分散粉末が開示されてい
る。この分散粉末には、繊維,製紙および建設業界用の
接着剤を使用することが推奨されている。重合において
は保護コロイドとして低分子量の非ゲル化ゼラチンを使
用することだけが可能であるので、写真記録材料に上記
粉末を使用することは好ましくない。
【0006】ソビェト特許第1,541,223号明細書にかか
るダーウェント社発行のアブストラクト AN 90-259,209
には、易揮発性液体の蒸発を防止することを目的とし、
そしてポリマー分散液とガラス,シリカゲルまたはゼラ
チンから製造された中空ビーズとの噴霧乾燥により得る
ことが可能なポリマー粉末が記載されている。欧州特許
出願公開第307,855号明細書には、ゼラチン層と共有結
合で外被され、写真用塗布液のマット剤として用いられ
るポリマー粒子の水溶性分散液が開示されている。米国
特許第2,856,371号明細書には、ポリマー粉末およびゼ
ラチンから調製された粉末組成物が記載されている。し
かし、これらの粉末は電解質安定性が不十分であるた
め、上記粉末を写真用塗布液に使用することは好ましく
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、前述した貯蔵寿命が損なわれない形態で出発材
料を提供することにある。また、調製される出発材料
は、無機電解質溶液(写真用の塩類)の添加に対して十
分に安定であるべきである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記の発
明によって達成された。 1. エチレン性不飽和モノマーおよびゼラチンから製
造されるポリマーからなり、該ポリマーは、 a)イオン性および非イオン性の基を有する乳化剤の少
なくとも1種が安定剤として使用されるか、あるいは b)安定剤としてイオン性の乳化剤のみを使用する場合
は、−COOH,−OH,SO3 -,−NCH2OHおよ
び−C=Oの種類から選ばれる1種またはそれ以上の置
換基を含有するコモノマーの存在下に共重合を行うかの
いずれかの乳化重合により製造される写真記録材料また
はインクジェット記録材料調製用の即使用可能で水に再
分散性の粉末組成物。 2. 前記組成物は、炭素原子数1〜12のアルキルカ
ルボン酸のビニルエステル類,炭素原子数1〜12のア
ルコールのアクリル酸エステル類またはメタクリル酸エ
ステル類,エチレン,スチレンおよび塩化ビニルの種類
から選ばれる1種またはそれ以上のモノマーから得られ
るポリマーを含有する項1記載の写真記録材料またはイ
ンクジェット記録材料調製用の再分散性粉末組成物。 3. 前記組成物は、スチレン,アクリル酸ブチルおよ
びメタクリル酸メチルの種類から選ばれる1種またはそ
れ以上のモノマーから得られるポリマーを含有し、かつ
該ポリマーは官能性のコモノマーとしてメタクリル酸,
アクリル酸ヒドロキシエチル,アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸およびジアセトンアクリルアミ
ドの種類から選ばれる1種またはそれ以上のコモノマー
成分を有する項1記載の写真記録材料またはインクジェ
ット記録材料調製用の再分散性粉末組成物。
【0009】4. 前記ポリマーは、イオン性および非
イオン性の基を有する少なくとも1種の乳化剤の0.5
〜30重量%の存在下に製造される項1〜3のいずれか
に記載の写真記録材料またはインクジェット記録材料調
製用の再分散性粉末組成物。 5. 前記ポリマーは、0.5〜30重量%のアニオン
性またはカチオン性乳化剤のいずれか一方の存在下に、
更に−COOH,−OH,SO3 -,−NCH2OHおよ
び−C=Oの種類から選ばれる1種またはそれ以上の置
換基を含有するコモノマーの存在下に製造される項1〜
3のいずれかに記載の写真記録材料またはインクジェッ
ト記録材料調製用の再分散性粉末組成物。 6. 前記組成物は、ウシ・オセインの塩基加水分解に
より得られ、平均分子量Mwが 10,000g/mol以上のゲ
ル化可能なゼラチンを含有する項1〜5のいずれかに記
載の写真記録材料またはインクジェット記録材料調製用
の再分散性粉末組成物。 7. 前記水に再分散性の粉末組成物におけるポリマー
とゼラチンとの混合比が、5:95〜50:50の範囲
にある項1〜6のいずれかに記載の写真記録材料または
インクジェット記録材料調製用の再分散性粉末組成物。
【0010】
【発明の実施の形態】好適なエチレン性不飽和モノマー
は、炭素原子数1〜12のアルキルカルボン酸のビニル
エステル類,炭素原子数1〜12のアルコールのアクリ
ル酸エステル類またはメタクリル酸エステル類,エチレ
ン,スチレンおよび塩化ビニルの種類から選ばれる1種
またはそれ以上のモノマーである。好ましい態様におい
ては、特にイオン性乳化剤のみの存在下にポリマーを製
造する態様においては、ポリマーは更にまた−COO
H,−OH,SO3 -,−NCH2OHおよび−C=O等
の官能基を有するモノマーを含有する。官能基を有する
コモノマーは、ポリマーの全重量に対して一般に0.1
〜10重量%の量で存在する。
【0011】ここで、モノマーの選択および/またはコ
モノマーの重量割合の選択は、ポリマーのガラス転移温
度Tgが−60〜+120℃、好ましくは−35〜+1
00℃の間にあるような方法でなされる。ポリマーのガ
ラス転移温度Tgは、示差走査熱分析(DSC)による
公知の方法で測定することができる。Tgについては、
フックスの式により予め近似値を求めることができる。
フックス[ Fox, T.G., Bull. Am. Physics Soc.1, 3,
page123(1956)]によれば、下記の式が成立する。 1/Tg=x1/Tg1 +x2/Tg2 +・・・xn/T
n 式中のxn はモノマーnの重量割合(%)であり、Tg
n はモノマーnのホモポリマーのガラス転移温度(K
°)である。ホモポリマーのTg値は、ポリマーハンド
ブック第2版,J.Wiley & Sons,New York(1975)に掲
載されている。
【0012】好ましいモノマーとしては、酢酸ビニル,
α位が分岐した炭素原子数9または10のモノカルボン
酸(VeoVa9R, VeoVa10R )のビニルエステル類,アクリ
ル酸エステル類,メタクリル酸エステル類,エチレン,
スチレンおよび塩化ビニル等を挙げることができる。好
ましい官能性のコモノマーとしては、アクリル酸,メタ
クリル酸,アクリル酸ヒドロキシエチル,アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸,スチレンスルホン
酸,アクリル酸スルホプロピル,N−メチロールアクリ
ルアミドおよびジアセトンアクリルアミド等が挙げられ
る。中でも、スチレン,アクリル酸ブチルおよびメタク
リル酸メチルの種類から選ばれ、かつ官能性のコモノマ
ーとして、メタクリル酸,アクリル酸ヒドロキシエチ
ル,アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸お
よびジアセトンアクリルアミドの種類から選ばれる1種
またはそれ以上のコモノマーを含有する1種またはそれ
以上のモノマーからなるポリマーが好ましい。
【0013】ポリマーは、水溶性の相において60〜9
0℃の温度で乳化重合することにより製造される。この
重合は、少なくともある程度水に可溶な通常の無機また
は有機パーオキサイドによる公知の方法で開始される。
必要に応じて、パーオキサイドの接触分解を促す還元剤
を添加してもよい。重合反応は、いずれの場合もモノマ
ー量に対して、0.5〜30重量%好ましくは0.5〜
10重量%の乳化剤の存在下に行われる。驚くべきこと
に、ポリマー粉末およびゼラチンから製造される粉末組
成物の電解質安定性が、ポリマーの製造に用いられる乳
化剤の選択により、著しく影響を受けることが判明し
た。
【0014】重合反応は、イオン性および非イオン性の
基を有する乳化剤の存在下に行われることが好ましい。
非イオン性の基は、親水性の基であると理解すべきであ
り、好ましくは3〜40モルのエチレンオキサイドを有
するエチレンオキサイド単位がある。イオン性の基はア
ニオン型またはカチオン型のいずれでもよい。実際、ポ
リマー組成物が何であれ、イオン性の乳化剤を存在させ
ることにより、再分散液の電解質安定性を確かなものと
することができることが判明した。
【0015】アニオン性および非イオン性の基を有する
乳化剤を例示すると、エトキシ化アルキルフェノール硫
酸塩類,エトキシ化脂肪族アルコールスルホン酸塩類,
エトキシ化アルキルフェノール燐酸塩類,エトキシ化脂
肪族アルコール硫酸塩類,エトキシ化脂肪族アルコール
燐酸塩類等がある。カチオン性および非イオン性の基を
有する乳化剤を例示すると、N−獣脂アルキル−N,N
=ジメチル−N,N=ポリエチレングリコール−プロピ
レン−ビス(アンモニウム・メタン硫酸塩)等がある。
重合反応混合物を安定化させるためにイオン性の乳化剤
のみを使用する場合、前述した官能性のコモノマーの存
在下に乳化重合を行わなければならない。イオン性の乳
化剤を例示すると、アルキル硫酸類のアルカリ金属塩や
アンモニウム塩,アルキルスルホン酸類およびアルキル
アリールスルホン酸類のアルカリ金属塩やアンモニウム
塩の他に、アルキル化されたジ(スルホン化フェニル)
エーテル類の乳化剤等が挙げられる。
【0016】必要に応じて、分散剤として、モノマー量
に対して5重量%までの少量の保護コロイドを使用する
ことができる。しかし、保護コロイドを添加することな
く重合反応を行うことが好ましい。
【0017】重合反応中には少なくとも一部のモノマー
を計量しながら供給処理して、乳化重合を行うことが好
ましい。特に、初期の段階で一部の乳化剤および一部の
モノマーの水溶液または乳剤を導入し、予め乳化した状
態で反応を開始した後に、残りのモノマーおよび乳化剤
を計量しながら反応混合物に導入して、反応を遂行する
方法が好ましい。反応が終了した後、分散液を冷却し、
好ましくは6.5〜7.0の範囲にpHを調節する。pH
調節により、30〜40%の固形物含量を有する分散液
が得られる。分散したポリマー粒子の平均粒子サイズ
は、500nm以下であり、好ましくは200nm以
下、最も好ましくは100nm以下である。
【0018】本発明におけるゼラチンは、動物性コラー
ゲンの加水分解により得ることが可能な水溶性の蛋白質
を用いることができる。写真用の塗布において、ゼラチ
ンがゲル化可能であることが重要である。それために
は、平均分子量Mwは10,000g/mol 以上あるべきで、
100,000g/mol以上であることが好ましい。好ましいも
のとしては、オセインの塩基加水分解により得られるゼ
ラチンが挙げられる。写真用の塗布においては、ウシ・
オセインの塩基加水分解により得られ、必要に応じて脱
イオン処理される高分子量(Mwが100,000g/mol以
上)のゲル化可能なゼラチンが特に好ましい。
【0019】再分散性粉末組成物の調製において、ゼラ
チンを熱水に溶解させて、ゼラチン含量がいずれの場合
も全量に対して好ましくは25重量%以下、特に好まし
くは4〜15重量%の水溶液を調製する。供給中の混合
物の温度が通常30〜40℃であるゲル化点以下に低下
しないよう注意を払いながら、水溶性のポリマー分散液
を計量しつつゼラチン溶液に導入する。この際、必要に
応じて、混合物のpHをゼラチンの等電点に調節するこ
とができる。また、ゼラチンに安定な例えばポリビニル
アルコール類またはデキストラン類等の保護コロイドを
添加することも可能である。
【0020】各種の方法により反応混合物を乾燥するこ
とができる。水溶性の混合物を噴霧乾燥することができ
る。この際の乾燥空気の温度は、混合物中に存在するポ
リマーのガラス転移温度以上または以下のいずれでもよ
い。また、乾燥は、水溶性の混合物をゼラチンのゲル化
点以下に冷却し、混合物をゲル化後にノズルを通して圧
縮するか、あるいはパスタプレス法により粉砕して、ベ
ルト乾燥機により乾燥することもできる。他に、水溶性
の混合物を型に入れてフィルム状に成形し、これを乾燥
し、乾燥後に粉砕して粉末状にすることもできる。乾燥
法の最後になるが、水溶性の混合物を凍結乾燥法により
乾燥することも可能である。
【0021】ポリマーとゼラチンとの混合比(重量比)
は、0.1:99.9〜70:30の範囲にあり、好まし
くは5:95〜50:50の範囲にある。
【0022】写真記録材料またはインクジェット記録材
料の調製時には、本発明の新規な粉末組成物を水に再分
散させる。これに通常利用される配合組成物の他の構成
成分、例えばハロゲン化銀,ゼラチン硬化剤,界面活性
添加剤,マット剤,安定化剤,増感剤等を必要に応じて
添加してもよい。分散液は、カーテンコーティング,カ
スケードコーティング,浸漬コーティング,エアナイ
フ,噴霧または押出コーティング等の公知の方法により
支持材料に塗布される。好適な支持材料は当業者におい
て公知である。これらを例示すると、紙,ポリエチレン
テレフタレートフィルム等のポリエステルフィルム,ポ
リプロピレンなどがある。
【0023】本発明の粉末組成物の好ましい使用には、
不透明なベース(紙)または透明なベース(ポリマーフ
ィルム)上の感光性ハロゲン化銀含有層におけるバイン
ダーとしての使用がある。また、上記粉末組成物の好ま
しい使用には、インクジェット紙およびインクジェット
フィルムからなるカラー受像層のバインダーとしての使
用がある。
【0024】
【実施例】
後記の実施例1〜4において使用されるポリマー分散液
の調製 (実施例1用のポリマー分散液)乳化剤A2.43g、
乳化剤B13.9g、アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸(ナトリウム塩)4.9g、メタクリル
酸1.0g、スチレン200g、アクリル酸ヒドロキシ
エチル19.5g、メタクリル酸メチル200gおよび
アクリル酸ブチル68.2gを計測容器に順次仕込み、
水に乳化させた。第二の計測容器中で過硫酸カリウム
1.48gを水49.7mlに溶解して、その使用の準
備を行った。容量2リットルの実験室用オートクレーブ
中で重合反応を行った。この重合反応では、乳化剤A
6.1gを水104mlに溶解して、攪拌しながら75
℃に加熱した。温度が平衡状態に達した後、予め調製し
ておいた2種の供給溶液を同時に導入しながら、4時間
にわたって計量した。供給が終了すると、反応温度が8
5℃に上昇し、重合反応が完了した。水酸化ナトリウム
水溶液を添加してpHを約6.8に調節した。この結
果、ポリマー分散液は次の特性を有する。固形分含量:
35.2%、粘度:18.7mPas、粒子サイズ:60n
m、ガラス転移温度:78℃。同様に、実施例2〜4の
乳化剤およびモノマーを下記の表1に示す通りに変え
て、実施例2〜4用のポリマー分散液を調製した。
【0025】
【表1】
【0026】乳化剤A:炭素原子数が約12のアルキル
硫酸(ナトリウム塩) 乳化剤B:アルキルフェノール−(ポリオキシエチレ
ン)硫酸(ナトリウム塩) 乳化剤C:アルキルフェノール−(ポリオキシエチレ
ン)燐酸(ナトリウム塩) AMPS−Na:アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸(ナトリウム塩) HEA:アクリル酸ヒドロキシエチル MAS:メタクリル酸 MMA:メタクリル酸メチル
【0027】完全な再分散性を示すために、分散液とゼ
ラチン溶液とを混合した後に、すなわち乾燥処理前で乾
燥したポリマー配合組成物の再分散後に、いずれの場合
も粒子サイズを測定した。凝集物が肉眼で見え始めるま
で、再分散液(固形分含量:10%)100mlを10
%濃度の塩化カルシウム溶液で滴定して、再分散液の塩
との安定度(塩の混入許容度)を測定した。
【0028】実施例1 上記の通り調製した実施例1用のポリマー分散液を10
%濃度のゼラチン水溶液と50:50の割合(ポリマー
とゼラチンの比はいずれの場合も乾燥重量に基づく)で
混合した。この混合物の粒子サイズは126nmであ
り、ポリマー粒子の周囲にゼラチン層を形成していたこ
とが示された。溶液を80℃の空気温度で噴霧乾燥する
と、非流動性で非ブロッキング性の粉末が得られた。こ
の粉末を50℃に加熱された水に再分散させた後には、
粒子サイズが136nmとなり、それ故に組成物は完全
に再分散した。塩との安定度は塩化カルシウム溶液(1
0%)7.3mlであった。したがって、再分散液は電
解質に安定であった。
【0029】実施例2 表1の通り調製した実施例2用のポリマー分散液を10
%濃度のゼラチン水溶液と30:70の割合(ポリマー
とゼラチンの比はいずれの場合も乾燥重量に基づく)で
混合した。この混合物の粒子サイズは98nmであり、
ポリマー粒子の周囲にゼラチン層を形成していたことが
示された。溶液を80℃の空気温度で噴霧乾燥すると、
非流動性で非ブロッキング性の粉末が得られた。この粉
末を50℃に加熱された水に再分散させた後には、粒子
サイズが112nmとなり、それ故に組成物は完全に再
分散した。塩との安定度は塩化カルシウム溶液(10
%)12.9mlであった。したがって、再分散液は電
解質に安定であった。
【0030】実施例3 表1の通り調製した実施例3用のポリマー分散液を10
%濃度のゼラチン水溶液と30:70の割合(ポリマー
とゼラチンの比はいずれの場合も乾燥重量に基づく)で
混合した。この混合物の粒子サイズは126nmであ
り、ポリマー粒子の周囲にゼラチン層を形成していたこ
とが示された。溶液を80℃の空気温度で噴霧乾燥する
と、非流動性で非ブロッキング性の粉末が得られた。こ
の粉末を50℃に加熱された水に再分散させた後には、
粒子サイズが136nmとなり、それ故に組成物は完全
に再分散した。塩との安定度は塩化カルシウム溶液(1
0%)2.3mlであった。したがって、再分散液は電
解質に十分安定であった。
【0031】実施例4 表1の通り調製した実施例3用のポリマー分散液を10
%濃度のゼラチン水溶液と50:50の割合(ポリマー
とゼラチンの比はいずれの場合も乾燥重量に基づく)で
混合した。この混合物の粒子サイズは105nmであ
り、ポリマー粒子の周囲にゼラチン層を形成していたこ
とが示された。溶液を80℃の空気温度で噴霧乾燥する
と、非流動性で非ブロッキング性の粉末が得られた。こ
の粉末を50℃に加熱された水に再分散させた後には、
粒子サイズが116nmとなり、それ故に組成物は完全
に再分散した。塩との安定度は塩化カルシウム溶液(1
0%)15.9mlであった。したがって、再分散液は
電解質に安定であった。
【0032】次の実施例は、ポリマー分散液が商業的に
入手可能な本発明を説明するものである。完全な再分散
性を示すために、分散液とゼラチン溶液とを混合した後
に、すなわち乾燥処理前で乾燥したポリマー配合組成物
の再分散後に、いずれの場合も粒子サイズを測定した。
凝集物が肉眼で見え始めるまで、再分散液(固形分含
量:10%)100mlを10%濃度の塩化カルシウム
溶液で滴定して、再分散液の塩との安定度を測定した。
【0033】実施例5 アニオン性および非イオン性の基を有する乳化剤で安定
化され、ガラス転移温度が80℃で粒子サイズ(コール
ターN4により測定)が約60nmであるスチレン−ア
クリル酸ブチルの分散液(VinnapasR LL990;ワッカッ
ー・ヘミーGmbH製)を10%濃度のゼラチン水溶液
と50:50の割合(ポリマーとゼラチンの比はいずれ
の場合も乾燥重量に基づく)で混合した。この混合物の
粒子サイズは110nmであり、ポリマー粒子の周囲に
ゼラチン層を形成していたことが示された。溶液を80
℃の空気温度で噴霧乾燥すると、非流動性で非ブロッキ
ング性の粉末が得られた。この粉末を50℃に加熱され
た水に再分散させた後には、粒子サイズが115nmと
なり、上記ポリマーの再分散性は完全であった。塩との
安定度は塩化カルシウム溶液(10%)5.5mlであ
った。したがって、再分散液は電解質に安定であった。
【0034】実施例6 アニオン性および非イオン性の基を有する乳化剤で安定
化され、ガラス転移温度が+10℃で粒子サイズ(コー
ルターN4により測定)が約65nmであるアクリレー
トの分散液(VinnapasR LL970;ワッカッー・ヘミーG
mbH製)を10%濃度のゼラチン水溶液と30:70
の割合(ポリマーとゼラチンの比はいずれの場合も乾燥
重量に基づく)で混合した。この混合物の粒子サイズは
98nmであり、ポリマー粒子の周囲にゼラチン層を形
成していたことが示された。ポリエチレン基質上に溶液
をフィルム成形し、室温に冷却した後乾燥した。室温で
一昼夜完全に乾燥した後、フィルムを基質から剥離し、
50℃で水に再分散させた。粒子サイズを測定したとこ
ろ106nmであり、それ故にポリマー調製品は完全に
再分散した。塩との安定度は塩化カルシウム溶液(10
%)14.0mlであった。したがって、再分散液は電
解質に安定であった。
【0035】実施例7 アニオン性および非イオン性の基を有する乳化剤で安定
化され、ガラス転移温度が+8℃で粒子サイズ(コール
ターN4により測定)が約59nmであるスチレン−ア
クリル酸ブチルの分散液(VinnapasR LL9400;ワッカッ
ー・ヘミーGmbH製)を10%濃度のゼラチン水溶液
と30:70の割合(ポリマーとゼラチンの比はいずれ
の場合も乾燥重量に基づく)で混合した。この混合物の
粒子サイズは103nmであり、ポリマー粒子の周囲に
ゼラチン層を形成していたことが示された。ポリエチレ
ン基質上に溶液をフィルム成形し、室温に冷却した後、
乾燥した。室温で一昼夜完全に乾燥した後、フィルムを
基質から剥離し、50℃で水に再分散させた。粒子サイ
ズを測定したところ118nmであり、それ故に組成物
は完全に再分散した。塩との安定度は塩化カルシウム溶
液(10%)16.8mlであった。したがって、再分
散液は電解質に安定であった。
【0036】比較例 ラウリル硫酸ナトリウム塩をアニオン性の乳化剤とし
て、アクリル酸n−ブチル49部、スチレン21部およ
びゼラチン30部の乳化重合により、固形分含量20重
量%のポリマー分散液を調製した。この分散液を温ゼラ
チン水溶液と混合し、空気で乾燥して温水に再分散させ
た。塩化カルシウム水溶液(10%)を滴下すると、2
滴目の添加と殆ど同時に凝集が観測された。したがっ
て、再分散液は電解質に安定ではなかった。
【0037】
【発明の効果】上記の通り、本発明により出発材料の貯
蔵安定性および電解質安定性に優れた写真記録材料また
はインクジェット記録材料の調製に用いられる即使用可
能で水に再分散性の粉末組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング・ロス−グライナー ドイツ連邦共和国 ヴァイル・アム・ライ ン,ベートーベンシュトラーセ 8 (72)発明者 ライナー・フィグ ドイツ連邦共和国 アムプフィング,ブッ ヘンシュトラーセ 3 (72)発明者 ラインハルト・ハエルツシェル ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン,カー ル−ボッシュー−シュトラーセ 7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン性不飽和モノマーおよびゼラチ
    ンから製造されるポリマーからなり、該ポリマーは、 a)イオン性および非イオン性の基を有する乳化剤の少
    なくとも1種が安定剤として使用されるか、あるいは b)安定剤としてイオン性の乳化剤のみを使用する場合
    は、−COOH,−OH,SO3 -,−NCH2OHおよ
    び−C=Oの種類から選ばれる1種またはそれ以上の置
    換基を含有するコモノマーの存在下に共重合を行うかの
    いずれかの乳化重合により製造される写真記録材料また
    はインクジェット記録材料調製用の即使用可能で水に再
    分散性の粉末組成物。
JP10101328A 1997-04-18 1998-04-13 写真記録材料調製用の再分散性粉末組成物 Expired - Fee Related JP2973399B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE197-16-350-5 1997-04-18
DE19716350A DE19716350A1 (de) 1997-04-18 1997-04-18 Redispergierbare Pulverzusammensetzungen zur Herstellung von fotografischen Aufzeichnungsmateralien

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10301221A true JPH10301221A (ja) 1998-11-13
JP2973399B2 JP2973399B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=7826982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10101328A Expired - Fee Related JP2973399B2 (ja) 1997-04-18 1998-04-13 写真記録材料調製用の再分散性粉末組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5922789A (ja)
EP (1) EP0872761B1 (ja)
JP (1) JP2973399B2 (ja)
DE (2) DE19716350A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1310821A2 (en) 2001-10-24 2003-05-14 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display device and electronic apparatus
JP2010201771A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Fuji Xerox Co Ltd インク受容性粒子及びその製造方法、硬化性樹脂分散体
CN116041600A (zh) * 2023-01-13 2023-05-02 广东巴德富新材料有限公司 一种可再分散乳胶粉用苯丙乳液及制备方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19617716A1 (de) * 1996-05-03 1997-11-06 Basf Ag In wäßriger Lösung redispergierbare Polymerpulver
GB2364531B (en) * 1999-06-22 2003-01-15 Avecia Ltd Ink receptive substrates
WO2000078553A1 (en) * 1999-06-22 2000-12-28 Avecia Limited Ink receptive substrates
US6689433B2 (en) * 2002-05-06 2004-02-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print media products for generating high quality images and methods for making the same
DE10322788A1 (de) * 2003-05-19 2004-12-09 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Polymerpulvern
US7112629B2 (en) * 2004-02-09 2006-09-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print media products for generating high quality images and methods for making the same
JP4442718B2 (ja) * 2008-07-01 2010-03-31 Dic株式会社 油性顔料インク用インクジェット受理剤、油性顔料インク用インクジェット記録媒体及び印刷物
ES2688532T3 (es) 2013-01-18 2018-11-05 Basf Se Composiciones de recubrimiento a base de dispersión acrílica

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2739137A (en) * 1952-02-20 1956-03-20 Eastman Kodak Co Method for making polymeric hydrosols
US2856371A (en) * 1953-12-14 1958-10-14 Eastman Kodak Co Method for storing hydrosols in a dry reusable state
AU443427B1 (en) * 1966-02-23 1973-12-06 VEB FOTOCHEMISCHE WERKE BERLIN. lt Process forthe production of photographic halogen silvergelatine emulsions
PL114902B1 (en) * 1978-06-01 1981-03-31 Przed Projektowania I Dostaw K Solid catalyst apparatus in installation for sulfuric acid manufacture
JPS5952417B2 (ja) * 1979-06-22 1984-12-19 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料
JPS5834822B2 (ja) * 1980-12-19 1983-07-29 コニカ株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料
DE3417388A1 (de) * 1984-05-10 1985-11-14 Wacker-Chemie GmbH, 8000 München Verfahren zur herstellung von redispergierbarem pulver auf basis von mit als schutzkolloid verwendeten naturstoffen stabilisierten dispersionen
SU1541223A1 (ru) * 1987-03-09 1990-02-07 Предприятие П/Я В-8469 Способ получени порошкообразных сыпучих полимерных материалов
DE3882310T2 (de) * 1987-09-18 1994-01-27 Eastman Kodak Co Polymerteilchen, auf die Gelatine aufgepfropft ist.
GB9303591D0 (en) * 1993-02-23 1993-04-07 Ilford Ltd Photographic assembly

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1310821A2 (en) 2001-10-24 2003-05-14 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display device and electronic apparatus
JP2010201771A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Fuji Xerox Co Ltd インク受容性粒子及びその製造方法、硬化性樹脂分散体
US7973118B2 (en) 2009-03-03 2011-07-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Ink receiving particles, method for producing the same, and curable resin dispersion composition
CN116041600A (zh) * 2023-01-13 2023-05-02 广东巴德富新材料有限公司 一种可再分散乳胶粉用苯丙乳液及制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0872761A1 (de) 1998-10-21
JP2973399B2 (ja) 1999-11-08
DE59800042D1 (de) 1999-12-09
US5922789A (en) 1999-07-13
DE19716350A1 (de) 1998-10-22
EP0872761B1 (de) 1999-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2973399B2 (ja) 写真記録材料調製用の再分散性粉末組成物
JP3697157B2 (ja) 不均質形態を有するラテックス粒子の水性分散液の製造方法、この方法によって得られるラテックス粒子、分散液、再分散性粉末、
JPS5893703A (ja) 高濃度の水性双峰プラスチツク分散液の製法
CN101675136A (zh) 高固体含量和低粘度的压敏粘合剂分散体及其制备方法
US4524131A (en) Photographic silver halide recording material with graft copolymer particles in outer layer
JPS5950695B2 (ja) 水性ポリマ−ラテックス組成物の製造プロセス
JPH1192620A (ja) 水中に再分散可能な架橋性粉末組成物およびその使用
CN110190235A (zh) 一种水溶液型锂电池陶瓷隔膜专用粘合剂及其制备方法和应用
JP3162367B2 (ja) 保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジョン粉末およびその製造方法
JP2002179741A (ja) ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの水溶性または水分散性(コ)ポリマー、その製造方法、ならびに医薬投与剤形における被覆剤、結合剤および/またはフィルム形成性賦形剤としてのその使用
JPH02273540A (ja) 微小カプセルの製造方法
JPS6219238A (ja) 微小カプセルの製造方法
JPS58173109A (ja) ペ−ストにすることができる塩化ビニルのポリマ−の製法
US3085897A (en) Method of quick-setting protein containing coatings by fuming with a nitrogenous alkaline gas
JPH0347804A (ja) 重合体分散液の製造
JPS60135410A (ja) 塩化ビニルまたは塩化ビニルおよびこれと共重合可能な単量体との混合物のペースト化可能なポリマーの製法
JPS59193907A (ja) 微細な水性コポリマ−分散液の製法
JPS5930827A (ja) カチオン性樹脂粉末
JP2002518533A (ja) 低温における皮膜形成性が改良されたラテックスにおける新規保護コロイド
JPS58185640A (ja) カチオン性樹脂粉末
JPH01188575A (ja) 水性インキ組成物
RU2299892C1 (ru) Пластизоли на основе стирол-акрилатных латексных сополимеров и способ их получения
JPS6015405A (ja) アゾ系重合開始剤捏和体
JPS6363568B2 (ja)
JPS59219303A (ja) 微小懸濁重合体粒子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees