JPH10299457A - 排ガスフィルター浄化方法及び排ガスフィルター浄化装置 - Google Patents
排ガスフィルター浄化方法及び排ガスフィルター浄化装置Info
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- JPH10299457A JPH10299457A JP9104462A JP10446297A JPH10299457A JP H10299457 A JPH10299457 A JP H10299457A JP 9104462 A JP9104462 A JP 9104462A JP 10446297 A JP10446297 A JP 10446297A JP H10299457 A JPH10299457 A JP H10299457A
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Abstract
フィルターにクラックが入ったり 溶損すること等を抑
制してフィルターとしての機能の保全及び耐久性の向上
を図る排ガスフィルター浄化方法及び排ガスフィルター
浄化装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 排ガス中のパティキュレート等の捕集し
たフィルターに対し、酸素を含む気体を加熱して加熱流
体として供給することによって、パティキュレート等の
捕集物を燃焼除去する排ガスフィルターの浄化におい
て、フィルター58の断面に対する加熱流体の流速分布
が、フィルター58全断面の一様熱分布となるように制
御し、この一様加熱によって捕集パティキュレート等を
残すことなく完全に除去可能とする。
Description
から排出されるパティキュレート(煤等の可燃性微粒
子)等をフィルターにより捕集し、捕集したものを燃焼
させフィルターを再生させる排ガス浄化方法及び排ガス
フィルター浄化装置に関する。
パティキュレート(煤等の可燃性微粒子)が環境保護及
び健康上の理由から規制され始めている。このパティキ
ュレートを取り除いてディーゼルエンジンの排ガスを浄
化する方法の一つとして、排気管の途中に耐熱性のセラ
ミックハニカムのフィルターを取り付けて濾過するもの
がある。
ートが堆積したときにこれに火をつけて燃焼させ、炭酸
ガスに変えて大気に放出する操作によって、セラミック
フィルターをクリーンに再生しながら繰り返し使用する
ことである。この作業は燃焼再生(リジェネレーショ
ン)と呼ばれている。一般にディーゼルエンジンの排ガ
スはパティキュレートの着火温度より低いので、そのま
まではパティキュレートは燃焼しないでフィルターに堆
積してしまい、これによって排気圧力を過度に上昇させ
るので、エンジン及びエミッション性能を低下させる。
したがって、セラミックフィルターの燃焼再生のために
は、何らかの方法によって排ガス温度を上げるか、また
はフィルター自身の温度を上げる必要がある。
ことによって、排ガス浄化をこれらのフィルターで交互
に行わせる方式が既に提案されている。このような2個
のフィルターを備える排気系では、排ガス濾過中ではな
くてある程度パティキュレートが堆積した後の時点にお
いて、排ガス浄化にもう一方のフィルターが使われてい
るときに燃焼再生が行われる。フィルターの昇温手段と
しては、電気ヒーターやバーナーまたはマイクロ波等が
利用でき、これらによってフィルターを加熱し温度上昇
させてパティキュレートを同時に燃焼させることによ
り、セラミックフィルターを再生することができる。
装置を示す断面模式図である。図において、52はディ
ーゼルエンジン、53は排気マニホールド、Xはエンジ
ン排ガス流、Yは二次空気流、58a,58bはコージ
ェライト(2MgO・5SiO2・2Al2O3)を押し
出し成型法により作製した直径5.66インチ、長さ6
インチのウォールフロー型セラミックハニカム製等のフ
ィルター、63a,63bはフィルター58a,58b
それぞれを加熱するための電気ヒーター、56はエンジ
ン排ガス流路を制御する制御弁、62は燃焼再生のため
の二次空気を供給するエアブロア、61は二次空気流X
の流路を制御する導入弁、54,55a,55b,59
a,59bはそれぞれエンジン排ガス流Yの流路配管、
60a,60bは燃焼再生の二次空気Xの流路配管、6
4はエアブロア62や制御弁56、導入弁61や電気ヒ
ーター63a,63b等システム全体を制御するコント
ローラー、57a,57bはフィルター58a,58b
を収納する容器である。
置によるフィルター58a,58bの再生時の動作は次
のとおりである。
ている期間に、フィルタ58aの排ガス流入側と排ガス
流出側との間の圧力差を検出する差圧センサー(図示せ
ず)等の捕集量検知装置によって、フィルター58aに
ついてその再生開始時期となったことが判断される。こ
の判断時点で、これまで配管54から配管55aに流れ
ていた排ガスは、制御弁56と導入弁61の作動によっ
て、配管54から配管55bに流れる方向に切り替わっ
て流れ、フィルター58bを通過して浄化された後に配
管59bから流出する。
ー58aは、電気ヒーター63aに電力が供給されて加
熱される。同時に導入弁61が作動し、エアブロア62
から配管60aを通ってフィルター58aに二次空気が
供給される。ある時間経過すると、フィルター58aの
温度がパティキュレート着火温度に達してパティキュレ
ートが燃焼を開始する。このときに発生する燃焼排ガス
は配管59aから流出する。そして、ある時間経過する
と、電気ヒーター63aへの電力供給が終了し、二次空
気のみによるパティキュレート燃焼が継続する。この燃
焼は、パティキュレート自身のの火炎伝搬によって実現
される。更にある時間経過すると、燃焼再生が完了した
と判断して、エアブロア62が停止して二次空気の供給
が終了し、フィルター58aは浄化待機の状態になる。
でフィルター58bが再生開始時期に達したと判断され
ると、上記の各部材に付した符号のaとbを入れ換えた
記述に相当する動作が継続し、2個のフィルター58
a,58bは交互に排ガス浄化及び燃焼再生を繰り返
す。
例に挙げたが、これに代わる加熱方式としては、軽油等
を燃焼としたバーナーによる加熱方式がある。しかしな
がら、バーナーの燃焼の安定性を保つのが困難であるほ
か燃焼時には火炎を発生するため、安全性の確保につい
ての問題が残っている。また、たとえば特開平4−13
6409号公報に記載されているようなマイクロ波加熱
では、パティキュレートの捕集量を検知できる利点があ
るものの、フィルター内の均一加熱やマイクロ波の漏れ
対策及び高電圧使用に対する安全性確保についての問題
がある。
フィルターの入口部の温度を規定する構成が記載されて
いる。しかしながら、これはパティキュレートを完全に
燃焼するために必要な温度を規定しているだけで、この
方法ではパティキュレートに着火させその火炎伝搬によ
りパティキュレートを燃焼させるので、着火現象がみら
れ、急激な温度上昇の発生によってフィルターが破損す
る恐れがある。
ィルターの下流側に可動式の邪魔板等のフィルターの通
気制御手段を装備した排ガス浄化装置が開示されてい
る。このような通気制御手段を持つものでは、フィルタ
ーの高い再生効率と再生時間の短縮が期待できるもの
の、パティキュレートに着火させその火炎伝搬によりパ
ティキュレートを燃焼させる方式であるため、フィルタ
ーの入口温度を規定する場合と同様に、急激な温度上昇
が発生し、フィルターが破損する可能性があるという欠
点がある。
フューザを設けた排ガスフィルター浄化装置として特開
平3−21313号公報に記載のものがある。これは、
フィルター前の排ガス上流側に設けたディフューザに排
ガスを当てることにより排ガス及びパティキュレートの
速度を減少させ、フィルターへの排ガス及びパティキュ
レートの衝突によってフィルター端面が削られることを
防止する構成としたものである。しかしながら、フィル
ター寿命はのびるものの、最終的にはフィルターは目詰
まりを起こすことになり、このように目詰まりが起きた
場合では、フィルターの再生ができなくなる。
でパティキュレートを払い落とし、フィルター外部で加
熱燃焼する逆洗方式と呼ばれるフィルター再生方法もあ
る。しかしながら、高圧エアが漏れ出ないように高いシ
ール性が必要となるので、構造が複雑になるだけでな
く、パティキュレートを払い落とす効率が低いという問
題がある。
構成のそれぞれには、実際の使用に際して様々な問題が
残っている。たとえば、電気ヒーターによる加熱方式を
採用するものでは、フィルター内のパティキュレートの
燃焼は着火から火炎伝搬による燃焼であるため、フィル
ター内の温度勾配が非常に大きくなり、フィルターのク
ラック発生の要因となる。また、火炎伝搬で燃焼継続を
実現するため、パティキュレートの捕集状態や捕集量に
よって、部分的にパティキュレートの燃え残りが発生し
やすい。このため、フィルターによるパティキュレート
の捕集及びその燃焼再生を多数回繰り返すと、フィルタ
内の燃え残りとその他の部分でのパティキュレートの捕
集状態が異なることに起因する異常燃焼で高温になり、
フィルターの溶損の原因ともなる。
損は、ともにフィルターの機能を大きく損なうものであ
り、実用化に向けての大きな課題となっている。
を解決するもので、フィルターにクラックが入ったり溶
損すること等を抑制してフィルターとしての機能の保全
及び耐久性の向上を図る排ガスフィルター浄化方法及び
排ガスフィルター浄化装置を目的とする。
ー浄化方法は、排ガス中のパティキュレート等を捕集し
たフィルターに対し、酸素を含む気体を加熱して加熱流
体として供給し、フィルターに捕集されたパティキュレ
ート等を加熱流体による加熱によって燃焼除去する排ガ
スフィルター浄化方法であって、フィルターの断面に対
する加熱流体の流速分布が、フィルター全断面の一様加
熱分布となるように制御して加熱昇温させる工程を含む
ものである。
は、排ガス中のパティキュレート等を除去するフィルタ
ーと、このフィルターに流体を吹き付ける送風手段と、
フィルターに吹き付ける流体を加熱する加熱手段と、フ
ィルターに所定量のパティキュレート等が捕集されたと
き送風手段と加熱手段のそれぞれの作動を制御する制御
手段を備えた排ガスフィルター浄化装置であって、加熱
手段とフィルターの間に、フィルターに向かう加熱流体
の流速及びまたは流量分布を制御する流速制御部を備
え、この流速制御部は通気孔を有する1枚または間隔を
おいた複数枚の板状材の配列によって構成されたもので
ある。
では、火炎伝搬による燃焼再生ではなく、酸素を含む気
体たとえば空気を加熱媒体とし、この加熱された空気の
フィルター内での流速分布を制御することによりフィル
ター全体をむらなく加熱昇温させることが可能である。
されるためフィルター内にはたとえば断面半径方向の温
度勾配がなく、パティキュレートが捕集されたフィルタ
ー内でパティキュレートは一様に燃焼する。したがっ
て、フィルターにクラックが発生したり溶損の発生を防
止することができるという作用を有する。
しては、ウォールスルータイプのハニカム構造を採用す
ることができ、材質としてはコージェライトやムライト
等の無機材料が用いられる。また、耐熱性や耐食性に優
れた金属材料でもよい。そして、フィルター形状は円筒
形のものがほとんどであるが、楕円筒形や方形でもよ
く、その大きさは直径4〜13インチ,長さ5〜14イ
ンチでセル数は1インチ平方あたり50〜400個であ
れば十分である。なお、このような仕様のフィルターに
捕集可能なパティキュレートの捕集量は、フィルターの
単位体積(1リットル)あたりの重量(グラム)で表す
と1〜30g/リットル程度である。
段としては、空気加熱用電気ヒーターやバーナーなどの
燃料燃焼による空気加熱が採用できる。空気加熱用電気
ヒーターの場合、発熱体と空気が直に接触する構造とす
ることができ、その発熱体としてはニクロム線,カンタ
ル線,セラミックヒーター等がある。また、耐食性等の
信頼性を考慮してシースタイプのヒータでもよく、加熱
する空気流量と熱交換率に応じて、ヒーター容量が決定
されることは無論である。
耐食性のある金属を使用し、フィルターとの間に、蛭石
等が含有され熱によって膨張する材料のシール材を充填
することによって、パティキュレートの漏れを防止す
る。また、この容器からの放熱により、フィルターの内
外周の温度差が発生するので、セラミックウールなどの
断熱材で包み込む断熱構造とすることが好ましく、また
は容器自体を真空二重容器等の断熱構造としてもよい。
ア,エアポンプ,コンプレッサー等があるが、エアブロ
アは大流量であるが小静圧であり、エアポンプやコンプ
レッサーは大静圧であるが小流量なので、これらの特性
を考慮して最適なものを選択すればよい。
トル/分で多ければ多い程よいが、送風手段の能力ある
いは加熱手段の能力等より10〜1000リットル/分
とすることが好ましい。また、必要電力量や交換効率等
を勘案すると、さらに好ましくは10〜500リットル
/分である。空気加熱に必要な電力量削減のためには、
加熱空気の循環やエンジン排ガス利用等の電力削減手段
を設けることが好ましい。
溶性有機物(SOF)があり、これはフィルターに捕集
されても再生中に燃焼しないままで、蒸発して大気中に
放出される。したがって、本発明に用いるフィルターの
前段または後段に貴金属等を担持したSOF酸化触媒を
設けることが好ましい。
は、排ガス中のパティキュレート等を捕集したフィルタ
ーに対し、酸素を含む気体を加熱して加熱流体として供
給し、フィルターに捕集されたパティキュレート等を加
熱流体による加熱によって燃焼除去する排ガスフィルタ
ー浄化方法であって、フィルターの断面に対する加熱流
体の流速分布が、フィルター全断面の一様加熱分布とな
るように制御して加熱昇温させる工程を含むものであ
る。
よる燃焼再生ではなく、酸素を含む気体を加熱してこの
加熱流体によってフィルター内の各部に供給される熱量
が均一になるようにフィルター内での流速分布を制御す
ることができる。したがって、フィルター全体を均一加
熱してパティキュレートの燃焼反応による単位時間当た
りの発熱量を抑制し、更に単位時間当たりの放熱量より
小さくすることにより、いわゆる着火と呼ばれる急激な
温度上昇の発生がなく、フィルター内の温度勾配を小さ
くし、かつ異常高温も防止できる。これにより、フィル
ターのクラック及び溶損の発生を防止できるという作用
を有する。
面中心付近での流速をV0とし、フィルターの外周付近
での流速をV1としたとき、V0≦V1の関係として加熱
流体の流速分布を制御するようにしたものである。
近と外周付近との流速分布の関係により、フィルターの
中心付近に対し通気効率が低い外周付近に対してより多
くの加熱流体を通過させることができるので、フィルタ
ー全体を均一に加熱し、フィルターのクラック及び溶損
の発生をより一層効果的に防止できるという作用を有す
る。
ィキュレート等を除去するフィルターと、このフィルタ
ーに流体を吹き付ける送風手段と、フィルターに吹き付
ける流体を加熱する加熱手段と、フィルターに所定量の
パティキュレート等が捕集されたとき送風手段と加熱手
段のそれぞれの作動を制御する制御手段を備えた排ガス
フィルター浄化装置であって、加熱手段とフィルターの
間に、フィルターに向かう加熱流体の流速及びまたは流
量分布を制御する流速制御部を備え、この流速制御部は
通気孔を有する1枚または間隔をおいた複数枚の板状材
の配列によって構成されていることを特徴とするもので
ある。
求項1に記載の浄化方法を達成し得るものであり、フィ
ルターのクラック及び溶損の発生を防止できるという作
用を有する。
状材が、金属素材であって且つ通気孔は複数の分布とし
て設けたものであり、これらの複数の通気孔の分布とい
う簡単な構成だけでフィルターの均一加熱が得られると
いう作用を有する。
状材が、複数の通気孔を有するセラミックスで構成され
たものであり、耐熱及び耐蝕性の高いセラミックスを用
いるとにより耐久性の向上が図れるという作用を有す
る。
状材が、複数の通気孔を有する金属またはセラミックス
等と通気孔を持たない金属またはセラミックス等の板の
いずれかの一つまたは任意の2組の組み合わせにより構
成されたものであり、これらの素材の組合せを使用条件
に応じて選択することにより、フィルターに対する均一
加熱をより効果的に実現できるという作用を有する。
から図6を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるディーゼル機関の排ガス浄化器を示す断面模式図で
あり、同図(a)は要部縦断面図、同図(b)は同図
(a)のA−A線断面図である。
ニカム製のフィルター、57はフィルター58を収納す
る容器、55はエンジン排ガスの流路配管、60は燃焼
再生の二次空気の流路配管、Xはエンジン排ガス流、Y
は二次空気流であり、これらは従来技術と略同様なもの
なので同一の符号を付して説明を省略する。なお、本実
施の形態では、フィルター58に酸化触媒を設けたもの
としている。
二次空気流Yを加熱し熱風とするための電気ヒーター等
を加熱源とした加熱部、3はフィルター58と加熱部2
の間に配設され加熱部2に固定された熱風の流速及び流
速分布を制御するための流速制御部である。
の流路を遮断するように配置されたものであり、図1
(b)に示すように、加熱部2の熱風吹き出し孔4より
大きく、フィルター58の端面直径より小さい円盤状の
ベース板に多数の孔5を開けたものである。なお、流速
制御部3は、金網等のメッシュや複数のノズルの組み合
わせにより構成してもよい。また、図示のような円盤状
のベース板を設ける流速制御部3では、このベース板を
耐食性のあるステンレス鋼等で構成することが好まし
い。
は、例えばセラミックス製のサポート部の中に、発熱体
であるニクロム線やカンタル線を熱効率の良い巻き方で
巻いたものを収納した構成とすることが好ましい。ある
いは、発熱体をコイル状に巻回してその巻回物を絶縁体
等で覆い、更にそれをステンレス鋼等の金属保護管に挿
入した構成としてもよく、耐食性向上のために発熱体を
さやに収めたシースタイプの発熱体を使用してもよい。
がフィルター58を通過し所定量のすすをこのフィルタ
ー58により捕集した後、エンジン排ガス流Xを遮断し
て弁(図示せず)の切り替えにより燃焼再生の二次空気
流Yの流路60を確保した態勢として、すすが捕集され
たフィルター58の再生を開始する。
管60から燃焼再生のための二次空気流Yを導入する。
この導入された二次空気流Yは、加熱部2により加熱さ
れて熱風となり、この熱風は流速制御部3に一様に分布
させた多数の孔5を通過するときに流速分布が制御され
てフィルター58に吹き付けられ、フィルター58を加
熱する。
なった二次空気流Yは、加熱部2からの吹き出し孔4の
数量,位置,大きさ、または加熱部2内の二次空気通過
部位の発熱体等の圧損要素により不均一な流速分布を持
つ。例えば、加熱部2からの吹き出し孔が1か所であっ
てフィルター58の中心に対向する位置にあり、しかも
フィルター58の断面積より小さい場合では、加熱部2
により加熱され熱風となった二次空気流Yの流速は、フ
ィルター58の中心部が最も速く外周縁にいくに従って
遅くなる。この状態のままフィルター58に熱風を吹き
つけると、流速分布に応じて供給される熱風量や熱風自
体の温度にばらつきが生じやすいため、フィルター58
が不均一に加熱される。
衝突してその多数の孔5を通過することにより、フィル
ター58内での流速分布が任意に制御されて流速分布の
不均一さが是正される。すなわち、熱風の一部は流速制
御部3の孔5を抜けないと流れないので、フィルター5
8の中心部への熱風流は結果的に減速されて供給され、
外周部への熱風流は流速制御部3へ衝突する際に減速さ
れると同時に外周方向に誘導されてフィルター58に供
給される。また、流速制御部3の孔5を通過するときに
は、後流と呼ばれる孔5の直ぐ下流で渦流を発生する。
したがって、この渦流により、フィルター58側へ流下
する熱風は攪拌され、熱風の流束断面についての温度分
布のばらつきも補正される。その結果、フィルター58
が熱風流によって均一に加熱され、フィルター58に捕
集されたすすが各部で一様に燃焼するようになり、フィ
ルター58にダメージを与えることなくその再生が可能
となる。
施の形態におけるディーゼル機関の排ガス浄化器を示す
断面模式図であり、同図(a)は要部縦断面図、同図
(b)は同図(a)のA−A線断面図である。なお、流
速制御部13のみを除く他の全ての部材は図1に示した
ものと同じであり、これらについては図1に用いたもの
と共通の符号で指示しその詳細な説明は省略する。
り、その内部であってフィルター58の上流側には熱風
の流速及び流速分布を制御するための流速制御部13を
配置している。この流速制御部13は、図2(b)に示
すように、円盤状のベース板に同心円状に3種の大きさ
の異なる孔6a,6b,6cを一様に開けたもので、所
定の開口面積及び各同心円ごとの開口比率を満たすよう
に構成してある。たとえば、ベース板の面積に対する各
孔6a,6b,6cの開口面積比を20%とし、各同心
円ごとの孔6a,6b,6cのそれぞれの開口比率を
3:2:1とすれば、以上の条件を満たす。
も、燃焼再生の二次空気の導入用流路配管60より燃焼
再生の二次空気流Yを導入することによって、この空気
流を熱風としてフィルター58を燃焼再生することがで
きる。
2の吹き出し孔が1か所のような場合では、フィルター
58に熱風を吹き付けると流速分布に応じて供給される
熱風量や熱風自体の温度にばらつきを生じやすい。ま
た、フィルター58の外周部は中心部に比べ放熱が大き
いことや、特にフィルター58がウォールスルータイプ
の場合では外周部は中心部に比べ通気効率が悪いことか
ら、フィルター58はその中心部分に比べて外周部分の
温度が低くなる不均一な状態に加熱される傾向にある。
一様に開けた流速制御部13を衝突通過することによ
り、フィルター58の流入あるいは流出端面における中
心部での流速をV0とし外周部での流速がV1のそれぞれ
異なる流れの場となるように制御することが可能であ
る。すなわち、温度が低くなりやすいフィルター58の
外周部での流速を中心部のそれよりも大きくするため、
すなわちV0≦V1の状態が得られるように、流速制御部
13の開口面積及び各同心円ごとの開口6a,6b,6
cのそれぞれの比率を設定しフィルター58に供給す
る。
面半径方向に対しては中心側の温度が高くて外周側が低
くなるという温度勾配を生じていたのに対し、フィルタ
ー58の外周縁部分を十分に加熱することができる。し
たがって、温度勾配を是正しフィルター58を一様に加
熱して良好な燃焼再生が可能となる。
生する渦流によって熱風が撹拌されるので、先の例と同
様にフィルター58の均一加熱が更に促進される。
施の形態におけるディーゼル機関の排ガス浄化装置を示
す断面模式図である。
の配管及び2系統のフィルターの配置構造は従来例の図
9で示したものと同様であり、同じ部材については共通
の符号で指示する。すなわち、52はディーゼルエンジ
ン、53は排気マニホールド、Xはエンジン排ガス流、
Yは二次空気流、58a,58bはセラミックハニカム
製のフィルター、57a,57bはフィルター58a,
58bを収納する容器、56はエンジン排ガス流路を制
御する制御弁、62は燃焼再生のための二次空気供給の
ためのエアブロア、61は二次空気流路を制御する導入
弁、54,55a,55b,59a,59bはそれぞれ
エンジン排ガスの流路配管、60a,60bは燃焼再生
の二次空気の流路配管である。
8a,58bを切り換えて使える排気系統とした排ガス
浄化装置、22a,22bはエンジン排ガスの流路配管
55a,55bの下流端部に各々連設された排ガス浄化
器、2a,2bは導入された二次空気流Yを加熱し熱風
とするための電気ヒーター等を加熱源とする加熱部であ
る。
した第2の実施の形態における排ガス浄化器を応用した
ものであり、その中で加熱部2a,2bは先の実施の形
態に示したものと全く同じ構成である。そして、これら
の排ガス浄化器22a,22bのそれぞれには、図2の
(b)で示したものと同じ構成の流速制御部13a,1
3bを組み込んでいる。
a,13bの直ぐ下流に配置した温度センサー、24
a,24bはフィルター58a,58bそれぞれの両端
部近傍の圧力差を測定する差圧センサーである。そして
25は、加熱部2a,2b、エアブロア62や制御弁5
6、導入弁61あるいは温度センサー23a,23b、
差圧センサー24a,24bと電気的に接続され排ガス
浄化装置21の全体を制御するコントローラーである。
プの熱電対や白金抵抗体等の比較的高温を検知できるも
のであればよいが、排ガスに曝されるので耐食性が高い
ものがよい。また、放射伝熱による指示温度の低下を防
ぐように各センサーの配置を考慮することが好ましい。
収納容器57a,57bに配置される部分は半導体圧力
センサー等を用いることが好ましいが、排ガスが直接触
れないようにミストフィルタ等をセンサーの周りに配置
することが好ましい。
浄化装置の燃焼再生の動作を示すフローチャートであ
る。
エンジン52から排出された排ガスを一方のフィルター
58aで浄化しているものとする。まず、コントローラ
ー25が、燃焼再生時期かどうかを判定するのに差圧セ
ンサー24aの出力を参照する。すなわち、差圧センサ
ー24aの出力を基にして差圧信号を演算し、その差圧
信号によってコントローラー25はフィルター58aが
燃焼再生時期かどうかを判定する。フィルタ収納容器5
7aの排ガス流入側の圧力と排ガス流出側の圧力差が大
きくなればなるほど、フィルター58aにすすなどが多
く捕集されていることになるので、フィルター58aは
燃焼再生時期であるとコントローラー25は判定する。
ルター58bで排ガスを浄化するために、切り換えバル
ブ56を流路配管55aを閉塞するように流路配管55
a側に傾斜させると同時に、切り換えバルブ61を二次
空気供給配管60b側に閉塞するように傾斜させる(S
1)。これにより、ディーゼルエンジン52から排出さ
れた排ガスは、排気マニホールド53及び上流側排気管
54から各流路配管55bを順次介してフィルター収納
容器57b内に導入され、フィルター58bで排ガス中
のすす等が捕集され、すす等が除かれた浄化ガスが流路
配管59bから大気中に放出される。また、燃焼再生時
にフィルター58aを通過した二次空気は流路配管59
aより排気される。
ステップS1の差圧等からすすの捕集量を算出する(S
2)。そして、コントローラー25は、算出されたすす
の捕集量に応じて、二次空気供給部62の風量は一定
に、加熱部2aに印加する電流/電圧を制御する燃焼再
生プログラムを決定する(S3)。次いで、コントロー
ラー25は、S3の燃焼再生プログラムに従い、エアブ
ロア62を”オン”、及び加熱部2aに印加する電流/
電圧を温度センサー23aからの信号を参照しながら制
御して燃焼再生工程が開始される(S4)。
焼再生プログラム上で設定された時間が経過すると、フ
ィルター58aの排ガス流路方向前後の差圧を差圧セン
サー24aにより測定する(S5)。ここで、その差圧
が設定値よりも高い値であれば、ステップS6へジャン
プし、燃焼再生プログラムを継続する(S6)ととも
に、ステップS5の判断を繰り返す。また、低い値であ
れば、ステップS7へジャンプする。ここでは、コント
ローラー25は、エアブロア62の風量は一定に、加熱
部2aに印加する電流/電圧を制御して得られる所定の
降温工程を開始する(S7)。次に、コントローラー2
5は、ステップS8が所定時間経過すると加熱部2aに
印加する電流/電圧を停止し、さらにエアブロア62
を”オフ”とし(S8)、フィルター58aの再生工程
を完了する。
の形態におけるディーゼル機関の排ガス浄化装置を示す
断面模式図である。
排気系統に対して一部を除いて同じ構成を持つものであ
り、同じ部材については共通の符号で指示しその詳細な
説明は省略する。
れフィルター58aと加熱部2aの間及びフィルター5
8bと加熱部2bの間に配設された流速制御部であり、
これらは加熱部2a,2bに固定されていて、熱風の流
速及び流速分布を制御可能としたものである。そして、
本実施の形態と第3の実施の形態との相違は、図3と図
5との比較から判るように、流速制御部33の構成の違
いだけである。
ように、フィルター58a,58bの直ぐ上流に位置
し、2枚の大きさの異なる円盤状の板の組合わせにより
構成されている。
速制御部3と同様に円盤状のベース板に多数の孔を開け
たものである。また、流速制御部33a,33bの2枚
の円盤は、耐食性のあるステンレスあるいはセラミック
ス等で構成することが好ましい。
フィルター58a,58bを加熱する熱風の流速と流速
分布とを制御するものである。すなわち、温度の高くな
りやすいフィルター58a,58bの中心部へ供給され
る熱風流を減速し、温度の低くなりやすい外周部へは流
速が大になるよう外周方向に誘導してフィルター58
a,58bに供給するものである。また、先の例と同様
に、流速制御部33a,33bを衝突通過する際に発生
する渦によって、熱風を攪拌して熱風温度のばらつきも
是正するという機能も有する。
ける排ガス浄化装置の動作は、第3の実施の形態におけ
る排ガス浄化装置の動作と同一のものであり、その詳細
な説明は省略する。
ゼル機関の排ガス浄化器を第3の実施の形態におけるデ
ィーゼル機関の排ガス浄化装置に適応し、本装置を用い
てフィルター内の熱風流速をフィルターの流出端面にお
ける常温空気の流速を測定することにより代表した。
し、図6(a)に示す合計33ヶ所の測定点において流
速測定を行った。図6(b)に測定結果を示す。この測
定結果より、フィルター内における流速は中心部に比
べ、外周部が大きくなるように制御されていることが判
る。
すを捕集させた後、すすの捕集量に応じた燃焼再生プロ
グラムを設定し、かつ実験のため図7に示すようにフィ
ルター内に合計9個の温度センサー(T1〜T9)を配
置し、再生工程の温度を測定した。その測定結果を図8
(a)に示す。
ル機関の排ガス浄化装置を用いて、排ガス中のすすを捕
集させた後、すすの捕集量に応じた燃焼再生プログラム
を設定し、かつ実験のため図7に示すようにフィルター
内に合計9個の温度センサー(T1〜T9)を配置し、
再生工程の温度を測定した。その測定結果を図8(b)
に示す。
でのフィルター内の9点の温度ばらつきを(表1)に示
す。
うに、従来例の実験例では、着火及び火炎伝搬を伴う燃
焼再生のため各時間での温度ばらつきが非常に大きい
く、これに対して、本発明の実施例では着火及び火炎伝
搬をともなわないため、各時間での温度ばらつきが小さ
く、フィルターの均一加熱が実現できていることが判
る。
通過させて排ガス中のパティキュレート等を捕集したフ
ィルターを火炎伝搬による燃焼再生ではなく、空気を加
熱媒体として、この加熱された空気を一枚あるいは複数
枚の制御板を通過させ、フィルター内における流速が所
定の分布を持つように制御した状態でフィルターに吹き
付けるか、或いはフィルターの流入または流出端面の内
外周部における流速を変化させた状態でフィルターに吹
き付けてフィルター全体をむらなく加熱昇温させること
ができる。したがって、パティキュレートの燃焼反応に
よる単位時間当たりの発熱量が抑制され、単位時間当た
りの放熱量より小さくすることができるので、いわゆる
着火と呼ばれる急激な温度上昇の発生がなく、フィルタ
ー内の温度勾配を小さくし、異常高温も防止できる。こ
のため、フィルターのクラック及び溶損の発生を防止で
きるという有利な効果が得られる。
によれば、加熱流体のフィルターの内部あるいは流入ま
たは流出端面における流速を制御する構成を有している
ので、フィルターに熱勾配が生じにくく、熱歪の発生を
防ぎその耐久性を著しく向上できるという有利な効果が
得られる。
機関の排ガス浄化器を示す断面模式図であり、(a)は
要部縦断面図、(b)は(a)のA−A線断面図
機関の排ガス浄化器を示す断面模式図であり、(a)は
要部縦断面図、(b)は(a)のA−A線断面図
機関の排ガス浄化装置を示す断面模式図
燃焼再生の動作を示すフローチャート
関の排ガス浄化装置を示す断面模式図
流速分布を示す図
定ポイントを示す図
時変化を示す図
断面模式図
Claims (6)
- 【請求項1】排ガス中のパティキュレート等を捕集した
フィルターに対し、酸素を含む気体を加熱して加熱流体
として供給し、フィルターに捕集されたパティキュレー
ト等を加熱流体による加熱によって燃焼除去する排ガス
フィルター浄化方法であって、フィルターの断面に対す
る加熱流体の流速分布が、フィルター全断面の一様加熱
分布となるように制御して加熱昇温させる工程を含むこ
とを特徴とする排ガスフィルター浄化方法。 - 【請求項2】フィルターの断面中心付近での流速をV0
とし、フィルターの外周付近での流速をV1としたと
き。V0≦V1の関係として加熱流体の流速分布を制御す
ることを特徴とする請求項1記載の排ガスフィルター浄
化方法。 - 【請求項3】排ガス中のパティキュレート等を除去する
フィルターと、このフィルターに流体を吹き付ける送風
手段と、フィルターに吹き付ける流体を加熱する加熱手
段と、フィルターに所定量のパティキュレート等が捕集
されたとき送風手段と加熱手段のそれぞれの作動を制御
する制御手段を備えた排ガスフィルター浄化装置であっ
て、加熱手段とフィルターの間に、フィルターに向かう
加熱流体の流速及びまたは流量分布を制御する流速制御
部を備え、この流速制御部は通気孔を有する1枚または
間隔をおいた複数枚の板状材の配列によって構成されて
いることを特徴とする排ガスフィルター浄化装置。 - 【請求項4】流速制御部の板状材は、金属素材であって
且つ通気孔は複数の分布として設けていることを特徴と
する請求項3記載の排ガスフィルター浄化装置。 - 【請求項5】流速制御部の板状材は、複数の通気孔を有
するセラミックスで構成されていることを特徴とする請
求項3記載の排ガスフィルター浄化装置。 - 【請求項6】流速制御部の板状材は、複数の通気孔を有
する金属またはセラミックス等と通気孔を持たない金属
またはセラミックス等の板のいずれかの一つまたは任意
の2組の組み合わせにより構成されることを特徴とする
請求項3記載の排ガスフィルター浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9104462A JPH10299457A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 排ガスフィルター浄化方法及び排ガスフィルター浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9104462A JPH10299457A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 排ガスフィルター浄化方法及び排ガスフィルター浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10299457A true JPH10299457A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14381265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9104462A Pending JPH10299457A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 排ガスフィルター浄化方法及び排ガスフィルター浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10299457A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002256843A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | S & S Engineering:Kk | パーティキュレート・フィルタ |
CN103557057A (zh) * | 2013-11-06 | 2014-02-05 | 苏州佑瑞检测技术有限公司 | 一种多工作模式汽车尾气净化器 |
WO2014125628A1 (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | 日新電機株式会社 | 粒子状物質除去装置 |
CN114719619A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-08 | 合肥真萍电子科技有限公司 | 一种工业炉尾气过滤器 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP9104462A patent/JPH10299457A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002256843A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | S & S Engineering:Kk | パーティキュレート・フィルタ |
WO2014125628A1 (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | 日新電機株式会社 | 粒子状物質除去装置 |
CN103557057A (zh) * | 2013-11-06 | 2014-02-05 | 苏州佑瑞检测技术有限公司 | 一种多工作模式汽车尾气净化器 |
CN114719619A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-08 | 合肥真萍电子科技有限公司 | 一种工业炉尾气过滤器 |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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