JPH10296334A - 板材加工方法およびその装置 - Google Patents
板材加工方法およびその装置Info
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- JPH10296334A JPH10296334A JP11282197A JP11282197A JPH10296334A JP H10296334 A JPH10296334 A JP H10296334A JP 11282197 A JP11282197 A JP 11282197A JP 11282197 A JP11282197 A JP 11282197A JP H10296334 A JPH10296334 A JP H10296334A
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Abstract
裏面への傷の発生を防止し、板材長の測定工程等の段取
り時間を短縮して生産性を向上する。 【解決手段】 パンチプレス機3によって加工される板
材Wを支持すべく表面に多数のブラシ45を植設したコ
ンベアベルト47が回転してパンチプレス機3に対して
板材Wの搬入出を行う。キャレッジ39はコンベアベル
ト47の搬送方向へ移動可能であり、キャレッジ39に
はコンベアベルト47上の板材Wを把持するワーククラ
ンパ37とコンベアベルト47の両側端縁を把持するコ
ンベアクランパとが備えられる。板材Wを搬入する際
は、コンベアベルト上の板材Wがワーククランパでクラ
ンプされ、コンベアベルトはコンベアクランパでクラン
プされるので、板材W及びコンベアベルトはキャレッジ
39に一体化されて完全同期して移動されるため、板材
Wはコンベアベルトに対する相対的な滑りが生じない。
Description
装置に関し、特にパンチプレス機に板材を送材する際に
板材の裏面への傷の発生を防止し、板材長の測定工程等
の段取り時間を短縮して生産性を向上する板材加工方法
及びその装置に関する。
板材を加工するパンチプレス機へ板材を搬入すると共に
この板材を載置して板材加工するためのフリーベアテー
ブルが備えられており、このフリーベアテーブルの手前
側には、板材をコイル状に備えたアンコイラーや、この
アンコイラーからの板材を矯正ロール等のローラにより
平滑にするレベラや、板材を送材するフィードローラ
や、このフィードローラにより送材された板材を剪断す
るシャーリングが備えられている。
取りワークローダに備えられている吸着パットにより吸
着される。さらに、前記一枚取りワークローダがサーボ
駆動機構で前進することにより、板材はフリーベアテー
ブル上をパンチプレスの方向へ搬送される。この搬送過
程において板材の移動量がサーボモータ、演算ユニット
等により演算されることにより板材が測長される。
リングで剪断される前にメジャリングロールにより測長
され、所望の長さでシャーリングにより剪断することも
できる。
搬入方向の前方側には板材の先端部を突き当てるロケー
トピンが設けられている。前記一枚取りワークローダに
より搬入されるとき、板材は前記ロケートピンの手前で
解放され、次いで原点セットパットにより前記ロケート
ピンに突き当てられて原点位置決めされる。
ブルに設けられているワーククランプにより把持されパ
ンチプレス機へ供給される。
チプレス機においては、板材を測長するためにサーボモ
ータ、演算ユニット等により板材の移動量を演算して測
定しているので、これらの板材測長用装置のコストが高
くなると共に測長の時間がかかるので生産コストが増加
するという問題点があった。
ると、測長誤差が生じるために補正する必要があるとい
う問題点があった。
される際に、フリーベアとの摩擦により板材に傷がつく
という問題点があった。
れたもので、その目的は、パンチプレス機に板材を送材
する際に板材の裏面への傷の発生を防止し、板材長の測
定工程等の段取り時間を短縮して生産性を向上する板材
加工方法及びその装置を提供することにある。
に請求項1によるこの発明の板材加工方法は、表面に多
数のブラシを植設したコンベア上に板材を供給し、この
コンベア上の板材をキャレッジに設けられたワーククラ
ンパによりクランプすると共に前記コンベアをキャレッ
ジに設けられたベルトクランパによりクランプし、前記
キャレッジと前記コンベアとを同期して移動することに
よりコンベア上の板材をコンベアの搬送方向と同方向へ
移動位置決めしてパンチプレス機により加工することを
特徴とするものである。
板材はワーククランパによりクランプされると共に、前
記コンベアはベルトクランパによりクランプされるの
で、コンベア上の板材とコンベアがキャレッジと一体化
されることになり、コンベア及びキャレッジとは完全同
期して移動し、板材がパンチプレス機に移動・位置決め
されるので、板材のコンベアに対する相対的な滑りが生
じない。したがって、板材の裏傷の発生が防止される。
は、アンコイラーのコイル状の板材を剪断装置の上刃と
下刃の間を通過せしめ、この板材を表面に多数のブラシ
を植設したコンベア上に供給し、このコンベア上に供給
された板材を前記剪断装置により所望の長さに剪断し、
この剪断された板材を前記コンベアにより前方のパンチ
プレス機へ供給すべく搬送し、前記コンベアの搬送方向
の前方端側に位置しパスラインに対して出没自在なロケ
ートピンをパスラインより突出せしめ、前記コンベアに
よって搬入された板材の先端部を前記ロケートピンに当
接すると共にコンベアを停止し、このコンベア上の板材
をキャレッジに設けられたワーククランパによりクラン
プすると共に前記コンベアをキャレッジに設けられたベ
ルトクランパによりクランプし、前記キャレッジと前記
コンベアとを同期して移動することによりコンベア上の
板材をコンベアの搬送方向と同方向へ移動位置決めして
パンチプレス機により加工することを特徴とするもので
ある。
工テーブルを兼用するのでワークローディングの作用を
し、コンベアの移動距離を制御することにより素材長さ
の測定が容易となり、板材をロケートピンに突き当てる
までの速度が迅速であるので段取り時間が短縮され生産
性が向上する。
ンベアの多数のブラシ上の板材はワーククランパにより
クランプされると共に、前記コンベアはコンベアクラン
パによりクランプされるので、コンベア上の板材とコン
ベアがキャレッジと一体化されることになり、コンベア
及びキャレッジとは完全同期して移動し、板材が板材加
工機に移動・位置決めされるので、板材のコンベアに対
する相対的な滑りが生じない。したがって、板材の裏傷
の発生が防止される。
は、パンチプレス機と、このパンチプレス機によって加
工される板材を支持すべく表面に多数のブラシを植設し
たコンベアを備えると共にこのコンベアを回転駆動して
前記パンチプレス機に対して板材の搬入出を行うブラシ
コンベアテーブルと、このブラシコンベアテーブルのコ
ンベア上の板材を把持するワーククランパとコンベアを
把持するコンベアクランパとを備えると共に前記板材を
コンベアの搬送方向と同方向へ移動位置決め可能なキャ
レッジと、を備えてなることを特徴とするものである。
に、コンベアの多数のブラシ上の板材はワーククランパ
によりクランプされると共に、前記コンベアはコンベア
クランパによりクランプされるので、コンベア上の板材
とコンベアがキャレッジと一体化されることになり、コ
ンベア及びキャレッジとは完全同期して移動し、板材が
板材加工機に移動・位置決めされるので、板材のコンベ
アに対する相対的な滑りが生じない。したがって、板材
の裏傷の発生が防止される。
は、パンチプレス機と、このパンチプレス機によって加
工される板材を支持すべく表面に多数のブラシを植設し
たコンベアを備えると共にこのコンベアを回転駆動して
前記パンチプレス機に対して板材の搬入出を行うブラシ
コンベアテーブルと、このブラシコンベアテーブルのコ
ンベアに対して送材する板材をコイル状に備えたアンコ
イラーと、このアンコイラーと前記ブラシコンベアテー
ブルとの間に設けられアンコイラーからの板材を剪断す
る剪断装置と、前記コンベアによって搬入された板材の
先端部に当接自在且つパスラインに対して出没可能なロ
ケートピンと、前記ブラシコンベアテーブルのコンベア
上の板材を把持するワーククランパとコンベアを把持す
るコンベアクランパとを備えると共に前記板材をコンベ
アの搬送方向と同方向へ移動位置決め可能なキャレッジ
と、を備えてなることを特徴とするものである。
に、コンベアがワーク搬入用と加工テーブルを兼用する
のでワークローディングの作用をし、コンベアの移動距
離を制御することにより素材長さの測定が容易となり、
板材をロケートピンに突き当てるまでの速度が迅速であ
るので段取り時間が短縮され生産性が向上する。
はワーククランパによりクランプされると共に、前記コ
ンベアはベルトクランパによりクランプされるので、コ
ンベア上の板材とコンベアがキャレッジと一体化される
ことになり、コンベア及びキャレッジとは完全同期して
移動し、板材が板材加工機に移動・位置決めされるの
で、板材のコンベアに対する相対的な滑りが生じない。
したがって、板材の裏傷の発生防止となる。
は、請求項3又は4記載の板材加工装置において、前記
ブラシコンベアテーブル及びキャレッジを前記パンチプ
レス機の両側に設けてなることを特徴とする。
搬出側においてもコンベア及びキャレッジとは完全同期
して移動するので、板材のコンベアに対する相対的な滑
りが生じないため、板材の裏傷の発生が防止される。
は、請求項3、4又は5記載の板材加工装置において、
前記ワーククランパが、ブラシコンベアテーブルのコン
ベア上の板材の一側端縁を把持すべくキャレッジに固定
して設けた固定ワーククランパと、前記コンベア上の板
材を把持して前記固定ワーククランパの方向へ幅寄せす
る移動ワーククランパとから構成されてなることを特徴
とするものである。
シ上のどの位置に搬入されたとしても、板材は移動ワー
ククランパにより幅寄せされて固定ワーククランパと共
に容易に且つ確実にクランプされる。
は、請求項3、4又は5記載の板材加工装置において、
前記ワーククランパをブラシコンベアテーブルのコンベ
ア上の板材の一側端縁を把持すべくキャレッジに固定し
て設け、前記コンベア上の板材を前記ワーククランパの
方向へ押し寄せる幅寄せプッシャをキャレッジ又はブラ
シコンベアテーブルの支持台に設けてなることを特徴と
するものである。
シ上のどの位置に搬入されたとしても、板材は幅寄せプ
ッシャにより幅寄せされて固定ワーククランパに容易に
且つ確実にクランプされる。
は、請求項3〜7のいずれか一つに記載の板材加工装置
において、前記パンチプレス機が前記ブラシコンベアテ
ーブルのワーク搬送方向に対して直交する方向に移動自
在なパンチとダイからなる金型を備えたパンチプレスで
あることを特徴とするものである。
ル及びキャレッジによりワーク搬送方向へ移動・位置決
めされると共にパンチとダイからなる金型により前記ワ
ーク搬送方向に対して直交方向へ移動・位置決めされる
ので、効率よくパンチング加工される。
施の形態について、図面を参照して説明する。
わる板材加工装置1の全体が示されている。
3は立設された門型形状の本体フレーム5を備えてお
り、この本体フレーム5は下部フレーム7を上部フレー
ム9とがサイドフレーム(図示省略)でもって一体化さ
れている。前記下部フレーム7、上部フレーム9にはそ
れぞれ基盤目状に複数のダイD、パンチPを装着したダ
イブロック11、パンチブロック13が相対向してY軸
方向(図6において上下方向)へ移動自在に設けられて
いる。
3にはナット部材15、17が一体化されており、この
ナット部材15、17にはY軸方向へ延伸したY軸用ボ
ールねじ19、21が螺合されている。このY軸用ボー
ルねじ19、21の図6において下端は軸受23、25
で回転自在に支承されていると共に、前記Y軸用ボール
ねじ19、21の図6において上端はY軸用駆動モータ
27、29に連結されている。
29が駆動されると、Y軸用ボールねじ19、21が回
転されるので、ナット部材15、17を介してダイブロ
ック11、パンチブロック13がY軸方向へ移動される
ことなる。Y軸用駆動モータ27,29がそれぞれ同期
して駆動され、ダイブロック11とパンチブロック13
とが同期して移動される。なお、例えばプーリ、ベルト
等の同期用伝達部材を設ければY軸用駆動モータ27又
は29の1つを用いてダイブロック11とパンチブロッ
ク13を同期して移動させることができる。
図1に示されているようにラム(図示省略)を介してパ
ンチPを打圧するためのラムシリンダ31が設けられて
おり、このラムシリンダ31はパンチブロック13内の
パンチPを選択するためにパンチブロックフレーム(図
示省略)にU軸方向(X軸方向と同じ方向)及びV軸方
向(Y軸方向と同じ方向)へ移動、位置決め自在に設け
られている。例えば、ラムシリンダ31はU軸用駆動モ
ータにより回転駆動されるU軸用ボールねじと、V軸用
駆動モータにより回転駆動されるV軸用ボールねじによ
り移動、位置決めされるよう構成されている。
めされた上方位置にラムシリンダ31がU軸、V軸方向
へ移動されて位置決めされるので、ラムシリンダ31の
ストライカを上下動せしめることによって、ラムを介し
て所望のパンチPが打撃されることによりパンチPとダ
イDとの協働で板材Wにパンチング加工が行われる。
ーム5の前方側(図5及び図6中右側)にはX軸方向に
ブラシコンベアテーブル33が設けられており、前記本
体フレーム5の後方側(図5及び図6中左側)にも前記
ブラシコンベアテーブル33と同様の構造をなすブラシ
コンベアテーブル35がX軸方向に延伸されている。こ
のブラシコンベアテーブル33、35には、板材Wをク
ランプするワーククランパ37とを備えたキャレッジ3
9、41が設けられており、前記ブラシコンベアテーブ
ル33、35の左右(図6中上下)両側に設けられてい
るX軸ガイドレール43に沿ってX軸方向へ移動・位置
決め自在となっている。
ついてより詳しく説明する。なお、ブラシコンベアテー
ブル35はブラシコンベアテーブル33と同様であるの
で説明を省略する。
アテーブル33には板材を傷つけることなく支持するた
めに表面に多数のブラシ45を植設したコンベアベルト
47(コンベア)が設けられており、このコンベアベル
ト47はコンベアフレーム51に軸承されている駆動用
コンベアローラ53と多数の従動用コンベアローラ55
に無端状に巻回されている。なお、コンベアフレーム5
1は図2に示されているようにフィーダフレーム49上
に固定されている。
されているようにプーリ57やVベルト59等の回転伝
達手段及びクラッチ(図示省略)を介して三相モータ等
のコンベア駆動モータ61で回転駆動され、前記クラッ
チの切換えによりコンベアベルト47の回転及び停止を
自在に制御可能に設けられている。本実施の形態では駆
動用コンベアローラ53にはクラッチ付きプーリ57が
用いられている。
しく説明する。なお、キャレッジ41はキャレッジ39
とほぼ対称にして同様の構造であるので説明を省略す
る。
9はコンベアベルト47の左右方向に門型形状をなすキ
ャレッジ本体63がフィーダフレーム49の上面に幅方
向の両側に設けられた2本のX軸ガイドレール43上を
X軸方向に走行自在に設けられている。
されているようにキャレッジ用駆動モータ65により正
逆回転するキャレッジ用ボールねじ67がX軸方向に延
伸されており、キャレッジ本体63の下部フレーム69
には図2に示されているようにY軸方向のほぼ中央に前
記キャレッジ用ボールねじ67に螺合するナット部材7
1が設けられている。
3の下面には、コンベアベルト47上の板材の一側端縁
を把持する固定ワーククランパ75が図2において右側
に固定されており、前記コンベアベルト47上の板材の
他側端縁を把持する移動ワーククランパ77が図2にお
いて左側に設けられており、Y軸方向に延伸するガイド
レール77aに沿って移動自在に設けられている。換言
すれば、前記移動ワーククランパ77はコンベアベルト
47上の板材を前記固定ワーククランパ75の方向へ幅
寄せする方向に移動自在に設けられている。
ように前記固定ワーククランパ75をコンベアベルト4
7上の板材の一側端縁を把持すべくキャレッジ本体63
に固定(図3において左側に)し、前記コンベアベルト
47上の板材を前記固定ワーククランパ75の方向へ押
し寄せる幅寄せプッシャ79をキャレッジ本体63又は
前述したコンベアフレーム51に設けることもできる。
レッジ本体63の両側部フレーム81の内側には、前記
コンベアベルト47の両側端縁を把持及び解放自在なコ
ンベアクランパ83が設けられている。このコンベアク
ランパ83の構造は図4に示されているようにベルトク
ランパ本体85に上クランプアーム87と下クランプア
ーム89が先端の把持部91の後方で軸支されている。
前記上クランプアーム87の後端は前記ベルトクランパ
本体85内に設けられた上クランプアーム用シリンダ9
3のピストンロッド95に軸承され、一方、前記下クラ
ンプアーム89の後端は前記ベルトクランパ本体85内
に設けられた下クランプアーム用シリンダ97のピスト
ンロッド99に軸承されている。
ンダ93と下クランプアーム用シリンダ97が作動する
ことにより上クランプアーム87と下クランプアーム8
9の把持部91が開閉する。
ラシコンベアテーブル33の手前側(図6中右側)には
ブラシコンベアテーブル33のコンベアベルト47に対
して送材する板材Wをコイル状に備えたアンコイラー1
01が設けられており、このアンコイラー101と前記
ブラシコンベアテーブル33間には矯正ロール等のロー
ラ103を備えたレベラ105と、板材Wをコンベアベ
ルト47の多数のブラシ45上へ給送するフィードロー
ラ107と、板材Wの測長手段としてのメジャリングロ
ール109と、板材Wを上刃111及び下刃113との
協働により剪断するシャーリングマシン115が設けら
れている。
送方向の前方端付近にはコンベアベルト47の上面から
上方に出没自在のロケートピン117(原点位置決め用
のピン)がコンベアフレーム51に設けられており、コ
ンベアベルト47により運ばれた板材Wの先端部が前記
ロケートピン117に当接自在に設けられている。
搬送方向の前方端の近傍にはワーク搬送方向に向かって
順にコンベアベルト47上の板材の先端部を検知してこ
の検知信号によりコンベアベルト47を減速せしめる減
速用センサ119と、コンベアベルト47上の板材の先
端を検知してこの検知信号によりコンベアベルト47の
駆動を停止せしめる停止用センサ121が設けられてい
る。
板材Wはレベラ105の矯正ロール等のローラ103に
より平滑に矯正され、さらにフィードローラ107によ
り前方へ送給されシャーリングマシン115の上刃11
1と下刃113との間を通過してブラシコンベアテーブ
ル33のコンベアベルト47上へ供給される。このと
き、コンベアベルト47はキャレッジ本体63のコンベ
アクランパ83から解放され、コンベアベルト47のみ
単体でコンベア駆動モータ61により回転駆動されてお
り、前記板材Wはメジャリングロール109により測長
され、所望の長さに前記コンベアベルト47の回転が停
止され、シャーリングマシン115により剪断加工され
る。
れ、コンベアベルト47上の板材Wはパンチプレス1の
方向へ搬送される。この搬送されている板材Wの先端部
が減速用センサ119及び停止用センサ121により順
次検出されると、コンベアベルト47が減速され板材W
の先端部がロケートピン117に突き当たる位置でコン
ベアベルト47の駆動が停止する。なお、コンベアベル
ト47はコンベア駆動モータ61により駆動され、減速
用センサ119、停止用センサ121及びインバータ
(図示省略)により板材Wが減速され所定の位置に位置
決めされ停止するので、板材Wはほぼ確実にロケートピ
ン117に突き当たる位置で停止する。
が図2に矢印で示されているようにY軸方向の右方へ移
動し、上述したように駆動停止したコンベアベルト47
上の板材Wは前記移動ワーククランパ77で把持され
る。移動ワーククランパ77がさらにY軸方向の右方へ
移動して前記板材Wが固定ワーククランパ75の方向へ
幅寄せされ、前記板材Wの端縁が固定ワーククランパ7
5で把持される。
ャレッジ本体63のコンベアクランパ83の把持部91
で把持されるので、板材Wとコンベアベルト47とキャ
レッジ本体63は一体化されることになる。
動によりコンベア駆動モータ61と駆動用コンベアロー
ラ53が切離され、キャレッジ用駆動モータ65が正逆
回転し、板材Wはキャレッジ39の走行及びコンベアベ
ルト47の回転によりX軸方向へ移動・位置決めされ、
並びにパンチプレス1のパンチPとダイDがY軸方向へ
移動・位置決めされて効率よくパンチング加工される。
ャレッジ本体63の一体化により、板材Wは搬入,原点
位置決めの後コンベアベルト47と完全同期してX軸方
向へ移動・位置決めされるので、板材Wはコンベアベル
ト47上で相対的に滑りがなくなるため、板材の裏傷が
つきにくく、また板材の送り音も発生しない。
チプレス3の本体フレームの後方側のキャレッジ41に
おける固定及び移動ワーククランパ75、77で把持さ
れると共にブラシコンベアテーブル35のコンベアベル
ト47もキャレッジ41におけるコンベアクランパ83
で把持されてブラシコンベアテーブル35のコンベアベ
ルト47とキャレッジ41のキャレッジ本体63とが一
体化されてから搬出されるので裏傷がつかない。
インにより、アンコイラー101のコイル状の板材Wは
そのまま効率よくパンチプレス機により加工される。
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
されるように、請求項1の発明によれば、コンベアの多
数のブラシ上の板材はワーククランパによりクランプさ
れると共に、前記コンベアはコンベアクランパによりク
ランプされるので、コンベア上の板材とコンベアをキャ
レッジと一体化できる。そのため、コンベア及びキャレ
ッジとは完全同期して移動して板材を板材加工機に移動
・位置決めできるので、板材のコンベアに対する相対的
な滑りを発生しないため、板材の裏傷の発生の防止を図
ることができる。
ク搬入用と加工テーブルを兼用するのでワークローディ
ングの作用をし、コンベアの移動距離を制御することに
より素材長さを容易に測定でき、板材をロケートピンに
突き当てるまでの速度が迅速であるので段取り時間を短
縮でき生産性を向上できる。
ンベアの多数のブラシ上の板材はワーククランパにより
クランプされると共に、前記コンベアはコンベアクラン
パによりクランプされるので、コンベア上の板材とコン
ベアをキャレッジと一体化できる。そのため、コンベア
及びキャレッジとは完全同期して移動して板材を板材加
工機に移動・位置決めできるので、板材のコンベアに対
する相対的な滑りを発生しないため、板材の裏傷の発生
の防止を図ることができる。
効果と同様に、コンベアの多数のブラシ上の板材はワー
ククランパによりクランプされると共に、前記コンベア
はコンベアクランパによりクランプされるので、コンベ
ア上の板材とコンベアをキャレッジと一体化できる。そ
のため、コンベア及びキャレッジとは完全同期して移動
して板材を板材加工機に移動・位置決めできるので、板
材のコンベアに対する相対的な滑りを発生しないため、
板材の裏傷の発生の防止を図ることができる。
効果と同様に、コンベアがワーク搬入用と加工テーブル
を兼用するのでワークローディングの作用をし、コンベ
アの移動距離を制御することにより素材長さを容易に測
定でき、板材をロケートピンに突き当てるまでの速度が
迅速であるので段取り時間を短縮でき生産性を向上でき
る。
はワーククランパによりクランプされると共に、前記コ
ンベアはコンベアクランパによりクランプされるので、
コンベア上の板材とコンベアをキャレッジと一体化でき
る。そのため、コンベア及びキャレッジとは完全同期し
て移動して板材を板材加工機に移動・位置決めできるの
で、板材のコンベアに対する相対的な滑りを発生しない
ため、板材の裏傷の発生の防止を図ることができる。
の搬入側及び搬出側においてもコンベアベルト及びキャ
レッジとは完全同期して移動するので、板材のコンベア
に対する相対的な滑りを発生しないため、板材の裏傷の
発生の防止を図ることができる。
の多数のブラシ上のどの位置に搬入されたとしても、移
動ワーククランパにより板材を幅寄せし、この板材を固
定ワーククランパと共に容易に且つ確実にクランプでき
る。
の多数のブラシ上のどの位置に搬入されたとしても、幅
寄せプッシャにより板材を幅寄せし、この板材を固定ワ
ーククランパに容易に且つ確実にクランプできる。
テーブル及びキャレッジにより板材をワーク搬送方向へ
移動・位置決めすると共にパンチとダイでなる金型によ
り前記ワーク搬送方向に対して直交方向へ移動・位置決
めするので、効率よくパンチング加工できる。
の一部を示す正面図である。
クランパの部分的な断面図である。
ンパの要部断面図である。
の全体の正面の概略図である。
の全体の平面の概略図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 表面に多数のブラシを植設したコンベア
上に板材を供給し、このコンベア上の板材をキャレッジ
に設けられたワーククランパによりクランプすると共に
前記コンベアをキャレッジに設けられたコンベアクラン
パによりクランプし、前記キャレッジと前記コンベアと
を同期して移動することによりコンベア上の板材をコン
ベアの搬送方向と同方向へ移動位置決めしてパンチプレ
ス機により加工することを特徴とする板材加工方法。 - 【請求項2】 アンコイラーのコイル状の板材を剪断装
置の上刃と下刃の間を通過せしめ、この板材を表面に多
数のブラシを植設したコンベア上に供給し、このコンベ
ア上に供給された板材を前記剪断装置により所望の長さ
に剪断し、この剪断された板材を前記コンベアにより前
方のパンチプレス機へ供給すべく搬送し、前記コンベア
の搬送方向の前方端側に位置しパスラインに対して出没
自在なロケートピンをパスラインより突出せしめ、前記
コンベアによって搬入された板材の先端部を前記ロケー
トピンに当接すると共にコンベアを停止し、このコンベ
ア上の板材をキャレッジに設けられたワーククランパに
よりクランプすると共に前記コンベアをキャレッジに設
けられたコンベアクランパによりクランプし、前記キャ
レッジと前記コンベアとを同期して移動することにより
コンベア上の板材をコンベアの搬送方向と同方向へ移動
位置決めしてパンチプレス機により加工することを特徴
とする板材加工方法。 - 【請求項3】 パンチプレス機と、このパンチプレス機
によって加工される板材を支持すべく表面に多数のブラ
シを植設したコンベアを備えると共にこのコンベアを回
転駆動して前記パンチプレス機に対して板材の搬入出を
行うブラシコンベアテーブルと、このブラシコンベアテ
ーブルのコンベア上の板材を把持するワーククランパと
コンベアを把持するコンベアクランパとを備えると共に
前記板材をコンベアの搬送方向と同方向へ移動位置決め
可能なキャレッジと、を備えてなることを特徴とする板
材加工装置。 - 【請求項4】 パンチプレス機と、このパンチプレス機
によって加工される板材を支持すべく表面に多数のブラ
シを植設したコンベアを備えると共にこのコンベアを回
転駆動して前記パンチプレス機に対して板材の搬入出を
行うブラシコンベアテーブルと、このブラシコンベアテ
ーブルのコンベアに対して送材する板材をコイル状に備
えたアンコイラーと、このアンコイラと前記ブラシコン
ベアテーブルとの間に設けられこのアンコイラーからの
板材を剪断する剪断装置と、前記コンベアによって搬入
された板材の先端部に当接自在且つパスラインに対して
出没可能なロケートピンと、前記ブラシコンベアテーブ
ルのコンベア上の板材を把持するワーククランパとコン
ベアを把持するコンベアクランパとを備えると共に前記
板材をコンベアの搬送方向と同方向へ移動位置決め可能
なキャレッジと、を備えてなることを特徴とする板材加
工装置。 - 【請求項5】 前記ブラシコンベアテーブル及びキャレ
ッジを前記パンチプレス機の両側に設けてなることを特
徴とする請求項3又は4記載の板材加工装置。 - 【請求項6】 前記ワーククランパが、ブラシコンベア
テーブルのコンベア上の板材の一側端縁を把持すべくキ
ャレッジに固定して設けた固定ワーククランパと、前記
コンベア上の板材を把持して前記固定ワーククランパの
方向へ幅寄せする移動ワーククランパとから構成されて
なることを特徴とする請求項3、4又は5記載の板材加
工装置。 - 【請求項7】 前記ワーククランパをブラシコンベアテ
ーブルのコンベア上の板材の一側端縁を把持すべくキャ
レッジに固定して設け、前記コンベア上の板材を前記ワ
ーククランパの方向へ押し寄せる幅寄せプッシャをキャ
レッジ又はブラシコンベアテーブルの支持台に設けてな
ることを特徴とする請求項3、4又は5記載の板材加工
装置。 - 【請求項8】 前記パンチプレス機が前記ブラシコンベ
アテーブルのワーク搬送方向に対して直交する方向に移
動自在なパンチとダイからなる金型を備えたパンチプレ
スであることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一つ
に記載の板材加工装置。
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---|---|---|---|
JP11282197A JP3821910B2 (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 板材加工方法およびその装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296334A true JPH10296334A (ja) | 1998-11-10 |
JP3821910B2 JP3821910B2 (ja) | 2006-09-13 |
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ID=14596386
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JP11282197A Expired - Lifetime JP3821910B2 (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 板材加工方法およびその装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115107303A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-09-27 | 应佩哲 | 一种阻燃型建筑隔音材料及其制备工艺 |
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1997
- 1997-04-30 JP JP11282197A patent/JP3821910B2/ja not_active Expired - Lifetime
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