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JPH10294425A - 集積回路用保護装置 - Google Patents

集積回路用保護装置

Info

Publication number
JPH10294425A
JPH10294425A JP9998697A JP9998697A JPH10294425A JP H10294425 A JPH10294425 A JP H10294425A JP 9998697 A JP9998697 A JP 9998697A JP 9998697 A JP9998697 A JP 9998697A JP H10294425 A JPH10294425 A JP H10294425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integrated circuit
voltage
type layer
protection device
scr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9998697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Matsuoka
俊彦 松岡
Takeshi Shiotani
武司 塩谷
Masahiro Suzuki
巨裕 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9998697A priority Critical patent/JPH10294425A/ja
Publication of JPH10294425A publication Critical patent/JPH10294425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小限の回路面積で制御整流素子が半導体集
積回路の保護用素子として動作する電圧を低下させるこ
とが可能な集積回路用保護装置を提供する。 【解決手段】 LSI18の入出力端子19に接続した
保護装置1にSCR5及び6を備え、SCR5のnゲー
トに相当するn形層9をLSI18の電源20に接続
し、SCR6のpゲートに相当するp形層13を抵抗2
1を介してアース端子に接続して、入出力端子19に正
極性のESD(静電気放電)が印加された場合は、その
電位が電源20の電圧とpn接合部22aの順方向電圧
との和よりも大であればSCR5が導通してESDをア
ースを介した経路で放電させ、入出力端子19に負極性
のESDが印加された場合は、その電位がアース電位と
pn接合部25aの順方向電圧との和よりも負極性で大
であればSCR6が導通してESDをアースを介した経
路で放電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
外部信号端子に接続され、その外部信号端子に所定範囲
を超える電圧が印加された場合に半導体集積回路が破壊
されるのを防止するシリコン制御整流素子を備えてなる
集積回路用保護装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】半導体で構成される大
規模集積回路(以下、LSIと称す)に印加される静電
気雑音の一種である静電気放電(Electro Static Disch
arge,以下、ESDと称す)事象には、様々な形態があ
る。例えば、(1)帯電した人体や物体がLSIの端子
に直接触れることによって静電気が放電される場合、或
いは、(2)帯電した人体が手に持った金属物体を介し
て電子機器に静電気が放電される場合、などがある。
【0003】上記(1),(2)のESD事象に対応し
て、LSI,電子機器に対して一定電圧の静電気が放電
された場合でも誤動作しないことを保障するために定め
られた規格が存在する。(1)についてはMIL,EI
AJ規格、(2)についてはIEC規格がある。この様
な規格に対応するため、LSIの内部にESD対策用の
保護素子を形成することなどが行われている。
【0004】しかしながら、LSI内部にトランジスタ
やダイオードからなる保護素子を形成しても、応答時間
やESDによる放電電流を逃がすことができる量に限界
があるため、MIL,EIAJ規格をクリアできても、
IEC規格のように、接触放電法により±2〜8kVの
印加電圧を加える厳しいものには対応することができな
かった。
【0005】そこで、IEC規格にも対応可能な大電流
を制御できる保護用素子として、シリコン制御整流素子
(Silicon Controlled Rectifier, 以下、SCRと称
す)を用いることが考えられている。SCRは、導通時
の抵抗が低い、また、消費電力が小さく発熱量が少ない
などの好ましい性質をも有している。
【0006】ところが、SCRのみをLSI内部に形成
して、そのSCRの両端子をLSIの例えば入出力端子
−内部回路間とアースとの間に接続した場合には、ES
DによってLSIの入出力端子とアースとの間に印加さ
れる電圧が70V以上でなければ、そのSCRは保護用
素子として動作しない。従って、印加電圧が70V未満
の比較的低い値の場合には、LSIを保護することがで
きないという問題がある。
【0007】SCRを保護用素子として機能させる場合
の動作電圧を低下させる技術として、例えば、特開平6
−53407号公報に開示されているものがある。これ
は、SCRにインバータゲートを組み合わせて構成する
ことにより、上記の課題を解決しているものであるが、
インバータゲートを形成する分だけ保護用素子の面積を
余分に要することになり、ひいては、チップサイズの大
形化を招くことになる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、最小限の回路面積で、シリコン制御
整流素子が半導体集積回路の保護用素子として動作する
電圧を低下させることが可能な集積回路用保護装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の集積回路
用保護装置によれば、入力端子の一端及び他端が半導体
集積回路の外部信号端子及びアース端子に接続されてい
るシリコン制御整流素子は、所定範囲を外れた電圧とし
て、例えば静電気が半導体集積回路の外部信号端子に印
加されると、その静電気の電圧と動作用基準電圧との差
によってpn接合部に順方向電流が流れることにより導
通するので、静電気は、アースを介した経路で放電され
ることにより、静電気の電圧が半導体集積回路に印加さ
れることを防止する。
【0010】従って、所定範囲を外れた電圧と動作用基
準電圧との差がシリコン制御整流素子のpn接合部に順
方向電流を流すのに十分な値であれば、シリコン制御整
流素子は導通して保護用素子として動作するので、従来
とは異なり、余分な回路を形成する必要がなく、最小限
の回路面積で印加電圧が比較的低い場合にもシリコン制
御整流素子を動作させることが可能であり、全体を小形
に構成することができる。
【0011】請求項2記載の集積回路用保護装置によれ
ば、シリコン制御整流素子のアノードを半導体集積回路
の外部信号端子に接続し、カソードをアース端子に接続
すると共に、nゲートに動作用基準電圧を与えて正極性
電圧保護用素子として構成するので、例えば、正極性に
帯電している静電気が半導体集積回路の外部信号端子に
印加されると、その静電気の電圧とnゲートに与えられ
ている動作用基準電圧との差によってpn接合部に順方
向電流が流れ、正極性電圧保護用素子が導通して動作す
る。従って、所定範囲を外れた電圧が正極性の場合に対
応することができる。
【0012】請求項3記載の集積回路用保護装置によれ
ば、動作用基準電圧を、半導体集積回路の動作用電源の
電圧に等しく設定するので、半導体集積回路の外部信号
端子に与えられる通常の入力信号のレベルでは正極性電
圧保護用素子は動作せず、半導体集積回路の動作用電源
を超える所定範囲を外れた電圧が印加されると、正極性
電圧保護用素子は動作する。従って、半導体集積回路の
十分且つ適切な保護を行うことができると共に、正極性
電圧保護用素子に動作用基準電圧を与えるために別電源
を用意する必要がない。
【0013】請求項4記載の集積回路用保護装置によれ
ば、シリコン制御整流素子のカソードを半導体集積回路
の外部信号端子に接続し、アノードをアース端子に接続
すると共に、pゲートを抵抗を介してアース端子に接続
することにより動作用基準電圧が与えられる負極性電圧
保護用素子として構成するので、例えば、負極性に帯電
している静電気が半導体集積回路の外部信号端子に印加
されると、その静電気の電圧とpゲートに与えられてい
るアース電位との差によってpn接合部に順方向電流が
流れ、負極性電圧保護用素子が導通して動作する。従っ
て、所定範囲を外れた電圧が負極性の場合に対応するこ
とができる。
【0014】請求項5記載の集積回路用保護装置によれ
ば、複数のシリコン制御整流素子を備えて、所定範囲を
外れた電圧の極性が正,負の何れである場合にも対応可
能に構成するので、所定範囲を外れた電圧の極性にかか
わらず、半導体集積回路の保護を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は、本発明の集積回路用
保護装置(以下、保護装置と称す)1の断面を模式的に
示す図である。この図1において、保護装置1は、基板
部のp形層2の中に拡散などによって形成した2つのn
形層3及び4の内部に、図1中2点鎖線で示すように夫
々SCR(シリコン制御整流素子,正極性電圧保護用素
子)5及びSCR(シリコン制御整流素子,負極性電圧
保護用素子)6を形成したものである。
【0016】SCR5は、以下のように構成されてい
る。n形層3の内部にp形層7を形成し、そのp形層7
の内部に更にn形層8を形成する。また、n形層3の内
部に、高濃度のn(n+)形層9とp形層10とを形成
する。
【0017】即ち、p形層10,n形層3,p形層7,
n形層8によるpnpn構造によってSCR5が構成さ
れており、p形層10がアノード,n形層8がカソー
ド,n形層3の内部のn形層9がnゲートに相当するよ
うになっている。
【0018】また、SCR6は、以下のように構成され
ている。n形層4の内部にp形層11を形成し、そのp
形層11の内部に更にn形層12と高濃度のp(p+)
形層13とを形成する。また、n形層4の内部に、p形
層14を形成する。
【0019】即ち、p形層14,n形層4,p形層1
1,n形層12によるpnpn構造によってSCR6が
構成されており、p形層14がアノード,n形層12が
カソード,p形層11の内部のp形層13がpゲートに
相当するようになっている。
【0020】p形層2には、配線接続用として高濃度の
p形層15,16がSCR5,6に対応して形成されて
おり、そのp形層15,16は、SCR5,6のn形層
8,p形層14と共に例えばアルミニュウム配線によっ
てアース端子に接続されている。
【0021】保護装置1の入力端子17は、p形層10
及びn形層12に接続されていると共に、LSI(半導
体集積回路)18の入出力端子(外部信号端子)19に
接続されている。LSI18は、電源20から2〜5V
程度の動作用電源が供給されるようになっている。ま
た、その電源20は、保護装置1のn形層9にも接続さ
れており、SCR5のn形層9(nゲート)に動作用基
準電圧を与えるようになっている。
【0022】一方、SCR6のp形層13(pゲート)
は、抵抗21を介してp形層14と共にアース端子に接
続されている。抵抗21は、基板に半導体抵抗や薄膜抵
抗などで形成されており、その抵抗値は約10〜100
Ω程度に設定されている。尚、図1では、保護装置1と
LSI18とは別体のように示しているが、実際には、
両者はモノリシックICとして一体に構成されているも
のである。
【0023】図2は、保護装置1を等価回路で表した図
である。SCR5,6は、周知のように、pnp形のト
ランジスタとnpn形のトランジスタとを組み合わせた
構成となっている。
【0024】即ち、SCR5においては、p形層10,
n形層3(n形層9),p形層7を夫々エミッタ,ベー
ス,コレクタとするpnp形のトランジスタ22と、n
形層3,p形層7,n形層8を夫々コレクタ,ベース,
エミッタとするnpn形のトランジスタ23とを組み合
わせたものである。
【0025】また、SCR6においては、p形層14,
n形層4,p形層11(p形層13)を夫々エミッタ,
ベース,コレクタとするpnp形のトランジスタ24
と、n形層4,p形層11,n形層12を夫々コレク
タ,ベース,エミッタとするnpn形のトランジスタ2
5とを組み合わせたものである。
【0026】そして、SCR5のnゲートであるトラン
ジスタ22のベース及びトランジスタ23のコレクタ
は、電源20に接続されており、SCR6のpゲートで
あるトランジスタ24のコレクタ及びトランジスタ25
のベースは、抵抗21を介してアース端子に接続されて
いる。
【0027】次に、所定範囲を外れた電圧として静電気
放電(以下、ESDと称す)がLSI18の入出力端子
19に印加された場合の本実施例の作用について図2を
参照して説明する。
【0028】(1)ESDが正極性の場合 SCR5のnゲートに相当するn形層9の電位は、電源
20の電圧に等しい。従って、入出力端子19、即ちS
CR5のアノードに印加されたESDの電圧が、電源2
0の電圧とp形層10及びn形層9からなるpn接合部
22aの順方向電圧(例えば、約0.7V)との和より
も大であれば、そのpn接合部22aには順方向電流が
流れる。pn接合部22aに順方向電流が流れるという
ことはトランジスタ22にベース電流が流れることに等
しいので、トランジスタ22はオン状態となる。
【0029】すると、トランジスタ22のコレクタ電流
がトランジスタ23のベース電流として流れることによ
って、トランジスタ23もオン状態となり、トランジス
タ22及び23の双方がオン状態となってSCR5が導
通する。そして、入出力端子19に印加されたESDは
SCR5を介してアース端子から外部へと放電されるの
で、ESDがLSI18に対して印加されることはな
い。
【0030】SCR5が導通している状態から、入出力
端子19にESDが印加されなくなると、p形層10の
電位が低下する。そして、p形層10の電位が、電源2
0の電圧とpn接合部22aの順方向電圧との和より低
くなると、トランジスタ22のベース電流が流れなくな
り、トランジスタ22はオフ状態となる。すると、トラ
ンジスタ23もオフ状態となることにより、SCR5も
遮断状態となる。
【0031】また、LSI18の入出力信号として入出
力端子19に与えられる信号の最大振幅レベルは通常L
SI18の動作電圧以下であるから、そのような入出力
信号が印加されてもpn接合部22aに順方向電流は流
れず、SCR5は導通状態とならないので、通常の入出
力信号はLSI18に対して正常に入出力される。
【0032】(2)ESDが負極性の場合 SCR6のpゲートに相当するp形層13は、上述のよ
うに、抵抗21を介してアース端子に接続されている。
従って、アース電位が動作用基準電圧に対応しており、
入出力端子19、即ちSCR6のカソードに印加された
ESDの電圧が、p形層11及びn形層12からなるp
n接合部25aの順方向電圧よりも(負極性で)大であ
れば、そのpn接合部25aには順方向電流が流れる。
pn接合部25aに順方向電流が流れるということは、
トランジスタ25にベース電流が流れることに等しいの
で、トランジスタ25はオン状態となる。
【0033】すると、トランジスタ25にコレクタ電流
が流れることによってトランジスタ24のベース電流も
流れ、トランジスタ24もオン状態となり、トランジス
タ25及び24の双方がオン状態となってSCR6が導
通する。そして、入出力端子19に印加された負極性の
ESDはアースを介した経路で放電されるので、LSI
18に対して印加されることはない。
【0034】SCR6が導通している状態から、入出力
端子19にESDが印加されなくなり、n形層12の電
位が上昇して、アース電位とpn接合部25aの順方向
電圧との和より(負極性で)低くなると、トランジスタ
25のベース電流が流れなくなり、トランジスタ25は
オフ状態となる。すると、トランジスタ24もオフ状態
となることにより、SCR6も遮断状態となる。
【0035】また、LSI18の入出力信号の最小振幅
レベルは、通常アース電位よりも(正極性で)高いの
で、そのような入出力信号が入出力端子19に印加され
てもpn接合部25aに順方向電流は流れないのでSC
R6は導通状態とはならず、通常の入出力信号はLSI
18に対して正常に入出力される。
【0036】以上のように本実施例によれば、LSI1
8の入出力端子19に接続した保護装置1にSCR5及
び6を備え、SCR5のnゲートをLSI18の電源2
0に接続し、SCR6のpゲートを抵抗21を介してア
ース端子に接続することにより、入出力端子19に正極
性のESDが印加された場合は、そのESDの電位が電
源20の電圧とpn接合部22aの順方向電圧との和よ
りも大であればSCR5が導通してESDをアースを介
した経路で放電させ、また、入出力端子19に負極性の
ESDが印加された場合は、そのESDの電位がアース
電位とpn接合部25aの順方向電圧との和よりも負極
性で大であれば、SCR6が導通してESDをアースを
介した経路で放電させるようにした。
【0037】従って、ESDが正極性の場合は、その電
圧がLSI18の動作用電源の電圧よりもpn接合部2
2aの順方向電圧分だけ高ければSCR5にLSI18
の保護動作を行わせることができ、また、ESDが負極
性の場合は、その電圧がアース電位よりもpn接合部2
5aの順方向電圧分だけ負極性で高ければSCR6に保
護動作を行わせることができる。
【0038】故に、ESDに対する保護を適切且つ十分
に行うことができると共に、従来とは異なり、SCRを
保護装置に使用した場合に余分な回路を形成することな
く、最小限の回路面積で、ESDの電圧が比較的低い場
合でもSCRに保護動作を行わせることが可能であり、
保護装置1全体を小形に構成することができる。また、
入出力端子19に印加されるESDの極性が正,負の何
れであっても、そのESDの電圧がLSI18に印加さ
れないように保護することができる。そして、SCR5
のnゲートに動作用基準電圧を与えるのために別電源を
用意する必要がない。
【0039】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。保護装置1に、SCR5,6の両方
を設けずとも、何れか一方のみを設けても良い。外部信
号端子は、入出力端子19でなくとも、入力端子或いは
出力端子であっても良い。SCR5のnゲートに与える
動作用基準電圧は、必ずしもLSI18の電源20の電
圧に等しく設定する必要はない。例えば、LSI18と
外部回路とのインターフェイスの構成によって、LSI
18の動作用電源電圧(例えば、3V)よりも入出力バ
ッファの電源電圧が高く設定されている(例えば5V)
場合には、前記動作用基準電圧を入出力バッファの電源
電圧に等しく設定すれば良い。半導体集積回路はLSI
18に限らず、例えばULSIやMSIなどであっても
良く、要は集積回路であればその集積規模は問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、半導体集積回路の外
部信号端子に接続された集積回路用保護装置の断面を模
式的に示す図
【図2】集積回路用保護装置の等価回路を示す図
【符号の説明】
1は集積回路用保護装置、5はSCR(シリコン制御整
流素子,正極性電圧保護用素子)、6はSCR(シリコ
ン制御整流素子,負極性電圧保護用素子)、8はn形層
(カソード)、9はn形層(nゲート)、10はp形層
(アノード)、12はn形層(カソード)、13はp形
層(pゲート)、14はp形層(アノード)、18はL
SI(半導体集積回路)、19は入出力端子(外部信号
端子)、20は電源(動作用電源)、21は抵抗、22
a及び25aはpn接合部を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路の外部信号端子に接続さ
    れ、前記外部信号端子に所定範囲を外れた電圧が印加さ
    れた場合に前記半導体集積回路が破壊されるのを防止す
    るシリコン制御整流素子を備えてなる集積回路用保護装
    置において、 前記シリコン制御整流素子は、その入力端子の一端が前
    記半導体集積回路の外部信号端子に接続されると共に他
    端がアース端子に接続されており、前記半導体集積回路
    の外部信号端子に印加される電圧と動作用基準電圧との
    差によってpn接合部に順方向電流が流れることにより
    導通して、前記所定範囲を外れた電圧が前記半導体集積
    回路に印加されるのを防止するように構成されているこ
    とを特徴とする集積回路用保護装置。
  2. 【請求項2】 前記シリコン制御整流素子は、アノード
    が前記半導体集積回路の外部信号端子に接続され、カソ
    ードがアース端子に接続されていると共に、nゲートに
    動作用基準電圧が与えられている正極性電圧保護用素子
    として構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    集積回路用保護装置。
  3. 【請求項3】 前記動作用基準電圧は、前記半導体集積
    回路の動作用電源の電圧に等しく設定されていることを
    特徴とする請求項2記載の集積回路用保護装置。
  4. 【請求項4】 前記シリコン制御整流素子は、カソード
    が前記半導体集積回路の外部信号端子に接続され、アノ
    ードがアース端子に接続されていると共に、pゲートが
    抵抗を介してアース端子に接続されることにより動作用
    基準電圧が与えられる負極性電圧保護用素子として構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の集積回路用
    保護装置。
  5. 【請求項5】 前記所定範囲を外れた電圧が正極性であ
    る場合と負極性である場合との何れにも対応可能となる
    ように、複数のシリコン制御整流素子を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の集積回路用保護装置。
JP9998697A 1997-04-17 1997-04-17 集積回路用保護装置 Pending JPH10294425A (ja)

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JP (1) JPH10294425A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188088B1 (en) * 1999-07-08 2001-02-13 Maxim Integrated Products, Inc. Electrostatic discharge protection for analog switches
JP2007012864A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 静電放電保護回路

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