JPH10293744A - Pciバス・システム - Google Patents
Pciバス・システムInfo
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- JPH10293744A JPH10293744A JP9101228A JP10122897A JPH10293744A JP H10293744 A JPH10293744 A JP H10293744A JP 9101228 A JP9101228 A JP 9101228A JP 10122897 A JP10122897 A JP 10122897A JP H10293744 A JPH10293744 A JP H10293744A
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- bus
- pci
- pci bus
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- 239000003999 initiator Substances 0.000 claims abstract description 90
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/40—Bus structure
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/40—Bus structure
- G06F13/4004—Coupling between buses
- G06F13/4027—Coupling between buses using bus bridges
- G06F13/405—Coupling between buses using bus bridges where the bridge performs a synchronising function
- G06F13/4054—Coupling between buses using bus bridges where the bridge performs a synchronising function where the function is bus cycle extension, e.g. to meet the timing requirements of the target bus
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/36—Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
- G06F13/362—Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Bus Control (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イニシエータとターゲットとを備え、イニシ
エータからのアクセスに応答して、ターゲットからPC
Iバスを介して、データを転送するPCIバス・システ
ムにおいて、イニシエータによるアクセス要求、及び、
ターゲットによる中断要求によるPCIバスの無用な占
有時間を無くすか、或いは、軽減できるPCIバス・シ
ステムを提供することである。 【解決手段】 ターゲットとなる各デバイスに、アクセ
スからデータ転送までに要する時間をレイテンシイ情報
として格納しておき、イニシエータからのアクセス要求
に応答して、レイテンシイ情報をターゲットからイニシ
エータに対して転送し、イニシエータでは、当該レイテ
ンシイ情報から次のアクセスタイミングの時間を決定す
る。これによって、アクセス要求の繰り返しによるPC
Iバスの占有時間を短縮できる。
エータからのアクセスに応答して、ターゲットからPC
Iバスを介して、データを転送するPCIバス・システ
ムにおいて、イニシエータによるアクセス要求、及び、
ターゲットによる中断要求によるPCIバスの無用な占
有時間を無くすか、或いは、軽減できるPCIバス・シ
ステムを提供することである。 【解決手段】 ターゲットとなる各デバイスに、アクセ
スからデータ転送までに要する時間をレイテンシイ情報
として格納しておき、イニシエータからのアクセス要求
に応答して、レイテンシイ情報をターゲットからイニシ
エータに対して転送し、イニシエータでは、当該レイテ
ンシイ情報から次のアクセスタイミングの時間を決定す
る。これによって、アクセス要求の繰り返しによるPC
Iバスの占有時間を短縮できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イニシエータとタ
ーゲットとをPCI(Peripheral Component Interconn
ect )バスを介して接続したPCIバス・システムに関
する。
ーゲットとをPCI(Peripheral Component Interconn
ect )バスを介して接続したPCIバス・システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のPCIバス・システム
には、中央処理装置(CPU)をホストーPCIブリッ
ジ(アービタ)を介して、PCIバスに接続すると共
に、当該PCIバスに対してPCIデバイスを接続した
構成を有するシステムがある。このようなPCIバス・
システムにおいては、PCIバスに対して、更に、拡張
バスブリッジを接続すると共に、当該拡張バスブリッジ
に対して、拡張バスを介して拡張デバイスを接続した構
成が採用されることもある。
には、中央処理装置(CPU)をホストーPCIブリッ
ジ(アービタ)を介して、PCIバスに接続すると共
に、当該PCIバスに対してPCIデバイスを接続した
構成を有するシステムがある。このようなPCIバス・
システムにおいては、PCIバスに対して、更に、拡張
バスブリッジを接続すると共に、当該拡張バスブリッジ
に対して、拡張バスを介して拡張デバイスを接続した構
成が採用されることもある。
【0003】このようなPCIバス・システムの場合、
CPUとホストーPCIブリッジとを接続するホストバ
ス上には、例えば、66MHzのクロックに同期して、
データ転送が行われており、また、PCIデバイス、或
いは、拡張バスブリッジと、PCIデバイスとの間に設
けられたPCIバス上には、33MHzのクロックに同
期して、データが転送されている。更に、拡張バスがI
SAバスの場合、当該拡張バス上には、8MHzのクロ
ックに同期して、データが転送されている。このような
構成を備えたシステムでは、ホストバス上のデータの転
送速度は、拡張バス上のデータ転送速度の約8倍に達し
ており、他方、PCIバス上のデータ転送速度は、拡張
バス上のデータ転送速度の約4倍である。
CPUとホストーPCIブリッジとを接続するホストバ
ス上には、例えば、66MHzのクロックに同期して、
データ転送が行われており、また、PCIデバイス、或
いは、拡張バスブリッジと、PCIデバイスとの間に設
けられたPCIバス上には、33MHzのクロックに同
期して、データが転送されている。更に、拡張バスがI
SAバスの場合、当該拡張バス上には、8MHzのクロ
ックに同期して、データが転送されている。このような
構成を備えたシステムでは、ホストバス上のデータの転
送速度は、拡張バス上のデータ転送速度の約8倍に達し
ており、他方、PCIバス上のデータ転送速度は、拡張
バス上のデータ転送速度の約4倍である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のPCIバス・
システムでは、イニシエータからターゲットへのアクセ
ス動作として、CPUからPCIデバイス、或いは、拡
張バスデバイスへのアクセス動作、及び、PCIデバイ
スから拡張バスデバイスへのアクセス動作があるが、こ
れらのアクセス動作では、それぞれの動作速度の違いか
ら、転送パフォーマンスは低速デバイスによって制限さ
れてしまう。また、ターゲットとなる各デバイスは、イ
ニシエータに転送するデータを用意するまで、長い待ち
時間が必要である。例えば、ターゲットとして拡張バス
デバイスが使用された場合、拡張バスデバイスにおい
て、アクセス要求から最初のデータ転送を行うまでに、
3クロック数だけかかるとすれば、このクロック数は、
ホストバス上では、24クロックもの長い時間となって
しまう。このため、ホストバスは、データ転送の前に、
長い時間、ターゲットによって占有された状態になって
しまう。
システムでは、イニシエータからターゲットへのアクセ
ス動作として、CPUからPCIデバイス、或いは、拡
張バスデバイスへのアクセス動作、及び、PCIデバイ
スから拡張バスデバイスへのアクセス動作があるが、こ
れらのアクセス動作では、それぞれの動作速度の違いか
ら、転送パフォーマンスは低速デバイスによって制限さ
れてしまう。また、ターゲットとなる各デバイスは、イ
ニシエータに転送するデータを用意するまで、長い待ち
時間が必要である。例えば、ターゲットとして拡張バス
デバイスが使用された場合、拡張バスデバイスにおい
て、アクセス要求から最初のデータ転送を行うまでに、
3クロック数だけかかるとすれば、このクロック数は、
ホストバス上では、24クロックもの長い時間となって
しまう。このため、ホストバスは、データ転送の前に、
長い時間、ターゲットによって占有された状態になって
しまう。
【0005】このように、ターゲットは、イニシエータ
からのデータの読み出し要求を受けてから、最初にデー
タを出すまでに時間(レイテンシイ)がかかることが多
く、その時間が長くなっても、バスはターゲットによっ
て占有された状態になってしまう。
からのデータの読み出し要求を受けてから、最初にデー
タを出すまでに時間(レイテンシイ)がかかることが多
く、その時間が長くなっても、バスはターゲットによっ
て占有された状態になってしまう。
【0006】このように、バスを無駄に占有した状態が
続く場合、リトライ要求をターゲットからイニシエータ
に出力して、このバスを一旦解放するディレイドトラン
ズアクションを採用したPCIバス・システムも提案さ
れている。このPCIバス・システムでは、イニシエー
タからターゲットへアクセスする場合、アービタからP
CIバスの使用権を与えられると、イニシエータはアド
レスをターゲットに送出する。ターゲットは、一時的
に、このアクセスに応答できない状態にある場合には、
応答信号をイニシエータに出力すると共に、データ転送
の中断を要求するリトライ要求をイニシエータに送出す
る。
続く場合、リトライ要求をターゲットからイニシエータ
に出力して、このバスを一旦解放するディレイドトラン
ズアクションを採用したPCIバス・システムも提案さ
れている。このPCIバス・システムでは、イニシエー
タからターゲットへアクセスする場合、アービタからP
CIバスの使用権を与えられると、イニシエータはアド
レスをターゲットに送出する。ターゲットは、一時的
に、このアクセスに応答できない状態にある場合には、
応答信号をイニシエータに出力すると共に、データ転送
の中断を要求するリトライ要求をイニシエータに送出す
る。
【0007】この場合、リトライ要求を受けたイニシエ
ータは、ある一定時間の経過後、再度、同じアクセス動
作を当該ターゲットに対して行う。再度のアクセス動作
の際に、ターゲットがデータ転送を送出できる状態にな
っているとは限らないから、再度のアクセス動作によっ
ても、ターゲットからはリトライ要求がイニシエータに
再び送信される可能性がある。したがって、ディレイド
トランズアクションを採用した場合にも、リトライ要求
を受けたイニシエータは、トランズアクションを再度要
求するタイミングがわからないため、イニシエータとタ
ーゲットとの間では、要求と、リトライ要求が繰り返さ
れることになる。
ータは、ある一定時間の経過後、再度、同じアクセス動
作を当該ターゲットに対して行う。再度のアクセス動作
の際に、ターゲットがデータ転送を送出できる状態にな
っているとは限らないから、再度のアクセス動作によっ
ても、ターゲットからはリトライ要求がイニシエータに
再び送信される可能性がある。したがって、ディレイド
トランズアクションを採用した場合にも、リトライ要求
を受けたイニシエータは、トランズアクションを再度要
求するタイミングがわからないため、イニシエータとタ
ーゲットとの間では、要求と、リトライ要求が繰り返さ
れることになる。
【0008】いずれにしても、これらの構成では、PC
Iバスが無駄に占有されることが多く、低い転送パフォ
ーマンスしか得られないと言う欠点がある。
Iバスが無駄に占有されることが多く、低い転送パフォ
ーマンスしか得られないと言う欠点がある。
【0009】本発明の目的は、PCIバスにおける利用
効率を高めて、ターゲットからイニシエータへの転送パ
フォーマンスを改善できるPCIバス・システムを提供
することである。
効率を高めて、ターゲットからイニシエータへの転送パ
フォーマンスを改善できるPCIバス・システムを提供
することである。
【0010】本発明の他の目的は、PCIバスにおける
利用効率を改善できるディレイドトランズアクションを
採用したPCIバス・システムを提供することである。
利用効率を改善できるディレイドトランズアクションを
採用したPCIバス・システムを提供することである。
【0011】本発明の更に他の目的は、アクセスからデ
ータ転送に至るまでの時間、即ち、レイテンシイを保
持、並びに、転送できるターゲットを提供することであ
る。
ータ転送に至るまでの時間、即ち、レイテンシイを保
持、並びに、転送できるターゲットを提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施の形態に
よれば、イニシエータと、当該イニシエータからのアク
セスにより、前記イニシエータに対して、データを送信
するターゲットとを備えたPCIバス・システムにおい
て、前記ターゲットは、前記イニシエータからのアクセ
スを受けてから前記データを送信するまでに要する時間
をあらわすレイテンシ情報を格納する手段を備え、前記
イニシエータからのアクセスを受けると、前記レイテン
シ情報を前記イニシエータに送信するPCIバス・シス
テムが得られる。
よれば、イニシエータと、当該イニシエータからのアク
セスにより、前記イニシエータに対して、データを送信
するターゲットとを備えたPCIバス・システムにおい
て、前記ターゲットは、前記イニシエータからのアクセ
スを受けてから前記データを送信するまでに要する時間
をあらわすレイテンシ情報を格納する手段を備え、前記
イニシエータからのアクセスを受けると、前記レイテン
シ情報を前記イニシエータに送信するPCIバス・シス
テムが得られる。
【0013】本発明の他の実施の形態によれば、イニシ
エータからのアクセスを受けてからデータを送信するま
でに要する時間をレイテンシイ情報として格納してお
き、アクセスに応答してイニシエータに転送できるター
ゲットが得られる。
エータからのアクセスを受けてからデータを送信するま
でに要する時間をレイテンシイ情報として格納してお
き、アクセスに応答してイニシエータに転送できるター
ゲットが得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施の形態に係るPCIバス・システムを説明する。
図1に示されているように、本発明を適用できるPCI
バス・システムは、CPU11、メモリ12、及び、メ
モリ12を制御するメモリ・コントローラ13とを備
え、CPU11及びメモリ・コントローラ13はホスト
・バス14に接続されている。
一実施の形態に係るPCIバス・システムを説明する。
図1に示されているように、本発明を適用できるPCI
バス・システムは、CPU11、メモリ12、及び、メ
モリ12を制御するメモリ・コントローラ13とを備
え、CPU11及びメモリ・コントローラ13はホスト
・バス14に接続されている。
【0015】更に、図示されたホスト・バス14には、
ホストPCIブリッジ15も接続されており、当該ホス
トPCIブリッジ15はアービタとしても動作する。ホ
ストPCIブリッジ15には、PCIバス16が接続さ
れており、図示されたPCIバス16には、複数PCI
デバイス171及び172が接続されている。
ホストPCIブリッジ15も接続されており、当該ホス
トPCIブリッジ15はアービタとしても動作する。ホ
ストPCIブリッジ15には、PCIバス16が接続さ
れており、図示されたPCIバス16には、複数PCI
デバイス171及び172が接続されている。
【0016】また、図示された例では、拡張バス18が
設けられており、PCIバス16と拡張バス18との間
には、拡張バスブリッジ19が接続され、更に、拡張バ
ス18には、拡張バスデバイス20が接続されている。
このように、PCIバス16は、PCIバス・システム
内に設けられた周辺機器等のデバイス171、172、
及び、20を相互に接続されるために使用されており、
且つ、PCIバス・システムは特定のCPUに依存しな
いために、また、他のバスシステムを取り込むために、
ホストPCIブリッジ15、拡張バスブリッジ19等に
よるブリッジ接続を多用している。
設けられており、PCIバス16と拡張バス18との間
には、拡張バスブリッジ19が接続され、更に、拡張バ
ス18には、拡張バスデバイス20が接続されている。
このように、PCIバス16は、PCIバス・システム
内に設けられた周辺機器等のデバイス171、172、
及び、20を相互に接続されるために使用されており、
且つ、PCIバス・システムは特定のCPUに依存しな
いために、また、他のバスシステムを取り込むために、
ホストPCIブリッジ15、拡張バスブリッジ19等に
よるブリッジ接続を多用している。
【0017】PCIバス・システムでは、PCIバス1
6にデータ転送を行おうとするマスタデバイスをイニシ
エータと呼び、データの読出し、書込み要求を受けるデ
バイスをターゲットと呼ぶ。図示された例では、CPU
11、ホストPCIブリッジ15、PCIデバイス17
1、172、拡張バスブリッジ19等はイニシエータと
して動作することができ、また、拡張バスブリッジ1
9、PCIデバイス171、172、拡張デバイス20
はターゲットとして動作することができる。
6にデータ転送を行おうとするマスタデバイスをイニシ
エータと呼び、データの読出し、書込み要求を受けるデ
バイスをターゲットと呼ぶ。図示された例では、CPU
11、ホストPCIブリッジ15、PCIデバイス17
1、172、拡張バスブリッジ19等はイニシエータと
して動作することができ、また、拡張バスブリッジ1
9、PCIデバイス171、172、拡張デバイス20
はターゲットとして動作することができる。
【0018】更に、PCIバス・システムでは、調停方
式が採用されており、或るタイミングでは、単一のデバ
イスしかイニシエータとして動作することができない。
また、イニシエータは、調停デバイスとしてのアービタ
(通常、ホストPCIブリッジ15が兼ねる)に対し
て、PCIバス16の使用要求を出し、アービタから使
用許可を得て初めて、PCIバス16上でデータの転送
を開始できる。
式が採用されており、或るタイミングでは、単一のデバ
イスしかイニシエータとして動作することができない。
また、イニシエータは、調停デバイスとしてのアービタ
(通常、ホストPCIブリッジ15が兼ねる)に対し
て、PCIバス16の使用要求を出し、アービタから使
用許可を得て初めて、PCIバス16上でデータの転送
を開始できる。
【0019】ここで、ホスト・バス14上には、66M
Hzのクロックに同期してデータが転送され、他方、P
CIバス16及び拡張バス18上には、それぞれ33M
Hz及び8MHzのクロックに同期してデータが転送さ
れる。このように、ホスト・バス14、PCIバス1
6、及び拡張バス18には、それぞれ異なるクロックで
データ転送が行われる。このため、例えば、CPU11
及び拡張バスデバイス20がそれぞれイニシエータ及び
ターゲットとなった場合、CPU11からのアクセス要
求から拡張バスデバイス20から最初のデータ転送まで
に要する時間(クロック数)が、例えば、拡張バス18
上で3クロックであるとすれば、ホスト・バス14上で
は24クロックに及ぶ時間が、無駄な時間として費やさ
れることになる。尚、イニシエータがアクセス要求を出
してから、ターゲットが最初のデータを転送するまでに
要する時間をレイテンシイと呼ぶ。
Hzのクロックに同期してデータが転送され、他方、P
CIバス16及び拡張バス18上には、それぞれ33M
Hz及び8MHzのクロックに同期してデータが転送さ
れる。このように、ホスト・バス14、PCIバス1
6、及び拡張バス18には、それぞれ異なるクロックで
データ転送が行われる。このため、例えば、CPU11
及び拡張バスデバイス20がそれぞれイニシエータ及び
ターゲットとなった場合、CPU11からのアクセス要
求から拡張バスデバイス20から最初のデータ転送まで
に要する時間(クロック数)が、例えば、拡張バス18
上で3クロックであるとすれば、ホスト・バス14上で
は24クロックに及ぶ時間が、無駄な時間として費やさ
れることになる。尚、イニシエータがアクセス要求を出
してから、ターゲットが最初のデータを転送するまでに
要する時間をレイテンシイと呼ぶ。
【0020】図2を参照して、上記したPCIバス・シ
ステムの動作を説明する。図2では、説明を一般化する
ために、イニシエータ21、ターゲット22、及び、ア
ービタ23間の動作について説明する。まず、イニシエ
ータ21はアービタ23に対して1ビットのREQ#を
アクティブ(即ち、アサート)にして、PCIバスの使
用権を要求する。REQ#がアクティブになると、アー
ビタ23は1ビットのGNT#をアクティブ(アサー
ト)にして、イニシエータ21にPCIバスの使用許可
を与える。
ステムの動作を説明する。図2では、説明を一般化する
ために、イニシエータ21、ターゲット22、及び、ア
ービタ23間の動作について説明する。まず、イニシエ
ータ21はアービタ23に対して1ビットのREQ#を
アクティブ(即ち、アサート)にして、PCIバスの使
用権を要求する。REQ#がアクティブになると、アー
ビタ23は1ビットのGNT#をアクティブ(アサー
ト)にして、イニシエータ21にPCIバスの使用許可
を与える。
【0021】使用許可を受けると、イニシエータ21
は、32ビットのターゲット22に相当するアドレスを
AD信号として送出する。ここで、AD信号は時分割多
重された信号であり、フェーズによってアドレスとデー
タが切り替えられて出力される。ここでは、アドレス信
号がイニシエータ21から出力され、目的のターゲット
22が駆動される。この時、イニシエータ21は、FR
AME#をアクティブにし、PCIバスが使用されてい
ることを宣言する。
は、32ビットのターゲット22に相当するアドレスを
AD信号として送出する。ここで、AD信号は時分割多
重された信号であり、フェーズによってアドレスとデー
タが切り替えられて出力される。ここでは、アドレス信
号がイニシエータ21から出力され、目的のターゲット
22が駆動される。この時、イニシエータ21は、FR
AME#をアクティブにし、PCIバスが使用されてい
ることを宣言する。
【0022】続いて、ターゲット22はDEVSEL#
をアクティブにして、ターゲット22がイニシエータ2
1からの転送要求に応答することを指示する。この状態
で、イニシエータ21及びターゲット22が共に転送可
能な状態になると、イニシエータ21及びターゲット2
2は、それぞれIRDY#及びTRDY#をアクティブ
にし、この状態でデータの転送が可能になる。このこと
は、タイミングの決定権はイニシエータ21側にもター
ゲット22側にもあることを意味している。
をアクティブにして、ターゲット22がイニシエータ2
1からの転送要求に応答することを指示する。この状態
で、イニシエータ21及びターゲット22が共に転送可
能な状態になると、イニシエータ21及びターゲット2
2は、それぞれIRDY#及びTRDY#をアクティブ
にし、この状態でデータの転送が可能になる。このこと
は、タイミングの決定権はイニシエータ21側にもター
ゲット22側にもあることを意味している。
【0023】このように、ターゲット22はTRDY#
によって、転送のタイミングを決定できるが、ある一定
の時間にトランズアクションに応答できない場合、エラ
ーとなるため、ターゲット22はDEVSEL#を出力
してトランズアクションに応答することを示す。また、
ターゲット22はSTOP#によって、トランズアクシ
ョンの中断を要求できる。
によって、転送のタイミングを決定できるが、ある一定
の時間にトランズアクションに応答できない場合、エラ
ーとなるため、ターゲット22はDEVSEL#を出力
してトランズアクションに応答することを示す。また、
ターゲット22はSTOP#によって、トランズアクシ
ョンの中断を要求できる。
【0024】上記した手順にしたがって、通常の場合、
イニシエータ21からターゲット22に対してトランズ
アクションを開始できるが、上記したように、イニシエ
ータ21からFRAME#をアクティブにして、PCI
バスが使用されていることを宣言した状態で、ターゲッ
ト22が、内部処理等との関係で、応答できない場合に
も、ターゲット22はDEVSEL#をアクティブにし
て応答し、STOP#によって、中断を要求する。この
中断要求は、再度、同じトランズアクションを要求する
リトライ要求として、ターゲット22からイニシエータ
21に送出される。リトライ要求の際における処理を定
めた規格として、ディレイドトランズアクションと呼ば
れる処理方法がある。この規格によれば、イニシエータ
のトランズアクションに応答するのに時間がかかると判
断したターゲットは、リトライを要求し、一度、PCI
バスを解放させ、その後、準備ができた段階でイニシエ
ータからリトライを受けた時に、トランズアクションに
応答し、転送を成立させることが規定されている。
イニシエータ21からターゲット22に対してトランズ
アクションを開始できるが、上記したように、イニシエ
ータ21からFRAME#をアクティブにして、PCI
バスが使用されていることを宣言した状態で、ターゲッ
ト22が、内部処理等との関係で、応答できない場合に
も、ターゲット22はDEVSEL#をアクティブにし
て応答し、STOP#によって、中断を要求する。この
中断要求は、再度、同じトランズアクションを要求する
リトライ要求として、ターゲット22からイニシエータ
21に送出される。リトライ要求の際における処理を定
めた規格として、ディレイドトランズアクションと呼ば
れる処理方法がある。この規格によれば、イニシエータ
のトランズアクションに応答するのに時間がかかると判
断したターゲットは、リトライを要求し、一度、PCI
バスを解放させ、その後、準備ができた段階でイニシエ
ータからリトライを受けた時に、トランズアクションに
応答し、転送を成立させることが規定されている。
【0025】したがって、このディレイドトランズアク
ションの規格にしたがって、リトライ要求を受けたイニ
シエータ21は、ある一定時間の経過後、再度、同じ要
求をターゲット22に出力する。
ションの規格にしたがって、リトライ要求を受けたイニ
シエータ21は、ある一定時間の経過後、再度、同じ要
求をターゲット22に出力する。
【0026】このように、ディレイドトランズアクショ
ンの処理を行っても、イニシエータ21には、次のリト
ライのタイミングが与えられていないから、イニシエー
タ21は、一定時間が経過する度毎に、ターゲット22
が応答可能な状態になるまで、何度も、リトライを繰り
返す。したがって、イニシエータ21のリトライ及びタ
ーゲット22のリトライ要求がPCIバス上で、何度も
繰り返される結果となって、バス上のサイクルが浪費さ
れることになってしまう。
ンの処理を行っても、イニシエータ21には、次のリト
ライのタイミングが与えられていないから、イニシエー
タ21は、一定時間が経過する度毎に、ターゲット22
が応答可能な状態になるまで、何度も、リトライを繰り
返す。したがって、イニシエータ21のリトライ及びタ
ーゲット22のリトライ要求がPCIバス上で、何度も
繰り返される結果となって、バス上のサイクルが浪費さ
れることになってしまう。
【0027】図3を参照して、本発明の一実施の形態に
係るPCIバス・システムは、図1と同様に、CPU1
1、ホストPCIブリッジ15、PCIバス16、PC
Iデバイス171、172、拡張バスブリッジ19、拡
張バス18、及び、拡張バスデバイス20とを備えてい
る。更に、図示された例では、説明を簡略化するため
に、CPU11及びホストPCIブリッジ15がイニシ
エータとして動作し、他方、PCIデバイス171、1
72、及び、拡張バスブリッジ19がターゲットととし
て動作する場合が示されている。この構成では、拡張バ
スブリッジ19に拡張バス18を介して接続された拡張
バスデバイス20は、拡張バスブリッジ19によって制
御されているものとする。
係るPCIバス・システムは、図1と同様に、CPU1
1、ホストPCIブリッジ15、PCIバス16、PC
Iデバイス171、172、拡張バスブリッジ19、拡
張バス18、及び、拡張バスデバイス20とを備えてい
る。更に、図示された例では、説明を簡略化するため
に、CPU11及びホストPCIブリッジ15がイニシ
エータとして動作し、他方、PCIデバイス171、1
72、及び、拡張バスブリッジ19がターゲットととし
て動作する場合が示されている。この構成では、拡張バ
スブリッジ19に拡張バス18を介して接続された拡張
バスデバイス20は、拡張バスブリッジ19によって制
御されているものとする。
【0028】また、ターゲットとして動作する各デバイ
ス171、172、19には、リトライ要求を出した場
合に、そのデバイスの待ち時間を明示するためのレイテ
ンシイレジスタ30が設けられており、各レイテンシイ
レジスタ30には、アクセス要求(即ち、トランズアク
ション要求)を受けてから、最初のデータ転送が成立す
るまでに要する時間がレイテンシイ情報として、クロッ
ク数の形で格納されている。ここで、レイテンシイレジ
スタ30は、通常、デバイス内に設けられているコンフ
ィギュレーションレジスタの空き部分、即ち、未定義部
分を使用しても良いし、また、これらのレジスタとは別
に設けられたレジスタを使用しても良い。
ス171、172、19には、リトライ要求を出した場
合に、そのデバイスの待ち時間を明示するためのレイテ
ンシイレジスタ30が設けられており、各レイテンシイ
レジスタ30には、アクセス要求(即ち、トランズアク
ション要求)を受けてから、最初のデータ転送が成立す
るまでに要する時間がレイテンシイ情報として、クロッ
ク数の形で格納されている。ここで、レイテンシイレジ
スタ30は、通常、デバイス内に設けられているコンフ
ィギュレーションレジスタの空き部分、即ち、未定義部
分を使用しても良いし、また、これらのレジスタとは別
に設けられたレジスタを使用しても良い。
【0029】ここで、一般的に、ターゲットがアクセス
要求を受けてから、最初のデータ転送を成立させるまで
に要する時間は、書込み、読出しの区別はあっても、各
ターゲットにおいて同じである。このことを考慮して、
図示された例では、その時間を具体的なクロック数の形
でレイテンシイ情報として、レイテンシイレジスタ30
に格納しておく。
要求を受けてから、最初のデータ転送を成立させるまで
に要する時間は、書込み、読出しの区別はあっても、各
ターゲットにおいて同じである。このことを考慮して、
図示された例では、その時間を具体的なクロック数の形
でレイテンシイ情報として、レイテンシイレジスタ30
に格納しておく。
【0030】この構成では、例えば、パーソナルコンピ
ュータの電源を入れた場合等のシステムのブート時、C
PU11、ブリッジ15等のイニシエータは、ターゲッ
ト側のレイテンシイ情報を読出し、イニシエータのスケ
ジューリングの参考として使用する。
ュータの電源を入れた場合等のシステムのブート時、C
PU11、ブリッジ15等のイニシエータは、ターゲッ
ト側のレイテンシイ情報を読出し、イニシエータのスケ
ジューリングの参考として使用する。
【0031】レイテンシイ情報を使用したスケジューリ
ングを行っても、リトライが生じた場合、ターゲットは
リトライを要求する際に、レイテンシイレジスタ30内
のレイテンシイ情報をイニシエータに送出する。ここ
で、PCIバス上では、ターゲットは、STOP#と同
時に、レイテンシイ情報をイニシエータに送出する。
ングを行っても、リトライが生じた場合、ターゲットは
リトライを要求する際に、レイテンシイレジスタ30内
のレイテンシイ情報をイニシエータに送出する。ここ
で、PCIバス上では、ターゲットは、STOP#と同
時に、レイテンシイ情報をイニシエータに送出する。
【0032】イニシエータはターゲットからレイテンシ
イ情報を受けると、レイテンシイ情報によって指定され
た時間、待機した後、リトライ、即ち、トランズアクシ
ョンの再要求を行う。
イ情報を受けると、レイテンシイ情報によって指定され
た時間、待機した後、リトライ、即ち、トランズアクシ
ョンの再要求を行う。
【0033】図4を参照して、本発明の一実施の形態に
係るPCIバス・システムのイニシエータの動作を説明
する。イニシエータは、CPU11のように、全て処理
装置を備えており、図示された処理は、実際には、イニ
シエータに備えられた処理装置によって行われる。ま
ず、ステップS1において、ターゲットにアクセスを要
求し、続いて、ステップS2において、ターゲットから
リトライが有ったか否かが判定される。リトライがなけ
れば、ステップS3に移行して、ターゲットからイニシ
エータへ、データがその終了まで転送される。
係るPCIバス・システムのイニシエータの動作を説明
する。イニシエータは、CPU11のように、全て処理
装置を備えており、図示された処理は、実際には、イニ
シエータに備えられた処理装置によって行われる。ま
ず、ステップS1において、ターゲットにアクセスを要
求し、続いて、ステップS2において、ターゲットから
リトライが有ったか否かが判定される。リトライがなけ
れば、ステップS3に移行して、ターゲットからイニシ
エータへ、データがその終了まで転送される。
【0034】一方、ステップS2において、ターゲット
からリトライが有った場合、イニシエータの処理はステ
ップS4に移る。ステップS4では、ターゲットから送
られてきたレイテンシイ情報にしたがって、イニシエー
タは内部タイマをセットし、リトライをレイテンシイ情
報によって指定された時間の間、見合わせ、指定された
時間経過すると、ステップS1に戻って、ターゲットに
アクセス要求を送出する。指定された時間の間、PCI
バスは解放されているため、イニシエータは別のターゲ
ットに対し、転送を行っても良い。
からリトライが有った場合、イニシエータの処理はステ
ップS4に移る。ステップS4では、ターゲットから送
られてきたレイテンシイ情報にしたがって、イニシエー
タは内部タイマをセットし、リトライをレイテンシイ情
報によって指定された時間の間、見合わせ、指定された
時間経過すると、ステップS1に戻って、ターゲットに
アクセス要求を送出する。指定された時間の間、PCI
バスは解放されているため、イニシエータは別のターゲ
ットに対し、転送を行っても良い。
【0035】次に、ターゲットの動作について説明す
る。まず、単純なターゲットの場合には、前述したよう
に、イニシエータからアクセスを受けてデータを渡すま
でにかかる時間を一定として取り扱っても、何等、問題
ない。この場合、ターゲットは、レイテンシイ情報を内
部に備えられたレイテンシイレジスタに予めセットして
おけば良い。一方、ターゲットが拡張バスブリッジ19
を介して接続された拡張バスデバイス20の場合には、
拡張バス18に接続された各拡張バスデバイス20につ
いての情報を当該拡張バスブリッジ19に格納してお
き、拡張バスブリッジ19は、当該情報に基き各拡張バ
スデバイス20を制御する。
る。まず、単純なターゲットの場合には、前述したよう
に、イニシエータからアクセスを受けてデータを渡すま
でにかかる時間を一定として取り扱っても、何等、問題
ない。この場合、ターゲットは、レイテンシイ情報を内
部に備えられたレイテンシイレジスタに予めセットして
おけば良い。一方、ターゲットが拡張バスブリッジ19
を介して接続された拡張バスデバイス20の場合には、
拡張バス18に接続された各拡張バスデバイス20につ
いての情報を当該拡張バスブリッジ19に格納してお
き、拡張バスブリッジ19は、当該情報に基き各拡張バ
スデバイス20を制御する。
【0036】以下、拡張バスブリッジ19を使用した場
合における動作を図5を参照して説明する。この場合、
拡張バスブリッジ19は、ステップSS1に示すよう
に、当該拡張バスブリッジ19に接続された各拡張バス
デバイス20に関するデバイス情報を拡張バスブリッジ
19の内部に設けられたレジスタに設定されている。こ
の場合、拡張バスブリッジ19のレジスタには、拡張バ
スプロトコルにしたがうか、手動によって、デバイス情
報が設定される。
合における動作を図5を参照して説明する。この場合、
拡張バスブリッジ19は、ステップSS1に示すよう
に、当該拡張バスブリッジ19に接続された各拡張バス
デバイス20に関するデバイス情報を拡張バスブリッジ
19の内部に設けられたレジスタに設定されている。こ
の場合、拡張バスブリッジ19のレジスタには、拡張バ
スプロトコルにしたがうか、手動によって、デバイス情
報が設定される。
【0037】ここで、イニシエータから、或る拡張デバ
イス20に対するアクセスが生じた場合、当該拡張バス
ブリッジ19では、アクセスの到来をステップSS2で
認識して、当該アクセスに対するレイテンシイ情報を拡
張バスブリッジ19で計算して、ステップSS3に移
る。尚、計算されたレイテンシイ情報はリトライ要求が
イニシエータから与えられた場合に、イニシエータに送
出される。
イス20に対するアクセスが生じた場合、当該拡張バス
ブリッジ19では、アクセスの到来をステップSS2で
認識して、当該アクセスに対するレイテンシイ情報を拡
張バスブリッジ19で計算して、ステップSS3に移
る。尚、計算されたレイテンシイ情報はリトライ要求が
イニシエータから与えられた場合に、イニシエータに送
出される。
【0038】次に、拡張バスブリッジ19では、ステッ
プSS3において、リトライを要求している処理を継続
しているか否かを判定し、リトライを要求している処理
を継続していなければ、ステップSS4に進む。他方、
ステップSS3において、リトライの対象となっている
処理を継続していることが、拡張バスブリッジ19で判
定されると、ステップSS5において、拡張バスブリッ
ジ19は、イニシエータにリトライ要求を出すと共に、
レイテンシイ情報を出力し、当該処理を継続する。
プSS3において、リトライを要求している処理を継続
しているか否かを判定し、リトライを要求している処理
を継続していなければ、ステップSS4に進む。他方、
ステップSS3において、リトライの対象となっている
処理を継続していることが、拡張バスブリッジ19で判
定されると、ステップSS5において、拡張バスブリッ
ジ19は、イニシエータにリトライ要求を出すと共に、
レイテンシイ情報を出力し、当該処理を継続する。
【0039】一方、リトライの対象となっている処理を
継続していない場合、拡張バスブリッジ19は、ステッ
プSS4において、処理を終了した状態にあって、リト
ライ待ちの状態に有るか否かを判定する。リトライ待ち
の状態になっていなければ、ステップSS6に移り、イ
ニシエータに対してリトライ要求を出すと共に、レイテ
ンシイ情報をも送出して必要な処理を継続した後、ステ
ップSS2に戻る。
継続していない場合、拡張バスブリッジ19は、ステッ
プSS4において、処理を終了した状態にあって、リト
ライ待ちの状態に有るか否かを判定する。リトライ待ち
の状態になっていなければ、ステップSS6に移り、イ
ニシエータに対してリトライ要求を出すと共に、レイテ
ンシイ情報をも送出して必要な処理を継続した後、ステ
ップSS2に戻る。
【0040】また、ステップSS4において、リトライ
待ちの状態にあることが判定されると、イニシエータに
対してリトライを要求すると共に、デフォールトのレイ
テンシイ情報を当該イニシエータに送出して、ステップ
SS2に戻る。
待ちの状態にあることが判定されると、イニシエータに
対してリトライを要求すると共に、デフォールトのレイ
テンシイ情報を当該イニシエータに送出して、ステップ
SS2に戻る。
【0041】いずれにしても、別のデバイスからアクセ
スが来た場合にも、拡張バスブリッジ19は、現在実行
中のトランザクションが終了するまでの値、即ち、最初
にアクセスしたイニシエータに渡した値を渡す。
スが来た場合にも、拡張バスブリッジ19は、現在実行
中のトランザクションが終了するまでの値、即ち、最初
にアクセスしたイニシエータに渡した値を渡す。
【0042】ターゲットが渡すレイテンシイ情報は以下
のようにして計算される。まず、ターゲットがPCIデ
バイス171、172である場合には、各PCIデバイ
ス171、172は、各PCIデバイスに応じた固有の
レイテンシイ情報をレイテンシイレジスタに格納し、他
方、ターゲットが拡張バスブリッジ19の場合には、当
該ブリッジ自体のレイテンシイ情報と、拡張デバイスか
ら必要なデータ数を読み出すのに必要な時間との和をレ
イテンシイ情報として、計算する。
のようにして計算される。まず、ターゲットがPCIデ
バイス171、172である場合には、各PCIデバイ
ス171、172は、各PCIデバイスに応じた固有の
レイテンシイ情報をレイテンシイレジスタに格納し、他
方、ターゲットが拡張バスブリッジ19の場合には、当
該ブリッジ自体のレイテンシイ情報と、拡張デバイスか
ら必要なデータ数を読み出すのに必要な時間との和をレ
イテンシイ情報として、計算する。
【0043】上記したようなレイテンシイ情報をPCI
デバイス171、172、或いは、拡張バスブリッジ1
9に格納した状態で、イニシエータからリトライが来た
時に、処理が完了していない場合について考慮する。ま
ず、ターゲットがPCIデバイスの場合には、固有のレ
イテンシイ情報をイニシエータに送出し、他方、ターゲ
ットが拡張バスブリッジ19では、リトライ到来時点か
ら完了までの残りのデータを読み出すのに必要な時間を
計算して、レイテンシイ情報として、イニシエータに出
力することになる。
デバイス171、172、或いは、拡張バスブリッジ1
9に格納した状態で、イニシエータからリトライが来た
時に、処理が完了していない場合について考慮する。ま
ず、ターゲットがPCIデバイスの場合には、固有のレ
イテンシイ情報をイニシエータに送出し、他方、ターゲ
ットが拡張バスブリッジ19では、リトライ到来時点か
ら完了までの残りのデータを読み出すのに必要な時間を
計算して、レイテンシイ情報として、イニシエータに出
力することになる。
【0044】上記した説明は、ターゲットからデータを
読み出す場合について主に説明したが、これは、書込み
の場合には書込みバッファを利用でき、パフォーマンス
に与える影響は少ないものと考えられるためである。し
たがって、実際のシステムでは、読み出しの際にのみ、
レイテンシイ情報をターゲットからイニシエータに送信
するように構成しても良い。
読み出す場合について主に説明したが、これは、書込み
の場合には書込みバッファを利用でき、パフォーマンス
に与える影響は少ないものと考えられるためである。し
たがって、実際のシステムでは、読み出しの際にのみ、
レイテンシイ情報をターゲットからイニシエータに送信
するように構成しても良い。
【0045】
【実施例】上記した実施の形態では、レイテンシイ情報
をクロック数の数等の具体的な数値の形で受け渡す方式
についてのみ説明したが、時間をデコードしてレイテン
シイ情報として受け渡しても良い。
をクロック数の数等の具体的な数値の形で受け渡す方式
についてのみ説明したが、時間をデコードしてレイテン
シイ情報として受け渡しても良い。
【0046】更に、PCIシステムでは、マザーボード
上において、サイドバンド信号と呼ばれる独自の信号を
用いても良いことになっているため、このサイドバンド
信号を用いてレイテンシイ情報を送信する構成を採用し
ても良いし、或いは、PCIバスのプロトコルの未定義
部分を利用することも可能である。ここで、後者のよう
に、PCIバスのプロトコルの未定義部分を利用する場
合を図6を参照して具体的に説明する。まず、AD線
は、前述したように、アドレスフェーズ(例えば、to
−t1)と、データフェーズ(例えば、t3−t4)と
を時分割的に取る。また、ターゲットから読み出す場合
を考慮すると、この場合には、AD線は、データフェー
ズにおいてはターゲットからドライブされることになっ
ており、リトライ時(t3−t4)には、通常、何等、
意味のない情報がAD線上に乗っていることになる。こ
の読み出し期間(t3−t4)を利用して、図6に示す
ように、t3−t4の期間、TRDY#はアクティブに
しないで、STOP#信号をアサートすると同時に、タ
ーゲットからAD線にレイテンシ情報を送出することに
よって、レイテンシイ情報をイニシエータに受け渡すこ
とができる。このように、TRDY#をアクティブにし
ないことにより、通常のデータの読み出しと区別するこ
とができる。
上において、サイドバンド信号と呼ばれる独自の信号を
用いても良いことになっているため、このサイドバンド
信号を用いてレイテンシイ情報を送信する構成を採用し
ても良いし、或いは、PCIバスのプロトコルの未定義
部分を利用することも可能である。ここで、後者のよう
に、PCIバスのプロトコルの未定義部分を利用する場
合を図6を参照して具体的に説明する。まず、AD線
は、前述したように、アドレスフェーズ(例えば、to
−t1)と、データフェーズ(例えば、t3−t4)と
を時分割的に取る。また、ターゲットから読み出す場合
を考慮すると、この場合には、AD線は、データフェー
ズにおいてはターゲットからドライブされることになっ
ており、リトライ時(t3−t4)には、通常、何等、
意味のない情報がAD線上に乗っていることになる。こ
の読み出し期間(t3−t4)を利用して、図6に示す
ように、t3−t4の期間、TRDY#はアクティブに
しないで、STOP#信号をアサートすると同時に、タ
ーゲットからAD線にレイテンシ情報を送出することに
よって、レイテンシイ情報をイニシエータに受け渡すこ
とができる。このように、TRDY#をアクティブにし
ないことにより、通常のデータの読み出しと区別するこ
とができる。
【0047】尚、本発明に係るPCIバス・システムに
は、ターゲットから、能動的に、再開要求を出すシステ
ムは、含まれないことは言うまでも無い。
は、ターゲットから、能動的に、再開要求を出すシステ
ムは、含まれないことは言うまでも無い。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、イ
ニシエータからのアクセス要求に応じて、ターゲットか
らデータを転送するPCIバス・システムにおいて、タ
ーゲット内に、アクセスからデータ転送までに要する時
間をあらわすレイテンシイ情報を格納しておき、当該レ
イテンシイ情報をイニシエータに送信することにより、
PCIバスの占有時間を短縮でき、したがって、PCI
バスのパフォーマンスを高めることができると言う利点
がある。
ニシエータからのアクセス要求に応じて、ターゲットか
らデータを転送するPCIバス・システムにおいて、タ
ーゲット内に、アクセスからデータ転送までに要する時
間をあらわすレイテンシイ情報を格納しておき、当該レ
イテンシイ情報をイニシエータに送信することにより、
PCIバスの占有時間を短縮でき、したがって、PCI
バスのパフォーマンスを高めることができると言う利点
がある。
【図1】本発明の適用されるPCIバス・システムの概
略構成を説明するためのブロック図である。
略構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示されたPCIバス・システムの動作を
具体的に説明するためのブロック図である。
具体的に説明するためのブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るPCIバス・シス
テムの構成を説明するためのブロック図である。
テムの構成を説明するためのブロック図である。
【図4】図3のPCIバス・システムにおけるイニシエ
ータの動作を説明するためのフローチャートである。
ータの動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3のPCIバス・システムにおけるターゲッ
トの動作を説明するためのフローチャートである。
トの動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明に係るレイテンシイ情報の受け渡し方法
の一例を説明するための波形図である。
の一例を説明するための波形図である。
11 CPU 12 メモリ 13 メモリ・コント
ローラ 14 ホスト・バス 15 ホストPCIブ
リッジ(アービタ) 16 PCIバス 171、172 PCIデバイス 18 拡張バス 19 拡張バスブリッ
ジ 21 イニシエータ 22 ターゲット 23 アービタ 30 レイテンシイレ
ジスタ
ローラ 14 ホスト・バス 15 ホストPCIブ
リッジ(アービタ) 16 PCIバス 171、172 PCIデバイス 18 拡張バス 19 拡張バスブリッ
ジ 21 イニシエータ 22 ターゲット 23 アービタ 30 レイテンシイレ
ジスタ
Claims (7)
- 【請求項1】 イニシエータと、当該イニシエータから
のアクセスにより、前記イニシエータに対して、データ
をPCIバスを介して送信するターゲットとを備えたP
CIバス・システムにおいて、前記ターゲットは、前記
イニシエータからのアクセスを受けてから前記データを
送信するまでに要する時間をあらわすレイテンシ情報を
格納する手段を備え、前記イニシエータからのアクセス
を受けると、前記レイテンシ情報を前記イニシエータに
送信することを特徴とするPCIバス・システム。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ターゲットは、
前記レイテンシイ情報をリトライ要求と共に、前記イニ
シエータに送信し、前記イニシエータは、前記レイテン
シイ情報で示された時間経過後、前記ターゲットに再度
アクセスすることを特徴とするPCIバス・システム。 - 【請求項3】 請求項1において、前記イニシエータ
は、ホストPCIブリッジとして動作するインタフェー
ス手段を介して前記PCIバスに接続されたCPUであ
り、前記ターゲットは、前記PCIバスに接続されたP
CIデバイスであることを特徴とするPCIバス・シス
テム。 - 【請求項4】 請求項3において、前記ターゲットは、
前記PCIバスに接続された拡張バスブリッジであるこ
とを特徴とするPCIバス・システム。 - 【請求項5】 請求項4において、前記拡張バスブリッ
ジに対して、拡張バスデバイスが拡張バスを介して接続
されていることを特徴とするPCIバス・システム。 - 【請求項6】 請求項1において、前記イニシエータ
は、前記レイテンシイ情報を前記ターゲットから受ける
と、前記レイテンシイ情報で示された時間、当該ターゲ
ットに対するアクセスを見合わせることを特徴とするP
CIバス・システム。 - 【請求項7】 PCIバスに接続されるターゲットにお
いて、前記PCIバスを介して与えられるアクセス要求
の受信から、データ転送までの時間をあらわすレイテン
シイ情報を格納する手段を備え、当該レイテンシイ情報
を前記PCIバス上に出力することを特徴とするターゲ
ット。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9101228A JPH10293744A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | Pciバス・システム |
US09/062,357 US6282598B1 (en) | 1997-04-18 | 1998-04-17 | PCI bus system wherein target latency information are transmitted along with a retry request |
EP98107155A EP0872799A3 (en) | 1997-04-18 | 1998-04-17 | PCI bus System |
KR1019980013909A KR100267130B1 (ko) | 1997-04-18 | 1998-04-18 | Pci 버스 시스템 |
CN98101610A CN1197238A (zh) | 1997-04-18 | 1998-04-20 | 外围设备互联总线系统 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9101228A JPH10293744A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | Pciバス・システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10293744A true JPH10293744A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14295047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9101228A Pending JPH10293744A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | Pciバス・システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6282598B1 (ja) |
EP (1) | EP0872799A3 (ja) |
JP (1) | JPH10293744A (ja) |
KR (1) | KR100267130B1 (ja) |
CN (1) | CN1197238A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100486244B1 (ko) * | 2001-10-16 | 2005-05-03 | 삼성전자주식회사 | 직렬 이이피롬을 이용하여 인터페이스용 카드를초기화하는 반도체 장치 및 초기화 방법 |
US7003701B2 (en) | 2001-01-23 | 2006-02-21 | Nec Corporation | System for facilitated analysis of PCI bus malfunction |
JP2006163711A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Renesas Technology Corp | 情報処理システム |
JP2015079530A (ja) * | 2014-12-16 | 2015-04-23 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6311248B1 (en) | 1999-04-13 | 2001-10-30 | Vlsi Technology, Inc. | Method and system for optimized data transfers in a mixed 64-bit/32-bit PCI environment |
TW413756B (en) * | 1999-04-23 | 2000-12-01 | Via Tech Inc | PCI bus compatible master and residing arbiter and arbitration method |
US6442636B1 (en) * | 1999-07-09 | 2002-08-27 | Princeton Technology Corporation | Parallel bus system capable of expanding peripheral devices |
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