JPH10291603A - ペットボトル回収車及びペットボトル回収方法 - Google Patents
ペットボトル回収車及びペットボトル回収方法Info
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- JPH10291603A JPH10291603A JP9690497A JP9690497A JPH10291603A JP H10291603 A JPH10291603 A JP H10291603A JP 9690497 A JP9690497 A JP 9690497A JP 9690497 A JP9690497 A JP 9690497A JP H10291603 A JPH10291603 A JP H10291603A
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- pet bottles
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 53
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- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ペットボトルの回収処理を、従来の中間処理場
に代わって行うペットボトル回収車及びペットボトル回
収方法を提供する。 【解決手段】ペットボトルを回収するペットボトル回収
車であって、車輌Cの荷台C1上には、ペットボトルを
圧縮梱包処理する処理装置1が搭載され、処理装置1
は、ペットボトルを投入するホッパ2と、ホッパ2から
供給されるペットボトルを圧縮する圧縮手段3と、圧縮
手段3で圧縮されたペットボトルを梱包する梱包手段4
とを備えている。ホッパ2は、少なくとも一の回収場か
ら回収される複数のペットボトルが貯留できる大きさに
形成され、荷台C1上には、ホッパ2にペットボトルを
投入する搬送装置が設けられている。処理装置1は、車
輌Cの駆動源を利用して作動される。処理装置1を作動
するときにのみ車輌Cの駆動源のエンジン回転数をアッ
プするように構成されている。荷台C1上には、保管手
段6が設けられている。
に代わって行うペットボトル回収車及びペットボトル回
収方法を提供する。 【解決手段】ペットボトルを回収するペットボトル回収
車であって、車輌Cの荷台C1上には、ペットボトルを
圧縮梱包処理する処理装置1が搭載され、処理装置1
は、ペットボトルを投入するホッパ2と、ホッパ2から
供給されるペットボトルを圧縮する圧縮手段3と、圧縮
手段3で圧縮されたペットボトルを梱包する梱包手段4
とを備えている。ホッパ2は、少なくとも一の回収場か
ら回収される複数のペットボトルが貯留できる大きさに
形成され、荷台C1上には、ホッパ2にペットボトルを
投入する搬送装置が設けられている。処理装置1は、車
輌Cの駆動源を利用して作動される。処理装置1を作動
するときにのみ車輌Cの駆動源のエンジン回転数をアッ
プするように構成されている。荷台C1上には、保管手
段6が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペットボトル回収
車及びペットボトル回収方法に関するものである。
車及びペットボトル回収方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペットボトルの回収は、家庭等か
ら出されたペットボトルを各回収場で平ボデーの貨物車
輌に積込み、これを中間処理場に運搬し、この中間処理
場において圧縮処理した後、梱包処理し、この状態でさ
らに貨物車輌によって最終処分場としてのリサイクル工
場に搬送して最終処理を行っていた。
ら出されたペットボトルを各回収場で平ボデーの貨物車
輌に積込み、これを中間処理場に運搬し、この中間処理
場において圧縮処理した後、梱包処理し、この状態でさ
らに貨物車輌によって最終処分場としてのリサイクル工
場に搬送して最終処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、ペットボトルを中間処理場に運び、この中
間処理場でペットボトルを処理した後、さらに最終処理
場に運搬する回収方式では、中間処理場が不可欠とな
り、この中間処理場を建設するための土地などの設備費
や処理コストが非常に嵩むという問題があった。この問
題は、容器包装リサイクル法が施行されれば、処理量の
増加が予想されるため上記中間処理場においてより深刻
なものになる可能性が高い。
来のように、ペットボトルを中間処理場に運び、この中
間処理場でペットボトルを処理した後、さらに最終処理
場に運搬する回収方式では、中間処理場が不可欠とな
り、この中間処理場を建設するための土地などの設備費
や処理コストが非常に嵩むという問題があった。この問
題は、容器包装リサイクル法が施行されれば、処理量の
増加が予想されるため上記中間処理場においてより深刻
なものになる可能性が高い。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、容器包装リサイクル法の施行に伴い、今後処理量が
増加するであろうペットボトルの回収処理を、従来の中
間処理場に代わって行うペットボトル回収車及びペット
ボトル回収方法を提供することを目的とする。
で、容器包装リサイクル法の施行に伴い、今後処理量が
増加するであろうペットボトルの回収処理を、従来の中
間処理場に代わって行うペットボトル回収車及びペット
ボトル回収方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ペットボトル回収車は、ペットボトルを回収するペット
ボトル回収車であって、車輌の荷台上には、ペットボト
ルを圧縮梱包処理する処理装置が搭載され、該処理装置
は、ペットボトルを投入するホッパと、該ホッパから供
給されるペットボトルを圧縮する圧縮手段と、この圧縮
手段で圧縮されたペットボトルを梱包する梱包手段とを
備えたものである。
ペットボトル回収車は、ペットボトルを回収するペット
ボトル回収車であって、車輌の荷台上には、ペットボト
ルを圧縮梱包処理する処理装置が搭載され、該処理装置
は、ペットボトルを投入するホッパと、該ホッパから供
給されるペットボトルを圧縮する圧縮手段と、この圧縮
手段で圧縮されたペットボトルを梱包する梱包手段とを
備えたものである。
【0006】本発明の請求項2記載のペットボトル回収
車は、前記ホッパは、少なくとも一の回収場から回収さ
れる複数のペットボトルが貯留できる大きさに形成さ
れ、前記荷台上には、上記ホッパにペットボトルを投入
する搬送装置が設けられたものである。
車は、前記ホッパは、少なくとも一の回収場から回収さ
れる複数のペットボトルが貯留できる大きさに形成さ
れ、前記荷台上には、上記ホッパにペットボトルを投入
する搬送装置が設けられたものである。
【0007】本発明の請求項3記載のペットボトル回収
車は、前記処理装置は、車輌の駆動源を利用して作動さ
れるものである。
車は、前記処理装置は、車輌の駆動源を利用して作動さ
れるものである。
【0008】本発明の請求項4記載のペットボトル回収
車は、前記処理装置を作動するときにのみ車輌の駆動源
のエンジン回転数をアップするように構成されたもので
ある。
車は、前記処理装置を作動するときにのみ車輌の駆動源
のエンジン回転数をアップするように構成されたもので
ある。
【0009】本発明の請求項5記載のペットボトル回収
車は、前記荷台上には、前記処理装置により処理された
ペットボトルを保管する保管手段が設けられたものであ
る。
車は、前記荷台上には、前記処理装置により処理された
ペットボトルを保管する保管手段が設けられたものであ
る。
【0010】本発明の請求項6記載のペットボトル回収
方法は、ペットボトルをペットボトル回収車に回収し、
この回収したペットボトルを当該ペットボトル回収車に
搭載した処理装置により圧縮して梱包し、この状態で最
終処理場に移送するものである。
方法は、ペットボトルをペットボトル回収車に回収し、
この回収したペットボトルを当該ペットボトル回収車に
搭載した処理装置により圧縮して梱包し、この状態で最
終処理場に移送するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0012】図1乃至図3は、本発明に係るペットボト
ル回収車の概略の全体構成を示している。
ル回収車の概略の全体構成を示している。
【0013】このペットボトル回収車は、車輌Cの荷台
C1上に処理装置1が搭載されている。
C1上に処理装置1が搭載されている。
【0014】処理装置1は、ペットボトルを投入するホ
ッパ2と、該ホッパ2から供給されるペットボトルを圧
縮する圧縮装置(圧縮手段)3と、この圧縮装置3で圧
縮されたペットボトルを梱包する梱包装置(梱包手段)
4とを備えたものである。
ッパ2と、該ホッパ2から供給されるペットボトルを圧
縮する圧縮装置(圧縮手段)3と、この圧縮装置3で圧
縮されたペットボトルを梱包する梱包装置(梱包手段)
4とを備えたものである。
【0015】前記圧縮装置3は、装置本体31が車輌C
の荷台C1上に載置されている。装置本体31の内部に
は、図4に示すように、圧縮部材32が上下に移動自在
に設けられている。
の荷台C1上に載置されている。装置本体31の内部に
は、図4に示すように、圧縮部材32が上下に移動自在
に設けられている。
【0016】前記圧縮部材32には、前記装置本体31
の上部に載置された圧縮シリンダ33の伸縮部が連結さ
れ、当該圧縮シリンダ33の伸縮動作により圧縮部材3
2が装置本体31内を上方から下方に移動することで、
装置本体31内に投入された複数のペットボトルを圧縮
処理するように構成されている。
の上部に載置された圧縮シリンダ33の伸縮部が連結さ
れ、当該圧縮シリンダ33の伸縮動作により圧縮部材3
2が装置本体31内を上方から下方に移動することで、
装置本体31内に投入された複数のペットボトルを圧縮
処理するように構成されている。
【0017】また、前記圧縮部材32には、装置本体3
1の上部にガイド35を介して摺動自在に貫通配置され
たガイド棒34が連設されている。
1の上部にガイド35を介して摺動自在に貫通配置され
たガイド棒34が連設されている。
【0018】ガイド棒34は、前記圧縮シリンダ33と
平行に配置されており、前述した圧縮シリンダ33の伸
縮動作による圧縮部材32の上下移動に追従して上下に
移動するように構成されている。
平行に配置されており、前述した圧縮シリンダ33の伸
縮動作による圧縮部材32の上下移動に追従して上下に
移動するように構成されている。
【0019】ガイド棒34の上端部には、後述する第1
〜第3リミットスイッチを入切する当接部材36が固設
されている。
〜第3リミットスイッチを入切する当接部材36が固設
されている。
【0020】このガイド棒34の近傍には、取付部材3
7が当該ガイド棒34と平行に立設されており、取付部
材37の上部と下部に前記当接部材36と当接して当接
部材36の移動位置、つまり圧縮部材32の移動位置を
検出する3個の第1、第2、第3リミットスイッチLS
1、LS2、LS3が設けられている。
7が当該ガイド棒34と平行に立設されており、取付部
材37の上部と下部に前記当接部材36と当接して当接
部材36の移動位置、つまり圧縮部材32の移動位置を
検出する3個の第1、第2、第3リミットスイッチLS
1、LS2、LS3が設けられている。
【0021】第1リミットスイッチLS1は、前記圧縮
部材32の上限位置を検出するためのもので、第1リミ
ットスイッチLS1で圧縮部材32が上限位置にあるこ
とを検出すると、例えばブザー等を鳴らしてペットボト
ルの処理が可能な状態であることを作業者に知らせる。
部材32の上限位置を検出するためのもので、第1リミ
ットスイッチLS1で圧縮部材32が上限位置にあるこ
とを検出すると、例えばブザー等を鳴らしてペットボト
ルの処理が可能な状態であることを作業者に知らせる。
【0022】第2、第3リミットスイッチLS2、LS
3は、圧縮部材32によりペットボトルを圧縮する際に
おいて、ペットボトルが一定量溜まったか否かを判断す
るためのもので、詳しくは後述する。
3は、圧縮部材32によりペットボトルを圧縮する際に
おいて、ペットボトルが一定量溜まったか否かを判断す
るためのもので、詳しくは後述する。
【0023】前記装置本体31の前側面下部には、搬出
装置5が設けられている。
装置5が設けられている。
【0024】搬出装置5は、荷台C1の前部に配置され
ており、図4に示すように装置本体31の前側面下部に
配置された搬出板51が搬出シリンダ52の伸縮作動に
より装置本体31内に前後方向に移動自在に構成されて
いる。
ており、図4に示すように装置本体31の前側面下部に
配置された搬出板51が搬出シリンダ52の伸縮作動に
より装置本体31内に前後方向に移動自在に構成されて
いる。
【0025】よって、装置本体31内で圧縮処理したペ
ットボトルを当該装置本体31内から強制的に後方に搬
出し、この後方に連設された梱包装置4に搬送する。
ットボトルを当該装置本体31内から強制的に後方に搬
出し、この後方に連設された梱包装置4に搬送する。
【0026】梱包装置4は、前記装置本体31の後側面
下部に形成された搬出口38を介して連通されており、
搬出口38にはゲート39が図示しない適宜なアクチュ
エータによって開閉自在に設けられている。
下部に形成された搬出口38を介して連通されており、
搬出口38にはゲート39が図示しない適宜なアクチュ
エータによって開閉自在に設けられている。
【0027】梱包装置4は、複数のペットボトルを所定
の圧力で圧縮処理した複数のペットボトルの周囲を結束
する従来周知のもので、結束バンドを巻回したリール4
1及びローラコンベア42を備え、結束装置により前記
搬出板51による後方への搬出に応じて圧縮処理したペ
ットボトルの適数箇所(例えば4か所)を結束バンドで
結束する。
の圧力で圧縮処理した複数のペットボトルの周囲を結束
する従来周知のもので、結束バンドを巻回したリール4
1及びローラコンベア42を備え、結束装置により前記
搬出板51による後方への搬出に応じて圧縮処理したペ
ットボトルの適数箇所(例えば4か所)を結束バンドで
結束する。
【0028】前記ホッパ2は、装置本体31の側面に形
成された投入口311(図1参照)に設けられている。
ホッパ2は、投入口311を開閉する開閉蓋を兼ねてお
り、ホッパ2を開放状態にすることでペットボトルを投
入可能に構成している。
成された投入口311(図1参照)に設けられている。
ホッパ2は、投入口311を開閉する開閉蓋を兼ねてお
り、ホッパ2を開放状態にすることでペットボトルを投
入可能に構成している。
【0029】前記ホッパ2の近傍には、図示しない近接
スイッチが設けられており、ホッパ2が開いている状態
では、処理装置1の全ての動作を不能にするように構成
されている。
スイッチが設けられており、ホッパ2が開いている状態
では、処理装置1の全ての動作を不能にするように構成
されている。
【0030】また、前記荷台C1の前部には、前記梱包
装置4により梱包処理したペットボトルを一次的に保管
するための保管手段としての棚6が設けられている。
装置4により梱包処理したペットボトルを一次的に保管
するための保管手段としての棚6が設けられている。
【0031】このように構成された前記処理装置1は、
車輌のエンジン(駆動源)を利用して作動される。詳し
くは、車輌のエンジンに断接自在な動力取出装置を介し
て油圧ポンプを作動することで、前記圧縮シリンダ、搬
出シリンダ等の各アクチュエータを作動させている。
車輌のエンジン(駆動源)を利用して作動される。詳し
くは、車輌のエンジンに断接自在な動力取出装置を介し
て油圧ポンプを作動することで、前記圧縮シリンダ、搬
出シリンダ等の各アクチュエータを作動させている。
【0032】そして、車輌のエンジンは、前記処理装置
1を作動するときにのみエンジン回転数をアップするよ
うに構成されている。
1を作動するときにのみエンジン回転数をアップするよ
うに構成されている。
【0033】このように構成された処理装置1は、荷箱
C2内に収容されており、荷箱C2の後部には荷受台を
荷箱の床面と地上との間で昇降させる荷受台昇降装置C
3が設けられている。
C2内に収容されており、荷箱C2の後部には荷受台を
荷箱の床面と地上との間で昇降させる荷受台昇降装置C
3が設けられている。
【0034】なお、図1に示す符号7は複数の操作スイ
ッチ71を備えた操作盤である。
ッチ71を備えた操作盤である。
【0035】次に、このペットボトル回収車によりペッ
トボトルを回収する場合について、図5に示すフローチ
ャートを参照しながら、請求項5記載のペットボトル回
収方法とともに説明する。
トボトルを回収する場合について、図5に示すフローチ
ャートを参照しながら、請求項5記載のペットボトル回
収方法とともに説明する。
【0036】まず、ペットボトルは、ゴミ回収日に家庭
等から出され各回収場で収集され、この各回収場に収集
したペットボトルをペットボトル回収車で回収する。
等から出され各回収場で収集され、この各回収場に収集
したペットボトルをペットボトル回収車で回収する。
【0037】この回収は、まず、各回収場において、作
業者がペットボトルをホッパ2に投入する(ステップS
1)。ホッパ2に投入された複数のペットボトルは、こ
のホッパを介して圧縮装置3の装置本体31内に貯留さ
れる。
業者がペットボトルをホッパ2に投入する(ステップS
1)。ホッパ2に投入された複数のペットボトルは、こ
のホッパを介して圧縮装置3の装置本体31内に貯留さ
れる。
【0038】このように装置本体31にペットボトルが
貯留されると、操作ボタンの操作により圧縮部材32を
降下させ、装置本体31内においてペットボトルを圧縮
する(ステップS2)。
貯留されると、操作ボタンの操作により圧縮部材32を
降下させ、装置本体31内においてペットボトルを圧縮
する(ステップS2)。
【0039】この際、圧縮部材32の移動位置を第2、
第3リミットスイッチLS2、LS3で検出すること
で、ペットボトルが所定量溜まったか否かを判断する
(ステップS3)。
第3リミットスイッチLS2、LS3で検出すること
で、ペットボトルが所定量溜まったか否かを判断する
(ステップS3)。
【0040】詳しくは、圧縮部材32によるペットボト
ルを圧縮する際には、当接部材36が第2リミットスイ
ッチLS2、第3リミットスイッチLS3の順番で当接
しながら圧縮部材32が降下してペットボトルを圧縮す
る。
ルを圧縮する際には、当接部材36が第2リミットスイ
ッチLS2、第3リミットスイッチLS3の順番で当接
しながら圧縮部材32が降下してペットボトルを圧縮す
る。
【0041】そして、装置本体31内に一定量のペット
ボトルが溜まっていると、これら圧縮されたペットボト
ルの反発力により圧縮部材32が上方に移動し、この移
動により当接部材36が第3リミットスイッチLS3と
当接する。
ボトルが溜まっていると、これら圧縮されたペットボト
ルの反発力により圧縮部材32が上方に移動し、この移
動により当接部材36が第3リミットスイッチLS3と
当接する。
【0042】この第3リミットスイッチLS3の検出に
より、ペットボトルが一定量溜まった状態で圧縮処理さ
れたものと判断する。
より、ペットボトルが一定量溜まった状態で圧縮処理さ
れたものと判断する。
【0043】このようにペットボトルが一定量溜まった
状態で圧縮処理が行われると、圧縮部材32を当接部材
36が第2リミットスイッチLS2に当接する位置まで
上方に移動させ、この状態で圧縮部材32を停止させ
る。
状態で圧縮処理が行われると、圧縮部材32を当接部材
36が第2リミットスイッチLS2に当接する位置まで
上方に移動させ、この状態で圧縮部材32を停止させ
る。
【0044】そして、ステップS4でゲート39を開い
た後、搬出板51を後方に移動させて圧縮処理された一
定量のペットボトルを一定の間隔で間欠的に梱包装置4
側に搬出し、この搬出に応じて結束を行う。この結束を
順次繰り返して、予め設定された箇所(例えば4箇所)
の結束を行った後、この梱包処理したペットボトルを後
方に搬出し(ステップS5〜S7)、棚6に保管する。
た後、搬出板51を後方に移動させて圧縮処理された一
定量のペットボトルを一定の間隔で間欠的に梱包装置4
側に搬出し、この搬出に応じて結束を行う。この結束を
順次繰り返して、予め設定された箇所(例えば4箇所)
の結束を行った後、この梱包処理したペットボトルを後
方に搬出し(ステップS5〜S7)、棚6に保管する。
【0045】この後、搬出板51が前方に移動して元の
位置に復帰するとともに、圧縮部材32も同様に当接部
材36が第1リミットスイッチLS1に当接する元の上
限位置に復帰し、次のペットボトルの処理に備える(ス
テップS8、S9)。
位置に復帰するとともに、圧縮部材32も同様に当接部
材36が第1リミットスイッチLS1に当接する元の上
限位置に復帰し、次のペットボトルの処理に備える(ス
テップS8、S9)。
【0046】この処理装置1によるペットボトルの処理
動作を行う際には、図6に示すように、まず、ステップ
S10でエンジン回転数アップ信号が発せられ、この後
に図示しない油圧回路に設けられた適宜なソレノイドバ
ルブを駆動して所定のシリンダを作動させており(ステ
ップS11、S12)、圧縮部材32が上限位置に復帰
して第1リミットスイッチLS1がこれを検出した場合
に、ステップS13でエンジン回転数ダウン信号を発す
るようにしている。これにより、処理装置1によってペ
ットボトルを処理する際にのみ、エンジンのエンジン回
転数が高くなって当該処理装置1が作動される。
動作を行う際には、図6に示すように、まず、ステップ
S10でエンジン回転数アップ信号が発せられ、この後
に図示しない油圧回路に設けられた適宜なソレノイドバ
ルブを駆動して所定のシリンダを作動させており(ステ
ップS11、S12)、圧縮部材32が上限位置に復帰
して第1リミットスイッチLS1がこれを検出した場合
に、ステップS13でエンジン回転数ダウン信号を発す
るようにしている。これにより、処理装置1によってペ
ットボトルを処理する際にのみ、エンジンのエンジン回
転数が高くなって当該処理装置1が作動される。
【0047】上述した動作を順次繰り返すことで、各回
収場からペットボトルを回収する。
収場からペットボトルを回収する。
【0048】そして、上述のようにして圧縮梱包処理し
たペットボトルが一定量車輌の棚6に保管されると、こ
れらペットボトルを最終処理場としてのリサイクル工場
に運搬し、このリサイクル工場で処理したペットボトル
を卸し、最終的な処理を行う。
たペットボトルが一定量車輌の棚6に保管されると、こ
れらペットボトルを最終処理場としてのリサイクル工場
に運搬し、このリサイクル工場で処理したペットボトル
を卸し、最終的な処理を行う。
【0049】このようにしてペットボトルを回収処理す
ることで、従来必要であった中間処理場でのペットボト
ルの圧縮・梱包処理を本発明のペットボトル回収車が担
うことになり、中間処理場が不要となり、当該中間処理
場の設置費や処理コストが不要になる。
ることで、従来必要であった中間処理場でのペットボト
ルの圧縮・梱包処理を本発明のペットボトル回収車が担
うことになり、中間処理場が不要となり、当該中間処理
場の設置費や処理コストが不要になる。
【0050】図7乃至図9は、本発明に係るペットボト
ル回収車の他の実施の態様を示している。
ル回収車の他の実施の態様を示している。
【0051】このペットボトル回収車は、圧縮装置3の
投入部に前述したペットボトル回収車のホッパよりも大
きいホッパ2を配置し、荷台C1の後方に配置した搬送
装置としての搬送コンベア8を介してペットボトルをホ
ッパ2に投入するように構成したものである。
投入部に前述したペットボトル回収車のホッパよりも大
きいホッパ2を配置し、荷台C1の後方に配置した搬送
装置としての搬送コンベア8を介してペットボトルをホ
ッパ2に投入するように構成したものである。
【0052】ホッパ2は、例えば、一箇所の回収場で回
収される複数のペットボトルが貯留可能な大きさのもの
が使用されている。
収される複数のペットボトルが貯留可能な大きさのもの
が使用されている。
【0053】搬送コンベア8の下端部にはペットボトル
を投入する投入部81が設けられ、投入部81に投入さ
れた複数のペットボトルが搬送コンベア8の搬送部82
で上方に搬送され、ホッパ2に投入される。
を投入する投入部81が設けられ、投入部81に投入さ
れた複数のペットボトルが搬送コンベア8の搬送部82
で上方に搬送され、ホッパ2に投入される。
【0054】なお、他の処理装置1等の構成については
前述したペットボトル回収車の構成と同様であり、同部
材に同符号を付して説明は省略する。
前述したペットボトル回収車の構成と同様であり、同部
材に同符号を付して説明は省略する。
【0055】よって、各回収場では作業者がペットボト
ルを搬送コンベア8の投入部81に投入することによっ
て、ペットボトルは搬送コンベア8の搬送部82により
ホッパ2に投入され、このホッパ2から順次圧縮装置3
に供給して前述したような圧縮処理を行った後に梱包処
理を行う。これにより、次の回収場に移動する際にペッ
トボトルを処理することができ、効率よく回収作業を行
うことができる。
ルを搬送コンベア8の投入部81に投入することによっ
て、ペットボトルは搬送コンベア8の搬送部82により
ホッパ2に投入され、このホッパ2から順次圧縮装置3
に供給して前述したような圧縮処理を行った後に梱包処
理を行う。これにより、次の回収場に移動する際にペッ
トボトルを処理することができ、効率よく回収作業を行
うことができる。
【0056】なお、本実施の形態では、処理装置1を車
輌のエンジンを駆動源として利用したものについて説明
したが、駆動源は、独立のエンジンやバッテリを電源と
する電動モータを使用してもよい。
輌のエンジンを駆動源として利用したものについて説明
したが、駆動源は、独立のエンジンやバッテリを電源と
する電動モータを使用してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1記
載のペットボトル回収車によれば、車輌の荷台上にペッ
トボトルを圧縮梱包処理する処理装置を搭載したこと
で、ペットボトルを処理装置により圧縮梱包処理した状
態で回収することができ、これにより従来必要であった
中間処理場でのペットボトルの圧縮・梱包処理が不要と
なり、当該中間処理場の設置費、処理コスト、輸送コス
トを大幅に削減することができる。
載のペットボトル回収車によれば、車輌の荷台上にペッ
トボトルを圧縮梱包処理する処理装置を搭載したこと
で、ペットボトルを処理装置により圧縮梱包処理した状
態で回収することができ、これにより従来必要であった
中間処理場でのペットボトルの圧縮・梱包処理が不要と
なり、当該中間処理場の設置費、処理コスト、輸送コス
トを大幅に削減することができる。
【0058】本発明の請求項2記載のペットボトル回収
車によれば、ホッパが少なくとも一の回収場から回収さ
れる複数のペットボトルが貯留できる大きさに形成され
るとともに、荷台上に上記ホッパにペットボトルを投入
する搬送装置を設けたことで、ペットボトルを搬送装置
によりホッパに搬送して貯留し、このホッパから圧縮装
置に供給して圧縮処理を行った後に梱包処理を行うこと
ができる。これにより、次の回収場に移動する際にペッ
トボトルを処理することが可能になり効率の良い回収作
業を行うことができる。
車によれば、ホッパが少なくとも一の回収場から回収さ
れる複数のペットボトルが貯留できる大きさに形成され
るとともに、荷台上に上記ホッパにペットボトルを投入
する搬送装置を設けたことで、ペットボトルを搬送装置
によりホッパに搬送して貯留し、このホッパから圧縮装
置に供給して圧縮処理を行った後に梱包処理を行うこと
ができる。これにより、次の回収場に移動する際にペッ
トボトルを処理することが可能になり効率の良い回収作
業を行うことができる。
【0059】本発明の請求項3記載のペットボトル回収
車によれば、処理装置を車輌の駆動源を利用して作動さ
せることで、簡単な構成で回収コストをさらに削減する
ことができる。
車によれば、処理装置を車輌の駆動源を利用して作動さ
せることで、簡単な構成で回収コストをさらに削減する
ことができる。
【0060】本発明の請求項4記載のペットボトル回収
車によれば、処理装置を作動するときにのみ車輌の駆動
源のエンジン回転数をアップするように構成したこと
で、回収作業時における不要な騒音を抑制して低騒音化
を図ることができるとともに、省エネを図ることができ
る。
車によれば、処理装置を作動するときにのみ車輌の駆動
源のエンジン回転数をアップするように構成したこと
で、回収作業時における不要な騒音を抑制して低騒音化
を図ることができるとともに、省エネを図ることができ
る。
【0061】本発明の請求項5記載のペットボトル回収
車によれば、荷台上に処理装置により処理されたペット
ボトルを保管する保管手段を設けたことで、処理済のペ
ットボトルを大量に保管することができ、回収効率の向
上を図ることができる。
車によれば、荷台上に処理装置により処理されたペット
ボトルを保管する保管手段を設けたことで、処理済のペ
ットボトルを大量に保管することができ、回収効率の向
上を図ることができる。
【0062】本発明の請求項6記載のペットボトル回収
方法によれば、ペットボトルをペットボトル回収車に回
収し、この回収したペットボトルを当該ペットボトル回
収車に搭載した処理装置により圧縮して梱包し、この状
態で最終処理場に移送することにより、従来必要であっ
た中間処理場でのペットボトルの圧縮・梱包処理が不要
となり、回収ルートを大幅に改善でき、中間処理場の設
置費、処理コスト、輸送コストを大幅に削減することが
できる。
方法によれば、ペットボトルをペットボトル回収車に回
収し、この回収したペットボトルを当該ペットボトル回
収車に搭載した処理装置により圧縮して梱包し、この状
態で最終処理場に移送することにより、従来必要であっ
た中間処理場でのペットボトルの圧縮・梱包処理が不要
となり、回収ルートを大幅に改善でき、中間処理場の設
置費、処理コスト、輸送コストを大幅に削減することが
できる。
【図1】ペットボトル回収車の構成を示す側面図であ
る。
る。
【図2】ペットボトル回収車の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図3】ペットボトル回収車の構成を示す背面図であ
る。
る。
【図4】処理装置の構成を示す一部断面の側面図であ
る。
る。
【図5】ペットボトルの回収処理を説明するフローチャ
ート図である。
ート図である。
【図6】処理装置によるペットボトルの処理動作を行う
際におけるエンジンの駆動と処理装置の作動との関係を
説明するフローチャート図である。
際におけるエンジンの駆動と処理装置の作動との関係を
説明するフローチャート図である。
【図7】ペットボトル回収車の他の構成を示す側面図で
ある。
ある。
【図8】ペットボトル回収車の他の構成を示す平面図で
ある。
ある。
【図9】ペットボトル回収車の他の構成を示す背面図で
ある。
ある。
1 処理装置 2 ホッパ 3 圧縮装置(圧縮手段) 4 梱包装置(梱包手段) 6 棚(保管手段) 8 搬送コンベア(搬送装置)
Claims (6)
- 【請求項1】 ペットボトルを回収するペットボトル回
収車であって、 車輌の荷台上には、ペットボトルを圧縮梱包処理する処
理装置が搭載され、該処理装置は、ペットボトルを投入
するホッパと、該ホッパから供給されるペットボトルを
圧縮する圧縮手段と、この圧縮手段で圧縮されたペット
ボトルを梱包する梱包手段とを備えたことを特徴とする
ペットボトル回収車。 - 【請求項2】 前記ホッパは、少なくとも一の回収場か
ら回収される複数のペットボトルが貯留できる大きさに
形成され、前記荷台上には、上記ホッパにペットボトル
を投入する搬送装置が設けられた請求項1記載のペット
ボトル回収車。 - 【請求項3】 前記処理装置は、車輌の駆動源を利用し
て作動される請求項1又は2記載のペットボトル回収
車。 - 【請求項4】 前記処理装置を作動するときにのみ車輌
の駆動源のエンジン回転数をアップするように構成され
た請求項3記載のペットボトル回収車。 - 【請求項5】 前記荷台上には、前記処理装置により処
理されたペットボトルを保管する保管手段が設けられた
請求項1、2、3又は4記載のペットボトル回収車。 - 【請求項6】 ペットボトルをペットボトル回収車に回
収し、この回収したペットボトルを当該ペットボトル回
収車に搭載した処理装置により圧縮して梱包し、この状
態で最終処理場に移送することを特徴とするペットボト
ル回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9690497A JPH10291603A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | ペットボトル回収車及びペットボトル回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9690497A JPH10291603A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | ペットボトル回収車及びペットボトル回収方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10291603A true JPH10291603A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14177367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9690497A Pending JPH10291603A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | ペットボトル回収車及びペットボトル回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10291603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7909278B2 (en) | 2007-09-07 | 2011-03-22 | Susumu Yamada | Auto vehicle capable of processing waste matter |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP9690497A patent/JPH10291603A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7909278B2 (en) | 2007-09-07 | 2011-03-22 | Susumu Yamada | Auto vehicle capable of processing waste matter |
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