JPH10290120A - Fm復調器、画像表示デバイスおよびfm音声搬送波を検出する方法 - Google Patents
Fm復調器、画像表示デバイスおよびfm音声搬送波を検出する方法Info
- Publication number
- JPH10290120A JPH10290120A JP10046915A JP4691598A JPH10290120A JP H10290120 A JPH10290120 A JP H10290120A JP 10046915 A JP10046915 A JP 10046915A JP 4691598 A JP4691598 A JP 4691598A JP H10290120 A JPH10290120 A JP H10290120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- demodulator
- locked loop
- phase locked
- nominal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 53
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims abstract description 15
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 47
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 23
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 abstract description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 201000000251 Locked-in syndrome Diseases 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000009897 systematic effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/02—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal
- H03D3/24—Modifications of demodulators to reject or remove amplitude variations by means of locked-in oscillator circuits
- H03D3/241—Modifications of demodulators to reject or remove amplitude variations by means of locked-in oscillator circuits the oscillator being part of a phase locked loop
- H03D3/244—Modifications of demodulators to reject or remove amplitude variations by means of locked-in oscillator circuits the oscillator being part of a phase locked loop combined with means for obtaining automatic gain control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/587—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal sub-sampling or interpolation, e.g. decimation or subsequent interpolation of pictures in a video sequence
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/59—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving spatial sub-sampling or interpolation, e.g. alteration of picture size or resolution
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S331/00—Oscillators
- Y10S331/02—Phase locked loop having lock indicating or detecting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】セラミックフィルタのないFM復調器を、集積
化可能で、FM音声搬送波を検出するために使用され得
る簡単な回路で提供する。 【解決手段】FM復調器においては、中間周波数に変換
された音声信号を受信する制御可能な増幅器1は、振幅
制御回路4によって調整される利得を有し、その出力信
号は振幅制御回路とその出力端子からロックイン状態の
復調された音声信号を供給する位相ロックループに供給
され、位相ロックループは、周波数f=0において極を
有する少なくとも2次のフィルタ8,9,10を含むル
ープフィルタ7と位相ロックループが予め定められ得る
公称の復調周波数範囲を離れるとき、その動作周波数を
予め定められた周波数範囲にフィードバックするリミッ
ト検出回路13とを含み、振幅制御回路は、位相ロック
ループの電圧制御発振器14の出力信号の周波数に依存
して制御可能な増幅器1の出力信号が公称の振幅を有す
るように制御する。
化可能で、FM音声搬送波を検出するために使用され得
る簡単な回路で提供する。 【解決手段】FM復調器においては、中間周波数に変換
された音声信号を受信する制御可能な増幅器1は、振幅
制御回路4によって調整される利得を有し、その出力信
号は振幅制御回路とその出力端子からロックイン状態の
復調された音声信号を供給する位相ロックループに供給
され、位相ロックループは、周波数f=0において極を
有する少なくとも2次のフィルタ8,9,10を含むル
ープフィルタ7と位相ロックループが予め定められ得る
公称の復調周波数範囲を離れるとき、その動作周波数を
予め定められた周波数範囲にフィードバックするリミッ
ト検出回路13とを含み、振幅制御回路は、位相ロック
ループの電圧制御発振器14の出力信号の周波数に依存
して制御可能な増幅器1の出力信号が公称の振幅を有す
るように制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相ロックループ
を含み、映像信号、好ましくはIF映像信号のFM音声
信号を復調するためのFM復調器に関する。本発明はま
た、そのようなFM復調器によってFM音声搬送波を検
出する方法に関する。
を含み、映像信号、好ましくはIF映像信号のFM音声
信号を復調するためのFM復調器に関する。本発明はま
た、そのようなFM復調器によってFM音声搬送波を検
出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号は一般に周波数変調されている
音声信号を含んでいる。しかしながら、異なったテレビ
ジョン標準において、映像搬送波の搬送波周波数と音声
搬送波の搬送波周波数との間の周波数ギャップは異なっ
ている。そのような信号のためのFM音声復調器はそれ
故、FM音声搬送波のための異なった周波数にチューン
されなければならない。また、映像信号が既に中間周波
数の範囲に変換されたとき、同じことが音声信号の復調
に適用する。
音声信号を含んでいる。しかしながら、異なったテレビ
ジョン標準において、映像搬送波の搬送波周波数と音声
搬送波の搬送波周波数との間の周波数ギャップは異なっ
ている。そのような信号のためのFM音声復調器はそれ
故、FM音声搬送波のための異なった周波数にチューン
されなければならない。また、映像信号が既に中間周波
数の範囲に変換されたとき、同じことが音声信号の復調
に適用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】映像信号のFM音声信
号のための既知のFM復調器は、PLLに先行している
リミッタ増幅器とともに動作する。しかしながら、回路
配置の入力端子におけるリミッタに従って、全体にわた
る配置は選択性を有していない。セラミックフィルタが
FM音声搬送波をフィルタリングするために必要とされ
る。これらのセラミックフィルタは比較的高い数の技術
部品を必要とし、そして集積回路に実現され得ない。さ
らに、各あり得るFM音声搬送波周波数はそれ自体のセ
ラミックフィルタを必要とする。そのような回路配置
は、たとえば、フィリップスのICTDA9820プラ
ス外部回路から既知である。
号のための既知のFM復調器は、PLLに先行している
リミッタ増幅器とともに動作する。しかしながら、回路
配置の入力端子におけるリミッタに従って、全体にわた
る配置は選択性を有していない。セラミックフィルタが
FM音声搬送波をフィルタリングするために必要とされ
る。これらのセラミックフィルタは比較的高い数の技術
部品を必要とし、そして集積回路に実現され得ない。さ
らに、各あり得るFM音声搬送波周波数はそれ自体のセ
ラミックフィルタを必要とする。そのような回路配置
は、たとえば、フィリップスのICTDA9820プラ
ス外部回路から既知である。
【0004】本発明の目的は、セラミックフィルタのな
いFM復調器を、集積化可能でそしてFM音声搬送波を
検出するために使用され得るかなり簡単な回路で提供す
ることにある。
いFM復調器を、集積化可能でそしてFM音声搬送波を
検出するために使用され得るかなり簡単な回路で提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、中間周波数に変換された音声信号を受信する制御
可能な増幅器が具えられ、上記増幅器は、振幅制御回路
によって調整される利得を有し、そしてその出力信号は
振幅制御回路とその出力端子からロックイン状態の復調
された音声信号を供給する位相ロックループとに供給さ
れ、上記位相ロックループは、周波数f=0において極
を有する少なくとも2次のフィルタを含んでいるループ
フィルタと上記位相ロックループが予め定められ得る公
称の復調周波数の周りのこの周波数範囲を離れるとき位
相ロックループの動作周波数を予め定められた周波数範
囲にフィードバックするリミット検出回路とを含んでい
て、振幅制御回路は、位相ロックループにおける電圧制
御発振器の出力信号の周波数に依存したその出力信号に
依存して制御可能な増幅器をその制御可能な増幅器の出
力信号が公称の振幅を有するように制御することにおい
て解決される。
的は、中間周波数に変換された音声信号を受信する制御
可能な増幅器が具えられ、上記増幅器は、振幅制御回路
によって調整される利得を有し、そしてその出力信号は
振幅制御回路とその出力端子からロックイン状態の復調
された音声信号を供給する位相ロックループとに供給さ
れ、上記位相ロックループは、周波数f=0において極
を有する少なくとも2次のフィルタを含んでいるループ
フィルタと上記位相ロックループが予め定められ得る公
称の復調周波数の周りのこの周波数範囲を離れるとき位
相ロックループの動作周波数を予め定められた周波数範
囲にフィードバックするリミット検出回路とを含んでい
て、振幅制御回路は、位相ロックループにおける電圧制
御発振器の出力信号の周波数に依存したその出力信号に
依存して制御可能な増幅器をその制御可能な増幅器の出
力信号が公称の振幅を有するように制御することにおい
て解決される。
【0006】本発明による回路配置は、その出力信号が
公称の振幅を有するように振幅制御回路によって制御さ
れる制御可能な増幅器を含んでいる。この場合において
は、利得制御のみが、制御可能な増幅器に供給される信
号の制限よりもむしろ関係している。制御可能な増幅器
は、少なくとも2次のフィルタを具えているループフィ
ルタを含む位相ロックループに先行する。このフィルタ
(2次のフィルタ)はゼロ周波数において極を有し、こ
うして理論的に無限に高い直流利得を有している。
公称の振幅を有するように振幅制御回路によって制御さ
れる制御可能な増幅器を含んでいる。この場合において
は、利得制御のみが、制御可能な増幅器に供給される信
号の制限よりもむしろ関係している。制御可能な増幅器
は、少なくとも2次のフィルタを具えているループフィ
ルタを含む位相ロックループに先行する。このフィルタ
(2次のフィルタ)はゼロ周波数において極を有し、こ
うして理論的に無限に高い直流利得を有している。
【0007】従来技術と対照的に、この位相ロックルー
プはリニアに動作するそれ自体の選択性を有している。
位相ロックループの帯域幅は、制御可能な増幅器と振幅
制御回路とによって希望した値に制御される入力信号の
振幅に依存している。従来技術の回路配置と対照的に、
PLLは、所定のFM音声搬送波を所定の周波数におい
てフィルタリングし、そしてこの搬送波にロックインす
ることができ、すなわち、位相ロックループの周波数は
この搬送波の周波数に同期される。
プはリニアに動作するそれ自体の選択性を有している。
位相ロックループの帯域幅は、制御可能な増幅器と振幅
制御回路とによって希望した値に制御される入力信号の
振幅に依存している。従来技術の回路配置と対照的に、
PLLは、所定のFM音声搬送波を所定の周波数におい
てフィルタリングし、そしてこの搬送波にロックインす
ることができ、すなわち、位相ロックループの周波数は
この搬送波の周波数に同期される。
【0008】映像信号と、そのFM音声搬送波が復調さ
れるFM音声搬送波とを有するどのテレビジョン標準が
受信されるかは必ずしも分からないから、位相ロックル
ープの動作周波数すなわち位相ロックループがロックイ
ンされる周波数が調整されたFM音声搬送波周波数の周
りの予め定められ得る周波数範囲すなわち公称の復調周
波数を離れるとき、信号を送る付加的なリミット検出回
路が具えられている。これは、調整された公称の復調周
波数のFM音声搬送波が実際に存在しないことを検出す
る可能性を提供する。これは可能であり、その理由は、
この搬送波が実際にリミット検出回路において調整され
た公称の復調周波数を有し、そして位相ロックループの
動作周波数がこの公称の復調周波数の周りの周波数範囲
を離れない場合には、PLLはFM音声搬送波にロック
インするからである。位相ロックループの動作周波数は
予め定められた公称の復調周波数のそのような音声搬送
波が存在しないときにのみ、予め定められた周波数範囲
から“ドリフト”して離れていく。これは、その信号が
系統的なFM音声搬送波検出のために使用され得るリミ
ット検出回路によって検出される。
れるFM音声搬送波とを有するどのテレビジョン標準が
受信されるかは必ずしも分からないから、位相ロックル
ープの動作周波数すなわち位相ロックループがロックイ
ンされる周波数が調整されたFM音声搬送波周波数の周
りの予め定められ得る周波数範囲すなわち公称の復調周
波数を離れるとき、信号を送る付加的なリミット検出回
路が具えられている。これは、調整された公称の復調周
波数のFM音声搬送波が実際に存在しないことを検出す
る可能性を提供する。これは可能であり、その理由は、
この搬送波が実際にリミット検出回路において調整され
た公称の復調周波数を有し、そして位相ロックループの
動作周波数がこの公称の復調周波数の周りの周波数範囲
を離れない場合には、PLLはFM音声搬送波にロック
インするからである。位相ロックループの動作周波数は
予め定められた公称の復調周波数のそのような音声搬送
波が存在しないときにのみ、予め定められた周波数範囲
から“ドリフト”して離れていく。これは、その信号が
系統的なFM音声搬送波検出のために使用され得るリミ
ット検出回路によって検出される。
【0009】本発明の実施の形態に従えば、異なった記
号と異なった値の電流をループフィルタに供給すること
ができる2個の電流源が具えられ、と同時に、位相ロッ
クループの動作周波数が公称の復調周波数の周りの周波
数範囲を離れる場合には、リミット検出回路が、位相ロ
ックループの動作周波数が公称の復調周波数の周りの予
め定められた周波数範囲に再びフィードバックされるよ
うに電流源を制御する。
号と異なった値の電流をループフィルタに供給すること
ができる2個の電流源が具えられ、と同時に、位相ロッ
クループの動作周波数が公称の復調周波数の周りの周波
数範囲を離れる場合には、リミット検出回路が、位相ロ
ックループの動作周波数が公称の復調周波数の周りの予
め定められた周波数範囲に再びフィードバックされるよ
うに電流源を制御する。
【0010】混信が関係している限り、本発明による回
路の信頼性を高めるために、予め定められた周波数範囲
のリミットを一度超えたとき評価を行うことは有用でな
く、予め定められた周波数範囲内に位相ロックループの
動作周波数を維持しようと試みることが有用である。こ
の目的のために、公称の復調周波数の周りの周波数範囲
のリミットが離れる場合においては、位相ロックループ
中に配置された電圧制御発振器が予め定められた周波数
範囲内にある周波数範囲で再び動作するループフィルタ
のフィルタに、電流源によって、リミット検出回路がそ
のような電流パルスを供給することが有利である。位相
ロックループはそのとき、この周波数範囲に再び準強性
的にフィードバックされる。このプロセスは数回繰り返
される。もし、位相ロックループの動作周波数が数回の
フィードバックの後でさえも予め定められた周波数範囲
に帰着しないならば、予め定められた周波数範囲内にF
M音声搬送波がないことが大きな確かさをもって仮定さ
れる。
路の信頼性を高めるために、予め定められた周波数範囲
のリミットを一度超えたとき評価を行うことは有用でな
く、予め定められた周波数範囲内に位相ロックループの
動作周波数を維持しようと試みることが有用である。こ
の目的のために、公称の復調周波数の周りの周波数範囲
のリミットが離れる場合においては、位相ロックループ
中に配置された電圧制御発振器が予め定められた周波数
範囲内にある周波数範囲で再び動作するループフィルタ
のフィルタに、電流源によって、リミット検出回路がそ
のような電流パルスを供給することが有利である。位相
ロックループはそのとき、この周波数範囲に再び準強性
的にフィードバックされる。このプロセスは数回繰り返
される。もし、位相ロックループの動作周波数が数回の
フィードバックの後でさえも予め定められた周波数範囲
に帰着しないならば、予め定められた周波数範囲内にF
M音声搬送波がないことが大きな確かさをもって仮定さ
れる。
【0011】本発明の別の実施の形態に従えば、リミッ
ト検出回路は、測定サイクルのスタートにおいて公称の
復調周波数に依存した初期値にセットされ、測定サイク
ル中には位相ロックループの信号に依存してカウントを
続ける調整可能なカウンタと、測定サイクルの後におい
てカウンタが到達したカウントに依存して電流源を制御
する評価ロジックとを含んでいる。
ト検出回路は、測定サイクルのスタートにおいて公称の
復調周波数に依存した初期値にセットされ、測定サイク
ル中には位相ロックループの信号に依存してカウントを
続ける調整可能なカウンタと、測定サイクルの後におい
てカウンタが到達したカウントに依存して電流源を制御
する評価ロジックとを含んでいる。
【0012】位相ロックループの発振器の動作周波数
は、こうしてカウンタによって簡単に検出される。測定
サイクルのスタートにおいて、カウンタは公称の復調周
波数に依存している規定された初期値にセットされる。
測定サイクル中には、カウンタは位相ロックループ中の
発振器からの信号に依存してカウントを続ける。規定さ
れた長さを有する測定サイクルの終りにおいては、評価
ロジックがそのとき到達されたカウントを評価する。こ
のカウントは、位相ロックループ中の電圧制御発振器の
発振周波数が公称の復調周波数から偏移している程度の
直接測定である。最初のカウントは公称の復調周波数に
依存して選択されているから、この公称の復調周波数が
実際に存在しているとき、カウンタは測定サイクルの終
りにおいて所定の公称のカウントに達する。もし、位相
ロックループの動作周波数が実際により高いならばこの
公称のカウントを超え、もしそれがより低いならば値は
このカウント以下に落ちる。位相ロックループの動作周
波数についての結論はこの偏移から直接に引き出され得
る。
は、こうしてカウンタによって簡単に検出される。測定
サイクルのスタートにおいて、カウンタは公称の復調周
波数に依存している規定された初期値にセットされる。
測定サイクル中には、カウンタは位相ロックループ中の
発振器からの信号に依存してカウントを続ける。規定さ
れた長さを有する測定サイクルの終りにおいては、評価
ロジックがそのとき到達されたカウントを評価する。こ
のカウントは、位相ロックループ中の電圧制御発振器の
発振周波数が公称の復調周波数から偏移している程度の
直接測定である。最初のカウントは公称の復調周波数に
依存して選択されているから、この公称の復調周波数が
実際に存在しているとき、カウンタは測定サイクルの終
りにおいて所定の公称のカウントに達する。もし、位相
ロックループの動作周波数が実際により高いならばこの
公称のカウントを超え、もしそれがより低いならば値は
このカウント以下に落ちる。位相ロックループの動作周
波数についての結論はこの偏移から直接に引き出され得
る。
【0013】位相ロックループの動作周波の極めて簡単
な検出はこの方法において可能である。
な検出はこの方法において可能である。
【0014】本発明の別の実施の形態においては、ルー
プフィルタに正の電流パルスを供給する電流源が、測定
サイクルが終わった後にカウントが予め定められた下限
値以下に落ちる場合に、予め定められた時間中評価ロジ
ックによって活性化され、そして、ループフィルタに負
の電流パルスを供給する電流源が、測定サイクルが終わ
った後にカウントが予め定められた上限値を超える場合
に、予め定められた時間中評価ロジックによって活性化
される。
プフィルタに正の電流パルスを供給する電流源が、測定
サイクルが終わった後にカウントが予め定められた下限
値以下に落ちる場合に、予め定められた時間中評価ロジ
ックによって活性化され、そして、ループフィルタに負
の電流パルスを供給する電流源が、測定サイクルが終わ
った後にカウントが予め定められた上限値を超える場合
に、予め定められた時間中評価ロジックによって活性化
される。
【0015】上記に説明したように、測定サイクルの終
了後のカウントは、位相ロックループの動作周波数が公
称の復調周波数から偏移している程度を示しているか
ら、カウントは、位相ロックループの動作周波数を公称
の復調周波数の周りの予め定められた周波数範囲に再び
フィードバックさせるために使用され得る。
了後のカウントは、位相ロックループの動作周波数が公
称の復調周波数から偏移している程度を示しているか
ら、カウントは、位相ロックループの動作周波数を公称
の復調周波数の周りの予め定められた周波数範囲に再び
フィードバックさせるために使用され得る。
【0016】これは上述した電流源によって達成され、
そして電流源は、公称の復調周波数からの動作周波数の
偏移の記号に依存してループフィルタに正かまたは負か
の電流パルスを供給し、その結果、位相ロックループの
動作周波数は予め定められた周波数範囲に直接フィード
バックされる。
そして電流源は、公称の復調周波数からの動作周波数の
偏移の記号に依存してループフィルタに正かまたは負か
の電流パルスを供給し、その結果、位相ロックループの
動作周波数は予め定められた周波数範囲に直接フィード
バックされる。
【0017】これは、公称の復調周波数が検出されるか
どうかが幾つかの測定サイクルを介して見い出されるべ
きとき有益である。以前に既に説明したように、この繰
り返される制御は、FM音声搬送波がプリセレクトされ
た公称の復調周波数においてまたはその近傍に実際に存
在しているときには必要でなく、その理由は、そのと
き、位相ロックループはこの搬送波にロックインし、そ
して公称の復調周波数の周りの予め定められた周波数範
囲を離れないからである。
どうかが幾つかの測定サイクルを介して見い出されるべ
きとき有益である。以前に既に説明したように、この繰
り返される制御は、FM音声搬送波がプリセレクトされ
た公称の復調周波数においてまたはその近傍に実際に存
在しているときには必要でなく、その理由は、そのと
き、位相ロックループはこの搬送波にロックインし、そ
して公称の復調周波数の周りの予め定められた周波数範
囲を離れないからである。
【0018】本発明によれば、本発明によるFM復調器
を用いてFM音声搬送波を有する映像信号、好ましくは
IF映像信号における異なったFM搬送波周波数のFM
音声搬送波を検出する方法は、公称の復調周波数におけ
るFM音声搬送波が、リミット検出回路が位相ロックル
ープの動作周波数が公称の復調周波数の周りの予め定め
られた周波数範囲を離れないことを検出した場合に検出
され、そして、検出プロセスが繰り返される別の公称の
復調周波数が、リミット検出回路が位相ロックループの
動作周波数が公称の復調周波数の周りの予め定められた
周波数範囲を離れることを検出した場合に選択されるよ
うに公称の復調周波数におけるFM音声搬送波を検出す
るためにFM復調器が制御されることを特徴としてい
る。
を用いてFM音声搬送波を有する映像信号、好ましくは
IF映像信号における異なったFM搬送波周波数のFM
音声搬送波を検出する方法は、公称の復調周波数におけ
るFM音声搬送波が、リミット検出回路が位相ロックル
ープの動作周波数が公称の復調周波数の周りの予め定め
られた周波数範囲を離れないことを検出した場合に検出
され、そして、検出プロセスが繰り返される別の公称の
復調周波数が、リミット検出回路が位相ロックループの
動作周波数が公称の復調周波数の周りの予め定められた
周波数範囲を離れることを検出した場合に選択されるよ
うに公称の復調周波数におけるFM音声搬送波を検出す
るためにFM復調器が制御されることを特徴としてい
る。
【0019】この方法においては、リミット検出回路
が、位相ロックループが公称の復調周波数の周りの予め
定められた周波数範囲を離れる状況を検出するかどうか
が評価される。上記に説明したように、本発明によるF
M復調器とそのリミット検出回路は直接にこの状況を信
号化している信号を提供することができる。FM音声搬
送波を検出する本発明方法のために、これは、本発明に
よるFM復調器とそのリミット検出回路がFM音声搬送
波が疑われる公称の復調周波数に最初に調整されること
を意味している。FM復調器のリミット検出回路は次
に、FM復調器の位相ロックループがこの公称の復調周
波数の周りの予め定められた周波数範囲中のそのような
音声搬送波にロックインするかどうかを検出する。FM
音声搬送波の実際の存在はそのときこの信号から推論さ
れる。
が、位相ロックループが公称の復調周波数の周りの予め
定められた周波数範囲を離れる状況を検出するかどうか
が評価される。上記に説明したように、本発明によるF
M復調器とそのリミット検出回路は直接にこの状況を信
号化している信号を提供することができる。FM音声搬
送波を検出する本発明方法のために、これは、本発明に
よるFM復調器とそのリミット検出回路がFM音声搬送
波が疑われる公称の復調周波数に最初に調整されること
を意味している。FM復調器のリミット検出回路は次
に、FM復調器の位相ロックループがこの公称の復調周
波数の周りの予め定められた周波数範囲中のそのような
音声搬送波にロックインするかどうかを検出する。FM
音声搬送波の実際の存在はそのときこの信号から推論さ
れる。
【0020】もし、FM音声搬送波が公称の復調周波数
において検出されるならば、調整された公称の復調周波
数は変えられず、そしてFM復調器は別の処理のための
復調された音声信号をその出力端子から供給する。しか
しながら、そのような音声信号が検出されないとき、F
M復調器は、FM音声搬送波が疑われる別の公称の復調
周波数に調整される。このプロセスはFM音声搬送波が
検出されるまで繰り返される。
において検出されるならば、調整された公称の復調周波
数は変えられず、そしてFM復調器は別の処理のための
復調された音声信号をその出力端子から供給する。しか
しながら、そのような音声信号が検出されないとき、F
M復調器は、FM音声搬送波が疑われる別の公称の復調
周波数に調整される。このプロセスはFM音声搬送波が
検出されるまで繰り返される。
【0021】この方法に従ったFM復調器の制御は、受
信された映像信号のテレビジョン標準の簡単な検出を許
す。事実、テレビジョン標準はFM音声搬送波周波数か
ら直接に推論され、その理由は、異なったテレビジョン
標準に対しては異なったFM音声搬送波周波数があるか
らである。
信された映像信号のテレビジョン標準の簡単な検出を許
す。事実、テレビジョン標準はFM音声搬送波周波数か
ら直接に推論され、その理由は、異なったテレビジョン
標準に対しては異なったFM音声搬送波周波数があるか
らである。
【0022】本発明の別の実施の形態に従えば、予め定
められた数、好ましくは10の測定サイクルは、その結
果が評価されている明確な検出の測定サイクルが行われ
る前に結果の評価なしに行われる。
められた数、好ましくは10の測定サイクルは、その結
果が評価されている明確な検出の測定サイクルが行われ
る前に結果の評価なしに行われる。
【0023】検出の信頼度は、10の測定サイクルがこ
の方法で行われるとき高められる。たとえば、位相ロッ
クループの偶然の障害はそれが公称の復調周波数の周り
の予め定められた周波数範囲を離れるという結果を有し
ないことがこうして確かめられる。
の方法で行われるとき高められる。たとえば、位相ロッ
クループの偶然の障害はそれが公称の復調周波数の周り
の予め定められた周波数範囲を離れるという結果を有し
ないことがこうして確かめられる。
【0024】本発明による方法の別の実施の形態に従え
ば、音声搬送波は、測定サイクルが音声搬送波の検出に
帰着し、そして制御可能な増幅器の入力信号の振幅が公
称の振幅範囲にあるときのみ検出される。
ば、音声搬送波は、測定サイクルが音声搬送波の検出に
帰着し、そして制御可能な増幅器の入力信号の振幅が公
称の振幅範囲にあるときのみ検出される。
【0025】検出の信頼性は、制御可能な増幅器の入力
信号、そしてこの故に制御可能な増幅器の調整された利
得ファクタの振幅を評価することによって高められ、そ
の理由は、FM音声搬送波が制御可能な増幅器の入力端
子において有するべき振幅は既知であるからである。も
し、この振幅の信号が利用されないならば、それからF
M音声搬送波が公称の復調周波数において実際に存在し
ないことが結論づけられる。上述した方法でのFM復調
器の信号の評価と増幅器の調整された利得の組合わせが
検出の信頼性を高める。
信号、そしてこの故に制御可能な増幅器の調整された利
得ファクタの振幅を評価することによって高められ、そ
の理由は、FM音声搬送波が制御可能な増幅器の入力端
子において有するべき振幅は既知であるからである。も
し、この振幅の信号が利用されないならば、それからF
M音声搬送波が公称の復調周波数において実際に存在し
ないことが結論づけられる。上述した方法でのFM復調
器の信号の評価と増幅器の調整された利得の組合わせが
検出の信頼性を高める。
【0026】本発明のこれらおよび他の要旨は、以下に
記述される実施の形態から明らかにされ、そして実施の
形態を参照して明瞭にされよう。
記述される実施の形態から明らかにされ、そして実施の
形態を参照して明瞭にされよう。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照し、発明の
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1に
おけるブロック図は本発明によるFM復調器を示してい
て、その入力端子は図中IFによって示されている中間
周波映像信号を受信する。この信号はまたFM音声信号
を含んでいる。FM復調器は、この信号をフィルタしそ
して復調することの両方を行うべきである。
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1に
おけるブロック図は本発明によるFM復調器を示してい
て、その入力端子は図中IFによって示されている中間
周波映像信号を受信する。この信号はまたFM音声信号
を含んでいる。FM復調器は、この信号をフィルタしそ
して復調することの両方を行うべきである。
【0028】FM音声搬送波を含んでいるIF映像信号
は、その出力信号が位相ロックループの第1のミキサ2
と振幅制御回路4の第2のミキサ3とに供給される制御
可能な増幅器1の入力端子に供給される。
は、その出力信号が位相ロックループの第1のミキサ2
と振幅制御回路4の第2のミキサ3とに供給される制御
可能な増幅器1の入力端子に供給される。
【0029】振幅制御回路4の第2のミキサ3は、ロー
パスフィルタ5とPI制御手段6に先行するPI制御手
段6の出力信号はまた振幅制御回路の出力信号を表して
いる。PI制御手段6はそこに供給された信号について
公称/実際の比較を行い、そしてその出力端子は、制御
可能な増幅器1の出力の振幅が予め定められた公称の値
を有するように利得が調整される制御可能な増幅器1に
調整信号を供給する。
パスフィルタ5とPI制御手段6に先行するPI制御手
段6の出力信号はまた振幅制御回路の出力信号を表して
いる。PI制御手段6はそこに供給された信号について
公称/実際の比較を行い、そしてその出力端子は、制御
可能な増幅器1の出力の振幅が予め定められた公称の値
を有するように利得が調整される制御可能な増幅器1に
調整信号を供給する。
【0030】FM復調器の位相ロックループにおいて、
第1のミキサ2は2次のフィルタを構成するループフィ
ルタ7に先行する。このフィルタはゼロ周波数において
極を有し、こうして無限に高いDC利得を有している。
2次のフィルタは、第1のミキサの出力端子から基準電
位に接続されている抵抗器8とコンデンサ9からなって
いる。それに並列に、第2のコンデンサ10がこの基準
電位に接続されている。このフィルタに、正の電流パル
スが第1の電流源11によって供給され、または、負の
電流パルスが第2の電流源12によって供給される。2
つの電流源11と12は、電流源11と12をそれぞれ
制御するための相当するスイッチング信号SI1またはS
I2を供給するリミット検出回路13によって制御され
る。
第1のミキサ2は2次のフィルタを構成するループフィ
ルタ7に先行する。このフィルタはゼロ周波数において
極を有し、こうして無限に高いDC利得を有している。
2次のフィルタは、第1のミキサの出力端子から基準電
位に接続されている抵抗器8とコンデンサ9からなって
いる。それに並列に、第2のコンデンサ10がこの基準
電位に接続されている。このフィルタに、正の電流パル
スが第1の電流源11によって供給され、または、負の
電流パルスが第2の電流源12によって供給される。2
つの電流源11と12は、電流源11と12をそれぞれ
制御するための相当するスイッチング信号SI1またはS
I2を供給するリミット検出回路13によって制御され
る。
【0031】位相ロックループ内で、ループフィルタ7
は電圧制御発振器14に先行する。この電圧制御発振器
の出力信号は除算器15を介して位相シフタ16に供給
され、そしてその位相シフタは、位相シフトのない信号
を振幅制御回路4の第2のミキサ3に、そして90°の
位相シフトを有する信号を位相ロックループの第1のミ
キサ2に供給する。
は電圧制御発振器14に先行する。この電圧制御発振器
の出力信号は除算器15を介して位相シフタ16に供給
され、そしてその位相シフタは、位相シフトのない信号
を振幅制御回路4の第2のミキサ3に、そして90°の
位相シフトを有する信号を位相ロックループの第1のミ
キサ2に供給する。
【0032】除算器15の出力信号はまたリミット検出
回路13にも供給される。
回路13にも供給される。
【0033】ループフィルタ7のあとで、FM復調器の
発振信号が供給され、そしてその出力が図においてAF
によって示される復調された音声信号を供給する増幅器
17によって増幅される。
発振信号が供給され、そしてその出力が図においてAF
によって示される復調された音声信号を供給する増幅器
17によって増幅される。
【0034】図1においてブロックのみの形状で示され
たリミット検出回路13が、さらに図2においてブロッ
ク図で示されている。
たリミット検出回路13が、さらに図2においてブロッ
ク図で示されている。
【0035】図2におけるリミット検出回路は、その入
力端子において図1における回路の除算器15から出力
信号を受信する。SVCO2として示されるこの信号は、図
2のリミット検出回路内の同期回路21に供給され、そ
して同期回路は、時間に関して正確に限定される窓信号
を保証するように、信号SVCO2を評価ロジック24から
の測定窓信号と同期をとる。この目的のために、Dフリ
ップフロップ(図示されない)が使用され、そしてそれ
は、測定窓がSVCO2信号の2つのパルス間で終了される
ことを防ぐ。
力端子において図1における回路の除算器15から出力
信号を受信する。SVCO2として示されるこの信号は、図
2のリミット検出回路内の同期回路21に供給され、そ
して同期回路は、時間に関して正確に限定される窓信号
を保証するように、信号SVCO2を評価ロジック24から
の測定窓信号と同期をとる。この目的のために、Dフリ
ップフロップ(図示されない)が使用され、そしてそれ
は、測定窓がSVCO2信号の2つのパルス間で終了される
ことを防ぐ。
【0036】同期回路21は、カウンタセッティングデ
バイス23によって規定されたカウントにセットされる
カウンタ22に先行する。カウンタセッティングデバイ
ス23とカウンタ22の両方は評価ロジックによって制
御される。カウンタ22は、カウントの評価を行いそし
て図1のFM復調器の電流源11と12に制御信号S I1
とSI2を供給するウインドウロジック27に先行する。
これらの信号は、図2のリミット検出回路内でまた評価
ロジック24に供給される。
バイス23によって規定されたカウントにセットされる
カウンタ22に先行する。カウンタセッティングデバイ
ス23とカウンタ22の両方は評価ロジックによって制
御される。カウンタ22は、カウントの評価を行いそし
て図1のFM復調器の電流源11と12に制御信号S I1
とSI2を供給するウインドウロジック27に先行する。
これらの信号は、図2のリミット検出回路内でまた評価
ロジック24に供給される。
【0037】評価ロジック24は、デバイダ26に先行
するクロック発生器25によって制御される。
するクロック発生器25によって制御される。
【0038】図1のFM復調器とこの復調器における図
2のリミット検出回路の動作は、以下に図3と4を参照
して説明されよう。
2のリミット検出回路の動作は、以下に図3と4を参照
して説明されよう。
【0039】図1のFM復調器は、制限が制御可能な増
幅器1内で行われていないから、リニアに動作する。こ
うして、それはそれ自体選択性を有し、そして所定の音
声搬送波をフィルタリングするためのどんなセラミック
フィルタをも必要としない。振幅制御回路によって、振
幅は制御可能な増幅器1の出力端子において予め定めら
れた公称の振幅に制御される。
幅器1内で行われていないから、リニアに動作する。こ
うして、それはそれ自体選択性を有し、そして所定の音
声搬送波をフィルタリングするためのどんなセラミック
フィルタをも必要としない。振幅制御回路によって、振
幅は制御可能な増幅器1の出力端子において予め定めら
れた公称の振幅に制御される。
【0040】ミキサ2、ループフィルタ7、制御可能な
発振器14、除算器15および位相シフタ16を含んで
いる位相ロックループは、この公称の復調周波数におい
て存在するFM音声搬送波が実際にあるとき、調整され
た公称の復調周波数に従って動作周波数にロックインす
る。そのとき、位相ロックループはこの動作周波数にお
いて動作する。
発振器14、除算器15および位相シフタ16を含んで
いる位相ロックループは、この公称の復調周波数におい
て存在するFM音声搬送波が実際にあるとき、調整され
た公称の復調周波数に従って動作周波数にロックインす
る。そのとき、位相ロックループはこの動作周波数にお
いて動作する。
【0041】しかしながら、もし、FM音声搬送波が公
称の復調周波数において存在しないならば、動作周波数
は、2次のフィルタのためループフィルタ7において生
じる無限に高いDC利得に従ってそのより高いまたはよ
り低い周波数リミットに移動する。これは、動作周波数
がより高いまたはより低いリミットの方向へ公称の復調
周波数の周りに予め定められた周波数範囲から離れてい
くことを意味している。これは、リミット検出回路13
によって検出される。
称の復調周波数において存在しないならば、動作周波数
は、2次のフィルタのためループフィルタ7において生
じる無限に高いDC利得に従ってそのより高いまたはよ
り低い周波数リミットに移動する。これは、動作周波数
がより高いまたはより低いリミットの方向へ公称の復調
周波数の周りに予め定められた周波数範囲から離れてい
くことを意味している。これは、リミット検出回路13
によって検出される。
【0042】図2に示されるリミット検出回路13はカ
ウンタ22を含んでいる。選択された公称の復調周波数
に依存して、このカウンタは、測定サイクルのスタート
において評価ロジック24とカウンタセッティングデバ
イス23とにより初期値にセットされる。この初期値の
高さは公称の復調周波数の高さに依存している。図2の
配置の評価ロジックは次に、カウンタ22がそこに供給
される信号SVCO2に依存して測定サイクル中にカウント
を続けるように測定サイクルを制御する。測定サイクル
の終りにおいて、そのとき到達したカウントが評価され
る。その高さは、図1に示されるFM復調器の位相ロッ
クループの動作周波数に依存している。
ウンタ22を含んでいる。選択された公称の復調周波数
に依存して、このカウンタは、測定サイクルのスタート
において評価ロジック24とカウンタセッティングデバ
イス23とにより初期値にセットされる。この初期値の
高さは公称の復調周波数の高さに依存している。図2の
配置の評価ロジックは次に、カウンタ22がそこに供給
される信号SVCO2に依存して測定サイクル中にカウント
を続けるように測定サイクルを制御する。測定サイクル
の終りにおいて、そのとき到達したカウントが評価され
る。その高さは、図1に示されるFM復調器の位相ロッ
クループの動作周波数に依存している。
【0043】FM音声搬送波が選択された公称の復調周
波数に実際に存在するとき、位相ロックループはこの周
波数にロックインする。相当する周波数は、信号SVCO2
によってこの信号に依存してカウントを続けるカウンタ
22に供給される。位相ロックループがロックインした
とき、カウンタ22のカウントは測定サイクルの終りに
おいて規定された最終値に達する。評価ロジック24は
そのとき、このカウントに達したこと、およびこうして
カウントの上限値を超えていないこととカウンタ22の
カウントが下限値以下に落ちていることを検出する。そ
れに従って、ウインドウロジック27は制御信号SI1ま
たはSI2を電流源に供給しない。回路は安定した状態で
動作し;位相ロックループは公称の復調周波数にロック
インし、そしてリミット検出による次の制御は必要とさ
れない。
波数に実際に存在するとき、位相ロックループはこの周
波数にロックインする。相当する周波数は、信号SVCO2
によってこの信号に依存してカウントを続けるカウンタ
22に供給される。位相ロックループがロックインした
とき、カウンタ22のカウントは測定サイクルの終りに
おいて規定された最終値に達する。評価ロジック24は
そのとき、このカウントに達したこと、およびこうして
カウントの上限値を超えていないこととカウンタ22の
カウントが下限値以下に落ちていることを検出する。そ
れに従って、ウインドウロジック27は制御信号SI1ま
たはSI2を電流源に供給しない。回路は安定した状態で
動作し;位相ロックループは公称の復調周波数にロック
インし、そしてリミット検出による次の制御は必要とさ
れない。
【0044】しかしながら、もし、公称の復調周波数に
おいて存在するFM音声搬送波が実際にないならば、図
1におけるFM復調器の位相ロックループの動作周波数
は、ループフィルタの無限に高いDC利得に従って、位
相ロックループのより高いまたはより低いリミット周波
数に移動する。図2のリミット検出回路にとって、これ
は、周波数SVCO2がより高いまたはより低い値に移動
し、そして位相ロックループのロックイン状態における
よりも明らかにより高いまたはより低い値を有している
ことを意味している。これは順番に、カウンタ22のカ
ウントが測定サイクル後の公称の最終値よりも明らかに
より高いまたはより低い値を有していることを意味して
いる。これはウインドウロジック27によって検出され
る。カウントが上限値よりも高いとき、第2の電流源が
制御信号SI2によって制御される。もし、カウントの最
終値が下限値以下であるならば、図1のFM復調器の第
1の電流源が制御信号SI1によって制御される。
おいて存在するFM音声搬送波が実際にないならば、図
1におけるFM復調器の位相ロックループの動作周波数
は、ループフィルタの無限に高いDC利得に従って、位
相ロックループのより高いまたはより低いリミット周波
数に移動する。図2のリミット検出回路にとって、これ
は、周波数SVCO2がより高いまたはより低い値に移動
し、そして位相ロックループのロックイン状態における
よりも明らかにより高いまたはより低い値を有している
ことを意味している。これは順番に、カウンタ22のカ
ウントが測定サイクル後の公称の最終値よりも明らかに
より高いまたはより低い値を有していることを意味して
いる。これはウインドウロジック27によって検出され
る。カウントが上限値よりも高いとき、第2の電流源が
制御信号SI2によって制御される。もし、カウントの最
終値が下限値以下であるならば、図1のFM復調器の第
1の電流源が制御信号SI1によって制御される。
【0045】測定サイクルのあとで2つの制御信号SI1
またはSI2の1つがウインドウ検出回路27によって解
除されるという事実は、評価ロジック24によって検出
される。信号の1つの生起は、図1のFM復調器の位相
ロックループがその公称の復調周波数にロックインしな
かったことを意味している。
またはSI2の1つがウインドウ検出回路27によって解
除されるという事実は、評価ロジック24によって検出
される。信号の1つの生起は、図1のFM復調器の位相
ロックループがその公称の復調周波数にロックインしな
かったことを意味している。
【0046】これは、公称の復調周波数において存在す
るFM音声搬送波が実際にないということがもっともあ
りそうであることを既に示している。この検出の信頼性
を高めるために、測定プロセスは幾つかの続いて起こり
等しく進んでいる測定サイクルにおいて繰り返され得
る。例えば、もし10の測定サイクルが常にFM音声搬
送波が存在していないという、そしてそれは各測定サイ
クルの後に制御信号SI1またはSI2が生じることを意味
しているが、結果を示すならば、そのときは、FM音声
搬送波がこの周波数において存在しないことが確かさを
もって検出される。評価ロジック24はそれから、FM
音声搬送波が存在していると疑われる新しい公称の復調
周波数を選択し得る。相当する方法で、それはカウンタ
22の最初のカウントをこの新しい公称の周波数に相当
する値にセットするカウンタセッティングデバイス23
を制御する。次に、上述したプロセスがこの新しい公称
の復調周波数に対して繰り返される。
るFM音声搬送波が実際にないということがもっともあ
りそうであることを既に示している。この検出の信頼性
を高めるために、測定プロセスは幾つかの続いて起こり
等しく進んでいる測定サイクルにおいて繰り返され得
る。例えば、もし10の測定サイクルが常にFM音声搬
送波が存在していないという、そしてそれは各測定サイ
クルの後に制御信号SI1またはSI2が生じることを意味
しているが、結果を示すならば、そのときは、FM音声
搬送波がこの周波数において存在しないことが確かさを
もって検出される。評価ロジック24はそれから、FM
音声搬送波が存在していると疑われる新しい公称の復調
周波数を選択し得る。相当する方法で、それはカウンタ
22の最初のカウントをこの新しい公称の周波数に相当
する値にセットするカウンタセッティングデバイス23
を制御する。次に、上述したプロセスがこの新しい公称
の復調周波数に対して繰り返される。
【0047】FM音声搬送波そしてこの故に使用されて
いるテレビジョン標準を検出するために、新しい公称の
復調周波数そしてこの故に新しく疑われたFM音声搬送
波周波数は、FM音声搬送波がこの周波数において実際
に見い出されるまで評価ロジック24によって選択され
る。FM音声搬送波が1つの、または有利にはより多く
の測定サイクルにおいて実際に検出されたとき、新しい
公称の復調周波数の選択はもはや必要でなく、そして図
1のFM復調器の出力端子は別の処理のために利用でき
る復調された音声信号を供給する。
いるテレビジョン標準を検出するために、新しい公称の
復調周波数そしてこの故に新しく疑われたFM音声搬送
波周波数は、FM音声搬送波がこの周波数において実際
に見い出されるまで評価ロジック24によって選択され
る。FM音声搬送波が1つの、または有利にはより多く
の測定サイクルにおいて実際に検出されたとき、新しい
公称の復調周波数の選択はもはや必要でなく、そして図
1のFM復調器の出力端子は別の処理のために利用でき
る復調された音声信号を供給する。
【0048】図3においては、測定サイクル中の、図2
に示されるリミット検出回路のカウンタ22のカウント
しているカウントが、図3において時間の関数として示
されている。
に示されるリミット検出回路のカウンタ22のカウント
しているカウントが、図3において時間の関数として示
されている。
【0049】図3の例においては、測定サイクルの長さ
は36μsである。測定サイクルのスタートにおいて
は、カウンタは、その値が選択された公称の復調周波数
に依存するカウントにセットされる。測定サイクル中に
おいては、カウンタはそのカウントが、図3に示される
ように、規則正しく減少するようにカウントダウンす
る。測定サイクルの終りにおいては、カウンタはその最
終値に達する。カウントが公称の値に相当するとき、位
相ロックループは公称の復調周波数にロックインされ
る。このケースが図3に示されている。
は36μsである。測定サイクルのスタートにおいて
は、カウンタは、その値が選択された公称の復調周波数
に依存するカウントにセットされる。測定サイクル中に
おいては、カウンタはそのカウントが、図3に示される
ように、規則正しく減少するようにカウントダウンす
る。測定サイクルの終りにおいては、カウンタはその最
終値に達する。カウントが公称の値に相当するとき、位
相ロックループは公称の復調周波数にロックインされ
る。このケースが図3に示されている。
【0050】この周波数におけるFM音声搬送波が実際
にないとき、図3に示されるカウントは上限値Go を超
えるかまたは下限値GU 以下に落ちるであろう。これ
は、もし位相ロックループがそのループフィルタの無限
に高い利得に従ってそのより高いまたはより低い周波数
に移動し、そして図2のリミット検出回路のカウンタ2
2が相当する高い周波数または低い周波数の信号を受信
し、その結果、カウンタが明らかにより速いまたはより
遅いレートでカウントし、そして測定サイクルの終りに
おけるその最終カウントがそれぞれ上限値Go を超えま
たは下限値GU 以下に落ちたならば生じるであろう。
にないとき、図3に示されるカウントは上限値Go を超
えるかまたは下限値GU 以下に落ちるであろう。これ
は、もし位相ロックループがそのループフィルタの無限
に高い利得に従ってそのより高いまたはより低い周波数
に移動し、そして図2のリミット検出回路のカウンタ2
2が相当する高い周波数または低い周波数の信号を受信
し、その結果、カウンタが明らかにより速いまたはより
遅いレートでカウントし、そして測定サイクルの終りに
おけるその最終カウントがそれぞれ上限値Go を超えま
たは下限値GU 以下に落ちたならば生じるであろう。
【0051】カウントがこの方法で限界値を超えまたは
以下に落ちるとき、図2のリミット検出回路のウインド
ウロジック27は、図1に示されるFM復調器のループ
フィルタ7の電流源11と12に制御信号SI1とSI2を
供給する。
以下に落ちるとき、図2のリミット検出回路のウインド
ウロジック27は、図1に示されるFM復調器のループ
フィルタ7の電流源11と12に制御信号SI1とSI2を
供給する。
【0052】図1に示されるFM復調器のループフィル
タ7のフィルタにおける位相ロックループのそのような
非同期の状態に調整している電圧比が図4に時間の関数
として示されている。
タ7のフィルタにおける位相ロックループのそのような
非同期の状態に調整している電圧比が図4に時間の関数
として示されている。
【0053】この場合においては、ループフィルタ7の
フィルタにおける図4に示される電圧比が位相ロックル
ープの動作周波数に直接比例しているということが基本
であり、その理由は、電圧制御発振器14がこの電圧に
依存してその出力信号の周波数を直接調整するからであ
る。
フィルタにおける図4に示される電圧比が位相ロックル
ープの動作周波数に直接比例しているということが基本
であり、その理由は、電圧制御発振器14がこの電圧に
依存してその出力信号の周波数を直接調整するからであ
る。
【0054】図4における曲線のスタートにおいて、リ
ミット検出回路13のカウンタ22のカウントは下限値
以下に落ちる。図3を参照するに、これは、カウントの
最終値が値GU 以下にあることを意味している。そのう
えで、ウインドウロジック27は制御信号SI1によって
ループフィルタ7の電流源11を制御する。これは、ル
ープフィルタ7のフィルタの両端、すなわち、第2のコ
ンデンサ10と抵抗器8および第1のコンデンサ9から
なる直列配置とからなる並列回路の両端の電圧が増加す
ることを意味している。抵抗器8の両端での電圧降下に
従って、図4において値Ua から値Ub に増加している
電圧に帰着する比例成分が生じる。電圧はコンデンサ9
および10の両端で下降し、その電圧は、値Ub 以上の
電圧の一層の増加に帰着する積分成分を供給している。
ミット検出回路13のカウンタ22のカウントは下限値
以下に落ちる。図3を参照するに、これは、カウントの
最終値が値GU 以下にあることを意味している。そのう
えで、ウインドウロジック27は制御信号SI1によって
ループフィルタ7の電流源11を制御する。これは、ル
ープフィルタ7のフィルタの両端、すなわち、第2のコ
ンデンサ10と抵抗器8および第1のコンデンサ9から
なる直列配置とからなる並列回路の両端の電圧が増加す
ることを意味している。抵抗器8の両端での電圧降下に
従って、図4において値Ua から値Ub に増加している
電圧に帰着する比例成分が生じる。電圧はコンデンサ9
および10の両端で下降し、その電圧は、値Ub 以上の
電圧の一層の増加に帰着する積分成分を供給している。
【0055】電流源11は短時間のみ制御されるから、
電流源がスイッチオフされてのちの電圧は再び下降す
る。それは完全に値Ua に達するのでなく、この値以上
である。このスイッチオフ後に、測定サイクル内の測定
が再び行われるとき、位相ロックループの動作周波数が
公称の復調周波数以上に存在することが検出される。そ
れに従って、第2の電流源SI2がリミット検出回路13
によって制御される。図4に示されるように、結果は、
電圧が最初に比例部分によって次に積分部分によって下
降することである。第2の電流源12がスイッチオフさ
れた後、電圧は再びUa とUb 間の範囲内にあり、こう
して公称の復調周波数の周りの予め定められた周波数範
囲内にある。
電流源がスイッチオフされてのちの電圧は再び下降す
る。それは完全に値Ua に達するのでなく、この値以上
である。このスイッチオフ後に、測定サイクル内の測定
が再び行われるとき、位相ロックループの動作周波数が
公称の復調周波数以上に存在することが検出される。そ
れに従って、第2の電流源SI2がリミット検出回路13
によって制御される。図4に示されるように、結果は、
電圧が最初に比例部分によって次に積分部分によって下
降することである。第2の電流源12がスイッチオフさ
れた後、電圧は再びUa とUb 間の範囲内にあり、こう
して公称の復調周波数の周りの予め定められた周波数範
囲内にある。
【0056】しかしながら、もしFM音声搬送波がこの
周波数に存在しないならば、前と同様に、電圧は、この
場合において、それが値Ub 以下に落ちるまでさらに下
降し、こうして公称の復調周波数の周りの予め定められ
た周波数範囲からより低い値へと動き離れてしまうであ
ろう。これは図2の評価ロジックの中で到達した最終カ
ウントによって検出され、そして第1の電流源が制御信
号SI1によって再び制御され、その結果、図4で図のス
タートにおいて示されたプロセスが繰り返される。
周波数に存在しないならば、前と同様に、電圧は、この
場合において、それが値Ub 以下に落ちるまでさらに下
降し、こうして公称の復調周波数の周りの予め定められ
た周波数範囲からより低い値へと動き離れてしまうであ
ろう。これは図2の評価ロジックの中で到達した最終カ
ウントによって検出され、そして第1の電流源が制御信
号SI1によって再び制御され、その結果、図4で図のス
タートにおいて示されたプロセスが繰り返される。
【0057】音声搬送波が選択された公称の復調周波数
においてさらに存在しないとき、このプロセスは無限に
繰り返されるであろう。代案として、あるいは休止を有
して、図1に示されるFM復調器の位相ロックループの
2つの電流源11と12が図2のリミット検出回路のウ
インドウロジック27によって制御されるであろう。こ
の場合においては、しかしながら、評価ロジック24
は、例えば、10の評価サイクル内において、制御源が
再びそして再び制御されることを検出し、そして新しい
公称の復調周波数が選択され、そして、その値に依存し
て、カウンタセッティングデバイス23が測定サイクル
に対して新しい最初の値を選択するようにする。プロセ
スはこの新しい公称の復調周波数に対してさらに繰り返
されるであろう。音声搬送波が公称の復調周波数におい
て検出されるとき、探索プロセスは止められる。さもな
ければ、新しい公称の復調周波数が選択され、そしてカ
ウンタ22は、測定プロセスが繰り返される相当する初
期値にセットされる。
においてさらに存在しないとき、このプロセスは無限に
繰り返されるであろう。代案として、あるいは休止を有
して、図1に示されるFM復調器の位相ロックループの
2つの電流源11と12が図2のリミット検出回路のウ
インドウロジック27によって制御されるであろう。こ
の場合においては、しかしながら、評価ロジック24
は、例えば、10の評価サイクル内において、制御源が
再びそして再び制御されることを検出し、そして新しい
公称の復調周波数が選択され、そして、その値に依存し
て、カウンタセッティングデバイス23が測定サイクル
に対して新しい最初の値を選択するようにする。プロセ
スはこの新しい公称の復調周波数に対してさらに繰り返
されるであろう。音声搬送波が公称の復調周波数におい
て検出されるとき、探索プロセスは止められる。さもな
ければ、新しい公称の復調周波数が選択され、そしてカ
ウンタ22は、測定プロセスが繰り返される相当する初
期値にセットされる。
【0058】この測定プロセスは、FM音声搬送波が見
つけられるまで新しい公称の周波数に対して繰り返され
る。
つけられるまで新しい公称の周波数に対して繰り返され
る。
【図1】本発明によるFM復調器のブロック図である。
【図2】図1のFM復調器のリミット検出回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1のリミット検出回路のカウンタのカウント
を図式的に示している。
を図式的に示している。
【図4】図1に示されるFM復調器のループフィルタの
フィルタの両端の電圧降下の時間に関しての変化を示し
ている。
フィルタの両端の電圧降下の時間に関しての変化を示し
ている。
1 制御可能な増幅器 2 第1のミキサ 3 第2のミキサ 4 振幅制御回路 5 ローパスフィルタ 6 PI制御手段 7 ループフィルタ 8 抵抗器 9 第1のコンデンサ 10 第2のコンデンサ 11 第1の電流源 12 第2の電流源 13 リミット検出回路 14 電圧制御発振器 15 除算器 16 位相シフタ 17 増幅器 21 同期回路 22 カウンタ 23 カウンタセッティングデバイス 24 評価ロジック 25 クロック発生器 26 デバイダ 27 ウインドウロジック(ウインドウ検出回路) IF 中間周波映像信号 SI1,SI2 スイッチング信号(制御信号) AF 出力信号 SVCO2 信号
Claims (9)
- 【請求項1】 位相ロックループを含み、映像信号、好
ましくはIF映像信号のFM音声信号を復調するための
FM復調器であって、該FM復調器は、中間周波数に変
換された音声信号を受信する制御可能な増幅器(1)
は、振幅制御回路(4)によって調整される利得を有
し、そしてその出力信号は振幅制御回路とその出力端子
からロックイン状態の復調された音声信号を供給する位
相ロックループとに供給され、前記位相ロックループ
は、周波数f=0において極を有する少なくとも2次の
フィルタ(8,9,10)を含んでいるループフィルタ
(7)と前記位相ロックループが予め定められ得る公称
の復調周波数の周りのこの周波数範囲を離れるとき位相
ロックループの動作周波数を予め定められた周波数範囲
にフィードバックするリミット検出回路(13)とを含
んでいて、振幅制御回路(4)は、位相ロックループに
おける電圧制御発振器(14)の出力信号の周波数に依
存したその出力信号に依存して制御可能な増幅器(1)
をその制御可能な増幅器(1)の出力信号が公称の振幅
を有するように制御することを特徴とするFM復調器。 - 【請求項2】 請求項1記載のFM復調器において、2
個の電流源(11,12)は異なった記号と、異なった
値の電流をループフィルタ(7)に供給することがで
き、と同時に、位相ロックループの動作周波数が公称の
復調周波数の周りの周波数範囲を離れる場合には、リミ
ット検出回路(13)が、位相ロックループの動作周波
数が公称の復調周波数の周りの予め定められた周波数範
囲に再びフィードバックされるように電流源(11,1
2)を制御することを特徴とするFM復調器。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のFM復調器にお
いて、リミット検出回路(13)は、測定サイクルのス
タートにおいて公称の復調周波数に依存した初期値にセ
ットされ、測定サイクル中には位相ロックループの信号
に依存してカウントを続ける調整可能なカウンタ(2
2)と、測定サイクルの後においてカウンタ(22)が
到達したカウントに依存して電流源(11,12)を制
御する評価ロジック(24)とを含んでいることを特徴
とするFM復調器。 - 【請求項4】 請求項3記載のFM復調器において、ル
ープフィルタ(7)に正の電流パルスを供給する電流源
(11)が、測定サイクルが終わった後にカウントが予
め定められた下限値以下に落ちる場合に、予め定められ
た時間中評価ロジック(24)によって活性化され、そ
して、ループフィルタ(7)に負の電流パルスを供給す
る電流源(12)が、測定サイクルが終わった後にカウ
ントが予め定められた上限値を超える場合に、予め定め
られた時間中評価ロジックによって活性化されることを
特徴とするFM復調器。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載のF
M復調器を含んでいる画像表示デバイス。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載のF
M復調器によってFM映像信号、好ましくはIF−FM
映像信号における異なったFM搬送波周波数のFM音声
搬送波を検出する方法であって、該方法は、公称の復調
周波数におけるFM音声搬送波が、リミット検出回路
(13)が位相ロックループの動作周波数が公称の復調
周波数の周りの予め定められた周波数範囲を離れないこ
とを検出した場合に検出され、そして検出プロセスが繰
り返される別の公称の復調周波数が、リミット検出回路
(13)が位相ロックループの動作周波数が公称の復調
周波数の周りの予め定められた周波数範囲を離れること
を検出した場合に選択されるように公称の復調周波数に
おけるFM音声搬送波を検出するためにFM復調器が制
御されることを特徴とするFM音声搬送波を検出する方
法。 - 【請求項7】 請求項6記載の方法において、検出プロ
セスは、FM音声搬送波が検出されるまで、すべての関
連したFM音声搬送波周波数と公称の復調周波数に対し
て連続的に行われることを特徴とするFM音声搬送波を
検出する方法。 - 【請求項8】 請求項6または7記載の方法において、
予め定められた数、好ましくは10の測定サイクルは、
その結果が評価されている明確な検出の測定サイクルが
行われる前に結果の評価なしに行われることを特徴とす
るFM音声搬送波を検出する方法。 - 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか1項記載の方
法において、音声搬送波は、測定サイクルが音声搬送波
の検出に帰着し、そして制御可能な増幅器の入力信号の
振幅が公称の振幅範囲にあるときのみ検出されることを
特徴とするFM音声搬送波を検出する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19708059:6 | 1997-02-28 | ||
DE19708059A DE19708059A1 (de) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Ton-FM-Demodulator für Ton-TV-Signale und Verfahren zur Tonträgererkennung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290120A true JPH10290120A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=7821771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10046915A Pending JPH10290120A (ja) | 1997-02-28 | 1998-02-27 | Fm復調器、画像表示デバイスおよびfm音声搬送波を検出する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6008693A (ja) |
EP (1) | EP0868020A1 (ja) |
JP (1) | JPH10290120A (ja) |
DE (1) | DE19708059A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0957635B1 (de) * | 1998-05-15 | 2009-10-07 | Nxp B.V. | Filterschaltung |
JP2000004411A (ja) * | 1998-06-15 | 2000-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | Fm放送受信可能な映像中間周波処理装置 |
DE10048590B4 (de) * | 2000-09-30 | 2008-02-28 | Infineon Technologies Ag | Phasenregelkreis |
US6483391B1 (en) | 2001-03-30 | 2002-11-19 | Conexant Systems, Inc. | System for controlling the amplitude of an oscillator |
JP3949389B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2007-07-25 | アルプス電気株式会社 | デュアル型デジタルテレビジョンチューナ |
US9496922B2 (en) | 2014-04-21 | 2016-11-15 | Sony Corporation | Presentation of content on companion display device based on content presented on primary display device |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2097618A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-03 | Rca Corp | Method and apparatus for locking a phase locked loop onto a reference signal |
GB9320069D0 (en) * | 1993-09-29 | 1993-11-17 | Sgs Thomson Microelectronics | Frequency tuning for a phase locked loop |
GB9320067D0 (en) * | 1993-09-29 | 1993-11-17 | Sgs Thomson Microelectronics | Demodulation of fm audio carrier |
-
1997
- 1997-02-28 DE DE19708059A patent/DE19708059A1/de not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-02-18 EP EP98200511A patent/EP0868020A1/de not_active Withdrawn
- 1998-02-25 US US09/030,485 patent/US6008693A/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-27 JP JP10046915A patent/JPH10290120A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0868020A1 (de) | 1998-09-30 |
DE19708059A1 (de) | 1998-09-03 |
US6008693A (en) | 1999-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4958228A (en) | Automatic frequency change device | |
JP2729028B2 (ja) | Fm搬送波の復調方法および復調回路 | |
JP3146673B2 (ja) | Fsk受信機 | |
JPH07193497A (ja) | ホールドオーバモードを持つ位相ロックループ回路のための方法及び装置 | |
JPH10290120A (ja) | Fm復調器、画像表示デバイスおよびfm音声搬送波を検出する方法 | |
US5724105A (en) | Television signal receiver | |
US4438528A (en) | Channel selection system for an electronic tuner | |
US5018015A (en) | Adaptive keyed synchronous detector | |
JPS60249429A (ja) | 位相同期回路 | |
JPH07120942B2 (ja) | Pll回路 | |
JPH02111123A (ja) | 可変周波発振器の同期化回路 | |
AU699831B2 (en) | A lock alarm circuit for a frequency synthesizer | |
JP3344628B2 (ja) | Pll回路の自走周波数安定化回路 | |
JPS6348997Y2 (ja) | ||
KR970006064Y1 (ko) | 마이콤 제어용 자동주파수 튜닝회로 | |
JPH0638116A (ja) | 位相同期ループ回路 | |
KR19980018519A (ko) | 원하는 위상에 주파수 및 위상 로킹 회로를 로킹시키기 위한회로 | |
JPS5895469A (ja) | 受信装置 | |
JPH04243323A (ja) | Afc回路 | |
JPH0374058B2 (ja) | ||
JPS58121879A (ja) | テレビジヨン受像機の周波数自動微調方法 | |
JPS63236405A (ja) | Fm受信機 | |
JPH03230650A (ja) | Afc回路 | |
JPH06319091A (ja) | Am復調器 | |
JPS60107911A (ja) | 選局装置 |