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JPH10288558A - トルクセンサ及びその製造方法 - Google Patents

トルクセンサ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10288558A
JPH10288558A JP9630497A JP9630497A JPH10288558A JP H10288558 A JPH10288558 A JP H10288558A JP 9630497 A JP9630497 A JP 9630497A JP 9630497 A JP9630497 A JP 9630497A JP H10288558 A JPH10288558 A JP H10288558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
magnetic
torque
transmission shaft
torque transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9630497A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Murakami
春彦 村上
Kazuyoshi Ishikawa
和義 石川
Masahiro Kato
昌弘 加藤
Masashi Takahashi
正志 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP9630497A priority Critical patent/JPH10288558A/ja
Publication of JPH10288558A publication Critical patent/JPH10288558A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性体膜の剥離を生じることなく、かつ磁性
体膜の下地として存在するトルク伝達軸などの磁気的影
響を除去することができ、トルク検出感度を高めること
ができるような構成のトルクセンサおよびその製造方法
を提供する。 【解決手段】 磁歪を有する磁性体膜2a,2bを片面
に成膜して成るフィルム状部材4を、トルク伝達軸3に
接着又は接合する。また、フィルム状部材4を熱硬化性
樹脂であるポリイミド系樹脂から構成する。トルクセン
サ1の製造に際しては、磁歪を有する磁性体膜2a,2
bをスパッタリング法によりフィルム状部材4の片面上
に形成し、しかる後にフィルム状部材4の他面をトルク
伝達軸3に接着又は接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルク伝達軸に取
付けた磁歪を有する磁性材料の磁気特性の変化を利用し
て、トルク伝達軸に伝達されるトルクを非接触状態の下
で検出するトルクセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車や工作機械などの回転駆動
系の制御を行なう場合に使用するトルクセンサとして、
小型化,非接触化のために磁歪式トルクセンサが提案さ
れている。この磁歪式トルクセンサは、トルク伝達軸
(回転軸)の周面に磁歪を有する磁性材料から成る磁歪
膜を例えば螺旋状に付着させ、トルク伝達軸にトルクが
伝達されるのに伴って変化する磁歪膜の磁気特性をイン
ピーダンスの変化として検出コイルや磁気ヘッドによ
り、トルク伝達軸に伝達されたトルクの大きさを非接触
で検出するようにしたものである。
【0003】ところで、従来にあっては、上述の磁歪膜
は、アモルファス箔を接着する方法、めっき法、PVD
法(物理蒸着法)などの方法によってトルク伝達軸の表
面上に磁性薄膜或いは磁性体膜を形成し、これによりト
ルクセンサを得るようにしている。
【0004】図4はこの種の従来のトルクセンサ20の
一例を示すものであって、このトルクセンサ20は、駆
動トルクが伝達されて軸線を中心に回転駆動されるトル
ク伝達軸21と、このトルク伝達軸21の外周面に螺旋
状に付着された一対の磁性体膜22a,22b(巻回方
向は互いに逆)と、前記トルク伝達軸21の周囲に配設
されたヨーク23と、このヨーク23内に固定配置され
ると共に前記一対の磁性体膜22a,22bに対して僅
かな空隙を隔てて対応配置された一対の検出コイル24
a,24bとから構成されている。
【0005】図5は上述の磁性体膜22a,22bを形
成する磁性体膜形成装置25であり、この製造装置25
は、磁歪を有する磁性材料26が充填されたるつぼ(シ
ール材)27と、このるつぼ27の上方箇所に配置され
たシャッタ28と、トルク伝達軸21をその軸線を中心
に回転駆動する回転駆動装置29と、これらの各部材を
収容する真空槽30とから構成されている。
【0006】トルクセンサ20の製造に当たりトルク伝
達軸21に磁性体膜22a,22bを形成するに際して
は、トルク伝達軸21を回転駆動装置29にて回転駆動
させつつるつぼ27内の磁性材料26を物理的エネルギ
ーを利用してトルク伝達軸21の外周面上に蒸着(PV
D法による蒸着)して磁性体膜22a,22bを形成す
るようにしている。なお、蒸着時にトルク伝達軸21の
外周面にマスキングを施すことにより、或いは、得られ
た磁性体膜を部分的にエッチングすることにより、所定
形状の磁性体膜22a,22bとするようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のトルクセンサ20では次のような問題点があ
る。すなわち、磁性体膜22a,22bを形成するため
のPVD法としては、特願昭60−42628号などに
記載のスパッタリング法や、特開平5−172662号
などに記載のレーザ蒸着法などが提案されているが、こ
れらの方法により得られる磁性金属膜(磁性体膜)は一
般的に薄膜であるため検出感度が低く、トルク伝達軸か
らの磁気的影響を受け易いという問題点がある。すなわ
ち、従来の場合には、被蒸着体であるトルク伝達軸21
を回転させながらこのトルク伝達軸21の外周面上に磁
性体膜22a,22bを直接に成膜するようにしていた
ため、トルク伝達軸21からの磁気的影響を受け易い。
また、磁性体膜22a,22bを厚膜にするには長い成
膜時間を要する上に、磁性体膜22a,22bを厚くす
る場合には下地との密着性が悪く、磁性体膜22a,2
2bがトルク伝達軸21から剥離し易いという欠点があ
る。一方、磁性体膜22a,22bが薄い場合には、下
地の表面粗さの影響を受け易く、検出精度が悪いという
不具合がある。なお、トルク伝達軸からの磁気的影響を
完全に除去するためには、磁性金属膜の厚さを5μm以
上にすることが要求されるが、このような膜厚を形成す
るのは物理的に困難であるのが実状である。
【0008】一方、アモルファス箔から成る磁性薄膜を
トルク伝達軸に接着する方法としては、特開平5−56
60号,特開平6−106245号,特開平5−322
675号,特開昭59−61731号などに記載の方法
が提案されているが、この方法では、アモルファス箔自
体が柔軟性を持つため、トルク伝達軸にアモルファス箔
を接着する前に予め熱処理によりアモルファス箔をトル
ク伝達軸の軸径と同じ曲率の円筒形状とし、しかる後に
アモルファス箔をトルク伝達軸に加圧接着しなければな
らない。このため、トルクセンサの製造が面倒であると
いう問題点がある。なお、アモルファス箔を円筒形状に
する工法としては金属ワイヤーで締め付ける工法が一般
的に用いられているが、この工法では締め付け治具が必
要である上に、作業性,再現性が悪いのが実状である。
また、アモルファス箔を熱処理により、円柱状(トルク
伝達軸と相似形)ではなく多角柱の軸部に接着するよう
にした場合には、局部的な曲げ応力が不均一に発生し、
磁気特性のバラツキの原因や局所応力による破壊の原因
となり、問題点の1つとなっている。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、磁性体膜の剥離を生じ
ることなく、かつ磁性体膜の下地として存在するトルク
伝達軸などの磁気的影響を除去することができ、トルク
検出感度を高めることができるような構成のトルクセン
サおよびその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るトルクセンサでは、磁歪を有する磁
性体膜を片面に成膜して成るフィルム状部材を、トルク
伝達軸に接着又は接合するようにしている。また、本発
明に係るトルクセンサでは、前記フィルム状部材を熱硬
化性樹脂であるポリイミド系樹脂にて構成している。ま
た、本発明に係るトルクセンサの製造方法では、磁歪を
有する磁性体膜をスパッタリング法によりフィルム状部
材の片面上に形成し、しかる後に前記フィルム状部材の
他面をトルク伝達軸に接着又は接合するようにしてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施態様につい
て図1〜図3を参照して説明する。
【0012】図1は本発明に係るトルクセンサ1を示す
ものであって、このトルクセンサ1は、磁性体膜2a,
2bをトルク伝達軸3の外周面に直接的に成膜せずに、
磁歪を有する磁性体膜2a,2bをフィルム状部材4の
表面上に一旦成膜した後に、このフィルム状部材4の裏
面をトルク伝達軸3に巻き付けて接着又は接合して成る
軸状部材5を具備している。そして、この軸状部材5の
周囲にはヨーク6が配設されると共に、このヨーク6内
に円筒状の一対の検出コイル7a,7bが固定配置され
ている。かくして、軸状部材5が前記検出コイル7a,
7b内に同軸状に配置され、これらの検出コイル7a,
7bに前記磁性体膜2a,2bがそれぞれ対向配置され
ている。
【0013】図2は上述のフィルム状部材4上に磁性体
膜2a,2bを形成するための磁性体膜形成装置8を示
しており、この装置8は、PVD法の1つであるスパッ
タリング法を用いたマグネトロンスパッタリング装置に
て磁性体膜2a,2bを形成するようにしたものであ
る。具体的に述べると、本例の磁性体膜形成装置8は、
磁歪を有する磁性材料9が充填されたるつぼ(シール
材)10と、このるつぼ10の上方箇所に配置されたシ
ャッタ11と、このシャッタ11の上方箇所に配置され
た基板ホルダ12と、この基板ホルダ12の下面に取付
けられた基板13と、これらの各部材を収容する真空槽
14とから構成されている。
【0014】上述の装置8を使用してフィルム状部材4
上に磁性体膜2a,2bを形成するに際しては、基板ホ
ルダ12の下面に基板13を保持してこの基板13の下
面に柔軟性に富む材質のフィルム状部材4(テープ状の
ものを含む)を固定配置する。なお、このフィルム状部
材4の材質としては、柔軟性に富む金属や樹脂の何れで
あっても良いが、特に、耐熱性が高く柔軟性に富む熱硬
化性のポリイミド系樹脂が好ましい。
【0015】このようにして固定配置されたフィルム状
部材4の片面(下面)に、マグネトロンスパッタリング
装置を作動させるのに伴って磁性材料9から飛散した金
属原子を蒸着させ、所望の厚さを有する磁性体膜2a,
2bを成膜する。しかる後に、所望厚さの磁性体膜2
a,2bを片面に成膜して成るフィルム状部材4を基板
13から取外し、フィルム状部材4の他面側をトルク伝
達軸3の外周面に接着剤を介して巻き付けて加熱接着す
る。或いは、ろう、はんだ等の接合材などにより接合し
てもよい。これによりトルク伝達軸3にトルク検出用の
磁性体膜2a,2bを形成する。なお、図4において、
斜線Aで示す部分はフィルム状部材4が巻き付けられた
部分である。
【0016】既述の磁性体膜2a,2bに所定形状のパ
ターンニングを施す必要がある場合は、スパッタリング
による磁性体膜2a,2bの成膜時にフィルム状部材4
に所定形状のマスキングを施し、或いは、フィルム状部
材4上に成膜された一様な厚さの磁性体膜2a,2bを
所定形状にエッチングするようにすればよい。
【0017】このようにして製造されたトルクセンサ1
によれば、磁性体膜2a,2bをスパッタリング法にて
フィルム状部材4上に形成するようにしているので、充
分な膜厚を有しかつ均一な厚さの磁性体膜2a,2bを
得ることができる。しかも、本例によれば、磁性体膜2
a,2bはトルクセンサ1に直接的に成膜されずにフィ
ルム状部材4を介してトルクセンサ1の外周面上に形成
されることとなる。このため、トルク伝達軸3に加わる
トルクの検出に当たっては、トルク伝達軸3からの磁気
的影響を阻止でき、トルク検出精度の向上を図ることが
できる。また、トルク検出精度のより一層の向上を図る
場合には、磁性体膜2a,2bの上層或いは下層に非磁
性体膜等の他の膜を形成するようにすることが望まし
い。さらに、接着、接合時の加熱によって磁性体膜の歪
を取り除くことにより、特性の向上を図ることができ
る。
【0018】次に、上述の如き作用効果を確認すべく行
った実験例につき述べる。先ず、磁性体膜2a,2bの
成膜条件(スパッタリング条件)を下記の表1に記載す
る。
【0019】
【表1】
【0020】ここで、トルク伝達軸3としてS45C
(直径12mmφ)を使用し、ターゲットである磁性材
料9として3種類の材質すなわちFe20Ni70,Fe75
Si1015,及び(Fe0.2 Co0.8 78Si8 14
それぞれ使用し、フィルム状部材4としてはポリイミド
系樹脂を使用した。
【0021】その結果得られた磁性体膜2a,2bを有
する各トルクセンサ1の出力感度(トルク検出精度)を
下記の表2に示す。なお、この実験例における磁性体膜
2a,2bの膜厚は、8〜10μmである。
【0022】
【表2】
【0023】トルクセンサ1の出力感度の測定は、図3
に示すような測定回路15を用い、励磁電流を一定とし
た状態で励磁周波数を変化することによって行った。な
お、図3において、16は発振器、R1 ,R2 は分圧用
抵抗、L1 ,L2 は磁性体膜2a,2bから得られるイ
ンダクタンス、17は差動増幅器、18はピークホール
ド回路である。
【0024】励磁周波数が100KHz及び300KH
zの場合の出力感度を上記の表2に示した。なお、下記
の表3は、図5に示す従来の方法により磁性体膜をトル
ク伝達軸に1.5倍の時間をかけて直接的に成膜した場
合の出力感度を示す比較例である。
【0025】
【表3】
【0026】上記の表2及び表3の測定結果から明かな
ように、本発明に係るトルクセンサ1によれば、出力感
度が良好であり、精度の高いトルク検出を行なうことが
可能であることが確認された。
【0027】既述のトルクセンサ1によれば、15μm
を越える膜厚にしてもトルク伝達軸3から剥離すること
がなく、従って厚膜による磁気特性の向上ひいてはトル
ク検出精度の向上を図ることができる。また、フィルム
状部材4として熱硬化型であるポリイミド系樹脂を用い
た場合には、トルク伝達軸3に磁性体膜2a,2bを形
成した後に加熱処理を行なうことにより、フィルム状部
材4の剛性を上げ、トルクの伝達を正確に行なうことが
できる。また、その加熱の間或いは成膜中(特に金属フ
ィルム等)の加熱にて磁性体膜2a,2b中の内部応力
を除去することにより、特性の向上を図ることができ
る。さらに、成膜中或いは成膜後に、磁場に印加,局所
加熱,シェブロンノッチ形状の付与等の方法にて磁気異
方性を持たせるようにしてもよい。
【0028】かくして、本例のトルクセンサ1によれ
ば、従来のPVD法による成膜や薄帯の接着の場合と比
較して、磁性体膜2a,2bの膜厚を容易に制御し得
て、厚膜の磁性体膜2a,2bをトルク伝達軸4に形成
することができ、トルク検出の高精度化を図ることが可
能となる。その結果、高性能のトルクセンサ1を提供す
ることができる。
【0029】以上、本発明の一実施形態につき述べた
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可
能である。例えば、磁性体膜2a,2bの形状(パター
ン)は適宜に変更可能であり、また磁性体膜2a,2b
を成膜して成るフィルム状部材4をトルク伝達軸3に取
付ける方法としては、接着剤による接着や加熱による接
着に限らず、各種の接合手段を採用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るトルクセンサ
は、磁歪を有する磁性体膜を片面に成膜して成るフィル
ム状部材をトルク伝達軸に接着又は接合するようにした
ものであり、換言すれば磁性体膜をトルク伝達軸に直接
的に成膜するのではなく、フィルム状部材に一旦成膜し
てからトルク伝達軸に接着又は接合して成膜するように
したものであるから、フィルム状部材を介して磁性体膜
を間接的に成膜するようにしたことにより、短時間で磁
性体膜の厚膜化が可能となり、トルク検出精度の向上を
図ることができる。また、トルク伝達軸と磁性体膜との
間にフィルム状部材が介在されるので、磁性体膜がトル
ク伝達軸からの磁気的影響を受けにくくなる。従って、
磁性体膜をたとえ薄膜とした場合であっても、高いトル
ク検出精度を得ることができる。よって、磁性体膜の膜
厚について柔軟に対応することができ、設計の自由度の
改善が可能となる。
【0031】また、本発明に係るトルクセンサでは、フ
ィルム状部材を熱硬化性樹脂であるポリイミド系樹脂か
ら構成するようにしているので、耐熱性が高く、耐久性
に優れたトルクセンサを提供することができる。
【0032】また、本発明に係るトルクセンサの製造方
法では、磁歪を有する磁性体膜をスパッタリング法によ
りフィルム状部材の片面上に形成し、しかる後に前記フ
ィルム状部材の他面をトルク伝達軸に巻き付けて接着す
るようにしているので、スパッタリング法によるフィル
ム状部材への磁性体膜の付着強度が強く、従って磁性体
膜が剥離してしまうような不具合の発生を回避できる。
なお、従来におけるアモルファス薄帯の接着では、既述
の如く、予備的に形状を付与するために加熱処理を行な
う必要があり、締め付け治具を必要とし、作業性や再現
性に劣る等の不具合があるが、本発明によれば、このよ
うな不具合はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトルクセンサの一実施例を示す部
分断面図である。
【図2】上述のトルクセンサを製造する際に用いる磁性
体膜形成装置の構成を示す断面図である。
【図3】本発明に係るトルクセンサのトルク検出性能を
測定するために用いられる測定回路の回路図である。
【図4】従来のトルクセンサの一例を示す部分断面図で
ある。
【図5】従来のトルクセンサを製造する際に用いる磁性
体膜形成装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 トルクセンサ 2a,2b 磁性体膜 3 トルク伝達軸 4 フィルム状部材 8 磁性体膜形成装置 9 磁歪を有する磁性材料 10 るつぼ(シール材) 11 シャッタ 12 基板ホルダ 13 基板 14 真空槽 15 測定回路 16 発振器 17 差動増幅器 18 ピークホールド回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正志 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁歪を有する磁性体膜を片面に成膜して
    成るフィルム状部材を、トルク伝達軸に接着又は接合し
    たことを特徴とするトルクセンサ。
  2. 【請求項2】 前記フィルム状部材を熱硬化性樹脂であ
    るポリイミド系樹脂から構成したことを特徴とする請求
    項1に記載のトルクセンサ。
  3. 【請求項3】 磁歪を有する磁性体膜をスパッタリング
    法によりフィルム状部材の片面上に形成し、しかる後に
    前記フィルム状部材の他面をトルク伝達軸に接着又は接
    合するようにしたことを特徴とするトルクセンサの製造
    方法。
JP9630497A 1997-04-15 1997-04-15 トルクセンサ及びその製造方法 Pending JPH10288558A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9630497A JPH10288558A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 トルクセンサ及びその製造方法

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JP9630497A JPH10288558A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 トルクセンサ及びその製造方法

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JPH10288558A true JPH10288558A (ja) 1998-10-27

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JP9630497A Pending JPH10288558A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 トルクセンサ及びその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115761A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサおよび電動パワーステアリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115761A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサおよび電動パワーステアリング装置

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