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JPH1028064A - 携帯端末機器 - Google Patents

携帯端末機器

Info

Publication number
JPH1028064A
JPH1028064A JP18321196A JP18321196A JPH1028064A JP H1028064 A JPH1028064 A JP H1028064A JP 18321196 A JP18321196 A JP 18321196A JP 18321196 A JP18321196 A JP 18321196A JP H1028064 A JPH1028064 A JP H1028064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image display
display device
main body
state
housing main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18321196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Mizoguchi
督生 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18321196A priority Critical patent/JPH1028064A/ja
Publication of JPH1028064A publication Critical patent/JPH1028064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像情報を中心とした情報サービスを受ける
ための十分大きなサイズの画像表示装置を筺体本体に収
納し、必要に応じて使用することのできる携帯端末機器
を提供する。 【解決手段】 筺体本体300の肉厚内に画像表示装置
収納スペース301(画像表示装置収納手段)を凹入形
成し、この収納スペース301に画像表示装置302を
引出し自在に収納する。画像表示装置302をスライド
移動によって取り出すためのレール凸部304とレール
凹部305を有している(画像表示装置取り出し手
段)。画像表示装置の取り出しは反転でも、回転でもよ
い。画像表示装置の収納は筺体本体に対する内部収納で
も外部収納でもよい。筺体本体に設けた蓋体に画像表示
装置を設けてもよいし、蓋体に覆われる状態で筺体本体
に画像表示装置を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置を取
り込んだ無線通信や有線通信を行う携帯端末機器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PHS(パーソナル・ハンディフ
ォン・システム)やセルラーを初めとした各種方式の携
帯型電話機や高性能のトランシーバーなどの音声通信端
末機器を用いて、静止画・動画などの画像情報のサービ
スを行う技術が開発されてきている。
【0003】特にPHSやセルラーはデジタル通信やア
ナログ通信を利用した電話サービスであるが、近年IS
DN(統合サービス・デジタル網)といったデータ通信
のインフラが整備され、このインフラを利用して音声の
みならず静止面・動画・テキストデータなどを無線・有
線の通信網にのせて携帯端末機器にこれらの情報を送り
出し、様々な情報サービスを行う方式が開発されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの画像情報を中
心とした情報サービスを受けるためには液晶表示装置な
どのある程度の大きさの表示サイズをもった画像表示装
置が必要になる。しかし、現在の携帯端末機器に設けら
れている表示部は数行程度のテキスト文字が表示できる
程度の小さなものでしかなく、画像情報を中心とした情
報サービスを表示するための十分な表示能力を有してい
ない。
【0005】携帯端末機器の筺体の表面には送話用のマ
イクロフォン、受話用のスピーカ、ダイヤル用のプッシ
ュボタンなどが装着されているため、筺体表面上で比較
的大きなサイズの画像表示装置を装着するには、その面
積において物理的な限界がある。さらに携帯端末機器
は、その携帯性を最重要視することからも端末本体の大
きさを小さくすることが命題となっており、筺体の表面
自体に十分大きなサイズの画像表示装置を装着すること
は不可能である。そうかといって、筺体の表面全面を画
像表示装置にしてしまい、ダイヤルなどの操作ボタンを
画像表示装置上でのタッチパネルによって構成した場合
には、消費電力、使い勝手の面からも問題となることが
多い。
【0006】本発明は、画像情報を中心とした情報サー
ビスを受けるための十分大きなサイズの画像表示装置を
筺体本体に収納し、必要に応じて使用することのできる
携帯端末機器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る携帯端末機器は、画像表示装置を筺体
本体の内部もしくは外部に収納する画像表示装置収納手
段と、収納されている画像表示装置を回転機構・スライ
ド機構・反転機構等を用いて取り出す画像表示装置取り
出し手段とを備えたことを特徴としている。不使用時は
筺体本体に設けた画像表示装置収納手段に画像表示装置
を収納しておき、情報サービスの提供を受ける必要があ
るときには画像表示装置取り出し手段によって画像表示
装置を画像表示装置収納手段から取り出す。この構成に
より、十分大きなサイズの画像表示装置を携帯端末機器
に取り込むことができ、必要に応じて取り出すことによ
り、画像情報を中心とした情報サービスの提供を受ける
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の携帯端末
機器は、無線通信方式あるいは有線通信方式の携帯端末
機器であって、画像情報を中心とした情報を表示するた
めの画像表示装置を筺体本体の内部あるいは外部に収納
する画像表示装置収納手段と、収納されている画像表示
装置を視認可能なように外部に取り出す画像表示装置取
り出し手段とを備えたことを特徴としている。画像表示
装置の不使用時にはその画像表示装置を筺体本体に収納
しておくので、筺体が特別に大型になることはない。画
像情報を中心とした情報サービスの提供を受けるときは
画像表示装置を取り出して視認可能な状態とし、従来で
は不可能であった画像情報を中心とした情報を画像表示
装置において映出することができる。
【0009】本発明に係る請求項2の携帯端末機器は、
上記請求項1において、画像表示装置を収納状態での内
面側に画像表示面を有する画像表示装置ブロックに構成
し、この画像表示装置ブロックを表裏反転させることに
より前記画像表示面を表側に現出させるように構成して
あることを特徴としている。収納状態では画像表示面が
内面側となるので、この画像表示面を保護することがで
きる。また、画像表示面を表側に現出させるのに表裏反
転する構造となっているから、画像表示面の幅を筺体本
体の幅とほぼ等しい比較的大きなサイズの画像表示面を
構成することができる。
【0010】本発明に係る請求項3の携帯端末機器は、
上記請求項1において、画像表示装置の収納スペースを
筺体本体の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置を
前記筺体本体に対して回転軸をもって回転取り出し・収
納可能に連結してあることを特徴としている。回転軸を
もって画像表示装置を筺体本体に連結し、回転軸まわり
の回転によって画像表示装置を収納スペースに収納した
り収納スペースから取り出したりできるため、操作性が
非常に良く、また、構造的にも非常に簡単である。
【0011】本発明に係る請求項4の携帯端末機器は、
上記請求項1において、画像表示装置の収納スペースを
筺体本体の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置を
筺体本体に対してスライド移動をもって取り出し・収納
可能に構成してあることを特徴としている。単純なスラ
イド移動により画像表示装置を収納スペースに収納した
り収納スペースから取り出したりできるため、反転式や
回転式のものに比べて、操作性が非常に良く、しかも構
造的により簡単であるとともに強度面でもすぐれてい
る。
【0012】本発明に係る請求項5の携帯端末機器は、
上記請求項1において、画像表示装置の収納スペースを
筺体本体の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置は
前記筺体本体に対して物理的・電気的に独立した構成と
なっていて収納スペースから全体を抜き出し可能に構成
されており、前記画像表示装置に物理的・電気的接続部
を設けてある一方、前記筺体本体に前記物理的・電気的
接続部に対応した物理的・電気的接続部を設けてあるこ
とを特徴としている。画像表示装置を収納スペースから
完全に抜き出し、改めて画像表示装置の物理的・電気的
接続部を筺体本体の物理的・電気的接続部に接続する。
画像表示装置が筺体本体から完全に独立しているので、
画像表示装置が故障した場合に、画像表示装置だけを交
換することで対応することができる。また、画像表示装
置として、予め、モノクロタイプのものやカラータイプ
のもの、あるいは性能の異なる複数種類のものを用意し
ておいて、それらの中からユーザーの希望に応じて任意
のものを購入するようにでき、画像表示装置選択の自由
度が拡がる。
【0013】本発明に係る請求項6の携帯端末機器は、
上記請求項1において、画像表示装置の収納スペースを
筺体本体の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置は
筺体本体に対して物理的・電気的に独立しかつ相互にも
物理的・電気的に独立した複数の表示パネルからなり、
前記収納スペースへの収納状態では前記複数の表示パネ
ルを重ね合わせて収納し、収納スペースから取り出した
状態では複数の表示パネルを組み立てて物理的・電気的
に接続して大サイズの画像表示装置を現出し、このよう
に組み立てられた画像表示装置を筺体本体に対して物理
的・電気的に接続・分離可能に構成してあることを特徴
としている。複数の表示パネルの組み立てにより十二分
に大きな画像表示面を有する画像表示装置を得ることが
でき、画像情報を中心として提供される情報サービスを
大きく表示して、視認性を向上することができる。
【0014】本発明に係る請求項7の携帯端末機器は、
上記請求項1において、筺体本体に対して回動開閉自在
に構成された蓋体の内面に画像表示面をもつように構成
して、前記蓋体自体を画像表示装置となしてあり、蓋体
である画像表示装置を閉じた状態を収納姿勢とし、蓋体
である画像表示装置を開いた状態が取り出し姿勢である
ように構成したことを特徴としている。閉じた収納姿勢
では筺体本体の表面のダイヤルボタン等の保護とともに
画像表示面自体の保護を図り、開いた取り出し姿勢では
画像情報を中心とした情報サービスの提供を受けること
ができる。そして、その構造はきわめて簡単なものです
むし、使い勝手も良い。
【0015】本発明に係る請求項8の携帯端末機器は、
上記請求項1において、筺体本体に対して回動開閉自在
に構成された蓋体の内面にダイヤル用のボタンと送話用
のマイクロフォンを配置し、前記筺体本体の下半部に画
像表示面が露出する状態で画像表示装置を埋め込み、前
記蓋体を閉じた状態を前記画像表示装置の収納状態と
し、蓋体を開いた状態が前記画像表示装置の取り出し状
態であるように構成したことを特徴としている。蓋体を
閉じた収納状態では蓋体の内面のダイヤルボタンやマイ
クロフォンの保護とともに画像表示面自体の保護を図
り、開いた取り出し姿勢では画像情報を中心とした情報
サービスの提供を受けることができる。そして、その構
造はきわめて簡単なものですむし、使い勝手も良い。
【0016】以下、本発明に係る携帯端末機器の実施の
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。以下の
各実施の形態においては、携帯端末機器の一例として携
帯型電話機を取り上げる。
【0017】〔実施の形態1〕図1は本発明の実施の形
態1(請求項2に対応)に係る携帯端末機器すなわち携
帯型電話機の構成を示す図である。図1(a)は画像表
示装置の収納状態を示す斜視図、図1(b)は画像表示
装置の取り出し状態を示す斜視図、図1(c)は画像表
示装置ブロックを取り除いた状態の筺体本体を示す斜視
図、図1(d)は側面図である。
【0018】図1において、100は筺体本体、101
はダイヤル用の0〜9の数字と#などの特殊記号を含む
プッシュボタン、102は送話用のマイクロフォン、1
03は受話用のスピーカ、104は携帯型電話機の使用
に必要最低限の表示(一般には電話番号などの表示)を
するための液晶などの表示部、105はアンテナであ
る。筺体本体100は、プッシュボタン101の部分の
上側半分の部分が段差部100aに構成されており、こ
の上半段差部100aに筺体本体100の厚みよりも薄
い画像表示装置ブロック106が装着されている。この
画像表示装置ブロック106は、表面側には前記のスピ
ーカ103と表示部104とが設けられ、裏面側には液
晶等の画像表示面107(図1(b)参照)が設けられ
ている。画像表示面107は筺体本体100の上半段差
部100aの表面に接触する状態となっている。この画
像表示面107は不使用時には収納された状態となって
いる。つまり、画像表示装置ブロック106全体として
は筺体本体100の外部にあるが、画像表示面107は
収納されているのである。請求項との関係でいうと、画
像表示装置ブロック106を上半段差部100aに嵌め
た構造自体が画像表示装置収納手段となっている。液晶
等の画像表示面107のドライバは画像表示装置ブロッ
ク106の内部に実装されており、筺体本体100から
の信号に応じた描画や液晶の制御は、画像表示装置ブロ
ック106内に実装されたドライバによって実行される
ように構成されている。筺体本体100の上半段差部1
00aの表面には上下2段に横方向に沿ったレール10
9が設けられており、画像表示装置ブロック106には
レール109に係合した状態でスライドするフック10
8が左右方向の一端部において上下に一対設けられてい
る。なお、フック108の内部には接続用のリード線が
収納されており、筺体本体100と画像表示装置ブロッ
ク106とは電源および信号の接続が行われている。画
像表示装置ブロック106に設けられたフック108と
筺体本体100に設けられたレール109とが請求項に
いう画像表示装置取り出し手段に相当している。
【0019】次に、画像表示装置ブロック106を取り
出すときの動作の一例を図2を参照しながら説明する。
図2(a)〜(e)はそれぞれ携帯型電話機の正面図と
下から見た底面図とを組み合わせた状態で示している。
【0020】図2(a)は図1(a)に対応するもの
で、画像表示装置ブロック106が筺体本体100に収
納された状態を示している。この収納状態において、画
像表示装置ブロック106のフック108が筺体本体1
00のレール109に噛み込んで安定的に位置固定され
ている。
【0021】この携帯型電話機において、画像情報を中
心とした情報サービスを受けるときには、図2(b)に
示すように、画像表示装置ブロック106を手動にて横
側方へ動かす。すると、フック108がレール109に
係合した状態でレール109に沿ってスライド移動さ
れ、画像表示装置ブロック106の全体が横側方へ移動
する。これにより、図2(c)に示すように、フック1
08がレール109の終端にまで達するが、レール10
9に対するフック108の係合状態は保持される。これ
で画像表示装置ブロック106の横方向移動が完了す
る。続いて、図2(d)に示すように、レール109に
対するフック108の係合箇所を中心にして画像表示装
置ブロック106の全体を表側(手前側)に180度回
転させる。つまり、表裏反転させる。この表裏反転によ
って、図2(e)に示すように画像表示装置ブロック1
06は筺体本体100の上半段差部100aに収まり、
画像表示面107が携帯型電話機の表面側に完全に現出
した状態となる。画像表示装置ブロック106と筺体本
体100とは電気的に予め接続されているため、画像表
示面107はそのまま駆動することが可能である。これ
により、画像表示装置ブロック106の画像表示面10
7において、無線送信されてくる画像情報を中心とした
情報サービスを画像表示面107に表示することがで
き、その情報サービスの提供を利用することができる。
【0022】不使用時には、上記とは逆の手順で画像表
示装置ブロック106を図2(a)の収納状態へと戻
す。
【0023】以上のように本実施の形態1においては、
筺体の一部を画像表示装置ブロック106とすることに
より、形態上は外部収納の形ではあるが、不使用時に画
像表示装置ブロック106の画像表示面107を収納し
ておくことができ、画像情報を中心とした情報サービス
の提供を受けるときには画像表示装置ブロック106を
取り出して画像表示面107を現出することにより情報
サービスの提供を利用することができる。
【0024】〔実施の形態2〕図3は本発明の実施の形
態2(請求項3に対応)に係る携帯端末機器すなわち携
帯型電話機の構成を示す図である。図3(a)は画像表
示装置の収納状態を示す斜視図、図3(b)は画像表示
装置の取り出し状態を示す斜視図、図3(c)は側面図
である。
【0025】筺体本体に設けられたプッシュボタンや送
話用のマイクロフォンや受話用のスピーカや電話番号な
どを表示する小さい表示面積の表示部については実施の
形態1において説明したものと同様であるので、説明を
省略する。
【0026】図3において、200は筺体本体、201
は筺体本体200の厚みを利用して筺体本体200の上
半部に凹入形成した矩形空洞の画像表示装置収納スペー
ス、202はその画像表示装置収納スペース201に収
納可能な液晶表示パネルなどからなる画像表示装置、2
03は画像表示装置202を筺体本体200に対して回
転自在に軸支する回転軸、204は画像表示装置202
における液晶等の画像表示面である。画像表示面204
のドライバは画像表示装置202の内部に実装されてお
り、筺体本体200からの信号に応じた描画や液晶の制
御は、画像表示装置202内に実装されたドライバによ
って実行されるように構成されている。筺体本体200
と画像表示装置202とは電気的に接続されており、画
像表示装置202の表示に関する電源は筺体本体200
から供給を受け、信号も全て筺体本体200との間で結
線されたリード線を介して行われるようになっている。
そのリード線は回転軸203の内部に挿通されている。
【0027】この携帯型電話機において、画像情報を中
心とした情報サービスの提供を受けないときは、図3
(a)に示すように画像表示装置202を画像表示装置
収納スペース201に収納しておく。画像情報を中心と
した情報サービスを受けるときには、画像表示装置20
2を図3(a)で二点鎖線で示すように、回転軸203
を中心にして90度回転させる。この回転機構では90
度の回転位置でロックされるようになっている。これに
より、図3(b)に示すように、筺体本体200の横側
方に画像表示装置202が取り出された状態となり、画
像表示装置202の画像表示面204を視認することが
できる。画像表示装置202と筺体本体200とは電気
的に予め接続されているため、画像表示装置202はそ
のまま駆動することが可能である。すなわち、無線送信
されてくる画像情報を中心とした情報サービスを画像表
示面204に表示することができ、その情報サービスの
提供を利用することができる。
【0028】不使用時には、上記とは逆の手順で画像表
示装置202を図3(a)の収納状態へと戻す。
【0029】以上のように本実施の形態2においては、
回転軸203を中心とした回転により画像表示装置20
2を取り出したり、また、逆に収納スペース201へ収
納したりすることができるので、操作性が非常に良く、
また、構造的にも非常に簡単である。
【0030】なお、画像表示面204の縦の長さと横の
長さの比は任意である。また、実施の形態2では筺体本
体200の向かって右側に90度回転することで画像表
示装置202を取り出すようにしたが、これに代えて、
左側に取り出すようにしてもよいし、また、取り出しの
回転角を180度などに変更してもよい。
【0031】〔実施の形態3〕図4は本実施の形態3
(請求項4に対応)に係る携帯端末機器すなわち携帯型
電話機の構成を示す図である。図4(a)は画像表示装
置の取り出し途中または収納途中の状態を示す斜視図、
図4(b)は画像表示装置の取り出し状態を示す斜視
図、図4(c)は側面図である。
【0032】筺体本体に設けられたプッシュボタンや送
話用のマイクロフォンや受話用のスピーカや電話番号な
どを表示する小さい表示面積の表示部については実施の
形態1において説明したものと同様であるので、説明を
省略する。
【0033】図4において、300は筺体本体、301
は筺体本体300の厚みを利用して筺体本体300の上
半部に凹入形成し画像表示装置302を横方向に沿って
収納・取り出しする矩形空洞の画像表示装置収納スペー
ス、302はその収納スペース301に収納可能な液晶
表示パネルなどからなる画像表示装置、303は画像表
示装置302における液晶等の画像表示面、304は画
像表示装置302の上面と底面に設けたレール凸部、3
05は画像表示装置302の上下のレール凸部304を
嵌合してスライド案内を行うように筺体本体300に設
けられたレール凹部である。画像表示面303のドライ
バは画像表示装置302の内部に実装されており、筺体
本体300からの信号に応じた描画や液晶の制御は、画
像表示装置302内に実装されたドライバによって実行
されるように構成されている。筺体本体300と画像表
示装置302とはフレキシブルコードなどを介して電気
的に接続されており、画像表示装置302の表示に関す
る電源は筺体本体300から供給を受け、信号も全て筺
体本体300との間で結線されたフレキシブルコードを
介して行われるようになっている。なお、図示は省略し
ているが、レールの終端部にはストッパーが設けられて
おり、画像表示装置302をスライドによってその全体
を引き出したときに、ストッパーが作用して画像表示装
置302の筺体本体300からの不測の抜け出しを防止
するようになっている。画像表示装置302の上下のレ
ール凸部304とこれに嵌合する筺体本体300の上下
のレール凹部305とが画像表示装置302のスライド
機構を構成している。
【0034】この携帯型電話機において、画像情報を中
心とした情報サービスの提供を受けないときは、図4
(a)において画像表示装置302を矢印左側方向に向
けてスライド移動させ、画像表示装置302の全体を筺
体本体300の収納スペース301内に収納しておく。
画像情報を中心とした情報サービスを受けるときには、
画像表示装置302を図4(a)で矢印右側方向に向け
て引き出す。このとき、画像表示装置302は、レール
凸部304とレール凹部305とによりガイド作用によ
りスムーズにスライド移動されて引き出され、図示しな
いストッパーによって停止させられたときが、図4
(b)に示す状態である。すなわち、画像表示装置30
2の全体が筺体本体300から引き出され、画像表示面
303を視認することができる。画像表示装置302と
筺体本体300とは電気的に予め接続されているため、
画像表示装置302はそのまま駆動することが可能であ
る。すなわち、無線送信されてくる画像情報を中心とし
た情報サービスを画像表示面303に表示することがで
き、その情報サービスの提供を利用することができる。
【0035】不使用時には、上記とは逆の手順で画像表
示装置302をスライド移動させて収納スペース301
内に収納する。
【0036】以上のように本実施の形態3においては、
レール凸部304とレール凹部305との嵌合によるス
ライド機構は構造的に非常に簡単なものであり、しか
も、取り出し・収納の操作性が非常にスムーズなものと
なる。実施の形態1の反転式や実施の形態2の回転式に
比べて強度面ですぐれている。
【0037】なお、画像表示面303の縦の長さと横の
長さの比は任意である。また、実施の形態3では筺体本
体300の向かって右側に画像表示装置302を取り出
すようにしたが、これに代えて、左側に取り出すように
してもよいし、また、取り出し方向を縦方向としてもよ
い。
【0038】〔実施の形態4〕図5および図6は本実施
の形態4(請求項5に対応)に係る携帯端末機器すなわ
ち携帯型電話機の構成を示す図である。図5(a)は画
像表示装置の収納状態を示す斜視図、図5(b)は筺体
本体の左側側面の差し込み部を示す一部省略の斜視図、
図5(c)は画像表示装置の取り出し途中の状態を示す
一部省略の斜視図、図5(d)は携帯型電話機の筺体本
体の概略正面図、図5(e)は筺体本体の側面図、図5
(f)は蓋を開けた状態の筺体本体の側面図、図5
(g)は画像表示装置の取り出し初期の状態を示す筺体
本体の概略正面図であり、図6(a)は取り出された画
像表示装置を筺体本体の差し込み部に対して差し込む様
子を示す動作説明図、図6(b)は画像表示装置を筺体
本体の差し込み部に連結接続した状態を示す斜視図であ
る。
【0039】筺体本体に設けられたプッシュボタンや送
話用のマイクロフォンや受話用のスピーカや電話番号な
どを表示する小さい表示面積の表示部については実施の
形態1において説明したものと同様であるので、説明を
省略する。
【0040】図4において、400は筺体本体、401
は筺体本体400の厚みを利用して筺体本体400の上
半部に凹入形成し画像表示装置403を横方向に沿って
収納したり取り出したりする矩形空洞の画像表示装置収
納スペース、402は収納スペース401の開口部に対
する蓋体、403はその収納スペース401に収納可能
な液晶表示パネルなどからなる画像表示装置、404は
画像表示装置403における液晶等の画像表示面であ
る。この画像表示装置403は、これまでの実施の形態
1〜3とは異なり、筺体本体400に対して電気的、物
理的に接続されているわけではなく、完全に独立のもの
として構成されており、したがって、画像表示装置40
3はその全体を図6(a)に示すように収納スペース4
01から外部へ筺体本体400から切り離す状態で取り
出すことができるようになっている。ただし、画像表示
面404のドライバは画像表示装置403の内部に実装
されている。
【0041】また、図5において、405は収納スペー
ス401の奥部に設けられた初期取り出し付勢用のスプ
リング、406は筺体本体400において蓋体402と
は反対側の側面に設けられた画像表示装置403の差し
込み部である。図6において、407は差し込み部40
6の上下に設けられた嵌合凹部、408は嵌合凹部40
7に対して挿抜自在な状態で画像表示装置403の側面
に設けられた物理的結合のための嵌合凸部、409は差
し込み部406に設けられた電気的接続のための差し込
み孔、410は画像表示装置403の側面から突出され
て差し込み孔409に対して挿抜自在な電源供給、描画
駆動、制御に係る信号ピンである。
【0042】この携帯型電話機において、画像情報を中
心とした情報サービスの提供を受けないときは、図5
(a)に示すように筺体本体400の収納スペース40
1の内部に画像表示装置403の全体を収納し、蓋体4
02を閉じておく。蓋体402を閉じると、画像表示装
置403は蓋体402に押されてスプリング405を押
し、スプリング405に蓄圧する(図5(d),(e)
参照)。なお、蓋体402は、画像表示装置403の収
納時の携帯型電話機の外観の意匠性を確保するのに役立
っている。
【0043】画像情報を中心とした情報サービスを受け
るときには、まず、図5(f)のように筺体本体400
の側面の蓋体402を開ける。すると、蓄圧されていた
スプリング405の付勢力によって、図5(g)のよう
に画像表示装置403が適度に押し出される。押し出さ
れた画像表示装置403の端部を手でもって引き出すこ
とにより、画像表示装置403の全体を収納スペース4
01から外部へ完全に抜き出すことができる。
【0044】次いで、抜き出した画像表示装置403を
筺体本体400の差し込み部406に対して図6(a)
のように対置させて位置合わせし、画像表示装置403
の上下の嵌合凸部408を差し込み部406の上下の嵌
合凹部407に対して挿入しつつ、画像表示装置403
の信号ピン410を差し込み部406の差し込み孔40
9に挿入する。これにより、図6(b)に示すように筺
体本体400に対する画像表示装置403の物理的接続
と電気的接続とが同時に行われる。図6(b)の状態に
おいて、画像表示装置403は筺体本体400から電源
供給および信号供給を受け、描画動作、制御が行われる
状態となる。携帯型電話機は、無線送信されてくる画像
情報を中心とした情報サービスを画像表示面404に表
示することができ、その情報サービスの提供を利用する
ことができる。
【0045】不使用時には、上記とは逆の手順で画像表
示装置403を収納スペース401に収納しておく。
【0046】以上のように本実施の形態4においては、
画像表示装置403が筺体本体400から独立している
ため、画像表示装置403が故障した場合に、画像表示
装置403だけを交換することで対応することができ
る。また、画像表示装置403として、予め、モノクロ
タイプのものやカラータイプのもの、あるいは性能の異
なる複数種類のものを用意しておいて、それらの中から
ユーザーの希望に応じて任意のものを購入するようにで
きる。また、収納スペース401として画像表示装置4
03を縦方向に挿抜自在とする形態にしてもよい。
【0047】なお、図6では、画像表示装置403とし
て横長タイプのものを示しているが、嵌合凸部408や
信号ピン410の位置を90度異なる側面に配置するこ
とにより、縦長タイプのものを用いることもできる。図
6では、筺体本体400における画像表示装置403の
物理的・電気的接続部を筺体本体400の側面部とした
が、上面部でも、底面部でも、背面部でも、表面部でも
よい。
【0048】〔実施の形態5〕図7は本実施の形態5
(請求項6に対応)に係る携帯端末機器すなわち携帯型
電話機の構成を示すとともに複数の表示パネルを筺体本
体から取り出した状態を示す斜視図、図8(a)は筺体
本体の左側側面の差し込み部を示す一部省略の斜視図、
図8(b)は画像表示装置を筺体本体の差し込み部に連
結接続した状態を示す斜視図である。
【0049】筺体本体に設けられたプッシュボタンや送
話用のマイクロフォンや受話用のスピーカや電話番号な
どを表示する小さい表示面積の表示部については実施の
形態1において説明したものと同様であるので、説明を
省略する。
【0050】本実施の形態5においては、画像表示装置
502が4枚の表示パネル502a〜502dから構成
されている。図7において、500は筺体本体、501
は筺体本体500の厚みを利用して筺体本体500の上
半部に凹入形成し画像表示装置502を構成する4枚の
表示パネル502a〜502dをすべて分離した状態で
横方向に沿って収納する矩形空洞の画像表示装置収納ス
ペース、502は4枚の液晶などの表示パネル502a
〜502dの連結接続で構成される画像表示装置であ
る。これら4枚の表示パネル502a〜502dはそれ
ぞれ、筺体本体500に対して電気的、物理的に接続さ
れてはおらず、完全に独立したものとして構成されてお
り、したがって、図7に示すように、4枚の表示パネル
502a〜502dのそれぞれはその全体を収納スペー
ス501から外部へ筺体本体500から切り離す状態で
取り出すことができるようになっている。
【0051】各表示パネル502a〜502dは連結接
続のための接続部分が設けられている。例えば第3の表
示パネル502cについてみると、その一方の横側面に
は、筺体本体500の左側側面の差し込み部512に対
して物理的連結を可能にするための嵌合凸部506が上
下に一対設けられ、さらに差し込み部512の差し込み
孔に差し込んで電気的接続を行うための信号ピン507
が設けられており、さらに他方の横側面には、第4の表
示パネル502dとの連結接続を行うための嵌合凹部5
09と信号ピンの差し込み孔508が設けられ、さらに
上側面には、第1の表示パネル502aとの連結接続を
行うための嵌合凸部511と信号ピン510とが設けら
れている。第1の表示パネル502aは差し込み部51
2および第2と第3の表示パネル502b,502cと
連結接続するための同様な嵌合凸部、嵌合凹部、信号ピ
ン、差し込み孔を有しており、第2の表示パネル502
bは第1と第4の表示パネル502a,502dと連結
接続するための同様な嵌合凸部、嵌合凹部、信号ピン、
差し込み孔を有しており、第4の表示パネル502dは
第2と第3の表示パネル502b,502cと連結接続
するための同様な嵌合凸部、信号ピンを有している。
【0052】このような連結接続構造をもつ4枚の表示
パネル502a〜502dを連結接続することにより大
画面の画像表示装置502が組み立てられるが、実施の
形態4の場合と同様に、その画像表示装置502を筺体
本体500の差し込み部512に対して図8(a)に示
すように対置させて位置合わせし、物理的および電気的
に接続する。図8(b)の状態において、画像表示装置
502は筺体本体500から電源供給および信号供給を
受け、描画動作、制御が行われる状態となる。携帯型電
話機は、無線送信されてくる画像情報を中心とした情報
サービスを大サイズの画像表示面に表示することがで
き、その情報サービスの提供を利用することができる。
なお、4枚の表示パネルが組み立てられた画像表示装置
502は当然に境界をもつが、受信された画像を表示パ
ネルの枚数分(本実施の形態では4枚分)に分割するソ
フトウェアプログラムを設け、受信と同時に画面分割を
行いながら分割された画像を各表示面に分けて表示する
ようにする。
【0053】不使用時には、画像表示装置502を4つ
の表示パネル502a〜502dに分離し、各表示パネ
ル502a〜502dを重ね合わせた状態にして収納ス
ペース501に収納する。図示はしていないが、収納ス
ペース501においては、実施の形態4の場合と同様
に、蓋体と初期取り出し付勢用のスプリングが設けられ
ている。
【0054】以上のように本実施の形態5においては、
4枚の表示パネル502a〜502dの組み立てにより
十二分に大きなサイズの画像表示面をもった画像表示装
置502を実現できる。表示パネルの枚数が4枚もある
ので、筺体本体500の厚みが大きくなる傾向がある
が、これは表示パネルの超薄型化を図ることにより、あ
る程度は解決できる。なお、1つの画像表示装置を構成
する表示パネルの枚数は任意である。また、画像表示装
置502自体において、4枚の表示パネル502a〜5
02dが互いに独立しているため、いずれかの表示パネ
ルが故障した場合に、その表示パネルのみを交換するこ
とで対応することができる。
【0055】なお、その他の要件については実施の形態
4の場合と同様とする。
【0056】〔実施の形態6〕図9は本発明の実施の形
態6(請求項7に対応)に係る携帯端末機器すなわち携
帯型電話機の構成を示す図であり、図9(a)は画像表
示装置の収納状態を示す斜視図、図9(b)は画像表示
装置の取り出し状態を示す斜視図である。筺体本体に設
けられたプッシュボタンや送話用のマイクロフォンや受
話用のスピーカや電話番号などを表示する小さい表示面
積の表示部については実施の形態1において説明したも
のと同様であるので、説明を省略する。
【0057】図9において、600は筺体本体、601
は筺体本体600の下端部に回動支点をもつ状態で筺体
本体600に枢支連結された蓋体であり、この蓋体60
1は、図9(a)に示すように閉じた状態では筺体本体
600の下半部を覆う大きさとなっている。この状態で
は、筺体本体600の下半部のダイヤル用のプッシュボ
タン603を覆う。この蓋体601には、その内面に液
晶等の画像表示面602が設けられている。すなわち、
この蓋体601自体が本実施の形態6の場合の画像表示
装置を構成している。画像表示面602のドライバは画
像表示装置601の内部に実装されており、筺体本体6
00からの信号に応じた描画や液晶の制御は、画像表示
装置601内に実装されたドライバによって実行される
ように構成されている。筺体本体600と画像表示装置
601とは電気的に接続されており、画像表示装置60
1の表示に関する電源は筺体本体600から供給を受
け、信号も全て筺体本体600との間で結線されたリー
ド線を介して行われるようになっている。そのリード線
は画像表示装置601と筺体本体600とを回動自在に
連結している下端の回動支軸の内部に挿通されている。
【0058】画像表示装置601は、図9(a)のよう
に閉じた状態でその液晶等の画像表示面602が筺体本
体600に近接し、筺体本体600によって画像表示面
602が保護される。蓋体である画像表示装置601を
閉じた状態が、その画像表示装置601の収納状態であ
る。画像情報を中心とした情報サービスを受信するとき
には、図9(b)のように画像表示装置601を開いて
画像表示面602を現出させる。これが画像表示装置6
01の取り出し状態である。
【0059】本実施の形態6においては、蓋体というす
でによく用いられている部品の中に画像表示装置を取り
込んでおり、この画像表示装置を取り込んだ蓋体の利用
は、蓋体の本来的な目的、すなわち表面の防護、送話時
のマイクロフォン604に向けての音声の取り込みの補
助という2つの効果も併せもつ。そして、蓋体に構成さ
れた画像表示装置601を開いた状態でその画像表示面
602に画像情報を中心とした情報サービスを映出する
ことができる。
【0060】なお、画像表示装置601は筺体本体60
0の前面全体を覆うおおきなサイズに構成してもよい。
【0061】〔実施の形態7〕図10は本実施の形態7
(請求項8に対応)に係る携帯端末機器すなわち携帯型
電話機の構成を示す斜視図である。筺体本体に設けられ
た受話用のスピーカや電話番号などを表示する小さい表
示面積の表示部については実施の形態1において説明し
たものと同様であるので、説明を省略する。
【0062】図10において、700は筺体本体、70
1は筺体本体700の下端部に回動支点をもつ状態で筺
体本体700に枢支連結された蓋体であり、この蓋体7
01は、閉じた状態では筺体本体700の下半部を覆う
大きさとなっている。その蓋体701で覆われる筺体本
体700の下半部に液晶表示パネルなどからなる画像表
示装置702が埋め込まれ、その液晶等の画像表示面7
03が外部に露出している。蓋体701の内面側にはダ
イヤル用のプッシュボタン704と送話用のマイクロフ
ォン705が設けられている。蓋体701と筺体本体7
00とは電気的に接続されている。その接続のためのリ
ード線は蓋体701を筺体本体700に回動自在に連結
している下端の回動支軸の内部に挿通されている。
【0063】蓋体701を閉じて画像表示面703を覆
った状態が画像表示装置702の収納状態であり、蓋体
701を開いて画像表示面703を現出させた状態が画
像表示装置702の取り出し状態である。
【0064】本実施の形態7においては、画像表示装置
702を筺体本体700に埋め込み、一般的によく用い
られる蓋体701の開閉によって画像表示装置702の
画像表示面703を覆ったり現出させたりするものであ
り、蓋体701にプッシュボタン704やマイクロフォ
ン705を移動配置することにより、筺体本体700の
下半部に画像表示装置702の配置スペースを確保して
いる。その構造はきわめて簡単であり、蓋体701を閉
じた画像表示装置702の収納状態では画像表示面70
3およびプッシュボタン等を保護することができ、蓋体
701を開いて画像表示面703を現出させた状態では
画像情報を中心とした情報サービスの提供を受けること
ができる。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る携帯端末機器によれば、画
像表示装置の不使用時にはその画像表示装置を筺体本体
に設けた画像表示装置収納手段により収納しておくの
で、筺体が特別に大型になることはなく、画像情報を中
心とした情報サービスの提供を受けるときは画像表示装
置取り出し手段により画像表示装置を取り出して視認可
能な状態とし、従来では不可能であった画像情報を中心
とした情報を画像表示装置において映出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示す図であって、(a)は画
像表示装置の収納状態を示す斜視図、(b)は画像表示
装置の取り出し状態を示す斜視図、(c)は画像表示装
置ブロックを取り除いた状態の筺体本体を示す斜視図、
(d)は側面図である。
【図2】実施の形態1の携帯型電話機において画像表示
装置ブロックを取り出すときの動作を説明するための正
面図と下から見た底面図とを組み合わせた図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示す図であって、(a)は画
像表示装置の収納状態を示す斜視図、(b)は画像表示
装置の取り出し状態を示す斜視図、(c)は側面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態3に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示す図であって、(a)は画
像表示装置の取り出し途中または収納途中の状態を示す
斜視図、(b)は画像表示装置の取り出し状態を示す斜
視図、(c)は側面図である。
【図5】本発明の実施の形態4に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示す図であって、(a)は画
像表示装置の収納状態を示す斜視図、(b)は筺体本体
の左側側面の差し込み部を示す一部省略の斜視図、
(c)は画像表示装置の取り出し途中の状態を示す一部
省略の斜視図、(d)は携帯型電話機の筺体本体の概略
正面図、(e)は筺体本体の側面図、(f)は蓋を開け
た状態の筺体本体の側面図、(g)は画像表示装置の取
り出し初期の状態を示す筺体本体の概略正面図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示す図であって、(a)は取
り出された画像表示装置を筺体本体の差し込み部に対し
て差し込む様子を示す動作説明図、(b)は画像表示装
置を筺体本体の差し込み部に連結接続した状態を示す斜
視図である。
【図7】本発明の実施の形態5に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示すとともに複数の表示パネ
ルを筺体本体から取り出した状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態5に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示す図であって、(a)は筺
体本体の左側側面の差し込み部を示す一部省略の斜視
図、(b)は画像表示装置を筺体本体の差し込み部に連
結接続した状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態6に係る携帯端末機器とし
ての携帯型電話機の構成を示す図であって、(a)は画
像表示装置の収納状態を示す斜視図、(b)は画像表示
装置の取り出し状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態7に係る携帯端末機器と
しての携帯型電話機の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
100,200,300,400,500,600,7
00……筺体本体 100a……上半段差部 101,603,704……ダイヤル用プッシュボタン 102,705……送話用マイクロフォン 103……受話用スピーカ 104……電話番号表示部 105……アンテナ 106……画像表示装置ブロック 107,204,303,404,602,703……
画像表示面 108……フック 109……レール 201,301,401,501……画像表示装置収納
スペース 202,302,403,502,601,702……
画像表示装置 203……回転軸 304……レール凸部 305……レール凹部 402,601,701……蓋体 405……初期取り出し付勢用のスプリング 406,512……差し込み部 407,509……嵌合凹部 408,506,511……嵌合凸部 409,508……差し込み孔 410,507,510……信号ピン 502a〜502d……表示パネル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信方式あるいは有線通信方式の携
    帯端末機器であって、画像情報を中心とした情報を表示
    するための画像表示装置を筺体本体の内部あるいは外部
    に収納する画像表示装置収納手段と、収納されている画
    像表示装置を視認可能なように外部に取り出す画像表示
    装置取り出し手段とを備えたことを特徴とする携帯端末
    機器。
  2. 【請求項2】 画像表示装置を収納状態での内面側に画
    像表示面を有する画像表示装置ブロックに構成し、この
    画像表示装置ブロックを表裏反転させることにより前記
    画像表示面を表側に現出させるように構成してあること
    を特徴とする請求項1に記載の携帯端末機器。
  3. 【請求項3】 画像表示装置の収納スペースを筺体本体
    の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置を前記筺体
    本体に対して回転軸をもって回転取り出し・収納可能に
    連結してあることを特徴とする請求項1に記載の携帯端
    末機器。
  4. 【請求項4】 画像表示装置の収納スペースを筺体本体
    の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置を筺体本体
    に対してスライド移動をもって取り出し・収納可能に構
    成してあることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末
    機器。
  5. 【請求項5】 画像表示装置の収納スペースを筺体本体
    の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置は前記筺体
    本体に対して物理的・電気的に独立した構成となってい
    て収納スペースから全体を抜き出し可能に構成されてお
    り、前記画像表示装置に物理的・電気的接続部を設けて
    ある一方、前記筺体本体に前記物理的・電気的接続部に
    対応した物理的・電気的接続部を設けてあることを特徴
    とする請求項1に記載の携帯端末機器。
  6. 【請求項6】 画像表示装置の収納スペースを筺体本体
    の肉厚内に形成してあり、前記画像表示装置は筺体本体
    に対して物理的・電気的に独立しかつ相互にも物理的・
    電気的に独立した複数の表示パネルからなり、前記収納
    スペースへの収納状態では前記複数の表示パネルを重ね
    合わせて収納し、収納スペースから取り出した状態では
    複数の表示パネルを組み立てて物理的・電気的に接続し
    て大サイズの画像表示装置を現出し、このように組み立
    てられた画像表示装置を筺体本体に対して物理的・電気
    的に接続・分離可能に構成してあることを特徴とする請
    求項1に記載の携帯端末機器。
  7. 【請求項7】 筺体本体に対して回動開閉自在に構成さ
    れた蓋体の内面に画像表示面をもつように構成して、前
    記蓋体自体を画像表示装置となしてあり、蓋体である画
    像表示装置を閉じた状態を収納姿勢とし、蓋体である画
    像表示装置を開いた状態が取り出し姿勢であるように構
    成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機
    器。
  8. 【請求項8】 筺体本体に対して回動開閉自在に構成さ
    れた蓋体の内面にダイヤル用のボタンと送話用のマイク
    ロフォンを配置し、前記筺体本体の下半部に画像表示面
    が露出する状態で画像表示装置を埋め込み、前記蓋体を
    閉じた状態を前記画像表示装置の収納状態とし、蓋体を
    開いた状態が前記画像表示装置の取り出し状態であるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端
    末機器。
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