JPH10279289A - 漂流物回収装置 - Google Patents
漂流物回収装置Info
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- JPH10279289A JPH10279289A JP9083897A JP9083897A JPH10279289A JP H10279289 A JPH10279289 A JP H10279289A JP 9083897 A JP9083897 A JP 9083897A JP 9083897 A JP9083897 A JP 9083897A JP H10279289 A JPH10279289 A JP H10279289A
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- JP
- Japan
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- electric winch
- rope
- drifting
- crane
- winch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現在行っている人力による漂流物の回収作業
の省力化、節労化を計り得る漂流物回収装置を提供す
る。 【解決手段】 船30上に設置されている中折れ伸縮型
クレーン20の吊索9に電動ウインチ40を取り付ける
と共に、電動ウインチの本体41と電動ウインチのロー
プに取り付けられているフック44とを連結可能にす
る。
の省力化、節労化を計り得る漂流物回収装置を提供す
る。 【解決手段】 船30上に設置されている中折れ伸縮型
クレーン20の吊索9に電動ウインチ40を取り付ける
と共に、電動ウインチの本体41と電動ウインチのロー
プに取り付けられているフック44とを連結可能にす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船上に設置されて
いる中折れ伸縮型クレーンと、該クレーンの吊索に取り
付けた電動ウインチとを併用して洋上に漂っている漂流
物を回収する漂流物回収装置に関するものである。
いる中折れ伸縮型クレーンと、該クレーンの吊索に取り
付けた電動ウインチとを併用して洋上に漂っている漂流
物を回収する漂流物回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洋上に漂っている漂流物を回収す
る回収作業は、主として、人力によって行っていた。
る回収作業は、主として、人力によって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洋上に
漂っている漂流物を回収する回収作業は、多くの労力や
危険な作業を伴う。特に、荒天時ほど多大な労力や危険
性が増加する。本発明は、係る問題に鑑みてなされたも
のであって、現在行っている人力による漂流物の回収作
業の省力化、節労化を計り得る漂流物回収装置を提供す
ることにある。
漂っている漂流物を回収する回収作業は、多くの労力や
危険な作業を伴う。特に、荒天時ほど多大な労力や危険
性が増加する。本発明は、係る問題に鑑みてなされたも
のであって、現在行っている人力による漂流物の回収作
業の省力化、節労化を計り得る漂流物回収装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る漂流物回収装置は、船上に設置されている中折れ伸
縮型クレーンの吊索に電動ウインチを取り付けると共
に、電動ウインチの本体と電動ウインチのロープに取り
付けられているフックとを連結可能にすることを特徴と
する。
係る漂流物回収装置は、船上に設置されている中折れ伸
縮型クレーンの吊索に電動ウインチを取り付けると共
に、電動ウインチの本体と電動ウインチのロープに取り
付けられているフックとを連結可能にすることを特徴と
する。
【0005】請求項1に記載の発明によれば、電動ウイ
ンチの本体と電動ウインチのロープに取り付けられてい
るフックとを連結させることにより、電動ウインチのロ
ープに漂流物の荷重が付加しないようにすることができ
る。請求項2に記載の発明に係る漂流物回収装置は、電
動ウインチの本体にメス形連結部を設け、電動ウインチ
のロープに取り付けられているフックにメス形連結部に
係合するオス形連結部を設け、前記オス形連結部に溝部
を備え、かつ、前記溝部に対応するメス形連結部の部位
にメス形連結部の軸芯に向けて付勢される嵌合つめを備
えたことを特徴とする。
ンチの本体と電動ウインチのロープに取り付けられてい
るフックとを連結させることにより、電動ウインチのロ
ープに漂流物の荷重が付加しないようにすることができ
る。請求項2に記載の発明に係る漂流物回収装置は、電
動ウインチの本体にメス形連結部を設け、電動ウインチ
のロープに取り付けられているフックにメス形連結部に
係合するオス形連結部を設け、前記オス形連結部に溝部
を備え、かつ、前記溝部に対応するメス形連結部の部位
にメス形連結部の軸芯に向けて付勢される嵌合つめを備
えたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、電動ウイ
ンチの本体に設けられているメス形連結部に、電動ウイ
ンチのロープに取り付けられているフックのオス形連結
部を連結させることにより、漂流物の荷重を電動ウイン
チの本体に移行させることができる。請求項3に記載の
発明に係る漂流物回収装置は、電動ウインチのロープに
取り付けられているフックに浮力材を取り付けたことを
特徴とする。
ンチの本体に設けられているメス形連結部に、電動ウイ
ンチのロープに取り付けられているフックのオス形連結
部を連結させることにより、漂流物の荷重を電動ウイン
チの本体に移行させることができる。請求項3に記載の
発明に係る漂流物回収装置は、電動ウインチのロープに
取り付けられているフックに浮力材を取り付けたことを
特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、電動ウイ
ンチのロープに取り付けられているフックに浮力が付加
され、電動ウインチのロープに取り付けられているフッ
クを漂流物まで運ぶダイバーの労力を軽減させることが
できる。請求項4に記載の発明に係る漂流物回収装置
は、電動ウインチのロープをクレーンの吊索より軽量に
することを特徴とする。
ンチのロープに取り付けられているフックに浮力が付加
され、電動ウインチのロープに取り付けられているフッ
クを漂流物まで運ぶダイバーの労力を軽減させることが
できる。請求項4に記載の発明に係る漂流物回収装置
は、電動ウインチのロープをクレーンの吊索より軽量に
することを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、電動ウイ
ンチのロープに取り付けられているフックを漂流物まで
運ぶダイバーの労力を軽減させることができる。
ンチのロープに取り付けられているフックを漂流物まで
運ぶダイバーの労力を軽減させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を説明する。図1に示すように、船30に中折れ伸
縮型クレーン20が設置されている。この中折ブーム伸
縮クレーン20は、図2に示すように、甲板Sに取り付
けられている基台1上に旋回装置2により旋回されるタ
ワー3を有しており、このタワー3にウインチ(不図
示)を作動させる油圧モータ4と、インナーブーム5a
を俯仰させる第1の油圧ピストン6とを備えている。更
に、アウターブーム5bを俯仰させる第2の油圧ピスト
ン7と、アウターブーム伸縮用の油圧ピストン8とを備
えている。
形態を説明する。図1に示すように、船30に中折れ伸
縮型クレーン20が設置されている。この中折ブーム伸
縮クレーン20は、図2に示すように、甲板Sに取り付
けられている基台1上に旋回装置2により旋回されるタ
ワー3を有しており、このタワー3にウインチ(不図
示)を作動させる油圧モータ4と、インナーブーム5a
を俯仰させる第1の油圧ピストン6とを備えている。更
に、アウターブーム5bを俯仰させる第2の油圧ピスト
ン7と、アウターブーム伸縮用の油圧ピストン8とを備
えている。
【0010】これらの旋回装置2、油圧モータ4及び油
圧ピストン6〜8は、夫々、ポンプポート10に配置さ
れた油圧ポンプ11から切換バルブ12a〜12fを介
して油圧が供給されて作動するようになっている。な
お、図中、符号21は、油圧モータ4を制動させる多板
ブレーキであり、この多板ブレーキ21は、第1の電磁
弁22を有する第1の回路Aを構成するラインL1 〜L
2 〜L3 でポンプポート10に連結されている。また、
符号23はコントロールバルブ、24は第2の電磁弁、
25はリリーフ弁である。
圧ピストン6〜8は、夫々、ポンプポート10に配置さ
れた油圧ポンプ11から切換バルブ12a〜12fを介
して油圧が供給されて作動するようになっている。な
お、図中、符号21は、油圧モータ4を制動させる多板
ブレーキであり、この多板ブレーキ21は、第1の電磁
弁22を有する第1の回路Aを構成するラインL1 〜L
2 〜L3 でポンプポート10に連結されている。また、
符号23はコントロールバルブ、24は第2の電磁弁、
25はリリーフ弁である。
【0011】そして、油圧モータ4とポンプポート10
は、ラインL4 〜コントロールバルブ23〜ラインL5
により構成される第2の回路Bと、ラインL6 〜コント
ロールバルブ23〜ライン7 〜第2の電磁弁24〜ライ
ンL8 からなる第3の回路Cと、ラインL9 〜第2の電
磁弁24〜ラインL10より構成される第4の回路Dとに
よりポンプポート10に連結されている。そして、第2
の回路Bと第4の回路Dとは、途中にリリーフ弁25を
有するラインL11により連通するようになっている。
は、ラインL4 〜コントロールバルブ23〜ラインL5
により構成される第2の回路Bと、ラインL6 〜コント
ロールバルブ23〜ライン7 〜第2の電磁弁24〜ライ
ンL8 からなる第3の回路Cと、ラインL9 〜第2の電
磁弁24〜ラインL10より構成される第4の回路Dとに
よりポンプポート10に連結されている。そして、第2
の回路Bと第4の回路Dとは、途中にリリーフ弁25を
有するラインL11により連通するようになっている。
【0012】更に、コントロールバルブ23には、レバ
ー26が設けられ、このレバー26の位置をリミットス
イッチ27で検出し、このリミットスイッチ27により
第1の電磁弁22が作動するように構成されている。具
体的には、レバー26が中立の場合で、かつ、オートテ
ンション作動用のスイッチがオフの時に、第1の電磁弁
22は、無励磁になり、図2に示すように、ラインL2
は、遮断されてラインL1 とラインL3 が連通するよう
になっている。
ー26が設けられ、このレバー26の位置をリミットス
イッチ27で検出し、このリミットスイッチ27により
第1の電磁弁22が作動するように構成されている。具
体的には、レバー26が中立の場合で、かつ、オートテ
ンション作動用のスイッチがオフの時に、第1の電磁弁
22は、無励磁になり、図2に示すように、ラインL2
は、遮断されてラインL1 とラインL3 が連通するよう
になっている。
【0013】従って、この場合には、ポンプポート10
からの作動油が多板ブレーキ21に供給されないため、
バネ力により多板ブレーキ21が作用して油圧モータ4
を制動することとなる。なお、この第1の電磁弁22
は、レバー26のリミットスイッチ27による以外に、
第2の電磁弁24と連動して作動するようになってい
る。一方、この第2の電磁弁24は、図示しないオート
テンション作動用のスイッチにより作動するようになっ
ている。
からの作動油が多板ブレーキ21に供給されないため、
バネ力により多板ブレーキ21が作用して油圧モータ4
を制動することとなる。なお、この第1の電磁弁22
は、レバー26のリミットスイッチ27による以外に、
第2の電磁弁24と連動して作動するようになってい
る。一方、この第2の電磁弁24は、図示しないオート
テンション作動用のスイッチにより作動するようになっ
ている。
【0014】中折れ伸縮型クレーン20は、図3に示す
ように、その吊索9の端部に取り付けられているフック
13に電動ウインチ40を装着させている。電動ウイン
チ40は、電動ウインチ本体41の下端部にメス形連結
部42を有すると共に、電動ウインチ40のロープ43
に取り付けられているフック44の上端部にオス形連結
部45を備えている。
ように、その吊索9の端部に取り付けられているフック
13に電動ウインチ40を装着させている。電動ウイン
チ40は、電動ウインチ本体41の下端部にメス形連結
部42を有すると共に、電動ウインチ40のロープ43
に取り付けられているフック44の上端部にオス形連結
部45を備えている。
【0015】図4に示すように、オス形連結部45は、
先端が円錐台形の頭部46及びロッド状の胴部47から
形成されているが、胴部47の外周部に周方向の溝部4
8を備えている。一方、メス形連結部42は、その本体
49にオス形連結部45が挿入する貫通孔50を有して
いる。貫通孔50は、ロート状部51及びオス形連結部
45の頭部46及び胴部47より若干径の大きい孔部5
2から形成されている。この孔部52は、オス形連結部
45の溝部48に対応する部位に対向する一対の横孔5
3を有し、この横孔53に嵌合つめ54が摺動自在に配
設されている。この嵌合つめ54と横孔53の底部との
間にはコイルばね55が設けられ、嵌合つめ54を貫通
孔50の軸芯(不図示)に向けて付勢するようになって
いる。嵌合つめ54の背面には、嵌合開放ノブ56が取
り付けられている。
先端が円錐台形の頭部46及びロッド状の胴部47から
形成されているが、胴部47の外周部に周方向の溝部4
8を備えている。一方、メス形連結部42は、その本体
49にオス形連結部45が挿入する貫通孔50を有して
いる。貫通孔50は、ロート状部51及びオス形連結部
45の頭部46及び胴部47より若干径の大きい孔部5
2から形成されている。この孔部52は、オス形連結部
45の溝部48に対応する部位に対向する一対の横孔5
3を有し、この横孔53に嵌合つめ54が摺動自在に配
設されている。この嵌合つめ54と横孔53の底部との
間にはコイルばね55が設けられ、嵌合つめ54を貫通
孔50の軸芯(不図示)に向けて付勢するようになって
いる。嵌合つめ54の背面には、嵌合開放ノブ56が取
り付けられている。
【0016】電動ウインチの本体41は、天板57と、
天板57の両側に設けた側板58と、二つの側板58間
に回転自在に取り付けた巻取りドラム(不図示)と、一
方の側板58に取り付けた巻取りドラム駆動用電動モー
ター(不図示)と、天板57に固定された二つのブラケ
ット59と、二つのブラケット59間に架橋された固定
軸60とから構成されている。図示しない巻取りドラム
は、防水カバー61内に設けられ、図示しない電動モー
ターは、防水カバー62内に設けられている。
天板57の両側に設けた側板58と、二つの側板58間
に回転自在に取り付けた巻取りドラム(不図示)と、一
方の側板58に取り付けた巻取りドラム駆動用電動モー
ター(不図示)と、天板57に固定された二つのブラケ
ット59と、二つのブラケット59間に架橋された固定
軸60とから構成されている。図示しない巻取りドラム
は、防水カバー61内に設けられ、図示しない電動モー
ターは、防水カバー62内に設けられている。
【0017】また、電動ウインチ40のフック44に
は、浮力を持たせるため、例えば、発泡スチロールなど
の浮力材63を取り付ける。更に、電動ウインチ40の
ロープ43には、アラミド繊維など強度を有する繊維製
のロープを使用する。次に、中折れ伸縮型クレーンの操
作法について説明する。 〔通常繰出時〕先ず、クレーン20の吊索9を通常状態
で繰り出す場合について説明すると、コントロールバル
ブ23のレバー26を操作し、このコントロールバルブ
23を、図2において、矢印a方向に移動させる。する
と、図5に示すように、ラインL4 〜ラインL7 が連通
すると共に、ラインL5 〜ラインL6 が連通する。この
とき、レバー26の位置により第1の電磁弁22も矢印
b方向へ移動し、ラインL2 とラインL1 が接続され
る。
は、浮力を持たせるため、例えば、発泡スチロールなど
の浮力材63を取り付ける。更に、電動ウインチ40の
ロープ43には、アラミド繊維など強度を有する繊維製
のロープを使用する。次に、中折れ伸縮型クレーンの操
作法について説明する。 〔通常繰出時〕先ず、クレーン20の吊索9を通常状態
で繰り出す場合について説明すると、コントロールバル
ブ23のレバー26を操作し、このコントロールバルブ
23を、図2において、矢印a方向に移動させる。する
と、図5に示すように、ラインL4 〜ラインL7 が連通
すると共に、ラインL5 〜ラインL6 が連通する。この
とき、レバー26の位置により第1の電磁弁22も矢印
b方向へ移動し、ラインL2 とラインL1 が接続され
る。
【0018】このようにして、油圧ポンプ11を作動さ
せると、ポンプポート10から送られる作動油は、その
一部が第1の回路Aから多板ブレーキ21に供給され、
この多板ブレーキ21を解放すると共に、他の作動油
は、第2の回路Bより油圧モータ4に供給され、この油
圧モータ4を駆動する。そして、図示しないウインチを
作動させてクレーン20の吊索9を繰り出すのである。
せると、ポンプポート10から送られる作動油は、その
一部が第1の回路Aから多板ブレーキ21に供給され、
この多板ブレーキ21を解放すると共に、他の作動油
は、第2の回路Bより油圧モータ4に供給され、この油
圧モータ4を駆動する。そして、図示しないウインチを
作動させてクレーン20の吊索9を繰り出すのである。
【0019】〔通常巻込時〕上記の動作とは逆にクレー
ン20の吊索9を巻き込む場合には、レバー26を操作
して、コントロールバルブ23を、図2において、矢印
a′方向に移動させる。すると、図6に示す油圧回路が
形成される。そして、第1の回路Aから多板ブレーキ2
1に作動油を供給して多板ブレーキ21を解放するとと
もに、第3の回路Cに作動油を供給して油圧モータ4を
図5の場合とは逆方向に駆動してクレーン20の吊索9
を巻き込むことができる。
ン20の吊索9を巻き込む場合には、レバー26を操作
して、コントロールバルブ23を、図2において、矢印
a′方向に移動させる。すると、図6に示す油圧回路が
形成される。そして、第1の回路Aから多板ブレーキ2
1に作動油を供給して多板ブレーキ21を解放するとと
もに、第3の回路Cに作動油を供給して油圧モータ4を
図5の場合とは逆方向に駆動してクレーン20の吊索9
を巻き込むことができる。
【0020】〔オートテンション繰出時〕次に、クレー
ン20の吊索9にオートテンションを作動させる場合に
ついて説明すると、先ず、クレーン20の吊索9にオー
トテンションを作用させてこれを繰り出す場合、コント
ロールバルブ23のレバー26を中立位置にする。する
と、リミットスイッチ27によっては第1の電磁弁は無
励磁になるが、図示しないオートテンション作動用のス
イッチを操作して第2の電磁弁24を、図2において、
矢印d方向へ移動させると、これと連動して第1の電磁
弁22も矢印b方向へ移動して図7に示す如き油圧回路
が構成される。
ン20の吊索9にオートテンションを作動させる場合に
ついて説明すると、先ず、クレーン20の吊索9にオー
トテンションを作用させてこれを繰り出す場合、コント
ロールバルブ23のレバー26を中立位置にする。する
と、リミットスイッチ27によっては第1の電磁弁は無
励磁になるが、図示しないオートテンション作動用のス
イッチを操作して第2の電磁弁24を、図2において、
矢印d方向へ移動させると、これと連動して第1の電磁
弁22も矢印b方向へ移動して図7に示す如き油圧回路
が構成される。
【0021】すなわち、第1の回路Aから作動油が多板
ブレーキ21に供給されて、これを解放するとともに、
第2の回路Bと第4の回路D内の作動油は、クレーン2
0の吊索9に大きな衝撃荷重が生じたとき、これに追従
して油圧モータ4が繰り出し側に回転しようとし、第4
の回路DのラインL9 の油圧が高まって第2の回路Bの
ラインL4 の油圧より大きくなる。この圧力差がリリー
フ弁の設定値より大きくなると、図7に示すように、リ
リーフ弁25が作動して第4の回路DのラインL9 の作
動油が第2の回路BのラインL4 に流入するので、油圧
モータ4が回転し、クレーン20の吊索9が繰り出され
る。すなわち、この衝撃を緩和するようになっている。
そして、オートテンション時の繰り出しを始める衝撃荷
重の張力の大きさは、リリーフ弁の設定圧力によって調
整できる。
ブレーキ21に供給されて、これを解放するとともに、
第2の回路Bと第4の回路D内の作動油は、クレーン2
0の吊索9に大きな衝撃荷重が生じたとき、これに追従
して油圧モータ4が繰り出し側に回転しようとし、第4
の回路DのラインL9 の油圧が高まって第2の回路Bの
ラインL4 の油圧より大きくなる。この圧力差がリリー
フ弁の設定値より大きくなると、図7に示すように、リ
リーフ弁25が作動して第4の回路DのラインL9 の作
動油が第2の回路BのラインL4 に流入するので、油圧
モータ4が回転し、クレーン20の吊索9が繰り出され
る。すなわち、この衝撃を緩和するようになっている。
そして、オートテンション時の繰り出しを始める衝撃荷
重の張力の大きさは、リリーフ弁の設定圧力によって調
整できる。
【0022】〔オートテンション巻込時〕一方、クレー
ン20の吊索9にオートテンションを作用させて巻き込
む場合は、コントロールバルブ23のレバー26を中立
位置にする。すると、リミットスイッチ27によっては
第1の電磁弁は無励磁になるが、図示しないオートテン
ション作動用のスイッチを操作して第2の電磁弁24を
矢印d方向へ移動させ、図8に示す如き油圧回路が構成
する。すると、第4の回路Dから油圧モータ4に作動油
が供給され、油圧モータ4を回転させてクレーン20の
吊索9を繰り込む。この場合において、クレーン20の
吊索9に衝撃荷重が生じても油圧モータ4の繰り込み方
向の回転力が勝っている間は繰り込みを続ける。
ン20の吊索9にオートテンションを作用させて巻き込
む場合は、コントロールバルブ23のレバー26を中立
位置にする。すると、リミットスイッチ27によっては
第1の電磁弁は無励磁になるが、図示しないオートテン
ション作動用のスイッチを操作して第2の電磁弁24を
矢印d方向へ移動させ、図8に示す如き油圧回路が構成
する。すると、第4の回路Dから油圧モータ4に作動油
が供給され、油圧モータ4を回転させてクレーン20の
吊索9を繰り込む。この場合において、クレーン20の
吊索9に衝撃荷重が生じても油圧モータ4の繰り込み方
向の回転力が勝っている間は繰り込みを続ける。
【0023】そして、油圧モータ4の繰り込み方向の回
転力により、衝撃荷重による油圧モータ4の繰り出し方
向の回転力が勝っているが、ラインL9 とラインL4 の
作動油間の圧力差がリリーフ弁25の設定値より小さい
場合には、作動油が流れないので、油圧モータは停止状
態になり、衝撃荷重が更に大きくなって圧力差がリリー
フ弁25の設定値より大きくなると、上記のように、繰
り出しを行う。このため、衝撃の緩和を計ることができ
る。
転力により、衝撃荷重による油圧モータ4の繰り出し方
向の回転力が勝っているが、ラインL9 とラインL4 の
作動油間の圧力差がリリーフ弁25の設定値より小さい
場合には、作動油が流れないので、油圧モータは停止状
態になり、衝撃荷重が更に大きくなって圧力差がリリー
フ弁25の設定値より大きくなると、上記のように、繰
り出しを行う。このため、衝撃の緩和を計ることができ
る。
【0024】なお、オートテンションによる繰り出し及
び繰り込み作業時に、コントロールバルブ23のレバー
26を中立位置から手動操作すると、通常繰り出し用又
は通常巻き込み用の部分回路が追加形成され、オートテ
ンション作業の回路に優先して手動操作できる。次に、
洋上に漂っている漂流物の回収作業について説明する。
び繰り込み作業時に、コントロールバルブ23のレバー
26を中立位置から手動操作すると、通常繰り出し用又
は通常巻き込み用の部分回路が追加形成され、オートテ
ンション作業の回路に優先して手動操作できる。次に、
洋上に漂っている漂流物の回収作業について説明する。
【0025】先ず、図9に示すように、クレーンオペレ
ーターM3 によって船30に装備されている中折れ伸縮
型クレーン20を操作し、アウターブーム5bを伸長さ
せると共にインナーブーム5a及びアウターブーム5b
を俯かせてアウターブーム5bの先端を海面Wに接近さ
せる。しかる後に、図10に示すように、電動ウインチ
オペレーターM2 によって電動ウインチ40を操作して
電動ウインチ40のロープ43を繰り出す一方、ダイバ
ーM1 は、電動ウインチ40のロープ43に取り付けら
れているフック44を持って洋上に漂っている漂流物x
に近づき漂流物の吊上げ用ライザー31にフック44を
掛ける。
ーターM3 によって船30に装備されている中折れ伸縮
型クレーン20を操作し、アウターブーム5bを伸長さ
せると共にインナーブーム5a及びアウターブーム5b
を俯かせてアウターブーム5bの先端を海面Wに接近さ
せる。しかる後に、図10に示すように、電動ウインチ
オペレーターM2 によって電動ウインチ40を操作して
電動ウインチ40のロープ43を繰り出す一方、ダイバ
ーM1 は、電動ウインチ40のロープ43に取り付けら
れているフック44を持って洋上に漂っている漂流物x
に近づき漂流物の吊上げ用ライザー31にフック44を
掛ける。
【0026】電動ウインチオペレーターM2 は、引き続
き電動ウインチ40を操作し、図11に示すように、漂
流物xを船30の方に引き寄せる。漂流物xがクレーン
20の先端の真下に到達したらクレーンオペレーターM
3 は、クレーン20のウインチをオートテンションモー
ドに切替えてクレーン20の吊索9の弛みをとる。クレ
ーン20の吊索9がオートテンション状態下にある時、
電動ウインチ40のフック44の巻き込みを行うと、図
12に示すように、オートテンション状態にあるクレー
ン20の吊索9は、電動ウインチ40の巻き込み力に負
けて電動ウインチのフック44が電動ウインチの本体4
1にロックされるまで張力をほぼ一定に保持しながら矢
印で示すように繰り出される。
き電動ウインチ40を操作し、図11に示すように、漂
流物xを船30の方に引き寄せる。漂流物xがクレーン
20の先端の真下に到達したらクレーンオペレーターM
3 は、クレーン20のウインチをオートテンションモー
ドに切替えてクレーン20の吊索9の弛みをとる。クレ
ーン20の吊索9がオートテンション状態下にある時、
電動ウインチ40のフック44の巻き込みを行うと、図
12に示すように、オートテンション状態にあるクレー
ン20の吊索9は、電動ウインチ40の巻き込み力に負
けて電動ウインチのフック44が電動ウインチの本体4
1にロックされるまで張力をほぼ一定に保持しながら矢
印で示すように繰り出される。
【0027】しかる後に、図13に示すように、電動ウ
インチのフック44のオス形連結部45が電動ウインチ
の本体41に取り付けられているメス形連結部42の貫
通孔50に挿入すると、電動ウインチのメス形連結部4
2に設けた嵌合つめ54がフック44のオス形連結部4
5の溝部48に嵌合し、電動ウインチの本体41のメス
形連結部42にフック44のオス形連結部45が自動的
に連結する。
インチのフック44のオス形連結部45が電動ウインチ
の本体41に取り付けられているメス形連結部42の貫
通孔50に挿入すると、電動ウインチのメス形連結部4
2に設けた嵌合つめ54がフック44のオス形連結部4
5の溝部48に嵌合し、電動ウインチの本体41のメス
形連結部42にフック44のオス形連結部45が自動的
に連結する。
【0028】次に、クレーンオペレーターM3 がする
と、オートテンションモード状態を継続しながらクレー
ン20の吊索9を巻き取ると、漂流物xの荷重が電動ウ
インチ本体41に移行するので、図14に示すように、
漂流物xは海面Wから滑らかに引き上げられる(水切り
される)。更に、クレーン20の操作を続け漂流物xを
船30の後甲板に回収する。
と、オートテンションモード状態を継続しながらクレー
ン20の吊索9を巻き取ると、漂流物xの荷重が電動ウ
インチ本体41に移行するので、図14に示すように、
漂流物xは海面Wから滑らかに引き上げられる(水切り
される)。更に、クレーン20の操作を続け漂流物xを
船30の後甲板に回収する。
【0029】
【発明の効果】上記のように、請求項1に記載の発明に
係る漂流物回収装置は、船上に設置されている中折れ伸
縮型クレーンの吊索に電動ウインチを取り付けると共
に、電動ウインチの本体と電動ウインチのロープに取り
付けられているフックとを連結可能にしたので、電動ウ
インチの本体と電動ウインチのロープに取り付けられて
いるフックとを連結させることにより、電動ウインチの
ロープに漂流物の荷重が付加しないようにすることがで
きるようになった。
係る漂流物回収装置は、船上に設置されている中折れ伸
縮型クレーンの吊索に電動ウインチを取り付けると共
に、電動ウインチの本体と電動ウインチのロープに取り
付けられているフックとを連結可能にしたので、電動ウ
インチの本体と電動ウインチのロープに取り付けられて
いるフックとを連結させることにより、電動ウインチの
ロープに漂流物の荷重が付加しないようにすることがで
きるようになった。
【0030】その際、中折れ伸縮型クレーンのアウター
ブームを海面に向けて伸長させ、アウターブームの先端
と漂流物との距離を可及的に近づけることができるの
で、船の動揺による漂流物の振れ防止を計ることができ
るようになった。更に、中折れ伸縮型クレーンのウイン
チは、油圧制御によるオートテンション機能を有し、吊
索の吊り上げ張力をある範囲に保持できるので、漂流物
の滑らかな水切りが可能になった。
ブームを海面に向けて伸長させ、アウターブームの先端
と漂流物との距離を可及的に近づけることができるの
で、船の動揺による漂流物の振れ防止を計ることができ
るようになった。更に、中折れ伸縮型クレーンのウイン
チは、油圧制御によるオートテンション機能を有し、吊
索の吊り上げ張力をある範囲に保持できるので、漂流物
の滑らかな水切りが可能になった。
【0031】請求項2に記載の発明に係る漂流物回収装
置は、電動ウインチの本体にメス形連結部を設け、電動
ウインチのロープに取り付けられているフックにメス形
連結部に係合するオス形連結部を設け、前記オス形連結
部に溝部を備え、かつ、前記溝部に対応するメス形連結
部の部位にメス形連結部の軸芯に向けて付勢される嵌合
つめを備えたので、電動ウインチの本体に設けられてい
るメス形連結部に、電動ウインチのロープに取り付けら
れているフックのオス形連結部を連結させることによ
り、漂流物の荷重を電動ウインチの本体に移行させるこ
とができるようになった。
置は、電動ウインチの本体にメス形連結部を設け、電動
ウインチのロープに取り付けられているフックにメス形
連結部に係合するオス形連結部を設け、前記オス形連結
部に溝部を備え、かつ、前記溝部に対応するメス形連結
部の部位にメス形連結部の軸芯に向けて付勢される嵌合
つめを備えたので、電動ウインチの本体に設けられてい
るメス形連結部に、電動ウインチのロープに取り付けら
れているフックのオス形連結部を連結させることによ
り、漂流物の荷重を電動ウインチの本体に移行させるこ
とができるようになった。
【0032】請求項3に記載の発明に係る漂流物回収装
置は、電動ウインチのロープに取り付けられているフッ
クに浮力材を取り付けたので、電動ウインチのロープに
取り付けられているフックを漂流物まで運ぶダイバーの
労力を軽減させることができるようになった。請求項4
に記載の発明に係る漂流物回収装置は、電動ウインチの
ロープをクレーンの吊索より軽量にするので、電動ウイ
ンチのロープに取り付けられているフックを漂流物まで
運ぶダイバーの労力を軽減させることができるようにな
った。
置は、電動ウインチのロープに取り付けられているフッ
クに浮力材を取り付けたので、電動ウインチのロープに
取り付けられているフックを漂流物まで運ぶダイバーの
労力を軽減させることができるようになった。請求項4
に記載の発明に係る漂流物回収装置は、電動ウインチの
ロープをクレーンの吊索より軽量にするので、電動ウイ
ンチのロープに取り付けられているフックを漂流物まで
運ぶダイバーの労力を軽減させることができるようにな
った。
【図1】本発明に係る漂流物回収装置を備えた船の斜視
図である。
図である。
【図2】油圧クレーンにおけるオートテンション装置全
体の油圧回路図である。
体の油圧回路図である。
【図3】クレーンのフックに装着させた電動ウインチの
概略図である。
概略図である。
【図4】電動ウインチの一部断面を含む要部側面図であ
る。
る。
【図5】通常繰り出し時の油圧回路図である。
【図6】通常繰り込み時の油圧回路図である。
【図7】オートテンション繰り出し時の油圧回路図であ
る。
る。
【図8】オートテンション繰り込み時の油圧回路図であ
る。
る。
【図9】中折れ伸縮型クレーンの操作開始説明図であ
る。
る。
【図10】漂流物に電動ウインチのフックを取り付ける
作業説明図である。
作業説明図である。
【図11】電動ウインチによる漂流物引き寄せ作業説明
図である。
図である。
【図12】オートテンション繰り出しモード下における
電動ウインチ巻き取り作業説明図である。
電動ウインチ巻き取り作業説明図である。
【図13】電動ウインチのオス及びメス形連結部の結合
状態説明図である。
状態説明図である。
【図14】中折れ伸縮型クレーンによる漂流物吊り上げ
作業説明図である。
作業説明図である。
9 吊索 20 中折れ伸
縮型クレーン 30 船 40 電動ウイ
ンチ 41 電動ウインチの本体 44 電動ウインチのロープに取り付けられているフッ
ク
縮型クレーン 30 船 40 電動ウイ
ンチ 41 電動ウインチの本体 44 電動ウインチのロープに取り付けられているフッ
ク
Claims (4)
- 【請求項1】 船上に設置されている中折れ伸縮型クレ
ーンの吊索に電動ウインチを取り付けると共に、電動ウ
インチの本体と電動ウインチのロープに取り付けられて
いるフックとを連結可能にすることを特徴とする漂流物
回収装置。 - 【請求項2】 電動ウインチの本体にメス形連結部を設
け、電動ウインチのロープに取り付けられているフック
にメス形連結部に係合するオス形連結部を設け、前記オ
ス形連結部に溝部を備え、かつ、前記溝部に対応するメ
ス形連結部の部位にメス形連結部の軸芯に向けて付勢さ
れる嵌合つめを備えたことを特徴とする請求項1記載の
漂流物回収装置。 - 【請求項3】 電動ウインチのロープに取り付けられて
いるフックに浮力材を取り付けたことを特徴とする請求
項1又は2記載の漂流物回収装置。 - 【請求項4】 電動ウインチのロープをクレーンの吊索
より軽量にすることを特徴とする請求項1記載の漂流物
回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9083897A JPH10279289A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 漂流物回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9083897A JPH10279289A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 漂流物回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10279289A true JPH10279289A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14009735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9083897A Withdrawn JPH10279289A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 漂流物回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10279289A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1577253A1 (de) * | 2004-03-19 | 2005-09-21 | BAUER Maschinen GmbH | Kranwinde |
JP2007030794A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Asahi Koyo Kk | ヘリコプター用救難フック |
CN1315691C (zh) * | 2004-12-29 | 2007-05-16 | 大连理工大学 | 救捞船卸载定位装置 |
WO2016205856A1 (en) * | 2015-06-24 | 2016-12-29 | Thrust Maritime Holdings Pty Ltd | A system and method for retrieving a vessel from water |
CN107848613A (zh) * | 2016-03-29 | 2018-03-27 | 韩国海洋科学技术院 | 无人艇回收用连接装置及使用其的连接控制方法 |
US11186962B2 (en) * | 2017-01-30 | 2021-11-30 | Ihc Holland Ie B.V. | System for use with a crane on a surface vessel |
US12006651B2 (en) | 2018-11-22 | 2024-06-11 | Iqip Holding B.V. | Pile driving system |
-
1997
- 1997-04-09 JP JP9083897A patent/JPH10279289A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10730590B2 (en) | 2015-06-24 | 2020-08-04 | Thrust Maritime Holdings Pty Ltd | System and method for retrieving a vessel from water |
GB2556532A (en) * | 2015-06-24 | 2018-05-30 | Thrust Maritime Holdings Pty Ltd | A system and method for retrieving a vessel from water |
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AU2016282064B2 (en) * | 2015-06-24 | 2020-12-10 | Thrust Maritime Holdings Pty Ltd | A system and method for retrieving a vessel from water |
GB2556532B (en) * | 2015-06-24 | 2021-07-07 | Thrust Maritime Holdings Pty Ltd | A system and method for retrieving a vessel from water |
CN107848613A (zh) * | 2016-03-29 | 2018-03-27 | 韩国海洋科学技术院 | 无人艇回收用连接装置及使用其的连接控制方法 |
JP2018526263A (ja) * | 2016-03-29 | 2018-09-13 | コリア インスティチュート オブ オーシャン サイエンス アンド テクノロジー | 無人船回収用結合装置及びこれを利用した結合制御方法 |
EP3345823A4 (en) * | 2016-03-29 | 2019-04-24 | Korea Institute Of Ocean Science & Technology | CLUTCH DEVICE FOR RECOVERING AN UNMATCHED SHIP AND COUPLING CONTROL METHOD THEREWITH |
CN107848613B (zh) * | 2016-03-29 | 2020-01-17 | 韩国海洋科学技术院 | 无人艇回收用连接装置及使用其的连接控制方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |