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JPH10278362A - 印刷制御装置及び方法と印刷システム - Google Patents

印刷制御装置及び方法と印刷システム

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Publication number
JPH10278362A
JPH10278362A JP8276197A JP8276197A JPH10278362A JP H10278362 A JPH10278362 A JP H10278362A JP 8276197 A JP8276197 A JP 8276197A JP 8276197 A JP8276197 A JP 8276197A JP H10278362 A JPH10278362 A JP H10278362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
printing
character
compression
character image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8276197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouu Hiraike
孔羽 平池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8276197A priority Critical patent/JPH10278362A/ja
Priority to US09/053,285 priority patent/US6310693B1/en
Publication of JPH10278362A publication Critical patent/JPH10278362A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1211Improving printing performance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F3/1218Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources
    • G06F3/122Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources with regard to computing resources, e.g. memory, CPU
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    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
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    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1278Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to adopt a particular infrastructure
    • G06F3/1285Remote printer device, e.g. being remote from client or server

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文字画像をプリンタに登録しておく際、メモリ
消費の増大や圧縮による処理のオーバーヘッドを防止す
る。 【解決手段】文字画像をプリンタに送り付ける際に、そ
の画像を特性に応じて圧縮する。特性としては、文字画
像のサイズや、出現頻度、ページごとの出現文字数等が
ある。プリンタへの登録後、登録された文字は、それに
対応する識別子をプリンタに送付するだけで印刷できる
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば入力される
コマンドに基づき印刷を行う印刷装置に接続される印刷
制御装置及び方法と、該印刷制御装置を含む印刷システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷システム上にて印刷
装置にフォント登録する際には、ホストコンピュータ上
にてデータ圧縮を施した後印刷装置へデータ転送を行な
っていたが、全フォントデータに対してデータ圧縮を施
す方法が一般的であり、一部のフォントデータに対して
データ圧縮を施したり、複数あるデータ圧縮機能を各フ
ォントデータに対して使い分けるような手段を持ってい
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、全フォント
データに対して圧縮を施して登録を行なった場合、印字
の際に圧縮されたデータの伸長処理により印字処理速度
が低下するという問題が発生しする。一方、全フォント
データに対して未圧縮のまま登録を行なった場合には、
プリンタ内部の登録メモリの所要サイズが大きくなると
いう問題が発生する。
【0004】また、各フォントデータに対して圧縮を施
す場合、同一のデータ圧縮方法を使用するのが一般的で
あり、各フォントデータの圧縮率や伸長速度等の特性を
考慮されることはなかった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決する為になさ
れたもので、登録フォントの使用頻度情報、データサイ
ズ、印刷データの印字解像度、データ圧縮率や伸長速度
等の圧縮条件、印刷データの解析結果を基にしてデータ
圧縮の有無や、圧縮方法の切替えを行ない、登録メモリ
の効率的な利用や伸長処理のための負荷の削減が可能と
なる印刷制御装置及び方法と印刷システムを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明はつぎのような構成からなる。すなわち、予め
文字画像を受信し、その文字画像を用いて印刷を行なう
印刷装置により印刷を行わせる印刷制御装置であって、
前記印刷装置に入力する印刷データに含まれる文字デー
タの文字画像を、注目特性に応じて圧縮するか否かと、
また圧縮する場合にはその圧縮方法とを決定し、その決
定に応じて文字画像を圧縮して前記印刷装置に送り付け
る。
【0007】あるいは、予め文字画像を受信し、その文
字画像を用いて印刷を行なう印刷装置により印刷を行わ
せる印刷制御方法であって、前記印刷装置に入力する印
刷データに含まれる文字データの文字画像を、注目特性
に応じて圧縮するか否かと、また圧縮する場合にはその
圧縮方法とを決定し、その決定に応じて文字画像を圧縮
して前記印刷装置に送り付ける。
【0008】あるいは、予め文字画像を受信し、その文
字画像に対応する識別子を受信すると前記文字画像を印
刷出力する印刷装置と、前記印刷装置に入力する印刷デ
ータに含まれる文字データの文字画像を、注目特性に応
じて圧縮するか否かと、また圧縮する場合にはその圧縮
方法とを決定し、その決定に応じて文字画像を圧縮して
前記印刷装置に送り付け、文字画像を送った文字データ
については、該文字データに対応する識別子を印刷デー
タとして前記印刷装置に送り付ける印刷制御装置とを含
む印刷システム。
【0009】あるいは、予め文字画像を受信し、その文
字画像を用いて印刷を行なう印刷装置により印刷を行わ
せるプログラムを格納するコンピュータ可読メモリであ
って、前記プログラムは、前記印刷装置に入力する印刷
データに含まれる文字データの文字画像を、注目特性に
応じて圧縮するか否かと、また圧縮する場合にはその圧
縮方法とを決定し、その決定に応じて文字画像を圧縮し
て前記印刷装置に送り付ける。
【0010】あるいは、予め文字画像を受信し、その文
字画像を用いて印刷を行なう印刷装置により印刷を行わ
せる印刷制御装置であって、部に確保されているフォン
ト登録の為のメモリ容量を管理する第1手段と、前記印
刷装置のフォント登録メモリヘ登録したフォントを識別
するための情報を記憶する第2手段と、前記印刷装置の
フォント登録メモリ上に印刷すべき文書のフォントが登
録されているか否かを前記第2手段の情報に基づき判別
する第3手段と、前記第3手段により、前記印刷装置に
印刷すべき文書のフォントが登録されていないと判別し
た場合に、登録を行った際の登録メモリ容量の空きメモ
リサイズを算出する第4手段と、前記第4手段により、
前記印刷装置へのフォント登録が可能であるか否かを判
断する第5手段と、前記第5手段により、フォント登録
が可能と判断した場合に登録するフォントデータを前記
印刷装置へ転送する第6手段と、前記第5手段によりフ
ォント登録が不可能と判断した場合に前記印刷装置に登
録されているフォントを削除する制御コマンドを転送す
る第7手段と、前記第7手段により、削除を行った際の
登録メモリ容量の空きメモリサイズを再算出する第8手
段と、前記第8手段より算出された空きメモリサイズよ
り、フォント登録が可能であると判断されるまで第5,
6,7,8手段を繰り返す第9手段と、前記第7手段に
より、削除すべきフォントデータがないと判断した場合
には、前記印刷装置に対して登録を行わずに印字のみを
行なう為のイメージ制御コマンドとフォントデータを転
送する第10手段と、第3手段により前記印刷装置に印
刷すべき文書のフォントが登録されていると判断した場
合に、登録フォントの印字を行なう為の文字印字制御コ
マンドを転送する第11手段と、前記第6手段の際に、
登録するフォントデータをデータ圧縮して転送するか否
かを判断する第12手段と、前記第12手段において、
データ圧縮を行なうと判断した場合に、データ圧縮手段
を選択し、圧縮処理を施す第13手段と、前記第3手段
において、印刷すべき文書のデータ解析を行なう第14
手段と、前記第14手段によるデータ解析結果に従っ
て、第12手段と第13手段を決定する第15手段と、
を有する情報処理装置と、上述の情報処理装置より転送
された制御コマンドに従ってフォントの登録、登録フォ
ントの印字、登録フォントの削除を行なう手段とを有す
る印刷装置に係り、前記第12手段において、前記情報
処理装置に格納されている文字の使用頻度情報に基づい
て、登録するフォントデータのデータ圧縮の有無を判断
する。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態を適用
するのに好適なレーザビームプリンタの構成について図
1を参照しながら説明する。
【0012】なお、本発明の実施の形態を適用するプリ
ンタは、レーザビームプリンタに限られるものではな
く、インクジェットプリンタ等の他のプリント方式のプ
リンタでも良い。
【0013】図1は本発明を適用可能なレーザビームプ
リンタ(LBP)の断面図である。
【0014】図において、LBP1000は、外部に接
続されているホストコンピュータから供給される印刷情
報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令
等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って
対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、
記録媒体である記録紙等に像を形成する。
【0015】操作パネル1012には、操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている。プリンタ
制御ユニット1001は、LBP本体1000全体の制
御およびホストコンピュータから供給される文字情報等
を解析する。このプリンタ制御ユニット1001は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1002に出力する。レーザドライ
バ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ
1003から発射されるレーザ光1004をオン・オフ
切り換えする。レーザ光1004は回転多面鏡1005
で左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露
光する。これにより、静電ドラム1006上には文字パ
ターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像
は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット
1007により現像された後、記録紙に転写される。こ
の記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙
はLBP1000に装着した用紙カセット1008に収
納され、給紙ローラ1009および搬送ローラ1010
と搬送ローラ1011とにより、装置に取り込まれ、静
電ドラム1006に供給される。またLBP本体100
0には、図示しないカードスロットを少なくとも1個以
上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカー
ド、言語系の異なる制御カード(エミュレーションカー
ド)を接続できるように構成されている。 <プリンタ制御システムの構成>図2は本発明の実施の
形態を示すプリンタ制御システムの構成を説明するブロ
ック図である。
【0016】ここでは、図1のレーザビームプリンタを
例にして説明する。なお、本発明の機能が実行されるの
であれば、単体の機器であっても、複数の機器からなる
システムであても、LAN等のネットワークを介して処
理が行われるシステムであっても本発明を適用できる。
【0017】また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって実施される場合にも適用で
きることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成すること
になる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシス
テム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或
は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0018】図2において、ホストコンピュータ210
0は、ROM2003のプログラム用ROMに記憶され
た文書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文
字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行
するCPU2001を備え、システムデバイス2004
に接続される各デバイスをCPU2001が統括的に制
御する。
【0019】また、このROM2003のプログラム用
ROMにはCPU2001の制御プログラム等を記憶
し、ROM2003のフォント用ROMには上記文書処
理の際に使用するフォントデータ等を記憶する。RAM
2002は、CPU2001の主メモリ,ワークエリア
等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)
2005は、キーボード2009や不図示のポインティ
ングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコント
ローラ(CRTC)2006は、CRTディスプレイ
(CRT)2010の表示を制御する。メモリコントロ
ーラ(MC)2007は、ブートプログラム,種々のア
プリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編
集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フロ
ッピーディスク(FD)等の外部メモリ2011とのア
クセスを制御する。プリンタコントローラ(CTRC)
2008は、所定の双方向性インターフェース(インタ
ーフェース)2021を介してプリンタ1000に接続
されて、プリンタ1000との通信制御処理を実行す
る。
【0020】なお、CPU2001は、例えばRAM2
002上に設定された表示情報RAMへのアウトライン
フォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT
2010上でのWYSIWYGを可能としている。ま
た、CPU2001は、CRT2010上の不図示のマ
ウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録さ
れた種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行
する。
【0021】プリンタ1000において、プリンタCP
U2012は、ROM2013のプログラム用ROMに
記憶された制御プログラム等或いは外部メモリ2014
に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス
2015に接続される各種のデバイスとのアクセスを総
括的に制御し、印刷部インターフェース2016を介し
て接続される印刷部(プリンタエンジン)2017に出
力情報としての画像信号を出力する。また、このROM
2013のプログラムROMには、図8のフローチャー
トで示されるようなCPU2012の制御プログラム等
を記憶する。ROM2013のフォント用ROMには上
記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を
記憶し、ROM2013のデータ用ROMにはハードデ
ィスク等の外部メモリ2014が無いプリンタの場合に
は、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶し
ている。
【0022】CPU2012は入力部2018を介して
ホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、
プリンタ内の情報等をホストコンピュータ2100に通
知可能に構成されている。CPU2012の主メモリ、
ワークエリア等として機能するRAM2019は、図示
しない増設ポートに接続されるオプションRAMにより
メモリ容量を拡張することができるように構成されてい
る。なお、RAM2019は、出力情報展開領域(フレ
ームバッファ2024)、環境データ格納領域等に用い
られる。
【0023】また、RAM2019はフォント等を登録
する為にそのメモリの一部を登録メモリ2022として
も割り当てる。
【0024】外部登録メモリ2023はフォント等を登
録する為の外部メモリであり、ハードディスク(H
D)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成さ
れ、メモリコントローラ(MC)2020によりアクセ
スを制御される。
【0025】前述したハードディスク(HD)、ICカ
ード等の外部メモリ2014は、メモリコントローラ
(MC)2020によりアクセスを制御される。外部メ
モリ2014は、オプションとして接続され、フォント
データ、エミュレーションプログラム、フォームデータ
等を記憶する。また操作パネル1012には操作のため
のスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0026】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
コード(ページ記述言語)を解釈するプログラムを格納
した外部メモリを複数接続できるように構成されても良
い。さらに、図示しない不揮発性RAM(NVRAM)
を有し、操作パネル1012からのプリンタモード設定
情報を記憶するようにしても良い。
【0027】ホスト2100上のアプリケーションソフ
トで作成されたデータはプリンタ制御コードへ変換され
た後プリンタ1000にて印刷される。この際、アプリ
ケーションソフトで作成され、外部メモリ2011に格
納されたデータである文書ファイル4000(詳細は後
述する)を解析しながら中間ファイル3001を作成す
る。
【0028】ここで、文書ファイル4000、中間ファ
イル3001はホスト上の外部メモリ2011上にて作
成、保管されるが、RAM2002であっても良い。中
間ファイル3001とは、文書ファイル4000をプリ
ンタ制御コード3000へ変換する前にホスト1000
にてデータ解析する目的で作成するものであり、文書フ
ァイルと同フォーマット、もしくは文書ファイルを簡略
化したものとし、プリンタ制御コード3000へ変換さ
せるための情報にて構成されている。なお、プリンタ制
御コード3000も、図2のように外部メモリ2011
に格納されてもよいが、RAM2002に格納されても
よい。 <文書ファイルの構造>図3はホスト上の文書ファイル
4000の構造を説明する図である。
【0029】文書ファイル4000はヘッダ部4001
と文字データ4002から構成されている。ヘッダ部4
001には全文字データに対して共通の情報から構成さ
れている。また、文字データ4002は文字種を識別す
る為の文字セット、文字コード4003、文字サイズ、
印字位置(座標)、データサイズ4004等が格納され
ている。
【0030】ホスト側ではこの文書ファイル4000を
解析しながら中間ファイル3001を作成するわけであ
るが、その際に文書ファイル4000の解析結果とし
て、ホスト上に登録管理テーブル5000を作成する。
【0031】この登録管理テーブル5000は、RAM
2002、もしくは外部メモリ2011上に作成され、
印刷処理が終了次第上記メモリ上から削除される。 <登録管理テーブルの構造>登録管理テーブル5000
については図4を用いて説明する。登録管理テーブル5
000は、プリンタに登録した文字コードやデータサイ
ズ等の情報を記憶するためのテーブルである。登録管理
テーブル5000はヘッダ部5001、ポインタ部50
02、データ部5003から構成される。
【0032】ヘッダ部5001には、プリンタにおいて
文字コードの登録に使用した登録メモリサイズ5004
と、文字データをデータ圧縮転送する際に圧縮方法を管
理する為の圧縮情報5005とが含まれる。ただし、圧
縮情報5005は全文字データに対して同一な圧縮方法
を用いる場合に使用し、各文字毎に異なる圧縮を施す場
合には1文字毎の圧縮情報5009を使用する。なお、
登録メモリサイズ5004は、図12の計算式にて算出
される。この登録メモリサイズは、図11に示した後述
する登録テーブルのサイズを示しており、ヘッダ部と、
ポインタ部と、各文字データごとのID情報やビットマ
ップデータ等の合計サイズである。
【0033】ポインタ部5002は、登録した各文字デ
ータを格納している領域へのポインタが格納される。
【0034】データ部5003は、各文字データが格納
され、各文字データに対して割り当てられ印字する際に
文字コードの代わりとして用いられる登録ID(ただ
し、文字コードを指定しての印字も可能とする)、デー
タサイズ5006、使用回数5007、該文字データが
最後に参照されたページ番号5008、圧縮情報500
9から構成される。使用回数5007、及び最終ページ
番号5008は1印刷ジョブ(1印刷データ)内の値で
ある。 <プリンタ制御コードの生成手順>ここで、図5を使用
して文書ファイル4000、中間ファイル3001、プ
リンタ制御コード3000の関係を説明する。
【0035】まず、文書ファイル4000より各文字デ
ータ4002を読み込み(ステップ1001)、読み込
みが終了した場合、ステップ1005において中間ファ
イル3001に対してプリンタ制御コード変換、そして
変換した制御コードのプリンタへの転送を行ない処理を
終了する(詳細は後述する)。
【0036】一方、ステップ1002において文字デー
タ4002の読み込み処理が継続された場合には、文字
データ4002に対応した登録管理テーブル5000の
更新処理を行なう(ステップ1003)。
【0037】その後、中間ファイル3002へ文字デー
タ4002を追加更新する(ステップ1004)。
【0038】<登録管理テーブルの更新手順>図6は図
5のステップ1003における登録管理テーブル500
0の更新処理を説明したフローチャートである。
【0039】読み込んだ文字データ4002に対して、
文字コード、文字サイズ、データサイズより該文字デー
タを登録するか否かを判断し(ステップ2000)、そ
の結果、登録を行なわないと判断した場合は処理を終了
する(ステップ2001)。
【0040】ここで、ステップ2000における登録判
断においては、登録条件を予めホスト側にて設定してお
き、この条件を満たす場合についてのみ登録する。
【0041】登録条件としては、登録する文字サイズの
上限を30ポイント、登録する文字コードは非漢字と第
一水準の漢字のみとし、登録する各データサイズの上限
を10Kバイトとする、などといった例が考えられる。
また、登録条件はユーザがホスト2100にて自由に設
定することも可能とする。
【0042】ステップ2001において登録すると判断
した場合には、登録管理テーブル5000を検索し(ス
テップ2002)、登録しようとしている文字データ4
002が既に登録管理テーブル5000上に存在するか
否かを判断し(ステップ2003)、未登録であると判
断した場合には文字データ4002をもとに登録管理テ
ーブル上の文字データ部5003に各文字データを設定
する(ステップ2004)。
【0043】ここで文字データ部5003の設定ととも
に、使用回数5007には1を設定し、該文字データは
現在のところ1回しか使用されていないことを示す。ま
た、文字データ部5003の参照ページ5008には、
該文字を使用して印字処理を行なっているページ情報を
設定する。
【0044】一方、ステップ2003において登録管理
テーブル5000上に該文字データが既に存在し、登録
済みであると判断した場合には、該文字に当てはまる文
字データ部5003の使用回数5007を1加算させ、
参照ページ情報5008には該文字を印字するページ番
号を記述する。
【0045】<プリンタ制御手順への変換手順>次に、
図5のステップ1005の処理について図7を用いて説
明する。
【0046】まず、中間ファイル3001より各文字デ
ータを読み込み(ステップ3001)、読み込んだ文字
データに対して、文字コード、文字サイズ、文字データ
サイズ等より該文字を登録するか否かを判断する(ステ
ップ3003)。
【0047】ステップ3003において登録を行なわな
いと判断した場合には、登録せずに印字だけする為に、
イメージ描画コマンドと文字パターンデータをプリンタ
1000へ転送する(ステップ3004)。
【0048】上述のイメージ描画コマンドではプリンタ
へのフォント登録を行なわない為、プリンタの登録メモ
リ2022もしくは外部登録メモリ2023は消費され
ないが、同一文字が2度使用されて印字が行なわれてい
る場合には、再度文字パターンデータを転送して描画処
理する必要があるため非効率的である。
【0049】ステップ3003における登録するか否か
の判断方法については、図6のステップ2001と同様
とする。
【0050】ステップ3003において登録すると判断
した場合には、登録管理テーブル5000を検索し(ス
テップ3005)、該文字データが既に登録管理テーブ
ル5000上に損際するか否かを判断する(ステップ3
006)。
【0051】その結果、登録済みであると判断した場合
には、登録文字を印字する為のコマンドである印字コマ
ンドをプリンタ1000へ転送する(ステップ300
7)。
【0052】一方、ステップ3006において未登録で
あると判断した場合には、該文字データを圧縮する(ス
テップ3015)。
【0053】ステップ3015におけるデータ圧により
算出された圧縮後のデータサイズを登録メモリサイズ5
004上に加算される。なお、場合によってはデータ圧
縮されないこともありうる。詳細については後述する。
【0054】ただし、登録メモリサイズ5004に加算
させる値は、圧縮後の文字パターン(後述のパターン部
7005)のデータサイズだけでなく、該文字データの
情報(後述のパターンヘッダ部7004)も含まれる。
登録メモリサイズ5004の計算式については後述する
図12の通りである。
【0055】この値は、ステップS3012における登
録管理テーブル5000の更新時に、該当する文字デー
タ5003中のデータサイズ領域5006に格納され
る。
【0056】プリンタ1000には、フォント登録に使
用するメモリサイズの上限値をあらかじめ決めてRAM
やROMあるいは外部メモリに格納しておき、登録メモ
リサイズ5004がその上限値を越えたと判断した場合
には(ステップ3009)、削除コマンドの転送を行な
い(ステップ3010)、プリンタ1000の登録メモ
リ2022、もしくは外部登録メモリ2023上に登録
されている文字データを削除し空きメモリを確保した
後、ホストの登録管理テーブル5000を更新する(ス
テップ3011)。
【0057】ここでの更新作業は、削除した文字データ
部5003のデータサイズ5006を登録メモリサイズ
5004より減算させ、削除する文字の文字データ部5
003を登録管理テーブル5000上から消去する。
【0058】その後、登録メモリサイズ5004が上限
値5200を越えていないと判断されるまでステップ3
008〜3011を繰り返し登録文字を削除する。
【0059】ここで、文字を削除する際には、1文字毎
に削除コマンドを転送しても良いし、あるいは複数の文
字に対して1度に削除処理を行なっても良い。
【0060】また、上限値5200の設定方法として
は、あらかじめ固定値として値を設定しておくか、もし
くは、ユーザがホスト2100にて自由に設定すること
を可能とする。
【0061】ステップ3009において、登録メモリサ
イズ5004が上限値5200を下回り登録可能となっ
た場合、登録管理テーブルの更新(ステップ301
2)、登録コマンドの転送(ステップ3013)、そし
て印字コマンドを転送する(ステップ3014)。
【0062】ステップ3012の登録管理テーブルの更
新時には、文字データ4002より登録管理テーブル上
の文字データ部5003に各文字データを設定するが、
その処理工程は図6のステップ2004と同様である。
【0063】以上、ステップ3002において全文字デ
ータの読み込みが終了するまで上述の処理を繰り返す。
【0064】<圧縮処理手順>次に、ステップ3015
での圧縮処理を図8を用いて説明する。
【0065】まず、ホストの登録管理テーブル5000
のヘッダ部5001中の圧縮情報5007を読み込み
(ステップ4001)、圧縮情報5007より圧縮方法
を選択する(ステップ4002)。
【0066】ここで、圧縮の有無や圧縮方法が既に決定
している場合については、圧縮情報5007に従ってス
テップ4003以降の処理を行なうものとし、一方、圧
縮方法が決定していない場合についてはステップ400
2において圧縮方法を選択する(圧縮方法の選択方法の
詳細は後述する)。
【0067】ステップ4003では、ステップ4002
での圧縮方法の選択より、圧縮するか否かを判断し、圧
縮しないと判断された場合は圧縮処理を終了する。
【0068】一方、圧縮すると判断した場合は、ステッ
プ4002において選択されたデータ圧縮方法に従って
文字パターンデータの圧縮処理を行なった後、データ圧
縮の成功の是非を判断する(ステップ4005)。
【0069】データ圧縮が成功した場合、圧縮処理を終
了するが、データ圧縮に失敗した場合、ステップ400
2以降の処理を繰り返す。
【0070】ただし、この繰り返し処理における圧縮方
法の選択(ステップ4002)においてはデータ圧縮に
失敗した圧縮方法は再選択しない。
【0071】以上のようにして、文書ファイルから中間
ファイルを経てプリンタ制御コードを生成し、プリンタ
に対して転送する。 <プリンタにおける出力処理手順>図9はプリンタ10
00における処理の概略を説明する為のフローチャート
である。
【0072】プリンタ1000はホスト2100上で作
成されたプリンタ制御コード3000が入力されるとデ
ータ入力待ち状態(ステップ5000)を抜けてデータ
入力する(ステップ5001)。
【0073】次に、入力されたプリンタ制御コード30
00を解析し(ステップ5002)、各コマンドに従っ
た処理を行なう。コマンドを解析した結果排紙コマンド
であった場合(ステップ5003)、フレームバッファ
2042の内容をビデオ信号に変換し(ステップ500
4)、印刷部(プリンタエンジン部)2017に転送し
て印刷を行ない(ステップ5005)、用紙を排紙する
(ステップ5006)。
【0074】また、その他のコマンドの場合、各コマン
ドに従った描画処理を行ない(ステップ5007)、フ
レームバッファ2024上に印刷イメージを形成する。
【0075】図10はホスト2100から転送されたプ
リンタ制御コード3000を、プリンタ1000がコマ
ンドに応じた処理を行う図9のステップS5007のフ
ローチャートである。
【0076】まず、プリンタ制御コード3000を読み
込み(ステップ6000)、該制御コードの読み込みが
終了すればこの処理を終了する(ステップ6001)。
【0077】一方、ステップ6001において読み込ん
だコマンドが登録コマンド(ステップ6002)、印字
コマンド(ステップ6004)、削除コマンド(600
7)、イメージ描画コマンド(ステップ6008)のど
れであるかを判断し、各コマンドに従って以下のような
処理を行なう。
【0078】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが、登録コマンドであると判断した場合(ステップ
6002)、該コマンドで指定された文字データ情報に
基づき、図11に示したプリンタ内部の登録テーブル7
000(詳細は後述する)へ文字データ7300(詳細
は後述する)を追加更新する(ステップ6003)。
【0079】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが、印字コマンドであると判断した場合(ステップ
6004)、登録テーブル7000に対して該コマンド
で指定された文字コード(あるいは登録ID)に対応す
る文字データ7003を検索し(ステップ6005)、
該文字データ7003を使用してフレームバッファ20
24へ描画する(ステップ6006)。
【0080】また、上述の印字処理の際には圧縮情報7
006に基づきデータ伸長処理を行なった後、フレーム
バッファ2024上へ描画する。
【0081】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが、削除コマンドであると判断した場合(ステップ
6007)、該コマンドで指定された文字データ(ある
いは登録ID)に基づき登録テーブル7000を検索
し、該当する文字データ7003を削除する(ステップ
6003)。
【0082】また、削除の際には1文字データ単位の削
除でも良いし、あるいは1度に複数の文字データを削除
しても良い。
【0083】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが、イメージ描画コマンドであると判断した場合
(ステップ6008)、該コマンドで指定されたデータ
を使用してフレームバッファ2024上へ描画する(ス
テップ6009)。
【0084】その後、プリンタ制御コード3000の読
み込みが終了するまでステップ6000以降の処理を繰
り返す。
【0085】図11はプリンタ1000がフォント登録
時に作成する登録テーブル7000の構成図である。
【0086】登録テーブル7000はプリンタ1000
内部の登録メモリ2022、または外部登録メモリ20
23上に生成される。
【0087】登録テーブル7000はヘッダ部700
1、ポインタ部7002、データ部7003から構成さ
れる。ヘッダ部には登録文字数が格納され、ポインタ部
には文字データへのポインタ値が格納される。
【0088】また、各文字データ7003はビットマッ
プデータのサイズと、登録した文字を識別するための番
号である登録IDと、ビットマップパターンの幅高と、
印字指定位置からビットマップの左上の位置までのオフ
セット値(X方向とY方向)と、文字ピッチが格納され
るパターンヘッダ部7004、ビットマップデータ(バ
イナリデータ)が格納されるパターン部7005、ビッ
トマップパターンが圧縮されているか否かを示す圧縮情
報7006から構成されている。
【0089】上記の情報はプリンタ制御コード3000
中の登録コマンドのパラメータとして与えられる。
【0090】また、前述の登録メモリサイズ5004
は、この登録テーブル7000の大きさを示しており、
図12の計算式にて算出される。
【0091】ここで、図13を参照してフォント登録に
よる機能上の効果を説明する。
【0092】フォントを登録をしない場合、図13
(A)のように処理される。ホスト2100内部では印
刷イメージ9000をRAM2002上に作成する。印
刷イメージ9000とは実際には図3の文書ファイル4
000で示されるような形式のファイルであり、用紙上
のどの位置にどのフォントをどの大きさで印字するかが
表記されている。そして実際に印刷に使用されるフォン
トデータ9001はRAM2002上に格納されてい
る。
【0093】登録を用いない場合、文書ファイル400
0を参照しながらフォントデータ(ビットマップデー
タ)9001をイメージ描画コマンドと結合させてプリ
ンタ1000へ転送する。プリンタ1000は、転送さ
れたフォントデータ9001を、印刷イメージ9000
に示された大きさ、位置になるようRAM2019内部
のフレームバッファ2024上に展開する。
【0094】また、登録を用いた場合、図13(B)の
ように処理される。ホスト2100内部の印刷イメージ
9000、RAM2002上のフォントデータ9001
は上述の登録を用いない場合と同様である。
【0095】登録を用いた場合、ホスト2100はフォ
ントデータ9001を登録コマンドと結合させプリンタ
1000に登録し、該文字を印字する場合には文字コー
ド(もしくは、登録ID)だけを印字コマンドとして転
送する。
【0096】プリンタ1000はフォントデータ900
1を登録メモリ2022、外部登録メモリ2023内部
に格納し、登録メモリ内の登録テーブル7000中のパ
ターン部7005を参照してフレームバッファ2024
を生成するので同一文字を印字する場合は印字コマンド
だけを転送し、フォントデータ9001を再度転送する
必要はない。
【0097】その為、ホスト2100からプリンタ10
00への転送データサイズが大幅に削減でき、データ転
送によるタイムロスを削減することが可能である。
【0098】以上がフォント登録を使用して高速に印字
する手順の概要である。 <圧縮方法の選択>ここで、図8のステップ4002に
おける圧縮方法の選択のしかたを図14(A)を用いて
説明する。ステップ4002では、登録テーブル500
0内の圧縮情報5009に圧縮情報が格納されておら
ず、圧縮するか否かが決まっていない文字について圧縮
するか否かを決定する。
【0099】まず、各文字毎の圧縮情報にて構成された
図15のテーブル11000より、該当する文字データ
の圧縮情報を検索する(ステップ10000)。このテ
ーブルは、なお、図15では文字コードに対応した圧縮
情報となっているが、文字コードとは異なるIDで登録
されている場合には、そのIDを用いる。
【0100】検索される文字コードがテーブル中に見つ
かったなら、そのコードに対応する圧縮情報11001
を参照し、圧縮の有無を判断する(ステップ1000
1)。圧縮情報は、圧縮されていればON、されていな
ければOFFである。
【0101】その結果、圧縮情報11001がOFFで
あれば未圧縮として処理を終了する。
【0102】一方、圧縮情報11001がONであれば
データ圧縮処理を施す(ステップ10002)。
【0103】図15のテーブル11000では1文字毎
に圧縮情報11001を設定しているが、この圧縮情報
11001の設定方法としては、使用頻度の高い非漢字
については全文字OFF(非圧縮)とし、使用頻度の低
い漢字については全文字ON(圧縮)としても良い。あ
るいは、図14(B)に示した手順で、図4の登録テー
ブルから圧縮情報の記録されていない文字データを選び
だし、その文字データに対応する文字の使用回数500
7を参照し(ステップ10010)、使用回数が所定の
しきい値よりも大きい文字、すなわち使用頻度が高い文
字については圧縮情報をOFF(非圧縮)とし(ステッ
プ10012)、使用回数が所定のしきい値よりも小さ
い文字、すなわち使用頻度の低い文字についてはON
(圧縮)としても良い(ステップ10011)。
【0104】さらに、テーブル11001に関しては、
テーブル11000が設定されているなら、予めプリン
タ1000内部に格納しておいてもよいが、図14
(B)のように、登録テーブルの内容に応じて動的に圧
縮情報が決まる場合には、もしくはプリンタ制御コード
3000を介して、プリンタ1000のRAM2019
に登録する。
【0105】以上のように、1文字毎の圧縮有無情報に
基づいてデータ圧縮を施すことにより、使用頻度の高い
文字を非圧縮とすることにより伸長処理によるタイムロ
スを防ぐと同時に、使用頻度の低い文字を圧縮すること
により登録メモリ2022、2023の効率的な使用が
可能となる。 [第2の実施の形態]本実施形態では、プリンタ100
0へフォントを登録する際に各文字毎に最適なデータ圧
縮を施して登録する場合について説明する。
【0106】フォント登録する際の主な処理工程は第1
の実施の形態と同様である。
【0107】異なるのは、図8のステップ4002にお
ける圧縮方法の選択時に、圧縮情報にて構成されたテー
ブルを用いて最適なデータ圧縮方法を決定するところで
ある。
【0108】本実施の形態を図16を用いて説明する。
図16は、第1の実施の形態における図14に代わって
本実施形態で用いられる手順である。
【0109】まず、各文字毎の圧縮情報にて構成された
図17のテーブル13000より、該当する文字データ
の圧縮情報を検索する(ステップ12000)。
【0110】文字データの文字コード4003(JIS
0x2121、0x2122など)より圧縮情報13
001(優先順位1、優先順位2など)を参照し、各文
字毎の圧縮方法を選択する(ステップ120001)。
ここで、圧縮方法の選択は優先順位13001を高いも
のから順に選択していく(優先順位1→優先順位2→優
先順位3→優先順位4)。
【0111】なお、本実施の形態ではプリンタ内部に3
つの異なる圧縮伸長機能(圧縮方法a、圧縮方法B、圧
縮方法C)を搭載しているものとする。
【0112】ステップ12000において選択された圧
縮方法により文字パターンデータを圧縮し(ステップ1
2002)、データ圧縮に成功した場合は処理を終了す
る。一方、データ圧縮に失敗した場合はステップ120
00以降を繰り返す(ステップ12003)。圧縮に失
敗するとは、圧縮手順の途中に何等かの原因で処理を中
断した場合等の他に、圧縮した結果が圧縮前のデータよ
りも大きくなってしまう場合などが含まれる。
【0113】圧縮を失敗してステップ12000以降の
処理を繰り返す場合には、テーブル13000の優先順
位13001を1つ下げることにより、前回の圧縮方法
とは異なる圧縮方法を用いてデータを圧縮する。
【0114】該当する圧縮方法が“未圧縮”となってい
る場合については、データ圧縮を行なわずに図16の処
理を終了する(ステップ12001)。
【0115】なお、本実施の形態では1文字毎に圧縮手
順の優先順位13001を設けたが、全文字に対して圧
縮手順の優先順位を同一にしても良い。
【0116】さらに、優先順位13001に対しての圧
縮方法を設定する際には、圧縮率を重要視するのであれ
ば圧縮率の良い圧縮方法を優先順位の高い方に割り当て
たり、データ伸長速度を重要視するのであれば伸長速度
の良い圧縮方法を優先順位の高い方に割り当てる。
【0117】また、本実施の形態では優先順位を4つ設
定しているが(優先順位1〜4)、優先順位の数は任意
とする。
【0118】以上のように、1文字毎に最適なデータ圧
縮を施すことにより、文字毎にデータ圧縮率やデータ伸
長速度に重点を置いたデータ圧縮が可能となる。 [第3の実施の形態]本実施の形態では、プリンタ10
00へフォント登録する際に各文字のパターンデータサ
イズに応じてデータ圧縮方法を変えて登録する場合につ
いて説明する。
【0119】フォント登録する際の主な処理工程は第1
の実施の形態と同様である。異なるのは、図8のステッ
プ4002における圧縮方法の選択時に、各文字のパタ
ーンデータサイズ4004に応じて圧縮方法を選択する
点である。
【0120】本実施の形態を図18を用いて説明する。
図16は、第1の実施の形態における図14に代わって
本実施形態で用いられる手順である。
【0121】まず、文字のデータサイズ4004を比較
し(ステップ14001)、データサイズ4004が条
件(a≦データサイズ≦c)に適合すれば、圧縮方法A
でデータ圧縮する(ステップ14002)。
【0122】ステップ14001にてデータサイズ40
04が適合しない、もしくはステップ14003にてデ
ータ圧縮に失敗した場合、ステップ14004にてデー
タサイズ4004を比較しデータサイズ4004が条件
(b≦データサイズ≦d)に適合するかを判断する。そ
の条件に適合すれば、圧縮方法Bでデータ圧縮する(ス
テップ14005)。データ圧縮に失敗した場合には、
圧縮を行わずに処理を終了する。
【0123】ここで、圧縮方法Aは比較的小さなデータ
に適合した圧縮方法であり、圧縮方法Bは比較的大きな
データに適合した圧縮方法である。
【0124】また、上述のフローチャートでは2種類の
圧縮方法(圧縮方法A、圧縮方法B)がプリンタ内部に
搭載されている場合について述べたが、1種類、もしく
は3種類以上の圧縮方法を用い、データのサイズ等の条
件に応じた方法で、図18の手順と同じ要領で圧縮する
こともできる。
【0125】さらに、データサイズ4004の圧縮条件
(ステップ14001、14002)に関しては任意に
設定できる。
【0126】以上のように、文字のデータサイズ400
4に応じての圧縮方法の切替え、もしくは、一定のデー
タサイズを満たすものについてのみ圧縮を施すことによ
り、文字毎に最適なデータ圧縮を施すことが可能とな
る。 [第4実施の形態]本実施の形態では、プリンタ100
0へフォントを登録する際にプリンタの印刷解像度に応
じてデータ圧縮方法を換えて登録する場合について説明
する。
【0127】フォントを登録する際の主な処理工程は第
1の実施の形態と同様である。
【0128】異なるのは、図8のステップ4002にお
ける圧縮方法の選択時に、プリンタの印刷解像度に応じ
て圧縮方法を選択するところである。
【0129】一般に、プリンタには600dpi(dot p
er inch)のような高解像度と、300dpiのような低
解像度の2つの印刷解像度を持っているものが多い。低
解像度印刷の場合のフォント登録に使用する文字パター
ンデータのサイズは、高解像度の場合のそれと比較して
約1/4(非圧縮時の300dpiと600dpiのビ
ットマップデータの比率)となる為、フォント登録メモ
リ2022、2023のメモリ消費率も約1/4とな
り、高解像度印刷の場合と比較して登録メモリ不足が発
生しにくい。このため、本実施形態ではこの特性を利用
して、低解像度印刷の場合には非圧縮のままフォント登
録することによって、データ伸長時のタイムロスを削減
して高速に印刷する。
【0130】本実施の形態を図19を用いて説明する。
図19は、第1の実施の形態における図14に代わって
本実施形態で用いられる手順である。
【0131】まず、ステップ15000においてプリン
タの印刷解像度を判断する。なお、印刷解像度の判断方
法については説明を省く。
【0132】ステップ15000において印刷解像度が
高解像度であると判断された場合は、前述の実施の形態
1、2、3のようなデータ圧縮方法を用いて圧縮を施し
て処理を終了する。
【0133】一方、ステップ15000において印刷解
像度が低解像度であると判断された場合は、データ圧縮
を行なわずに処理を終了する。
【0134】なお、本実施の形態ではプリンタが高解像
度と低解像度の2つの印刷解像度を持つ場合について述
べたが、2つ以上の印刷解像度を持つ場合についても、
各印刷解像度毎に圧縮の有無を設定することで対応でき
る。
【0135】以上のように、プリンタの印刷解像度に応
じてデータ圧縮の有無を切替えることによって、低解像
度印刷時の印刷速度の向上が可能となる。 [第5実施の形態]本実施の形態では、プリンタ100
0へフォントを登録する際に、ページ単位にてデータ圧
縮の有無を判断する場合について説明する。
【0136】フォントを登録する際の主な処理工程は第
1の実施の形態と同様である。
【0137】異なるのは、図5のステップ1005にお
いてプリンタ制御コード変換・転送する前に、ステップ
1003の登録管理テーブル更新にて設定された登録管
理テーブル5000の参照ページ情報5008を用い
て、ページ単位にてデータ圧縮の有無を判定するところ
である(図20のステップ1006)。
【0138】図20は、ステップ1006以外の処理は
図5のステップ1001〜1005と同一であり、本実
施形態のシステムは、第1実施形態の図5の手順をず2
0で置き換えたものである。
【0139】まず、登録管理テーブル5000の参照ペ
ージ情報5008の構成を図21を用いて説明する。参
照ページ情報5008は、ページ16001と参照フラ
グ16002から構成されており、ページ16001は
印刷データのページ数を表しており、参照フラグ160
02は各ページにおいて該当する文字を使用して印字処
理するか否かをONとOFFにて表している。図21で
は、該当する文字を1,2,5,7,8ページでは使用
するが、3,4,6ページでは使用しない。なお、図2
1では8ページまでしか記載していないが、ページ数の
制限はなく自由に設定できるものとし、さらに、図21
のようなデータを全文字データ5003が持っている。
【0140】さらに、図21ではデータ構成を視覚的に
分かりやすく表しているが、実際のデータ構成の一例と
して、1ページ毎に1Bitを割り当て0xCB(2進
数にて11001011)そいたような単純な構成でも
良い。
【0141】ここで図20のステップ1006の処理を
図22を用いて説明する。
【0142】ステップ17000では全文字データ50
03の参照ページ情報5008を読み込む。読み込んだ
参照ページ情報5008より、各ページ毎の印字総数が
算出できる。ここで、算出方法の具体例として図23を
用いて説明する。
【0143】図23では8ページ分の印刷データに対し
て文字コード1から5までを用いて印字を行なった場合
の各文字の参照ページ情報5008と、全文字の参照ペ
ージ情報5008より算出した各ページ毎の印字総数1
8000を表している。
【0144】例えば、1ページ目では文字コード1,
2,3の3文字、2ページ目では文字コード1,2,
3,4の4文字、3ページ目では文字コード5を1文字
使用していることになる。
【0145】ページ単位の印字総数18000より、各
ページに対してデータを圧縮するか否かを判別するわけ
であるが(ステップ17002)、判別方法としては各
ページ毎の印字総数18000が所望のしきい値を下回
っているページにて使用されている文字データを圧縮す
る。
【0146】ここでこのしきい値をあらかじめ設定して
おく必要があるが、設定方法としては固定値を使用して
も良いし、もしくはユーザがホスト2100上にて自由
に設定しても良い。
【0147】図23の例において、しきい値を3とした
場合、データ圧縮に該当するページは3,4,6ページ
であり、3,4,6ページにて使用している文字、文字
コード4,5を圧縮する。
【0148】上述の圧縮有無判定ステップ17002に
より、ページ単位での印字総数を調べ、各ページ毎に圧
縮するか否かの判定を行ない、全ページについてその判
定が終了すると以上の解析処理を終了する。
【0149】上述の圧縮有無判定により圧縮すると判定
された文字を、図8のステップ4002〜4004にお
ける圧縮対象とする。
【0150】以上のように、印刷データに対してページ
単位の使用頻度を検索した後、印字文字数の少ないペー
ジにて使用している文字を圧縮し、印字文字数の多いペ
ージで使用されている文字は未圧縮のまま登録すること
により、データ伸長処理のタイムロスを防ぐことにな
り、印刷負荷の高いページに対して負荷の軽減が可能と
なる。
【0151】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0152】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0153】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0154】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0155】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0156】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0157】
【発明の効果】以上で述べたように本発明によれば、プ
リンタヘフォント登録を行なう前にデータ圧縮の有無や
データ圧縮方法の最適な選択が可能となり、メモリの効
率的な利用や印刷速度の低下を防ぐことが可能となる。
【0158】
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ装置の構成を示す断面図である。
【図2】プリンタ制御システムの構成を説明するブロッ
ク図である。
【図3】ホスト上の文書ファイルの構成図である。
【図4】ホストの登録管理テーブルの構成図である。
【図5】ホストの印刷処理概略を示すフローチャートで
ある。
【図6】ホストの登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】ホストのプリンタ制御コード化の処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】ホストの登録処理時の圧縮処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】プリンタの処理概略を示すフローチャートであ
る。
【図10】プリンタの登録処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】プリンタの登録テーブルの構成図である。
【図12】ホスト、プリンタの登録メモリサイズの計算
式を示す図である。
【図13】ホスト、プリンタ間のフォント登録の構成図
である。
【図14】ホストの登録処理時の圧縮方法の選択を示す
フローチャートである。
【図15】ホストの登録処理時の圧縮情報テーブルの構
成図である。
【図16】ホストの登録処理時の圧縮方法の選択を示す
フローチャートである。
【図17】ホストの登録処理時の圧縮情報テーブルの構
成図である。
【図18】ホストの登録処理時の圧縮方法の選択を示す
フローチャートである。
【図19】ホストの登録処理時の圧縮有無の選択を示す
フローチャートである。
【図20】ホストのプリンタ制御コード化の処理を示す
フローチャートである。
【図21】ホストの登録管理テーブルの参照ページ情報
の構成図である。
【図22】プリンタの登録処理時のページ圧縮判定を示
すフローチャートである。
【図23】ホストの登録管理テーブルの参照ページ情報
例である。
【符号の説明】
2012 CPU 2019 RAM 2022 登録メモリ 2013 プログラムROM、フォントROM 2015 システムバス 2018 入力部 2016 印刷部I/F 2020 MC 2017 印刷部 1012 操作部 2014 外部メモリ 2023 外部登録メモリ 2100 ホストコンピュータ 1000 プリンタ 1001 プリンタ制御ユニット 2021 双方向I/Fケーブル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め文字画像を受信し、その文字画像を
    用いて印刷を行なう印刷装置により印刷を行わせる印刷
    制御装置であって、 前記印刷装置に入力する印刷データに含まれる文字デー
    タの文字画像を、注目特性に応じて圧縮するか否かと、
    また圧縮する場合にはその圧縮方法とを決定し、その決
    定に応じて文字画像を圧縮して前記印刷装置に送り付け
    ることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記注目特性として文字画像の使用頻度
    を用い、使用される回数が所定値よりも多い文字画像は
    圧縮せず、そうでなければ圧縮するものと判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記注目特性として文字画像に対応する
    文字の種類を用い、漢字の文字画像は圧縮し、漢字でな
    い文字画像は圧縮するものと判定することを特徴とする
    請求項1に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮方法として、優先順位の付され
    た少なくとも2つの圧縮方法を用い、優先順位にしたが
    った圧縮方法で順次文字画像の圧縮し、不成功の場合に
    はより下位の優先順位の圧縮方法により圧縮することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記注目特性として文字画像のデータサ
    イズを用い、データサイズに応じて圧縮するか否か、ま
    た圧縮する場合にはその圧縮方法を決定することを特徴
    とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷データはページ単位に構成さ
    れ、前記注目特性として、ページごとに含まれる文字の
    数を用い、該文字数が所定値以上のページに含まれる文
    字画像については圧縮せず、そうでないページに含まれ
    る文字画像については圧縮することを特徴とする請求項
    1に記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 予め文字画像を受信し、その文字画像を
    用いて印刷を行なう印刷装置により印刷を行わせる印刷
    制御方法であって、 前記印刷装置に入力する印刷データに含まれる文字デー
    タの文字画像を、注目特性に応じて圧縮するか否かと、
    また圧縮する場合にはその圧縮方法とを決定し、その決
    定に応じて文字画像を圧縮して前記印刷装置に送り付け
    ることを特徴とする印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 前記注目特性として文字画像の使用頻度
    を用い、使用される回数が所定値よりも多い文字画像は
    圧縮せず、そうでなければ圧縮するものと判定すること
    を特徴とする請求項7に記載の印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 前記注目特性として文字画像に対応する
    文字の種類を用い、漢字の文字画像は圧縮し、漢字でな
    い文字画像は圧縮するものと判定することを特徴とする
    請求項7に記載の印刷制御方法。
  10. 【請求項10】 前記圧縮方法として、優先順位の付さ
    れた少なくとも2つの圧縮方法を用い、優先順位にした
    がった圧縮方法で順次文字画像の圧縮し、不成功の場合
    にはより下位の優先順位の圧縮方法により圧縮すること
    を特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の印刷制
    御方法。
  11. 【請求項11】 前記注目特性として文字画像のデータ
    サイズを用い、データサイズに応じて圧縮するか否か、
    また圧縮する場合にはその圧縮方法を決定することを特
    徴とする請求項7に記載の印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 前記印刷データはページ単位に構成さ
    れ、前記注目特性として、ページごとに含まれる文字の
    数を用い、該文字数が所定値以上のページに含まれる文
    字画像については圧縮せず、そうでないページに含まれ
    る文字画像については圧縮することを特徴とする請求項
    7に記載の印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 予め文字画像を受信し、その文字画像
    に対応する識別子を受信すると前記文字画像を印刷出力
    する印刷装置と、 前記印刷装置に入力する印刷データに含まれる文字デー
    タの文字画像を、注目特性に応じて圧縮するか否かと、
    また圧縮する場合にはその圧縮方法とを決定し、その決
    定に応じて文字画像を圧縮して前記印刷装置に送り付
    け、文字画像を送った文字データについては、該文字デ
    ータに対応する識別子を印刷データとして前記印刷装置
    に送り付ける印刷制御装置とを含むことを特徴とする印
    刷システム。
  14. 【請求項14】 予め文字画像を受信し、その文字画像
    を用いて印刷を行なう印刷装置により印刷を行わせるプ
    ログラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、
    前記プログラムは、前記印刷装置に入力する印刷データ
    に含まれる文字データの文字画像を、注目特性に応じて
    圧縮するか否かと、また圧縮する場合にはその圧縮方法
    とを決定し、その決定に応じて文字画像を圧縮して前記
    印刷装置に送り付ける手段を備えることを特徴とするコ
    ンピュータ可読メモリ。
  15. 【請求項15】 予め文字画像を受信し、その文字画像
    を用いて印刷を行なう印刷装置により印刷を行わせる印
    刷制御装置であって、部に確保されているフォント登録
    の為のメモリ容量を管理する第1手段と、 前記印刷装置のフォント登録メモリヘ登録したフォント
    を識別するための情報を記憶する第2手段と、 前記印刷装置のフォント登録メモリ上に印刷すべき文書
    のフォントが登録されているか否かを前記第2手段の情
    報に基づき判別する第3手段と、 前記第3手段により、前記印刷装置に印刷すべき文書の
    フォントが登録されていないと判別した場合に、登録を
    行った際の登録メモリ容量の空きメモリサイズを算出す
    る第4手段と、 前記第4手段により、前記印刷装置へのフォント登録が
    可能であるか否かを判断する第5手段と、 前記第5手段により、フォント登録が可能と判断した場
    合に登録するフォントデータを前記印刷装置へ転送する
    第6手段と、 前記第5手段によりフォント登録が不可能と判断した場
    合に前記印刷装置に登録されているフォントを削除する
    制御コマンドを転送する第7手段と、 前記第7手段により、削除を行った際の登録メモリ容量
    の空きメモリサイズを再算出する第8手段と、 前記第8手段より算出された空きメモリサイズより、フ
    ォント登録が可能であると判断されるまで第5,6,
    7,8手段を繰り返す第9手段と、 前記第7手段により、削除すべきフォントデータがない
    と判断した場合には、前記印刷装置に対して登録を行わ
    ずに印字のみを行なう為のイメージ制御コマンドとフォ
    ントデータを転送する第10手段と、 第3手段により前記印刷装置に印刷すべき文書のフォン
    トが登録されていると判断した場合に、登録フォントの
    印字を行なう為の文字印字制御コマンドを転送する第1
    1手段と、 前記第6手段の際に、登録するフォントデータをデータ
    圧縮して転送するか否かを判断する第12手段と、 前記第12手段において、データ圧縮を行なうと判断し
    た場合に、データ圧縮手段を選択し、圧縮処理を施す第
    13手段と、 前記第3手段において、印刷すべき文書のデータ解析を
    行なう第14手段と、 前記第14手段によるデータ解析結果に従って、第12
    手段と第13手段を決定する第15手段と、を有する情
    報処理装置と、上述の情報処理装置より転送された制御
    コマンドに従ってフォントの登録、登録フォントの印
    字、登録フォントの削除を行なう手段とを有する印刷装
    置に係り、 前記第12手段において、前記情報処理装置に格納され
    ている文字の使用頻度情報に基づいて、登録するフォン
    トデータのデータ圧縮の有無を判断することを特徴とす
    る印刷制御装置。
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