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JP2000033730A - 印刷装置とその制御方法及び印刷システム - Google Patents

印刷装置とその制御方法及び印刷システム

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Publication number
JP2000033730A
JP2000033730A JP10202247A JP20224798A JP2000033730A JP 2000033730 A JP2000033730 A JP 2000033730A JP 10202247 A JP10202247 A JP 10202247A JP 20224798 A JP20224798 A JP 20224798A JP 2000033730 A JP2000033730 A JP 2000033730A
Authority
JP
Japan
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resolution
font data
data
registered
registration
Prior art date
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Pending
Application number
JP10202247A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiha Hiraike
孔羽 平池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10202247A priority Critical patent/JP2000033730A/ja
Publication of JP2000033730A publication Critical patent/JP2000033730A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指定解像度での印刷が不可能でも、フォントを
登録してそれを用いて印刷を行う。 【解決手段】プリンタでは、ホストから解像度指定コマ
ンドを受けて、その解像度で動作不可能ならば、動作可
能な解像度を設定しておく。次にフォント登録コマンド
を受けたとき、解像度が指定解像度から変更されていれ
ば(S6010)、登録するフォントデータを設定され
ている解像度に適合したデータに変換する(S601
1)。その後フォントを登録する(S6003)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば入力される
コマンドに基づき印刷を行なうための印刷装置とその制
御方法及び印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷装置にフォント登録を行なう
際には、その印刷装置に接続された情報処理装置から印
刷装置に対して印刷装置のサポートしている印刷解像度
に適合したビットマップフォントデータを転送するのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、場合に
よっては情報処理装置から転送されたビットマップフォ
ントデータに適合した印刷解像度を印刷装置がサポート
していない場合や、サポートしている印刷解像度以外の
解像度にて構成されたデータが転送され、印刷装置内部
に同データを格納するだけの登録用メモリ容量を獲得で
きない場合があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、印刷装置にフォント登録を行なう際に、指定印刷解
像度での印刷が不可能な場合や、登録用メモリの容量不
足の場合であっても、フォントを登録してそれを用いた
印刷処理を可能とする印刷装置とその制御方法及び印刷
システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成からなる。すなわち、複数通
りの印刷解像度に設定可能であり、登録されるフォント
データを用いて印刷を行う印刷装置であって、登録しよ
うとするフォントデータの解像度が、現在設定されてい
る解像度に適合するか判定し、適合しない場合には前記
フォントデータのサイズを、現在設定されている解像度
に適合するサイズに変換してから登録する。
【0006】あるいは、複数通りの印刷解像度に設定可
能であり、登録されるフォントデータを用いて印刷を行
う印刷装置と、該印刷装置に対して解像度を指定し、フ
ォントデータを登録する情報処理装置とを接続してなる
印刷システムであって、前記印刷装置は、前記情報処理
装置から登録しようとするフォントデータの解像度が、
現在設定されている解像度に適合するか判定し、適合し
ない場合には前記フォントデータのサイズを、現在設定
されている解像度に適合するサイズに変換してから登録
する。
【0007】あるいは、複数通りの印刷解像度に設定可
能であり、登録されるフォントデータを用いて印刷を行
うための印刷制御方法であって、登録しようとするフォ
ントデータの解像度が、現在設定されている解像度に適
合するか判定し、適合しない場合には前記フォントデー
タのサイズを、現在設定されている解像度に適合するサ
イズに変換してから登録する。
【0008】あるいは、複数通りの印刷解像度に設定可
能が印刷装置にフォントデータを登録して印刷させるた
めのコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体であっ
て、前記プログラムは、登録しようとするフォントデー
タの解像度が、現在設定されている解像度に適合するか
判定し、適合しない場合には前記フォントデータのサイ
ズを、現在設定されている解像度に適合するサイズに変
換してから登録する処理工程を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の実
施の形態の構成を説明する前に、本発明の実施の形態を
適用するのに好適なレーザビームプリンタの構成につい
て図1を参照しながら説明する。
【0010】なお、本発明の実施の形態を適用するプリ
ンタは、レーザビームプリンタに限られるものではな
く、インクジェットプリンタ等の他のプリント方式のプ
リンタでも良い。
【0011】<レーザビームプリンタ>図1はレーザビ
ームプリンタ(LBP)の構成を示す断面図である。図
において、LBP本体1000は、外部に接続されてい
るホストコンピュータから供給される印字情報(文字コ
ード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力し
て記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文
字パターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体で
ある記録紙等に像を形成する。
【0012】操作パネル1012には、操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている。プリンタ
制御ユニット1001はLBP本体1000全体の制御
およびホストコンピュータから供給される文字情報等を
解析する。このプリンタ制御ユニット1001は、主に
文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換し
てレーザドライバ1002に出力する。レーザドライバ
1002は半導体レーザ1003を駆動するための回路
であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1
003から発射されるレーザ光1004をオン・オフ切
り換えする。レーザ光1004は回転多面鏡1005で
左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露光
する。これにより、静電ドラム1006上には文字パタ
ーンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、
静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット10
07により現像された後、記録紙に転写される。この記
録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はL
BP1000に装着した用紙カセット1008に収納さ
れ、給紙ローラ1009および搬送ローラ1010と搬
送ローラ1011とにより装置内に取り込まれて、静電
ドラム1006に供給される。またLBP本体1000
には、図示しないカードスロットを少なくとも1個以上
備え、内蔵フォントに加えてオプションカード,言語系
の異なる制御カード(エミュレーションカード)等を接
続できるように構成されている。
【0013】<印刷システムの構成>図2は、ホストコ
ンピュータとプリンタとを接続して構成される印刷シス
テムのブロック図である。ここでは、レーザビームプリ
ンタ(図1)を例にして説明する。
【0014】図2において、ホストコンピュータ210
0は、ROM2003のプログラム用ROM、あるいは
RAM2002に記憶された文書処理プログラム等に基
づいて図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等
が混在した文書処理を実行するCPU2001を備え、
システムデバイス2004に接続される各デバイスをC
PU2001が総括的に制御する。
【0015】また、RAM2002あるいはROM20
03のプログラム用ROMにはCPU2001の制御プ
ログラム等を記憶し、RAM2002あるいはROM2
003のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用
するフォントデータ等を記憶する。RAM2002は、
CPU2001の主メモリ,ワークエリア等として機能
する。プログラムやフォント等を格納する場合には、通
常外部メモリ2011からロードされる。
【0016】キーボードコントローラ(KBC)200
5は、キーボード2009や不図示のポインティングデ
バイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ
(CRTC)2006は、CRTディスプレイ(CR
T)2010の表示を制御する。メモリコントローラ
(MC)2007は、ブートプログラム、種々のアプリ
ケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集フ
ァイル等を記憶するハードディスク(HD),フロッピ
ーディスク(FD)等の外部メモリ2011とのアクセ
スを制御する。プリンタコントローラ(PRTC)20
08は、所定の双方向性インタフェース(インタフェー
ス)2021を介してプリンタ1000に接続されて、
プリンタ1000との通信制御処理を実行する。なお、
CPU2001は、例えばRAM2002上に設定され
た表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラ
スタライズ)処理を実行し、CRT2010上で表示し
た画像と印刷出力する画像とを一致させるWYSIWY
Gを可能としている。また、CPU2001は、CRT
2010上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコ
マンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、
種々のデータ処理を実行する。
【0017】プリンタ1000において、プリンタCP
U2012は、ROM2013のプログラム用ROMに
記憶された制御プログラム等或いは外部メモリ2014
に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス
2015に接続される各種のデバイスとのアクセスを総
括的に制御し、印刷部インタフェース2016を介して
接続される印刷部(プリンタエンジン)2017に出力
情報としての画像信号を出力する。また、このROM2
013のプログラムROMあるいは外部メモリ2014
には、図8のフローチャートで示されるようなCPU2
012の制御プログラム等を記憶する。ROM2013
のフォント用ROMには上記情報を生成する際に使用す
るフォントデータ等を記憶し、ROM2013のデータ
用ROMにはハードディスク等の外部メモリ2014が
無いプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用
される情報等を記憶している。CPU2012は入力部
2018を介してホストコンピュータとの通信処理が可
能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュ
ータ2100に通知可能に構成されている。2019は
CPU2012の主メモリ、ワークエリア等として機能
するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプ
ションRAMによりメモリ容量を拡張することができる
ように構成されている。なお、RAM2019は、出力
情報展開領域(フレームバッファ2024)、環境デー
タ格納領域等に用いられる。また、RAM2019は、
その一部を、フォント等の登録を行なう為の登録メモリ
2022としても用いられる。
【0018】外部登録メモリ2023はフォント等の登
録を行なう為の外部メモリであり、ハードディスク(H
D)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成さ
れ、メモリコントローラ(MC)2020によりアクセ
スを制御される。
【0019】前述したハードディスク(HD)、ICカ
ード等の外部メモリ2014は、メモリコントローラ
(MC)2020によりアクセスを制御される。外部メ
モリ2014は、オプションとして接続され、フォント
データ、エミュレーションプログラム、フォームデータ
等を記憶する。また、操作パネル2018には操作のた
めのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0020】また、前述した外部メモリ2014は1個
に限らず、2個以上あってもよく、内蔵フォントに加え
てオプションフォントカード,言語系の異なるプリンタ
制御コード(ページ記述言語)を解釈するプログラムを
格納した外部メモリを複数接続できるように構成されて
いても良い。さらに、図示しないNVRAMを有し、操
作パネル1012からのプリンタモード設定情報を記憶
するようにしても良い。
【0021】ホスト上のアプリケーションソフトウエア
で作成された文書データはプリンタ制御コードへ変換さ
れた後、プリンタに送られて印刷される。
【0022】ここで、作成された文書データはファイル
として管理される文書ファイルであり、その文書ファイ
ルはホスト上のRAM2002及び外部メモリ2011
上にて作成、保管される。
【0023】<ホスト上の文書ファイル及び登録管理テ
ーブル>図3はホスト上に保管される文書ファイル40
00の構造を説明する図である。
【0024】文書ファイル4000は、ヘッダ部400
1と文字データ4002の並びとから構成される。ヘッ
ダ部4001は全文字データに対して共通の情報で構成
されている。また、文字データ4002には、文字種を
識別する為の文字セット、文字コード4003、文字サ
イズ、印字位置(XY座標)、データサイズ4004等
が含まれている。
【0025】ホスト側ではアプリケーションで作成され
たこの文書ファイル4000を解析しながらプリンタ制
御コード3000を生成し、プリンタ1000へ転送す
る。その際、文書ファイル4000の解析結果として、
図4に示されている登録管理テーブル5000をホスト
上に作成する。
【0026】この登録管理テーブル5000は、RAM
2002もしくは外部メモリ2011上に作成され、印
刷処理が終了次第メモリ上から削除される。登録管理テ
ーブル5000については図4を用いて説明する。
【0027】登録管理テーブル5000は、プリンタに
登録した文字コードやデータサイズ等の情報を記憶する
ためのテーブルである。登録管理テーブル5000はヘ
ッダ部5001、ポインタ部5002、データ部500
3から構成される。
【0028】ヘッダ部5001は、登録メモリサイズ5
004と圧縮情報5005とを含む。登録メモリサイズ
5004には、フォント登録処理により消費されたプリ
ンタの登録メモリ2022あるいは外部登録メモリ20
23の消費メモリサイズを格納される。登録メモリサイ
ズ5004は、図10の計算式により算出される。圧縮
情報5005には、文字データをデータ圧縮転送する際
に用いられた圧縮方法やそのパラメータ等、圧縮方法を
管理する為の情報が格納される。
【0029】ただし、圧縮情報フィールド5005には
全文字データに対して同一な圧縮方法を用いる場合に圧
縮情報を格納し、各文字毎に異なる圧縮を施す場合に
は、圧縮情報を1文字毎の圧縮情報フィールド5008
に格納する。
【0030】ポインタ部5002には、登録した各文字
データを格納している領域へのポインタが格納される。
ポインタ部5002が固定長でない場合には、その後端
を示す情報は、ヘッダ部5001に含まれる。
【0031】文字データ部5003には、各文字データ
が格納され、各文字データに対して割り当てられ、印字
を行なう際に文字コードの代わりとして用いられる登録
ID5006(ただし、文字コードを指定しての印字も
可能とする)、データサイズ5007、圧縮情報500
8から構成される。データサイズ5007には非圧縮時
にはビットマップデータサイズを、圧縮時には圧縮デー
タサイズを格納しておく。
【0032】また、圧縮情報5008には使用した圧縮
方法に関する情報を格納しておく。
【0033】<ホストにおける文書ファイルの処理>こ
こで、図5を参照して、ホストコンピュータが文書ファ
イル4000から登録管理テーブル5000及びプリン
タ制御コードを生成する手順を説明する。
【0034】(プリント制御コードの作成及びフォント
登録)まず、文書ファイル4000より文字データ40
02を読み込み(ステップ3001)、読み込んだ注目
文字データに対して、文字コード、文字サイズ、文字デ
ータサイズ等より各文字を登録するか否かを判断する
(ステップ3003)。ステップ3003における登録
判定においては、登録条件をあらかじめホスト側にて設
定しておき、この条件を満たす場合に登録を行なうもの
とする。登録条件のとしては、登録する文字サイズの上
限を30ポイント、登録する文字コードは非漢字と第一
水準の漢字のみとし、登録する各データサイズの上限を
10Kバイトとするといった例が考えられる。また、登
録条件はユーザーがホスト2100にて自由に設定する
ことも可能とする。
【0035】ステップ3003において登録を行なわな
いと判断した場合には、登録は行なわずに印字だけを行
なう為に、イメージ描画コマンドと注目文字の文字パタ
ーンデータをプリンタ1000へ転送する(ステップ3
004)。上述のイメージ描画コマンドではフォント登
録を行なわない為、登録メモリ2022、もしくは外部
登録メモリ2023は消費されないが、同一文字が2度
使用されて印字が行なわれている場合には、再度文字パ
ターンデータを転送して描画処理を行なう必要があるた
め非効率的である。
【0036】ステップ3003において登録すると判断
した場合には、登録管理テーブル5000を検索し(ス
テップS3005)、注目文字データが既に登録管理テ
ーブル5000上に存在するか否かを判断する(ステッ
プ3006)。その結果、登録済みであると判断した場
合には、登録文字を印刷する為のコマンドである印字コ
マンドをプリンタ1000へ転送する(ステップ300
7)。
【0037】一方、ステップ3006において未登録で
あると判断した場合には、注目文字データの圧縮処理を
行なう(ステップ3015)。ステップ3015におけ
るデータ圧縮により算出された圧縮後(場合によっては
データ圧縮されない場合もありうる。詳細については後
述とする)のデータサイズを登録メモリサイズ5004
に加算する。ただし、登録メモリサイズ5004に加算
する値は、圧縮後の文字パターン(後述のパターン部7
005)のデータサイズだけでなく、該文字データの情
報(後述のパターンヘッダ部7004)も含まれる(登
録メモリサイズ5004の計算式については後述の図1
0を参照とする)。この値は、後述する登録管理テーブ
ル5000の更新時に(ステップ3012)、該当する
文字データ5003中のデータサイズ5007に格納さ
れる。
【0038】プリンタ1000は、フォント登録に使用
するメモリサイズの上限値をあらかじめ決めておき、ホ
ストはその上限を予め知らされている。登録メモリサイ
ズ5004がその上限値を越えたと判断した場合には
(ステップ3009)、削除コマンドの転送を行ない
(ステップ3010)、プリンタ1000の登録メモリ
2022、もしくは外部登録メモリ2023上に登録さ
れている文字データを削除し、空きメモリを確保する。
その後、ホストの登録管理テーブル5000の更新を行
なう(ステップ3011)。
【0039】ここでの更新作業は、削除した文字データ
部5003のデータサイズ5007を登録メモリサイズ
5004より減算し、削除する文字の文字データ部50
03を登録管理テーブル5000上から削除する。その
後、登録メモリサイズ5004の値が上限値を越えてい
ないと判断されるまでステップ3008〜3011を繰
り返して登録文字の削除を行なう。
【0040】ここで、文字の削除を行なう際には、1文
字毎に削除コマンドを転送しても良いし、あるいは複数
の文字に対して1度に削除処理を行なっても良い。
【0041】また、上限値の設定方法としては、あらか
じめ固定値として値を設定しておくか、もしくは、ユー
ザーがホスト2100にて自由に設定することが可能で
ある。さらに、上限値は印刷解像度に応じて任意に変更
できるようにしても良い。この場合、例えば高解像度の
場合には2Mバイト、低解像度の場合には1Mバイトと
いうように変更できる。
【0042】ステップ3009において、登録メモリサ
イズ5004が上限値を下回り登録可能となった場合、
登録管理テーブルの更新(ステップ3012)、登録コ
マンドの転送(ステップ3013)、そして印字コマン
ドの転送(ステップ3014)を行なう。
【0043】ステップ3012の登録管理テーブルの更
新時には、文字データ4002より登録管理テーブル上
の文字データ部5003の各文字データ5006〜50
08を設定する。
【0044】以上、ステップ3002において全文字デ
ータの読み込みが終了するまでの上述の処理を繰り返
す。
【0045】(文字データの圧縮)次に、ステップ30
15での圧縮処理を図6を用いて説明する。
【0046】まず、ホストの登録管理テーブル5000
のヘッダ部5001中の圧縮情報5005を読み込み
(ステップ4001)、圧縮情報5005より圧縮方法
の選択を行なう(ステップ4002)。
【0047】ここで、圧縮の有無や圧縮方法が既に決定
している場合については、圧縮情報5005に従ってス
テップ4003以降の処理を行ない、一方、圧縮方法が
決定していない場合についてはステップ4002におい
て圧縮方法を選択する。圧縮方法としては、一般に用い
られている2値データの圧縮方法を用いることができ
る。
【0048】ステップ4003では、ステップ4002
での圧縮方法の選択の後、圧縮するか否かを圧縮情報5
005に従って判断し、圧縮しないと判断された場合は
圧縮処理を終了する。
【0049】一方、圧縮すると判断した場合は、ステッ
プ4002において選択されたデータ圧縮方法に従って
文字パターンデータの圧縮処理を行なった後(ステップ
4004)、データ圧縮の成功の是非を判断する(ステ
ップ4005)。
【0050】データ圧縮が成功した場合、圧縮処理を終
了するが、データ圧縮に失敗した場合、ステップ400
2以降の処理を繰り返す。
【0051】ただし、この繰り返し処理における圧縮方
法の選択(ステップ4002)においてはデータ圧縮に
失敗した圧縮方法は再選択しないものとする。なお、本
実施例ではプリンタ1000内部に複数の圧縮方法を所
有し、任意に圧縮方法を選択できるものとする。もちろ
ん圧縮方法を持たない場合も可能とする。
【0052】<プリンタにおける印刷処理>図7はプリ
ンタ1000の処理の概略を説明する為のフローチャー
トである。プリンタ1000は、ホスト2100上で作
成されたプリンタ制御コードが入力されるとデータ入力
待ち状態(ステップ5000)を抜けてデータ入力処理
(ステップ5001)を行なう。
【0053】次に、入力されたプリンタ制御コードを解
析し(ステップ5002)、コマンドに従った処理を行
なう。排紙コマンドであった場合(ステップ500
3)、フレームバッファ2042の内容をビデオ信号に
変換し(ステップ5004)、プリントエンジン部に転
送して印刷を行ない(ステップ5005)、印刷された
用紙を排紙する(ステップ5006)。
【0054】また、その他のコマンドの場合、各コマン
ドに従った描画処理等を行ない(ステップ5007)、
フレームバッファ2024上に印刷イメージを形成す
る。
【0055】図8はホスト2100から転送されたプリ
ンタ制御コードを、プリンタ1000がデータ解析する
フローチャートである。また、図9はプリンタ1000
が、登録コマンドを受けて作成する登録テーブル700
0の構成図である。まず、登録テーブル7000につい
て説明する。
【0056】(登録テーブル)登録テーブル7000は
プリンタ1000内部の登録メモリ2022、または外
部登録メモリ2023上に生成される。登録テーブル7
000はヘッダ部7001、ポインタ部7002、デー
タ部7003から構成される。ヘッダ部には登録文字数
が格納され、ポインタ部には文字データへのポインタ値
が格納される。また、各文字データ7003は、ビット
マップデータのサイズと、登録した文字を識別するため
の番号である登録IDと、ビットマップパターンの幅高
と、印字指定位置からビットマップの左上の位置までの
オフセット値(X方向とY方向)と、文字ピッチ、各文
字の圧縮形式を判別するための圧縮情報7006が格納
されるパターン部ヘッダ部7004、ビットマップデー
タ(バイナリデータ)が格納されるパターン部7005
から構成されている。
【0057】上記の情報はプリンタ制御コード中の登録
コマンドのパラメータとして与えられる。
【0058】(プリンタ制御コードの処理)図8の処理
工程においては、いくつかのコマンドで図9のテーブル
が用いられる。図8において、まず、プリンタ制御コー
ド3000を読み込み(ステップ6000)、制御コー
ドの読み込みが終了すればこの処理を終了する(ステッ
プ6001)。
【0059】一方、ステップ6001において読み込ん
だコマンドが、登録コマンド(ステップ6002)、印
字コマンド(ステップ6004)、削除コマンド(ステ
ップ6007)、イメージ描写コマンド(ステップ60
08)のどれであるかを判断し、コマンドに従って以下
のような処理を行なう。
【0060】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが登録コマンドであると判断した場合(ステップ6
002)、現在設定されている解像度が、解像度指定コ
マンドにより指定された解像度から変更された解像度で
あるか判断する(ステップ6010)。ホストが送って
くるフォントデータは、解像度指定コマンドで指定して
おいた解像度に対応したものである。そのため、プリン
タの都合で解像度が変更されている場合には、フォント
データをその変更後の解像度に対応させなければならな
い。そこで、解像度が指定された解像度から変更されて
いる場合には、登録フォントの解像度変換/圧縮を行う
(ステップ6011)。その後、登録コマンドで指定さ
れた文字データ情報に基づきプリンタ内部の登録テーブ
ル7000へ文字データ7003を追加する(ステップ
6003)。
【0061】なお、ステップ6011においては、フォ
ント登録を取りやめる場合もあり、この場合には、ステ
ップ6003にて登録テーブルの更新処理は行なわれな
い。この点も含め、ステップ6010の解像度変更の有
無判断、ステップ6011の解像度変換/圧縮処理は、
後で詳しく説明する。
【0062】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが印字コマンドであると判断した場合(ステップ6
004)、登録テーブル7000に対して該コマンドで
指定された文字コード(あるいは登録ID)に対応する
文字データ7003を検索し(ステップ6005)、該
文字データ7003を使用してフレームバッファ202
4へ印字処理を行なうものとする(ステップ600
6)。
【0063】また、上述の印字処理の際には圧縮情報7
006に基づきビットマップデータ7005のデータ伸
長処理を行なった後、フレームバッファ2024上へ描
画処理を行なうものとする。
【0064】なお、上記文字コード(あるいは登録I
D)に対応する文字データ7003が存在しない場合に
ついては、印字処理を行わずにステップ6006を終了
する。
【0065】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが削除コマンドであると判断した場合(ステップ6
007)、該コマンドで指定された文字データ(あるい
は登録ID)に基づき登録テーブル7000の検索を行
ない、該当する文字データ7003の削除を行なうもの
とする(ステップ6003)。
【0066】また、削除の際には1文字データ単位の削
除でも良いし、あるいは1度に複数の文字データを削除
しても良いとする。
【0067】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドがイメージ描画コマンドであると判断した場合(ス
テップ6008)、該コマンドで指定されたデータを使
用してフレームバッファ2024上へ描画を行なうもの
とする(ステップ6009)。
【0068】ステップ6000において読み込んだコマ
ンドが解像度指定コマンドであると判断した場合(ステ
ップ6012)、指定された解像度でプリンタが動作可
能であれば指定された解像度を設定し、動作可能でなけ
れば、後述のように動作可能な解像度に変更して、解像
度変更を行った旨を示す情報を所定の記憶領域に格納し
ておく(ステップ6013)。
【0069】その後、プリンタ制御コードの読み込みが
終了するまでステップ6000以降の処理を繰り返す。
【0070】(登録フォントを用いた印刷処理)ここ
で、図11を参照してフォント登録による機能上の効果
を説明する。
【0071】フォント登録をしない場合、ホスト210
0内部では印刷イメージ9000をRAM2002上に
作成する。印刷イメージ9000とは実際には図3の文
書ファイル4000で示されるような形式のファイルで
あり、用紙上のどの位置にどのフォントをどの大きさに
印字するかが表記されている。そして実際に印刷に使用
されるフォントデータ9001はRAM2002上に格
納されている。
【0072】登録を用いない場合、文書ファイル400
0を参照しながらフォントデータ(ビットマップデー
タ)9001をイメージ描画コマンドと結合させプリン
タ1000へ転送する。プリンタ1000は転送された
フォントデータ9001をRAM2019内部のフレー
ムバッファ2024上に展開する。
【0073】登録を用いた場合、ホスト2100内部の
印刷イメージ9000、RAM2002上のフォントデ
ータ9001は、上述の登録を用いない場合と同様であ
る。登録を用いた場合、ホスト2100はフォントデー
タ9001を登録コマンドと結合させプリンタ1000
に登録し、該文字を印字する場合には文字コード(もし
くは、登録ID)だけを印字コマンドとして転送する。
【0074】プリンタ1000はフォントデータ900
1を登録メモリ2022、外部登録メモリ2023内部
に格納し、登録メモリ内の登録テーブル7000中のパ
ターン部7005を参照してフレームバッファ2024
を生成するので同一文字を印字する場合は印字コマンド
だけを転送し、フォントデータ9001を再度転送する
必要はない。その為、特に同じ文字を繰返し使用する文
書などを印刷する際には、ホスト2100からプリンタ
1000への転送データサイズが大幅に削減でき、デー
タ転送によるタイムロスを削減することが可能である。
【0075】以上がフォント登録を使用して高速印字を
行なう処理の概要である。
【0076】(プリンタ解像度の設定)次に、前述のプ
リンタ制御コードにて指定された印刷解像度とプリンタ
1000の印刷解像度が異なる場合の解像度変更(ステ
ップ6010)、及び解像度変換/圧縮処理(ステップ
6011),解像度決定処理(ステップ6013)につ
いての説明を行なう。
【0077】一般にプリンタ1000は300/600
/1200dpiというように低解像度から高解像度に
及ぶ複数の印刷解像度をサポートしているものが多い。
しかしながら、300dpiのビットマップフォントデ
ータに相当する文字サイズのフォントを600dpiに
て使用するには4倍のデータサイズを必要とし、120
0dpiにて使用するにはさらに4倍のデータサイズを
必要とする。(図12)そのため、ビットマップデータ
をプリンタ1000内部の登録メモリ2022、外部登
録メモリ2023に格納するためには、高解像度になれ
ばなるほど大容量のメモリを必要とされる。そこで、プ
リンタ1000への搭載RAM2019の容量に応じ
て、動作可能な印刷解像度や前述の上限値を変動させる
ものとする。
【0078】図13はRAM2019の容量により動作
可能な解像度、および、登録可能な上限値の変動を示す
例である。
【0079】RAM2019の容量が2Mバイト未満な
ら300dpiでしか動作せず、上限値を500Kバイ
トと設定する。
【0080】また、RAM容量が2Mバイト以上8Mバ
イト未満であれば300/600dpi、上限値は1M
バイトであり、RAM容量が8Mバイト以上であれば3
00/600/1200dpi、上限値2Mバイトにて
動作するものとする。もちろん、図13で示したRAM
2019と印刷解像度、上限値の関係は任意に設定でき
る。
【0081】図13で説明したRAM、印刷解像度、上
限値の関係に従いフォント登録を行なう限りではメモリ
不足が発生することはないが、場合によっては上述の関
係が維持できない場合が発生する。印刷解像度の選択
は、ホスト2100においてプリンタ1000の搭載R
AM2019を考慮せずに行なわれることもあり、選択
された印刷解像度はプリンタ制御コードによってプリン
タ1000に転送され、プリンタの印刷解像度設定が行
なわれる。このような場合、指定された印刷解像度を動
作させるだけのメモリ容量のRAM2019がプリンタ
1000に搭載されている保証がなく、メモリ容量が不
足していれば指定された解像度では動作不可能となる。
【0082】例えば、ホスト2100上では1200d
piが選択されたが、プリンタ1000にはRAM20
19が4Mバイトしか搭載されていない場合、ホスト上
にて選択した解像度1200dpiでの印刷処理はでき
ない。
【0083】また、プリンタ1000のRAM2019
が8Mバイトあれば、図13より、ホストは上限値を2
Mバイトとしてフォント登録を行なう。しかし、プリン
タに登録メモリ2022及び外部登録メモリ2023が
1Mバイトしか確保されておなければ、上限値はその容
量を越えてしまう。
【0084】その結果、印刷解像度の違いやメモリ不足
によるフォント登録の失敗により、印刷処理の中断や中
止が発生する。
【0085】本実施形態ではそのような現象を防ぐため
に、指定された印刷解像度での印刷が不可能な場合に、
プリンタ1000の印刷解像度を低解像度に変更して印
刷処理を継続させる。
【0086】図14はプリンタ1000が印刷解像度を
決定する際の処理手順を表しており、図8のステップ6
013における処理の詳細である。
【0087】ホスト2100にて選択された印刷解像度
は、ホストでプリンタ制御コードに変換されてプリンタ
1000に転送される。ここで、上記印刷解像度を指定
するプリンタ制御コードを解像度指定コマンドと呼ぶ。
【0088】解像度指定コマンドを受信したプリンタ1
000は、指定された印刷解像度にて動作可能か否かを
判断する(ステップ8000)。ここで、動作可能か否
かの判断は、プリンタ1000に搭載されているRAM
2019の容量を基に行なうものとする。
【0089】動作可能と判断した場合には動作判断処理
を終了し、解像度指定コマンド以降に転送される登録コ
マンド/印字コマンド/削除コマンド/イメージ描画コ
マンド等を前述の図8に基づいて処理する。なお、この
場合には、プリンタ1000は、解像度指定コマンドに
より指定された印刷解像度で動作するため、ホストから
受け取るフォントデータはプリンタの解像度に対応して
いる。したがって、フォント登録コマンドを受けた際に
は、図8のステップ6010においては、変更された解
像度にフォントデータを対応させる必要はないと判断さ
れる。
【0090】一方、ステップ8001にて、指定された
解像度では動作不可能と判断した場合には、図13のR
AM2019の容量に基づき動作可能な印刷解像度に変
更し(ステップ8002)、解像度指定コマンド以降に
転送されるプリンタ制御コードを変更した解像度にて印
刷処理する。
【0091】先ほどの例でいえば、解像度指定コマンド
により1200dpiが指定され、一方、プリンタ10
00には4MバイトのRAMしか搭載されていない場合
には、指定された解像度では動作不可能であるから、動
作可能な解像度である300dpiもしくは600dp
iにプリンタの解像度を変更する。ただし、ここで動作
可能な解像度が複数存在する場合には、解像度指定コマ
ンドで指定された印刷解像度に最も近い解像度を選択し
ても良いし(上述の例の場合600dpi)、あるいは
メモリ消費率の一番低い低解像度(上述の例の場合30
0dpi)を選択しても良いとする。
【0092】ステップ8002にて印刷解像度が指定解
像度から変更された後は、変更後の解像度を用いて、解
像度指定コマンド以降に転送される登録コマンド/印字
コマンド/削除コマンド/イメージ描画コマンド等を図
8に従って処理する。この場合、ホストは解像度指定コ
マンドで指定しておいた解像度に応じたフォントデータ
を登録しようとする。しかしながら、プリンタの解像度
は指定通りに設定されていないため、フォントデータを
解像度に合わせて変換する必要がある。そこで、図14
のステップ8002にて印刷解像度が変更された場合に
は、図8のステップ6010にて解像度変更ありと判断
され、ステップ6011の解像度変換/圧縮処理が行な
われる。
【0093】(解像度変換/圧縮処理)ステップ601
1の解像度変換/圧縮処理を図15を用いて説明を行な
う。
【0094】まず、ステップ9000にて、登録するビ
ットマップデータを図14のステップ8002で変更さ
れた印刷解像度に従い解像度変換を行なう。ここでの解
像度変換とは、例えば変更前の印刷解像度1200dp
iを変更後の印刷解像度600dpiへデータ変換する
ことを意味する。解像度変換(ステップ9000)で
は、ビットマップデータの縦横のサイズ(ドット数)を
それぞれ“解像度変換後/解像度変換前”の比率に変倍
する。このほか、登録しようとするドットデータの輪郭
ベクトルを抽出してそれを平滑化し、アウトラインベク
タデータに変換しておく方法もある。この場合には、解
像度が変わってもデータ量は変わらない。
【0095】次に、ステップ9000にて解像度変換さ
れたビットマップデータを、登録メモリ2022あるい
は外部登録メモリ2023に格納する前に、図16の条
件式10000を計算し、同式を満たすか否かを判断す
る(ステップ9001)。
【0096】図16の条件式10000は、解像度変更
後の登録メモリ2022あるいは外部登録メモリ202
3に解像度変更前の全登録データを格納するのに必要な
条件式を表している。同式中の「解像度変更後の上限
値」÷「解像度変更前の上限値」は圧縮率を示してお
り、元データサイズ(解像度変換前のデータサイズ50
07)に同圧縮率を掛けたものが、解像度変換したデー
タサイズの許容範囲である。
【0097】例えば、解像度変更前(1200dpi)
の上限値を2Mバイト、解像度変更後(600dpi)
の上限値を1Mバイト、元データサイズを200バイト
とすると、1Mバイト÷2Mバイト×200バイト=1
00バイトとなり、解像度変換後のデータサイズが10
0バイト以下であれば条件式10000を満たす。
【0098】同式を満たす場合にはステップ9002に
て登録情報の変更作業を行なう。変更作業とはステップ
9000にて解像度変換されたデータの情報(データサ
イズ、パターン幅、パターン高)を変更する処理であ
り、同処理により変更された値は、図8のステップ60
03の登録テーブルの更新処理にて図9のプリンタ管理
テーブルのパターンヘッダ部7004を生成する際に用
いられる。
【0099】一方、図15のステップ9001にて条件
式10000を満たさないと判断された場合には、同条
件式を満たす為に元データに対してデータ圧縮処理を施
す。(ステップ9003)データ圧縮を施すことにより
条件式10000の「解像度変換後のデータサイズ」値
が小さくなり、条件式を満たすことが容易となるのであ
る。なお、ここでのデータ圧縮は可逆圧縮と呼ばれるも
のであり、圧縮されたデータを伸長する際には、圧縮前
のビットマップデータと全く同じデータが得られるよう
なデータ圧縮方法である。可逆圧縮を用いることにより
圧縮後も元データの文字品位を保つことが目的である。
【0100】ステップ9003にて可逆圧縮を施した
後、ステップ9004にて再度条件式10000を満た
すか否かを判断する。
【0101】条件式を満たす場合にはステップ9002
にて登録情報の変更を行なう。この際、データ圧縮を施
した場合には図9のプリンタ管理テーブルのパターンヘ
ッダ部7004中の圧縮情報7006には使用した圧縮
方法に関する情報を設定する。なお、可逆圧縮の方法に
は公知な様々なものを採用できるがここでは具体的な説
明は省く。
【0102】一方、ステップ9004にて条件式100
00を満たさない場合には、ステップ9005にて元デ
ータに対し非可逆圧縮を施す。非可逆圧縮は、可逆圧縮
に比べて圧縮率が大幅に向上するのが普通である。ステ
ップ9005における非可逆圧縮により、解像度変換後
のデータサイズが小さくなり、条件式10000を満た
しやすくなる。なお、非可逆圧縮されたデータを伸長し
ても圧縮前のビットマップデータと同じデータは得られ
ないが、前述の可逆圧縮(ステップ9003)よりもデ
ータ圧縮率を上げることが可能である。なお、非可逆圧
縮には様々な方法を採用できるがここでは具体的な説明
は省く。
【0103】ステップ9005にて非可逆圧縮を施した
後、ステップ9006にて再々度条件式10000を満
たすか否かを判断する。
【0104】条件式を満たす場合には、ステップ900
2にて登録情報の変更を行なう。この際、データ圧縮を
施した場合には図9のプリンタ管理テーブルのパターン
ヘッダ部7004中の圧縮情報7006には使用した圧
縮方法に関する情報を設定する。
【0105】一方、ステップ9004にて条件式100
00を満たさない場合には条件式を満たすまでステップ
9004〜9006を繰り返す。ここでは複数種の非可
逆圧縮方法を試すことを可能とする。
【0106】一方、ステップ9006でこれ以上の圧縮
は不可能であると判断した場合には、同文字のフォント
登録を中止する為に登録情報の更新を行なう(ステップ
9007)。この更新処理を行なった場合には、図8の
ステップ6003にて登録テーブルの更新処理は行なわ
れないものとする。
【0107】上述の一連の圧縮処理を行うことにより、
解像度変換前の膨大な登録データを解像度変換後の登録
メモリ上に格納することが可能となる。これにより、指
定印刷解像度での印刷が不可能な場合には、印刷解像度
を低解像度変換した上での印字動作を保証することがで
きる。
【0108】[第2の実施の形態]第1の実施形態で
は、プリンタ1000に搭載されているRAM2019
の容量を基に印刷解像度を決定する場合について説明し
たが、本実施形態では、印刷解像度の変更の有無に関わ
らずに、プリンタ1000上の登録メモリ2022及び
外部登録メモリ2023の空きサイズ内に登録データが
収まるように制御する方法について説明する。
【0109】例えば、プリンタ1000が6Mバイトの
RAMを搭載しており、ホスト2100上では印刷解像
度として600dpiを選択した場合、ホストは、図1
3にしたがって上限値を1Mバイトとしてフォント登録
を行なう。しかしながら、プリンタには文字以外にオー
バーレイ等の登録が行なわれており、登録メモリ202
2あるいは外部登録メモリ2023上に1Mバイトを下
回る空きメモリしか存在しない場合もあり得る。そのよ
うな場合、フォント登録の途中でメモリオーバーフロー
が発生する。本実施形態の印刷システムは、そのような
メモリオーバーフローを防ぐ。
【0110】本実施形態の印刷システムは、その構成等
は第1の実施形態とほとんど同じであるが、解像度指定
コマンドを受けた際の処理が、図14の手順から図17
の手順に置換される。
【0111】図17において、ステップ8000〜ステ
ップ8002については図14と同様である。
【0112】図14と異なるのは、ステップ8003に
おいて登録メモリ2022あるいは外部登録メモリ20
23の空きメモリサイズが上限値を越えているか否かを
判断し、空きメモリサイズが上限値以上であれば上限値
に変更はないが、上限値未満であればステップ8004
において上限値に空きメモリサイズを設定する。
【0113】ステップ8003〜ステップ8004の処
理により上限値をメモリ確保可能な値に変更することに
より、確実に登録データを登録メモリ2022あるいは
外部登録メモリ2023上に格納することが可能とな
る。
【0114】なお、フォント登録を行なう際のその他の
処理工程は第1の実施形態と同様である。
【0115】上述の一連の処理を満たすことにより、空
きメモリ不足によるメモリオーバーフローを防ぎ、メモ
リ不足時の印字動作の保証が可能となる。
【0116】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0117】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現する、図5〜8,14−15,17に示さ
れたような手順のプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する
ことによっても達成される。
【0118】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0119】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0120】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0121】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、印刷装置にフォン
ト登録を行なう際に、指定印刷解像度での印刷が不可能
な場合や、登録用メモリの容量不足の場合であっても、
フォントを登録してそれを用いた印刷処理を可能とする
情報処理装置及び方法と印刷システムを提供することを
目的とする。
【0123】
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザビームプリンタの断面図である。
【図2】印刷システムのブロック図である。
【図3】ホストの文書ファイルの構成図である。
【図4】ホストの登録管理テーブルの構成図である。
【図5】ホストのプリンタ制御コード化の処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】ホストのフォント登録前の圧縮処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】プリンタの処理概略を示すフローチャートであ
る。
【図8】プリンタのプリンタ制御コード受信時の処理を
示すフローチャートである。
【図9】プリンタの登録テーブルの構造図である。
【図10】ホストの登録メモリサイズの計算式である。
【図11】ホスト、プリンタ間におけるフォント登録の
構成図である。
【図12】登録フォントの構成図である。
【図13】プリンタへの搭載RAMと登録メモリサイズ
の相関図である。
【図14】プリンタの印刷解像度の設定を示すフローチ
ャートである。
【図15】プリンタの登録フォントの解像度変換/圧縮
処理を示すフローチャートである。
【図16】ホストの登録判定条件式を示す図である。
【図17】プリンタの登録メモリサイズの判定処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
2012 CPU 2013 プログラムROM、フォントROM 2014 外部メモリ 2015 システムバス 2016 印刷部I/F 2017 印刷部 2018 入力部 2019 RAM 2020 MC 2021 双方向I/Fケーブル 2022 登録メモリ 2023 外部登録メモリ 2100 ホストコンピュータ 1000 プリンタ 1001 プリンタ制御ユニット 1012 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA19 AC01 AC08 BA09 BA11 BC07 BD24 BD43 BD46 BD53 EA05 2C362 CB02 CB74 CB75 CB77 5B009 NB14 RA05 RA12 RA14 RA15 RC01 RC11 TA11 5B057 CA16 CB17 CB18 CD05 CG01 CH11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数通りの印刷解像度に設定可能であ
    り、登録されるフォントデータを用いて印刷を行う印刷
    装置であって、 登録しようとするフォントデータの解像度が、現在設定
    されている解像度に適合するか判定し、適合しない場合
    には前記フォントデータのサイズを、現在設定されてい
    る解像度に適合するサイズに変換してから登録すること
    を特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記フォントデータの登録に先立って指
    定される指定解像度で動作可能であるか判断し、可能で
    あれば解像度を指定解像度に設定し、不可能であれば動
    作可能な指定外の解像度に設定する設定手段を更に備
    え、前記設定手段により指定外の解像度に設定されてい
    る場合に、前記登録しようとするフォントデータの解像
    度が現在設定されている解像度に適合しないと判定され
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記指定解像度で動作
    可能であるか否かの判断を、搭載されているメモリ容量
    に基づいて行うことを特徴とする請求項2に記載の印刷
    装置。
  4. 【請求項4】 登録しようとするフォントデータを現在
    設定されている解像度に適合するサイズに変換しても動
    作不可能であると判定される場合には、サイズが変換さ
    れたフォントデータを圧縮してから登録することを特徴
    とする請求項2に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記フォントデータの圧縮は、まず可逆
    圧縮を行い、それでも動作不可能と判定される場合には
    非可逆圧縮を行うことを特徴とする請求項4に記載の印
    刷装置。
  6. 【請求項6】 前記現在の解像度に適合するサイズへの
    変換として、フォントデータから、該データにより表さ
    れる画像のアウトラインデータを生成することを特徴と
    する請求項1に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 複数通りの印刷解像度に設定可能であ
    り、登録されるフォントデータを用いて印刷を行う印刷
    装置と、該印刷装置に対して解像度を指定し、フォント
    データを登録する情報処理装置とを接続してなる印刷シ
    ステムであって、 前記印刷装置は、前記情報処理装置から登録しようとす
    るフォントデータの解像度が、現在設定されている解像
    度に適合するか判定し、適合しない場合には前記フォン
    トデータのサイズを、現在設定されている解像度に適合
    するサイズに変換してから登録することを特徴とする印
    刷システム。
  8. 【請求項8】 複数通りの印刷解像度に設定可能であ
    り、登録されるフォントデータを用いて印刷を行うため
    の印刷制御方法であって、 登録しようとするフォントデータの解像度が、現在設定
    されている解像度に適合するか判定し、適合しない場合
    には前記フォントデータのサイズを、現在設定されてい
    る解像度に適合するサイズに変換してから登録すること
    を特徴とする印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 前記フォントデータの登録に先立って指
    定される指定解像度で動作可能であるか判断し、可能で
    あれば解像度を指定解像度に設定し、不可能であれば動
    作可能な指定外の解像度に設定する設定工程を更に備
    え、前記設定工程により指定外の解像度に設定されてい
    る場合に、前記登録しようとするフォントデータの解像
    度が現在設定されている解像度に適合しないと判定され
    ることを特徴とする請求項8に記載の印刷制御方法。
  10. 【請求項10】 前記設定工程は、前記指定解像度で動
    作可能であるか否かの判断を、搭載されているメモリ容
    量に基づいて行うことを特徴とする請求項9に記載の印
    刷制御方法。
  11. 【請求項11】 登録しようとするフォントデータを現
    在設定されている解像度に適合するサイズに変換しても
    動作不可能であると判定される場合には、サイズが変換
    されたフォントデータを圧縮してから登録することを特
    徴とする請求項9に記載の印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 前記フォントデータの圧縮は、まず可
    逆圧縮を行い、それでも動作不可能と判定される場合に
    は非可逆圧縮を行うことを特徴とする請求項11に記載
    の印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 前記現在の解像度に適合するサイズへ
    の変換として、フォントデータから、該データにより表
    される画像のアウトラインデータを生成することを特徴
    とする請求項8に記載の印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 複数通りの印刷解像度に設定可能が印
    刷装置にフォントデータを登録して印刷させるためのコ
    ンピュータプログラムを記憶する記憶媒体であって、前
    記プログラムは、 登録しようとするフォントデータの解像度が、現在設定
    されている解像度に適合するか判定し、適合しない場合
    には前記フォントデータのサイズを、現在設定されてい
    る解像度に適合するサイズに変換してから登録する処理
    工程を含むことを特徴とする記憶媒体。
JP10202247A 1998-07-16 1998-07-16 印刷装置とその制御方法及び印刷システム Pending JP2000033730A (ja)

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