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JPH10276388A - 画像処理装置および画像処理方法、画像再生装置および画像再生方法、並びに記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法、画像再生装置および画像再生方法、並びに記録媒体

Info

Publication number
JPH10276388A
JPH10276388A JP9077285A JP7728597A JPH10276388A JP H10276388 A JPH10276388 A JP H10276388A JP 9077285 A JP9077285 A JP 9077285A JP 7728597 A JP7728597 A JP 7728597A JP H10276388 A JPH10276388 A JP H10276388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scene
image
album
processing apparatus
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP9077285A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takashima
伸次 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9077285A priority Critical patent/JPH10276388A/ja
Publication of JPH10276388A publication Critical patent/JPH10276388A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像の編集を、容易かつ短時間で行うこと
ができるようにする。 【解決手段】 入力された動画像から、一まとまりのシ
ーンが検出され、そのシーンごとにファイルに記録され
る。また、シーンを代表する静止画であるクリップ画面
が、各シーンごとに生成され、そのクリップ画面が、仮
想的なアルバムに貼り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び画像処理方法、画像再生装置および画像再生方法、並
びに記録媒体に関し、特に、例えば、ビデオカメラなど
で撮影された動画像を、容易かつ効率的に編集すること
ができるようにする画像処理装置および画像処理方法、
画像再生装置および画像再生方法、並びに記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオカメラなどで撮影された
動画像を編集する方法には、大別して、リニア編集とノ
ンリニア編集とがある。
【0003】図26は、従来のリニア編集装置の一例の
構成を示している。
【0004】ビデオカメラ201においては、動画が撮
影され、その撮影された動画が再生されて、編集機20
2に供給される。編集機202に入力された画像はTV
(TeleVision)モニタ203に表示され、ユーザは、そ
の表示を見ながら編集機202を操作し、ビデオカメラ
201からの画像を編集する。編集後の画像は、例え
ば、VTR(Video Tape Recoder)204などの記録装
置に供給されて記録される。
【0005】以上のようなリニア編集装置では、ビデオ
カメラ201から再生された画像が、編集機202を介
して、VTR204で順次記録されていくため、VTR
204に記録された画像(編集済みの画像)の途中に、
新たに画像を挿入などしようとするときには、その挿入
部分から再度編集をやり直す必要があり、面倒で、また
時間を要する問題があった。
【0006】そこで、最近では、コンピュータなどをベ
ースに構成されたノンリニア編集装置が急速に普及しつ
つある。
【0007】図27は、ノンリニア編集装置の一例の構
成を示している。
【0008】ノンリニア編集装置においては、まず最初
に、編集対象の画像が編集機222に取り込まれる。即
ち、ビデオカメラ211において撮影された動画が再生
されて、例えば、コンピュータをベースに構成された編
集機222に供給される。編集機222においては、ビ
デオカメラ222からの画像が、例えば、ハードディス
ク(図示せず)などのランダムアクセスが可能な補助記
憶装置に記録されていく。従って、編集機222への画
像の取り込みは、基本的に、ビデオカメラ211で画像
を再生する時間に等しい時間だけかかる。
【0009】なお、画像がディジタル信号の場合は、専
用のインターフェイスを介して、アナログ信号の場合
(例えば、画像がNTSC方式やPAL方式の信号であ
る場合など)は、そのアナログの画像信号はA/D変換
器(図示せず)を介してディジタル信号とされて、ハー
ドディスクに記録される。
【0010】ここで、画像をハードディスクに記録する
場合においては、その画像を、例えばモーションJPE
G(Joint Photographic coding Experts Group)やM
PEG(Moving Picture Experts Group)などの規格に
準拠して圧縮することができる。この場合、ハードディ
スクに記録する画像データのデータ量を飛躍的に少なく
することができ、ノンリニア編集装置の小型化および低
価格化を図ることができる。
【0011】なお、画像を圧縮せずに記録する場合には
約20Mバイト/秒程度に、画像を圧縮して記録する場
合には約数100kバイト/秒乃至数Mバイト/秒程度
に、それぞれ画像の再生時間を乗じた容量のハードディ
スクが必要となる。従って、画像を圧縮せずに記録する
場合には、装置が大型化および高コスト化するが、高画
質を維持することができる。一方、画像を圧縮して記録
する場合には、上述のように、装置を小型化および低コ
スト化することができるが、画質が多少劣化する。
【0012】画像の取り込みが完了すると、その編集が
行われる。即ち、編集対象の画像がコンピュータディス
プレイ223の所定の領域やTVモニタ227に表示さ
れ、ユーザは、その表示を見ながら編集機222のキー
ボード224やマウス225などを操作し、取り込んだ
画像を編集する。これにより、編集機222では、画像
に付されているタイムスタンプを基準に、例えば、不必
要な部分のカット、画像や文字の挿入、画像のシーンの
入れ替えなどが行われ、また、特殊効果などが付され
る。そして、編集後の画像は、ハードディスクに記録さ
れる。
【0013】ハードディスクに記録された編集後の画像
は、編集機222からVTR226に供給されて記録さ
れたり、また、別の編集のための素材として使用され
る。
【0014】なお、編集後の画像をディジタル信号のま
ま出力する場合には、その画像は専用のインターフェイ
スを介して、また、編集後の画像をアナログ信号として
出力する場合には、その画像はD/A変換器(図示せ
ず)を介して、それぞれ出力される。さらに、編集後の
画像が圧縮されている場合には、その圧縮されている画
像は伸張されてから出力される。
【0015】以上のように、ノンリニア編集装置では、
編集対象の画像をすべて編集機222に取り込んでから
編集が行われるので、既に編集が行われた部分に、新た
に画像などを挿入することなども、容易に行うことがで
きる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノンリニア
編集であっても、リニア編集と同様に、編集後の画像を
得ることが、その作業の目的であり、画像を取り込むだ
けでは意味がない。
【0017】そして、編集作業は、リニア編集であって
も、またノンリニア編集であっても、ユーザが、画像を
見てチェックし、編集に用いる画像を決めた後、編集機
202や222を操作することで行われるため、時間を
要する課題があった。
【0018】さらに、編集機202や222の操作は、
ある程度の熟練を要するため、初心者のユーザが編集を
行うことは困難であった。
【0019】また、例えば、画像を、一まとまりのシー
ンごとにカット編集などする場合に、従来においては、
例えば、特開平8−9328号公報に開示されているよ
うな、マニュアルで編集点を入力して、その編集点でシ
ーンをカットすると思われる装置はあったが、マニュア
ルで編集点を入力するのは面倒であった。
【0020】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、動画像の編集を、容易かつ短時間で行う
ことができるようにするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、入力された動画像から、一まとまりのシーン
を検出するシーン検出手段と、シーンを代表する静止画
であるクリップ画面を生成するクリップ画面生成手段
と、クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
するアルバム生成手段とを備えることを特徴とする。
【0022】請求項26に記載の画像処理方法は、入力
された動画像から、一まとまりのシーンを検出し、シー
ンを代表する静止画であるクリップ画面を生成し、クリ
ップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成すること
を特徴とする。
【0023】請求項27に記載の画像再生装置は、入力
された動画像から、一まとまりのシーンを検出し、シー
ンを代表する静止画であるクリップ画面を生成し、クリ
ップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成すること
により得られたシーンについての画像データのファイル
であるシーンファイルおよびアルバムを再生する再生手
段を備えることを特徴とする。
【0024】請求項30に記載の画像再生方法は、入力
された動画像から、一まとまりのシーンを検出し、シー
ンを代表する静止画であるクリップ画面を生成し、クリ
ップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成すること
により得られたシーンについての画像データのファイル
であるシーンファイルおよびアルバムを再生することを
特徴とする。
【0025】請求項31に記載の記録媒体は、入力され
た動画像から、一まとまりのシーンを検出し、シーンを
代表する静止画であるクリップ画面を生成し、クリップ
画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成することによ
り得られたシーンについての画像データのファイルであ
るシーンファイルおよびアルバムが記録されていること
を特徴とする。
【0026】請求項1に記載の画像処理装置において
は、シーン検出手段は、入力された動画像から、一まと
まりのシーンを検出し、クリップ画面生成手段は、シー
ンを代表する静止画であるクリップ画面を生成するよう
になされている。アルバム生成手段は、クリップ画面を
貼り付けた仮想的なアルバムを生成するようになされて
いる。
【0027】請求項26に記載の画像処理方法において
は、入力された動画像から、一まとまりのシーンを検出
し、シーンを代表する静止画であるクリップ画面を生成
し、クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
するようになされている。
【0028】請求項27に記載の画像再生装置において
は、再生手段が、入力された動画像から、一まとまりの
シーンを検出し、シーンを代表する静止画であるクリッ
プ画面を生成し、クリップ画面を貼り付けた仮想的なア
ルバムを生成することにより得られたシーンについての
画像データのファイルであるシーンファイルおよびアル
バムを再生するようになされている。
【0029】請求項30に記載の画像再生方法において
は、入力された動画像から、一まとまりのシーンを検出
し、シーンを代表する静止画であるクリップ画面を生成
し、クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
することにより得られたシーンについての画像データの
ファイルであるシーンファイルおよびアルバムを再生す
るようになされている。
【0030】請求項31に記載の記録媒体には、入力さ
れた動画像から、一まとまりのシーンを検出し、シーン
を代表する静止画であるクリップ画面を生成し、クリッ
プ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成することに
より得られたシーンについての画像データのファイルで
あるシーンファイルおよびアルバムが記録されている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各
手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするた
めに、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但
し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次
のようになる。
【0032】即ち、請求項1に記載の画像処理装置は、
動画像を処理する画像処理装置であって、入力された動
画像から、一まとまりのシーンを検出するシーン検出手
段(例えば、図4に示すプログラムの処理ステップS1
9およびS20並びに図6に示すプログラムの処理ステ
ップS31乃至S38など)と、シーンを代表する静止
画であるクリップ画面を生成するクリップ画面生成手段
(例えば、図7に示すプログラムの処理ステップS43
など)と、クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバム
を生成するアルバム生成手段(例えば、図7に示すプロ
グラムの処理ステップS45など)とを備えることを特
徴とする。
【0033】請求項4に記載の画像処理装置は、動画像
から、ユーザが必要としないフレームである無効フレー
ムを検出する無効フレーム検出手段(例えば、図5に示
すプログラムの処理ステップS22や、S24,S26
など)と、シーンから、無効フレームを削除する無効フ
レーム削除手段(例えば、図5に示すプログラムの処理
ステップS23や、S25,S27など)とをさらに備
えることを特徴とする。
【0034】請求項9に記載の画像処理装置は、シーン
についての画像データをMPEG(Moving Picture Exp
erts Group)符号化する符号化手段(例えば、図1に示
す圧縮部13など)をさらに備え、クリップ画面生成手
段が、シーンのうちの最初のIピクチャを、クリップ画
面とすることを特徴とする。
【0035】請求項10に記載の画像処理装置は、シー
ンについての画像データのファイルであるシーンファイ
ルおよびアルバムを記録する記録手段(例えば、図1に
示す補助記憶インターフェイス10やVTR16など)
をさらに備えることを特徴とする。
【0036】請求項11に記載の画像処理装置は、記録
手段により記録されたシーンファイルおよびアルバムを
再生する再生手段(例えば、図24に示すプログラムの
処理ステップS131乃至S137など)をさらに備え
ることを特徴とする。
【0037】請求項14に記載の画像処理装置は、アル
バムに貼り付けられたクリップ画面を指定する指定手段
(例えば、図1に示すマウス9など)をさらに備え、再
生手段が、指定手段により指定されたクリップ画面に対
応するシーンファイルを再生することを特徴とする。
【0038】請求項15に記載の画像処理装置は、画像
データを符号化する符号化手段(例えば、図1に示す圧
縮部13など)をさらに備え、記録手段が、符号化手段
により符号化された画像データを記録することを特徴と
する。
【0039】請求項16に記載の画像処理装置は、符号
化手段により符号化された画像データを復号化する復号
化手段(例えば、図1に示す伸張部15など)をさらに
備えることを特徴とする。
【0040】請求項17に記載の画像処理装置は、アル
バムを編集するアルバム編集手段(例えば、図9に示す
プログラムの処理ステップS51およびS52や、図1
1に示すプログラムの処理ステップS61乃至63、図
22に示すプログラムの処理ステップS121乃至S1
29など)をさらに備えることを特徴とする。
【0041】請求項20に記載の画像処理装置は、シー
ンを編集するシーン編集手段(例えば、図13に示すプ
ログラムの処理ステップS71乃至S84など)をさら
に備えることを特徴とする。
【0042】請求項25に記載の画像処理装置は、入射
された光を光電変換し、動画像の信号を出力する光電変
換手段(例えば、図25に示すCCD(Charge Coupled
Device)102など)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0043】請求項27に記載の画像再生装置は、動画
像を再生する画像再生装置であって、入力された動画像
から、一まとまりのシーンを検出し、シーンを代表する
静止画であるクリップ画面を生成し、クリップ画面を貼
り付けた仮想的なアルバムを生成することにより得られ
たシーンについての画像データのファイルであるシーン
ファイルおよびアルバムを再生する再生手段(例えば、
図24に示すプログラムの処理ステップS131乃至S
137など)を備えることを特徴とする。
【0044】請求項29に記載の画像再生装置は、アル
バムに貼り付けられたクリップ画面を指定する指定手段
(例えば、図1に示すマウス9など)をさらに備え、再
生手段が、指定手段により指定されたクリップ画面に対
応するシーンファイルを再生することを特徴とする。
【0045】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0046】図1は、本発明を適用したノンリニア編集
装置の一実施の形態の構成例を示している。
【0047】このノンリニア編集装置は、例えば、コン
ピュータをベースとして構成されている。即ち、マイク
ロプロセッサ1は、ハードディスク12に記録されたオ
ペレーティングシステムの制御の下、同じくハードディ
スク12に記録されたアプリケーションプログラムを実
行することで、画像や音声の編集処理や編集後の画像や
音声の再生処理などの所定の処理を行う。メインメモリ
2は、マイクロプロセッサ1が実行するプログラムや、
マイクロプロセッサ1の動作上必要なデータを記憶す
る。フレームバッファ3は、例えば、DRAM(Dynami
c Random AccessMemory)などで構成され、マイクロプ
ロセッサ1が生成した画像などを記憶する。バスブリッ
ジ4は、内部バスと、例えばPCI(Peripheral Compo
nent Interconnect)ローカルバスなどの拡張バスとの
間でのデータのやりとりを制御する。
【0048】以上のマイクロプロセッサ1、メインメモ
リ2、フレームバッファ3、およびバスブリッジ4は、
相互に、内部バスを介して接続されており、残りのブロ
ックは、拡張バスを介して相互に接続されている。な
お、バスブリッジ4は、内部バスと拡張バスとの両方に
接続されている。
【0049】チューナ5は、例えば、地上波や衛星回
線、CATV網を利用して放送されているテレビジョン
放送信号を受信する。ここで、チューナ5において受信
した画像や音声なども編集の対象とすることができる。
モデム6は、電話回線を介しての通信を制御する。ここ
で、モデム6において、例えば、インターネットなどか
ら受信した画像や音声なども編集の対象とすることがで
きるし、また、編集した画像や音声などを、外部に送信
することもできる。
【0050】I/O(Input/Output)インターフェイス
7は、キーボード8やマウス9の操作に対応した操作信
号を出力する。キーボード8は、所定のデータやコマン
ドを入力するときに、マウス9は、ディスプレイ(コン
ピュータディスプレイ)17に表示されるカーソルを移
動させたり、また、位置を指示したりするときなどに、
それぞれ操作される。
【0051】補助記憶インターフェイス10は、CD−
R(Compact Disc Recodable)11やハードディスク
(HD(Hard Disk))12などに対するデータの読み
書きを制御する。CD−R11には、例えば、編集後の
画像や音声などが記録される。ハードディスク12に
は、オペレーティングシステムや、ノンリニア編集その
他処理をマイクロプロセッサ1に実行させるためのアプ
リケーションプログラムなどが記憶されている。さら
に、ハードディスク12には、編集対象の画像や音声、
編集後の画像や音声なども記録される。
【0052】圧縮部13は、そこに入力される画像や音
声を、例えば、MPEGの規格に準拠して圧縮符号化す
る。なお、圧縮部13では、拡張バスを介して供給され
るデータや、伸張部15を介して供給されるデータ、さ
らには、外部の装置である、例えば、ビデオカメラ14
から供給されるデータなども圧縮することができるよう
になされている。
【0053】ビデオカメラ14では、例えば、編集対象
とする画像や音声が記録される。圧縮部13は、ビデオ
カメラ14とのインターフェイスを有しており、これに
より、ビデオカメラ14で記録された画像や音声は圧縮
部13に入力することができるようになされている。
【0054】伸張部15は、圧縮部13で符号化(圧
縮)されたデータを復号化(伸張)して出力する。な
お、伸張部15は、必要に応じて、フレームバッファ3
に記憶された画像に、復号化した画像をオーバレイして
出力する。ここで、フレームバッファ3から伸張部15
への画像データの供給は、図1の実施の形態では、それ
らの間で直接行われるようになされているが、その他、
内部バス、バスブリッジ4、および拡張バスを介して行
うことも可能である。但し、フレームバッファ3から伸
張部15への画像データの供給を、内部バス、バスブリ
ッジ4、および拡張バスを介して行う場合には、内部バ
スや拡張バスの能力が低いと、データが渋滞するおそれ
がある。
【0055】VTR16は、伸張部15が出力する画像
や音声を、必要に応じて記録する。ディスプレイ17
は、伸張部15が出力する画像を、必要に応じて表示す
る。なお、伸張部15が出力する画像の表示は、コンピ
ュータ用のディスプレイであるディスプレイ17の他、
TVモニタなどによっても行うことができるようになさ
れている。
【0056】図2は、図1の圧縮部13の構成例を示し
ている。
【0057】A/Dコンバータ21または22には、ア
ナログの画像信号または音声信号がそれぞれ入力される
ようになされており、それぞれでは、アナログの画像信
号または音声信号がA/D変換されることによりディジ
タル信号とされ、選択部23または24にそれぞれ供給
される。
【0058】選択部23には、A/Dコンバータ21の
出力、ディジタルの画像信号、および画像/音声挿入部
28の出力が供給されるようになされており、そこで
は、それらのうちの所定のものが選択され、画像圧縮部
25に供給される。選択部24には、A/Dコンバータ
22の出力、ディジタルの音声信号、および画像/音声
挿入部28の出力が供給されるようになされており、そ
こでは、やはり、それらのうちの所定のものが選択さ
れ、音声圧縮部26に供給される。
【0059】なお、選択部23において、A/Dコンバ
ータ21の出力、ディジタルの画像信号、または画像/
音声挿入部28の出力が選択される場合には、選択部2
4においては、A/Dコンバータ22の出力、ディジタ
ルの音声信号、または画像/音声挿入部28の出力がそ
れぞれ選択されるようになされている。また、選択部2
3においてA/Dコンバータ21の出力が選択される場
合には、選択部24においては、そのA/Dコンバータ
21の出力であるディジタルの画像信号の同期信号に基
づきに、その画像信号と同期するように、A/Dコンバ
ータ22から供給されるディジタルの音声信号が出力さ
れる。従って、A/Dコンバータ22において音声信号
をA/D変換するためのサンプリングクロックは、A/
Dコンバータ21に入力されるアナログの画像信号の同
期信号に同期している必要がある。
【0060】画像圧縮部25または音声圧縮部26で
は、選択部23または24からの画像または音声が、例
えば、MPEG(例えば、MPEG2など)の規格に準
拠して符号化(MPEG符号化)され、これにより、そ
の規格に規定されているエレメンタリストリームが出力
される。このエレメンタリストリームは、例えば、DM
A(Direct Memory Access)コントローラでもあるバス
インターフェイス27により、拡張バスを介して、DM
A転送される。
【0061】また、バスインターフェイス27は、拡張
バスを介して転送されてくる画像や音声を、画像/音声
挿入部28に供給し、画像/音声挿入部28は、バスイ
ンターフェイス27からの画像または音声を、選択部2
3または24にそれぞれ出力するようになされている。
【0062】なお、画像圧縮部25は、そこに入力され
る画像を符号化して出力する他、後述するような無効フ
ラグおよびシーンチェンジフラグも出力するようになさ
れており、バスインターフェイス27は、これらの無効
フラグおよびシーンチェンジフラグも、画像圧縮部25
が出力する、画像を圧縮した圧縮データとともにDMA
転送するようになされている。
【0063】次に、図1のノンリニア編集装置の動作に
ついて説明する。
【0064】例えば、ビデオカメラ14で記録された画
像および音声を編集する場合、ユーザは、その画像およ
び音声を、ノンリニア編集装置に取り込ませる。即ち、
ユーザは、例えば、ビデオカメラ14の図示せぬ再生ボ
タンを操作することにより、ビデオカメラ14に、画像
および音声を再生させる。
【0065】なお、ビデオカメラ14による画像および
音声の再生は、その他、例えば、キーボード8やマウス
9を操作することによっても行わせることができる。即
ち、キーボード8やマウス9が、ビデオカメラ14にお
ける再生を指示するように操作されると、その旨の操作
信号が、I/Oインターフェイス7およびバスブリッジ
4を介して、マイクロプロセッサ1で受信される。マイ
クロプロセッサ1は、この操作信号を受信すると、再生
を指示するコントロール信号を、バスブリッジ4および
圧縮部13を介して、ビデオカメラ14に送信する。ビ
デオカメラ1では、マイクロプロセッサ1からのコント
ロール信号にしたがって、画像および音声の再生が開始
される。
【0066】ビデオカメラ14での画像および音声の再
生が開始されると、ノンリニア編集装置では、その画像
および音声の取り込み処理が、例えば、図3に示すフロ
ーチャートにしたがって行われる。
【0067】即ち、まず最初に、ステップS1におい
て、ビデオカメラ14で再生された画像および音声がM
PEG符号化(圧縮)される。
【0068】具体的には、ビデオカメラ14で再生され
た画像および音声は、圧縮部13に供給される。圧縮部
13(図2)では、ビデオカメラ14で再生された画像
または音声がディジタル信号のものであれば、それぞれ
が選択部23または24で選択され、画像圧縮部25ま
たは音声圧縮部26に供給される。また、ビデオカメラ
14で再生された画像または音声がアナログ信号のもの
であれば、それぞれは、A/Dコンバータ21または2
2を介することによりディジタル信号とされ、選択部2
3または24に供給される。この場合、選択部23また
は24では、A/Dコンバータ21または22が出力す
るディジタルの画像または音声が選択され、画像圧縮部
25または音声圧縮部26にそれぞれ供給される。
【0069】画像圧縮部25または音声圧縮部26で
は、ステップS1において、選択部23または24から
の画像または音声がそれぞれMPEG符号化され、バス
インターフェイス27に出力される。さらに、画像圧縮
部25においては、無効フラグおよびシーンチェンジフ
ラグも適宜出力され、バスインターフェイス27に出力
される。バスインターフェイス27は、画像圧縮部25
および音声圧縮部26の出力を補助記憶インターフェイ
ス10に供給してハードディスク12に記録させる。
【0070】以上のようにハードディスク12へのデー
タの記録が開始されると、マイクロプロセッサ1は、ス
テップS2において、そのデータを読み出し、後述する
ようなシーンファイルを構成するシーンファイル化処理
を行う。さらに、マイクロプロセッサ1は、ステップS
3において、後述するような仮想的なアルバムを構成
し、ディスプレイ7に表示させて、画像および音声の取
り込み処理を終了する。
【0071】次に、図2の画像圧縮部25は、上述の無
効フラグおよびシーンチェンジフラグを、次のような画
像分類情報検出処理を行うことで出力するようになされ
ている。
【0072】即ち、まず最初に、ステップS11におい
て、いま符号化の対象となっている1フレームの画像の
輝度値Yの総和S(Y)が算出される。具体的には、1
フレームの画像がN個の画素で構成されている場合にお
いて、そのn番目の画素の輝度値をYnと表すとき、ス
テップS11では、次式にしたがって、1フレームの画
像の輝度値の総和S(Y)が算出される。
【0073】S(Y)=ΣYn・・・(1) 但し、式(1)におけるΣは、nを1乃至Nに変えての
サメーションを意味する。
【0074】その後、ステップS12に進み、ステップ
S11で算出された輝度値の総和S(Y)が、所定の閾
値ε1より小さいかどうかが判定される。ステップS1
2において、S(Y)がε1より小さいと判定された場
合、ステップS13に進み、その旨を示す第1の無効フ
ラグが出力され、ステップS14に進む。
【0075】また、ステップS12において、S(Y)
がε1より小さくないと判定された場合、ステップS1
3をスキップして、即ち、第1の無効フラグを出力せず
に、ステップS14に進み、1フレームについてのDC
T(Discrete Cosine Transform)係数のDC成分(直
流成分)すべてが所定の閾値ε2よりも大きいかどうか
が判定される。ここで、DCT係数は、画像圧縮部25
において画像がMPEG符号化されるときに、マクロブ
ロック(16×16画素のブロック)単位で求められる
ので、ステップS14における判定処理は、そのDC成
分に基づいて行われる。
【0076】ステップS14において、1フレームにつ
いてのDCT係数のDC成分すべてがε2より大きいと
判定された場合、ステップS15に進み、その旨を示す
第2の無効フラグが出力され、ステップS16に進む。
【0077】また、ステップS14において、1フレー
ムについてのDCT係数のDC成分がε2より大きくな
いと判定された場合、ステップS15をスキップして、
即ち、第2の無効フラグを出力せずに、ステップS16
に進み、いま符号化の対象となっているフレームと、そ
の1フレーム前のフレームとの間の相関(フレーム間相
関)Cが算出される。即ち、例えば、1フレームの画像
がN個の画素で構成されている場合において、第fフレ
ームのn番目の画素の輝度値をYf,nと表すとき、ステ
ップS16では、次式にしたがって、フレーム間相関C
が算出される。
【0078】C=Σ|Yf,n−Yf-1,n|・・・(2) 但し、式(2)におけるΣも、式(1)における場合と
同様に、nを1乃至Nに変えてのサメーションを意味す
る。
【0079】フレーム間相関Cを算出した後は、ステッ
プS17に進み、そのフレーム間相関Cが所定の閾値ε
3より大きいかどうかが判定される。ステップS17に
おいて、フレーム間相関Cがε3より大きいと判定され
た場合、ステップS18に進み、その旨を表す第3の無
効フラグが出力され、ステップS21に進む。
【0080】また、ステップS17において、フレーム
間相関Cがε3より大きくないと判定された場合、ステ
ップS19に進み、フレーム間相関Cが所定の閾値ε4
(但し、ε3>ε4)より小さいかどうかが判定される。
ステップS19において、フレーム間相関Cがε4より
小さいと判定された場合、ステップS20に進み、その
旨を表すシーンチェンジフラグが出力され、ステップS
21に進む。また、ステップS19において、フレーム
間相関Cがε4より小さくないと判定された場合、ステ
ップS20をスキップして、ステップS21に進み、ビ
デオカメラ21からの画像の入力がすべて終了したかど
うかが判定され、終了していないと判定された場合、ス
テップS11に戻り、次のフレームを対象に、同様の処
理が行われる。
【0081】一方、ステップS21において、ビデオカ
メラ21からの画像の入力がすべて終了したと判定され
た場合、ビデオカメラ21からの画像を分類するための
情報としての無効フラグ(第1乃至第3の無効フラグ)
およびシーンチェンジフラグを検出する画像分類情報検
出処理を終了する。
【0082】なお、バスインターフェイス27では、無
効フラグやシーンチェンジフラグは、各フラグが出力さ
れるときの画像分類情報検出処理の対象となっていたフ
レームの画像データを符号化したものに対応付けて出力
される。
【0083】次に、マイクロプロセッサ1においては、
以上のような画像分類情報検出処理により得られる無効
フラグに基づいて、ユーザが必要としないフレームであ
る無効フレームを検出して削除する画像削除処理が、図
5に示すフローチャートにしたがって行われる。
【0084】即ち、まず最初に、ステップS22におい
て、第1の無効フラグが、所定のフレーム数としての、
例えば、1GOP(Group Of Picture)などを構成する
フレーム数以上連続したかどうかが判定される。ステッ
プS22において、第1の無効フラグが1GOP分以上
連続したと判定された場合、ステップS23に進み、そ
の間の画像データを符号化したものがハードディスク1
2から削除され、ステップS24に進む。即ち、第1の
無効フラグは、1フレームの画像の輝度値の総和S
(Y)が閾値ε1より小さい場合に出力されるが、S
(Y)がε1より小さい場合というのは、何も録画がさ
れていないと考えられる。このようなフレームが、例え
ばIピクチャが出現する間隔である1GOP分以上連続
する部分は、ユーザが必要としない無効フレームと考え
られるため、ステップS23で削除される。
【0085】なお、第1の無効フラグが長時間連続する
場合は、ビデオカメラ14による録画が終了したと考え
られる。従って、図4のステップS21におけるビデオ
カメラ21からの画像の入力がすべて終了したかどうか
の判定は、この第1の無効フラグの出力が長時間連続し
たかどうかを判定ことで行うことができる。
【0086】一方、ステップS22において、第1の無
効フラグが1GOP分以上連続していないと判定された
場合、ステップS23をスキップして、ステップS24
に進み、第2の無効フラグが、例えば、数10秒以上連
続したかどうかが判定される。ステップS24におい
て、第2の無効フラグが数10秒以上連続したと判定さ
れた場合、ステップS25に進み、その間の画像データ
を符号化したものがハードディスク12から削除され、
ステップS26に進む。即ち、第2の無効フラグは、1
フレームについてのDCT係数のDC成分がすべて閾値
ε2より大きい場合に出力されるが、このようにDC成
分がε2より小さいフレームというのは、そのフレーム
全体が、ある単色で塗りつぶされたようなものとなって
いると考えられる。このようなフレームが、数10秒以
上連続する部分は、ユーザが必要としない無効フレーム
と考えられるため、ステップS25で削除される。
【0087】なお、単色のフレームは、編集時におい
て、例えば、フェードをかけるときに使用される場合が
あるため、何も録画がされていないフレームの場合のよ
うに、1GOP分の時間のような短時間ではなく、上述
したように、数10秒などの長時間連続した場合に削除
される。
【0088】一方、ステップS24において、第2の無
効フラグが数10秒以上連続していないと判定された場
合、ステップS25をスキップして、ステップS26に
進み、第3の無効フラグが、例えば、数10秒以上連続
したかどうかが判定される。ステップS26において、
第3の無効フラグが数10秒以上連続したと判定された
場合、ステップS27に進み、その間の画像データを符
号化したものがハードディスク12から削除され、ステ
ップS22に戻る。即ち、第3の無効フラグは、フレー
ム間相関Cが閾値ε3より大きい場合に出力されるが、
このようにフレーム間相関Cがε3より大きいフレーム
(フレーム間相関が非常に大きいフレーム)というの
は、前のフレームと同一の画像になっていると考えられ
る。このようなフレームが、数10秒以上連続する部分
は、ユーザが必要としない無効フレームと考えられるた
め、ステップS27で削除される。
【0089】ステップS27の処理後は、ステップS2
2に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
【0090】なお、ステップS23,S25、およびS
27で画像を削除する場合、その画像に対応する音声も
削除される。
【0091】また、上述の場合においては、ハードディ
スク12に記録された画像を削除するようにしたが、画
像の削除(音声についても同様)は、画像圧縮部25
に、画像を符号化する前に行わせる(音声については音
声圧縮部26に行わせる)ようにすることも可能であ
る。
【0092】ここで、図4の画像分類情報検出処理にお
ける閾値ε1乃至ε3は、上述したような無効フレームを
削除する観点に基づいて適切な値が設定されるようにな
されている。
【0093】次に、図3のステップS2におけるシーン
ファイル化処理の詳細について、図6のフローチャート
を参照して説明する。
【0094】シーンファイル化処理では、動画像から、
一まとまりのシーンが検出され、そのシーンごとの画像
データおよび音声データが1つのファイル(以下、適
宜、シーンファイル)とされる。
【0095】即ち、まず最初に、ステップS31におい
て、シーンファイルを識別するためのユニークな番号と
してのシーン番号を表す変数iが、初期値としての、例
えば1に初期化され、ステップS32に進む。ステップ
S32では、シーン番号#iのシーンファイルがオープ
ンされ、ステップS33に進み、そのシーンファイル
に、ハードディスク12に記録された、画像および音声
をMPEG符号化したデータ(以下、適宜、圧縮データ
という)が記録される。即ち、シーンファイル化処理が
開始されると、ハードディスク12に記録された圧縮デ
ータが、その先頭から順次読み出され、その圧縮データ
が、ステップS32でオープンされたシーンファイルに
記録される。そして、ステップS34に進み、シーンチ
ェンジフラグを受信したかどうかが判定され、受信して
いないと判定された場合、ステップS33に戻り、シー
ン番号#iのシーンファイルへの圧縮データの記録が継
続される。
【0096】一方、ステップS34において、シーンチ
ェンジフラグを受信したと判定された場合、ステップS
35に進み、シーン番号#iが、ステップS32でオー
プンされたシーンファイルに対応付けられ、ステップS
36に進む。ステップS36では、シーン番号#iのシ
ーンファイルがクローズされる。
【0097】ここで、シーンチェンジフラグは、フレー
ム間相関Cが閾値ε4より小さい場合に出力されるが、
このようにフレーム間相関Cがε4より小さいフレーム
(フレーム間相関が非常に小さいフレーム)というの
は、あるシーンの録画を終了し、新たなシーンの録画を
開始したフレームになっていると考えられる。そこで、
ステップS33では、シーンチェンジフラグが検出され
るまでの圧縮データが、一まとまりのシーンを構成する
として、1のシーンファイルに記録される。
【0098】シーン番号#iのシーンファイルがクロー
ズされた後は、ステップS37に進み、ハードディスク
12に記録された圧縮データの読み出しがすべて終了し
たかどうかが判定される。ステップS37において、圧
縮データの読み出しがすべて終了していないと判定され
た場合、ステップS38に進み、シーン番号#iが1だ
けインクリメントされ、ステップS32に戻る。即ち、
この場合、次のシーンについてのシーンファイルが構成
される。一方、ステップS37において、圧縮データの
読み出しがすべて終了したと判定された場合、シーンフ
ァイル化処理を終了する。
【0099】以上のようにして、シーンごとに圧縮デー
タをファイルにしたシーンファイルの作成が終了した
後、ハードディスク12に記録された圧縮データは削除
される。
【0100】なお、上述の場合においては、画像削除処
理およびシーンファイル化処理を、圧縮部13で得られ
た圧縮データをハードディスク12に記録した後に行う
ようにしたが、その他、例えば、圧縮部13で得られた
圧縮データを、バスブリッジ4を介して、メインメモリ
2にDMA転送して記憶させ、このメインメモリ2に記
憶された圧縮データを対象に、画像削除処理およびシー
ンファイル化処理を行い、これにより得られるシーンフ
ァイルを、ハードディスク12に記録させるようにする
ことも可能である。
【0101】次に、図7および図8を参照して、図3の
ステップS3におけるアルバム表示処理の詳細について
説明する。
【0102】アルバム表示処理では、まず最初に、ステ
ップS41において、シーン番号を表す変数iが、図6
のステップS31における場合と同様に、初期値である
1に初期化され、ステップS42に進み、シーン番号#
iのシーンファイル(以下、適宜、シーンファイル#i
と記述する)がオープンされる。そして、ステップS4
3に進み、そのシーンファイル#iに対応するシーンを
代表する静止画であるクリップ画面が生成される。
【0103】即ち、ステップS43では、マイクロプロ
セッサ1において、シーンファイル#iに記録された画
像の圧縮データが読み出され、所定の復号化アルゴリズ
ム(伸張部15の処理に対応する復号化アルゴリズム)
にしたがって復号化(ソフトウェアで復号化)される。
そして、マイクロプロセッサ1は、例えば、最初に復号
化したGOPを構成するIピクチャを、例えば、その画
素数を間引くことにより縮小し、それを、クリップ画面
とする。このクリップ画面は、ステップS44におい
て、シーンファイル#iと対応付けられて、ハードディ
スク12に記録される。
【0104】そして、ステップS45に進み、マイクロ
プロセッサ1は、ディスプレイ17にあらかじめ表示さ
せておいた仮想的なアルバムに、ステップS45で生成
したクリップ画面を貼り付けるように表示させる。
【0105】即ち、図3で説明したデータの取り込み処
理が開始されると、マイクロプロセッサ1は、例えば、
図8(A)に示すような仮想的なアルバム(アルバムの
画像)をフレームバッファ3に書き込み、これを伸長部
15を介してディスプレイ17に転送することで表示さ
せるようになされており、ステップS45では、このア
ルバムに、例えば、図8(B)に示すように、クリップ
画面が表示される。
【0106】その後、ステップS46に進み、ハードデ
ィスク12に記録されたシーンファイルすべてについて
クリップ画面を生成したかどうかが判定され、生成して
いないと判定された場合、ステップS47に進み、シー
ン番号を表す変数iが1だけインクリメントされ、ステ
ップS42に戻る。即ち、この場合、次のシーンファイ
ルについてのクリップ画面が生成され、アルバムに貼り
付けられる。
【0107】一方、ステップS46において、ハードデ
ィスク12に記録されたシーンファイルすべてについて
クリップ画面を生成したと判定された場合、アルバム表
示処理を終了する。
【0108】以上のようにして、アルバム表示処理によ
れば、シーンファイルごとのクリップ画面が生成され
て、アルバムに貼り付けられる。
【0109】ここで、図8(C)に、5つのシーンファ
イルについて、クリップ画面が生成され、アルバムに貼
り付けられた状態を示す。同図において、クリップ画面
の上部に付してある番号は、シーン番号を示している。
【0110】なお、アルバムにおいては、所定の位置を
原点として、クリップ画面が、それが生成される順番に
配置位置をずらして貼り付けられるようになされてい
る。また、マイクロプロセッサ1は、アルバムにクリッ
プ画面を貼り付けるスペースがなくなると、アルバムの
新たなページを開き、そのページにクリップ画面を貼り
付けるようになされている。
【0111】以上のように、入力された動画像から、一
まとまりのシーンが検出され、各シーンについてのクリ
ップ画面が生成されて、アルバムに貼り付けられる。ま
た、各シーンからは、上述したように、無効フレーム
(およびそれに付随する音声)が削除される。従って、
ユーザは、そのような無効フレームを探して削除し、シ
ーンごとにカットするような編集の作業をせずに、編集
対象の画像および音声を取り込むための操作をするだけ
で、編集作業に熟練していなくても、無効なフレームが
削除され、かつシーンごとにカット編集されたデータ
を、容易に得ることができる。また、無効フレームが削
除されることから、ハードディスク12の記録容量を有
効に活用することができる。
【0112】さらに、アルバムに貼り付けられたクリッ
プ画面を見ることで、各シーンを再生しなくても、その
内容を把握することができる。また、ディスプレイ17
上に表示されたアルバムは、実際に写真を貼り付けたア
ルバムと同様に利用することができる。
【0113】なお、上述の場合においては、画像および
音声を圧縮し、シーンファイル化を行った後に、クリッ
プ画面をアルバムに貼り付けるようにしたが、これらの
処理は同時に行う(並列に進める)ことが可能である。
【0114】即ち、画像および音声を圧縮し、シーンフ
ァイルを構成するとともに、画像の圧縮データを伸張部
15で復号化し、その縮小画像を、そのシーンファイル
のクリップ画面を貼り付けるアルバムの位置に表示させ
る。そして、ある1つのシーンについての圧縮およびシ
ーンファイル化の終了後に、そのシーンについてのクリ
ップ画面を生成し、いままで縮小画像を表示させていた
アルバムの位置に、そのクリップ画面を貼り付け、その
後、次のシーンについて、同様の処理を行うようにす
る。このようにした場合、圧縮している最中の画像がア
ルバムに表示され、そのシーンファイル化が終了する
と、アルバムには、そのクリップ画面が表示されるとと
もに、次のシーンについての画像(圧縮が開始された画
像)がアルバムに表示されるので、ユーザは、処理の進
行状況を把握することができるようになる。
【0115】次に、以上のようにしてアルバムが構成さ
れた後は、後述するように、そのアルバムに貼り付けら
れたクリップ画面に対応するシーンファイルを、例え
ば、シーン番号順などに再生することができるので、そ
のような再生がなされれば充分であるユーザについて
は、その後の作業を行う必要はない。
【0116】しかしながら、シーンファイルの再生順序
を入れ替えたり、また、図3のデータ取り込み処理で作
成されたシーンファイルのうちの一部のシーンを削除し
たりすることが要望される場合がある。
【0117】そこで、図1のノンリニア編集装置では、
シーンの入れ替えや削除などを容易にすることができる
ようになされている。
【0118】即ち、シーンの再生順序を変更する場合
(シーンの入れ替えを行う場合)においては、ユーザ
は、例えば、キーボード8を操作することによりコマン
ドを入力し(その他、例えば、図示せぬアイコンをマウ
ス9でクリックしても良い)、装置の動作モードを並び
替えモードとする。動作モードが並び替えモードとされ
ると、マイクロプロセッサ1では、図9のフローチャー
トにしたがった処理が行われる。即ち、ステップS51
において、アルバムに貼り付けられたクリップ画面が並
び替えられたかどうか(その並びが替わるように、クリ
ップ画面の位置が移動されたかどうか)が判定され、並
び替えられていないと判定された場合、ステップS51
に戻る。
【0119】また、ステップS51において、アルバム
に貼り付けられたクリップ画面が並び替えられたと判定
された場合、ステップS52に進み、並び替えられたク
リップ画面の並びにしたがって、各クリップ画面に対応
するシーンファイルのシーン番号が付け替えられて、処
理を終了する。
【0120】即ち、アルバムに貼り付けられたクリップ
画面は、例えば、マウス9でドラッグすることにより移
動させることができるようになされている。いま、例え
ば、図10(A)に示すように、アルバムにクリップ画
面が並んでいる場合において、シーン番号#3のクリッ
プ画面C1と、シーン番号#4のクリップ画面C2との位
置が、マウス9を操作することにより入れ替えられたと
する。この場合、同図(B)に示すように、クリップ画
面C1に対応するシーンファイルのシーン番号は4に、
クリップ画面C2に対応するシーンファイルのシーン番
号は3に、それぞれ付け替えられる。
【0121】従って、ユーザは、シーンの再生順序を容
易に変更することができる。
【0122】なお、クリップ画面は、そのクリップ画面
が貼り付けられているページの中だけでなく、他のペー
ジに移動させることも可能である。
【0123】次に、例えば、装置の動作モードが、上述
のような並び替えモードとされた場合や、後述するクリ
ップ画面編集モードとされた場合などにおいて、クリッ
プ画面がアルバムの外に移動されたときには、そのクリ
ップ画面に対応するシーンがカット(削除)されるよう
になされている。
【0124】即ち、上述したように、クリップ画面はド
ラッグすることで移動されることができるが、そのよう
にして、クリップ画面をアルバムの外に移動し、そのド
ラッグを解除した場合においては、例えば、図11のフ
ローチャートに示すように、ステップS61において、
そのクリップ画面についてのデータがハードディスク1
2から削除される。具体的には、そのクリップ画面の画
像データおよびそれに対応するシーンファイルが削除さ
れる。
【0125】そして、ステップS62において、クリッ
プ画面が並び替えられ、ステップS63に進み、ステッ
プS62で並び替えられたクリップ画面の並びにしたが
って、各クリップ画面に対応するシーンファイルのシー
ン番号が付け替えられ、処理を終了する。
【0126】即ち、例えば、図12(A)に示すよう
に、シーン番号#3のクリップ画面がドラッグされて、
アルバムの外に移動され、そのドラッグが解除された場
合には、シーン番号#3のクリップ画面が削除される。
そして、同図(B)に示すように、その削除された位置
の空白を詰めるように、シーン番号#4と#5のクリッ
プ画面が移動される。さらに、そのシーン番号#4と#
5のクリップ画面に対応するシーンファイルのシーン番
号が、#3と#4にそれぞれ付け替えられる。
【0127】従って、ユーザは、シーンの削除を、容易
に行うことができる。
【0128】次に、ユーザが、各シーンの内容の編集を
することを希望する場合がある。この場合、ユーザは、
キーボード8やマウス9を操作することにより、装置の
動作モードをシーン編集モードとする。動作モードがシ
ーン編集モードとされると、マイクロプロセッサ1で
は、例えば、図13のフローチャートにしたがった処理
が行われる。
【0129】即ち、まず最初に、ステップS71におい
て、編集対象のシーンに対応するクリップ画面が選択さ
れたかどうかが判定され、選択されていないと判定され
た場合、ステップS71に戻る。また、ステップS71
において、編集対象のシーンに対応するクリップ画面が
選択されたと判定された場合、ステップS72に進み、
編集ウインドウがオープンされ、ディスプレイ17に表
示される。
【0130】具体的には、例えば、図14(A)に示す
ように、クリップ画面が貼り付けられたアルバムが表示
されている場合において、ユーザがマウス9をクリック
することにより、そのうちのいずれかが選択されたとす
る。この場合、例えば、同図(B)に示すような編集ウ
インドウがディスプレイ17に表示される。
【0131】編集ウインドウには、選択されたクリップ
画面に対応するシーンを再生するための再生ボタン48
が設けられており、ステップS73では、この再生ボタ
ン48が、マウス9でクリックされたかどうかが判定さ
れ、クリックされていないと判定された場合、ステップ
S73に戻る。また、ステップS73において、再生ボ
タン48がクリックされたと判定された場合、ステップ
S74に進み、ステップS71で選択されたと判定され
たクリップ画面に対応するシーンファイルの再生が、所
定の再生速度で行われる。
【0132】即ち、ステップS74では、そのシーンフ
ァイルがハードディスク12から読み出され、伸張部1
5に供給される。伸張部15では、シーンファイルにお
ける画像の圧縮データが復号化され、編集ウインドウが
有する表示窓41に表示される。具体的には、編集ウイ
ンドウの画像データは、マイクロプロセッサ1によって
フレームバッファ3に書き込まれており、伸張部15
は、この編集ウインドウの表示窓41の部分に、圧縮デ
ータを復号化した画像をオーバレイして、ディスプレイ
17に表示させる。
【0133】ここで、表示窓41への動画の表示が開始
されると、図15(A)に示すように、編集ウインドウ
が有するタイムコード欄42に、表示窓41に表示され
ている画像に対応するタイムコード(タイムスタンプ)
が表示されるとともに、編集ウインドウが有する再生イ
ンジケータ44が、再生された画像のデータ量に対応し
て塗りつぶされていく。従って、ユーザは、タイムコー
ド欄42や再生インジケータ44を参照することで、画
像(シーン)の再生時間を把握することができる。
【0134】その後、ステップS75に進み、画像をカ
ットする開始点が指定されたかどうかが判定される。即
ち、表示窓41に表示された画像を見て、あるフレーム
からの画像のカットを開始したい場合、そのタイミング
で、例えば、再生インジケータ44をクリックすること
により開始点を指定することができるようになされてお
り、ステップS75では、この指定がなされたかどうか
が判定される。ステップS75において、開始点が指定
されていないと判定された場合、ステップS76に進
み、ステップS71で選択されたシーンファイルの再生
がすべて終了したかどうかが判定され、終了していない
と判定された場合、ステップS74に戻り、シーンファ
イルの再生が継続される。
【0135】また、ステップS76において、シーンフ
ァイルの再生がすべて終了したと判定された場合、ステ
ップS83に進み、その再生されたシーンの中に、開始
点と後述する終了点で挟まれる部分(以下、適宜、カッ
トシーンという)が存在するかどうかが判定される。ス
テップS83において、カットシーンが存在しないと判
定された場合、即ち、開始点の指定が一度も行われなか
った場合、ステップS84をスキップして、処理を終了
する。
【0136】一方、ステップS75において、開始点が
指定されたと判定された場合、ステップS77に進み、
開始点が指定されたフレームを含むGOPの、例えば先
頭のフレームに開始点が設定され、ステップS78に進
む。
【0137】ここで、ステップS77で開始点が設定さ
れると、例えば、図15(B)に示すように、その開始
点に対応する、再生インジケータ44の位置に、開始点
を表す表示が行われるようになされており、これによ
り、ユーザが、開始点が設定された位置を、容易に認識
することができるようになされている。
【0138】図13に戻り、ステップS78では、シー
ンファイルの再生が継続され、ステップS79に進み、
画像をカットする終了点が指定されたかどうかが判定さ
れる。即ち、開始点の設定後は、その開始点を指定する
のと同様にして、画像のカットを終了するフレームを指
定することができるようになされており、ステップS7
9では、この指定がなされたかどうかが判定される。ス
テップS79において、終了点が指定されたと判定され
た場合、ステップS80に進み、終了点が指定されたフ
レームを含むGOPの、例えば最後のフレームに終了点
が設定され、ステップS74に戻る。
【0139】ここで、ステップS80で終了点が設定さ
れると、例えば、図15(C)に示すように、その終了
点に対応する、再生インジケータ44の位置に、終了点
を表す表示が行われるようになされており、これによ
り、ユーザが、終了点が設定された位置を、容易に認識
することができるようになされている。さらに、終了点
が設定された場合においては、その終了点と、その直前
に設定された開始点との間に対応する再生インジケータ
44の部分、即ち、カットシーンに対応する部分が、同
図(C)に斜線を付して示すように、異なる色で塗りつ
ぶされるようになされており、これにより、ユーザがカ
ットシーンとされた部分を、容易に認識することができ
るようになされている。
【0140】再び、図13に戻り、ステップS79にお
いて、終了点が指定されていないと判定された場合、ス
テップS81に進み、ステップS71で選択されたシー
ンファイルの再生がすべて終了したかどうかが判定さ
れ、終了していないと判定された場合、ステップS78
に戻り、シーンファイルの再生が継続される。
【0141】また、ステップS81において、シーンフ
ァイルの再生がすべて終了したと判定された場合、ステ
ップS82に進み、最後に再生されたフレームに終了点
が設定され、ステップS84に進む。
【0142】ステップS84では、シーンファイルから
カットシーンを取り出し(カットし)、新たなシーンフ
ァイルとするカット編集処理が行われ、処理を終了す
る。
【0143】次に、図13のステップS84におけるカ
ット編集処理の詳細について、図16のフローチャート
を参照して説明する。
【0144】カット編集処理では、まず最初に、ステッ
プS91において、カットシーンが選択されたか否かが
判定される。即ち、ユーザは、再生インジケータ44に
表示されたカットシーンの部分(例えば、図15(C)
において斜線を付した部分)を、例えばマウス9でクリ
ックすることにより、そのカットシーンを、新たなシー
ンファイルを構成するシーンとして選択することができ
るようになされており、ステップS91では、この選択
が行われたか否かが判定される。
【0145】ステップS91において、カットシーンの
選択が行われていないと判定された場合、ステップS9
1に戻る。また、ステップS91において、カットシー
ンの選択が行われたと判定された場合、ステップS92
に進み、その選択されたカットシーンについて、新たに
シーンファイルが作成される。
【0146】即ち、選択されたカットシーンを構成する
画像および音声の圧縮データが記録されているシーンフ
ァイルから、そのカットシーンに相当する部分が読み出
され、新たなシーンファイルとされて、ハードディスク
12に記録される。
【0147】ここで、例えば、図17(A)に示すよう
に、3つのカットシーン#1,#2,#3が設定されて
いる場合において、そのうちの1つである、例えばカッ
トシーン#1が選択され、これにより、そのカットシー
ン#1について、新たなシーンファイルが作成された場
合、同図(B)に示すように、編集ウインドウが有する
タイムコード欄43に、新たなシーンファイルの再生時
間(この場合は、カットシーン#1の再生時間)が表示
されるとともに、編集ウインドウが有する編集インジケ
ータ45が、そのデータ量に対応して塗りつぶされる。
従って、ユーザは、タイムコード欄43や編集インジケ
ータ45を参照することで、新たなシーンファイルの再
生時間を把握することができる。
【0148】図16に戻り、新たなシーンファイルの作
成後は、ステップS93に進み、新たにカットシーンの
選択が行われたか否かが判定される。ステップS93に
おいて、カットシーンの選択が行われていないと判定さ
れた場合、ステップS94をスキップして、ステップS
95に進む。また、ステップS93において、カットシ
ーンの選択が新たに行われたと判定された場合、ステッ
プS94に進み、その新たに選択されたカットシーンに
対応する圧縮データが、ステップS92で作成されたシ
ーンファイルに追加され、ステップS94に進む。
【0149】即ち、例えば、図17(B)に示した場合
において、さらに、例えば、カットシーン#3が選択さ
れた場合、先に選択されたカットシーン#1について作
成された新たなシーンファイルに、カットシーン#3の
圧縮データが追加される。なお、この場合、同図(C)
に示すように、編集ウインドウが有するタイムコード欄
43に、カットシーン#3の圧縮データが追加されたシ
ーンファイルの再生時間(従って、カットシーン#1と
#3の再生時間を合わせた時間)が表示されるととも
に、編集ウインドウが有する編集インジケータ45も、
やはり、カットシーン#3の圧縮データが追加されたシ
ーンファイルのデータ量に対応して塗りつぶされる。従
って、ユーザは、タイムコード欄43や編集インジケー
タ45を参照することで、カットシーン#3が追加され
たシーンファイルの再生時間を把握することができる。
【0150】再び、図16に戻り、ステップS95で
は、キーボード8やマウス9がカット編集処理を終了す
るように操作されたか否かが判定され、操作されていな
いと判定された場合、ステップS93に戻る。また、ス
テップS95において、カット編集処理を終了するよう
に操作がなされたと判定された場合、処理を終了する。
【0151】ここで、図16および図17においては、
カットシーンを選択された順番に、新たなシーンファイ
ルに配置するようにしたが、カットシーンの配置順は変
更することが可能である。即ち、例えば、図18(A)
は、カットシーン#1,#2が順次選択され、そのよう
な順番で、新たなシーンファイルに配置された様子を示
している。このような場合において、例えば、カットシ
ーン#3を選択し、続けて、編集インジケータ45のカ
ットシーン#1と#2との境目部分を、マウス9でクリ
ックするなどして挿入位置を指定すると、選択されたカ
ットシーン#3は、同図(B)に示すように、カットシ
ーン#1と#2との間に配置される。
【0152】なお、編集ウインドウにおいて、逆再生ボ
タン46は、図13のステップS71で選択されたシー
ンファイルを逆再生するときに操作され、停止ボタン4
7は、そのシーンファイルの再生(順方向への再生)や
逆再生を停止するときに操作される。また、逆再生ボタ
ン49は、新たに作成されたシーンファイルを逆再生す
るときに、停止ボタン50は、新たに作成されたシーン
ファイルの再生や逆再生を停止するときに、再生ボタン
51は、新たに作成されたシーンファイルを再生すると
きに、それぞれ操作される。従って、ユーザは、例え
ば、再生ボタン51を操作することで、新たなシーンフ
ァイルの内容を確認することができる。
【0153】以上のように新たなシーンファイルが作成
されると、そのシーンファイルについてのクリップ画面
も生成され、アルバムに貼り付けられる。即ち、例え
ば、図19(A)に示すように、アルバムに、5つのシ
ーンファイルのクリップ画面が貼り付けられている場合
において、そのうちの1のシーンファイルが編集され、
新たなシーンファイルが作成されたときには、その新た
なシーンファイルのクリップ画面が生成され、例えば、
同図(B)に示すように、アルバムの最後に追加され
る。従って、ここでは、新たなシーンファイルのシーン
番号は、アルバムに既に貼り付けられているクリップ画
面の数に1を加算した値である6とされている。
【0154】以上のように、ユーザは、開始点および終
了点を指定することにより、カットシーンを設定し、そ
のカットシーンを選択するだけで、容易に、シーンファ
イルの編集を行うことができる。
【0155】なお、シーンファイルを編集し、新たなシ
ーンファイルを得た後、元のシーンファイルが不要な場
合には、上述したように、そのクリップ画面をアルバム
の外に出すことで、容易に削除することができる。ま
た、シーンの再生順序も、上述したように、クリップ画
面の並びを替えることで、容易に変更することができ
る。
【0156】また、上述の場合においては、1のシーン
ファイルから、新たなシーンファイルを生成するように
したが、複数のシーンファイルから、新たなシーンファ
イルを生成することも可能である。
【0157】次に、シーンファイルには、例えば、チュ
ーナ5やモデム6で、外部から受信した画像や音声や、
マイクロプロセッサ1で作成した画像や音声のデータを
挿入すること(以下、適宜、挿入編集という)もでき
る。
【0158】挿入編集が指示された場合、その挿入する
所定のフレーム数についての画像データおよび音声デー
タが圧縮部13に入力され、例えば、図20のフローチ
ャートにしたがった処理が行われる。
【0159】即ち、圧縮部13(図2)では、そこに入
力された画像データおよび音声データがバスインターフ
ェイス27で受信され、画像/音声挿入部28に転送さ
れる。画像/音声挿入部28では、バスインターフェイ
ス27からの画像データまたは音声データが選択部23
または24を介して、画像圧縮部25または音声圧縮部
26にそれぞれ供給される。画像圧縮部25または音声
圧縮部26では、ステップS101において、入力され
た画像データまたは音声データがそれぞれ符号化(圧
縮)され、その結果得られる圧縮データが、バスインタ
ーフェイス27に出力される。バスインターフェイス2
7は、画像圧縮部25および音声圧縮部26からの圧縮
データを、バスブリッジ4を介して、メインメモリ2に
DMA転送する。
【0160】以上のようにして、メインメモリ2にシー
ンファイルに挿入する圧縮データが記憶されると、マイ
クロプロセッサ1は、ステップS102において、ハー
ドディスク12から、挿入編集対象のシーンファイルを
読み出し、そのシーンファイルに、メインメモリ2に記
憶されている圧縮データを挿入して、再び、ハードディ
スク12に記録させ、処理を終了する。なお、シーンフ
ァイルに、メインメモリ2に記憶されている圧縮データ
を挿入する位置は、上述の処理が行われる前に、あらか
じめユーザにより設定され、その位置に挿入される。
【0161】次に、例えば、チューナ5やモデム6で、
外部から受信した画像や音声や、マイクロプロセッサ1
で作成した画像や音声のデータは、シーンファイルに挿
入する他、シーンファイルの一部分に上書き(シーンフ
ァイルの一部分と置換)すること(以下、適宜、上書き
編集という)も可能である。
【0162】上書き編集が指示された場合、その上書き
する所定のフレーム数についての画像データおよび音声
データ(以下、適宜、上書きデータともいう)、それら
を上書きする位置(例えば、それらを上書きするシーン
ファイルの先頭からのフレーム数など)、並びに上書き
する画像データのフレーム数(なお、上書きする位置と
フレーム数は、あらかじめユーザにより入力されている
ものとする)が圧縮部13に入力されるとともに、上書
き編集の対象であるシーンファイルがハードディスク1
2から読み出されて伸張部15に入力され、例えば、図
21のフローチャートにしたがった処理が行われる。
【0163】即ち、伸張部15では、ステップS111
において、そこに入力されるシーンファイルが伸張さ
れ、その結果得られる画像データおよび音声データ(以
下、適宜、伸張データともいう)が圧縮部13に供給さ
れる。
【0164】また、圧縮部13(図2)では、そこに入
力された上書きデータ、上書きデータを上書きする位
置、並びに上書きするフレーム数がバスインターフェイ
ス27で受信される。さらに、バスインターフェイス2
7では、伸張部15からの伸張データも受信される。
【0165】そして、バスインターフェイス27では、
ステップS112において、受信した、上書きデータを
上書きする位置および上書きするフレーム数に基づい
て、上書きデータまたは伸張データのうちのいずれを出
力すべきタイミングであるかが判定される。ステップS
112において、伸張データを出力すべきタイミングで
あると判定された場合、ステップS113に進み、伸張
データが符号化される。
【0166】即ち、バスインターフェイス27は、伸張
データを、画像/音声挿入部28に転送し、画像/音声
挿入部28では、バスインターフェイス27からの伸張
データとしての画像データまたは音声データが選択部2
3または24を介して、画像圧縮部25または音声圧縮
部26にそれぞれ供給される。画像圧縮部25または音
声圧縮部26では、入力された画像データまたは音声デ
ータがそれぞれ符号化(圧縮)され、その結果得られる
圧縮データが、バスインターフェイス27に供給され
る。
【0167】一方、ステップS112において、上書き
データを出力すべきタイミングであると判定された場
合、ステップS114に進み、上書きデータが符号化さ
れる。即ち、バスインターフェイス27は、上書きデー
タを、画像/音声挿入部28に転送し、画像/音声挿入
部28では、バスインターフェイス27からの上書きデ
ータとしての画像データまたは音声データが選択部23
または24を介して、画像圧縮部25または音声圧縮部
26にそれぞれ供給される。画像圧縮部25または音声
圧縮部26では、入力された画像データまたは音声デー
タがそれぞれ符号化され、その結果得られる圧縮データ
が、バスインターフェイス27に供給される。
【0168】なお、バスインターフェイス27は、上書
きデータを、画像/音声挿入部28に出力している間に
伸張部15から受信した伸張データを破棄するようにな
されており、これにより、画像圧縮部25および音声圧
縮部26からバスインターフェイス27に対しては、所
定の部分の伸張データを、上書きデータに置換した圧縮
データが供給されるようになされている。
【0169】ステップS113およびS114の処理後
は、いずれもステップS115に進み、上書き編集の対
象のシーンファイルに記録された圧縮データを伸張した
伸張データの、伸張部15から圧縮部13への供給がす
べて終了したか否かが判定され、終了していないと判定
された場合、ステップS111に戻り、まだ伸張してい
ない圧縮データの伸張が行われる。また、伸張部15か
ら圧縮部13への伸張データの供給が終了したと判定さ
れた場合、ステップS116に進み、画像圧縮部25お
よび音声圧縮部26からバスインターフェイス27に供
給された圧縮データを記録したシーンファイルが作成さ
れ、上書き編集の対象とされたシーンファイルに代え
て、ハードディスク12に記録される。
【0170】なお、以上のような挿入編集や上書き編集
では、動画の他、静止画の挿入や上書きもすることが可
能である。従って、ユーザは、例えば、シーンのタイト
ル画面などとする静止画を作成し、そのタイトル画面
を、シーンに挿入したり、また、上書きすることができ
る。
【0171】次に、図1のノンリニア編集装置では、シ
ーンの他、例えば、図8に示したように、アルバムやそ
こに貼り付けられたクリップ画面も編集することができ
るようになされている。
【0172】即ち、例えば、キーボード8やマウス9が
所定操作され、装置の動作モードが、アルバムやクリッ
プ画面を編集するアルバム/クリップ画面編集モードと
されると、マイクロプロセッサ1では、例えば、図22
のフローチャートにしたがった処理が行われる。
【0173】即ち、この場合、まず最初に、ステップS
121において、クリップ画面を移動させる操作が行わ
れたかどうかが判定される。ステップS121におい
て、クリップ画面を移動させる操作が行われたと判定さ
れた場合、ステップS122に進み、その操作に対応し
て、クリップ画面が移動され、ステップS123に進
む。上述したように、クリップ画面は、マウス9でドラ
ッグすることにより移動させることができ、ステップS
121およびS122では、そのような操作が行われた
ときに、クリップ画面が移動される。なお、クリップ画
面のドラッグが、アルバムの外で解除された場合、上述
したように、そのクリップ画面は、対応するシーンファ
イルとともに削除される。
【0174】ここで、クリップ画面は、同一のページ内
だけでなく、上述したように、異なるページにも移動さ
せることができるようになされている。さらに、クリッ
プ画面は、新たなアルバムをオープンして、そのアルバ
ムに移動させることなどもできるようになされている。
なお、クリップ画面の移動後は、上述したように、必要
に応じて、そのシーン番号の付け替えも行われる。
【0175】また、ステップS121において、クリッ
プ画面を移動させる操作が行われていないと判定された
場合、ステップS122をスキップして、ステップS1
23に進み、クリップ画面を拡大/縮小させる操作が行
われたかどうかが判定される。ステップS123におい
て、クリップ画面を拡大/縮小させる操作が行われたと
判定された場合、ステップS124に進み、その操作に
対応して、クリップ画面が拡大/縮小され、ステップS
125に進む。
【0176】即ち、クリップ画面は、例えば、その境界
部分をマウス9でドラッグして動かすことにより拡大/
縮小させることができるようになされており、このよう
な操作が行われた場合、ステップS124において、ク
リップ画面が拡大/縮小される。
【0177】一方、ステップS123において、クリッ
プ画面を拡大/縮小させる操作が行われていないと判定
された場合、ステップS124をスキップして、ステッ
プS125に進み、クリップ画面を変形する操作が行わ
れたかどうかが判定される。ステップS125におい
て、クリップ画面を変形する操作が行われたと判定され
た場合、ステップS126に進み、その操作に対応し
て、クリップ画面が変形される。
【0178】即ち、クリップ画面は、キーボード8やマ
ウス9を所定操作した後に、その境界部分をマウス9で
ドラッグして動かすことにより、その形状を変形させる
ことができるようになされており、このような操作が行
われた場合、ステップS126において、クリップ画面
が変形される。
【0179】また、ステップS125において、クリッ
プ画面を変形させる操作が行われていないと判定された
場合、ステップS127に進み、文字を入力する操作が
行われたかどうかが判定される。ステップS127にお
いて、文字を入力する操作が行われたと判定された場
合、ステップS128に進み、その操作により入力され
た文字が、アルバムに付加され、ステップS128に進
む。
【0180】即ち、アルバムにおいては、クリップ画面
に重ねて、またはクリップ画面が貼り付けられていない
余白部分に、文字を付加することができるようになされ
ており、例えば、マウス9をクリックすることにより位
置が指定され、その後に、キーボード8を操作すること
により文字が入力された場合には、ステップS128に
おいて、マウス9により指定された位置に、キーボード
8により入力された文字が付加される。
【0181】一方、ステップS127において、文字を
入力する操作が行われていないと判定された場合、ステ
ップS128をスキップして、ステップS129に進
み、アルバムおよびクリップ画面の編集を終了する操作
が行われたかどうかが判定され、行われていないと判定
された場合、ステップS121に戻る。また、ステップ
S129において、アルバムおよびクリップ画面の編集
を終了する操作が行われたと判定された場合、処理を終
了する。
【0182】ここで、図23に、例えば、図8(C)に
示したアルバムを、上述のようにして編集した編集結果
の例を示す。
【0183】以上のように、ユーザは、実際に写真を貼
るアルバムと同様に、クリップ画面が貼り付けられたア
ルバムの編集を行うことができる。
【0184】なお、アルバムの編集結果についての情報
は、例えば、ハードディスク12に記録されるようにな
されている。
【0185】次に、シーンファイルの再生処理について
説明する。
【0186】例えば、キーボード8やマウス9が操作さ
れ、装置の動作モードが、シーンファイルの再生を行う
再生モードとされると、マイクロプロセッサ1では、例
えば、図24のフローチャートにしたがった処理が行わ
れる。
【0187】即ち、まず最初に、ステップS131にお
いて、再生対象のアルバムが指定されたかどうかが判定
される。具体的には、例えば、作成されたアルバムは、
アイコンの状態で、ディスプレイ17に表示されるよう
になされており、そのアイコンのうちのいずれかが、マ
ウス9によってクリックされたかどうかが、ステップS
131において判定される。ステップS131におい
て、再生対象のアルバムが指定されていないと判定され
た場合、ステップS131に戻る。
【0188】また、ステップS131において、再生対
象のアルバムが指定されたと判定された場合、ステップ
S132に進み、そのアルバムが、例えば、図23に示
したように、ディスプレイ17に表示される。
【0189】その後、ステップS133において、例え
ば、キーボード8やマウス9が、アルバム全体を再生す
るように操作されたか否かが判定され、操作されたと判
定された場合、ステップ134に進み、そのアルバムに
貼り付けられているクリップ画面に対応するシーンファ
イルが、例えば、シーン番号の昇順で、順次再生され
る。即ち、再生対象のシーンファイルに記録された圧縮
データが、ハードディスク12から読み出され、伸張部
15に供給される。伸張部15では、圧縮データが復号
化され、その復号結果としての画像が、ディスプレイ1
7で表示される。なお、音声は、図示せぬスピーカから
出力される。アルバムに貼り付けられているクリップ画
面に対応するシーンファイルすべての再生がすべて終了
すると、ステップS137に進む。
【0190】一方、ステップS133において、アルバ
ム全体の再生をするように操作がされていないと判定さ
れた場合、ステップS135に進み、アルバムに貼り付
けられたクリップ画面のうちのいずれかが、例えば、マ
ウス9でクリックされることにより選択されたかどうか
が判定される。ステップS135において、クリップ画
面が選択されていないと判定された場合、ステップS1
33に戻る。また、ステップS135において、クリッ
プ画面が選択されたと判定された場合、ステップS13
6に進み、その選択されたクリップ画面に対応するシー
ンファイルが、上述したように再生される。
【0191】そして、その再生の終了後、ステップS1
37に進み、例えば、キーボード8やマウス9が、再生
モードを終了するように操作されたかどうかが判定さ
れ、操作されていないと判定された場合、ステップS1
31に戻る。また、ステップS137において、再生モ
ードを終了するように操作がなされたと判定された場
合、処理を終了する。
【0192】なお、編集後のデータは、ハードディスク
12に記録しておく他、持ち運びに便利な、例えば、C
D−R11や、図示しないDVD(Digital Versatile
Disc)−Rなどの記録媒体にも記録することが可能であ
る。CD−R11などに編集後のデータを記録しておく
場合には、写真を貼るアルバムと同様に、動画を、簡単
に、整理、保存しておくことが可能となる。
【0193】また、編集後のデータは、上述した再生モ
ードで再生して、例えば、VTR16によってビデオテ
ープに記録しておくことなども可能である。
【0194】次に、図25は、本発明を適用したMPE
Gビデオカメラの一実施の形態の構成例を示している。
【0195】操作部112が操作され、これにより録画
が指令されると、レンズ101に入射した光は、CCD
102上に集光され、CCD102では、レンズ101
からの光が光電変換され、その結果得られる電気信号と
しての画像信号が、A/D変換器103に出力される。
A/D変換器103では、CCD102からの画像信号
がA/D変換されることによりディジタルの画像信号と
され、編集部106に供給される。
【0196】一方、マイク(マイクロフォン)104に
入力された音声は、そこで電気信号としての音声信号と
され、A/D変換器105に供給される。A/D変換器
105では、マイク104からの音声信号がA/D変換
されることによりディジタルの音声信号とされ、編集部
106に供給される。
【0197】編集部106では、A/D変換器103ま
たは105それぞれからの画像信号または音声信号がM
PEG符号化されるとともに、それらの画像信号および
音声信号に対して、上述した画像分類情報検出処理(図
4)、画像削除処理(図5)、およびシーンファイルか
処理(図6)が施される。そして、その結果得られるシ
ーンファイルがハードディスク(HD)107に記録さ
れる。
【0198】ハードディスク107にシーンファイルが
記憶されると、アルバム化部108は、各シーンファイ
ルについてクリップ画面を生成し、それを仮想的なアル
バムに貼り付ける処理(以下、適宜、アルバム化処理と
いう)を行い、そのアルバム化処理の結果得られたデー
タ(以下、適宜、アルバムデータという)をハードディ
スク107に記録する。
【0199】その後、操作部112が操作され、これに
より再生が指令されると、再生部109は、ハードディ
スク107からアルバムデータを再生し、例えば、液晶
ディスプレイなどで構成される表示部110に出力す
る。これにより、表示部110では、例えば、図8
(C)に示したような、クリップ画面が貼り付けられた
アルバムが表示される。そして、図24に示したような
再生モードの処理が行われる。
【0200】即ち、操作部112が、アルバム全体を再
生するように操作された場合、アルバムに貼り付けられ
ているクリップ画面に対応するシーンファイルが、例え
ば、シーン番号の昇順で、順次再生される。つまり、シ
ーンファイルに記録された圧縮データが、ハードディス
ク107から読み出され、再生部109においてMPE
G復号化される。そして、その結果得られる画像または
音声が、表示部110で表示され、またはスピーカ11
1から出力される。以上の処理が、アルバムに貼り付け
られているクリップ画面に対応するシーンファイルにつ
いて繰り返される。
【0201】また、操作部112が操作され、これによ
り、アルバムに貼り付けられたクリップ画面のうちのい
ずれかが選択された場合、その選択されたクリップ画面
に対応するシーンファイルが、上述したように再生され
る。
【0202】従って、ユーザは、録画を行った後に、シ
ーンごとに分類したり、また、無効フレームを削除した
りする編集を行うことなく、所望のシーンを即座に得る
ことができる。
【0203】以上、本発明を適用したリニア編集装置お
よびビデオカメラについて説明したが、本発明は、その
他、例えば、VTRなどの画像の記録を行う装置その他
などにも適用可能である。
【0204】なお、本実施の形態では、MPEG方式に
より、データを符号化/復号化するようにしたが、デー
タの符号化/復号化方式としては、MPEG方式の他、
例えば、モーションJPEG方式、DV方式その他を採
用することが可能である。さらに、データの符号化/復
号化は、必ずしも行う必要はない。
【0205】また、本実施の形態では、フレーム間相関
に基づいてシーンチェンジを検出するようにしたが、シ
ーンチェンジの検出方法は、これに限定されるものでは
ない。なお、フレーム間相関に基づいてシーンチェンジ
を検出する場合においては、フレーム間相関が小さいフ
レームで、シーンが区切られるので、例えば、ビデオカ
メラによる撮影中にシーンを区切りたい場合には、ビデ
オカメラを高速でパンなどすることにより、シーンを区
切ることができる。
【0206】
【発明の効果】請求項1に記載の画像処理装置および請
求項26に記載の画像処理方法によれば、入力された動
画像から、一まとまりのシーンが検出され、シーンを代
表する静止画であるクリップ画面が生成される。そし
て、クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムが生成
される。従って、動画像の編集を、容易かつ短時間で行
うことが可能となる。
【0207】請求項27に記載の画像再生装置および請
求項30に記載の画像再生方法によれば、入力された動
画像から、一まとまりのシーンを検出し、シーンを代表
する静止画であるクリップ画面を生成し、クリップ画面
を貼り付けた仮想的なアルバムを生成することにより得
られたシーンについての画像データのファイルであるシ
ーンファイルおよびアルバムが再生される。従って、所
望するシーンを容易に得ることが可能となる。
【0208】請求項31に記載の記録媒体には、入力さ
れた動画像から、一まとまりのシーンを検出し、シーン
を代表する静止画であるクリップ画面を生成し、クリッ
プ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成することに
より得られたシーンについての画像データのファイルで
あるシーンファイルおよびアルバムが記録されている。
従って、所望するシーンを容易に得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したノンリニア編集装置の一実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の圧縮部13の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1のノンリニア編集装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】画像分類情報検出処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】画像削除処理を説明するためのフローチャート
である。
【図6】図3のステップS2の処理の詳細を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】図3のステップS3の処理の詳細を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】アルバム表示処理を説明するための図である。
【図9】並び替えモードの処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】並び替えモードの処理を説明するための図で
ある。
【図11】クリップ画面がアルバムから出された場合の
処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】クリップ画面がアルバムから出された場合の
処理を説明するための図である。
【図13】シーン編集モードの処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図14】シーン編集モードの処理を説明するための図
である。
【図15】シーン編集モードの処理を説明するための図
である。
【図16】図13のステップS84の処理の詳細を説明
するためのフローチャートである。
【図17】カット編集処理を説明するための図である。
【図18】カット編集処理を説明するための図である。
【図19】カット編集処理を説明するための図である。
【図20】挿入編集処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図21】上書き編集処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図22】クリップ画面編集モードの処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図23】クリップ画面編集モードの処理結果を示す図
である。
【図24】再生モードの処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図25】本発明を適用したビデオカメラの一実施の形
態の構成例を示すブロック図である。
【図26】従来のリニア編集装置の一例の構成を示す図
である。
【図27】従来のノンリニア編集装置の一例の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ, 2 メインメモリ, 3
フレームバッファ,4 バスブリッジ, 5 チュー
ナ, 6 モデム, 7 I/Oインターフェイス,
8 キーボード, 9 マウス, 10 補助記憶イン
ターフェイス,11 CD−R, 12 ハードディス
ク, 13 圧縮部, 14 ビデオカメラ, 15
伸張部, 16 VTR, 17 コンピュータディス
プレイ, 21,22 A/Dコンバータ, 23,2
4 選択部, 25 画像圧縮部, 26 音声圧縮
部, 27 バスインターフェイス, 28 画像/音
声挿入部, 101 レンズ, 102 CCD, 1
03 A/D変換器, 104 マイク, 105 A
/D変換器, 106 編集部, 107 ハードディ
スク, 108 アルバム化部, 109 再生部,
110 表示部,111 スピーカ, 112 操作部

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を処理する画像処理装置であっ
    て、 入力された動画像から、一まとまりのシーンを検出する
    シーン検出手段と、 前記シーンを代表する静止画であるクリップ画面を生成
    するクリップ画面生成手段と、 前記クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
    するアルバム生成手段とを備えることを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シーン検出手段は、前記動画像のシ
    ーンチェンジを検出し、前回のシーンチェンジから今回
    のシーンチェンジまでの動画像を、1つのシーンとして
    検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シーン検出手段は、前記動画像のフ
    レーム間の相関に基づいて、そのシーンチェンジを検出
    することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記動画像から、ユーザが必要としない
    フレームである無効フレームを検出する無効フレーム検
    出手段と、 前記シーンから、前記無効フレームを削除する無効フレ
    ーム削除手段とをさらに備えることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記無効フレーム検出手段は、前記動画
    像を構成するフレームの輝度値に基づいて、前記無効フ
    レームを検出することを特徴とする請求項4に記載の画
    像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記無効フレーム検出手段は、前記動画
    像を構成するフレームをDCT(Discreate Cosine Tra
    nsfer)して得られるDCT係数の直流成分に基づい
    て、前記無効フレームを検出することを特徴とする請求
    項4に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記無効フレーム検出手段は、前記動画
    像のフレーム間の相関に基づいて、前記無効フレームを
    検出することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記クリップ画面生成手段は、前記シー
    ンを構成する所定のフレームを、前記クリップ画面とす
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記シーンについての画像データをMP
    EG(Moving Picture Experts Group)符号化する符号
    化手段をさらに備え、 前記クリップ画面生成手段は、前記シーンのうちの最初
    のIピクチャを、前記クリップ画面とすることを特徴と
    する請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記シーンについての画像データのフ
    ァイルであるシーンファイルおよび前記アルバムを記録
    する記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記記録手段により記録された前記シ
    ーンファイルおよびアルバムを再生する再生手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項10に記載の画像処理
    装置。
  12. 【請求項12】 前記再生手段は、前記アルバムに貼り
    付けられた前記クリップ画面に対応する前記シーンファ
    イルを、所定の順番で再生することを特徴とする請求項
    11に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記記録手段は、前記再生手段が前記
    シーンファイルを再生することにより得られる画像も記
    録することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記アルバムに貼り付けられた前記ク
    リップ画面を指定する指定手段をさらに備え、 前記再生手段は、前記指定手段により指定された前記ク
    リップ画面に対応する前記シーンファイルを再生するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記画像データを符号化する符号化手
    段をさらに備え、 前記記録手段は、前記符号化手段により符号化された画
    像データを記録することを特徴とする請求項10に記載
    の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記符号化手段により符号化された画
    像データを復号化する復号化手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記アルバムを編集するアルバム編集
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記アルバム編集手段は、前記アルバ
    ムに貼り付けられた前記クリップ画面を削除、拡大、縮
    小、変形、または移動することを特徴とする請求項17
    に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記アルバム編集手段は、前記アルバ
    ムに文字を付加することを特徴とする請求項17に記載
    の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記シーンを編集するシーン編集手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  21. 【請求項21】 前記シーン編集手段は、前記シーンを
    構成する一部のフレームを削除することを特徴とする請
    求項20に記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記シーン編集手段は、前記シーンを
    構成する一部のフレームを、新たなシーンとすることを
    特徴とする請求項20に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記シーン編集手段は、前記シーン
    に、所定のフレームを挿入することを特徴とする請求項
    20に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記シーン編集手段は、前記シーンの
    一部のフレームを、他のフレームに置き換えることを特
    徴とする請求項20に記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 入射された光を光電変換し、前記動画
    像の信号を出力する光電変換手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 動画像を処理する画像処理方法であっ
    て、 入力された動画像から、一まとまりのシーンを検出し、 前記シーンを代表する静止画であるクリップ画面を生成
    し、 前記クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
    することを特徴とする画像処理方法。
  27. 【請求項27】 動画像を再生する画像再生装置であっ
    て、 入力された動画像から、一まとまりのシーンを検出し、 前記シーンを代表する静止画であるクリップ画面を生成
    し、 前記クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
    することにより得られた前記シーンについての画像デー
    タのファイルであるシーンファイルおよび前記アルバム
    を再生する再生手段を備えることを特徴とする画像再生
    装置。
  28. 【請求項28】 前記再生手段は、前記アルバムに貼り
    付けられた前記クリップ画面に対応する前記シーンファ
    イルを、所定の順番で再生することを特徴とする請求項
    27に記載の画像再生装置。
  29. 【請求項29】 前記アルバムに貼り付けられた前記ク
    リップ画面を指定する指定手段をさらに備え、 前記再生手段は、前記指定手段により指定された前記ク
    リップ画面に対応する前記シーンファイルを再生するこ
    とを特徴とする請求項27に記載の画像再生装置。
  30. 【請求項30】 動画像を再生する画像再生方法であっ
    て、 入力された動画像から、一まとまりのシーンを検出し、 前記シーンを代表する静止画であるクリップ画面を生成
    し、 前記クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
    することにより得られた前記シーンについての画像デー
    タのファイルであるシーンファイルおよび前記アルバム
    を再生することを特徴とする画像再生方法。
  31. 【請求項31】 動画像についてのデータが記録された
    記録媒体であって、 入力された動画像から、一まとまりのシーンを検出し、 前記シーンを代表する静止画であるクリップ画面を生成
    し、 前記クリップ画面を貼り付けた仮想的なアルバムを生成
    することにより得られた前記シーンについての画像デー
    タのファイルであるシーンファイルおよび前記アルバム
    が記録されていることを特徴とする記録媒体。
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