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JPH10276137A - IrDA変復調IC - Google Patents

IrDA変復調IC

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Publication number
JPH10276137A
JPH10276137A JP9077831A JP7783197A JPH10276137A JP H10276137 A JPH10276137 A JP H10276137A JP 9077831 A JP9077831 A JP 9077831A JP 7783197 A JP7783197 A JP 7783197A JP H10276137 A JPH10276137 A JP H10276137A
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JP
Japan
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transmission
block
flag
irda
frame
Prior art date
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Application number
JP9077831A
Other languages
English (en)
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JP3815841B2 (ja
Inventor
Takanobu Nakajima
崇順 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP07783197A priority Critical patent/JP3815841B2/ja
Priority to TW087103801A priority patent/TW367667B/zh
Priority to CNB98803395XA priority patent/CN1140070C/zh
Priority to US09/381,636 priority patent/US6504635B1/en
Priority to EP98911049A priority patent/EP0971490A4/en
Priority to KR1019997008829A priority patent/KR100569378B1/ko
Priority to PCT/JP1998/001384 priority patent/WO1998044658A1/ja
Publication of JPH10276137A publication Critical patent/JPH10276137A/ja
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SIR規格においてソフトウェアの処理を軽
減するIrDA変復調ICを提供する。 【解決手段】 IrDA変復調ICはSIR規格のIr
DA方式により信号の変調及び復調を行う。IrDA変
復調ICはA、C及びIフィールドから成るデータにF
CSの計算を行って前記データにFCSフィールドを追
加するCRCブロック30と、これより出力されるデー
タに送信時の透過制御を行う透過制御ブロック31と、
これを通過したデータの先頭にBOFフラグ及び末端に
EOFフラグを付加するフラグブロック32を備える。
さらに、復調された信号からBOF及EOFフラグを除
去するフラグブロック35と、これより出力されるデー
タから受信時の透過制御を行う透過制御ブロック34
と、FCSフィールドの値を用いて伝送誤りが発生して
いないかどうかをチェックするCRCブロック33を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIrDA(Infrared
Data Association)方式で赤外線通信を行うために使
用されるIrDA変復調IC(Integrated Circuit)に
関し、特にSIR(Serial Infrared)規格のIrDA
方式で通信を行うIrDA変復調ICに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のIrDA変復調ICについて図8
及び図9を用いて説明する。図8はIrDA方式の通信
制御手順の階層図である。例えばRS−232Cのよう
にシリアルに転送される信号を赤外線で送信する場合を
考えると、まず、シリアルに転送される信号はIrCO
MM70で受け取られる。次に、TinyTP71でバ
ッファ不足等が発生したときに送信を停止してもらうフ
ロー制御を行う。そして、IrLMP(Infrared Link
Management Protocol)72では例えば複数の通信先が
ある場合の管理を行う。
【0003】IrLAP(Infrared Link Access Proto
col)73で送信用の信号を生成して物理層(Physical
Layer)74に渡す。この信号を物理層74で変調し、
発光ダイオード等を用いて赤外線を放射する。IrCO
MM70、TinyTP71、IrLMP72及びIr
LAP73がソフトウェアで処理を行う部分で、物理層
74がハードウェアで構成される部分である。赤外線で
送信されてくる信号をホトダイオード等で受光したとき
に物理層74で復調し、その後、信号をIrLAP73
に送る。そして、IrLAP73、IrLMP72及び
TinyTP71、IrCOMM70で信号が処理さ
れ、必要なデータは送り出される。
【0004】SIR規格のフレーム構成を図9に示す。
IrDA方式による通信は半二重通信であり、フレーム
80を伝送単位にして通信を行う。フレーム80は先頭
からBOF(Biginning of Frame)フラグ81、アドレ
ス(A)フィールド82、コントロール(C)フィール
ド83、情報(I)フィールド84、フレームチェック
シーケンス(FCS)フィールド85及びEOF(End
of Frame)フラグ86から構成される。
【0005】BOFフラグ81はフレームの開始を示す
フラグで、その値は(C0)16で定義されている。尚、
括弧の後に付されている数字は基数を表すものとする。
次のAフィールド82は通信先を特定するための8ビッ
トのフィールドである。次のCフィールド83はフレー
ム80の機能を定義する8ビットのフィールドである。
【0006】次のIフィールド84は通信データのフィ
ールドである。Iフィールド84の大きさは8ビットの
倍数であるが、フレーム80にIフィールド84が含ま
れない場合もある。その次のFCSフィールド85はC
RC(Cyclic Redundancy Check)方式で伝送誤りがな
いかどうかをチェックすることができる16ビットのフ
ィールドである。EOFフラグ86はフレーム80の終
了を示すフラグで、その値は(C1)16で定義されてい
る。
【0007】SIR規格では、IrDA変復調ICは送
信時にフレーム80をソフトウェアで作成することにな
っている。すなわち、IrLAP73(図8参照)で
A、C及びIフィールド82〜84から成るデータを1
6ビットCRC−CCITT(後述する)方式でフレー
ムチェックシーケンスを計算してデータの後に付加す
る。その後、送信時の透過制御(後述する)を行う。次
に、BOFフラグ81とEOFフラグ86を付加して物
理層74に渡す。物理層74はフレーム80の信号を変
調して赤外線で送信する。
【0008】一方、受信時には受信した信号を物理層7
4で復調してIrLAP73に送る。IrLAP73で
はBOFフラグを認識し、その次の1バイトをAフィー
ルドとし、その次の1バイトをCフィールドとし、その
次からIフィールドとする。そして、EOFフラグを認
識するとそのEOFフラグの手前の2バイトをFCSフ
ィールドとし、Cフィールドの次からその手前までをI
フィールドとする。その後、受信時の透過制御(後述す
る)を行い、例えばFCSフィールドの値を参照するこ
とにより伝送誤りが発生していないかどうかチェックす
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のIrDA変復調ICでは、フレームチェックシーケ
ンスの計算や透過制御等をソフトウェアで行っていたの
で、処理が非常に重くなっていた。高性能のCPUを搭
載したパーソナルコンピュータ等では処理能力の上で問
題とならないかもしれないが、携帯機器やパーソナルコ
ンピュータの周辺機器等で使用されているCPUでは能
力の限界近くで処理している場合が多いために他の処理
を行う余裕がなく、能力の限界を超えた場合には処理し
きれなくなってしまうという問題があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、ソフ
トウェアでの処理を軽減することのできるIrDA変復
調ICを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の構成では、SIR規格のIrDA方
式により信号の変調及び復調を行うIrDA変復調IC
において、アドレスフィールド、コントロールフィール
ド及び情報フィールドから成るデータにフレームチェッ
クシーケンスの計算を行ってからフレームチェックシー
ケンスフィールドを追加する送信側CRCブロックと、
その送信側CRCブロックより出力されるデータに送信
時の透過制御を行う送信側透過制御ブロックと、前記送
信側透過制御ブロックより出力されるデータの先頭にB
OFフラグ及び末端にEOFフラグを付加する送信側フ
ラグブロックと、復調された信号から前記BOFフラグ
及び前記EOFフラグを除去する受信側フラグブロック
と、前記受信側フラグブロックより出力されるデータか
ら受信時の透過制御を行う受信側透過制御ブロックと、
前記受信側透過制御ブロックより出力されるデータに含
まれている前記フレームチェックシーケンスフィールド
の値を用いて伝送誤りが発生していないかどうかチェッ
クする受信側CRCブロックとを備えている。
【0012】このような構成によると、データの送信時
にIrDA変復調ICはA、C及びIフィールドから成
るデータより送信側CRCブロックでフレームチェック
シーケンスの計算をする。そして、透過制御を行う。B
OF及びEOFフラグを付加してフレームを作成する。
このフレームの信号を変調することによりIrDA変復
調ICは発光ダイオード等から赤外線で送信を行う。
【0013】一方、受信時にはIrDA変復調ICはホ
トダイオード等で受光された信号を復調し、その信号か
らフレームを認識してBOFフラグ及びEOFフラグを
除去する。そして、受信時の透過制御を行う。次に受信
側CRCブロックでは例えばA、C及びIフィールドか
らフレームチェックシーケンスを計算して各フレームに
付加されているFCSフィールドの値と一致しているか
確認することにより伝送誤りが発生していないかどうか
チェックする。
【0014】また、本発明の第2の構成では、上記第1
の構成において、フレームの先頭に付加するBOFフラ
グの個数を特定する信号を記憶するレジスタを備え、前
記フラグブロックではこのレジスタからの信号に基づい
て1個以上の前記BOFフラグを前記フレームに付加し
ている。
【0015】IrDA方式では通信のネゴシエーション
によってadditional BOFs(後述する)
が設定されることがある。上記第2の構成では、そのB
OFフラグの個数を特定するため、例えばadditi
onal BOFsを指定するパラメータと、ボーレー
トを指定するパラメータを上記レジスタに記憶しておく
ことにより、送信側フラグブロックはそのレジスタから
情報を読み込み、必要であればいくつかのBOFフラグ
を追加してフレームを作成する。
【0016】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>本発明の第1の実施形態について図
1〜図4を用いて説明する。図1はIrDA変復調IC
1のブロック図である。IrDA変復調IC1はIrD
A方式で赤外線通信を行うときに信号の変調及び復調を
するときに使用される。IrDA変復調IC1にはアナ
ログフロントエンド20が接続されており、赤外線の発
光及び受光をする。
【0017】アナログフロントエンド20はIrDA変
復調IC1からの信号により発光ダイオード等で赤外線
を発光し、一方、パーソナルコンピュータ等の外部から
赤外線で送られてくる信号をホトダイオード等で受光す
ると波形の整形を行ってからデジタルでIrDA変復調
IC1に出力する。
【0018】IrDA変復調IC1には、メインクロッ
ク(CL)を発生させるためにPLL回路8が設けられ
ている。PLL回路8については後述する。IrDA変
復調IC1には信号を伝送するためのバス9が設けられ
ている。CPU(Central Processing Unit)5はIC
1全体を制御したりソフトウェアを実行したりする。そ
のソフトウェアはROM(Read Only Memory)7に記録
されている。
【0019】RAM(Random Access Memory)6はデー
タの退避等に使用される。タイマ1及びタイマ2はIr
DA方式での通信プロトコルで使用される。タイマ1は
100μsec〜26msec程度のタイマであり。タ
イマ2は2msec〜520msec程度のタイマであ
る。WDT(Watch Dog Timer)4はメインクロック
(CL)の2の16乗〜2の22乗程度のタイマであ
る。これによる時間内にCPU5がWDT4をクリアし
なければCPU5がハングアップ状態であるとみなされ
る。
【0020】シリアル入出力インターフェース10はR
S−232Cのようにシリアルに転送される信号の入出
力を行うインターフェースであり、本実施形態では9本
の伝送線が設けられている。パラレル入出力インターフ
ェース11はセントロニクス仕様の入出力インターフェ
ースであり、データ用の8ビットの伝送線と送信用と受
信用にそれぞれ5ビットの伝送線が設けられている。
【0021】汎用パラレル入出力インターフェース12
はICの初期設定や各種状態の出力に使用される入出力
インターフェースであり、入力用と出力用にそれぞれ8
ビットの端子が設けられている。コントロールレジスタ
13はボーレート等の通信条件等を記憶する。
【0022】FIFO(Fast In Fast Out)方式のバッ
ファ記憶装置(以下単に「FIFO」という)14はフ
レーム制御部16から出力される信号を一時的に記憶す
るために使用される。FIFO15は赤外線で送信する
データを一時的に記憶するために使用される。コントロ
ールレジスタ18はPLL回路8で生成されるクロック
(CL)の周波数を制御するためのレジスタである。上
記各部分2〜7、10〜15、18はバス9に接続され
ている。
【0023】フレーム制御部16はFIFO15からデ
ータを読み込み、送信時の透過制御等によりフレームを
作成してSIR変復調回路17に送る。逆に、フレーム
制御部16はSIR変復調回路17で復調された信号の
受信時の透過制御等を行ってからFIFO14に出力す
る。変復調回路17はSIR規格における変復調回路で
あって、例えば9600bpsのボーレートで信号を変
調し、アナログフロントエンド20に送る。また、受光
によりアナログフロントエンド20から出力される信号
を復調する。
【0024】次に、フレーム制御部16の内部の構成を
図2に示す。FIFO15からフレーム制御部16に入
力されるデータは図3(a)に示すように、A、C及び
Iフィールドから成る。
【0025】フレーム制御部16では送信側のCRCブ
ロック30でフレームチェックシーケンスを計算し、図
3(b)に示すようにIフィールドの後方に付加する。
フレームチェックシーケンスの計算は、16ビットCR
C−CCITT(Interenational Consultative Commit
tee for Telephone and Telegraph)方式で行う。
【0026】この計算は、まずA、C及びIフィールド
から成るデータを伝送順に並べ、2の16乗倍する。次
に、それを生成多項式X16+X12+X5+1で桁下げを
行わずに割る。そして、剰余の多項式の係数列をFCS
フィールドの値とする。
【0027】次に、送信側の透過制御ブロック31でA
フィールドからFCSフィールドまで送信時の透過制御
を行う。SIR規格ではフレーム内のBOFフラグ(C
0)16、EOFフラグ(C1)16及びコントロールエス
ケープ(7D)16が特殊の用途で使用されているため、
透過制御ブロック31ではA、C、I及びFCSフィー
ルドに含まれている(C0)16、(C1)16及び(7
D)16を次のように変換する。
【0028】 C0 → 7D E0 C1 → 7D E1 7D → 7D 5D
【0029】この変換は、1バイトのデータ(C
0)16、(C1)16及び(7D)16があればそれぞれ
(20)16と排他的論理和をとり、そのデータの前にコ
ントロールエスケープ(7D)16を挿入する変換であ
る。これにより、図3(c)に示すように透過制御後に
はフレームが多少大きくなる場合がある。
【0030】そして、送信側のフラグブロック32で図
3(d)に示すようにフレームの先頭にBOFフラグ
(C0)16を付加し、そのフレームの末端にEOFフラ
グ(C1)16を付加して変復調回路17に出力する。
【0031】一方、変復調回路17で復調された信号は
フレーム制御部16に入力されると、まず受信側のフラ
グブロック35で、この信号からBOFフラグ(C0)
16とEOFフラグ(C1)16を検出してフレームを認識
し、図3(c)に示すようにフレームからEOFフラグ
(C1)16とBOFフラグ(C0)16を取り除いて受信
側の透過制御ブロック34に出力する。透過制御ブロッ
ク34では、受信時の透過制御を行う。透過制御ブロッ
ク34では、次のような変換を行う。
【0032】 7D E0 → C0 7D E1 → C1 7D 5D → 7D
【0033】この変換は、コントロールエスケープ(7
D)16を検出すればそのコントロールエスケープ(7
D)16を除去し、次の1バイトのデータ(E0)16
(E1)16又は(5D)16に(20)16と排他的論理和
をとる変換である。これにより、送信時の透過制御前の
状態にデータが復帰する。
【0034】受信側のCRCブロック33は透過制御ブ
ロック34から入力されるデータの末端から16ビット
をFCSフィールドとして値を読み取る。そして、CR
Cブロック33は残りのA、C及びIフィールドより上
述のフレームチェックシーケンスを計算して、上述のF
CSフィールドの値と一致しているか確認する。
【0035】一致していればCRCブロック33は図3
(a)に示すようなA、C及びIフィールドから成るデ
ータをFIFO14に出力する。もし一致していなけれ
ば伝送誤りが発生しているのでエラー信号を出力する。
このエラー信号により例えばCPU5(図1参照)は通
信先に対してデータの再送を指示するようにIC1を制
御する。
【0036】これにより、入出力インターフェース1
0、11(図1参照)のいずれかに入力される信号を赤
外線で送信するときに、IrDA変復調IC1はソフト
ウェアによって図3(a)に示すようなA、C及びIフ
ィールドから成るデータを作成し、バス9を通じてFI
FO15に記憶すればよい。すると、ハードウェアであ
るフレーム制御部16はFIFO15からデータを読み
込み、図3(d)に示すようなフレームを作成して変復
調回路17に出力する。そして、変復調回路17は変調
を行い、アナログフロントエンド20から送信する。
【0037】逆に、赤外線の信号を受信したときには、
フレーム制御部16は変調回路17で復調された信号の
透過制御等を行い、そして、伝送誤りがないかどうかの
チェックを行ってから、FIFO14に図3(a)に示
すようなA、C及びIフィールドから成るデータを記憶
する。IrDA変復調IC1のソフトウェアはこのデー
タを解析して信号をインターフェース10〜13から出
力する。
【0038】フレーム制御部16での処理はSIR規格
により従来のIrDA変復調ICではソフトウェアで行
われていたが、本実施形態のIrDA変復調回路1では
ハードウェアで行われているのでソフトウェアでの処理
が軽減されている。また、ソフトウェアサイズを従来の
IrDA変復調ICよりも縮小することができるので、
ROM7のチップ面積も縮小することができる。フレー
ム制御部16での処理はハードウェア的には簡単な処理
であるのでフレーム制御部16によってはチップ面積は
ほとんど拡大しない。減少するROMの面積は、増加す
るゲート面積に比べて大きい。また、送信側と受信側で
は処理がそれぞれ独立なので、送信のときだけ動作する
変調ICや受信時のときだけ動作する復調ICを構成す
ることも可能である。
【0039】次に、PLL回路8について説明する。携
帯電話に搭載されるIrDA変復調ICが専用の水晶発
振子に接続してメインクロック(CL)を生成するよう
に構成されていると、携帯電話に搭載される水晶発振子
の個数が増加するために携帯電話のコストが上昇すると
いう問題があった。
【0040】そこで、本実施形態のIrDA変復調IC
1のようにPLL回路8を設けて、携帯電話に搭載され
るベースバンドIC(図示せず)からクロック信号を取
り込み、分周回路21、25(図4参照)を用いて周波
数を変換することによりメインクロック(CL)を生成
する。尚、このベースバンドICは音声の符号化や復号
化等のベースバンド信号の処理を行うICである。これ
により、携帯電話に搭載される水晶発振子の個数を減ら
してコストダウンを図る。また、水晶発振子を設置する
部分での基板の面積を縮小することができるので携帯電
話の小型化にも寄与する。
【0041】PLL回路8のさらに詳しいブロック図を
図4に示す。ベースバンドICで用いられるクロックは
PLL回路8において、まずセレクタ(選択器)28の
端子40に入力される。セレクタ28ではコントロール
レジスタ18により選択が行われて3個の端子41〜4
3のいずれかにクロックが送られる。
【0042】例えば、クロックの周波数が12.6MH
zであるとき端子41にクロックが送られ、クロックの
周波数が12.8MHzであるとき端子42にクロック
に送られ、クロックの周波数が14.4MHzであると
き端子43にクロックに送られる。端子41〜43より
送り出されるクロックの各周波数はf1=12.6MH
z、f2=12.8MHz、f3=14.4MHzとな
る。また、コントロールレジスタ18はセレクタ28を
切り換えるときには、セレクタ27も同時に切り換え、
クロック周波数により信号経路が異なるようにする。
【0043】セレクタ28の次段の分周回路21はクロ
ックの周波数を1/n倍する。分周回路21では3種類
のクロック周波数f1〜f3のそれぞれにnの値が設定
されている。分周した信号を位相比較器22に出力す
る。位相比較器22は分周回路21、25より出力され
る両信号の位相差を比較する。そして、位相比較器22
の出力から低域フィルタ23で高周波成分を除去し、電
圧制御発振器26に送る。
【0044】電圧制御発振器26は上記位相差が小さく
なるように周波数foを変更してクロック(CL)を出
力する。また、クロック(CL)はセレクタ27で経路
が切り換えられて分周回路25に送られる。分周回路2
5でセレクタ27が経路ごとに設定されている値m(整
数)で周波数が(1/m)倍され位相比較器22に送ら
れる。
【0045】セレクタ27、28の切り換えはコントロ
ールレジスタ18で制御される。例えば、ベースバンド
ICのクロック周波数が12.6MHzの場合、分周回
路21、25ではm/n=512/875の関係を満た
す整数nとmが設定される。クロック周波数が12.8
MHzの場合、m/n=72/125の関係を満たす整
数mとnが設定される。クロック周波数が14.4MH
zの場合、m/n=64/125の関係を満たす整数m
とnが設定される。これにより、ベースバンドICのク
ロックの周波数が異なっていてもfo=7.3728M
Hzのクロック(CL)が生成される。
【0046】ベースバンドICではクロック周波数の種
類が限定されている。しかし、例えば携帯電話の全体を
制御するための電話CPU(図示せず)のようにベース
バンドIC以外ではクロック周波数が統一されていない
ので、セレクタ27、28を設けた構成では、多くのク
ロック周波数に対処できない。また、電話CPU等では
性能の向上等のためクロック周波数が変更される可能性
もある。
【0047】ベースバンドICではクロック周波数の種
類がある程度限定されているので、セレクタ27、28
で3種類の周波数に対応しているだけでも多数のベース
バンドICに対応できる。また、ベースバンドICでは
ベースバンド信号を処理するのでクロック周波数の変更
もあまり行われないと考えられる。
【0048】尚、IrDA方式では通信を行おうとする
ときには、まず通信相手をディスカバリで呼び出す。次
に、ネゴシエーションでボーレートやIフィールドのデ
ータサイズの指定等を行ってから通信を行う。ボーレー
トは2400bps〜1152000bpsであるの
で、クロック(CL)の周波数は115.2kHzの整
数倍であれば使用が簡単となる。
【0049】また、アナログフロントエンド20から赤
外線の受光により信号を出力したときにIrDA変復調
IC1を起動するようにすれば携帯電話の消費電力が低
減される。ディスカバリのときに通信は9600bps
で行われることになっているのでこのことを利用して、
ディスカバリの段階で通信が失敗したときにセレクタ2
7、28を切り換えることにより自動的にクロック(C
L)の設定を行うようにすることもできる。IrDA変
復調IC1は携帯電話の他の機能を追加したものでもよ
い。
【0050】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について図5及び図6を用いて説明する。SIR規格
では図6(d)に示すようにフレームの先頭に付加する
BOFフラグの個数kをネゴシエーションのときに設定
することができる。本来のBOFフラグにさらに追加さ
れているk−1個のBOFフラグを「addition
al BOFs」という。
【0051】additional BOFsの目的
は、主に先頭のBOFフラグを検出してから処理を開始
するまでに時間が遅れる装置と通信するときに、その先
頭のBOFフラグからAフィールドまで遅延時間を設け
ることである。尚、図6において(a)〜(c)に示す
部分は図3(a)〜(c)に示す部分とそれぞれ同一で
あり、説明を省略する。
【0052】additional BOFsの処理も
SIR規格により従来のIrDA変復調ICではソフト
ウェアで行っていたが、図5に示すようにハードウェア
で処理することにより、ソフトウェアの処理を軽減する
ことができる。フレーム制御部16aは図1におけるフ
レーム制御部16の部分に該当し、フレーム制御部16
aではレジスタ36が設けられていることと、フラグブ
ロック32aでの処理が異なるだけで他の部分について
は同一であるので、図5において図2と同一の部分につ
いては同一の符号を付して説明を省略する。
【0053】フレーム制御部16aの内部に設けられて
いるレジスタ36には、コントロールレジスタ13又は
直接ソフトウェアによって例えばネゴシエーションのと
きadditional BOFsを指定するパラメー
タとボーレートを指定するパラメータが記憶される。送
信側のフラグブロック32aはレジスタ36に記憶され
ている両パラメータから必要となるadditiona
l BOFsの個数を求めて図6(c)に示すデータの
先頭にk個のBOFフラグを付加し、末端にEOFフラ
グを付加する。これにより、図6(d)に示すようなフ
レームが作成されて変復調回路17に送られる。
【0054】また、受信側のフラグブロック35では、
変復調回路17から送られてくる信号からBOFフラグ
及びEOFフラグを認識して、フレームの先頭に付加さ
れているk個のBOFフラグと末端のEOFフラグを除
去する。これにより、フレーム制御部16aではadd
itional BOFsに対応してフレームの処理を
行うことができる。additional BOFsの
設定は次表のようになる。
【0055】
【表1】
【0056】例えば、ボーレート(Baud Rate)が11
5200bpsのとき12個のBOFフラグをフレーム
に追加する設定と、57600bpsのとき6個のBO
Fフラグを追加する設定は同一のパラメータで表され
る。つまり、additional BOFsによる遅
延時間を指定するパラメータとなっている。そして、ボ
ーレートが設定されることによりBOFフラグの個数k
が特定される。そのため、レジスタ36にはボーレート
を示すパラメータと遅延時間を示すパラメータが記憶さ
れる。尚、ソフトウェア等によってadditiona
l BOFsの個数を求めてからその数値をレジスタ3
6に記憶するようにしてもよい。
【0057】<第3の実施形態>図7は本発明の第3の
実施形態のIrDA変復調IC50のブロック図であ
る。上記第1の実施形態又は上記第2の実施形態では、
IrDA方式のSIR規格にのみ対応していたが、本実
施形態のIrDA変復調IC50では、SIR規格だけ
でなく、FIR(Fast Infrared)規格及び4PPM(F
our Pulse PositionModulation)規格にも対応してい
る。また、IrDA変復調IC50は外部に設けられて
いるバス(図示せず)に接続される。IrDA変復調I
C50は水晶発振子69を用いてメインクロック(C
L)を生成するようにも構成されている。
【0058】赤外線で送信しようとするデータはIC5
0の外部に設けられているバスを介してバスインターフ
ェース51によりIC50の内部に取り込まれる。取り
込まれたデータはFIFO52で一時的に記憶される。
このIC50内部に取り込まれるデータは図3(a)に
示すようにA、C及びIフィールドから成る。FIFO
52の出力側にはセレクタ60が設けられており、モー
ドレジスタ64の制御により出力先が選択される。
【0059】モードレジスタ64によりSIR、FI
R、4PPM規格から通信方式が選択される。図7では
SIR規格で変復や復調を行う場合を示している。モー
ドレジスタ64の制御によりSIR規格で処理を行う場
合、セレクタ60を介してFIFO52に記憶されてい
るデータがSIRフレーム制御部54に送られる。SI
Rフレーム制御部54は図2に示すフレーム制御部16
と同一の構成であり、送信時にはフレームチェックシー
ケンスの計算と、透過制御と、BOFフラグ及びEOF
フラグの付加を行う。
【0060】SIRフレーム制御部54はSIR変復調
回路55に接続されている。SIR変復調回路55はコ
ントロールレジスタ65で指定されているボーレート等
で変調や復調を行う。SIRフレーム制御部54で作成
されたフレームの信号をSIR変復調回路55は変調し
てセレクタ62に送る。そして、その信号はセレクタ6
2を通過してアナログフロントエンド20に送られ、赤
外線で送信される。
【0061】一方、アナログフロントエンド20で赤外
線を受光した場合、アナログフロントエンド20から信
号がIrDA変復調IC50に入力される。この信号は
まずセレクタ63に送られる。セレクタ63はモードレ
ジスタ64で制御されており、SIR規格に指定されて
いる場合にはその信号をSIR変復調回路55に送る。
そして、SIR変復調回路55で信号を復調する。
【0062】次に、SIRフレーム制御部54でBOF
フラグ及びEOFフラグの除去、透過制御及び伝送誤り
がないかどうかのチェックを行ってデータをセレクタ6
1に送る。このデータの形式は図3(a)に示すように
A、C及びIフィールドから成る。SIRフレーム制御
部54より出力されるデータはセレクタ61を介してF
IFO53に記憶される。このデータはバスインターフ
ェース51によりFIFO53から上記バスに送り出さ
れる。
【0063】そして、このバスに接続されているCPU
(図示せず)等によりソフトウェアでデータを処理す
る。SIR規格、FIR規格又は4PPM規格のいずれ
であるかを指定する信号は上記バス等を通して外部より
入力され、モードレジスタ64に記憶される。ボーレー
ト等も外部より入力され、コントロールレジスタ65に
記憶される。
【0064】モードレジスタ64によりFIR規格が指
定されている場合、送信時にはFIFO52よりデータ
がセレクタ60を介してFIRフレーム制御部56に送
られる。FIRフレーム制御部56はフレームを作成し
てFIR変復調回路57に出力する。FIR変復調回路
57はその信号の変調を行い、セレクタ62を介してア
ナログフロントエンド20に変調した信号を送る。
【0065】一方、受信時にはアナログフロントエンド
20からセレクタ63を介してFIR変復調回路57に
信号が送られる。FIR変復調回路57で復調が行われ
て、FIRフレーム制御部56に送られる。FIRフレ
ーム制御部56は伝送誤りが発生していないかどうかの
チェック等を行ってからデータをセレクタ61を介して
FIFO53に記憶する。
【0066】モードレジスタ64により4PPM規格が
指定されている場合、送信時にはFIFO52よりデー
タがセレクタ60を介して4PPMフレーム制御部58
に送られる。4PPMフレーム制御部58はフレームを
作成して4PPM変復調回路59に出力する。4PPM
変復調回路59はその信号の変調を行い、セレクタ62
を介してアナログフロントエンド20に変調した信号を
送る。
【0067】一方、受信時にはアナログフロントエンド
20からセレクタ63を介して4PPM変復調回路59
に信号が送られる。4PPM変復調回路59で復調が行
われて、4PPMフレーム制御部58に送られる。4P
PMフレーム制御部58は伝送誤りが発生していないか
どうかのチェック等を行ってからデータをセレクタ61
を介してFIFO53に記憶する。
【0068】SIR規格、FIR規格及び4PPM規格
では、それぞれフレームの構造や透過制御等が異なって
いるため、フレーム制御部54、56、58と変復調回
路55、57、59のそれぞれを共通のブロックとする
ことができない。例えば、FIR規格ではフレームの先
頭を示すフラグの値は(01111110)2であり、
2個必要である。そして、フレームの終了を示すフラグ
の値は(01111110)2である。
【0069】そして、送信時には(1)2が5個連続し
た場合には(0)2をその後ろに挿入する透過制御を行
う。受信時には(1)2が5個連続している場合には、
その後ろに存在する(0)2を取り除く透過制御を行
う。4PPM規格ではデータ中に存在しない独自のパタ
ーンが使用されているため透過制御は行われない。
【0070】フレームチェックシーケンスについても、
FIR規格ではCRC−CCITTを用いた16ビット
フレームチェックシーケンスであるが、4PP規格では
IEEE(The Institute of Electrical and Electron
ics Engineer)のCRC32を用いた32ビットフレー
ムチェックシーケンスである。尚、FIR規格及び4P
PM規格においては、それぞれフレーム制御部56、5
8のように、フレームの制御をハードウェアで構成する
ことが規格で取り決められている。
【0071】IrDA変復調IC50をバスに接続し、
このバスにCPUやインターフェース等を接続すること
により、IrDA方式で赤外線通信を行うことができ
る。IrDA変復調IC50のメインクロック(CL)
は水晶発振子69を用いて生成される。尚、SIR、F
IRは2.4k〜115.2kbps、0.576M〜
1.152Mbpsなので同一クロックを使用できる
が、4PPMは4MHzの整数倍、例えば32MHz、
48MHz等のクロックが必要となる。よって、通常3
2MHz、48MHz等の水晶発振子を接続して、IC
内部のPLLによってSIR、FIR用のクロックを作
る。
【0072】以上説明したように本実施形態によれば、
SIR規格においてIrDA変復調IC50では透過制
御等を行うので上記CPU等ではソフトウェアの処理が
軽減される。尚、SIRフレーム制御部54の構成を図
5に示すフレーム制御部16aのようにadditio
nal BOFsに対応した構成とすることも可能であ
る。
【0073】
【発明の効果】
<請求項1の効果>上述のように本発明によれば、ハー
ドウェアでA、C及びIから成るデータからフレームが
作成されるのでソフトウェアでの処理を軽減することが
できる。これにより、ソフトウェアを実行するCPU等
での処理速度が向上する。ソフトウェアでの処理が軽減
されるので、そのCPU等の動作周波数を遅くすること
もできる。そのCPU等での消費電力は動作周波数にお
よそ比例する関係があるので、動作周波数を遅くすれば
低消費電力とすることもできる。また、ソフトウェアの
サイズが縮小されるのでソフトウェアの開発費を削減す
ることができる。さらに、ソフトウェアが記録されるR
OMの容量が縮小されるので、ROMが設けられたIr
DA変復調ICではチップ面積を縮小することができ
る。このことも低コスト化につながる。
【0074】<請求項2の効果>通信のネゴシエーショ
ンにおいてadditional BOFsの指定があ
る場合にもハードウェアで必要数のBOFフラグを追加
するので、ソフトウェアの処理を軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のIrDA変復調I
Cのブロック図。
【図2】 そのフレーム制御部のブロック図。
【図3】 そのデータとフレームの変換を示す図。
【図4】 そのPLL回路のブロック図。
【図5】 本発明の第2の実施形態のフレーム制御部の
ブロック図。
【図6】 そのデータとフレームの変換を示す図。
【図7】 本発明の第3の実施形態のIrDA変復調I
Cのブロック図。
【図8】 IrDA方式の通信制御手順を示す階層図。
【図9】 そのフレームの構成を示す図。
【符号の説明】
1 IrDA変復調IC 4 WDT 5 CPU 6 RAM 7 ROM 8 PLL回路 9 バス 10 シリアル入出力インターフェース 11 パラレル入出力インターフェース 12 汎用パラレル入出力インターフェース 13 コントロールレジスタ 14、15 FIFO 16 フレーム制御部 17 SIR変復調回路 20 アナログフロントエンド 30 送信側のCRCブロック 31 送信側の透過制御ブロック 32 送信側のフラグブロック 33 受信側のCRCブロック 34 受信側の透過制御ブロック 35 受信側のフラグブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SIR規格のIrDA方式により信号の
    変調及び復調を行うIrDA変復調ICにおいて、 アドレスフィールド、コントロールフィールド及び情報
    フィールドから成るデータにフレームチェックシーケン
    スの計算を行ってからフレームチェックシーケンスフィ
    ールドを追加する送信側CRCブロックと、 その送信側CRCブロックより出力されるデータに送信
    時の透過制御を行う送信側透過制御ブロックと、 前記送信側透過制御ブロックより出力されるデータの先
    頭にBOFフラグ及び末端にEOFフラグを付加する送
    信側フラグブロックと、 復調された信号から前記BOFフラグ及び前記EOFフ
    ラグを除去する受信側フラグブロックと、 前記受信側フラグブロックより出力されるデータから受
    信時の透過制御を行う受信側透過制御ブロックと、 前記受信側透過制御ブロックより出力されるデータに含
    まれている前記フレームチェックシーケンスフィールド
    の値を用いて伝送誤りが発生していないかどうかチェッ
    クする受信側CRCブロックと、 を備えたことを特徴とするIrDA変復調IC。
  2. 【請求項2】 フレームの先頭に付加するBOFフラグ
    の個数を特定する信号を記憶するレジスタを備え、前記
    フラグブロックではこのレジスタからの信号に基づいて
    1個以上の前記BOFフラグを前記フレームに付加する
    ことを特徴とする請求項1に記載のIrDA変復調I
    C。
  3. 【請求項3】 SIR規格のIrDA方式により信号の
    変調を行うIrDA変調ICにおいて、 アドレスフィールド、コントロールフィールド及び情報
    フィールドから成るデータにフレームチェックシーケン
    スの計算を行ってからフレームチェックシーケンスフィ
    ールドを追加する送信側CRCブロックと、 その送信側CRCブロックより出力されるデータに送信
    時の透過制御を行う送信側透過制御ブロックと、 前記送信側透過制御ブロックより出力されるデータの先
    頭にBOFフラグ及び末端にEOFフラグを付加する送
    信側フラグブロックと、 を備えたことを特徴とするIrDA変調IC。
  4. 【請求項4】 SIR規格のIrDA方式により信号の
    復調を行うIrDA復調ICにおいて、 復調された信号からBOFフラグ及EOFフラグを除去
    する受信側フラグブロックと、 前記受信側フラグブロックより出力されるデータから受
    信時の透過制御を行う受信側透過制御ブロックと、 前記受信側透過制御ブロックより出力されるデータに含
    まれているフレームチェックシーケンスフィールドの値
    を用いて伝送誤りが発生していないかどうかチェックす
    る受信側CRCブロックと、 を備えたことを特徴とするIrDA復調IC。
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