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JPH1027417A - カードライタ及びカードリーダ - Google Patents

カードライタ及びカードリーダ

Info

Publication number
JPH1027417A
JPH1027417A JP8182309A JP18230996A JPH1027417A JP H1027417 A JPH1027417 A JP H1027417A JP 8182309 A JP8182309 A JP 8182309A JP 18230996 A JP18230996 A JP 18230996A JP H1027417 A JPH1027417 A JP H1027417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
head
turntable
pulley
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8182309A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hasegawa
和男 長谷川
Youichi Muratomi
洋一 村富
Kazuhiro Samejima
一博 鮫島
Mariko Oguchi
真理子 大口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8182309A priority Critical patent/JPH1027417A/ja
Publication of JPH1027417A publication Critical patent/JPH1027417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/04Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the shape
    • G06K19/041Constructional details
    • G06K19/042Constructional details the record carrier having a form factor of a credit card and including a small sized disc, e.g. a CD or DVD
    • G06K19/044Constructional details the record carrier having a form factor of a credit card and including a small sized disc, e.g. a CD or DVD comprising galvanic contacts for contacting an integrated circuit chip thereon

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードへの記録又はカードからの記録読み出
しを正確な位置で行なうカードライタ及びカードリーダ
を得る。 【解決手段】 外部から交換自在に挿入される情報記録
用の長方形平板状のカードの短辺幅以内の径で回転しな
がらカードに円弧状トラックを形成し、情報を記録、又
は上記カードの円弧状トラックから記録を読み出すヘッ
ドと、このヘッドを回転するターンテーブルと、上記カ
ードを上記ヘッドに対し所定の位置に位置決め保持する
カード保持機構と、上記ヘッドに記録信号を供給又は上
記ヘッドからの記録信号を再生する記録再生回路と、上
記ターンテーブル又は上記カードを上記ヘッドに対して
上記カードの長手方向に相対移動させる移動機構と、上
記ヘッドの回転を検出し、出力を出す検出機構と、この
検出機構の出力により上記カードへの記録又は上記ヘッ
ドの記録再生を開始する録再開始手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶媒体として磁気
カードまたは光カードを用いるカードリーダまたはライ
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は特開平7-262684号公報に示され
た従来のカードリーダの内の磁気カードリーダ、特にそ
のヘッド搭載部分(ヘッドアセンブリ)の構造について
説明するものである。
【0003】図においてターンテーブル3には磁気ヘッ
ド2a、2bが搭載され矢印ハの方向に一定の速度で回
転する。上記磁気ヘッド2a、2bはジンバルバネ(主
に上下に動く平面バネ)5に載置されており、上記のタ
ーンテーブル3よりも僅かに上に突出するように取り付
けられている。そして上記磁気ヘッド2a、2bが磁気
カード1を押し上げる方向に力が働く。この従来の装置
では2個の磁気ヘッド2a、2bを用いたが、1個の場
合にはターンテーブル3の回転の均一性を保つために、
ダミーヘッド(場合によっては磁気ヘッドでも良い)を
付けることもある。
【0004】この従来の装置では磁気ヘッド2a、2b
が回転する構造であり、磁気ヘッドの記録再生用コイル
の入出力線と記録再生回路を電気的に接続することが困
難なため、VTRなどで用いられているロータリトラン
スまたはスリップリングを使用している。即ち、記録再
生回路からロータリトランスまたはスリップリングを介
して磁気ヘッドのコイルに記録電流を流し、磁気ヘッド
からの再生信号はロータリトランスまたはスリップリン
グを介して記録再生回路に伝達する。
【0005】直流モータ8はフロッピーディスク装置な
どで用いられている偏平型のもので、回転軸4は直流モ
ータ8のロータ部の回転軸でもあり、この回転軸4が回
転することによってターンテーブル3が回転する。
【0006】図12(a)はこのターンテーブル3の平
面図を、(b)は断面図を示し、磁気ヘッドは2aの1
個のみを搭載した図である。ターンテーブル3は平坦な
形状をしており、この外周部にベース7に固定された円
筒状部材6が設けられ、ターンテーブル3が円筒状部材
6の内側で回転しても、円筒状部材6はベース7に固定
されているので回転しない。
【0007】この様に構成されたヘッドアセンブリが回
転しながら磁気カード1の長手方向に磁気カード1に対
し相対的に移動すると、磁気カード1上には図13に示
すようなトラック9が形成される。 図13は、磁気カ
ード1上の円形のトラック9を示した図であり、磁気カ
ード1の記録媒体面に1つ、または2つの磁気ヘッドで
データを記録した場合のトラック軌跡を示している。磁
気ヘッド2aと2bの回転中心は磁気カード1の横方向
の中心線X−Y上に置き、また、記録トラック9の半径
が磁気カード1の縦の長さ(短辺の長さ)の半分以下に
なるように設定されている。
【0008】図14は、磁気ヘッドを相対的に磁気カー
ド1の左方向に等ピッチ(長さP)で移動させ、半径R
の記録トラック9を複数個形成した場合の記録トラック
を示している。図において記録トラック9を複数設ける
と、記録トラック9重なり合う部分が生じるので、図中
破線で示す外側の記録不可能な領域A、Bが磁気カード
1の上下に発生する。
【0009】図15に示す従来のカードリーダは、案内
機構により移動方向以外への動きを規制されたキャリッ
ジベース12と、このキャリッジベース12と対向する
カードホルダ18により磁気カード1を挟んで磁気カー
ド1を移動させる構造にされている。更に、磁気カード
1には2箇所以上の位置決め穴を設けると共に、キャリ
ッジベース12の対応する位置に位置決めピンを備え、
これを上記位置決め穴に嵌合させて、磁気カード1を搬
送するようにしてキャリッジベース12に対する磁気カ
ード1の位置を正確に合せる構造にされている。この位
置決めピンの磁気カード1への挿入のためには、キャリ
ッジベース12の移動に連動してカードホルダ18をキ
ャリッジベース12側に移動させ、それにつれて両者の
間に挟まれた磁気カード1もキャリッジベース12側に
移動するようにされ、更に、上記位置決めピンはキャリ
ッジベース12に対して上下動可能にされている。
【0010】図16(a)、(b)は、図15のA−A
断面図であり、(a)は磁気カード1の装着途中、
(b)は磁気カード1の装着終了を示し、図17はキャ
リッジベース12の斜視図である。図15〜図17にお
いて、1は磁気カード、10は上記磁気カード1を搬送
するための駆動ローラ、11は上記駆動ローラ10と対
向する位置にある保持ローラ、12はガイドロッド15
と摺動自在に嵌合し、図示X−Y方向に移動可能なキャ
リッジベース、16はステッピングモータ、17はこの
ステッピングモータ16の出力軸に同軸状に結合された
リードスクリューである。上記キャリッジベース12の
端部にはニードル14aと加圧バネ14bが取り付けら
れている。上記リードスクリュー17とこのニードル1
4aは係合し、反対側から上記加圧バネ14bが、上記
リードスクリュー17と上記ニードル14aの係合が外
れないように加圧している。
【0011】18はカードホルダであり、このカードホ
ルダ18の側壁4隅に植設された4本のピン18a、1
8b、18c、18dが上記キャリッジベース12に設
けられた溝カム19a、19b、19c、19dと係合
している(ピン18cは図示せず)。20は引張りバネ
で、この一端は、上記キャリッジベース12の側面部に
固定され、他端が上記カードホルダ18の側面部に固定
されている。そして上記ピン18a〜18dが上記溝カ
ム19a〜19dに沿って下降する方向の弾発力を発生
している。
【0012】21は上記カードホルダ18後端部に取り
付けられ、Y方向の弾発力を発生するカード付勢バネ、
22、23は装置ベース(図示せず)に対して固定され
たストッパであり、パッド相当部分である上記カードホ
ルダ18が、矢印Y方向に移動してきたときにこのスト
ッパ22、23に当接し、Y方向への移動を阻止され
る。
【0013】13は上記カードホルダ18に固定された
加圧パッドである。 また、図17に示すように、上記
キャリッジベース12にはX−Y方向に移動した時に、
ターンテーブル3と干渉しないように、長円形のターン
テーブル移動穴12aが設けられている。
【0014】次に、この機構の動作を説明する。図15
の状態のA−A断面が図16(a)であり、これが磁気
カード1の挿入、排出可能な状態である。この状態で磁
気カード1が駆動ローラ10と保持ローラ11の間に挿
入され、図示していないカードセンサAが磁気カード1
を検出すると駆動ローラ10が回転を開始し、磁気カー
ド1はキャリッジベース12と加圧パッド13の間の空
間に送られる。磁気カード1が駆動ローラ10により更
に送られ、カード付勢バネ21に当接するとカード付勢
バネ21が磁気カード1をY方向に付勢する。しかし、
駆動ローラ10の発生する搬送力がこの付勢力よりも大
きいので、磁気カード1は駆動ローラ10よりY方向
側、即ち、装置前方に押戻されることはない。更に、図
示していないカードセンサBが磁気カード1が完全にカ
ードホルダ18内に移動したことを検出すると、ステッ
ピングモータ16が回転してキャリッジベース12をX
方向に移動させる。するとカードホルダ18は、溝カム
19a〜19dとピン18a〜18dの作用により、X
−Y方向の位置は変わらずにC方向に移動、即ち、下降
するので、磁気カード1は図16(b)のように、加圧
パッド13とキャリッジベース12の間に挟まれる。加
圧パッド13が下降を完了し、磁気カード1を十分に押
圧すると、磁気カード1とカードホルダ18はキャリッ
ジベース12と共にX方向に移動する。これにより、磁
気カード1はキャリッジベース12に対してすべりを生
じないでランダムアクセスが可能になる。
【0015】磁気カード1を排出する時は、キャリッジ
ベース12をステッピングモータ16とリードスクリュ
ー17の動作により、矢印Y方向に移動させる。この
時、同時にカードホルダ18も移動し、その前端部がス
トッパ22、23に当接するとY方向への移動が阻止さ
れるが、キャリッジベース12が更に移動を続けると、
溝カム19a〜19dとカードホルダ18のピン18a
〜18dの作用により、カードホルダ18が図16
(a)の位置まで上昇する。磁気カード1はパッド13
による押圧を解除され、また、カード付勢バネ21によ
りY方向に付勢されているので、駆動ローラ10と保持
ローラ11の間に押戻される。ここで駆動ローラ10が
回転を始めると、磁気カード1は装置外に排出される。
【0016】図18は、上記従来装置のキャリッジベー
ス12に、2本の位置決めピン24a〜24bを設けた
ものである。この時使用する磁気カード1には図19の
ように、位置決め穴25a〜25bが設けられている。
【0017】次に従来の装置における送り機構で、ラン
ダムアクセスの際キャリッジベース12は移動せずター
ンテーブル3が磁気カード1の長手方向に移動するよう
にしたものを示す。
【0018】以下、この従来の装置について、図20〜
図22を用いて説明する。これ等の図において、26は
ターンテーブル3を搭載しガイドロッド15と摺動自在
に嵌合しているキャリアであり、このキャリア26には
ニードル27及び加圧バネ28が取り付けられている。
リードスクリュー17とこのニードル27は係合し、反
対側から上記加圧バネ28がこの係合が外れないように
加圧している。
【0019】また、キャリッジベース12は図示してい
ない固定部材によって、装置ベース7に対して固定され
ており、カードホルダ18の幅方向内寸Lはキャリッジ
ベース12の幅方向外寸Nより大きい。
【0020】カードホルダ18の側面には、長円形の穴
A29が設けられている。30、31はそれぞれ装置ベ
ース7に固定されたホルダA及びホルダBであり、ホル
ダB31には長円形の穴B32が設けられている。
【0021】33は一端がホルダA30に回動自在に取
り付けられ、他端が穴A29に摺動自在に嵌合している
アームA、34は一端がホルダB31の穴B32に摺動
自在に嵌合し、他端がカードホルダ18に回動自在に取
り付けられているアームBであり、このアームAとアー
ムBはそれぞれの中央で回動自在に係合しており、平行
リンクを形成している。
【0022】35は上記キャリア26に一端が固定さ
れ、他端が上記アームB34の端部に固定されているワ
イヤである。
【0023】以上の構成において、キャリア26がX方
向に移動し、磁気ヘッド2a又は2bが磁気カード1の
最奥トラックよりも、更にX方向側に移動すると、ワイ
ヤ35が緊張しアームB34の端部をX方向に引っ張
る。これによりカードホルダ18が上昇し、磁気カード
1の搬入、搬出の可能な状態になる。磁気カード1の挿
入後キャリア26がY方向に移動するとワイヤ35は緩
み、カードホルダ18が下降し、記録再生の可能な状態
となる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な構造の装置
において磁気ヘッドでトラック上に情報を記録する場
合、トラックの記録開始点を検出して、記録再生回路を
動作させる必要がある。従来の装置では図14において
磁気ヘッドが破線の外側から内側にむけて進行し、トラ
ック9と破線の交点に達した時に記録を開始するよう
に、磁気ヘッドの位置を検出する必要がある。またすで
に記録が行われている磁気カードにおいては、この点に
磁気ヘッドが達したときに再生を開始するようにしても
よい。しかしこの磁気ヘッドの方向の検出が従来の装置
においては行われていなかった。
【0025】図14に示すトラックにおいて、図中破線
の外側の部分を磁気ヘッドが走査している時は情報の記
録または再生が行われていない。従来の装置においては
ヘッドが左右一対のトラックの記録または再生が終了
し、隣接トラックに移動するには、左右一対のトラック
の記録または再生後、磁気ヘッドが1回転以上した後に
移動するシーケンスになっていた。しかしこれでは図1
4の破線の外側の部分を磁気ヘッドが走査している間は
磁気ヘッドの移動に関しては無駄な時間となり、複数の
トラックの記録再生には時間がかかってしまうという問
題点がある。
【0026】また、図20〜図22に示したように、磁
気カードとターンテーブルのカード長手方向に対する相
対的な移動はターンテーブルの移動により行う方式の従
来装置において、ターンテーブルの回転のためにターン
テーブルの軸と直結された直流モータを使用すると、移
動する部分に重量の大きな直流モータが搭載されている
ため、ターンテーブルの移動のために大きな動力が必要
になり、またターンテーブルの移動に時間がかかるとい
う問題点があった。
【0027】さらに一般に装置内の位置決めピンとター
ンテーブルの相対的な位置関係は、装置組み立て時に調
整を行ったり、部品の精度をあげることにより、正確に
することが可能である。しかし従来の装置のように、予
め位置決め穴を設けてある磁気カードを位置決めピンで
位置決めする方式では、磁気カードの装着時に位置決め
の誤差が発生し、各磁気カードごとに位置決め穴とター
ンテーブルの相対的な位置関係に誤差が発生する。この
状態でトラックに情報を記録すると、位置決め穴とトラ
ックの相対的な位置関係が不正確になる。この磁気カー
ドを他の装置で再生する際にその装置の位置決めピンで
磁気カードを位置決めするため、記録時と同様に磁気カ
ードの位置に誤差が生じ、位置決め穴と磁気ヘッドの位
置が正確に合わない。すなわち従来の予め位置決め穴を
設けてある磁気カードに情報を記録する方式では、記録
時に磁気カードの位置決め穴とトラックの間に相対的な
位置の誤差が発生し、その上再生時に位置決め穴と磁気
ヘッドの相対的な位置に誤差が発生するという2つの誤
差の要因を含んでいるので、再生時に磁気ヘッドとトラ
ックの位置が合わず、正確な再生が困難になることがあ
った。
【0028】またさらに、従来装置において磁気カード
の位置決めにピンを使用する場合、磁気カードの装置内
への装着の際、先にヘッドアセンブリ周辺の円筒状部材
に磁気カードが接触し、ついで位置決めピンと勘合して
位置決めするという形式では、位置決めピンによって磁
気カードが位置決めされる際に円筒状部材と磁気カード
の間の摩擦力が位置決めの障害になるという問題があっ
た。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
カードライタ又は請求項8に係るカードリーダにおいて
は、ヘッドのカードに対する位置関係を検出する検出手
段を設け、この検出手段の出力を基準に記録再生回路を
動作させるようにした。
【0030】本発明の請求項2に係るカードライタ又は
請求項9に係るカードリーダにおいては、ヘッドのカー
ドに対する位置関係を検出する検出手段の出力から所定
の遅延時間後に記録又は再生回路を動作させるように
し、上記遅延時間はゼロを含む可変に設定可能とした。
【0031】本発明の請求項3に係るカードライタ又は
請求項10に係るカードリーダにおいては、ヘッドが記
録または再生トラック上にない間にヘッドがカードの長
手方向に相対移動するようにした。
【0032】本発明の請求項4に係るカードライタ又は
請求項11に係るカードリーダにおいては、カードの長
手方向に対するヘッドの相対的な移動に関して、ヘッド
を移動させるようにし、かつターンテーブルを回転させ
るモータを装置のベース上に固定し、ターンテーブルを
搭載したキャリッジ上にターンテーブル回転用プーリ
を、更にキャリッジを挟んでモータと反対側に装置のベ
ース上に固定されたプーリとを設け、モータ軸のプーリ
と各プーリとをベルトで連結して、モータの回転を伝達
し、さらにモータと装置のベース上に固定されたプーリ
を結ぶ直線はヘッドアセンブリの移動方向と平行にし
た。
【0033】本発明の請求項5に係るカードライタにお
いては、カードに情報を記録する際にカードに位置決め
用の穴をあける穴あけ手段を設け、この穴あけ手段が穿
孔した穴を保持したままの状態で情報の記録を行うよう
にした。
【0034】本発明の請求項6に係るカードライタにお
いては、穴あけ手段にパンチを用い、パンチがカードを
貫通したままの状態で情報の記録を行うようにした。
【0035】本発明の請求項7に係るカードライタ又は
請求項12に係るカードリーダにおいては、装置にカー
ドを装着する際にカードは位置決めピンと接触した後に
ターンテーブル外周部の円筒状部材と接触するようにし
た。
【0036】
【発明の実施の形態】以下の本発明によるカードリーダ
またはカードライタに関する説明において、従来の装置
と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省
略するものとする。 実施の形態1.図1は本発明によるカードリーダまたは
ライタの磁気ヘッドの回転機構部の実施の形態1におけ
る斜視図であり、図11に示した従来の装置と同様に、
ターンテーブル3は磁気ヘッド2a、2bを乗せて矢印
ハの方向に一定の速度で回転する。磁気ヘッド2a、2
bはジンバルバネ5に乗せられており、上記のターンテ
ーブル3よりも僅かに上に飛び出すように取り付けられ
ている。
【0037】直流モータ8はフロッピーディスク装置な
どで用いられている偏平型のもので、回転軸4は直流モ
ータ8のロータ部の回転軸でもあって、この回転軸4が
回転することによってターンテーブル3が回転する。タ
ーンテーブル3は平坦な形状をしており、この外周部に
ベース7に固定された円筒状部材6が設けられている。
ターンテーブル3が円筒状部材6の内側で回転しても、
円筒状部材6はベース7に固定されているので回転しな
い。
【0038】図2は本実施の形態1によるカードリーダ
またはライタによってカード上に描かれたトラックを示
すものであり、図において磁気ヘッドは矢印ハの方向に
回転するものとする。従来の装置と同様に回転中心01
に対しては実線で示す2本の円弧状トラックT11、T
12が記録領域であり、所定の間隔をへだてた回転中心
02に対しては同様に実線で示すT21、T22が記録
領域である。
【0039】これらのトラックに情報を記録する際に
は、磁気ヘッドがトラックの開始点ア及びイに到達した
ことを検出し、記録再生回路はそれに対応して動作する
ということが必要になる。
【0040】そのため本実施の形態1ではターンテーブ
ルの回転方向を検出し、ヘッドがトラックの開始点に到
達したことを検出するための検出機構を設けた。 (実施例1)図1はその1例を示す図であり、ターンテ
ーブル3の外周で磁気ヘッド2aと回転軸4の中心を結
ぶ線の延長上の点にマグネット40を取り付けた。さら
に円筒状部材6を切り欠いて開口部41を設け、上記マ
グネット40からの磁気を検出する磁気センサ42を設
けた。上記マグネット40とこの磁気センサ42で検出
機構を構成している。上記磁気センサ42の取り付け位
置はカードの長手方向と角度αを持ち、磁気ヘッドの回
転中心が図2における01にあるときのトラック開始点
アに対応している。この実施例1において磁気ヘッド1
3aがトラック開始点アに到達すると、磁気センサ42
が上記マグネット40の磁力を検出し、録再開始手段で
あるタイマー(図示せず)に出力する。この場合はタイ
マーの設定時間がゼロであるから、上記マグネット40
の磁力検出と同時に記録再生回路が動作を始める。磁気
ヘッドが2個(2a、2b)設けられている場合は、ト
ラックT11、T12を同時に記録することが可能であ
る。
【0041】磁気ヘッドが1個(2a)の場合はトラッ
クT11の記録を開始すると同時に上記タイマーを起動
し、磁気ヘッドの半回転分の時間が経過した後に上記タ
イマーの別端子からの出力によりトラックT12の記録
を開始する。あるいは直流モータ8の回転を検出する光
学式あるいは磁気式のロータリエンコーダを使用し、こ
のロータリエンコーダから半回転相当のパルスが出力さ
れた時点でトラックT12の記録を開始する。
【0042】また磁気ヘッドが1個(2a)の場合、上
記磁気センサ42と軸4を挟んで180度対向する位置
に第2の磁気センサ43(図示せず)を設けてもよい。
この第2の磁気センサ43が上記マグネット40を検出
すると同時に記録再生回路が動作を開始し、トラックT
12の記録を開始する。
【0043】(実施例2)上記実施例1ではマグネット
40と磁気センサ43を使用する例を示したが、ターン
テーブル3の外周部を光の反射率の低い面とし、マグネ
ット40を取り付けた位置と同じ場所のみ反射率の高い
面として、これを反射型の光センサで検出してもよい。
またこれとは逆にターンテーブル3の外周部を光の反射
率の高い面とし、マグネット40を取り付けた位置と同
じ場所のみ反射率の低い面として、これを反射型の光セ
ンサで検出してもよい。
【0044】実施例1、2において磁気センサあるいは
磁気ヘッドの位置検出後、一定の時間後から記録を開始
してもよい。
【0045】(実施例3)図3において磁気センサ42
は回転軸4の中心から延長された直線がカードの長手方
向と直交する位置に取り付けられている。この磁気セン
サ42がマグネット40を検出した時点で磁気ヘッド2
aは図2に示す点Qにあることになる。この時から磁気
ヘッド2aが図3における角度β(すなわち90°−
α)を回転しトラックT11の開始点アに達するのに要
する時間を録再開始手段であるタイマーでカウントし、
この時間経過後記録再生回路を動作させ、所定の情報を
トラックT11に記録する。また磁気ヘッド2aが点Q
にある時点からトラックT12の開始点イに達するのに
要する時間をタイマーでカウントし、この時間後トラッ
クT12に情報を記録する。またトラックT11への記
録終了後にタイマーを起動して、所定時間経過後トラッ
クT12への記録を開始してもよい。
【0046】(実施例4)実施例3において、磁気セン
サ42がマグネット40を検出した時点から記録回路が
動作を開始するまでの時間を可変とすれば、角度αおよ
びβを変更できるので、トラックの長さやパターンを任
意に変更できる。
【0047】またこの遅延時間を調整することにより、
ターンテーブルアセンブリに設けたマグネットや反射率
の異なる部分の位置と磁気ヘッドの相対的な位置関係が
若干ずれていてもトラックの先頭を正確な位置に調整す
ることができるという効果がある。またセンサの取り付
け位置のずれに対しても同様に調整によってトラックの
先頭を正確な位置に調整することができる。
【0048】(実施例5)上記実施例4および5におい
て、録再開始手段はタイマーの代わりに実施例1のよう
に直流モータ8の回転を検出するロータリエンコーダを
用いてもよい。
【0049】(実施例6)上記実施例では、磁気ヘッド
の検出後、記録再生回路が動作して情報の記録を行う例
を示したが、情報の再生を行なう為に記録再生回路を動
作させる際に利用してもよい。また上記実施例では磁気
カードリーダについて述べたが、光カードリーダでも応
用可能である。
【0050】実施の形態2.本実施の形態2において
は、図2におけるトラックT11、T12での記録また
は再生が終了した後、1ステップ移動してトラックT2
1、T22の記録または再生を開始する際、磁気ヘッド
がトラックT12の終了点ウを通過した後即座にヘッド
送り機構が動作してヘッド回転中心が02に移動し、磁
気ヘッドが1回転以上することなくトラックT21の開
始点エから走査を開始する。
【0051】磁気ヘッドがトラックT12の終了点ウを
通過した後トラックT21の開始点エに達する時間T
は、磁気ヘッドの回転数を毎分R回転とすると T=(60/R)×(2×β/360)×40(msec) で表わされる。例えばR=450、β=40°とすると T=29.6(msec) となり、この時間内にヘッド送りが完了し、次のトラッ
クでの記録再生ができる状態になれば、情報の記録再生
を行っていない期間にヘッド送りが完了するので時間の
無駄がなくなり、記録再生に要する時間を短縮すること
が可能となる。
【0052】磁気ヘッドがトラックT12の終了点ウに
達したことを検出し、この検出出力によりステッピング
モータ(図示せず)を備えたヘッド送り機構を動作さ
せ、ヘッド回転中心を02に移動する。この検出は、ト
ラックT12に所定の情報を記録し終わった時点として
もよいし、タイマーを使用し磁気ヘッドが点Qに達した
時からの時間、あるいは点ア、点イからの経過時間で検
出してもよい。またタイマーの代わりにロータリエンコ
ーダを使用して、時間の代わりにスピンドルモータ8の
回転角度で管理してもよい。
【0053】実施の形態3.上記の実施の形態ではター
ンテーブル3は直流モータ8に同軸状に結合されて直接
駆動されるものであったが、ターンテーブル駆動用モー
タからベルトを介してターンテーブルに回転が伝達され
てもよい。本実施の形態はターンテーブル駆動用モータ
からベルトを介してターンテーブルに回転が伝達される
形式であり、さらに磁気カードとターンテーブルの相対
的な移動はターンテーブルが移動する形式であるが、タ
ーンテーブル駆動用モータは移動しないので移動部の重
量が小さく、移動に要する動力が少なく、移動に要する
時間も短くなる。
【0054】図4において44は装置ベース45に固定
されたターンテーブル駆動用モータ(以後スピンドルモ
ータと呼ぶ)、46はこのスピンドルモータ44の軸に
取り付けられた第1のプーリ、47は上記装置ベース4
5に植設されたピン(図示せず)に回転自在に取り付け
られた第2のプーリ、48はキャリッジ、49はこのキ
ャリッジ48を回転自在に貫通するシャフト、50はこ
のシャフト49の一端に固定された第3のプーリ、51
は上記シャフト49の他端に固定されたターンテーブル
であり、この上に磁気ヘッド52が搭載されている。
【0055】53、54はそれぞれ上記キャリッジ48
上に植設されたピン(図示せず)に回転自在に取り付け
られた第1のアイドラプーリ、および第2のアイドラプ
ーリ、55は上記第1のプーリ46、第2のプーリ4
7、第3のプーリ50、第1のアイドラプーリ53、第
2のアイドラプーリ54に図のように巻き付けられたゴ
ムベルト、56は上記装置ベース45に固定されたガイ
ドロッド、57、58はそれぞれ上記キャリッジ48に
固定され、上記ガイドロッド56と摺動自在に勘合して
いる軸受け1、軸受け2である。59は上記装置ベース
45に固定されたステッピングモータであり、その出力
軸にはリードスクリュー60が形成されている。61は
上記キャリッジ48に設けられた突出部であり、ここに
ニードル62が形成されており、このニードル62が上
記リードスクリュー60と勘合している。また63は上
記キャリッジ48上の上記ターンテーブルの外周部に近
接して固定された円筒状部材である。図4のスピンドル
モータ45、第1のプーリ46、第2のプーリ47、第
3のプーリ50、第1のアイドラプーリ53、第2のア
イドラプーリ54、ターンテーブル51、ゴムベルト5
5の関係を図5に示す。
【0056】この構造において、図示していないカード
装着機構により磁気カード64が円筒状部材63の上に
搭載されると、スピンドルモータ44が回転を開始し、
この回転がゴムベルト55を介してターンテーブル51
に伝達され、磁気カード64への情報の記録再生が可能
になる。この時上記ステッピングモータ59が回転する
とその回転方向により、キャリッジ48は図4における
矢印X−Y方向に移動し、隣接トラック、または遠隔ト
ラックでの記録再生が可能になる。このようにキャリッ
ジ48が移動してもゴムベルト55の長さは一定であ
り、張力も一定であるため一定の回転速度が維持され
る。
【0057】実施の形態4.従来装置では磁気カードに
は予め位置決め用の穴が設けられているものを示してい
るが、本実施の形態では磁気カードに書き込む際に磁気
カードに位置決め穴を開ける例を示す。図6において6
5はキャリッジベース12に設けられた円形穴(1)、
66は同じくキャリッジベース12に設けられた長円形
穴(1)、67は上記穴(1)65を摺動自在に貫通す
るパンチA、68は上記長円形穴(2)66を摺動自在
に貫通するパンチBである。69は硬質の材料からなる
パッドであり、上記パンチA67に対向する位置に円形
穴(2)70、上記パンチBに対向する位置に長円形穴
(2)71が設けられている。上記パンチA67、パン
チB68はそれぞれ図示しない突き出し機構により上方
に突き出され、上記円形穴(2)70および長円形穴
(2)71に下方から進入することが可能である。
【0058】磁気カード1が装着されていないときは、
図7(a)ようにパンチA57、パンチB58はキャリ
ッジベース12の上面72より低い位置にある。この構
造において、図示しないローディング機構によりカード
が装着され円筒状部材6上に搭載されると上方よりパッ
ド69が下降し磁気カード1を円筒状部材6との間に挟
む形になる。ここでパンチA67およびパンチB68が
図示しない昇降機構の動作によって上昇すると、それぞ
れ磁気カード1にパンチA67とパンチB68と同じ形
状である円形の穴および長円形の穴を形成した後、パッ
ドに設けられた円形穴(2)70および長円形穴(2)
71に進入する。すると図7(b)のようにパンチA6
7とパンチB68が磁気カード1を貫通した状態のまま
ターンテーブル3の回転が開始され、磁気カード1への
情報の記録再生が開始される.さらに図示しない送り機
構によりターンテーブル3が磁気カード1の長手方向に
移動されて連続的にトラックが形成される.
【0059】なおパッド69を透明なものにすれば、装
置外部から磁気カード1を見ることができる。
【0060】実施の形態5.本実施の形態では磁気カー
ドの装着時に磁気カード1は位置決めピンに接触した後
に、円筒状部材6に接触するようにした。磁気カード1
が先に円筒状部材6に接触すると磁気カード1と円筒状
部材6の間の摩擦によって磁気カード1の動きが拘束さ
れるため、位置決めピンによる位置決めが正確に行えな
くなる。
【0061】図8〜図10において、キャリッジベース
12の両側面に設けられた溝カムは、図9に示すように
位置決めピンのある側と反対側の溝カム80は途中屈曲
点80aを持っている。同様に溝カム81も、途中屈曲
点81aを持っている。図10は図8の矢視P方向の図
で、溝カム19dと溝カム80を重ねて見たものであ
り、位置決めピン(24a)(24b)の側の方がカー
ドホルダ18の下降開始時、反対側に比べて下降速度が
早くなるような形状になっている。したがってカードホ
ルダ18は下降開始時、位置決めピン24a、24bの
ある側の方が低くなるように傾斜して下降するので、磁
気カードは装着される際に位置決めピン25a、25b
に接触した後円筒状部材6に接触する。したがって位置
決めピンによって磁気カードが位置決めされる際に円筒
状部材と磁気カードの摩擦力が磁気カードの動き拘束す
ることを回避することができる。
【0062】
【発明の効果】この発明のカードリーダまたはカードラ
イタは以上に述べた構成となっているので、以下の効果
がある。
【0063】請求項1及び請求項8の発明によれば、ト
ラックへの情報の書き込みまたは読み出しは、上記ヘッ
ドの回転を検出し、出力を出す検出機構と、この検出機
構の出力を基準にして上記カードへの記録開始を制御す
る録再開始手段により行なうので、トラックの正確な位
置で行なうことができる。
【0064】請求項2及び請求項9の発明によれば、検
出機構の発生出力から所定の遅延時間後に開始されるよ
うにしたので、この遅延時間を変更することによりトラ
ックの記録再生部の長さやパターンを任意に変更できる
という効果がある。
【0065】またこの遅延時間が調整できるので、検出
機構の特性的なバラツキや検出機構の取り付け位置のず
れ及び検出機構の位置と磁気ヘッドの相対的な位置関係
が若干ずれていてもトラックの先頭を正確な位置に調整
することができるという効果がある。
【0066】また請求項3及び請求項10の発明によれ
ば、磁気ヘッドが同一回転中心に対する2本のトラック
の非記録区間を走査中に磁気カードと磁気ヘッドがカー
ド長手方向に対して相対運動するようにしたので、複数
トラックにわたって記録再生する際の時間が短縮できる
という効果がある。
【0067】また、請求項4及び請求項11の発明によ
れば、磁気カードと磁気ヘッドの相対的な移動は、固定
された磁気カードに対して磁気ヘッドが移動する形式で
あり、かつ装置ベースに夫々固定された第1のプーリと
第2のプーリの間でかつこの第1のプーリと第2のプー
リを結ぶ直線と平行な方向に磁気ヘッドが移動する構成
とするのでキャリッジが移動してもゴムベルトの長さは
一定であり、張力も一定であるため一定の回転速度が維
持される。
【0068】請求項5の発明によれば、磁気カードを磁
気ヘッドに対し所定の位置に位置決めする際、上記カー
ド保持機構に上記カードの所定位置に穴を穿孔し、この
穿孔した穴を保持して、位置決めする穴あけ機構を設け
ているので、磁気カード上に形成されるトラックと磁気
ヘッドとの位置が合いやすく、再生時、再生が困難にな
ることが少なくなる効果がある。
【0069】また請求項6の発明によれば、穴あけ機構
はパンチにより構成されているので、パンチが磁気カー
ドを貫通した状態のまま記録を行うと、磁気カード上に
形成されるトラックと位置決め穴の位置関係は、ターン
テーブルの回転中心とパンチの相対的な位置関係のみか
ら決定されるので位置が正確になる.すなわち再生時の
磁気ヘッドとトラックの位置が合いやすく、再生が困難
になることが少なくなる効果がある。
【0070】さらに請求項7及び請求項12の発明によ
れば、磁気カードは装着される際に位置決めピンに接触
した後円筒状部材に接触するので位置決めの際、円筒状
部材との摩擦が障害になることがなくなり、位置決めが
正確になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるカードライタの磁気
ヘッド回転機構の斜視図である。
【図2】 本発明の一実施例であるカードライタによる
カード上のトラックを示す図である。
【図3】 本発明の他の実施例であるカードライタの磁
気ヘッド回転機構を示す斜視図である。
【図4】 ターンテーブル回転にベルトを使用する実施
例の斜視図である。
【図5】 図4の平面図である。
【図6】 記録の際に磁気カードに穴をあける実施例の
斜視図である。
【図7】 図6の動作状態変化の縦断面図である。
【図8】 装着時磁気カードが円筒状部材より位置決め
ピンに先に接触する実施例の斜視図である。
【図9】 屈曲点を有する溝カム部の部分拡大図であ
る。
【図10】 図8に示す矢視Pからの部分拡大図であ
る。
【図11】 従来のカードライタリーダのヘッドアセン
ブリの斜視図である。
【図12】 従来のターンテーブルの平面図と断面図で
ある。
【図13】 記録トラックの図である。
【図14】 複数の記録トラックの図である。
【図15】 従来のカードライタリーダのカード搬送機
構の斜視図である。
【図16】 図15のAーA断面図である。
【図17】 従来のキャリッジベースの斜視図である。
【図18】 従来のキャリッジベースに位置決めピンを
設けた図である。
【図19】 従来の磁気カードの位置決め穴の図であ
る。
【図20】 従来のカードライタの送り機構の斜視図で
ある。
【図21】 従来のカードライタリーダの送り機構の分
解斜視図である。
【図22】 従来のカードライタリーダの送り機構の側
面図である。
【符号の説明】
1:磁気カード、2a:磁気ヘッド、2b:磁気ヘッ
ド、3:ターンテーブル、4:回転軸、5:ジンバルバ
ネ、6:円筒状部材、7:装置ベース、8:直流モー
タ、23:スライダ、24:ヘッドギャップ部分、9:
記録トラック、49:フロントパネル、10:駆動ロー
ラ、11:保持ローラ、12:キャリッジベース、12
a:ターンテーブル移動穴、13:加圧パッド、14
a:ニードル、14b:予圧バネ板、15:ガイドロッ
ク、16:ステッピングモータ、17:リードスクリュ
ー、18:カードホルダ、18a:カードホルダのピ
ン、18b:カードホルダのピン、19:溝カム、2
0:引張りバネ、21:カード付勢バネ、22:ストッ
パ、23:ストッパ、24a:位置決めピン、24b:
位置決めピン、26:キャリア、27:ニードル、2
8:加圧バネ、29:穴A、30:ホルダA、31:ホ
ルダB、32:穴B、33:アームA、34:アーム
B、35:ワイヤ、40:マグネット、41:開口部、
42:磁気センサ、43:第2の磁気センサ、44:ス
ピンドルモータ、45:フレーム、46:プーリ
(1)、47:プーリ(2)、48:キャリッジ、4
9:シャフト、50:プーリ(3)、51:ターンテー
ブル、52:磁気ヘッド、53:プーリ(4)、54:
プーリ(5)、55:ゴムベルト、56:ガイドロッ
ド、57:軸受け1、58:軸受け2、59:ステッピ
ングモータ、 60:リードスクリュー、61:突出
部、62:ニードル、63:円筒状部材、64:磁気カ
ード、65:形穴(1)、66:長円形穴(1)、6
7:パンチA、68:パンチB、69:パッド、70:円
形穴(2)、71:長円形穴(2)、80:溝カム、8
0a:屈曲点、81:溝カム、81a:屈曲点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大口 真理子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から交換自在に挿入される情報記録
    用の長方形平板状のカードと、このカードの短辺幅以内
    の径で回転しながら上記カードに円弧状記録トラックを
    形成し、情報を記録するヘッドと、このヘッドが搭載さ
    れ、上記ヘッドを上記カードの短辺幅以内の径で回転す
    るターンテーブルと、上記カードを上記ヘッドに対し所
    定の位置に位置決め保持するカード保持機構と、上記ヘ
    ッドに情報記録信号を供給する記録回路と、上記ターン
    テーブルまたは上記カードを上記ヘッドに対して上記カ
    ードの長手方向に相対移動させる移動機構と、上記ヘッ
    ドの回転を検出し、出力を出す検出機構と、この検出機
    構の出力を基準にして上記カードへの記録開始を制御す
    る録再開始手段とを備えたことを特徴とするカードライ
    タ。
  2. 【請求項2】 上記録再開始手段は上記検出機構の出力
    から所定の遅延時間後動作する遅延手段で構成され、上
    記遅延時間はゼロを含み可変である構成にしたことを特
    徴とする請求項1記載のカードライタ。
  3. 【請求項3】 上記移動機構は上記ターンテーブルと上
    記カードの相対移動を上記ヘッドがトラックの非記録区
    間を走査中に行なう構成としたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項2の何れかに記載のカードライタ。
  4. 【請求項4】 上記ターンテーブルが載置されて、ター
    ンテーブルを移動させるキャリッジと、カードライタ装
    置のベースに固定されたモータと、このモータの回転軸
    に取付けられた第1のプーリと、この第1のプーリと所
    定距離を有し、同じく上記ベースに固定された第2のプ
    ーリと、上記ターンテーブルを回転させる第3のプーリ
    と、上記第1のプーリの回転運動を上記第2および第3
    のプーリに伝達するベルトとを備え、上記ターンテーブ
    ルを移動させるキャリッジは第1のプーリと、第2のプ
    ーリの間を移動し、かつ第1のプーリの回転の中心と第
    2のプーリの回転の中心を結ぶ直線と平行な方向に上記
    ターンテーブルが移動する構成としたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカードライタ。
  5. 【請求項5】 上記カード保持機構は上記カードを上記
    ヘッドに対し所定の位置に位置決めする際、上記カード
    の所定位置に穴を穿孔し、この穿孔した穴を保持して、
    位置決めする穴あけ機構を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4の何れかに記載のカードライタ。
  6. 【請求項6】 穴あけ機構はパンチよりなり、パンチが
    上記カードを貫いた状態のまま上記カードの位置決めを
    する構成とされたことを特徴とする請求項5に記載のカ
    ードライタ。
  7. 【請求項7】 上記ターンテーブルの外周部に配設され
    ると共に、上記キャリッジのベースに固定され、かつ上
    記ヘッドの回転平面と略同一平面を形成し、その上面で
    上記カードを支持する円筒状部材と、上記カードの位置
    決め用ピンを上記キャリッジに設け、装置への上記カー
    ドの装着時、上記カードと上記位置決めピンが嵌合後、
    上記カードと上記円筒状部材とが接触する構成にしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    カードライタ。
  8. 【請求項8】 外部から交換自在に挿入される情報が記
    録された長方形平板状のカードと、このカードの短辺幅
    以内の径で回転しながら上記カードの円弧状トラックに
    記録された情報を読み出す再生ヘッドと、このヘッドが
    搭載され、上記ヘッドを上記カードの短辺幅以内の径で
    回転するターンテーブルと、上記カードを上記ヘッドに
    対し所定の位置に位置決め保持するカード保持機構と、
    上記ヘッドからの情報再生信号を再生する再生回路と、
    上記ターンテーブルまたは上記カードを上記ヘッドに対
    して上記カードの長手方向に相対移動させる移動機構
    と、上記ヘッドの1回転を検出し、出力を出す検出機構
    と、この検出機構の出力を基準にして上記カードからの
    記録読み出し開始を制御する録再開始手段とを備えたこ
    とを特徴とするカードリーダ。
  9. 【請求項9】 上記録再開始手段は上記検出機構の出力
    から所定の遅延時間後動作する遅延手段で構成され、上
    記遅延時間はゼロを含み可変である構成にしたことを特
    徴とする請求項8記載のカードリーダ。
  10. 【請求項10】 上記移動機構は上記ターンテーブルと
    上記カードの相対移動を上記ヘッドがトラックの非記録
    区間を走査中に行なう構成としたことを特徴とする請求
    項8又は請求項9に記載のカードリーダ。
  11. 【請求項11】 上記ターンテーブルが載置されて、タ
    ーンテーブルを移動させるキャリッジと、カードリーダ
    装置のベースに固定されたモータと、このモータの回転
    軸に取付けられた第1のプーリと、この第1のプーリと
    所定距離を有し、同じく上記ベースに固定された第2の
    プーリと、上記ターンテーブルを回転させる第3のプー
    リと、上記第1のプーリの回転運動を上記第2および第
    3のプーリに伝達するベルトとを備え、上記ターンテー
    ブルを移動させるキャリッジは第1のプーリと、第2の
    プーリの間を移動し、かつ第1のプーリの回転の中心と
    第2のプーリの回転の中心を結ぶ直線と平行な方向に上
    記ターンテーブルが移動する構成としたことを特徴とす
    る請求項8乃至請求項10の何れかに記載のカードリー
    ダ。
  12. 【請求項12】 上記ターンテーブルの外周部に配設さ
    れると共に、上記キャリッジのベースに固定され、かつ
    上記ヘッドの回転平面と略同一平面を形成し、その上面
    で上記カードを支持する円筒状部材と、上記カードの位
    置決め用ピンを上記キャリッジに設け、装置への上記カ
    ードの装着時、上記カードと上記位置決めピンが嵌合
    後、上記カードと上記円筒状部材とが接触する構成にし
    たことを特徴とする請求項8乃至請求項11の何れかに
    記載のカードリーダ。
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