JPH10271818A - Dc/dcコンバータ装置 - Google Patents
Dc/dcコンバータ装置Info
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- JPH10271818A JPH10271818A JP8758497A JP8758497A JPH10271818A JP H10271818 A JPH10271818 A JP H10271818A JP 8758497 A JP8758497 A JP 8758497A JP 8758497 A JP8758497 A JP 8758497A JP H10271818 A JPH10271818 A JP H10271818A
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Abstract
るための機能を備えた、DC/DCコンバータ装置を提
供すること。 【解決手段】 前記半導体スイッチング素子の出力端子
と前記抵抗との接続点においてアノード端子を接続した
第1のダイオード17と、前記第1のダイオードのカソ
ード端子にベース端子を接続されエミッタ端子は前記半
導体スイッチング素子のオン・オフ駆動用回路部のグラ
ンドに接続されたNPN型トランジスタ18と、前記N
PN型トランジスタのコレクタ端子にベース端子を接続
されコレクタ端子は前記NPN型トランジスタのベース
端子に接続されたPNP型トランジスタ19と、前記半
導体スイッチング素子のオン・オフ用入力端子にアノー
ド端子を接続されカソード端子は前記NPN型トランジ
スタのコレクタ端子に接続された第2のダイオード20
と、前記PNP型トランジスタのエミッタ端子に正極側
を接続された第2の直流電源22とを備えたものであ
る。
Description
グ素子を過電流から保護するための機能を備えた、DC
/DCコンバータ装置に関するものである。
御することにより、入力側直流電源電圧を変換して所定
の直流出力電圧を作り出すDC/DCコンバータ装置は
従来より電子機器等の電源回路として広く使用されてい
る。図9に示す従来のDC/DCコンバータ装置は、直
流電源1と、主スイッチング素子としてのパワーMOS
FET2と、パルストランス(1次側)3と、パルスト
ランス(2次側)4と、ドレイン電流検出用抵抗5と、
ドレイン電流検出のRCフィルタ用抵抗31およびコン
デンサ32と、過電流検出用基準電圧28と、過電流検
出用コンパレータ29と、パワーMOSFET2の駆動
用回路部6と、パワーMOSFET2のゲート駆動用抵
抗8と、パルストランス2次側整流用ダイオード9と、
平滑用コンデンサ10と、パルストランス2次側整流電
圧検出用抵抗11及び12と、誤差電圧演算出力部13
と、パルストランス2次側整流電圧コントロール用基準
電圧27と、PWM変調部15と、過電流検出ラッチ用
フリップ・フロップ回路30と、ゲート出力回路16と
を備えている。
側出力電圧である平滑用コンデンサ10の端子間電圧の
変動を2次側出力電圧検出用抵抗11と12の接続点電
圧と2次側整流電圧コントロール用基準電圧27との差
電圧比較により検出し、この検出値に応じてパワーMO
SFETの駆動用回路部6によりパワーMOSFET2
のゲート端子に出力するオン・オフ制御用出力信号の時
間幅を変化させることにより、パワーMOSFET2の
オン期間を制御し、コンデンサ10の端子間電圧である
2次側出力電圧の安定化をはかっている。またFETド
レイン電流が設定値を越えた際には、そのことをドレイ
ン電流検出用抵抗5の端子間電圧について抵抗31とコ
ンデンサ32とによるRCフィルタ回路通過後の電圧値
を過電流検出用基準電圧28とで過電流検出用コンパレ
ータ29により比較検出し、過電流検出ラッチ用フリッ
プ・フロップ回路30を通してパワーMOSFET2の
ゲート端子へオフ信号を出力しかつ前記フリップ・フロ
ップ回路により過電流検出ラッチを行って次のPWM変
調部15からの出力により過電流検出ラッチがリセット
されるまでの1周期時間分のみパワーMOSFET2の
ゲート端子へのオフ信号出力を保持してFETドレイン
電流が過電流になるのを防止している。
成である図9では、コンデンサ10の端子間電圧である
2次側出力電源が短絡し、このコンデンサ10の端子間
電圧の低下を検出したパワーMOSFETの駆動用回路
部6がパワーMOSFET2のゲート端子に出力するオ
ン出力信号幅を増加させてFETドレイン電流を急激に
増大させ、このFETドレイン電流が設定値を越えた
際、その時点から過電流検出によるパワーMOSFET
駆動用回路部6のオフ信号出力動作までにおいて過電流
検出用コンパレータ29、過電流検出ラッチ用フリップ
・フロップ回路30等が間に入るためにその分時間遅れ
が発生し、さらにこの時間遅れが大きくなればなるほど
オフ信号出力開始からパワーMOSFET2のゲート蓄
積電荷を引き抜いてパワーMOSFETを実際にオフさ
せるまでの時間遅れも大きくなるので、図6( b) に示
すようにその間もFETドレイン電流は増加を続けるこ
とになる。
PWM変調部15からの出力により過電流検出ラッチが
リセットされて再びパワーMOSFETがオンするまで
のオフ期間中において低下するパルストランス中の磁束
量よりも前記パワーMOSFETのオン期間中、このオ
ン期間が長いために増加するパルストランス中の磁束量
の方が多くなるので、次のパワーMOSFETのオン開
始時は前回のオン開始時のドレイン電流よりもさらに大
きなドレイン電流値からのスタートとなりオフ直前のド
レイン電流値も同様に前回のオフ直前のドレイン電流値
よりもさらに大きな値となってしまう。こうして過電流
保護動作が働いているにも関わらずパワーMOSFET
のドレイン電流を押さえることができず、従って2次側
電源出力の短絡によるパワーMOSFETの過電流から
パワーMOSFETを保護できないという問題点があ
る。
て、半導体スイッチング素子を流れる電流値が設定値を
越えた際には瞬時に半導体スイッチング素子をオフ遮断
かつ遮断保持を行うことにより2次側電源出力の短絡時
においても半導体スイッチング素子を流れる電流値を押
さえて半導体スイッチング素子を保護することを可能と
するDC/DCコンバータ装置を提供することを目的と
するものである。
本発明は第1の直流電源と、前記第1の直流電源の正極
側に1次側入力端子を接続されたパルストランスと、ト
ランスの1次側入力のもう一方の端子に出力端子を接続
された半導体スイッチング素子と、出力端子を前記半導
体スイッチング素子のオン・オフ用入力端子に接続され
グランドは前記第1の直流電源の負極側に接続された、
前記半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動用回路部
と、前記半導体スイッチング素子のもう一方の出力端子
と前記半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動用回路
部のグランドとの間に接続された抵抗とからなるDC/
DCコンバータ装置において、前記半導体スイッチング
素子の出力端子と前記抵抗との接続点においてアノード
端子を接続した第1のダイオードと、前記第1のダイオ
ードのカソード端子にベース端子を接続されエミッタ端
子は前記半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動用回
路部のグランドに接続されたNPN型トランジスタと、
前記NPN型トランジスタのコレクタ端子にベース端子
を接続されコレクタ端子は前記NPN型トランジスタの
ベース端子に接続されたPNP型トランジスタと、前記
半導体スイッチング素子のオン・オフ用入力端子にアノ
ード端子を接続されカソード端子は前記NPN型トラン
ジスタのコレクタ端子に接続された第2のダイオード
と、前記PNP型トランジスタのエミッタ端子に正極側
を接続された第2の直流電源とを備えた。また、前記第
2の直流電源は、前記PNP型トランジスタのエミッタ
端子を前記半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動用
回路部の出力端子に接続した。また、前記第2の直流電
源は、前記パルストランスの2次側巻線のフライバック
時の出力電圧を整流してつくっている。
導体スイッチング素子に電流が流れると前記半導体スイ
ッチング素子の出力端子と前記半導体スイッチング素子
のオン・オフ駆動回路部グランド間に接続された抵抗の
端子間においてこの電流値に対応した電圧が発生する。
そうして2次側出力電源短絡によりこの抵抗端子間電圧
値が前記NPNトランジスタのベース・エミッタ間電圧
値と前記第1のダイオードの順電圧値との合計値に達す
るだけの電流(以下、これを過電流検出レベルとする)
が半導体スイッチング素子を流れると、半導体スイッチ
ング素子を流れる電流の一部が前記NPNトランジスタ
にベース電流として流れ込みこのNPNトランジスタを
オンさせる。これにより前記第2のダイオードを導通状
態にして前記半導体スイッチング素子の入力端子の電圧
値を下げるので、半導体スイッチング素子のオン・オフ
駆動回路部から半導体スイッチング素子の入力端子への
オン信号出力とは関わりなく半導体スイッチング素子の
入力端子は瞬時にオフ入力電圧印加状態となる。さらに
前記NPNトランジスタのオンにより前記PNPトラン
ジスタもオンすることになり、このPNPトランジスタ
のコレクタ電流がそのまま前記NPNトランジスタのベ
ース電流となるので、前記半導体スイッチング素子がオ
フして半導体スイッチング素子を流れる電流からの前記
NPNトランジスタへのベース電流供給がなくなっても
前記PNPトランジスタはオン動作を保持できることに
なり、従って半導体スイッチング素子の入力端子もオフ
入力電圧印加保持状態となる。
のエミッタ端子に正極側を接続された前記第2の直流電
源電圧がなくなるまで続くので、前記第2の直流電源電
圧をトランス中の磁束量が十分減少するだけの時間維持
できれば半導体スイッチング素子を流れる電流を押さえ
ることができ、従って半導体スイッチング素子を過電流
から保護できることになる。
求項1記載のDC/DCコンバータ装置から前記PNP
型トランジスタのエミッタ端子に正極側を接続された第
2の直流電源を、前記PNP型トランジスタのエミッタ
端子を前記半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動用
回路部の出力端子に接続して置き換えることで、過電流
検出レベルに達する電流により前記NPNトランジスタ
がオンして前記第2のダイオードを導通状態にし前記半
導体スイッチング素子の入力端子の電圧値を下げ、半導
体スイッチング素子の入力端子がオフ入力電圧印加状態
となった際に、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆
動回路部から半導体スイッチング素子の入力端子への出
力信号はオン信号出力でありこの出力電圧がそのまま前
記第2の直流電源の代わりとなるので、前記NPNトラ
ンジスタのオンにより前記PNPトランジスタもオンす
ることになり、このPNPトランジスタのコレクタ電流
がそのまま前記NPNトランジスタのベース電流となる
ので、前記半導体スイッチング素子がオフして半導体ス
イッチング素子を流れる電流からの前記NPNトランジ
スタへのベース電流供給がなくなっても前記PNPトラ
ンジスタはオン動作を保持できることになり、従って半
導体スイッチング素子の入力端子もオフ入力電圧印加保
持状態となる。
素子のオン・オフ駆動回路部から半導体スイッチング素
子の入力端子へのオフ信号出力によりリセットされるが
リセット後もこの出力はオフ信号出力となっているので
半導体スイッチング素子がオンすることはなく、また仮
にオンしたとしても、前述と同様に半導体スイッチング
素子のオフ動作が繰り返されるだけであり、従って前記
オフ保持状態は、前記半導体スイッチング素子のオン・
オフ駆動回路部からの次のオン信号出力までの1周期時
間持続されることになる。この場合半導体スイッチング
素子のオン時間が短くてトランス中の磁束量増加が小さ
いので、前記1周期分のオフ保持時間で十分にトランス
中の磁束量を減少できるので半導体スイッチング素子を
流れる電流を確実に押さえることができ、従って半導体
スイッチング素子を過電流から保護できることになる。
求項1記載のDC/DCコンバータ装置から前記PNP
型トランジスタのエミッタ端子に正極側を接続された第
2の直流電源を、前記トランスにおいて、前記半導体ス
イッチング素子のオン・オフ駆動用回路部のグランド側
に接続された2次側端子と、前記トランスの2次側のも
う1方の端子にアノード端子を接続された第3のダイオ
ードとを備えた上で、前記第3のダイオードのカソード
端子を前記PNP型トランジスタのエミッタ端子に接続
して置き換えることで、過電流検出レベルに達する電流
により前記NPNトランジスタがオンして前記第2のダ
イオードを導通状態にし前記半導体スイッチング素子の
入力端子の電圧値を下げて、半導体スイッチング素子の
入力端子が瞬時にオフ入力電圧印加状態となった際に、
前記第3のダイオードのカソード端子電圧がそのまま前
記第2の直流電源の代わりとなるので、前記NPNトラ
ンジスタのオンにより前記PNPトランジスタもオンす
ることになり、このPNPトランジスタのコレクタ電流
がそのまま前記NPNトランジスタのベース電流となる
ので、前記半導体スイッチング素子がオフして半導体ス
イッチング素子を流れる電流からの前記NPNトランジ
スタへのベース電流供給がなくなっても前記PNPトラ
ンジスタはオン動作を保持できることになり、従って半
導体スイッチング素子の入力端子もオフ入力電圧印加保
持状態となる。
カソード端子電圧がなくなるまで、言い換えればトラン
ス中の磁束量がゼロとなるまで持続されるので半導体ス
イッチング素子を流れる電流を確実に押さえることがで
き、従って半導体スイッチング素子を過電流から保護で
きることになる。 (実施例)以下、本発明の第1の実施例を図1に基づい
て説明する。図1において、1は第1の直流電源、2は
主スイッチング素子としてのパワーMOSFET、3は
パルストランス(1次側)、4はパルストランス(2次
側)、5はドレイン電流検出用抵抗、6はパワーMOS
FET2のオン・オフ駆動用回路部、7および8はパワ
ーMOSFET2のゲート駆動用抵抗、9はパルストラ
ンス2次側整流用ダイオード、10は平滑用コンデン
サ、11および12はパルストランス2次側整流電圧検
出用抵抗、13は誤差電圧演算出力部、14はパルスト
ランス2次側整流電圧コントロール用基準電圧、15は
PWM変調部、16はゲート出力回路部、17は第1の
ダイオード、18はNPNトランジスタ、19はPNP
トランジスタ、20は第2のダイオード、21はPNP
トランジスタ19のコレクタ電流制限用抵抗、22は第
2の直流電源部、23はコンデンサ、24はコンデンサ
23の充電電流制限用抵抗、25は第2の直流電源部整
流用ダイオード、26はパルストランス(2次側補助巻
線)である。
る平滑用コンデンサ10の端子間を短絡すると、2次側
出力電圧はゼロとなるので、パワーMOSFET2のオ
ン・オフ駆動用回路部6はこの2次側出力電圧低下を検
出してゲート出力回路部16からのゲート駆動用オン信
号パルス幅を最大値まで増加させ、その結果パワーMO
SFETのドレイン電流は急激に増加しこのドレイン電
流増加に応じてドレイン電流検出用抵抗5の端子間電圧
値も増加する。こうしてこのドレイン電流検出用抵抗5
の端子間電圧値がNPNトランジスタ18のベース・エ
ミッタ間電圧値と第1のダイオード17の順電圧値との
合計値に達するとパワーMOSFET2を流れるドレイ
ン電流の一部が図2に示すように、NPNトランジスタ
18のベースに流れ込んでこのNPNトランジスタ18
をオンさせることになる。このNPNトランジスタ18
のオンにより図2に示すように第2のダイオード20が
導通状態になりパワーMOSFET2のゲート駆動用抵
抗8を介してパワーMOSFET2のゲート蓄積電荷を
引き抜いてパワーMOSFET2をオフさせる。 パワ
ーMOSFET2がオフすればパワーMOSFET2の
ドレイン電流からのNPNトランジスタ18へのベース
電流供給はなくなるけれども、図3に示すように NP
Nトランジスタ18のオンによりPNPトランジスタ1
9のベース電流が発生してこのPNPトランジスタ19
がオンしそのコレクタ電流がそのままNPNトランジス
タ18へのベース電流へと変わるのでNPNトランジス
タ18及びPNPトランジスタ19ともにそのオン状態
を保持できることになる。従ってパワーMOSFET2
のゲート電圧を低電圧にクランプしてそのままパワーM
OSFET2のオフ状態を保持できることになる。この
際のパワーMOSFET2のオフ状態は第2の直流電源
部22の電圧値であるコンデンサ23の端子間電圧値が
なくなるまで持続される。
示すようにパワーMOSFET2のオン時にパルストラ
ンス26(2次側補助巻線)間に発生する電圧を利用し
てコンデンサ23の充電電流制限用抵抗24と第2の直
流電源部整流用ダイオード25とを流れる電流を発生さ
せてこの電流によりコンデンサ23を充電して作ってい
る。このコンデンサ23の端子間電圧はドレイン電流の
過電流検出によるPNPトランジスタ19のオン保持動
作により、抵抗21を介してPNPトランジスタ19の
コレクタ電流として放電される。この放電が終了すれば
コンデンサ23の端子間電圧はなくなるのでNPNトラ
ンジスタ18及びPNPトランジスタ19ともにそのオ
ン状態を保持できなくなり、いずれもオフ状態になり第
2のダイオード20が非導通状態に変わるのでパワーM
OSFET2ゲート電圧が低電圧にクランプされた状態
から解除されてパワーMOSFET2がオフ状態から解
除されることになり再びパワーMOSFET2はドレイ
ン電流が過電流検出レベルに達するまでオンすることに
なる。ここで前記保持時間はパルストランス中の磁束量
を十分に低下できるまでの長さに設定されているのでオ
ン開始時のドレイン電流値は前回のオン開始時のドレイ
ン電流値を越えることはなくパワーMOSFET2のド
レイン電流を確実に押さえることができ、従ってパワー
MOSFET2を2次側出力電源の短絡により発生する
過電流から保護できることになる。
端子間電圧は、パワーMOSFET2の次のオン期間中
の充電により回復しているので前述の動作がその後も繰
り返されることになり、従ってパワーMOSFET2の
ドレイン電流を確実に押さえることができ、パワーMO
SFET2を2次側出力電源の短絡により発生する過電
流から保護できることになる。
いて説明する。図5において、1は第1の直流電源、2
は主スイッチング素子としてのパワーMOSFET、3
はパルストランス(1次側)、4はパルストランス(2
次側)、5はドレイン電流検出用抵抗、6はパワーMO
SFET2のオン・オフ駆動用回路部、7および8はパ
ワーMOSFET2のゲート駆動用抵抗、9はパルスト
ランス2次側整流用ダイオード、10は平滑用コンデン
サ、11および12はパルストランス2次側整流電圧検
出用抵抗、13は誤差電圧演算出力部、14はパルスト
ランス2次側整流電圧コントロール用基準電圧、15は
PWM変調部、16はゲート出力回路部、17は第1の
ダイオード、18はNPNトランジスタ、19はPNP
トランジスタ、20は第2のダイオード、21はPNP
トランジスタ19のコレクタ電流制限用抵抗である。
0の端子間を短絡した際において、NPNトランジスタ
18のオンにより第2のダイオード20が導通状態にな
りパワーMOSFET2のゲート駆動用抵抗8を介して
パワーMOSFET2のゲート蓄積電荷を引き抜いてパ
ワーMOSFET2をオフさせるというここまでの動作
については、前記第1の実施例と同じである。
MOSFET2のドレイン電流からのNPNトランジス
タ18へのベース電流供給はなくなるけれども、その後
もパワーMOSFET2のオン・オフ駆動用回路部6か
らはゲート駆動用オン信号が出力されており、この出力
電圧がコレクタ電流制限用抵抗21を介してPNPトラ
ンジスタ19のエミッタに接続されることにより前記第
1の実施例における第2の直流電源の代わりとなるの
で、NPNトランジスタ18のオンによりPNPトラン
ジスタ19のベース電流が発生してこのPNPトランジ
スタ19はオンしそのコレクタ電流がそのままNPNト
ランジスタ18へのベース電流へと変わるのでNPNト
ランジスタ18及びPNPトランジスタ19ともにその
オン状態を保持できることになり、従ってパワーMOS
FET2のゲート電圧を低電圧にクランプしてそのまま
パワーMOSFET2のオフ状態を保持できることにな
る。
オン・オフ駆動用回路部6からパワーMOSFET2へ
のゲート駆動用出力信号がオフ出力になることでリセッ
トされるがリセット後もオフ信号出力となるのでパワー
MOSFET2がオンすることはなく、従ってパワーM
OSFET2のオフ状態は、パワーMOSFET2のオ
ン・オフ駆動用回路部6からの次のオン信号出力が発生
するまでの1周期時間持続されることになる。この第2
の実施例の場合、パワーMOSFET2のオン時間が短
くこの間のトランス中の磁束量増加は小さいので、図6
( a) に示すように前記1周期分のオフ保持時間におい
てオン期間中に増加したトランス中の磁束量を減少でき
るのでパワーMOSFET2のドレイン電流を確実に押
さえることができ、従ってパワーMOSFET2を2次
側出力電源の短絡により発生する過電流から保護できる
ことになる。
いて説明する。図7において、1は第1の直流電源、2
は主スイッチング素子としてのパワーMOSFET、3
はパルストランス(1次側)、4はパルストランス(2
次側)、5はドレイン電流検出用抵抗、6はパワーMO
SFET2のオン・オフ駆動用回路部、7および8はパ
ワーMOSFET2のゲート駆動用抵抗、9はパルスト
ランス2次側整流用ダイオード、10は平滑用コンデン
サ、11および12はパルストランス2次側整流電圧検
出用抵抗、13は誤差電圧演算出力部、14はパルスト
ランス2次側整流電圧コントロール用基準電圧、15は
PWM変調部、16はゲート出力回路部、17は第1の
ダイオード、18はNPNトランジスタ、19はPNP
トランジスタ、20は第2のダイオード、21はPNP
トランジスタ19のコレクタ電流制限用抵抗、33はパ
ルストランス(2次側補助巻線)、34は第3のダイオ
ード、35はコンデンサである。
0の端子間を短絡した際において、NPNトランジスタ
18のオンにより第2のダイオード20が導通状態にな
りパワーMOSFET2のゲート駆動用抵抗8を介して
パワーMOSFET2のゲート蓄積電荷を引き抜いてパ
ワーMOSFET2をオフさせるというここまでの動作
については、前記第1の実施例と同じである。パワーM
OSFET2がオフすればパワーMOSFET2のドレ
イン電流からのNPNトランジスタ18へのベース電流
供給はなくなるけれども、図8に示すように パワーM
OSFET2がオフすればパルストランス33(2次側
補助巻線)の端子間には正電圧が発生するのでこの正電
圧が第3のダイオード34、コレクタ電流制限用抵抗2
1を介してPNPトランジスタ19のエミッタに接続さ
れることにより前記第1の実施例における第2の直流電
源の代わりとなるので、NPNトランジスタ18のオン
によりPNPトランジスタ19のベース電流が発生して
このPNPトランジスタ19はオンしそのコレクタ電流
がそのままNPNトランジスタ18へのベース電流へと
変わるのでNPNトランジスタ18及びPNPトランジ
スタ19ともにそのオン状態を保持できることになり、
従ってパワーMOSFET2のゲート電圧を低電圧にク
ランプしてそのままパワーMOSFET2のオフ状態を
保持できることになる。第2の直流電源は、このように
パルストランスの2次側巻線のフライバック時の出力電
圧を整流してつくられる。
量がゼロになるまで持続される。従って次のパワーMO
SFET2のオン開始時は常にパルストランス中の磁束
量がゼロの状態であるためドレイン電流も常にゼロから
の開始となり、よって パワーMOSFET2のドレイ
ン電流を確実に押さえることができ、パワーMOSFE
T2を2次側出力電源の短絡により発生する過電流から
保護できることになる。
/DCコンバータ装置において、第1の直流電源と、前
記第1の直流電源の正極側に1次側入力端子を接続され
たトランスと、トランスの1次側入力のもう一方の端子
に出力端子を接続された半導体スイッチング素子と、出
力端子を前記半導体スイッチング素子のオン・オフ用入
力端子に接続されグランドは前記第1の直流電源の負極
側に接続された、前記半導体スイッチング素子のオン・
オフ駆動用回路部と、前記半導体スイッチング素子のも
う一方の出力端子と前記半導体スイッチング素子のオン
・オフ駆動用回路部のグランドとの間に接続された抵抗
と、前記半導体スイッチング素子の出力端子と前記抵抗
との接続点においてアノード端子を接続した第1のダイ
オードと、前記第1のダイオードのカソード端子にベー
ス端子を接続されエミッタ端子は前記半導体スイッチン
グ素子のオン・オフ駆動用回路部のグランドに接続され
たNPN型トランジスタと、前記NPN型トランジスタ
のコレクタ端子にベース端子を接続されコレクタ端子は
前記NPN型トランジスタのベース端子に接続されたP
NP型トランジスタと、前記半導体スイッチング素子の
オン・オフ用入力端子にアノード端子を接続されカソー
ド端子は前記NPN型トランジスタのコレクタ端子に接
続された第2のダイオードと、前記PNP型トランジス
タのエミッタ端子に正極側を接続された第2の直流電源
とを備えることにより、2次側出力電源が短絡して前記
半導体スイッチング素子を流れる電流が設定値を越えた
際において、瞬時に半導体スイッチング素子をオフさせ
かつそのオフ状態を保持することを可能としたので、半
導体スイッチング素子を流れる電流を確実に押さえるこ
とができ、従って2次側出力電源の短絡により発生する
過電流から半導体スイッチング素子を保護できるという
効果がある。
ンバータ装置の構成図
にパワーMOSFETをオフさせるための動作説明図
ための動作説明図
ンバータ装置の構成図
パルストランス中の磁束量変化を説明したもの
ンバータ装置の構成図
オフ状態を保持させるための電源に関する構成図
構成図
抗 22 第2の直流電源 23、35 コンデンサ 24 充電電流制限用抵抗 26、33 パルストランスの2次側補助巻線 28 過電流検出用基準電圧 29 過電流検出用コンパレータ 30 フリップ・フロップ回路 31 フィルタ用抵抗 32 フィルタ用コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の直流電源と、前記第1の直流電源
の正極側に1次側入力端子を接続されたパルストランス
と、トランスの1次側入力のもう一方の端子に出力端子
を接続された半導体スイッチング素子と、出力端子を前
記半導体スイッチング素子のオン・オフ用入力端子に接
続されグランドは前記第1の直流電源の負極側に接続さ
れた、前記半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動用
回路部と、前記半導体スイッチング素子のもう一方の出
力端子と前記半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動
用回路部のグランドとの間に接続された抵抗とからなる
DC/DCコンバータ装置において、 前記半導体スイッチング素子の出力端子と前記抵抗との
接続点においてアノード端子を接続した第1のダイオー
ドと、前記第1のダイオードのカソード端子にベース端
子を接続されエミッタ端子は前記半導体スイッチング素
子のオン・オフ駆動用回路部のグランドに接続されたN
PN型トランジスタと、前記NPN型トランジスタのコ
レクタ端子にベース端子を接続されコレクタ端子は前記
NPN型トランジスタのベース端子に接続されたPNP
型トランジスタと、前記半導体スイッチング素子のオン
・オフ用入力端子にアノード端子を接続されカソード端
子は前記NPN型トランジスタのコレクタ端子に接続さ
れた第2のダイオードと、前記PNP型トランジスタの
エミッタ端子に正極側を接続された第2の直流電源とを
備えたことを特徴とするDC/DCコンバータ装置 - 【請求項2】 前記第2の直流電源は、前記PNP型ト
ランジスタのエミッタ端子を前記半導体スイッチング素
子のオン・オフ駆動用回路部の出力端子に接続したこと
を特徴とする請求項1記載のDC/DCコンバータ装置 - 【請求項3】 前記第2の直流電源は、前記パルストラ
ンスの2次側巻線のフライバック時の出力電圧を整流し
てつくるものである請求項1記載のDC/DCコンバー
タ装置
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JP08758497A JP3651637B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | Dc/dcコンバータ装置 |
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JP08758497A JP3651637B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | Dc/dcコンバータ装置 |
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JPH10271818A true JPH10271818A (ja) | 1998-10-09 |
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JP (1) | JP3651637B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101365502B1 (ko) * | 2009-03-19 | 2014-02-21 | 캐논 가부시끼가이샤 | 전원 장치 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP08758497A patent/JP3651637B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101365502B1 (ko) * | 2009-03-19 | 2014-02-21 | 캐논 가부시끼가이샤 | 전원 장치 |
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