JPH10269390A - 課金装置 - Google Patents
課金装置Info
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- JPH10269390A JPH10269390A JP9071080A JP7108097A JPH10269390A JP H10269390 A JPH10269390 A JP H10269390A JP 9071080 A JP9071080 A JP 9071080A JP 7108097 A JP7108097 A JP 7108097A JP H10269390 A JPH10269390 A JP H10269390A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 101000585359 Homo sapiens Suppressor of tumorigenicity 20 protein Proteins 0.000 description 7
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Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の位置においてサービス及び/又は商品
を有料で提供する施設の利用料金を移動通信手段の通信
料と合わせて収受できるようにした新規な課金装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 駐車場管理装置1は、その通信手段10
7に対して移動通信手段2の端末番号が通知されたとき
に、駐車位置番号の入力を促すガイダンス情報を移動通
信手段2へ送出する。次いで、移動通信手段2から受信
した駐車位置番号に対応する駐車料金を含む利用情報
と、移動通信手段2の端末番号とを関連付けてなる個別
請求情報を生成してサービス制御局7に送出する。サー
ビス制御局7は、個別請求情報と通信課金情報とに基づ
いて、移動通信手段の契約者に対する料金請求を行うた
めの料金請求情報を出力する。
を有料で提供する施設の利用料金を移動通信手段の通信
料と合わせて収受できるようにした新規な課金装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 駐車場管理装置1は、その通信手段10
7に対して移動通信手段2の端末番号が通知されたとき
に、駐車位置番号の入力を促すガイダンス情報を移動通
信手段2へ送出する。次いで、移動通信手段2から受信
した駐車位置番号に対応する駐車料金を含む利用情報
と、移動通信手段2の端末番号とを関連付けてなる個別
請求情報を生成してサービス制御局7に送出する。サー
ビス制御局7は、個別請求情報と通信課金情報とに基づ
いて、移動通信手段の契約者に対する料金請求を行うた
めの料金請求情報を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の位置におい
てサービス及び/又は商品を有料で提供する施設の利用
料金を請求するために必要な情報を、施設利用者が所持
する移動通信手段を利用して出力する新規な課金装置に
関する。
てサービス及び/又は商品を有料で提供する施設の利用
料金を請求するために必要な情報を、施設利用者が所持
する移動通信手段を利用して出力する新規な課金装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の駐車を無人で管理するよう
にした時間貸し等の有料駐車場が多く運営されている。
このような駐車場には、車両の入出庫の制御や駐車料金
の収受を行うための駐車場管理装置が設けられている。
駐車場管理装置としては、統括管理方式と個別管理方式
との2種類がある。前者は、駐車場に入る車両に駐車場
の入口ゲートに設けられた駐車券発行機によって駐車券
を発行し、駐車場から出る車両が、出口ゲートに設けら
れた精算機に駐車券を投入すると、駐車料金を表示し、
その料金を収受したことをもって出口ゲートを開放する
ようになっている。後者は、以下のような構成となって
いる。すなわち、駐車場の各駐車スペースに対する車両
の進入及び退出を阻止する車両阻止機と、各駐車スペー
スにおける車両の有無を検知する車両検知器と、駐車料
金の収受を行う精算機とを設ける。車両の入庫時には、
車両を検知した車両検知器に対応する駐車スペースに設
けられている車両阻止機を阻止動作させるとともに、当
該駐車スペースに対する課金処理を開始する。車両の出
庫時には、当該駐車スペースに対して上記課金処理によ
って算出された駐車料金の収受が精算機によって正当に
なされたときに、車両阻止機の阻止動作を解除して駐車
していた車両の出庫を許可する。
にした時間貸し等の有料駐車場が多く運営されている。
このような駐車場には、車両の入出庫の制御や駐車料金
の収受を行うための駐車場管理装置が設けられている。
駐車場管理装置としては、統括管理方式と個別管理方式
との2種類がある。前者は、駐車場に入る車両に駐車場
の入口ゲートに設けられた駐車券発行機によって駐車券
を発行し、駐車場から出る車両が、出口ゲートに設けら
れた精算機に駐車券を投入すると、駐車料金を表示し、
その料金を収受したことをもって出口ゲートを開放する
ようになっている。後者は、以下のような構成となって
いる。すなわち、駐車場の各駐車スペースに対する車両
の進入及び退出を阻止する車両阻止機と、各駐車スペー
スにおける車両の有無を検知する車両検知器と、駐車料
金の収受を行う精算機とを設ける。車両の入庫時には、
車両を検知した車両検知器に対応する駐車スペースに設
けられている車両阻止機を阻止動作させるとともに、当
該駐車スペースに対する課金処理を開始する。車両の出
庫時には、当該駐車スペースに対して上記課金処理によ
って算出された駐車料金の収受が精算機によって正当に
なされたときに、車両阻止機の阻止動作を解除して駐車
していた車両の出庫を許可する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した駐車場管理装
置では、駐車料金の収受を貨幣やプリペイドカードを用
いて行うものが普通である。料金収受を貨幣によって行
う場合には、次のような欠点がある。第1に、駐車場管
理装置の精算機が釣り銭払出し機能を有していないと、
利用者は、利用料金に相当する貨幣を所持していない際
に、両替を行わなければならず面倒である。第2に、釣
り銭払出し機能を有する精算機は、複雑でコストが高く
ならざるを得ない。第3に、精算機に投入された貨幣を
集金するためのコストもかかっている。料金収受をプリ
ペイドカードによって行う場合には、上記3つの欠点は
解消されるものの、プリペイドカードの残度数が不足し
ていたり、プリペイドカードを所持していなかったりし
た場合には、料金収受を行うことができず不便である。
また、プリペイドカードの発行や管理にも多くのコスト
がかかっている。本発明は、以上のような課題を解消さ
せ、時間貸し駐車場等のように、所定の位置においてサ
ービス及び/又は商品を有料で提供する施設の利用料金
を貨幣やプリペイドカードを使用することなく、PHS
端末や携帯電話等の移動通信手段の通信料と合わせて収
受できるようにした新規な課金装置を提供することを目
的とする。
置では、駐車料金の収受を貨幣やプリペイドカードを用
いて行うものが普通である。料金収受を貨幣によって行
う場合には、次のような欠点がある。第1に、駐車場管
理装置の精算機が釣り銭払出し機能を有していないと、
利用者は、利用料金に相当する貨幣を所持していない際
に、両替を行わなければならず面倒である。第2に、釣
り銭払出し機能を有する精算機は、複雑でコストが高く
ならざるを得ない。第3に、精算機に投入された貨幣を
集金するためのコストもかかっている。料金収受をプリ
ペイドカードによって行う場合には、上記3つの欠点は
解消されるものの、プリペイドカードの残度数が不足し
ていたり、プリペイドカードを所持していなかったりし
た場合には、料金収受を行うことができず不便である。
また、プリペイドカードの発行や管理にも多くのコスト
がかかっている。本発明は、以上のような課題を解消さ
せ、時間貸し駐車場等のように、所定の位置においてサ
ービス及び/又は商品を有料で提供する施設の利用料金
を貨幣やプリペイドカードを使用することなく、PHS
端末や携帯電話等の移動通信手段の通信料と合わせて収
受できるようにした新規な課金装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課金装置は、施
設利用者が所持する移動通信手段と、所定の位置におい
てサービス及び/又は商品を有料で提供する施設に設け
られている施設管理装置と、前記移動通信手段との間で
通信を行う基地局と、前記基地局を収容する交換機と、
前記交換機から問合せがなされた所定の論理番号に応じ
て前記施設管理装置側の端末番号を応答するとともに、
発信元の端末番号を着信先へ通知するサービス制御局と
を有してなり、前記施設管理装置は、前記移動通信手段
と通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して、前記
サービス制御局から前記移動通信手段の端末番号が通知
されたときに、サービス及び/又は商品の提供位置を特
定するための位置特定情報の入力を促すガイダンス情報
を前記移動通信手段へ送出する特定情報要求手段と、前
記通信手段が前記移動通信手段から前記位置特定情報を
受信したときに、前記位置特定情報に対応する、提供し
たサービス及び/又は商品の対価の額を含む利用情報
と、通知された前記端末番号とを関連付けてなる個別請
求情報を生成する個別請求情報生成手段と、前記個別請
求情報を記憶する個別請求情報記憶手段と、前記個別請
求情報記憶手段に格納されている前記個別請求情報を前
記サービス制御局へ送出する個別請求情報送出手段とを
有し、前記サービス制御局は、通信課金情報を格納する
ための通信課金情報記憶領域と、前記個別請求情報を前
記端末番号と関連付けて格納するための個別請求情報記
憶領域とを含む顧客管理情報データベースと、前記施設
管理装置から受け取った前記個別請求情報を前記個別請
求情報記憶領域に記録する請求情報記録手段と、前記通
信課金情報記憶領域の前記通信課金情報及び前記個別請
求情報記憶領域の前記個別請求情報に基づいて、前記移
動通信手段の契約者に対する料金請求を行うための料金
請求情報を出力する料金請求情報出力手段とを有するこ
とを特徴としている。上記構成によれば、施設管理装置
において、サービス制御局から移動通信手段の端末番号
が通知されたときに、サービス及び/又は商品の提供位
置を特定するための位置特定情報の入力を促すガイダン
ス情報が移動通信手段へ送出される。通信手段が移動通
信手段から位置特定情報を受信したときに、位置特定情
報に対応する、提供したサービス及び/又は商品の対価
の額を含む利用情報と、通知された端末番号とを関連付
けてなる個別請求情報が生成される。個別請求情報記憶
手段に格納されている個別請求情報がサービス制御局へ
送出される。サービス制御局においては、通信課金情報
記憶領域の通信課金情報及び個別請求情報記憶領域の個
別請求情報に基づいて、移動通信手段の契約者に対する
料金請求を行うための料金請求情報が出力される。
設利用者が所持する移動通信手段と、所定の位置におい
てサービス及び/又は商品を有料で提供する施設に設け
られている施設管理装置と、前記移動通信手段との間で
通信を行う基地局と、前記基地局を収容する交換機と、
前記交換機から問合せがなされた所定の論理番号に応じ
て前記施設管理装置側の端末番号を応答するとともに、
発信元の端末番号を着信先へ通知するサービス制御局と
を有してなり、前記施設管理装置は、前記移動通信手段
と通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して、前記
サービス制御局から前記移動通信手段の端末番号が通知
されたときに、サービス及び/又は商品の提供位置を特
定するための位置特定情報の入力を促すガイダンス情報
を前記移動通信手段へ送出する特定情報要求手段と、前
記通信手段が前記移動通信手段から前記位置特定情報を
受信したときに、前記位置特定情報に対応する、提供し
たサービス及び/又は商品の対価の額を含む利用情報
と、通知された前記端末番号とを関連付けてなる個別請
求情報を生成する個別請求情報生成手段と、前記個別請
求情報を記憶する個別請求情報記憶手段と、前記個別請
求情報記憶手段に格納されている前記個別請求情報を前
記サービス制御局へ送出する個別請求情報送出手段とを
有し、前記サービス制御局は、通信課金情報を格納する
ための通信課金情報記憶領域と、前記個別請求情報を前
記端末番号と関連付けて格納するための個別請求情報記
憶領域とを含む顧客管理情報データベースと、前記施設
管理装置から受け取った前記個別請求情報を前記個別請
求情報記憶領域に記録する請求情報記録手段と、前記通
信課金情報記憶領域の前記通信課金情報及び前記個別請
求情報記憶領域の前記個別請求情報に基づいて、前記移
動通信手段の契約者に対する料金請求を行うための料金
請求情報を出力する料金請求情報出力手段とを有するこ
とを特徴としている。上記構成によれば、施設管理装置
において、サービス制御局から移動通信手段の端末番号
が通知されたときに、サービス及び/又は商品の提供位
置を特定するための位置特定情報の入力を促すガイダン
ス情報が移動通信手段へ送出される。通信手段が移動通
信手段から位置特定情報を受信したときに、位置特定情
報に対応する、提供したサービス及び/又は商品の対価
の額を含む利用情報と、通知された端末番号とを関連付
けてなる個別請求情報が生成される。個別請求情報記憶
手段に格納されている個別請求情報がサービス制御局へ
送出される。サービス制御局においては、通信課金情報
記憶領域の通信課金情報及び個別請求情報記憶領域の個
別請求情報に基づいて、移動通信手段の契約者に対する
料金請求を行うための料金請求情報が出力される。
【0005】本発明の課金装置は、上記構成において、
施設管理装置の通信手段は、PHS回線を介して通信を
行うものであり、施設利用者の所持する移動通信手段
は、PHS端末であり、交換機は、前記通信手段及び前
記移動通信手段の通信パスが同一基地局及び担当する通
信エリアが互いに隣接している基地局のいずれをも経由
していない場合に前記通信パスを切断する通信制御手段
を有することを特徴としている。上記構成によれば、交
換機において、通信手段及び移動通信手段の通信パスが
同一基地局及び担当する通信エリアが互いに隣接してい
る基地局のいずれをも経由していない場合には、すなわ
ち移動通信手段を所持する者が施設管理装置を含む基地
局の通信エリアの外に位置している場合には、移動通信
手段と施設管理装置の通信手段との間の通信パスが切断
されるので、サービス及び/又は商品の対価の額を含む
個別請求情報が生成されない。
施設管理装置の通信手段は、PHS回線を介して通信を
行うものであり、施設利用者の所持する移動通信手段
は、PHS端末であり、交換機は、前記通信手段及び前
記移動通信手段の通信パスが同一基地局及び担当する通
信エリアが互いに隣接している基地局のいずれをも経由
していない場合に前記通信パスを切断する通信制御手段
を有することを特徴としている。上記構成によれば、交
換機において、通信手段及び移動通信手段の通信パスが
同一基地局及び担当する通信エリアが互いに隣接してい
る基地局のいずれをも経由していない場合には、すなわ
ち移動通信手段を所持する者が施設管理装置を含む基地
局の通信エリアの外に位置している場合には、移動通信
手段と施設管理装置の通信手段との間の通信パスが切断
されるので、サービス及び/又は商品の対価の額を含む
個別請求情報が生成されない。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の課金装置の実施の形態
を示す概略ブロック図である。課金装置は、駐車場管理
装置1、PHS端末2、基地局3、交換機4、サービス
制御局7から構成されている。駐車場管理装置1は、施
設管理装置を構成するものであって、駐車場における車
両の入庫、出庫の管理及び駐車料金の算出を行うもので
ある。また、駐車場管理装置1は、PHS回線を介して
通信を行う通信手段107を有しており、この通信手段
107からPHS回線を介して、駐車場の利用者が所持
するPHS端末(以下、移動通信手段という)2との間
で通信を行うとともに、サービス制御局7に後述する駐
車料金を含む個別制御情報を送出する。
して説明する。図1は、本発明の課金装置の実施の形態
を示す概略ブロック図である。課金装置は、駐車場管理
装置1、PHS端末2、基地局3、交換機4、サービス
制御局7から構成されている。駐車場管理装置1は、施
設管理装置を構成するものであって、駐車場における車
両の入庫、出庫の管理及び駐車料金の算出を行うもので
ある。また、駐車場管理装置1は、PHS回線を介して
通信を行う通信手段107を有しており、この通信手段
107からPHS回線を介して、駐車場の利用者が所持
するPHS端末(以下、移動通信手段という)2との間
で通信を行うとともに、サービス制御局7に後述する駐
車料金を含む個別制御情報を送出する。
【0007】基地局3は、それが担当する通信エリアに
位置するPHS端末との通信を行うものである。交換機
4は、複数の基地局3を収容しており、ディジタル網5
に接続されて交換処理を行う。サービス制御局7は、共
通線信号網6を介して交換機4と接続されており、交換
機4との間で制御情報を授受する。サービス制御局7に
は、PHS端末の位置登録等を行うためのPHS制御デ
ータベース71と、PHS端末の契約者に対応する通信
に関する通信課金情報を記録するための顧客管理情報デ
ータベース72とが設けられている。本発明の課金装置
においては、顧客管理情報データベース72に、後述す
る駐車料金を含む個別制御情報を格納するための格納領
域が新規に設けられている。また、サービス制御局7
は、フリーダイヤルやダイヤルQ2のような電話サービ
スの際にダイヤルする論理番号と、その論理番号に対応
する着番号とからなる対応表73を有している。例え
ば、フリーダイヤルの論理番号は、「0120」と6桁
の番号とから構成されている。サービス制御局7は、上
記対応表に基づく番号翻訳を行う。番号翻訳とは、交換
機4からの論理番号の問い合わせに対して、対応表73
に基づいて対応する着番号を調べ、交換機4に応答する
動作のことをいう。この実施の形態において、サービス
制御局7の対応表73は、駐車場管理装置1に対応して
定められた論理番号と、駐車場管理装置1の通信手段1
07の端末番号(着番号)とを対応して格納している。
位置するPHS端末との通信を行うものである。交換機
4は、複数の基地局3を収容しており、ディジタル網5
に接続されて交換処理を行う。サービス制御局7は、共
通線信号網6を介して交換機4と接続されており、交換
機4との間で制御情報を授受する。サービス制御局7に
は、PHS端末の位置登録等を行うためのPHS制御デ
ータベース71と、PHS端末の契約者に対応する通信
に関する通信課金情報を記録するための顧客管理情報デ
ータベース72とが設けられている。本発明の課金装置
においては、顧客管理情報データベース72に、後述す
る駐車料金を含む個別制御情報を格納するための格納領
域が新規に設けられている。また、サービス制御局7
は、フリーダイヤルやダイヤルQ2のような電話サービ
スの際にダイヤルする論理番号と、その論理番号に対応
する着番号とからなる対応表73を有している。例え
ば、フリーダイヤルの論理番号は、「0120」と6桁
の番号とから構成されている。サービス制御局7は、上
記対応表に基づく番号翻訳を行う。番号翻訳とは、交換
機4からの論理番号の問い合わせに対して、対応表73
に基づいて対応する着番号を調べ、交換機4に応答する
動作のことをいう。この実施の形態において、サービス
制御局7の対応表73は、駐車場管理装置1に対応して
定められた論理番号と、駐車場管理装置1の通信手段1
07の端末番号(着番号)とを対応して格納している。
【0008】図2は、駐車場管理装置1の説明図であ
る。駐車場管理装置1は、1つの中央管理ユニット11
と、これに接続されて各駐車スペースに設けられている
個別管理ユニット12とから構成される管理機10と、
各個別管理ユニット22に接続されている車両検知器2
0及び車両阻止機30が接続されている。車両検知器2
0は、当該駐車スペースに車両が存在しているか否かを
検知するものである。車両阻止機30は、当該駐車スペ
ースに対する車両の進入及び退出を阻止するものであ
る。
る。駐車場管理装置1は、1つの中央管理ユニット11
と、これに接続されて各駐車スペースに設けられている
個別管理ユニット12とから構成される管理機10と、
各個別管理ユニット22に接続されている車両検知器2
0及び車両阻止機30が接続されている。車両検知器2
0は、当該駐車スペースに車両が存在しているか否かを
検知するものである。車両阻止機30は、当該駐車スペ
ースに対する車両の進入及び退出を阻止するものであ
る。
【0009】図3は、駐車場管理装置1の構成を示すブ
ロック図である。中央管理ユニット11の構成について
説明する。記憶部101は、CPU100が実行する装
置プログラムを格納するROM101aと、ワークエリ
ア及び一時記憶領域を提供する101bとから構成され
ている。
ロック図である。中央管理ユニット11の構成について
説明する。記憶部101は、CPU100が実行する装
置プログラムを格納するROM101aと、ワークエリ
ア及び一時記憶領域を提供する101bとから構成され
ている。
【0010】料金算出情報記憶手段102は、各駐車ス
ペースに対する駐車料金を算出するために必要な料金算
出情報を格納するものである。料金算出情報の構成につ
いては、後で図4を参照して詳述する。
ペースに対する駐車料金を算出するために必要な料金算
出情報を格納するものである。料金算出情報の構成につ
いては、後で図4を参照して詳述する。
【0011】個別請求情報記憶手段103は、利用者の
所持する移動通信手段2の端末番号と、その利用者に対
して請求すべき駐車料金及び駐車場を利用した時間等を
含む利用情報とを関連付けてなる個別請求情報を格納す
るためのものである。個別請求情報については、後で図
5を参照して詳述する。
所持する移動通信手段2の端末番号と、その利用者に対
して請求すべき駐車料金及び駐車場を利用した時間等を
含む利用情報とを関連付けてなる個別請求情報を格納す
るためのものである。個別請求情報については、後で図
5を参照して詳述する。
【0012】時計手段104は、年月日、現在時刻等を
示す時計データを生成するものである。I/F手段10
5は、各個別管理ユニット12との間で情報の授受を行
うための制御を行うものである。
示す時計データを生成するものである。I/F手段10
5は、各個別管理ユニット12との間で情報の授受を行
うための制御を行うものである。
【0013】ガイダンス情報生成手段106は、PHS
回線を介して移動通信手段2へ送出するための各種のガ
イダンス情報を生成するものである。ガイダンス情報
は、移動通信手段2を所持している利用者に対して、後
述する駐車料金、移動通信手段2に対して行うべき操作
内容、あるいは処理の終了説明等を利用者に報知した
り、指示したりするためのものである。このガイダンス
情報は、音声、文字及び画像の少なくとも1つの形式に
よって構成されている。音声によるガイダンス情報は、
移動通信手段2の受話口によって音声出力され、画像及
び文字によるガイダンス情報は、移動通信手段2のディ
スプレイによって画面表示される。
回線を介して移動通信手段2へ送出するための各種のガ
イダンス情報を生成するものである。ガイダンス情報
は、移動通信手段2を所持している利用者に対して、後
述する駐車料金、移動通信手段2に対して行うべき操作
内容、あるいは処理の終了説明等を利用者に報知した
り、指示したりするためのものである。このガイダンス
情報は、音声、文字及び画像の少なくとも1つの形式に
よって構成されている。音声によるガイダンス情報は、
移動通信手段2の受話口によって音声出力され、画像及
び文字によるガイダンス情報は、移動通信手段2のディ
スプレイによって画面表示される。
【0014】通信手段107は、この駐車場管理装置1
が位置する通信エリアを担当するPHSの基地局3と接
続して通信を行うものである。
が位置する通信エリアを担当するPHSの基地局3と接
続して通信を行うものである。
【0015】一方、個別管理ユニット12は、車両検知
器20の検知状態を示す検知情報を中央管理ユニット1
1へ送出するともに、車両阻止機30を阻止動作させた
り、その解除を行ったりするものである。
器20の検知状態を示す検知情報を中央管理ユニット1
1へ送出するともに、車両阻止機30を阻止動作させた
り、その解除を行ったりするものである。
【0016】図4は、中央管理ユニット11の料金算出
情報記憶手段102に格納されている料金算出情報Dm
の構成を示す説明図である。料金算出情報Dmは、各駐
車スペースに割り当てられている駐車位置番号Np、駐
車時間の計測を開始及び終了する年月日及び時刻を示す
開始時間Ta及び終了時間Tb、開始時間Taから終了
時間Tbまでの時間である駐車時間Tc、課金処理の際
の課金単位の時間である単位時間Tu、この単位時間当
たりの料金を示す単位料金Mu、及び上記各情報に基づ
いて算出される駐車料金Mpから構成されている。駐車
位置番号Npは、サービス及び/又は商品の提供位置を
特定するための位置特定情報に相当している。
情報記憶手段102に格納されている料金算出情報Dm
の構成を示す説明図である。料金算出情報Dmは、各駐
車スペースに割り当てられている駐車位置番号Np、駐
車時間の計測を開始及び終了する年月日及び時刻を示す
開始時間Ta及び終了時間Tb、開始時間Taから終了
時間Tbまでの時間である駐車時間Tc、課金処理の際
の課金単位の時間である単位時間Tu、この単位時間当
たりの料金を示す単位料金Mu、及び上記各情報に基づ
いて算出される駐車料金Mpから構成されている。駐車
位置番号Npは、サービス及び/又は商品の提供位置を
特定するための位置特定情報に相当している。
【0017】中央管理ユニット11のCPU100は、
周知の手順で駐車料金Mpを算出する。駐車料金の算出
手順の一例を示すと、当該駐車スペースに車両が入庫し
たことに応じて、時計手段104の時計データを開始時
刻Taとして料金算出情報記憶手段102に格納する。
当該駐車スペースに対する料金精算の処理開始に応じ
て、時計手段104の時計データを終了時刻Tbとして
料金算出情報記憶手段102に格納し、上記開始時間T
a及び終了時間Tbに基づいて駐車時間Tcを算出し、
その駐車時間Tcを単位時間Tuで割った値を整数に丸
め、その整数に上記単位金額を乗じることにより、当該
駐車ペースに対応する駐車料金Mpを得る。したがっ
て、単位金額Mu及び単位時間Tuの双方又は一方を変
更することによって、駐車料金の金額を任意に変更する
ことができる。
周知の手順で駐車料金Mpを算出する。駐車料金の算出
手順の一例を示すと、当該駐車スペースに車両が入庫し
たことに応じて、時計手段104の時計データを開始時
刻Taとして料金算出情報記憶手段102に格納する。
当該駐車スペースに対する料金精算の処理開始に応じ
て、時計手段104の時計データを終了時刻Tbとして
料金算出情報記憶手段102に格納し、上記開始時間T
a及び終了時間Tbに基づいて駐車時間Tcを算出し、
その駐車時間Tcを単位時間Tuで割った値を整数に丸
め、その整数に上記単位金額を乗じることにより、当該
駐車ペースに対応する駐車料金Mpを得る。したがっ
て、単位金額Mu及び単位時間Tuの双方又は一方を変
更することによって、駐車料金の金額を任意に変更する
ことができる。
【0018】図5は、個別請求情報記憶手段103に格
納されている個別請求情報Dpの構成を示す説明図であ
る。個別請求情報Dpは、端末番号Tn及び利用情報D
uから構成されている。利用情報Duは、駐車場の利用
内容を示すものであり、料金算出情報Dmにおいて駐車
位置番号Npに関連付けされていた開始時間Ta、終了
時間Tb、駐車時間Tc及び駐車料金Mpから構成され
ている。
納されている個別請求情報Dpの構成を示す説明図であ
る。個別請求情報Dpは、端末番号Tn及び利用情報D
uから構成されている。利用情報Duは、駐車場の利用
内容を示すものであり、料金算出情報Dmにおいて駐車
位置番号Npに関連付けされていた開始時間Ta、終了
時間Tb、駐車時間Tc及び駐車料金Mpから構成され
ている。
【0019】図6は、サービス制御局7の顧客管理情報
データベース72において、端末番号Tnと、利用情報
Duとを関連付けて格納する個別請求情報格納領域Aの
構成を示す説明図である。個別請求情報格納領域Aに
は、端末番号Tn毎に、利用情報Duを構成する開始時
間Ta、終了時間Tb、駐車時間Tc、駐車料金Mp及
び駐車場名Npが格納されている。
データベース72において、端末番号Tnと、利用情報
Duとを関連付けて格納する個別請求情報格納領域Aの
構成を示す説明図である。個別請求情報格納領域Aに
は、端末番号Tn毎に、利用情報Duを構成する開始時
間Ta、終了時間Tb、駐車時間Tc、駐車料金Mp及
び駐車場名Npが格納されている。
【0020】次に、上述した図1〜図6と、図7〜図1
3のフローチャートとを参照して、駐車場管理装置の動
作を説明する。各図において、ST及び数字を結合した
符号はステップ番号を示している。
3のフローチャートとを参照して、駐車場管理装置の動
作を説明する。各図において、ST及び数字を結合した
符号はステップ番号を示している。
【0021】図7は、中央管理ユニット11の制御処理
を示す概略フローチャートである。中央管理ユニット1
1は、車両が各駐車スペースに対して入庫した際の入庫
処理(ST1)と、車両が駐車スペースから出庫する際
の出庫処理(ST2)と、この出庫処理によって生成さ
れる個別請求情報Dpをサービス制御局7に送出する個
別請求情報送出処理(ST3)とを行う。各処理(ST
1,ST2,ST3)については、図9〜図11におい
て詳細に説明する。
を示す概略フローチャートである。中央管理ユニット1
1は、車両が各駐車スペースに対して入庫した際の入庫
処理(ST1)と、車両が駐車スペースから出庫する際
の出庫処理(ST2)と、この出庫処理によって生成さ
れる個別請求情報Dpをサービス制御局7に送出する個
別請求情報送出処理(ST3)とを行う。各処理(ST
1,ST2,ST3)については、図9〜図11におい
て詳細に説明する。
【0022】図8は、個別管理ユニット12の制御処理
を示すフローチャートである。個別管理ユニット12
は、車両検知器20がON状態(車両検知状態)か否か
を判定する(ST10)。ST10が“N”であれば、
ST10を繰り返す。ST10が“Y”であれば、車両
阻止機30を阻止動作させる(ST11)。そして、当
該駐車スペースの駐車位置番号Np及び課金処理の開始
を指示するための車両入庫情報を中央管理ユニット11
に送信する(ST12)。次いで、個別管理ユニット1
2は、中央管理ユニット21から送出される車両出庫指
令の受信を待機する(ST13)。車両出庫指令を受信
すると(ST13で“Y”)、車両阻止機30の阻止動
作を解除する(ST14)。そして、所定時間(例えば
5分)待機し(ST15)、所定時間が経過すると(S
T15が“Y”)、ST10に移行して新たな車両の入
庫を待機する。なお、上記所定時間は、車両が当該駐車
スペースから出庫するために必要な時間に設定されてい
る。
を示すフローチャートである。個別管理ユニット12
は、車両検知器20がON状態(車両検知状態)か否か
を判定する(ST10)。ST10が“N”であれば、
ST10を繰り返す。ST10が“Y”であれば、車両
阻止機30を阻止動作させる(ST11)。そして、当
該駐車スペースの駐車位置番号Np及び課金処理の開始
を指示するための車両入庫情報を中央管理ユニット11
に送信する(ST12)。次いで、個別管理ユニット1
2は、中央管理ユニット21から送出される車両出庫指
令の受信を待機する(ST13)。車両出庫指令を受信
すると(ST13で“Y”)、車両阻止機30の阻止動
作を解除する(ST14)。そして、所定時間(例えば
5分)待機し(ST15)、所定時間が経過すると(S
T15が“Y”)、ST10に移行して新たな車両の入
庫を待機する。なお、上記所定時間は、車両が当該駐車
スペースから出庫するために必要な時間に設定されてい
る。
【0023】図9は、中央管理ユニット11の入庫処理
(図7のST1)の詳細フローチャートである。中央管
理ユニット11のCPU100は、個別管理ユニット1
2から駐車位置番号Np及び車両入庫情報を受信したか
否かを判定する(ST100)。ST100が“N”な
らば、図10に示す出庫処理のST200に移行する。
ST100が“Y”ならば、その時点で時計手段104
から出力されている時計データを開始時間Taとして、
料金算出情報記憶手段102の上記駐車位置番号Npに
対応する領域に書き込む(ST101)。次いで、図1
0に示す出庫処理のST200に移行する。
(図7のST1)の詳細フローチャートである。中央管
理ユニット11のCPU100は、個別管理ユニット1
2から駐車位置番号Np及び車両入庫情報を受信したか
否かを判定する(ST100)。ST100が“N”な
らば、図10に示す出庫処理のST200に移行する。
ST100が“Y”ならば、その時点で時計手段104
から出力されている時計データを開始時間Taとして、
料金算出情報記憶手段102の上記駐車位置番号Npに
対応する領域に書き込む(ST101)。次いで、図1
0に示す出庫処理のST200に移行する。
【0024】図10は、中央管理ユニット11の出庫処
理(図7のST2)を示す詳細フローチャートである。
中央管理ユニット11のCPU100は、通信手段10
7が利用者の所持する移動通信手段2から着信したか否
かを判定する(ST200)。ST200が“N”なら
ば、図11に示す個別請求情報送出処理のST300に
移行する。ST200が“Y”ならば、着信時にサービ
ス制御局7から共通線信号網6及び交換機4を経由して
通知される移動通信手段2の端末番号を個別請求情報記
憶手段103に格納する(ST201)。
理(図7のST2)を示す詳細フローチャートである。
中央管理ユニット11のCPU100は、通信手段10
7が利用者の所持する移動通信手段2から着信したか否
かを判定する(ST200)。ST200が“N”なら
ば、図11に示す個別請求情報送出処理のST300に
移行する。ST200が“Y”ならば、着信時にサービ
ス制御局7から共通線信号網6及び交換機4を経由して
通知される移動通信手段2の端末番号を個別請求情報記
憶手段103に格納する(ST201)。
【0025】次いで、利用者に対して駐車位置番号の入
力を促すために、例えば、「駐車場番号を示す数字と#
とを押下してください」というようなガイダンス情報を
ガイダンス情報生成手段106から通信手段107を介
して移動通信手段2に送出する(ST202)。そし
て、上記ガイダンス情報に応じて移動通信手段2から送
出されてくる駐車位置番号Npを待機する(ST20
3)。ST203が“Y”ならば、料金算出情報記憶手
段103における上記駐車位置番号Npに対応する領域
に時計手段104の時計データを終了時間Tbとして格
納するとともに、前述した手順に従って駐車時間Tc及
び駐車料金Mpを算出して、料金算出情報記憶手段10
3に格納する(ST204)。
力を促すために、例えば、「駐車場番号を示す数字と#
とを押下してください」というようなガイダンス情報を
ガイダンス情報生成手段106から通信手段107を介
して移動通信手段2に送出する(ST202)。そし
て、上記ガイダンス情報に応じて移動通信手段2から送
出されてくる駐車位置番号Npを待機する(ST20
3)。ST203が“Y”ならば、料金算出情報記憶手
段103における上記駐車位置番号Npに対応する領域
に時計手段104の時計データを終了時間Tbとして格
納するとともに、前述した手順に従って駐車時間Tc及
び駐車料金Mpを算出して、料金算出情報記憶手段10
3に格納する(ST204)。
【0026】次いで、算出された駐車料金Mpの金額及
びその駐車料金の支払いを承認するか否かを確認するた
めに、例えば、「支払い金額を承認する場合には、1と
#とを押下してください」等のガイダンス情報をガイダ
ンス生成手段106によって生成して通信手段107を
から移動通信手段2へ送出する(ST205)。次い
で、利用者が移動通信手段2のダイヤルボタンを押下す
ることによって送出されるプッシュ信号の形態で示され
る、上記駐車料金の支払いを承認する旨を示す承認情報
の受信を待機する(ST206)。承認情報が受信され
たら(ST206が“Y”ならば)、通信手段107と
移動通信手段2との間に設定された通信パスを切断する
旨を示すために、例えば「精算処理を終了します」等の
ガイダンス情報を送出し(ST207)、次いで上記通
信パスを切断する(ST208)。そして、承認情報に
対応する駐車位置番号に対応する車両阻止機30の阻止
動作を解除させる旨を指令する車両出庫指令を個別管理
ユニット12に送出する(ST209)。
びその駐車料金の支払いを承認するか否かを確認するた
めに、例えば、「支払い金額を承認する場合には、1と
#とを押下してください」等のガイダンス情報をガイダ
ンス生成手段106によって生成して通信手段107を
から移動通信手段2へ送出する(ST205)。次い
で、利用者が移動通信手段2のダイヤルボタンを押下す
ることによって送出されるプッシュ信号の形態で示され
る、上記駐車料金の支払いを承認する旨を示す承認情報
の受信を待機する(ST206)。承認情報が受信され
たら(ST206が“Y”ならば)、通信手段107と
移動通信手段2との間に設定された通信パスを切断する
旨を示すために、例えば「精算処理を終了します」等の
ガイダンス情報を送出し(ST207)、次いで上記通
信パスを切断する(ST208)。そして、承認情報に
対応する駐車位置番号に対応する車両阻止機30の阻止
動作を解除させる旨を指令する車両出庫指令を個別管理
ユニット12に送出する(ST209)。
【0027】次いで、料金算出情報記憶手段103から
当該駐車スペースに対応する利用情報Du、すなわち駐
車料金Mp、開始時間Ta、終了時間Tb及び駐車時間
Tcを読出して、端末番号Tnに関連付けて個別請求情
報記憶手段103に格納する(ST210)。これによ
り、端末番号Tnと、利用情報Duを関連付けてなる個
別制御情報Dpが生成される。そして、図10に示す個
別請求情報送出処理のST300に移行する。
当該駐車スペースに対応する利用情報Du、すなわち駐
車料金Mp、開始時間Ta、終了時間Tb及び駐車時間
Tcを読出して、端末番号Tnに関連付けて個別請求情
報記憶手段103に格納する(ST210)。これによ
り、端末番号Tnと、利用情報Duを関連付けてなる個
別制御情報Dpが生成される。そして、図10に示す個
別請求情報送出処理のST300に移行する。
【0028】図11は、中央管理ユニットの個別請求情
報送出処理を示す詳細フローチャートである。中央管理
ユニットのCPU100は、時計手段104から出力さ
れる時計データに基づいて、個別請求情報の送出を行う
べき所定時間が到来したか否かを判定する(ST30
0)。ST300が“N”ならば、図9のST100に
移行する。ST300が“Y”ならば、サービス制御局
7に個別請求情報を送出するために設定されている情報
送出用の論理番号を発信する(ST301)。交換機3
との間に通信パスが設定されると(ST302が
“Y”)、個別請求情報記憶手段103に格納されてい
る全ての個別請求情報Dpを交換機に送出する(ST3
03)。ここで、CPU100は、送出する各個別請求
情報Dpの利用情報Duに駐車場名Npを付加する。個
別請求情報Dpの送出が完了すると(ST304で
“Y”)、回線を切断し(ST305)、個別請求情報
記憶手段103の内容をクリアして(ST306)、図
9に示す入庫処理のST100に移行する。
報送出処理を示す詳細フローチャートである。中央管理
ユニットのCPU100は、時計手段104から出力さ
れる時計データに基づいて、個別請求情報の送出を行う
べき所定時間が到来したか否かを判定する(ST30
0)。ST300が“N”ならば、図9のST100に
移行する。ST300が“Y”ならば、サービス制御局
7に個別請求情報を送出するために設定されている情報
送出用の論理番号を発信する(ST301)。交換機3
との間に通信パスが設定されると(ST302が
“Y”)、個別請求情報記憶手段103に格納されてい
る全ての個別請求情報Dpを交換機に送出する(ST3
03)。ここで、CPU100は、送出する各個別請求
情報Dpの利用情報Duに駐車場名Npを付加する。個
別請求情報Dpの送出が完了すると(ST304で
“Y”)、回線を切断し(ST305)、個別請求情報
記憶手段103の内容をクリアして(ST306)、図
9に示す入庫処理のST100に移行する。
【0029】図12は、交換機の制御処理のフローチャ
ートである。交換機4は、発信元である移動通信手段2
から着信した際に、駐車場管理装置1の通信手段107
に割り当てられている論理番号を受信したか否かを判定
する(ST20)。ST20が“Y”ならば、上記論理
番号に対応する着番号、すなわち通信手段107の端末
番号をサービス制御局7に問い合わせる(ST21)。
交換局4は、サービス制御局7から応答された上記通信
手段107の端末番号を受信すると(ST22で
“Y”)、その端末番号に基づいて回線接続を行う(S
T23)。なお、駐車場においては、利用者が駐車場管
理装置1の論理番号を容易に視認できるように、論理番
号を表示した看板や表示装置等を設けておくことが好ま
しい。
ートである。交換機4は、発信元である移動通信手段2
から着信した際に、駐車場管理装置1の通信手段107
に割り当てられている論理番号を受信したか否かを判定
する(ST20)。ST20が“Y”ならば、上記論理
番号に対応する着番号、すなわち通信手段107の端末
番号をサービス制御局7に問い合わせる(ST21)。
交換局4は、サービス制御局7から応答された上記通信
手段107の端末番号を受信すると(ST22で
“Y”)、その端末番号に基づいて回線接続を行う(S
T23)。なお、駐車場においては、利用者が駐車場管
理装置1の論理番号を容易に視認できるように、論理番
号を表示した看板や表示装置等を設けておくことが好ま
しい。
【0030】次いで、基地局3から送出されてくる基地
局識別情報に基づいて、発信元の移動通信手段2と、着
信先の通信手段107とが、同一の基地局3、又は、担
当する通信エリアが互いに隣接している基地局を経由し
ているか否かを判定する(ST24)。ST24が
“N”ならば、移動通信手段2を所持している利用者
は、駐車場管理装置1をカバーする基地局3の通信エリ
ア(半径数百m程度)の範囲外、つまり駐車場から比較
的離れた位置にいる。このため、利用者が駐車場に到着
して駐車車両を出庫させるまでにかなりの時間を要する
から、駐車時間が延長され、また、個別管理ユニットの
制御処理を示す図8のST15における所定時間内に駐
車車両を出庫させることができないおそれがある。仮
に、このまま処理が継続されて、上記所定時間が経過し
てしまった場合には、駐車車両が出庫していないのにも
関わらず、図8のST10に移行して新たな入庫処理が
開始されて再び車両阻止機が阻止動作されてしまう。こ
の結果、実際の駐車時間に見合った駐車料金を含む適正
な個別請求情報が生成されないだけでなく、同一の駐車
車両に対して、新たに入庫処理がなされてしまうという
不都合が生じる。上記不都合を解消するために、交換機
4は、利用者が駐車場から離れた位置に所在しているた
め処理を中断する旨のガイダンス情報を送出し(ST2
5)、回線を切断し(ST26)、いったん処理を強制
的に中止させて、ST20へ戻る。ST24が“Y”な
らば、回線接続を継続したままST20へ戻る。上記S
T24において、交換機4が同一基地局を経由している
かだけでなく、担当する通信エリアが互いに隣接してい
る基地局を経由しているか否かを判定している理由につ
いて説明する。これは、1つの基地局3の通信エリアの
みが駐車場管理装置1をカバーしているとは限らず、隣
接する2つ以上の基地局の通信エリアが互いに重複して
上記駐車場管理装置1をカバーしていることがあるから
である。
局識別情報に基づいて、発信元の移動通信手段2と、着
信先の通信手段107とが、同一の基地局3、又は、担
当する通信エリアが互いに隣接している基地局を経由し
ているか否かを判定する(ST24)。ST24が
“N”ならば、移動通信手段2を所持している利用者
は、駐車場管理装置1をカバーする基地局3の通信エリ
ア(半径数百m程度)の範囲外、つまり駐車場から比較
的離れた位置にいる。このため、利用者が駐車場に到着
して駐車車両を出庫させるまでにかなりの時間を要する
から、駐車時間が延長され、また、個別管理ユニットの
制御処理を示す図8のST15における所定時間内に駐
車車両を出庫させることができないおそれがある。仮
に、このまま処理が継続されて、上記所定時間が経過し
てしまった場合には、駐車車両が出庫していないのにも
関わらず、図8のST10に移行して新たな入庫処理が
開始されて再び車両阻止機が阻止動作されてしまう。こ
の結果、実際の駐車時間に見合った駐車料金を含む適正
な個別請求情報が生成されないだけでなく、同一の駐車
車両に対して、新たに入庫処理がなされてしまうという
不都合が生じる。上記不都合を解消するために、交換機
4は、利用者が駐車場から離れた位置に所在しているた
め処理を中断する旨のガイダンス情報を送出し(ST2
5)、回線を切断し(ST26)、いったん処理を強制
的に中止させて、ST20へ戻る。ST24が“Y”な
らば、回線接続を継続したままST20へ戻る。上記S
T24において、交換機4が同一基地局を経由している
かだけでなく、担当する通信エリアが互いに隣接してい
る基地局を経由しているか否かを判定している理由につ
いて説明する。これは、1つの基地局3の通信エリアの
みが駐車場管理装置1をカバーしているとは限らず、隣
接する2つ以上の基地局の通信エリアが互いに重複して
上記駐車場管理装置1をカバーしていることがあるから
である。
【0031】一方、ST20で“N”ならば、個別請求
情報送出用の論理番号を受信したか否かを判定する(S
T27)。ST27が“Y”ならば、サービス制御局7
に対して接続要求を送出して回線を接続し、通信手段1
07から送出される個別請求情報を共通線信号網6を介
してサービス制御局7に送出する(ST28)。そし
て、通信手段107が個別請求情報を送出した後に行う
回線切断を待機し(ST29)、回線が切断されたらな
らば(ST29で“Y”)、ST20に戻る。ST27
が“N”ならば、別処理、すなわち通常の通信制御処理
を行うが、本発明とは関連しないので、説明を省略す
る。
情報送出用の論理番号を受信したか否かを判定する(S
T27)。ST27が“Y”ならば、サービス制御局7
に対して接続要求を送出して回線を接続し、通信手段1
07から送出される個別請求情報を共通線信号網6を介
してサービス制御局7に送出する(ST28)。そし
て、通信手段107が個別請求情報を送出した後に行う
回線切断を待機し(ST29)、回線が切断されたらな
らば(ST29で“Y”)、ST20に戻る。ST27
が“N”ならば、別処理、すなわち通常の通信制御処理
を行うが、本発明とは関連しないので、説明を省略す
る。
【0032】図13は、サービス制御局の制御処理のフ
ローチャートである。まず、利用者の所持する移動通信
手段2から駐車場管理装置1の通信手段107に対応す
る論理番号の問い合わせがあれば(ST40で
“Y”)、サービス制御局7が有する対応表73に基づ
いて着番号である通信手段107の端末番号を交換機4
に応答する番号翻訳を行う(ST41)。ST40が
“N”であれば、ST41をスキップする。次に、交換
機4からの接続要求の有無を判定する(ST42)。S
T42が“Y”ならば、交換機4から個別請求情報Dp
を受信したか否かを判定し(ST43)、ST43が
“Y”ならば、受信した個別請求情報Dpを顧客管理情
報データベース72の個別請求情報格納領域Aに格納し
て(ST44)、ST40に戻る。また、ST42,S
T43が“N”ならば、ST40に戻る。この結果、顧
客管理情報データベース72の個別請求情報格納領域A
には、端末番号Tnに関連付けられて、利用情報Duを
構成する開始時間Ta、終了時間Tb、駐車時間Tc、
駐車料金Mp、及び駐車場名Npが格納される。
ローチャートである。まず、利用者の所持する移動通信
手段2から駐車場管理装置1の通信手段107に対応す
る論理番号の問い合わせがあれば(ST40で
“Y”)、サービス制御局7が有する対応表73に基づ
いて着番号である通信手段107の端末番号を交換機4
に応答する番号翻訳を行う(ST41)。ST40が
“N”であれば、ST41をスキップする。次に、交換
機4からの接続要求の有無を判定する(ST42)。S
T42が“Y”ならば、交換機4から個別請求情報Dp
を受信したか否かを判定し(ST43)、ST43が
“Y”ならば、受信した個別請求情報Dpを顧客管理情
報データベース72の個別請求情報格納領域Aに格納し
て(ST44)、ST40に戻る。また、ST42,S
T43が“N”ならば、ST40に戻る。この結果、顧
客管理情報データベース72の個別請求情報格納領域A
には、端末番号Tnに関連付けられて、利用情報Duを
構成する開始時間Ta、終了時間Tb、駐車時間Tc、
駐車料金Mp、及び駐車場名Npが格納される。
【0033】サービス制御局7は、顧客管理情報データ
ベース72の通信課金情報格納領域の通信課金情報及び
個別請求情報格納領域の個別請求情報に基づいて料金請
求情報を生成する。すなわち、各端末番号に関連付けさ
れている通信料金及び駐車料金を合算した料金請求情報
を算出する。算出された料金請求情報に基づいて、通常
の通信料金の収受と同様に、すなわち金融機関による自
動振込処理によって駐車料金の収受がなされる。あるい
は、上記料金請求情報に基づいて請求書の作成及び発送
がなされ、その請求書に基づいて駐車料金の収受がなさ
れる。
ベース72の通信課金情報格納領域の通信課金情報及び
個別請求情報格納領域の個別請求情報に基づいて料金請
求情報を生成する。すなわち、各端末番号に関連付けさ
れている通信料金及び駐車料金を合算した料金請求情報
を算出する。算出された料金請求情報に基づいて、通常
の通信料金の収受と同様に、すなわち金融機関による自
動振込処理によって駐車料金の収受がなされる。あるい
は、上記料金請求情報に基づいて請求書の作成及び発送
がなされ、その請求書に基づいて駐車料金の収受がなさ
れる。
【0034】なお、料金の支払いを行う利用者が個々の
駐車料金の請求内容を確認するために、駐車料金Mpに
加えて、利用情報Dp、すなわち駐車場名Np、開始時
間Ta、終了時間Tb、及び駐車時間Tcの全て又は一
部を請求料金明細書に記載することが好ましい。
駐車料金の請求内容を確認するために、駐車料金Mpに
加えて、利用情報Dp、すなわち駐車場名Np、開始時
間Ta、終了時間Tb、及び駐車時間Tcの全て又は一
部を請求料金明細書に記載することが好ましい。
【0035】また、通信手段107及び移動通信手段2
としては、PHS端末に対応するもの限定されるもので
はなく、移動通信を行う通信手段であればよく、例えば
自動車電話機や携帯電話機を用いてもよい。
としては、PHS端末に対応するもの限定されるもので
はなく、移動通信を行う通信手段であればよく、例えば
自動車電話機や携帯電話機を用いてもよい。
【0036】以上詳述したように、この実施の形態によ
る課金装置によれば、時間貸し駐車場の駐車料金を利用
者が所持する移動通信手段の通信料と合わせて請求する
ために必要な情報を出力することができるので、施設の
利用者は、貨幣やプリペイドカードを所持する必要がな
く、駐車料金をPHS端末等の移動通信手段の通信料と
合わせて収受することができるので、施設の利用料金の
支払いに手間がかからない。また、従来と違って、精算
機に投入された貨幣の集金にかかるコストや、プリペイ
ドカードの発行及び管理等にかかるコストが不要となる
から、料金収受に関するコストを大幅に削減することが
できる。
る課金装置によれば、時間貸し駐車場の駐車料金を利用
者が所持する移動通信手段の通信料と合わせて請求する
ために必要な情報を出力することができるので、施設の
利用者は、貨幣やプリペイドカードを所持する必要がな
く、駐車料金をPHS端末等の移動通信手段の通信料と
合わせて収受することができるので、施設の利用料金の
支払いに手間がかからない。また、従来と違って、精算
機に投入された貨幣の集金にかかるコストや、プリペイ
ドカードの発行及び管理等にかかるコストが不要となる
から、料金収受に関するコストを大幅に削減することが
できる。
【0037】また、利用者が駐車場管理装置1を含む基
地局3の通信エリアの範囲内に位置した場合のみ、出庫
処理を行って個別請求情報を生成することができる。こ
のため、利用者が施設に近い位置に存在している場合に
だけ個別請求情報を生成することが適した駐車場等の施
設に対応することができる。
地局3の通信エリアの範囲内に位置した場合のみ、出庫
処理を行って個別請求情報を生成することができる。こ
のため、利用者が施設に近い位置に存在している場合に
だけ個別請求情報を生成することが適した駐車場等の施
設に対応することができる。
【0038】ここで、実施の形態の説明と、請求範囲の
記載との対応を説明しておくと、図10のST200〜
ST205の動作を行う中央管理ユニット11のCPU
100が、通信手段を介して、サービス制御局から移動
通信手段の端末番号が通知されたときに、サービス及び
/又は商品の提供位置を特定するための位置特定情報の
入力を促すガイダンス情報を移動通信手段へ送出する
「特定情報要求手段」に相当している。
記載との対応を説明しておくと、図10のST200〜
ST205の動作を行う中央管理ユニット11のCPU
100が、通信手段を介して、サービス制御局から移動
通信手段の端末番号が通知されたときに、サービス及び
/又は商品の提供位置を特定するための位置特定情報の
入力を促すガイダンス情報を移動通信手段へ送出する
「特定情報要求手段」に相当している。
【0039】図10のST203,ST204,ST2
10の動作をおこなう中央管理ユニット11のCPU1
00が、通信手段が移動通信手段から位置特定情報を受
信したときに、位置特定情報に対応する、提供したサー
ビス及び/又は商品の対価の額を含む利用情報と、通知
された端末番号とを関連付けてなる個別請求情報を生成
する「個別請求情報生成手段」に相当している。
10の動作をおこなう中央管理ユニット11のCPU1
00が、通信手段が移動通信手段から位置特定情報を受
信したときに、位置特定情報に対応する、提供したサー
ビス及び/又は商品の対価の額を含む利用情報と、通知
された端末番号とを関連付けてなる個別請求情報を生成
する「個別請求情報生成手段」に相当している。
【0040】図11のST300〜ST306の動作を
行う中央管理ユニット11のCPU100が、個別請求
情報記憶手段に格納されている個別請求情報をサービス
制御局へ送出する「個別請求情報送出手段」に相当して
いる。
行う中央管理ユニット11のCPU100が、個別請求
情報記憶手段に格納されている個別請求情報をサービス
制御局へ送出する「個別請求情報送出手段」に相当して
いる。
【0041】図13のST43,ST44の動作を行う
サービス制御局7が、施設管理装置から受け取った個別
請求情報を個別請求情報格納領域に記録する「請求情報
記録手段」に相当している。
サービス制御局7が、施設管理装置から受け取った個別
請求情報を個別請求情報格納領域に記録する「請求情報
記録手段」に相当している。
【0042】また、各端末番号に関連付けされている通
信料金及び駐車料金を合算した料金請求情報を算出する
サービス制御局7が、通信課金情報格納領域の通信課金
情報及び個別請求情報格納領域の個別別請求情報に基づ
いて、移動通信手段の契約者に対する料金請求を行うた
めの料金請求情報を出力する「料金請求情報出力手段」
に相当している。
信料金及び駐車料金を合算した料金請求情報を算出する
サービス制御局7が、通信課金情報格納領域の通信課金
情報及び個別請求情報格納領域の個別別請求情報に基づ
いて、移動通信手段の契約者に対する料金請求を行うた
めの料金請求情報を出力する「料金請求情報出力手段」
に相当している。
【0043】また、図12のST24〜ST26の動作
を行う交換機4が、通信手段及び前記移動通信手段の通
信パスが同一基地局及び担当する通信エリアが互いに隣
接している基地局のいずれをも経由していない場合に、
移動通信手段に対して料金収受処理を受け付けない旨を
示す情報を送出するとともに、通信パスを切断する「通
信制御手段」に相当している。
を行う交換機4が、通信手段及び前記移動通信手段の通
信パスが同一基地局及び担当する通信エリアが互いに隣
接している基地局のいずれをも経由していない場合に、
移動通信手段に対して料金収受処理を受け付けない旨を
示す情報を送出するとともに、通信パスを切断する「通
信制御手段」に相当している。
【0044】なお、本発明の課金装置は、駐車場の駐車
料金を収受するものに限定されるものではなく、所定の
位置においてサービス及び/又は商品を有料で提供する
施設において料金を収受する課金装置に適用することが
できる。
料金を収受するものに限定されるものではなく、所定の
位置においてサービス及び/又は商品を有料で提供する
施設において料金を収受する課金装置に適用することが
できる。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の課金装置によれ
ば、所定の位置においてサービス及び/又は商品を有料
で提供する施設の料金を利用者が所持する移動通信手段
の通信料と合わせて請求するために必要な情報を出力す
ることができる。このため、施設の利用料金を、貨幣や
プリペイドカードを使用することなく携帯電話の通信料
と合わせて収受することができるので、従来と違って、
施設の利用料金の支払いに手間がかからず、かつ、料金
収受に要するコストが大幅に削減される。
ば、所定の位置においてサービス及び/又は商品を有料
で提供する施設の料金を利用者が所持する移動通信手段
の通信料と合わせて請求するために必要な情報を出力す
ることができる。このため、施設の利用料金を、貨幣や
プリペイドカードを使用することなく携帯電話の通信料
と合わせて収受することができるので、従来と違って、
施設の利用料金の支払いに手間がかからず、かつ、料金
収受に要するコストが大幅に削減される。
【0046】本発明に係る請求項2の課金装置によれ
ば、移動通信手段を所持する者が施設管理装置を含むP
HSの基地局の通信エリア内に位置している場合にの
み、サービス及び/又は商品の対価の額を含む個別請求
情報を生成することができる。このため、利用者が施設
に近い位置に存在している場合にだけ個別請求情報を生
成することが適した駐車場等の施設に対応することがで
きる。
ば、移動通信手段を所持する者が施設管理装置を含むP
HSの基地局の通信エリア内に位置している場合にの
み、サービス及び/又は商品の対価の額を含む個別請求
情報を生成することができる。このため、利用者が施設
に近い位置に存在している場合にだけ個別請求情報を生
成することが適した駐車場等の施設に対応することがで
きる。
【図1】本発明の課金装置の実施の形態を示す概略ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】駐車場管理装置の説明図である。
【図3】駐車場管理装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】料金算出情報の構成を示す説明図である。
【図5】個別請求情報の構成を示す説明図である。
【図6】個別請求情報格納領域の構成を示す説明図であ
る。
る。
【図7】中央管理ユニットの制御処理を示す概略フロー
チャートである。
チャートである。
【図8】個別管理ユニットの制御処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図9】中央管理ユニットの入庫処理を示す詳細フロー
チャートである。
チャートである。
【図10】中央管理ユニットの出庫処理を示す詳細フロ
ーチャートであ
ーチャートであ
【図11】中央管理ユニットの個別請求情報送出処理を
示す詳細フローチャートである。
示す詳細フローチャートである。
【図12】交換機の制御処理のフローチャートである。
【図13】サービス制御局の処理のフローチャートであ
る。
る。
1 駐車管理装置(施設管理装置) 107 通信手段 2 移動通信手段 3 基地局 4 交換局 5 ディジタル網 6 共通線信号網 7 サービス制御局 72 顧客管理情報データベース A 個別請求情報格納領域 73 対応表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597040636 松本 直樹 東京都江東区北砂1−4−16−303 (72)発明者 山本 浩 神奈川県横浜市南区二葉町4−30−7− 603 (72)発明者 坂田 潔 神奈川県横浜市金沢区六浦町1397−7− 506 (72)発明者 後藤 芳孝 神奈川県川崎市中原区小杉町2−201−2 −504 (72)発明者 松本 直樹 東京都江東区北砂1−4−16−303
Claims (2)
- 【請求項1】 施設利用者が所持する移動通信手段と、
所定の位置においてサービス及び/又は商品を有料で提
供する施設に設けられている施設管理装置と、前記移動
通信手段との間で通信を行う基地局と、前記基地局を収
容する交換機と、前記交換機から問合せがなされた所定
の論理番号に応じて前記施設管理装置側の端末番号を応
答するとともに、発信元の端末番号を着信先へ通知する
サービス制御局とを有してなり、 前記施設管理装置は、 前記移動通信手段と通信を行う通信手段と、 前記通信手段を介して、前記サービス制御局から前記移
動通信手段の端末番号が通知されたときに、サービス及
び/又は商品の提供位置を特定するための位置特定情報
の入力を促すガイダンス情報を前記移動通信手段へ送出
する特定情報要求手段と、 前記通信手段が前記移動通信手段から前記位置特定情報
を受信したときに、前記位置特定情報に対応する、提供
したサービス及び/又は商品の対価の額を含む利用情報
と、通知された前記端末番号とを関連付けてなる個別請
求情報を生成する個別請求情報生成手段と、 前記個別請求情報を記憶する個別請求情報記憶手段と、 前記個別請求情報記憶手段に格納されている前記個別請
求情報を前記サービス制御局へ送出する個別請求情報送
出手段とを有し、 前記サービス制御局は、 通信課金情報を格納するための通信課金情報記憶領域
と、前記個別請求情報を前記端末番号と関連付けて格納
するための個別請求情報記憶領域とを含む顧客管理情報
データベースと、 前記施設管理装置から受け取った前記個別請求情報を前
記個別請求情報記憶領域に記録する請求情報記録手段
と、 前記通信課金情報記憶領域の前記通信課金情報及び前記
個別請求情報記憶領域の前記個別請求情報に基づいて、
前記移動通信手段の契約者に対する料金請求を行うため
の料金請求情報を出力する料金請求情報出力手段とを有
すること、 を特徴とする課金装置。 - 【請求項2】 施設管理装置の通信手段は、PHS回線
を介して通信を行うものであり、施設利用者の所持する
移動通信手段は、PHS端末であり、 交換機は、前記通信手段及び前記移動通信手段の通信パ
スが同一基地局及び担当する通信エリアが互いに隣接し
ている基地局のいずれをも経由していない場合に前記通
信パスを切断する通信制御手段を有すること、 を特徴とする請求項1記載の課金装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071080A JPH10269390A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 課金装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071080A JPH10269390A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 課金装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269390A true JPH10269390A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13450199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9071080A Pending JPH10269390A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 課金装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269390A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001033368A1 (fr) * | 1999-11-01 | 2001-05-10 | Seiko Epson Corporation | Controleur de sortie de donnees |
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JP2016085736A (ja) * | 2015-10-14 | 2016-05-19 | 俊之介 島野 | 駐輪又は/及び駐車施設の精算システム |
JP2019192254A (ja) * | 2019-05-19 | 2019-10-31 | 株式会社ワイティーエム | 駐車場管理システム |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9071080A patent/JPH10269390A/ja active Pending
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