JPH10265393A - 豚流行性下痢の予防治療剤 - Google Patents
豚流行性下痢の予防治療剤Info
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- JPH10265393A JPH10265393A JP9070940A JP7094097A JPH10265393A JP H10265393 A JPH10265393 A JP H10265393A JP 9070940 A JP9070940 A JP 9070940A JP 7094097 A JP7094097 A JP 7094097A JP H10265393 A JPH10265393 A JP H10265393A
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- virus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 豚流行性下痢症には母豚を免疫するワクチン
療法が開発されているが、すべての母豚にワクチンを実
施することは実際上難しく、また本病は突発的に発生す
ることが多く、緊急的にワクチンを実施しても効果が現
れるのに1〜2ケ月かかる。 【解決手段】 豚流行性下痢ウイルスを免疫した牛から
採取される乳またはその乳成分ならびに該ウイルスで免
疫した鶏から採取した鶏卵卵黄または鶏卵抗体を使用し
て、本病の予防、治療が効果的に可能となった。
療法が開発されているが、すべての母豚にワクチンを実
施することは実際上難しく、また本病は突発的に発生す
ることが多く、緊急的にワクチンを実施しても効果が現
れるのに1〜2ケ月かかる。 【解決手段】 豚流行性下痢ウイルスを免疫した牛から
採取される乳またはその乳成分ならびに該ウイルスで免
疫した鶏から採取した鶏卵卵黄または鶏卵抗体を使用し
て、本病の予防、治療が効果的に可能となった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は豚流行性下痢に対す
る予防および治療を主な目的とする。さらに詳細には、
主に消化管内で増殖する豚流行性下痢ウイルスにより引
き起こされる豚の下痢症の予防および治療に関する。
る予防および治療を主な目的とする。さらに詳細には、
主に消化管内で増殖する豚流行性下痢ウイルスにより引
き起こされる豚の下痢症の予防および治療に関する。
【0002】子豚期における下痢症の原因としては豚伝
染性胃腸炎ウイルス、ロタウイルス、豚流行性下痢ウイ
ルスあるいは大腸菌等による単独あるいは複数病原体の
感染に起因している。豚流行性下痢は1993年頃から
日本での発生が高まり、1996には数万頭の子豚が死
亡している。本病は冬季に発生することが多く、哺乳豚
の発病率は100%に及ぶことがあり、10日齢以内の
子豚が感染すると下痢、脱水、母乳摂取不足により死亡
率が大変高くなる。
染性胃腸炎ウイルス、ロタウイルス、豚流行性下痢ウイ
ルスあるいは大腸菌等による単独あるいは複数病原体の
感染に起因している。豚流行性下痢は1993年頃から
日本での発生が高まり、1996には数万頭の子豚が死
亡している。本病は冬季に発生することが多く、哺乳豚
の発病率は100%に及ぶことがあり、10日齢以内の
子豚が感染すると下痢、脱水、母乳摂取不足により死亡
率が大変高くなる。
【0003】
【従来の技術および発明が解決すべき課題】細菌類に起
因するものについては、該菌に対して有効な抗生物質あ
るいは抗菌剤の投与が広く行われている。ウイルスに起
因するものについては主に母豚をワクチンで免疫するこ
とにより、その母乳を介して特異抗体による感染防御能
を哺乳子豚に付与する方法(受動免疫)が広く行われて
いる。豚流行性下痢に対しても母豚を免疫するワクチン
が最近開発された(例えば、日生研PED生ワクチ
ン)。したがって、本病の流行が予想される地域の農場
あるいは既に発生が認められた農場では予め母豚をワク
チン接種しておくことにより、その発生を防ぐことが期
待できる。しかし、すべての農場でワクチンを使用する
ことは実際上不可能に近い。本病は突発的に発生するこ
とが多く、ワクチン未使用農場において発生後、緊急的
にワクチン接種を実施したとしても、ワクチン効果が現
れるまでには少なくとも1〜2ケ月かかり、その間に分
娩された子豚の多くは発病、死亡することになり、多大
な経済的損失を被る。
因するものについては、該菌に対して有効な抗生物質あ
るいは抗菌剤の投与が広く行われている。ウイルスに起
因するものについては主に母豚をワクチンで免疫するこ
とにより、その母乳を介して特異抗体による感染防御能
を哺乳子豚に付与する方法(受動免疫)が広く行われて
いる。豚流行性下痢に対しても母豚を免疫するワクチン
が最近開発された(例えば、日生研PED生ワクチ
ン)。したがって、本病の流行が予想される地域の農場
あるいは既に発生が認められた農場では予め母豚をワク
チン接種しておくことにより、その発生を防ぐことが期
待できる。しかし、すべての農場でワクチンを使用する
ことは実際上不可能に近い。本病は突発的に発生するこ
とが多く、ワクチン未使用農場において発生後、緊急的
にワクチン接種を実施したとしても、ワクチン効果が現
れるまでには少なくとも1〜2ケ月かかり、その間に分
娩された子豚の多くは発病、死亡することになり、多大
な経済的損失を被る。
【0004】感染性下痢症の予防には、該病原因子に対
する特異抗体の経口投与が有効であることが報告されて
いる(例えば、北島ら、第80回「日本畜産学会大会、
講演要旨、1988年」)。大腸菌やロタウイルスに対
する特異抗体として牛初乳抗体、卵黄抗体、血清抗体お
よびモノクローナル抗体が報告されている(例えば、Ku
roki, M.らの「Arch. Virol., 138, 143-148, 1994」お
よびBridger らの「Infection and Immunity, 31, 906-
910, 1981 」)。一方、流行性下痢ウイルスに対する特
異抗体の効果についての報告はなく、その有効性および
実用性は全く不明であった。
する特異抗体の経口投与が有効であることが報告されて
いる(例えば、北島ら、第80回「日本畜産学会大会、
講演要旨、1988年」)。大腸菌やロタウイルスに対
する特異抗体として牛初乳抗体、卵黄抗体、血清抗体お
よびモノクローナル抗体が報告されている(例えば、Ku
roki, M.らの「Arch. Virol., 138, 143-148, 1994」お
よびBridger らの「Infection and Immunity, 31, 906-
910, 1981 」)。一方、流行性下痢ウイルスに対する特
異抗体の効果についての報告はなく、その有効性および
実用性は全く不明であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、豚流行性
下痢ウイルスによって引き起こされる下痢症の予防法、
治療法について検討を重ねた結果、豚流行性下痢ウイル
スを免疫した牛から採取した乳またはその乳成分あるい
は該ウイルスで免疫した鶏から得た全卵、卵黄または卵
黄抗体が有効であることを初めて見出した。
下痢ウイルスによって引き起こされる下痢症の予防法、
治療法について検討を重ねた結果、豚流行性下痢ウイル
スを免疫した牛から採取した乳またはその乳成分あるい
は該ウイルスで免疫した鶏から得た全卵、卵黄または卵
黄抗体が有効であることを初めて見出した。
【0006】本発明の豚流行性下痢ウイルスに対する特
異抗体を含む牛乳または鶏卵卵黄は、例えばつぎのよう
に製造することができるが、これに限定されるものでは
ない。すなわち、妊娠6〜9ケ月の搾乳牛または採卵鶏
に7〜14日毎に豚流行性下痢ウイルスを単独またはフ
ロインドコンプリートアジュバントなどのアジュバント
と混合、乳化したものを2〜6回皮下または筋肉内に接
種して免疫を行う。そして特異抗体を含む牛乳、好まし
くは出産後1〜3日の初乳または鶏卵を採取する。接種
量は特に制限されず牛又は鶏を該ウイルスで免疫させる
に十分な量であればよい。
異抗体を含む牛乳または鶏卵卵黄は、例えばつぎのよう
に製造することができるが、これに限定されるものでは
ない。すなわち、妊娠6〜9ケ月の搾乳牛または採卵鶏
に7〜14日毎に豚流行性下痢ウイルスを単独またはフ
ロインドコンプリートアジュバントなどのアジュバント
と混合、乳化したものを2〜6回皮下または筋肉内に接
種して免疫を行う。そして特異抗体を含む牛乳、好まし
くは出産後1〜3日の初乳または鶏卵を採取する。接種
量は特に制限されず牛又は鶏を該ウイルスで免疫させる
に十分な量であればよい。
【0007】該ウイルスで免疫された牛の乳汁または鶏
の卵黄は、該ウイルスに特異的に結合する特異抗体を含
有する。したがって、特異抗体を含有する全乳、脱脂
乳、乳清または牛乳から生成された乳汁抗体ならびに鶏
卵全卵、卵黄または卵黄から生成された鶏卵抗体等いず
れのものでも使用できるので、特に限定されない。
の卵黄は、該ウイルスに特異的に結合する特異抗体を含
有する。したがって、特異抗体を含有する全乳、脱脂
乳、乳清または牛乳から生成された乳汁抗体ならびに鶏
卵全卵、卵黄または卵黄から生成された鶏卵抗体等いず
れのものでも使用できるので、特に限定されない。
【0008】豚流行性下痢ウイルスは腸管上皮細胞内で
増えることから、本病による下痢症の予防、治療効果を
有する本発明の特異抗体を含む牛乳または卵黄は経口投
与が好ましい。本発明の乳または卵黄を経口投与する場
合は液剤、錠剤、カプセル剤、粉剤等の剤形で用いるこ
とができる。また、本発明の特異抗体を含む牛乳または
卵黄の乾燥物を代用乳、人口乳に添加して投与すること
もできる。一般的に乳又は卵黄としての1日の投与量は
0.1〜20ml/kg体重であり、1回あるいはそれ
以上投与される。つぎに実施例によりさらに本発明を説
明する。
増えることから、本病による下痢症の予防、治療効果を
有する本発明の特異抗体を含む牛乳または卵黄は経口投
与が好ましい。本発明の乳または卵黄を経口投与する場
合は液剤、錠剤、カプセル剤、粉剤等の剤形で用いるこ
とができる。また、本発明の特異抗体を含む牛乳または
卵黄の乾燥物を代用乳、人口乳に添加して投与すること
もできる。一般的に乳又は卵黄としての1日の投与量は
0.1〜20ml/kg体重であり、1回あるいはそれ
以上投与される。つぎに実施例によりさらに本発明を説
明する。
【0009】実施例 1 妊娠8ケ月齢のホルスタイン牛2頭に不活化豚流行性下
痢ウイルスZ94P5株108 .75 TCI50/ml と等量
のフロインドコンプリートアジュバントを混合、乳化し
たもの3mlを皮下に接種した。さらにウイルス液だけ
を初回免疫後2週間毎に2回同様に接種した。分娩後得
られた初乳を遠心により脂肪を除去し脱脂乳を採取し
た。得られた初乳の抗豚流行性下痢ウイルス中和抗体価
は表1に示す。 表1 免疫牛初乳の抗豚流行性下痢ウイルス中和抗体価 牛番号 豚流行性下痢中和抗体価 ───────────────────── 1 512 2 2048 ────────────────────
痢ウイルスZ94P5株108 .75 TCI50/ml と等量
のフロインドコンプリートアジュバントを混合、乳化し
たもの3mlを皮下に接種した。さらにウイルス液だけ
を初回免疫後2週間毎に2回同様に接種した。分娩後得
られた初乳を遠心により脂肪を除去し脱脂乳を採取し
た。得られた初乳の抗豚流行性下痢ウイルス中和抗体価
は表1に示す。 表1 免疫牛初乳の抗豚流行性下痢ウイルス中和抗体価 牛番号 豚流行性下痢中和抗体価 ───────────────────── 1 512 2 2048 ────────────────────
【0010】実施例 2 10羽の採卵鶏に不活化豚流行性下痢ウイルスZ94P
5株 107.75TCID50/ mlと等量のフロインドコ
ンプリートアジュバントを混合、乳化したもの0.5m
lを筋肉内に接種した。5羽は非免疫対照鶏とした。さ
らにウイルス液だけを初回免疫後2週間毎に2回同様に
接種した。最終免疫後2週目に鶏卵を採取し、その鶏卵
卵黄から卵黄リポタンパク質を除去し抗豚流行性ウイル
ス中和抗体価を測定した。結果を表2に示す。 表2 免疫鶏卵卵黄の抗豚流行性下痢ウイルス中和抗体価 区 鶏番号 豚流行性下痢中和抗体価 ──────────────────────── 免疫区 1 80 2 160 3 160 4 80 5 160 6 320 7 160 8 320 9 320 10 320 ────────────────────── 非免疫区 11 <10 12 <10 13 <10 14 <10 15 <10 ──────────────────────
5株 107.75TCID50/ mlと等量のフロインドコ
ンプリートアジュバントを混合、乳化したもの0.5m
lを筋肉内に接種した。5羽は非免疫対照鶏とした。さ
らにウイルス液だけを初回免疫後2週間毎に2回同様に
接種した。最終免疫後2週目に鶏卵を採取し、その鶏卵
卵黄から卵黄リポタンパク質を除去し抗豚流行性ウイル
ス中和抗体価を測定した。結果を表2に示す。 表2 免疫鶏卵卵黄の抗豚流行性下痢ウイルス中和抗体価 区 鶏番号 豚流行性下痢中和抗体価 ──────────────────────── 免疫区 1 80 2 160 3 160 4 80 5 160 6 320 7 160 8 320 9 320 10 320 ────────────────────── 非免疫区 11 <10 12 <10 13 <10 14 <10 15 <10 ──────────────────────
【0011】実施例 3 実施例1で得られた免疫牛初乳および実施例2で得られ
た免疫鶏卵卵黄それぞれ2mlを豚流行性下痢抗体陰性
母豚から産出された2日齢豚に直接経口投与または代用
乳に添加して3回/日与えた。対照群は、非免疫牛初乳
または非免疫鶏卵卵黄を同様に投与した。初回投与2時
間後に>102 ID50の豚流行性下痢ウイルスZ94P
5株を経口接種し、攻撃試験を実施した。その後毎日、
臨床症状を2週間観察した。その結果を表3に示す。非
免疫初乳および非免疫卵黄を投与した対照群ではすべて
下痢を発症し、それぞれ4頭中3頭および2頭中2頭が
死亡したのに対し、免疫初乳投与群では4頭中2頭、免
疫卵黄投与群では2頭中1頭が下痢を発症したが、数日
以内に下痢が収まり、すべて生存した。免疫初乳および
免疫卵黄投与による副作用は認められなかった。以上の
成績から明らかなように、非免疫牛初乳または非免疫卵
黄を投与した場合はすべてに下痢の発症が認められ、高
い死亡率であったが、抗豚流行性下痢ウイルス抗体を含
む免疫牛初乳または免疫鶏卵卵黄を投与したものについ
ては、下痢の発症率が低下し、死亡するものは1頭もな
かった。したがって、本発明の抗豚流行性下痢ウイルス
免疫牛初乳および鶏卵卵黄が豚流行性下痢に対する予
防、治療効果を有することが確認された。 表3 免疫牛初乳および免疫鶏卵卵黄の豚での有効性試験 試験群 供試頭数 下痢発症頭数 死亡頭数 ───────────────────────────── 免疫牛初乳投与群 4 2 0 免疫鶏卵卵黄投与群 2 1 0 非免疫牛初乳投与群 4 4 3 非免疫鶏卵卵黄投与群 2 2 2 ────────────────────────────
た免疫鶏卵卵黄それぞれ2mlを豚流行性下痢抗体陰性
母豚から産出された2日齢豚に直接経口投与または代用
乳に添加して3回/日与えた。対照群は、非免疫牛初乳
または非免疫鶏卵卵黄を同様に投与した。初回投与2時
間後に>102 ID50の豚流行性下痢ウイルスZ94P
5株を経口接種し、攻撃試験を実施した。その後毎日、
臨床症状を2週間観察した。その結果を表3に示す。非
免疫初乳および非免疫卵黄を投与した対照群ではすべて
下痢を発症し、それぞれ4頭中3頭および2頭中2頭が
死亡したのに対し、免疫初乳投与群では4頭中2頭、免
疫卵黄投与群では2頭中1頭が下痢を発症したが、数日
以内に下痢が収まり、すべて生存した。免疫初乳および
免疫卵黄投与による副作用は認められなかった。以上の
成績から明らかなように、非免疫牛初乳または非免疫卵
黄を投与した場合はすべてに下痢の発症が認められ、高
い死亡率であったが、抗豚流行性下痢ウイルス抗体を含
む免疫牛初乳または免疫鶏卵卵黄を投与したものについ
ては、下痢の発症率が低下し、死亡するものは1頭もな
かった。したがって、本発明の抗豚流行性下痢ウイルス
免疫牛初乳および鶏卵卵黄が豚流行性下痢に対する予
防、治療効果を有することが確認された。 表3 免疫牛初乳および免疫鶏卵卵黄の豚での有効性試験 試験群 供試頭数 下痢発症頭数 死亡頭数 ───────────────────────────── 免疫牛初乳投与群 4 2 0 免疫鶏卵卵黄投与群 2 1 0 非免疫牛初乳投与群 4 4 3 非免疫鶏卵卵黄投与群 2 2 2 ────────────────────────────
Claims (3)
- 【請求項1】 豚流行性下痢ウイルスを免疫した牛から
採取した牛乳又はその乳成分を含有することを特徴とす
る、豚流行性下痢ウイルスにより引き起こされる豚下痢
症の予防治療剤。 - 【請求項2】 豚流行性下痢ウイルスを免疫した鶏が産
生する鶏卵の全卵または卵黄ならびにその成分を含有す
ることを特徴とする、豚流行性下痢ウイルスにより引き
起こされる豚下痢症の予防治療剤。 - 【請求項3】 豚流行性下痢ウイルスに対する特異的な
抗体を含む牛乳または鶏卵抗体を配合してなる、豚用配
合飼料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070940A JPH10265393A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 豚流行性下痢の予防治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070940A JPH10265393A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 豚流行性下痢の予防治療剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265393A true JPH10265393A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13446013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9070940A Pending JPH10265393A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 豚流行性下痢の予防治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265393A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010037612A (ko) * | 1999-10-19 | 2001-05-15 | 이재진 | 돼지 대장균 설사증 예방 및 치료용 특이항체를 포함한 난황건조분말을 이용한 사료첨가제 |
KR20030012563A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | 주식회사 단바이오텍 | 항생제 대체를 위한 사료 조성물 |
WO2003070258A1 (en) * | 2002-02-21 | 2003-08-28 | Lee & Joe Biotech Co. | Anti-white spot syndrome virus igy |
WO2004105792A1 (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Ghen Corporation | 抗パルボウイルス感染症組成物 |
KR100492492B1 (ko) * | 2002-03-07 | 2005-05-31 | 주식회사 에그 바이오택 | 대장균(k88), 대장균(k99), 유행성설사병바이러스, 전염성위장염바이러스에 대한 복합특수면역단백질을 함유한 계란을 생산하는 방법 및 상기 방법으로 생산한 계란 |
KR100956648B1 (ko) | 2007-12-18 | 2010-05-10 | (주)양성그린바이오 | 돼지질병의 항원 제조방법 및 면역 난황항체 생산과전해질을 첨가한 돼지질병 방제용 조성물 |
KR100962236B1 (ko) | 2008-04-24 | 2010-06-11 | 경상대학교산학협력단 | 천연약용식물과 난황항체를 이용한 양돈용 사료첨가제 및그 제조방법 |
CN102580088A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-07-18 | 广东紫金正天药业有限公司 | 一种治疗猪圆环病的卵黄抗体及其复合物的生产方法 |
CN102908619A (zh) * | 2011-08-04 | 2013-02-06 | 广州格拉姆生物科技有限公司 | 一种治疗猪呼吸道综合症的卵黄抗体注射液的制备方法 |
US9701735B2 (en) | 2010-11-23 | 2017-07-11 | Pantheryx, Inc. | Compositions and methods for treatment in broad-spectrum, undifferentiated or mixed clinical applications |
US12263192B2 (en) | 2019-02-26 | 2025-04-01 | Pantheryx, Inc. | Compositions for management of disorders of the gastrointestinal tract |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9070940A patent/JPH10265393A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102908619A (zh) * | 2011-08-04 | 2013-02-06 | 广州格拉姆生物科技有限公司 | 一种治疗猪呼吸道综合症的卵黄抗体注射液的制备方法 |
CN102580088A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-07-18 | 广东紫金正天药业有限公司 | 一种治疗猪圆环病的卵黄抗体及其复合物的生产方法 |
US12263192B2 (en) | 2019-02-26 | 2025-04-01 | Pantheryx, Inc. | Compositions for management of disorders of the gastrointestinal tract |
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