JPH10264839A - 自動駐車装置 - Google Patents
自動駐車装置Info
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- JPH10264839A JPH10264839A JP9071569A JP7156997A JPH10264839A JP H10264839 A JPH10264839 A JP H10264839A JP 9071569 A JP9071569 A JP 9071569A JP 7156997 A JP7156997 A JP 7156997A JP H10264839 A JPH10264839 A JP H10264839A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- vehicle
- parking
- route
- front wheel
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D15/00—Steering not otherwise provided for
- B62D15/02—Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
- B62D15/027—Parking aids, e.g. instruction means
- B62D15/0285—Parking performed automatically
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Navigation (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目標駐車経路からの逸脱をすみやかに修正す
る。 【解決手段】 車両の周囲環境を検出して駐車位置と駐
車経路を演算し、車両の走行駆動装置、制動機構、主操
舵機構および自動変速機を制御し、駐車経路に沿って車
両を駐車位置へ自動的に移動する自動駐車装置におい
て、車両の現在地を検出して現在地の駐車経路からの外
れ量を検出し、前記外れ量に応じて補助操舵機構により
修正操舵を行なう。
る。 【解決手段】 車両の周囲環境を検出して駐車位置と駐
車経路を演算し、車両の走行駆動装置、制動機構、主操
舵機構および自動変速機を制御し、駐車経路に沿って車
両を駐車位置へ自動的に移動する自動駐車装置におい
て、車両の現在地を検出して現在地の駐車経路からの外
れ量を検出し、前記外れ量に応じて補助操舵機構により
修正操舵を行なう。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車経路を演算し
て車両を駐車位置まで自動的に移動させる自動駐車装置
に関する。
て車両を駐車位置まで自動的に移動させる自動駐車装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車位置までの誘導経路を演算して車両
を駐車位置まで自動的に移動させる自動駐車装置が知ら
れている(例えば、特開平6−75629号公報参
照)。この種の装置では、目標駐車経路に沿って車両を
移動させるために、車両位置に応じて操舵、駆動力、制
動力を制御している。
を駐車位置まで自動的に移動させる自動駐車装置が知ら
れている(例えば、特開平6−75629号公報参
照)。この種の装置では、目標駐車経路に沿って車両を
移動させるために、車両位置に応じて操舵、駆動力、制
動力を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、駐車経路の
路面の傾斜や車両積載物によるタイヤ半径の変化などに
よって目標駐車経路から外れることがある。このような
場合に従来の自動駐車装置では、目標駐車経路から外れ
ると経路演算をやり直し、新たに演算された目標駐車経
路に沿って操舵、駆動力、制動力を制御している。しか
し、従来の自動駐車装置では、駐車位置までの経路演算
には時間がかかるので、目標駐車経路から外れるたびに
経路演算をやり直すと、自動駐車に要する時間が長くな
ってしまうという問題がある。
路面の傾斜や車両積載物によるタイヤ半径の変化などに
よって目標駐車経路から外れることがある。このような
場合に従来の自動駐車装置では、目標駐車経路から外れ
ると経路演算をやり直し、新たに演算された目標駐車経
路に沿って操舵、駆動力、制動力を制御している。しか
し、従来の自動駐車装置では、駐車位置までの経路演算
には時間がかかるので、目標駐車経路から外れるたびに
経路演算をやり直すと、自動駐車に要する時間が長くな
ってしまうという問題がある。
【0004】本発明の目的は、目標駐車経路からの逸脱
をすみやかに修正する自動駐車装置を提供することにあ
る。
をすみやかに修正する自動駐車装置を提供することにあ
る。
【0005】
(1) 請求項1の発明は、車両の周囲環境を検出する
周囲環境検出手段と、車両の周囲環境に基づいて駐車位
置とその駐車位置までの経路を演算する演算手段と、車
両の走行駆動装置、制動機構、主操舵機構および自動変
速機を制御し、駐車経路に沿って車両を駐車位置へ自動
的に移動する自動駐車制御手段とを備える自動駐車装置
に適用される。そして、車両の現在地を検出する現在地
検出手段と、車両の現在地の駐車経路からの外れ量を検
出する外れ量検出手段と、前記外れ量に応じて修正操舵
を行なう補助操舵手段とを備える。 (2) 請求項2の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
後輪の補助操舵を行なう後輪補助操舵機構により修正操
舵を行なうようにしたものである。 (3) 請求項3の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
前輪の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構により修正操
舵を行なうようにしたものである。 (4) 請求項4の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
左後輪制動機構と右後輪制動機構を備え、左後輪制動機
構と右後輪制動機構を独立に制御して修正操舵を行なう
ようにしたものである。 (5) 請求項5の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
左前輪制動機構と右前輪制動機構を備え、左前輪制動機
構と右前輪制動機構を独立に制御して修正操舵を行なう
ようにしたものである。 (6) 請求項6の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
前輪主操舵機構により前記外れ量に応じて修正操舵を行
なうようにしたものである。 (7) 請求項7の発明は、車両の周囲環境を検出して
駐車位置と駐車経路を演算し、車両の走行駆動装置、制
動機構、主操舵機構および自動変速機を制御し、駐車経
路に沿って車両を駐車位置へ自動的に移動する自動駐車
装置に適用され、車両の現在地を検出して現在地の駐車
経路からの外れ量を検出し、前記外れ量に応じて補助操
舵機構により修正操舵を行なう。
周囲環境検出手段と、車両の周囲環境に基づいて駐車位
置とその駐車位置までの経路を演算する演算手段と、車
両の走行駆動装置、制動機構、主操舵機構および自動変
速機を制御し、駐車経路に沿って車両を駐車位置へ自動
的に移動する自動駐車制御手段とを備える自動駐車装置
に適用される。そして、車両の現在地を検出する現在地
検出手段と、車両の現在地の駐車経路からの外れ量を検
出する外れ量検出手段と、前記外れ量に応じて修正操舵
を行なう補助操舵手段とを備える。 (2) 請求項2の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
後輪の補助操舵を行なう後輪補助操舵機構により修正操
舵を行なうようにしたものである。 (3) 請求項3の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
前輪の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構により修正操
舵を行なうようにしたものである。 (4) 請求項4の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
左後輪制動機構と右後輪制動機構を備え、左後輪制動機
構と右後輪制動機構を独立に制御して修正操舵を行なう
ようにしたものである。 (5) 請求項5の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
左前輪制動機構と右前輪制動機構を備え、左前輪制動機
構と右前輪制動機構を独立に制御して修正操舵を行なう
ようにしたものである。 (6) 請求項6の自動駐車装置は、補助操舵手段が、
前輪主操舵機構により前記外れ量に応じて修正操舵を行
なうようにしたものである。 (7) 請求項7の発明は、車両の周囲環境を検出して
駐車位置と駐車経路を演算し、車両の走行駆動装置、制
動機構、主操舵機構および自動変速機を制御し、駐車経
路に沿って車両を駐車位置へ自動的に移動する自動駐車
装置に適用され、車両の現在地を検出して現在地の駐車
経路からの外れ量を検出し、前記外れ量に応じて補助操
舵機構により修正操舵を行なう。
【0006】
(1) 請求項1の発明によれば、車両の現在地を検出
して現在地の駐車経路からの外れ量を検出し、外れ量に
応じて補助操舵機構により修正操舵を行なうようにし
た。これにより、駐車経路から外れるたびにその位置か
らの経路演算をやり直して経路の修正を行なう必要がな
く、当初の駐車経路に沿った主操舵はそのままにして駐
車経路からの外れ量に応じて補助操舵機構により修正操
舵を行なうので、すみやかに当初の駐車経路に復帰で
き、時間のかかる駐車経路の演算が省略されて早く、正
確に駐車作業を終了することができる。 (2) 請求項2の発明によれば、駐車経路から外れた
時に後輪の補助操舵を行なう後輪補助操舵機構により修
正操舵を行なうようにしたので、上記請求項1の効果に
加え、通常の4輪操舵に用いられる後輪操舵機構を利用
することができ、別個に補助操舵機構を設ける必要がな
い。 (3) 請求項3の発明によれば、駐車経路から外れた
時に前輪の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構により修
正操舵を行なうようにしたので、請求項1と同様な効果
が得られるとともに、後輪操舵時と異なり、車両挙動は
前輪のみの違和感のない挙動となる。 (4) 請求項4の発明によれば、駐車経路から外れた
時に左後輪制動機構と右後輪制動機構を独立に制御して
修正操舵を行なうようにしたので、請求項1と同様な効
果が得られるとともに、別個の補助操舵機構を設ける必
要がなく、且つ、より微妙な制御を行なうことができ
る。 (5) 請求項5の発明によれば、駐車経路から外れた
時に左前輪制動機構と右前輪制動機構を独立に制御して
修正操舵を行なうようにしたので、請求項1および請求
項4と同様な効果が得られるとともに、制御機構が前輪
側にすべてあるのでエンジンルーム近辺に効率的に配置
することができる。 (6) 請求項6の発明によれば、駐車経路から外れた
時に前輪主操舵機構により前記外れ量に応じて修正操舵
を行なうようにしたので、請求項1の効果に加え、修正
補助操舵機構を別個に設ける必要がない。 (7) 請求項7の発明によれば、駐車経路から外れる
たびにその位置からの経路演算をやり直して経路の修正
を行なう必要がなく、当初の駐車経路に沿った主操舵は
そのままにして駐車経路からの外れ量に応じて補助操舵
機構により修正操舵を行なうので、すみやかに当初の駐
車経路に復帰でき、時間のかかる駐車経路の演算が省略
されて早く駐車作業を終了することができる。
して現在地の駐車経路からの外れ量を検出し、外れ量に
応じて補助操舵機構により修正操舵を行なうようにし
た。これにより、駐車経路から外れるたびにその位置か
らの経路演算をやり直して経路の修正を行なう必要がな
く、当初の駐車経路に沿った主操舵はそのままにして駐
車経路からの外れ量に応じて補助操舵機構により修正操
舵を行なうので、すみやかに当初の駐車経路に復帰で
き、時間のかかる駐車経路の演算が省略されて早く、正
確に駐車作業を終了することができる。 (2) 請求項2の発明によれば、駐車経路から外れた
時に後輪の補助操舵を行なう後輪補助操舵機構により修
正操舵を行なうようにしたので、上記請求項1の効果に
加え、通常の4輪操舵に用いられる後輪操舵機構を利用
することができ、別個に補助操舵機構を設ける必要がな
い。 (3) 請求項3の発明によれば、駐車経路から外れた
時に前輪の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構により修
正操舵を行なうようにしたので、請求項1と同様な効果
が得られるとともに、後輪操舵時と異なり、車両挙動は
前輪のみの違和感のない挙動となる。 (4) 請求項4の発明によれば、駐車経路から外れた
時に左後輪制動機構と右後輪制動機構を独立に制御して
修正操舵を行なうようにしたので、請求項1と同様な効
果が得られるとともに、別個の補助操舵機構を設ける必
要がなく、且つ、より微妙な制御を行なうことができ
る。 (5) 請求項5の発明によれば、駐車経路から外れた
時に左前輪制動機構と右前輪制動機構を独立に制御して
修正操舵を行なうようにしたので、請求項1および請求
項4と同様な効果が得られるとともに、制御機構が前輪
側にすべてあるのでエンジンルーム近辺に効率的に配置
することができる。 (6) 請求項6の発明によれば、駐車経路から外れた
時に前輪主操舵機構により前記外れ量に応じて修正操舵
を行なうようにしたので、請求項1の効果に加え、修正
補助操舵機構を別個に設ける必要がない。 (7) 請求項7の発明によれば、駐車経路から外れる
たびにその位置からの経路演算をやり直して経路の修正
を行なう必要がなく、当初の駐車経路に沿った主操舵は
そのままにして駐車経路からの外れ量に応じて補助操舵
機構により修正操舵を行なうので、すみやかに当初の駐
車経路に復帰でき、時間のかかる駐車経路の演算が省略
されて早く駐車作業を終了することができる。
【0007】
−第1の実施の形態− 図1は第1の実施の形態の構成を示す。前輪1a,1b
は前輪操舵機構2により操舵され、後輪3a,3bは後
輪補助操舵機構4により操舵される。前輪操舵機構2は
前輪操舵駆動用モーター5により駆動され、後輪補助操
舵機構4は電動や油圧などの駆動装置により駆動され
る。また、後輪3a,3bにはそれぞれブレーキ6a,
6bが設けられ、停車時にブレーキ6a,6bにより後
輪3a,3bに制動がかけられる。このブレーキ6a,
6bは油圧制動アクチュエータ7により駆動される。
は前輪操舵機構2により操舵され、後輪3a,3bは後
輪補助操舵機構4により操舵される。前輪操舵機構2は
前輪操舵駆動用モーター5により駆動され、後輪補助操
舵機構4は電動や油圧などの駆動装置により駆動され
る。また、後輪3a,3bにはそれぞれブレーキ6a,
6bが設けられ、停車時にブレーキ6a,6bにより後
輪3a,3bに制動がかけられる。このブレーキ6a,
6bは油圧制動アクチュエータ7により駆動される。
【0008】車両の前部左右と後部左右にはそれぞれ、
車両の周囲環境を撮像(検出)するためのCCDカメラ
8a〜8dと、車両周辺の障害物を検知するためのレー
ザーレーダー9a〜9dが設置される。また、車両の各
輪1a,1b,3a,3bにはそれぞれ、各輪の回転速
度を検出するための車輪速センサー10a〜10dが設
置される。さらに、ヨーレートセンサー11は車両のヨ
ー角を検出する。
車両の周囲環境を撮像(検出)するためのCCDカメラ
8a〜8dと、車両周辺の障害物を検知するためのレー
ザーレーダー9a〜9dが設置される。また、車両の各
輪1a,1b,3a,3bにはそれぞれ、各輪の回転速
度を検出するための車輪速センサー10a〜10dが設
置される。さらに、ヨーレートセンサー11は車両のヨ
ー角を検出する。
【0009】周囲地図生成装置20は、CCDカメラ8
a〜8dにより撮像された車両周囲環境の画像を処理し
て白線を検出するとともに、レーザーレーダー9a〜9
dにより車両周辺の障害物を検知し、白線地図と障害物
地図を合成して車両周囲の地図を作成する。駐車経路演
算装置21は、周囲地図生成装置20で作成された車両
周囲地図をもとに目標駐車位置と駐車経路を演算する。
そして、演算された駐車位置および駐車経路に応じて、
前輪操舵駆動装置22が前輪操舵駆動用モーター5を駆
動し、油圧制動駆動装置23が油圧制動アクチュエータ
7を駆動する。
a〜8dにより撮像された車両周囲環境の画像を処理し
て白線を検出するとともに、レーザーレーダー9a〜9
dにより車両周辺の障害物を検知し、白線地図と障害物
地図を合成して車両周囲の地図を作成する。駐車経路演
算装置21は、周囲地図生成装置20で作成された車両
周囲地図をもとに目標駐車位置と駐車経路を演算する。
そして、演算された駐車位置および駐車経路に応じて、
前輪操舵駆動装置22が前輪操舵駆動用モーター5を駆
動し、油圧制動駆動装置23が油圧制動アクチュエータ
7を駆動する。
【0010】自車位置推定装置24は、ヨーレートセン
サー11により検出されたヨーレートと、車輪速センサ
ー10a〜10dにより検出された各車輪速とに基づい
て自車の現在位置を推定する。経路誤差検出装置25
は、駐車経路演算装置21で演算された駐車経路と自車
位置推定装置24で推定された現在位置との誤差を検出
する。修正操舵駆動装置26は、経路誤差検出装置25
で検出された駐車経路と現在位置との誤差に応じて後輪
補助操舵機構4を駆動し、後輪3a,3bの修正操舵を
行なう。
サー11により検出されたヨーレートと、車輪速センサ
ー10a〜10dにより検出された各車輪速とに基づい
て自車の現在位置を推定する。経路誤差検出装置25
は、駐車経路演算装置21で演算された駐車経路と自車
位置推定装置24で推定された現在位置との誤差を検出
する。修正操舵駆動装置26は、経路誤差検出装置25
で検出された駐車経路と現在位置との誤差に応じて後輪
補助操舵機構4を駆動し、後輪3a,3bの修正操舵を
行なう。
【0011】周囲地図生成装置20、駐車経路演算装置
21、前輪操舵駆動装置22、油圧制動駆動装置23、
前輪操舵駆動用モーター5、前輪操舵機構2および油圧
制動アクチュエータ7、ブレーキキャリパー6a,6b
が主制御系を構成し、自車位置推定装置24、経路誤差
検出装置25、修正操舵駆動装置26および補助操舵機
構4が修正補助制御系を構成する。
21、前輪操舵駆動装置22、油圧制動駆動装置23、
前輪操舵駆動用モーター5、前輪操舵機構2および油圧
制動アクチュエータ7、ブレーキキャリパー6a,6b
が主制御系を構成し、自車位置推定装置24、経路誤差
検出装置25、修正操舵駆動装置26および補助操舵機
構4が修正補助制御系を構成する。
【0012】周囲地図生成装置20、駐車経路演算装置
21、前輪操舵駆動装置22、油圧制動駆動装置23、
自車位置推定装置24、経路誤差検出装置25および修
正操舵駆動装置26の制御機能は、マイクロコンピュー
タのソフトウエア形態で実行される。
21、前輪操舵駆動装置22、油圧制動駆動装置23、
自車位置推定装置24、経路誤差検出装置25および修
正操舵駆動装置26の制御機能は、マイクロコンピュー
タのソフトウエア形態で実行される。
【0013】なお、車両の走行駆動力を発生するエンジ
ンやモーターなどの走行駆動装置Eとその制御装置、前
進D、後退R、中立Nおよび駐車Pに切り換える自動変
速装置Mについては、公知であるから詳細説明を省略す
るが、これらの装置は駐車経路演算装置21により演算
された駐車位置と駐車経路にしたがって走行駆動力と変
速機を制御する。
ンやモーターなどの走行駆動装置Eとその制御装置、前
進D、後退R、中立Nおよび駐車Pに切り換える自動変
速装置Mについては、公知であるから詳細説明を省略す
るが、これらの装置は駐車経路演算装置21により演算
された駐車位置と駐車経路にしたがって走行駆動力と変
速機を制御する。
【0014】図2は第1の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。ステップ1において図3、図4に示
す車両周囲地図生成ルーチンを実行し、周囲地図生成装
置20により車両周囲の地図を作成する。この車両周囲
地図の作成については後述する。次に、ステップ2で図
7〜図9に示す経路探索位置特定ルーチンを実行し、駐
車経路演算装置21により車両周囲地図に基づいて駐車
位置を決定し、駐車位置までの最適経路を設定する。こ
の駐車位置と駐車経路の設定については後述する。
ーチャートである。ステップ1において図3、図4に示
す車両周囲地図生成ルーチンを実行し、周囲地図生成装
置20により車両周囲の地図を作成する。この車両周囲
地図の作成については後述する。次に、ステップ2で図
7〜図9に示す経路探索位置特定ルーチンを実行し、駐
車経路演算装置21により車両周囲地図に基づいて駐車
位置を決定し、駐車位置までの最適経路を設定する。こ
の駐車位置と駐車経路の設定については後述する。
【0015】ステップ3で駐車経路に応じた前輪操舵指
令を求め、前輪操舵駆動装置22により前輪操舵駆動用
モーター5を駆動制御する。続くステップ4で、油圧制
動駆動装置23により油圧制動アクチュエータ7を駆動
制御してブレーキを解除する。同時に自動変速装置Mに
より駐車経路に応じて変速機構を前進Dまたは後退Rに
設定し、車両を駐車経路に沿って移動する。ステップ5
ではヨーレートセンサー11により車両のヨーレートを
検出するとともに、車輪速センサー10a〜10dによ
り車輪速を検出し、続くステップ6で検出されたヨーレ
ートと車輪速とに基づいて自車位置推定装置24により
自車位置を推定する。ステップ7において、推定自車位
置と駐車位置を比較して車両が駐車位置に到達したか否
かを判定する。駐車位置に達したら動作を終了する。
令を求め、前輪操舵駆動装置22により前輪操舵駆動用
モーター5を駆動制御する。続くステップ4で、油圧制
動駆動装置23により油圧制動アクチュエータ7を駆動
制御してブレーキを解除する。同時に自動変速装置Mに
より駐車経路に応じて変速機構を前進Dまたは後退Rに
設定し、車両を駐車経路に沿って移動する。ステップ5
ではヨーレートセンサー11により車両のヨーレートを
検出するとともに、車輪速センサー10a〜10dによ
り車輪速を検出し、続くステップ6で検出されたヨーレ
ートと車輪速とに基づいて自車位置推定装置24により
自車位置を推定する。ステップ7において、推定自車位
置と駐車位置を比較して車両が駐車位置に到達したか否
かを判定する。駐車位置に達したら動作を終了する。
【0016】車両が駐車位置に到達していない場合はス
テップ8へ進み、推定自車位置と駐車経路演算装置21
で設定した据え切り操舵点とを比較し、車両が据え切り
操舵点に達したかどうかを判定する。据え切り操舵点に
達したらステップ9へ進み、油圧制動駆動装置23によ
り油圧制動アクチュエータ7を駆動制御してブレーキを
作動させる。ステップ10で車両が停車したらステップ
3へ戻り、据え切り操舵点における駐車経路に沿った前
輪操舵指令を求めて上述した動作を繰り返す。
テップ8へ進み、推定自車位置と駐車経路演算装置21
で設定した据え切り操舵点とを比較し、車両が据え切り
操舵点に達したかどうかを判定する。据え切り操舵点に
達したらステップ9へ進み、油圧制動駆動装置23によ
り油圧制動アクチュエータ7を駆動制御してブレーキを
作動させる。ステップ10で車両が停車したらステップ
3へ戻り、据え切り操舵点における駐車経路に沿った前
輪操舵指令を求めて上述した動作を繰り返す。
【0017】ステップ8で車両が据え切り操舵点に到達
していない場合はステップ11へ進み、経路誤差検出装
置25により推定自車位置が駐車経路上にあるかどうか
を確認する。車両が駐車経路上にあり、経路誤差が検出
されない場合はステップ5へ戻り、上述した動作を繰り
返す。
していない場合はステップ11へ進み、経路誤差検出装
置25により推定自車位置が駐車経路上にあるかどうか
を確認する。車両が駐車経路上にあり、経路誤差が検出
されない場合はステップ5へ戻り、上述した動作を繰り
返す。
【0018】推定自車位置が駐車経路から外れている場
合はステップ12へ進み、修正操舵駆動装置26により
駐車経路に対する推定自車位置の誤差に応じた目標補助
操舵角を演算し、目標補助操舵角に応じて後輪補助操舵
機構4を駆動制御する。その後、ステップ5へ戻って後
輪修正操舵を繰り返し、駐車経路に徐々に復帰させる。
合はステップ12へ進み、修正操舵駆動装置26により
駐車経路に対する推定自車位置の誤差に応じた目標補助
操舵角を演算し、目標補助操舵角に応じて後輪補助操舵
機構4を駆動制御する。その後、ステップ5へ戻って後
輪修正操舵を繰り返し、駐車経路に徐々に復帰させる。
【0019】次に、図3、図4に示すサブルーチンによ
り、車両周囲の地図作成動作を説明する。なお、この図
3、図4に示すサブルーチンは周囲地図生成装置20に
より実行される。図3は、カメラにより車両の周囲環境
を撮像し、撮像画像を処理して路面の白線を検出する動
作を示す。ステップ21において、スタートスイッチの
オン状態を確認する。スタートスイッチがオン状態にあ
ればステップ22へ進み、4台のCCDカメラ8a〜8
dを切り換えるためのパラメーターiを0にリセットす
る。続くステップ23でカメラ切換パラメーターiをイ
ンクリメントし、1番に設定したカメラを指定する。な
お、カメラ8a〜8dは順にパラメータiの1〜4に対
応している。
り、車両周囲の地図作成動作を説明する。なお、この図
3、図4に示すサブルーチンは周囲地図生成装置20に
より実行される。図3は、カメラにより車両の周囲環境
を撮像し、撮像画像を処理して路面の白線を検出する動
作を示す。ステップ21において、スタートスイッチの
オン状態を確認する。スタートスイッチがオン状態にあ
ればステップ22へ進み、4台のCCDカメラ8a〜8
dを切り換えるためのパラメーターiを0にリセットす
る。続くステップ23でカメラ切換パラメーターiをイ
ンクリメントし、1番に設定したカメラを指定する。な
お、カメラ8a〜8dは順にパラメータiの1〜4に対
応している。
【0020】ステップ24において、i番目のカメラで
車両の周囲環境を撮像する。撮像した画像を微分処理し
てエッジを検出し、路面の白線エッジを強調するために
複数回、処理画像の重ね合せを行なう。画像の重ね合せ
回数を表わすパラメーターをNとし、ステップ25では
パラメーターNをいったん0にリセットし、続くステッ
プ26でパラメーターNをインクリメントして処理画像
の重ね合せ処理を開始する。ステップ27で撮像画像を
微分処理してエッジを検出し、続くステップ28でメモ
リmに記憶されている同一カメラの処理画像と重ね合せ
る。ステップ29で画像の重ね合せを所定回数aだけ行
なったかどうかを確認し、a回の重ね合せが終了してい
ない場合はステップ26へ戻って処理画像の重ね合せを
繰り返す。
車両の周囲環境を撮像する。撮像した画像を微分処理し
てエッジを検出し、路面の白線エッジを強調するために
複数回、処理画像の重ね合せを行なう。画像の重ね合せ
回数を表わすパラメーターをNとし、ステップ25では
パラメーターNをいったん0にリセットし、続くステッ
プ26でパラメーターNをインクリメントして処理画像
の重ね合せ処理を開始する。ステップ27で撮像画像を
微分処理してエッジを検出し、続くステップ28でメモ
リmに記憶されている同一カメラの処理画像と重ね合せ
る。ステップ29で画像の重ね合せを所定回数aだけ行
なったかどうかを確認し、a回の重ね合せが終了してい
ない場合はステップ26へ戻って処理画像の重ね合せを
繰り返す。
【0021】所定回数aの処理画像の重ね合せが終了し
たらステップ30へ進み、重ね合わされた画像から路面
の白線を抽出する。これらの白線には駐車区画を表わす
白線も含まれる。ステップ31で白線抽出が完了したか
どうかを確認し、完了していなければステップ23へ戻
り、カメラ切換パラメーターiをインクリメントして次
のカメラによる撮像、画像処理、重ね合せ処理および白
線抽出を行なう。
たらステップ30へ進み、重ね合わされた画像から路面
の白線を抽出する。これらの白線には駐車区画を表わす
白線も含まれる。ステップ31で白線抽出が完了したか
どうかを確認し、完了していなければステップ23へ戻
り、カメラ切換パラメーターiをインクリメントして次
のカメラによる撮像、画像処理、重ね合せ処理および白
線抽出を行なう。
【0022】白線抽出動作が完了したらステップ32へ
進み、カメラによる撮像画像の座標系から自車両を原点
とする平面地図座標系に座標変換し、続くステップ33
でカメラごとに自車両を中心とした白線地図を作成す
る。例えば、CCDカメラ8aで撮像した画像により車
両前方左側の白線地図が作成される。ステップ34にお
いて、カメラごとに作成された白線地図を自車両を中心
に統合し、座標のずれを修正する。ステップ35では作
成した白線地図をメモリへ書き込み、記憶する。
進み、カメラによる撮像画像の座標系から自車両を原点
とする平面地図座標系に座標変換し、続くステップ33
でカメラごとに自車両を中心とした白線地図を作成す
る。例えば、CCDカメラ8aで撮像した画像により車
両前方左側の白線地図が作成される。ステップ34にお
いて、カメラごとに作成された白線地図を自車両を中心
に統合し、座標のずれを修正する。ステップ35では作
成した白線地図をメモリへ書き込み、記憶する。
【0023】図4は、レーザーレーダーにより障害物を
検出する動作を示す。ステップ41において、4台のレ
ーダーレーダー9a〜9dを切り換えるためのパラメー
ターiを0にリセットし、続くステップ42でパラメー
ターiをインクリメントする。なお、レーザーレーダー
9a〜9dは順にパラメーターiの1〜4に対応してい
る。
検出する動作を示す。ステップ41において、4台のレ
ーダーレーダー9a〜9dを切り換えるためのパラメー
ターiを0にリセットし、続くステップ42でパラメー
ターiをインクリメントする。なお、レーザーレーダー
9a〜9dは順にパラメーターiの1〜4に対応してい
る。
【0024】ステップ43において、i番目のレーザー
レーダーで障害物を検出する。正確に障害物を検出する
ために、複数回、検出データの重ね合せを行なう。画像
の重ね合せ回数を表わすパラメーターをNとし、ステッ
プ44ではパラメーターNをいったん0にリセットし、
続くステップ45でパラメーターNをインクリメントし
て検出データの重ね合せを開始する。ステップ46で、
レーザーレーダーによる測距データをレーザーレーダー
の走査角θの関数L=f(θ)に変換する。ステップ4
7では、メモリに記憶されている同一レーザーレーダー
の測距データと重ね合せる。
レーダーで障害物を検出する。正確に障害物を検出する
ために、複数回、検出データの重ね合せを行なう。画像
の重ね合せ回数を表わすパラメーターをNとし、ステッ
プ44ではパラメーターNをいったん0にリセットし、
続くステップ45でパラメーターNをインクリメントし
て検出データの重ね合せを開始する。ステップ46で、
レーザーレーダーによる測距データをレーザーレーダー
の走査角θの関数L=f(θ)に変換する。ステップ4
7では、メモリに記憶されている同一レーザーレーダー
の測距データと重ね合せる。
【0025】ステップ48で測距データの重ね合せを所
定回数aだけ行なったかどうかを確認し、a回の重ね合
せが終了していない場合はステップ45へ戻って撮像、
測距データの重ね合せを繰り返す。所定回数aの重ね合
せが行なわれるとステップ49へ進み、レーザーレーダ
ーごとに障害物地図を作成する。ステップ50ですべて
のレーザーレーダー9a〜9dによる障害物地図が作成
されたかどうかを確認し、作成されていなければステッ
プ42へ戻ってパラメーターiをインクリメントし、次
のレーザーレーダーの測距データに基づいて障害物地図
を作成する。
定回数aだけ行なったかどうかを確認し、a回の重ね合
せが終了していない場合はステップ45へ戻って撮像、
測距データの重ね合せを繰り返す。所定回数aの重ね合
せが行なわれるとステップ49へ進み、レーザーレーダ
ーごとに障害物地図を作成する。ステップ50ですべて
のレーザーレーダー9a〜9dによる障害物地図が作成
されたかどうかを確認し、作成されていなければステッ
プ42へ戻ってパラメーターiをインクリメントし、次
のレーザーレーダーの測距データに基づいて障害物地図
を作成する。
【0026】すべてのレーザーレーダー9a〜9dによ
る障害物地図の作成が終了したらステップ51へ進み、
レーザーレーダーごとに作成された障害物地図を統合し
て自車両を原点とする障害物地図を作成する。ステップ
52において、すでに作成され記憶されている白線地図
を読み込み、ステップ53で白線地図と障害物地図とを
統合して車両周囲の地図を作成する。
る障害物地図の作成が終了したらステップ51へ進み、
レーザーレーダーごとに作成された障害物地図を統合し
て自車両を原点とする障害物地図を作成する。ステップ
52において、すでに作成され記憶されている白線地図
を読み込み、ステップ53で白線地図と障害物地図とを
統合して車両周囲の地図を作成する。
【0027】次に、図5〜図9により、駐車位置と駐車
経路の設定方法を説明する。図5は、駐車時の車両の方
向が車両前部を道路方向に向けて並列駐車する場合の、
駐車位置と駐車経路を示す図である。ここでは、図に示
す駐車場内の白線枠Lの駐車位置Cへ車両Xを駐車する
ものとする。円弧Caは車両Xの旋回内輪における最少
回転半径minRの円弧であり、円弧Cbは車両Xの外輪
における最少回転半径、すなわち内輪における最少回転
半径minRにトレッドWtを加えた半径の円弧である。
円弧Caは駐車枠Laの延長線と接し、円弧Cbは車両
Xの現在の進行方向を示す進行直線Lbに接する。円弧
Caにより決まる領域Sの外から駐車位置Cへ車両Xを
移動する場合には、少なくとも2回以上の据え切り操舵
を行なう必要がある。
経路の設定方法を説明する。図5は、駐車時の車両の方
向が車両前部を道路方向に向けて並列駐車する場合の、
駐車位置と駐車経路を示す図である。ここでは、図に示
す駐車場内の白線枠Lの駐車位置Cへ車両Xを駐車する
ものとする。円弧Caは車両Xの旋回内輪における最少
回転半径minRの円弧であり、円弧Cbは車両Xの外輪
における最少回転半径、すなわち内輪における最少回転
半径minRにトレッドWtを加えた半径の円弧である。
円弧Caは駐車枠Laの延長線と接し、円弧Cbは車両
Xの現在の進行方向を示す進行直線Lbに接する。円弧
Caにより決まる領域Sの外から駐車位置Cへ車両Xを
移動する場合には、少なくとも2回以上の据え切り操舵
を行なう必要がある。
【0028】左前輪がA点にある車両Xが切り返し操舵
1回で駐車位置Cへ進入する経路は、A点から進行直線
Lbに沿って直進し、進行直線Lbと円弧Cbとが接す
る転舵開始点P0で右にフル転舵して右旋回し、円弧C
aと円弧Cbとが接する第1到達目標点P1で停車す
る。この第1到達目標点P1で左にフル転舵して左旋回
しながら後退し、円弧Caが駐車枠Laの延長線と接す
るD点で中立に転舵してそのまままっすぐに後退し、駐
車位置Cへ進入する経路である。
1回で駐車位置Cへ進入する経路は、A点から進行直線
Lbに沿って直進し、進行直線Lbと円弧Cbとが接す
る転舵開始点P0で右にフル転舵して右旋回し、円弧C
aと円弧Cbとが接する第1到達目標点P1で停車す
る。この第1到達目標点P1で左にフル転舵して左旋回
しながら後退し、円弧Caが駐車枠Laの延長線と接す
るD点で中立に転舵してそのまままっすぐに後退し、駐
車位置Cへ進入する経路である。
【0029】図6は、車両の初期位置が駐車位置Cの入
口D点から最少回転半径minR以上離れている場合の
(図中のLcより右側)、駐車位置と駐車経路を示す図
である。円弧Ca,Cd,Ceは車両Xの旋回内輪にお
ける最少回転半径minRの円弧であり、円弧Cb,Cc
は旋回外輪における最少回転半径、すなわち旋回内輪の
最少回転半径minRにトレッドWtを加えた半径の円弧
である。
口D点から最少回転半径minR以上離れている場合の
(図中のLcより右側)、駐車位置と駐車経路を示す図
である。円弧Ca,Cd,Ceは車両Xの旋回内輪にお
ける最少回転半径minRの円弧であり、円弧Cb,Cc
は旋回外輪における最少回転半径、すなわち旋回内輪の
最少回転半径minRにトレッドWtを加えた半径の円弧
である。
【0030】このケースでは、据えきり操舵のみの切り
返し操舵1回で駐車位置Cへ進入する駐車経路が少なく
とも3通りある。第1の駐車経路は、B点から進行直線
Lbに沿って直進し、進行直線Lbが円弧Ccと接する
第1到達目標P1aで停車する。この第1到達目標点P
1aで右据えきり操舵し、右据えきり操舵を保持して円
弧Ccが駐車枠Laの延長線と接する点Gまで前進す
る。このG点で中立に転舵して直進後退し、駐車位置C
へ進入する経路である。
返し操舵1回で駐車位置Cへ進入する駐車経路が少なく
とも3通りある。第1の駐車経路は、B点から進行直線
Lbに沿って直進し、進行直線Lbが円弧Ccと接する
第1到達目標P1aで停車する。この第1到達目標点P
1aで右据えきり操舵し、右据えきり操舵を保持して円
弧Ccが駐車枠Laの延長線と接する点Gまで前進す
る。このG点で中立に転舵して直進後退し、駐車位置C
へ進入する経路である。
【0031】第2の駐車経路は、B点から進行直線Lb
に沿って直進し、進行直線Lbが円弧Cdに接する第1
到達目標点P1bで停車する。この第1到達目標点P1
bで左にフル転舵して右旋回で後退し、円弧Cdが駐車
枠Laの延長線と接する点Eで中立に転舵して直進後退
し、駐車位置Cへ進入する経路である。
に沿って直進し、進行直線Lbが円弧Cdに接する第1
到達目標点P1bで停車する。この第1到達目標点P1
bで左にフル転舵して右旋回で後退し、円弧Cdが駐車
枠Laの延長線と接する点Eで中立に転舵して直進後退
し、駐車位置Cへ進入する経路である。
【0032】第3の駐車経路は、図5に示す経路と同様
に、B点から進行直線Lbに沿って直進し、進行直線L
bと円弧Cbとが接する転舵開始点P0で右にフル転舵
して右旋回し、円弧Cbと円弧Ceとが接する第1到達
目標点P1cで停車する。この第1到達目標点P1cで
左にフル転舵して右旋回で後退し、円弧Ceが駐車枠L
aの延長線と接する点Fで中立に転舵してそのまままっ
すぐに後退し、駐車位置Cへ進入する経路である。
に、B点から進行直線Lbに沿って直進し、進行直線L
bと円弧Cbとが接する転舵開始点P0で右にフル転舵
して右旋回し、円弧Cbと円弧Ceとが接する第1到達
目標点P1cで停車する。この第1到達目標点P1cで
左にフル転舵して右旋回で後退し、円弧Ceが駐車枠L
aの延長線と接する点Fで中立に転舵してそのまままっ
すぐに後退し、駐車位置Cへ進入する経路である。
【0033】このように、切り返し操舵1回で駐車でき
る経路が複数個存在する場合には、切り返し回数、操舵
回数などの操舵量を最小とする評価関数、走行距離を最
小とする評価関数、駐車に要する時間を最短とする評価
関数などに、乗員の過去の運転操作趣向を考慮していず
れかの駐車経路を決定する。
る経路が複数個存在する場合には、切り返し回数、操舵
回数などの操舵量を最小とする評価関数、走行距離を最
小とする評価関数、駐車に要する時間を最短とする評価
関数などに、乗員の過去の運転操作趣向を考慮していず
れかの駐車経路を決定する。
【0034】図7〜図9は駐車位置と駐車経路の設定ル
ーチンを示すフローチャートである。図7のステップ6
1〜65において、駐車可能位置を特定して運転者の了
解を得る。すなわち、ステップ61で周囲地図生成装置
20により作成した車両の周囲地図、すなわち車両周囲
の白線と障害物の地図を読み出す。続くステップ62
で、地図上の白線で表わされる駐車可能領域と、車両の
全長と全幅を表わすテンプレートとを順次照合し、車両
を駐車可能な位置を抽出する。ステップ63で駐車可能
位置の中から車両に最も近い駐車位置を特定し、ステッ
プ64でディスプレイに特定した駐車位置を表示する。
運転者はこの駐車位置の表示を見て、了解するかどうか
を入力装置により入力する。ステップ65では、運転者
による駐車位置の了解が得られたかどうかを確認し、了
解が得られなかった場合はステップ62へ戻り、次の駐
車可能位置の特定を行なう。
ーチンを示すフローチャートである。図7のステップ6
1〜65において、駐車可能位置を特定して運転者の了
解を得る。すなわち、ステップ61で周囲地図生成装置
20により作成した車両の周囲地図、すなわち車両周囲
の白線と障害物の地図を読み出す。続くステップ62
で、地図上の白線で表わされる駐車可能領域と、車両の
全長と全幅を表わすテンプレートとを順次照合し、車両
を駐車可能な位置を抽出する。ステップ63で駐車可能
位置の中から車両に最も近い駐車位置を特定し、ステッ
プ64でディスプレイに特定した駐車位置を表示する。
運転者はこの駐車位置の表示を見て、了解するかどうか
を入力装置により入力する。ステップ65では、運転者
による駐車位置の了解が得られたかどうかを確認し、了
解が得られなかった場合はステップ62へ戻り、次の駐
車可能位置の特定を行なう。
【0035】提案した駐車位置に対する運転者の了解が
得られたらステップ66へ進み、最終切替候補点を抽出
する。この最終切替候補点は、車両が駐車位置へ入るた
めの切り替えが完了する点であり、図5、図6に示す例
では駐車経路により異なるD,E,F,G点が相当す
る。ステップ67では、白線枠の延長線と接する最小回
転半径の円弧の軌跡群C1を抽出する。図5、図6に示
す例では、白線枠Laの延長線と接する最小回転半径mi
nRの円弧Ca,Cdが軌跡群C1に相当する。ステッ
プ68において、軌跡群C1の中に車両の進行直線と接
する円弧があるかどうかを確認する。図5の例では該当
する円弧はなく、図6の例では円弧Cdが該当する。
得られたらステップ66へ進み、最終切替候補点を抽出
する。この最終切替候補点は、車両が駐車位置へ入るた
めの切り替えが完了する点であり、図5、図6に示す例
では駐車経路により異なるD,E,F,G点が相当す
る。ステップ67では、白線枠の延長線と接する最小回
転半径の円弧の軌跡群C1を抽出する。図5、図6に示
す例では、白線枠Laの延長線と接する最小回転半径mi
nRの円弧Ca,Cdが軌跡群C1に相当する。ステッ
プ68において、軌跡群C1の中に車両の進行直線と接
する円弧があるかどうかを確認する。図5の例では該当
する円弧はなく、図6の例では円弧Cdが該当する。
【0036】駐車枠の延長線に接する円弧の軌跡群C1
の中に車両の進行直線と接する図6のCdに相当する円
弧がない場合、すなわち、図5に示すように車両が駐車
位置に近い場合には、進行直線に沿って第1到達目標点
P1aまで前進し、第1到達目標点P1aで左に1回だ
け転舵して駐車位置へ進入する駐車経路は存在しないこ
とになる。この場合は、いったん駐車位置と反対側に旋
回し、切り返して駐車位置に進入しなければならない。
一方、駐車枠Laの延長線に接する円弧の軌跡群C1の
中に車両の進行直線と接する円弧がある場合は、図6に
示すように第1到達目標点P1bから円弧Cdを通る駐
車経路が存在する。
の中に車両の進行直線と接する図6のCdに相当する円
弧がない場合、すなわち、図5に示すように車両が駐車
位置に近い場合には、進行直線に沿って第1到達目標点
P1aまで前進し、第1到達目標点P1aで左に1回だ
け転舵して駐車位置へ進入する駐車経路は存在しないこ
とになる。この場合は、いったん駐車位置と反対側に旋
回し、切り返して駐車位置に進入しなければならない。
一方、駐車枠Laの延長線に接する円弧の軌跡群C1の
中に車両の進行直線と接する円弧がある場合は、図6に
示すように第1到達目標点P1bから円弧Cdを通る駐
車経路が存在する。
【0037】駐車枠Laの延長線に接する円弧の軌跡群
C1の中に車両の進行直線と接する円弧がない場合はス
テップ69で、車両の進行直線Lbと接する外輪最小回
転半径の軌跡群C2を抽出する。図5に示す円弧Cbと
図6に示す円弧Ccが軌跡群C2に含まれる。ステップ
70で、軌跡群C2に含まれる円弧の中に軌跡群C1に
含まれる円弧と接するものがあるかどうかを確認する。
車両の進行直線に接する円弧と、駐車枠の延長線に接す
る円弧が接する場合には、駐車位置と反対側に旋回し、
切り返して駐車枠に進入する駐車経路が存在し、その場
合はステップ81へ進む。一方、そのような円弧がない
場合は、ステップ91へ進み、他の駐車経路を探索す
る。
C1の中に車両の進行直線と接する円弧がない場合はス
テップ69で、車両の進行直線Lbと接する外輪最小回
転半径の軌跡群C2を抽出する。図5に示す円弧Cbと
図6に示す円弧Ccが軌跡群C2に含まれる。ステップ
70で、軌跡群C2に含まれる円弧の中に軌跡群C1に
含まれる円弧と接するものがあるかどうかを確認する。
車両の進行直線に接する円弧と、駐車枠の延長線に接す
る円弧が接する場合には、駐車位置と反対側に旋回し、
切り返して駐車枠に進入する駐車経路が存在し、その場
合はステップ81へ進む。一方、そのような円弧がない
場合は、ステップ91へ進み、他の駐車経路を探索す
る。
【0038】図8のステップ81において、第1到達目
標点を特定する。図6に示す例では、点P1a,P1
b,P1cが該当し、ステップ68から移行した場合に
は図6に示すP1bが第1到達目標点として特定され、
ステップ70から移行した場合には図5に示すP1や図
6に示すP1cが特定される。ステップ82では、第1
到達目標点までの経路m1を形成する。さらにステップ
83では、転舵開始点P0を特定する。図5、図6に示
す例では点P0が転舵開始点に相当する。
標点を特定する。図6に示す例では、点P1a,P1
b,P1cが該当し、ステップ68から移行した場合に
は図6に示すP1bが第1到達目標点として特定され、
ステップ70から移行した場合には図5に示すP1や図
6に示すP1cが特定される。ステップ82では、第1
到達目標点までの経路m1を形成する。さらにステップ
83では、転舵開始点P0を特定する。図5、図6に示
す例では点P0が転舵開始点に相当する。
【0039】図9のステップ91において、駐車枠の延
長線と車両の進行直線とに接する円弧であって、最小回
転半径minR以上の円弧を演算する。ステップ92で、
上記条件の円弧があればステップ81へ進み、なければ
ステップ93へ進む。ステップ93では駐車位置を変更
し、次の駐車位置を提案する。
長線と車両の進行直線とに接する円弧であって、最小回
転半径minR以上の円弧を演算する。ステップ92で、
上記条件の円弧があればステップ81へ進み、なければ
ステップ93へ進む。ステップ93では駐車位置を変更
し、次の駐車位置を提案する。
【0040】図10は第1の実施の形態の後輪修正操舵
による経路修正例を示す。操舵地点(Xk-1,Yk-1)に
おいて、主制御系によって目標操舵角θfの操舵が行な
われ、実線で示す目標駐車経路に沿って出発したとす
る。ところが、路面に傾斜と湿潤があって目標駐車経路
から外れ、破線で示す実走行経路上を走行して地点(X
c,Yc)に達したとする。
による経路修正例を示す。操舵地点(Xk-1,Yk-1)に
おいて、主制御系によって目標操舵角θfの操舵が行な
われ、実線で示す目標駐車経路に沿って出発したとす
る。ところが、路面に傾斜と湿潤があって目標駐車経路
から外れ、破線で示す実走行経路上を走行して地点(X
c,Yc)に達したとする。
【0041】地点(Xc,Yc)における目標駐車経路
との誤差は、
との誤差は、
【数1】ΔX=Xk−Xc, ΔY=Yk−Yc である。この誤差から次式により目標補助操舵角θrを
算出する。
算出する。
【数2】θr=K1・ΔX+K2・ΔY ここで、K1はX方向偏差に対する修正操舵ゲイン、K
2はY方向偏差に対する修正操舵ゲインである。
2はY方向偏差に対する修正操舵ゲインである。
【0042】地点(Xc,Yc)から、主制御系による
前輪操舵角はθfのままとし、修正補助制御系によって
目標補助操舵角θrの後輪補助操舵を行なう。これによ
り、実走行経路は当初の目標駐車経路に徐々に近づいて
行き、地点(Xk+1,Yk+1)付近で目標駐車経路に復帰
する。
前輪操舵角はθfのままとし、修正補助制御系によって
目標補助操舵角θrの後輪補助操舵を行なう。これによ
り、実走行経路は当初の目標駐車経路に徐々に近づいて
行き、地点(Xk+1,Yk+1)付近で目標駐車経路に復帰
する。
【0043】このように、車両の現在地を検出して現在
地の駐車経路からの外れ量を検出し、外れ量に応じて後
輪補助操舵機構により修正操舵を行なうようにした。こ
れにより、駐車経路から外れるたびにその位置からの経
路演算をやり直して経路の修正を行なう必要がなく、当
初の駐車経路に沿った主操舵はそのままにして駐車経路
からの外れ量に応じて後輪補助操舵機構により修正操舵
を行なうので、すみやかに当初の駐車経路に復帰でき、
時間のかかる駐車経路の演算が省略されて早く、正確に
駐車作業を終了することができる。また、駐車経路から
外れた時に後輪補助操舵機構により修正操舵を行なうよ
うにしたので、通常の4輪操舵に用いられる後輪操舵機
構を利用することができ、別個に補助操舵機構を設ける
必要がない。
地の駐車経路からの外れ量を検出し、外れ量に応じて後
輪補助操舵機構により修正操舵を行なうようにした。こ
れにより、駐車経路から外れるたびにその位置からの経
路演算をやり直して経路の修正を行なう必要がなく、当
初の駐車経路に沿った主操舵はそのままにして駐車経路
からの外れ量に応じて後輪補助操舵機構により修正操舵
を行なうので、すみやかに当初の駐車経路に復帰でき、
時間のかかる駐車経路の演算が省略されて早く、正確に
駐車作業を終了することができる。また、駐車経路から
外れた時に後輪補助操舵機構により修正操舵を行なうよ
うにしたので、通常の4輪操舵に用いられる後輪操舵機
構を利用することができ、別個に補助操舵機構を設ける
必要がない。
【0044】以上の第1の実施の形態の構成において、
CCDカメラ8a〜8d、レーザーレーダー9a〜9d
および周囲地図生成装置20が周囲環境検出手段を、駐
車経路演算装置21が演算手段を、前輪操舵駆動装置2
2および油圧制動駆動装置23が自動駐車制御手段を、
自車位置推定装置24が現在地検出手段を、経路誤差検
出装置25が外れ量検出手段を、修正操舵駆動装置26
および後輪補助操舵機構4が補助操舵手段をそれぞれ構
成する。
CCDカメラ8a〜8d、レーザーレーダー9a〜9d
および周囲地図生成装置20が周囲環境検出手段を、駐
車経路演算装置21が演算手段を、前輪操舵駆動装置2
2および油圧制動駆動装置23が自動駐車制御手段を、
自車位置推定装置24が現在地検出手段を、経路誤差検
出装置25が外れ量検出手段を、修正操舵駆動装置26
および後輪補助操舵機構4が補助操舵手段をそれぞれ構
成する。
【0045】−発明の第2の実施の形態− 第1の実施の形態では、目標駐車経路から外れると後輪
補助操舵機構により修正操舵を行なう例を示したが、前
輪の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構を設け、目標駐
車経路から外れた時に前輪補助操舵機構により修正操舵
を行なう第2の実施の形態を説明する。
補助操舵機構により修正操舵を行なう例を示したが、前
輪の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構を設け、目標駐
車経路から外れた時に前輪補助操舵機構により修正操舵
を行なう第2の実施の形態を説明する。
【0046】図11に第2の実施の形態の構成を示す。
なお、図1に示す構成機器と同様な機器に対しては同一
の符号を付して相違点を中心に説明する。前輪補助操舵
機構31は電動や油圧などの駆動装置により駆動され、
前輪1a,1bの補助操舵を行なう。
なお、図1に示す構成機器と同様な機器に対しては同一
の符号を付して相違点を中心に説明する。前輪補助操舵
機構31は電動や油圧などの駆動装置により駆動され、
前輪1a,1bの補助操舵を行なう。
【0047】図12は前輪補助操舵機構31の詳細を示
す。ステアリングホイール101により回転駆動される
ステアリングコラムシャフト102は、上述した前輪操
舵駆動用モーター5を介してサスペンションメンバー1
03に固定されるステアリングラックユニット104に
連結され、ステアリングホイール101または前輪操舵
駆動用モーター5の回転駆動力により前輪1a,1bが
操舵される。サスペンションメンバー103は、メンバ
ーブッシュ105,106を介して車体107に取り付
けられる。車体107には前輪操舵補助アクチュエータ
108が固定されており、そのロッド108aはサスペ
ンションメンバー103に連結されている。
す。ステアリングホイール101により回転駆動される
ステアリングコラムシャフト102は、上述した前輪操
舵駆動用モーター5を介してサスペンションメンバー1
03に固定されるステアリングラックユニット104に
連結され、ステアリングホイール101または前輪操舵
駆動用モーター5の回転駆動力により前輪1a,1bが
操舵される。サスペンションメンバー103は、メンバ
ーブッシュ105,106を介して車体107に取り付
けられる。車体107には前輪操舵補助アクチュエータ
108が固定されており、そのロッド108aはサスペ
ンションメンバー103に連結されている。
【0048】修正操舵駆動装置26により前輪操舵補助
アクチュエータ108が図示矢印方向に作動すると、サ
スペンションメンバー103が車体107に対して柔ら
かなメンバーブッシュ105,106を介して取り付け
られているので、サスペンションメンバー103はステ
アリングラックユニット104とともに前輪操舵補助ア
クチュエータ108の作動方向と同一方向に移動し、前
輪1a,1bが微小転舵して修正操舵が行なわれる。
アクチュエータ108が図示矢印方向に作動すると、サ
スペンションメンバー103が車体107に対して柔ら
かなメンバーブッシュ105,106を介して取り付け
られているので、サスペンションメンバー103はステ
アリングラックユニット104とともに前輪操舵補助ア
クチュエータ108の作動方向と同一方向に移動し、前
輪1a,1bが微小転舵して修正操舵が行なわれる。
【0049】なお、第2の実施の形態の動作は、図2に
示す第1の実施の形態の動作のステップ12において、
後輪修正操舵の代りに上記前輪操舵機構31による前輪
修正操舵を行なう点を除いて同様であり、図示とその説
明を省略する。
示す第1の実施の形態の動作のステップ12において、
後輪修正操舵の代りに上記前輪操舵機構31による前輪
修正操舵を行なう点を除いて同様であり、図示とその説
明を省略する。
【0050】このように、駐車経路から外れた時に前輪
の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構により修正操舵を
行なうようにした。これにより、駐車経路から外れるた
びにその位置からの経路演算をやり直して経路の修正を
行なう必要がなく、当初の駐車経路に沿った主操舵はそ
のままにして駐車経路からの外れ量に応じて前輪補助操
舵機構により修正操舵を行なうので、すみやかに当初の
駐車経路に復帰でき、時間のかかる駐車経路の演算が省
略されて早く、正確に駐車作業を終了することができ
る。
の補助操舵を行なう前輪補助操舵機構により修正操舵を
行なうようにした。これにより、駐車経路から外れるた
びにその位置からの経路演算をやり直して経路の修正を
行なう必要がなく、当初の駐車経路に沿った主操舵はそ
のままにして駐車経路からの外れ量に応じて前輪補助操
舵機構により修正操舵を行なうので、すみやかに当初の
駐車経路に復帰でき、時間のかかる駐車経路の演算が省
略されて早く、正確に駐車作業を終了することができ
る。
【0051】以上の第2の実施の形態の構成において、
CCDカメラ8a〜8d、レーザーレーダー9a〜9d
および周囲地図生成装置20が周囲環境検出手段を、駐
車経路演算装置21が演算手段を、前輪操舵駆動装置2
2および油圧制動駆動装置23が自動駐車制御手段を、
自車位置推定装置24が現在地検出手段を、経路誤差検
出装置25が外れ量検出手段を、修正操舵駆動装置26
および前輪補助操舵機構31が補助操舵手段をそれぞれ
構成する。
CCDカメラ8a〜8d、レーザーレーダー9a〜9d
および周囲地図生成装置20が周囲環境検出手段を、駐
車経路演算装置21が演算手段を、前輪操舵駆動装置2
2および油圧制動駆動装置23が自動駐車制御手段を、
自車位置推定装置24が現在地検出手段を、経路誤差検
出装置25が外れ量検出手段を、修正操舵駆動装置26
および前輪補助操舵機構31が補助操舵手段をそれぞれ
構成する。
【0052】−発明の第3の実施の形態− 上述した第1および第2の実施の形態では前輪または後
輪に補助操舵機構を設け、駐車経路からの逸脱を修正す
る例を示したが、後輪を左右独立して制動可能にし、左
右の後輪の制動力を変えることによって修正操舵を行な
う第3の実施の形態を説明する。
輪に補助操舵機構を設け、駐車経路からの逸脱を修正す
る例を示したが、後輪を左右独立して制動可能にし、左
右の後輪の制動力を変えることによって修正操舵を行な
う第3の実施の形態を説明する。
【0053】図13に第3の実施の形態の構成を示す。
なお、図1に示す構成機器と同様な機器に対しては同一
の符号を付して相違点を中心に説明する。左輪制動装置
32は左後輪3aのブレーキキャリパー6aを駆動し、
右輪制動装置33は右後輪3bのブレーキキャリパー6
bを駆動する。油圧制動制御装置34は、左輪制動装置
32および右輪制動装置33を独立に制御して左後輪3
aと右後輪3bのブレーキ力を別個に制御する。
なお、図1に示す構成機器と同様な機器に対しては同一
の符号を付して相違点を中心に説明する。左輪制動装置
32は左後輪3aのブレーキキャリパー6aを駆動し、
右輪制動装置33は右後輪3bのブレーキキャリパー6
bを駆動する。油圧制動制御装置34は、左輪制動装置
32および右輪制動装置33を独立に制御して左後輪3
aと右後輪3bのブレーキ力を別個に制御する。
【0054】駐車経路演算装置21または修正操舵駆動
装置26から制動指令が出されると、油圧制動制御装置
34は左輪制動装置32と右輪制動装置33を同時に同
一のブレーキ力で制御し、左右後輪3a,3bに同時に
同一のブレーキ力を発生させる。
装置26から制動指令が出されると、油圧制動制御装置
34は左輪制動装置32と右輪制動装置33を同時に同
一のブレーキ力で制御し、左右後輪3a,3bに同時に
同一のブレーキ力を発生させる。
【0055】修正操舵駆動装置26から左方向の修正操
舵指令が出されると、油圧制動制御装置34は左輪制動
装置32を作動させて左後輪3aにブレーキ力を発生さ
せ、車両を左旋回させる。一方、修正操舵駆動装置26
から右方向の修正操舵指令が出されると、油圧制動制御
装置34は右輪制動装置33を作動させて右後輪3bに
ブレーキ力を発生させ、車両を右旋回させる。
舵指令が出されると、油圧制動制御装置34は左輪制動
装置32を作動させて左後輪3aにブレーキ力を発生さ
せ、車両を左旋回させる。一方、修正操舵駆動装置26
から右方向の修正操舵指令が出されると、油圧制動制御
装置34は右輪制動装置33を作動させて右後輪3bに
ブレーキ力を発生させ、車両を右旋回させる。
【0056】なお、第3の実施の形態の動作は、図2に
示す第1の実施の形態の動作のステップ12において、
後輪修正操舵の代りに、上述した左右独立の制動装置3
2,33およびその油圧制動制御装置34による左右後
輪3a,3bに独立にブレーキ力を発生させて修正操舵
を行う点を除いて同様であり、図示とその説明を省略す
る。
示す第1の実施の形態の動作のステップ12において、
後輪修正操舵の代りに、上述した左右独立の制動装置3
2,33およびその油圧制動制御装置34による左右後
輪3a,3bに独立にブレーキ力を発生させて修正操舵
を行う点を除いて同様であり、図示とその説明を省略す
る。
【0057】このように、左後輪制動機構と右後輪制動
機構を独立に制御して修正操舵を行なうようにしたの
で、駐車経路から外れるたびにその位置からの経路演算
をやり直して経路の修正を行なう必要がなく、当初の駐
車経路に沿った主操舵はそのままにして駐車経路からの
外れ量に応じて左右の後輪制動機構により修正操舵を行
なうので、すみやかに当初の駐車経路に復帰でき、時間
のかかる駐車経路の演算が省略されて早く、正確に駐車
作業を終了することができる。
機構を独立に制御して修正操舵を行なうようにしたの
で、駐車経路から外れるたびにその位置からの経路演算
をやり直して経路の修正を行なう必要がなく、当初の駐
車経路に沿った主操舵はそのままにして駐車経路からの
外れ量に応じて左右の後輪制動機構により修正操舵を行
なうので、すみやかに当初の駐車経路に復帰でき、時間
のかかる駐車経路の演算が省略されて早く、正確に駐車
作業を終了することができる。
【0058】以上の第3の実施の形態の構成において、
CCDカメラ8a〜8d、レーザーレーダー9a〜9d
および周囲地図生成装置20が周囲環境検出手段を、駐
車経路演算装置21が演算手段を、前輪操舵駆動装置2
2および油圧制動制御装置34が自動駐車制御手段を、
自車位置推定装置24が現在地検出手段を、経路誤差検
出装置25が外れ量検出手段を、修正操舵駆動装置2
6、油圧制動制御装置34、左輪制動装置32および右
輪制動装置33が補助操舵手段をそれぞれ構成する。
CCDカメラ8a〜8d、レーザーレーダー9a〜9d
および周囲地図生成装置20が周囲環境検出手段を、駐
車経路演算装置21が演算手段を、前輪操舵駆動装置2
2および油圧制動制御装置34が自動駐車制御手段を、
自車位置推定装置24が現在地検出手段を、経路誤差検
出装置25が外れ量検出手段を、修正操舵駆動装置2
6、油圧制動制御装置34、左輪制動装置32および右
輪制動装置33が補助操舵手段をそれぞれ構成する。
【0059】なお、上記第3の実施の形態では、左右の
後輪制動機構を独立に制御して修正操舵を行なう例を示
したが、左右の前輪制動機構を独立に制御して修正操舵
を行なうようにしてもよい。
後輪制動機構を独立に制御して修正操舵を行なう例を示
したが、左右の前輪制動機構を独立に制御して修正操舵
を行なうようにしてもよい。
【0060】−発明の実施の形態の変形例− 上述した実施の形態では、前輪操舵機構により主操舵を
行なうとともに、後輪または前輪に補助操舵機構を設
け、駐車経路を逸脱した時に補助操舵機構により修正操
舵を行なうか、あるいは後輪の制動装置を左右独立に設
置し、後輪のブレーキ力を左右独立に制御して修正操舵
を行なう例を示したが、前輪操舵機構を主操舵と修正補
助操舵とに兼用してもよい。この場合、主操舵量に修正
補助操舵量を重畳した操舵量で操舵してもよいし、主操
舵と修正補助操舵を時分割で交互に行なうようにしても
よい。ただし、主操舵により前輪をフル転舵した場合
は、一方向にしか修正補助操舵を行なうことができない
点を考慮しなければならない。
行なうとともに、後輪または前輪に補助操舵機構を設
け、駐車経路を逸脱した時に補助操舵機構により修正操
舵を行なうか、あるいは後輪の制動装置を左右独立に設
置し、後輪のブレーキ力を左右独立に制御して修正操舵
を行なう例を示したが、前輪操舵機構を主操舵と修正補
助操舵とに兼用してもよい。この場合、主操舵量に修正
補助操舵量を重畳した操舵量で操舵してもよいし、主操
舵と修正補助操舵を時分割で交互に行なうようにしても
よい。ただし、主操舵により前輪をフル転舵した場合
は、一方向にしか修正補助操舵を行なうことができない
点を考慮しなければならない。
【0061】図14は前輪操舵機構を主操舵と修正補助
操舵に兼用する場合の構成を示す。なお、図1に示す第
1の実施の形態と同様な構成機器に対しては同一の符号
を付して相違点を中心に説明する。前輪操舵駆動装置2
2は、駐車経路演算装置21からの主操舵制御出力にし
たがって前輪操舵駆動用モーター5により主操舵を行な
うとともに、修正操舵駆動装置26からの修正操舵制御
出力にしたがって前輪操舵駆動用モーター5により修正
補助操舵を行なう。
操舵に兼用する場合の構成を示す。なお、図1に示す第
1の実施の形態と同様な構成機器に対しては同一の符号
を付して相違点を中心に説明する。前輪操舵駆動装置2
2は、駐車経路演算装置21からの主操舵制御出力にし
たがって前輪操舵駆動用モーター5により主操舵を行な
うとともに、修正操舵駆動装置26からの修正操舵制御
出力にしたがって前輪操舵駆動用モーター5により修正
補助操舵を行なう。
【図1】 第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図3】 車両周囲地図生成ルーチンを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】 図3に続く、車両地図生成ルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】 駐車時の車両の方向が車両前部を道路方向に
向けて並列駐車する場合の駐車経路を示す図である。
向けて並列駐車する場合の駐車経路を示す図である。
【図6】 図5に示す駐車場で駐車位置から遠くに停車
した場合の駐車経路を示す図である。
した場合の駐車経路を示す図である。
【図7】 駐車位置と駐車経路の設定ルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】 図7に続く、駐車位置と駐車経路の設定ルー
チンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
【図9】 図8に続く、駐車位置と駐車経路の設定ルー
チンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
【図10】 第1の実施の形態の後輪修正操舵による経
路修正例を示す図である。
路修正例を示す図である。
【図11】 第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図12】 前輪補助操舵機構を示す図である。
【図13】 第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図14】 発明の実施の形態の変形例の構成を示す図
である。
である。
1a,1b 前輪 2 前輪操舵機構 3a,3b 後輪 4 後輪補助操舵機構 5 前輪操舵駆動用モーター 6a,6b ブレーキキャリパー 7 油圧制動アクチュエータ 8a〜8d CCDカメラ 9a〜9d レーザーレーダー 10a〜10d 車輪速センサー 11 ヨーレートセンサー 20 周囲地図生成装置 21 駐車経路演算装置 22 前輪操舵駆動装置 23 油圧制動駆動装置 24 自車位置推定装置 25 経路誤差検出装置 26 修正操舵駆動装置 31 前輪操舵機構 32 左輪制動装置 33 右輪制動装置 34 油圧制動制御装置 101 ステアリングホイール 102 ステアリングコラムシャフト 103 サスペンションメンバー 104 ステアリングラックユニット 105,106 メンバーブッシュ 107 車体 108 前輪操舵アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 137:00
Claims (7)
- 【請求項1】 車両の周囲環境を検出する周囲環境検出
手段と、 車両の周囲環境に基づいて駐車位置とその駐車位置まで
の経路を演算する演算手段と、 車両の走行駆動装置、制動機構、主操舵機構および自動
変速機を制御し、駐車経路に沿って車両を駐車位置へ自
動的に移動する自動駐車制御手段とを備える自動駐車装
置において、 車両の現在地を検出する現在地検出手段と、 車両の現在地の駐車経路からの外れ量を検出する外れ量
検出手段と、 前記外れ量に応じて修正操舵を行なう補助操舵手段とを
備えることを特徴とする自動駐車装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動駐車装置におい
て、 前記補助操舵手段は、後輪の補助操舵を行なう後輪補助
操舵機構により修正操舵を行なうことを特徴とする自動
駐車装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の自動駐車装置におい
て、 前記補助操舵手段は、前輪の補助操舵を行なう前輪補助
操舵機構により修正操舵を行なうことを特徴とする自動
駐車装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の自動駐車装置におい
て、 前記補助操舵手段は、左後輪制動機構と右後輪制動機構
を備え、前記左後輪制動機構と前記右後輪制動機構を独
立に制御して修正操舵を行なうことを特徴とする自動駐
車装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の自動駐車装置におい
て、 前記補助操舵手段は、左前輪制動機構と右前輪制動機構
を備え、前記左前輪制動機構と前記右前輪制動機構を独
立に制御して修正操舵を行なうことを特徴とする自動駐
車装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の自動駐車装置におい
て、 前記補助操舵手段は、前輪主操舵機構により前記外れ量
に応じて修正操舵を行なうことを特徴とする自動駐車装
置。 - 【請求項7】 車両の周囲環境を検出して駐車位置と駐
車経路を演算し、車両の走行駆動装置、制動機構、主操
舵機構および自動変速機を制御し、駐車経路に沿って車
両を駐車位置へ自動的に移動する自動駐車装置におい
て、 車両の現在地を検出して現在地の駐車経路からの外れ量
を検出し、前記外れ量に応じて補助操舵機構により修正
操舵を行なうことを特徴とする自動駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071569A JPH10264839A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 自動駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071569A JPH10264839A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 自動駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10264839A true JPH10264839A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13464480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9071569A Pending JPH10264839A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 自動駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10264839A (ja) |
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WO2021080781A1 (en) * | 2019-10-25 | 2021-04-29 | Continental Automotive Systems, Inc. | Drift stabilization system and method for vehicles and trailer reverse assist systems while straight line backing of trailer |
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- 1997-03-25 JP JP9071569A patent/JPH10264839A/ja active Pending
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