JPH10264192A - 圧縮成形用金型 - Google Patents
圧縮成形用金型Info
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- JPH10264192A JPH10264192A JP7230997A JP7230997A JPH10264192A JP H10264192 A JPH10264192 A JP H10264192A JP 7230997 A JP7230997 A JP 7230997A JP 7230997 A JP7230997 A JP 7230997A JP H10264192 A JPH10264192 A JP H10264192A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
の型面の均一な加熱が期待できる圧縮成形用金型を提供
する。 【解決手段】 内部に加熱蒸気流通用の孔11が設けら
れた圧縮成形用金型において、孔11内に水抜き管15
が挿入されている。
Description
する。
号公報に記載されているように、成形用金型の内部に熱
媒体流通用の孔が設けられ、孔内に熱媒体を流通するこ
とにより成形用金型の温度を所望の温度となるように制
御することが知られている。
ように、雄型1と雌型2からなる圧縮成形用金型Bを使
用し、雄型1の型面10と雌型2の型面20との間のキ
ャビティ3内に成形原料となるSMC(シート・モール
ディング・コンパウンド)を挿入し、雄型1と雌型2と
によりSMCを加熱圧縮して成形される。
金型Bの雄型1の内部には、図7に示すように、加熱蒸
気流通用の縦孔11が設けられ、加熱蒸気流通用の縦孔
11に送気管12により送られる加熱蒸気を流通させる
ことにより雄型1を加熱できるようになっている。尚、
図7において、14は縦孔11内に設けられた隔壁であ
り、隔壁14により縦孔11内に加熱蒸気の往路112
と復路113とが形成されている。
成形面に外観品質が要求される場合には、成形原料の流
動不良による成形面のくもり(プリゲル現象/フラッシ
ュ現象)の発生防止や、ゴミ等の金型への落下による成
形面への異物の混入を防止するため、上型(可動型)を
雄型1とする場合が多い。
圧縮成形用金型においては、雄型の縦孔内に送られた加
熱蒸気は冷却されて水となり、この水が縦孔の底部に溜
まり、縦孔内の加熱蒸気の流通を阻害するものであっ
た。このように、縦孔内の加熱蒸気の流通が阻害される
と、雄型の加熱が不充分となり、雄型の型面の均一な加
熱が期待できないことになる。
このような問題点に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、上記の問題を解決し、雄型の加熱
が不充分となることがなく、雄型の型面の均一な加熱が
期待できる圧縮成形用金型を提供するにある。
圧縮成形用金型は、内部に加熱蒸気流通用の孔が設けら
れた圧縮成形用金型において、孔内に水抜き管が挿入さ
れていることを特徴とするものである。
においては、加熱蒸気流通用の孔内に水抜き管が挿入さ
れているので、加熱蒸気流通用の孔内に水が溜まると水
抜き管により加熱蒸気流通用の孔内に溜まった水を取り
除くことができる。
を参照しながら説明する。図1は本発明の圧縮成形用金
型の一例を示す左半部切欠正面図、図2は図1に示す本
発明の圧縮成形用金型の要部拡大断面図、図3は図1の
III−III線における断面図、図4は図1のIV−
IV線における断面図、図5は図2のV−V線における
断面図である。
用金型、1は圧縮成形用金型Aの雄型、2は圧縮成形用
金型Aの雌型である。雄型1の型面10と雌型2の型面
20との間には浴槽の外形と適合した形状のキャビティ
3が形成されている。雄型1には多数の加熱蒸気流通用
縦孔11、11・・が設けられ、各縦孔11には送気路
12が連通されている。
円板13が取付けられ、円盤13の下面から隔壁14が
垂設され、隔壁14の下端と縦孔11の底部との間に間
隙111が形成されている。送気路12から送られた加
熱蒸気は図2の矢印で示すように縦孔11内の往路11
2から底部間隙111を経由して復路113に至り、復
路113から送気路12に排出され、図3に示すよう
に、送気路12から相隣る次の縦孔11内に送られるよ
うになっている。
れた水抜き管であり、水抜き管15の上端は円板13に
取付けられ、水抜き管15の中途部は図5に示すよう
に、取付具151により隔壁14に取付けられている。
水抜き管15の内部は円板13に設けられた排水路13
1に連通され、円板13の排水路131は水抜き回路1
6により排出されるようになっている。
た蒸気ホース、161は水抜き回路16の端部に設けら
れた水抜きホース、17は円板13の上方の縦孔11上
端に取付けられたプラグである。
においては、叙上の構造を備えているので、蒸気ホース
121から送気路12に加熱蒸気を送り込むことにより
加熱蒸気は雄型1の縦孔11に送られ、雄型1は加熱さ
れる。図6に示すように、加熱蒸気が冷却されると水W
となって縦孔11の底部に溜まり加熱蒸気の流通が一時
的に阻害されるが、加熱蒸気の圧力により水抜き管15
の先端からその内部から排水路131及び水抜き回路1
6を経由して排出されるので、加熱蒸気の流通が円滑に
行われ、雄型1は均一に加熱される。
用し、蒸気ホース121に図示しない電磁バルブとタイ
マーを設けて、設定時間毎に電磁バルブを開けて圧力を
5.0kg/cm2 の加熱蒸気を雄型1の内径50mm
の縦孔11に供給し、雌型2に供給する加熱蒸気の圧力
を3.0kg/cm2 とすると、雄型1の型面10の温
度が均一化し、±0.5℃〜1.0℃の温度管理が可能
になり、外観の優れた製品を成形できた。又、雄型1に
設ける縦孔11の数も少なくて済み、金型の製作加工工
数が減少し、金型の製作コスト低減を図ることができ
た。
例と同様に雄型1の内径50mmの縦孔11に供給した
ところ、雄型1の型面の温度が±2.5℃〜±3.5℃
ととばらつき、外観の優れた製品の製造は困難であっ
た。雄型1に設ける縦孔11の数は実施例に比較して3
5%増加した。
たが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更は本発明に含まれる。
必ずしも設けられていなくてもよく、係合凹部31を設
ける場合には図示の環状凹溝の代わりにこじ開け棒3の
片側のみに凹陥部を設けてもよい。
として、図示の実施の形態のように縦孔内に隔壁を設け
る代わりに縦孔内に細管を設け、細管の内外流路の一方
を往路とし他方を復路としてもよい。
ては、加熱蒸気流通用の孔内に水抜き管が挿入されてい
るので、加熱蒸気流通用の孔内に水が溜まると水抜き管
により加熱蒸気流通用の孔内に溜まった水を取り除くこ
とができる。
欠正面図。
断面図。
の要部を示す拡大断面図。
られた水抜き管であり、水抜き管15の上端は円板13
に取付けられ、水抜き管15の中途部は図5に示すよう
に、取付具151により隔壁14に取付けられている。
水抜き管15の内部は円板13に設けられた排水路13
1に連通され、円板13の排水路131は水抜き回路1
6により排出されるようになっている。さらに、水抜き
管15の先端開口部は、隔壁14より下に、間隙111
に突き出た形で形成されている。
る手段として、図示の実施の形態のように縦孔内に隔壁
を設ける代わりに縦孔内に細管を設け、細管の内外流路
の一方を往路とし他方を復路としてもよい。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に加熱蒸気流通用の孔が設けられた
圧縮成形用金型において、孔内に水抜き管が挿入されて
いることを特徴とする圧縮成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7230997A JPH10264192A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 圧縮成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7230997A JPH10264192A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 圧縮成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10264192A true JPH10264192A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13485552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7230997A Withdrawn JPH10264192A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 圧縮成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10264192A (ja) |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP7230997A patent/JPH10264192A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031209 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050330 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050426 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050523 |