JPH10262045A - ユーザデータを利用した通信状態確認システム - Google Patents
ユーザデータを利用した通信状態確認システムInfo
- Publication number
- JPH10262045A JPH10262045A JP9063994A JP6399497A JPH10262045A JP H10262045 A JPH10262045 A JP H10262045A JP 9063994 A JP9063994 A JP 9063994A JP 6399497 A JP6399497 A JP 6399497A JP H10262045 A JPH10262045 A JP H10262045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- information
- counter
- read
- user data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 196
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims description 13
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 8
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 25
- 230000006870 function Effects 0.000 description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 6
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 description 2
- 235000008694 Humulus lupulus Nutrition 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000010485 coping Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000013024 troubleshooting Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
- H04L43/18—Protocol analysers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
- H04L43/04—Processing captured monitoring data, e.g. for logfile generation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
- H04L43/08—Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
- H04L43/0876—Network utilisation, e.g. volume of load or congestion level
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】通信の呼設定やリンク確立状態だけでなく、上
位レイヤで実際に通信しているかどうかという通信状態
を、通信装置内で簡易かつリアルタイムに収集可能とす
る通信状態確認システムを提供する。 【解決手段】複数の論理多重方式のデータ通信装置を伝
送路に接続して構成される通信ネットワークにおいて、
各々のデータ通信装置が、通過するユーザデータのフレ
ームの論理パス情報を読み取る手段と、該論理パス情報
別にたてられるフラグを記憶する記憶手段と、該当フラ
グの状態を該記憶手段から読みだす情報読み出し手段を
備え、該情報読み出し手段から読み出されるフラグ情報
により該通信ネットワークの各通信パスでのデータの流
れを確認する。
位レイヤで実際に通信しているかどうかという通信状態
を、通信装置内で簡易かつリアルタイムに収集可能とす
る通信状態確認システムを提供する。 【解決手段】複数の論理多重方式のデータ通信装置を伝
送路に接続して構成される通信ネットワークにおいて、
各々のデータ通信装置が、通過するユーザデータのフレ
ームの論理パス情報を読み取る手段と、該論理パス情報
別にたてられるフラグを記憶する記憶手段と、該当フラ
グの状態を該記憶手段から読みだす情報読み出し手段を
備え、該情報読み出し手段から読み出されるフラグ情報
により該通信ネットワークの各通信パスでのデータの流
れを確認する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理多重型のデー
タ通信ネットワークにおいて通信装置内を通過する呼の
通信状態を、リアルタイムに通信装置毎に把握するシス
テムに関する。
タ通信ネットワークにおいて通信装置内を通過する呼の
通信状態を、リアルタイムに通信装置毎に把握するシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットをはじめとしてデータ通
信ネットワークの需要が年々増加している。データ通信
ネットワークに対し、伝送路は規定されておらず、有線
だけでなく無線や移動通信にも適用できる。
信ネットワークの需要が年々増加している。データ通信
ネットワークに対し、伝送路は規定されておらず、有線
だけでなく無線や移動通信にも適用できる。
【0003】かかる状況にあって、LAN(ローカルエ
リアネットワーク)〜WAN(ワイドエリアネットワー
ク)〜LAN構成の論理多重方式のデータ通信装置にお
いて、より簡易に障害を解析したり、ユーザデータの通
信状況やトラフィックを把握することが求められてい
る。
リアネットワーク)〜WAN(ワイドエリアネットワー
ク)〜LAN構成の論理多重方式のデータ通信装置にお
いて、より簡易に障害を解析したり、ユーザデータの通
信状況やトラフィックを把握することが求められてい
る。
【0004】ここで、論理多重方式とは、一の伝送路で
所定のフォーマットに宛先アドレス付与して伝送するこ
とにより、複数の宛先を多重指定することを可能とする
方式である。
所定のフォーマットに宛先アドレス付与して伝送するこ
とにより、複数の宛先を多重指定することを可能とする
方式である。
【0005】ネットワークの構築および運用を行う立場
では、通信の物理レベルの個々の回線状態だけでなく、
エンドユーザの通信状態を知る手段を必要としている。
では、通信の物理レベルの個々の回線状態だけでなく、
エンドユーザの通信状態を知る手段を必要としている。
【0006】ネットワークを運用する立場では、エンド
ユーザ間のデータ転送が正常に行われているかどうか
を、すべての通信パスについて可能な限り常時、連続的
に、しかも通信性能を悪化させることなく把握する必要
がある。
ユーザ間のデータ転送が正常に行われているかどうか
を、すべての通信パスについて可能な限り常時、連続的
に、しかも通信性能を悪化させることなく把握する必要
がある。
【0007】しかし、論理多重方式のデータ通信ネット
ワークにおけるコネクション型通信では、通信呼の状態
(呼設定状態) については通信装置で把握することが可
能である。しかし、上位レイヤで実際にユーザデータが
通信しているかどうか、リアルタイムに通信状態が把握
できない。
ワークにおけるコネクション型通信では、通信呼の状態
(呼設定状態) については通信装置で把握することが可
能である。しかし、上位レイヤで実際にユーザデータが
通信しているかどうか、リアルタイムに通信状態が把握
できない。
【0008】そのために、これまで通信装置内部にデー
タ情報を蓄積する回線トレース機能を利用して、通信デ
ータを収集し、解析することによって通信状況の把握が
行われていた。
タ情報を蓄積する回線トレース機能を利用して、通信デ
ータを収集し、解析することによって通信状況の把握が
行われていた。
【0009】また、コネクションレス通信では、通信装
置で通信パスの状態そのものを把握する手段がなく、実
際のデータ転送が正常に行われているかどうかを知るこ
とができない。そのためこれまで、アナライザ等の解析
用装置をネットワークに接続して、通信データを収集
し、解析する機能によって主に障害対策として通信状況
の把握を行って来た。
置で通信パスの状態そのものを把握する手段がなく、実
際のデータ転送が正常に行われているかどうかを知るこ
とができない。そのためこれまで、アナライザ等の解析
用装置をネットワークに接続して、通信データを収集
し、解析する機能によって主に障害対策として通信状況
の把握を行って来た。
【0010】しかしながら、これまで利用していたデー
タ通信状況を把握する機能は、以下のような限られた条
件、範囲での手段であった。
タ通信状況を把握する機能は、以下のような限られた条
件、範囲での手段であった。
【0011】回線トレース機能では回線ごとに全ユーザ
フレームを記録して、その情報を問い合わせて解析する
方法で行っていた。この機能を通信装置に内蔵するに
は、全フレームを記録するためかなりのメモリ容量、お
よび高速メモリ書き込み機能が必要となる。
フレームを記録して、その情報を問い合わせて解析する
方法で行っていた。この機能を通信装置に内蔵するに
は、全フレームを記録するためかなりのメモリ容量、お
よび高速メモリ書き込み機能が必要となる。
【0012】さらに、通信データシーケンスを問い合わ
せて出力したものを、各種データ通信プロトコルおよび
フレーム構造の高度な知識を持つ技術者によって解析が
行われていた。
せて出力したものを、各種データ通信プロトコルおよび
フレーム構造の高度な知識を持つ技術者によって解析が
行われていた。
【0013】アナライザ機能を利用する方法について
は、これは装置自体が高額であり、ネットワーク内に別
装置を接続することになるため接続の簡易性の面でも好
ましく内ものであった。また、通過フレームが詳細に全
表示され、解析が難解であるため、高度な解析スキルが
必要となる。
は、これは装置自体が高額であり、ネットワーク内に別
装置を接続することになるため接続の簡易性の面でも好
ましく内ものであった。また、通過フレームが詳細に全
表示され、解析が難解であるため、高度な解析スキルが
必要となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、論理多
重型データ通信ネットワークにおける通信状態を把握す
る手段として、従来の回線トレース等の機能では、通信
装置内に多量のメモリ容量が必要である。このために、
情報解析に即時性がないといった問題点を生じていた。
重型データ通信ネットワークにおける通信状態を把握す
る手段として、従来の回線トレース等の機能では、通信
装置内に多量のメモリ容量が必要である。このために、
情報解析に即時性がないといった問題点を生じていた。
【0015】更に、障害発生時の通信の切り分け時など
においても、アナライザを使用した場合、障害解析に高
度な解析技術を要するため、障害対応においての切り分
けに時間がかかってしまう。また、装置自体がかなり高
価でコストがかかるといった問題点もある。
においても、アナライザを使用した場合、障害解析に高
度な解析技術を要するため、障害対応においての切り分
けに時間がかかってしまう。また、装置自体がかなり高
価でコストがかかるといった問題点もある。
【0016】従って、本発明の目的は、通信の呼設定や
リンク確立状態だけでなく、上位レイヤで実際に通信し
ているかどうかという通信状態を、通信装置内で簡易か
つリアルタイムに収集可能とする通信状態確認システム
を提供することにある。
リンク確立状態だけでなく、上位レイヤで実際に通信し
ているかどうかという通信状態を、通信装置内で簡易か
つリアルタイムに収集可能とする通信状態確認システム
を提供することにある。
【0017】更に、本発明の目的は、障害対応の迅速化
および、ネットワーク内通信のトラフィック状態を把握
することを可能とする通信状態確認システムを提供する
ことにある。目的とする。
および、ネットワーク内通信のトラフィック状態を把握
することを可能とする通信状態確認システムを提供する
ことにある。目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的を達
成する通信状態確認システムの第1の構成は、複数の論
理多重方式のデータ通信装置を伝送路に接続して構成さ
れる通信ネットワークにおいて、各々のデータ通信装置
が、通過するユーザデータのフレームの論理パス情報を
読み取る手段と、該論理パス情報別にたてられるフラグ
を記憶する記憶手段と、該当フラグの状態を該記憶手段
から読みだす情報読み出し手段を備え、該情報読み出し
手段から読み出されるフラグ情報により該通信ネットワ
ークの各通信パスでのデータの流れを確認することを特
徴とする。
成する通信状態確認システムの第1の構成は、複数の論
理多重方式のデータ通信装置を伝送路に接続して構成さ
れる通信ネットワークにおいて、各々のデータ通信装置
が、通過するユーザデータのフレームの論理パス情報を
読み取る手段と、該論理パス情報別にたてられるフラグ
を記憶する記憶手段と、該当フラグの状態を該記憶手段
から読みだす情報読み出し手段を備え、該情報読み出し
手段から読み出されるフラグ情報により該通信ネットワ
ークの各通信パスでのデータの流れを確認することを特
徴とする。
【0019】更に、本発明の目的を達成する通信状態確
認システムの第2の構成は、第1の構成において、更に
前記記憶手段に記憶されるフラグが所定時間毎にクリア
されることを特徴とする。
認システムの第2の構成は、第1の構成において、更に
前記記憶手段に記憶されるフラグが所定時間毎にクリア
されることを特徴とする。
【0020】また、本発明の目的を達成する通信状態確
認システムの第3の構成は、第1または第2の構成にお
いて、更に前記記憶手段は、前記の論理パス情報別にカ
ウンタを有し、ユーザデータの通過時に該当カウンタを
加算し、前記情報読み出し手段から該該当カウンタのカ
ウント値を読み出し、該読み出される該当カウンタの内
容により各通信パスで実際に通信されたトラフィック量
を把握することを特徴とする。
認システムの第3の構成は、第1または第2の構成にお
いて、更に前記記憶手段は、前記の論理パス情報別にカ
ウンタを有し、ユーザデータの通過時に該当カウンタを
加算し、前記情報読み出し手段から該該当カウンタのカ
ウント値を読み出し、該読み出される該当カウンタの内
容により各通信パスで実際に通信されたトラフィック量
を把握することを特徴とする。
【0021】更にまた、本発明の目的を達成する通信状
態確認システムの第4の構成は、複数の論理多重方式の
データ通信装置を伝送路に接続して構成される通信ネッ
トワークにおいて、各々のデータ通信装置が、通過する
ユーザデータのフレームの発信元アドレスと宛先アドレ
ス情報を読み取る手段と、該読み取られた発信元アドレ
スと宛先アドレス情報別に通過情報を記憶する記憶手段
と、発信元アドレスと宛先アドレス情報別の通過情報を
該記憶手段から読みだす情報読み出し手段を備え、該情
報読み出し手段から読み出される発信元アドレスと宛先
アドレス情報別の通過情報により各通信パスでのデータ
の流れを確認することを特徴とする。
態確認システムの第4の構成は、複数の論理多重方式の
データ通信装置を伝送路に接続して構成される通信ネッ
トワークにおいて、各々のデータ通信装置が、通過する
ユーザデータのフレームの発信元アドレスと宛先アドレ
ス情報を読み取る手段と、該読み取られた発信元アドレ
スと宛先アドレス情報別に通過情報を記憶する記憶手段
と、発信元アドレスと宛先アドレス情報別の通過情報を
該記憶手段から読みだす情報読み出し手段を備え、該情
報読み出し手段から読み出される発信元アドレスと宛先
アドレス情報別の通過情報により各通信パスでのデータ
の流れを確認することを特徴とする。
【0022】更に、本発明の目的を達成する通信状態確
認システムの第5の構成は、第4の構成において、更に
前記記憶手段に発信元アドレスと宛先アドレス情報別に
記憶される通過情報が所定時間毎にクリアされることを
特徴とする。
認システムの第5の構成は、第4の構成において、更に
前記記憶手段に発信元アドレスと宛先アドレス情報別に
記憶される通過情報が所定時間毎にクリアされることを
特徴とする。
【0023】また、本発明の目的を達成する通信状態確
認システムの第6の構成は、第4または5の構成におい
て、更に前記記憶手段は、前記発信元アドレスと宛先ア
ドレス情報別にカウンタを有し、ユーザデータの通過時
に該当カウンタを加算し、前記情報読み出し手段から該
該当カウンタのカウント値を読み出し、該読み出される
該当カウンタの内容により各通信パスで実際に通信され
たトラフィック量を把握することを特徴とする。
認システムの第6の構成は、第4または5の構成におい
て、更に前記記憶手段は、前記発信元アドレスと宛先ア
ドレス情報別にカウンタを有し、ユーザデータの通過時
に該当カウンタを加算し、前記情報読み出し手段から該
該当カウンタのカウント値を読み出し、該読み出される
該当カウンタの内容により各通信パスで実際に通信され
たトラフィック量を把握することを特徴とする。
【0024】更にまた、本発明の目的を達成する通信状
態確認システムの第7の構成は、第3の構成において、
更に、前記カウンタにより計数される、論理パス情報別
に転送フレーム数のカウンタ値を周期的に記録する記録
ファイルを有し、該記録ファイルにコピーした後に該カ
ウンタをクリアして、フレーム数の時系列変化を把握す
ることを特徴とする。
態確認システムの第7の構成は、第3の構成において、
更に、前記カウンタにより計数される、論理パス情報別
に転送フレーム数のカウンタ値を周期的に記録する記録
ファイルを有し、該記録ファイルにコピーした後に該カ
ウンタをクリアして、フレーム数の時系列変化を把握す
ることを特徴とする。
【0025】また、本発明の目的を達成する通信状態確
認システムの第8の構成は、第6の構成において、更
に、発信元アドレスまたは宛先アドレス情報別に転送フ
レーム数のカウンタ値を周期的に記録する記録ファイル
を有し、該記録ファイルにコピーした後に該カウンタを
クリアして、フレーム数の時系列変化を把握することを
特徴とする。
認システムの第8の構成は、第6の構成において、更
に、発信元アドレスまたは宛先アドレス情報別に転送フ
レーム数のカウンタ値を周期的に記録する記録ファイル
を有し、該記録ファイルにコピーした後に該カウンタを
クリアして、フレーム数の時系列変化を把握することを
特徴とする。
【0026】更にまた、本発明の目的を達成する通信状
態確認システムの第9の構成は、第1〜8の構成のいず
れかにおいて、通信ネットワークに接続される各通信装
置を遠隔監視する監視装置を有し、該監視装置は、各通
信装置の前記情報読み出し手段から読み出される同一通
信パスの情報を複数の通信装置にまたがって収集して、
該通信ネットワーク内を通過する特定の通信パスの通信
状態を把握することを特徴とする。
態確認システムの第9の構成は、第1〜8の構成のいず
れかにおいて、通信ネットワークに接続される各通信装
置を遠隔監視する監視装置を有し、該監視装置は、各通
信装置の前記情報読み出し手段から読み出される同一通
信パスの情報を複数の通信装置にまたがって収集して、
該通信ネットワーク内を通過する特定の通信パスの通信
状態を把握することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従い説明する。尚、図において、同一または類似のもの
には同一参照番号または参照記号を付して説明する。
従い説明する。尚、図において、同一または類似のもの
には同一参照番号または参照記号を付して説明する。
【0028】本発明の実施の形態の詳細を説明する前
に、理解の容易化のために本発明の原理を説明する。
に、理解の容易化のために本発明の原理を説明する。
【0029】ここで、データ通信ネットワーク内の各通
信装置において、本発明は対象となる通信プロトコルが
コネクション型であるかコネクションレス型であるかに
よって異なる機能手段を持つ。
信装置において、本発明は対象となる通信プロトコルが
コネクション型であるかコネクションレス型であるかに
よって異なる機能手段を持つ。
【0030】コネクション型通信の場合は、あらかじめ
各通信装置内に通信パスの登録をして通信を行う。コネ
クションレス型通信の場合は、各通信装置で発信元アド
レスと宛先アドレスを持つフレームを識別して通信を行
う。
各通信装置内に通信パスの登録をして通信を行う。コネ
クションレス型通信の場合は、各通信装置で発信元アド
レスと宛先アドレスを持つフレームを識別して通信を行
う。
【0031】コネクション型通信の場合において、通信
装置内の記憶装置上に、通信パス情報ごとに1ビットの
フラグ領域が設けられる。通信装置内において、フレー
ムが通過する時に、フレームのアドレスフィールドを参
照して、該当通信パス対応のフラグをたてる。
装置内の記憶装置上に、通信パス情報ごとに1ビットの
フラグ領域が設けられる。通信装置内において、フレー
ムが通過する時に、フレームのアドレスフィールドを参
照して、該当通信パス対応のフラグをたてる。
【0032】例えば、図1に示すように記憶装置内のフ
ラグ領域において、記憶装置内の該当通信パスのフラグ
を(0→1)に設定する。
ラグ領域において、記憶装置内の該当通信パスのフラグ
を(0→1)に設定する。
【0033】図2は、かかる通信装置内のフレーム通過
時の処理フロー図である。先ず、通過フレームの論理パ
スアドレス情報を読み出す(ステップS1)。次いで、
記憶装置内の該当論理パス情報を検索する(ステップS
2)。
時の処理フロー図である。先ず、通過フレームの論理パ
スアドレス情報を読み出す(ステップS1)。次いで、
記憶装置内の該当論理パス情報を検索する(ステップS
2)。
【0034】該当の論理パスのフラグがたっているか否
かを判断し(ステップS3)、既にフラグがたっている
場合は、そのまま終了し、フラグがたっていない場合
は、フラグを(0→1)に設定する(ステップS4)。
かを判断し(ステップS3)、既にフラグがたっている
場合は、そのまま終了し、フラグがたっていない場合
は、フラグを(0→1)に設定する(ステップS4)。
【0035】また、所定の初期化動作において、フラグ
クリア処理命令により全フラグを(1→0)に戻す。
クリア処理命令により全フラグを(1→0)に戻す。
【0036】さらに、通信装置に対して特定の通信パス
情報に対応するフラグ状態を問い合わせることによっ
て、読み出し、出力する機能を持たせることも可能であ
る。
情報に対応するフラグ状態を問い合わせることによっ
て、読み出し、出力する機能を持たせることも可能であ
る。
【0037】一方、コネクションレス型通信の場合にお
いては、通信装置内の記憶装置上に、通過フレームの発
信元アドレスと宛先アドレスを書き込むテーブルを設け
る。
いては、通信装置内の記憶装置上に、通過フレームの発
信元アドレスと宛先アドレスを書き込むテーブルを設け
る。
【0038】図3は、かかるテーブル内容の一例であ
り、通信装置内にてフレーム通過時に、フレームアドレ
スを読み取り、フレームの発信元アドレスと宛先アドレ
スのフィールドを参照して、その発信元アドレスと宛先
アドレスを図3のように、テーブルに書き込む。
り、通信装置内にてフレーム通過時に、フレームアドレ
スを読み取り、フレームの発信元アドレスと宛先アドレ
スのフィールドを参照して、その発信元アドレスと宛先
アドレスを図3のように、テーブルに書き込む。
【0039】また、テーブル内のアドレスをクリアする
命令によって、テーブル内に書き込まれたアドレス情報
は全てクリアされる。さらに、通信装置に対して特定の
通信パス情報に対応するアドレス情報がテーブル内にあ
るかどうか問い合わせることによって、読み出し、出力
する機能を持たせることも可能である。
命令によって、テーブル内に書き込まれたアドレス情報
は全てクリアされる。さらに、通信装置に対して特定の
通信パス情報に対応するアドレス情報がテーブル内にあ
るかどうか問い合わせることによって、読み出し、出力
する機能を持たせることも可能である。
【0040】更に、上記コネクション型通信の場合にお
いて、フラグ領域に対応して登録された通信パス情報ご
とにカウンタ領域を設けることも可能である。
いて、フラグ領域に対応して登録された通信パス情報ご
とにカウンタ領域を設けることも可能である。
【0041】図4は、かかる場合の記憶装置内のカウン
タ領域の例であり、図5は通信装置内のかかる処理フロ
ーである。通信装置内をフレームが通過する時に、通過
フレームの論理パスアドレス情報を読み取る(ステップ
S11)。次いで、フレームのアドレスフィールドを参
照して、該当論理パス情報を検索する(ステップS1
2)。そして、通信パス対応のカウンタ領域の値を
「1」加算する(ステップS13)。
タ領域の例であり、図5は通信装置内のかかる処理フロ
ーである。通信装置内をフレームが通過する時に、通過
フレームの論理パスアドレス情報を読み取る(ステップ
S11)。次いで、フレームのアドレスフィールドを参
照して、該当論理パス情報を検索する(ステップS1
2)。そして、通信パス対応のカウンタ領域の値を
「1」加算する(ステップS13)。
【0042】かかる機能は、コネクションレス型にも適
用可能である。即ち、図3のテーブルを拡張して、発信
元アドレスと宛先アドレスごとに対応して、テーブル内
にカウンタ領域を設けることも可能である。
用可能である。即ち、図3のテーブルを拡張して、発信
元アドレスと宛先アドレスごとに対応して、テーブル内
にカウンタ領域を設けることも可能である。
【0043】さらに、カウンタをクリアする(0に戻
す)機能と、指定した論理パスに対応するカウンタを読
み出し、出力する機能を持たせることも可能である。
す)機能と、指定した論理パスに対応するカウンタを読
み出し、出力する機能を持たせることも可能である。
【0044】図6は、かかる場合の処理フローであり、
構成としてカウンタのクリアを周期的に行うためのタイ
マ機能と、カウンタ値を時系列に格納するための記録フ
ァイル領域を設ける。
構成としてカウンタのクリアを周期的に行うためのタイ
マ機能と、カウンタ値を時系列に格納するための記録フ
ァイル領域を設ける。
【0045】タイマは任意に設定が可能であり、タイマ
周期にて全カウンタをクリアする(ステップS21)。
クリア処理の前にカウンタに蓄積された通過フレーム数
をそれぞれの記録ファイルにコピーし(ステップS2
2)、そのファイル内容を読み出す機能を持つ。記録フ
ァイルにコピーした後に、前カウンタ値を0にクリアす
る(ステップS23)。
周期にて全カウンタをクリアする(ステップS21)。
クリア処理の前にカウンタに蓄積された通過フレーム数
をそれぞれの記録ファイルにコピーし(ステップS2
2)、そのファイル内容を読み出す機能を持つ。記録フ
ァイルにコピーした後に、前カウンタ値を0にクリアす
る(ステップS23)。
【0046】さらに、本発明の適用により、ネットワー
ク内の各通信装置を遠隔で監視する監視装置を設置し
て、上記機能をもつ通信装置に対して、監視装置から特
定通信の通過フレーム数の記録ファイルを通信装置ごと
に収集することも可能である。そして、収集される通過
フレーム数からトラフィック量を把握することがかので
ある。
ク内の各通信装置を遠隔で監視する監視装置を設置し
て、上記機能をもつ通信装置に対して、監視装置から特
定通信の通過フレーム数の記録ファイルを通信装置ごと
に収集することも可能である。そして、収集される通過
フレーム数からトラフィック量を把握することがかので
ある。
【0047】次に、上記本発明の原理に基づく本発明の
実施の形態について、以下に説明する。
実施の形態について、以下に説明する。
【0048】図7は、論理多重方式のデータ通信ネット
ワークにおいて、LAN〜WAN〜LAN構成時の各通
信装置に対して本発明を適用した実施の形態である。
ワークにおいて、LAN〜WAN〜LAN構成時の各通
信装置に対して本発明を適用した実施の形態である。
【0049】図において、通信装置とは交換機1a〜1
d、ルータ2a、2bを示す。通信プロトコルについて
は、フレームフォーマットのアドレスフィールド部を指
定することによって、各種通信プロトコルに適用でき
る。
d、ルータ2a、2bを示す。通信プロトコルについて
は、フレームフォーマットのアドレスフィールド部を指
定することによって、各種通信プロトコルに適用でき
る。
【0050】以下に、LAN間通信のルータ2a、2b
とWAN側中継の交換機1a〜1dにおいて、TCP/
IPプロトコル通信でフレームリレー中継を行う場合で
の本発明の適用例を説明する。
とWAN側中継の交換機1a〜1dにおいて、TCP/
IPプロトコル通信でフレームリレー中継を行う場合で
の本発明の適用例を説明する。
【0051】[交換機におけるフレームリレーDLCI
を参照する場合の実施例]図7のネットワークの交換機
1a〜1dは、通信装置として本発明の適用のために、
図8に示す構成を有する。尚、通信装置として本発明の
適用のため、図7のルータ2a、2bについても同様の
構成である。
を参照する場合の実施例]図7のネットワークの交換機
1a〜1dは、通信装置として本発明の適用のために、
図8に示す構成を有する。尚、通信装置として本発明の
適用のため、図7のルータ2a、2bについても同様の
構成である。
【0052】図8において、交換機1a〜1dの構成
は、共通であり、伝送路からのフレームリレー信号FR
を受信する受信側フレーム処理部10と、フレームリレ
ー信号FRを伝送路に送り出す送信側フレーム処理部1
1を有する。
は、共通であり、伝送路からのフレームリレー信号FR
を受信する受信側フレーム処理部10と、フレームリレ
ー信号FRを伝送路に送り出す送信側フレーム処理部1
1を有する。
【0053】更に、受信側フレーム処理部10で受信さ
れたフレームリレー信号FRのフレームアドレスを読み
取るフレームアドレス読み取り制御部12、記憶装置1
3、更に読み出し処理部14を有する。
れたフレームリレー信号FRのフレームアドレスを読み
取るフレームアドレス読み取り制御部12、記憶装置1
3、更に読み出し処理部14を有する。
【0054】記憶装置13には、図9に示すようにあら
かじめ登録されたPVC(パスバーチャルチャネル)に
対応したDLCI毎に1ビットのフラグ領域130を設
ける。
かじめ登録されたPVC(パスバーチャルチャネル)に
対応したDLCI毎に1ビットのフラグ領域130を設
ける。
【0055】上記構成により、図11に示す交換機内の
処理フロー図に従い、フレーム通過時に、フレームアド
レス読み取り制御部12において、図10に示すフレー
ムフォーマットのアドレスフィールドA内のDLCIを
参照する(図11(a):ステップS30)。
処理フロー図に従い、フレーム通過時に、フレームアド
レス読み取り制御部12において、図10に示すフレー
ムフォーマットのアドレスフィールドA内のDLCIを
参照する(図11(a):ステップS30)。
【0056】記憶装置13内のフラグ領域130の該当
DLCIフラグを検索して(ステップS31)、該当D
LCIフラグがたっているか否かを判断する(ステップ
S32)。
DLCIフラグを検索して(ステップS31)、該当D
LCIフラグがたっているか否かを判断する(ステップ
S32)。
【0057】該当DLCIフラグが“0”である時は、
図9に示すように対応フラグをたてる(0→1に設定す
る)(ステップS33)。
図9に示すように対応フラグをたてる(0→1に設定す
る)(ステップS33)。
【0058】更に、図8において、保守者によりフラグ
クリア処理の指示が読み出し処理14を通して与えられ
る(図11(b):ステップS34)。この時、記憶装
置13のフラグ領域130がクリアされる(ステップS
35)。
クリア処理の指示が読み出し処理14を通して与えられ
る(図11(b):ステップS34)。この時、記憶装
置13のフラグ領域130がクリアされる(ステップS
35)。
【0059】また、保守者から特定呼のフラグ読み出し
処理の指示が読み出し処理部14に対して与えられる
(図11(c):ステップS36)と、該当の呼のフラ
グ状態が読み出し処理部14を通して出力される(ステ
ップS37)。
処理の指示が読み出し処理部14に対して与えられる
(図11(c):ステップS36)と、該当の呼のフラ
グ状態が読み出し処理部14を通して出力される(ステ
ップS37)。
【0060】図12は、図8の交換機1a〜1dの構成
において、記憶装置13のフラグ領域130に代え、図
13に示すごときカウンタ領域131を設けた例であ
る。この時の交換機の処理フローが図14に示される。
において、記憶装置13のフラグ領域130に代え、図
13に示すごときカウンタ領域131を設けた例であ
る。この時の交換機の処理フローが図14に示される。
【0061】即ち、DLCI毎にカウンタ領域131が
設けられ、フレーム通過時に、フレームアドレス読み取
り制御部12にてフレーム内のDLCIを参照する(図
14(a):ステップS40)。該当DLCIを検索し
て(ステップS41)、図13に示すように該当のDL
CIのカウンタ領域131の値を「1」加算する(ステ
ップS42)。
設けられ、フレーム通過時に、フレームアドレス読み取
り制御部12にてフレーム内のDLCIを参照する(図
14(a):ステップS40)。該当DLCIを検索し
て(ステップS41)、図13に示すように該当のDL
CIのカウンタ領域131の値を「1」加算する(ステ
ップS42)。
【0062】カウンタ領域131は、設定したタイマ値
(=10秒)の周期により全カウンタをクリアされる。
クリア処理は、保守者からカウンタクリアの指示が出さ
れ(図14(a):ステップS43)、カウンタがクリ
アされる(ステップS44)。更に、保守者が特定呼の
カウンタ状態の呼び出しを指示する(図(c):ステッ
プS45)と、読み出し処理部14から該当呼のカウン
タ状態が出力される(ステップS46)。
(=10秒)の周期により全カウンタをクリアされる。
クリア処理は、保守者からカウンタクリアの指示が出さ
れ(図14(a):ステップS43)、カウンタがクリ
アされる(ステップS44)。更に、保守者が特定呼の
カウンタ状態の呼び出しを指示する(図(c):ステッ
プS45)と、読み出し処理部14から該当呼のカウン
タ状態が出力される(ステップS46)。
【0063】更に図15は、交換機の記憶装置13にカ
ウンタ領域131とともに記録ファイル領域132を設
けた実施例である。この場合は、カウンタ領域131が
クリアされる前に蓄積された全DLCIの通過フレーム
数は、それぞれの記録ファイル領域132にコピーされ
保存される。更に、交換機に対して特定通信の情報を問
い合わせると、記録ファイル領域132から読み出して
時系列に出力される。
ウンタ領域131とともに記録ファイル領域132を設
けた実施例である。この場合は、カウンタ領域131が
クリアされる前に蓄積された全DLCIの通過フレーム
数は、それぞれの記録ファイル領域132にコピーされ
保存される。更に、交換機に対して特定通信の情報を問
い合わせると、記録ファイル領域132から読み出して
時系列に出力される。
【0064】かかる処理のフローが、図16に示され
る。周期的にカウンタクリア処理の命令が出される(図
16(a):ステップS50)と、全DLCIのカウン
タをそれぞれの記録ファイル領域132に記録して保存
する(ステップS51)。その後、全カウンタ値を
“0”にする(ステップS52)。
る。周期的にカウンタクリア処理の命令が出される(図
16(a):ステップS50)と、全DLCIのカウン
タをそれぞれの記録ファイル領域132に記録して保存
する(ステップS51)。その後、全カウンタ値を
“0”にする(ステップS52)。
【0065】一方、保守者が交換機に対して特定通信の
情報を問い合わせると(図16(b):ステップS5
3)、当該呼の記録情報が記録ファイル領域132から
読み出され、読み出し処理部14から記録情報を処理し
て時系列に出力される(ステップS54)。
情報を問い合わせると(図16(b):ステップS5
3)、当該呼の記録情報が記録ファイル領域132から
読み出され、読み出し処理部14から記録情報を処理し
て時系列に出力される(ステップS54)。
【0066】図17は、読み出し処理部14から記録情
報を処理して時系列に出力されるファイル出力結果例を
示す。時刻毎に、フレーム数をカウントした値が出力さ
れる。かかる記録は、システムの運用の改善に利用され
る。
報を処理して時系列に出力されるファイル出力結果例を
示す。時刻毎に、フレーム数をカウントした値が出力さ
れる。かかる記録は、システムの運用の改善に利用され
る。
【0067】図18は、本発明を適用したネットワーク
内の各通信装置を遠隔で監視する監視装置を設置し、交
換機に接続する実施例を示す図である。更に、上記に説
明した機能を有する通信装置に対して、監視装置3から
端末a,b間の特定通信(例えばDLCI=5)の通過
情報を問い合わせる例である。
内の各通信装置を遠隔で監視する監視装置を設置し、交
換機に接続する実施例を示す図である。更に、上記に説
明した機能を有する通信装置に対して、監視装置3から
端末a,b間の特定通信(例えばDLCI=5)の通過
情報を問い合わせる例である。
【0068】図19に示す監視装置で収集した通過フレ
ーム数の出力例のように、各交換機A〜D内の上記記録
ファイル領域132(図15参照)に蓄積された記録フ
ァイル情報を収集して、該当DLCIの通過フレーム数
を出力する。これにより、システムの運用状態を把握す
ることが可能である。
ーム数の出力例のように、各交換機A〜D内の上記記録
ファイル領域132(図15参照)に蓄積された記録フ
ァイル情報を収集して、該当DLCIの通過フレーム数
を出力する。これにより、システムの運用状態を把握す
ることが可能である。
【0069】図7のような論理多重方式のデータ通信ネ
ットワークにおいて、LAN〜WAN〜LAN構成時の
各通信装置に対して本発明を適用する。通信装置とは交
換機、ルータ等を示す。通信プロトコルについては、フ
レームフォーマットのアドレスフィールド部を指定する
ことによって、各種通信プロトコルに適用できる。
ットワークにおいて、LAN〜WAN〜LAN構成時の
各通信装置に対して本発明を適用する。通信装置とは交
換機、ルータ等を示す。通信プロトコルについては、フ
レームフォーマットのアドレスフィールド部を指定する
ことによって、各種通信プロトコルに適用できる。
【0070】以下に、LAN間通信のルータとWAN側
中継の交換機において、TCP/IPプロトコル通信で
フレームリレー中継を行う場合での本発明の適用例を示
す。
中継の交換機において、TCP/IPプロトコル通信で
フレームリレー中継を行う場合での本発明の適用例を示
す。
【0071】[交換機において発信元アドレスと宛先ア
ドレスを参照する場合の実施例]次に、図7のネットワ
ークの交換機において、通過フレーム内のMACヘッダ
部、またはIPヘッダ部を参照して、発信元アドレスと
宛先アドレスを識別する場合の実施例を示す。
ドレスを参照する場合の実施例]次に、図7のネットワ
ークの交換機において、通過フレーム内のMACヘッダ
部、またはIPヘッダ部を参照して、発信元アドレスと
宛先アドレスを識別する場合の実施例を示す。
【0072】図20は、フレームリレー中継時のTCP
/IPプロトコル通信のフレームフォーマットの例であ
る。MACヘッダ部、及びIPヘッダ部に宛先アドレス
DAと発信元アドレスSAが含まれる。
/IPプロトコル通信のフレームフォーマットの例であ
る。MACヘッダ部、及びIPヘッダ部に宛先アドレス
DAと発信元アドレスSAが含まれる。
【0073】この時の交換機における処理フローが図2
3に示される。フレーム通過時に図7の交換機1a〜1
d内のフレームアドレス読み取り制御部12において、
フレーム内のMACヘッダ部、またはIPヘッダ部を参
照する(図22(a):ステップS60)。
3に示される。フレーム通過時に図7の交換機1a〜1
d内のフレームアドレス読み取り制御部12において、
フレーム内のMACヘッダ部、またはIPヘッダ部を参
照する(図22(a):ステップS60)。
【0074】記憶装置13内に図21に示すテーブル領
域を設け、このテーブルに該当の通信(発信元アドレス
と、宛先アドレスが一致する)の有無を判断する(ステ
ップS61)。該当の通信が無い場合は、テーブル内に
発信元アドレスと、宛先アドレスが図21に示すように
書き込まれる(ステップS62)。
域を設け、このテーブルに該当の通信(発信元アドレス
と、宛先アドレスが一致する)の有無を判断する(ステ
ップS61)。該当の通信が無い場合は、テーブル内に
発信元アドレスと、宛先アドレスが図21に示すように
書き込まれる(ステップS62)。
【0075】また、保守者がコンソール端末から、テー
ブル内情報のクリア処理の指示(図22(b):ステッ
プS63)、または特定呼の情報読み出し処理を指示
(図22(c):ステップS65)をすることによっ
て、それぞれ交換機でテーブル内情報のクリア(ステッ
プS64)、該当呼のテーブル内有無の出力(ステップ
S66)の処理を行う。
ブル内情報のクリア処理の指示(図22(b):ステッ
プS63)、または特定呼の情報読み出し処理を指示
(図22(c):ステップS65)をすることによっ
て、それぞれ交換機でテーブル内情報のクリア(ステッ
プS64)、該当呼のテーブル内有無の出力(ステップ
S66)の処理を行う。
【0076】更に、図23に示す交換機の処理フローに
従い、フレーム通過時に、該当通信の発信元アドレスと
宛先アドレスのカウンタ領域の値を「1」加算する(図
23:ステップS67)ようにする場合は、当該アウン
タ値が図21に示すように記憶領域13のテーブルに書
き込まれる。
従い、フレーム通過時に、該当通信の発信元アドレスと
宛先アドレスのカウンタ領域の値を「1」加算する(図
23:ステップS67)ようにする場合は、当該アウン
タ値が図21に示すように記憶領域13のテーブルに書
き込まれる。
【0077】さらに、保守者がコンソール端末から、テ
ーブル内情報のクリア処理の指示(図23(b):ステ
ップS63)、または特定呼の情報読み出し処理命令
(図23(c):ステップS65)をすることによっ
て、交換機でそれぞれテーブル内カウンタ情報のクリア
(図23(b):ステップS64)、該当呼のカウンタ
状態の出力(図23(c):ステップS66)の処理を
行う。
ーブル内情報のクリア処理の指示(図23(b):ステ
ップS63)、または特定呼の情報読み出し処理命令
(図23(c):ステップS65)をすることによっ
て、交換機でそれぞれテーブル内カウンタ情報のクリア
(図23(b):ステップS64)、該当呼のカウンタ
状態の出力(図23(c):ステップS66)の処理を
行う。
【0078】更に、図21のようにカウンタ値の記録を
行う場合は、カウンタのクリアを周期的に行うためのタ
イマを指定する。タイマは任意に設定が可能である。交
換機は、図24の処理フローに従い、設定タイマの周期
で全カウンタをクリアする指令を発生し(図24
(a):ステップS70)、クリア処理の前にカウンタ
に蓄積された通過フレーム数をそれぞれの記録ファイル
にコピーする(ステップS71)。次いで、カウンタ値
を“0”にする(ステップS72)。
行う場合は、カウンタのクリアを周期的に行うためのタ
イマを指定する。タイマは任意に設定が可能である。交
換機は、図24の処理フローに従い、設定タイマの周期
で全カウンタをクリアする指令を発生し(図24
(a):ステップS70)、クリア処理の前にカウンタ
に蓄積された通過フレーム数をそれぞれの記録ファイル
にコピーする(ステップS71)。次いで、カウンタ値
を“0”にする(ステップS72)。
【0079】また、保守者から特定呼の記録ファイルの
読み出し処理の指示(図24(b):ステップS73)
があると、該当呼の記録ファイルを読み出し、読み出し
処理部14を通して出力される(ステップS74)。
読み出し処理の指示(図24(b):ステップS73)
があると、該当呼の記録ファイルを読み出し、読み出し
処理部14を通して出力される(ステップS74)。
【0080】図25のように端末装置a〜dが、通信装
置としての交換機A〜D及びルータA〜Cを通して接続
されるネットワーク内に遠隔監視する監視装置3を接続
する場合、ネットワーク内の各通信装置に対して、監視
装置3から発信元アドレスと宛先アドレスを指定して、
蓄積情報の問い合わせを行う。
置としての交換機A〜D及びルータA〜Cを通して接続
されるネットワーク内に遠隔監視する監視装置3を接続
する場合、ネットワーク内の各通信装置に対して、監視
装置3から発信元アドレスと宛先アドレスを指定して、
蓄積情報の問い合わせを行う。
【0081】図26は、かかる場合の端末bから端末c
に向けての通信における監視装置3からの問い合わせに
対する出力例である。MACアドレスまたは、IPアド
レスから求められた発信元アドレス、宛先アドレスにつ
いて、通信装置毎の通過フレーム数が求められる。
に向けての通信における監視装置3からの問い合わせに
対する出力例である。MACアドレスまたは、IPアド
レスから求められた発信元アドレス、宛先アドレスにつ
いて、通信装置毎の通過フレーム数が求められる。
【0082】[IPアドレス設定ミス時の障害対応にお
ける適用例]ここで、上記に実施例に沿って、詳細に説
明した本発明をIPアドレス設定ミスによる障害対応と
して適用する場合の利点を検討する。
ける適用例]ここで、上記に実施例に沿って、詳細に説
明した本発明をIPアドレス設定ミスによる障害対応と
して適用する場合の利点を検討する。
【0083】大規模なLANネットワークを構築する場
合に、各通信装置が正常に動作していても、MACアド
レスや、ネットワークアドレスのような複雑なアドレス
設定の人為的ミスにより、実運用に入ってから通信でき
ないといった障害が生じる割合は大きい。
合に、各通信装置が正常に動作していても、MACアド
レスや、ネットワークアドレスのような複雑なアドレス
設定の人為的ミスにより、実運用に入ってから通信でき
ないといった障害が生じる割合は大きい。
【0084】例えば、図27に示すようなTCP/IP
通信ネットワーク構成において、ルータBに接続される
セグメントのIPネットワークアドレスをルータに登録
する際、ルータDに接続したLANと重複してX3 ( 正
しくはX5)と誤って登録をした場合を考える。
通信ネットワーク構成において、ルータBに接続される
セグメントのIPネットワークアドレスをルータに登録
する際、ルータDに接続したLANと重複してX3 ( 正
しくはX5)と誤って登録をした場合を考える。
【0085】端末aから端末cにデータを送出した場
合、ルータAはX3 セグメントまでの最短経路をルータ
内部のルーティングテーブルを参照して求める。この
際、ルータAからルータBを経由する経路より、ルータ
C、Dを経由する経路の方がホップ数が多いので、ルー
タAはX3 セグメント宛てのフレームをルータBに送っ
てしまう。
合、ルータAはX3 セグメントまでの最短経路をルータ
内部のルーティングテーブルを参照して求める。この
際、ルータAからルータBを経由する経路より、ルータ
C、Dを経由する経路の方がホップ数が多いので、ルー
タAはX3 セグメント宛てのフレームをルータBに送っ
てしまう。
【0086】ルータAはX5 セグメントをX3 セグメン
トと認識しているので、X5 セグメント上に送信された
宛先IPアドレスに対応するMACアドレスを問い合わ
せるが、存在しないため応答せず、端末c宛てのフレー
ムを廃棄してしまうという不都合が生じる。
トと認識しているので、X5 セグメント上に送信された
宛先IPアドレスに対応するMACアドレスを問い合わ
せるが、存在しないため応答せず、端末c宛てのフレー
ムを廃棄してしまうという不都合が生じる。
【0087】従って、通信不可障害の切りわけとして、
該当通信フレームがどこまで通過しているかを調査する
ことが必要である。この場合に、本発明を適用して監視
装置3から該当通信のネットワーク通過履歴情報を問い
合わせる。これにより、ユーザデータがルータA、交換
機B、交換機Cおよび、ルータBでフラグがたっている
情報が得られ、通信経路の異常からネットワークアドレ
スの登録ミスであることが切り分けできる。
該当通信フレームがどこまで通過しているかを調査する
ことが必要である。この場合に、本発明を適用して監視
装置3から該当通信のネットワーク通過履歴情報を問い
合わせる。これにより、ユーザデータがルータA、交換
機B、交換機Cおよび、ルータBでフラグがたっている
情報が得られ、通信経路の異常からネットワークアドレ
スの登録ミスであることが切り分けできる。
【0088】
【発明の効果】上記の如く本発明により、論理多重型デ
ータ交換ネットワークのコネクション型通信において、
特定通信の通信有無を簡易に把握することが可能とな
る。さらに、通信装置内のメモリを使用するため、従来
の回線トレース、アナライザ等の機能と比べて低コスト
で、かつ高度なデータ解析技術がなくても情報収集が可
能である。
ータ交換ネットワークのコネクション型通信において、
特定通信の通信有無を簡易に把握することが可能とな
る。さらに、通信装置内のメモリを使用するため、従来
の回線トレース、アナライザ等の機能と比べて低コスト
で、かつ高度なデータ解析技術がなくても情報収集が可
能である。
【0089】さらに、収集情報をクリアするタイミング
を調整することで、よりリアルタイムなデータ通信有無
の情報が得られる。
を調整することで、よりリアルタイムなデータ通信有無
の情報が得られる。
【0090】また、特定呼の概略トラフィックが簡易に
把握でき、通信呼ごとの時系列な概略トラフェック分布
情報が得られ、エンドユーザの通信特性を知ることが可
能である。
把握でき、通信呼ごとの時系列な概略トラフェック分布
情報が得られ、エンドユーザの通信特性を知ることが可
能である。
【0091】ネットワークを設計および管理する立場に
おいては、正確な詳細トラフィック情報でなく概略トラ
フィック傾向でも十分な場合があり、本発明により、か
かる場合でもネットワーク全体の通信経路や帯域設計の
見直し時に有益な情報が簡易に得られる。
おいては、正確な詳細トラフィック情報でなく概略トラ
フィック傾向でも十分な場合があり、本発明により、か
かる場合でもネットワーク全体の通信経路や帯域設計の
見直し時に有益な情報が簡易に得られる。
【0092】また、コネクション型通信において複数の
ネットワーク内経路を設定した場合、およびコネクショ
ンレス型通信において、実際にユーザデータがネットワ
ーク内をどういう経路で通過しているかが簡易に把握で
きる。そのため、エンドユーザで通信ができないといっ
た通信不可障害時に、特定通信の通過履歴を収集するこ
とによって簡易に障害切り分けが可能となり、障害対応
の迅速化が図れる。
ネットワーク内経路を設定した場合、およびコネクショ
ンレス型通信において、実際にユーザデータがネットワ
ーク内をどういう経路で通過しているかが簡易に把握で
きる。そのため、エンドユーザで通信ができないといっ
た通信不可障害時に、特定通信の通過履歴を収集するこ
とによって簡易に障害切り分けが可能となり、障害対応
の迅速化が図れる。
【0093】また、従来の回線トレース、アナライザ機
能を使用すると高度なデータ解析技術が必要となり、作
業工数やコストが多大にかかってしまう。これに対し、
本発明によれば特定フレームの通過履歴が簡易に把握で
きるため、障害要因の特定化ができ障害対応を迅速に行
うことが可能である。
能を使用すると高度なデータ解析技術が必要となり、作
業工数やコストが多大にかかってしまう。これに対し、
本発明によれば特定フレームの通過履歴が簡易に把握で
きるため、障害要因の特定化ができ障害対応を迅速に行
うことが可能である。
【0094】また、上記実施例の説明は、本発明の理解
のための説明であり、本発明の保護の範囲は、これに限
定されることはない。本発明と均等のものも本発明の保
護の範囲に含まれることは当然である。
のための説明であり、本発明の保護の範囲は、これに限
定されることはない。本発明と均等のものも本発明の保
護の範囲に含まれることは当然である。
【図1】交換機の記憶装置内のフラグ領域を説明する図
である。
である。
【図2】通信装置内のフレーム通過時の処理フロー図で
ある。
ある。
【図3】通信装置内のテーブル内容の一例である。
【図4】記憶装置内のカウンタ領域の例を示す図であ
る。
る。
【図5】通信装置内のフレーム通過時の交換機における
処理フローである。
処理フローである。
【図6】記憶装置内のカウンタ領域のクリア時の処理フ
ローである。
ローである。
【図7】データ通信ネットワークの構成例を示す図であ
る。
る。
【図8】図7のネットワークにおける交換機の第1の構
成例ブロック図である。
成例ブロック図である。
【図9】図8の構成における記憶装置のフラグ領域の内
容例を示す図である。
容例を示す図である。
【図10】フレームリレーのフレームフォーマットの構
成を説明する図である。
成を説明する図である。
【図11】図8の構成における交換機内の処理フローを
示す図である。
示す図である。
【図12】図7のネットワークにおける交換機の第2の
構成例ブロック図である。
構成例ブロック図である。
【図13】図13の構成における記憶装置のカウンタ領
域の内容例を示す図である。
域の内容例を示す図である。
【図14】図13の構成における交換機内の処理フロー
を示す図である。
を示す図である。
【図15】図7のネットワークにおける交換機の第3の
構成例ブロック図である。
構成例ブロック図である。
【図16】図16の構成における交換機内の処理フロー
を示す図である。
を示す図である。
【図17】交換機で収集した特定パスの時系列出力の例
を示す図である。
を示す図である。
【図18】監視装置を接続したネットワークの第1の構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図19】図18の監視装置で収集したネットワーク通
過フレームの出力例を示す図である。
過フレームの出力例を示す図である。
【図20】フレームリレー中継時のTCP/IPプロト
コル通信フォーマットを示す図である。
コル通信フォーマットを示す図である。
【図21】図18のネットワーク構成における通信装置
内の記憶装置のテーブルの内容例である。
内の記憶装置のテーブルの内容例である。
【図22】図18のネットワーク構成における交換機内
の処理フローを示す図である。
の処理フローを示す図である。
【図23】図18のネットワーク構成における交換機内
の処理フロー(テーブルにカウンタ値を書き込む場合)
を示す図である。
の処理フロー(テーブルにカウンタ値を書き込む場合)
を示す図である。
【図24】図18のネットワーク構成における交換機内
の処理フロー(カウンタ値を記録ファイルに書き込む場
合)を示す図である。
の処理フロー(カウンタ値を記録ファイルに書き込む場
合)を示す図である。
【図25】監視装置を接続したネットワークの第2の構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図26】監視装置からの問い合わせ出力例を示す図で
ある。
ある。
【図27】TCP/IP通信ネットワークにおける本発
明の適用例を説明する図である。
明の適用例を説明する図である。
1a〜1d 交換機 2a〜2b ルータ a〜f 端末 10 受信フレーム処理部 11 送信フレーム処理部 12 フレームアドレス読み取り制御部 13 記憶装置 130 フラグ領域 131 カウンタ領域 132 記録ファイル領域 14 読み出し処理部
Claims (9)
- 【請求項1】複数の論理多重方式のデータ通信装置を伝
送路に接続して構成される通信ネットワークにおいて、
各々のデータ通信装置が、 通過するユーザデータのフレームの論理パス情報を読み
取る手段と、 該論理パス情報別にたてられるフラグを記憶する記憶手
段と、 該当フラグの状態を該記憶手段から読みだす情報読み出
し手段を備え、 該情報読み出し手段から読み出されるフラグ情報により
該通信ネットワークの各通信パスでのデータの流れを確
認することを特徴とするユーザデータを利用した通信状
態確認システム。 - 【請求項2】請求項1において、 更に前記記憶手段に記憶されるフラグが所定時間毎にク
リアされることを特徴とするユーザデータを利用した通
信状態確認システム。 - 【請求項3】請求項1または2において、 更に前記記憶手段は、前記の論理パス情報別にカウンタ
を有し、ユーザデータの通過時に該当カウンタを加算
し、 前記情報読み出し手段から該該当カウンタのカウント値
を読み出し、 該読み出される該当カウンタの内容により各通信パスで
実際に通信されたトラフィック量を把握することを特徴
とするユーザデータを利用した通信状態確認システム。 - 【請求項4】複数の論理多重方式のデータ通信装置を伝
送路に接続して構成される通信ネットワークにおいて、
各々のデータ通信装置が、 通過するユーザデータのフレームの発信元アドレスと宛
先アドレス情報を読み取る手段と、 該読み取られた発信元アドレスと宛先アドレス情報別に
通過情報を記憶する記憶手段と、 発信元アドレスと宛先アドレス情報別の通過情報を該記
憶手段から読みだす情報読み出し手段を備え、 該情報読み出し手段から読み出される発信元アドレスと
宛先アドレス情報別の通過情報により各通信パスでのデ
ータの流れを確認することを特徴とするユーザデータを
利用した通信状態確認システム。 - 【請求項5】請求項4において、 更に前記記憶手段に発信元アドレスと宛先アドレス情報
別に記憶される通過情報が所定時間毎にクリアされるこ
とを特徴とするユーザデータを利用した通信状態確認シ
ステム。 - 【請求項6】請求項4または5において、 更に前記記憶手段は、前記発信元アドレスと宛先アドレ
ス情報別にカウンタを有し、ユーザデータの通過時に該
当カウンタを加算し、 前記情報読み出し手段から該該当カウンタのカウント値
を読み出し、 該読み出される該当カウンタの内容により各通信パスで
実際に通信されたトラフィック量を把握することを特徴
とするユーザデータを利用した通信状態確認システム。 - 【請求項7】請求項3において、 更に、前記カウンタにより計数される、論理パス情報別
に転送フレーム数のカウンタ値を周期的に記録する記録
ファイルを有し、 該記録ファイルにコピーした後に該カウンタをクリアし
て、フレーム数の時系列変化を把握することを特徴とす
るユーザデータを利用した通信状態確認システム。 - 【請求項8】請求項6において、 更に、発信元アドレスまたは宛先アドレス情報別に転送
フレーム数のカウンタ値を周期的に記録する記録ファイ
ルを有し、 該記録ファイルにコピーした後に該カウンタをクリアし
て、フレーム数の時系列変化を把握することを特徴とす
るユーザデータを利用した通信状態確認システム。 - 【請求項9】請求項1〜8のいずれかにおいて、 通信ネットワークに接続される各通信装置を遠隔監視す
る監視装置を有し、 該監視装置は、各通信装置の前記情報読み出し手段から
読み出される同一通信パスの情報を複数の通信装置にま
たがって収集して、該通信ネットワーク内を通過する特
定の通信パスの通信状態を把握することを特徴とするユ
ーザデータを利用した通信状態確認システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9063994A JPH10262045A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | ユーザデータを利用した通信状態確認システム |
US08/940,764 US6128320A (en) | 1997-03-18 | 1997-09-30 | Communication status confirmation system using user data |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9063994A JPH10262045A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | ユーザデータを利用した通信状態確認システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262045A true JPH10262045A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13245344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9063994A Withdrawn JPH10262045A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | ユーザデータを利用した通信状態確認システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6128320A (ja) |
JP (1) | JPH10262045A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7068992B1 (en) | 1999-12-30 | 2006-06-27 | Motient Communications Inc. | System and method of polling wireless devices having a substantially fixed and/or predesignated geographic location |
US7136642B1 (en) | 1999-12-30 | 2006-11-14 | Massie Rodney E | System and method of querying a device, checking device roaming history and/or obtaining device modem statistics when device is within a home network and/or a complementary network |
US7230944B1 (en) | 1999-12-30 | 2007-06-12 | Geologic Solutions, Inc. | System and method of host routing when host computer is within a home network and/or a complementary network |
US7024199B1 (en) | 1999-12-30 | 2006-04-04 | Motient Communications Inc. | System and method of querying a device, checking device roaming history and/or obtaining device modem statistics when device is within a home network and/or complementary network |
US6879812B2 (en) * | 2002-02-08 | 2005-04-12 | Networks Associates Technology Inc. | Portable computing device and associated method for analyzing a wireless local area network |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2873515B2 (ja) * | 1991-03-29 | 1999-03-24 | マツダ株式会社 | 多重伝送方法 |
JP2785599B2 (ja) * | 1992-08-04 | 1998-08-13 | 日本電気株式会社 | 宛先別パケット流量測定器 |
JPH06152653A (ja) * | 1992-11-10 | 1994-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パケット流量測定回路 |
JP2929977B2 (ja) * | 1995-07-10 | 1999-08-03 | 日本電気株式会社 | Upcのセル間隔判定回路 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP9063994A patent/JPH10262045A/ja not_active Withdrawn
- 1997-09-30 US US08/940,764 patent/US6128320A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6128320A (en) | 2000-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6421319B1 (en) | Network traffic monitoring system | |
JP5300076B2 (ja) | コンピュータシステム、及びコンピュータシステムの監視方法 | |
JP3876692B2 (ja) | ネットワークシステム障害分析支援方法およびその方式 | |
JP4598462B2 (ja) | L2−vpnサービスを提供するプロバイダ網、及びエッジルータ | |
US6847613B2 (en) | Method of monitoring quality of communication for each flow | |
CN101933290B (zh) | 基于流信息对网络设备上的acl进行配置的方法 | |
US6958977B1 (en) | Network packet tracking | |
JP5207082B2 (ja) | コンピュータシステム、及びコンピュータシステムの監視方法 | |
US5572533A (en) | Method and apparatus for monitoring and fault-analyzing networks | |
CN112866075A (zh) | 面向Overlay网络的带内网络遥测方法、系统及相关装置 | |
EP1043871A2 (en) | Routes and paths management | |
JP2001203691A (ja) | ネットワークトラフィック監視システム及びそれに用いる監視方法 | |
US20070019559A1 (en) | Voice over IP analysis system and method | |
US7206289B2 (en) | Method of and apparatus for calculating traffic from data on packet transmission collected from routers | |
EP2115942A1 (en) | Efficient performance monitoring using ipv6 capabilities | |
CN105187228A (zh) | 一种网络质量探测方法及路由器 | |
KR100495086B1 (ko) | 수동적 측정 방식을 이용한 인터넷 프로토콜 네트워크트래픽 정보 분석 장치 및 방법 | |
CN111934936A (zh) | 网络状态检测方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JPH10262045A (ja) | ユーザデータを利用した通信状態確認システム | |
CN1767533B (zh) | 收集边界网关协议路由选择协议消息的方法 | |
JP2005286684A (ja) | トラフィックフロー計測環境設定方式 | |
KR20050002263A (ko) | 망 관리에서의 장애 관리 시스템 및 그 방법 | |
JP2009206845A (ja) | 通信網の試験方式 | |
KR101364090B1 (ko) | 아이에스피망의 고유 번호를 이용한 아이에스피 간의트래픽 정산 시스템 및 방법 | |
JP3017092B2 (ja) | パケット通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |