JPH10250349A - リンク機構 - Google Patents
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- JPH10250349A JPH10250349A JP6324297A JP6324297A JPH10250349A JP H10250349 A JPH10250349 A JP H10250349A JP 6324297 A JP6324297 A JP 6324297A JP 6324297 A JP6324297 A JP 6324297A JP H10250349 A JPH10250349 A JP H10250349A
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
停止し、再通電されることにより同方向に180°回転
して停止するサーボモータの出力軸の駆動力を被駆動部
材に伝達するリンク機構において、モータに通電してか
ら被駆動部材が移動開始するまでの時間を必要最小限に
抑える。 【解決手段】 内外気切替ドア4に第3リンク部材5を
介して連結した第1リンク部材6のガイド溝61の第
1、第2伝達溝611、612を、出力軸82と連結し
た第2リンク部材7の係合ピン71が移動するとき、ド
ア4が内気口閉塞位置と外気口閉塞位置との間で移動す
る。係合ピン71が第1、第2伝達溝611、612を
移動した後の係合ピン71の第1、第2目標停止位置
J、Kを、ガイド溝61の第1、第2アイドル溝610
a、610bのうち、第2、第1伝達溝612、611
よりも、オーバーランを吸収可能な必要最小範囲Dだけ
係合ピン移動方向手前側に設定した。
Description
°回転して一旦停止し、その後再通電されることにより
同方向に180°回転して停止するサーボモータの出力
軸の駆動力を被駆動部材に伝達して、この被駆動部材を
第1所定位置および第2所定位置に選択的に移動させる
リンク機構に関する。
ては、図5(a)に示すように、車両用空調装置の空調
ケース1に形成される内気導入口2および外気導入口3
を選択的に閉じる内外気切替ドアに適用されるものがあ
る。具体的には、所定形状のガイド溝61を有する第1
リンク部材6を、ケース1に一体の軸部11に回動可能
に設け、上記ガイド溝61内に摺動可能に係合される係
合ピン71を有する第2リンク部材7を、サーボモータ
8の出力軸82に連結している。さらに、所定形状のガ
イド溝51を有する第3リンク部材5を、内外気切替ド
ア4の軸部40に設け、この第3リンク部材5のガイド
溝51に、第1リンク部材6の係合ピン62を摺動可能
に係合している。
1、第2伝達溝611、612と、これら伝達溝61
1、612の間に形成される第1、第2アイドル溝61
0a、610bとから構成されている。そして、第1、
第2伝達溝611、612内を係合ピン71が摺動する
ときは、サーボモータ8の回転力(つまり、第2リンク
部材7の移動)がドア4に伝達されて、ドア4が内気導
入口2を閉じる位置G(図5(a)中実線で示す位置、
以下、内気口閉塞位置という)と、外気導入口3を閉じ
る位置H(図5(a)中一点鎖線で示す位置、以下、外
気口閉塞位置という)との間を移動し、第1、第2アイ
ドル溝610a、610b内を係合ピン71が摺動する
ときは、サーボモータ8の移動がドア4に伝達されな
い。
れることにより出力軸82が180°回転して一旦停止
し、その後再通電されることにより出力軸82が同方向
に180°回転して停止するものが広く用いられてい
る。そして、車室内前方に設けられる計器盤部の空調コ
ントロールパネルには、内気導入を指示する内気モード
スイッチ、および、外気導入を指示する外気モードスイ
ッチが設けてあり、これらモードスイッチは乗員の手動
操作にて切り替えられる。これらモードスイッチからの
それぞれの信号が入力されることにより、図4に示す可
動接点80が切り替えられ、この可動接点80に対応す
る2つの固定接点84、85がサーボモータ8に備えら
れている。
に回転する回転円盤83に接するように、3つの円盤側
固定接点861、862、863が設けられている。こ
れら固定接点861、862、863は、図示する位置
に支持固定されており、回転円盤83と一体に回転しな
い。そして、2つの固定接点84、85と円盤側接点8
61、862とがそれぞれ接続され、円盤側接点863
とモータ部81のマイナス側とが接続され、モータ部8
1のプラス側と可動接点80との間にバッテリ電圧Vが
接続されている。
には、円盤側接点861と円盤側接点863とを接続す
る図示しない第1配線が形成され、回転円盤83の残り
の180°分の範囲Bには、円盤側接点862と円盤側
接点863とを接続する図示しない第2配線が形成され
ている。そして、内気モードスイッチのオンにより可動
接点80と固定接点84とが接続され、上記第1配線に
て円盤側接点861と円盤側接点863とが接続され
る。この結果、モータ部81にバッテリ電圧Vが供給さ
れて(通電されて)出力軸82および回転円盤83が回
転し、その後、上記第1配線の終端部が円盤側接点86
1、863を通過したとき、円盤側接点861と円盤側
接点863とが非接続状態となって、モータ部81への
バッテリ電圧Vの供給が停止される(非通電状態とな
る)。
動接点80と固定接点85とが接続され、上記第2配線
にて円盤側接点862と円盤側接点863とが接続され
る。この結果、モータ部81にバッテリ電圧Vが供給さ
れて出力軸82および回転円盤83が回転し、その後、
上記第2配線の終端部が円盤側接点862、863を通
過したとき、円盤側接点862と円盤側接点863とが
非接続状態となって、モータ部81へのバッテリ電圧V
の供給が停止される。
863、および、円盤側接点862と円盤側接点863
とが非接続状態となっても、モータ8の出力軸82およ
び回転円盤83は慣性により微少に(例えば10°程
度)回転を続ける(換言すれば、オーバーランする)。
このため、係合ピン71が第1伝達溝611を移動した
後の係合ピン71の第1目標停止位置J(モータ部81
への通電を停止する位置、図5(a)中一点鎖線で示す
位置)を第2伝達溝612よりも係合ピン移動方向(図
5(b)中矢印R方向)手前側に設定し、かつ、係合ピ
ン71が第2伝達溝612を移動した後の係合ピン71
の第2目標停止位置K(図5(a)中実線で示す位置)
を、第1伝達溝611よりも係合ピン移動方向手前側に
設定してある。これにより、係合ピン71がオーバーラ
ンしても係合ピン71が第1、第2伝達溝611、61
2まで移動しないようにして、オーバーランによりドア
4が移動しないようにしてある。
術では、係合ピン71の第1目標停止位置Jは、図5
(b)に示すように、上記オーバーランを吸収可能な必
要最小範囲Dだけ伝達溝612よりも係合ピン移動方向
手前側であるが、第2目標停止位置Kは、上記必要最小
範囲Dと、範囲Fとを合わせた範囲(D+F)だけ、伝
達溝611よりも手前側となっている。
溝611までの移動距離が上記範囲Fの分だけ必要以上
に長いので、モータ8に通電してから係合ピン71が第
1伝達溝611に到達するまでの時間が必要以上に長く
なる、つまり、モータ8に通電してからドア4が外気口
閉塞位置H側へ移動開始するまでの時間が必要以上に長
くなる、といった問題があった。
で、通電されることにより180°回転して一旦停止
し、その後再通電されることにより同方向に180°回
転して停止するサーボモータの出力軸の駆動力を被駆動
部材に伝達して、この被駆動部材を第1所定位置および
第2所定位置に選択的に移動させるリンク機構におい
て、モータに通電してから被駆動部材が移動開始するま
での時間を必要最小限に抑えることを目的とする。
に、本発明者は、サーボモータ(8)に連結される第2
リンク部材(7)の係合ピン(71)の目標停止位置
(J、K)が、第1リンク部材(6)のガイド溝(6
1)の第1、第2アイドル溝(610a、610b)に
おいて、第1、第2伝達溝(611、612)よりも必
要以上係合ピン移動方向(R)の手前にあることによ
り、サーボモータ(8)を通電してから被駆動部材
(4)が移動開始するまでの時間が長くなることに着目
して、目標停止位置(J、K)を、伝達溝(611、6
12)よりもオーバーランを吸収可能な必要最小範囲
(D)だけ係合ピン移動方向(R)手前に設定すること
を見出した。
では、通電されることにより180°回転して一旦停止
し、その後再通電されることにより同方向に180°回
転して停止するサーボモータ(8)の出力軸(82)の
駆動力を被駆動部材(4)に伝達して、この被駆動部材
(4)を第1所定位置(G)および第2所定位置(H)
に選択的に移動させるリンク機構であって、係合ピン
(71)が第1伝達溝(611)を移動した後の係合ピ
ン(71)の第1目標停止位置(J)を、第1アイドル
溝(610a)のうち、第2伝達溝(612)よりも所
定範囲(D)だけ係合ピン移動方向(R)手前側に設定
し、かつ、係合ピン(71)が第2伝達溝(612)を
移動した後の係合ピン(71)の第2目標停止位置
(K)を、第2アイドル溝(610b)のうち、第1伝
達溝(611)よりも上記所定範囲(D)だけ係合ピン
移動方向(R)手前側に設定したことを特徴としてい
る。
(J、K)とは、係合ピン(71)の移動の停止を指示
する位置のことであり、換言すれば、サーボモータ
(8)への通電を停止する位置のことである。また、上
記所定範囲(D)とは、オーバーランを吸収可能な必要
最小範囲のことである。従って、第1目標停止位置
(J)から第2伝達溝(612)までの移動距離、およ
び、第2目標停止位置(K)から第1伝達溝(611)
までの移動距離が、多くとも上記必要最小範囲(D)と
なるので、モータ(8)に通電してから被駆動部材
(4)が第1、第2所定位置(G、H)側へ移動開始す
るまでの時間を必要最小限に抑えることができる。
両用空調装置の空調ケース(1)に形成される内気導入
口(2)および外気導入口(3)を選択的に閉じる内外
気切替ドア(4)を駆動するリンク機構に、上記した手
段を用いて好適である。
について説明する。本実施形態は、図1(a)に示すよ
うに、車両用空調装置の空調ケース1に形成される内気
導入口2および外気導入口3を選択的に閉じる内外気切
替ドア4にサーボモータ8の回転駆動力を伝達する内外
気切替用リンク機構に、本発明を適用したものである。
なお、本実施形態のサーボモータ8は、上述した構造と
同じであるため、この説明は省略する。
ケース1の空気最上流部に形成されており、これら導入
口2、3の下流には、ケース1内に空気流を発生させる
送風機、冷凍サイクルのエバポレータ(冷却用熱交換
器)、エンジン冷却水を熱源として送風空気を加熱する
ヒータコア(加熱用熱交換器)等の周知の空調用機能部
が配設されており、ケース1の最下流部には、周知の吹
出空気通路部が形成されている。内外気切替ドア4の回
動中心部には、回動軸40が備えられており、この回動
軸40の両端部が、ケース1の壁面に設けた図示しない
軸受穴に回動可能に嵌挿されている。
て図1ないし図3に基づいて説明する。このリンク機構
は、第1、第2、第3リンク部材6、7、5から構成さ
れている。具体的に、第3リンク部材5はケース1の外
側に配置され、この第3リンク部材5の一端部5aが、
ドア4の回動軸40の一端部に一体に固定されている。
第1リンク部材6はケース1の外側に配置され、この第
1リンク部材6の略中央部6cが、ケース1から突出す
る(ケース1に一体の)軸部11に回動可能に取り付け
られている。この第1リンク部材6の一端部6aには、
第3リンク部材5の他端部5bに設けられた所定形状の
ガイド溝51内に摺動可能に係合する係合ピン62が設
けられている。このようにして、第1リンク部材6とド
ア4とが、第3リンク部材5を介して連結されている。
され、この第2リンク部材7の一端部7aには、サーボ
モータ8の出力軸82が一体に固定されている。この第
2リンク部材7の他端部7bには、第1リンク部材6の
他端部6bに設けられた所定形状のガイド溝61内に摺
動可能に係合する係合ピン71が設けられている。そし
て、サーボモータ8の出力軸82の回転力により、一端
部7aを中心に第2リンク部材7を回動させ、この第2
リンク部材7の回動運動を係合ピン71を介して第1リ
ンク部材6に伝達して、軸部11を中心に第1リンク部
材6を回動させ、この第1リンク部材6の回動運動を係
合ピン62を介して第3リンク部材5に伝達して、回動
軸40を中心に回動させることにより、内外気切替ドア
4を回動駆動させている。なお、サーボモータ8の出力
軸82は、図1(b)中矢印Rで示す方向にのみ回転す
る。
1、第2伝達溝611、612、および、第1、第2ア
イドル溝610a、610bから構成されている。具体
的に、第1伝達溝611は、係合ピン71の移動をドア
4に伝達して、ドア4を図1に示すような内気導入口2
を閉じる位置G(第1所定位置、以下、内気口閉塞位置
という)から、図3に示すような外気導入口3を閉じる
位置H(第2所定位置、以下、外気口閉塞位置という)
へ移動させるものである。第2伝達溝612は、係合ピ
ン71の移動をドア4に伝達して、ドア4を外気口閉塞
位置Hから内気口閉塞位置Gへ移動させるものである。
ン71が第1伝達溝611から第2伝達溝612へ移動
するときの移動経路に沿った形状(具体的には、サーボ
モータ8の出力軸82を中心とした係合ピン71の円弧
状移動経路に沿った円弧形状)である。また、第2アイ
ドル溝610bは、係合ピン71が第2伝達溝612か
ら第1伝達溝611へ移動するときの移動経路に沿った
形状である。
10bを係合ピン71が移動するときは、係合ピン71
の移動が第1リンク部材6に伝達されず、第3リンク部
材5および内外気切替ドア4が移動しない。なお、第1
アイドル溝610aは第2アイドル溝610bよりも長
く形成されている。そして、係合ピン71が第1伝達溝
611を移動した後(換言すれば、ドア4を外気口閉塞
位置Hに移動させた後)の係合ピン71の第1目標停止
位置J(図3に示す位置)は、第1アイドル溝610a
のうち、第2伝達溝612よりもオーバーランを吸収可
能な必要最小範囲Dだけ係合ピン移動方向(図1(b)
中矢印R方向)手前側に設定され、かつ、係合ピン71
が第2伝達溝612を移動した後(換言すれば、ドア4
を内気口閉塞位置Gに移動させた後)の係合ピン71の
第2目標停止位置K(図1に示す位置)は、第2アイド
ル溝610bのうち、第1伝達溝611よりもオーバー
ランを吸収可能な必要最小範囲Dだけ係合ピン移動方向
手前側に設定されている。
止位置J、Kとは、係合ピン71の移動の停止を指示す
る位置のことであり、換言すれば、モータ部81への通
電を停止する位置のことである。そして、本実施形態で
は、上記必要最小範囲Dを例えば10°としている。次
に、上記構成による作動を説明する。
モードが指示されている状態では、図4において、可動
接点80が固定接点84と接続されており、係合ピン7
1は、第2アイドル溝610bのうち、第2目標停止位
置Kから最大オーバーラン位置(図1(b)中点線で示
す位置)の間に配置されている。この状態から外気導入
モードに切り替えたとき、図4において、可動接点80
が固定接点85と接続されるとともに、円盤側接点86
2と円盤側接点863が上記第2配線にて接続されて、
モータ部81にバッテリ電圧Vが供給される。
(b)中R方向に回転して係合ピン71が移動し、この
係合ピン71が図2に示すように第1伝達溝611を移
動することにより、ドア4が外気口閉塞位置H側へ移動
する。その後、係合ピン71が、第1アイドル溝610
aのうち、第1目標停止位置Jにきたときに、円盤側接
点862と円盤側接点863が非接続状態となるが、モ
ータ8の出力軸82および回転円盤83は、オーバーラ
ンにより、第1目標停止位置Jから最大オーバーラン位
置(図1(b)中点線で示す位置)の間に停止する。
切り替えたときも同様の作動により、第2目標停止位置
Kから最大オーバーラン位置(図1(b)中点線で示す
位置)の間に停止する。そして、本実施形態では、第1
目標停止位置Jから第2伝達溝612までの移動距離、
および、第2目標停止位置Kから第1伝達溝611まで
の移動距離が、多くとも上記必要最小範囲Dとなるの
で、サーボモータ8に通電してから内外気切替ドア4が
内気口閉塞位置G側、および、外気口閉塞位置H側へ移
動開始するまでの時間を必要最小限に抑えることができ
る。よって、内気導入口2および外気導入口3を閉じる
のにかかる時間を必要最小限に抑えることができる。
じるのに比べて、外気導入口3を閉じるのに時間が長く
かかり、異臭を含む外気の侵入を急速に遮断できなくな
るといった問題があるが、本実施形態によればこの問題
を解消できる。なお、本実施形態では、第1アイドル溝
610aを第2アイドル溝610bよりも長く形成する
ことにより、係合ピン71の第1、第2目標停止位置
J、Kを、第1、第2アイドル溝610a、610bの
うち、第2、第1伝達溝612、611よりも上記必要
最小範囲Dだけ係合ピン移動方向手前側に設定可能とし
てある。
気切替ドア4に本発明を適用していたが、これに限ら
ず、他の種々の被駆動部材に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、被駆動部材(内外気切替ドア
4)と第1リンク部材6とを、第3リンク部材5を介し
て連結していたが、被駆動部材と第1リンク部材6とを
直接連結してもよい。
施形態における回転方向Rの逆にしてもよい。このとき
は、第2アイドル溝610bを第1アイドル溝610a
よりも長く形成する。
切替ドアが内気口閉塞位置Gにあるときの内外気切替ド
ア用リンク機構を示す正面図、(b)は(a)の部分拡
大図である。
外気口閉塞位置H側へ移動するときの内外気切替ドア用
リンク機構を示す正面図である。
外気口閉塞位置Hにあるときの内外気切替ドア用リンク
機構を示す正面図である。
示す概略的な回路図である。
が内気口閉塞位置Gにあるとき、および、外気口閉塞位
置Hにあるときの正面図、(b)は(a)の部分拡大図
である。
材、61…ガイド溝、611…第1伝達溝、612…第
2伝達溝、610a…第1アイドル溝、610b…第2
アイドル溝、7…第2リンク部材、71…係合ピン、8
…サーボモータ、82…出力軸、G…内気口閉塞位置
(第1所定位置)、H…外気口閉塞位置(第2所定位
置)、J…第1目標停止位置、K…第2目標停止位置、
D…必要最小範囲(所定範囲)。
Claims (4)
- 【請求項1】 通電されることにより180°回転して
一旦停止し、その後再通電されることにより同方向に1
80°回転して停止するサーボモータ(8)の出力軸
(82)の駆動力を被駆動部材(4)に伝達して、この
被駆動部材(4)を第1所定位置(G)および第2所定
位置(H)に選択的に移動させるリンク機構であって、 前記被駆動部材(4)に連結され、所定形状のガイド溝
(61)を有する第1リンク部材(6)と、 前記サーボモータ(8)の前記出力軸(82)に連結さ
れ、前記ガイド溝(61)内に係合される係合ピン(7
1)を有する第2リンク部材(7)とを備え、 前記ガイド溝(61)は、 前記係合ピン(71)の移動を前記被駆動部材(4)に
伝達して、前記被駆動部材(4)を前記第1所定位置
(G)から前記第2所定位置(H)へ移動させる第1伝
達溝(611)と、 前記第1伝達溝(611)と距離を隔てて配置され、前
記係合ピン(71)の移動を前記被駆動部材(4)に伝
達して、前記被駆動部材(4)を前記第2所定位置
(H)から前記第1所定位置(G)へ移動させる第2伝
達溝(612)と、 前記係合ピン(71)が前記第1伝達溝(611)から
前記第2伝達溝(612)へ移動するときの移動経路に
沿った形状の第1アイドル溝(610a)と、 前記係合ピン(71)が前記第2伝達溝(612)から
前記第1伝達溝(611)へ移動するときの移動経路に
沿った形状の第2アイドル溝(610b)とを備え、 前記係合ピン(71)が前記第1伝達溝(611)を移
動した後の前記係合ピン(71)の第1目標停止位置
(J)は、前記第1アイドル溝(610a)のうち、前
記第2伝達溝(612)よりも所定範囲(D)だけ係合
ピン移動方向(R)手前側に設定され、 前記係合ピン(71)が前記第2伝達溝(612)を移
動した後の前記係合ピン(71)の第2目標停止位置
(K)は、前記第2アイドル溝(610b)のうち、前
記第1伝達溝(611)よりも前記所定範囲(D)だけ
前記係合ピン移動方向(R)手前側に設定されているこ
とを特徴とするリンク機構。 - 【請求項2】 前記第1、第2アイドル溝(610
a)、(610b)は、前記サーボモータ(8)の前記
出力軸(82)を中心とした前記係合ピン(71)の円
弧状移動経路に沿った円弧形状に形成されており、 前記第1、第2アイドル溝(610a)、(610b)
は、互いに対向するように配置されており、 前記第1、第2アイドル溝(610a)、(610b)
の一端部を繋ぐように前記第1伝達溝(611)が形成
されるとともに、前記第1、第2アイドル溝(610
a)、(610b)の他端部を繋ぐように前記第2伝達
溝(612)が形成されていることを特徴とする請求項
1に記載のリンク機構。 - 【請求項3】 前記第1、第2アイドル溝(610
a)、(610b)の一方(610a)を、前記第1、
第2アイドル溝(610a)、(610b)の他方(6
10b)よりも長く形成したことを特徴とする請求項1
または2に記載のリンク機構。 - 【請求項4】 前記被駆動部材(4)は、車両用空調装
置の空調ケース(1)に形成される内気導入口(2)お
よび外気導入口(3)を選択的に閉じる内外気切替ドア
(4)であり、 前記第1所定位置(G)は、前記内外気切替ドア(4)
が内気導入口(2)を閉じる位置であり、前記第2所定
位置(H)は、前記内外気切替ドア(4)が外気導入口
(3)を閉じる位置であることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれか1つに記載のリンク機構。
Priority Applications (1)
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JP06324297A JP3700318B2 (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | リンク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06324297A JP3700318B2 (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | リンク機構 |
Publications (2)
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JPH10250349A true JPH10250349A (ja) | 1998-09-22 |
JP3700318B2 JP3700318B2 (ja) | 2005-09-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06324297A Expired - Lifetime JP3700318B2 (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | リンク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3700318B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2301776A1 (en) | 2009-09-25 | 2011-03-30 | Keihin Corporation | Vehicular air conditioning apparatus |
WO2018016109A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 株式会社デンソー | 内外気切替装置 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP06324297A patent/JP3700318B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2301776A1 (en) | 2009-09-25 | 2011-03-30 | Keihin Corporation | Vehicular air conditioning apparatus |
WO2018016109A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 株式会社デンソー | 内外気切替装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP3700318B2 (ja) | 2005-09-28 |
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