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JPH05301515A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

Info

Publication number
JPH05301515A
JPH05301515A JP10705592A JP10705592A JPH05301515A JP H05301515 A JPH05301515 A JP H05301515A JP 10705592 A JP10705592 A JP 10705592A JP 10705592 A JP10705592 A JP 10705592A JP H05301515 A JPH05301515 A JP H05301515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
damper
air
vehicle
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10705592A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Takeuchi
徳久 竹内
Akihiro Hayakawa
明裕 早川
Masahiko Sugaya
雅彦 菅谷
Yasushi Kojima
康史 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP10705592A priority Critical patent/JPH05301515A/ja
Publication of JPH05301515A publication Critical patent/JPH05301515A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和装置の自動車の車室内への設置スペ
ースの縮小化を図る。 【構成】 ケーシング2の側壁部17に周囲よりケーシ
ング2の内側に向けて凹んだ凹み部18を形成し、その
凹み部18に冷風バイパス14の開度を変更する板ダン
パ8の一端部を固定したシャフト25を回転駆動するア
クチュエータ26を収納するようにして、ケーシング2
の外側への飛び出し量を従来の技術よりx分だけ少なく
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば吹出口の切り替
えや冷風と温風との混合割合の調整等の主要な箇所の制
御をフィルムダンパによって行い、冷風バイパスの開閉
等の補助的な箇所の制御を板ダンパによって行う車両用
空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空気調和装置は、例え
ば図3に示したように、先端部に車室内に空気流を吹き
出す吹出口101を形成したケーシング102と、その
吹出口101を開閉する板ダンパ103と、この板ダン
パ103を回転駆動するダンパ駆動手段104とを備え
ている。なお、ダンパ駆動手段104としては、例えば
板ダンパ103の端部を固定するシャフト105、この
シャフト105を回転駆動する電動モータ106が用い
られている。また、ダンパ駆動手段として、シャフト1
05と電動モータ106とを連動させるために複数のレ
バー等よりなるリンク機構(図示せず)を配したものも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の車両
用空気調和装置においては、電動モータ106やリンク
機構等のダンパ駆動手段104をケーシング102の外
側に組み付けているので、空気調和装置の体格が大きく
なり、車両への設置スペースが大きいという課題があっ
た。本発明は、車両への設置スペースの縮小化を図った
車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部を空気が
流れるケーシングと、このケーシング内に移動自在に取
り付けられたダンパと、前記ケーシングの外側より前記
ダンパを駆動するダンパ駆動手段とを備え、前記ケーシ
ングは、周囲より前記ケーシングの内側に向かって凹ま
された凹み部を有し、前記ダンパ駆動手段は、前記凹み
部に収納されている技術手段を採用した。
【0005】
【作用】本発明は、周囲よりケーシングの内側に向かっ
て凹まされた凹み部に、ケーシングの外側よりダンパを
駆動するダンパ駆動手段を収納することによって、ダン
パ駆動手段のケーシングの外側への飛び出し量が小さく
なるので、空気調和装置の体格の小型化が図れる。
【0006】
【実施例】つぎに、本発明の車両用空気調和装置を図1
および図2に示す一実施例に基づいて説明する。図1は
自動車用空気調和装置を示した図である。自動車用空気
調和装置1は、内部を空気が流れるケーシング2と、こ
のケーシング2内において車室内に向かう空気流を発生
させるブロワ3と、ケーシング2内に配されたエバポレ
ータ(冷媒蒸発器)4およびヒータコア(加熱器)5
と、吹出口モードを切り替えるフィルムダンパ6と、冷
風と温風との混合割合を調節するエアミックスフィルム
ダンパ7と、ケーシング2内に配された板ダンパ8と、
この板ダンパ8を回転駆動するダンパ駆動手段9(図2
参照)とから構成されている。
【0007】ケーシング2の下流側には、前席の車両乗
員の上半身に向かって空気流を吹き出すベンチレーショ
ン吹出口10、フロント窓ガラスの内側表面に向かって
空気流を吹き出すデフロスタ吹出口11、前席の車両乗
員の足元に向かって空気流を吹き出すヒータ吹出口1
2、および後席の車両乗員の足元に向かって空気流を吹
き出すリアヒータ吹出口13が形成されている。また、
ケーシング2の内部には、エバポレータ4から吹き出さ
れた冷風をヒータコア5を迂回させて直接ベンチレーシ
ョン吹出口10に導く冷風バイパス14が形成されてい
る。
【0008】そして、ケーシング2内においてエバポレ
ータ4の下流側には、エバポレータ4から吹き出された
冷風をヒータコア5に送り込む導入用通過口15、およ
びヒータコア5より空気を迂回させる迂回用通過口16
が形成されている。なお、図2に示したように、ケーシ
ング2内において冷風バイパス14を構成する側壁部1
7には、周囲よりケーシング2の内側、すなわち、冷風
バイパス14の空気通路幅を他の箇所より狭める方向に
向かって円形状の凹み部18が形成されている。この凹
み部18内には、後記するダンパ駆動手段9(図2参
照)が嵌め込まれている。
【0009】ブロワ3は、コントロールパネル(図示せ
ず)に設けられたブロワスイッチ(図示せず)が操作さ
れると電動モータ(図示せず)が起動し、その電動モー
タの回転数に応じて所定の風量を得る。エバポレータ4
は、冷凍サイクルの一部品で、コントロールパネルのエ
アコンスイッチ(図示せず)が操作されると流入する冷
媒とケーシング2内を通過する空気とを熱交換させて空
気を冷却する。ヒータコア5は、エンジン起動後に温水
弁(図示せず)が開弁することにより内部に供給された
エンジン冷却水とケーシング2内を通過する空気とを熱
交換させて空気を加熱する。
【0010】フィルムダンパ6は、ベンチレーション吹
出口10、デフロスタ吹出口11、ヒータ吹出口12に
対向した状態でケーシング2の内壁面に沿って移動する
ことによって、ベンチレーション吹出口10、デフロス
タ吹出口11、ヒータ吹出口12の開度を調節する。こ
のフィルムダンパ6は、ケーシング2に回動自在に支持
された巻取り軸19、20に端部が固定されているとと
もに、ケーシング2に固定または一体形成された中間シ
ャフト21、22に当接した状態で張られ、ベンチレー
ション吹出口10、デフロスタ吹出口11、ヒータ吹出
口12のうちのいずれかの吹出口と重なった際にその吹
出口を開口させる開口部(図示せず)を有する。なお、
巻取り軸19の内部には、コントロールパネルに設けら
れた吹出口モード切替レバー(図示せず)の設定位置に
応じて、巻取り軸19を所定の回転角だけ回転させる電
動モータ(図示せず)が配されている。
【0011】エアミックスフィルムダンパ7は、導入用
通過口15および迂回用通過口16に対向した状態で導
入用通過口15および迂回用通過口16に沿って移動す
ることによって、ヒータコア5を通過する空気量とヒー
タコア5を迂回する空気量との割合を調節する。そのエ
アミックスフィルムダンパ7は、ケーシング2に回動自
在に支持された巻取り軸23、24に端部が固定され、
導入用通過口15または迂回用通過口16のうちのいず
れかの通過口と重なった際にその通過口を開口させる開
口部(図示せず)を有する。なお、巻取り軸23の内部
には、コントロールパネルに設けられた温度調節レバー
(図示せず)の設定位置に応じて、巻取り軸23を所定
の回転角だけ回転させる電動モータ(図示せず)が配さ
れている。
【0012】板ダンパ8は、本発明のダンパであって、
図2にも示したように、冷風バイパス14の下流側にお
いて冷風バイパス14の開度を変える。ダンパ駆動手段
9は、板ダンパ8の一端部を接着等の手段により固定す
るシャフト25と、このシャフト25を所定の回転角で
回転駆動する電動モータ等のアクチュエータ26から構
成されている。シャフト25は、右側端部がケーシング
2の側壁部17に形成された凹み部18に回動自在に支
持され、左側端部が凹み部18に対向する側壁部27に
回動自在に支持されている。アクチュエータ26は、例
えば電動モータであって、図2にも示したように、ケー
シング2の凹み部18内に嵌め込まれ、出力軸28がシ
ャフト25の右側端部に形成された軸穴29に固定され
ている。このアクチュエータ26は、コントロールパネ
ルに設けられた冷風バイパス開閉スイッチをオンまたは
オフすることにより冷風バイパス14を全開または全閉
させるように板ダンパ8を駆動する。
【0013】つぎに、この自動車用空気調和装置1の作
用を図1および図2に基づいて簡単に説明する。ブロワ
スイッチとエアコンスイッチがオンされると、ブロワ3
によってエバポレータ4に空気が送り込まれる。このと
き、エバポレータ4内には冷媒が流れているので空気が
冷却されてエバポレータ4の下流側に吹き出される。そ
して、温度調節レバーの設定位置に応じて電動モータに
よって巻取り軸23が駆動されてエアミックスフィルム
ダンパ7が移動することによってケーシング2の下流側
の温度が調節される。
【0014】一方、吹出口モード切替レバーがベンチレ
ーション吹出口モードに設定されていると、電動モータ
によって巻取り軸19が駆動されてフィルムダンパ6が
移動することによってフィルムダンパ6に形成された開
口部とベンチレーション吹出口10とが重なり合いベン
チレーション吹出口10より車両乗員の上半身に向かう
空気流が吹き出される。なお、冷風バイパス開閉スイッ
チをオンすることによってアクチュエータ26の出力軸
28が回転するためシャフト25も同様に回転する。こ
のため、板ダンパ8が回転して冷風バイパス14を全開
することによってベンチレーション吹出口10より所定
の風量の冷風が吹き出されることになる。
【0015】ここで、本実施例では、ケーシング2内に
設けたフィルムダンパ6を吹出口モードの切り替えに用
い、エアミックスフィルムダンパ7を冷風と温風との風
量割合の調整に用いる等のように、フィルムダンパを主
要な箇所の制御に使用している。また、板ダンパ8を冷
風バイパス14を開閉するという補助的な箇所の制御に
使用している。このため、板ダンパ8の板幅Wを従来の
板ダンパ103の板幅w(図3参照)よりかなり短くし
ても吹出風量や吹出温度等の基本特性が変更されること
はない。このように、板ダンパ8の板幅Wを小さくする
ことにより、ケーシング2の側壁部17に凹み部18を
形成することができ、その凹み部18内にアクチュエー
タ26を取り付けるようにしている。よって、ケーシン
グ2の外側への飛び出し量がx分だけ少なくなるので、
空気調和装置1の体格を小型化することができるので、
自動車の車室内の設置スペースを小さくすることができ
る。また、この実施例では、フィルムダンパ6と板ダン
パ8とを組み合わせて制御しているため、冷風バイパス
14側に突出する凹み部18がフィルムダンパ6の移動
の邪魔とならなず、使い勝手が良い。
【0016】〔変形例〕本実施例では、板ダンパ8のア
クチュエータ26を凹み部18に収納するようにした
が、フィルムダンパ6またはエアミックスフィルムダン
パ7をケーシング2の外側より駆動するアクチュエータ
をケーシング2に形成した凹み部に収納しても良い。ま
た、本発明にかかるダンパ駆動手段が2組以上設けられ
ている場合は、ケーシングに各々のダンパ駆動手段を収
納する凹み部を2箇所以上形成しても良い。さらに、ケ
ーシングを2以上の部材により構成しても良い。本実施
例では、凹み部を円形状に形成したが、凹み部を楕円形
状、長円形状、多角形状に形成しても良い。本実施例で
は、板ダンパ8をフィルムダンパに変更しても良い。ま
た、凹み部内にレバー、プレート、ロッド等よりなるリ
ンク機構を収納しても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明は、空気調和装置の体格の小型化
を図ることができるので、車両への設置スペースを縮小
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に適用された自動車用空気調
和装置を示した概略図である。
【図2】本発明の一実施例に適用された自動車用空気調
和装置の主要部を示した断面図である。
【図3】従来の車両用空気調和装置を示した概略図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車用空気調和装置 2 ケーシング 8 板ダンパ(ダンパ) 9 ダンパ駆動手段 18 凹み部 25 シャフト 26 アクチュエータ
フロントページの続き (72)発明者 小島 康史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を空気が流れるケーシングと、この
    ケーシング内に移動自在に取り付けられたダンパと、前
    記ケーシングの外側より前記ダンパを駆動するダンパ駆
    動手段とを備え、 前記ケーシングは、周囲より前記ケーシングの内側に向
    かって凹まされた凹み部を有し、 前記ダンパ駆動手段は、前記凹み部に収納されているこ
    とを特徴とする車両用空気調和装置。
JP10705592A 1992-04-24 1992-04-24 車両用空気調和装置 Pending JPH05301515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10705592A JPH05301515A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10705592A JPH05301515A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 車両用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05301515A true JPH05301515A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14449365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10705592A Pending JPH05301515A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 車両用空気調和装置

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JP (1) JPH05301515A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7191825B2 (en) * 2002-11-20 2007-03-20 Denso Corporation Separately air-conditionable vehicle air conditioning unit
KR101146028B1 (ko) * 2005-03-18 2012-05-14 한라공조주식회사 차량용 공조장치
CN106994877A (zh) * 2015-10-06 2017-08-01 翰昂汽车零部件有限公司 车载空调装置
CN112078330A (zh) * 2020-09-29 2020-12-15 博耐尔汽车电气系统有限公司 微电机装配固定结构

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KR101146028B1 (ko) * 2005-03-18 2012-05-14 한라공조주식회사 차량용 공조장치
CN106994877A (zh) * 2015-10-06 2017-08-01 翰昂汽车零部件有限公司 车载空调装置
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