JPH10249930A - 容器成形用素材の加熱状態検出装置およびその方法 - Google Patents
容器成形用素材の加熱状態検出装置およびその方法Info
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- JPH10249930A JPH10249930A JP9064906A JP6490697A JPH10249930A JP H10249930 A JPH10249930 A JP H10249930A JP 9064906 A JP9064906 A JP 9064906A JP 6490697 A JP6490697 A JP 6490697A JP H10249930 A JPH10249930 A JP H10249930A
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- detecting
- molding material
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- heater
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/26—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C51/46—Measuring, controlling or regulating
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度の高い容器成形用素材の加熱状態検出を
行なう。 【解決手段】 ヒータエレメント3a〜3fによって加
熱されたプリフォーム100を撮影する赤外線カメラ4
と、この赤外線カメラ4に接続されプリフォーム100
の撮影情報をヒータエレメント毎に分割して2値化処理
を施すことにより2つの画素群に区分しこれら画素群情
報に基づいてプリフォーム100の加熱状態を検出する
画像処理装置5とを備えた構成としてある。
行なう。 【解決手段】 ヒータエレメント3a〜3fによって加
熱されたプリフォーム100を撮影する赤外線カメラ4
と、この赤外線カメラ4に接続されプリフォーム100
の撮影情報をヒータエレメント毎に分割して2値化処理
を施すことにより2つの画素群に区分しこれら画素群情
報に基づいてプリフォーム100の加熱状態を検出する
画像処理装置5とを備えた構成としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば成形容器の
成形前において容器成形用素材の加熱状態を検出する場
合に使用して好適な容器成形用素材の加熱状態検出装置
およびその方法に関する。
成形前において容器成形用素材の加熱状態を検出する場
合に使用して好適な容器成形用素材の加熱状態検出装置
およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラスチック材料は、熱に対す
る状態変化の大きな違いにより熱可塑性樹脂と熱硬化性
樹脂とに分類され、このうち熱可塑性樹脂は成形加工性
が良好であることおよび大量生産が可能であること等の
利点をもつことから、多くの産業分野において使用され
ている。
る状態変化の大きな違いにより熱可塑性樹脂と熱硬化性
樹脂とに分類され、このうち熱可塑性樹脂は成形加工性
が良好であることおよび大量生産が可能であること等の
利点をもつことから、多くの産業分野において使用され
ている。
【0003】この熱可塑性樹脂からなる成形材料を用
い、例えば成形容器の製造分野においてペットボトル等
の成形容器が形成されている。
い、例えば成形容器の製造分野においてペットボトル等
の成形容器が形成されている。
【0004】通常、このような成形容器は、押出機によ
ってプラスチック材料を加熱溶融してチューブ状のプリ
フォーム(容器成形用素材)を押し出し成形し、次に金
型内に導いた後、プリフォーム内に圧搾空気を吹き込む
ことにより製造される。この際、成形容器における品質
上の信頼性を高めるために、金型内に導く以前のプリフ
ォームを均一に加熱する必要から、このプリフォームの
加熱状態を加熱状態検出装置を用いて検出することが行
なわれる。
ってプラスチック材料を加熱溶融してチューブ状のプリ
フォーム(容器成形用素材)を押し出し成形し、次に金
型内に導いた後、プリフォーム内に圧搾空気を吹き込む
ことにより製造される。この際、成形容器における品質
上の信頼性を高めるために、金型内に導く以前のプリフ
ォームを均一に加熱する必要から、このプリフォームの
加熱状態を加熱状態検出装置を用いて検出することが行
なわれる。
【0005】従来、この種容器成形用素材の加熱状態検
出装置においては、赤外線放射温度計によってプリフォ
ームの加熱温度を測定し、この温度情報に基づいてプリ
フォームの加熱状態検出が行なわれている。
出装置においては、赤外線放射温度計によってプリフォ
ームの加熱温度を測定し、この温度情報に基づいてプリ
フォームの加熱状態検出が行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の容器成
形用素材の加熱状態検出装置においては、プリフォーム
の加熱状態検出が単一の赤外線放射温度計によって行な
われており、このためプリフォーム全体の温度情報を得
ることができず、精度の高いプリフォームの加熱状態検
出を行なうことができないという問題があった。
形用素材の加熱状態検出装置においては、プリフォーム
の加熱状態検出が単一の赤外線放射温度計によって行な
われており、このためプリフォーム全体の温度情報を得
ることができず、精度の高いプリフォームの加熱状態検
出を行なうことができないという問題があった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、赤外線カメラによって撮影して得られた容器成
形用素材の画像情報に巧みな画像処理を施すことによ
り、加熱状態の検出時に容器成形用素材全体の温度情報
を得ることができ、もって精度の高い加熱状態検出を行
なうことができる容器成形用素材の加熱状態検出装置お
よびその方法の提供を目的とする。
もので、赤外線カメラによって撮影して得られた容器成
形用素材の画像情報に巧みな画像処理を施すことによ
り、加熱状態の検出時に容器成形用素材全体の温度情報
を得ることができ、もって精度の高い加熱状態検出を行
なうことができる容器成形用素材の加熱状態検出装置お
よびその方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の容器成形用素材の加熱状態
検出装置は、ヒータによって加熱された容器成形用素材
を撮影する赤外線カメラと、この赤外線カメラに接続さ
れ容器成形用素材の撮影情報に画像処理を施すことによ
って容器成形用素材の加熱状態を検出する画像処理装置
とを備えた構成としてある。
に、本発明の請求項1記載の容器成形用素材の加熱状態
検出装置は、ヒータによって加熱された容器成形用素材
を撮影する赤外線カメラと、この赤外線カメラに接続さ
れ容器成形用素材の撮影情報に画像処理を施すことによ
って容器成形用素材の加熱状態を検出する画像処理装置
とを備えた構成としてある。
【0009】具体的には、請求項2に記載のように、前
記画像処理を、2値化処理を施すことにより二つの画素
群に区分し、これら画素群情報に基づいて行なうように
してあり、あるいは、請求項3に記載のように、前記画
像処理を、グレー処理して、グレースケールと比較する
ことによって行なうようにしてある。
記画像処理を、2値化処理を施すことにより二つの画素
群に区分し、これら画素群情報に基づいて行なうように
してあり、あるいは、請求項3に記載のように、前記画
像処理を、グレー処理して、グレースケールと比較する
ことによって行なうようにしてある。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の容器成形用素材の加熱状態検出装置において、
ヒータが複数のヒータエレメントからなり、画像処理装
置が複数のヒータエレメントと対応する部分ごとに撮影
情報を分割して画像処理するようにしてある。
3記載の容器成形用素材の加熱状態検出装置において、
ヒータが複数のヒータエレメントからなり、画像処理装
置が複数のヒータエレメントと対応する部分ごとに撮影
情報を分割して画像処理するようにしてある。
【0011】請求項5記載の容器成形用素材の加熱状態
検出方法は、予め加熱された容器成形用素材を赤外線カ
メラによって撮影し、次にこの撮影情報に2値化処理を
施すことにより二つの画素群に区分した後、これら画素
群情報に基づいて容器成形用素材の加熱状態を検出する
方法としてある。
検出方法は、予め加熱された容器成形用素材を赤外線カ
メラによって撮影し、次にこの撮影情報に2値化処理を
施すことにより二つの画素群に区分した後、これら画素
群情報に基づいて容器成形用素材の加熱状態を検出する
方法としてある。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の容
器成形用素材の加熱状態検出方法において、容器成形用
素材の撮影情報を複数の画像情報に区分して2値化処理
を施す方法としてある。
器成形用素材の加熱状態検出方法において、容器成形用
素材の撮影情報を複数の画像情報に区分して2値化処理
を施す方法としてある。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の容器成形用素材の加熱状態検出方法において、両画
素群に区分するにあたり、容器成形用素材における被加
熱部の濃度差をグレー処理によって得る方法としてあ
る。
載の容器成形用素材の加熱状態検出方法において、両画
素群に区分するにあたり、容器成形用素材における被加
熱部の濃度差をグレー処理によって得る方法としてあ
る。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項5,6又は
7記載の容器成形用素材の加熱状態検出方法において、
容器成形用素材の加熱状態検出が、両画素群のうちいず
れか一方の画素群の面積を測定し、この測定値と規定値
とを比較することにより行なう方法としてある。
7記載の容器成形用素材の加熱状態検出方法において、
容器成形用素材の加熱状態検出が、両画素群のうちいず
れか一方の画素群の面積を測定し、この測定値と規定値
とを比較することにより行なう方法としてある。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項5〜8のう
ちいずれか一項記載の容器成形用素材の加熱状態検出方
法において、容器成形用素材をプリフォームとしてあ
る。また、同様に請求項10記載の発明は、容器成形用
素材をカップ成形用シートとしてあり、請求項11記載
の発明は、容器成形用素材をフィルムパウチとしてあ
る。
ちいずれか一項記載の容器成形用素材の加熱状態検出方
法において、容器成形用素材をプリフォームとしてあ
る。また、同様に請求項10記載の発明は、容器成形用
素材をカップ成形用シートとしてあり、請求項11記載
の発明は、容器成形用素材をフィルムパウチとしてあ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態
に係る容器成形用素材の加熱状態検出装置を示すブロッ
ク図、図2は同じく本発明の第1実施形態に係る容器成
形用素材の加熱状態検出装置を示す斜視図である。同図
において、符号1で示す容器成形用素材の加熱状態検出
装置は、回転テーブル2とヒータ3と赤外線カメラ4と
画像処理装置5とを備えている。
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態
に係る容器成形用素材の加熱状態検出装置を示すブロッ
ク図、図2は同じく本発明の第1実施形態に係る容器成
形用素材の加熱状態検出装置を示す斜視図である。同図
において、符号1で示す容器成形用素材の加熱状態検出
装置は、回転テーブル2とヒータ3と赤外線カメラ4と
画像処理装置5とを備えている。
【0017】回転テーブル2は、回転軸2aをその中心
位置に有する円板状のテーブルからなり、図2に矢印m
で示す方向に所定の回転速度をもって回転し得るように
構成されている。この回転テーブル2の周縁上には、容
器成形用素材としてのプリフォーム100を搬送するた
めの搬送経路6が形成されている。
位置に有する円板状のテーブルからなり、図2に矢印m
で示す方向に所定の回転速度をもって回転し得るように
構成されている。この回転テーブル2の周縁上には、容
器成形用素材としてのプリフォーム100を搬送するた
めの搬送経路6が形成されている。
【0018】搬送経路6には、円周方向に所定の間隔を
もって並列する多数の回転受台7が配設されている。各
回転受台7は、回転軸(図示せず)をその中心位置に有
しプリフォーム100を載置可能な円板状の受台からな
り、回転テーブル2と独立して図2に矢印nで示す方向
に所定の回転速度をもって回転し得るように構成されて
いる。これにより、プリフォーム100は、搬送経路6
上において自転しながら公転して移動する。
もって並列する多数の回転受台7が配設されている。各
回転受台7は、回転軸(図示せず)をその中心位置に有
しプリフォーム100を載置可能な円板状の受台からな
り、回転テーブル2と独立して図2に矢印nで示す方向
に所定の回転速度をもって回転し得るように構成されて
いる。これにより、プリフォーム100は、搬送経路6
上において自転しながら公転して移動する。
【0019】ヒータ3は、回転テーブル2の回転方向に
沿って並列する二つのヒータからなり、赤外線カメラ4
による撮影位置の上流側に配設され、かつ画像処理装置
5(コントローラ)に加熱用ヒータ出力調節計8を介し
て接続されている。これら各ヒータ3,3は、プリフォ
ーム100に対する各加熱位置が互いに異なる6個のヒ
ータエレメント3a〜3fを有している。赤外線カメラ
4は、回転受台7上のプリフォーム100を撮影位置に
おいて側方から撮影する。
沿って並列する二つのヒータからなり、赤外線カメラ4
による撮影位置の上流側に配設され、かつ画像処理装置
5(コントローラ)に加熱用ヒータ出力調節計8を介し
て接続されている。これら各ヒータ3,3は、プリフォ
ーム100に対する各加熱位置が互いに異なる6個のヒ
ータエレメント3a〜3fを有している。赤外線カメラ
4は、回転受台7上のプリフォーム100を撮影位置に
おいて側方から撮影する。
【0020】画像処理装置5は、赤外線熱画像処理手段
9とビデオ画像処理手段10とを有している。赤外線熱
画像処理手段9は、熱画像取り込み制御部11とビデオ
モニタ12とキーボード13とを有し、赤外線カメラ4
に接続されている。熱画像取り込み制御部11は、電子
シャッタ(図示せず)を駆動する駆動信号を出力すると
共に、シャッタ時間等を設定して撮影の制御を行なう。
9とビデオ画像処理手段10とを有している。赤外線熱
画像処理手段9は、熱画像取り込み制御部11とビデオ
モニタ12とキーボード13とを有し、赤外線カメラ4
に接続されている。熱画像取り込み制御部11は、電子
シャッタ(図示せず)を駆動する駆動信号を出力すると
共に、シャッタ時間等を設定して撮影の制御を行なう。
【0021】ビデオモニタ12は、赤外線カメラ4の撮
影によるプリフォーム100の熱画像をグレー処理する
ことにより、プリフォーム100を温度高低に応じて白
黒(グレー)の濃淡色でビデオ画像として表示すると共
に、このビデオ画像上において決めた温度範囲を白黒
(グレー)の濃淡色で例えば16段階に区分された温度
スケール(グレースケール)を表示する。キーボード1
3は、プリフォーム100の加熱状態を検出する場合の
測定値に対する比較基準となる規定値の設定・変更等を
行なう。
影によるプリフォーム100の熱画像をグレー処理する
ことにより、プリフォーム100を温度高低に応じて白
黒(グレー)の濃淡色でビデオ画像として表示すると共
に、このビデオ画像上において決めた温度範囲を白黒
(グレー)の濃淡色で例えば16段階に区分された温度
スケール(グレースケール)を表示する。キーボード1
3は、プリフォーム100の加熱状態を検出する場合の
測定値に対する比較基準となる規定値の設定・変更等を
行なう。
【0022】一方、ビデオ画像処理手段10は、ビデオ
画像取り込み制御部14と画像メモリ15とビデオ画像
処理部16とコントローラ17とを有し、赤外線熱画像
処理手段9に接続されている。ビデオ画像取り込み制御
部14は熱画像取り込み制御部11を駆動制御し、画像
メモリ15は撮影画像をディジタル処理化して格納し、
ビデオ画像処理部16は画像データの2値化等の処理を
行なう。コントローラ17は、ビデオ画像処理部16か
らの処理データおよび予め設定された処理手順にしたが
って一連の処理を施し、プリフォーム100の加熱状態
を検出する。
画像取り込み制御部14と画像メモリ15とビデオ画像
処理部16とコントローラ17とを有し、赤外線熱画像
処理手段9に接続されている。ビデオ画像取り込み制御
部14は熱画像取り込み制御部11を駆動制御し、画像
メモリ15は撮影画像をディジタル処理化して格納し、
ビデオ画像処理部16は画像データの2値化等の処理を
行なう。コントローラ17は、ビデオ画像処理部16か
らの処理データおよび予め設定された処理手順にしたが
って一連の処理を施し、プリフォーム100の加熱状態
を検出する。
【0023】次に、本実施形態における容器成形用素材
の加熱状態検出方法につき、図3を用いて説明する。図
3は本発明の第1実施形態に係る容器成形用素材の加熱
状態検出方法を説明するために示すフローチャートであ
る。
の加熱状態検出方法につき、図3を用いて説明する。図
3は本発明の第1実施形態に係る容器成形用素材の加熱
状態検出方法を説明するために示すフローチャートであ
る。
【0024】[容器成形用素材の加熱(ステップS
1)]容器成形用素材としてのプリフォーム100の加
熱は、ヒータ3によって行なわれる。すなわち、プリフ
ォーム100は、回転受台7上で回転しながら回転テー
ブル2の回転方向に沿ってヒータ加熱位置まで搬送され
ると、このヒータ加熱位置において各ヒータエレメント
3a〜3fによって加熱される。
1)]容器成形用素材としてのプリフォーム100の加
熱は、ヒータ3によって行なわれる。すなわち、プリフ
ォーム100は、回転受台7上で回転しながら回転テー
ブル2の回転方向に沿ってヒータ加熱位置まで搬送され
ると、このヒータ加熱位置において各ヒータエレメント
3a〜3fによって加熱される。
【0025】[熱画像の取り込み(ステップS2)]熱
画像の取り込みは、コントローラ17によってビデオ画
像取り込み制御部14にシャッタ指示信号を出力するこ
とにより行なわれる。これにより、ビデオ画像取り込み
制御部14が熱画像取り込み制御部11にシャッタ信号
を出力する。このシャッタ信号を入力した熱画像取り込
み制御部11が赤外線カメラ4にカメラコントロール信
号を出力すると、赤外線カメラ4が回転受台7上のプリ
フォーム100の撮影を行なう。
画像の取り込みは、コントローラ17によってビデオ画
像取り込み制御部14にシャッタ指示信号を出力するこ
とにより行なわれる。これにより、ビデオ画像取り込み
制御部14が熱画像取り込み制御部11にシャッタ信号
を出力する。このシャッタ信号を入力した熱画像取り込
み制御部11が赤外線カメラ4にカメラコントロール信
号を出力すると、赤外線カメラ4が回転受台7上のプリ
フォーム100の撮影を行なう。
【0026】[ビデオ画像の取り込み(ステップS
3)]ビデオ画像の取り込みは、熱画像取り込み制御部
11から画像メモリ15およびビデオ画像処理部16に
ビデオ信号を出力することにより行なわれる。このと
き、ビデオ画像取り込み制御部14が画像メモリ15と
ビデオ画像処理部16に画像取り込み信号を出力し、所
定のタイミングでビデオ信号をビデオ画像情報として画
像メモリ15に記憶させると共に、ビデオモニタ12に
表示する。
3)]ビデオ画像の取り込みは、熱画像取り込み制御部
11から画像メモリ15およびビデオ画像処理部16に
ビデオ信号を出力することにより行なわれる。このと
き、ビデオ画像取り込み制御部14が画像メモリ15と
ビデオ画像処理部16に画像取り込み信号を出力し、所
定のタイミングでビデオ信号をビデオ画像情報として画
像メモリ15に記憶させると共に、ビデオモニタ12に
表示する。
【0027】[2値化処理(ステップS4)]ビデオ画
像情報は、ヒータエレメント3a〜3fによるプリフォ
ーム100の加熱位置に対応する6個(ヒータエレメン
トと同数)のビデオ画像情報に分割される。そして、こ
れら各ビデオ画像情報毎に濃淡256階調のディジタル
値に変換され、例えばX方向およびY方向に各々256
分割された状態(番地名の付いた256×256個の画
素)で画像メモリ15に記憶される。この階調での値が
規定した値より大きいと明るく(白く)、低いと暗く
(黒く)なる。本検出方法による場合は、各ビデオ画像
情報を走査し濃度差の算出によって2値化処理が施され
る。
像情報は、ヒータエレメント3a〜3fによるプリフォ
ーム100の加熱位置に対応する6個(ヒータエレメン
トと同数)のビデオ画像情報に分割される。そして、こ
れら各ビデオ画像情報毎に濃淡256階調のディジタル
値に変換され、例えばX方向およびY方向に各々256
分割された状態(番地名の付いた256×256個の画
素)で画像メモリ15に記憶される。この階調での値が
規定した値より大きいと明るく(白く)、低いと暗く
(黒く)なる。本検出方法による場合は、各ビデオ画像
情報を走査し濃度差の算出によって2値化処理が施され
る。
【0028】[容器成形用素材の加熱状態検出(ステッ
プS5)]プリフォーム100の加熱状態検出は、2値
化処理を施して得られた各ビデオ画像情報における明暗
(白黒)二つの画素群のうち例えば明るい(白)画素群
の面積を測定し、この測定値と予め設定された規定値と
を比較することにより行なわれる。
プS5)]プリフォーム100の加熱状態検出は、2値
化処理を施して得られた各ビデオ画像情報における明暗
(白黒)二つの画素群のうち例えば明るい(白)画素群
の面積を測定し、この測定値と予め設定された規定値と
を比較することにより行なわれる。
【0029】すなわち、ヒータ3によるプリフォーム1
00の加熱温度が高いと「白」画素面積が増加し、加熱
温度が低いと「白」画素面積が減少する。このため、プ
リフォーム100の加熱温度として許容し得る場合の
「白」画素面積の範囲を予め規定値として設定し、この
許容範囲内に「白」画素面積の測定値が含まれると、プ
リフォーム100の加熱状態を「良」と判定する。一
方、「白」画素面積の測定値が許容範囲より外れると、
プリフォーム100の加熱状態を「不良」と判定する。
この判定は、ヒータエレメント3a〜3fによるプリフ
ォーム100の加熱位置に対応して分割された各ビデオ
画像情報毎に行なわれる。
00の加熱温度が高いと「白」画素面積が増加し、加熱
温度が低いと「白」画素面積が減少する。このため、プ
リフォーム100の加熱温度として許容し得る場合の
「白」画素面積の範囲を予め規定値として設定し、この
許容範囲内に「白」画素面積の測定値が含まれると、プ
リフォーム100の加熱状態を「良」と判定する。一
方、「白」画素面積の測定値が許容範囲より外れると、
プリフォーム100の加熱状態を「不良」と判定する。
この判定は、ヒータエレメント3a〜3fによるプリフ
ォーム100の加熱位置に対応して分割された各ビデオ
画像情報毎に行なわれる。
【0030】なお、プリフォーム100の加熱状態検出
は、ビデオモニタ12上のプリフォーム100のビデオ
画像と温度スケールとの比較によっても行なわれる。す
なわち、プリフォーム100の白黒(グレー)の濃淡色
の度合いと温度スケール(グレースケール)における白
黒(グレー)の濃淡色の度合いを比較することによって
行なわれる。
は、ビデオモニタ12上のプリフォーム100のビデオ
画像と温度スケールとの比較によっても行なわれる。す
なわち、プリフォーム100の白黒(グレー)の濃淡色
の度合いと温度スケール(グレースケール)における白
黒(グレー)の濃淡色の度合いを比較することによって
行なわれる。
【0031】[次の容器成形用素材の加熱(ステップS
6)]ステップS5において、プリフォーム100の加
熱状態が各ビデオ画像情報にに対し「良」と判定される
と、加熱用ヒータ出力調節計(図示せず)に変更の指示
信号を出力せず、すなわちヒータエレメント3a〜3f
による現加熱温度を変更せず、搬送経路6における次の
プリフォーム100を加熱する。
6)]ステップS5において、プリフォーム100の加
熱状態が各ビデオ画像情報にに対し「良」と判定される
と、加熱用ヒータ出力調節計(図示せず)に変更の指示
信号を出力せず、すなわちヒータエレメント3a〜3f
による現加熱温度を変更せず、搬送経路6における次の
プリフォーム100を加熱する。
【0032】[ヒータの加熱温度調節(ステップS
7)]ステップS5において、プリフォーム100の加
熱状態が単一のビデオ画像情報に対し「不良」と判定さ
れると、このビデオ画像情報に対するヒータエレメント
3a〜3fによる現加熱温度を変更すべく指示信号がコ
ントローラ17から加熱用ヒータ出力調節計8に出力さ
れる。
7)]ステップS5において、プリフォーム100の加
熱状態が単一のビデオ画像情報に対し「不良」と判定さ
れると、このビデオ画像情報に対するヒータエレメント
3a〜3fによる現加熱温度を変更すべく指示信号がコ
ントローラ17から加熱用ヒータ出力調節計8に出力さ
れる。
【0033】この場合、「白」画素面積の測定値が許容
範囲の上限値より大きいと、ヒータエレメント3a〜3
f(例えばヒータエレメント3a)による現加熱温度を
高いと判定し、ヒータエレメント3aによる加熱温度を
低くする指示信号が加熱用ヒータ出力調節計8に出力さ
れる。また、「白」画素面積の測定値が許容範囲の下限
値より小さいと、ヒータエレメント3a〜3f(例えば
ヒータエレメント3b)による現加熱温度を低いと判定
し、ヒータエレメント3bによる加熱温度を高くする指
示信号が加熱用ヒータ出力調節計8に出力される。
範囲の上限値より大きいと、ヒータエレメント3a〜3
f(例えばヒータエレメント3a)による現加熱温度を
高いと判定し、ヒータエレメント3aによる加熱温度を
低くする指示信号が加熱用ヒータ出力調節計8に出力さ
れる。また、「白」画素面積の測定値が許容範囲の下限
値より小さいと、ヒータエレメント3a〜3f(例えば
ヒータエレメント3b)による現加熱温度を低いと判定
し、ヒータエレメント3bによる加熱温度を高くする指
示信号が加熱用ヒータ出力調節計8に出力される。
【0034】これら各ヒータエレメント3a〜3fの加
熱温度調節は、ビデオモニタ12上のビデオ画像を視認
して加熱用ヒータ出力調節計8に指示信号を出力するこ
とにより行なうこともできる。
熱温度調節は、ビデオモニタ12上のビデオ画像を視認
して加熱用ヒータ出力調節計8に指示信号を出力するこ
とにより行なうこともできる。
【0035】次に、本発明の第2実施形態につき、図4
を用いて説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る
容器成形用素材の加熱状態検出装置を示す斜視図で、同
図において図2と同一の部材については同一の符号を付
し、詳細な説明は省略する。同図において、符号21で
示す容器成形用素材の加熱状態検出装置は、コンベア2
2とヒータ23と赤外線カメラ4と画像処理装置5とを
備えている。
を用いて説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る
容器成形用素材の加熱状態検出装置を示す斜視図で、同
図において図2と同一の部材については同一の符号を付
し、詳細な説明は省略する。同図において、符号21で
示す容器成形用素材の加熱状態検出装置は、コンベア2
2とヒータ23と赤外線カメラ4と画像処理装置5とを
備えている。
【0036】コンベア22は、容器成形用素材としての
カップ成形用シート200を搬送するための搬送コンベ
アからなり、矢印Sで示す方向に所定の搬送速度をもっ
て移動し得るように構成されている。
カップ成形用シート200を搬送するための搬送コンベ
アからなり、矢印Sで示す方向に所定の搬送速度をもっ
て移動し得るように構成されている。
【0037】ヒータ23は、各々が互いにコンベア22
を介して対向する上下二つのヒータからなり、赤外線カ
メラ4による撮影位置の上流側に配設されている。これ
ら各ヒータ23,23は、同一の平面内において縦横に
配列され、コンベア22上のカップ成形用シート200
に対する各加熱位置が互いに異なる計12個のヒータエ
レメント23A〜23Lを有している。
を介して対向する上下二つのヒータからなり、赤外線カ
メラ4による撮影位置の上流側に配設されている。これ
ら各ヒータ23,23は、同一の平面内において縦横に
配列され、コンベア22上のカップ成形用シート200
に対する各加熱位置が互いに異なる計12個のヒータエ
レメント23A〜23Lを有している。
【0038】なお、本実施形態における加熱状態検出方
法は、容器成形用素材の加熱がヒータエレメント23A
〜23Lによって行なわれること,熱画像の取り込み時
に赤外線カメラ4による容器成形用素材の撮影が上方か
ら行なわれることおよびヒータ加熱温度の調節がヒータ
エレメント23A〜23Lに対して行なわれることにつ
いて第1実施形態と異なるが、ビデオ画像取り込みや2
値化処理等の一連処理については第1実施形態と同様に
して行なわれるため、その説明については省略する。
法は、容器成形用素材の加熱がヒータエレメント23A
〜23Lによって行なわれること,熱画像の取り込み時
に赤外線カメラ4による容器成形用素材の撮影が上方か
ら行なわれることおよびヒータ加熱温度の調節がヒータ
エレメント23A〜23Lに対して行なわれることにつ
いて第1実施形態と異なるが、ビデオ画像取り込みや2
値化処理等の一連処理については第1実施形態と同様に
して行なわれるため、その説明については省略する。
【0039】次に、本発明の第3実施形態につき、図5
を用いて説明する。図5は本発明の第3実施形態に係る
容器成形用素材の加熱状態検出装置を示す斜視図で、同
図において図2および図4と同一の部材については同一
の符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、本実施形
態における加熱状態検出装置は溶着良否判定装置として
用い、加熱状態検出方法は溶着良否判定方法として用い
ている。同図において、符号31で示す容器成形用素材
の加熱状態検出装置(溶着良否判定装置)は、コンベア
22とヒータ32と赤外線カメラ4と画像処理装置5と
を備えている。
を用いて説明する。図5は本発明の第3実施形態に係る
容器成形用素材の加熱状態検出装置を示す斜視図で、同
図において図2および図4と同一の部材については同一
の符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、本実施形
態における加熱状態検出装置は溶着良否判定装置として
用い、加熱状態検出方法は溶着良否判定方法として用い
ている。同図において、符号31で示す容器成形用素材
の加熱状態検出装置(溶着良否判定装置)は、コンベア
22とヒータ32と赤外線カメラ4と画像処理装置5と
を備えている。
【0040】ヒータ32は、各々が互いにコンベア搬送
方向に並列する一組のヒータ33,34からなり、赤外
線カメラ4による撮影位置の上流側に配設されている。
これらヒータ33,34のうち上流側のヒータ33は、
各々が互いにコンベア22を介して対向する上下二つの
ヒータからなり、各々がコンベア幅方向およびコンベア
搬送方向の両方向と直角な矢印t方向に移動し得るよう
に構成されている。
方向に並列する一組のヒータ33,34からなり、赤外
線カメラ4による撮影位置の上流側に配設されている。
これらヒータ33,34のうち上流側のヒータ33は、
各々が互いにコンベア22を介して対向する上下二つの
ヒータからなり、各々がコンベア幅方向およびコンベア
搬送方向の両方向と直角な矢印t方向に移動し得るよう
に構成されている。
【0041】これらヒータ33,33はほぼ同一に構成
されているため、その一方についてのみ説明すると、上
方のヒータ33はコンベア搬送方向に延在し、かつコン
ベア幅方向に所定の間隔をもって並列する3つのヒータ
エレメント33A,33B,33Cを有している。これ
らヒータエレメント33A〜33Cのうち中央部のヒー
タエレメント33Bの幅方向寸法は、両端部のヒータエ
レメント33A,33Cの幅方向寸法より大きい寸法に
設定されている。
されているため、その一方についてのみ説明すると、上
方のヒータ33はコンベア搬送方向に延在し、かつコン
ベア幅方向に所定の間隔をもって並列する3つのヒータ
エレメント33A,33B,33Cを有している。これ
らヒータエレメント33A〜33Cのうち中央部のヒー
タエレメント33Bの幅方向寸法は、両端部のヒータエ
レメント33A,33Cの幅方向寸法より大きい寸法に
設定されている。
【0042】これは、コンベア22上に載置される加熱
封止前のフィルムパウチ300が加熱封止後にコンベア
幅方向に形状同一のフィルムパウチ300a,300b
に分断されることから、分断前におけるフィルムパウチ
300の中央封止部分を両端封止部分よりコンベア幅方
向に広い領域にわたって加熱封止しておく必要があるか
らである。これにより、フィルムパウチ300の第1ヒ
ートシール部300Aが3つの第1ヒータ加熱位置a,
b,cにおいて加熱される。
封止前のフィルムパウチ300が加熱封止後にコンベア
幅方向に形状同一のフィルムパウチ300a,300b
に分断されることから、分断前におけるフィルムパウチ
300の中央封止部分を両端封止部分よりコンベア幅方
向に広い領域にわたって加熱封止しておく必要があるか
らである。これにより、フィルムパウチ300の第1ヒ
ートシール部300Aが3つの第1ヒータ加熱位置a,
b,cにおいて加熱される。
【0043】一方、下流側のヒータ34は、コンベア幅
方向に延在し、かつ各々が互いにコンベア22を介して
対向する上下二つのヒータからなり、赤外線カメラ4と
ヒータ33による加熱位置との間に配設されている。こ
れら各ヒータ34は単一のヒータエレメント34Aを有
している。これにより、コンベア22上における分断前
におけるフィルムパウチ300の第2ヒートシール部3
00Bが単一の第2ヒータ加熱位置dにおいて加熱され
る。
方向に延在し、かつ各々が互いにコンベア22を介して
対向する上下二つのヒータからなり、赤外線カメラ4と
ヒータ33による加熱位置との間に配設されている。こ
れら各ヒータ34は単一のヒータエレメント34Aを有
している。これにより、コンベア22上における分断前
におけるフィルムパウチ300の第2ヒートシール部3
00Bが単一の第2ヒータ加熱位置dにおいて加熱され
る。
【0044】次に、本実施形態における容器成形用素材
の加熱状態検出方法(溶着良否判定方法)につき、図3
を用いて説明する。なお、同図において、本実施形態
(第3実施形態)における[熱画像の取り込み(ステッ
プS2)]および[ビデオ画像の取り込み(ステップS
3)]については、第1実施形態と同様にして行なわれ
るため、その説明は省略する。
の加熱状態検出方法(溶着良否判定方法)につき、図3
を用いて説明する。なお、同図において、本実施形態
(第3実施形態)における[熱画像の取り込み(ステッ
プS2)]および[ビデオ画像の取り込み(ステップS
3)]については、第1実施形態と同様にして行なわれ
るため、その説明は省略する。
【0045】[容器成形用素材の加熱(ステップS
1)]分断前における容器成形用素材としてのフィルム
パウチ300の加熱は、ヒータ33,34によって行な
われる。すなわち、先ずフィルムパウチ300がコンベ
ア22の搬送方向に沿って第1ヒータ加熱位置a〜cま
で搬送されると、これら各第1ヒータ加熱位置a,b,
cにおいて第1ヒートシール部300Aがヒータエレメ
ント33A〜33Cによって加熱される。次に、フィル
ムパウチ300がコンベア22の搬送方向に沿って第2
ヒータ加熱位置dまで搬送されると、この第2ヒータ加
熱位置dにおいて第2ヒートシール部300Bがヒータ
エレメント34aによって加熱される。
1)]分断前における容器成形用素材としてのフィルム
パウチ300の加熱は、ヒータ33,34によって行な
われる。すなわち、先ずフィルムパウチ300がコンベ
ア22の搬送方向に沿って第1ヒータ加熱位置a〜cま
で搬送されると、これら各第1ヒータ加熱位置a,b,
cにおいて第1ヒートシール部300Aがヒータエレメ
ント33A〜33Cによって加熱される。次に、フィル
ムパウチ300がコンベア22の搬送方向に沿って第2
ヒータ加熱位置dまで搬送されると、この第2ヒータ加
熱位置dにおいて第2ヒートシール部300Bがヒータ
エレメント34aによって加熱される。
【0046】[2値化処理(ステップS4)]ビデオ画
像情報は、ヒータ33,34によるフィルムパウチ30
0の加熱位置a〜dに対応する四個のビデオ画像情報に
分割される。そして、各ビデオ画像情報毎に第1実施形
態のステップS4と同様の2値化処理が施される。
像情報は、ヒータ33,34によるフィルムパウチ30
0の加熱位置a〜dに対応する四個のビデオ画像情報に
分割される。そして、各ビデオ画像情報毎に第1実施形
態のステップS4と同様の2値化処理が施される。
【0047】[容器成形用素材の加熱状態検出(ステッ
プS5)]フィルムパウチ300の加熱状態検出(溶着
良否)は、2値化処理を施して得られた画像情報におけ
る明暗(白黒)二つの画素群のうち例えば明るい(白)
画素群の面積を測定すると共に、ヒートシール部300
A,300Bの平面形状寸法を測定し、これら各測定値
と予め設定された規定値とを比較することにより行なわ
れる。
プS5)]フィルムパウチ300の加熱状態検出(溶着
良否)は、2値化処理を施して得られた画像情報におけ
る明暗(白黒)二つの画素群のうち例えば明るい(白)
画素群の面積を測定すると共に、ヒートシール部300
A,300Bの平面形状寸法を測定し、これら各測定値
と予め設定された規定値とを比較することにより行なわ
れる。
【0048】すなわち、ヒータ33,34によるフィル
ムパウチ300の加熱温度が高いと「白」画素面積が増
加し、加熱温度が低いと「白」画素面積が減少する。ま
た、「白」画素面積が増加するとヒートシール部300
A,300Bの平面形状寸法が大きくなり、「白」画素
面積が減少するとヒートシール部300A,300Bの
平面形状寸法が小さくなる。
ムパウチ300の加熱温度が高いと「白」画素面積が増
加し、加熱温度が低いと「白」画素面積が減少する。ま
た、「白」画素面積が増加するとヒートシール部300
A,300Bの平面形状寸法が大きくなり、「白」画素
面積が減少するとヒートシール部300A,300Bの
平面形状寸法が小さくなる。
【0049】このため、フィルムパウチ300の加熱温
度として許容し得る場合の「白」画素面積およびヒート
シール部300A,300Bの平面形状寸法の範囲を予
め規定値として設定し、これら各許容範囲内に「白」画
素面積と平面形状寸法の測定値が含まれると、フィルム
パウチ300の溶着状態を「良」と判定する。一方、
「白」画素面積および平面形状寸法の各測定値が許容範
囲より外れると、フィルムパウチ300の溶着状態を
「不良」と判定する。この判定は、ヒータ33,34に
よるフィルムパウチ300の加熱位置a〜dに対応する
各ビデオ画像情報毎に行なわれる。
度として許容し得る場合の「白」画素面積およびヒート
シール部300A,300Bの平面形状寸法の範囲を予
め規定値として設定し、これら各許容範囲内に「白」画
素面積と平面形状寸法の測定値が含まれると、フィルム
パウチ300の溶着状態を「良」と判定する。一方、
「白」画素面積および平面形状寸法の各測定値が許容範
囲より外れると、フィルムパウチ300の溶着状態を
「不良」と判定する。この判定は、ヒータ33,34に
よるフィルムパウチ300の加熱位置a〜dに対応する
各ビデオ画像情報毎に行なわれる。
【0050】なお、フィルムパウチ300の溶着良否判
定が、ビデオモニタ10上のフィルムパウチ300のビ
デオ画像と温度スケールとの比較によっても行なわれる
ことは、第1実施形態と同様である。
定が、ビデオモニタ10上のフィルムパウチ300のビ
デオ画像と温度スケールとの比較によっても行なわれる
ことは、第1実施形態と同様である。
【0051】[次の容器成形溶素材の加熱(ステップS
6)]ステップS5において、フィルムパウチ300の
溶着状態が各ビデオ画像情報に対し「良」と判定される
と、加熱用ヒータ出力調節計(図示せず)に指示信号を
出力せず、すなわちヒータ33,34による現加熱温度
を変更せず、コンベア22上における次のフィルムパウ
チ300を加熱する。
6)]ステップS5において、フィルムパウチ300の
溶着状態が各ビデオ画像情報に対し「良」と判定される
と、加熱用ヒータ出力調節計(図示せず)に指示信号を
出力せず、すなわちヒータ33,34による現加熱温度
を変更せず、コンベア22上における次のフィルムパウ
チ300を加熱する。
【0052】[ヒータの加熱温度調節(ステップS
7)]ステップS5において、フィルムパウチ300の
溶着状態が単一のビデオ画像情報に対し「不良」と判定
されると、このビデオ画像情報に対応するヒータエレメ
ント33A〜33C,34Aによる現加熱温度を変更す
べく指示信号がコントローラ15から加熱用ヒータ出力
調節計8に出力される。
7)]ステップS5において、フィルムパウチ300の
溶着状態が単一のビデオ画像情報に対し「不良」と判定
されると、このビデオ画像情報に対応するヒータエレメ
ント33A〜33C,34Aによる現加熱温度を変更す
べく指示信号がコントローラ15から加熱用ヒータ出力
調節計8に出力される。
【0053】この場合、「白」画素面積の測定値が許容
範囲の上限値より大きいと、ヒータエレメント33A〜
33C,34A(例えばヒータエレメント33A)によ
る現加熱温度を高いと判定し、ヒータエレメント34A
による加熱温度を低くする指示信号が加熱用ヒータ出力
調節計8に出力される。また、「白」画素面積の測定値
およびヒートシール300A,300Bの平面形状寸法
の測定値が許容範囲の下限値より小さいと、ヒータエレ
メント33A〜33C,34A(例えばヒータエレメン
ト34A)による現加熱温度を低いと判定し、ヒータエ
レメント34Aによる加熱温度を高くする指示信号が加
熱用ヒータ出力調節計8に出力される。
範囲の上限値より大きいと、ヒータエレメント33A〜
33C,34A(例えばヒータエレメント33A)によ
る現加熱温度を高いと判定し、ヒータエレメント34A
による加熱温度を低くする指示信号が加熱用ヒータ出力
調節計8に出力される。また、「白」画素面積の測定値
およびヒートシール300A,300Bの平面形状寸法
の測定値が許容範囲の下限値より小さいと、ヒータエレ
メント33A〜33C,34A(例えばヒータエレメン
ト34A)による現加熱温度を低いと判定し、ヒータエ
レメント34Aによる加熱温度を高くする指示信号が加
熱用ヒータ出力調節計8に出力される。
【0054】これら各のヒータエレメント33A〜33
C,34Aの加熱温度調節は、第1実施形態と同様にビ
デオモニタ12上のビデオ画像を視認して加熱用ヒータ
出力調節計8に指示信号を出力することにより行なうこ
ともできる。
C,34Aの加熱温度調節は、第1実施形態と同様にビ
デオモニタ12上のビデオ画像を視認して加熱用ヒータ
出力調節計8に指示信号を出力することにより行なうこ
ともできる。
【0055】なお、各実施形態においては、明るい
(白)画素面積を測定して容器成形用素材の加熱状態を
検出する(第3実施形態は溶着良否を判定する)場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されず、暗い
(黒)画素面積を測定して容器成形用素材の加熱状態を
検出して(溶着良否を判定して)も各実施形態と同様の
効果を奏する。
(白)画素面積を測定して容器成形用素材の加熱状態を
検出する(第3実施形態は溶着良否を判定する)場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されず、暗い
(黒)画素面積を測定して容器成形用素材の加熱状態を
検出して(溶着良否を判定して)も各実施形態と同様の
効果を奏する。
【0056】また、本発明における容器成形用素材およ
びビデオ画像情報の区分数は、前述した実施形態に特に
限定されるものでないことは勿論である。
びビデオ画像情報の区分数は、前述した実施形態に特に
限定されるものでないことは勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明(請求項1〜
9)によれば、予め加熱された容器成形用素材を赤外線
カメラによって撮影し、次にこの撮影情報に2値化処理
を施すことにより二つの画素群に区分した後、これら画
素群情報に基づいて容器成形用素材の加熱状態を検出す
るので、加熱状態の検出時に容器成形用素材全体の温度
情報を得ることができるから、精度の高い容器成形用素
材の加熱状態検出を行なうことができる。
9)によれば、予め加熱された容器成形用素材を赤外線
カメラによって撮影し、次にこの撮影情報に2値化処理
を施すことにより二つの画素群に区分した後、これら画
素群情報に基づいて容器成形用素材の加熱状態を検出す
るので、加熱状態の検出時に容器成形用素材全体の温度
情報を得ることができるから、精度の高い容器成形用素
材の加熱状態検出を行なうことができる。
【0058】また、請求項1〜9において、容器成形用
素材の加熱状態検出が行なえることは、容器成形用素材
としての良否を判定することができるから、容器成形用
素材を良品と不良品に区分けすることもできる。
素材の加熱状態検出が行なえることは、容器成形用素材
としての良否を判定することができるから、容器成形用
素材を良品と不良品に区分けすることもできる。
【0059】特に、請求項2においては、各ヒータエレ
メントに対応する各画像情報についての温度情報を得る
ことができるから、これら各温度情報に基づいて各ヒー
タエレメントによる加熱温度を調節することができ、容
器成形用素材に対する良好な加熱状態を得ることができ
る。
メントに対応する各画像情報についての温度情報を得る
ことができるから、これら各温度情報に基づいて各ヒー
タエレメントによる加熱温度を調節することができ、容
器成形用素材に対する良好な加熱状態を得ることができ
る。
【0060】請求項9において、容器成形用素材の温度
情報が得られることは、この温度情報に基づいて溶着状
態を検出することができるから、容器成形用素材におけ
る溶着良否を判定することができる。
情報が得られることは、この温度情報に基づいて溶着状
態を検出することができるから、容器成形用素材におけ
る溶着良否を判定することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る容器成形用素材の
加熱状態検出装置を示すブロック図である。
加熱状態検出装置を示すブロック図である。
【図2】同じく本発明の第1実施形態に係る容器成形用
素材の加熱状態検出装置を示す斜視図である。
素材の加熱状態検出装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る容器成形用素材の
加熱状態検出方法を説明するために示すフローチャート
である。
加熱状態検出方法を説明するために示すフローチャート
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る容器成形用素材の
加熱状態検出装置を示す斜視図である。
加熱状態検出装置を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る容器成形用素材の
加熱状態検出装置を示す斜視図である。
加熱状態検出装置を示す斜視図である。
3 ヒータ 3a〜3f ヒータエレメント 4 赤外線カメラ 5 画像処理装置 9 赤外線熱画像処理手段 10 ビデオ画像処理手段 100 プリフォーム
Claims (11)
- 【請求項1】 ヒータによって加熱された容器成形用素
材を撮影する赤外線カメラと、 この赤外線カメラに接続され、前記容器成形用素材の撮
影情報に画像処理を施すことによって容器成形用素材の
加熱状態を検出する画像処理装置とを備えたことを特徴
とする容器成形用素材の加熱状態検出装置。 - 【請求項2】 前記画像処理が、2値化処理を施すこと
により二つの画素群に区分し、これら画素群情報に基づ
いて行なうものである請求項1記載の容器成形用素材の
加熱状態検出装置。 - 【請求項3】 前記画像処理が、グレー処理であって、
グレースケールと比較することによって行なうものであ
る請求項1記載の容器成形用素材の加熱状態検出装置。 - 【請求項4】 前記ヒータが複数のヒータエレメントか
らなり、前記画像処理装置による前記画像処理が前記複
数のヒータエレメントと対応する部分ごとに前記撮影情
報を分割して行なうものである請求項1,2又は3記載
の容器成形用素材の加熱状態検出装置。 - 【請求項5】 予め加熱された容器成形用素材を赤外線
カメラによって撮影し、 次いで、この撮影情報に2値化処理を施すことにより二
つの画素群に区分した後、 これら画素群情報に基づいて前記容器成形用素材の加熱
状態を検出することを特徴とする容器成形用素材の加熱
状態検出方法。 - 【請求項6】 前記容器成形用素材の撮影情報を複数の
画像情報に分割して前記2値化処理を施すことを特徴と
する請求項5記載の容器成形用素材の加熱状態検出方
法。 - 【請求項7】 前記両画素群に区分するにあたり、前記
容器成形用素材における被加熱部の濃度差をグレー処理
することによって得ることを特徴とする請求項5又は6
記載の容器成形用素材の加熱状態検出方法。 - 【請求項8】 前記容器成形用素材の加熱状態検出が、
前記両画素群のうちいずれか一方の画素群の面積を測定
し、この測定値と規定値とを比較することにより行なわ
れることを特徴とする請求項5,6又は7記載の容器成
形用素材の加熱状態検出方法。 - 【請求項9】 前記容器成形用素材がプリフォームから
なることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項記載
の容器成形用素材の加熱状態検出方法。 - 【請求項10】 前記容器成形用素材がカップ成形用シ
ートからなることを特徴とする請求項5〜8のいずれか
一項記載の容器成形用素材の加熱状態検出方法。 - 【請求項11】 前記容器成形用素材がフィルムパウチ
からなることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項
記載の容器成形用素材の加熱状態検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9064906A JPH10249930A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 容器成形用素材の加熱状態検出装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9064906A JPH10249930A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 容器成形用素材の加熱状態検出装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249930A true JPH10249930A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13271582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9064906A Pending JPH10249930A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 容器成形用素材の加熱状態検出装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10249930A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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