JPH10247353A - ディスク記録/再生装置 - Google Patents
ディスク記録/再生装置Info
- Publication number
- JPH10247353A JPH10247353A JP4922197A JP4922197A JPH10247353A JP H10247353 A JPH10247353 A JP H10247353A JP 4922197 A JP4922197 A JP 4922197A JP 4922197 A JP4922197 A JP 4922197A JP H10247353 A JPH10247353 A JP H10247353A
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- Japan
- Prior art keywords
- stocker
- recording
- disk cartridge
- disk
- cartridge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクカートリッジの交換作業を容易に
し、小型化かつ機構の簡略化が可能で、かつ高速なカー
トリッジ移送を可能にする。 【解決手段】 筐体1の奥側に設置されてディスクカー
トリッジ3に対して記録/再生を行うトラバースユニッ
ト12と、トラバースユニット12よりも筐体1前面側の前
面パネル2付近に、ディスクカートリッジ3を収納する
複数のカートリッジ収納部4aの開口部が配設されたスト
ッカ4と、トラバースユニット12へのカートリッジ引き
出し交換を行う待機位置および前面パネル2近傍のカー
トリッジ装着確認位置および前面パネル2から突出した
カートリッジ排出位置へストッカ4を移送するストッカ
移送手段と、前面パネル2の側面に沿ってスライドする
スライドパネル6とを備え、スライドパネル6の開閉状
態の変化に応じてストッカ移送手段によるストッカ4の
移送を制御する。
し、小型化かつ機構の簡略化が可能で、かつ高速なカー
トリッジ移送を可能にする。 【解決手段】 筐体1の奥側に設置されてディスクカー
トリッジ3に対して記録/再生を行うトラバースユニッ
ト12と、トラバースユニット12よりも筐体1前面側の前
面パネル2付近に、ディスクカートリッジ3を収納する
複数のカートリッジ収納部4aの開口部が配設されたスト
ッカ4と、トラバースユニット12へのカートリッジ引き
出し交換を行う待機位置および前面パネル2近傍のカー
トリッジ装着確認位置および前面パネル2から突出した
カートリッジ排出位置へストッカ4を移送するストッカ
移送手段と、前面パネル2の側面に沿ってスライドする
スライドパネル6とを備え、スライドパネル6の開閉状
態の変化に応じてストッカ移送手段によるストッカ4の
移送を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体が収納されている複数枚のディスクカートリッジが装
着されるストッカを備え、複数枚のディスクカートリッ
ジのうちのいずれか1枚を記録/再生を可能としたディ
スク記録/再生装置に係り、特に、そのディスク記録/
再生装置におけるストッカと開口部の開閉パネルの構成
に関するものである。
体が収納されている複数枚のディスクカートリッジが装
着されるストッカを備え、複数枚のディスクカートリッ
ジのうちのいずれか1枚を記録/再生を可能としたディ
スク記録/再生装置に係り、特に、そのディスク記録/
再生装置におけるストッカと開口部の開閉パネルの構成
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスク記録/再生装置の装置本体に設
けられた開口部における開閉パネルに関する構成の一例
としては、実開平4−132650号公報に示されているディ
スクプレーヤの構成があげられる。このディスクプレー
ヤにおいては、ディスクを載置する複数のトレイを多段
に積層して収納するトレイケースを備えており、トレイ
の出し入れ用の開閉ドアと前記トレイケースとを連結さ
せ、開閉ドアの開き操作によってトレイケースを引き出
すように構成されている。
けられた開口部における開閉パネルに関する構成の一例
としては、実開平4−132650号公報に示されているディ
スクプレーヤの構成があげられる。このディスクプレー
ヤにおいては、ディスクを載置する複数のトレイを多段
に積層して収納するトレイケースを備えており、トレイ
の出し入れ用の開閉ドアと前記トレイケースとを連結さ
せ、開閉ドアの開き操作によってトレイケースを引き出
すように構成されている。
【0003】また装置本体の前面パネルに対してその側
面方向に移動するように設けられた前面スライドパネル
としては、実開平6−68195号公報に示されている構成
のものがある。この例ではマガジン(ディスクカートリ
ッジ)を装置本体内部へ挿入するための挿入口を開閉す
るために、分割して互いに重なるように構成された摺動
式の扉が設けられている。このため扉を開いたときに必
要な作動面積に対して、閉鎖時の挿入口を覆う面積を広
くする構成となっている。
面方向に移動するように設けられた前面スライドパネル
としては、実開平6−68195号公報に示されている構成
のものがある。この例ではマガジン(ディスクカートリ
ッジ)を装置本体内部へ挿入するための挿入口を開閉す
るために、分割して互いに重なるように構成された摺動
式の扉が設けられている。このため扉を開いたときに必
要な作動面積に対して、閉鎖時の挿入口を覆う面積を広
くする構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
4−132650号公報に示されているディスクプレーヤにお
いては、トレイの出し入れ用の開閉ドアと前記トレイケ
ースとが機構的に直接連動されているため、トレイもし
くはトレイケースが内部で動作中であるときに開閉ドア
の操作を禁止するなどの保護手段が必要であり、しかも
使用者への操作規制が必要であるなどの構造上の問題が
ある。またドアが開き構造であるため、手前側に余分な
空間が必要となっており、さらに開閉ドアを閉じた収納
状態では、内部の収納状況を確認することができないと
いう問題もある。
4−132650号公報に示されているディスクプレーヤにお
いては、トレイの出し入れ用の開閉ドアと前記トレイケ
ースとが機構的に直接連動されているため、トレイもし
くはトレイケースが内部で動作中であるときに開閉ドア
の操作を禁止するなどの保護手段が必要であり、しかも
使用者への操作規制が必要であるなどの構造上の問題が
ある。またドアが開き構造であるため、手前側に余分な
空間が必要となっており、さらに開閉ドアを閉じた収納
状態では、内部の収納状況を確認することができないと
いう問題もある。
【0005】次に実開平6−68195号公報に示されてい
る装置では、挿入口を開閉するために摺動式の扉が使用
されているが、完全に扉が開いた状態を検知して、マガ
ジンの排出を許可するような構成となっているため、こ
の構成においてディスクの中身を知るには、一旦、マガ
ジンを排出して確認する必要があり、マガジンの中の1
枚のみを出し入れするには不向きであって、使い勝手に
問題がある。
る装置では、挿入口を開閉するために摺動式の扉が使用
されているが、完全に扉が開いた状態を検知して、マガ
ジンの排出を許可するような構成となっているため、こ
の構成においてディスクの中身を知るには、一旦、マガ
ジンを排出して確認する必要があり、マガジンの中の1
枚のみを出し入れするには不向きであって、使い勝手に
問題がある。
【0006】そこで本発明の目的は、前記従来の問題を
解決し、ディスクカートリッジのそれぞれ単独での入れ
替えが容易で、操作回数が少なく操作が容易であって、
かつ操作に対する応答性,操作性のよいディスク記録/
再生装置を提供することにある。
解決し、ディスクカートリッジのそれぞれ単独での入れ
替えが容易で、操作回数が少なく操作が容易であって、
かつ操作に対する応答性,操作性のよいディスク記録/
再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の記録/再生装置は、ディスクカートリッジ
に収納されている記録ディスクに対して記録/再生を行
う記録/再生手段と、この記録/再生手段より手前側に
設けられた前面パネル付近に設置され、かつ複数の開口
部を有するディスクカートリッジを複数枚収納すること
が可能なストッカと、前記記録/再生手段に対するカー
トリッジ引き出し交換を行う待機位置,前面パネル近傍
のカートリッジ装着確認位置,前面パネルより突出した
カートリッジ排出位置の3つの位置へ前記ストッカを移
送させるストッカ移送手段と、前面パネルの側面方向に
スライド可能なスライドパネルとを備え、このスライド
パネルの開閉状態の変化に応じて前記ストッカ移送手段
の移送を制御するようにしたものである。
め、本発明の記録/再生装置は、ディスクカートリッジ
に収納されている記録ディスクに対して記録/再生を行
う記録/再生手段と、この記録/再生手段より手前側に
設けられた前面パネル付近に設置され、かつ複数の開口
部を有するディスクカートリッジを複数枚収納すること
が可能なストッカと、前記記録/再生手段に対するカー
トリッジ引き出し交換を行う待機位置,前面パネル近傍
のカートリッジ装着確認位置,前面パネルより突出した
カートリッジ排出位置の3つの位置へ前記ストッカを移
送させるストッカ移送手段と、前面パネルの側面方向に
スライド可能なスライドパネルとを備え、このスライド
パネルの開閉状態の変化に応じて前記ストッカ移送手段
の移送を制御するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載のディスク
記録/再生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に
収納されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再
生手段と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体
と、前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記
筐体に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/
再生手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外
から前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッ
ジが挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカー
トリッジを複数枚積層して収納することが可能なストッ
カと、前記ストッカに収納されている前記ディスクカー
トリッジから所望のディスクカートリッジを引き出し
て、前記記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送
手段と、前記ストッカから前記記録/再生手段側へディ
スクカートリッジを引き出すことが可能な収納位置、お
よびストッカに収納されたディスクカートリッジの後端
部を把持することが可能な位置と、ストッカが前記筐体
の前面パネルから突出するディスクカートリッジ排出位
置との間において、前記ストッカを移送させるストッカ
移送手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置
と、ディスクカートリッジ排出のため突出された前記ス
トッカと干渉しない位置まで開けられた開放位置との間
において、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行
に摺動することが可能なスライドパネルと、前記スライ
ドパネルが開放位置にあることを検出するパネル開放完
了検出手段と、前記パネル開放完了検出手段により開放
の検知がなされたとき、前記ストッカを前記ストッカ移
送手段により排出位置へ移送させるストッカ移送制御手
段とを備えたものであり、この構成によって、前面パネ
ルが開放されると、開閉ボタンなどを操作することな
く、即座にストッカの排出が行われることになる。
記録/再生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に
収納されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再
生手段と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体
と、前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記
筐体に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/
再生手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外
から前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッ
ジが挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカー
トリッジを複数枚積層して収納することが可能なストッ
カと、前記ストッカに収納されている前記ディスクカー
トリッジから所望のディスクカートリッジを引き出し
て、前記記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送
手段と、前記ストッカから前記記録/再生手段側へディ
スクカートリッジを引き出すことが可能な収納位置、お
よびストッカに収納されたディスクカートリッジの後端
部を把持することが可能な位置と、ストッカが前記筐体
の前面パネルから突出するディスクカートリッジ排出位
置との間において、前記ストッカを移送させるストッカ
移送手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置
と、ディスクカートリッジ排出のため突出された前記ス
トッカと干渉しない位置まで開けられた開放位置との間
において、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行
に摺動することが可能なスライドパネルと、前記スライ
ドパネルが開放位置にあることを検出するパネル開放完
了検出手段と、前記パネル開放完了検出手段により開放
の検知がなされたとき、前記ストッカを前記ストッカ移
送手段により排出位置へ移送させるストッカ移送制御手
段とを備えたものであり、この構成によって、前面パネ
ルが開放されると、開閉ボタンなどを操作することな
く、即座にストッカの排出が行われることになる。
【0009】本発明の請求項2記載のディスク記録/再
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置、およびスト
ッカに収納されたディスクカートリッジの後端部を把持
することが可能な位置と、ストッカが前記筐体の前面パ
ネルから突出するディスクカートリッジ排出位置との間
において、前記ストッカを移送させるストッカ移送手段
と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディス
クカートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干
渉しない位置まで開けられた開放位置との間において、
前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動する
ことが可能なスライドパネルと、前記スライドパネルが
前記開放位置にあることを検出するパネル開放完了検出
手段と、前記パネル開放完了検出手段により開放の検知
がなされたとき、前記ストッカ移送手段による前記スト
ッカのディスクカートリッジ排出位置への移送を許可す
るストッカ移送制御手段とを備えたものであり、この構
成によって、スライドパネルが開ききっていない状態
で、ストッカが排出されることによる衝突を防止するこ
とができる。
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置、およびスト
ッカに収納されたディスクカートリッジの後端部を把持
することが可能な位置と、ストッカが前記筐体の前面パ
ネルから突出するディスクカートリッジ排出位置との間
において、前記ストッカを移送させるストッカ移送手段
と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディス
クカートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干
渉しない位置まで開けられた開放位置との間において、
前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動する
ことが可能なスライドパネルと、前記スライドパネルが
前記開放位置にあることを検出するパネル開放完了検出
手段と、前記パネル開放完了検出手段により開放の検知
がなされたとき、前記ストッカ移送手段による前記スト
ッカのディスクカートリッジ排出位置への移送を許可す
るストッカ移送制御手段とを備えたものであり、この構
成によって、スライドパネルが開ききっていない状態
で、ストッカが排出されることによる衝突を防止するこ
とができる。
【0010】本発明の請求項3記載のディスク記録/再
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置、およびスト
ッカに収納されたディスクカートリッジの後端部を把持
することが可能な位置と、ストッカが前記筐体の前面パ
ネルから突出するディスクカートリッジ排出位置との間
において、前記ストッカを移送させるストッカ移送手段
と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディス
クカートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干
渉しない位置まで開けられた開放位置との間において、
前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動する
ことが可能なスライドパネルと、前記スライドパネルが
前記閉鎖位置にあることを検出するパネル閉鎖完了検出
手段と、前記パネル閉鎖完了検出手段によって閉鎖の検
知がなされたとき以外は、前記ストッカから前記記録/
再生手段へのディスクカートリッジの交換動作を禁止す
る記録/再生操作制御手段とを備えたものであり、この
構成によって、前面パネルの開口部から内部の機構が見
える開放状態で、再生のためのチェンジ動作が行われ、
また動作中に可動部材に不用意に接触して動作ミスを発
生させるなどの危険を回避することができる。
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置、およびスト
ッカに収納されたディスクカートリッジの後端部を把持
することが可能な位置と、ストッカが前記筐体の前面パ
ネルから突出するディスクカートリッジ排出位置との間
において、前記ストッカを移送させるストッカ移送手段
と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディス
クカートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干
渉しない位置まで開けられた開放位置との間において、
前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動する
ことが可能なスライドパネルと、前記スライドパネルが
前記閉鎖位置にあることを検出するパネル閉鎖完了検出
手段と、前記パネル閉鎖完了検出手段によって閉鎖の検
知がなされたとき以外は、前記ストッカから前記記録/
再生手段へのディスクカートリッジの交換動作を禁止す
る記録/再生操作制御手段とを備えたものであり、この
構成によって、前面パネルの開口部から内部の機構が見
える開放状態で、再生のためのチェンジ動作が行われ、
また動作中に可動部材に不用意に接触して動作ミスを発
生させるなどの危険を回避することができる。
【0011】本発明の請求項4記載のディスク記録/再
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、デ
ィスクカートリッジ排出のため突出された前記ストッカ
と干渉しない位置まで開けられた開放位置との間におい
て、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動
することが可能なスライドパネルとを備えたものであ
り、この構成によって、排出動作時において前面パネル
の開口部とストッカの間の前後方向の隙間を少なくする
ことができるため、外部からの異物の侵入を受けにくく
することができる。しかも、スライドパネルを開けるこ
とによって、ディスクカートリッジの背ラベル面を直視
することができるため、ディスクカートリッジの確認が
容易になる。
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、デ
ィスクカートリッジ排出のため突出された前記ストッカ
と干渉しない位置まで開けられた開放位置との間におい
て、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動
することが可能なスライドパネルとを備えたものであ
り、この構成によって、排出動作時において前面パネル
の開口部とストッカの間の前後方向の隙間を少なくする
ことができるため、外部からの異物の侵入を受けにくく
することができる。しかも、スライドパネルを開けるこ
とによって、ディスクカートリッジの背ラベル面を直視
することができるため、ディスクカートリッジの確認が
容易になる。
【0012】本発明の請求項5記載のディスク記録/再
生装置は、請求項4の構成において、前記ストッカに収
納したディスクカートリッジの後部が前面パネルと略同
一平面上をなす装着確認位置と、前面パネルより収納さ
れたディスクカートリッジ後部が把持可能な位置まで前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置とのストッカ
における2つの停止位置を、ストッカにおける開いた挿
入口に対して新たなディスクカートリッジを装着するこ
とが可能な受入れ待機位置とすることにより、前面パネ
ルからディスクカートリッジが突出する位置までストッ
カを移送させなくてもディスクカートリッジを装着する
ことができ、装着後はディスクカートリッジの前面が揃
うため装着の確認を容易に行うことができる。
生装置は、請求項4の構成において、前記ストッカに収
納したディスクカートリッジの後部が前面パネルと略同
一平面上をなす装着確認位置と、前面パネルより収納さ
れたディスクカートリッジ後部が把持可能な位置まで前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置とのストッカ
における2つの停止位置を、ストッカにおける開いた挿
入口に対して新たなディスクカートリッジを装着するこ
とが可能な受入れ待機位置とすることにより、前面パネ
ルからディスクカートリッジが突出する位置までストッ
カを移送させなくてもディスクカートリッジを装着する
ことができ、装着後はディスクカートリッジの前面が揃
うため装着の確認を容易に行うことができる。
【0013】本発明の請求項6記載のディスク記録/再
生装置は、請求項4の構成において、記録/再生状態ま
たは待機状態にあるときは、前記ストッカを装着確認位
置に位置させることにより、通常の使用時に不用意に異
物などが侵入するのを防止することができる。
生装置は、請求項4の構成において、記録/再生状態ま
たは待機状態にあるときは、前記ストッカを装着確認位
置に位置させることにより、通常の使用時に不用意に異
物などが侵入するのを防止することができる。
【0014】本発明の請求項7記載のディスク記録/再
生装置は、請求項4の記載において、前記スライドパネ
ルに透明または半透明の透過部を設け、ストッカが装着
確認位置にあるとき、前記透過部を通してディスクカー
トリッジの後端部におけるラベル表示部を視認すること
ができるようにしたことにより、スライドパネルによる
遮蔽状態時であっても、ディスクカートリッジの背ラベ
ル面を確認することができる。
生装置は、請求項4の記載において、前記スライドパネ
ルに透明または半透明の透過部を設け、ストッカが装着
確認位置にあるとき、前記透過部を通してディスクカー
トリッジの後端部におけるラベル表示部を視認すること
ができるようにしたことにより、スライドパネルによる
遮蔽状態時であっても、ディスクカートリッジの背ラベ
ル面を確認することができる。
【0015】本発明の請求項8記載のディスク記録/再
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、デ
ィスクカートリッジ排出のため突出された前記ストッカ
と干渉しない位置まで開けられた開放位置との間におい
て、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動
することが可能なスライドパネルと、前記ストッカが前
記収納位置にあるときは、収納されたディスクカートリ
ッジが排出方向へ脱落することを規制し、しかもストッ
カが前記装着確認位置もしくはそれより排出位置側にあ
るときは、ディスクカートリッジが前記記録/再生手段
への引き出し方向に脱落することを規制する収納カート
リッジ規制手段と備えたものであり、この構成によっ
て、ストッカが装置内部の待機収納位置にあるときは、
ディスクカートリッジの後部を規制することによって手
前方向への脱落を防止することができ、しかも不用意に
新たなディスクカートリッジが挿入されることを防止す
る。さらにストッカが装着確認位置や排出位置にあると
きは、新たなディスクカートリッジをストッカの挿入口
に装着する際に、押し込み過ぎて奥方向に脱落するのを
防止することができる。
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、デ
ィスクカートリッジ排出のため突出された前記ストッカ
と干渉しない位置まで開けられた開放位置との間におい
て、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動
することが可能なスライドパネルと、前記ストッカが前
記収納位置にあるときは、収納されたディスクカートリ
ッジが排出方向へ脱落することを規制し、しかもストッ
カが前記装着確認位置もしくはそれより排出位置側にあ
るときは、ディスクカートリッジが前記記録/再生手段
への引き出し方向に脱落することを規制する収納カート
リッジ規制手段と備えたものであり、この構成によっ
て、ストッカが装置内部の待機収納位置にあるときは、
ディスクカートリッジの後部を規制することによって手
前方向への脱落を防止することができ、しかも不用意に
新たなディスクカートリッジが挿入されることを防止す
る。さらにストッカが装着確認位置や排出位置にあると
きは、新たなディスクカートリッジをストッカの挿入口
に装着する際に、押し込み過ぎて奥方向に脱落するのを
防止することができる。
【0016】本発明の請求項9記載のディスク記録/再
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、デ
ィスクカートリッジ排出のため突出された前記ストッカ
と干渉しない位置まで開けられた開放位置との間におい
て、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動
することが可能なスライドパネルと、前記スライドパネ
ルが前記開放位置にあることを検出するパネル開放完了
検出手段と、前記スライドパネルが前記閉鎖位置にある
ことを検出するパネル閉鎖完了検出手段と、前記パネル
閉鎖完了検出手段が閉鎖非検知状態に変化したときに前
記ストッカを収納位置から装着確認位置へ移送させ、続
いて前記パネル開放完了検出手段により開放状態が検知
されたときに前記ストッカを前記排出位置へ移送させ、
または前記パネル閉鎖完了検出手段が閉鎖検知状態に復
帰したときに前記ストッカを前記収納位置へ移送させる
ストッカ移送制御手段とを備えたものであり、この構成
によって、スライドパネルの開き具合に応じて、ディス
クカートリッジの背ラベルの確認や、新たなディスクカ
ートリッジの追加装着、あるいは取り出し,入れ替え、
または再生やチェンジ動作を行う位置へ素早くストッカ
を移送することができるため、開閉ボタンなどの操作を
少なくすることができる。
生装置は、ディスクカートリッジに回転自在に収納され
たディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、前
記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体に
設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生手
段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から前
記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが挿
入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリッ
ジを複数枚積層して収納することが可能なストッカと、
前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、
前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、デ
ィスクカートリッジ排出のため突出された前記ストッカ
と干渉しない位置まで開けられた開放位置との間におい
て、前記筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動
することが可能なスライドパネルと、前記スライドパネ
ルが前記開放位置にあることを検出するパネル開放完了
検出手段と、前記スライドパネルが前記閉鎖位置にある
ことを検出するパネル閉鎖完了検出手段と、前記パネル
閉鎖完了検出手段が閉鎖非検知状態に変化したときに前
記ストッカを収納位置から装着確認位置へ移送させ、続
いて前記パネル開放完了検出手段により開放状態が検知
されたときに前記ストッカを前記排出位置へ移送させ、
または前記パネル閉鎖完了検出手段が閉鎖検知状態に復
帰したときに前記ストッカを前記収納位置へ移送させる
ストッカ移送制御手段とを備えたものであり、この構成
によって、スライドパネルの開き具合に応じて、ディス
クカートリッジの背ラベルの確認や、新たなディスクカ
ートリッジの追加装着、あるいは取り出し,入れ替え、
または再生やチェンジ動作を行う位置へ素早くストッカ
を移送することができるため、開閉ボタンなどの操作を
少なくすることができる。
【0017】以下、本発明の好適な実施形態を図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態を説明するため
のディスク記録/再生装置におけるディスク再生状態を
示す側面断面図、図2は図1の装置の平面断面図、図3
は図1の装置の正面図、図4は本ディスク記録/再生装
置におけるストッカ排出状態を示す側面断面図、図5は
本ディスク記録/再生装置におけるストッカ収納・待機
状態を示す側面断面図、図6は本ディスク記録/再生装
置におけるストッカ5段目でのディスクカートリッジ再
生のための引き出し過程を示す側面断面図、図7は図6
のストッカ1段目のディスクカートリッジ再生のための
引き出し過程を示す側面断面図、図8は図6,図7の状
態におけるストッカからの移送経路を示す要部を拡大し
た断面図、図9は本ディスク記録/再生装置における再
生するカートリッジを選択する昇降メカニズムの概略構
成を示す断面図、図10は本ディスク記録/再生装置にお
けるスライドパネルの状態に応じたメカニズム動作の関
連を示すフローチャート、図11は本ディスク記録/再生
装置におけるストッカがパネル近傍まで移送された状態
を示す側面断面図、図12は図2におけるカートリッジ規
制アームを示す斜視図である。
のディスク記録/再生装置におけるディスク再生状態を
示す側面断面図、図2は図1の装置の平面断面図、図3
は図1の装置の正面図、図4は本ディスク記録/再生装
置におけるストッカ排出状態を示す側面断面図、図5は
本ディスク記録/再生装置におけるストッカ収納・待機
状態を示す側面断面図、図6は本ディスク記録/再生装
置におけるストッカ5段目でのディスクカートリッジ再
生のための引き出し過程を示す側面断面図、図7は図6
のストッカ1段目のディスクカートリッジ再生のための
引き出し過程を示す側面断面図、図8は図6,図7の状
態におけるストッカからの移送経路を示す要部を拡大し
た断面図、図9は本ディスク記録/再生装置における再
生するカートリッジを選択する昇降メカニズムの概略構
成を示す断面図、図10は本ディスク記録/再生装置にお
けるスライドパネルの状態に応じたメカニズム動作の関
連を示すフローチャート、図11は本ディスク記録/再生
装置におけるストッカがパネル近傍まで移送された状態
を示す側面断面図、図12は図2におけるカートリッジ規
制アームを示す斜視図である。
【0019】まず、本ディスク記録/再生装置における
ディスクカートリッジを収納するストッカと筐体前面の
スライドパネルに関して説明する。
ディスクカートリッジを収納するストッカと筐体前面の
スライドパネルに関して説明する。
【0020】図1〜図3において、ディスク記録/再生
装置の外装体としての筐体1の前面には前面パネル2が
一体に設けられている。筐体1の内部にはストッカ4が
設けられており、複数のディスクカートリッジ3をカー
トリッジ収納部4aにそれぞれ収納することが可能に構成
されている。この前面パネル2には、筐体1内のストッ
カ4に対して対向する部分に開口部5が設けられ、さら
に開口部5を開閉するためのスライドパネル6が、前面
パネル2の上下部分に設けられた摺動ガイド部7,7に
摺動可能に設けられている。また前面パネル2における
ストッカ4やスライドパネル6に遮られない部位に、ス
トッカ4の排出操作を行うための開閉ボタン8が設けら
れている。
装置の外装体としての筐体1の前面には前面パネル2が
一体に設けられている。筐体1の内部にはストッカ4が
設けられており、複数のディスクカートリッジ3をカー
トリッジ収納部4aにそれぞれ収納することが可能に構成
されている。この前面パネル2には、筐体1内のストッ
カ4に対して対向する部分に開口部5が設けられ、さら
に開口部5を開閉するためのスライドパネル6が、前面
パネル2の上下部分に設けられた摺動ガイド部7,7に
摺動可能に設けられている。また前面パネル2における
ストッカ4やスライドパネル6に遮られない部位に、ス
トッカ4の排出操作を行うための開閉ボタン8が設けら
れている。
【0021】スライドパネル6には装置の各種モード設
定等の操作を行うための操作ボタンあるいは表示部(図
示せず)が設けられ、その操作ボタンあるいは表示部
は、前面パネル2の開口部5がスライドパネル6によっ
て完全に遮蔽されたとき、前面パネル2とスライドパネ
ル6にそれぞれに設けられたクローズ接点10a,10bによ
って電源および制御部に対して電気的に結線されるよう
になっている。またスライドパネル6を完全に開いて開
口部5を開放したときに、スライドパネル6側面と当接
して検出状態となるパネルオープン完了センサ11が前面
パネル2の側端部分に設けられている。
定等の操作を行うための操作ボタンあるいは表示部(図
示せず)が設けられ、その操作ボタンあるいは表示部
は、前面パネル2の開口部5がスライドパネル6によっ
て完全に遮蔽されたとき、前面パネル2とスライドパネ
ル6にそれぞれに設けられたクローズ接点10a,10bによ
って電源および制御部に対して電気的に結線されるよう
になっている。またスライドパネル6を完全に開いて開
口部5を開放したときに、スライドパネル6側面と当接
して検出状態となるパネルオープン完了センサ11が前面
パネル2の側端部分に設けられている。
【0022】ストッカ4は、前面パネル2の開口部5に
対する筐体1奥側において、カートリッジ挿入排出方向
(図1において矢示した左右方向)に所定の区間移動可能
に設けられている。ストッカ4よりも筐体1のさらに奥
側にはトラバースユニット12が配置されている。そし
て、ストッカ4が奥方向へ移動した所定の待機収納位置
にあるとき、ストッカ4から指定されたディスクカート
リッジ3を引き出して、そのディスクカートリッジ3に
収納されている記録ディスクを、記録/再生のために、
トラバースユニット12に設けられているスピンドルモー
タ13のチャッキング部分14に装着することができる。
対する筐体1奥側において、カートリッジ挿入排出方向
(図1において矢示した左右方向)に所定の区間移動可能
に設けられている。ストッカ4よりも筐体1のさらに奥
側にはトラバースユニット12が配置されている。そし
て、ストッカ4が奥方向へ移動した所定の待機収納位置
にあるとき、ストッカ4から指定されたディスクカート
リッジ3を引き出して、そのディスクカートリッジ3に
収納されている記録ディスクを、記録/再生のために、
トラバースユニット12に設けられているスピンドルモー
タ13のチャッキング部分14に装着することができる。
【0023】ストッカ4は、複数枚のディスクカートリ
ッジ1を積層して収納するために仕切板によって仕切ら
れた複数のカートリッジ収納部4aを有しており、カート
リッジ挿入排出方向における両側が開口されている。ま
た、ストッカ4は、その一部がカートリッジ排出時に前
面パネル2の開口部5より突出するようになっており、
この突出状態で使用者が収納されているディスクカート
リッジ3を両サイドで把持することにより、ディスクカ
ートリッジ3を1枚ずつ単独でストッカ4に対して着脱
することが可能な構成となっている。
ッジ1を積層して収納するために仕切板によって仕切ら
れた複数のカートリッジ収納部4aを有しており、カート
リッジ挿入排出方向における両側が開口されている。ま
た、ストッカ4は、その一部がカートリッジ排出時に前
面パネル2の開口部5より突出するようになっており、
この突出状態で使用者が収納されているディスクカート
リッジ3を両サイドで把持することにより、ディスクカ
ートリッジ3を1枚ずつ単独でストッカ4に対して着脱
することが可能な構成となっている。
【0024】次に、図2,図4,図5,図11を参照して
ストッカ4の移動方法について説明する。ストッカ4
は、筐体1に固着された機械を保持するためのシャーシ
(図示せず)に固定配置された左側ストッカアングル15と
右側ストッカアングル16とによって両サイドを案内さ
れ、左側ストッカアングル15上を摺動するストッカラッ
ク17によってカートリッジ挿入排出方向に移送される。
ストッカラック17は搬送モータを駆動源とする歯車など
からなるストッカ移送手段18よって所定の区間移動され
る。
ストッカ4の移動方法について説明する。ストッカ4
は、筐体1に固着された機械を保持するためのシャーシ
(図示せず)に固定配置された左側ストッカアングル15と
右側ストッカアングル16とによって両サイドを案内さ
れ、左側ストッカアングル15上を摺動するストッカラッ
ク17によってカートリッジ挿入排出方向に移送される。
ストッカラック17は搬送モータを駆動源とする歯車など
からなるストッカ移送手段18よって所定の区間移動され
る。
【0025】ストッカ移送手段18によってストッカ4
は、図4に示すディスクカートリッジ3を入れ替えるこ
とが可能な排出位置から、図5に示す筐体1内部でディ
スクカートリッジ3のチェンジ動作を行うことが可能な
待機収納位置までの間を移送される。また図5の待機収
納位置において、ストッカ4は、後述する方法によっ
て、前記チェンジャ動作を行う前傾姿勢位置と、ストッ
カ4移動時の水平姿勢位置間を回動することが可能な構
成となっている。図5および図1に示すストッカ4の前
傾姿勢時には、ストッカ4の前方部は相対的に下降さ
れ、後方部は逆に上昇される(図1,図5において前方
部は右側、後方部は左側)。
は、図4に示すディスクカートリッジ3を入れ替えるこ
とが可能な排出位置から、図5に示す筐体1内部でディ
スクカートリッジ3のチェンジ動作を行うことが可能な
待機収納位置までの間を移送される。また図5の待機収
納位置において、ストッカ4は、後述する方法によっ
て、前記チェンジャ動作を行う前傾姿勢位置と、ストッ
カ4移動時の水平姿勢位置間を回動することが可能な構
成となっている。図5および図1に示すストッカ4の前
傾姿勢時には、ストッカ4の前方部は相対的に下降さ
れ、後方部は逆に上昇される(図1,図5において前方
部は右側、後方部は左側)。
【0026】またストッカ4は、待機収納位置におい
て、トラバースユニット12へのディスクカートリッジ3
を装着するために、前面パネル2側面から奥方に距離を
取るように移動されており、開口部5部分に隙間Sが空
いた状態になっている。この状態のようにすることによ
って、スライドパネル6を開けてディスクカートリッジ
3方向を覗いたとき(実際の使用状態では装置をやや上
方から見下ろすことになるが)、ストッカ4が前傾姿勢
であるので、水平姿勢であれば隠れて見えにくいストッ
カ4上段に収納されているディスクカートリッジ3の背
ラベル(図において右側に配設される)が視認しやすくな
る。
て、トラバースユニット12へのディスクカートリッジ3
を装着するために、前面パネル2側面から奥方に距離を
取るように移動されており、開口部5部分に隙間Sが空
いた状態になっている。この状態のようにすることによ
って、スライドパネル6を開けてディスクカートリッジ
3方向を覗いたとき(実際の使用状態では装置をやや上
方から見下ろすことになるが)、ストッカ4が前傾姿勢
であるので、水平姿勢であれば隠れて見えにくいストッ
カ4上段に収納されているディスクカートリッジ3の背
ラベル(図において右側に配設される)が視認しやすくな
る。
【0027】図11において、ストッカ4はストッカ移送
手段18の駆動によってストッカラック17が所定量移動さ
れ、収納されているディスクカートリッジ3の背ラベル
面が、前面パネル2を遮蔽するスライドパネル6の裏面
近傍まで移送されている。この状態では前面パネル2の
開口部5とストッカ4間の前後方向における隙間Sがな
くなり、異物の侵入を受けにくくする構成となってい
る。ここでスライドパネル6を開くことによって、ディ
スクカートリッジ3の背ラベル面を直視することができ
る。またスライドパネル6に透明または半透明部を設け
る構成にすれば、スライドパネル6の遮蔽状態であって
もディスクカートリッジ3の背ラベル面を確認すること
ができる。
手段18の駆動によってストッカラック17が所定量移動さ
れ、収納されているディスクカートリッジ3の背ラベル
面が、前面パネル2を遮蔽するスライドパネル6の裏面
近傍まで移送されている。この状態では前面パネル2の
開口部5とストッカ4間の前後方向における隙間Sがな
くなり、異物の侵入を受けにくくする構成となってい
る。ここでスライドパネル6を開くことによって、ディ
スクカートリッジ3の背ラベル面を直視することができ
る。またスライドパネル6に透明または半透明部を設け
る構成にすれば、スライドパネル6の遮蔽状態であって
もディスクカートリッジ3の背ラベル面を確認すること
ができる。
【0028】次に、スライドパネル6を操作することに
よるストッカ4の動作について、図10のフローチャート
を参照して説明する。
よるストッカ4の動作について、図10のフローチャート
を参照して説明する。
【0029】すなわち、図1は装置の再生状態における
ストッカ4の姿勢と位置を示しており、ストッカ4は前
面パネル2から奥側へ移動した待機収納位置で前傾姿勢
をとっている。このときスライドパネル6は、前面パネ
ル2を閉鎖している状態であり、スライドパネル6面上
の操作ボタンおよび表示部は、図3に示すように、クロ
ーズ接点10a,10bによって接続されているので(S-2のO
N)、再生のための各種操作が可能である。
ストッカ4の姿勢と位置を示しており、ストッカ4は前
面パネル2から奥側へ移動した待機収納位置で前傾姿勢
をとっている。このときスライドパネル6は、前面パネ
ル2を閉鎖している状態であり、スライドパネル6面上
の操作ボタンおよび表示部は、図3に示すように、クロ
ーズ接点10a,10bによって接続されているので(S-2のO
N)、再生のための各種操作が可能である。
【0030】ここで、開閉ボタン8を押すと(S-1)、ス
ライドパネル6が開き始めてクローズ接点10a,10bが離
れることによって、電気的にスライドパネル6の開放開
始が検知される(S-2のOFF)。そして、この時点で前記操
作ボタンなどによる装置内部におけるディスクカートリ
ッジ3を交換するためのチェンジ操作,動作は禁止状態
となる。
ライドパネル6が開き始めてクローズ接点10a,10bが離
れることによって、電気的にスライドパネル6の開放開
始が検知される(S-2のOFF)。そして、この時点で前記操
作ボタンなどによる装置内部におけるディスクカートリ
ッジ3を交換するためのチェンジ操作,動作は禁止状態
となる。
【0031】この開放検知を受けてストッカ4を駆動す
るストッカ移送手段18が動作を始め、図5のようにスト
ッカ4を、まず図において2点鎖線にて示す前傾姿勢か
ら実線にて示す水平姿勢に復帰させ、次にスライドパネ
ル6側に移動させて、図11に示すディスクカートリッジ
3の背ラベル面が前面パネル2近傍に位置するところま
で移動させる(S-3)。この位置はカートリッジ排出のた
めの準備位置であり、前述したように、ディスクカート
リッジ3の背ラベルが確認しやすく、開口部5への異物
の侵入も防止することが可能になっている。
るストッカ移送手段18が動作を始め、図5のようにスト
ッカ4を、まず図において2点鎖線にて示す前傾姿勢か
ら実線にて示す水平姿勢に復帰させ、次にスライドパネ
ル6側に移動させて、図11に示すディスクカートリッジ
3の背ラベル面が前面パネル2近傍に位置するところま
で移動させる(S-3)。この位置はカートリッジ排出のた
めの準備位置であり、前述したように、ディスクカート
リッジ3の背ラベルが確認しやすく、開口部5への異物
の侵入も防止することが可能になっている。
【0032】さらにスライドパネル6が開いて、ディス
クカートリッジ3が挿入できる開口幅まで開くと、摺動
部7,7に軽いクリック感を受けるようにクリック部
(図示せず)が設けてあるため、一旦停止しやすくなって
いる。この開放位置でストッカ4のカートリッジ収納部
4aに空きがあれば、その空いているカートリッジ挿入部
4aにディスクカートリッジ3を追加挿入することができ
る。また、この状態で前面パネル2からディスクカート
リッジ3が突出することがないので、カートリッジ装着
面が揃うため装着の確認が行いやすい。
クカートリッジ3が挿入できる開口幅まで開くと、摺動
部7,7に軽いクリック感を受けるようにクリック部
(図示せず)が設けてあるため、一旦停止しやすくなって
いる。この開放位置でストッカ4のカートリッジ収納部
4aに空きがあれば、その空いているカートリッジ挿入部
4aにディスクカートリッジ3を追加挿入することができ
る。また、この状態で前面パネル2からディスクカート
リッジ3が突出することがないので、カートリッジ装着
面が揃うため装着の確認が行いやすい。
【0033】次に、さらにスライドパネル6を開いて、
完全に開ききった状態とすると、パネルオープン完了セ
ンサ11によってその完全開放が検出され(S-4のON)、こ
の検出を受けて、ストッカ4はディスクカートリッジ3
が前面パネル2から突出した排出状態となるため(S-
5)、排出操作のために開閉ボタン8を押す必要がない。
この位置ではディスクカートリッジ3の取り出しと入れ
替えが自由に行える。
完全に開ききった状態とすると、パネルオープン完了セ
ンサ11によってその完全開放が検出され(S-4のON)、こ
の検出を受けて、ストッカ4はディスクカートリッジ3
が前面パネル2から突出した排出状態となるため(S-
5)、排出操作のために開閉ボタン8を押す必要がない。
この位置ではディスクカートリッジ3の取り出しと入れ
替えが自由に行える。
【0034】ディスクカートリッジ3の入れ替えを終え
てストッカ4を筐体1奥方へ再び収納したいときは、前
面パネル2前面の開閉ボタン8を押すか(S-7)、ストッ
カ4を奥方へ押し込むことにより、排出時とはモータ逆
回転の駆動によってストッカ移送手段18がストッカ4を
奥方向に移動させることによって、再び図1の状態とす
ることができる(S-8)。
てストッカ4を筐体1奥方へ再び収納したいときは、前
面パネル2前面の開閉ボタン8を押すか(S-7)、ストッ
カ4を奥方へ押し込むことにより、排出時とはモータ逆
回転の駆動によってストッカ移送手段18がストッカ4を
奥方向に移動させることによって、再び図1の状態とす
ることができる(S-8)。
【0035】また図11に示すように、スライドパネル6
を開いた状態から遮蔽状態に戻したときにクローズ接点
10a,10bが再び接続されると(S-6)、その検知を受けて
ストッカ移送手段18が、モータの逆回転駆動によってス
トッカ4を奥方に移動させることによって、再び図1の
状態にして素早く再生時の待機収納状態に復帰させるこ
とができる(S-8)。この状態に戻ると開閉ボタン8によ
るチェンジ動作などの各種操作や表示が可能となる。
を開いた状態から遮蔽状態に戻したときにクローズ接点
10a,10bが再び接続されると(S-6)、その検知を受けて
ストッカ移送手段18が、モータの逆回転駆動によってス
トッカ4を奥方に移動させることによって、再び図1の
状態にして素早く再生時の待機収納状態に復帰させるこ
とができる(S-8)。この状態に戻ると開閉ボタン8によ
るチェンジ動作などの各種操作や表示が可能となる。
【0036】また図10において、始めに開閉ボタン8を
押した場合(S-1)、クローズ接点10a,10bが検出状態であ
れば(S-2のON)、スライドパネル6が開放されていない
ことを所定の表示部に表示し、スライドパネル6の開放
を促すこととなる(S-9)。
押した場合(S-1)、クローズ接点10a,10bが検出状態であ
れば(S-2のON)、スライドパネル6が開放されていない
ことを所定の表示部に表示し、スライドパネル6の開放
を促すこととなる(S-9)。
【0037】なお、本実施形態の装置では、スライドパ
ネル6を完全に開放すると、即座にストッカ移送手段18
がストッカ4を移送開始する構成となっているが、パネ
ルオープン完了センサ11の検出まで、禁止していた排出
指令を許可するにとどめて、開閉ボタン8にて排出動作
を行わせるように構成することも考えられる。
ネル6を完全に開放すると、即座にストッカ移送手段18
がストッカ4を移送開始する構成となっているが、パネ
ルオープン完了センサ11の検出まで、禁止していた排出
指令を許可するにとどめて、開閉ボタン8にて排出動作
を行わせるように構成することも考えられる。
【0038】また本実施形態の装置では、ストッカ4の
再生時における定常待機状態を筐体1奥側に位置する図
1の状態としたが、図11に示す位置を定常待機状態とす
れば、スライドパネル6に透明または半透明の透過部を
設けることで、常にディスクカートリッジ3の背ラベル
を視認しやすくすることができ、しかも、開口部5への
異物の侵入をより効果的に抑えることができる。ただ
し、装置内部におけるディスクカートリッジ3を交換す
るのためのチェンジ動作の時間は前記実施形態の装置の
構成に比べてより長くなる。これらの2つの実施形態の
構成は、機構系の構成を変更することなく制御手段の設
定によって使用者の好み,仕様に応じて選択することが
できる。
再生時における定常待機状態を筐体1奥側に位置する図
1の状態としたが、図11に示す位置を定常待機状態とす
れば、スライドパネル6に透明または半透明の透過部を
設けることで、常にディスクカートリッジ3の背ラベル
を視認しやすくすることができ、しかも、開口部5への
異物の侵入をより効果的に抑えることができる。ただ
し、装置内部におけるディスクカートリッジ3を交換す
るのためのチェンジ動作の時間は前記実施形態の装置の
構成に比べてより長くなる。これらの2つの実施形態の
構成は、機構系の構成を変更することなく制御手段の設
定によって使用者の好み,仕様に応じて選択することが
できる。
【0039】次に、ストッカ4に収納されているディス
クカートリッジ3に対するカートリッジ挿入排出方向に
おける脱落規制について説明する。
クカートリッジ3に対するカートリッジ挿入排出方向に
おける脱落規制について説明する。
【0040】図2において、ストッカ4の左側にはディ
スクカートリッジ3の前後方向の移動を規制するカート
リッジ規制アーム20が設けられている。カートリッジ規
制アーム20は、図12の斜視図に示すように、中央部の上
下に設けられたボス20aがストッカ4に回動可能に支持
されており、カートリッジ挿入排出方向に2つの空間部
20bが形成され、カートリッジ規制アーム20の回動状態
によって両端部20c,20dのいずれかが各段のディスクカ
ートリッジ3の前後側面部と当接する規制部となる。ま
たカートリッジ規制アーム20の下部に設けられた案内ピ
ン20eを、シャーシ(図示せず)に形成されたクランク状
のカム溝21に摺動可能に挿入して、ストッカ4の移動に
よってカートリッジ規制アーム20の回動角度を制御する
ようにしている。
スクカートリッジ3の前後方向の移動を規制するカート
リッジ規制アーム20が設けられている。カートリッジ規
制アーム20は、図12の斜視図に示すように、中央部の上
下に設けられたボス20aがストッカ4に回動可能に支持
されており、カートリッジ挿入排出方向に2つの空間部
20bが形成され、カートリッジ規制アーム20の回動状態
によって両端部20c,20dのいずれかが各段のディスクカ
ートリッジ3の前後側面部と当接する規制部となる。ま
たカートリッジ規制アーム20の下部に設けられた案内ピ
ン20eを、シャーシ(図示せず)に形成されたクランク状
のカム溝21に摺動可能に挿入して、ストッカ4の移動に
よってカートリッジ規制アーム20の回動角度を制御する
ようにしている。
【0041】カートリッジ規制アーム20は、図2に示す
ように、ストッカ4が装置内部の待機収納位置にあると
きに実線で示した状態にあって、ディスクカートリッジ
3の開口部5側に一方の空間部20bが入り込んで、一方
の端部20cとディスクカートリッジ3との係合によって
動きを規制し、ディスクカートリッジ3の手前方向(図
2の下側)への脱落を防止している。また、この状態で
不用意に新たなディスクカートリッジが挿入されること
の防止をも行われる。
ように、ストッカ4が装置内部の待機収納位置にあると
きに実線で示した状態にあって、ディスクカートリッジ
3の開口部5側に一方の空間部20bが入り込んで、一方
の端部20cとディスクカートリッジ3との係合によって
動きを規制し、ディスクカートリッジ3の手前方向(図
2の下側)への脱落を防止している。また、この状態で
不用意に新たなディスクカートリッジが挿入されること
の防止をも行われる。
【0042】すなわち、ストッカ4がストッカ移送手段
によって手前方向に移送されて、図11もしくは図4に示
す位置に移送されると、カートリッジ規制アーム20は、
前記カム溝21により時計方向に回動されて2点鎖線で示
す状態となり、新たにディスクカートリッジ3をストッ
カ4のカートリッジ収納部4aに装着する際に、他方の空
間部20bがそのディスクカートリッジ3に入り込んで、
他方の端部20dとそのディスクカートリッジ3との係合
によって動きを規制し、押し込み過ぎて奥方にディスク
カートリッジ3が脱落することを防止する。
によって手前方向に移送されて、図11もしくは図4に示
す位置に移送されると、カートリッジ規制アーム20は、
前記カム溝21により時計方向に回動されて2点鎖線で示
す状態となり、新たにディスクカートリッジ3をストッ
カ4のカートリッジ収納部4aに装着する際に、他方の空
間部20bがそのディスクカートリッジ3に入り込んで、
他方の端部20dとそのディスクカートリッジ3との係合
によって動きを規制し、押し込み過ぎて奥方にディスク
カートリッジ3が脱落することを防止する。
【0043】次に、トラバースユニット12に関して説明
する。
する。
【0044】図1,図2,図6および図9に示すよう
に、記録/再生手段であるトラバースユニット12には、
ディスクカートリッジ3を位置決めする位置決めピン25
と、ディスクカートリッジ3内の記録ディスクを回転駆
動するためのスピンドルモータ13と、ディスクカートリ
ッジ3内のディスクに対して記録された信号の読み取り
および記録書き込みを行うための光ヘッド(図示せず)が
搭載されている。トラバースユニット12は内部に粘弾性
体が内封されたダンパ27により筐体1に対して可動に3
点支持されている。
に、記録/再生手段であるトラバースユニット12には、
ディスクカートリッジ3を位置決めする位置決めピン25
と、ディスクカートリッジ3内の記録ディスクを回転駆
動するためのスピンドルモータ13と、ディスクカートリ
ッジ3内のディスクに対して記録された信号の読み取り
および記録書き込みを行うための光ヘッド(図示せず)が
搭載されている。トラバースユニット12は内部に粘弾性
体が内封されたダンパ27により筐体1に対して可動に3
点支持されている。
【0045】図1,図2に示すように、トラバースユニ
ット12の下側にはロックピン28が植設され、筐体1に摺
動自在に設けられたロックレバー29により、ディスクカ
ートリッジ3の着脱やディスク交換動作等を行うとき
に、トラバースユニット12がダンパ27の支持力に抗して
下方向に付勢された状態にて筐体1に対して固定され
る。また、筐体1には左側メカアングル30と右側メカア
ングル31とが設けられ、右側メカアングル31には、図9
に示すように、階段状のカム溝32が形成された昇降カム
33が摺動自在に設けられている。さらに、図2に示すよ
うに、トラバースユニット12の下側には、昇降カム33を
駆動する昇降モータ34およびディスクカートリッジ3の
搬送を行う搬送モータ35が設置されている。
ット12の下側にはロックピン28が植設され、筐体1に摺
動自在に設けられたロックレバー29により、ディスクカ
ートリッジ3の着脱やディスク交換動作等を行うとき
に、トラバースユニット12がダンパ27の支持力に抗して
下方向に付勢された状態にて筐体1に対して固定され
る。また、筐体1には左側メカアングル30と右側メカア
ングル31とが設けられ、右側メカアングル31には、図9
に示すように、階段状のカム溝32が形成された昇降カム
33が摺動自在に設けられている。さらに、図2に示すよ
うに、トラバースユニット12の下側には、昇降カム33を
駆動する昇降モータ34およびディスクカートリッジ3の
搬送を行う搬送モータ35が設置されている。
【0046】ディスクカートリッジ3を保持するホルダ
37の後端は、トラバースユニット12の後端部に回動自在
に軸支され、その回動支点12aは、図1と図8の拡大図
に示すように、傾斜した姿勢のストッカ4に収納された
3段目のディスクカートリッジ3の略延長線L上に配設
されている。
37の後端は、トラバースユニット12の後端部に回動自在
に軸支され、その回動支点12aは、図1と図8の拡大図
に示すように、傾斜した姿勢のストッカ4に収納された
3段目のディスクカートリッジ3の略延長線L上に配設
されている。
【0047】図9に示すように、ホルダ37の両側面には
屈曲部を含むガイド溝37aが設けられ、ホルダ37の右側
面にはホルダ37を回動駆動するための駆動ピン38が植設
されている。さらにホルダ37の駆動ピン38は昇降カム33
の階段状のカム溝32と係合し、ホルダ37が、昇降カム33
が摺動することにより、回動支点12aを中心として回動
駆動されるようになっている。
屈曲部を含むガイド溝37aが設けられ、ホルダ37の右側
面にはホルダ37を回動駆動するための駆動ピン38が植設
されている。さらにホルダ37の駆動ピン38は昇降カム33
の階段状のカム溝32と係合し、ホルダ37が、昇降カム33
が摺動することにより、回動支点12aを中心として回動
駆動されるようになっている。
【0048】次に、ストッカ4からトラバースユニット
12にディスクカートリッジ3を引き出す動作について説
明する。
12にディスクカートリッジ3を引き出す動作について説
明する。
【0049】図8に示すように、ストッカ4には、本例
の場合、5枚のディスクカートリッジ3の着脱を可能に
するために、カートリッジ収納部4aに5つの開口部が設
けられており、開口部のそれぞれにチャッカ40が設けら
れている。なお、以下においてストッカ4の最下段を1
段目とし、また最上段を5段目として説明をすることに
する。
の場合、5枚のディスクカートリッジ3の着脱を可能に
するために、カートリッジ収納部4aに5つの開口部が設
けられており、開口部のそれぞれにチャッカ40が設けら
れている。なお、以下においてストッカ4の最下段を1
段目とし、また最上段を5段目として説明をすることに
する。
【0050】チャッカ40は、ディスクカートリッジ3を
保持して一体となって、図2に示すように、トラバース
ユニット12までカートリッジ移送手段45に設けられたキ
ャリア41によって搬送される(キャリア41の移動範囲は
図2に示した範囲A)。チャッカ40の両側面には4本の
ガイドピンが設けられ、5つのチャッカ40がそれぞれス
トッカ4の両側面に設けられたガイド溝4bと係合し、デ
ィスクカートリッジ3の高さ保持、ならびに搬送の案内
を行っている。
保持して一体となって、図2に示すように、トラバース
ユニット12までカートリッジ移送手段45に設けられたキ
ャリア41によって搬送される(キャリア41の移動範囲は
図2に示した範囲A)。チャッカ40の両側面には4本の
ガイドピンが設けられ、5つのチャッカ40がそれぞれス
トッカ4の両側面に設けられたガイド溝4bと係合し、デ
ィスクカートリッジ3の高さ保持、ならびに搬送の案内
を行っている。
【0051】図8に示すように、ストッカ4における1
段目と2段目とのディスクカートリッジ3の積層間隔
は、筐体1の奥方の積層間隔L2を前面パネル2側の積
層間隔L1よりも広くし、4段目と5段目との積層間隔
も同様に、筐体1の奥方の積層間隔L4を前面パネル2
側の積層間隔L3より広くしている。また、2段目と3
段目との積層間隔、および3段目と4段目との積層間隔
は両側共に同じ間隔にし、図4に示すストッカ水平状態
にあって筐体1の主面に対して略平行な姿勢をとるよう
にしている。また、ストッカ4の5段目のディスクカー
トリッジ3が選択されたときに、ホルダ37はトラバース
ユニット12に対して最大の角度をなし、筐体1に対して
略平行な姿勢を保つようになっている。
段目と2段目とのディスクカートリッジ3の積層間隔
は、筐体1の奥方の積層間隔L2を前面パネル2側の積
層間隔L1よりも広くし、4段目と5段目との積層間隔
も同様に、筐体1の奥方の積層間隔L4を前面パネル2
側の積層間隔L3より広くしている。また、2段目と3
段目との積層間隔、および3段目と4段目との積層間隔
は両側共に同じ間隔にし、図4に示すストッカ水平状態
にあって筐体1の主面に対して略平行な姿勢をとるよう
にしている。また、ストッカ4の5段目のディスクカー
トリッジ3が選択されたときに、ホルダ37はトラバース
ユニット12に対して最大の角度をなし、筐体1に対して
略平行な姿勢を保つようになっている。
【0052】前記のように、ストッカ4において前面パ
ネル2側の積層間隔を小さくすることにより、ストッカ
4が筐体1の外へ排出された際でも、前面パネル2とデ
ィスクカートリッジ3が干渉することなく、前面パネル
2の設計の自由度を大きくすることができる。また、奥
方の積層間隔を広げることにより、ディスクカートリッ
ジ3をトラバースユニット12側へ引き出すときに、上下
のディスクカートリッジ3やチャッカ40との隙間を確保
することができる。
ネル2側の積層間隔を小さくすることにより、ストッカ
4が筐体1の外へ排出された際でも、前面パネル2とデ
ィスクカートリッジ3が干渉することなく、前面パネル
2の設計の自由度を大きくすることができる。また、奥
方の積層間隔を広げることにより、ディスクカートリッ
ジ3をトラバースユニット12側へ引き出すときに、上下
のディスクカートリッジ3やチャッカ40との隙間を確保
することができる。
【0053】次に図6を参照して1段目のディスクカー
トリッジ3の引き出し動作について説明する。
トリッジ3の引き出し動作について説明する。
【0054】ディスクカートリッジ3のトラバースユニ
ット12側への引き出し動作やストッカ4への戻し動作を
行う際には、前述したように、ストッカ4は筐体1に対
して前側から奥側に向かって上方向に傾斜した姿勢をと
っている。
ット12側への引き出し動作やストッカ4への戻し動作を
行う際には、前述したように、ストッカ4は筐体1に対
して前側から奥側に向かって上方向に傾斜した姿勢をと
っている。
【0055】ここで、1段目のディスクカートリッジ3
が選択されると、昇降カム33が摺動してホルダ37が1段
目のディスクカートリッジ3の高さの位置まで回動駆動
される。このとき、ホルダ37のガイド溝37aがストッカ
4のガイド溝4bの延長上の高さにあり、ストッカ4から
ホルダ37に搬送するときの案内を行っている。
が選択されると、昇降カム33が摺動してホルダ37が1段
目のディスクカートリッジ3の高さの位置まで回動駆動
される。このとき、ホルダ37のガイド溝37aがストッカ
4のガイド溝4bの延長上の高さにあり、ストッカ4から
ホルダ37に搬送するときの案内を行っている。
【0056】カートリッジ移送手段45に設けられたキャ
リア41によりチャッカ40が駆動され、チャッカ40のガイ
ドピンがストッカ4のガイド溝4bから抜け出して、ホル
ダ37のガイド溝37aへと受け渡される。引き続いてチャ
ッカ40が搬送駆動されて、ディスクカートリッジ3が前
側の位置決めピン25とターンテーブル上を通過し、奥側
の位置決めピン25の上部にさしかかると、ガイド溝37a
の屈曲部によりディスクカートリッジ3が上方に持ち上
げられる。
リア41によりチャッカ40が駆動され、チャッカ40のガイ
ドピンがストッカ4のガイド溝4bから抜け出して、ホル
ダ37のガイド溝37aへと受け渡される。引き続いてチャ
ッカ40が搬送駆動されて、ディスクカートリッジ3が前
側の位置決めピン25とターンテーブル上を通過し、奥側
の位置決めピン25の上部にさしかかると、ガイド溝37a
の屈曲部によりディスクカートリッジ3が上方に持ち上
げられる。
【0057】このことによって、ディスクカートリッジ
3の搬送動作中に奥側の位置決めピン25と干渉すること
なく、ガイド溝37aの終端位置(カートリッジ引き出し位
置)まで搬送される。この後、図9に示すように、昇降
カム33が矢印Dの方向に摺動することにより、ホルダ37
が下方向に回動駆動され、ホルダ37とトラバースユニッ
ト12とが合体する。そして、図1に示すロックアーム29
が摺動することにより、トラバースユニット12のロック
状態が解除され、記録ディスクに対する記録/再生が可
能な状態となる。
3の搬送動作中に奥側の位置決めピン25と干渉すること
なく、ガイド溝37aの終端位置(カートリッジ引き出し位
置)まで搬送される。この後、図9に示すように、昇降
カム33が矢印Dの方向に摺動することにより、ホルダ37
が下方向に回動駆動され、ホルダ37とトラバースユニッ
ト12とが合体する。そして、図1に示すロックアーム29
が摺動することにより、トラバースユニット12のロック
状態が解除され、記録ディスクに対する記録/再生が可
能な状態となる。
【0058】ここで、ストッカ4のガイド溝4aおよびホ
ルダ37のガイド溝37aによるディスクカートリッジ3の
案内軌跡は、筐体1の奥側へ行くほど上がっていく軌跡
をとっている。すなわち、引き出し位置まで搬送された
ディスクカートリッジ3の姿勢は、ストッカ4に収納さ
れたディスクカートリッジ3の姿勢に対して上方向に傾
斜した姿勢をとっている。これにより、ディスクカート
リッジ3に対してトラバースユニット12が退避した状態
でも、トラバースユニット12の下側に空間を確保するこ
とができ、この空間部分に小型化のためにホルダ37の昇
降メカニズムやカートリッジ移送手段45の一部を配置す
ることができる。
ルダ37のガイド溝37aによるディスクカートリッジ3の
案内軌跡は、筐体1の奥側へ行くほど上がっていく軌跡
をとっている。すなわち、引き出し位置まで搬送された
ディスクカートリッジ3の姿勢は、ストッカ4に収納さ
れたディスクカートリッジ3の姿勢に対して上方向に傾
斜した姿勢をとっている。これにより、ディスクカート
リッジ3に対してトラバースユニット12が退避した状態
でも、トラバースユニット12の下側に空間を確保するこ
とができ、この空間部分に小型化のためにホルダ37の昇
降メカニズムやカートリッジ移送手段45の一部を配置す
ることができる。
【0059】次に、図7を参照して5段目のディスクカ
ートリッジ3の引き出し動作にについて説明する。
ートリッジ3の引き出し動作にについて説明する。
【0060】5段目のディスクカートリッジ3が選択さ
れると、昇降カム33が摺動してホルダ37がディスクカー
トリッジ3の5段目の高さ位置まで回動駆動され、ホル
ダ37は筐体1に対して略平行な姿勢になる。このとき、
ホルダ37のガイド溝37aがストッカ4のガイド溝4bの延
長上の高さにあり、ストッカ4からホルダ37に搬送する
ときの案内を行っている。
れると、昇降カム33が摺動してホルダ37がディスクカー
トリッジ3の5段目の高さ位置まで回動駆動され、ホル
ダ37は筐体1に対して略平行な姿勢になる。このとき、
ホルダ37のガイド溝37aがストッカ4のガイド溝4bの延
長上の高さにあり、ストッカ4からホルダ37に搬送する
ときの案内を行っている。
【0061】カートリッジ移送手段45に設けられたキャ
リア41によりチャッカ40が駆動され、チャッカ40のガイ
ドピンがストッカ4のガイド溝4bから抜け出して、ホル
ダ37のガイド溝37aへと受け渡される。引き続いてチャ
ッカ40が搬送駆動され、ディスクカートリッジ3が前側
の位置決めピン25とターンテーブル上を通過し、奥側の
位置決めピン25の上部にさしかかると、ガイド溝37aの
屈曲部によって、ディスクカートリッジ3が上方に持ち
上げられ、奥側の位置決めピン25と干渉することなくチ
ャッカ40がガイド溝37aの終端位置(引き出し位置)まで
搬送される。
リア41によりチャッカ40が駆動され、チャッカ40のガイ
ドピンがストッカ4のガイド溝4bから抜け出して、ホル
ダ37のガイド溝37aへと受け渡される。引き続いてチャ
ッカ40が搬送駆動され、ディスクカートリッジ3が前側
の位置決めピン25とターンテーブル上を通過し、奥側の
位置決めピン25の上部にさしかかると、ガイド溝37aの
屈曲部によって、ディスクカートリッジ3が上方に持ち
上げられ、奥側の位置決めピン25と干渉することなくチ
ャッカ40がガイド溝37aの終端位置(引き出し位置)まで
搬送される。
【0062】この後、図9に示す、昇降カム33が矢印D
の方向に摺動することにより、ホルダ37が下方向に回動
駆動され、ホルダ37とトラバースユニット12とが合体す
る。そして、図1に示すロックアーム29が摺動すること
により、トラバースユニット12のロック状態が解除さ
れ、記録ディスクに対する記録/再生が可能な状態とな
る。
の方向に摺動することにより、ホルダ37が下方向に回動
駆動され、ホルダ37とトラバースユニット12とが合体す
る。そして、図1に示すロックアーム29が摺動すること
により、トラバースユニット12のロック状態が解除さ
れ、記録ディスクに対する記録/再生が可能な状態とな
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
記録/再生装置によれば、スライドパネルを移動させて
前面パネルを開放すると、開閉ボタンなどを操作するこ
となく、即座にディスクカートリッジを収納しているス
トッカをカートリッジ交換などを可能にするための排出
動作を行うようにすることができる。
記録/再生装置によれば、スライドパネルを移動させて
前面パネルを開放すると、開閉ボタンなどを操作するこ
となく、即座にディスクカートリッジを収納しているス
トッカをカートリッジ交換などを可能にするための排出
動作を行うようにすることができる。
【0064】また、スライドパネルが開ききっていない
状態で、ストッカが排出されることによる衝突を防止す
ることができる。
状態で、ストッカが排出されることによる衝突を防止す
ることができる。
【0065】また、前面パネルの開口部から内部の機構
が見える開放状態において、記録/再生のためのチェン
ジ動作を行うことができるため、動作中に可動部材に不
用意に接触して動作ミスを発生させるなどの危険を回避
することができる。
が見える開放状態において、記録/再生のためのチェン
ジ動作を行うことができるため、動作中に可動部材に不
用意に接触して動作ミスを発生させるなどの危険を回避
することができる。
【0066】また、排出動作時において前面パネルの開
口部とストッカの間の前後方向の隙間を少なくすること
ができるため、外部からの異物の侵入を防ぐことができ
る。しかも、スライドパネルを開けることによって、デ
ィスクカートリッジの背ラベル面を直視することができ
るため、ディスクカートリッジの確認が容易になる。
口部とストッカの間の前後方向の隙間を少なくすること
ができるため、外部からの異物の侵入を防ぐことができ
る。しかも、スライドパネルを開けることによって、デ
ィスクカートリッジの背ラベル面を直視することができ
るため、ディスクカートリッジの確認が容易になる。
【0067】また、前面パネルからディスクカートリッ
ジが外部に突出する位置までストッカを移送させなくて
も、ディスクカートリッジを装着できるようにしたこと
によって、装着後はディスクカートリッジの前面が揃う
ことになるため、カートリッジ装着の確認を容易に行う
ことができる。
ジが外部に突出する位置までストッカを移送させなくて
も、ディスクカートリッジを装着できるようにしたこと
によって、装着後はディスクカートリッジの前面が揃う
ことになるため、カートリッジ装着の確認を容易に行う
ことができる。
【0068】また、スライドパネルに透過部を設けるこ
とにより、スライドパネルによる遮蔽状態時であって
も、ディスクカートリッジの背ラベル面を確認すること
ができるため、記録ディスクの選択,内容確認が容易に
なる。
とにより、スライドパネルによる遮蔽状態時であって
も、ディスクカートリッジの背ラベル面を確認すること
ができるため、記録ディスクの選択,内容確認が容易に
なる。
【0069】また、収納カートリッジ規制手段により、
ディスクカートリッジのストッカ前後からの脱落を防止
することができ、しかもストッカが装着確認位置や排出
位置にあるときは、新たなディスクカートリッジをスト
ッカの挿入口に装着する際に、カートリッジを押し込み
過ぎて奥方向に脱落するのを防止することもできる。
ディスクカートリッジのストッカ前後からの脱落を防止
することができ、しかもストッカが装着確認位置や排出
位置にあるときは、新たなディスクカートリッジをスト
ッカの挿入口に装着する際に、カートリッジを押し込み
過ぎて奥方向に脱落するのを防止することもできる。
【0070】また、新たなディスクカートリッジの追加
装着,取り出し,入れ替え,記録/再生やチェンジ動作
を行う位置へ素早くストッカを移送することができるた
め、開閉ボタンなどの操作を少なくすることができて操
作性がよいなどの効果を得ることができる。
装着,取り出し,入れ替え,記録/再生やチェンジ動作
を行う位置へ素早くストッカを移送することができるた
め、開閉ボタンなどの操作を少なくすることができて操
作性がよいなどの効果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施形態を説明するためのディスク
記録/再生装置の側面断面図である。
記録/再生装置の側面断面図である。
【図2】本ディスク記録/再生装置におけるディスク再
生状態の平面断面図である。
生状態の平面断面図である。
【図3】本ディスク記録/再生装置におけるディスク再
生状態の正面図である。
生状態の正面図である。
【図4】本ディスク記録/再生装置におけるストッカ排
出状態の側面断面図である。
出状態の側面断面図である。
【図5】本ディスク記録/再生装置におけるストッカ収
納・待機状態を表す側面断面図である。
納・待機状態を表す側面断面図である。
【図6】本ディスク記録/再生装置におけるストッカ5
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を示す側面断面図である。
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を示す側面断面図である。
【図7】本ディスク記録/再生装置におけるストッカ1
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を示す側面断面図である。
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を示す側面断面図である。
【図8】図6,図7の状態におけるストッカからの移送
経路を示す要部を拡大した断面図である。
経路を示す要部を拡大した断面図である。
【図9】本ディスク記録/再生装置において再生するデ
ィスクカートリッジを選択する昇降メカニズムの概略構
成を示す断面図である。
ィスクカートリッジを選択する昇降メカニズムの概略構
成を示す断面図である。
【図10】本ディスク記録/再生装置においてスライド
パネルの状態に応じたメカニズム動作に係るフローチャ
ートである。
パネルの状態に応じたメカニズム動作に係るフローチャ
ートである。
【図11】本ディスク記録/再生装置においてストッカ
がパネル近傍まで移送された状態を示す側面断面図であ
る。
がパネル近傍まで移送された状態を示す側面断面図であ
る。
【図12】本ディスク記録/再生装置におけるカートリ
ッジ規制アームを示す斜視図である。
ッジ規制アームを示す斜視図である。
1…筐体、 2…前面パネル、 3…ディスクカートリ
ッジ、 4…ストッカ、4a…カートリッジ収納部、 5
…前面パネルの開口部、 6…スライドパネル、 8…
開閉ボタン、 10a,10b…クローズ接点、 11…パネル
オープン完了センサ、 12…トラバースユニット、 13
…スピンドルモータ、 17…ストッカラック、 18…ス
トッカ移送手段、 20…カートリッジ規制アーム、 28
…ロックピン、 29…ロックアーム、 33…昇降カム、
37…ホルダ、 37a…ホルダのガイド溝、 40…チャ
ツカ、 41…キャリア、 45…カートリッジ移送手段。
ッジ、 4…ストッカ、4a…カートリッジ収納部、 5
…前面パネルの開口部、 6…スライドパネル、 8…
開閉ボタン、 10a,10b…クローズ接点、 11…パネル
オープン完了センサ、 12…トラバースユニット、 13
…スピンドルモータ、 17…ストッカラック、 18…ス
トッカ移送手段、 20…カートリッジ規制アーム、 28
…ロックピン、 29…ロックアーム、 33…昇降カム、
37…ホルダ、 37a…ホルダのガイド溝、 40…チャ
ツカ、 41…キャリア、 45…カートリッジ移送手段。
Claims (9)
- 【請求項1】 ディスクカートリッジに回転自在に収納
されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手
段と、 前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、 前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体
に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生
手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から
前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが
挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリ
ッジを複数枚積層して収納することが可能なストッカ
と、 前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、 前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置、およびスト
ッカに収納されたディスクカートリッジの後端部を把持
することが可能な位置と、ストッカが前記筐体の前面パ
ネルから突出するディスクカートリッジ排出位置との間
において、前記ストッカを移送させるストッカ移送手段
と、 前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディスクカ
ートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干渉し
ない位置まで開けられた開放位置との間において、前記
筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動すること
が可能なスライドパネルと、 前記スライドパネルが開放位置にあることを検出するパ
ネル開放完了検出手段と、 前記パネル開放完了検出手段により開放の検知がなされ
たとき、前記ストッカを前記ストッカ移送手段により排
出位置へ移送させるストッカ移送制御手段と、を備えた
ことを特徴とするディスク記録/再生装置。 - 【請求項2】 ディスクカートリッジに回転自在に収納
されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手
段と、 前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、 前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体
に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生
手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から
前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが
挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリ
ッジを複数枚積層して収納することが可能なストッカ
と、 前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、 前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置、およびスト
ッカに収納されたディスクカートリッジの後端部を把持
することが可能な位置と、ストッカが前記筐体の前面パ
ネルから突出するディスクカートリッジ排出位置との間
において、前記ストッカを移送させるストッカ移送手段
と、 前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディスクカ
ートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干渉し
ない位置まで開けられた開放位置との間において、前記
筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動すること
が可能なスライドパネルと、 前記スライドパネルが前記開放位置にあることを検出す
るパネル開放完了検出手段と、 前記パネル開放完了検出手段により開放の検知がなされ
たとき、前記ストッカ移送手段による前記ストッカのデ
ィスクカートリッジ排出位置への移送を許可するストッ
カ移送制御手段と、を備えたことを特徴とするディスク
記録/再生装置。 - 【請求項3】 ディスクカートリッジに回転自在に収納
されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手
段と、 前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、 前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体
に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生
手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から
前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが
挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリ
ッジを複数枚積層して収納することが可能なストッカ
と、 前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、 前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置、およびスト
ッカに収納されたディスクカートリッジの後端部を把持
することが可能な位置と、ストッカが前記筐体の前面パ
ネルから突出するディスクカートリッジ排出位置との間
において、前記ストッカを移送させるストッカ移送手段
と、 前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディスクカ
ートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干渉し
ない位置まで開けられた開放位置との間において、前記
筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動すること
が可能なスライドパネルと、 前記スライドパネルが前記閉鎖位置にあることを検出す
るパネル閉鎖完了検出手段と、 前記パネル閉鎖完了検出手段によって閉鎖の検知がなさ
れたとき以外は、前記ストッカから前記記録/再生手段
へのディスクカートリッジの交換動作を禁止する記録/
再生操作制御手段と、を備えたことを特徴とするディス
ク記録/再生装置。 - 【請求項4】 ディスクカートリッジに回転自在に収納
されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手
段と、 前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、 前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体
に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生
手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から
前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが
挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリ
ッジを複数枚積層して収納することが可能なストッカ
と、 前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、 前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、 前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディスクカ
ートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干渉し
ない位置まで開けられた開放位置との間において、前記
筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動すること
が可能なスライドパネルと、を備えたことを特徴とする
ディスク記録/再生装置。 - 【請求項5】 前記ストッカに収納したディスクカート
リッジの後部が前面パネルと略同一平面上をなす装着確
認位置と、前面パネルより収納されたディスクカートリ
ッジ後部が把持可能な位置まで前記筐体の前面パネルか
ら突出した排出位置とのストッカにおける2つの停止位
置を、ストッカにおける開いた挿入口に対して新たなデ
ィスクカートリッジを装着することが可能な受入れ待機
位置とすることを特徴とする請求項4記載のディスク記
録/再生装置。 - 【請求項6】 記録/再生状態または待機状態にあると
きは、前記ストッカを装着確認位置に位置させるように
構成したことを特徴とする請求項4記載のディスク記録
/再生装置。 - 【請求項7】 前記スライドパネルに透明または半透明
の透過部を設け、ストッカが装着確認位置にあるとき、
前記透過部を通してディスクカートリッジの後端部にお
けるラベル表示部を視認するできるようにしたことを特
徴とする請求項4記載のディスク記録/再生装置。 - 【請求項8】 ディスクカートリッジに回転自在に収納
されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手
段と、 前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、 前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体
に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生
手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から
前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが
挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリ
ッジを複数枚積層して収納することが可能なストッカ
と、 前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、 前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、 前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディスクカ
ートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干渉し
ない位置まで開けられた開放位置との間において、前記
筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動すること
が可能なスライドパネルと、 前記ストッカが前記収納位置にあるときは、収納された
ディスクカートリッジが排出方向へ脱落することを規制
し、しかもストッカが前記装着確認位置もしくはそれよ
り排出位置側にあるときは、ディスクカートリッジが前
記記録/再生手段への引き出し方向に脱落することを規
制する収納カートリッジ規制手段と、を備えたことを特
徴とするディスク記録/再生装置。 - 【請求項9】 ディスクカートリッジに回転自在に収納
されたディスクに対して記録/再生を行う記録/再生手
段と、 前記記録/再生手段が内部に搭載される筐体と、 前記筐体内の前記記録/再生手段に隣接して、前記筐体
に設けられた前面パネルに対向し、かつ前記記録/再生
手段よりも前面パネル近傍に配置され、前記筐体外から
前記筐体内に向かう方向に前記ディスクカートリッジが
挿入される複数の挿入部を備え、前記ディスクカートリ
ッジを複数枚積層して収納することが可能なストッカ
と、 前記ストッカに収納されている前記ディスクカートリッ
ジから所望のディスクカートリッジを引き出して、前記
記録/再生手段側へ移送するカートリッジ移送手段と、 前記ストッカから前記記録/再生手段側へディスクカー
トリッジを引き出すことが可能な収納位置と、収納され
たディスクカートリッジ後部が把持可能な位置である前
記筐体の前面パネルから突出した排出位置と、前記収納
位置と排出位置との間にあってディスクカートリッジの
後端部が前記前面パネル近傍にある装着確認位置との3
つの停止位置へ、前記ストッカを移送するストッカ移送
手段と、 前記前面パネルの開口部を塞ぐ閉鎖位置と、ディスクカ
ートリッジ排出のため突出された前記ストッカと干渉し
ない位置まで開けられた開放位置との間において、前記
筐体の前面パネルの側面に対して略平行に摺動すること
が可能なスライドパネルと、 前記スライドパネルが前記開放位置にあることを検出す
るパネル開放完了検出手段と、 前記スライドパネルが前記閉鎖位置にあることを検出す
るパネル閉鎖完了検出手段と、 前記パネル閉鎖完了検出手段が閉鎖非検知状態に変化し
たときに前記ストッカを収納位置から装着確認位置へ移
送させ、続いて前記パネル開放完了検出手段により開放
状態が検知されたときに前記ストッカを前記排出位置へ
移送させ、または前記パネル閉鎖完了検出手段が閉鎖検
知状態に復帰したときに前記ストッカを前記収納位置へ
移送させるストッカ移送制御手段と、を備えたことを特
徴とするディスク記録/再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4922197A JPH10247353A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | ディスク記録/再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4922197A JPH10247353A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | ディスク記録/再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10247353A true JPH10247353A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12824896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4922197A Pending JPH10247353A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | ディスク記録/再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10247353A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010257222A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Sharp Corp | 記録媒体格納装置及び記録媒体販売管理システム |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP4922197A patent/JPH10247353A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010257222A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Sharp Corp | 記録媒体格納装置及び記録媒体販売管理システム |
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