JP3473311B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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- JP3473311B2 JP3473311B2 JP02862097A JP2862097A JP3473311B2 JP 3473311 B2 JP3473311 B2 JP 3473311B2 JP 02862097 A JP02862097 A JP 02862097A JP 2862097 A JP2862097 A JP 2862097A JP 3473311 B2 JP3473311 B2 JP 3473311B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状記録媒体
が収納された複数枚のディスクカートリッジが装着され
るものであって、複数枚のディスクカートリッジのうち
いずれか一枚の記録/再生を可能としたディスク再生装
置の収納ストッカと前面パネルの開口部に関するもので
ある。
が収納された複数枚のディスクカートリッジが装着され
るものであって、複数枚のディスクカートリッジのうち
いずれか一枚の記録/再生を可能としたディスク再生装
置の収納ストッカと前面パネルの開口部に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】前記したディスク再生装置において、第
1の従来例として、ストッカを前面パネルの開口部付近
で装着方向に移送するものでは、特開平7−50063
号公報に開示されたオートチェンジャー装置がある。こ
のオートチェンジャー装置は、シャーシに対して摺動可
能に案内されるカートリッジホルダ(ストッカ)と、シ
ャーシに回動可能に軸支されたレバーに設けられた係止
部と係脱部によりカートリッジホルダを装置から抜き取
りできる構成とし、またカートリッジホルダの摺動に連
動してフロントパネルのドアが回動可能に構成された物
である。
1の従来例として、ストッカを前面パネルの開口部付近
で装着方向に移送するものでは、特開平7−50063
号公報に開示されたオートチェンジャー装置がある。こ
のオートチェンジャー装置は、シャーシに対して摺動可
能に案内されるカートリッジホルダ(ストッカ)と、シ
ャーシに回動可能に軸支されたレバーに設けられた係止
部と係脱部によりカートリッジホルダを装置から抜き取
りできる構成とし、またカートリッジホルダの摺動に連
動してフロントパネルのドアが回動可能に構成された物
である。
【0003】また第2の従来例として、ストッカを筐体
内にて回動動作させるものでは、特開平7−57371
号公報に開示されたディスクカートリッジ収容、供給装
置がある。この装置では、スライド可能なトレーに略9
0度回動自在のカートリッジホルダ(ストッカ)を枢着
した構成とし、所望枚数のディスクカートリッジを垂直
に立てて収納した後、トレーを押し込むことによりカー
トリッジホルダが水平状態になるものである。
内にて回動動作させるものでは、特開平7−57371
号公報に開示されたディスクカートリッジ収容、供給装
置がある。この装置では、スライド可能なトレーに略9
0度回動自在のカートリッジホルダ(ストッカ)を枢着
した構成とし、所望枚数のディスクカートリッジを垂直
に立てて収納した後、トレーを押し込むことによりカー
トリッジホルダが水平状態になるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した第1及び第2
の従来例では、カートリッジホルダの移動は排出動作の
ためのみに行われる。筐体内に収納されたカートリッジ
ホルダから演奏のために取出されるディスクカートリッ
ジはカートリッジホルダの摺動方向と平行な水平方向に
移送される。このため演奏手段自身は、この移送時にデ
ィスクカートリッジと干渉しないように下部に待機して
おく必要がある。このため所定高さの筐体内にカートリ
ッジホルダ(ストッカ)を構成する際、演奏手段の高さ
分を差し引いて収納枚数を設定する必要があった。
の従来例では、カートリッジホルダの移動は排出動作の
ためのみに行われる。筐体内に収納されたカートリッジ
ホルダから演奏のために取出されるディスクカートリッ
ジはカートリッジホルダの摺動方向と平行な水平方向に
移送される。このため演奏手段自身は、この移送時にデ
ィスクカートリッジと干渉しないように下部に待機して
おく必要がある。このため所定高さの筐体内にカートリ
ッジホルダ(ストッカ)を構成する際、演奏手段の高さ
分を差し引いて収納枚数を設定する必要があった。
【0005】また第2の従来例のカートリッジホルダの
回動動作は、交換時に外面よりタイトル、装着順序など
を確認し易いようにするための排出手段の構成であり、
筐体内における演奏手段との相対関係には利用されてい
ない。
回動動作は、交換時に外面よりタイトル、装着順序など
を確認し易いようにするための排出手段の構成であり、
筐体内における演奏手段との相対関係には利用されてい
ない。
【0006】本発明は所定サイズの筐体内にストッカと
演奏手段を構成する時、ディスクカートリッジの収納枚
数を多く設定出来るディスク再生装置を提供することを
目的とする。
演奏手段を構成する時、ディスクカートリッジの収納枚
数を多く設定出来るディスク再生装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のディスク再生装置は、開口部を形成した前
面パネルが一方の側面に設けられた筐体と、ディスクカ
ートリッジに回転自在に収納されたディスクの記録/再
生を行い、前面パネルのある手前側から奥側に向かって
前記筐体内に上がり方向に傾斜して設けられた演奏手段
と、前記演奏手段に隣接して、前記筐体の前面パネルに
対向しつつ、かつ前記演奏手段よりも前面パネル側に配
置され、前記筐体外から前記筐体内に向かう装着方向に
前記ディスクカートリッジが挿入される積層した複数の
挿入口を備えたストッカと、前記筐体の前面パネルから
収納された前記ディスクカートリッジの一部が把持可能
な位置まで突出する排出位置と、前記ストッカから前記
演奏手段側へ前記ディスクカートリッジの引き出し動作
を行う収納位置との間、前記ストッカを前記ディスクカ
ートリッジの前記装着方向に移送可能で、かつ、前記収
納位置において、前記装着方向と略平行な水平姿勢と、
前記筐体の手前側から奥側に向かって上がり方向に傾斜
した前傾姿勢との間前記ストッカを回動可能なストッカ
移送手段と、前記ストッカが収納位置にあり、少なくと
も前傾姿勢にある時、前記演奏手段に前記ディスクカー
トリッジの装着が可能な引出位置まで、前記ディスクカ
ートリッジを搬送するカートリッジ移送手段とを備え、
前記前面パネルの前記ストッカが突出する開口部の高さ
より、前記ストッカを回動する収納位置の前記筐体内部
の高さが大きく確保されたことを特徴とするものであ
る。
め、本発明のディスク再生装置は、開口部を形成した前
面パネルが一方の側面に設けられた筐体と、ディスクカ
ートリッジに回転自在に収納されたディスクの記録/再
生を行い、前面パネルのある手前側から奥側に向かって
前記筐体内に上がり方向に傾斜して設けられた演奏手段
と、前記演奏手段に隣接して、前記筐体の前面パネルに
対向しつつ、かつ前記演奏手段よりも前面パネル側に配
置され、前記筐体外から前記筐体内に向かう装着方向に
前記ディスクカートリッジが挿入される積層した複数の
挿入口を備えたストッカと、前記筐体の前面パネルから
収納された前記ディスクカートリッジの一部が把持可能
な位置まで突出する排出位置と、前記ストッカから前記
演奏手段側へ前記ディスクカートリッジの引き出し動作
を行う収納位置との間、前記ストッカを前記ディスクカ
ートリッジの前記装着方向に移送可能で、かつ、前記収
納位置において、前記装着方向と略平行な水平姿勢と、
前記筐体の手前側から奥側に向かって上がり方向に傾斜
した前傾姿勢との間前記ストッカを回動可能なストッカ
移送手段と、前記ストッカが収納位置にあり、少なくと
も前傾姿勢にある時、前記演奏手段に前記ディスクカー
トリッジの装着が可能な引出位置まで、前記ディスクカ
ートリッジを搬送するカートリッジ移送手段とを備え、
前記前面パネルの前記ストッカが突出する開口部の高さ
より、前記ストッカを回動する収納位置の前記筐体内部
の高さが大きく確保されたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また本発明のディスク再生装置は、さら
に、演奏手段が筐体に対し、演奏中の振動を緩和するた
め緩衝部材を介して配置され、少なくとも演奏中は、ス
トッカをストッカ移送手段により前傾姿勢とするか、ま
たは所定の量装着方向と反対の排出方向に移送せしめる
ことにより前記演奏手段と干渉しないようにしたことを
特徴としたものである。
に、演奏手段が筐体に対し、演奏中の振動を緩和するた
め緩衝部材を介して配置され、少なくとも演奏中は、ス
トッカをストッカ移送手段により前傾姿勢とするか、ま
たは所定の量装着方向と反対の排出方向に移送せしめる
ことにより前記演奏手段と干渉しないようにしたことを
特徴としたものである。
【0009】また、本発明のディスク再生装置は、スト
ッカの排出位置から収納位置への装着方向への移送動作
と、収納位置における水平姿勢から前傾姿勢への回動動
作を、単一の駆動源からなる連続した駆動手段によって
構成したストッカ移送手段を備えたものである。
ッカの排出位置から収納位置への装着方向への移送動作
と、収納位置における水平姿勢から前傾姿勢への回動動
作を、単一の駆動源からなる連続した駆動手段によって
構成したストッカ移送手段を備えたものである。
【0010】以上の構成により、所定サイズの筐体内に
ストッカと演奏手段を構成する時、ストッカが収納され
た後、所定角度回動することにより、演奏のため引出さ
れるディスクカートリッジの軌道が筐体の手前側から奥
側に向かって上がり方向となる。その軌道との干渉を避
ける位置に退避され、同様に筐体の手前側から奥側に向
かって上がり方向に傾斜して配置された演奏手段を構成
することにより、筐体内のスペースを有効に利用出来る
ため、ディスクカートリッジの収納枚数を多く設定出来
る。
ストッカと演奏手段を構成する時、ストッカが収納され
た後、所定角度回動することにより、演奏のため引出さ
れるディスクカートリッジの軌道が筐体の手前側から奥
側に向かって上がり方向となる。その軌道との干渉を避
ける位置に退避され、同様に筐体の手前側から奥側に向
かって上がり方向に傾斜して配置された演奏手段を構成
することにより、筐体内のスペースを有効に利用出来る
ため、ディスクカートリッジの収納枚数を多く設定出来
る。
【0011】また演奏中の演奏手段の振動緩和のための
緩衝スペースを、ストッカを回動するか、または排出方
向に移送することにより確保できるため、この点でも筐
体内のスペースを有効に利用出来る。
緩衝スペースを、ストッカを回動するか、または排出方
向に移送することにより確保できるため、この点でも筐
体内のスペースを有効に利用出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク再生装置
について図面を参照しながら説明を行う。
について図面を参照しながら説明を行う。
【0013】図1は本発明のディスク再生装置の一実施
例におけるディスク再生状態の側面図であり、図2はそ
の平面図、図3は正面図である。図4は本実施の形態に
おけるストッカ排出状態の側面図である。図5は本実施
の形態におけるストッカ収納・待機状態を表す側面図で
ある。図6は本実施の形態におけるストッカ5段目のデ
ィスクカートリッジ再生のための引き出し過程を表す側
面図であり、図7はストッカ1段目のディスクカートリ
ッジ再生のための引き出し過程を表す側面図である。
例におけるディスク再生状態の側面図であり、図2はそ
の平面図、図3は正面図である。図4は本実施の形態に
おけるストッカ排出状態の側面図である。図5は本実施
の形態におけるストッカ収納・待機状態を表す側面図で
ある。図6は本実施の形態におけるストッカ5段目のデ
ィスクカートリッジ再生のための引き出し過程を表す側
面図であり、図7はストッカ1段目のディスクカートリ
ッジ再生のための引き出し過程を表す側面図である。
【0014】図8は図6、図7の状態におけるストッカ
からの移送経路を表す要部詳細図である。図9は再生す
るカートリッジを選択する昇降メカニズムの概略図であ
る。図10はスライドパネルの状態に応じたメカニズム
動作の関連を表すフローチャートである。図11はスト
ッカがパネル近傍まで移送された状態を表す側面図であ
る。
からの移送経路を表す要部詳細図である。図9は再生す
るカートリッジを選択する昇降メカニズムの概略図であ
る。図10はスライドパネルの状態に応じたメカニズム
動作の関連を表すフローチャートである。図11はスト
ッカがパネル近傍まで移送された状態を表す側面図であ
る。
【0015】まず、本実施の形態におけるディスクカー
トリッジを収納するストッカと前面のスライドパネルに
関する説明を行う。
トリッジを収納するストッカと前面のスライドパネルに
関する説明を行う。
【0016】図1〜図3において、筐体3の前面には前
面パネル7が一体に設けられている。前面パネル7には
ディスクカートリッジ1を挿入するストッカ2のための
開口部が設けられている。また、その開口部を遮蔽する
ためのスライドパネル8が前面パネル7の面上を摺動可
能に設けられている。この前面パネル7の開口部の高さ
は図1及び図3に示すようにディスクカートリッジ1の
収納枚数を出来るだけ多く確保出来るように大きく設定
されている。しかし前記した前面パネル7の開口部は、
パネル縁部の肉厚により筐体3の内部の収納位置の高さ
よりは小さくなっている。
面パネル7が一体に設けられている。前面パネル7には
ディスクカートリッジ1を挿入するストッカ2のための
開口部が設けられている。また、その開口部を遮蔽する
ためのスライドパネル8が前面パネル7の面上を摺動可
能に設けられている。この前面パネル7の開口部の高さ
は図1及び図3に示すようにディスクカートリッジ1の
収納枚数を出来るだけ多く確保出来るように大きく設定
されている。しかし前記した前面パネル7の開口部は、
パネル縁部の肉厚により筐体3の内部の収納位置の高さ
よりは小さくなっている。
【0017】また前面パネル7には、ストッカ2やスラ
イドパネル8に遮られない位置にストッカ2の排出操作
を行うための開閉ボタン9が設けられている。スライド
パネル8には再生装置の操作を行うための操作ボタンも
しくは表示部(図示せず)が設けられる。その操作ボタ
ンもしくは表示部は、前面パネル7の開口部がスライド
パネル8によって完全に遮蔽されたとき、それぞれに設
けられたクローズ接点10a,10bによって電気的に
結線される。またスライドパネル8を完全に開いた時、
検出状態となるパネルオープン完了センサ11が前面パ
ネル7上に設けられている。
イドパネル8に遮られない位置にストッカ2の排出操作
を行うための開閉ボタン9が設けられている。スライド
パネル8には再生装置の操作を行うための操作ボタンも
しくは表示部(図示せず)が設けられる。その操作ボタ
ンもしくは表示部は、前面パネル7の開口部がスライド
パネル8によって完全に遮蔽されたとき、それぞれに設
けられたクローズ接点10a,10bによって電気的に
結線される。またスライドパネル8を完全に開いた時、
検出状態となるパネルオープン完了センサ11が前面パ
ネル7上に設けられている。
【0018】前面パネル7の開口部の奥方向には、複数
枚のディスクカートリッジ1を収納可能なストッカ2が
後述する構成によって挿入排出方向(以下前後方向)に
所定の区間移動可能に設けられている。ストッカ2の更
に奥方向にはトラバースユニット19が配置されてお
り、ストッカ2が奥方向へ移動した所定の待機収納位置
にある時、指定したディスクカートリッジ1を引き出
し、再生するためトラバースユニット19に装着するこ
とが出来る。
枚のディスクカートリッジ1を収納可能なストッカ2が
後述する構成によって挿入排出方向(以下前後方向)に
所定の区間移動可能に設けられている。ストッカ2の更
に奥方向にはトラバースユニット19が配置されてお
り、ストッカ2が奥方向へ移動した所定の待機収納位置
にある時、指定したディスクカートリッジ1を引き出
し、再生するためトラバースユニット19に装着するこ
とが出来る。
【0019】ストッカ2は複数枚のディスクカートリッ
ジ1を積層して収納するために仕切板によって仕切ら
れ、カートリッジの挿入方向に開口されている。またス
トッカ2は排出時には前面パネル7の開口部より突出さ
れ、収納されたディスクカートリッジ1を両サイドで把
持することで1枚づつ単独で着脱可能な構成となってい
る。
ジ1を積層して収納するために仕切板によって仕切ら
れ、カートリッジの挿入方向に開口されている。またス
トッカ2は排出時には前面パネル7の開口部より突出さ
れ、収納されたディスクカートリッジ1を両サイドで把
持することで1枚づつ単独で着脱可能な構成となってい
る。
【0020】以下に、図2、図4、図5、図11を用い
てストッカ2の移動方法について説明する。ストッカ2
は筐体3に固着されたメカシャーシ(図示せず)に固定
配置されたストッカアングルL5及びストッカアングル
R6によって両サイドを案内される。またストッカアン
グルL5上を摺動するストッカラック4によって前後方
向にストッカ2を移送する。ストッカラック4は搬送モ
ータ27を駆動源とする減速ギア列(一部図示せず)の
駆動により所定区間の移動を行うストッカ移送手段を構
成している。
てストッカ2の移動方法について説明する。ストッカ2
は筐体3に固着されたメカシャーシ(図示せず)に固定
配置されたストッカアングルL5及びストッカアングル
R6によって両サイドを案内される。またストッカアン
グルL5上を摺動するストッカラック4によって前後方
向にストッカ2を移送する。ストッカラック4は搬送モ
ータ27を駆動源とする減速ギア列(一部図示せず)の
駆動により所定区間の移動を行うストッカ移送手段を構
成している。
【0021】このような構成によってストッカ2は図4
に示す、ディスクカートリッジ1の入れ替えが可能な排
出位置から、図5に示す内部でのチェンジ動作を行う待
機収納位置までの間を移送することが出来る。また図5
の待機収納位置においては、更に後述する方法によっ
て、再生装置内部でのチェンジャ動作を行う前傾姿勢
と、ストッカ2の移動時の水平姿勢の間を回動する構成
となっている。図5及び図1に示すストッカ2の前傾姿
勢時には、ストッカラック4に設けられた傾斜カム部に
よってストッカ2の後方のピンが持ち上げられ、ストッ
カ2の前方部は相対的に下降され、後方部は逆に上昇さ
れる。
に示す、ディスクカートリッジ1の入れ替えが可能な排
出位置から、図5に示す内部でのチェンジ動作を行う待
機収納位置までの間を移送することが出来る。また図5
の待機収納位置においては、更に後述する方法によっ
て、再生装置内部でのチェンジャ動作を行う前傾姿勢
と、ストッカ2の移動時の水平姿勢の間を回動する構成
となっている。図5及び図1に示すストッカ2の前傾姿
勢時には、ストッカラック4に設けられた傾斜カム部に
よってストッカ2の後方のピンが持ち上げられ、ストッ
カ2の前方部は相対的に下降され、後方部は逆に上昇さ
れる。
【0022】またストッカ2は待機収納位置では、トラ
バースユニット19へのディスクカートリッジ1装着の
ため、前面パネル面から更に奥に移動されており、開口
部に隙間の空いた状態となる。この時スライドパネル8
を開けてディスクカートリッジを覗いた時、実際の使用
状態では装置をやや上方から見下ろすことになるが、ス
トッカ2が前傾姿勢であれば隠れて見えにくい上段のデ
ィスクカートリッジ1の背ラベルも視認し易い。
バースユニット19へのディスクカートリッジ1装着の
ため、前面パネル面から更に奥に移動されており、開口
部に隙間の空いた状態となる。この時スライドパネル8
を開けてディスクカートリッジを覗いた時、実際の使用
状態では装置をやや上方から見下ろすことになるが、ス
トッカ2が前傾姿勢であれば隠れて見えにくい上段のデ
ィスクカートリッジ1の背ラベルも視認し易い。
【0023】図11において、ストッカ2はストッカ移
送手段の駆動によって所定量ストッカラック4が移動さ
れ、収納されたディスクカートリッジ1の後部背ラベル
面が、前面パネル7を遮蔽するスライドパネル8の裏面
近傍まで移送されている。この状態では前面パネル7の
開口部とストッカ2の間の前後方向の隙間がなくなり、
異物の侵入を受けにくくする構成となっている。またス
ライドパネル8を開けることによって、ディスクカート
リッジ1の背ラベル面を直視することができる。またス
ライドパネルの所定部分に透明または半透明部を設ける
ことによって、遮蔽状態でもディスクカートリッジ1の
背ラベル面を確認することができる。
送手段の駆動によって所定量ストッカラック4が移動さ
れ、収納されたディスクカートリッジ1の後部背ラベル
面が、前面パネル7を遮蔽するスライドパネル8の裏面
近傍まで移送されている。この状態では前面パネル7の
開口部とストッカ2の間の前後方向の隙間がなくなり、
異物の侵入を受けにくくする構成となっている。またス
ライドパネル8を開けることによって、ディスクカート
リッジ1の背ラベル面を直視することができる。またス
ライドパネルの所定部分に透明または半透明部を設ける
ことによって、遮蔽状態でもディスクカートリッジ1の
背ラベル面を確認することができる。
【0024】次に、スライドパネル8を操作することに
よるストッカ2の動作について説明する。
よるストッカ2の動作について説明する。
【0025】図1は、装置の再生状態におけるストッカ
2の姿勢と位置を示しているが、前面パネルから奥へ移
動した待機収納位置で前傾姿勢をとっている。この時ス
ライドパネル8は前面パネル7を閉鎖する状態であり、
スライドパネル8の面上の操作ボタンおよび表示部はク
ローズ接点10a,10bによって接続されているの
で、再生のための各種操作が可能である。ここでスライ
ドパネル8を開き始めると、クローズ接点10a、10
bは接続が解除されるため、電気的にスライドパネル8
の開放開始が検知される。この時点で操作ボタン等によ
る装置内部でのディスクカートリッジ1交換のためのチ
ェンジ動作は禁止状態となる。
2の姿勢と位置を示しているが、前面パネルから奥へ移
動した待機収納位置で前傾姿勢をとっている。この時ス
ライドパネル8は前面パネル7を閉鎖する状態であり、
スライドパネル8の面上の操作ボタンおよび表示部はク
ローズ接点10a,10bによって接続されているの
で、再生のための各種操作が可能である。ここでスライ
ドパネル8を開き始めると、クローズ接点10a、10
bは接続が解除されるため、電気的にスライドパネル8
の開放開始が検知される。この時点で操作ボタン等によ
る装置内部でのディスクカートリッジ1交換のためのチ
ェンジ動作は禁止状態となる。
【0026】この開放検知を受けてストッカ2を前後方
向に駆動するストッカ移送手段が動作を始め、図5のよ
うにストッカ2をまず前傾姿勢から水平姿勢に復帰さ
せ、次に手前方向に移動を始め図11に示すディスクカ
ートリッジ1の後部背ラベル面が前面パネル7近傍にあ
る位置へ移動される。この位置は排出のための準備位置
であり、前述したように、ディスクカートリッジ1のラ
ベルが確認し易く、開口部への異物の侵入も防止出来
る。
向に駆動するストッカ移送手段が動作を始め、図5のよ
うにストッカ2をまず前傾姿勢から水平姿勢に復帰さ
せ、次に手前方向に移動を始め図11に示すディスクカ
ートリッジ1の後部背ラベル面が前面パネル7近傍にあ
る位置へ移動される。この位置は排出のための準備位置
であり、前述したように、ディスクカートリッジ1のラ
ベルが確認し易く、開口部への異物の侵入も防止出来
る。
【0027】またスライドパネルをさらに開けて、ディ
スクカートリッジ1が挿入出来る幅になると摺動部に軽
いクリック部が設けてあり一旦停止しやすい構造となっ
ている。この開放位置で、ストッカ2の挿入部に空があ
ればこの時点でディスクカートリッジ1を追加挿入する
ことが出来る。前面パネル7からディスクカートリッジ
1の突出がなく、装着後は前面が揃うため装着の確認が
行い易い。
スクカートリッジ1が挿入出来る幅になると摺動部に軽
いクリック部が設けてあり一旦停止しやすい構造となっ
ている。この開放位置で、ストッカ2の挿入部に空があ
ればこの時点でディスクカートリッジ1を追加挿入する
ことが出来る。前面パネル7からディスクカートリッジ
1の突出がなく、装着後は前面が揃うため装着の確認が
行い易い。
【0028】次にさらにスライドパネル8を開いて、完
全に開ききった状態とすると、パネルオープン完了セン
サ11が検出され、この検出を受けて再度、ストッカ2
を前後方向に駆動するストッカ移送手段が手前方向に動
作を始め、図4のようにストッカ2のディスクカートリ
ッジ1が前面パネル7から突出した排出状態となるの
で、排出操作のために開閉ボタン9を押す必要がない。
この位置ではディスクカートリッジ1の取出し、入れ替
えが自由に行える。
全に開ききった状態とすると、パネルオープン完了セン
サ11が検出され、この検出を受けて再度、ストッカ2
を前後方向に駆動するストッカ移送手段が手前方向に動
作を始め、図4のようにストッカ2のディスクカートリ
ッジ1が前面パネル7から突出した排出状態となるの
で、排出操作のために開閉ボタン9を押す必要がない。
この位置ではディスクカートリッジ1の取出し、入れ替
えが自由に行える。
【0029】ディスクカートリッジ1の入れ替えを終え
再び収納したい時は、前面パネル7上の開閉ボタン9を
押すか、ストッカ2を押し込むことにより、排出時と逆
回転の駆動によってストッカ移送手段がストッカ2を奥
方向に移動させることで再び図1の状態とすることが出
来る。
再び収納したい時は、前面パネル7上の開閉ボタン9を
押すか、ストッカ2を押し込むことにより、排出時と逆
回転の駆動によってストッカ移送手段がストッカ2を奥
方向に移動させることで再び図1の状態とすることが出
来る。
【0030】また図11の状態において、スライドパネ
ル8を開いた状態から遮蔽状態に戻した場合、クローズ
接点10a,10bが再び接続され、その検知を受け
て、手前方向と逆回転の駆動によってストッカ移送手段
がストッカ2を奥方向に移動させることで再び図1の状
態とすることで、素早く再生時の待機収納状態に復帰さ
せることが出来る。この状態に戻ると操作ボタンによる
チェンジ動作などの各種操作や表示が可能となる。
ル8を開いた状態から遮蔽状態に戻した場合、クローズ
接点10a,10bが再び接続され、その検知を受け
て、手前方向と逆回転の駆動によってストッカ移送手段
がストッカ2を奥方向に移動させることで再び図1の状
態とすることで、素早く再生時の待機収納状態に復帰さ
せることが出来る。この状態に戻ると操作ボタンによる
チェンジ動作などの各種操作や表示が可能となる。
【0031】図10はこの時の制御の流れを示したもの
である。また図10において、始めに開閉ボタン9を押
した場合、クローズ接点10a、10bが検出状態であ
れば、スライドパネル8がオープンされていないことを
所定の表示部に表示し、スライドパネル8の開放を促す
こととなる。
である。また図10において、始めに開閉ボタン9を押
した場合、クローズ接点10a、10bが検出状態であ
れば、スライドパネル8がオープンされていないことを
所定の表示部に表示し、スライドパネル8の開放を促す
こととなる。
【0032】また上記の実施形態では、ストッカ2再生
時の定常待機状態を奥部に位置する図1の状態とした
が、図11に示す位置を定常待機状態とすれば、スライ
ドパネル8に透明または半透明の透過部を設けること
で、常にディスクカートリッジ1の背ラベルを視認し易
くでき、かつ開口部への異物侵入の機会をより少なく出
来る。ただし装置内部における再生ディスクカートリッ
ジ1交換のためのチェンジャ動作の時間は前記実施形態
より長くなる。この2つの実施形態は、メカニズムの構
成を変更することなく制御手段の設定で使用者の好みに
応じて選択することが出来る。
時の定常待機状態を奥部に位置する図1の状態とした
が、図11に示す位置を定常待機状態とすれば、スライ
ドパネル8に透明または半透明の透過部を設けること
で、常にディスクカートリッジ1の背ラベルを視認し易
くでき、かつ開口部への異物侵入の機会をより少なく出
来る。ただし装置内部における再生ディスクカートリッ
ジ1交換のためのチェンジャ動作の時間は前記実施形態
より長くなる。この2つの実施形態は、メカニズムの構
成を変更することなく制御手段の設定で使用者の好みに
応じて選択することが出来る。
【0033】また上記の実施形態では、スライドパネル
8を完全に開放すると、即座にストッカ移送手段がスト
ッカ2を移送開始する仕様となっているが、パネルオー
プン完了センサ11の検出まで禁止していた排出指令を
許可するにとどめ、開閉ボタン9にて排出動作を行わせ
ても良い。
8を完全に開放すると、即座にストッカ移送手段がスト
ッカ2を移送開始する仕様となっているが、パネルオー
プン完了センサ11の検出まで禁止していた排出指令を
許可するにとどめ、開閉ボタン9にて排出動作を行わせ
ても良い。
【0034】次にストッカ2に収納されたディスクカー
トリッジの前後方向への脱落規制について説明する。
トリッジの前後方向への脱落規制について説明する。
【0035】図2において、ストッカ2の左側にはディ
スクカートリッジ1の前後方向の移動を規制するカート
リッジ規制アーム29が設けられている。カートリッジ
規制アーム29は中央付近でストッカ2の上下でコの字
状に回動可能に支持され、アームの回動状態によって両
端部のいづれかが、それぞれ各段のディスクカートリッ
ジ1の前後側面部と当接する規制部を持った構成となっ
ている。カートリッジ規制アーム29はストッカ2が装
置内部の待機収納位置にある時は、実線で示した状態に
あり、ディスクカートリッジ1の後部を規制し、手前方
向への脱落を防止している。
スクカートリッジ1の前後方向の移動を規制するカート
リッジ規制アーム29が設けられている。カートリッジ
規制アーム29は中央付近でストッカ2の上下でコの字
状に回動可能に支持され、アームの回動状態によって両
端部のいづれかが、それぞれ各段のディスクカートリッ
ジ1の前後側面部と当接する規制部を持った構成となっ
ている。カートリッジ規制アーム29はストッカ2が装
置内部の待機収納位置にある時は、実線で示した状態に
あり、ディスクカートリッジ1の後部を規制し、手前方
向への脱落を防止している。
【0036】またこの状態で不用意に新たなディスクカ
ートリッジが挿入されることの防止も行っている。次
に、ストッカ2がストッカ移送手段によって手前方向に
移送され図11もしくは図4に示す位置に移送される
と、カートリッジ規制アーム29はメカシャーシ部に設
けられたカム形状により(図示せず)時計方向に回動さ
れ、2点鎖線で示す状態となり、新たにディスクカート
リッジ1をストッカ2の挿入口に装着する際に、押し込
み過ぎて奥方向に脱落するのを防止することが出来る。
ートリッジが挿入されることの防止も行っている。次
に、ストッカ2がストッカ移送手段によって手前方向に
移送され図11もしくは図4に示す位置に移送される
と、カートリッジ規制アーム29はメカシャーシ部に設
けられたカム形状により(図示せず)時計方向に回動さ
れ、2点鎖線で示す状態となり、新たにディスクカート
リッジ1をストッカ2の挿入口に装着する際に、押し込
み過ぎて奥方向に脱落するのを防止することが出来る。
【0037】次にトラバースユニット19に関する説明
を行う。図2および図6および図9において、トラバー
スユニット19(演奏手段)にはディスクカートリッジ
1を位置決めする位置決めピンが植設され、ディスクを
回転駆動するためのスピンドルモータ23が搭載され、
ディスクカートリッジ1内のディスクに記録された信号
の読み取りを行うための光ヘッドが摺動自在に搭載され
ている。トラバースユニット19は内部に粘弾性体が内
封されたダンパ21により筐体3に対して遊動自在に3
点支持されている。
を行う。図2および図6および図9において、トラバー
スユニット19(演奏手段)にはディスクカートリッジ
1を位置決めする位置決めピンが植設され、ディスクを
回転駆動するためのスピンドルモータ23が搭載され、
ディスクカートリッジ1内のディスクに記録された信号
の読み取りを行うための光ヘッドが摺動自在に搭載され
ている。トラバースユニット19は内部に粘弾性体が内
封されたダンパ21により筐体3に対して遊動自在に3
点支持されている。
【0038】トラバースユニット19の下側にはロック
ピン14が植設され、筐体3に摺動自在に設けられたロ
ックレバー15により、ディスクカートリッジ1の着脱
やディスク切換動作等を行う時に、トラバースユニット
19がダンパ21の支持力に抗して下方向に付勢され、
筐体3に対して固定される。また、筐体3にはメカアン
グルL25およびメカアングルR26が設けられ、メカ
アングルR26には階段状のカム溝が形成された昇降カ
ム16が摺動自在に設けられている。さらに、トラバー
スユニット19の下側には、昇降カム16を駆動する昇
降モータ28、ならびに、ディスクカートリッジ1の搬
送を行う搬送モータ27が設けられている。
ピン14が植設され、筐体3に摺動自在に設けられたロ
ックレバー15により、ディスクカートリッジ1の着脱
やディスク切換動作等を行う時に、トラバースユニット
19がダンパ21の支持力に抗して下方向に付勢され、
筐体3に対して固定される。また、筐体3にはメカアン
グルL25およびメカアングルR26が設けられ、メカ
アングルR26には階段状のカム溝が形成された昇降カ
ム16が摺動自在に設けられている。さらに、トラバー
スユニット19の下側には、昇降カム16を駆動する昇
降モータ28、ならびに、ディスクカートリッジ1の搬
送を行う搬送モータ27が設けられている。
【0039】ホルダ17の後端はトラバースユニット1
9の後端に回動自在に軸支され、その回動支点19aは
図7に示す様に傾斜した姿勢のストッカ2の3段目のデ
ィスクカートリッジ1の略延長上に設けられている。ホ
ルダ17の両側面には屈曲部を含むガイド溝17aが設
けられ、右側面にはホルダ17を回動駆動するための駆
動ピンが植設されている。ホルダ17の駆動ピンは階段
状のカム溝と係合し、ホルダ17は昇降カム16が摺動
することにより回動支点19aを中心として回動駆動さ
れる。
9の後端に回動自在に軸支され、その回動支点19aは
図7に示す様に傾斜した姿勢のストッカ2の3段目のデ
ィスクカートリッジ1の略延長上に設けられている。ホ
ルダ17の両側面には屈曲部を含むガイド溝17aが設
けられ、右側面にはホルダ17を回動駆動するための駆
動ピンが植設されている。ホルダ17の駆動ピンは階段
状のカム溝と係合し、ホルダ17は昇降カム16が摺動
することにより回動支点19aを中心として回動駆動さ
れる。
【0040】次に、図2を用いてストッカ2からトラバ
ースユニット19への引き出しに関する説明を行う。
ースユニット19への引き出しに関する説明を行う。
【0041】ストッカ2は5枚のカートリッジの着脱が
可能な、5つの開口部が設けられており、開口部のそれ
ぞれにチャッカ12が設けられている。ここで、ストッ
カ2の最下段を1段目として最上段を5段目とし、以降
説明を行っていく。
可能な、5つの開口部が設けられており、開口部のそれ
ぞれにチャッカ12が設けられている。ここで、ストッ
カ2の最下段を1段目として最上段を5段目とし、以降
説明を行っていく。
【0042】チャッカ12はディスクカートリッジ1を
保持して一体となってトラバースユニット19まで、カ
ートリッジ移送手段に設けられたキャリア13によって
搬送される。チャッカ12の両側面には4本のガイドピ
ンが設けられ、5つのチャッカ12がそれぞれストッカ
2の両側面に設けられたガイド溝2aと係合し、ディス
クカートリッジ1の高さ保持ならびに搬送の案内を行っ
ている。
保持して一体となってトラバースユニット19まで、カ
ートリッジ移送手段に設けられたキャリア13によって
搬送される。チャッカ12の両側面には4本のガイドピ
ンが設けられ、5つのチャッカ12がそれぞれストッカ
2の両側面に設けられたガイド溝2aと係合し、ディス
クカートリッジ1の高さ保持ならびに搬送の案内を行っ
ている。
【0043】1段目と2段目とのディスクカートリッジ
1の積層間隔は、後方の積層間隔L2を前方の積層間隔
L1より広くしている。4段目と5段目との積層間隔
は、後方の積層間隔L4を前方の積層間隔L3より広く
している。2段目と3段目との積層間隔、及び、3段目
と4段目との積層間隔は前後方とも同じ間隔で、図4に
示す水平状態で、筐体3の主面に対して略平行な姿勢を
とっている。
1の積層間隔は、後方の積層間隔L2を前方の積層間隔
L1より広くしている。4段目と5段目との積層間隔
は、後方の積層間隔L4を前方の積層間隔L3より広く
している。2段目と3段目との積層間隔、及び、3段目
と4段目との積層間隔は前後方とも同じ間隔で、図4に
示す水平状態で、筐体3の主面に対して略平行な姿勢を
とっている。
【0044】この様に、前方の積層間隔を小さくするこ
とにより、ストッカ2が筐体3の外へ排出された際で
も、前面パネル7とディスクカートリッジ1が干渉する
ことなく、前面パネル7の設計の自由度を大きくするこ
とができる。また、後方の積層間隔を広げることによ
り、ディスクカートリッジ1をトラバースユニット19
側へ引き出す時に、上下のディスクカートリッジ1やチ
ャッカ12との隙間を確保することができる。
とにより、ストッカ2が筐体3の外へ排出された際で
も、前面パネル7とディスクカートリッジ1が干渉する
ことなく、前面パネル7の設計の自由度を大きくするこ
とができる。また、後方の積層間隔を広げることによ
り、ディスクカートリッジ1をトラバースユニット19
側へ引き出す時に、上下のディスクカートリッジ1やチ
ャッカ12との隙間を確保することができる。
【0045】次に、ホルダ17に関する説明を行う。ホ
ルダ17の後端はトラバースユニット19の後端に回動
自在に軸支され、その回動支点19aは図7に示す様に
傾斜したストッカ2の3段目のディスクカートリッジ1
の略延長上に設けられている。また、5段目のディスク
カートリッジ1が選択された時に、ホルダ17はトラバ
ースユニット19に対して最大の角度を成し、筐体3に
対して略平行な姿勢を保っている。ホルダ17の両側面
には屈曲部を含むガイド溝17aが設けられ、右側面に
はホルダ17を回動駆動するための駆動ピンが植設され
ている。ホルダ17の駆動ピンは昇降カム16と係合
し、昇降カム16が摺動することによりホルダ17が回
動支点17bを中心として回動駆動される。
ルダ17の後端はトラバースユニット19の後端に回動
自在に軸支され、その回動支点19aは図7に示す様に
傾斜したストッカ2の3段目のディスクカートリッジ1
の略延長上に設けられている。また、5段目のディスク
カートリッジ1が選択された時に、ホルダ17はトラバ
ースユニット19に対して最大の角度を成し、筐体3に
対して略平行な姿勢を保っている。ホルダ17の両側面
には屈曲部を含むガイド溝17aが設けられ、右側面に
はホルダ17を回動駆動するための駆動ピンが植設され
ている。ホルダ17の駆動ピンは昇降カム16と係合
し、昇降カム16が摺動することによりホルダ17が回
動支点17bを中心として回動駆動される。
【0046】次に、図6を参照しながら、1段目のディ
スクカートリッジ1の引き出し動作に関する説明を行
う。
スクカートリッジ1の引き出し動作に関する説明を行
う。
【0047】ディスクカートリッジ1のトラバースユニ
ット19側への引き出し動作やストッカ2への戻し動作
を行う際には、前述したように、ストッカ2は筐体3に
対して前側から奥側に向かって上方向に傾斜した姿勢を
とっている。
ット19側への引き出し動作やストッカ2への戻し動作
を行う際には、前述したように、ストッカ2は筐体3に
対して前側から奥側に向かって上方向に傾斜した姿勢を
とっている。
【0048】1段目のディスクが選択されると、昇降カ
ム16が摺動してホルダ17が1段目の高さ位置まで回
動駆動される。この時、ホルダ17のガイド溝17aが
ストッカ2のガイド溝2aの延長上の高さにあり、スト
ッカ2からホルダ17に搬送する時の案内を行ってい
る。
ム16が摺動してホルダ17が1段目の高さ位置まで回
動駆動される。この時、ホルダ17のガイド溝17aが
ストッカ2のガイド溝2aの延長上の高さにあり、スト
ッカ2からホルダ17に搬送する時の案内を行ってい
る。
【0049】カートリッジ移送手段に設けられたキャリ
ア13によりチャッカ12が駆動され、チャッカ12の
ガイドピンがストッカ2のガイド溝2aから抜け出し
て、ホルダ17のガイド溝17aへと受け渡される。引
き続いてチャッカ12が搬送駆動され、ディスクカート
リッジ1が手前側の位置決めピンとターンテーブル上を
通過し、奥側の位置決めピンの上部に差し掛かると、ガ
イド溝17aの屈曲部によりディスクカートリッジ1が
上方に持ち上げられる。これにより、ディスクカートリ
ッジ1の搬送動作中に奥側の位置決めピンと干渉する事
なくガイド溝17aの終端位置(引出位置)まで搬送さ
れる。
ア13によりチャッカ12が駆動され、チャッカ12の
ガイドピンがストッカ2のガイド溝2aから抜け出し
て、ホルダ17のガイド溝17aへと受け渡される。引
き続いてチャッカ12が搬送駆動され、ディスクカート
リッジ1が手前側の位置決めピンとターンテーブル上を
通過し、奥側の位置決めピンの上部に差し掛かると、ガ
イド溝17aの屈曲部によりディスクカートリッジ1が
上方に持ち上げられる。これにより、ディスクカートリ
ッジ1の搬送動作中に奥側の位置決めピンと干渉する事
なくガイド溝17aの終端位置(引出位置)まで搬送さ
れる。
【0050】この後、昇降カム16が矢印Dの方向に摺
動することによりホルダ17が下方向に回動駆動され、
ホルダ17とトラバースユニット19とが合体する。そ
して、ロックレバー15が摺動することにより、トラバ
ースユニット19のロック状態が解除され、ディスクの
再生が可能な状態となる。
動することによりホルダ17が下方向に回動駆動され、
ホルダ17とトラバースユニット19とが合体する。そ
して、ロックレバー15が摺動することにより、トラバ
ースユニット19のロック状態が解除され、ディスクの
再生が可能な状態となる。
【0051】ここで、ストッカ2のガイド溝2a、及
び、ホルダ17のガイド溝17aによるディスクカート
リッジ1の案内軌跡は、筐体3の奥にいくほど上がって
いく軌跡をとっている。すなわち、引出位置まで搬送さ
れたディスクカートリッジ1の姿勢は、ストッカ2に収
納されたディスクカートリッジ1の姿勢に対して上方向
に傾斜した姿勢をとっている。これにより、ディスクカ
ートリッジ1に対してトラバースユニット19が退避し
た状態でも、トラバースユニット19の下側に空間を確
保することができ、メカニズムの小型化のためにホルダ
17昇降メカニズムやカートリッジ移送手段の一部を配
置することができる。
び、ホルダ17のガイド溝17aによるディスクカート
リッジ1の案内軌跡は、筐体3の奥にいくほど上がって
いく軌跡をとっている。すなわち、引出位置まで搬送さ
れたディスクカートリッジ1の姿勢は、ストッカ2に収
納されたディスクカートリッジ1の姿勢に対して上方向
に傾斜した姿勢をとっている。これにより、ディスクカ
ートリッジ1に対してトラバースユニット19が退避し
た状態でも、トラバースユニット19の下側に空間を確
保することができ、メカニズムの小型化のためにホルダ
17昇降メカニズムやカートリッジ移送手段の一部を配
置することができる。
【0052】次に、図7を参照しながら、5段目のディ
スクカートリッジ1の引き出し動作に関する説明を行
う。
スクカートリッジ1の引き出し動作に関する説明を行
う。
【0053】5段目のディスクが選択されると、昇降カ
ム16が摺動してホルダ17が5段目の高さ位置まで回
動駆動され、ホルダ17は筐体3に対して平行に近い姿
勢になる。この時、ホルダ17のガイド溝17aがスト
ッカ2のガイド溝2aの延長上の高さにあり、ストッカ
2からホルダ17に搬送する時の案内を行っている。
ム16が摺動してホルダ17が5段目の高さ位置まで回
動駆動され、ホルダ17は筐体3に対して平行に近い姿
勢になる。この時、ホルダ17のガイド溝17aがスト
ッカ2のガイド溝2aの延長上の高さにあり、ストッカ
2からホルダ17に搬送する時の案内を行っている。
【0054】カートリッジ移送手段に設けられたキャリ
ア13によりチャッカ12が駆動され、チャッカ12の
ガイドピンがストッカ2のガイド溝2aから抜け出し
て、ホルダ17のガイド溝17aへと受け渡される。こ
のとき、チャッカ12は筐体3の主面に対して略水平な
姿勢となる。引き続いてチャッカ12が搬送駆動される
と、チャッカ12はやや奥に向かって下がり方向の経路
で、ディスクカートリッジ1が手前側の位置決めピンと
ターンテーブル上を通過し、奥側の位置決めピンの上部
に差し掛かると、ガイド溝17aの屈曲部によって、デ
ィスクカートリッジ1が上方に持ち上げられ、奥側の位
置決めピンと干渉する事なくチャッカ12がガイド溝1
7aの終端位置(引出位置)まで搬送される。
ア13によりチャッカ12が駆動され、チャッカ12の
ガイドピンがストッカ2のガイド溝2aから抜け出し
て、ホルダ17のガイド溝17aへと受け渡される。こ
のとき、チャッカ12は筐体3の主面に対して略水平な
姿勢となる。引き続いてチャッカ12が搬送駆動される
と、チャッカ12はやや奥に向かって下がり方向の経路
で、ディスクカートリッジ1が手前側の位置決めピンと
ターンテーブル上を通過し、奥側の位置決めピンの上部
に差し掛かると、ガイド溝17aの屈曲部によって、デ
ィスクカートリッジ1が上方に持ち上げられ、奥側の位
置決めピンと干渉する事なくチャッカ12がガイド溝1
7aの終端位置(引出位置)まで搬送される。
【0055】この後、昇降カム16が矢印Dの方向に摺
動することにより、ホルダ17が下方に回動駆動され、
ホルダ17とトラバースユニット19と合体する。そし
て、ロックレバー15が摺動してトラバースユニット1
9のロックが解除され、ディスクの再生が可能な状態と
なる。
動することにより、ホルダ17が下方に回動駆動され、
ホルダ17とトラバースユニット19と合体する。そし
て、ロックレバー15が摺動してトラバースユニット1
9のロックが解除され、ディスクの再生が可能な状態と
なる。
【0056】以上のようにストッカ2、トラバースユニ
ット19の動作に必要な構成を筐体3内に設けたことに
より、ストッカ2、トラバースユニット19を筐体2に
対して前傾方向に傾斜して構成することができ、スペー
スを有効に利用出来るため、ディスクカートリッジの収
納枚数を多く設定出来る。
ット19の動作に必要な構成を筐体3内に設けたことに
より、ストッカ2、トラバースユニット19を筐体2に
対して前傾方向に傾斜して構成することができ、スペー
スを有効に利用出来るため、ディスクカートリッジの収
納枚数を多く設定出来る。
【0057】またホルダ17はディスクカートリッジ1
を受入れた後、トラバースユニット19と合体する位置
まで回動動作により下降されるため、前傾姿勢のストッ
カ2との間には隙間が確保され、演奏時の振動緩和のた
めの緩衝スペース確保が可能となり、この点でも筐体内
のスペースを有効に利用出来る。なおストッカが水平姿
勢の場合は緩衝スペースは最少となるがこの状態で継続
的な演奏は行われないので支障はない。緩衝スペース確
保はストッカの前傾姿勢状態だけでなく、前記した図1
1に示すストッカ2が前面パネル7近傍に移送された状
態とすることによっても緩衝スペース確保が可能であ
る。
を受入れた後、トラバースユニット19と合体する位置
まで回動動作により下降されるため、前傾姿勢のストッ
カ2との間には隙間が確保され、演奏時の振動緩和のた
めの緩衝スペース確保が可能となり、この点でも筐体内
のスペースを有効に利用出来る。なおストッカが水平姿
勢の場合は緩衝スペースは最少となるがこの状態で継続
的な演奏は行われないので支障はない。緩衝スペース確
保はストッカの前傾姿勢状態だけでなく、前記した図1
1に示すストッカ2が前面パネル7近傍に移送された状
態とすることによっても緩衝スペース確保が可能であ
る。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、開口部を
形成した前面パネルが一方の側面に設けられた筐体と、
ディスクカートリッジに回転自在に収納されたディスク
の記録/再生を行い、前面パネルのある手前側から奥側
に向かって前記筐体内に上がり方向に傾斜して設けられ
た演奏手段と、前記演奏手段に隣接して、前記筐体の前
面パネルに対向しつつ、かつ前記演奏手段よりも前面パ
ネル側に配置され、前記筐体外から前記筐体内に向かう
装着方向に前記ディスクカートリッジが挿入される積層
した複数の挿入口を備えたストッカと、前記筐体の前面
パネルから収納された前記ディスクカートリッジの一部
が把持可能な位置まで突出する排出位置と、前記ストッ
カから前記演奏手段側へ前記ディスクカートリッジの引
き出し動作を行う収納位置との間、前記ストッカを前記
ディスクカートリッジの前記装着方向に移送可能で、か
つ、前記収納位置において、前記装着方向と略平行な水
平姿勢と、前記筐体の手前側から奥側に向かって上がり
方向に傾斜した前傾姿勢との間前記ストッカを回動可能
なストッカ移送手段と、前記ストッカが収納位置あり、
少なくとも前傾姿勢にある時、前記演奏手段に前記ディ
スクカートリッジの装着が可能な引出位置まで、前記デ
ィスクカートリッジを搬送するカートリッジ移送手段と
を備え、前記前面パネルの前記ストッカが突出する開口
部の高さより、前記ストッカを回動する収納位置の前記
筐体内部の高さが大きく確保することにより、演奏手段
のための高さを縮小できるため、筐体内のスペースを有
効に利用でき、ディスクカートリッジの収納枚数を多く
設定出来る。
形成した前面パネルが一方の側面に設けられた筐体と、
ディスクカートリッジに回転自在に収納されたディスク
の記録/再生を行い、前面パネルのある手前側から奥側
に向かって前記筐体内に上がり方向に傾斜して設けられ
た演奏手段と、前記演奏手段に隣接して、前記筐体の前
面パネルに対向しつつ、かつ前記演奏手段よりも前面パ
ネル側に配置され、前記筐体外から前記筐体内に向かう
装着方向に前記ディスクカートリッジが挿入される積層
した複数の挿入口を備えたストッカと、前記筐体の前面
パネルから収納された前記ディスクカートリッジの一部
が把持可能な位置まで突出する排出位置と、前記ストッ
カから前記演奏手段側へ前記ディスクカートリッジの引
き出し動作を行う収納位置との間、前記ストッカを前記
ディスクカートリッジの前記装着方向に移送可能で、か
つ、前記収納位置において、前記装着方向と略平行な水
平姿勢と、前記筐体の手前側から奥側に向かって上がり
方向に傾斜した前傾姿勢との間前記ストッカを回動可能
なストッカ移送手段と、前記ストッカが収納位置あり、
少なくとも前傾姿勢にある時、前記演奏手段に前記ディ
スクカートリッジの装着が可能な引出位置まで、前記デ
ィスクカートリッジを搬送するカートリッジ移送手段と
を備え、前記前面パネルの前記ストッカが突出する開口
部の高さより、前記ストッカを回動する収納位置の前記
筐体内部の高さが大きく確保することにより、演奏手段
のための高さを縮小できるため、筐体内のスペースを有
効に利用でき、ディスクカートリッジの収納枚数を多く
設定出来る。
【0059】また前記したディスク再生装置において、
演奏手段が筐体に対し、演奏中の振動を緩和するため緩
衝部材を介して配置され、少なくとも演奏中は、ストッ
カをストッカ移送手段により前傾姿勢とするか、または
所定の量装着方向と反対の排出方向に移送せしめること
により前記演奏手段と干渉しないようにしたことによ
り、演奏中の演奏手段の振動緩和のための緩衝スペース
を、ストッカを回動するか、または排出方向に移送する
ことにより確保できるため、この点でも筐体内のスペー
スを有効に利用出来る。
演奏手段が筐体に対し、演奏中の振動を緩和するため緩
衝部材を介して配置され、少なくとも演奏中は、ストッ
カをストッカ移送手段により前傾姿勢とするか、または
所定の量装着方向と反対の排出方向に移送せしめること
により前記演奏手段と干渉しないようにしたことによ
り、演奏中の演奏手段の振動緩和のための緩衝スペース
を、ストッカを回動するか、または排出方向に移送する
ことにより確保できるため、この点でも筐体内のスペー
スを有効に利用出来る。
【図1】本発明のディスク再生装置におけるディスク再
生状態の側面図
生状態の側面図
【図2】同平面図
【図3】同正面図
【図4】本発明のディスク再生装置におけるストッカ排
出状態の側面図
出状態の側面図
【図5】本発明のディスク再生装置におけるストッカ収
納・待機状態を表す側面図
納・待機状態を表す側面図
【図6】本発明のディスク再生装置におけるストッカ5
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を表す側面図
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を表す側面図
【図7】本発明のディスク再生装置におけるストッカ1
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を表す側面図
段目のディスクカートリッジ再生のための引き出し過程
を表す側面図
【図8】図6、図7の状態におけるストッカからの移送
経路を表す要部詳細図
経路を表す要部詳細図
【図9】再生するカートリッジを選択する昇降メカニズ
ムの概略図
ムの概略図
【図10】スライドパネルの状態に応じたメカニズム動
作の関連を表すフローチャート
作の関連を表すフローチャート
【図11】ストッカがパネル近傍まで移送された状態を
表す側面図
表す側面図
1 ディスクカートリッジ
2 ストッカ
2a ストッカのガイド溝
3 筐体
4 ストッカラック
5 ストッカアングルL
6 ストッカアングルR
7 前面パネル
8 スライドパネル
9 開閉ボタン
10a,10b クローズ接点
11 パネルオープン完了センサ
12 チャッカ
13 キャリア
14 ロックピン
15 ロックレバー
16 昇降カム
17 ホルダ
17a ホルダのガイド溝
17b ホルダの回動支点
19 トラバースユニット
21 ダンパ
23 スピンドルモータ
25 メカアングルL
26 メカアングルR
27 搬送モータ
28 昇降モータ
29 カートリッジ規制アーム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−279225(JP,A)
特開 平7−21661(JP,A)
特開 平9−288857(JP,A)
特開 昭61−196461(JP,A)
実開 平6−84545(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 17/26
Claims (3)
- 【請求項1】開口部を形成した前面パネルが一方の側面
に設けられた筐体と、 ディスクカートリッジに回転自在に収納されたディスク
の記録/再生を行い、前面パネルのある手前側から奥側
に向かって前記筐体内に上がり方向に傾斜して設けられ
た演奏手段と、 前記演奏手段に隣接して、前記筐体の前面パネルに対向
しつつ、かつ前記演奏手段よりも前面パネル側に配置さ
れ、前記筐体外から前記筐体内に向かう装着方向に前記
ディスクカートリッジが挿入される積層した複数の挿入
口を備えたストッカと、 前記筐体の前面パネルから収納された前記ディスクカー
トリッジの一部が把持可能な位置まで突出する排出位置
と、前記ストッカから前記演奏手段側へ前記ディスクカ
ートリッジの引き出し動作を行う収納位置との間、前記
ストッカを前記ディスクカートリッジの前記装着方向に
移送可能で、かつ、前記収納位置において、前記装着方
向と略平行な水平姿勢と、前記筐体の手前側から奥側に
向かって上がり方向に傾斜した前傾姿勢との間前記スト
ッカを回動可能なストッカ移送手段と、 前記ストッカが収納位置あり、少なくとも前傾姿勢にあ
る時、前記演奏手段に前記ディスクカートリッジの装着
が可能な引出位置まで、前記ディスクカートリッジを搬
送するカートリッジ移送手段とを備え、 前記前面パネルの前記ストッカが突出する開口部の高さ
より、前記ストッカを回動する収納位置の前記筐体内部
の高さが大きく確保されたことを特徴とするディスク再
生装置。 - 【請求項2】演奏手段は筐体に対し、演奏中の振動を緩
和するため緩衝部材を介して配置され、 少なくとも演奏中は、ストッカをストッカ移送手段によ
り前傾姿勢とするか、または所定の量装着方向と反対の
排出方向に移送せしめることにより前記演奏手段と干渉
しないようにしたことを特徴とする請求項1記載のディ
スク再生装置。 - 【請求項3】ストッカの排出位置から収納位置への装着
方向への移送動作と、収納位置における水平姿勢から前
傾姿勢への回動動作を、単一の駆動源からなる連続した
駆動手段によって構成したストッカ移送手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02862097A JP3473311B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02862097A JP3473311B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | ディスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228709A JPH10228709A (ja) | 1998-08-25 |
JP3473311B2 true JP3473311B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=12253603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02862097A Expired - Fee Related JP3473311B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3473311B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP02862097A patent/JP3473311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10228709A (ja) | 1998-08-25 |
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