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JPH10244160A - メタクリル酸製造用触媒の調製法 - Google Patents

メタクリル酸製造用触媒の調製法

Info

Publication number
JPH10244160A
JPH10244160A JP9049130A JP4913097A JPH10244160A JP H10244160 A JPH10244160 A JP H10244160A JP 9049130 A JP9049130 A JP 9049130A JP 4913097 A JP4913097 A JP 4913097A JP H10244160 A JPH10244160 A JP H10244160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
methacrylic acid
methacrolein
gas
catalytic oxidation
Prior art date
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Pending
Application number
JP9049130A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Naito
啓幸 内藤
Satoshi Matsumoto
松本  聡
Toru Kuroda
徹 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP9049130A priority Critical patent/JPH10244160A/ja
Publication of JPH10244160A publication Critical patent/JPH10244160A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタクロレインを分子状酸素により気相接触
酸化してメタクリル酸を製造するために使用する触媒の
調製において、添加物の除去処理が容易であり、メタク
リル酸を高収率で製造することができる触媒の調製法を
提供する。 【解決手段】 メタクロレインを分子状酸素により気相
接触酸化してメタクリル酸を製造するために用いられる
特定の組成を有する触媒の調製において、乾燥粉体触媒
前駆体に平均粒径0.1〜100μmの炭酸化合物の粉
体を混合し、成型した後に熱処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタクロレインの
気相接触酸化によりメタクリル酸を製造する際に使用す
る触媒の調製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、メタクロレインを気相接触酸
化してメタクリル酸を製造する際に用いる触媒の調製法
に関して数多くの提案がなされている。これらの提案の
中で、反応に有効な細孔構造を形成することを目的とし
て添加物を加える触媒の調製法としては、例えば、含窒
素ヘテロ環化合物類を添加する方法(特開昭60−23
9439号公報)、セルロースやゼラチンを添加する方
法(特開昭55−73347号公報)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の触媒調製法は、得られる触媒の反応成績が充分でなか
ったり、煩雑な除去処理が必要である等の問題点を有し
ており、工業的に利用するために更に改良が望まれてい
る。
【0004】本発明は、添加物除去のための特別な処理
が必要なく、メタクロレインを分子状酸素により気相接
触酸化してメタクリル酸を高収率で製造することができ
る触媒の調製法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の触
媒調製法を改良すべく鋭意研究した結果、乾燥粉体触媒
前駆体に特定の粒径を有する炭酸化合物の粉体を混合
し、成型した後に熱処理することにより、メタクリル酸
を高収率で得ることができる触媒の調製法を見いだし
た。
【0006】すなわち本発明は、メタクロレインを分子
状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造する
ための下記一般式 PaMobcCudefgh(こ
こで式中、P、Mo、V、CuおよびOはそれぞれリ
ン、モリブデン、バナジウム、銅および酸素を示し、X
はアンチモン、ビスマス、ヒ素、ゲルマニウム、ジルコ
ニウム、テルル、銀、セレン、ケイ素、タングステンお
よびホウ素からなる群より選ばれた少なくとも1種類の
元素を示し、Yは鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タ
ンタル、コバルト、マンガン、バリウム、ガリウム、セ
リウムおよびランタンからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示し、Zはカリウム、ルビジウム、セ
シウムおよびタリウムからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示す。a、b、c、d、e、f、gお
よびhは各元素の原子比率を表し、b=12のときa=
0.5〜3、c=0.01〜3、d=0〜2、e=0〜
3、f=0〜3、g=0.01〜3であり、hは前記各
成分の原子価を満足するのに必要な酸素原子数である)
で表される組成を有する触媒の調製において、乾燥粉体
触媒前駆体に平均粒径0.1〜100μmの炭酸化合物
の粉体を混合し、成型した後に熱処理することを特徴と
するメタクロレインの気相接触酸化によるメタクリル酸
製造用触媒の調製法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、メタクロレイン
を分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製
造するための前記一般式 PaMobVcCudXeY
fZgOhで表される組成を有する触媒を調製する際に
は、まず触媒成分を含む混合溶液または水性スラリーを
調製する。該混合溶液または水性スラリーの調製方法
は、成分の著しい偏在を伴わない限り特に限定はなく、
例えば、沈殿法、酸化物混合法等の公知の方法が挙げら
れる。
【0008】触媒成分の原料としては、例えば、各元素
の酸化物、硝酸塩、炭酸塩、アンモニウム塩、ハロゲン
化物等が利用できる。このような原料のうち、例えばモ
リブデン原料としては、パラモリブデン酸アンモニウ
ム、三酸化モリブデン等が、バナジウム原料としては、
メタバナジン酸アンモニウム、五酸化バナジウム等が挙
げられる。
【0009】次に該溶液または水性スラリーを乾燥させ
て乾燥粉体触媒前駆体を得る。乾燥方法に特に限定はな
く、例えば、蒸発乾固法、噴霧乾燥法、ドラム乾燥法、
気流乾燥法等の公知の方法が利用できる。この際に使用
する乾燥機の機種や乾燥温度等の条件に特に限定はな
く、所望する乾燥物の形状や大きさにより適宜選択する
ことができる。得られる乾燥物が塊状である場合は適宜
粉砕して粉体状にする。このようにして得られる乾燥粉
体触媒前駆体の大きさは、後述する炭酸化合物の粉体と
混合する際に混合斑が生じない限り特に制限されない。
【0010】続いて、この乾燥粉体触媒前駆体に0.1
〜100μmの平均粒径を有する炭酸化合物の粉体を混
合する。混合方法は混合斑が生じない限り特に制限はな
く、公知の混合方法が利用できる。ここでいう平均粒径
とは体積基準粒度分布における中位径を指す。平均粒径
が0.1μm未満の炭酸化合物の粉体を用いると、乾燥
粉体触媒前駆体と混合する際に炭酸化合物の微粉体が舞
い上がり、取り扱いが煩雑になるばかりでなく、得られ
た触媒のメタクリル酸収率が低くなるという問題があ
る。一方、平均粒径が100μmを超える炭酸化合物の
粉体を用いた場合にも、メタクリル酸収率が低くなり、
場合によっては熱処理した触媒成型体の機械的強度が低
くなるという問題がある。
【0011】本発明の方法において混合する炭酸化合物
は、熱処理工程において少なくともその一部が分解する
化合物であればよく、このような化合物としては、例え
ば、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸亜
鉛、炭酸セリウムおよび炭酸マンガン等が挙げられる。
特に比較的低い温度で分解または昇華する炭酸アンモニ
ウムや炭酸水素アンモニウム等は、200〜500℃の
熱処理によりその大部分が除去できるので好ましい。
【0012】混合する炭酸化合物の量は、乾燥粉体触媒
前駆体100重量部に対して0.1〜30重量部が適当
である。混合量が0.1重量部未満の場合にはメタクリ
ル酸収率の向上効果が充分に現れず、30重量部を超え
る場合には熱処理した触媒成型体の機械的強度が低くな
る。
【0013】乾燥粉体触媒前駆体に炭酸化合物の粉体を
混合したものを成型する際には、公知の成型方法が利用
できる。このような成型方法としては、例えば、押出成
型法、打錠成型法、造粒成型法等が挙げられる。成型品
の形状は特に制限されないが、例えば、円柱状、リング
状、星型等が挙げられる。なお、成型に際しては従来よ
り公知の添加剤、例えば、グラファイト、タルク、ガラ
スファイバー等を添加しても差し支えない。また、成型
は無担体で行っても良いが、該混合物をシリカ、アルミ
ナ、シリカ−アルミナ、マグネシア、チタニア、シリコ
ンカーバイト等の不活性担体に担持、あるいはこれらの
担体で希釈した状態に成型することもできる。
【0014】成型された触媒前駆体は200〜500
℃、好ましくは300〜450℃で熱処理され触媒とな
る。このような熱処理は触媒の活性を発現させる目的で
通常行われるものであるが、本発明においては混合され
ている炭酸化合物の少なくとも一部分を分解させ、炭酸
根を除去する目的も併せ持つ。触媒前駆体の熱処理は加
熱装置を用いて行ってもよいが、反応器に触媒前駆体を
充填してその中で行ってもよい。
【0015】平均粒径が0.1〜100μmである炭酸
化合物の添加が、触媒性能の向上に寄与する理由は明ら
かではないが、熱処理工程で発生する炭酸ガス等の炭酸
化合物由来の物質により、メタクロレインからメタクリ
ル酸を合成する反応に有効な細孔構造が触媒中に形成さ
れるためと推測している。
【0016】本発明の方法により調製した触媒の利用に
際しては、触媒を固定床反応器に充填し、少なくともメ
タクロレインおよび分子状酸素を含む原料ガスを流通さ
せる。原料ガスには希釈等の目的で、窒素、水蒸気、炭
酸ガス等を加えてもよい。原料ガス中のメタクロレイン
の濃度は広い範囲で変えることができるが、その濃度は
1〜20容量%が適当であり、特に3〜10容量%が好
ましい。分子状酸素源としては空気を用いるのが経済的
であるが、必要ならば純酸素で富化した空気も用いう
る。原料ガス中の分子状酸素の量はメタクロレイン1モ
ルに対して0.3〜4モル、特に0.4〜2.5モルが
好ましい。原料ガス中にはメタクロレインを製造する際
の反応や精製処理等に由来する水や低級飽和アルデヒド
等が少量含まれていてもよく、これらの物質は反応に実
質的な影響を与えない。反応圧力は常圧から数気圧の範
囲が好ましい。反応温度は230〜450℃の範囲で選
ぶことができるが、250〜400℃が特に好ましい。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。下記実施例お
よび比較例中の「部」は重量部を意味する。また、触媒
組成中のSb、Bi、As、Ge、Zr、Te、Ag、
Se、Si、W、B、Fe、Zn、Cr、Mg、Ta、
Co、Mn、Ba、Ga、Ce、La、K、Rb、Cs
およびTlは、それぞれアンチモン、ビスマス、ヒ素、
ゲルマニウム、ジルコニウム、テルル、銀、セレン、ケ
イ素、タングステン、ホウ素、鉄、亜鉛、クロム、マグ
ネシウム、タンタル、コバルト、マンガン、バリウム、
ガリウム、セリウム、ランタン、カリウム、ルビジウ
ム、セシウムおよびタリウムを表す。触媒の各元素の原
子比率は触媒原料の仕込量から計算により求めた。原料
ガス及び反応生成物の分析はガスクロマトグラフィーに
より行った。メタクロレインの反応率(以下、単に反応
率という)、生成するメタクリル酸の選択率(以下、単
に選択率という)、メタクリル酸の単流収率(以下、単
に収率という)は以下の定義に従って算出した。 反応率(%) = B/A×100 選択率(%) = C/B×100 収率(%) = C/A×100 式中のA,B,Cはそれぞれ A:供給したメタクロレインのモル数 B:反応したメタクロレインのモル数 C:生成したメタクリル酸のモル数 である。
【0018】[実施例1]三酸化モリブデン100部、
メタバナジン酸アンモニウム4.06部、85重量%リ
ン酸8.68部および硝酸銅2.80部を純水800部
と混合した。これを還流下で3時間加熱攪拌した。得ら
れた触媒成分を含む混合溶液を70℃まで冷却した後、
重炭酸セシウム11.3部を純水30部に溶解したもの
を加え15分間攪拌し、更に硝酸アンモニウム10部を
純水30部に溶解したものを加え15分間攪拌した。
【0019】得られた触媒成分を含有するスラリーを、
乾燥機入口温度350℃、スラリー噴霧用回転円盤20
000回転/分の条件で並流式噴霧乾燥機を用いて乾燥
し、乾燥粉体触媒前駆体を得た。
【0020】このようにして得られた乾燥粉体触媒前駆
体100部に対して平均粒径20μmの炭酸アンモニウ
ム粉体を10部添加して乾式混合した後、外径4mm、
内径2mm、長さ4mmのリング状に打錠成型した。こ
の成型物を空気流通下に380℃で3時間熱処理し表1
の触媒を得た。
【0021】本触媒を反応管に充填し、メタクロレイン
5%、酸素10%、水蒸気30%、窒素55%(容量
%)の混合ガスを反応温度290℃、接触時間3.6秒
で通じた。生成物を補集し分析した結果を表2に示す。
なお、表2の炭酸化合物の添加量は、乾燥粉体触媒前駆
体100重量部に対する添加量を示す。
【0022】[比較例1]実施例1において、炭酸アン
モニウムを添加しない点以外は実施例1と同様にして触
媒を調製した。この触媒を用いて、実施例1と同じ反応
条件で反応を行った結果を表2に示す。
【0023】[比較例2]実施例1において、炭酸アン
モニウムの平均粒径が200μmである点以外は、実施
例1と同様にして触媒を調製した。この触媒を用いて、
実施例1と同じ反応条件で反応を行った結果を表2に示
す。この結果は炭酸アンモニウムを全く添加しなかった
場合と同等の成績であり、平均粒径の大きな炭酸化合物
を添加しても効果がないことを示している。
【0024】[実施例2]パラモリブデン酸アンモニウ
ム100部、メタバナジン酸アンモニウム2.76部、
硝酸カリウム4.30部を純水300部に溶解した。こ
れに85重量%リン酸8.16部を純水10部に溶解し
たものを加え、さらに三酸化アンチモン2.06部を加
え、攪拌しながら95℃に昇温した。次に硝酸銅1.1
4部を純水30部に溶解したものを加え、この混合液を
15分間攪拌した。
【0025】得られた触媒成分を含有するスラリーを、
ドラム乾燥機を用いて乾燥し、乾燥粉体触媒前駆体を得
た。
【0026】このようにして得られた乾燥粉体触媒前駆
体100部に対して平均粒径30μmの炭酸水素アンモ
ニウム粉体を8部添加して乾式混合した後、外径5m
m、長さ3mmの円柱状に打錠成型した。この成型物を
空気流通下に390℃で5時間熱処理し表1の触媒を得
た。
【0027】この触媒を用いて、反応温度を280℃と
する以外は実施例1と同じ条件で反応を行った結果を表
2に示す。
【0028】[比較例3]実施例2において、炭酸水素
アンモニウムを添加しない点以外は実施例2と同様にし
て触媒を調製した。この触媒を用いて、実施例2と同じ
反応条件で反応を行った結果を表2に示す。
【0029】[比較例4]実施例2において、炭酸水素
アンモニウムの平均粒径が250μmである点以外は、
実施例2と同様に触媒を調製した。この触媒を用いて、
実施例2と同じ反応条件で反応を行った結果を表2に示
す。
【0030】[実施例3〜9]実施例1に準じて表1の
各触媒を調製し、反応温度を表2の条件にした点を除い
ては実施例1と同一条件で反応した結果を表2に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】[比較例5〜11]炭酸化合物を添加しな
い点以外は、実施例3〜9と同様に表1の触媒を調製
し、実施例3〜9と同一条件で反応した結果を表2に示
す。
【0034】
【発明の効果】本発明の触媒調製法によれば添加物除去
のための特別な処理が必要なく、この方法により調製さ
れた触媒を用いてメタクロレインを分子状酸素により気
相接触酸化するとメタクリル酸を高い収率で製造するこ
とができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタクロレインを分子状酸素により気相
    接触酸化してメタクリル酸を製造するための下記一般式
    aMobcCudefgh(ここで式中、P、M
    o、V、CuおよびOはそれぞれリン、モリブデン、バ
    ナジウム、銅および酸素を示し、Xはアンチモン、ビス
    マス、ヒ素、ゲルマニウム、ジルコニウム、テルル、
    銀、セレン、ケイ素、タングステンおよびホウ素からな
    る群より選ばれた少なくとも1種類の元素を示し、Yは
    鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タンタル、コバル
    ト、マンガン、バリウム、ガリウム、セリウムおよびラ
    ンタンからなる群より選ばれた少なくとも1種類の元素
    を示し、Zはカリウム、ルビジウム、セシウムおよびタ
    リウムからなる群より選ばれた少なくとも1種類の元素
    を示す。a、b、c、d、e、f、gおよびhは各元素
    の原子比率を表し、b=12のときa=0.5〜3、c
    =0.01〜3、d=0〜2、e=0〜3、f=0〜
    3、g=0.01〜3であり、hは前記各成分の原子価
    を満足するのに必要な酸素原子数である)で表される組
    成を有する触媒の調製において、乾燥粉体触媒前駆体に
    平均粒径0.1〜100μmの炭酸化合物の粉体を混合
    し、成型した後に熱処理することを特徴とするメタクロ
    レインの気相接触酸化によるメタクリル酸製造用触媒の
    調製法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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