JPH10243916A - 内視鏡接続装置 - Google Patents
内視鏡接続装置Info
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- JPH10243916A JPH10243916A JP9049156A JP4915697A JPH10243916A JP H10243916 A JPH10243916 A JP H10243916A JP 9049156 A JP9049156 A JP 9049156A JP 4915697 A JP4915697 A JP 4915697A JP H10243916 A JPH10243916 A JP H10243916A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部
との間の着脱機構部分の構造を簡素化し、部品点数の削
減、組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上を図ること
ができる内視鏡接続装置を提供することを最も主要な特
徴とする。 【解決手段】接続装置本体7における内視鏡接合面の近
傍部位に係止穴10を設け、接眼部2に対して着脱可能
に取付けられる接続具8のフック部13を係止穴10に
対して弾性的に係脱可能に係合して接眼部2の抜けを阻
止するようにしたものである。
との間の着脱機構部分の構造を簡素化し、部品点数の削
減、組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上を図ること
ができる内視鏡接続装置を提供することを最も主要な特
徴とする。 【解決手段】接続装置本体7における内視鏡接合面の近
傍部位に係止穴10を設け、接眼部2に対して着脱可能
に取付けられる接続具8のフック部13を係止穴10に
対して弾性的に係脱可能に係合して接眼部2の抜けを阻
止するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡接眼部に対
して例えばTVカメラや、各種アダプター等の所定の撮
像装置を着脱可能に連結させる内視鏡接続装置に関す
る。
して例えばTVカメラや、各種アダプター等の所定の撮
像装置を着脱可能に連結させる内視鏡接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡、例えば硬性鏡の接眼部
(アイピース)と外付TVカメラとの間を接続するマウ
ント部は硬性鏡の接眼部に対してワンタッチ着脱が可能
で、かつ光軸合わせの位置決め精度を高める構成となっ
ている。この種の内視鏡接続装置として、例えば特公平
1−52727号公報にはカメラ等の撮像装置のマウン
ト部(接続装置本体)に内視鏡接眼部を挿入させる挿入
口を設けるとともに、この挿入口の内部に内視鏡接眼部
と突き当て状態で接合される内視鏡接合面を設け、内視
鏡接眼部を入射光の入射方向(内視鏡接眼部の光軸方
向)より、マウント部の挿入口内に挿入させることによ
り、内視鏡接眼部を撮像装置のマウント部に着脱可能に
連結する構成が示されている。
(アイピース)と外付TVカメラとの間を接続するマウ
ント部は硬性鏡の接眼部に対してワンタッチ着脱が可能
で、かつ光軸合わせの位置決め精度を高める構成となっ
ている。この種の内視鏡接続装置として、例えば特公平
1−52727号公報にはカメラ等の撮像装置のマウン
ト部(接続装置本体)に内視鏡接眼部を挿入させる挿入
口を設けるとともに、この挿入口の内部に内視鏡接眼部
と突き当て状態で接合される内視鏡接合面を設け、内視
鏡接眼部を入射光の入射方向(内視鏡接眼部の光軸方
向)より、マウント部の挿入口内に挿入させることによ
り、内視鏡接眼部を撮像装置のマウント部に着脱可能に
連結する構成が示されている。
【0003】さらに、上記公報の内視鏡接続装置のマウ
ント部には挿入口の入口側に内視鏡接眼部の抜けを防止
するロック機構が配設されている。このロック機構には
挿入口の入口側に配置され、内視鏡接眼部の移動軌道内
に突没する係止部材と、この係止部材を内視鏡接眼部の
移動軌道内に突出する方向に付勢する付勢部材と、この
付勢部材の付勢力に抗して係止部材を内視鏡接眼部の移
動軌道の外方向に移動するロック解除手段とが設けられ
ている。
ント部には挿入口の入口側に内視鏡接眼部の抜けを防止
するロック機構が配設されている。このロック機構には
挿入口の入口側に配置され、内視鏡接眼部の移動軌道内
に突没する係止部材と、この係止部材を内視鏡接眼部の
移動軌道内に突出する方向に付勢する付勢部材と、この
付勢部材の付勢力に抗して係止部材を内視鏡接眼部の移
動軌道の外方向に移動するロック解除手段とが設けられ
ている。
【0004】そして、内視鏡接続装置のマウント部に内
視鏡接眼部を連結する場合には内視鏡接眼部を入口側か
ら挿入口内に挿入させ、正規の連結位置でマウント部の
内視鏡接合面に内視鏡接眼部を突き当てて接合させるよ
うになっている。このとき、内視鏡接眼部の挿入動作の
途中で内視鏡接眼部がロック機構の係止部材に当接し、
ロック機構の付勢部材の付勢力に抗して係止部材を一
旦、内視鏡接眼部の移動軌道の外に押し出すとともに、
内視鏡接眼部が挿入口内の正規の連結位置まで挿入され
た時点で、ロック機構の付勢部材の付勢力によって係止
部材が内視鏡接眼部の移動軌道内に突出し、挿入口内の
正規の連結位置から内視鏡接眼部が抜けることが防止さ
れるようになっている。
視鏡接眼部を連結する場合には内視鏡接眼部を入口側か
ら挿入口内に挿入させ、正規の連結位置でマウント部の
内視鏡接合面に内視鏡接眼部を突き当てて接合させるよ
うになっている。このとき、内視鏡接眼部の挿入動作の
途中で内視鏡接眼部がロック機構の係止部材に当接し、
ロック機構の付勢部材の付勢力に抗して係止部材を一
旦、内視鏡接眼部の移動軌道の外に押し出すとともに、
内視鏡接眼部が挿入口内の正規の連結位置まで挿入され
た時点で、ロック機構の付勢部材の付勢力によって係止
部材が内視鏡接眼部の移動軌道内に突出し、挿入口内の
正規の連結位置から内視鏡接眼部が抜けることが防止さ
れるようになっている。
【0005】なお、ロック解除手段によって付勢部材の
付勢力に抗して係止部材を内視鏡接眼部の移動軌道内か
ら退避させる方向に移動させることにより、ロック機構
のロックが解除され、撮像装置のマウント部の挿入口か
ら内視鏡接眼部を取り外すことができるようになってい
る。
付勢力に抗して係止部材を内視鏡接眼部の移動軌道内か
ら退避させる方向に移動させることにより、ロック機構
のロックが解除され、撮像装置のマウント部の挿入口か
ら内視鏡接眼部を取り外すことができるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものにあっては複雑な構成のロック機構を使用
しているので、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部と
の間の着脱機構部分の部品数が増え、コスト高になる問
題がある。さらに、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼
部との間の着脱機構部分の構造が複雑で、組立性、保守
性が悪い問題がある。
来構成のものにあっては複雑な構成のロック機構を使用
しているので、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部と
の間の着脱機構部分の部品数が増え、コスト高になる問
題がある。さらに、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼
部との間の着脱機構部分の構造が複雑で、組立性、保守
性が悪い問題がある。
【0007】また、複雑な構成のロック機構の周囲には
隙間が小さく、洗浄液を流し難いので、内視鏡使用後の
マウント部の洗浄作業時にロック機構の周囲の洗浄に手
間が掛かり、時間がかかる問題がある。
隙間が小さく、洗浄液を流し難いので、内視鏡使用後の
マウント部の洗浄作業時にロック機構の周囲の洗浄に手
間が掛かり、時間がかかる問題がある。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部
との間の着脱機構部分の構造を簡素化することができ、
部品点数の削減、組立性、メンテナンス性、洗浄性の向
上を図ることができる内視鏡接続装置を提供することに
ある。
で、その目的は、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部
との間の着脱機構部分の構造を簡素化することができ、
部品点数の削減、組立性、メンテナンス性、洗浄性の向
上を図ることができる内視鏡接続装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡接眼部に
対して所定の撮像装置を着脱可能に連結させる内視鏡接
続装置において、前記内視鏡接眼部と接合される内視鏡
接合面を備え、前記撮像装置側に連結される接続装置本
体と、この接続装置本体における前記内視鏡接合面の近
傍部位に設けられた係止部材受部と、前記接眼部に対し
て着脱可能に取付けられる係止部材と、この係止部材に
設けられ、前記係止部材受部に対して弾性的に係脱可能
に係合して前記接眼部の抜けを阻止する抜け阻止要素と
を具備したことを特徴とする内視鏡接続装置である。そ
して、内視鏡接眼部に対して所定の撮像装置を連結させ
る連結作業時には接続装置本体の内視鏡接合面に内視鏡
接眼部を接合させ、接眼部に対して係止部材を着脱可能
に取付けた状態で、係止部材の抜け阻止要素を接続装置
本体の係止部材受部に弾性的に係脱可能に係合させる。
また、係止部材の抜け阻止要素と接続装置本体の係止部
材受部との係合を解除することにより、内視鏡接眼部と
撮像装置との間を分離するようにしたものである。
対して所定の撮像装置を着脱可能に連結させる内視鏡接
続装置において、前記内視鏡接眼部と接合される内視鏡
接合面を備え、前記撮像装置側に連結される接続装置本
体と、この接続装置本体における前記内視鏡接合面の近
傍部位に設けられた係止部材受部と、前記接眼部に対し
て着脱可能に取付けられる係止部材と、この係止部材に
設けられ、前記係止部材受部に対して弾性的に係脱可能
に係合して前記接眼部の抜けを阻止する抜け阻止要素と
を具備したことを特徴とする内視鏡接続装置である。そ
して、内視鏡接眼部に対して所定の撮像装置を連結させ
る連結作業時には接続装置本体の内視鏡接合面に内視鏡
接眼部を接合させ、接眼部に対して係止部材を着脱可能
に取付けた状態で、係止部材の抜け阻止要素を接続装置
本体の係止部材受部に弾性的に係脱可能に係合させる。
また、係止部材の抜け阻止要素と接続装置本体の係止部
材受部との係合を解除することにより、内視鏡接眼部と
撮像装置との間を分離するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1(A),(B)を参照して説明する。図1(A)
は内視鏡、例えば硬性鏡1の接眼部2に対して図示しな
い所定の撮像装置、例えば外付TVカメラ3(図5
(C)参照)を着脱可能に連結させる本実施の形態の内
視鏡接続装置4全体の概略構成を示すものである。
を図1(A),(B)を参照して説明する。図1(A)
は内視鏡、例えば硬性鏡1の接眼部2に対して図示しな
い所定の撮像装置、例えば外付TVカメラ3(図5
(C)参照)を着脱可能に連結させる本実施の形態の内
視鏡接続装置4全体の概略構成を示すものである。
【0011】ここで、硬性鏡1には体内に挿入される細
長い挿入部5の基端部にこの挿入部5よりも大径な接眼
部2が連結されている。さらに、挿入部5の基端部側の
外周面には例えばライトガイド口金6が突設されてい
る。このライトガイド口金6には図示しないライトガイ
ドケーブルが連結されている。
長い挿入部5の基端部にこの挿入部5よりも大径な接眼
部2が連結されている。さらに、挿入部5の基端部側の
外周面には例えばライトガイド口金6が突設されてい
る。このライトガイド口金6には図示しないライトガイ
ドケーブルが連結されている。
【0012】また、接眼部2の端縁部には挿入部5より
も大径な接眼レンズ保持部2aが配設されている。この
接眼レンズ保持部2aと挿入部5の基端部との間には接
眼レンズ保持部2a側から挿入部5側に向かうにしたが
って外径寸法が徐々に小さくなるテーパ面2bが形成さ
れている。
も大径な接眼レンズ保持部2aが配設されている。この
接眼レンズ保持部2aと挿入部5の基端部との間には接
眼レンズ保持部2a側から挿入部5側に向かうにしたが
って外径寸法が徐々に小さくなるテーパ面2bが形成さ
れている。
【0013】また、内視鏡接続装置4には硬性鏡1の接
眼部2と接合される内視鏡接合面を備え、TVカメラ3
側に連結される接続装置本体7と、硬性鏡1の接眼部2
に対して着脱可能に取付けられる接続具(係止部材)8
とが設けられている。さらに、接続装置本体7には内視
鏡接合面の近傍部位に略リング状の内視鏡取付け部9が
突設されている。この内視鏡取付け部9には複数、本実
施の形態では3つの係止穴(係止部材受部)10が設け
られている。ここで、3つの係止穴10は内視鏡取付け
部9の周方向に等間隔に配置されている。
眼部2と接合される内視鏡接合面を備え、TVカメラ3
側に連結される接続装置本体7と、硬性鏡1の接眼部2
に対して着脱可能に取付けられる接続具(係止部材)8
とが設けられている。さらに、接続装置本体7には内視
鏡接合面の近傍部位に略リング状の内視鏡取付け部9が
突設されている。この内視鏡取付け部9には複数、本実
施の形態では3つの係止穴(係止部材受部)10が設け
られている。ここで、3つの係止穴10は内視鏡取付け
部9の周方向に等間隔に配置されている。
【0014】また、接続具8には図1(B)に示すよう
に硬性鏡1の挿入部5が挿入可能なベースリング11
と、基端部がベースリング11に連結された複数本、本
実施の形態では3本のアーム12と、各アーム12の先
端部に略C字状に屈曲形成されたフック部(抜け阻止要
素)13とが設けられている。
に硬性鏡1の挿入部5が挿入可能なベースリング11
と、基端部がベースリング11に連結された複数本、本
実施の形態では3本のアーム12と、各アーム12の先
端部に略C字状に屈曲形成されたフック部(抜け阻止要
素)13とが設けられている。
【0015】そして、この接続具8はベースリング11
内に硬性鏡1の挿入部5が挿入され、このベースリング
11が硬性鏡1のライトガイド口金6に係止された状態
で、各アーム12の先端のフック部13が接続装置本体
7の内視鏡取付け部9の各係止穴10内に差し込まれて
弾性的に係止されるようになっている。これにより、接
続装置本体7の内視鏡取付け部9から硬性鏡1の接眼部
2が抜け落ちることを阻止するようになっている。な
お、硬性鏡1のライトガイド口金6に代えて硬性鏡1の
挿入部5に接続具8取付け用の他の取付け部材を突設
し、この取付け部材に接続具8のベースリング11を係
止させる構成にしてもよい。
内に硬性鏡1の挿入部5が挿入され、このベースリング
11が硬性鏡1のライトガイド口金6に係止された状態
で、各アーム12の先端のフック部13が接続装置本体
7の内視鏡取付け部9の各係止穴10内に差し込まれて
弾性的に係止されるようになっている。これにより、接
続装置本体7の内視鏡取付け部9から硬性鏡1の接眼部
2が抜け落ちることを阻止するようになっている。な
お、硬性鏡1のライトガイド口金6に代えて硬性鏡1の
挿入部5に接続具8取付け用の他の取付け部材を突設
し、この取付け部材に接続具8のベースリング11を係
止させる構成にしてもよい。
【0016】また、硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体
7の内視鏡取付け部9から取外す場合には各アーム12
の先端のフック部13を接続装置本体7の各係止穴10
内から引き抜くことにより、接続装置本体7と硬性鏡1
の接眼部2との間の係止が解除され、TVカメラ3側と
硬性鏡1の接眼部2との間を分離することができるよう
になっている。
7の内視鏡取付け部9から取外す場合には各アーム12
の先端のフック部13を接続装置本体7の各係止穴10
内から引き抜くことにより、接続装置本体7と硬性鏡1
の接眼部2との間の係止が解除され、TVカメラ3側と
硬性鏡1の接眼部2との間を分離することができるよう
になっている。
【0017】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、外付TVカメラ3側の内視鏡接続装置4に硬性鏡
1の接眼部2を連結する作業時には接続装置本体7の内
視鏡取付け部9内の内視鏡接合面に硬性鏡1の接眼部2
を突き当てる。このとき、予め接続具8のベースリング
11内に硬性鏡1の挿入部5が挿入され、このベースリ
ング11が硬性鏡1のライトガイド口金6に係止され
る。この状態で、接続具8の各アーム12の先端のフッ
ク部13が接続装置本体7の内視鏡取付け部9の各係止
穴10内に差し込まれて弾性的に係止される。これによ
り、接続装置本体7の内視鏡取付け部9から硬性鏡1の
接眼部2が抜け落ちることが阻止される。
まず、外付TVカメラ3側の内視鏡接続装置4に硬性鏡
1の接眼部2を連結する作業時には接続装置本体7の内
視鏡取付け部9内の内視鏡接合面に硬性鏡1の接眼部2
を突き当てる。このとき、予め接続具8のベースリング
11内に硬性鏡1の挿入部5が挿入され、このベースリ
ング11が硬性鏡1のライトガイド口金6に係止され
る。この状態で、接続具8の各アーム12の先端のフッ
ク部13が接続装置本体7の内視鏡取付け部9の各係止
穴10内に差し込まれて弾性的に係止される。これによ
り、接続装置本体7の内視鏡取付け部9から硬性鏡1の
接眼部2が抜け落ちることが阻止される。
【0018】また、硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体
7の内視鏡取付け部9から取外す場合には接続具8の各
アーム12のフック部13を接続装置本体7の各係止穴
10内から引き抜く操作が行われる。これにより、接続
装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の係止が解除さ
れ、TVカメラ3側と硬性鏡1の接眼部2との間が分離
される。
7の内視鏡取付け部9から取外す場合には接続具8の各
アーム12のフック部13を接続装置本体7の各係止穴
10内から引き抜く操作が行われる。これにより、接続
装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の係止が解除さ
れ、TVカメラ3側と硬性鏡1の接眼部2との間が分離
される。
【0019】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡接続装置
4では硬性鏡1の接眼部2に対して着脱可能に取付けら
れる接続具8を設け、この接続具8の各アーム12の先
端のフック部13を接続装置本体7の内視鏡取付け部9
の各係止穴10内に差し込み、弾性的に係止させること
により、TVカメラ3側の接続装置本体7に硬性鏡1の
接眼部2を連結させるようにしたので、TVカメラ3側
の接続装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機
構部分の構造を従来に比べて簡素化することができる。
そのため、TVカメラ3側の接続装置本体7と硬性鏡1
の接眼部2との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比
べて削減し、大幅なコストダウンを図ることができると
ともに、組立性、メンテナンス性の向上を図ることがで
きる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡接続装置
4では硬性鏡1の接眼部2に対して着脱可能に取付けら
れる接続具8を設け、この接続具8の各アーム12の先
端のフック部13を接続装置本体7の内視鏡取付け部9
の各係止穴10内に差し込み、弾性的に係止させること
により、TVカメラ3側の接続装置本体7に硬性鏡1の
接眼部2を連結させるようにしたので、TVカメラ3側
の接続装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機
構部分の構造を従来に比べて簡素化することができる。
そのため、TVカメラ3側の接続装置本体7と硬性鏡1
の接眼部2との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比
べて削減し、大幅なコストダウンを図ることができると
ともに、組立性、メンテナンス性の向上を図ることがで
きる。
【0020】また、本実施の形態では接続具8は使い捨
て部品として使用することができるので、内視鏡接続装
置4の洗浄作業時には接続具8を取外した状態で接続装
置本体7のみを洗浄すればよい。そのため、TVカメラ
3側の接続装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の着
脱機構部分の洗浄作業を従来に比べて行いやすくするこ
とができ、その作業性の向上を図ることができる。
て部品として使用することができるので、内視鏡接続装
置4の洗浄作業時には接続具8を取外した状態で接続装
置本体7のみを洗浄すればよい。そのため、TVカメラ
3側の接続装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の着
脱機構部分の洗浄作業を従来に比べて行いやすくするこ
とができ、その作業性の向上を図ることができる。
【0021】さらに、本実施の形態では硬性鏡1の接眼
部2を接続装置本体7の内視鏡取付け部9に接続する
際、内視鏡取付け部9内の内視鏡接合面に硬性鏡1の接
眼部2を突き当てた状態で、硬性鏡1の接眼部2に取付
けられた接続具8の各アーム12の先端のフック部13
を接続装置本体7の内視鏡取付け部9の各係止穴10内
に差し込み、弾性的に係止させるようにしたので、接続
装置本体7の内視鏡接合面と接合される硬性鏡1の接眼
部2に従来のような複雑な構成のロック機構の一部が当
接するおそれがない。そのため、接眼部2の端面が傷付
くことを防止することができる。
部2を接続装置本体7の内視鏡取付け部9に接続する
際、内視鏡取付け部9内の内視鏡接合面に硬性鏡1の接
眼部2を突き当てた状態で、硬性鏡1の接眼部2に取付
けられた接続具8の各アーム12の先端のフック部13
を接続装置本体7の内視鏡取付け部9の各係止穴10内
に差し込み、弾性的に係止させるようにしたので、接続
装置本体7の内視鏡接合面と接合される硬性鏡1の接眼
部2に従来のような複雑な構成のロック機構の一部が当
接するおそれがない。そのため、接眼部2の端面が傷付
くことを防止することができる。
【0022】また、図2は第1の実施の形態の接続具8
の変形例を示すものである。本変形例の接続具14では
第1の実施の形態の接続具8のベースリング11と、フ
ック部13とが金属ワイヤによって形成され、3本のア
ーム12は例えばゴムワイヤ等の弾性材料によって形成
されている。なお、3本のアーム12はコイルばね等の
ばね部材によって形成してもよい。そして、本変形例の
接続具14でも第1の実施の形態の接続具8と同様の効
果を得ることができる。
の変形例を示すものである。本変形例の接続具14では
第1の実施の形態の接続具8のベースリング11と、フ
ック部13とが金属ワイヤによって形成され、3本のア
ーム12は例えばゴムワイヤ等の弾性材料によって形成
されている。なお、3本のアーム12はコイルばね等の
ばね部材によって形成してもよい。そして、本変形例の
接続具14でも第1の実施の形態の接続具8と同様の効
果を得ることができる。
【0023】また、図3(A),(B)および図4
(A),(B)は本発明の第2の実施の形態を示すもの
である。本実施の形態は弾性材料によって図3(A),
(B)に示すように、略円錐形状に形成された接続具2
1を設け、この接続具21によって第1の実施の形態
(図1(A),(B)参照)の硬性鏡1の接眼部2と接
続装置本体7の内視鏡取付け部9との間を接続する構成
にしたものである。
(A),(B)は本発明の第2の実施の形態を示すもの
である。本実施の形態は弾性材料によって図3(A),
(B)に示すように、略円錐形状に形成された接続具2
1を設け、この接続具21によって第1の実施の形態
(図1(A),(B)参照)の硬性鏡1の接眼部2と接
続装置本体7の内視鏡取付け部9との間を接続する構成
にしたものである。
【0024】すなわち、本実施の形態の接続具21には
略円錐形状の円錐形状部22が設けられている。この円
錐形状部22は接眼部2のテーパ面2bと対応する形状
に形成されている。
略円錐形状の円錐形状部22が設けられている。この円
錐形状部22は接眼部2のテーパ面2bと対応する形状
に形成されている。
【0025】さらに、この円錐形状部22の底部外周面
には外向きに略リング状の突設部23が突設されてい
る。この突設部23の内側には接続装置本体7の内視鏡
取付け部9の外周縁部に外嵌される嵌合溝24が形成さ
れている。また、円錐形状部22の頂部には硬性鏡1の
挿入部5の基端部に外嵌される略円筒状の小筒部25が
形成されている。
には外向きに略リング状の突設部23が突設されてい
る。この突設部23の内側には接続装置本体7の内視鏡
取付け部9の外周縁部に外嵌される嵌合溝24が形成さ
れている。また、円錐形状部22の頂部には硬性鏡1の
挿入部5の基端部に外嵌される略円筒状の小筒部25が
形成されている。
【0026】さらに、本実施の形態の接続具21の周壁
部には軸心方向に沿って延設された切欠部26が形成さ
れている。そして、本実施の形態の接続具21はこの切
欠部26の部分が拡開される状態で弾性変形され、硬性
鏡1の接眼部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9と
の接合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部
2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部に着
脱可能に装着されるようになっている。なお、本実施の
形態の接続具21の装着時には円錐形状部22が接眼部
2のテーパ面2bに外嵌される状態で接合され、小筒部
25が硬性鏡1の挿入部5の基端部に外嵌されるととも
に、突設部23の嵌合溝24内に接続装置本体7の内視
鏡取付け部9が挿入される状態で、突設部23が内視鏡
取付け部9の外周縁部に外嵌されるようになっている。
部には軸心方向に沿って延設された切欠部26が形成さ
れている。そして、本実施の形態の接続具21はこの切
欠部26の部分が拡開される状態で弾性変形され、硬性
鏡1の接眼部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9と
の接合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部
2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部に着
脱可能に装着されるようになっている。なお、本実施の
形態の接続具21の装着時には円錐形状部22が接眼部
2のテーパ面2bに外嵌される状態で接合され、小筒部
25が硬性鏡1の挿入部5の基端部に外嵌されるととも
に、突設部23の嵌合溝24内に接続装置本体7の内視
鏡取付け部9が挿入される状態で、突設部23が内視鏡
取付け部9の外周縁部に外嵌されるようになっている。
【0027】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では硬性鏡1の接
眼部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部
全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部2と接続
装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部に着脱可能に
装着される接続具21を設けたので、TVカメラ3側の
接続装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構
部分の構造を従来に比べて簡素化することができる。そ
のため、TVカメラ3側の接続装置本体7と硬性鏡1の
接眼部2との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べ
て削減し、大幅なコストダウンを図ることができるとと
もに、組立性、メンテナンス性および洗浄作業の作業性
の向上を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態では硬性鏡1の接
眼部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部
全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部2と接続
装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部に着脱可能に
装着される接続具21を設けたので、TVカメラ3側の
接続装置本体7と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構
部分の構造を従来に比べて簡素化することができる。そ
のため、TVカメラ3側の接続装置本体7と硬性鏡1の
接眼部2との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べ
て削減し、大幅なコストダウンを図ることができるとと
もに、組立性、メンテナンス性および洗浄作業の作業性
の向上を図ることができる。
【0028】さらに、本実施の形態では硬性鏡1の接眼
部2を接続装置本体7の内視鏡取付け部9に接続する
際、内視鏡取付け部9内の内視鏡接合面に硬性鏡1の接
眼部2を突き当てた状態で、接続具21の切欠部26の
部分を拡開させる状態で弾性変形させることにより、硬
性鏡1の接眼部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9
との接合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼
部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部に
接続具21を装着させるようにしたので、接続装置本体
7の内視鏡接合面と接合される硬性鏡1の接眼部2に従
来のような複雑な構成のロック機構の一部が当接するお
それがない。そのため、接眼部2の端面が傷付くことを
防止することができる。
部2を接続装置本体7の内視鏡取付け部9に接続する
際、内視鏡取付け部9内の内視鏡接合面に硬性鏡1の接
眼部2を突き当てた状態で、接続具21の切欠部26の
部分を拡開させる状態で弾性変形させることにより、硬
性鏡1の接眼部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9
との接合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼
部2と接続装置本体7の内視鏡取付け部9との接合部に
接続具21を装着させるようにしたので、接続装置本体
7の内視鏡接合面と接合される硬性鏡1の接眼部2に従
来のような複雑な構成のロック機構の一部が当接するお
それがない。そのため、接眼部2の端面が傷付くことを
防止することができる。
【0029】なお、本実施の形態の円錐形状部22およ
び小筒部25に代えて接続具21の突設部23の内側に
円形をした弾性変形可能な薄膜状の弾性カバーを設け、
硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体7の内視鏡取付け部
9に取付けると弾性カバーが略円錐形に弾性変形し、硬
性鏡1の接眼部2を押さえつける構成にしてもよい。
び小筒部25に代えて接続具21の突設部23の内側に
円形をした弾性変形可能な薄膜状の弾性カバーを設け、
硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体7の内視鏡取付け部
9に取付けると弾性カバーが略円錐形に弾性変形し、硬
性鏡1の接眼部2を押さえつける構成にしてもよい。
【0030】本変形例の接続具21では硬性鏡1の接眼
部2は確実に固定される。また、接続具21が非常に装
着しやすい利点ももつ。さらに、硬性鏡1の接眼部2と
弾性カバーとを一体化してこれを使い捨て部品としても
良い。
部2は確実に固定される。また、接続具21が非常に装
着しやすい利点ももつ。さらに、硬性鏡1の接眼部2と
弾性カバーとを一体化してこれを使い捨て部品としても
良い。
【0031】また、図5(A)〜(C)は本発明の第3
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置31には図5(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合される内視鏡接合面32を備え、TVカメ
ラ3側に連結される接続装置本体33と、硬性鏡1の接
眼部2を接続装置本体33に着脱可能に取付ける結束ベ
ルト(係止部材)34とが設けられている。さらに、接
続装置本体33には内視鏡接合面32の近傍部位に略円
筒状の内視鏡取付け部35が突設されている。この内視
鏡取付け部35の周壁部には複数、本実施の形態では4
つのベルト挿入穴(係止部材受部)36が設けられてい
る。ここで、4つのベルト挿入穴36は内視鏡取付け部
35の周方向に適宜の間隔で配置されている。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置31には図5(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合される内視鏡接合面32を備え、TVカメ
ラ3側に連結される接続装置本体33と、硬性鏡1の接
眼部2を接続装置本体33に着脱可能に取付ける結束ベ
ルト(係止部材)34とが設けられている。さらに、接
続装置本体33には内視鏡接合面32の近傍部位に略円
筒状の内視鏡取付け部35が突設されている。この内視
鏡取付け部35の周壁部には複数、本実施の形態では4
つのベルト挿入穴(係止部材受部)36が設けられてい
る。ここで、4つのベルト挿入穴36は内視鏡取付け部
35の周方向に適宜の間隔で配置されている。
【0032】また、結束ベルト34には図5(B)に示
すように例えばプラスチック材料によって形成されたベ
ルト本体37と、このベルト本体37の一端部に配設さ
れたベルト係止部38とが設けられている。ここで、ベ
ルト本体37の一側面には例えばラック状の多数の係止
溝39が並設されている。さらに、ベルト係止部38に
はベルト本体37の挿入穴40が設けられている。この
挿入穴40の内周面にはこの挿入穴40内に挿入された
ベルト本体37の抜けを防止する一方向クラッチである
抜け止め用の係止手段が設けられている。この係止手段
は例えばベルト本体37のラック状の係止溝39と噛合
する図示しない噛合部によって形成されている。そし
て、挿入穴40内の噛合部はベルト本体37の挿入方向
への移動動作を許し、挿入穴40内からベルト本体37
を引き抜く方向への動作時にベルト本体37の係止溝3
9と噛合して挿入穴40内からベルト本体37を引き抜
く方向への動作を禁止するようになっている。
すように例えばプラスチック材料によって形成されたベ
ルト本体37と、このベルト本体37の一端部に配設さ
れたベルト係止部38とが設けられている。ここで、ベ
ルト本体37の一側面には例えばラック状の多数の係止
溝39が並設されている。さらに、ベルト係止部38に
はベルト本体37の挿入穴40が設けられている。この
挿入穴40の内周面にはこの挿入穴40内に挿入された
ベルト本体37の抜けを防止する一方向クラッチである
抜け止め用の係止手段が設けられている。この係止手段
は例えばベルト本体37のラック状の係止溝39と噛合
する図示しない噛合部によって形成されている。そし
て、挿入穴40内の噛合部はベルト本体37の挿入方向
への移動動作を許し、挿入穴40内からベルト本体37
を引き抜く方向への動作時にベルト本体37の係止溝3
9と噛合して挿入穴40内からベルト本体37を引き抜
く方向への動作を禁止するようになっている。
【0033】そして、本実施の形態の内視鏡接続装置3
1の使用時には最初に接続装置本体33の内視鏡取付け
部35内の内視鏡接合面32に硬性鏡1の接眼部2を突
き当てた状態に接合する。この状態で、1本の結束ベル
ト34のベルト本体37を内視鏡取付け部35の4つの
ベルト挿入穴36内に図5(C)に示すように順次挿入
する。そして、最後にこの結束ベルト34のベルト本体
37の先端部をベルト係止部38の挿入穴40内に挿入
する。このとき、結束ベルト34のベルト本体37の先
端部を挿入穴40の外側に引き抜き、結束ベルト34の
ベルト本体37を緩みなく締め付けることにより、図5
(C)に示すように接続装置本体33の内視鏡取付け部
35内に挿入された硬性鏡1の接眼部2が接続装置本体
33の内視鏡接合面32に接合された状態で係止され
る。
1の使用時には最初に接続装置本体33の内視鏡取付け
部35内の内視鏡接合面32に硬性鏡1の接眼部2を突
き当てた状態に接合する。この状態で、1本の結束ベル
ト34のベルト本体37を内視鏡取付け部35の4つの
ベルト挿入穴36内に図5(C)に示すように順次挿入
する。そして、最後にこの結束ベルト34のベルト本体
37の先端部をベルト係止部38の挿入穴40内に挿入
する。このとき、結束ベルト34のベルト本体37の先
端部を挿入穴40の外側に引き抜き、結束ベルト34の
ベルト本体37を緩みなく締め付けることにより、図5
(C)に示すように接続装置本体33の内視鏡取付け部
35内に挿入された硬性鏡1の接眼部2が接続装置本体
33の内視鏡接合面32に接合された状態で係止され
る。
【0034】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では結束ベルト3
4によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続
装置本体33の内視鏡取付け部35内に接合状態で係止
することができるので、TVカメラ3側の接続装置本体
33と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造
を従来に比べて簡素化することができる。そのため、T
Vカメラ3側の接続装置本体33と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減
し、大幅なコストダウンを図ることができるとともに、
組立性、メンテナンス性の向上を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態では結束ベルト3
4によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続
装置本体33の内視鏡取付け部35内に接合状態で係止
することができるので、TVカメラ3側の接続装置本体
33と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造
を従来に比べて簡素化することができる。そのため、T
Vカメラ3側の接続装置本体33と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減
し、大幅なコストダウンを図ることができるとともに、
組立性、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0035】また、本実施の形態では結束ベルト34は
使い捨て部品として使用することができるので、内視鏡
接続装置31の洗浄作業時には結束ベルト34を取外し
た状態で接続装置本体33のみを洗浄すればよい。その
ため、TVカメラ3側の接続装置本体33と硬性鏡1の
接眼部2との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比べ
て行いやすくすることができ、その作業性の向上を図る
ことができる。
使い捨て部品として使用することができるので、内視鏡
接続装置31の洗浄作業時には結束ベルト34を取外し
た状態で接続装置本体33のみを洗浄すればよい。その
ため、TVカメラ3側の接続装置本体33と硬性鏡1の
接眼部2との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比べ
て行いやすくすることができ、その作業性の向上を図る
ことができる。
【0036】さらに、本実施の形態でも硬性鏡1の接眼
部2を接続装置本体33の内視鏡取付け部35に接続す
る際、内視鏡取付け部35内の内視鏡接合面32に硬性
鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、結束ベルト34に
よって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装置
本体33の内視鏡取付け部35内に接合状態で係止する
ようにしたので、接続装置本体33の内視鏡接合面32
と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な
構成のロック機構の一部が当接するおそれがない。その
ため、接眼部2の端面が傷付くことを防止することがで
きる。
部2を接続装置本体33の内視鏡取付け部35に接続す
る際、内視鏡取付け部35内の内視鏡接合面32に硬性
鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、結束ベルト34に
よって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装置
本体33の内視鏡取付け部35内に接合状態で係止する
ようにしたので、接続装置本体33の内視鏡接合面32
と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な
構成のロック機構の一部が当接するおそれがない。その
ため、接眼部2の端面が傷付くことを防止することがで
きる。
【0037】なお、本実施の形態の結束ベルト34に代
えてベルト係止部38のない柔軟なひもや、ベルト部材
を使用し、これらのベルト部材の両端間を結ぶことによ
り、これらのベルト部材によって硬性鏡1の接眼部2を
TVカメラ3側の接続装置本体33の内視鏡取付け部3
5内に接合状態で係止する構成にしてもよい。さらに、
これらのベルト部材の両端間を結束する別部材の専用金
具等の結束具を設ける構成にしてもよい。
えてベルト係止部38のない柔軟なひもや、ベルト部材
を使用し、これらのベルト部材の両端間を結ぶことによ
り、これらのベルト部材によって硬性鏡1の接眼部2を
TVカメラ3側の接続装置本体33の内視鏡取付け部3
5内に接合状態で係止する構成にしてもよい。さらに、
これらのベルト部材の両端間を結束する別部材の専用金
具等の結束具を設ける構成にしてもよい。
【0038】また、図6(A)〜(C)は本発明の第4
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置51には図6(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合されるフランジ状の内視鏡接合面52を備
え、TVカメラ3側に連結される接続装置本体53と、
硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体53に着脱可能に取
付けるゴムベルト(係止部材)54とが設けられてい
る。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置51には図6(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合されるフランジ状の内視鏡接合面52を備
え、TVカメラ3側に連結される接続装置本体53と、
硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体53に着脱可能に取
付けるゴムベルト(係止部材)54とが設けられてい
る。
【0039】さらに、接続装置本体53における内視鏡
接合面52側には略円板状の内視鏡取付け部55が配設
されている。この内視鏡取付け部55の外周部位には複
数、本実施の形態では2つのベルト係止溝(係止部材受
部)56が設けられている。ここで、2つのベルト係止
溝56は内視鏡取付け部55の周方向に180°間隔で
配置されている。
接合面52側には略円板状の内視鏡取付け部55が配設
されている。この内視鏡取付け部55の外周部位には複
数、本実施の形態では2つのベルト係止溝(係止部材受
部)56が設けられている。ここで、2つのベルト係止
溝56は内視鏡取付け部55の周方向に180°間隔で
配置されている。
【0040】また、ゴムベルト54には図6(B)に示
すようにベルト本体57の両端部に大径な係合ボール
(抜け阻止要素)58がそれぞれ形成されている。これ
らの係合ボール58の外径寸法はベルト係止溝56の溝
幅よりも大径になるように設定されている。
すようにベルト本体57の両端部に大径な係合ボール
(抜け阻止要素)58がそれぞれ形成されている。これ
らの係合ボール58の外径寸法はベルト係止溝56の溝
幅よりも大径になるように設定されている。
【0041】そして、本実施の形態の内視鏡接続装置5
1の使用時には最初に接続装置本体53の内視鏡取付け
部55の内視鏡接合面52に硬性鏡1の接眼部2を突き
当てた状態に接合する。この状態で、ゴムベルト54の
一端側を内視鏡取付け部55の一方のベルト係止溝56
に挿入し、このベルト係止溝56にゴムベルト54の一
端側の係合ボール58を係止させる。その後、このゴム
ベルト54を図6(C)に示すように硬性鏡1の接眼部
2に巻き付け、テンションをかけた状態で、このゴムベ
ルト54の他端側を内視鏡取付け部55の他方のベルト
係止溝56に挿入し、このベルト係止溝56にゴムベル
ト54の他端側の係合ボール58を係止させる。これに
より、図6(C)に示すように接続装置本体53の内視
鏡接合面52に接合された硬性鏡1の接眼部2が接続装
置本体53の内視鏡取付け部55に係止される。
1の使用時には最初に接続装置本体53の内視鏡取付け
部55の内視鏡接合面52に硬性鏡1の接眼部2を突き
当てた状態に接合する。この状態で、ゴムベルト54の
一端側を内視鏡取付け部55の一方のベルト係止溝56
に挿入し、このベルト係止溝56にゴムベルト54の一
端側の係合ボール58を係止させる。その後、このゴム
ベルト54を図6(C)に示すように硬性鏡1の接眼部
2に巻き付け、テンションをかけた状態で、このゴムベ
ルト54の他端側を内視鏡取付け部55の他方のベルト
係止溝56に挿入し、このベルト係止溝56にゴムベル
ト54の他端側の係合ボール58を係止させる。これに
より、図6(C)に示すように接続装置本体53の内視
鏡接合面52に接合された硬性鏡1の接眼部2が接続装
置本体53の内視鏡取付け部55に係止される。
【0042】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではゴムベルト5
4によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続
装置本体53の内視鏡取付け部55に接合状態で係止す
ることができるので、TVカメラ3側の接続装置本体5
3と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造を
従来に比べて簡素化することができる。そのため、TV
カメラ3側の接続装置本体53と硬性鏡1の接眼部2と
の間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減し、
大幅なコストダウンを図ることができるとともに、組立
性、メンテナンス性の向上を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではゴムベルト5
4によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続
装置本体53の内視鏡取付け部55に接合状態で係止す
ることができるので、TVカメラ3側の接続装置本体5
3と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造を
従来に比べて簡素化することができる。そのため、TV
カメラ3側の接続装置本体53と硬性鏡1の接眼部2と
の間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減し、
大幅なコストダウンを図ることができるとともに、組立
性、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0043】また、本実施の形態ではゴムベルト54は
使い捨て部品として使用することができるので、内視鏡
接続装置51の洗浄作業時にはゴムベルト54を取外し
た状態で接続装置本体53のみを洗浄すればよい。その
ため、TVカメラ3側の接続装置本体53と硬性鏡1の
接眼部2との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比べ
て行いやすくすることができ、その作業性の向上を図る
ことができる。
使い捨て部品として使用することができるので、内視鏡
接続装置51の洗浄作業時にはゴムベルト54を取外し
た状態で接続装置本体53のみを洗浄すればよい。その
ため、TVカメラ3側の接続装置本体53と硬性鏡1の
接眼部2との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比べ
て行いやすくすることができ、その作業性の向上を図る
ことができる。
【0044】さらに、本実施の形態でも硬性鏡1の接眼
部2を接続装置本体53の内視鏡取付け部55に接続す
る際、内視鏡取付け部55の内視鏡接合面52に硬性鏡
1の接眼部2を突き当てた状態で、ゴムベルト54によ
って硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装置本
体53の内視鏡取付け部55に接合状態で係止するよう
にしたので、接続装置本体53の内視鏡接合面52と接
合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な構成
のロック機構の一部が当接するおそれがない。そのた
め、接眼部2の端面が傷付くことを防止することができ
る。
部2を接続装置本体53の内視鏡取付け部55に接続す
る際、内視鏡取付け部55の内視鏡接合面52に硬性鏡
1の接眼部2を突き当てた状態で、ゴムベルト54によ
って硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装置本
体53の内視鏡取付け部55に接合状態で係止するよう
にしたので、接続装置本体53の内視鏡接合面52と接
合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な構成
のロック機構の一部が当接するおそれがない。そのた
め、接眼部2の端面が傷付くことを防止することができ
る。
【0045】また、図7(A)〜(D)は本発明の第5
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置61には図7(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合される内視鏡接合面62を備え、TVカメ
ラ3側に連結される接続装置本体63と、硬性鏡1の接
眼部2を接続装置本体63に着脱可能に取付ける連結キ
ャップ(係止部材)64とが設けられている。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置61には図7(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合される内視鏡接合面62を備え、TVカメ
ラ3側に連結される接続装置本体63と、硬性鏡1の接
眼部2を接続装置本体63に着脱可能に取付ける連結キ
ャップ(係止部材)64とが設けられている。
【0046】さらに、接続装置本体63には内視鏡接合
面62の近傍部位に略円筒状の内視鏡取付け部65が設
けられている。この内視鏡取付け部65の周壁部には複
数の係止穴(係止部材受部)66が設けられている。こ
れらの係止穴66は内視鏡取付け部65の周方向に適宜
の間隔で配置されている。
面62の近傍部位に略円筒状の内視鏡取付け部65が設
けられている。この内視鏡取付け部65の周壁部には複
数の係止穴(係止部材受部)66が設けられている。こ
れらの係止穴66は内視鏡取付け部65の周方向に適宜
の間隔で配置されている。
【0047】また、連結キャップ64には図7(B)に
示すようにゴム等の弾性材料によって略円錐形状に形成
されたキャップ本体67が設けられている。このキャッ
プ本体67は図7(C)に示すように接眼部2のテーパ
面2bと対応する形状に形成されている。
示すようにゴム等の弾性材料によって略円錐形状に形成
されたキャップ本体67が設けられている。このキャッ
プ本体67は図7(C)に示すように接眼部2のテーパ
面2bと対応する形状に形成されている。
【0048】また、本実施の形態の連結キャップ64に
は円錐形状の底部の大径部の外周縁部に周方向に沿って
複数の係合爪(抜け阻止要素)68が形成されている。
これらの係合爪68は内視鏡取付け部65の係止穴66
と対応する位置に配置されている。さらに、この連結キ
ャップ64の内周面にはリング状の突起部69が突設さ
れている。
は円錐形状の底部の大径部の外周縁部に周方向に沿って
複数の係合爪(抜け阻止要素)68が形成されている。
これらの係合爪68は内視鏡取付け部65の係止穴66
と対応する位置に配置されている。さらに、この連結キ
ャップ64の内周面にはリング状の突起部69が突設さ
れている。
【0049】また、連結キャップ64の周壁部には軸心
方向に沿って延設された切欠部70が形成されている。
そして、本実施の形態の連結キャップ64はこの切欠部
70の部分が拡開される状態で弾性変形され、硬性鏡1
の接眼部2と接続装置本体63の内視鏡取付け部65と
の接合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部
2と接続装置本体63の内視鏡取付け部65との接合部
に着脱可能に装着されるようになっている。なお、本実
施の形態の連結キャップ64の装着時には図7(D)に
示すように円錐形状のキャップ本体67が接眼部2のテ
ーパ面2bに外嵌される状態で接合されるとともに、各
係合爪68が内視鏡取付け部65の各係止穴66内に挿
入された状態で係止されるようになっている。なお、各
係合爪68には各係止穴66との係合を解除する方向に
動かすための係合解除レバー71が一体成形されてい
る。
方向に沿って延設された切欠部70が形成されている。
そして、本実施の形態の連結キャップ64はこの切欠部
70の部分が拡開される状態で弾性変形され、硬性鏡1
の接眼部2と接続装置本体63の内視鏡取付け部65と
の接合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部
2と接続装置本体63の内視鏡取付け部65との接合部
に着脱可能に装着されるようになっている。なお、本実
施の形態の連結キャップ64の装着時には図7(D)に
示すように円錐形状のキャップ本体67が接眼部2のテ
ーパ面2bに外嵌される状態で接合されるとともに、各
係合爪68が内視鏡取付け部65の各係止穴66内に挿
入された状態で係止されるようになっている。なお、各
係合爪68には各係止穴66との係合を解除する方向に
動かすための係合解除レバー71が一体成形されてい
る。
【0050】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では硬性鏡1の接
眼部2と接続装置本体63の内視鏡取付け部65との接
合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部2と
接続装置本体63の内視鏡取付け部65との接合部に着
脱可能に装着される連結キャップ64を設けたので、T
Vカメラ3側の接続装置本体63と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の構造を従来に比べて簡素化する
ことができる。そのため、TVカメラ3側の接続装置本
体63と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の部
品点数を従来に比べて削減し、大幅なコストダウンを図
ることができるとともに、組立性、メンテナンス性およ
び洗浄作業の作業性の向上を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態では硬性鏡1の接
眼部2と接続装置本体63の内視鏡取付け部65との接
合部全体を外側から覆う状態で、硬性鏡1の接眼部2と
接続装置本体63の内視鏡取付け部65との接合部に着
脱可能に装着される連結キャップ64を設けたので、T
Vカメラ3側の接続装置本体63と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の構造を従来に比べて簡素化する
ことができる。そのため、TVカメラ3側の接続装置本
体63と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の部
品点数を従来に比べて削減し、大幅なコストダウンを図
ることができるとともに、組立性、メンテナンス性およ
び洗浄作業の作業性の向上を図ることができる。
【0051】さらに、本実施の形態では硬性鏡1の接眼
部2を接続装置本体63の内視鏡取付け部65に接続す
る際、内視鏡取付け部65内の内視鏡接合面62に硬性
鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、連結キャップ64
の切欠部70の部分を拡開させる状態で弾性変形させる
ことにより、硬性鏡1の接眼部2と接続装置本体63の
内視鏡取付け部65との接合部全体を外側から覆う状態
で、硬性鏡1の接眼部2と接続装置本体63の内視鏡取
付け部65との接合部に連結キャップ64を装着させる
ようにしたので、接続装置本体63の内視鏡接合面62
と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な
構成のロック機構の一部が当接するおそれがない。その
ため、接眼部2の端面が傷付くことを防止することがで
きる。
部2を接続装置本体63の内視鏡取付け部65に接続す
る際、内視鏡取付け部65内の内視鏡接合面62に硬性
鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、連結キャップ64
の切欠部70の部分を拡開させる状態で弾性変形させる
ことにより、硬性鏡1の接眼部2と接続装置本体63の
内視鏡取付け部65との接合部全体を外側から覆う状態
で、硬性鏡1の接眼部2と接続装置本体63の内視鏡取
付け部65との接合部に連結キャップ64を装着させる
ようにしたので、接続装置本体63の内視鏡接合面62
と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な
構成のロック機構の一部が当接するおそれがない。その
ため、接眼部2の端面が傷付くことを防止することがで
きる。
【0052】また、図8(A)〜(D)は本発明の第6
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置81は第5の実施の形態(図7(A)〜(D)
参照)の内視鏡接続装置61の連結キャップ64を円錐
形状の軸心を通る平面に沿って2分割した2つのキャッ
プ構成体82a,82bを設けたものである。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置81は第5の実施の形態(図7(A)〜(D)
参照)の内視鏡接続装置61の連結キャップ64を円錐
形状の軸心を通る平面に沿って2分割した2つのキャッ
プ構成体82a,82bを設けたものである。
【0053】ここで、一方のキャップ構成体82aの底
部は図8(B)に示すように硬性鏡1の接眼部2と接合
される内視鏡接合面83を備え、TVカメラ3側に連結
される接続装置本体84に一体的に固定されている。さ
らに、このキャップ構成体82aの分割部の周縁部位に
は複数の係止穴(係止部材受部)85が設けられてい
る。これらの係止穴85はキャップ構成体82aの分割
部の周縁部位に適宜の間隔で配置されている。
部は図8(B)に示すように硬性鏡1の接眼部2と接合
される内視鏡接合面83を備え、TVカメラ3側に連結
される接続装置本体84に一体的に固定されている。さ
らに、このキャップ構成体82aの分割部の周縁部位に
は複数の係止穴(係止部材受部)85が設けられてい
る。これらの係止穴85はキャップ構成体82aの分割
部の周縁部位に適宜の間隔で配置されている。
【0054】また、他方のキャップ構成体82bの分割
部の周縁部位にはキャップ構成体82aの各係止穴85
に対して係脱可能に係合する複数の係合爪(抜け阻止要
素)86が形成されている。なお、キャップ構成体82
bの内周面には突起部87が突設されている。さらに、
各係合爪86には各係止穴85との係合を解除する方向
に動かすための係合解除レバー88が一体成形されてい
る。
部の周縁部位にはキャップ構成体82aの各係止穴85
に対して係脱可能に係合する複数の係合爪(抜け阻止要
素)86が形成されている。なお、キャップ構成体82
bの内周面には突起部87が突設されている。さらに、
各係合爪86には各係止穴85との係合を解除する方向
に動かすための係合解除レバー88が一体成形されてい
る。
【0055】そして、本実施の形態の内視鏡接続装置8
1の使用時には接続装置本体84の内視鏡接合面83に
硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態に接合する。この
とき、硬性鏡1の接眼部2の下半部はキャップ構成体8
2aの内部に収容されている。この状態で、キャップ構
成体82bを硬性鏡1の接眼部2の上半部を覆う状態に
装着し、このキャップ構成体82bの各係合爪86をキ
ャップ構成体82aの各係止穴85に対して係脱可能に
係合する。これにより、図8(D)に示すように接続装
置本体84の内視鏡接合面83に硬性鏡1の接眼部2が
接合された状態で係止される。
1の使用時には接続装置本体84の内視鏡接合面83に
硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態に接合する。この
とき、硬性鏡1の接眼部2の下半部はキャップ構成体8
2aの内部に収容されている。この状態で、キャップ構
成体82bを硬性鏡1の接眼部2の上半部を覆う状態に
装着し、このキャップ構成体82bの各係合爪86をキ
ャップ構成体82aの各係止穴85に対して係脱可能に
係合する。これにより、図8(D)に示すように接続装
置本体84の内視鏡接合面83に硬性鏡1の接眼部2が
接合された状態で係止される。
【0056】そこで、上記構成のものにあっても第5の
実施の形態と同様にTVカメラ3側の接続装置本体84
と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造を従
来に比べて簡素化することができる。そのため、TVカ
メラ3側の接続装置本体84と硬性鏡1の接眼部2との
間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減し、大
幅なコストダウンを図ることができるとともに、組立
性、メンテナンス性および洗浄作業の作業性の向上を図
ることができる。
実施の形態と同様にTVカメラ3側の接続装置本体84
と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造を従
来に比べて簡素化することができる。そのため、TVカ
メラ3側の接続装置本体84と硬性鏡1の接眼部2との
間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減し、大
幅なコストダウンを図ることができるとともに、組立
性、メンテナンス性および洗浄作業の作業性の向上を図
ることができる。
【0057】さらに、本実施の形態でも接続装置本体8
4の内視鏡接合面83と接合される硬性鏡1の接眼部2
に従来のような複雑な構成のロック機構の一部が当接す
るおそれがないので、接眼部2の端面が傷付くことを防
止することができる。
4の内視鏡接合面83と接合される硬性鏡1の接眼部2
に従来のような複雑な構成のロック機構の一部が当接す
るおそれがないので、接眼部2の端面が傷付くことを防
止することができる。
【0058】なお、本実施の形態では一方のキャップ構
成体82aが接続装置本体84に一体的に固定されてい
る構成のものを示したが、キャップ構成体82aを接続
装置本体84とは別体の別部品によって形成してもよ
い。
成体82aが接続装置本体84に一体的に固定されてい
る構成のものを示したが、キャップ構成体82aを接続
装置本体84とは別体の別部品によって形成してもよ
い。
【0059】また、図9(A),(B)は本発明の第7
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置91には図9(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合される内視鏡接合面92を備え、TVカメ
ラ3側に連結される接続装置本体93と、硬性鏡1の接
眼部2を接続装置本体93に着脱可能に取付ける接続具
(係止部材)94とが設けられている。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視鏡
接続装置91には図9(A)に示すように硬性鏡1の接
眼部2と接合される内視鏡接合面92を備え、TVカメ
ラ3側に連結される接続装置本体93と、硬性鏡1の接
眼部2を接続装置本体93に着脱可能に取付ける接続具
(係止部材)94とが設けられている。
【0060】ここで、接続装置本体93には内視鏡接合
面92における図9(A),(B)中で下端部に硬性鏡
1の接眼部2の下側部分を受ける受部95が設けられて
いる。この受部95は接眼部2のテーパ面2bに対応す
る形状に屈曲形成されている。さらに、受部95の内面
側には接眼部2のテーパ面2bに圧接されるゴム等の弾
性部材96が固定されている。
面92における図9(A),(B)中で下端部に硬性鏡
1の接眼部2の下側部分を受ける受部95が設けられて
いる。この受部95は接眼部2のテーパ面2bに対応す
る形状に屈曲形成されている。さらに、受部95の内面
側には接眼部2のテーパ面2bに圧接されるゴム等の弾
性部材96が固定されている。
【0061】また、接続装置本体93には内視鏡接合面
92における図9(A),(B)中で上端部に接続具取
付け穴97が設けられている。この接続具取付け穴97
には図9(B)に示すように大径なピン止め部取付け穴
部97aと、この穴部97aに連通されたスリット部9
7bとが形成されている。ここで、スリット部97bの
幅寸法は穴部97aの内径寸法よりも小さくなるように
設定されている。
92における図9(A),(B)中で上端部に接続具取
付け穴97が設けられている。この接続具取付け穴97
には図9(B)に示すように大径なピン止め部取付け穴
部97aと、この穴部97aに連通されたスリット部9
7bとが形成されている。ここで、スリット部97bの
幅寸法は穴部97aの内径寸法よりも小さくなるように
設定されている。
【0062】また、接続具94には支軸部98と、この
支軸部98の一端部に設けられたピン止め部99と、支
軸部98の他端部側に配置された略V字状のロック部1
00とが設けられている。ここで、ロック部100のV
字を構成する一方のV字構成体100aの外面側には接
眼部2のテーパ面2bに圧接されるゴム等の弾性部材1
01が固定されている。そして、この接続具94は支軸
部98が接続装置本体93の接続具取付け穴97内に挿
入された状態で、図9(A),(B)に示す係止位置
と、この係止位置から外れた係止解除位置とに支軸部9
8を中心に回動可能に取付けられている。ここで、接続
具94が係止位置に回動された場合にはロック部100
の一方のV字構成体100aが弾性部材101を接眼部
2のテーパ面2bの上側部分に圧接させる状態で保持さ
れ、接続具94が係止解除位置に回動された場合には弾
性部材101が接眼部2のテーパ面2bと非接触の状態
で保持されるようになっている。
支軸部98の一端部に設けられたピン止め部99と、支
軸部98の他端部側に配置された略V字状のロック部1
00とが設けられている。ここで、ロック部100のV
字を構成する一方のV字構成体100aの外面側には接
眼部2のテーパ面2bに圧接されるゴム等の弾性部材1
01が固定されている。そして、この接続具94は支軸
部98が接続装置本体93の接続具取付け穴97内に挿
入された状態で、図9(A),(B)に示す係止位置
と、この係止位置から外れた係止解除位置とに支軸部9
8を中心に回動可能に取付けられている。ここで、接続
具94が係止位置に回動された場合にはロック部100
の一方のV字構成体100aが弾性部材101を接眼部
2のテーパ面2bの上側部分に圧接させる状態で保持さ
れ、接続具94が係止解除位置に回動された場合には弾
性部材101が接眼部2のテーパ面2bと非接触の状態
で保持されるようになっている。
【0063】また、本実施の形態の内視鏡接続装置91
の使用時には最初に接続装置本体93の内視鏡接合面9
2に硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態に接合する。
このとき、図9(A),(B)に示すように接続装置本
体93の下端部の受部95によって硬性鏡1の接眼部2
の下側部分が保持される。その後、接続具94の支軸部
98が接続装置本体93の接続具取付け穴97内に挿入
され、続いてこの接続具94が図9(A),(B)に示
す係止位置に回動されることにより、硬性鏡1の接眼部
2の上側部分が接続具94のロック部100によって保
持される。これにより、硬性鏡1の接眼部2が接続装置
本体93の内視鏡接合面92に接合された状態で係止さ
れる。
の使用時には最初に接続装置本体93の内視鏡接合面9
2に硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態に接合する。
このとき、図9(A),(B)に示すように接続装置本
体93の下端部の受部95によって硬性鏡1の接眼部2
の下側部分が保持される。その後、接続具94の支軸部
98が接続装置本体93の接続具取付け穴97内に挿入
され、続いてこの接続具94が図9(A),(B)に示
す係止位置に回動されることにより、硬性鏡1の接眼部
2の上側部分が接続具94のロック部100によって保
持される。これにより、硬性鏡1の接眼部2が接続装置
本体93の内視鏡接合面92に接合された状態で係止さ
れる。
【0064】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では接続具94に
よって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装置
本体93の内視鏡接合面92に接合状態で係止すること
ができるので、TVカメラ3側の接続装置本体93と硬
性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造を従来に
比べて簡素化することができる。そのため、TVカメラ
3側の接続装置本体93と硬性鏡1の接眼部2との間の
着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減し、大幅な
コストダウンを図ることができるとともに、組立性、メ
ンテナンス性の向上を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態では接続具94に
よって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装置
本体93の内視鏡接合面92に接合状態で係止すること
ができるので、TVカメラ3側の接続装置本体93と硬
性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造を従来に
比べて簡素化することができる。そのため、TVカメラ
3側の接続装置本体93と硬性鏡1の接眼部2との間の
着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減し、大幅な
コストダウンを図ることができるとともに、組立性、メ
ンテナンス性の向上を図ることができる。
【0065】また、本実施の形態では接続具94は使い
捨て部品として使用することができるので、内視鏡接続
装置91の洗浄作業時には接続具94を取外した状態で
接続装置本体93のみを洗浄すればよい。そのため、T
Vカメラ3側の接続装置本体93と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比べて行いや
すくすることができ、その作業性の向上を図ることがで
きる。
捨て部品として使用することができるので、内視鏡接続
装置91の洗浄作業時には接続具94を取外した状態で
接続装置本体93のみを洗浄すればよい。そのため、T
Vカメラ3側の接続装置本体93と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比べて行いや
すくすることができ、その作業性の向上を図ることがで
きる。
【0066】さらに、本実施の形態でも硬性鏡1の接眼
部2を接続装置本体93に接続する際、内視鏡接合面9
2に硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、接続具9
4によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続
装置本体93の内視鏡接合面92に接合状態で係止する
ようにしたので、接続装置本体93の内視鏡接合面92
と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な
構成のロック機構の一部が当接するおそれがない。その
ため、接眼部2の端面が傷付くことを防止することがで
きる。
部2を接続装置本体93に接続する際、内視鏡接合面9
2に硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、接続具9
4によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続
装置本体93の内視鏡接合面92に接合状態で係止する
ようにしたので、接続装置本体93の内視鏡接合面92
と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来のような複雑な
構成のロック機構の一部が当接するおそれがない。その
ため、接眼部2の端面が傷付くことを防止することがで
きる。
【0067】また、図10は本発明の第8の実施の形態
を示すものである。本実施の形態の内視鏡接続装置11
1は第7の実施の形態(図9(A),(B)参照)の内
視鏡接続装置91のように回動操作式の接続具94に代
えてかしめ固定式の接続具(係止部材)112を設けた
ものである。
を示すものである。本実施の形態の内視鏡接続装置11
1は第7の実施の形態(図9(A),(B)参照)の内
視鏡接続装置91のように回動操作式の接続具94に代
えてかしめ固定式の接続具(係止部材)112を設けた
ものである。
【0068】すなわち、本実施の形態の内視鏡接続装置
111には図10に示すように硬性鏡1の接眼部2と接
合される内視鏡接合面113を備え、TVカメラ3側に
連結される接続装置本体114と、硬性鏡1の接眼部2
を接続装置本体114に着脱可能に取付ける接続具11
2とが設けられている。
111には図10に示すように硬性鏡1の接眼部2と接
合される内視鏡接合面113を備え、TVカメラ3側に
連結される接続装置本体114と、硬性鏡1の接眼部2
を接続装置本体114に着脱可能に取付ける接続具11
2とが設けられている。
【0069】ここで、接続装置本体114には内視鏡接
合面113における図10中で下端部に硬性鏡1の接眼
部2の下側部分を受ける受部115が設けられている。
この受部115は接眼部2のテーパ面2bに対応する形
状に屈曲形成されている。さらに、受部115の内面側
には接眼部2のテーパ面2bに圧接されるゴム等の弾性
部材116が固定されている。
合面113における図10中で下端部に硬性鏡1の接眼
部2の下側部分を受ける受部115が設けられている。
この受部115は接眼部2のテーパ面2bに対応する形
状に屈曲形成されている。さらに、受部115の内面側
には接眼部2のテーパ面2bに圧接されるゴム等の弾性
部材116が固定されている。
【0070】また、接続装置本体114には内視鏡接合
面113における図10中で上端部に接続具取付け用の
凸部117が設けられている。この凸部117は接続装
置本体114における内視鏡接合面113とは反対側の
面に突設されている。
面113における図10中で上端部に接続具取付け用の
凸部117が設けられている。この凸部117は接続装
置本体114における内視鏡接合面113とは反対側の
面に突設されている。
【0071】また、接続具112の一端部側には接続装
置本体114の凸部117に引っ掛けた状態で係止され
る係合爪118が形成されている。さらに、この接続具
112の他端部側には略V字状のロック部119が設け
られている。このロック部119のV字を構成する一方
のV字構成体119aの外面側には接眼部2のテーパ面
2bに圧接されるゴム等の弾性部材120が固定されて
いる。そして、この接続具112の係合爪118が接続
装置本体114の凸部117に引っ掛けた状態で係止さ
れるとともに、硬性鏡1の接眼部2が接続装置本体11
4の内視鏡接合面113に接合された状態でロック部1
19のV字を構成する一方のV字構成体119aが弾性
部材120を介して接眼部2のテーパ面2bに接合され
て係止されるようになっている。
置本体114の凸部117に引っ掛けた状態で係止され
る係合爪118が形成されている。さらに、この接続具
112の他端部側には略V字状のロック部119が設け
られている。このロック部119のV字を構成する一方
のV字構成体119aの外面側には接眼部2のテーパ面
2bに圧接されるゴム等の弾性部材120が固定されて
いる。そして、この接続具112の係合爪118が接続
装置本体114の凸部117に引っ掛けた状態で係止さ
れるとともに、硬性鏡1の接眼部2が接続装置本体11
4の内視鏡接合面113に接合された状態でロック部1
19のV字を構成する一方のV字構成体119aが弾性
部材120を介して接眼部2のテーパ面2bに接合され
て係止されるようになっている。
【0072】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では接続具112
によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装
置本体114の内視鏡接合面113に接合状態で係止す
ることができるので、TVカメラ3側の接続装置本体1
14と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造
を従来に比べて簡素化することができる。そのため、T
Vカメラ3側の接続装置本体114と硬性鏡1の接眼部
2との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減
し、大幅なコストダウンを図ることができるとともに、
組立性、メンテナンス性の向上を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態では接続具112
によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側の接続装
置本体114の内視鏡接合面113に接合状態で係止す
ることができるので、TVカメラ3側の接続装置本体1
14と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の構造
を従来に比べて簡素化することができる。そのため、T
Vカメラ3側の接続装置本体114と硬性鏡1の接眼部
2との間の着脱機構部分の部品点数を従来に比べて削減
し、大幅なコストダウンを図ることができるとともに、
組立性、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0073】また、本実施の形態では接続具112は使
い捨て部品として使用することができるので、内視鏡接
続装置111の洗浄作業時には接続具112を取外した
状態で接続装置本体114のみを洗浄すればよい。その
ため、TVカメラ3側の接続装置本体114と硬性鏡1
の接眼部2との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比
べて行いやすくすることができ、その作業性の向上を図
ることができる。
い捨て部品として使用することができるので、内視鏡接
続装置111の洗浄作業時には接続具112を取外した
状態で接続装置本体114のみを洗浄すればよい。その
ため、TVカメラ3側の接続装置本体114と硬性鏡1
の接眼部2との間の着脱機構部分の洗浄作業を従来に比
べて行いやすくすることができ、その作業性の向上を図
ることができる。
【0074】さらに、本実施の形態でも硬性鏡1の接眼
部2を接続装置本体114に接続する際、内視鏡接合面
113に硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、接続
具112によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側
の接続装置本体114の内視鏡接合面113に接合状態
で係止するようにしたので、接続装置本体114の内視
鏡接合面113と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来
のような複雑な構成のロック機構の一部が当接するおそ
れがない。そのため、接眼部2の端面が傷付くことを防
止することができる。
部2を接続装置本体114に接続する際、内視鏡接合面
113に硬性鏡1の接眼部2を突き当てた状態で、接続
具112によって硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側
の接続装置本体114の内視鏡接合面113に接合状態
で係止するようにしたので、接続装置本体114の内視
鏡接合面113と接合される硬性鏡1の接眼部2に従来
のような複雑な構成のロック機構の一部が当接するおそ
れがない。そのため、接眼部2の端面が傷付くことを防
止することができる。
【0075】また、本実施の形態では特にかしめ固定式
の接続具112を設けたので、第7の実施の形態の回動
操作式の接続具94に比べてさらに装着性が向上する効
果がある。
の接続具112を設けたので、第7の実施の形態の回動
操作式の接続具94に比べてさらに装着性が向上する効
果がある。
【0076】また、図11(A),(B)は本発明の第
9の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視
鏡接続装置121には硬性鏡1の接眼部2(R接眼)と
接合される内視鏡接合面122を備え、TVカメラ3側
に連結される接続装置本体123と、硬性鏡1の接眼部
2を接続装置本体123に着脱可能に取付けるラチェッ
ト機構式の係合手段(係止部材)124とが設けられて
いる。
9の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内視
鏡接続装置121には硬性鏡1の接眼部2(R接眼)と
接合される内視鏡接合面122を備え、TVカメラ3側
に連結される接続装置本体123と、硬性鏡1の接眼部
2を接続装置本体123に着脱可能に取付けるラチェッ
ト機構式の係合手段(係止部材)124とが設けられて
いる。
【0077】さらに、接続装置本体123には内視鏡接
合面122の近傍部位に略円板状の内視鏡取付け部12
5が設けられている。この内視鏡取付け部125の先端
面外周部位には前方に向けて左右一対の固定アーム12
6が突設されている。
合面122の近傍部位に略円板状の内視鏡取付け部12
5が設けられている。この内視鏡取付け部125の先端
面外周部位には前方に向けて左右一対の固定アーム12
6が突設されている。
【0078】左右の固定アーム126間には第1の接眼
部押さえ部材127が架設されている。この第1の接眼
部押さえ部材127には接眼部2のテーパ面2bと当接
する略U字状の屈曲部128が図11(A)中で上向き
に突設されている。なお、第1の接眼部押さえ部材12
7は接眼部2のテーパ面2bの曲率に合わせた構造とし
ても良い。さらに、左右の固定アーム126には係合板
129が固定されている。
部押さえ部材127が架設されている。この第1の接眼
部押さえ部材127には接眼部2のテーパ面2bと当接
する略U字状の屈曲部128が図11(A)中で上向き
に突設されている。なお、第1の接眼部押さえ部材12
7は接眼部2のテーパ面2bの曲率に合わせた構造とし
ても良い。さらに、左右の固定アーム126には係合板
129が固定されている。
【0079】また、係合手段124には左右一対の回動
アーム130が設けられている。各回動アーム130の
一端部は内視鏡取付け部125に回動ピン131を中心
に回動自在に連結されている。さらに、各回動アーム1
30の他端部には略円弧形状のブレード132の上端部
が固定されている。
アーム130が設けられている。各回動アーム130の
一端部は内視鏡取付け部125に回動ピン131を中心
に回動自在に連結されている。さらに、各回動アーム1
30の他端部には略円弧形状のブレード132の上端部
が固定されている。
【0080】また、左右のブレード132の下端部間に
はブレード支柱133が架設されている。このブレード
支柱133には開放レバー134が取付けられている。
さらに、各ブレード132の円弧部の内周面には略鋸歯
状の歯部135が設けられている。この歯部135は固
定アーム126の係合板129に係脱可能に係合するよ
うになっている。
はブレード支柱133が架設されている。このブレード
支柱133には開放レバー134が取付けられている。
さらに、各ブレード132の円弧部の内周面には略鋸歯
状の歯部135が設けられている。この歯部135は固
定アーム126の係合板129に係脱可能に係合するよ
うになっている。
【0081】また、左右一対の回動アーム130間には
接眼部2のテーパ面2bと当接する第2の接眼部押さえ
部材136が架設されている。さらに、左右の回動ピン
131には各ブレード132の歯部135を固定アーム
126の係合板129に係合する方向に付勢するばね部
材137がそれぞれ装着されている。
接眼部2のテーパ面2bと当接する第2の接眼部押さえ
部材136が架設されている。さらに、左右の回動ピン
131には各ブレード132の歯部135を固定アーム
126の係合板129に係合する方向に付勢するばね部
材137がそれぞれ装着されている。
【0082】そして、本実施の形態の内視鏡接続装置1
21の使用時には最初に係合手段124の回動アーム1
30をばね部材137の付勢力に抗して図11(A)中
で時計回り方向に回動操作する。この状態で、接続装置
本体123の内視鏡接合面122に硬性鏡1の接眼部2
を突き当てた状態に接合する。このとき、固定アーム1
26間の第1の接眼部押さえ部材127が接眼部2のテ
ーパ面2bと当接される。
21の使用時には最初に係合手段124の回動アーム1
30をばね部材137の付勢力に抗して図11(A)中
で時計回り方向に回動操作する。この状態で、接続装置
本体123の内視鏡接合面122に硬性鏡1の接眼部2
を突き当てた状態に接合する。このとき、固定アーム1
26間の第1の接眼部押さえ部材127が接眼部2のテ
ーパ面2bと当接される。
【0083】次に、回動アーム130を図11(A)中
で反時計回り方向に回動操作して第2の接眼部押さえ部
材136を接眼部2のテーパ面2bと当接させる。この
状態で、ばね部材137の付勢力によって各ブレード1
32の歯部135が固定アーム126の係合板129に
係合された状態で保持される。これにより、硬性鏡1の
接眼部2が接続装置本体123の内視鏡接合面122に
接合された状態で係止される。
で反時計回り方向に回動操作して第2の接眼部押さえ部
材136を接眼部2のテーパ面2bと当接させる。この
状態で、ばね部材137の付勢力によって各ブレード1
32の歯部135が固定アーム126の係合板129に
係合された状態で保持される。これにより、硬性鏡1の
接眼部2が接続装置本体123の内視鏡接合面122に
接合された状態で係止される。
【0084】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではラチェット機
構式の係合手段124によって硬性鏡1の接眼部2をT
Vカメラ3側の接続装置本体123の内視鏡接合面12
2に接合状態で係止することができるので、TVカメラ
3側の接続装置本体123と硬性鏡1の接眼部2との間
の着脱機構部分の構造を従来に比べて簡素化することが
できる。そのため、TVカメラ3側の接続装置本体12
3と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の部品点
数を従来に比べて削減し、大幅なコストダウンを図るこ
とができるとともに、組立性、メンテナンス性の向上を
図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではラチェット機
構式の係合手段124によって硬性鏡1の接眼部2をT
Vカメラ3側の接続装置本体123の内視鏡接合面12
2に接合状態で係止することができるので、TVカメラ
3側の接続装置本体123と硬性鏡1の接眼部2との間
の着脱機構部分の構造を従来に比べて簡素化することが
できる。そのため、TVカメラ3側の接続装置本体12
3と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の部品点
数を従来に比べて削減し、大幅なコストダウンを図るこ
とができるとともに、組立性、メンテナンス性の向上を
図ることができる。
【0085】また、図12(A),(B)は本発明の第
10の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内
視鏡接続装置141は第9の実施の形態(図11
(A),(B)参照)の内視鏡接続装置121の変形例
を示すものである。
10の実施の形態を示すものである。本実施の形態の内
視鏡接続装置141は第9の実施の形態(図11
(A),(B)参照)の内視鏡接続装置121の変形例
を示すものである。
【0086】本実施の形態の内視鏡接続装置141には
硬性鏡1の接眼部2(R接眼)と接合される内視鏡接合
面142を備え、TVカメラ3側に連結される接続装置
本体143と、硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体14
3に着脱可能に取付けるラチェット機構式の係合手段
(係止部材)144とが設けられている。
硬性鏡1の接眼部2(R接眼)と接合される内視鏡接合
面142を備え、TVカメラ3側に連結される接続装置
本体143と、硬性鏡1の接眼部2を接続装置本体14
3に着脱可能に取付けるラチェット機構式の係合手段
(係止部材)144とが設けられている。
【0087】さらに、接続装置本体143には内視鏡接
合面142の近傍部位に略C字状の内視鏡取付け部14
5が設けられている。この内視鏡取付け部145のC字
状の一端部(図12(A)中で、右端部)には略C字状
の回動アーム146の一端部が回動ピン147を中心に
回動自在に連結されている。
合面142の近傍部位に略C字状の内視鏡取付け部14
5が設けられている。この内視鏡取付け部145のC字
状の一端部(図12(A)中で、右端部)には略C字状
の回動アーム146の一端部が回動ピン147を中心に
回動自在に連結されている。
【0088】また、回動アーム146の他端部にはブレ
ードガイド148が設けられている。このブレードガイ
ド148には図12(B)に示すようにブレード係止用
の係合板149が設けられている。さらに、回動アーム
146のC字状の内周面にはゴム等の弾性部材150が
取付けられている。
ードガイド148が設けられている。このブレードガイ
ド148には図12(B)に示すようにブレード係止用
の係合板149が設けられている。さらに、回動アーム
146のC字状の内周面にはゴム等の弾性部材150が
取付けられている。
【0089】また、内視鏡取付け部145のC字状の他
端部(図12(A)中で、左端部)にはブレード受け1
51が設けられている。このブレード受け151には略
円弧形状のブレード152の下端部が連結されている。
このブレード152の円弧部の内周面には略鋸歯状の歯
部155が設けられている。この歯部155は回動アー
ム146の係合板149に係脱可能に係合するようにな
っている。
端部(図12(A)中で、左端部)にはブレード受け1
51が設けられている。このブレード受け151には略
円弧形状のブレード152の下端部が連結されている。
このブレード152の円弧部の内周面には略鋸歯状の歯
部155が設けられている。この歯部155は回動アー
ム146の係合板149に係脱可能に係合するようにな
っている。
【0090】そして、本実施の形態の内視鏡接続装置1
41では回動アーム146によって弾性部材150を接
眼部2のテーパ面2bに圧接させることにより、弾性部
材150の圧接力によってブレード152の歯部155
が回動アーム146の係合板149に係合された状態で
保持される。これにより、硬性鏡1の接眼部2が接続装
置本体143の内視鏡接合面142に接合された状態で
係止される。
41では回動アーム146によって弾性部材150を接
眼部2のテーパ面2bに圧接させることにより、弾性部
材150の圧接力によってブレード152の歯部155
が回動アーム146の係合板149に係合された状態で
保持される。これにより、硬性鏡1の接眼部2が接続装
置本体143の内視鏡接合面142に接合された状態で
係止される。
【0091】そこで、上記構成のものにあってはラチェ
ット機構式の係合手段144によって硬性鏡1の接眼部
2をTVカメラ3側の接続装置本体143の内視鏡接合
面122に接合状態で係止することができるので、TV
カメラ3側の接続装置本体143と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の構造を従来に比べて簡素化する
ことができる。そのため、TVカメラ3側の接続装置本
体143と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の
部品点数を従来に比べて削減し、大幅なコストダウンを
図ることができるとともに、組立性、メンテナンス性の
向上を図ることができる。また、本実施の形態では第9
の実施の形態のばね部材137を省略することができる
ので、第9の実施の形態に比べて部品点数を削減するこ
とができる。
ット機構式の係合手段144によって硬性鏡1の接眼部
2をTVカメラ3側の接続装置本体143の内視鏡接合
面122に接合状態で係止することができるので、TV
カメラ3側の接続装置本体143と硬性鏡1の接眼部2
との間の着脱機構部分の構造を従来に比べて簡素化する
ことができる。そのため、TVカメラ3側の接続装置本
体143と硬性鏡1の接眼部2との間の着脱機構部分の
部品点数を従来に比べて削減し、大幅なコストダウンを
図ることができるとともに、組立性、メンテナンス性の
向上を図ることができる。また、本実施の形態では第9
の実施の形態のばね部材137を省略することができる
ので、第9の実施の形態に比べて部品点数を削減するこ
とができる。
【0092】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
【0093】記 (付記項1) 内視鏡接眼部を所定の光学系に対して着
脱自在に構成された接続装置本体を備えた内視鏡用接続
装置において、内視鏡接眼部裏面、又はその近傍に押圧
当接して内視鏡接眼部の抜けを阻止する弾性係止片が、
内視鏡接眼部の取外しと同時に、前記接続装置本体に対
して容易に外れることを特徴とする内視鏡用接続装置。
脱自在に構成された接続装置本体を備えた内視鏡用接続
装置において、内視鏡接眼部裏面、又はその近傍に押圧
当接して内視鏡接眼部の抜けを阻止する弾性係止片が、
内視鏡接眼部の取外しと同時に、前記接続装置本体に対
して容易に外れることを特徴とする内視鏡用接続装置。
【0094】(付記項2) 内視鏡接眼部を所定の光学
系に対して着脱自在に構成された接続装置本体を備えた
内視鏡用接続装置において、内視鏡接眼部裏面、又はそ
の近傍に押圧当接して内視鏡接眼部の抜けを阻止する弾
性係止片を前記接続装置本体に対して容易に取外し可能
としたことを特徴する内視鏡用接続装置。
系に対して着脱自在に構成された接続装置本体を備えた
内視鏡用接続装置において、内視鏡接眼部裏面、又はそ
の近傍に押圧当接して内視鏡接眼部の抜けを阻止する弾
性係止片を前記接続装置本体に対して容易に取外し可能
としたことを特徴する内視鏡用接続装置。
【0095】(付記項3) 前記弾性係止片は、ゴムか
ら成ることを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡
用接続装置。(付記項4) 前記弾性係止片は、プラス
チックから成ることを特徴とする付記項1又は2に記載
の内視鏡用接続装置。
ら成ることを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡
用接続装置。(付記項4) 前記弾性係止片は、プラス
チックから成ることを特徴とする付記項1又は2に記載
の内視鏡用接続装置。
【0096】(付記項5) 内視鏡接眼部を所定の光学
系に対して着脱自在に構成された接続装置本体を備えた
内視鏡用接続装置において、内視鏡接眼部裏面又はその
近傍に当接して内視鏡接眼部の抜けを阻止する係止片
が、少なくとも1対の歯と係合板によるラチェット機構
で接続装置本体に位置決め固定されることを特徴とする
内視鏡用接続装置。
系に対して着脱自在に構成された接続装置本体を備えた
内視鏡用接続装置において、内視鏡接眼部裏面又はその
近傍に当接して内視鏡接眼部の抜けを阻止する係止片
が、少なくとも1対の歯と係合板によるラチェット機構
で接続装置本体に位置決め固定されることを特徴とする
内視鏡用接続装置。
【0097】(付記項6) アダプターのスコープ取付
け用マウント部を、スコープアイピースあて付け面及び
スコープアイピース嵌合部と、弾性部材のみによって構
成したことを特徴とする内視鏡用接続装置。
け用マウント部を、スコープアイピースあて付け面及び
スコープアイピース嵌合部と、弾性部材のみによって構
成したことを特徴とする内視鏡用接続装置。
【0098】(付記項6の解決しようとする課題) 従
来のアダプターのスコープ取付け用マウント部は、少々
複雑な構造となっていたため、ユーザーが洗浄すると
き、若干、手間がかかるという問題があった。さらに、
マウント部に使われている部品は、複雑なものから、細
かいものと、コストアップの要因にもなっていた。
来のアダプターのスコープ取付け用マウント部は、少々
複雑な構造となっていたため、ユーザーが洗浄すると
き、若干、手間がかかるという問題があった。さらに、
マウント部に使われている部品は、複雑なものから、細
かいものと、コストアップの要因にもなっていた。
【0099】(付記項6の目的) 部品点数を減らし、
より簡単に洗浄可能なアダプターをユーザーに提供す
る。 (付記項7) 内視鏡用接続装置において、内視鏡接眼
部が挿入嵌合する開口部本体と、開口部本体にベルト状
(ひも状のバインダー)の固定部材が挿入可能な複数の
貫通穴とを設けたことを特徴とする内視鏡用接続装置。
より簡単に洗浄可能なアダプターをユーザーに提供す
る。 (付記項7) 内視鏡用接続装置において、内視鏡接眼
部が挿入嵌合する開口部本体と、開口部本体にベルト状
(ひも状のバインダー)の固定部材が挿入可能な複数の
貫通穴とを設けたことを特徴とする内視鏡用接続装置。
【0100】(付記項7の解決しようとする課題) 硬
性鏡アイピースに撮影装置を接続するためのマウント構
造において、ワンタッチで着脱でき、確実な固定ができ
るようにする為に、非常に複雑な構造で部品点数も多
く、コストアップの要因となっていた。又、消毒を必要
とする為、薬液浸漬やガス滅菌可能としているが、形状
が複雑である為、前処置としての洗滌に時間がかかると
いう問題がある。
性鏡アイピースに撮影装置を接続するためのマウント構
造において、ワンタッチで着脱でき、確実な固定ができ
るようにする為に、非常に複雑な構造で部品点数も多
く、コストアップの要因となっていた。又、消毒を必要
とする為、薬液浸漬やガス滅菌可能としているが、形状
が複雑である為、前処置としての洗滌に時間がかかると
いう問題がある。
【0101】(付記項7の目的) 着脱性を損なわずに
簡単な構成のマウントを提供することにより、コストダ
ウンがはかれ、洗滌も短時間で行えるようにすることを
目的とする。
簡単な構成のマウントを提供することにより、コストダ
ウンがはかれ、洗滌も短時間で行えるようにすることを
目的とする。
【0102】(付記項8) アダプターのスコープ取付
け用マウント部を弾性部材とし、スコープのアイピース
付き当て部分と、スコープを前記付き当て部分に固定す
る為に設けたキャップ部分で構成し、前記キャップ部分
はスコープが挿入できるように分割して、その端部には
ツメを設けて、スコープをワンタッチでロックできるこ
とを特徴とする内視鏡用接続装置。
け用マウント部を弾性部材とし、スコープのアイピース
付き当て部分と、スコープを前記付き当て部分に固定す
る為に設けたキャップ部分で構成し、前記キャップ部分
はスコープが挿入できるように分割して、その端部には
ツメを設けて、スコープをワンタッチでロックできるこ
とを特徴とする内視鏡用接続装置。
【0103】(付記項8の解決しようとする課題) ス
コープとアダプターをワンタッチで着脱することができ
るが、複雑な構造であるため、コストアップの要因とな
り、更にユーザーが洗浄する際に手間の掛かる要因でも
あった。
コープとアダプターをワンタッチで着脱することができ
るが、複雑な構造であるため、コストアップの要因とな
り、更にユーザーが洗浄する際に手間の掛かる要因でも
あった。
【0104】(付記項8の目的) スコープとアダプタ
ーとの着脱の容易さを損なう事なく、その構造をシンプ
ルにして低コスト化を図り、ユーザーの洗浄作業の手間
を省くことを目的とした。
ーとの着脱の容易さを損なう事なく、その構造をシンプ
ルにして低コスト化を図り、ユーザーの洗浄作業の手間
を省くことを目的とした。
【0105】(付記項9) アダプタのスコープ取付け
用マウント部の弾性部材と一体となっている支持部材
と、弾性部材と一体となっている別体の固定部材によっ
てマウントを構成したことを特徴とする内視鏡用接続装
置。
用マウント部の弾性部材と一体となっている支持部材
と、弾性部材と一体となっている別体の固定部材によっ
てマウントを構成したことを特徴とする内視鏡用接続装
置。
【0106】(付記項9の解決しようとする課題) 従
来のアダプターのスコープ取付け用マウント部は、少々
複雑な構造となっていたため、ユーザーが洗浄すると
き、若干、手間がかかるという問題があった。また、マ
ウント部に使われている部品は、複雑なものから、細か
いものとコストアップの要因にもなっていた。
来のアダプターのスコープ取付け用マウント部は、少々
複雑な構造となっていたため、ユーザーが洗浄すると
き、若干、手間がかかるという問題があった。また、マ
ウント部に使われている部品は、複雑なものから、細か
いものとコストアップの要因にもなっていた。
【0107】(付記項9の目的) 簡易に洗浄又は使い
捨て可能なアダプターをユーザーに提供する。 (付記項10) 付記項9の別体の固定部材は、一体と
なっていることを特徴とする内視鏡用接続装置。
捨て可能なアダプターをユーザーに提供する。 (付記項10) 付記項9の別体の固定部材は、一体と
なっていることを特徴とする内視鏡用接続装置。
【0108】(付記項11) 付記項9の別体の固定部
材のみが使い捨てであることを特徴とする内視鏡用接続
装置。 (付記項12) 付記項9のマウント部の支持部材と、
別体の固定部材が使い捨てであることを特徴とする内視
鏡用接続装置。
材のみが使い捨てであることを特徴とする内視鏡用接続
装置。 (付記項12) 付記項9のマウント部の支持部材と、
別体の固定部材が使い捨てであることを特徴とする内視
鏡用接続装置。
【0109】(付記項13) 内視鏡(R接眼)と各種
TVカメラ、アダプターを接続するマウントにおいて、
アイピース押え部をラチェット機構によりアイピースに
固定することを特徴とする内視鏡用接続装置。
TVカメラ、アダプターを接続するマウントにおいて、
アイピース押え部をラチェット機構によりアイピースに
固定することを特徴とする内視鏡用接続装置。
【0110】(付記項13の解決しようとする課題)
硬性鏡(アイピース)と外付TVカメラを接続するマウ
ント部はワンタッチ着脱が可能でかつ精度を出す構造と
なっている。しかし、構造が複雑で組立性、保守性が悪
く、洗浄にも時間がかかっていた。また部品点数も多
く、コストアップにつながっていた。 (付記項13の目的) 部品点数の削減、構造の簡素化
(組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上)がなされた
R接眼マウントの提供。
硬性鏡(アイピース)と外付TVカメラを接続するマウ
ント部はワンタッチ着脱が可能でかつ精度を出す構造と
なっている。しかし、構造が複雑で組立性、保守性が悪
く、洗浄にも時間がかかっていた。また部品点数も多
く、コストアップにつながっていた。 (付記項13の目的) 部品点数の削減、構造の簡素化
(組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上)がなされた
R接眼マウントの提供。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば撮像装置のマウント部と
内視鏡接眼部との間の着脱機構部分の構造を簡素化する
ことができ、部品点数の削減、組立性、メンテナンス
性、洗浄性の向上を図ることができる。
内視鏡接眼部との間の着脱機構部分の構造を簡素化する
ことができ、部品点数の削減、組立性、メンテナンス
性、洗浄性の向上を図ることができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すもので、
(A)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続状態を
示す斜視図、(B)は接続具の斜視図。
(A)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続状態を
示す斜視図、(B)は接続具の斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の接続具の変形例を示す斜
視図。
視図。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(A)は接続具の斜視図、(B)は同縦断面図。
(A)は接続具の斜視図、(B)は同縦断面図。
【図4】 (A)は第2の実施の形態の接続具による硬
性鏡の接眼部とTVカメラとの接続状態を示す正面図、
(B)は同側面図。
性鏡の接眼部とTVカメラとの接続状態を示す正面図、
(B)は同側面図。
【図5】 本発明の第3の実施の形態を示すもので、
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は結束ベル
トを示す斜視図、(C)は結束ベルトによる硬性鏡の接
眼部とTVカメラとの接続状態を示す斜視図。
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は結束ベル
トを示す斜視図、(C)は結束ベルトによる硬性鏡の接
眼部とTVカメラとの接続状態を示す斜視図。
【図6】 本発明の第4の実施の形態を示すもので、
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は結束用ゴ
ムベルトを示す斜視図、(C)はゴムベルトによる硬性
鏡の接眼部とTVカメラとの接続状態を示す斜視図。
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は結束用ゴ
ムベルトを示す斜視図、(C)はゴムベルトによる硬性
鏡の接眼部とTVカメラとの接続状態を示す斜視図。
【図7】 本発明の第5の実施の形態を示すもので、
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は接続具を
示す斜視図、(C)は硬性鏡の接眼部近傍部位を示す斜
視図、(D)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメ
ラとの接続状態を示す要部の縦断面図。
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は接続具を
示す斜視図、(C)は硬性鏡の接眼部近傍部位を示す斜
視図、(D)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメ
ラとの接続状態を示す要部の縦断面図。
【図8】 本発明の第6の実施の形態を示すもので、
(A)は接続具を示す斜視図、(B)は接続装置本体を
示す斜視図、(C)は硬性鏡の接眼部近傍部位を示す斜
視図、(D)は接続具による硬性鏡の接眼部と接続装置
本体との接続状態を示す要部の縦断面図。
(A)は接続具を示す斜視図、(B)は接続装置本体を
示す斜視図、(C)は硬性鏡の接眼部近傍部位を示す斜
視図、(D)は接続具による硬性鏡の接眼部と接続装置
本体との接続状態を示す要部の縦断面図。
【図9】 本発明の第7の実施の形態を示すもので、
(A)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメラとの
接続状態を示す側面図、(B)は同正面図。
(A)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメラとの
接続状態を示す側面図、(B)は同正面図。
【図10】 本発明の第8の実施の形態の接続具による
硬性鏡の接眼部とTVカメラとの接続状態を示す側面
図。
硬性鏡の接眼部とTVカメラとの接続状態を示す側面
図。
【図11】 本発明の第9の実施の形態を示すもので、
(A)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメラとの
接続状態を示す側面図、(B)は同正面図。
(A)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメラとの
接続状態を示す側面図、(B)は同正面図。
【図12】 本発明の第10の実施の形態を示すもの
で、(A)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメラ
との接続状態を示す正面図、(B)は同斜視図。
で、(A)は接続具による硬性鏡の接眼部とTVカメラ
との接続状態を示す正面図、(B)は同斜視図。
1 硬性鏡(内視鏡) 2 接眼部 3 外付TVカメラ(撮像装置) 7、33、53、63、93、114、123、143
接続装置本体 8、21、94、112 接続具(係止部材) 9、35、55、65、125、145 内視鏡取付け
部 10 係止穴(係止部材受部) 13 フック部(抜け阻止要素) 22 円錐形状部(内視鏡取付け部) 24 嵌合溝(抜け阻止要素) 32、52、62、83、92、113、122 内視
鏡接合面 34 結束ベルト(係止部材) 36 ベルト挿入穴(係止部材受部) 54 ゴムベルト(係止部材) 56 ベルト係止溝(係止部材受部) 58 係合ボール(抜け阻止要素) 64 連結キャップ(係止部材) 66、85 係止穴(係止部材受部) 68、86 係合爪(抜け阻止要素) 124、144 係合手段(係止部材)
接続装置本体 8、21、94、112 接続具(係止部材) 9、35、55、65、125、145 内視鏡取付け
部 10 係止穴(係止部材受部) 13 フック部(抜け阻止要素) 22 円錐形状部(内視鏡取付け部) 24 嵌合溝(抜け阻止要素) 32、52、62、83、92、113、122 内視
鏡接合面 34 結束ベルト(係止部材) 36 ベルト挿入穴(係止部材受部) 54 ゴムベルト(係止部材) 56 ベルト係止溝(係止部材受部) 58 係合ボール(抜け阻止要素) 64 連結キャップ(係止部材) 66、85 係止穴(係止部材受部) 68、86 係合爪(抜け阻止要素) 124、144 係合手段(係止部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 正己 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大町 健二 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字狼山3 番地1 白河オリンパス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡接眼部に対して所定の撮像装置を
着脱可能に連結させる内視鏡接続装置において、 前記内視鏡接眼部と接合される内視鏡接合面を備え、前
記撮像装置側に連結される接続装置本体と、 この接続装置本体における前記内視鏡接合面の近傍部位
に設けられた係止部材受部と、 前記接眼部に対して着脱可能に取付けられる係止部材
と、 この係止部材に設けられ、前記係止部材受部に対して弾
性的に係脱可能に係合して前記接眼部の抜けを阻止する
抜け阻止要素とを具備したことを特徴とする内視鏡接続
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9049156A JPH10243916A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 内視鏡接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9049156A JPH10243916A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 内視鏡接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243916A true JPH10243916A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12823244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9049156A Withdrawn JPH10243916A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 内視鏡接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10243916A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006516200A (ja) * | 2002-09-30 | 2006-06-29 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | ステントデリバリーシステムとその使用方法。 |
JP2006198300A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Pentax Corp | 気管内視鏡 |
JP2008018014A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡湾曲部用帯状部材 |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP9049156A patent/JPH10243916A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006516200A (ja) * | 2002-09-30 | 2006-06-29 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | ステントデリバリーシステムとその使用方法。 |
JP4648704B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2011-03-09 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | ステントデリバリーシステムとその使用方法。 |
US9655753B2 (en) | 2002-09-30 | 2017-05-23 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Stent delivery system and method of use |
JP2006198300A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Pentax Corp | 気管内視鏡 |
JP4566758B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2010-10-20 | Hoya株式会社 | 気管内視鏡 |
JP2008018014A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡湾曲部用帯状部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |