JPH10240956A - 図形処理装置の文字図形入力方法 - Google Patents
図形処理装置の文字図形入力方法Info
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- JPH10240956A JPH10240956A JP9043251A JP4325197A JPH10240956A JP H10240956 A JPH10240956 A JP H10240956A JP 9043251 A JP9043251 A JP 9043251A JP 4325197 A JP4325197 A JP 4325197A JP H10240956 A JPH10240956 A JP H10240956A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 地図などの図形上に表記する大量の文字を、
その幾何学的形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く
入力すること。 【解決手段】 図形処理機能を有する図形処理装置にお
いて、文字図形を定義する際、表示する文字図形が占め
る空間上の回転長方形を、その回転長方形の底辺を表す
2点と、対辺上の1点によって指定すると共に、文字図
形の文字データを入力し、該回転長方形と文字データの
数とから文字図形の幾何学的形状を表す属性情報を求
め、この属性情報に従って文字図形データを作成する。
文字図形の描画方向を、回転長方形の底辺が水平線と成
す角度が45度以下ならば横書き、45度を超える場合
は縦書きとする。
その幾何学的形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く
入力すること。 【解決手段】 図形処理機能を有する図形処理装置にお
いて、文字図形を定義する際、表示する文字図形が占め
る空間上の回転長方形を、その回転長方形の底辺を表す
2点と、対辺上の1点によって指定すると共に、文字図
形の文字データを入力し、該回転長方形と文字データの
数とから文字図形の幾何学的形状を表す属性情報を求
め、この属性情報に従って文字図形データを作成する。
文字図形の描画方向を、回転長方形の底辺が水平線と成
す角度が45度以下ならば横書き、45度を超える場合
は縦書きとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形処理装置を使
用して図面、特に地図を表した図面上に文字(文字図
形)を入力する文字入力方法に関するものである。
用して図面、特に地図を表した図面上に文字(文字図
形)を入力する文字入力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、図形処理機能を有する図
形処理装置において、図形上に文字を表示する際に使用
される文字図形の図形データを作成する場合、その文字
図形の大きさ、回転角度などの属性は、文字の幾何学的
形状を予め定義しておき、これを文字列を定義する際に
参照することにより、定義している。
形処理装置において、図形上に文字を表示する際に使用
される文字図形の図形データを作成する場合、その文字
図形の大きさ、回転角度などの属性は、文字の幾何学的
形状を予め定義しておき、これを文字列を定義する際に
参照することにより、定義している。
【0003】しかし、地図などの図面を扱う際には、文
字図形の大きさ、回転角度、基準点などがそれぞれ異な
る文字図形を大量に入力する必要があり、文字図形の属
性を文字図形毎に設定して入力を行う方法では膨大な時
間がかかり、極めて効率が悪い。
字図形の大きさ、回転角度、基準点などがそれぞれ異な
る文字図形を大量に入力する必要があり、文字図形の属
性を文字図形毎に設定して入力を行う方法では膨大な時
間がかかり、極めて効率が悪い。
【0004】一方、ディスプレイ画面上において任意の
位置および大きさで文字図形を作成する方法として、特
公平4−63432号公報に開示された「矩形枠内文字
作成方法」が提案されている。
位置および大きさで文字図形を作成する方法として、特
公平4−63432号公報に開示された「矩形枠内文字
作成方法」が提案されている。
【0005】また、特開平6−289849号公報の
「文字図形入力方法」に開示されているように、3点を
指定することにより、文字図形の位置、大きさ、回転角
度、傾きを決定する方法が提案されている。
「文字図形入力方法」に開示されているように、3点を
指定することにより、文字図形の位置、大きさ、回転角
度、傾きを決定する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図形処理装
置の処理対象図形が地図である場合、この地図上に入力
する文字図形は、道路名称、住所、建物の名称、家屋の
世帯主の名称などである。ところが、これらの名称を表
す文字図形、例えば世帯主の名称などの文字図形は、家
屋を表す多角形の枠内に見易く収まるように入力する必
要がある。すなわち、地図で扱う文字図形については、
その入力位置、大きさ、回転角度などの属性の設定条件
が複雑である。
置の処理対象図形が地図である場合、この地図上に入力
する文字図形は、道路名称、住所、建物の名称、家屋の
世帯主の名称などである。ところが、これらの名称を表
す文字図形、例えば世帯主の名称などの文字図形は、家
屋を表す多角形の枠内に見易く収まるように入力する必
要がある。すなわち、地図で扱う文字図形については、
その入力位置、大きさ、回転角度などの属性の設定条件
が複雑である。
【0007】そこで、上記の特公平4−63432号公
報あるいは特開平6−289849号公報に開示された
方法を使用することが考えられるが、特公平4−634
32号公報に開示された方法にあっては、帳票等の文字
入力欄のように帳票枠に対して回転角がない文字の入力
には適しているが、回転角のある文字を入力することが
できず、地図内に文字を入力する方法としては使用でき
ないという問題がある。
報あるいは特開平6−289849号公報に開示された
方法を使用することが考えられるが、特公平4−634
32号公報に開示された方法にあっては、帳票等の文字
入力欄のように帳票枠に対して回転角がない文字の入力
には適しているが、回転角のある文字を入力することが
できず、地図内に文字を入力する方法としては使用でき
ないという問題がある。
【0008】一方、後者の公報に開示された方法にあっ
ては、文字の回転角を指定可能であるが、傾き(斜体文
字にする時の傾き)も設定するようになっているため、
却って使いにくいという問題がある。また、縦方向の基
準線に沿った文字を入力した場合に、表示される文字の
回転角度が縦方向の基準線に対してほぼ90度になり、
非常に見づらくなってしまうという問題がある。
ては、文字の回転角を指定可能であるが、傾き(斜体文
字にする時の傾き)も設定するようになっているため、
却って使いにくいという問題がある。また、縦方向の基
準線に沿った文字を入力した場合に、表示される文字の
回転角度が縦方向の基準線に対してほぼ90度になり、
非常に見づらくなってしまうという問題がある。
【0009】本発明の目的は、図形処理装置において、
地図などの図形上に表記する大量の文字図形を、その幾
何学的形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く入力す
ることができる文字図形入力方法を提供することにあ
る。
地図などの図形上に表記する大量の文字図形を、その幾
何学的形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く入力す
ることができる文字図形入力方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の図形処理装置の文字図形入力方法は、図形
処理機能を有する図形処理装置において、文字図形を定
義する際、表示する文字図形が占める空間上の回転長方
形を、その回転長方形の底辺を表す2点と、対辺上の1
点によって指定すると共に、文字図形の文字データを入
力し、該回転長方形と文字データの数とから文字図形の
幾何学的形状を表す属性情報を求め、この属性情報に従
って文字図形データを作成し、図形処理機能の入力とす
ることを特徴とする。
に、本発明の図形処理装置の文字図形入力方法は、図形
処理機能を有する図形処理装置において、文字図形を定
義する際、表示する文字図形が占める空間上の回転長方
形を、その回転長方形の底辺を表す2点と、対辺上の1
点によって指定すると共に、文字図形の文字データを入
力し、該回転長方形と文字データの数とから文字図形の
幾何学的形状を表す属性情報を求め、この属性情報に従
って文字図形データを作成し、図形処理機能の入力とす
ることを特徴とする。
【0011】また、文字の描画方向を、長方形の底辺が
水平線と成す角度が45度以下ならば横書き、45度を
超える場合は縦書きとするように文字描画方向の選択を
行うことを特徴とする。
水平線と成す角度が45度以下ならば横書き、45度を
超える場合は縦書きとするように文字描画方向の選択を
行うことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明を適用した図形処理装置の
実施形態を示すブロック構成図であである。図1におい
て、11は文字入力装置、12は座標入力装置、13は
表示装置、14はデータ処理装置、15は図形データフ
ァイルである。ここでの図形処理装置は、データ処理装
置を中心として、文字入力装置11、座標入力装置1
2、表示装置13および図形データファイル17を備え
て構成される。
実施形態を示すブロック構成図であである。図1におい
て、11は文字入力装置、12は座標入力装置、13は
表示装置、14はデータ処理装置、15は図形データフ
ァイルである。ここでの図形処理装置は、データ処理装
置を中心として、文字入力装置11、座標入力装置1
2、表示装置13および図形データファイル17を備え
て構成される。
【0014】この図形処理装置において、文字入力装置
11は、文字データ(文字コードデータ)を入力するキ
ーボードあるいはタッチパネルで構成されている。ま
た、座標入力装置12は、デジタイザやマウスなどのポ
インティングデバイスで構成されている。
11は、文字データ(文字コードデータ)を入力するキ
ーボードあるいはタッチパネルで構成されている。ま
た、座標入力装置12は、デジタイザやマウスなどのポ
インティングデバイスで構成されている。
【0015】表示装置13は、液晶表示装置あるいはブ
ラウン管ディスプレイで構成され、その表示画面上に地
図などの図形を表示する。データ処理装置14は、各種
の処理プログラムが実装されており、文字入力装置11
あるいは座標入力装置12を使用したユーザからの処理
要求に応じて該当する処理プログラムを起動し、図形デ
ータの処理を実行する。図形データファイル15は、電
子化した地図などの図形データや文字図形データを格納
するためのものである。
ラウン管ディスプレイで構成され、その表示画面上に地
図などの図形を表示する。データ処理装置14は、各種
の処理プログラムが実装されており、文字入力装置11
あるいは座標入力装置12を使用したユーザからの処理
要求に応じて該当する処理プログラムを起動し、図形デ
ータの処理を実行する。図形データファイル15は、電
子化した地図などの図形データや文字図形データを格納
するためのものである。
【0016】データ処理装置14には、この実施形態で
の図形処理機能を実現するために、文字図形属性解析部
14a,文字図形属性格納部14b、文字図形展開部1
4cが設けられている。これらの文字図形属性解析部1
4a,文字図形属性格納部14b、文字図形展開部14
cは、詳しくは、プログラムによって実現されている。
の図形処理機能を実現するために、文字図形属性解析部
14a,文字図形属性格納部14b、文字図形展開部1
4cが設けられている。これらの文字図形属性解析部1
4a,文字図形属性格納部14b、文字図形展開部14
cは、詳しくは、プログラムによって実現されている。
【0017】以下、このように構成された図形処理装置
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0018】図形データファイル15には、折線、文字
図形などの図形データが格納されており、データ処理装
置14はこの図形データを参照して表示装置13により
図形の表示を行う。座標入力装置12には、前述したよ
うにマウスやデジタイザなどのポインティングデバイス
が使用され、このポインティングデバイスを使用して図
形処理に係る座標データが入力されると共に、図形処理
の指示(グラフィックユーザインタフェースによる図形
処理要求の指示)などが与えられる。このように座標入
力装置12は、表示装置13における表示画面の画面出
力と共に用いられ、ユーザからの入力指示を対話形式で
入力するための対話入力装置としても用いられる。
図形などの図形データが格納されており、データ処理装
置14はこの図形データを参照して表示装置13により
図形の表示を行う。座標入力装置12には、前述したよ
うにマウスやデジタイザなどのポインティングデバイス
が使用され、このポインティングデバイスを使用して図
形処理に係る座標データが入力されると共に、図形処理
の指示(グラフィックユーザインタフェースによる図形
処理要求の指示)などが与えられる。このように座標入
力装置12は、表示装置13における表示画面の画面出
力と共に用いられ、ユーザからの入力指示を対話形式で
入力するための対話入力装置としても用いられる。
【0019】このように構成されている図形処理装置に
おいては、データ処理装置14が座標入力装置12によ
り指示される座標データと、文字入力装置11によって
入力される文字列の文字データとにより、文字図形を定
義し、図形データファイル15に格納する文字図形入力
処理を行う。すなわち、文字列の文字データが、その文
字列の幾何学的形状を表す属性と共に定義されて入力さ
れ、例えば、地図の建物や道路等の図形上に文字を表示
する文字図形データとして図形データファイル15に格
納される。
おいては、データ処理装置14が座標入力装置12によ
り指示される座標データと、文字入力装置11によって
入力される文字列の文字データとにより、文字図形を定
義し、図形データファイル15に格納する文字図形入力
処理を行う。すなわち、文字列の文字データが、その文
字列の幾何学的形状を表す属性と共に定義されて入力さ
れ、例えば、地図の建物や道路等の図形上に文字を表示
する文字図形データとして図形データファイル15に格
納される。
【0020】ここでは、文字図形データを定義する場合
に用いる文字列の幾何学的形状を表す属性は、座標入力
装置12により入力された入力点P1,P2,P3の座
標データを基に、その入力点P1,P2,P3の座標デ
ータで形成された文字列を囲む回転長方形と、文字列の
文字データ数により、その長方形の形状から当該文字図
形の各文字の基準点、文字高さ、幅、回転角の各文字図
形属性情報を算出して設定される。
に用いる文字列の幾何学的形状を表す属性は、座標入力
装置12により入力された入力点P1,P2,P3の座
標データを基に、その入力点P1,P2,P3の座標デ
ータで形成された文字列を囲む回転長方形と、文字列の
文字データ数により、その長方形の形状から当該文字図
形の各文字の基準点、文字高さ、幅、回転角の各文字図
形属性情報を算出して設定される。
【0021】図形に対して、このような文字図形が定義
された場合、文字図形の文字図形属性情報に従って作成
された文字図形データと共に、データ処理装置14で表
示データに加工され、表示装置13に表示される。この
文字図形を表示する図形処理は、前述した文字図形属性
解析部14a,文字図形展開部14cによって行われ
る。そして、文字図形属性情報は、文字図形データと共
に図形データファイル15に格納される。
された場合、文字図形の文字図形属性情報に従って作成
された文字図形データと共に、データ処理装置14で表
示データに加工され、表示装置13に表示される。この
文字図形を表示する図形処理は、前述した文字図形属性
解析部14a,文字図形展開部14cによって行われ
る。そして、文字図形属性情報は、文字図形データと共
に図形データファイル15に格納される。
【0022】図2は、文字の幾何学的形状と文字属性情
報との関係を示す説明図である。例示するように、「文
字列」という文字列21を図2(a)のように回転角θ
で傾けた状態で表示する文字図形を定義する場合、文字
列21=「文字列」の表示領域を囲むようにして、回転
長方形22を形成する3つの入力点P1,P2,P3を
座標入力装置12による座標指定操作によって入力す
る。
報との関係を示す説明図である。例示するように、「文
字列」という文字列21を図2(a)のように回転角θ
で傾けた状態で表示する文字図形を定義する場合、文字
列21=「文字列」の表示領域を囲むようにして、回転
長方形22を形成する3つの入力点P1,P2,P3を
座標入力装置12による座標指定操作によって入力す
る。
【0023】この3つの入力点P1,P2,P3から文
字列21を表示する領域の回転長方形22を得ることが
でき、その回転長方形22と文字列21の文字データか
ら、さらに文字列21の幾何学的形状を表す文字図形属
性情報として、文字高さh,文字幅w,文字列回転角θ
を得ることができる。
字列21を表示する領域の回転長方形22を得ることが
でき、その回転長方形22と文字列21の文字データか
ら、さらに文字列21の幾何学的形状を表す文字図形属
性情報として、文字高さh,文字幅w,文字列回転角θ
を得ることができる。
【0024】入力点P1は、文字列基準位置の座標デー
タとなり、また、文字列21の幾何学的形状を表す第1
点となる。入力点P2は、文字列21の幾何学的形状を
表す第2点となり、入力点P3は文字列21の幾何学的
形状を表す第3点となる。この入力点P1,P2,P3
から回転長方形22を得て、この回転長方形22の領域
を、文字図形を表示する領域とする。また、線分P1P
2が水平線23と成す角度θが45度以下ならば横書
き、45度を超えるならば縦書きとし、文字列21の描
画方向を決定する。
タとなり、また、文字列21の幾何学的形状を表す第1
点となる。入力点P2は、文字列21の幾何学的形状を
表す第2点となり、入力点P3は文字列21の幾何学的
形状を表す第3点となる。この入力点P1,P2,P3
から回転長方形22を得て、この回転長方形22の領域
を、文字図形を表示する領域とする。また、線分P1P
2が水平線23と成す角度θが45度以下ならば横書
き、45度を超えるならば縦書きとし、文字列21の描
画方向を決定する。
【0025】これにより、図2(a),(b)に示すよ
うに、この表示領域に対する文字図形属性情報を得る。
すなわち、次のような関係式が存在するので、この関係
式により文字図形属性情報を求める。
うに、この表示領域に対する文字図形属性情報を得る。
すなわち、次のような関係式が存在するので、この関係
式により文字図形属性情報を求める。
【0026】(1)θ≦45度の場合(横書きの場合) 線分P1P2と水平線23との成す角=θ P1とP2との距離=w×文字数 線分P1P2と点P3との距離=h (2)θ>45度の場合(縦書きの場合) 線分P1P2と水平線23との成す角=θ P1とP2との距離=w×文字数 線分P1P2と点P3との距離=w 図3は、データ処理装置14における文字図形入力処理
の手順を示すフローチャートである。まず、ステップ3
1において、文字図形の基準線の始点座標データ(P
1)を入力する。次に、ステップ32において、文字図
形の基準線の終点座標データ(P2)を入力する。続い
て、ステップ33において、文字図形の高さ(横書きの
場合は幅)を表す点(P3)の座標データを入力する。
の手順を示すフローチャートである。まず、ステップ3
1において、文字図形の基準線の始点座標データ(P
1)を入力する。次に、ステップ32において、文字図
形の基準線の終点座標データ(P2)を入力する。続い
て、ステップ33において、文字図形の高さ(横書きの
場合は幅)を表す点(P3)の座標データを入力する。
【0027】これにより、回転長方形22を形成するた
めの3つの入力点P1,P2,P3の入力が完了したこ
とになるので、今度は、ステップ34において表示すべ
き文字列21の文字データを入力する。この文字データ
は文字入力装置11から入力する。
めの3つの入力点P1,P2,P3の入力が完了したこ
とになるので、今度は、ステップ34において表示すべ
き文字列21の文字データを入力する。この文字データ
は文字入力装置11から入力する。
【0028】次にステップ35において、3つの入力点
P1,P2,P3と、入力文字数(図2の例では
「3」)により、文字図形の幾何学的形状を表す属性情
報を算出する。この属性情報の算出は、文字図形属性解
析部14aが上記の関係式に従って行い、文字図形属性
格納部14bに一時格納する。
P1,P2,P3と、入力文字数(図2の例では
「3」)により、文字図形の幾何学的形状を表す属性情
報を算出する。この属性情報の算出は、文字図形属性解
析部14aが上記の関係式に従って行い、文字図形属性
格納部14bに一時格納する。
【0029】次にステップ36において、入力した文字
列21の各文字データと幾何学的形状を表す属性情報に
より、回転長方形2の中に3つの文字「文」,「字」,
「列」が均等な大きさで収まるように文字図形データを
文字図形展開部14cで作成する。そして、次のステッ
プ37において、その文字図形データを図形データファ
イル15に格納し、さらに次のステップ38で表示装置
13に出力して表示画面に表示させて入力文字列21に
対する処理を終了する。
列21の各文字データと幾何学的形状を表す属性情報に
より、回転長方形2の中に3つの文字「文」,「字」,
「列」が均等な大きさで収まるように文字図形データを
文字図形展開部14cで作成する。そして、次のステッ
プ37において、その文字図形データを図形データファ
イル15に格納し、さらに次のステップ38で表示装置
13に出力して表示画面に表示させて入力文字列21に
対する処理を終了する。
【0030】以上のように、本実施形態によれば、文字
図形を定義する際、表示する文字図形が占める空間上の
回転長方形22を、その回転長方形22の底辺を表す2
点(P1,P2)と、対辺上の1点(P3)によって指
定すると共に、文字図形の文字データを入力し、該回転
長方形22と文字データの数とから文字図形の幾何学的
形状を表す属性情報h,w,θを求め、この属性情報
h,w,θに従って文字図形データを作成するようにし
たため、地図などの図形上に表記する大量の文字を、そ
の幾何学的形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く入
力することができる。すなわち、従来のように文字図形
の属性情報を文字図形毎に定義する操作を行う必要はな
く、回転長方形22の底辺を表す2点(P1,P2)
と、対辺上の1点(P3)の合計3点と、表示すべき文
字列のデータを入力するのみの操作で、地図などの図形
上に表記する文字列を入力することができるため、文字
図形データの入力作業が極めて簡単になり、かつ回転長
方形22の中に文字列の各文字が均等な大きさで表示さ
れるために地図上の家屋の図形と一緒に表示させた際
に、その表示が極めて見易いものとなる。従って、多種
多様な大きさの文字を大量に入力する必要がある地図に
おける文字入力作業に適用すれば、作業効率が極めて向
上するといった効果が得られる。
図形を定義する際、表示する文字図形が占める空間上の
回転長方形22を、その回転長方形22の底辺を表す2
点(P1,P2)と、対辺上の1点(P3)によって指
定すると共に、文字図形の文字データを入力し、該回転
長方形22と文字データの数とから文字図形の幾何学的
形状を表す属性情報h,w,θを求め、この属性情報
h,w,θに従って文字図形データを作成するようにし
たため、地図などの図形上に表記する大量の文字を、そ
の幾何学的形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く入
力することができる。すなわち、従来のように文字図形
の属性情報を文字図形毎に定義する操作を行う必要はな
く、回転長方形22の底辺を表す2点(P1,P2)
と、対辺上の1点(P3)の合計3点と、表示すべき文
字列のデータを入力するのみの操作で、地図などの図形
上に表記する文字列を入力することができるため、文字
図形データの入力作業が極めて簡単になり、かつ回転長
方形22の中に文字列の各文字が均等な大きさで表示さ
れるために地図上の家屋の図形と一緒に表示させた際
に、その表示が極めて見易いものとなる。従って、多種
多様な大きさの文字を大量に入力する必要がある地図に
おける文字入力作業に適用すれば、作業効率が極めて向
上するといった効果が得られる。
【0031】また、回転角θに基づいて自動的に横書き
か、縦書きかを選択するために、縦書き、横書きの設定
操作が不要になったうえ、見易い文字を表示することが
できる。
か、縦書きかを選択するために、縦書き、横書きの設定
操作が不要になったうえ、見易い文字を表示することが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
図などの図形上に表記する大量の文字を、その幾何学的
形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く入力すること
ができる。従って、多種多様な大きさの文字を大量に入
力する必要がある地図における文字入力作業に適用すれ
ば、作業効率が極めて向上するといった効果が得られ
る。
図などの図形上に表記する大量の文字を、その幾何学的
形状を表す属性と共に簡単に、かつ見易く入力すること
ができる。従って、多種多様な大きさの文字を大量に入
力する必要がある地図における文字入力作業に適用すれ
ば、作業効率が極めて向上するといった効果が得られ
る。
【0033】また、回転角に基づいて自動的に横書き
か、縦書きかを選択するために、縦書き、横書きの設定
操作が不要になったうえ、見易い文字を表示することが
できる。
か、縦書きかを選択するために、縦書き、横書きの設定
操作が不要になったうえ、見易い文字を表示することが
できる。
【図1】本発明を適用した図形処理装置の実施形態を示
すブロック構成図である。
すブロック構成図である。
【図2】文字列の幾何学的形状と文字図形属性情報との
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
【図3】字図形入力処理の手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
11…文字入力装置、12…座標入力装置、13…表示
装置、14a…文字図形属性解析部、14b…文字図形
属性格納部、14c…文字図形展開部、15…図形デー
タファイル、21…入力文字列、22…回転長方形。
装置、14a…文字図形属性解析部、14b…文字図形
属性格納部、14c…文字図形展開部、15…図形デー
タファイル、21…入力文字列、22…回転長方形。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G06F 17/50 G06F 15/60 602L
Claims (2)
- 【請求項1】 図形処理機能を有する図形処理装置にお
いて、 文字図形を定義する際、表示する文字図形が占める空間
上の回転長方形を、その回転長方形の底辺を表す2点
と、対辺上の1点によって指定すると共に、文字図形の
文字データを入力し、該回転長方形と文字データの数と
から文字図形の幾何学的形状を表す属性情報を求め、こ
の属性情報に従って文字図形データを作成し、入力文字
図形とすることを特徴とする図形処理装置の文字図形入
力方法。 - 【請求項2】 文字図形の描画方向を、前記回転長方形
の底辺が水平線と成す角度が45度以下ならば横書き、
45度を超える場合は縦書きとすることを特徴とする請
求項1記載の図形処理装置の文字図形入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043251A JPH10240956A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 図形処理装置の文字図形入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043251A JPH10240956A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 図形処理装置の文字図形入力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10240956A true JPH10240956A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12658662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9043251A Pending JPH10240956A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 図形処理装置の文字図形入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10240956A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000063875A1 (fr) * | 1999-04-20 | 2000-10-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede d'affichage de caracteres |
JP2010224145A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置、制御装置及びプログラム |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP9043251A patent/JPH10240956A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000063875A1 (fr) * | 1999-04-20 | 2000-10-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede d'affichage de caracteres |
US6927774B2 (en) | 1999-04-20 | 2005-08-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Character display device and character display method |
JP2010224145A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置、制御装置及びプログラム |
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