JPH1024066A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JPH1024066A JPH1024066A JP8183808A JP18380896A JPH1024066A JP H1024066 A JPH1024066 A JP H1024066A JP 8183808 A JP8183808 A JP 8183808A JP 18380896 A JP18380896 A JP 18380896A JP H1024066 A JPH1024066 A JP H1024066A
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- Japan
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- diaper
- tape fastener
- tape
- fastener
- sheet
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/56—Supporting or fastening means
- A61F13/62—Mechanical fastening means ; Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い捨ておむつにおいて、メカニカルファス
ナを使用したテープファスナを一時的におむつ内面に止
着して、おむつの取り扱いを容易にする。 【解決手段】 使い捨ておむつ1の側縁部から延出する
テープファスナ21がおむつ内面に折り重ねられ、おむ
つ1の内面とファスナ21の内面とが部分31において
局部的に溶着される。
ナを使用したテープファスナを一時的におむつ内面に止
着して、おむつの取り扱いを容易にする。 【解決手段】 使い捨ておむつ1の側縁部から延出する
テープファスナ21がおむつ内面に折り重ねられ、おむ
つ1の内面とファスナ21の内面とが部分31において
局部的に溶着される。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、左右側縁部にテ
ープファスナを有する使い捨ておむつに関する。
ープファスナを有する使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使い捨ておむつを着用するため
に、後胴周り域の左右側縁部から延出するテープファス
ナを前胴周り域の所要部位に着脱させる手段を利用する
ことは周知である。かかるテープファスナに、雌雄一対
の止着部材で構成されるメカニカルファスナの一方の部
材を使用することも周知である。例えば、米国特許第
4,869,724号に開示された使い捨ておむつで
は、フック形状の止着部材を有するテープファスナが胴
周り側縁部から延出している。このおむつを着用すると
きには、その部材を前身頃外面に形成されたランディン
グゾーンに止着する。
に、後胴周り域の左右側縁部から延出するテープファス
ナを前胴周り域の所要部位に着脱させる手段を利用する
ことは周知である。かかるテープファスナに、雌雄一対
の止着部材で構成されるメカニカルファスナの一方の部
材を使用することも周知である。例えば、米国特許第
4,869,724号に開示された使い捨ておむつで
は、フック形状の止着部材を有するテープファスナが胴
周り側縁部から延出している。このおむつを着用すると
きには、その部材を前身頃外面に形成されたランディン
グゾーンに止着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のおむつで
は、テープファスナがおむつの側縁部から延出したまま
の状態にあって、フック形状の止着用雄部材が露出して
いるから、これを着用する前には、例えばおむつを保管
しているときには、その止着部材が周囲の様々なものに
引っ掛かり易く、母親にとっては、何枚ものおむつをき
れいに整理整頓しておくことが難しい場合もある。しか
しながら、このテープファスナが邪魔にならないよう
に、ファスナを一時的に止着しておくことができるよう
な相手方のファスナ部材をおむつ内面に取り付けておく
ことは、著しいコストの上昇を招く。
は、テープファスナがおむつの側縁部から延出したまま
の状態にあって、フック形状の止着用雄部材が露出して
いるから、これを着用する前には、例えばおむつを保管
しているときには、その止着部材が周囲の様々なものに
引っ掛かり易く、母親にとっては、何枚ものおむつをき
れいに整理整頓しておくことが難しい場合もある。しか
しながら、このテープファスナが邪魔にならないよう
に、ファスナを一時的に止着しておくことができるよう
な相手方のファスナ部材をおむつ内面に取り付けておく
ことは、著しいコストの上昇を招く。
【0004】そこで、この発明は、比較的簡単な手段で
この種メカニカルファスナを利用したテープファスナが
おむつを取り扱うときの支障にならないようにすること
を課題にしている。
この種メカニカルファスナを利用したテープファスナが
おむつを取り扱うときの支障にならないようにすること
を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、透液性表面シートと、
不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸
液性コアとからなり、前後方向が前胴周り域と、後胴周
り域と、これら両胴周り域間に位置する股下域とによっ
て構成され、前記前後胴周り域のうちの一方の左右両側
縁からテープファスナが延出し、該テープファスナがも
う一方の胴周り域の所要部位に着脱自在な使い捨ておむ
つである。
に、この発明が前提とするのは、透液性表面シートと、
不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸
液性コアとからなり、前後方向が前胴周り域と、後胴周
り域と、これら両胴周り域間に位置する股下域とによっ
て構成され、前記前後胴周り域のうちの一方の左右両側
縁からテープファスナが延出し、該テープファスナがも
う一方の胴周り域の所要部位に着脱自在な使い捨ておむ
つである。
【0006】かかる前提において、この発明が特徴とす
るところは、前記使い捨ておむつ内面の少なくとも前記
テープファスナの基端部近傍および/または前記テープ
ファスナの内面の少なくとも一部が熱溶融性材料で構成
され、前記テープファスナがその内面を内側にして前記
基端部近傍におけるおむつ内面に折り重ねられ、かつ、
前記基端部近傍におけるおむつ内面とテープファスナ内
面とが、前記熱溶融性材料で構成された部位において、
互いに離脱可能な程度に溶着していることを特徴として
いること、にある。
るところは、前記使い捨ておむつ内面の少なくとも前記
テープファスナの基端部近傍および/または前記テープ
ファスナの内面の少なくとも一部が熱溶融性材料で構成
され、前記テープファスナがその内面を内側にして前記
基端部近傍におけるおむつ内面に折り重ねられ、かつ、
前記基端部近傍におけるおむつ内面とテープファスナ内
面とが、前記熱溶融性材料で構成された部位において、
互いに離脱可能な程度に溶着していることを特徴として
いること、にある。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
かかる使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとお
りである。
かかる使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとお
りである。
【0008】図1に部分破断斜視図で示された使い捨て
おむつ1は、透液性表面シート2と、不透液性裏面シー
ト3と、吸液性コア4とからなり、前後方向が前胴周り
域6と、後胴周り域7と、これら両胴周り域6,7間に
位置する股下域8とによって構成されている。表裏面シ
ート2,3は、コア4の周縁から延出する部分で互いに
接合し、前後各胴周り域6,7における側縁部11,1
2、股下域8における左右脚周り側縁部13、および前
後各胴周り域6,7における前後端縁部14,16を形
成している。脚周り側縁部13と前後端縁部14,16
とでは、脚周り弾性部材17と前後胴周り弾性部材1
8,19とが表裏面シート2,3の少なくとも一方の内
面に伸長状態で接合している。後胴周り域7の左右側縁
部12には、側方へ延出可能なテープファスナ21が配
置されている。図では、左右一対のテープファスナ21
のうちの一方のファスナ21が、おむつ1の内面に折り
重ねられ、もう一方のファスナ21が側方へ延出した状
態にある。
おむつ1は、透液性表面シート2と、不透液性裏面シー
ト3と、吸液性コア4とからなり、前後方向が前胴周り
域6と、後胴周り域7と、これら両胴周り域6,7間に
位置する股下域8とによって構成されている。表裏面シ
ート2,3は、コア4の周縁から延出する部分で互いに
接合し、前後各胴周り域6,7における側縁部11,1
2、股下域8における左右脚周り側縁部13、および前
後各胴周り域6,7における前後端縁部14,16を形
成している。脚周り側縁部13と前後端縁部14,16
とでは、脚周り弾性部材17と前後胴周り弾性部材1
8,19とが表裏面シート2,3の少なくとも一方の内
面に伸長状態で接合している。後胴周り域7の左右側縁
部12には、側方へ延出可能なテープファスナ21が配
置されている。図では、左右一対のテープファスナ21
のうちの一方のファスナ21が、おむつ1の内面に折り
重ねられ、もう一方のファスナ21が側方へ延出した状
態にある。
【0009】かかるおむつ1において、表面シート2に
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布または開孔フィルムが使用され、裏面シート3に
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹
脂のフィルムが使用されている。テープファスナ21
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布および/またはフィルムからなるテープ基材22
の内面に止着部23が形成されたものであって、ファス
ナ21の基端となる内端部24がおむつ側縁部12に固
着し、外端部26が側縁部12から延出可能である。外
端部26の内面には止着部23があり、止着部23の外
側端寄りには摘持部28がある。
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布または開孔フィルムが使用され、裏面シート3に
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹
脂のフィルムが使用されている。テープファスナ21
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布および/またはフィルムからなるテープ基材22
の内面に止着部23が形成されたものであって、ファス
ナ21の基端となる内端部24がおむつ側縁部12に固
着し、外端部26が側縁部12から延出可能である。外
端部26の内面には止着部23があり、止着部23の外
側端寄りには摘持部28がある。
【0010】図2は、図1のII−II線断面図であ
る。テープファスナ21は、基端部24が表裏面シート
2,3それぞれの内面にホットメルト接着剤(図示せ
ず)を介して固着し、外端部26が表面シート2の外面
に折り重ねられ、テープ基材22からなる摘持部28の
うちの極く狭い部分31が表面シート2と溶着してい
る。この溶着部分31は、0.3〜2.0mm2の面積
を有し、摘持部28に1〜3箇所形成されている。図1
に例示した部分31は、摘持部28において小さなMの
字を描いている。止着部23は、商品名マジックテープ
等で知られる雌雄一対の止着部材で構成されるメカニカ
ルファスナのうちの雄の部材を外端部内面に溶着等の手
段(図示せず)で固着することにより形成されている。
る。テープファスナ21は、基端部24が表裏面シート
2,3それぞれの内面にホットメルト接着剤(図示せ
ず)を介して固着し、外端部26が表面シート2の外面
に折り重ねられ、テープ基材22からなる摘持部28の
うちの極く狭い部分31が表面シート2と溶着してい
る。この溶着部分31は、0.3〜2.0mm2の面積
を有し、摘持部28に1〜3箇所形成されている。図1
に例示した部分31は、摘持部28において小さなMの
字を描いている。止着部23は、商品名マジックテープ
等で知られる雌雄一対の止着部材で構成されるメカニカ
ルファスナのうちの雄の部材を外端部内面に溶着等の手
段(図示せず)で固着することにより形成されている。
【0011】このように構成されたテープファスナ21
は、摘持部28を持って、おむつの内面(表面シート2
の外面)から引き起こすようにすると、部分31におい
てテープファスナ21の外端部26がおむつ内面から離
脱し、仮想線のごとく使用可能な状態になる。かかるテ
ープファスナ21の離脱は、部分31におけるファスナ
21の表面シート2からの剥離、ファスナ21または表
面シート2の部分31におけるむしれ等によって可能に
なる。
は、摘持部28を持って、おむつの内面(表面シート2
の外面)から引き起こすようにすると、部分31におい
てテープファスナ21の外端部26がおむつ内面から離
脱し、仮想線のごとく使用可能な状態になる。かかるテ
ープファスナ21の離脱は、部分31におけるファスナ
21の表面シート2からの剥離、ファスナ21または表
面シート2の部分31におけるむしれ等によって可能に
なる。
【0012】図3は、実施態様の他の一例を示す図2と
同様の図面である。このおむつ1では、表面シート2の
幅が裏面シート3のそれよりも狭く、表面シート2の側
縁から延出する裏面シート3の側縁部分が第2表面シー
ト32によって覆われ、両シート3,32がホットメル
ト接着剤(図示せず)を介して接合している。テープフ
ァスナ21は、内端部24が第2表面シート32と裏面
シート3との内面に固着し、摘持部28の溶着部分31
では、摘持部28と第2表面シート32と内端部24と
が溶着して一体となっている。かかるテープファスナ2
1もまた、摘持部28を持って引き上げると、おむつ内
面(第2表面シート32の外面)から簡単に離脱する。
使い捨ておむつをこのように構成すると、第2表面シー
ト32に表面シート2よりも引き裂き強度の高い素材を
使用して、テープファスナ21が離脱するときのおむつ
内面側の損傷を軽微にすることが可能になる。また、第
2表面シート32には表面シート2とは異なる熱溶融特
性の素材を使用してテープファスナ21とのより好まし
い溶融特性の組合せを実現することが容易になる。例え
ば、第2表面シート32にはテープファスナ21の基材
22よりも溶融温度の高い素材を使用して、溶着部分3
1における第2表面シート32の表面平滑度の損傷を軽
微にすることができる。
同様の図面である。このおむつ1では、表面シート2の
幅が裏面シート3のそれよりも狭く、表面シート2の側
縁から延出する裏面シート3の側縁部分が第2表面シー
ト32によって覆われ、両シート3,32がホットメル
ト接着剤(図示せず)を介して接合している。テープフ
ァスナ21は、内端部24が第2表面シート32と裏面
シート3との内面に固着し、摘持部28の溶着部分31
では、摘持部28と第2表面シート32と内端部24と
が溶着して一体となっている。かかるテープファスナ2
1もまた、摘持部28を持って引き上げると、おむつ内
面(第2表面シート32の外面)から簡単に離脱する。
使い捨ておむつをこのように構成すると、第2表面シー
ト32に表面シート2よりも引き裂き強度の高い素材を
使用して、テープファスナ21が離脱するときのおむつ
内面側の損傷を軽微にすることが可能になる。また、第
2表面シート32には表面シート2とは異なる熱溶融特
性の素材を使用してテープファスナ21とのより好まし
い溶融特性の組合せを実現することが容易になる。例え
ば、第2表面シート32にはテープファスナ21の基材
22よりも溶融温度の高い素材を使用して、溶着部分3
1における第2表面シート32の表面平滑度の損傷を軽
微にすることができる。
【0013】この発明にかかるおむつ1においては、テ
ープファスナ21の外端部26が部分31においてのみ
おむつ内面に溶着していればよいから、テープファスナ
21とおむつ1の表面シート2(または第2表面シート
32)とは、その部分31に対応する部分とその近傍と
が熱溶着性であればよい。それゆえ、おむつ1の内面
は、テープファスナ21の内端部24とその近傍だけを
所要の熱溶融特性を有するシートで被覆してもよい。ま
た、内端部24がおむつ内面に露出して、そこに外端部
26が溶着していてもよい。さらにはまた、おむつ内面
と外端部26内面のいずれか一方のみを溶融して、それ
を溶融していない相手方に接合することも可能である。
外端部26をおむつ内面に溶着するには、熱エンボス加
工技術や超音波溶着技術を利用することができる。
ープファスナ21の外端部26が部分31においてのみ
おむつ内面に溶着していればよいから、テープファスナ
21とおむつ1の表面シート2(または第2表面シート
32)とは、その部分31に対応する部分とその近傍と
が熱溶着性であればよい。それゆえ、おむつ1の内面
は、テープファスナ21の内端部24とその近傍だけを
所要の熱溶融特性を有するシートで被覆してもよい。ま
た、内端部24がおむつ内面に露出して、そこに外端部
26が溶着していてもよい。さらにはまた、おむつ内面
と外端部26内面のいずれか一方のみを溶融して、それ
を溶融していない相手方に接合することも可能である。
外端部26をおむつ内面に溶着するには、熱エンボス加
工技術や超音波溶着技術を利用することができる。
【0014】
【発明の効果】この発明にかかる使い捨ておむつでは、
メカニカルファスナを使用したテープファスナがおむつ
内面に折り重ねられ、該内面に対して離脱可能に溶着さ
れているから、このおむつを取り扱う際にテープファス
ナは邪魔になることがない。
メカニカルファスナを使用したテープファスナがおむつ
内面に折り重ねられ、該内面に対して離脱可能に溶着さ
れているから、このおむつを取り扱う際にテープファス
ナは邪魔になることがない。
【0015】一般にテープファスナの止着部を構成する
フック形状の雄ファスナは、そのフック先端が鋭利であ
れば、不織布製の表面シートに一時的に止着してこの発
明と同様の目的を達成することも可能である。しかしな
がら、そのようなフック先端の肌への刺激を抑えるため
にその鋭利さを柔らげると、表面シートへの一時的な止
着が不可能になる。この発明に係る使い捨ておむつは、
そのような肌を刺激することのないテープファスナを使
用する場合に優れた効果を発揮する。
フック形状の雄ファスナは、そのフック先端が鋭利であ
れば、不織布製の表面シートに一時的に止着してこの発
明と同様の目的を達成することも可能である。しかしな
がら、そのようなフック先端の肌への刺激を抑えるため
にその鋭利さを柔らげると、表面シートへの一時的な止
着が不可能になる。この発明に係る使い捨ておむつは、
そのような肌を刺激することのないテープファスナを使
用する場合に優れた効果を発揮する。
【図1】使い捨ておむつの部分破断斜視図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】実施態様の一例を示す図2と同様の断面図。
1 使い捨ておむつ 2 表面シート 3 裏面シート 4 コア 6 前胴周り域 7 後胴周り域 8 股下域 21 テープファスナ 24 基端部(内端部)
Claims (2)
- 【請求項1】 透液性表面シートと、不透液性裏面シー
トと、これら両シート間に介在する吸液性コアとからな
り、前後方向が前胴周り域と、後胴周り域と、これら両
胴周り域間に位置する股下域とによって構成され、前記
前後胴周り域のうちの一方の左右両側縁からテープファ
スナが延出し、該テープファスナがもう一方の胴周り域
の所要部位に着脱自在な使い捨ておむつであって、 前記使い捨ておむつ内面の少なくとも前記テープファス
ナの基端部近傍および/または前記テープファスナの内
面の少なくとも一部が熱溶融性材料で構成され、前記テ
ープファスナがその内面を内側にして前記基端部近傍に
おけるおむつ内面に折り重ねられ、かつ、前記基端部近
傍におけるおむつ内面とテープファスナ内面とが、前記
熱溶融性材料で構成された部位において、互いに離脱可
能な程度に溶着していることを特徴とする前記おむつ。 - 【請求項2】 前記テープファスナは、熱溶融性材料か
らなるテープ内面の一部に雌雄一対の止着部材で構成さ
れるメカニカルファスナの雄部材が接合するものである
請求項1記載のおむつ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183808A JPH1024066A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 使い捨ておむつ |
TW088202686U TW435209U (en) | 1996-07-12 | 1997-07-04 | Disposable diaper |
EP97305032A EP0818188B1 (en) | 1996-07-12 | 1997-07-09 | Disposable diaper |
IDP972379A ID17571A (id) | 1996-07-12 | 1997-07-10 | Popok sekali pakai |
US08/893,715 US5968030A (en) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | Mechanical fastening system for disposable articles |
KR1019970032165A KR100463700B1 (ko) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | 일회용 기저귀 |
CN97117440A CN1130177C (zh) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | 一次性使用的尿布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183808A JPH1024066A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 使い捨ておむつ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001276361A Division JP3701892B2 (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 使い捨ておむつ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1024066A true JPH1024066A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16142248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8183808A Pending JPH1024066A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 使い捨ておむつ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5968030A (ja) |
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