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JPH10240165A - 発光ダイオード表示装置 - Google Patents

発光ダイオード表示装置

Info

Publication number
JPH10240165A
JPH10240165A JP9043855A JP4385597A JPH10240165A JP H10240165 A JPH10240165 A JP H10240165A JP 9043855 A JP9043855 A JP 9043855A JP 4385597 A JP4385597 A JP 4385597A JP H10240165 A JPH10240165 A JP H10240165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
led chip
display device
display
concave hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9043855A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemasa Yasukawa
武正 安川
Osamu Yamanaka
修 山中
Masato Tamaki
真人 田牧
Hiroshi Sugihara
洋 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP9043855A priority Critical patent/JPH10240165A/ja
Publication of JPH10240165A publication Critical patent/JPH10240165A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • G09F9/30Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
    • G09F9/302Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements characterised by the form or geometrical disposition of the individual elements
    • G09F9/3023Segmented electronic displays

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正面からみたときと所定の角度から見たとき
との違いを表現できる。 【解決手段】 凹部穴4a,4bに配設したプリント基
板1の赤色のLEDチップ2aR、緑色のLEDチップ
2aG、赤色のLEDチップ2bR、緑色のLEDチッ
プ2bGの任意のLEDチップを点灯し、LEDチップ
からの光は、直接または傾斜面4a1,4a3、垂直面4a
2,4a4で反射し、かつ、光拡散性の高い材料からなる
合成樹脂の充填材5aで拡散され、その上開口4a5方向
に出射される。表示セグメント31〜37は拡散性の低
い板状部材からなる略直方体であるから、表示セグメン
ト31〜37の上面と表示セグメント31〜37の側面
31bから発散される光量の違いとして看者に対して認
識され、表示セグメント31〜37による立体感を表現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード
(以下、単に『LED』という)を複数配設してなる字
形表示装置、図形表示装置等のディスプレイ等に使用さ
れるもので、特に、字形表示のセグメントをまとめるL
ED表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のLED表示装置として、
図11に示す断面図の構造のものがある。
【0003】図10は従来のLED表示装置の全体を示
す斜視図であり、図11は従来のLED表示装置の構造
を示す断面図である。
【0004】図において、プリント基板20は回路パタ
ーンの要所にLEDチップ21を配設し、そのLEDチ
ップ21は回路パターンを介してリード線22a,22
bに接続されている。プリント基板20の一面には、合
成樹脂で全体を略直方体形状に形成したハウジング23
が配設されている。ハウジング23にはプリント基板2
0の接合した反対側の面に拡がって開口する略V字状の
凹部穴24が設けられている。凹部穴24の壁面は反射
面24aとなっており、凹部穴24の下部に配置された
プリント基板20のLEDチップ21からの光は、直接
または反射面24aで反射してその開口方向に出射され
る。ハウジング23のプリント基板20の接合した反対
側の面には、その全面に光拡散フィルム25が接合され
ている。この光拡散フィルム25は、直接LEDチップ
21からの光が外部に出射されないように、かつ、凹部
穴24の開口の全体が均一に発光するように、散乱させ
ている。また、所定の透過性の窓を形成した字形27を
付した色彩のフィルム26によって、光拡散フィルム2
5を透過した光に色彩を付与している。このようにして
字形表示の1セグメントを構成し、7セグメントで
『8』を表示する場合には、各セグメントがこの構成を
有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の技術は、ハウジ
ング23のプリント基板20の接合した反対側の面の凹
部穴24の開口から、LEDチップ21からの光は光拡
散フィルム25及び所定の色彩のフィルム26を介して
各セグメントの点灯表示をしている。しかし、各セグメ
ントの点灯表示は平面表示に限られ、立体感に乏しいも
のであった。特に、視認する方向が表示面に対して±4
5度以内程度の角度であるとき、表示面が平面であると
何れの方向からみても何等特徴が得られず、単調でイメ
ージが良くなかった。
【0006】そのため、視認する方向が表示面に対して
±30度付近でみた人は、その角度でLED表示装置を
評価し、正面が最適状態であることを認識されず、正当
な評価を受けることができなかった。
【0007】そこで、本発明は、正面からみたときと所
定の角度を持たせて見たときとの違いを表現できるLE
D表示装置の提供を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるLED
表示装置は、合成樹脂で形成したハウジングに形成した
凹部穴と、前記凹部穴に配設した1個以上のLEDと、
前記LEDを配設した前記凹部穴の開口面に配設した拡
散性の少ない板状部材とを具備するものである。
【0009】請求項2にかかるLED表示装置は、合成
樹脂で形成したハウジングに形成した凹部穴と、前記凹
部穴に配設した1個以上のLEDと、前記凹部穴に充填
した光拡散性の高い材料からなる合成樹脂の充填材と、
前記LEDを配設した前記凹部穴の開口面の前記充填材
に接合させて配設した拡散性の少ない板状部材とを具備
するものである。
【0010】請求項3にかかるLED表示装置は、前記
拡散性の少ない板状部材に、僅かな光拡散性を持たせた
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0012】図1は本発明の第一の実施の形態のLED
表示装置としての7セグメントの字形表示装置の全体斜
視図で、図2は本発明の第一の実施の形態のLED表示
装置の7セグメントの字形表示装置の要部斜視図、図3
は本発明の第一の実施の形態のLED表示装置の7セグ
メントの字形表示装置における特定セグメントの断面
図、図4は本発明の第一の実施の形態のLED表示装置
の特定からの光の発散の説明図である。また、図5は本
発明の第一の実施の形態のLED表示装置の光の発散方
向の説明図であり、図6は本発明の第一の実施の形態の
LED表示装置の表示セグメントの上面を荒した場合の
光の発散方向の説明図である。
【0013】図において、プリント基板1は回路パター
ンの所定の位置に赤色のLEDチップ2aR、緑色のL
EDチップ2aG、及び赤色のLEDチップ2bR、緑
色のLEDチップ2bG等の図示していない他のセグメ
ント分、即ち、字形の『8』を示す合計表示セグメント
31〜37の7セグメント分の2色のLEDを配設した
ものである。これら赤色のLEDチップ2aR、緑色の
LEDチップ2aG、及び赤色のLEDチップ2bR、
緑色のLEDチップ2bG等は、プリント基板1の表面
の回路パターンを介してリード線41,42の何れかに
接続されている。プリント基板1の一面には、透光性で
ない合成樹脂で全体を略直方体形状に形成したハウジン
グ2が配設されている。このハウジング2の全体を透光
性でない材料で形成するのが望ましいが、しかし、透光
性材料で形成した場合、後述する凹部穴4a,4b・・
・の壁面に反射膜を形成するのが好ましい。
【0014】ハウジング2には表示セグメント31〜3
7の7セグメントに相当する開口を有する略U字状の凹
部穴4a,4b・・・が設けられている。略U字状の凹
部穴4a,4b・・・は、図2の凹部穴4aに示すよう
に、下部底面の下開口4a6まで幅を直線的に狭めた傾斜
面4a1及び傾斜面4a3とし、30〜60度程度傾度さ
せ、垂直面4a2または垂直面4a4に連続している。凹部
穴4aの上開口4a5は長方形となっている。この凹部穴
4aの形状は7セグメントに共通している。この凹部穴
4aの壁面は反射面となっており、凹部穴4の下部に配
置されたプリント基板1の赤色のLEDチップ2aR、
緑色のLEDチップ2aG、及び赤色のLEDチップ2
bR、緑色のLEDチップ2bG等からの光は、直接ま
たは傾斜面4a1,4a3、垂直面4a2,4a4で反射し、そ
の開口方向に出射される。
【0015】なお、赤色のLEDチップ2aR、緑色の
LEDチップ2aG、及び赤色のLEDチップ2bR、
緑色のLEDチップ2bG等が実装されたプリント基板
1は、凹部穴4aの下部に位置する部位のみに反射膜を
コーティングしたり、或いは、凹部穴4aの全内面を反
射材でコーティングしておき、下部に赤色のLEDチッ
プ2aR、緑色のLEDチップ2aG、及び赤色のLE
Dチップ2bR、緑色のLEDチップ2bG等の実装さ
れたLEDが嵌合する穴を穿設し、そこにLEDを挿入
してもよい。これらの手段によって、凹部穴4aの上開
口4a5に導く光の量を多くすることができる。
【0016】この略U字状の凹部穴4aには、光拡散性
の高い材料からなる合成樹脂を混練してなる合成樹脂の
充填材5aが充填されている。したがって、この凹部穴
4aの壁面等で反射したプリント基板1の赤色のLED
チップ2aR、緑色のLEDチップ2aG、及び赤色の
LEDチップ2bR、緑色のLEDチップ2bG等から
の光は、拡散されて、その上開口4a5から出射される。
この略U字状の凹部穴4aの構成は、表示セグメント3
1〜37の7セグメントに相当する上開口を有する略U
字状の凹部穴4a,4b・・・の基本的構成に一致して
いる。
【0017】また、略U字状の凹部穴4a上面には、図
4に示すように、表示セグメント31が配設されてお
り、表示セグメント31は透光性の高く、拡散性の少な
い板状部材からなる略直方体である。したがって、略U
字状の凹部穴4aの上開口から表示セグメント31に入
光される光の多くは、表示セグメント31の上面31a
から直接放射され、また、表示セグメント31の側面3
1bは、全反射する入射角度θの入射光による反射光α
となって発散される。そして、表示セグメント31の側
面31bに対する全反射する入射角度θ以下の入射光
は、出射光βとなって反射するこことなく直接放射され
る。しかし、この表示セグメント31の側面31bに対
する全反射する入射角度θ以下の入射光は、上面31a
からの発散光に比較して極端に少なくなる。特に、表示
セグメント31は透光性の高い板状部材からなるので、
表示セグメント31の側面31bから発散されるものは
極端に少なくなる。
【0018】このように構成されたLED表示装置は、
透光性の低い合成樹脂で形成したハウジング2と、ハウ
ジング2に形成した凹部穴4a,4b,・・・と、凹部
穴4a,4b,・・・に配設したプリント基板1の赤色
のLEDチップ2aR、緑色のLEDチップ2aG、及
び赤色のLEDチップ2bR、緑色のLEDチップ2b
G等からなるLEDと、凹部穴4a,4b,・・・に充
填した光拡散性の高い材料からなる合成樹脂の充填材5
aと、LEDを配設した凹部穴4a,4b,・・・の開
口面の充填材5aに接合させて配設した透光性の高く、
拡散性の少ない板状部材からなる表示セグメント31〜
37とを具備するものである。
【0019】したがって、凹部穴4a,4b,・・・に
配設したプリント基板1の赤色のLEDチップ2aR、
緑色のLEDチップ2aG、赤色のLEDチップ2b
R、緑色のLEDチップ2bGの任意のLEDチップを
点灯し、赤色及び/または緑色のLEDチップを発光さ
せると、LEDチップからの光は、直接または傾斜面4
a1,4a3、垂直面4a2,4a4で反射し、かつ、光拡散性
の高い材料からなる合成樹脂の充填材5aで拡散され、
その上開口4a5方向に出射される。そして、略U字状の
凹部穴4a,4b・・・の上面に配設されている表示セ
グメント31〜37は透光性の高い板状部材からなる略
直方体であるから、略U字状の凹部穴4a,4b・・・
の上開口から表示セグメント31〜37に入光された光
は、表示セグメント31〜37の上面、例えば、上面3
1aから発散されるが、表示セグメント31〜37は透
光性の高い板状部材からなるので、その側面31bから
発散されるものは少なくなる。図5の矢印に示すよう
に、光の発散方向の説明図である。これは表示セグメン
ト31〜37から発散される光に共通するものであるか
ら、表示セグメント31〜37の正面からみたときと、
側面からみたときの違いが、表示セグメント31〜37
の上面と表示セグメント31〜37の側面31bから発
散される光量の違いとして看者に対して認識され、表示
セグメント31〜37による字形の立体感を表現でき
る。
【0020】なお、図6のように、本実施の形態のLE
D表示装置における表示セグメントの上面31aの面を
荒した場合には、光の発散をソフトにすることができ、
かつ、上面31aのみの面の浮上を表現することができ
る。
【0021】また、凹部穴4a,4b,・・・に配設し
たLEDチップは、赤色のLEDチップ2aR、2b
R、緑色のLEDチップ2aG、2bGの任意のLED
チップ等のように、各表示セグメント31〜37に対応
して赤色及び緑色等のように複数のLEDチップを配設
させたものであるから、字形表示の趣を使途によって変
更することができる。また、本実施の形態では、赤色の
LEDチップ2aR、2bR、緑色のLEDチップ2a
G、2bGを配設した例で説明したが、本発明を実施す
る場合には3原色とすることができる。即ち、必要に応
じて使用できるように、1色以上とすればよい。
【0022】そして、上記実施の形態のLED表示装置
は、光拡散性の高い材料からなる合成樹脂の充填材5a
を省略することもできる。即ち、透光性の低い合成樹脂
で形成したハウジング2と、ハウジング2に形成した凹
部穴4a,4b,・・・と、凹部穴4a,4b,・・・
に配設したプリント基板1の赤色のLEDチップ2a
R、緑色のLEDチップ2aG、及び赤色のLEDチッ
プ2bR、緑色のLEDチップ2bG等からなるLED
と、LEDを配設した凹部穴4a,4b,・・・の開口
面に接合させて配設した透光性の高い、拡散性の少ない
板状部材からなる表示セグメント31〜37とを具備す
る構成とすることもできる。
【0023】したがって、凹部穴4a,4b,・・・に
配設したプリント基板1の赤色のLEDチップ2aR、
緑色のLEDチップ2aG、赤色のLEDチップ2b
R、緑色のLEDチップ2bGの任意のLEDチップを
点灯し、赤色及び/または緑色のLEDチップを発光さ
せると、LEDチップからの光は、直接または傾斜面4
a1,4a3、垂直面4a2,4a4で反射され、その上開口4
a5方向に出射される。そして、略U字状の凹部穴4a,
4b・・・の上面に配設されている表示セグメント31
〜37は透光性の高い板状部材からなる略直方体である
から、略U字状の凹部穴4a,4b・・・の上開口から
表示セグメント31〜37に入光された光は、表示セグ
メント31〜37の上面、例えば、上面31aから発散
されるが、表示セグメント31〜37は透光性の高い板
状部材からなるので、その側面31bから発散されるも
のは少なくなる。これは表示セグメント31〜37から
発散される光に共通するものであるから、表示セグメン
ト31〜37の正面からみたときと、側面からみたとき
の違いが、表示セグメント31〜37の上面31aと側
面31bから発散される光量の違いとして看者に対して
認識され、表示セグメント31〜37による字形の立体
感を表現できる。
【0024】この種の実施の形態では、表示セグメント
31〜37の上面31aから発散される光量が不均一に
なることから、ハウジング2のプリント基板1の接合し
た反対側の全面に光拡散フィルム6を接合するとよい。
【0025】図7は本発明の第二の実施の形態のLED
表示装置の7セグメントの字形表示装置における特定セ
グメントの断面図である。なお、図中、第一の実施の形
態と同一符号及び記号は第一の実施の形態の構成部分と
同一または相当する構成部分を示すものであるから、こ
こでは重複する説明を省略する。
【0026】このように構成されたLED表示装置は、
透光性の低い合成樹脂で形成したハウジング2と、ハウ
ジング2に形成した凹部穴4a,4b,・・・と、凹部
穴4a,4b,・・・に配設したプリント基板1の赤色
のLEDチップ2aR、緑色のLEDチップ2aG、及
び赤色のLEDチップ2bR、緑色のLEDチップ2b
G等からなるLEDと、LEDを配設した凹部穴4a,
4b,・・・の開口面に接合させて配設した透光性の高
い板状部材からなる表示セグメント31〜37とを具備
し、更に、ハウジング2のプリント基板1の接合した反
対側の全面に光拡散フィルム6を接合し、表示セグメン
ト31〜37の上面31aから発散される光量を均一化
している。
【0027】したがって、凹部穴4a,4b,・・・に
配設したプリント基板1の赤色のLEDチップ2aR、
緑色のLEDチップ2aG、赤色のLEDチップ2b
R、緑色のLEDチップ2bGの任意のLEDチップを
点灯し、赤色及び/または緑色のLEDチップを発光さ
せると、LEDチップからの光は、直接または傾斜面4
a1,4a3、垂直面4a2,4a4で反射され、その上開口4
a5方向に出射される。そして、略U字状の凹部穴4a,
4b・・・の上面に配設されている表示セグメント31
〜37は透光性の高い板状部材からなる略直方体である
から、略U字状の凹部穴4a,4b・・・の上開口から
表示セグメント31〜37に入光された光は、表示セグ
メント31〜37の上面、例えば、上面31aから発散
されるが、表示セグメント31〜37は透光性の高い板
状部材からなるので、その側面31bから発散されるも
のは少なくなる。これは表示セグメント31〜37から
発散される光に共通するものであるから、表示セグメン
ト31〜37の正面からみたときと、側面からみたとき
の違いが、表示セグメント31〜37の上面31aと側
面31bから発散される光量の違いとして看者に対して
認識され、表示セグメント31〜37による字形の立体
感を表現できる。
【0028】なお、上記各実施の形態では、デジタル表
示を行う字形表示装置についての事例で説明したが、本
発明を実施する場合には、字形表示のみならず、キャラ
クタ等の図形表示としても使用できる。
【0029】ところで、上記各実施の形態のLED表示
装置において、透光性の低い合成樹脂で形成したハウジ
ング2は、凹部穴4a,4b,・・・と、凹部穴4a,
4b,・・・に反射面を形成すればよいので、透光性の
非常に良いものも使用できる。しかし、剥離されたりし
たとき、透光性の非常に良いものでは光の漏洩が発生す
る可能性がある。したがって、ハウジング2は、透光性
の低い合成樹脂で形成するのが望ましい。
【0030】また、上記各実施の形態のハウジング2に
形成した凹部穴4a,4b,・・・は、本発明を実施す
る場合には、表示セグメント31〜37の数及び形状に
よってその形状を決定できるもので、何れにせよ、反射
により、その上開口に効率良く光を導くものであればよ
い。
【0031】そして、上記各実施の形態の凹部穴4a,
4b,・・・に配設したプリント基板1の赤色のLED
チップ2aR、緑色のLEDチップ2aG、及び赤色の
LEDチップ2bR、緑色のLEDチップ2bG等から
なるLEDチップは、本発明を実施する場合には、各凹
部穴に1個以上のLEDチップとすることができる。し
かし、本発明を実施する場合には、各凹部穴に1個以上
のLEDランプとすることもできる。即ち、各凹部穴に
1個以上のLEDが配設されればよい。しかし、経済性
及び小形化からすればLEDチップが有利である。
【0032】更に、上記各実施の形態の凹部穴4a,4
b,・・・に充填した光拡散性の高い材料からなる合成
樹脂の充填材5aは、乱反射を発生させるものであるか
ら、本発明を実施する場合には、反射部材、屈折部材の
何れであってもよい。
【0033】更にまた、上記各実施の形態のLEDを配
設した凹部穴4a,4b,・・・の開口面の充填材5a
に接合させて配設した光の拡散性の少ない板状部材から
なる表示セグメント31〜37は、本発明を実施する場
合には、字形表示のみならず、キャラクタ等の図形表示
としても使用できる。
【0034】次に、本発明の実施の形態のLED表示装
置の用途について説明する。
【0035】図8は本発明の第一の実施の形態のLED
表示装置の7セグメントの字形表示装置の用途を示す平
面図である。図9は本発明の第一の実施の形態のLED
表示装置の7セグメントの字形表示装置の用途に使用す
る表示部の断面図である。
【0036】図8において、表示部10は車両のスピー
ドメータ11、燃料メータ、シフトレバーのレンジ、回
転計等の表示部を有し、スピードメータ11は3桁のL
ED表示装置を有している。
【0037】表示部10は、図9に示すように、車両の
メータケース12の後部中央に平面を上に向けて配設し
ている。メータケース12の表示部10よりドライバー
側には、ハーフミラー13が配設されている。メータケ
ース12の表示部10の上部には、凹面鏡からなる反射
鏡14が配設されている。また、メータケース12のド
ライバー側の前面にはフロントレンズ15が配設されて
いる。これらメータケース12等はドライバーの前面に
ある図示しないインストルメントパネルに配設される。
【0038】これによって、表示部10のスピードメー
タ11の表示は、ハーフミラー13を通過させ、反射鏡
14で拡大させて、ハーフミラー13に反射させ、ハー
フミラー13はそれを反射させ、フロントレンズ15か
らドライバー方向に放射される。ドライバーからすれ
ば、表示部10のスピードメータ11の表示は、メータ
ケース12の後方に虚像面16が形成されるから、そこ
に表示面が存在するように認識される。
【0039】このとき、第一の実施の形態で示したLE
D表示装置からなる表示部10は、凹部穴4a,4b,
・・・に配設したプリント基板1の赤色のLEDチップ
2aR、緑色のLEDチップ2aG、赤色のLEDチッ
プ2bR、緑色のLEDチップ2bGの任意のLEDチ
ップを点灯し、赤色、緑色の一方または両方のLEDチ
ップを発光させると、LEDチップからの光は、直接ま
たは傾斜面4a1,4a3、垂直面4a2,4a4で反射され、
その上開口4a5方向に出射される。そして、略U字状の
凹部穴4a,4b・・・の上面に配設されている表示セ
グメント31〜37は表示セグメント31〜37に入光
される。表示セグメント31〜37に入光された光は、
表示セグメント31〜37の上面、例えば、上面31a
から発散されるが、表示セグメント31〜37は透光性
の高い板状部材からなるので、その側面31bから発散
されるものは少なくなる。したがって、表示セグメント
31〜37の正面からみたときと、側面からみたときの
違いが、表示セグメント31〜37の上面31aと側面
31bから発散される光量の違いとして看者に対して認
識され、表示セグメント31〜37による字形の立体感
を表現できる。
【0040】ここでは、本実施の形態のLED表示装置
を車両のスピードメータ11に間接的に使用する事例で
説明したが、本発明を実施する場合のLED表示装置の
用途は、直接的に表示する平面パネルとしてもよいこと
は勿論である。
【0041】なお、前記透光性の高い板状部材からなる
表示セグメント31〜37は、積極的に光拡散性を僅か
に持たせることにより、板状部材による字形または図形
の立体感を任意に表現でき、装置に内蔵した場合には、
装置内の外光、外部に設定される場合には、環境の外光
との調和を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1のLED表示装
置は、合成樹脂で形成したハウジングに形成した凹部穴
と、前記凹部穴に配設した1個以上のLEDと、前記L
EDを配設した前記凹部穴の開口面に配設した拡散性の
低い板状部材とを具備するものである。
【0043】したがって、凹部穴に配設したLEDを発
光させると、LEDからの光は、直接または傾斜面、垂
直面で反射し、その上開口方向に出射されるから、凹部
穴の上面に配設されている拡散性の低い板状部材は、そ
の正面からみたときと側面からみたときの違いが、発散
される光量の違いとして看者に対して認識され、板状部
材による字形または図形の立体感を表現できる。よっ
て、正面からみたときと所定の角度から見たときとの違
いを表現できる。特に、本発明は、拡散性の低い板状部
材としては、透光性のみを尊重して、拡散性の全くない
ものにしてもよいから、光エネルギーの無駄がない。
【0044】請求項2のLED表示装置は、合成樹脂で
形成したハウジングに形成した凹部穴と、前記凹部穴に
配設した1個以上のLEDと、前記凹部穴に充填した光
拡散性の高い材料からなる合成樹脂の充填材と、前記L
EDを配設した前記凹部穴の開口面の前記充填材に接合
させて配設した拡散性の低い板状部材とを具備するもの
である。
【0045】したがって、凹部穴に配設したLEDを発
光させると、LEDからの光は、直接または傾斜面、垂
直面で反射し、かつ、光拡散性の高い材料からなる合成
樹脂の充填材で拡散され、その上開口方向に出射される
から、凹部穴の上面に配設されている拡散性の低い板状
部材は、その正面からみたときと側面からみたときの違
いが、発散される光量の違いとして看者に対して認識さ
れ、板状部材による字形または図形の立体感を表現でき
る。よって、正面からみたときと所定の角度から見たと
きとの違いを表現できる。特に、本発明は、拡散性の低
い板状部材としては、透光性のみを尊重して、拡散性の
全くないものにしてもよいから、光エネルギーの無駄が
ない。
【0046】請求項3のLED表示装置は、請求項1ま
たは請求項2に記載の前記拡散性の低い板状部材を、僅
かな光拡散性を持たせるものであるから、請求項1また
は請求項2に記載の効果に加えて、板状部材による字形
または図形の立体感を任意に表現でき、かつ、装置内の
外光、環境光等の調和を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置としての7セグメントの字形表示装置の全体斜視
図である。
【図2】 図2は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置の7セグメントの字形表示装置の要部斜視図であ
る。
【図3】 図3は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置の7セグメントの字形表示装置における特定セグ
メントの断面図である。
【図4】 図4は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置の特定からの光の発散の説明図である。
【図5】 図5は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置の光の発散方向の説明図である。
【図6】 図6は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置の表示セグメントの上面を荒した場合の光の発散
方向の説明図である。
【図7】 図7は本発明の第二の実施の形態のLED表
示装置の7セグメントの字形表示装置における特定セグ
メントの断面図である。
【図8】 図8は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置の7セグメントの字形表示装置の用途を示す平面
図である。
【図9】 図9は本発明の第一の実施の形態のLED表
示装置の7セグメントの字形表示装置の用途に使用する
ディスプレイの断面図である。
【図10】 図10は従来のLED表示装置の全体を示
す斜視図である。
【図11】 図11は従来のLED表示装置の構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 ハウジング 4a,4b,・・・ 凹部穴 2aR,2bR,・・・ 赤色のLEDチップ 2aG,2bG,・・・ 緑色のLEDチップ 5a 充填材 31〜37 セグメント 4a1,4a3 傾斜面 4a2,4a4 垂直面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田牧 真人 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 杉原 洋 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂で形成したハウジングと、 前記ハウジングに形成した凹部穴と、 前記凹部穴に配設した1個以上の発光ダイオードと、 前記発光ダイオードを配設した前記凹部穴の開口面に配
    設した拡散性の少ない板状部材とを具備することを特徴
    とする発光ダイオード表示装置。
  2. 【請求項2】 合成樹脂で形成したハウジングと、 前記ハウジングに形成した凹部穴と、 前記凹部穴に配設した1個以上の発光ダイオードと、 前記凹部穴に充填した光拡散性の高い材料からなる合成
    樹脂の充填材と、 前記発光ダイオードを配設した前記凹部穴の開口面の前
    記充填材に接合させて配設した拡散性の少ない板状部材
    とを具備することを特徴とする発光ダイオード表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記拡散性の少ない板状部材は、僅かな
    光拡散性を持たせたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の発光ダイオード表示装置。
JP9043855A 1997-02-27 1997-02-27 発光ダイオード表示装置 Pending JPH10240165A (ja)

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