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JPH10238391A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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Publication number
JPH10238391A
JPH10238391A JP9042411A JP4241197A JPH10238391A JP H10238391 A JPH10238391 A JP H10238391A JP 9042411 A JP9042411 A JP 9042411A JP 4241197 A JP4241197 A JP 4241197A JP H10238391 A JPH10238391 A JP H10238391A
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JP
Japan
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fuel
fuel injection
pressure
abnormality
injection valve
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Application number
JP9042411A
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English (en)
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Inventor
Yuichi Sotozono
祐一 外薗
Tomihisa Oda
富久 小田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Priority to EP19980102890 priority patent/EP0860600B1/en
Priority to DE1998618119 priority patent/DE69818119T2/de
Publication of JPH10238391A publication Critical patent/JPH10238391A/ja
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射弁異常時に短時間で燃料噴射を停止
する。 【解決手段】 高圧燃料噴射ポンプ5からコモンレール
3に高圧燃料を供給し、コモンレールから各燃料噴射弁
1に燃料を供給する。制御回路(ECU)20は、燃料
圧力センサ31で検出したコモンレール燃料圧力に基づ
いていずれかの燃料噴射弁の異常の有無を判定し、異常
検出時には高圧燃料ポンプからのコモンレールへの燃料
供給を停止するとともに、正常な燃料噴射弁からの燃料
噴射を継続する。これにより、コモンレール内に貯留さ
れた燃料は各気筒に噴射されコモンレールから排出され
るため、コモンレールの圧力が短時間で低下し異常を生
じた燃料噴射弁からの燃料噴射が短時間で終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧燃料ポンプから燃料を共通の蓄圧室
(コモンレール)に供給し、この蓄圧室に各気筒毎の燃
料噴射弁を接続して蓄圧室内に貯留した高圧燃料を内燃
機関の各気筒に噴射する、いわゆるコモンレール式の燃
料噴射装置が知られている。また、コモンレール式の燃
料噴射装置において、燃料噴射弁のいずれかが開弁ステ
ィックなどにより異常噴射を生じた場合に機関に悪影響
が生じることを防止する手段を備えた燃料噴射装置とし
ては、例えば特開平2−112643号公報に記載され
たものがある。
【0003】燃料噴射弁が開弁スティック等による異常
噴射を生じると、異常を生じた燃料噴射弁から気筒内に
多量の燃料が供給されることになり、この燃料の燃焼に
より筒内圧力が異常に上昇する場合がある。このような
筒内圧の異常上昇が生じると機関各部の耐久性が低下
し、極端な場合には機関の破損を生じる場合がある。上
記特開平2−112643号公報の装置は、複数の蓄圧
室と、各蓄圧室に接続された燃料噴射弁と、各蓄圧室に
それぞれ燃料を供給する複数の燃料ポンプを備えてお
り、燃料噴射弁の異常噴射が検出されると異常が生じた
燃料噴射弁が接続された蓄圧室への燃料ポンプからの燃
料供給を停止するようにしている。
【0004】これにより、異常を生じた燃料噴射弁に接
続された蓄圧室には燃料が供給されなくなるため、蓄圧
室内に残った燃料を噴射した後は異常を生じた燃料噴射
弁からの燃料噴射は停止する。このため、上記装置によ
れば異常噴射が比較的短時間で終了し機関が異常燃焼に
よる高い筒内圧に曝される期間が短くなるため、異常発
生時に機関破損等の極端な事態が生じる確率を低下させ
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
2−112643号公報の装置では、コモンレールへの
燃料供給は停止されるが、コモンレール内に貯留された
燃料は燃料噴射弁から噴射され続け、コモンレール内の
燃料圧力が十分に低下するまで異常を生じた燃料噴射弁
から燃料が噴射されることになる。
【0006】コモンレール内に貯留された燃料の量はコ
モンレール内燃料圧力に応じて大きくなる。しかも、コ
モンレール式燃料噴射装置では、一般に高圧燃料噴射を
行うためコモンレール内燃料圧力は高く設定されてお
り、150MPa程度にコモンレール内燃料圧力を設定
した燃料噴射装置も使用されている。コモンレール内燃
料圧力をPとすると、体積弾性係数Kを一定として考え
た場合、内容積Vのコモンレール内に貯留された燃料量
を大気圧下の値に換算した値Qは、Q=P×V/Kとし
て表される。従って、上記のような高圧噴射を行うコモ
ンレール式燃料噴射装置では、コモンレール内容積が小
さい場合でも多量の燃料がコモンレール内に貯留されて
いることになる。このため、上記特開平2−11264
3号公報の装置のように、単にコモンレールへの燃料供
給を停止したのみではコモンレール内に貯留された多量
の燃料が燃料噴射により排出されてコモンレール内圧力
が低下するまでに長時間を要する場合がある。しかも、
この間異常を生じた燃料噴射弁からの燃料噴射は継続さ
れるため機関が異常筒内圧力に曝される期間は必ずしも
短縮されず機関の耐久性低下等の問題が生じることにな
る。
【0007】これを防止するためには、コモンレールへ
の燃料供給を停止するとともに、異常を生じた燃料噴射
弁からの燃料噴射を停止することが考えられる。しか
し、一般に異常噴射を生じた燃料噴射弁からの燃料噴射
を停止することは困難である。例えば、制御回路の異常
や電気的な回路のショートなどにより燃料噴射弁への通
電が停止できなくなったような異常噴射では、電気的な
制御により燃料噴射を停止することはできない。また、
異物の噛み込みやスティック等により機械的に燃料噴射
の開弁状態が固定されたような異常においても電気的制
御により燃料噴射を停止することは困難である。
【0008】本発明は上記問題に鑑み、燃料噴射弁に異
常が生じたような場合に短時間で異常を生じた燃料噴射
弁からの燃料噴射を停止し、異常筒内圧力の発生期間を
短縮することが可能な燃料噴射装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、内燃機関の燃料を昇圧する燃料ポンプと、燃料
ポンプから供給された高圧燃料を貯留する蓄圧室と、前
記蓄圧室に接続され蓄圧室内の燃料を内燃機関に噴射す
る複数の燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁の異常を検出す
る異常検出手段と、前記異常検出手段によりいずれかの
燃料噴射弁の異常が検出されたときに前記燃料ポンプか
ら蓄圧室への燃料供給を停止する手段と、前記異常検出
手段により燃料噴射弁の異常が検出されときに前記蓄圧
室内の燃料を蓄圧室外に排出して蓄圧室内の燃料圧力を
低下させる減圧手段と、を備えた内燃機関の燃料噴射装
置が提供される。
【0010】すなわち、請求項1の発明では、燃料噴射
弁の異常が生じた場合には異常を生じた燃料噴射弁から
の燃料噴射のみにより燃料圧力が低下するのを待つので
はなく、減圧手段により積極的にコモンレール内燃料圧
力を低下させる。これにより、コモンレール内燃料圧力
は短時間で低下し異常を生じた燃料噴射弁からの燃料噴
射は短時間で停止する。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、前記減圧
手段は、前記異常が検出された燃料噴射弁を含む全ての
燃料噴射弁から燃料噴射を行うことにより前記蓄圧室内
の燃料圧力を低下させる請求項1に記載の燃料噴射装置
が提供される。すなわち、請求項2の発明では減圧手段
は、異常を生じた燃料噴射弁を含む全部の燃料噴射弁か
ら燃料噴射を行う。これにより、コモンレール内に貯留
された燃料は各気筒内に分散して噴射され短時間でコモ
ンレール内の燃料圧力が低下する。このため、異常を生
じた燃料噴射弁の気筒のみに多量の燃料が供給されるこ
となく短時間て燃料噴射が停止する。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、前記減圧
手段は更に、前記異常が検出された燃料噴射弁以外の燃
料噴射弁からの燃料噴射量を、前記異常が検出される前
に較べて増大させる異常時増量手段を備えた請求項2に
記載の燃料噴射装置が提供される。すなわち、請求項3
の発明では、請求項2の減圧手段は更に異常を生じた燃
料噴射弁以外の燃料噴射弁からの燃料噴射量を増大させ
る異常時増量手段を備えている。これによりコモンレー
ル内の燃料の排出速度が早くなり、更に短時間でコモン
レール内燃料圧力が低下し異常を生じた燃料噴射弁から
の燃料噴射が停止される。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、前記減圧
手段は更に、少なくとも前記異常が検出された燃料噴射
弁以外の燃料噴射弁からの燃料噴射時期を遅角させる異
常時遅角手段を備えた請求項2または請求項3のいずれ
かに記載の燃料噴射装置が提供される。すなわち、請求
項4の発明では、請求項2または請求項3の減圧手段は
更に、少なくとも異常を生じた燃料噴射弁以外の燃料噴
射弁の燃料噴射時期を遅角させる異常時遅角手段を備え
ている。これにより異常を生じた燃料噴射弁以外の燃料
噴射弁の気筒では燃料噴射量を大幅に増大しながら筒内
圧力の上昇を防止することができる。このため、正常な
燃料噴射弁からの燃料噴射量を更に増大させることが可
能となるため、更に短時間で燃料噴射を停止させること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。図1は、本発明を自動車用
ディーゼル機関に適用した場合の実施形態の概略構成を
示す図である。図1において、1は内燃機関10(本実
施形態では4気筒ディーゼル機関)の各気筒内に燃料を
直接噴射する燃料噴射弁、3は各燃料噴射弁1が接続さ
れる共通の蓄圧室(コモンレール)を示す。コモンレー
ル3は、後述する高圧燃料噴射ポンプ5から供給される
加圧燃料を貯留し、各燃料噴射弁1に分配する機能を有
する。
【0015】また、図1において7は機関10の燃料
(本実施形態では軽油)を貯留する燃料タンク、9は高
圧燃料ポンプに燃料を供給する低圧フィードポンプを示
している。機関運転中、タンク7内の燃料は、フィード
ポンプ9により一定圧力に昇圧され、高圧燃料噴射ポン
プ5に供給される。また、高圧燃料噴射ポンプ5から吐
出された燃料は、逆止弁15、高圧配管17を通ってコ
モンレール3に供給され、更にコモンレール3から各燃
料噴射弁1を介して内燃機関の各気筒内に噴射される。
なお、図1において19で示したのは各燃料噴射弁1か
らのリーク燃料を燃料タンク7に返戻するリターン燃料
配管である。
【0016】図1に20で示すのは、機関の制御を行う
エンジン制御回路(ECU)である。ECU20は、リ
ードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ
(RAM)、マイクロプロセッサ(CPU)、入出力ポ
ートを双方向バスで接続した公知の構成のディジタルコ
ンピュータとして構成されている。ECU20は、後述
するように高圧燃料噴射ポンプ5の吸入弁5aの開閉動
作を制御してコモンレール3内の燃料油圧力を機関負
荷、回転数等に応じて制御する燃料圧力制御を行う。ま
た、ECU20は燃料噴射弁1の開弁時間を制御して気
筒内に噴射される燃料量を制御する燃料噴射量制御を行
う。すなわち、本実施形態では燃料噴射弁1の噴射率は
コモンレール燃料圧力により制御され、燃料噴射量はコ
モンレール燃料圧力と燃料噴射弁1の開弁時間により制
御される。
【0017】また、本実施形態では後述するように、E
CU20は燃料噴射弁1の異常噴射等の異常を検出する
異常検出手段として機能するとともに、異常時にコモン
レール内の燃料供給を停止する手段、コモンレール内の
燃料圧力を低下させる減圧手段等の各手段としての機能
を果たしている。上記制御のため、ECU20の入力ポ
ートには、コモンレール3に設けた燃料圧力センサ31
からコモンレール3内の燃料圧力に対応する電圧信号が
AD変換器34を介して入力されている他、機関アクセ
ルペダル(図示せず)に設けたアクセル開度センサ35
からアクセルペダルの操作量(踏み込み量)に対応する
信号がAD変換器34を介して入力されている。更に、
ECU20の入力ポートには、機関のカム軸(図示せ
ず)に設けたクランク角センサ37からクランク回転角
に応じて発生するクランク回転角パルス信号が入力され
ている。
【0018】また、ECU20の出力ポートは、駆動回
路40を介して燃料噴射弁1に接続され、各燃料噴射弁
1の作動を制御している他、駆動回路40を介して高圧
燃料噴射ポンプ5の吸入弁5aの開閉を制御するソレノ
イドアクチュエータに接続され、ポンプ5からコモンレ
ール3への燃料の圧送量を制御している。本実施形態で
は、高圧燃料噴射ポンプ5は2つのシリンダを有するピ
ストンポンプの形式とされている。ポンプ5の各シリン
ダ内のピストンは、ピストン駆動軸に形成されたカムに
押圧されてシリンダ内を往復運動する。また、各シリン
ダの吸入ポートには、ソレノイドアクチュエータにより
開閉駆動される吸入弁5aがそれぞれが設けられてい
る。本実施形態ではピストン駆動軸は機関10のクラン
ク軸(図示せず)により駆動され、クランク軸と同期し
てクランク軸の2分の1の速度で回転する。また、ポン
プ5のピストン駆動軸には、それぞれのピストンと係合
する部分に2つのリフト部を持つカムが形成されてお
り、ポンプ5のピストンは機関10の各気筒のストロー
クに同期して燃料を吐出するようになっている。すなわ
ち、本実施形態では4気筒ディーゼル機関が使用されて
いるため、ポンプ5の2つのシリンダはクランク軸が7
20度回転する間にそれぞれ2回ずつ機関の気筒のスト
ロークに同期して(例えば各気筒の排気行程毎に)コモ
ンレール3に燃料を圧送する。
【0019】また、ECU20はポンプの各シリンダの
ピストンの上昇(圧送)行程における吸入弁5aの閉弁
時期を変化させることによりポンプからの燃料油の吐出
流量を制御する。すなわち、ECU20は、各シリンダ
のピストン下降行程(吸入行程)の間、及びピストン上
昇行程(吐出行程)開始後所定の期間ソレノイドアクチ
ュエータへの通電を停止して吸入弁5aを開弁状態に維
持する。これにより、各シリンダではピストンが吐出行
程に入っても吸入弁5aが開弁している間はシリンダ内
の燃料は吸入弁5aからタンクに逆流し、シリンダ内の
燃料圧力は上昇しない。そして、上記期間経過後ECU
20は吸入弁5aのソレノイドアクチュエータに通電し
て吸入弁5aを閉弁する。これによりポンプピストンの
上昇に伴いシリンダ内の圧力が上昇し、シリンダ内圧力
がコモンレール3内の圧力より高くなると各シリンダの
逆止弁15が開弁し、シリンダ内の高圧の燃料油が高圧
配管17を経由してコモンレール3に圧送される。な
お、吸入弁5aは一旦閉弁するとシリンダ内燃料油圧力
が高い間は燃料圧力に押されて閉弁状態に保持される。
従って、コモンレール3への燃料圧送量はポンプ5の吸
入弁5aの閉弁開始時期により定まる。このためECU
20はポンプ5の各シリンダの吸入弁5aの閉弁開始時
期(ソレノイドアクチュエータへの通電開始時期)を調
節することにより、ポンプ5のピストン有効ストローク
を変化させコモンレール3に圧送する燃料量を制御して
いる。
【0020】本実施形態では、ECU20は機関負荷
(アクセル開度)、回転数に応じて予めROMに格納し
た関係に基づいて目標コモンレール燃料圧力を設定する
とともに、燃料圧力センサ31で検出したコモンレール
燃料圧力が設定した目標コモンレール燃料圧力になるよ
うにポンプ5の吐出量を制御する。また、ECU20は
機関負荷(アクセル開度)、回転数に応じて予めROM
に格納した関係に基づいて燃料噴射弁1の開弁時間(燃
料噴射時間)と噴射時期とを制御する。
【0021】すなわち、本実施形態ではコモンレール3
の燃料圧力を機関運転条件に応じて変化させることによ
り、燃料噴射弁1の噴射率を運転条件に応じて調節し、
燃料圧力と燃料噴射時間とを変化させることにより燃料
噴射量を運転条件に応じて調節している。このため、本
実施形態のようなコモンレール式燃料噴射装置では、コ
モンレール内の燃料圧力は機関の運転条件(負荷、回転
数)に応じて広い範囲で(例えば、本実施形態では10
MPaから150MPa程度までの範囲で)変化し、運
転中極めて高い圧力になる場合がある。
【0022】次に、本実施形態における燃料噴射弁異常
時のコモンレール圧力の低減操作について説明する。本
実施形態では、ECU20は燃料噴射弁の開弁スティッ
ク等による異常噴射が生じたことを検出すると、燃料ポ
ンプ5の吸入弁5aのソレノイドへの通電を停止して吸
入弁5aを開放状態にする。これにより、燃料ポンプ5
からコモンレール3への燃料供給が停止される。この状
態では、コモンレール3への新たな燃料流入は停止する
ものの、コモンレール3内が高圧になっていると多量の
燃料がコモンレール内に貯留されている。従って、燃料
噴射弁の異常噴射検出時に機関を停止してしまうと、正
常な燃料噴射弁からの燃料噴射は停止するものの、前述
したように異常噴射を生じた燃料噴射弁からの燃料噴射
を停止することはできないため、コモンレール3内の多
量の燃料は異常を生じた燃料噴射弁から気筒内に排出さ
れこの気筒内では燃焼が継続する。このため異常を生じ
た燃料噴射弁の気筒では長時間にわたって異常燃焼が生
じ筒内圧力が上昇することになる。
【0023】そこで、本実施形態では燃料噴射弁の異常
噴射検出時にも正常な燃料噴射弁からの燃料噴射を停止
することなく継続し、異常を生じた燃料噴射弁を含めた
全部の燃料噴射弁からの燃料噴射を行う。これにより、
貯留された燃料はコモンレールから速やかに排出されコ
モンレール内の燃料圧力は短時間で低下する。このた
め、本実施形態では異常を生じた燃料噴射弁からの燃料
噴射は短時間で終了し異常燃焼による筒内圧力の上昇は
短時間で終了する。
【0024】図2は、上記異常時制御動作を表すフロー
チャートである。本制御動作は、ECU20により一定
時間毎に実行されるルーチンとして行われる。図2にお
いてルーチンがスタートすると、ステップ201ではい
ずれかの燃料噴射弁に異常が生じているか否かが判定さ
れる。本実施形態では、燃料噴射弁の異常の有無は別途
ECU20により実行される異常検出ルーチン(図示せ
ず)により、例えば燃料噴射前後のコモンレール圧力降
下幅に基づいて検出される。より詳細には、ECU20
は各燃料噴射弁への燃料噴射射開始前と終了後とのコモ
ンレール圧力を燃料圧力センサ31で検出し、各燃料噴
射弁からの燃料噴射によるコモンレール内燃料圧力降下
を算出する。そして、特定の燃料噴射弁からの燃料噴射
時の圧力降下幅が他の燃料噴射弁からの燃料噴射時に較
べて所定値以上大きくなった場合にはこの燃料噴射弁に
開弁スティック等の異常が生じていると判断する。
【0025】なお、本発明では燃料噴射弁の異常検出方
法は上記に限定されるわけではなく、燃料噴射弁の異常
噴射などの異常を検出できる方法であれば他の方法を用
いることもできる。例えば、特定の気筒の燃料噴射弁に
異常噴射が生じたような場合にはこの気筒内の燃焼圧力
が上昇し、この気筒のみ出力トルクが増大する。このた
め、各気筒の爆発行程における機関クランク軸の回転速
度を検出し、特定の気筒の爆発行程におけるクランク軸
回転速度が他の気筒に較べて所定値以上大きくなってい
る場合にこの気筒の燃料噴射弁に異常噴射が生じたと判
定するようにしてもよい。
【0026】また、特定の気筒の燃料噴射弁に異常噴射
が生じた場合にはその気筒に供給される燃料の量が他の
気筒に較べて増大する。このため、排気系に排気の空燃
比を検出する空燃比センサを配置した機関では、各気筒
からの排気ガスの空燃比と排気流量とから各気筒に供給
された燃料の量を直接算出し、この燃料量が他の気筒よ
り所定値以上増加している場合にはこの気筒の燃料噴射
弁に異常噴射が生じていると判定するようにしても良
い。
【0027】図2、ステップ201で燃料噴射弁に異常
が生じていた場合には、ルーチンはステップ203に進
み燃料ポンプ5の吸入弁5aの通電を停止し吸気弁5a
を開放する。これにより、燃料ポンプ5からコモンレー
ル3への燃料の供給が停止される。上記によりコモンレ
ール3への燃料供給を停止したのち、本ルーチンでは異
常を生じた燃料噴射弁を含む全燃料噴射弁からの燃料噴
射を継続する。これにより、コモンレール3内に貯留さ
れた燃料は全部の燃料噴射弁から各気筒に分散して噴射
され、コモンレール3内の燃料圧力は短時間で低下す
る。このため、本実施形態では異常検出後短時間で異常
を生じた燃料噴射弁からの燃料噴射を停止することがで
きる。
【0028】なお、コモンレール3を電磁遮断弁等を介
してリターン配管19に接続し、この電磁遮断弁を減圧
手段として使用することも可能である。すなわち、異常
検出時に電磁遮断弁を開弁することによりコモンレール
内の燃料をリターン配管19を介して燃料タンク7に排
出し、短時間でコモンレール3内圧力を低下させること
も可能であるが、図2の実施形態によれば、コモンレー
ル3に減圧のための専用の電磁遮断弁を設ける必要がな
く、他の噴射弁を使用してコモンレール内の燃料圧力を
低下させることが可能となっている。
【0029】次に、図3を用いて本発明の別の実施形態
について説明する。図2の実施形態では、異常発生時に
正常な燃料噴射弁からの燃料噴射を継続することにより
コモンレール3の燃料圧力が低下するのに要する時間を
短縮していた。本実施形態では、異常発生時に正常な燃
料噴射弁からの燃料噴射を継続するのみでなく、少なく
とも正常な燃料噴射弁から噴射される燃料量を増量し、
更に圧力が低下するのに必要な時間を短縮している。
【0030】前述したように、本実施形態ではECU2
0は機関負荷(アクセル開度)と機関回転数とに基づい
て各燃料噴射弁からの燃料噴射量を演算し、この燃料噴
射量が得られるように各燃料噴射弁の開弁時間(噴射時
間)を制御している。図2の実施形態では異常検出後も
正常な燃料噴射弁から噴射される燃料量は上記により演
算された通常の燃料噴射量であった。これに対して、本
実施形態ではいずれかの燃料噴射弁に異常を検出すると
異常が生じた燃料噴射弁以外の正常な燃料噴射弁からの
燃料噴射量を増大するようにしている。これにより、正
常な燃料噴射弁から各気筒内に排出される燃料量が通常
の場合より増大するため、図2の実施形態に較べてさら
に短時間でコモンレール3内の燃料圧力を低下させるこ
とが可能となる。
【0031】なお、正常な燃料噴射弁からの燃料噴射量
を増量すると燃焼圧力の増大により正常な気筒でも筒内
圧力が上昇し、出力トルクが増大する。本実施形態では
異常検出時の正常な燃料噴射弁からの燃料噴射量の増量
幅は出力トルクや筒内圧力の増大が許容できる範囲にな
るように決定される。図3は、本実施形態の異常時制御
動作を表す図2と同様なフローチャートである。本制御
動作は、ECU20により一定時間毎に実行されるルー
チンとして行われる。
【0032】図3においてルーチンがスタートすると、
ステップ301ではいずれかの燃料噴射弁に異常が生じ
ているか否かが判定される。本実施形態においても、図
2の実施形態と同様各燃料噴射弁の異常有無は別途EC
U20により実行されるルーチンにより検出される。ス
テップ301でいずれかの燃料噴射弁に異常が生じてい
た場合には、ステップ303で燃料ポンプ5の吸入弁5
aを開放してコモンレールへの燃料供給を停止するとと
もに、ステップ305で異常が発生した燃料噴射弁を判
別する。そして、ステップ307では増量フラグXIの
値を1にセットしてルーチンを終了する。増量フラグX
Iの値が1にセットされると、別途ECU20により実
行される燃料噴射ルーチンでは、ステップ305で判別
した異常を生じている燃料噴射弁以外の正常な燃料噴射
弁からの燃料噴射量が一律に予め定めた割合で増量され
る。また、ステップ301でいずれの燃料噴射弁にも異
常が生じていない場合には、ルーチンはステップ309
に進み、増量フラグXIの値を0にセットしてルーチン
を終了する。この場合には別途実行される燃料噴射ルー
チンでは通常の量の燃料噴射が行われる。
【0033】次に、本発明の別の実施形態について説明
する。図3の実施形態では、正常な燃料噴射弁からの燃
料噴射量を増量することにより短時間でコモンレール3
内燃料圧力を低下させていた。しかし、前述のように正
常な燃料噴射弁からの燃料噴射量を大幅に増量すると正
常な気筒においても筒内圧の上昇と出力トルクの増大が
生じてしまうため、図3の実施形態で燃料の増量幅は自
ずから制限されてしまい、コモンレール3の圧力が低下
するのに必要な時間を大幅に短縮することができない場
合が生じるおそれがある。
【0034】そこで、本実施形態では異常検出時に正常
な燃料噴射弁からの燃料噴射量を大幅に増量するととも
に、各燃料噴射弁の燃料噴射時期を遅角することにより
筒内圧力の異常上昇や出力トルクの急増が生じることを
防止している。周知のように、燃料噴射時期を遅角する
と気筒内の燃焼が生じる時期が爆発行程の後期に移行す
るようになるため、筒内圧力が十分に上昇する前に排気
弁が開弁してしまい多量の燃料を噴射しても筒内圧力が
上昇しなくなる。また、さらに噴射時期を遅角させ、例
えば各気筒の排気行程に燃料を噴射するようにすると、
実質的に各気筒での燃焼が生じなくなる。このため、各
燃料噴射弁の燃料噴射時期を遅角させるとともに正常な
燃料噴射弁の燃料噴射量を大幅に増大することにより、
コモンレール3からの燃料の排出速度を図3の実施形態
より更に大きくすることができ、一層短時間でコモンレ
ール3内燃料圧力を低下させることが可能となる。
【0035】図4は、上記本実施形態の異常時制御動作
を表す図3と同様なフローチャートである。本制御動作
は、ECU20により一定時間毎に実行されるルーチン
として行われる。図4においてルーチンがスタートする
と、ステップ401ではいずれかの燃料噴射弁に異常が
生じているか否かが判定される。本実施形態において
も、図2の実施形態と同様各燃料噴射弁の異常有無は別
途ECU20により実行されるルーチンにより検出され
る。ステップ401でいずれかの燃料噴射弁に異常が生
じていた場合には、ステップ403で燃料ポンプ5の吸
入弁5aを開放してコモンレールへの燃料供給を停止す
るとともに、ステップ405で異常が発生した燃料噴射
弁を判別する。
【0036】また、ステップ407では、図3と同様な
増量フラグXIの値を1にセットするとともに、ステッ
プ409では遅角フラグXRの値を1にセットしてルー
チンを終了する。本実施形態においても図3の実施形態
と同様、増量フラグXIが1にセットされると、別途E
CU20により実行される燃料噴射ルーチンにより、異
常を生じていない燃料噴射弁からの燃料噴射量が一律に
予め定めた割合で増量されるが、本実施形態においては
燃料噴射量の増量幅は図3の実施形態よりも大きく設定
される。また、ステップ409で遅角フラグXRの値が
1にセットされると、燃料噴射ルーチンでは各燃料噴射
弁の燃料噴射時期が遅角され、例えば各気筒の排気行程
に燃料噴射が実行されるようになる。これにより、噴射
された燃料は燃焼に寄与しなくなり、燃料増量による筒
内圧の異常上昇や出力トルクの増大が生じることが防止
される。
【0037】また、ステップ401でいずれの燃料噴射
弁にも異常が生じていなかった場合には、ステップ41
1と413でフラグXI、XRの値は共に0に設定さ
れ、燃料噴射ルーチンでは通常の燃料噴射が行われる。
なお、機関の種類やコモンレール内燃料圧力によっても
異なるが、実験によると、例えば異常検出時に正常な燃
料噴射弁からの燃料噴射を停止するようにした場合に
は、コモンレール内の燃料圧力が十分に低下して異常を
生じた燃料噴射弁からの燃料噴射が停止するまでに各気
筒で概略10回程度の噴射サイクルが必要であるのに対
して、正常な燃料噴射弁からも通常通りの燃料噴射を継
続した場合には概略5回程度の噴射サイクルでコモンレ
ール内圧力が低下する。また、異常検出時に、正常な気
筒の筒内圧や出力トルクが過度に上昇しない程度に燃料
噴射量を増量した場合には概略3〜4回の噴射サイクル
でコモンレール内圧力が低下し、更に噴射時期を遅角し
て増量幅を増加させた場合には概略1〜2サイクル程度
までコモンレール圧力低下時間を短縮可能であることが
確認されている。
【0038】
【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば、燃料噴
射の異常発生時にコモンレール内の燃料圧力が短時間で
低下するため、異常を生じた燃料噴射弁が接続された気
筒内の異常圧力上昇が生じる期間が短縮され、機関の耐
久性が向上するという共通の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料噴射装置の一実施形態の概略構成
を示す図である。
【図2】本発明の異常時制御動作の一実施形態を説明す
るフローチャートである。
【図3】本発明の異常時制御動作の一実施形態を説明す
るフローチャートである。
【図4】本発明の異常時制御動作の一実施形態を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1…燃料噴射弁 3…蓄圧室(コモンレール) 5…燃料噴射ポンプ 10…内燃機関 20…制御回路(ECU) 31…燃料圧力センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 45/00 345 F02D 45/00 345K 345L F02M 63/00 F02M 63/00 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料を昇圧する燃料ポンプ
    と、 燃料ポンプから供給された高圧燃料を貯留する蓄圧室
    と、 前記蓄圧室に接続され蓄圧室内の燃料を内燃機関に噴射
    する複数の燃料噴射弁と、 前記燃料噴射弁の異常を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段によりいずれかの燃料噴射弁の異常が
    検出されたときに前記燃料ポンプから蓄圧室への燃料供
    給を停止する手段と、 前記異常検出手段により燃料噴射弁の異常が検出されと
    きに前記蓄圧室内の燃料を蓄圧室外に排出して蓄圧室内
    の燃料圧力を低下させる減圧手段と、 を備えた内燃機関の燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記減圧手段は、前記異常が検出された
    燃料噴射弁を含む全ての燃料噴射弁から燃料噴射を行う
    ことにより前記蓄圧室内の燃料圧力を低下させる請求項
    1に記載の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記減圧手段は更に、前記異常が検出さ
    れた燃料噴射弁以外の燃料噴射弁からの燃料噴射量を、
    前記異常が検出される前に較べて増大させる異常時増量
    手段を備えた請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記減圧手段は更に、少なくとも前記異
    常が検出された燃料噴射弁以外の燃料噴射弁からの燃料
    噴射時期を遅角させる異常時遅角手段を備えた請求項2
    または請求項3のいずれかに記載の燃料噴射装置。
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