JPH10232169A - 吸気温度センサ - Google Patents
吸気温度センサInfo
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- JPH10232169A JPH10232169A JP3615797A JP3615797A JPH10232169A JP H10232169 A JPH10232169 A JP H10232169A JP 3615797 A JP3615797 A JP 3615797A JP 3615797 A JP3615797 A JP 3615797A JP H10232169 A JPH10232169 A JP H10232169A
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数の低減化が可能であるとともに、内燃
機関への取付工数も低減可能な吸気温度センサを実現す
る。 【解決手段】吸気温度センサ4の頭部はドライバ等で取
付が可能となるような形状に成形され、取付穴33の第
1の穴部の内径より小で第2の穴部の内径より大の第1
の円板状部と、第2の穴部の内径より小で第3の穴部の
内径より大の第2の円板状部と、第3の穴部の内径より
小の円柱部とを有する。この円柱部の表面にネジ山が形
成される。吸気温度センサ4の取付は、従来から、電子
部品1を吸気管8に取り付けるために吸気管8に設けら
れている電子部品1の取付ネジ穴を用いる。このネジ穴
を吸気温度センサ4が吸入空気9に晒される位置まで挿
入可能となるように吸気管路内部への貫通ねじ穴として
おき、吸気温度センサ4をねじ込むことで取り付けられ
る。
機関への取付工数も低減可能な吸気温度センサを実現す
る。 【解決手段】吸気温度センサ4の頭部はドライバ等で取
付が可能となるような形状に成形され、取付穴33の第
1の穴部の内径より小で第2の穴部の内径より大の第1
の円板状部と、第2の穴部の内径より小で第3の穴部の
内径より大の第2の円板状部と、第3の穴部の内径より
小の円柱部とを有する。この円柱部の表面にネジ山が形
成される。吸気温度センサ4の取付は、従来から、電子
部品1を吸気管8に取り付けるために吸気管8に設けら
れている電子部品1の取付ネジ穴を用いる。このネジ穴
を吸気温度センサ4が吸入空気9に晒される位置まで挿
入可能となるように吸気管路内部への貫通ねじ穴として
おき、吸気温度センサ4をねじ込むことで取り付けられ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸入空
気通路を流れる吸入空気温度を測定する吸気温度センサ
に関する。
気通路を流れる吸入空気温度を測定する吸気温度センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吸気温度センサは、例えば、特開
平6−160204号公報に記載されているように、ス
タンドアロ−ンタイプであり専用コネクタが一体化され
て内燃機関の吸気系に取り付けられている。また、吸気
温度センサを吸気系に確実に取付けるための構造つい
て、特開平7−77461号公報に記載されている。こ
の特開平7−77461号公報記載によれば、吸気マニ
ホールドのような構造部材に円筒形のソケットが形成さ
れ、このソケットにプラスチックシェルを有する温度プ
ローブが挿入され、ツイストロック機構により吸気系に
機械的に組み込まれる。これら、特開平6−16020
4号公報及び特開平7−77461号公報に記載された
ものは、何れもコネクタと吸気温度検出素子とが一体の
スタンドアロ−ンタイプである。
平6−160204号公報に記載されているように、ス
タンドアロ−ンタイプであり専用コネクタが一体化され
て内燃機関の吸気系に取り付けられている。また、吸気
温度センサを吸気系に確実に取付けるための構造つい
て、特開平7−77461号公報に記載されている。こ
の特開平7−77461号公報記載によれば、吸気マニ
ホールドのような構造部材に円筒形のソケットが形成さ
れ、このソケットにプラスチックシェルを有する温度プ
ローブが挿入され、ツイストロック機構により吸気系に
機械的に組み込まれる。これら、特開平6−16020
4号公報及び特開平7−77461号公報に記載された
ものは、何れもコネクタと吸気温度検出素子とが一体の
スタンドアロ−ンタイプである。
【0003】また、特開平8−219838号公報に示
すように、例えばエンジンに吸入される空気量を測定す
る発熱抵抗体式空気流量測定装置内に温度検出素子を一
体化しコネクタを共用する構造も考案され実用化されて
いる。
すように、例えばエンジンに吸入される空気量を測定す
る発熱抵抗体式空気流量測定装置内に温度検出素子を一
体化しコネクタを共用する構造も考案され実用化されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子制御燃
料噴射システムを用いた自動車のエンジンルーム内部に
は、様々なセンサや制御機器が所狭しと配置されてい
る。また、センサや制御機器及びそれらをコントロール
するためのコントロールユニット等と電気的に接続する
ワイヤハーネスも複雑に入り組んだものとなっている。
料噴射システムを用いた自動車のエンジンルーム内部に
は、様々なセンサや制御機器が所狭しと配置されてい
る。また、センサや制御機器及びそれらをコントロール
するためのコントロールユニット等と電気的に接続する
ワイヤハーネスも複雑に入り組んだものとなっている。
【0005】このため、機器のメンテナンス等が非常に
煩雑である等の観点から、複数のセンサや制御機器を一
体化することによる部品点数の低減が望まれている。例
えば、上述した発熱抵抗体式空気流量測定装置と吸気温
度検出素子とを一体化し、コネクタを共用化する構造等
は、部品点数低減の一例であり、車輌への部品組み付け
工数の低減やワイヤハーネスの簡略化が可能となる。
煩雑である等の観点から、複数のセンサや制御機器を一
体化することによる部品点数の低減が望まれている。例
えば、上述した発熱抵抗体式空気流量測定装置と吸気温
度検出素子とを一体化し、コネクタを共用化する構造等
は、部品点数低減の一例であり、車輌への部品組み付け
工数の低減やワイヤハーネスの簡略化が可能となる。
【0006】しかしながら、上述した従来の技術にあっ
ては、これ以上の部品点数の低減化ができない。したが
って、更なる部品点数の低減、特にセンサや制御機器取
付方法の合理化及び部品共用化技術が強く望まれてい
る。
ては、これ以上の部品点数の低減化ができない。したが
って、更なる部品点数の低減、特にセンサや制御機器取
付方法の合理化及び部品共用化技術が強く望まれてい
る。
【0007】本発明は、部品点数の低減化が可能である
とともに、内燃機関への取付工数も低減可能な吸気温度
センサを実現することである。
とともに、内燃機関への取付工数も低減可能な吸気温度
センサを実現することである。
【0008】
(1)上記目的を達成するため、本発明は次のように構
成される。すなわち、内燃機関に供給される吸気温度を
測定する吸気温度センサにおいて、内部に温度検出素子
が埋め込まれ、内燃機関の部材に形成されたネジ穴に螺
合するネジ山がその表面に形成され、所定の部品に形成
された貫通穴を介して、上記内燃機関の部材に形成され
たネジ穴に螺合されることにより、上記所定の部品を上
記内燃機関の部材に取り付ける。
成される。すなわち、内燃機関に供給される吸気温度を
測定する吸気温度センサにおいて、内部に温度検出素子
が埋め込まれ、内燃機関の部材に形成されたネジ穴に螺
合するネジ山がその表面に形成され、所定の部品に形成
された貫通穴を介して、上記内燃機関の部材に形成され
たネジ穴に螺合されることにより、上記所定の部品を上
記内燃機関の部材に取り付ける。
【0009】吸気温度センサは、上記所定の部品を上記
内燃機関の部材に取り付ける取付部材と共用される。こ
れにより、吸気温度センサとは別個必要であった取付部
材を省略することができるとともに、上記所定の部品を
上記内燃機関の部材に取り付ける作業工数と同工数で吸
気温度センサも内燃機関に組み付けることが可能とな
る。
内燃機関の部材に取り付ける取付部材と共用される。こ
れにより、吸気温度センサとは別個必要であった取付部
材を省略することができるとともに、上記所定の部品を
上記内燃機関の部材に取り付ける作業工数と同工数で吸
気温度センサも内燃機関に組み付けることが可能とな
る。
【0010】(2)好ましくは、上記(1)において、
温度検出素子の検出信号を出力する信号出力部を有し、
上記所定の部品の取付穴には信号入力部が配置され、上
記吸気温度センサにより、上記所定の部品が内燃機関の
部材に取付られることにより、上記温度検出素子の信号
出力部と上記所定の部品の信号入力部とが電気的に接続
される。
温度検出素子の検出信号を出力する信号出力部を有し、
上記所定の部品の取付穴には信号入力部が配置され、上
記吸気温度センサにより、上記所定の部品が内燃機関の
部材に取付られることにより、上記温度検出素子の信号
出力部と上記所定の部品の信号入力部とが電気的に接続
される。
【0011】これにより、上記所定の部品を上記内燃機
関の部材に取り付けると同時に、温度検出素子の信号出
力部と上記所定の部品の信号入力部とを電気的に接続す
ることができる。
関の部材に取り付けると同時に、温度検出素子の信号出
力部と上記所定の部品の信号入力部とを電気的に接続す
ることができる。
【0012】(3)また、好ましくは、上記(2)にお
いて、上記温度検出素子の信号出力部は、上記吸気温度
センサを上記内燃機関の部材のネジ穴に挿入する挿入方
向に対して、ほぼ垂直な平面に段違い平行の形状を有す
る。
いて、上記温度検出素子の信号出力部は、上記吸気温度
センサを上記内燃機関の部材のネジ穴に挿入する挿入方
向に対して、ほぼ垂直な平面に段違い平行の形状を有す
る。
【0013】これにより、上記所定の部品の信号入力部
が、温度検出素子の信号出力部の段違い平行の形状と対
向して接触するように、段違い平行の形状とされれば、
上記所定の部品の信号入力部と、温度検出素子の信号出
力部との接続が確実となる。
が、温度検出素子の信号出力部の段違い平行の形状と対
向して接触するように、段違い平行の形状とされれば、
上記所定の部品の信号入力部と、温度検出素子の信号出
力部との接続が確実となる。
【0014】(4)また、内燃機関の吸気管路部材に取
り付けられ、電気的信号の入出力のためのコネクタを有
する電子部品において、貫通穴を有し、その貫通穴の中
心軸に対して段違いに平行な導電性部材からなる平面を
有し、上記段違いに平行な導電性部材は上記コネクタの
端子と電気的に導通されている。
り付けられ、電気的信号の入出力のためのコネクタを有
する電子部品において、貫通穴を有し、その貫通穴の中
心軸に対して段違いに平行な導電性部材からなる平面を
有し、上記段違いに平行な導電性部材は上記コネクタの
端子と電気的に導通されている。
【0015】これにより、上記温度検出素子の信号出力
部が、上記所定の部品の信号入力部の段違い平行の形状
と対向して接触するように、段違い平行の形状とされれ
ば、上記所定の部品の信号入力部と、温度検出素子の信
号出力部との接続が確実となる。
部が、上記所定の部品の信号入力部の段違い平行の形状
と対向して接触するように、段違い平行の形状とされれ
ば、上記所定の部品の信号入力部と、温度検出素子の信
号出力部との接続が確実となる。
【0016】(5)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記温度検出素子の検出信号を出力する信号出力
部を有し、この信号出力部と吸気温度検出素子とは、絶
縁材料による被覆が施してあるリード線により接続され
ている。
いて、上記温度検出素子の検出信号を出力する信号出力
部を有し、この信号出力部と吸気温度検出素子とは、絶
縁材料による被覆が施してあるリード線により接続され
ている。
【0017】これにより、吸気温度センサの内部におけ
るリード線どうしの接触故障が確実に防止される。
るリード線どうしの接触故障が確実に防止される。
【0018】(6)また、好ましくは、上記(2)にお
いて、上記温度検出素子の信号出力部には、上記所定の
部品の信号入力部に対向して突出する導電性の凸部が形
成されている。
いて、上記温度検出素子の信号出力部には、上記所定の
部品の信号入力部に対向して突出する導電性の凸部が形
成されている。
【0019】これにより、上記所定の部品の信号入力部
と、温度検出素子の信号出力部との接続が確実となる。
と、温度検出素子の信号出力部との接続が確実となる。
【0020】(7)また、好ましくは、上記(2)にお
いて、上記温度検出素子の信号出力部は、上記所定の部
品の信号入力部に対向して伸縮するバネ状部材である。
いて、上記温度検出素子の信号出力部は、上記所定の部
品の信号入力部に対向して伸縮するバネ状部材である。
【0021】これにより、上記所定の部品の信号入力部
と、温度検出素子の信号出力部との接続が確実となる。
と、温度検出素子の信号出力部との接続が確実となる。
【0022】(8)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、この吸気温度センサにより、上記所定の部品を上
記内燃機関の部材に取り付けられた状態における、上記
吸気温度センサと上記所定の部品との間隙部分は、この
間隙部分から水分や油分等の侵入を防ぐことを目的とし
たコーティング材により覆われる。
いて、この吸気温度センサにより、上記所定の部品を上
記内燃機関の部材に取り付けられた状態における、上記
吸気温度センサと上記所定の部品との間隙部分は、この
間隙部分から水分や油分等の侵入を防ぐことを目的とし
たコーティング材により覆われる。
【0023】上記コーティング部材により、間隙部分か
ら水分や油分等の侵入を防ぐことができる。
ら水分や油分等の侵入を防ぐことができる。
【0024】(9)また、内燃機関の制御システムにお
いて、上記(1)の吸気温度センサが上記所定の部品を
介して内燃機関の部材に取り付けられ、この取り付けら
れた状態における上記吸気温度センサからの出力信号を
用いて内燃機関の制御を行う。
いて、上記(1)の吸気温度センサが上記所定の部品を
介して内燃機関の部材に取り付けられ、この取り付けら
れた状態における上記吸気温度センサからの出力信号を
用いて内燃機関の制御を行う。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態で
ある吸気温度センサ4を電子部品1と共に吸気管8に取
り付けた状態の概略断面図であり、図2は、吸気温度セ
ンサ4の外観図である。電子部品1は、例えば、空気流
量測定装置の信号処理回路等を有するものである。そし
て、電子部品1は、樹脂製のハウジング部材にコネクタ
2が一体成形されており、コネクタ2の内部には既存の
出力端子の他に、予め吸気温度外部出力端子3が設けら
れている。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態で
ある吸気温度センサ4を電子部品1と共に吸気管8に取
り付けた状態の概略断面図であり、図2は、吸気温度セ
ンサ4の外観図である。電子部品1は、例えば、空気流
量測定装置の信号処理回路等を有するものである。そし
て、電子部品1は、樹脂製のハウジング部材にコネクタ
2が一体成形されており、コネクタ2の内部には既存の
出力端子の他に、予め吸気温度外部出力端子3が設けら
れている。
【0026】吸気温度外部出力端子3は、電子部品1の
樹脂製ハウジング内部を通り、電子部品1に形成された
取付穴(貫通穴)33の内周面まで延びている。この取
付穴33は、内径が階段状に減少する段違い平行の形状
となっている。つまり、取付穴33は、第1の内径を有
する第1の穴部と、第1の内径より小さい第2の内径を
有する第2の穴部と、第2の内径より小さい第3の内径
を有する第3の穴部とから形成されている。そして、電
子部品1の樹脂性ハウジングは、その第3の穴部が形成
された側面が吸気管8側に対向するように吸気管8に取
付られる。
樹脂製ハウジング内部を通り、電子部品1に形成された
取付穴(貫通穴)33の内周面まで延びている。この取
付穴33は、内径が階段状に減少する段違い平行の形状
となっている。つまり、取付穴33は、第1の内径を有
する第1の穴部と、第1の内径より小さい第2の内径を
有する第2の穴部と、第2の内径より小さい第3の内径
を有する第3の穴部とから形成されている。そして、電
子部品1の樹脂性ハウジングは、その第3の穴部が形成
された側面が吸気管8側に対向するように吸気管8に取
付られる。
【0027】外部出力端子3は、2つの端子部分に分か
れており、一方の端子部分は、取付穴33の第2の穴部
の内径と同等の内径を有する円環状となっており、取付
穴33の中心軸に対してほぼ垂直な平面であって、第1
の穴部内に配置されている。また、外部出力端子3の他
方の端子部分は、取付穴33の第3の穴部の内径と同等
の内径を有する円環状となっており、取付穴33の中心
軸に対してほぼ垂直な平面であって、第2の穴部内に配
置されている。したがって、外部出力端子3の一方の端
子部分と他方の端子部分とは、取付穴33の中心軸に対
してほぼ垂直な互いに段違い平行の平面上に配置されて
いる。
れており、一方の端子部分は、取付穴33の第2の穴部
の内径と同等の内径を有する円環状となっており、取付
穴33の中心軸に対してほぼ垂直な平面であって、第1
の穴部内に配置されている。また、外部出力端子3の他
方の端子部分は、取付穴33の第3の穴部の内径と同等
の内径を有する円環状となっており、取付穴33の中心
軸に対してほぼ垂直な平面であって、第2の穴部内に配
置されている。したがって、外部出力端子3の一方の端
子部分と他方の端子部分とは、取付穴33の中心軸に対
してほぼ垂直な互いに段違い平行の平面上に配置されて
いる。
【0028】吸気温度センサ4は、図2に示すように、
その頭部(内燃機関の部材のネジ穴に挿入する挿入端部
と反対方向の端部)はドライバ等の汎用工具や手回しで
取付が可能となるようなネジ頭の形状に成形されてい
る。また、吸気温度センサ4は、温度検出素子にサーミ
スタ5が用いられ、このサーミスタ5の有するリード線
6と吸気温度出力端子7とが溶接、半田付け、加締め等
で接続され、ねじの形状に一体成形して構成されてい
る。
その頭部(内燃機関の部材のネジ穴に挿入する挿入端部
と反対方向の端部)はドライバ等の汎用工具や手回しで
取付が可能となるようなネジ頭の形状に成形されてい
る。また、吸気温度センサ4は、温度検出素子にサーミ
スタ5が用いられ、このサーミスタ5の有するリード線
6と吸気温度出力端子7とが溶接、半田付け、加締め等
で接続され、ねじの形状に一体成形して構成されてい
る。
【0029】また、吸気温度センサ4は、取付穴33の
第1の穴部の内径より小であるが、第2の穴部の内径よ
り大である第1の円板状部(鍔状部)4a(図2に示
す)と、この第1の円板状部に隣接して形成され、取付
穴33の第2の穴部の内径より小であるが、第3の穴部
の内径より大である第2の円板状部(鍔状部)4b(図
2に示す)とを有している。つまり、第1の円板上部4
aと第2の円板上部4bとは、ネジ挿入方向に対して、
ほぼ垂直な平面に段違い平行となるように形成されてい
る。
第1の穴部の内径より小であるが、第2の穴部の内径よ
り大である第1の円板状部(鍔状部)4a(図2に示
す)と、この第1の円板状部に隣接して形成され、取付
穴33の第2の穴部の内径より小であるが、第3の穴部
の内径より大である第2の円板状部(鍔状部)4b(図
2に示す)とを有している。つまり、第1の円板上部4
aと第2の円板上部4bとは、ネジ挿入方向に対して、
ほぼ垂直な平面に段違い平行となるように形成されてい
る。
【0030】また、吸気温度センサ4は、上記第2の円
板状部に隣接し、取付穴33の第3の穴部の内径より小
である円柱部を有し、この円柱部の表面に螺旋状の山、
つまり、吸気管8に形成された取付ネジ穴のネジ山と螺
合するネジ山が形成されている。そして、吸気温度出力
端子7は、図7又は図8に示すように、2つの部分に分
割されており、出力端子7の一方の部分は、第2の円板
状部4bと同等の内径を有する円環状の端子であって、
第1の円板状部4aの下面、つまり、第2の円板状部4
b側の面に配置される。
板状部に隣接し、取付穴33の第3の穴部の内径より小
である円柱部を有し、この円柱部の表面に螺旋状の山、
つまり、吸気管8に形成された取付ネジ穴のネジ山と螺
合するネジ山が形成されている。そして、吸気温度出力
端子7は、図7又は図8に示すように、2つの部分に分
割されており、出力端子7の一方の部分は、第2の円板
状部4bと同等の内径を有する円環状の端子であって、
第1の円板状部4aの下面、つまり、第2の円板状部4
b側の面に配置される。
【0031】また、出力端子7の他方の部分は、第3の
円板状部4bと同等の内径を有する円環状の端子であっ
て、第2の円板状部4bの下面、つまり、円柱部側の面
に配置される。そして、出力端子7の一方の部分とサー
ミスタ5のリード線6の一方と接続され、出力端子7の
他方の部分とサーミスタ5のリード線6の他方と接続さ
れる。
円板状部4bと同等の内径を有する円環状の端子であっ
て、第2の円板状部4bの下面、つまり、円柱部側の面
に配置される。そして、出力端子7の一方の部分とサー
ミスタ5のリード線6の一方と接続され、出力端子7の
他方の部分とサーミスタ5のリード線6の他方と接続さ
れる。
【0032】吸気温度センサ4の取付は、従来から、電
子部品1を吸気管8に取り付けるために吸気管8に設け
られている電子部品1の取付ネジ穴を用いる。このネジ
穴を吸気温度センサ4が吸入空気9に晒される位置まで
挿入可能となるように吸気管路内部への貫通ねじ穴とし
ておき、吸気温度センサ4をねじ込むことで取り付けら
れる構成としている。
子部品1を吸気管8に取り付けるために吸気管8に設け
られている電子部品1の取付ネジ穴を用いる。このネジ
穴を吸気温度センサ4が吸入空気9に晒される位置まで
挿入可能となるように吸気管路内部への貫通ねじ穴とし
ておき、吸気温度センサ4をねじ込むことで取り付けら
れる構成としている。
【0033】この結果、吸気温度センサ4により電子部
品1は吸気管8へ同時取付可能となり、更に、吸気温度
出力端子7と吸気温度外部出力端子3とが接触されて電
気的導通を得ることにより、電子部品1の有するコネク
タ2から外部へ吸気温度信号が出力できる。
品1は吸気管8へ同時取付可能となり、更に、吸気温度
出力端子7と吸気温度外部出力端子3とが接触されて電
気的導通を得ることにより、電子部品1の有するコネク
タ2から外部へ吸気温度信号が出力できる。
【0034】上述した吸気温度センサ4の構成により、
電子部品1の吸気管8への取付用ネジが不要となるとと
もに、吸気管8に形成された既存のネジ穴を使用できる
ので、吸気温度センサのための特別の配置領域を別個に
確保する必要なく部品点数を低減することができる。ま
た、従来まで必要とした電子部品1の組立工数と同工数
で吸気温度センサ4も車両へ組み込むことができ、更に
従来まで必要とした吸気温度センサ専用のコネクタが廃
止できるためワイヤハーネス等もを簡略化できるメリッ
トがある。
電子部品1の吸気管8への取付用ネジが不要となるとと
もに、吸気管8に形成された既存のネジ穴を使用できる
ので、吸気温度センサのための特別の配置領域を別個に
確保する必要なく部品点数を低減することができる。ま
た、従来まで必要とした電子部品1の組立工数と同工数
で吸気温度センサ4も車両へ組み込むことができ、更に
従来まで必要とした吸気温度センサ専用のコネクタが廃
止できるためワイヤハーネス等もを簡略化できるメリッ
トがある。
【0035】また、サーミスタ5から吸気温度外部出力
端子3への接続についても従来までのニッケル及びアル
ミワイヤの溶接やボンディング技術を必要とせず、生産
性及び接続信頼性向上等も図れる。
端子3への接続についても従来までのニッケル及びアル
ミワイヤの溶接やボンディング技術を必要とせず、生産
性及び接続信頼性向上等も図れる。
【0036】図3は、吸気温度センサ4と発熱抵抗体式
空気流量測定装置との取付例を示す正面図であり、図4
は、図3の断面図である。発熱抵抗体式空気流量測定装
置は、吸気管8及び、その一部が流通する副空気通路1
0を通りエンジンに供給される吸入空気量を測定する。
副空気通路10は駆動回路モジュール11と一体化し、
吸気管8に挿入して使用する。副空気通路10内には吸
入空気9の流量を計測する発熱抵抗体12及び吸入空気
温度補償用の感温抵抗体13が設置される。
空気流量測定装置との取付例を示す正面図であり、図4
は、図3の断面図である。発熱抵抗体式空気流量測定装
置は、吸気管8及び、その一部が流通する副空気通路1
0を通りエンジンに供給される吸入空気量を測定する。
副空気通路10は駆動回路モジュール11と一体化し、
吸気管8に挿入して使用する。副空気通路10内には吸
入空気9の流量を計測する発熱抵抗体12及び吸入空気
温度補償用の感温抵抗体13が設置される。
【0037】発熱抵抗体12及び感温抵抗体13は、支
持ピン14により駆動回路基板15と電気的に接続され
ており、駆動回路モジュール11を形成している。この
駆動回路モジュール11に吸気温度外部出力端子3を設
け、吸気温度センサ4により駆動回路モジュール11を
吸気管8へ締め付けることにより発熱抵抗体式空気流量
測定装置の有するコネクタ2から空気流量信号及び吸気
温度信号が出力でき、簡易構造の吸気温度センサ一体形
発熱抵抗体式空気流量測定装置を実現することができ
る。
持ピン14により駆動回路基板15と電気的に接続され
ており、駆動回路モジュール11を形成している。この
駆動回路モジュール11に吸気温度外部出力端子3を設
け、吸気温度センサ4により駆動回路モジュール11を
吸気管8へ締め付けることにより発熱抵抗体式空気流量
測定装置の有するコネクタ2から空気流量信号及び吸気
温度信号が出力でき、簡易構造の吸気温度センサ一体形
発熱抵抗体式空気流量測定装置を実現することができ
る。
【0038】図5は、吸気温度センサ4により、電子部
品1が吸気管8に取り付けられる作業を説明するための
図である。上述したように、吸気温度外部出力端子3及
び吸気温度出力端子7は、吸気温度センサ4のねじ込み
方向に対して垂直な平面に段違い平行に配置される。こ
の構成により吸気温度センサ4と電子部品1を共締めす
る際、吸気温度センサ4のねじ込み方向に、吸気温度外
部出力端子3と吸気温度出力端子7を接触させることが
でき、より大きな機械的、電気的結合力が得られるよう
になっている。
品1が吸気管8に取り付けられる作業を説明するための
図である。上述したように、吸気温度外部出力端子3及
び吸気温度出力端子7は、吸気温度センサ4のねじ込み
方向に対して垂直な平面に段違い平行に配置される。こ
の構成により吸気温度センサ4と電子部品1を共締めす
る際、吸気温度センサ4のねじ込み方向に、吸気温度外
部出力端子3と吸気温度出力端子7を接触させることが
でき、より大きな機械的、電気的結合力が得られるよう
になっている。
【0039】図6は、吸気温度センサ4を自動車のエン
ジン制御システム上必要としない場合に、電子部品1の
吸気管8への取り付けを説明する図である。電子部品1
は通常、用いられるネジ16で固定可能な構成となって
いる。この構成により吸気温度センサ4の要、不要に対
する要求に簡単に対応可能となる。また、吸気温度セン
サ4の要の場合と、不要の場合との両方の場合とで、電
子部品1のハウジング等部品の共用化も図れる。
ジン制御システム上必要としない場合に、電子部品1の
吸気管8への取り付けを説明する図である。電子部品1
は通常、用いられるネジ16で固定可能な構成となって
いる。この構成により吸気温度センサ4の要、不要に対
する要求に簡単に対応可能となる。また、吸気温度セン
サ4の要の場合と、不要の場合との両方の場合とで、電
子部品1のハウジング等部品の共用化も図れる。
【0040】図7は、吸気温度センサ4の、サーミスタ
5、リード線6、吸気温度出力端子7の形状の一例を示
す図である。図7において、吸気温度センサ4を小型に
成形するためサーミスタ5の有するリード線6は、円環
状の吸気温度出力端子7の内側を通るように配線してい
る。このため、樹脂一体成形時の吸気温度出力端子7と
リード線6との短絡、またはリード線6間の短絡を防止
するためにリード線6表面にはビニールチューブ17に
よる被覆が施されている。
5、リード線6、吸気温度出力端子7の形状の一例を示
す図である。図7において、吸気温度センサ4を小型に
成形するためサーミスタ5の有するリード線6は、円環
状の吸気温度出力端子7の内側を通るように配線してい
る。このため、樹脂一体成形時の吸気温度出力端子7と
リード線6との短絡、またはリード線6間の短絡を防止
するためにリード線6表面にはビニールチューブ17に
よる被覆が施されている。
【0041】図8は、吸気温度センサ4の、吸気温度出
力端子7の形状の他の例を示す図である。図8におい
て、吸気温度センサ4の吸気温度出力端子7は、吸気温
度外部出力端子3に対向して伸縮するばね状(スプリン
グワッシャ状)に形成され、吸気温度外部出力端子3と
の圧着力が強められ、電気的接続が確実に行われる構成
となっている。
力端子7の形状の他の例を示す図である。図8におい
て、吸気温度センサ4の吸気温度出力端子7は、吸気温
度外部出力端子3に対向して伸縮するばね状(スプリン
グワッシャ状)に形成され、吸気温度外部出力端子3と
の圧着力が強められ、電気的接続が確実に行われる構成
となっている。
【0042】また、吸気温度出力端子7をばね状に形成
するためのスリットが設けられるので、リード線6と吸
気温度出力端子7を接続した後に、リード線6を上記ス
リットを介して吸気温度出力端子7の中に通すことが可
能になり、リード線6と吸気温度出力端子7との接続が
容易で生産性に自由度が生まれる利点もある。
するためのスリットが設けられるので、リード線6と吸
気温度出力端子7を接続した後に、リード線6を上記ス
リットを介して吸気温度出力端子7の中に通すことが可
能になり、リード線6と吸気温度出力端子7との接続が
容易で生産性に自由度が生まれる利点もある。
【0043】また、吸気温度出力端子7に、吸気温度外
部出力端子3に対向して突出する導電性の凸部を形成す
るように構成することもできる。このように構成して
も、吸気温度出力端子7と吸気温度外部出力端子3との
圧着力が強められ、電気的接続が確実に行われる。
部出力端子3に対向して突出する導電性の凸部を形成す
るように構成することもできる。このように構成して
も、吸気温度出力端子7と吸気温度外部出力端子3との
圧着力が強められ、電気的接続が確実に行われる。
【0044】図9は、吸気温度センサ4を吸気管8に取
り付けた状態の他の例を示す断面図である。図9におい
て、吸気温度センサ4と電子部品1とが共締めされた
後、端子3と7との間隙部分又は接触部分への水分や油
分の侵入による接触不良などを防止するため、ねじ頭部
あるいはその周囲へエポキシ樹脂系接着剤(コーティン
グ材)18などを塗布する。この構成によりねじ部から
吸気管路内部へのシールを確実に行えると共に、ねじの
緩み防止が可能となる。
り付けた状態の他の例を示す断面図である。図9におい
て、吸気温度センサ4と電子部品1とが共締めされた
後、端子3と7との間隙部分又は接触部分への水分や油
分の侵入による接触不良などを防止するため、ねじ頭部
あるいはその周囲へエポキシ樹脂系接着剤(コーティン
グ材)18などを塗布する。この構成によりねじ部から
吸気管路内部へのシールを確実に行えると共に、ねじの
緩み防止が可能となる。
【0045】図10は、本発明の吸気温センサ4を電子
燃料噴射方式の内燃機関の制御システムに適用した例を
示す図である。図10において、エアクリーナ19から
吸入された吸入空気9は、発熱抵抗体式空気流量測定装
置のボディ20、吸入ダクト21、スロットルボディ2
2及び燃料が供給されるインジェクタ23を備えた吸気
マニホールド24を経て、エンジンシリンダ25に吸入
される。一方、エンジンシリンダ25で発生したガス2
6は排気マニホールド27を経て排出される。
燃料噴射方式の内燃機関の制御システムに適用した例を
示す図である。図10において、エアクリーナ19から
吸入された吸入空気9は、発熱抵抗体式空気流量測定装
置のボディ20、吸入ダクト21、スロットルボディ2
2及び燃料が供給されるインジェクタ23を備えた吸気
マニホールド24を経て、エンジンシリンダ25に吸入
される。一方、エンジンシリンダ25で発生したガス2
6は排気マニホールド27を経て排出される。
【0046】発熱抵抗体式空気流量測定装置の駆動回路
モジュール11から出力される空気流量信号、吸気温度
センサ4からの吸入空気温度信号、スロットル角度セン
サ28から出力されるスロットルバルブ角度信号、排気
マニホールド27に設けられた酸素濃度計29から出力
される酸素濃度信号及び、エンジン回転速度計30から
出力されるエンジン回転速度信号等、これらを入力する
コントロールユニット31は、これらの信号を逐次演算
して最適な燃料噴射量とアイドルエアコントロールバル
ブ開度を求め、その値を使ってインジェクタ23及びア
イドルコントロールバルブ32を制御する。
モジュール11から出力される空気流量信号、吸気温度
センサ4からの吸入空気温度信号、スロットル角度セン
サ28から出力されるスロットルバルブ角度信号、排気
マニホールド27に設けられた酸素濃度計29から出力
される酸素濃度信号及び、エンジン回転速度計30から
出力されるエンジン回転速度信号等、これらを入力する
コントロールユニット31は、これらの信号を逐次演算
して最適な燃料噴射量とアイドルエアコントロールバル
ブ開度を求め、その値を使ってインジェクタ23及びア
イドルコントロールバルブ32を制御する。
【0047】この図10に示した内燃機関の制御システ
ムにおいては、上述した吸気温度センサ4を用いている
ので、制御システム全体として、部品点数を低減可能と
することができる。
ムにおいては、上述した吸気温度センサ4を用いている
ので、制御システム全体として、部品点数を低減可能と
することができる。
【0048】なお、上述した図1の例においては、本発
明の吸気温度センサ45を空気流量測定装置に用いる場
合の例を示したが、この吸気温度センサ4は、空気流量
測定装置のみならず、スロットルセンサ、圧力センサの
温度補正等にも適用することができる。
明の吸気温度センサ45を空気流量測定装置に用いる場
合の例を示したが、この吸気温度センサ4は、空気流量
測定装置のみならず、スロットルセンサ、圧力センサの
温度補正等にも適用することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。上述した吸気温度
センサの構成により、電子部品の吸気管等への取付用ネ
ジが不要となるとともに、吸気管等に形成された既存の
ネジ穴を使用できるので、吸気温度センサのための特別
の配置領域を別個に確保する必要なく部品点数を低減す
ることができる。
ているため、次のような効果がある。上述した吸気温度
センサの構成により、電子部品の吸気管等への取付用ネ
ジが不要となるとともに、吸気管等に形成された既存の
ネジ穴を使用できるので、吸気温度センサのための特別
の配置領域を別個に確保する必要なく部品点数を低減す
ることができる。
【0050】また、従来まで必要とした電子部品の組立
工数と同工数で吸気温度センサも車両へ組み込むことが
でき、従来まで必要とした吸気温度センサ専用のコネク
タが廃止できるためワイヤハーネス等もを簡略化できる
メリットがある。
工数と同工数で吸気温度センサも車両へ組み込むことが
でき、従来まで必要とした吸気温度センサ専用のコネク
タが廃止できるためワイヤハーネス等もを簡略化できる
メリットがある。
【0051】また、種電子部品及びセンサ類の部品統合
化も図れ、吸気系のシステムコスト低減を可能とするこ
とができる。
化も図れ、吸気系のシステムコスト低減を可能とするこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態である吸気温度センサを電
子部品と共に吸気管に取り付けた状態の概略断面図であ
る。
子部品と共に吸気管に取り付けた状態の概略断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態である吸気温度センサの外
観図である。
観図である。
【図3】吸気温度センサと発熱抵抗体式空気流量測定装
置との取付例の正面図である。
置との取付例の正面図である。
【図4】吸気温度センサと発熱抵抗体式空気流量測定装
置と取付例の断面図である。
置と取付例の断面図である。
【図5】吸気温度センサにより電子部品が吸気管に取り
付けられる作業を説明するための図である。
付けられる作業を説明するための図である。
【図6】吸気温度センサを制御システム上必要としない
場合における電子部品の吸気管8への取り付けを説明す
る図である。
場合における電子部品の吸気管8への取り付けを説明す
る図である。
【図7】吸気温度センサのサーミスタ、リード線、吸気
温度出力端子の形状の一例を示す図である。
温度出力端子の形状の一例を示す図である。
【図8】吸気温度センサのサーミスタ、リード線、吸気
温度出力端子の形状の他の例を示す図である。
温度出力端子の形状の他の例を示す図である。
【図9】吸気温度センサを吸気管に取り付けた状態の他
の例を示す断面図である。
の例を示す断面図である。
【図10】本発明の吸気温センサを電子燃料噴射方式の
内燃機関の制御システムに適用した例を示す図である。
内燃機関の制御システムに適用した例を示す図である。
1 電子部品 2 コネクタ 3 吸気温度外部出力端子 4 吸気温度センサ 4a、4b 円板状部(鍔状部) 5 サーミスタ 6 リード線 7 吸気温度出力端子 8 吸気管 9 吸入空気 10 副空気通路 11 駆動回路モジュール 12 発熱抵抗体 13 感温抵抗対 14 支持ピン 15 駆動回路基板 16 ねじ 17 ビニールチューブ 18 エポキシ系接着剤 19 エアクリーナ 20 ボディ 21 吸入ダクト 22 スロットルボディ 23 インジェクタ 24 吸気マニホールド 25 エンジンシリンダ 26 ガス 27 排気マニホールド 28 スロットル角度センサ 29 酸素濃度計 30 回転速度計 31 コントロールユニット 32 アイドルエアコントロールバルブ 33 取付穴
Claims (9)
- 【請求項1】内燃機関に供給される吸気温度を測定する
吸気温度センサにおいて、 内部に温度検出素子が埋め込まれ、内燃機関の部材に形
成されたネジ穴に螺合するネジ山がその表面に形成さ
れ、所定の部品に形成された貫通穴を介して、上記内燃
機関の部材に形成されたネジ穴に螺合されることによ
り、上記所定の部品を上記内燃機関の部材に取り付ける
ことを特徴とする吸気温度センサ。 - 【請求項2】請求項1記載の吸気温度センサにおいて、
温度検出素子の検出信号を出力する信号出力部を有し、
上記所定の部品の取付穴には信号入力部が配置され、上
記吸気温度センサにより、上記所定の部品が内燃機関の
部材に取付られることにより、上記温度検出素子の信号
出力部と上記所定の部品の信号入力部とが電気的に接続
されることを特徴とする吸気温度センサ。 - 【請求項3】請求項2記載の吸気温度センサにおいて、
上記温度検出素子の信号出力部は、上記吸気温度センサ
を上記内燃機関の部材のネジ穴に挿入する挿入方向に対
して、ほぼ垂直な平面に段違い平行の形状を有すること
を特徴とする吸気温度センサ。 - 【請求項4】内燃機関の吸気管路部材に取り付けられ、
電気的信号の入出力のためのコネクタを有する電子部品
において、 貫通穴を有し、その貫通穴の中心軸に対して段違いに平
行な導電性部材からなる平面を有し、上記段違いに平行
な導電性部材は上記コネクタの端子と電気的に導通され
ていることを特徴とする電子部品。 - 【請求項5】請求項1記載の吸気温度センサにおいて、
上記温度検出素子の検出信号を出力する信号出力部を有
し、この信号出力部と吸気温度検出素子とは、絶縁材料
による被覆が施してあるリード線により接続されている
ことを特徴とする吸気温度センサ。 - 【請求項6】請求項2記載の吸気温度センサにおいて、
上記温度検出素子の信号出力部には、上記所定の部品の
信号入力部に対向して突出する導電性の凸部が形成され
ていることを特徴とする吸気温度センサ。 - 【請求項7】請求項2記載の吸気温度センサにおいて、
上記温度検出素子の信号出力部は、上記所定の部品の信
号入力部に対向して伸縮するバネ状部材であることを特
徴とする吸気温度センサ。 - 【請求項8】請求項1記載の吸気温度センサにおいて、
この吸気温度センサにより、上記所定の部品を上記内燃
機関の部材に取り付けられた状態における、上記吸気温
度センサと上記所定の部品との間隙部分は、この間隙部
分から水分や油分等の侵入を防ぐことを目的としたコー
ティング材により覆われることを特徴とする吸気温度セ
ンサ。 - 【請求項9】内燃機関の制御システムにおいて、請求項
1記載の吸気温度センサが上記所定の部品を介して内燃
機関の部材に取り付けられ、この取り付けられた状態に
おける上記吸気温度センサからの出力信号を用いて内燃
機関の制御を行うことを特徴とする内燃機関の制御シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3615797A JPH10232169A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 吸気温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3615797A JPH10232169A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 吸気温度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10232169A true JPH10232169A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12461948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3615797A Pending JPH10232169A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 吸気温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10232169A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005038223A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2007-01-11 | 株式会社ミクニ | 吸気装置、センサユニット、二輪車および吸気温検出方法 |
WO2008143013A1 (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-27 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | 検知部モールドパッケージ及びそれを用いた流体判別センサーモジュール |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP3615797A patent/JPH10232169A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005038223A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2007-01-11 | 株式会社ミクニ | 吸気装置、センサユニット、二輪車および吸気温検出方法 |
JP4634935B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2011-02-16 | 株式会社ミクニ | 吸気装置、センサユニット、二輪車および吸気温検出方法 |
WO2008143013A1 (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-27 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | 検知部モールドパッケージ及びそれを用いた流体判別センサーモジュール |
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