JPH10228772A - 同期型半導体記憶装置 - Google Patents
同期型半導体記憶装置Info
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- JPH10228772A JPH10228772A JP9033836A JP3383697A JPH10228772A JP H10228772 A JPH10228772 A JP H10228772A JP 9033836 A JP9033836 A JP 9033836A JP 3383697 A JP3383697 A JP 3383697A JP H10228772 A JPH10228772 A JP H10228772A
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- signal
- data
- clock signal
- circuit
- internal clock
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
- G11C11/4063—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/22—Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
- G11C7/1072—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for memories with random access ports synchronised on clock signal pulse trains, e.g. synchronous memories, self timed memories
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動作状況に応じて最適なパルス幅を有する内
部クロック信号を発生し、正確に内部データを転送す
る。 【解決手段】 内部クロック発生回路は、外部クロック
信号に同期して発生される内部クロック信号(intC
LK)を発生する部分と、この内部クロック信号のパル
ス幅を動作状況に応じて設定するパルス幅設定回路(2
0p,20q,20r,20s,20f,20g)を含
む。動作状況に応じて、生成される内部クロック信号の
パルス幅を調整することにより、最適なパルス幅を有す
る内部クロック信号を容易に生成することができる。
部クロック信号を発生し、正確に内部データを転送す
る。 【解決手段】 内部クロック発生回路は、外部クロック
信号に同期して発生される内部クロック信号(intC
LK)を発生する部分と、この内部クロック信号のパル
ス幅を動作状況に応じて設定するパルス幅設定回路(2
0p,20q,20r,20s,20f,20g)を含
む。動作状況に応じて、生成される内部クロック信号の
パルス幅を調整することにより、最適なパルス幅を有す
る内部クロック信号を容易に生成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部から与えら
れる所定のパルス幅を有するクロック信号に同期してデ
ータの入出力を行なう同期型半導体記憶装置に関し、特
に、外部クロック信号に同期して内部クロック信号を発
生する内部クロック発生回路の構成に関する。
れる所定のパルス幅を有するクロック信号に同期してデ
ータの入出力を行なう同期型半導体記憶装置に関し、特
に、外部クロック信号に同期して内部クロック信号を発
生する内部クロック発生回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロプロセサの動作速度は1
00MHz、200MHzと速くなってきている。一
方、主記憶として用いられるダイナミック型半導体記憶
装置(DRAM)は、その記憶容量が大きくされ、また
動作速度も速くされてきている。しかしながら、このダ
イナミック型半導体記憶装置の動作速度はマイクロプロ
セサのそれに追随することはできない。ダイナミック型
半導体記憶装置へのアクセス時、必要データが揃うまで
マイクロプロセサが待機状態となり、したがってダイナ
ミック型半導体記憶装置の動作速度がシステム性能を決
定し、システム全体の性能の改善に対する1つの障害と
なる。
00MHz、200MHzと速くなってきている。一
方、主記憶として用いられるダイナミック型半導体記憶
装置(DRAM)は、その記憶容量が大きくされ、また
動作速度も速くされてきている。しかしながら、このダ
イナミック型半導体記憶装置の動作速度はマイクロプロ
セサのそれに追随することはできない。ダイナミック型
半導体記憶装置へのアクセス時、必要データが揃うまで
マイクロプロセサが待機状態となり、したがってダイナ
ミック型半導体記憶装置の動作速度がシステム性能を決
定し、システム全体の性能の改善に対する1つの障害と
なる。
【0003】このダイナミック型半導体記憶装置とマイ
クロプロセサの速度ギャップを小さくして、システム性
能を改善するために、たとえばシステムクロックである
クロック信号に同期してデータの入出力を行なう同期型
半導体記憶装置が用いられている。この同期型半導体記
憶装置は、外部クロック信号に同期して外部信号を取込
み、内部動作を行なって、クロック信号に同期してデー
タの入出力を行なう。クロック信号に従ってデータの入
出力が行なわれるため、高速でのデータ転送が可能とな
る。また、クロック信号に同期して外部信号の取込が行
なわれるため、この外部信号のスキューに対するマージ
ンを考慮する必要がなく、クロック信号のエッジを基準
として内部動作開始タイミングを決定することができ、
高速アクセスが可能となる。
クロプロセサの速度ギャップを小さくして、システム性
能を改善するために、たとえばシステムクロックである
クロック信号に同期してデータの入出力を行なう同期型
半導体記憶装置が用いられている。この同期型半導体記
憶装置は、外部クロック信号に同期して外部信号を取込
み、内部動作を行なって、クロック信号に同期してデー
タの入出力を行なう。クロック信号に従ってデータの入
出力が行なわれるため、高速でのデータ転送が可能とな
る。また、クロック信号に同期して外部信号の取込が行
なわれるため、この外部信号のスキューに対するマージ
ンを考慮する必要がなく、クロック信号のエッジを基準
として内部動作開始タイミングを決定することができ、
高速アクセスが可能となる。
【0004】図13は、従来の同期型半導体記憶装置の
全体の構成を概略的に示す図である。図13において、
同期型半導体記憶装置は、行列状に配列される複数のメ
モリセルを有するメモリセルアレイ1と、内部クロック
信号に同期して外部から与えられるアドレス信号ADを
取込み内部アドレス信号を生成するアドレスバッファ2
と、活性化時このアドレスバッファ2から与えられる内
部行アドレス信号に従ってメモリセルアレイ1のアドレ
ス指定された行を選択状態へ駆動する行選択回路4と、
活性化時アドレスバッファ2から与えられる内部列アド
レス信号に従ってメモリセルアレイ1の対応の列を選択
する列選択回路6と、列選択回路6により選択されたメ
モリセル列と内部データの書込/読出を行なう書込/読
出回路8と、書込/読出回路8と装置外部との間でデー
タの入出力を行なう入出力回路10を含む。メモリセル
アレイ1は、1トランジスタ/1キャパシタ型のダイナ
ミック型メモリセルを含む。メモリセルの各行に対応し
てワード線が配列され、メモリセルの列に対応してビッ
ト線対が配置される。
全体の構成を概略的に示す図である。図13において、
同期型半導体記憶装置は、行列状に配列される複数のメ
モリセルを有するメモリセルアレイ1と、内部クロック
信号に同期して外部から与えられるアドレス信号ADを
取込み内部アドレス信号を生成するアドレスバッファ2
と、活性化時このアドレスバッファ2から与えられる内
部行アドレス信号に従ってメモリセルアレイ1のアドレ
ス指定された行を選択状態へ駆動する行選択回路4と、
活性化時アドレスバッファ2から与えられる内部列アド
レス信号に従ってメモリセルアレイ1の対応の列を選択
する列選択回路6と、列選択回路6により選択されたメ
モリセル列と内部データの書込/読出を行なう書込/読
出回路8と、書込/読出回路8と装置外部との間でデー
タの入出力を行なう入出力回路10を含む。メモリセル
アレイ1は、1トランジスタ/1キャパシタ型のダイナ
ミック型メモリセルを含む。メモリセルの各行に対応し
てワード線が配列され、メモリセルの列に対応してビッ
ト線対が配置される。
【0005】行選択回路4は、アドレスバッファ2から
与えられる内部行アドレス信号をデコードする行デコー
ド回路およびこの行デコード回路の出力信号に従ってア
ドレス指定された行に対応して配置されたワード線を選
択状態へ駆動するワード線ドライブ回路を含む。列選択
回路6は、アドレスバッファ2から与えられる内部列ア
ドレス信号をデコードして列選択信号を生成する列デコ
ード回路、およびこの列デコード回路からの列選択信号
に従ってメモリセルアレイ1の選択列を内部データバス
に接続するIOゲートを含む。
与えられる内部行アドレス信号をデコードする行デコー
ド回路およびこの行デコード回路の出力信号に従ってア
ドレス指定された行に対応して配置されたワード線を選
択状態へ駆動するワード線ドライブ回路を含む。列選択
回路6は、アドレスバッファ2から与えられる内部列ア
ドレス信号をデコードして列選択信号を生成する列デコ
ード回路、およびこの列デコード回路からの列選択信号
に従ってメモリセルアレイ1の選択列を内部データバス
に接続するIOゲートを含む。
【0006】同期型半導体記憶装置は、さらに、外部か
らのクロック信号extCLKをバッファ処理して内部
クロック信号intCLKを生成するクロック入力バッ
ファ12と、このクロック入力バッファ12からの内部
クロック信号intCLKの立上がりに同期して外部か
らの制御信号/RAS、/CASおよび/WEを取込み
内部制御信号を生成する入力バッファ14と、この内部
クロック信号intCLKに同期して、入力バッファ1
4から与えられる内部制御信号の状態を判定し、該判定
結果に従って動作モード指定信号を生成するコマンドデ
コーダ16と、コマンドデコーダ16からの動作モード
指示信号に従って行選択に関連する回路部分の動作を制
御する行系制御回路18と、コマンドデコーダ16から
の動作モード指示信号に従って、列選択およびデータ入
出力に関連する回路部分の動作を制御する列系制御回路
20を含む。
らのクロック信号extCLKをバッファ処理して内部
クロック信号intCLKを生成するクロック入力バッ
ファ12と、このクロック入力バッファ12からの内部
クロック信号intCLKの立上がりに同期して外部か
らの制御信号/RAS、/CASおよび/WEを取込み
内部制御信号を生成する入力バッファ14と、この内部
クロック信号intCLKに同期して、入力バッファ1
4から与えられる内部制御信号の状態を判定し、該判定
結果に従って動作モード指定信号を生成するコマンドデ
コーダ16と、コマンドデコーダ16からの動作モード
指示信号に従って行選択に関連する回路部分の動作を制
御する行系制御回路18と、コマンドデコーダ16から
の動作モード指示信号に従って、列選択およびデータ入
出力に関連する回路部分の動作を制御する列系制御回路
20を含む。
【0007】信号/RASは、ロウアドレスストローブ
信号であり、信号/CASは、コラムアドレスストロー
ブ信号であり、信号/WEは、ライトイネーブル信号で
ある。同期型半導体記憶装置においては、標準DRAM
(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)と異な
り、これらの外部制御信号/RAS、/CASおよび/
WEの内部クロック信号intCLKの立上がり時にお
ける状態の組合せにより動作モードが指定される。行系
制御回路18は、後に説明するアクティブコマンドが与
えられると動作し、行選択回路4および図示しないセン
スアンプおよびビット線プリチャージ/イコライズ回路
の動作を制御する。列系制御回路20は、データの書込
/読出を示すライトコマンド/リードコマンドが与えら
れたときに活性化され、内部クロック信号intCLK
に同期して列選択回路6、書込/読出回路8および入出
力回路10の動作を制御する。
信号であり、信号/CASは、コラムアドレスストロー
ブ信号であり、信号/WEは、ライトイネーブル信号で
ある。同期型半導体記憶装置においては、標準DRAM
(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)と異な
り、これらの外部制御信号/RAS、/CASおよび/
WEの内部クロック信号intCLKの立上がり時にお
ける状態の組合せにより動作モードが指定される。行系
制御回路18は、後に説明するアクティブコマンドが与
えられると動作し、行選択回路4および図示しないセン
スアンプおよびビット線プリチャージ/イコライズ回路
の動作を制御する。列系制御回路20は、データの書込
/読出を示すライトコマンド/リードコマンドが与えら
れたときに活性化され、内部クロック信号intCLK
に同期して列選択回路6、書込/読出回路8および入出
力回路10の動作を制御する。
【0008】クロック入力バッファ12は、外部クロッ
ク信号extCLKに同期する内部クロック信号int
CLKを生成する。次に、この図13に示す同期型半導
体記憶装置の動作を図14に示す動作シーケンス図を参
照して説明する。
ク信号extCLKに同期する内部クロック信号int
CLKを生成する。次に、この図13に示す同期型半導
体記憶装置の動作を図14に示す動作シーケンス図を参
照して説明する。
【0009】クロックサイクル1において、外部クロッ
ク信号extCLKの立上がり時において、ロウアドレ
スストローブ信号/RASがLレベルに設定され、かつ
コラムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイ
ネーブル信号/WEがHレベルに設定される。この外部
制御信号の状態の組合せは、アクティブコマンドと呼ば
れ、同期型半導体記憶装置の内部状態を活性状態へ駆動
することが指示される。すなわち、このアクティブコマ
ンドが与えられると、同期型半導体記憶装置はアクティ
ブサイクルに入り、内部でメモリセル行の選択動作を開
始する。このアクティブコマンドが与えられると、コマ
ンドデコーダ16からの行選択動作指示信号に従って行
系制御回路18が活性化され、行選択回路4により、メ
モリセルアレイ1の対応の行(ワード線)が選択状態へ
駆動される。この選択されたワード線に接続されるメモ
リセルのデータが図示しないセンスアンプにより検知、
増幅およびラッチされる。行系制御回路18は内部クロ
ック信号intCLKに同期して行系回路を活性化する
ように示されるが、非同期で所定のシーケンスで活性化
してもよい。
ク信号extCLKの立上がり時において、ロウアドレ
スストローブ信号/RASがLレベルに設定され、かつ
コラムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイ
ネーブル信号/WEがHレベルに設定される。この外部
制御信号の状態の組合せは、アクティブコマンドと呼ば
れ、同期型半導体記憶装置の内部状態を活性状態へ駆動
することが指示される。すなわち、このアクティブコマ
ンドが与えられると、同期型半導体記憶装置はアクティ
ブサイクルに入り、内部でメモリセル行の選択動作を開
始する。このアクティブコマンドが与えられると、コマ
ンドデコーダ16からの行選択動作指示信号に従って行
系制御回路18が活性化され、行選択回路4により、メ
モリセルアレイ1の対応の行(ワード線)が選択状態へ
駆動される。この選択されたワード線に接続されるメモ
リセルのデータが図示しないセンスアンプにより検知、
増幅およびラッチされる。行系制御回路18は内部クロ
ック信号intCLKに同期して行系回路を活性化する
ように示されるが、非同期で所定のシーケンスで活性化
してもよい。
【0010】クロックサイクル3における外部クロック
信号extCLKの立上がりにおいて、ロウアドレスス
トローブ信号/RASおよびライトイネーブル信号/W
EがともにHレベルに設定され、コラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがLレベルに設定される。この外部制
御信号/RAS、/CASおよび/WEの状態の組合せ
は、リードコマンドと呼ばれ、データの読出モードが指
定される。このリードコマンドが与えられると、コマン
ドデコーダ16からの読出動作指示信号に従って列系制
御回路20が活性化され、列選択回路6、書込/読出回
路8および入出力回路10が所定のシーケンスで内部ク
ロック信号intCLKに同期して動作する。すなわ
ち、列選択回路6が、アドレスバッファ2からの内部列
アドレス信号に従ってメモリセルアレイ1のアドレス指
定された列のメモリセルデータを選択して書込/読出回
路8へ与える。書込/読出回路8は、この列選択回路6
を介して与えられた内部読出データを入出力回路10へ
与える。入出力回路10は、この与えられた内部読出デ
ータをバッファ処理して、外部データQとしてクロック
信号に同期して出力する。
信号extCLKの立上がりにおいて、ロウアドレスス
トローブ信号/RASおよびライトイネーブル信号/W
EがともにHレベルに設定され、コラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがLレベルに設定される。この外部制
御信号/RAS、/CASおよび/WEの状態の組合せ
は、リードコマンドと呼ばれ、データの読出モードが指
定される。このリードコマンドが与えられると、コマン
ドデコーダ16からの読出動作指示信号に従って列系制
御回路20が活性化され、列選択回路6、書込/読出回
路8および入出力回路10が所定のシーケンスで内部ク
ロック信号intCLKに同期して動作する。すなわ
ち、列選択回路6が、アドレスバッファ2からの内部列
アドレス信号に従ってメモリセルアレイ1のアドレス指
定された列のメモリセルデータを選択して書込/読出回
路8へ与える。書込/読出回路8は、この列選択回路6
を介して与えられた内部読出データを入出力回路10へ
与える。入出力回路10は、この与えられた内部読出デ
ータをバッファ処理して、外部データQとしてクロック
信号に同期して出力する。
【0011】リードコマンドが与えられてから有効デー
タが出力されるまでに必要とされるクロックサイクル数
は、CASレイテンシと呼ばれる。図14においては、
CASレイテンシが2の場合のデータ読出が一例として
示される。したがって、クロックサイクル5における外
部クロック信号extCLKの立上がりにおいて、読出
データQ1が確定状態とされ、外部のプロセサがこの読
出データQ1をサンプリングする。
タが出力されるまでに必要とされるクロックサイクル数
は、CASレイテンシと呼ばれる。図14においては、
CASレイテンシが2の場合のデータ読出が一例として
示される。したがって、クロックサイクル5における外
部クロック信号extCLKの立上がりにおいて、読出
データQ1が確定状態とされ、外部のプロセサがこの読
出データQ1をサンプリングする。
【0012】同期型半導体記憶装置においては、このリ
ードコマンドと同時に与えられたアドレス信号(列アド
レス信号)を先頭アドレスとして、内部で順次バースト
アドレスと呼ばれるアドレス信号が発生され、クロック
信号に同期して列選択動作が行なわれる。このバースト
アドレスの発生回数は、バースト長と呼ばれるデータに
より決定される。したがって、以降データQ2、Q3お
よびQ4がクロックサイクル6、7および8においてそ
れぞれ読出される。図14においては、したがってバー
スト長は4である。すなわち、バースト長は、1つのリ
ードまたはコマンドが与えられたときに連続して読出ま
たは書込まれるデータの数を示す。
ードコマンドと同時に与えられたアドレス信号(列アド
レス信号)を先頭アドレスとして、内部で順次バースト
アドレスと呼ばれるアドレス信号が発生され、クロック
信号に同期して列選択動作が行なわれる。このバースト
アドレスの発生回数は、バースト長と呼ばれるデータに
より決定される。したがって、以降データQ2、Q3お
よびQ4がクロックサイクル6、7および8においてそ
れぞれ読出される。図14においては、したがってバー
スト長は4である。すなわち、バースト長は、1つのリ
ードまたはコマンドが与えられたときに連続して読出ま
たは書込まれるデータの数を示す。
【0013】クロックサイクル8において、外部クロッ
ク信号extCLKの立上がり時に、ロウアドレススト
ローブ信号/RASおよびライトイネーブル信号/WE
がともにLレベルに設定され、コラムアドレスストロー
ブ信号/CASがHレベルに設定される。この状態の組
合せは、プリチャージコマンドと呼ばれ、この同期型半
導体記憶装置の内部状態をプリチャージ状態に置くこと
が指定される。このプリチャージコマンドに従って、行
系制御回路18は、コマンドデコーダ16からのプリチ
ャージ指示信号に従ってメモリセルアレイ1の選択行を
非選択状態へ移行させ、かつセンスアンプも非活性状態
へ駆動して、次いでビット線イコライズ/プリチャージ
回路により、メモリセルアレイ1の各列を中間電位レベ
ルのプリチャージ電位に復帰させる。
ク信号extCLKの立上がり時に、ロウアドレススト
ローブ信号/RASおよびライトイネーブル信号/WE
がともにLレベルに設定され、コラムアドレスストロー
ブ信号/CASがHレベルに設定される。この状態の組
合せは、プリチャージコマンドと呼ばれ、この同期型半
導体記憶装置の内部状態をプリチャージ状態に置くこと
が指定される。このプリチャージコマンドに従って、行
系制御回路18は、コマンドデコーダ16からのプリチ
ャージ指示信号に従ってメモリセルアレイ1の選択行を
非選択状態へ移行させ、かつセンスアンプも非活性状態
へ駆動して、次いでビット線イコライズ/プリチャージ
回路により、メモリセルアレイ1の各列を中間電位レベ
ルのプリチャージ電位に復帰させる。
【0014】行系制御回路18と列系制御回路20は互
いに独立に動作している。列系制御回路20は、リード
コマンドが与えられてから、CASレイテンシおよびバ
ースト長期間が経過すると、列選択回路6、書込/読出
回路8および入出力回路10のすべてをプリチャージ状
態に復帰させる。図14においては、バースト長データ
の最後のデータQ4が読出されるクロックサイクル8に
おいてプリチャージコマンドが与えられており、したが
ってこのプリチャージコマンドが与えられると、クロッ
クサイクル8において、同期型半導体記憶装置の内部回
路がプリチャージ状態に復帰する。
いに独立に動作している。列系制御回路20は、リード
コマンドが与えられてから、CASレイテンシおよびバ
ースト長期間が経過すると、列選択回路6、書込/読出
回路8および入出力回路10のすべてをプリチャージ状
態に復帰させる。図14においては、バースト長データ
の最後のデータQ4が読出されるクロックサイクル8に
おいてプリチャージコマンドが与えられており、したが
ってこのプリチャージコマンドが与えられると、クロッ
クサイクル8において、同期型半導体記憶装置の内部回
路がプリチャージ状態に復帰する。
【0015】図15は、図13に示す列選択回路6、書
込/読出回路8および入出力回路10の構成をより詳細
に示す図である。図15において、メモリセルアレイ1
は、複数のメモリブロック(またはバンク)MB0〜M
Bmに分割される。このメモリブロックMB0〜MBm
(またはバンク)各々において、ビット線対BLP0〜
BLPnそれぞれに対応して、センスアンプ(SA)1
a0〜1anが配置される。センスアンプ(SA)1a
0〜1anは、活性化時、対応のビット線対BLP0〜
BLPn上のメモリセルデータを検知し増幅しかつラッ
チする。ビット線対BLP0〜BLPnの各々は、ビッ
ト線BLおよび/BLを含む。ビット線BLおよび/B
Lの一方に、メモリセルデータが読出され、他方は、メ
モリセルデータに対して基準電位を与える。
込/読出回路8および入出力回路10の構成をより詳細
に示す図である。図15において、メモリセルアレイ1
は、複数のメモリブロック(またはバンク)MB0〜M
Bmに分割される。このメモリブロックMB0〜MBm
(またはバンク)各々において、ビット線対BLP0〜
BLPnそれぞれに対応して、センスアンプ(SA)1
a0〜1anが配置される。センスアンプ(SA)1a
0〜1anは、活性化時、対応のビット線対BLP0〜
BLPn上のメモリセルデータを検知し増幅しかつラッ
チする。ビット線対BLP0〜BLPnの各々は、ビッ
ト線BLおよび/BLを含む。ビット線BLおよび/B
Lの一方に、メモリセルデータが読出され、他方は、メ
モリセルデータに対して基準電位を与える。
【0016】列選択回路6は、列系制御回路20の制御
の下に活性化され、図示しない経路を介して与えられる
列アドレス信号およびブロックアドレス信号をデコード
し、指定されたブロックにおいて、アドレス指定された
列を選択する列選択信号を発生するコラム/ブロックデ
コーダ6aと、メモリセルブロックMB0〜MBnそれ
ぞれに対応して設けられ、コラム/ブロックデコーダ6
aからの列選択信号に従って対応のメモリブロックのア
ドレス指定された列に対応するビット線対を選択するI
Oゲート回路6b0〜6bnを含む。このIOゲート回
路6b0〜6bnの各々は、コラム/ブロックデコーダ
6aからの列選択信号CSL0〜CSLnをゲートに受
けるIOゲートIG0〜IGnを含む。コラム/ブロッ
クデコーダ6aは、IOゲート回路6b0〜6bnのう
ちブロックアドレス信号によりアドレス指定されたブロ
ックに対してのみ活性状態となる列選択信号を伝達す
る。1つのメモリブロックにおいて、バーストアドレス
に従って順次列が選択されて、バースト長のデータが読
出される。バーストアドレスは、リードコマンドまたは
ライトコマンド印加時の列アドレスを先頭アドレスとし
て順次クロックサイクルごとに内部で更新して発生され
るアドレスである。
の下に活性化され、図示しない経路を介して与えられる
列アドレス信号およびブロックアドレス信号をデコード
し、指定されたブロックにおいて、アドレス指定された
列を選択する列選択信号を発生するコラム/ブロックデ
コーダ6aと、メモリセルブロックMB0〜MBnそれ
ぞれに対応して設けられ、コラム/ブロックデコーダ6
aからの列選択信号に従って対応のメモリブロックのア
ドレス指定された列に対応するビット線対を選択するI
Oゲート回路6b0〜6bnを含む。このIOゲート回
路6b0〜6bnの各々は、コラム/ブロックデコーダ
6aからの列選択信号CSL0〜CSLnをゲートに受
けるIOゲートIG0〜IGnを含む。コラム/ブロッ
クデコーダ6aは、IOゲート回路6b0〜6bnのう
ちブロックアドレス信号によりアドレス指定されたブロ
ックに対してのみ活性状態となる列選択信号を伝達す
る。1つのメモリブロックにおいて、バーストアドレス
に従って順次列が選択されて、バースト長のデータが読
出される。バーストアドレスは、リードコマンドまたは
ライトコマンド印加時の列アドレスを先頭アドレスとし
て順次クロックサイクルごとに内部で更新して発生され
るアドレスである。
【0017】書込/読出回路8は、メモリブロックMB
0〜MBmそれぞれに対応して設けられ、コラム/ブロ
ックデコーダ6aからのブロック指定信号と列系制御回
路20からのプリアンプイネーブル信号とに従って活性
化されるプリアンプ(PA)8a0〜8amと、プリア
ンプ8a0〜8amに対応して設けられ列系制御回路2
0からのブロック選択信号BS0〜BSmに従ってプリ
アンプ(PA)8a0〜8amから与えられたデータを
伝達するトライステートインバータバッファ8b0〜8
bmを含む。このブロック選択信号BS0〜BSmは、
データ読出時内部クロック信号intCLKに同期して
発生される。プリアンプ(PA)8a0〜8amは、対
応のプリアンプイネーブル信号PAE0〜PAEmの活
性化時活性化され、対応のメモリブロックのIO回路6
b0〜6bnから読出された内部読出データDDF0〜
DDFnを増幅して入出力回路10へ伝達する。トライ
ステートインバータバッファ8b0〜8bmは、対応の
ブロック選択信号BS0〜BSmが活性状態のとき活性
化され、対応のプリアンプ(PA)から与えられたデー
タを反転して伝達する。ブロック選択信号BS(BS0
〜BSm)の非活性化時、トライステートインバータバ
ッファ8b0〜8bmは、出力ハイインピーダンス状態
となる。
0〜MBmそれぞれに対応して設けられ、コラム/ブロ
ックデコーダ6aからのブロック指定信号と列系制御回
路20からのプリアンプイネーブル信号とに従って活性
化されるプリアンプ(PA)8a0〜8amと、プリア
ンプ8a0〜8amに対応して設けられ列系制御回路2
0からのブロック選択信号BS0〜BSmに従ってプリ
アンプ(PA)8a0〜8amから与えられたデータを
伝達するトライステートインバータバッファ8b0〜8
bmを含む。このブロック選択信号BS0〜BSmは、
データ読出時内部クロック信号intCLKに同期して
発生される。プリアンプ(PA)8a0〜8amは、対
応のプリアンプイネーブル信号PAE0〜PAEmの活
性化時活性化され、対応のメモリブロックのIO回路6
b0〜6bnから読出された内部読出データDDF0〜
DDFnを増幅して入出力回路10へ伝達する。トライ
ステートインバータバッファ8b0〜8bmは、対応の
ブロック選択信号BS0〜BSmが活性状態のとき活性
化され、対応のプリアンプ(PA)から与えられたデー
タを反転して伝達する。ブロック選択信号BS(BS0
〜BSm)の非活性化時、トライステートインバータバ
ッファ8b0〜8bmは、出力ハイインピーダンス状態
となる。
【0018】入出力回路10は、列系制御回路20から
与えられる出力データ転送指示信号DOTおよび/DO
Tに応答して導通し、トライステートインバータバッフ
ァ8b0〜8bmから与えられたデータを伝達するトラ
ンスミッションゲート10aと、トランスミッションゲ
ート10aの出力信号を反転するインバータ10bと、
インバータ10bの出力信号を反転してインバータ10
bの入力部へ伝達するインバータ10cと、列系制御回
路20から与えられる出力許可信号OEMの活性化時活
性化され、インバータ10bから与えられたデータをバ
ッファ処理して装置外部へ出力する出力バッファ10d
を含む。出力データ転送指示信号DOTおよび/DOT
は、データ読出時、内部クロック信号intCLKに同
期して発生される。出力許可信号OEMは、データ読出
時、リードコマンドが与えられてから(CASレイテン
シ−1)サイクル経過すると活性状態とされ、かつバー
スト長期間その活性状態を維持する。次に、この図15
に示す回路の動作を、図16および17に示すタイミン
グチャートを参照して説明する。
与えられる出力データ転送指示信号DOTおよび/DO
Tに応答して導通し、トライステートインバータバッフ
ァ8b0〜8bmから与えられたデータを伝達するトラ
ンスミッションゲート10aと、トランスミッションゲ
ート10aの出力信号を反転するインバータ10bと、
インバータ10bの出力信号を反転してインバータ10
bの入力部へ伝達するインバータ10cと、列系制御回
路20から与えられる出力許可信号OEMの活性化時活
性化され、インバータ10bから与えられたデータをバ
ッファ処理して装置外部へ出力する出力バッファ10d
を含む。出力データ転送指示信号DOTおよび/DOT
は、データ読出時、内部クロック信号intCLKに同
期して発生される。出力許可信号OEMは、データ読出
時、リードコマンドが与えられてから(CASレイテン
シ−1)サイクル経過すると活性状態とされ、かつバー
スト長期間その活性状態を維持する。次に、この図15
に示す回路の動作を、図16および17に示すタイミン
グチャートを参照して説明する。
【0019】まず、図16を参照して、CASレイテン
シが3の場合のデータ読出動作について説明する。クロ
ックサイクル♯0において、既にアクティブコマンドが
与えられており、この同期型半導体記憶装置において
は、アドレス指定された行が選択状態へ駆動され、アド
レス指定されたブロックに含まれるセンスアンプが活性
化されて、この選択ワード線に接続されるメモリセルデ
ータの検知、増幅およびラッチが行なわれている。
シが3の場合のデータ読出動作について説明する。クロ
ックサイクル♯0において、既にアクティブコマンドが
与えられており、この同期型半導体記憶装置において
は、アドレス指定された行が選択状態へ駆動され、アド
レス指定されたブロックに含まれるセンスアンプが活性
化されて、この選択ワード線に接続されるメモリセルデ
ータの検知、増幅およびラッチが行なわれている。
【0020】クロックサイクル♯1において、リードコ
マンドが与えられる。このクロックサイクル♯1の外部
クロック信号extCLKの立上がりに同期して、コラ
ム/ブロックデコーダ6aからの列選択信号CSL(総
称的に示す)が選択状態へ駆動される。これにより、リ
ードコマンドと同時に与えられた列アドレス信号により
アドレス指定された列に対応するメモリセルのデータが
IOゲート回路6b(ゲート回路6b0〜6bnを総称
的に示す)を介して対応のプリアンプ(PA)8a(プ
リアンプ8a0〜8amを総称的に示す)へ与えられ
る。このIOゲート回路からプリアンプへのデータDD
Fの伝達に、ほぼ1クロックサイクルが必要とされてい
る。したがって、クロックサイクル♯1において活性状
態とされた列選択信号CSL(0)により読出されたメ
モリセルデータは、クロックサイクル♯2において確定
状態となる。このクロックサイクル♯2において、プリ
アンプが増幅動作を行ない、その増幅データをラッチす
る。
マンドが与えられる。このクロックサイクル♯1の外部
クロック信号extCLKの立上がりに同期して、コラ
ム/ブロックデコーダ6aからの列選択信号CSL(総
称的に示す)が選択状態へ駆動される。これにより、リ
ードコマンドと同時に与えられた列アドレス信号により
アドレス指定された列に対応するメモリセルのデータが
IOゲート回路6b(ゲート回路6b0〜6bnを総称
的に示す)を介して対応のプリアンプ(PA)8a(プ
リアンプ8a0〜8amを総称的に示す)へ与えられ
る。このIOゲート回路からプリアンプへのデータDD
Fの伝達に、ほぼ1クロックサイクルが必要とされてい
る。したがって、クロックサイクル♯1において活性状
態とされた列選択信号CSL(0)により読出されたメ
モリセルデータは、クロックサイクル♯2において確定
状態となる。このクロックサイクル♯2において、プリ
アンプが増幅動作を行ない、その増幅データをラッチす
る。
【0021】このクロックサイクル♯2において、列系
制御回路20からのブロック選択信号BS(BS0〜B
Sm)が活性化され、対応のプリアンプから伝達された
データがトライステートインバータバッファ8b(8b
0〜8bm)により増幅されて入出力回路10へ与えら
れる。この活性化されたトライステートインバータバッ
ファ8bから入出力回路10にまで、データDDが到達
するのにほぼ1クロックサイクル期間必要とされる。し
たがって、このクロックサイクル♯2においてトライス
テートインバータバッファ8bにより選択されたメモリ
セルデータは、クロックサイクル♯3において確定状態
となって入出力回路10へ与えられる。
制御回路20からのブロック選択信号BS(BS0〜B
Sm)が活性化され、対応のプリアンプから伝達された
データがトライステートインバータバッファ8b(8b
0〜8bm)により増幅されて入出力回路10へ与えら
れる。この活性化されたトライステートインバータバッ
ファ8bから入出力回路10にまで、データDDが到達
するのにほぼ1クロックサイクル期間必要とされる。し
たがって、このクロックサイクル♯2においてトライス
テートインバータバッファ8bにより選択されたメモリ
セルデータは、クロックサイクル♯3において確定状態
となって入出力回路10へ与えられる。
【0022】次いで、クロックサイクル♯3において、
出力データ転送指示信号DOTが列系制御回路20から
発生される。このデータ出力転送指示信号DOTも、外
部クロック信号extCLK(内部クロック信号int
CLK)の立上がりをトリガとして、時間t1の間Hレ
ベルの活性状態とされる。これにより、入出力回路10
において、トランスミッションゲート10aが導通し、
トライステートインバータバッファ8bから伝達された
データDDが出力バッファ10dへ与えられる。出力バ
ッファ10dは、このクロックサイクル♯3から、出力
許可信号OEM(列系制御回路20から与えられる)に
従って活性状態とされており、このトランスミッション
ゲート10aにより取込まれたデータをバッファ処理し
て外部データQとして出力する。このクロックサイクル
♯3において発生された出力データ転送指示信号DOT
に従って、クロックサイクル♯4の外部クロック信号e
xtCLKの立上がり時点で、出力データQは確定状態
となり、外部のプロセサまたはコントローラによりサン
プリングされる。
出力データ転送指示信号DOTが列系制御回路20から
発生される。このデータ出力転送指示信号DOTも、外
部クロック信号extCLK(内部クロック信号int
CLK)の立上がりをトリガとして、時間t1の間Hレ
ベルの活性状態とされる。これにより、入出力回路10
において、トランスミッションゲート10aが導通し、
トライステートインバータバッファ8bから伝達された
データDDが出力バッファ10dへ与えられる。出力バ
ッファ10dは、このクロックサイクル♯3から、出力
許可信号OEM(列系制御回路20から与えられる)に
従って活性状態とされており、このトランスミッション
ゲート10aにより取込まれたデータをバッファ処理し
て外部データQとして出力する。このクロックサイクル
♯3において発生された出力データ転送指示信号DOT
に従って、クロックサイクル♯4の外部クロック信号e
xtCLKの立上がり時点で、出力データQは確定状態
となり、外部のプロセサまたはコントローラによりサン
プリングされる。
【0023】以降、クロックサイクル♯3からクロック
サイクル♯5まで、ブロック選択信号BSが外部クロッ
ク信号extCLKの立上がりをトリガにして発生さ
れ、選択メモリセルデータDDFに従って、データDD
が生成されて入出力回路10へ伝達される。その伝達さ
れたデータDDに従って、以降クロックサイクル♯5、
♯6および♯7において、それぞれ読出データQが確定
状態となる。ここで、バースト長は4に設定されてい
る。
サイクル♯5まで、ブロック選択信号BSが外部クロッ
ク信号extCLKの立上がりをトリガにして発生さ
れ、選択メモリセルデータDDFに従って、データDD
が生成されて入出力回路10へ伝達される。その伝達さ
れたデータDDに従って、以降クロックサイクル♯5、
♯6および♯7において、それぞれ読出データQが確定
状態となる。ここで、バースト長は4に設定されてい
る。
【0024】このCASレイテンシが3の動作時におい
て、外部クロック信号extCLKの最小の1周期は、
以下の説明から10nsとなる。この同期型半導体記憶
装置におけるコラムアクセス時間(リードコマンドが与
えられてから有効データが出力されるまでの時間)をt
CACとすると、最小クロックサイクルは、tCAC/
CASレイテンシで与えられる。たとえば、今、tCA
C=30nsとすると、CASレイテンシが3のときの
最小クロックサイクルは、30ns/3=10nsとな
る。このコラムアクセス時間は、同期型半導体記憶装置
において、センスアンプからのデータ伝達経路の特性に
よりその最小値が予め定められている。したがって、こ
の最小クロックサイクル10nsの場合、正確なデータ
読出を行なうためには、出力データ転送指示信号DOT
がHレベル(時間幅t1)の間に、内部読出データDD
が確定状態とされている必要がある。したがって、セン
スアンプにラッチされたデータを、この入出力回路10
に転送するまでに要する時間が、2・クロックサイクル
+t1=20ns+t1以内であれば、この出力データ
転送指示信号DOTに従って、有効データDDを入出力
回路10において取込んで(トランスミッションゲート
10aが導通する)正常なデータの読出を行なうことが
できる。ここで、出力データ転送指示信号DOTの立上
がりと、外部クロック信号extCLKの立上がりの時
間差は無視している。
て、外部クロック信号extCLKの最小の1周期は、
以下の説明から10nsとなる。この同期型半導体記憶
装置におけるコラムアクセス時間(リードコマンドが与
えられてから有効データが出力されるまでの時間)をt
CACとすると、最小クロックサイクルは、tCAC/
CASレイテンシで与えられる。たとえば、今、tCA
C=30nsとすると、CASレイテンシが3のときの
最小クロックサイクルは、30ns/3=10nsとな
る。このコラムアクセス時間は、同期型半導体記憶装置
において、センスアンプからのデータ伝達経路の特性に
よりその最小値が予め定められている。したがって、こ
の最小クロックサイクル10nsの場合、正確なデータ
読出を行なうためには、出力データ転送指示信号DOT
がHレベル(時間幅t1)の間に、内部読出データDD
が確定状態とされている必要がある。したがって、セン
スアンプにラッチされたデータを、この入出力回路10
に転送するまでに要する時間が、2・クロックサイクル
+t1=20ns+t1以内であれば、この出力データ
転送指示信号DOTに従って、有効データDDを入出力
回路10において取込んで(トランスミッションゲート
10aが導通する)正常なデータの読出を行なうことが
できる。ここで、出力データ転送指示信号DOTの立上
がりと、外部クロック信号extCLKの立上がりの時
間差は無視している。
【0025】次に、図17を参照して、CASレイテン
シが2の場合の動作について説明する。
シが2の場合の動作について説明する。
【0026】クロックサイクル♯0においては、既にア
クセスコマンドは与えられており、この同期型半導体記
憶装置の内部は活性状態にあり、アドレス指定されたワ
ード線は選択状態に駆動されており、この選択ワード線
に接続されるメモリセルデータはセンスアンプ(SA)
によりラッチされている。
クセスコマンドは与えられており、この同期型半導体記
憶装置の内部は活性状態にあり、アドレス指定されたワ
ード線は選択状態に駆動されており、この選択ワード線
に接続されるメモリセルデータはセンスアンプ(SA)
によりラッチされている。
【0027】クロックサイクル♯1において、リードコ
マンドが与えられる。このリードコマンドに従って、ク
ロックサイクル♯1において、列系制御回路20の制御
の下にコラム/ブロックデコーダ6aが活性化され、こ
のコラム/ブロックデコーダ6aからの列選択信号CS
Lが選択状態へ駆動される。CASレイテンシが2の場
合、そのクロックサイクルは、後に説明するようにたと
えば15nsと比較的長い。したがってこの列選択信号
CSLにより選択されたメモリセルデータは同じクロッ
クサイクル♯1において、対応のプリアンプ(PA)へ
有効データDDFとして伝達される。
マンドが与えられる。このリードコマンドに従って、ク
ロックサイクル♯1において、列系制御回路20の制御
の下にコラム/ブロックデコーダ6aが活性化され、こ
のコラム/ブロックデコーダ6aからの列選択信号CS
Lが選択状態へ駆動される。CASレイテンシが2の場
合、そのクロックサイクルは、後に説明するようにたと
えば15nsと比較的長い。したがってこの列選択信号
CSLにより選択されたメモリセルデータは同じクロッ
クサイクル♯1において、対応のプリアンプ(PA)へ
有効データDDFとして伝達される。
【0028】CASレイテンシが2の場合には、このク
ロックサイクル♯1において、ブロック選択信号BS
(BS0〜BSmのいずれか)が選択状態へ駆動され
る。このときには、当然プリアンプ(PA)もプリアン
プイネーブル信号PAEとコラム/ブロックデコーダ6
aからのブロック指示信号に従って選択状態へ駆動さ
れ、このメモリセルデータDDFを増幅している。この
ブロック選択信号BSが活性状態(Hレベル)とされる
と、対応のトライステートインバータバッファ8bが活
性化され、選択されたプリアンプからのデータを増幅し
て入出力回路10へ伝達する。この活性化されたトライ
ステートインバータバッファ8bから入出力回路10ま
でのデータDDの到達に、CASレイテンシが3の場合
と同様の期間が必要とされるため、クロックサイクル♯
2において入出力回路10へ与えられるデータDDが確
定する。
ロックサイクル♯1において、ブロック選択信号BS
(BS0〜BSmのいずれか)が選択状態へ駆動され
る。このときには、当然プリアンプ(PA)もプリアン
プイネーブル信号PAEとコラム/ブロックデコーダ6
aからのブロック指示信号に従って選択状態へ駆動さ
れ、このメモリセルデータDDFを増幅している。この
ブロック選択信号BSが活性状態(Hレベル)とされる
と、対応のトライステートインバータバッファ8bが活
性化され、選択されたプリアンプからのデータを増幅し
て入出力回路10へ伝達する。この活性化されたトライ
ステートインバータバッファ8bから入出力回路10ま
でのデータDDの到達に、CASレイテンシが3の場合
と同様の期間が必要とされるため、クロックサイクル♯
2において入出力回路10へ与えられるデータDDが確
定する。
【0029】クロックサイクル♯2において、出力デー
タ転送指示信号DOTが活性状態とされ、入出力回路1
0において、トランスミッションゲート10aが導通
し、このデータDDを取込み、出力バッファ10dを介
して出力する。したがって、クロックサイクル♯3の外
部クロック信号extCLKの立上がりエッジにおい
て、データDQ(Q)は確定状態となる。
タ転送指示信号DOTが活性状態とされ、入出力回路1
0において、トランスミッションゲート10aが導通
し、このデータDDを取込み、出力バッファ10dを介
して出力する。したがって、クロックサイクル♯3の外
部クロック信号extCLKの立上がりエッジにおい
て、データDQ(Q)は確定状態となる。
【0030】クロックサイクル♯2からクロックサイク
ル♯4それぞれにおいて、列選択信号CSLがバースト
アドレスに従って選択状態へ駆動され、次いでこの選択
メモリセルのデータDDFがプリアンプにより増幅され
た後、ブロック選択信号BS(BS0〜BSm)に従っ
てトライステートインバータバッファ8b(8b0〜8
bm)を介して入出力回路10へデータDDとして伝達
される。したがって、各クロックサイクル♯2〜♯4に
おいて選択されたメモリセルデータDDFは、クロック
サイクル♯3から♯5において、入出力回路10に対す
る有効データDDとなる。
ル♯4それぞれにおいて、列選択信号CSLがバースト
アドレスに従って選択状態へ駆動され、次いでこの選択
メモリセルのデータDDFがプリアンプにより増幅され
た後、ブロック選択信号BS(BS0〜BSm)に従っ
てトライステートインバータバッファ8b(8b0〜8
bm)を介して入出力回路10へデータDDとして伝達
される。したがって、各クロックサイクル♯2〜♯4に
おいて選択されたメモリセルデータDDFは、クロック
サイクル♯3から♯5において、入出力回路10に対す
る有効データDDとなる。
【0031】クロックサイクル♯2からクロックサイク
ル♯5それぞれにおいて、出力データ転送指示信号DO
Tが所定期間t1の間活性状態とされている。したがっ
て、この有効データDDに従って出力データQが出力さ
れる。
ル♯5それぞれにおいて、出力データ転送指示信号DO
Tが所定期間t1の間活性状態とされている。したがっ
て、この有効データDDに従って出力データQが出力さ
れる。
【0032】この同期型半導体記憶装置のコラムアクセ
ス時間tCACも、先のCASレイテンシが3の場合と
同様、30nsとする。リードコマンドが与えられてか
ら有効データが出力されるまで、2クロックサイクルが
必要とされる。したがって、このCASレイテンシが2
の場合の最小クロックサイクルは、tCAC/CASレ
イテンシより、30ns/2=15nsとなる。したが
って、センスアンプから入出力回路10までの内部デー
タDDFおよびDDの転送に要する時間が、1クロック
サイクル+t1=15ns+t1以内であれば、入出力
回路10に含まれるトランスミッションゲート10aが
正常データを取込んで、正常にデータの読出を行なうこ
とができる。
ス時間tCACも、先のCASレイテンシが3の場合と
同様、30nsとする。リードコマンドが与えられてか
ら有効データが出力されるまで、2クロックサイクルが
必要とされる。したがって、このCASレイテンシが2
の場合の最小クロックサイクルは、tCAC/CASレ
イテンシより、30ns/2=15nsとなる。したが
って、センスアンプから入出力回路10までの内部デー
タDDFおよびDDの転送に要する時間が、1クロック
サイクル+t1=15ns+t1以内であれば、入出力
回路10に含まれるトランスミッションゲート10aが
正常データを取込んで、正常にデータの読出を行なうこ
とができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】図18(A)は、この
出力データ転送指示信号DOTを発生する部分の構成を
示す図である。この図18(A)に示す出力データ転送
指示信号発生部は、図15に示す列系制御回路20に含
まれる。図18(A)において、出力データ転送指示信
号発生部は、内部クロック信号intCLKを所定時間
遅延しかつ反転する奇数段(5段)の縦続接続されるイ
ンバータ20a、20b、20c、20dおよび20e
と、インバータ20eの出力信号と内部クロック信号i
ntCLKとクロックイネーブル信号ENAを受けるN
AND回路20fと、NAND回路20fの出力信号を
反転するインバータ20gを含む。インバータ20gか
ら、出力データ転送指示信号DOTが出力される。
出力データ転送指示信号DOTを発生する部分の構成を
示す図である。この図18(A)に示す出力データ転送
指示信号発生部は、図15に示す列系制御回路20に含
まれる。図18(A)において、出力データ転送指示信
号発生部は、内部クロック信号intCLKを所定時間
遅延しかつ反転する奇数段(5段)の縦続接続されるイ
ンバータ20a、20b、20c、20dおよび20e
と、インバータ20eの出力信号と内部クロック信号i
ntCLKとクロックイネーブル信号ENAを受けるN
AND回路20fと、NAND回路20fの出力信号を
反転するインバータ20gを含む。インバータ20gか
ら、出力データ転送指示信号DOTが出力される。
【0034】クロックイネーブル信号ENAは、この出
力データ転送指示信号DOTを発生する期間を決定する
信号であり、バースト長データとCASレイテンシデー
タとに従って生成される。CASレイテンシのクロック
サイクルよりも1クロックサイクル前のサイクルからバ
ースト長で決定されるクロックサイクル期間活性状態と
される。
力データ転送指示信号DOTを発生する期間を決定する
信号であり、バースト長データとCASレイテンシデー
タとに従って生成される。CASレイテンシのクロック
サイクルよりも1クロックサイクル前のサイクルからバ
ースト長で決定されるクロックサイクル期間活性状態と
される。
【0035】次にこの図18(A)の出力データ転送指
示信号発生部の動作を図18(B)に示す動作波形図を
参照して説明する。図18(B)においては、クロック
イネーブル信号ENAは、Hレベルの活性状態に設定さ
れている場合の動作が示される。
示信号発生部の動作を図18(B)に示す動作波形図を
参照して説明する。図18(B)においては、クロック
イネーブル信号ENAは、Hレベルの活性状態に設定さ
れている場合の動作が示される。
【0036】内部クロック信号intCLKがLレベル
のときには、NAND回路20fの出力信号はHレベル
であり、インバータ20gからの出力データ転送指示信
号DOTはLレベルである。
のときには、NAND回路20fの出力信号はHレベル
であり、インバータ20gからの出力データ転送指示信
号DOTはLレベルである。
【0037】内部クロック信号intCLKがHレベル
に立上がると、このときまだインバータ20eの出力信
号はHレベルにあるため、NAND回路20fの出力信
号がLレベルに立下がり、応じてインバータ20gが出
力する出力データ転送指示信号DOTがHレベルに立上
がる。インバータ20a〜20eの有する遅延時間が経
過すると、インバータ20eの出力信号がLレベルに立
下がり、応じてNAND回路20fの出力信号がHレベ
ルに立上がる。これにより、インバータ20gからの出
力データ転送指示信号DOTがLレベルに立下がる。
に立上がると、このときまだインバータ20eの出力信
号はHレベルにあるため、NAND回路20fの出力信
号がLレベルに立下がり、応じてインバータ20gが出
力する出力データ転送指示信号DOTがHレベルに立上
がる。インバータ20a〜20eの有する遅延時間が経
過すると、インバータ20eの出力信号がLレベルに立
下がり、応じてNAND回路20fの出力信号がHレベ
ルに立上がる。これにより、インバータ20gからの出
力データ転送指示信号DOTがLレベルに立下がる。
【0038】この出力データ転送指示信号発生部の構成
は、内部クロック信号intCLKの立上がりに同期し
て所定の時間幅を有するワンショットのパルス信号を発
生するワンショットパルス発生回路である。この出力デ
ータ転送指示信号DOTのパルス幅(Hレベル期間)
は、インバータ20a〜20eの有する遅延時間により
決定される。内部クロック信号intCLK(または外
部クロック信号extCLK)の立上がりに同期してこ
の出力データ転送指示信号DOTを所定時間のみHレベ
ルの活性状態とすることにより、出力データ取込タイミ
ングを確実に設定することができ、またこの内部クロッ
ク信号intCLKのノイズに起因して立下がりタイミ
ングが異なり、次のデータの取込が行なわれるのを防止
し、確実に正常データの取込およびラッチを行なう。
は、内部クロック信号intCLKの立上がりに同期し
て所定の時間幅を有するワンショットのパルス信号を発
生するワンショットパルス発生回路である。この出力デ
ータ転送指示信号DOTのパルス幅(Hレベル期間)
は、インバータ20a〜20eの有する遅延時間により
決定される。内部クロック信号intCLK(または外
部クロック信号extCLK)の立上がりに同期してこ
の出力データ転送指示信号DOTを所定時間のみHレベ
ルの活性状態とすることにより、出力データ取込タイミ
ングを確実に設定することができ、またこの内部クロッ
ク信号intCLKのノイズに起因して立下がりタイミ
ングが異なり、次のデータの取込が行なわれるのを防止
し、確実に正常データの取込およびラッチを行なう。
【0039】図19は、入出力回路10へ与えられるデ
ータDDとこの出力データ転送指示信号DOTとの関係
を示す図である。リードコマンドがクロックサイクル♯
1において与えられると、このクロックサイクル♯1か
ら、センスアンプから入出力回路へのデータ転送が始ま
る。CASレイテンシが3の場合には、クロックサイク
ル♯3において入出力回路10へ与えられるデータDD
が確定状態となる。このデータDDは、出力データ転送
指示信号DOTがHレベルのときに、入出力回路10に
含まれるトランスミッションゲート10aを介して転送
されてインバータで構成されるラッチによりラッチされ
る。したがって、このCASレイテンシが3の場合に、
データDDは、2クロックサイクル+t1の経過前に確
定状態となることが必要とされる。時刻T0(2クロッ
クサイクル+t1経過時点、ただし、CASレイテンシ
が3のときの最小クロックサイクルは20nsとしてい
る)よりも後に、データDDが確定状態とされると、こ
の確定状態のデータはこのクロックサイクル♯3で取込
むことはできない。
ータDDとこの出力データ転送指示信号DOTとの関係
を示す図である。リードコマンドがクロックサイクル♯
1において与えられると、このクロックサイクル♯1か
ら、センスアンプから入出力回路へのデータ転送が始ま
る。CASレイテンシが3の場合には、クロックサイク
ル♯3において入出力回路10へ与えられるデータDD
が確定状態となる。このデータDDは、出力データ転送
指示信号DOTがHレベルのときに、入出力回路10に
含まれるトランスミッションゲート10aを介して転送
されてインバータで構成されるラッチによりラッチされ
る。したがって、このCASレイテンシが3の場合に、
データDDは、2クロックサイクル+t1の経過前に確
定状態となることが必要とされる。時刻T0(2クロッ
クサイクル+t1経過時点、ただし、CASレイテンシ
が3のときの最小クロックサイクルは20nsとしてい
る)よりも後に、データDDが確定状態とされると、こ
の確定状態のデータはこのクロックサイクル♯3で取込
むことはできない。
【0040】一方、CASレイテンシが2の場合、クロ
ックサイクル♯2において、出力データ転送指示信号D
OTが立上がる。この場合には、図19において、一点
鎖線で示すように、データDDは、出力データ転送指示
信号DOTが立下がる時刻T1よりも先に確定状態とさ
れている必要がある。したがって、CASレイテンシが
2の場合、センスアンプでラッチされたデータを入出力
回路へ転送するまでの時間は、15ns+t1とする必
要がある。ここで、CASレイテンシが2の場合の、最
小クロックサイクルは15nsとしている。
ックサイクル♯2において、出力データ転送指示信号D
OTが立上がる。この場合には、図19において、一点
鎖線で示すように、データDDは、出力データ転送指示
信号DOTが立下がる時刻T1よりも先に確定状態とさ
れている必要がある。したがって、CASレイテンシが
2の場合、センスアンプでラッチされたデータを入出力
回路へ転送するまでの時間は、15ns+t1とする必
要がある。ここで、CASレイテンシが2の場合の、最
小クロックサイクルは15nsとしている。
【0041】図19(A)に示すように、出力データ転
送指示信号DOTがワンショットパルス発生回路から発
生されている。この出力データ転送指示信号DOTのパ
ルス幅t1は、CASレイテンシの値に関係せず、一定
である。したがって、同じ同期型半導体記憶装置内にお
いて、センスアンプにラッチされたデータを同じ経路を
介して入出力回路へ転送する動作を行なう場合、CAS
レイテンシが2の場合、CASレイテンシが3の場合よ
りも、より高速でデータ転送を行なう必要がある。すな
わち、CASレイテンシが2の場合のセンスアンプにラ
ッチされたデータを入出力回路に転送するまでの時間に
対する条件が、極めて厳しくなるという問題が生じる。
送指示信号DOTがワンショットパルス発生回路から発
生されている。この出力データ転送指示信号DOTのパ
ルス幅t1は、CASレイテンシの値に関係せず、一定
である。したがって、同じ同期型半導体記憶装置内にお
いて、センスアンプにラッチされたデータを同じ経路を
介して入出力回路へ転送する動作を行なう場合、CAS
レイテンシが2の場合、CASレイテンシが3の場合よ
りも、より高速でデータ転送を行なう必要がある。すな
わち、CASレイテンシが2の場合のセンスアンプにラ
ッチされたデータを入出力回路に転送するまでの時間に
対する条件が、極めて厳しくなるという問題が生じる。
【0042】またこのようなCASレイテンシが2の場
合、この出力データ転送指示信号に対しどの程度マージ
ンをもって、有効データが転送されているかのテストを
行なう必要があるが、この場合、単に外部のクロック信
号extCLKの動作周波数を変更して正常データの読
出が行なわれるかをみることができるだけであり、正確
にこの出力データ転送指示信号に対してデータ読出マー
ジンを判定することはできない。
合、この出力データ転送指示信号に対しどの程度マージ
ンをもって、有効データが転送されているかのテストを
行なう必要があるが、この場合、単に外部のクロック信
号extCLKの動作周波数を変更して正常データの読
出が行なわれるかをみることができるだけであり、正確
にこの出力データ転送指示信号に対してデータ読出マー
ジンを判定することはできない。
【0043】また、データ読出に限らず、動作モードに
応じて内部動作条件が変化する場合、最適なパルス幅の
クロック信号で内部回路を正確に動作させることができ
ない。
応じて内部動作条件が変化する場合、最適なパルス幅の
クロック信号で内部回路を正確に動作させることができ
ない。
【0044】それゆえ、この発明の目的は、CASレイ
テンシの値にかかわらず、余裕をもって正常データの読
出を行なうことのできる同期型半導体記憶装置を提供す
ることである。
テンシの値にかかわらず、余裕をもって正常データの読
出を行なうことのできる同期型半導体記憶装置を提供す
ることである。
【0045】この発明の他の目的は、出力データ転送指
示信号に対しどの程度のマージンをもってデータ読出を
行なっているかを容易に判定することのできる同期型半
導体記憶装置を提供することである。
示信号に対しどの程度のマージンをもってデータ読出を
行なっているかを容易に判定することのできる同期型半
導体記憶装置を提供することである。
【0046】この発明のさらに他の目的は、動作環境に
かかわらず、正常にデータ読出を行なうことができる同
期型半導体記憶装置を提供することである。
かかわらず、正常にデータ読出を行なうことができる同
期型半導体記憶装置を提供することである。
【0047】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る同期型半
導体記憶装置は、外部クロック信号から内部クロック信
号を生成する内部クロック生成手段と、この内部クロッ
ク生成手段に結合され、複数の動作モードのうちの1つ
の動作モードを特定する動作モード特定信号に従って、
内部クロック信号のパルス幅を設定するパルス幅設定手
段を備える。
導体記憶装置は、外部クロック信号から内部クロック信
号を生成する内部クロック生成手段と、この内部クロッ
ク生成手段に結合され、複数の動作モードのうちの1つ
の動作モードを特定する動作モード特定信号に従って、
内部クロック信号のパルス幅を設定するパルス幅設定手
段を備える。
【0048】請求項2に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1の装置がさらに、内部クロック信号の第1の端
縁に応答して内部データを取込みかつ内部クロック信号
の第2の端縁に応答して取込んだ内部データをラッチす
るラッチ回路を含み、活性化時この内部データを装置外
部へ出力する出力回路を含む。パルス幅設定手段は、こ
の内部クロック信号の第1の端縁から第2の端縁までの
期間を動作モード特定信号に従って設定する手段を含
む。
請求項1の装置がさらに、内部クロック信号の第1の端
縁に応答して内部データを取込みかつ内部クロック信号
の第2の端縁に応答して取込んだ内部データをラッチす
るラッチ回路を含み、活性化時この内部データを装置外
部へ出力する出力回路を含む。パルス幅設定手段は、こ
の内部クロック信号の第1の端縁から第2の端縁までの
期間を動作モード特定信号に従って設定する手段を含
む。
【0049】請求項3に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1または2の装置における複数の動作モードは、
データ読出指示が与えられてから有効データが装置外部
に出力されるのに要する外部クロック信号のサイクル数
を示すレイテンシである。
請求項1または2の装置における複数の動作モードは、
データ読出指示が与えられてから有効データが装置外部
に出力されるのに要する外部クロック信号のサイクル数
を示すレイテンシである。
【0050】請求項4に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項3の装置におけるパルス幅設定手段が、レイテン
シの第1のレイテンシが指定されたとき、この第1のレ
イテンシよりも長い第2のレイテンシが指定されたとき
よりも内部クロック信号のパルス幅を長くする手段を含
む。
請求項3の装置におけるパルス幅設定手段が、レイテン
シの第1のレイテンシが指定されたとき、この第1のレ
イテンシよりも長い第2のレイテンシが指定されたとき
よりも内部クロック信号のパルス幅を長くする手段を含
む。
【0051】請求項5に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1の装置において、内部クロック信号はデータ読
出を指示する読出指示が与えられると動作するデータ読
出に関連する回路部分へ与えられる。
請求項1の装置において、内部クロック信号はデータ読
出を指示する読出指示が与えられると動作するデータ読
出に関連する回路部分へ与えられる。
【0052】請求項6に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項3または4の装置が、メモリサイクル開始指示に
応答して内部クロック信号を有効としかつメモリサイク
ル終了指示に応答してレイテンシ経過後この内部クロッ
ク信号の発生を停止させる手段をさらに備える。
請求項3または4の装置が、メモリサイクル開始指示に
応答して内部クロック信号を有効としかつメモリサイク
ル終了指示に応答してレイテンシ経過後この内部クロッ
ク信号の発生を停止させる手段をさらに備える。
【0053】請求項7に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1の装置における動作モード特定信号は、テスト
動作モード指定信号である。
請求項1の装置における動作モード特定信号は、テスト
動作モード指定信号である。
【0054】動作モードに応じて内部クロック信号のパ
ルス幅を調整することにより最適パルス幅のクロック信
号に従って内部回路を動作させることができる。
ルス幅を調整することにより最適パルス幅のクロック信
号に従って内部回路を動作させることができる。
【0055】CASレイテンシが異なっても、入出力回
路での内部データ取込期間を調整することができ、内部
データ取込を余裕をもって行なうことができ、正確なデ
ータ読出を行なうことができる。
路での内部データ取込期間を調整することができ、内部
データ取込を余裕をもって行なうことができ、正確なデ
ータ読出を行なうことができる。
【0056】また、テスト動作モード時に、内部クロッ
ク信号のパルス幅を調整すれば、所定のパルス幅の内部
クロック信号に対するデータ取込のマージンを測定する
ことができ、同期型半導体記憶装置の実力を正確に判定
することができる。
ク信号のパルス幅を調整すれば、所定のパルス幅の内部
クロック信号に対するデータ取込のマージンを測定する
ことができ、同期型半導体記憶装置の実力を正確に判定
することができる。
【0057】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う同期型半導体記憶装置の要部の構成を示す図である。
図1においては、出力データ転送指示信号DOTを発生
する部分の構成のみを示す。他の構成は図13および図
15に示すものと同じである。図1において、出力デー
タ転送指示信号発生部は、内部クロック信号intCL
Kを遅延時間Td1遅延する遅延回路20pと、モード
指示信号MODE1の活性化時作動状態となり、遅延回
路20pからの信号を反転して出力するトライステート
インバータバッファ20qと、内部クロック信号int
CLKを遅延時間Td2遅延する遅延回路20rと、モ
ード指示信号MODE2の活性化時作動状態となり、遅
延回路20rの出力信号を反転して出力するトライステ
ートインバータバッファ20sと、クロックイネーブル
信号ENAと内部クロック信号intCLKとトライス
テートインバータバッファ20qおよび20sの一方の
出力信号とを受ける3入力NAND回路20fと、NA
ND回路20fの出力信号を反転して出力データ転送指
示信号DOTを出力するインバータ20gを含む。
う同期型半導体記憶装置の要部の構成を示す図である。
図1においては、出力データ転送指示信号DOTを発生
する部分の構成のみを示す。他の構成は図13および図
15に示すものと同じである。図1において、出力デー
タ転送指示信号発生部は、内部クロック信号intCL
Kを遅延時間Td1遅延する遅延回路20pと、モード
指示信号MODE1の活性化時作動状態となり、遅延回
路20pからの信号を反転して出力するトライステート
インバータバッファ20qと、内部クロック信号int
CLKを遅延時間Td2遅延する遅延回路20rと、モ
ード指示信号MODE2の活性化時作動状態となり、遅
延回路20rの出力信号を反転して出力するトライステ
ートインバータバッファ20sと、クロックイネーブル
信号ENAと内部クロック信号intCLKとトライス
テートインバータバッファ20qおよび20sの一方の
出力信号とを受ける3入力NAND回路20fと、NA
ND回路20fの出力信号を反転して出力データ転送指
示信号DOTを出力するインバータ20gを含む。
【0058】トライステートインバータバッファ20q
および20sは、非活性化時出力ハイインピーダンス状
態となる。遅延回路20rの有する遅延時間Td2は、
遅延回路20pの有する遅延時間Td1よりも長い。次
に、この図1に示す出力データ転送指示信号発生部の動
作を図2に示す波形図を参照して説明する。
および20sは、非活性化時出力ハイインピーダンス状
態となる。遅延回路20rの有する遅延時間Td2は、
遅延回路20pの有する遅延時間Td1よりも長い。次
に、この図1に示す出力データ転送指示信号発生部の動
作を図2に示す波形図を参照して説明する。
【0059】動作モード指示信号MODE1およびMO
DE2の一方が活性状態とされ、他方は非活性状態とさ
れる。動作モード指示信号MODE1が活性状態とされ
た場合、トライステートインバータバッファ20qがイ
ンバータとして動作し、トライステートインバータバッ
ファ20sは出力ハイインピーダンス状態に設定され
る。この状態においては、出力データ転送指示信号DO
Tは、内部クロックintCLKの立上がりに同期し
て、遅延回路20pが有する遅延時間Td1の間Hレベ
ルとなる。ここで、クロックイネーブル信号ENAは活
性状態のHレベルであると仮定している。
DE2の一方が活性状態とされ、他方は非活性状態とさ
れる。動作モード指示信号MODE1が活性状態とされ
た場合、トライステートインバータバッファ20qがイ
ンバータとして動作し、トライステートインバータバッ
ファ20sは出力ハイインピーダンス状態に設定され
る。この状態においては、出力データ転送指示信号DO
Tは、内部クロックintCLKの立上がりに同期し
て、遅延回路20pが有する遅延時間Td1の間Hレベ
ルとなる。ここで、クロックイネーブル信号ENAは活
性状態のHレベルであると仮定している。
【0060】一方、動作モード指示信号MODE2が活
性状態とされると、この出力データ転送指示信号DOT
は、内部クロック信号intCLKの立上がりに同期し
て遅延回路20rの有する遅延時間Td2の間Hレベル
となる。したがって、この動作モード指示信号MODE
1およびMODE2をCASレイテンシに合わせて設定
することにより、出力データ転送指示信号DOTのパル
ス幅を最適な値に設定することができ、以下に説明する
ように、入出力回路において正確なデータの取込を行な
うことができる。
性状態とされると、この出力データ転送指示信号DOT
は、内部クロック信号intCLKの立上がりに同期し
て遅延回路20rの有する遅延時間Td2の間Hレベル
となる。したがって、この動作モード指示信号MODE
1およびMODE2をCASレイテンシに合わせて設定
することにより、出力データ転送指示信号DOTのパル
ス幅を最適な値に設定することができ、以下に説明する
ように、入出力回路において正確なデータの取込を行な
うことができる。
【0061】図3は、データ読出時における、入出力回
路へ与えられるデータDDと出力データ転送指示信号D
OTのタイミング関係を示す波形図である。図3に示す
データ読出経路は、図15に示すデータ読出経路と同じ
である。また、図3においては、CASレイテンシが2
に設定されている場合の動作が示される。クロックサイ
クル0においてリードコマンドが与えられる。CASレ
イテンシが2の場合、次のクロックサイクル1におい
て、選択されたメモリセル(センスアンプ)のデータが
伝達される。出力データ転送指示信号DOTは、内部ク
ロック信号intCLKの立上がりに同期して所定の時
間Hレベルとなる。この出力データ転送指示信号DOT
がHレベルの期間の間に、データDDの取込が行なわれ
る。動作モード指示信号MODE1の活性状態のとき
に、この出力データ転送指示信号DOTの立下がりタイ
ミングがデータDDが確定状態となるよりも早い場合に
は、入出力回路はデータの取込を各クロックサイクルに
おいて行なうことができない。したがって、この動作モ
ード指示信号MODE1が設定され、出力データ転送指
示信号DOTが有効データDDが転送される前に非活性
状態とされる場合、クロックサイクル1において伝達さ
れたデータ(0)は、次のクロックサイクル2において
取込まれてラッチされる。したがってこの場合、有効デ
ータは、クロックサイクル2において外部へ出力される
ことになる。この動作条件では、CASレイテンシが3
となり、CASレイテンシが2の条件でデータの読出を
行なうことができない。
路へ与えられるデータDDと出力データ転送指示信号D
OTのタイミング関係を示す波形図である。図3に示す
データ読出経路は、図15に示すデータ読出経路と同じ
である。また、図3においては、CASレイテンシが2
に設定されている場合の動作が示される。クロックサイ
クル0においてリードコマンドが与えられる。CASレ
イテンシが2の場合、次のクロックサイクル1におい
て、選択されたメモリセル(センスアンプ)のデータが
伝達される。出力データ転送指示信号DOTは、内部ク
ロック信号intCLKの立上がりに同期して所定の時
間Hレベルとなる。この出力データ転送指示信号DOT
がHレベルの期間の間に、データDDの取込が行なわれ
る。動作モード指示信号MODE1の活性状態のとき
に、この出力データ転送指示信号DOTの立下がりタイ
ミングがデータDDが確定状態となるよりも早い場合に
は、入出力回路はデータの取込を各クロックサイクルに
おいて行なうことができない。したがって、この動作モ
ード指示信号MODE1が設定され、出力データ転送指
示信号DOTが有効データDDが転送される前に非活性
状態とされる場合、クロックサイクル1において伝達さ
れたデータ(0)は、次のクロックサイクル2において
取込まれてラッチされる。したがってこの場合、有効デ
ータは、クロックサイクル2において外部へ出力される
ことになる。この動作条件では、CASレイテンシが3
となり、CASレイテンシが2の条件でデータの読出を
行なうことができない。
【0062】この動作モード指示信号MODE1の活性
条件下では正確にデータが読出されないとき、動作モー
ド指示信号MODE2を活性状態とする。この条件下で
は、出力データ転送指示信号DOTのパルス幅は広くな
り(Td2)、有効データDDが到達したとき、この出
力データ転送指示信号DOTはまだHレベルにあり、有
効データを入出力回路10に取込むことができる。した
がって各クロックサイクルにおいて、有効データを入出
力回路10に取込みかつラッチして出力バッファ10b
を介して出力することができ、CASレイテンシが2の
条件下でも、正確にデータの読出を行なうことができ
る。したがって、動作状況に合わせてこの出力データ転
送指示信号のパルス幅を設定することにより、正確なデ
ータの読出を行なうことが可能となり、信頼性の高い同
期型半導体記憶装置を実現することができる。
条件下では正確にデータが読出されないとき、動作モー
ド指示信号MODE2を活性状態とする。この条件下で
は、出力データ転送指示信号DOTのパルス幅は広くな
り(Td2)、有効データDDが到達したとき、この出
力データ転送指示信号DOTはまだHレベルにあり、有
効データを入出力回路10に取込むことができる。した
がって各クロックサイクルにおいて、有効データを入出
力回路10に取込みかつラッチして出力バッファ10b
を介して出力することができ、CASレイテンシが2の
条件下でも、正確にデータの読出を行なうことができ
る。したがって、動作状況に合わせてこの出力データ転
送指示信号のパルス幅を設定することにより、正確なデ
ータの読出を行なうことが可能となり、信頼性の高い同
期型半導体記憶装置を実現することができる。
【0063】図4は、動作モード指示信号発生部の構成
を概略的に示す図である。図4において、動作モード指
示信号発生部は、外部端子ETaおよびETbに与えら
れたデータを格納するためのレジスタ30aおよび30
bと、レジスタ30aの格納データを反転するインバー
タ30cと、レジスタ30bに格納されたデータを反転
するインバータ30dと、コマンドデコーダから与えら
れる動作モード設定サイクル指示に応答して活性化さ
れ、動作モード設定指示信号MSTを活性状態へ駆動す
るモード設定制御回路32を含む。
を概略的に示す図である。図4において、動作モード指
示信号発生部は、外部端子ETaおよびETbに与えら
れたデータを格納するためのレジスタ30aおよび30
bと、レジスタ30aの格納データを反転するインバー
タ30cと、レジスタ30bに格納されたデータを反転
するインバータ30dと、コマンドデコーダから与えら
れる動作モード設定サイクル指示に応答して活性化さ
れ、動作モード設定指示信号MSTを活性状態へ駆動す
るモード設定制御回路32を含む。
【0064】レジスタ30aおよびインバータ30cか
ら、動作モード指示信号MODE1および/MODE1
が出力される。レジスタ30bおよびインバータ30d
から動作モード指示信号MODE2および/MODE2
がそれぞれ出力される。レジスタ30aおよび30b
は、このモード設定制御回路32からの動作モード設定
指示信号の活性化時外部端子ETaおよびETbに与え
られた信号を取込み、ラッチする。この動作モード設定
指示信号MSTの非活性化時、レジスタ30aおよび3
0bは、その格納データをラッチする。外部端子ETa
およびETbは、データ入力端子であってもよく、また
アドレス信号入力端子であってもよい。
ら、動作モード指示信号MODE1および/MODE1
が出力される。レジスタ30bおよびインバータ30d
から動作モード指示信号MODE2および/MODE2
がそれぞれ出力される。レジスタ30aおよび30b
は、このモード設定制御回路32からの動作モード設定
指示信号の活性化時外部端子ETaおよびETbに与え
られた信号を取込み、ラッチする。この動作モード設定
指示信号MSTの非活性化時、レジスタ30aおよび3
0bは、その格納データをラッチする。外部端子ETa
およびETbは、データ入力端子であってもよく、また
アドレス信号入力端子であってもよい。
【0065】図5は、この動作モード指示信号の設定を
行なうための外部制御信号のタイミング関係を示す図で
ある。図5において、外部クロック信号extCLKの
立上がりエッジにおいて、ロウアドレスストローブ信号
/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、お
よびライトイネーブル信号/WEをすべてLレベルに設
定し、かつアドレス信号ADの特定のビットを所定の値
に設定する。この条件により、動作モード指示信号設定
サイクルが指定され、コマンドデコーダからの動作モー
ド設定サイクル指示に従ってモード設定制御回路32が
所定の時間幅を有する動作モード設定指示信号MSTを
活性状態へ駆動する。モード設定制御回路32の構成
は、単なるワンショットパルス発生回路であればよい。
行なうための外部制御信号のタイミング関係を示す図で
ある。図5において、外部クロック信号extCLKの
立上がりエッジにおいて、ロウアドレスストローブ信号
/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、お
よびライトイネーブル信号/WEをすべてLレベルに設
定し、かつアドレス信号ADの特定のビットを所定の値
に設定する。この条件により、動作モード指示信号設定
サイクルが指定され、コマンドデコーダからの動作モー
ド設定サイクル指示に従ってモード設定制御回路32が
所定の時間幅を有する動作モード設定指示信号MSTを
活性状態へ駆動する。モード設定制御回路32の構成
は、単なるワンショットパルス発生回路であればよい。
【0066】[変更例]図6は、動作モード指示信号発
生部の変更例の構成を概略的に示す図である。図6にお
いて、動作モード指示信号発生部は、コマンドデコーダ
からのコマンドレジスタセット指示に応答して活性化さ
れ、外部端子ETcおよびETdに与えられたデータを
格納するコマンドレジスタ35と、コマンドレジスタ3
5に格納されたデータをデコードして、CASレイテン
シ指示信号LT2、LT3、…を出力するデコーダ36
を含む。CASレイテンシ指示信号LT2は、活性化
時、CASレイテンシが2であることを示し、CASレ
イテンシ指示信号LT3は、活性化時、CASレイテン
シが3であることを示す。
生部の変更例の構成を概略的に示す図である。図6にお
いて、動作モード指示信号発生部は、コマンドデコーダ
からのコマンドレジスタセット指示に応答して活性化さ
れ、外部端子ETcおよびETdに与えられたデータを
格納するコマンドレジスタ35と、コマンドレジスタ3
5に格納されたデータをデコードして、CASレイテン
シ指示信号LT2、LT3、…を出力するデコーダ36
を含む。CASレイテンシ指示信号LT2は、活性化
時、CASレイテンシが2であることを示し、CASレ
イテンシ指示信号LT3は、活性化時、CASレイテン
シが3であることを示す。
【0067】コマンドレジスタ35は、外部端子ETc
およびETdそれぞれに対応して設けられ、対応の外部
端子からのデータを取込みラッチするコマンドレジスタ
回路35aおよび35bを含む。デコーダ36を用いて
いるのは、CASレイテンシが、1、2、3、4などの
値に設定することができるためであり、2ビットのCA
Sレイテンシ指示情報をデコードすることにより、この
CASレイテンシ指示のために必要とされるコマンドレ
ジスタ回路の数を低減する。
およびETdそれぞれに対応して設けられ、対応の外部
端子からのデータを取込みラッチするコマンドレジスタ
回路35aおよび35bを含む。デコーダ36を用いて
いるのは、CASレイテンシが、1、2、3、4などの
値に設定することができるためであり、2ビットのCA
Sレイテンシ指示情報をデコードすることにより、この
CASレイテンシ指示のために必要とされるコマンドレ
ジスタ回路の数を低減する。
【0068】このコマンドレジスタ35およびデコーダ
36は、通常の同期型半導体記憶装置に設けられてお
り、コマンドレジスタセットモードは、図5に示すタイ
ミング条件により設定される。このCASレイテンシ指
示信号LT2を、動作モード指示信号MODE2として
用い、CASレイテンシ指示信号LT3は、動作モード
指示信号MODE3として用いる。CASレイテンシ指
示信号を動作モード指示信号として用いることにより、
動作モード指示信号発生部が不要となり、装置占有面積
の増加を抑制することができる。
36は、通常の同期型半導体記憶装置に設けられてお
り、コマンドレジスタセットモードは、図5に示すタイ
ミング条件により設定される。このCASレイテンシ指
示信号LT2を、動作モード指示信号MODE2として
用い、CASレイテンシ指示信号LT3は、動作モード
指示信号MODE3として用いる。CASレイテンシ指
示信号を動作モード指示信号として用いることにより、
動作モード指示信号発生部が不要となり、装置占有面積
の増加を抑制することができる。
【0069】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、CASレイテンシ情報に従って、出力データ転
送指示信号のパルス幅を調整するように構成したため、
CASレイテンシの値にかかわらず、出力データ転送指
示信号DOTのパルス幅を最適値に設定することにで
き、正確なデータ読出を行なうことができる。
従えば、CASレイテンシ情報に従って、出力データ転
送指示信号のパルス幅を調整するように構成したため、
CASレイテンシの値にかかわらず、出力データ転送指
示信号DOTのパルス幅を最適値に設定することにで
き、正確なデータ読出を行なうことができる。
【0070】[実施の形態2]図7は、この発明の実施
の形態2における同期型半導体記憶装置のテスト動作を
示すフロー図である。この実施の形態2においては、こ
の図1に示す出力データ転送指示信号発生部が用いられ
る。CASレイテンシの値にかかわらず、通常動作モー
ドにおいては、動作モード指示信号MODE2が活性状
態とされ、動作モード指示信号MODE1は非活性状態
とされる。したがって、図1の遅延回路20rの有する
遅延時間により、出力データ転送指示信号のパルス幅が
決定される。次にこの発明の実施の形態2について、図
7を参照して説明する。
の形態2における同期型半導体記憶装置のテスト動作を
示すフロー図である。この実施の形態2においては、こ
の図1に示す出力データ転送指示信号発生部が用いられ
る。CASレイテンシの値にかかわらず、通常動作モー
ドにおいては、動作モード指示信号MODE2が活性状
態とされ、動作モード指示信号MODE1は非活性状態
とされる。したがって、図1の遅延回路20rの有する
遅延時間により、出力データ転送指示信号のパルス幅が
決定される。次にこの発明の実施の形態2について、図
7を参照して説明する。
【0071】まず、テストモード指示が与えられるか否
かを判定する(ステップS1)。このテストモード指示
は、先の図5に示すタイミング関係で、アドレス信号A
Dの特定のビットを所定の値に設定することにより指定
される。テストモードが指定されると、動作モード指示
信号MODE1を活性化し、動作モード指示信号MOD
E2を非活性化する(ステップS2)。これにより、出
力データ転送指示信号DOTのパルス幅は、通常動作モ
ード時よりも短くなる。
かを判定する(ステップS1)。このテストモード指示
は、先の図5に示すタイミング関係で、アドレス信号A
Dの特定のビットを所定の値に設定することにより指定
される。テストモードが指定されると、動作モード指示
信号MODE1を活性化し、動作モード指示信号MOD
E2を非活性化する(ステップS2)。これにより、出
力データ転送指示信号DOTのパルス幅は、通常動作モ
ード時よりも短くなる。
【0072】この状態において、同期型半導体記憶装置
に対しテストデータの書込を行なった後、この書込まれ
たデータを読出す(ステップS4)。このテストデータ
読出時においては、通常動作モード時よりもパルス幅の
短い出力データ転送指示信号が用いられる。
に対しテストデータの書込を行なった後、この書込まれ
たデータを読出す(ステップS4)。このテストデータ
読出時においては、通常動作モード時よりもパルス幅の
短い出力データ転送指示信号が用いられる。
【0073】次いで、この読出したデータを期待値デー
タ(書込んだテストデータ)と比較し、その論理が一致
しているか否かの判定が行なわれる(ステップS6)。
読出したデータが期待値データと一致している場合には
正確な読出が行なわれており、この出力データ転送指示
信号DOTのパルス幅は十分なマージンを有していると
判定される(ステップS8)。一方、読出データが期待
値データと一致していない場合には、正確なデータの取
込みおよびラッチが入出力回路において行なわれていな
いと判定され、この出力データ転送指示信号のマージン
が不良であると判定される(ステップS10)。
タ(書込んだテストデータ)と比較し、その論理が一致
しているか否かの判定が行なわれる(ステップS6)。
読出したデータが期待値データと一致している場合には
正確な読出が行なわれており、この出力データ転送指示
信号DOTのパルス幅は十分なマージンを有していると
判定される(ステップS8)。一方、読出データが期待
値データと一致していない場合には、正確なデータの取
込みおよびラッチが入出力回路において行なわれていな
いと判定され、この出力データ転送指示信号のマージン
が不良であると判定される(ステップS10)。
【0074】この一連のテスト動作により、通常動作時
において用いられる出力データ転送指示信号DOTのパ
ルス幅が、十分なマージンを持っているか否かを容易に
識別することができる。また、通常のテスト動作時にお
いて、不良が発生したとき、その不良原因が、この出力
データ転送指示信号のマージン不良であるか否かを容易
に識別することができる。
において用いられる出力データ転送指示信号DOTのパ
ルス幅が、十分なマージンを持っているか否かを容易に
識別することができる。また、通常のテスト動作時にお
いて、不良が発生したとき、その不良原因が、この出力
データ転送指示信号のマージン不良であるか否かを容易
に識別することができる。
【0075】なお、上述の実施の形態2の説明におい
て、CASレイテンシにかかわらず、この出力データ転
送指示信号のパルス幅は一定として説明が行なわれてい
る。しかしながら、この実施の形態1と実施の形態2と
を組合せて用いられてもよい。すなわち、出力データ転
送指示信号DOTのパルス幅は、CASレイテンシに応
じて設定し、各パルス幅ごとに、所定のマージン分短い
遅延回路を設け、マージン測定用のパルス発生部を設け
る。これにより、各CASレイテンシに対して、正確に
必要とされるマージンが存在しているか否かを識別する
ことができる。
て、CASレイテンシにかかわらず、この出力データ転
送指示信号のパルス幅は一定として説明が行なわれてい
る。しかしながら、この実施の形態1と実施の形態2と
を組合せて用いられてもよい。すなわち、出力データ転
送指示信号DOTのパルス幅は、CASレイテンシに応
じて設定し、各パルス幅ごとに、所定のマージン分短い
遅延回路を設け、マージン測定用のパルス発生部を設け
る。これにより、各CASレイテンシに対して、正確に
必要とされるマージンが存在しているか否かを識別する
ことができる。
【0076】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、テスト動作モード時に、出力データ転送指示信
号のパルス幅を調整するように構成したため、容易にこ
の出力データ転送指示信号のパルス幅のマージンを識別
することができ、マージン不良判定を容易に行なうこと
ができるとともに、同期型半導体記憶装置の信頼性を改
善することができる。
従えば、テスト動作モード時に、出力データ転送指示信
号のパルス幅を調整するように構成したため、容易にこ
の出力データ転送指示信号のパルス幅のマージンを識別
することができ、マージン不良判定を容易に行なうこと
ができるとともに、同期型半導体記憶装置の信頼性を改
善することができる。
【0077】[実施の形態3]図8は、図13に示す列
選択回路、読出回路および入出力回路の動作を制御する
列系制御回路の構成を概略的に示す図である。図8にお
いて、列系制御回路20は、コマンドデコーダ16から
の読出動作指示信号に応答して所定の幅を有するワンシ
ョットのパルス信号を発生するワンショットパルス発生
回路120と、このワンショットパルス発生回路120
からのワンショットに応答して起動され、内部クロック
信号intCLKに従ってレイテンシ期間をカウントす
るレイテンシカウンタ122と、このレイテンシカウン
タ122のカウントアップ信号に応答して起動されて、
内部クロック信号intCLKに従ってバースト長期間
をカウントするバースト長カウンタ123と、ワンショ
ットパルス発生回路120からのワンショットパルスに
応答して起動され、かつバースト長カウンタ123から
の所定の出力に応答して非活性化されて、活性化の間列
選択に関連する動作を行なう列選択制御回路124と、
レイテンシカウンタ122からの所定の出力信号に応答
して起動され、かつバースト長カウンタ123の所定の
出力信号に応答して非活性化され、活性化時、ブロック
選択信号BSの発生を制御する読出制御回路126と、
レイテンシカウンタ122のカウントアップ信号に応答
して活性化されかつバースト長カウンタ123のカウン
トアップ信号に応答して非活性化され、活性化時、出力
許可信号OEMおよび出力データ転送指示信号DOTを
発生する出力制御回路128を含む。
選択回路、読出回路および入出力回路の動作を制御する
列系制御回路の構成を概略的に示す図である。図8にお
いて、列系制御回路20は、コマンドデコーダ16から
の読出動作指示信号に応答して所定の幅を有するワンシ
ョットのパルス信号を発生するワンショットパルス発生
回路120と、このワンショットパルス発生回路120
からのワンショットに応答して起動され、内部クロック
信号intCLKに従ってレイテンシ期間をカウントす
るレイテンシカウンタ122と、このレイテンシカウン
タ122のカウントアップ信号に応答して起動されて、
内部クロック信号intCLKに従ってバースト長期間
をカウントするバースト長カウンタ123と、ワンショ
ットパルス発生回路120からのワンショットパルスに
応答して起動され、かつバースト長カウンタ123から
の所定の出力に応答して非活性化されて、活性化の間列
選択に関連する動作を行なう列選択制御回路124と、
レイテンシカウンタ122からの所定の出力信号に応答
して起動され、かつバースト長カウンタ123の所定の
出力信号に応答して非活性化され、活性化時、ブロック
選択信号BSの発生を制御する読出制御回路126と、
レイテンシカウンタ122のカウントアップ信号に応答
して活性化されかつバースト長カウンタ123のカウン
トアップ信号に応答して非活性化され、活性化時、出力
許可信号OEMおよび出力データ転送指示信号DOTを
発生する出力制御回路128を含む。
【0078】列選択制御回路124は、図15に示すコ
ラム/ブロックデコーダおよびプリアンプの活性化を制
御するタイミングを与える。この列選択制御回路124
の制御の下に、コラム/ブロックデコーダが外部クロッ
ク信号に同期してデコード動作を行ない、またプリアン
プがブロック指示信号に従って内部クロック信号に同期
して活性化される。
ラム/ブロックデコーダおよびプリアンプの活性化を制
御するタイミングを与える。この列選択制御回路124
の制御の下に、コラム/ブロックデコーダが外部クロッ
ク信号に同期してデコード動作を行ない、またプリアン
プがブロック指示信号に従って内部クロック信号に同期
して活性化される。
【0079】読出制御回路126は、このプリアンプに
より増幅されたデータを伝達するブロック選択信号BS
の発生を制御する。この読出制御回路126から内部ク
ロック信号intCLKに同期してブロック選択信号B
Sが出力される。このブロック選択信号がまたメモリブ
ロックを選択する場合(トライステートインバータバッ
ファが各プリアンプに対応して設けられている場合)、
読出制御回路126はこのメモリブロック指定信号に従
ってトライステートバッファの活性化を内部クロック信
号に同期して行なう。
より増幅されたデータを伝達するブロック選択信号BS
の発生を制御する。この読出制御回路126から内部ク
ロック信号intCLKに同期してブロック選択信号B
Sが出力される。このブロック選択信号がまたメモリブ
ロックを選択する場合(トライステートインバータバッ
ファが各プリアンプに対応して設けられている場合)、
読出制御回路126はこのメモリブロック指定信号に従
ってトライステートバッファの活性化を内部クロック信
号に同期して行なう。
【0080】出力制御回路128は、レイテンシカウン
タ122のカウントアップ信号に応答してセットされか
つバースト長カウンタ123のカウントアップ信号に応
答してリセットされるセット/リセットフリップフロッ
プ128aと、このセット/リセットフリップフロップ
128aからのクロックイネーブル信号ENAと内部ク
ロック信号intCLKに従って出力データ転送指示信
号DOTを出力する出力データ転送指示信号発生回路1
28bを含む。セット/リセットフリップフロップ12
8aは、またクロックイネーブル信号ENAと同期した
出力許可信号OEMを出力する。次に、この図8に示す
列系制御回路20の活性化タイミングを、図10に示す
タイミングチャート図を参照して説明する。
タ122のカウントアップ信号に応答してセットされか
つバースト長カウンタ123のカウントアップ信号に応
答してリセットされるセット/リセットフリップフロッ
プ128aと、このセット/リセットフリップフロップ
128aからのクロックイネーブル信号ENAと内部ク
ロック信号intCLKに従って出力データ転送指示信
号DOTを出力する出力データ転送指示信号発生回路1
28bを含む。セット/リセットフリップフロップ12
8aは、またクロックイネーブル信号ENAと同期した
出力許可信号OEMを出力する。次に、この図8に示す
列系制御回路20の活性化タイミングを、図10に示す
タイミングチャート図を参照して説明する。
【0081】図10において、クロックサイクル0にお
いてリードコマンドが与えられる。列選択制御回路12
4は、このリードコマンドに従って、クロックサイクル
0においてワンショットパルス発生回路120からのワ
ンショットパルスに応答して活性状態とされる。この活
性状態の期間は、バースト長カウンタ123の所定の出
力により決定される。この列選択制御回路124へは、
バースト長カウンタ123に読出動作指示信号が与えら
れてからバースト長期間活性状態とされる信号が与えら
れる。
いてリードコマンドが与えられる。列選択制御回路12
4は、このリードコマンドに従って、クロックサイクル
0においてワンショットパルス発生回路120からのワ
ンショットパルスに応答して活性状態とされる。この活
性状態の期間は、バースト長カウンタ123の所定の出
力により決定される。この列選択制御回路124へは、
バースト長カウンタ123に読出動作指示信号が与えら
れてからバースト長期間活性状態とされる信号が与えら
れる。
【0082】ここで、レイテンシカウンタ122および
バースト長カウンタ123は、シフトレジスタで構成さ
れており、このワンショットパルス発生回路120から
のワンショットパルスをレイテンシカウンタ122が内
部クロック信号intCLKに同期して転送し、またバ
ースト長カウンタ123は、このレイテンシカウンタ1
22からのカウントアップ信号を内部クロック信号in
tCLKに同期して伝達している。したがって、これら
のレイテンシカウンタ122およびバースト長カウンタ
123の所定のレジスタ段の出力を選択することにより
必要とされる活性化信号を取出すことができる。レイテ
ンシカウンタ122のカウントアップ信号はレイテンシ
が指定するクロックサイクルよりも前のクロックサイク
ルで活性状態とされる。したがって、図9において示す
ように列選択制御回路124は、リードコマンドが与え
られたクロックサイクル0からバースト長期間が経過す
るクロックサイクル3の間活性状態とされ、クロックサ
イクル4において、非活性状態とされる。
バースト長カウンタ123は、シフトレジスタで構成さ
れており、このワンショットパルス発生回路120から
のワンショットパルスをレイテンシカウンタ122が内
部クロック信号intCLKに同期して転送し、またバ
ースト長カウンタ123は、このレイテンシカウンタ1
22からのカウントアップ信号を内部クロック信号in
tCLKに同期して伝達している。したがって、これら
のレイテンシカウンタ122およびバースト長カウンタ
123の所定のレジスタ段の出力を選択することにより
必要とされる活性化信号を取出すことができる。レイテ
ンシカウンタ122のカウントアップ信号はレイテンシ
が指定するクロックサイクルよりも前のクロックサイク
ルで活性状態とされる。したがって、図9において示す
ように列選択制御回路124は、リードコマンドが与え
られたクロックサイクル0からバースト長期間が経過す
るクロックサイクル3の間活性状態とされ、クロックサ
イクル4において、非活性状態とされる。
【0083】読出制御回路126は、レイテンシカウン
タ122により、その活性化開始タイミングが決定さ
れ、バースト長カウンタ123により、その非活性化開
始タイミングが決定される。この読出制御回路126
は、CASレイテンシが規定するクロックサイクルより
も2クロックサイクル前のサイクルにおいて活性化され
る。したがってCASレイテンシが2の場合には、読出
制御回路126は、リードコマンドが与えられたクロッ
クサイクル0において活性化され、CASレイテンシが
3の場合には、クロックサイクル1において読出制御回
路126が活性化される。
タ122により、その活性化開始タイミングが決定さ
れ、バースト長カウンタ123により、その非活性化開
始タイミングが決定される。この読出制御回路126
は、CASレイテンシが規定するクロックサイクルより
も2クロックサイクル前のサイクルにおいて活性化され
る。したがってCASレイテンシが2の場合には、読出
制御回路126は、リードコマンドが与えられたクロッ
クサイクル0において活性化され、CASレイテンシが
3の場合には、クロックサイクル1において読出制御回
路126が活性化される。
【0084】この読出制御回路126は、バースト長デ
ータの最終データが出力されるクロックサイクルにおい
て非活性化される。したがってバースト長カウンタ12
3の最終カウントアップ信号よりも1段前の出力信号を
選択して読出制御回路126へ与える。すなわち、CA
Sレイテンシが2の場合には、読出制御回路126は、
クロックサイクル0からクロックサイクル3の間活性状
態となり、クロックサイクル4において非活性状態へ復
帰する。一方、CASレイテンシが3の場合には、読出
制御回路126は、クロックサイクル1において活性化
され、クロックサイクル4まで活性状態を維持し、クロ
ックサイクル5において非活性化される。
ータの最終データが出力されるクロックサイクルにおい
て非活性化される。したがってバースト長カウンタ12
3の最終カウントアップ信号よりも1段前の出力信号を
選択して読出制御回路126へ与える。すなわち、CA
Sレイテンシが2の場合には、読出制御回路126は、
クロックサイクル0からクロックサイクル3の間活性状
態となり、クロックサイクル4において非活性状態へ復
帰する。一方、CASレイテンシが3の場合には、読出
制御回路126は、クロックサイクル1において活性化
され、クロックサイクル4まで活性状態を維持し、クロ
ックサイクル5において非活性化される。
【0085】出力制御回路128に対しては、このレイ
テンシカウンタ122およびバースト長カウンタ123
のそれぞれのカウントアップ信号に従って活性および非
活性が行なわれる。クロックイネーブル信号ENAおよ
び出力許可信号OEMは、CASレイテンシが2のと
き、クロックサイクル1において活性化され、クロック
サイクル4まで活性状態を維持し、クロックサイクル5
において非活性状態となる。CASレイテンシが3の場
合には、これらの信号ENAおよびOEMは、クロック
サイクル2からクロックサイクル5まで活性状態を維持
し、クロックサイクル6において非活性化される。
テンシカウンタ122およびバースト長カウンタ123
のそれぞれのカウントアップ信号に従って活性および非
活性が行なわれる。クロックイネーブル信号ENAおよ
び出力許可信号OEMは、CASレイテンシが2のと
き、クロックサイクル1において活性化され、クロック
サイクル4まで活性状態を維持し、クロックサイクル5
において非活性状態となる。CASレイテンシが3の場
合には、これらの信号ENAおよびOEMは、クロック
サイクル2からクロックサイクル5まで活性状態を維持
し、クロックサイクル6において非活性化される。
【0086】この列系制御回路20においては、すべて
内部クロック信号intCLKに同期して動作してい
る。すなわち、内部の制御信号の活性化タイミングは、
内部クロック信号intCLKの立上がりをトリガとし
て決定されている。ここで、列選択制御回路124、読
出制御回路126におけるセンスアンプから入出力回路
へのデータ転送に関連する部分においても、内部クロッ
ク信号intCLKに同期して内部制御信号を発生して
いる。したがって、この転送動作時において、先に図1
において示したものと同様のワンショットパルス発生回
路を利用すれば、正確なデータ転送を行なうことがで
き、また動作状況に合わせて正確なデータの転送および
ラッチを行なうことができる。
内部クロック信号intCLKに同期して動作してい
る。すなわち、内部の制御信号の活性化タイミングは、
内部クロック信号intCLKの立上がりをトリガとし
て決定されている。ここで、列選択制御回路124、読
出制御回路126におけるセンスアンプから入出力回路
へのデータ転送に関連する部分においても、内部クロッ
ク信号intCLKに同期して内部制御信号を発生して
いる。したがって、この転送動作時において、先に図1
において示したものと同様のワンショットパルス発生回
路を利用すれば、正確なデータ転送を行なうことがで
き、また動作状況に合わせて正確なデータの転送および
ラッチを行なうことができる。
【0087】図10は、この発明の実施の形態3に従う
内部クロック発生部の構成を概略的に示す図である。図
10において、行系制御回路18は、コマンドデコーダ
16からのアクティブ動作指示信号φacの活性化に応
答してセットされかつプリチャージ動作指示信号φpr
の活性化に応答してリセットされるセット/リセットフ
リップフロップ18aを含む。このセット/リセットフ
リップフロップ18aから、行系回路活性化信号ACT
が出力される。この行系回路活性化信号ACTが活性状
態の間、所定のシーケンスでビット線プリチャージ/イ
コライズの停止、ワード線の選択、およびセンスアンプ
の活性化が行なわれる。アクティブ動作指示信号φac
は、ワンショットパルスの形でアクティブコマンドが与
えられたときに活性状態とされ、プリチャージ動作指示
信号φprは、プリチャージコマンドが与えられたとき
にワンショットパルスの形で活性化される。
内部クロック発生部の構成を概略的に示す図である。図
10において、行系制御回路18は、コマンドデコーダ
16からのアクティブ動作指示信号φacの活性化に応
答してセットされかつプリチャージ動作指示信号φpr
の活性化に応答してリセットされるセット/リセットフ
リップフロップ18aを含む。このセット/リセットフ
リップフロップ18aから、行系回路活性化信号ACT
が出力される。この行系回路活性化信号ACTが活性状
態の間、所定のシーケンスでビット線プリチャージ/イ
コライズの停止、ワード線の選択、およびセンスアンプ
の活性化が行なわれる。アクティブ動作指示信号φac
は、ワンショットパルスの形でアクティブコマンドが与
えられたときに活性状態とされ、プリチャージ動作指示
信号φprは、プリチャージコマンドが与えられたとき
にワンショットパルスの形で活性化される。
【0088】内部クロック発生部は、プリチャージ動作
指示信号φprをCASレイテンシが指定するクロック
サイクル期間遅延するレイテンシカウンタ220aと、
行系回路活性化信号ACTの活性化に応答してセットさ
れ、かつレイテンシカウンタ220aの出力信号の活性
化に応答してリセットされるセット/リセットフリップ
フロップ220bを含む。このセット/リセットフリッ
プフロップ220bから、クロックイネーブル信号EN
CLKが出力される。
指示信号φprをCASレイテンシが指定するクロック
サイクル期間遅延するレイテンシカウンタ220aと、
行系回路活性化信号ACTの活性化に応答してセットさ
れ、かつレイテンシカウンタ220aの出力信号の活性
化に応答してリセットされるセット/リセットフリップ
フロップ220bを含む。このセット/リセットフリッ
プフロップ220bから、クロックイネーブル信号EN
CLKが出力される。
【0089】内部クロック発生部は、さらに、内部クロ
ック信号intCLKを所定時間遅延する遅延回路22
2aと、動作モード指示信号MODEaの活性化時作動
状態とされて、遅延回路222aの出力信号を反転する
トライステートインバータバッファ222bと、内部ク
ロック信号intCLKを所定時間遅延する遅延回路2
24aと、動作モード指示信号MODEbの活性化時作
動状態とされ、遅延回路224aの出力信号を反転する
トライステートインバータバッファ224bと、クロッ
クイネーブル信号ENCLKと内部クロック信号int
CLKとトライステートインバータバッファ222bお
よび224bの一方の出力信号とを受ける3入力NAN
D回路226と、NAND回路226の出力信号を反転
して内部クロック信号φCLKを出力するインバータ2
28を含む。この内部クロック信号φCLKは、図8に
おいて、出力データ転送指示信号発生回路(DOT)を
除く列系制御部へ与えられる。このとき、レイテンシカ
ウンタ、バースト長カウンタ、列選択制御回路および読
出制御回路において、内部クロック信号のパルス幅が臨
界的(クリティカル)な意味を有する回路部分へこの内
部クロック信号φCLKが与えられるように構成されて
もよい。
ック信号intCLKを所定時間遅延する遅延回路22
2aと、動作モード指示信号MODEaの活性化時作動
状態とされて、遅延回路222aの出力信号を反転する
トライステートインバータバッファ222bと、内部ク
ロック信号intCLKを所定時間遅延する遅延回路2
24aと、動作モード指示信号MODEbの活性化時作
動状態とされ、遅延回路224aの出力信号を反転する
トライステートインバータバッファ224bと、クロッ
クイネーブル信号ENCLKと内部クロック信号int
CLKとトライステートインバータバッファ222bお
よび224bの一方の出力信号とを受ける3入力NAN
D回路226と、NAND回路226の出力信号を反転
して内部クロック信号φCLKを出力するインバータ2
28を含む。この内部クロック信号φCLKは、図8に
おいて、出力データ転送指示信号発生回路(DOT)を
除く列系制御部へ与えられる。このとき、レイテンシカ
ウンタ、バースト長カウンタ、列選択制御回路および読
出制御回路において、内部クロック信号のパルス幅が臨
界的(クリティカル)な意味を有する回路部分へこの内
部クロック信号φCLKが与えられるように構成されて
もよい。
【0090】次に、この図10に示す内部クロック発生
部の動作を図11に示すタイミングチャート図を参照し
て説明する。
部の動作を図11に示すタイミングチャート図を参照し
て説明する。
【0091】クロックサイクル0においてアクティブコ
マンドが与えられると、アクティブ動作指示信号φac
が所定期間Hレベルの活性状態になり、行系制御回路1
8に含まれるセット/リセットフリップフロップ18a
がセットされ、行系回路活性化信号ACTが活性状態の
Hレベルに立上がる。この行系回路活性化指示信号AC
Tの活性化に応答してセット/リセットフリップフロッ
プ220bがセットされ、クロックイネーブル信号EN
CLKが同様Hレベルに立上がる。動作モード指示信号
MODEaおよびMODEbの一方が活性状態に設定さ
れ、他方が非活性状態に設定されている。したがって、
このクロックイネーブル信号ENCLKがHレベルの活
性状態となると、内部クロック信号intCLKの立上
がりに同期して、遅延回路222aまたは224aの有
する遅延時間のパルス幅を有する内部クロック信号φC
LKが出力される。
マンドが与えられると、アクティブ動作指示信号φac
が所定期間Hレベルの活性状態になり、行系制御回路1
8に含まれるセット/リセットフリップフロップ18a
がセットされ、行系回路活性化信号ACTが活性状態の
Hレベルに立上がる。この行系回路活性化指示信号AC
Tの活性化に応答してセット/リセットフリップフロッ
プ220bがセットされ、クロックイネーブル信号EN
CLKが同様Hレベルに立上がる。動作モード指示信号
MODEaおよびMODEbの一方が活性状態に設定さ
れ、他方が非活性状態に設定されている。したがって、
このクロックイネーブル信号ENCLKがHレベルの活
性状態となると、内部クロック信号intCLKの立上
がりに同期して、遅延回路222aまたは224aの有
する遅延時間のパルス幅を有する内部クロック信号φC
LKが出力される。
【0092】クロックサイクル1〜5において、リード
コマンドまたはライトコマンドが与えられ、データの読
出または書込が行なわれる。この書込/読出において
は、内部クロック信号φCLKに同期して列系制御回路
が動作し、動作モードに応じた最適なパルス幅を有する
内部クロック信号に従って正確なデータの転送/書込を
行なうことができる。
コマンドまたはライトコマンドが与えられ、データの読
出または書込が行なわれる。この書込/読出において
は、内部クロック信号φCLKに同期して列系制御回路
が動作し、動作モードに応じた最適なパルス幅を有する
内部クロック信号に従って正確なデータの転送/書込を
行なうことができる。
【0093】クロックサイクル6においてプリチャージ
コマンドが与えられ、プリチャージ動作指示信号φpr
が所定期間Hレベルの活性状態となる。このプリチャー
ジ動作指示信号φprの活性化に応答して、セット/リ
セットフリップフロップ18aがリセットされ、行系回
路活性化指示信号ACTがLレベルの非活性状態とな
る。この信号ACTの非活性化に応答して、行系制御回
路は、行選択動作を停止し、選択ワード線の非選択状態
への駆動、センスアンプの非活性化およびビット線のプ
リチャージ/イコライズ動作を順次所定のシーケンスで
実行する。レイテンシカウンタ220aの出力信号はこ
のクロックサイクル6においてはまだ活性状態とはなっ
ていない。したがってクロックイネーブル信号ENCL
Kは活性状態を維持している。したがって、この間内部
クロック信号φCLKに同期して、データの読出を読出
回路および出力回路を介して行なうことができる。
コマンドが与えられ、プリチャージ動作指示信号φpr
が所定期間Hレベルの活性状態となる。このプリチャー
ジ動作指示信号φprの活性化に応答して、セット/リ
セットフリップフロップ18aがリセットされ、行系回
路活性化指示信号ACTがLレベルの非活性状態とな
る。この信号ACTの非活性化に応答して、行系制御回
路は、行選択動作を停止し、選択ワード線の非選択状態
への駆動、センスアンプの非活性化およびビット線のプ
リチャージ/イコライズ動作を順次所定のシーケンスで
実行する。レイテンシカウンタ220aの出力信号はこ
のクロックサイクル6においてはまだ活性状態とはなっ
ていない。したがってクロックイネーブル信号ENCL
Kは活性状態を維持している。したがって、この間内部
クロック信号φCLKに同期して、データの読出を読出
回路および出力回路を介して行なうことができる。
【0094】CASレイテンシが2の場合、このレイテ
ンシカウンタ220aからの出力信号がクロックサイク
ル8においてHレベルに立上がり、応じてセット/リセ
ットフリップフロップ220bがリセットされ、クロッ
クイネーブル信号ENCLKが非活性状態のLレベルに
立下がる。それにより、内部クロック信号φCLKの発
生が停止される。このクロックサイクル8においては、
既に必要なデータの読出が完了している(CASレイテ
ンシが2であり、プリチャージコマンドが与えられてか
らクロックサイクル6および7においてバースト長デー
タの残りのデータは読出されている。
ンシカウンタ220aからの出力信号がクロックサイク
ル8においてHレベルに立上がり、応じてセット/リセ
ットフリップフロップ220bがリセットされ、クロッ
クイネーブル信号ENCLKが非活性状態のLレベルに
立下がる。それにより、内部クロック信号φCLKの発
生が停止される。このクロックサイクル8においては、
既に必要なデータの読出が完了している(CASレイテ
ンシが2であり、プリチャージコマンドが与えられてか
らクロックサイクル6および7においてバースト長デー
タの残りのデータは読出されている。
【0095】図10に示すように、内部クロック発生部
において、動作モードに応じて内部クロック信号φCL
Kのパルス幅を調整することにより、データの書込/読
出に関連する回路部分において、データ転送が厳しい条
件下に置かれる臨界的な経路においても、クロック信号
φCLKのパルス幅を調整することにより、余裕をもっ
てデータの転送を行なうことができる。
において、動作モードに応じて内部クロック信号φCL
Kのパルス幅を調整することにより、データの書込/読
出に関連する回路部分において、データ転送が厳しい条
件下に置かれる臨界的な経路においても、クロック信号
φCLKのパルス幅を調整することにより、余裕をもっ
てデータの転送を行なうことができる。
【0096】[変更例]図12は、この発明の実施の形
態3の変更例の構成を示す図である。図12において、
出力データ転送指示信号発生回路は、クロックイネーブ
ル信号ENCLKと内部クロック信号φCLKと出力許
可信号OEMを受けるAND回路230を含む。このA
ND回路230は、図8に示す出力データ転送指示信号
発生回路128bに代えて用いられる。この図12に示
す構成においては、内部クロック信号φCLKのパルス
幅は動作モードに応じて調整されている。したがって、
列系制御回路20における内部クロック信号φCLK
を、すべて動作モードに応じて共通に調整することによ
り、内部クロック発生部の構成部品数を低減し、回路占
有面積を低減する。この場合においても、データ転送お
よび読出のためのクロックパルス幅は、動作モードに応
じて最適値に設定することができ、正確なデータ転送を
行なうことができる。
態3の変更例の構成を示す図である。図12において、
出力データ転送指示信号発生回路は、クロックイネーブ
ル信号ENCLKと内部クロック信号φCLKと出力許
可信号OEMを受けるAND回路230を含む。このA
ND回路230は、図8に示す出力データ転送指示信号
発生回路128bに代えて用いられる。この図12に示
す構成においては、内部クロック信号φCLKのパルス
幅は動作モードに応じて調整されている。したがって、
列系制御回路20における内部クロック信号φCLK
を、すべて動作モードに応じて共通に調整することによ
り、内部クロック発生部の構成部品数を低減し、回路占
有面積を低減する。この場合においても、データ転送お
よび読出のためのクロックパルス幅は、動作モードに応
じて最適値に設定することができ、正確なデータ転送を
行なうことができる。
【0097】なお、構成部品数が増加するものの、図8
に示す列選択制御回路、読出制御回路および出力制御回
路それぞれに対して、パルス幅が調整可能な内部クロッ
ク信号を発生する回路が設けられてもよい。
に示す列選択制御回路、読出制御回路および出力制御回
路それぞれに対して、パルス幅が調整可能な内部クロッ
ク信号を発生する回路が設けられてもよい。
【0098】この実施の形態3においても、動作モード
指示信号をテストモード指示信号とすれば、実施の形態
2と同様、データ伝達経路における内部クロック信号に
対するマージンを測定することができる。内部クロック
信号φCLKは、行選択回路活性化指示信号ACTの活
性化期間とCASレイテンシ期間の和の間発生するよう
に構成したため、必要な期間のみ内部クロック信号φC
LKを発生して列系制御回路へ与えることができ、この
内部クロック信号φCLKに従って動作する回路の消費
電力を低減することができる。
指示信号をテストモード指示信号とすれば、実施の形態
2と同様、データ伝達経路における内部クロック信号に
対するマージンを測定することができる。内部クロック
信号φCLKは、行選択回路活性化指示信号ACTの活
性化期間とCASレイテンシ期間の和の間発生するよう
に構成したため、必要な期間のみ内部クロック信号φC
LKを発生して列系制御回路へ与えることができ、この
内部クロック信号φCLKに従って動作する回路の消費
電力を低減することができる。
【0099】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、回路が動作する必要のある期間のみ内部クロッ
ク信号を発生し、かつこの内部クロック信号のパルス幅
を、動作モードに応じて変更するように構成しているた
め、消費電力を低減することができかつ正確なデータ転
送動作を行なうことができる。
従えば、回路が動作する必要のある期間のみ内部クロッ
ク信号を発生し、かつこの内部クロック信号のパルス幅
を、動作モードに応じて変更するように構成しているた
め、消費電力を低減することができかつ正確なデータ転
送動作を行なうことができる。
【0100】[他の適用例]上述の説明においては、1
ビットずつ順次1つのメモリブロックにおいて連続的に
データが選択されて読出されるように説明している。し
かしながら、複数のメモリブロックにおいて同時に列が
選択状態とされ、順次プリアンプを活性化してメモリセ
ルデータが各ブロックから順次読出されるように構成し
てもよい。
ビットずつ順次1つのメモリブロックにおいて連続的に
データが選択されて読出されるように説明している。し
かしながら、複数のメモリブロックにおいて同時に列が
選択状態とされ、順次プリアンプを活性化してメモリセ
ルデータが各ブロックから順次読出されるように構成し
てもよい。
【0101】また、1つの列選択動作で2ビットのメモ
リセルデータをラッチし、順次内部クロック信号に従っ
て伝達する「2ビットプリフェッチ」方式の同期型半導
体記憶装置であってもよい。
リセルデータをラッチし、順次内部クロック信号に従っ
て伝達する「2ビットプリフェッチ」方式の同期型半導
体記憶装置であってもよい。
【0102】また、同期型半導体記憶装置としては、外
部クロック信号に同期してデータの入出力を行なう半導
体記憶装置であればよく、読出時の内部データ転送が内
部クロック信号に同期して行なわれる構成を有している
半導体記憶装置であればよい。
部クロック信号に同期してデータの入出力を行なう半導
体記憶装置であればよく、読出時の内部データ転送が内
部クロック信号に同期して行なわれる構成を有している
半導体記憶装置であればよい。
【0103】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、動作
状況に応じて最適なパルス幅を有する内部クロック信号
を生成することができ、正確なデータの転送、特に正確
なデータの読出を行なうことができる。
状況に応じて最適なパルス幅を有する内部クロック信号
を生成することができ、正確なデータの転送、特に正確
なデータの読出を行なうことができる。
【0104】請求項1に係る発明に従えば、動作モード
に従って内部クロック生成手段の出力する内部クロック
信号のパルス幅を設定しているため、動作状況に応じた
最適なパルス幅を有する内部クロック信号を生成するこ
とができる。
に従って内部クロック生成手段の出力する内部クロック
信号のパルス幅を設定しているため、動作状況に応じた
最適なパルス幅を有する内部クロック信号を生成するこ
とができる。
【0105】請求項2に係る発明に従えば、出力回路が
与えられた内部データを取込む期間を決定する内部クロ
ック信号の幅を動作モード特定信号に従って設定してお
り、正確に動作モードに応じて内部データを出力回路に
取込んでラッチすることができる。
与えられた内部データを取込む期間を決定する内部クロ
ック信号の幅を動作モード特定信号に従って設定してお
り、正確に動作モードに応じて内部データを出力回路に
取込んでラッチすることができる。
【0106】請求項3に係る発明に従えば、複数の動作
モードとして、レイテンシを用いており、CASレイテ
ンシに従って最適なパルス幅を有する内部クロック信号
を生成して内部読出データを転送することができ、CA
Sレイテンシの値にかかわらず正確なデータの読出を行
なうことができる。
モードとして、レイテンシを用いており、CASレイテ
ンシに従って最適なパルス幅を有する内部クロック信号
を生成して内部読出データを転送することができ、CA
Sレイテンシの値にかかわらず正確なデータの読出を行
なうことができる。
【0107】請求項4に係る発明に従えば、CASレイ
テンシが短くなると、内部クロック信号のパルス幅を長
くするように構成しているため、データ転送が厳しくな
るCASレイテンシが短いときに、最適なパルス幅を有
する内部クロック信号を生成することができ、正確なデ
ータ転送を行なうことができる。
テンシが短くなると、内部クロック信号のパルス幅を長
くするように構成しているため、データ転送が厳しくな
るCASレイテンシが短いときに、最適なパルス幅を有
する内部クロック信号を生成することができ、正確なデ
ータ転送を行なうことができる。
【0108】請求項5に係る発明に従えば、この内部ク
ロック信号は、データ読出を有する読出指示に関連して
動作する回路部分に与えられており、また読出時におい
て、最適なパルス幅を有する内部クロック信号に従って
読出のためのデータ転送を行なうことができ、動作状況
にかかわらず、正確なデータの読出を行なうことができ
る。
ロック信号は、データ読出を有する読出指示に関連して
動作する回路部分に与えられており、また読出時におい
て、最適なパルス幅を有する内部クロック信号に従って
読出のためのデータ転送を行なうことができ、動作状況
にかかわらず、正確なデータの読出を行なうことができ
る。
【0109】請求項6に係る発明に従えば、内部クロッ
ク信号は、クロックサイクル開始指示が与えられてか
ら、この終了指示からさらにレイテンシ経過後発生を停
止しており、必要な期間のみ内部クロック信号を生成す
ることができ、消費電流を低減することができる。
ク信号は、クロックサイクル開始指示が与えられてか
ら、この終了指示からさらにレイテンシ経過後発生を停
止しており、必要な期間のみ内部クロック信号を生成す
ることができ、消費電流を低減することができる。
【0110】請求項7に係る発明に従えば、特定動作モ
ード信号はテスト動作モード指示信号であり、テスト動
作時に、内部クロック信号のパルス幅を外部から調整す
ることができ、内部クロック信号に対する内部回路のマ
ージンを正確に測定することができる。
ード信号はテスト動作モード指示信号であり、テスト動
作時に、内部クロック信号のパルス幅を外部から調整す
ることができ、内部クロック信号に対する内部回路のマ
ージンを正確に測定することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に従う出力データ転
送指示信号発生回路の構成を概略的に示す図である。
送指示信号発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。
る。
【図3】 図1に示す読出動作転送指示信号発生回路を
用いたときのデータ読出動作を示す波形図である。
用いたときのデータ読出動作を示す波形図である。
【図4】 図1に示す動作モード指示信号発生部の構成
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図5】 図4に示すモード設定指示を与える外部制御
信号のタイミングを示す図である。
信号のタイミングを示す図である。
【図6】 図1に示す動作モード指示信号発生部の他の
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における同期型半導
体記憶装置の動作を示すフロー図である。
体記憶装置の動作を示すフロー図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における内部制御信
号発生部の構成を概略的に示す図である。
号発生部の構成を概略的に示す図である。
【図9】 図8に示す回路の動作を示すタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
【図10】 この発明の実施の形態3に従う内部クロッ
ク発生回路の構成を概略的に示す図である。
ク発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図11】 図10に示す内部クロック発生回路の動作
を示すタイミングチャート図である。
を示すタイミングチャート図である。
【図12】 この発明の実施の形態3における内部クロ
ック発生回路を用いた出力データ転送指示信号発生回路
の構成を概略的に示す図である。
ック発生回路を用いた出力データ転送指示信号発生回路
の構成を概略的に示す図である。
【図13】 従来の同期型半導体記憶装置の全体の構成
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図14】 図13に示す同期型半導体記憶装置の動作
を示すタイミングチャート図である。
を示すタイミングチャート図である。
【図15】 従来の同期型半導体記憶装置のデータ読出
部の構成を概略的に示す図である。
部の構成を概略的に示す図である。
【図16】 図15に示すデータ読出部の動作を示すタ
イミングチャート図である。
イミングチャート図である。
【図17】 図15に示すデータ読出部の動作を示すタ
イミングチャート図である。
イミングチャート図である。
【図18】 (A)は、従来の出力データ転送指示信号
発生回路の構成を示し、(B)は、その動作を示す波形
図である。
発生回路の構成を示し、(B)は、その動作を示す波形
図である。
【図19】 従来の同期型半導体記憶装置の問題点を説
明するための図である。
明するための図である。
1 メモリセルアレイ、2 アドレスバッファ、4 行
選択回路、6 列選択回路、8 書込/読出回路、10
入出力回路、12 クロック入力バッファ、14 入
力バッファ、16 コマンドデコーダ、18 行系制御
回路、20 列系制御回路、20p,20r 遅延回
路、20q,20s トライステートインバータバッフ
ァ、20f NAND回路、20g インバータ、30
a,30bレジスタ回路、32 モード設定制御回路、
35 コマンドレジスタ、36デコーダ、122 レイ
テンシカウンタ、123 バースト長カウンタ、124
列選択制御回路、126 読出制御回路、128 出力
制御回路、128aセット/リセットフリップフロッ
プ、128b 出力データ転送指示信号発生回路、18
a セット/リセットフリップフロップ、220a レ
イテンシカウンタ、220b セット/リセットフリッ
プフロップ、222a,224a 遅延回路、222
b,224b トライステートインバータバッファ、2
26 NAND回路、228 インバータ、230 A
ND回路。
選択回路、6 列選択回路、8 書込/読出回路、10
入出力回路、12 クロック入力バッファ、14 入
力バッファ、16 コマンドデコーダ、18 行系制御
回路、20 列系制御回路、20p,20r 遅延回
路、20q,20s トライステートインバータバッフ
ァ、20f NAND回路、20g インバータ、30
a,30bレジスタ回路、32 モード設定制御回路、
35 コマンドレジスタ、36デコーダ、122 レイ
テンシカウンタ、123 バースト長カウンタ、124
列選択制御回路、126 読出制御回路、128 出力
制御回路、128aセット/リセットフリップフロッ
プ、128b 出力データ転送指示信号発生回路、18
a セット/リセットフリップフロップ、220a レ
イテンシカウンタ、220b セット/リセットフリッ
プフロップ、222a,224a 遅延回路、222
b,224b トライステートインバータバッファ、2
26 NAND回路、228 インバータ、230 A
ND回路。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の動作モードで動作可能でありかつ
外部から与えられる所定の幅を有する外部クロック信号
に同期してデータの入出力を行なう同期型半導体記憶装
置であって、 前記外部クロック信号から内部クロック信号を生成する
内部クロック生成手段、および前記内部クロック生成手
段に結合され、前記複数の動作モードのうちの1つの動
作モードを特定する動作モード特定信号に従って、前記
内部クロック信号のパルス幅を設定するパルス幅設定手
段を備える、同期型半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記内部クロック信号の第1の端縁に応
答して内部データを取込みかつ前記内部クロック信号の
第2の端縁に応答して取込んだ内部データをラッチする
ラッチ回路を含み、活性化時前記内部データを装置外部
へ出力するための出力回路をさらに含み、 前記パルス幅設定手段は、前記内部クロック信号の前記
第1の端縁から前記第2の端縁までの期間を前記動作モ
ード特定信号に従って設定する手段を含む、請求項1記
載の同期型半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記複数の動作モードは、データ読出指
示が与えられてから有効データが装置外部に出力される
のに要する前記外部クロック信号のサイクル数を示すレ
イテンシである、請求項1または2記載の同期型半導体
記憶装置。 - 【請求項4】 前記パルス幅設定手段は、前記レイテン
シの第1のレイテンシが指定されたとき、前記第1のレ
イテンシよりも長い第2のレイテンシが指定されたとき
よりも前記パルス幅を長くする手段を含む、請求項3記
載の同期型半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記内部クロック信号は、データ読出を
指示する読出指示が与えられると動作するデータ読出に
関連する回路部へ与えられる、請求項1記載の同期型半
導体記憶装置。 - 【請求項6】 メモリサイクル開始指示に応答して前記
内部クロック信号を有効としかつメモリサイクル終了指
示に応答して前記レイテンシ経過後前記内部クロック信
号の発生を停止させる手段をさらに備える、請求項3ま
たは4記載の同期型半導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記動作モード特定信号はテスト動作モ
ード指定信号である、請求項1記載の同期型半導体記憶
装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9033836A JPH10228772A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 同期型半導体記憶装置 |
TW086106708A TW367501B (en) | 1997-02-18 | 1997-05-20 | Synchronous semiconductor memory device |
KR1019970030768A KR100254071B1 (ko) | 1997-02-18 | 1997-07-03 | 동기형 반도체 기억 장치 |
US08/901,243 US5808961A (en) | 1997-02-18 | 1997-07-25 | Internal clock generating circuit for clock synchronous type semiconductor memory device |
CNB971184178A CN1135566C (zh) | 1997-02-18 | 1997-09-04 | 同步型半导体存储装置 |
DE19738963A DE19738963C2 (de) | 1997-02-18 | 1997-09-05 | Synchrone Halbleiterspeichervorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9033836A JPH10228772A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 同期型半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228772A true JPH10228772A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12397583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9033836A Withdrawn JPH10228772A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 同期型半導体記憶装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5808961A (ja) |
JP (1) | JPH10228772A (ja) |
KR (1) | KR100254071B1 (ja) |
CN (1) | CN1135566C (ja) |
DE (1) | DE19738963C2 (ja) |
TW (1) | TW367501B (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6249150B1 (en) | 1998-10-09 | 2001-06-19 | Nec Corporation | Clock signal generator circuit |
KR100304705B1 (ko) * | 1999-03-03 | 2001-10-29 | 윤종용 | 포스티드 카스 레이턴시 기능을 가지는 동기식 반도체 메모리 장치 및 카스 레이턴시 제어 방법 |
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