JPH10224844A - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システムInfo
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- JPH10224844A JPH10224844A JP9019109A JP1910997A JPH10224844A JP H10224844 A JPH10224844 A JP H10224844A JP 9019109 A JP9019109 A JP 9019109A JP 1910997 A JP1910997 A JP 1910997A JP H10224844 A JPH10224844 A JP H10224844A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】無線端末が屋内モードに設定されている場合に
も、無線端末に対して公衆サービスを提供することが可
能な無線通信システムを提供する。 【解決手段】屋内用無線基地局は、公衆用無線基地局と
公衆波を介して接続する公衆用無線通信手段と、屋内波
領域内の複数の無線端末を屋内波を介して接続する屋内
用無線通信手段と、公衆用無線通信手段及び屋内用無線
通信手段と局線との間の回線中に介在され、回線接続を
制御する回線接続制御手段と、屋内波領域内の無線端末
が有する屋内用端末識別番号と公衆用端末識別番号とを
対応づけて格納する記憶手段とを具備し、回線接続制御
手段は、公衆網側から屋内モード無線端末へ当該端末の
公衆用端末識別番号にて着信がかけられた場合に、記憶
手段から該公衆用端末識別番号に対応した屋内用端末識
別番号を読み出し、この屋内用端末識別番号を用いて該
屋内モード無線端末を公衆網側と接続している。
も、無線端末に対して公衆サービスを提供することが可
能な無線通信システムを提供する。 【解決手段】屋内用無線基地局は、公衆用無線基地局と
公衆波を介して接続する公衆用無線通信手段と、屋内波
領域内の複数の無線端末を屋内波を介して接続する屋内
用無線通信手段と、公衆用無線通信手段及び屋内用無線
通信手段と局線との間の回線中に介在され、回線接続を
制御する回線接続制御手段と、屋内波領域内の無線端末
が有する屋内用端末識別番号と公衆用端末識別番号とを
対応づけて格納する記憶手段とを具備し、回線接続制御
手段は、公衆網側から屋内モード無線端末へ当該端末の
公衆用端末識別番号にて着信がかけられた場合に、記憶
手段から該公衆用端末識別番号に対応した屋内用端末識
別番号を読み出し、この屋内用端末識別番号を用いて該
屋内モード無線端末を公衆網側と接続している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPHS(P
ersonal Handyphone System)等の簡易型携帯電話システ
ムにおける無線端末に対して、公衆サービスと屋内サー
ビスとの両方を提供する無線通信システムに関する。
ersonal Handyphone System)等の簡易型携帯電話システ
ムにおける無線端末に対して、公衆サービスと屋内サー
ビスとの両方を提供する無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の発展と通信ニーズの拡
大とに伴い種々の移動通信システムが開発されており、
その一つとしてPHSと呼ばれるディジタルコードレス
電話装置がある。このPHSにおいて、敷設・拡充が急
速に進んでおり、ユーザは所望の無線端末を購入すると
共に当該PHSの事業者に対しサービスの申し込みを行
なう。これにより、ユーザは、PHSのサービスエリア
内であればどこにいても自己のコードレス電話機である
無線端末を使用して通信事業者により敷設された公衆基
地局を介して移動通信サービスを受けることができる。
大とに伴い種々の移動通信システムが開発されており、
その一つとしてPHSと呼ばれるディジタルコードレス
電話装置がある。このPHSにおいて、敷設・拡充が急
速に進んでおり、ユーザは所望の無線端末を購入すると
共に当該PHSの事業者に対しサービスの申し込みを行
なう。これにより、ユーザは、PHSのサービスエリア
内であればどこにいても自己のコードレス電話機である
無線端末を使用して通信事業者により敷設された公衆基
地局を介して移動通信サービスを受けることができる。
【0003】ところで、PHSにおいて、上述した公衆
基地局を介した公衆サービスの利用の他に家庭内での子
機や、工場等の事業所や学校、ホテル、デパート、遊園
地及びオフィスビル等での構内PHS等の私設の移動通
信システムを敷設して独自の移動通信サービスを提供す
ることも行なわれている。こうした屋内でのサービスを
無線端末の所有者が利用するには、無線端末の無線制御
方式を公衆モードから独自の移動通信サービスを受ける
ために屋内モードに切り替える必要がある。
基地局を介した公衆サービスの利用の他に家庭内での子
機や、工場等の事業所や学校、ホテル、デパート、遊園
地及びオフィスビル等での構内PHS等の私設の移動通
信システムを敷設して独自の移動通信サービスを提供す
ることも行なわれている。こうした屋内でのサービスを
無線端末の所有者が利用するには、無線端末の無線制御
方式を公衆モードから独自の移動通信サービスを受ける
ために屋内モードに切り替える必要がある。
【0004】このモード切替えは、手動で行なう場合
と、端末が無線波の強度・種別を検出して自動的に行な
う場合とがある。各サービスモードにおいて、無線端末
を制御するために用いられる端末識別番号は、公衆モー
ドの場合に、PHS事業者より付与された公衆用端末識
別番号を用い、屋内モードの場合に、屋内サービスを提
供する事業者かあるいはその装置に予め登録された内線
番号、つまり自営用端末識別番号を用いている。
と、端末が無線波の強度・種別を検出して自動的に行な
う場合とがある。各サービスモードにおいて、無線端末
を制御するために用いられる端末識別番号は、公衆モー
ドの場合に、PHS事業者より付与された公衆用端末識
別番号を用い、屋内モードの場合に、屋内サービスを提
供する事業者かあるいはその装置に予め登録された内線
番号、つまり自営用端末識別番号を用いている。
【0005】しかしながら、家庭内及び構内PHSを敷
設された特定領域において、無線端末の設定モードを屋
内モードにした場合、PHS内の独自の移動通信サービ
スを自己の無線端末を用いて受けられるようになるが、
逆に公衆サービスを受けられないという問題が生じてい
る。
設された特定領域において、無線端末の設定モードを屋
内モードにした場合、PHS内の独自の移動通信サービ
スを自己の無線端末を用いて受けられるようになるが、
逆に公衆サービスを受けられないという問題が生じてい
る。
【0006】また、無線端末が屋内波エリアと公衆波エ
リアとの間に位置している状態で、発信をかける場合
に、ユーザは、公衆モードと屋内モードのいずれかを設
定しなければならず、さらに、話中の状態である場合、
再度ダイヤルしてかけ直さなければならないという面倒
な操作が生じる。
リアとの間に位置している状態で、発信をかける場合
に、ユーザは、公衆モードと屋内モードのいずれかを設
定しなければならず、さらに、話中の状態である場合、
再度ダイヤルしてかけ直さなければならないという面倒
な操作が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
無線通信システムでは、無線端末が家庭内や他の建物内
で屋内モードに設定されている場合、無線端末に対して
公衆サービスを提供することができないという問題を有
している。また、無線端末は、発信時において、屋内モ
ードまたは公衆モードを手動にて指定する必要があり、
都度公衆用無線基地局または屋内用無線基地局の使用状
況を確認しなければならないという不都合を有してい
る。
無線通信システムでは、無線端末が家庭内や他の建物内
で屋内モードに設定されている場合、無線端末に対して
公衆サービスを提供することができないという問題を有
している。また、無線端末は、発信時において、屋内モ
ードまたは公衆モードを手動にて指定する必要があり、
都度公衆用無線基地局または屋内用無線基地局の使用状
況を確認しなければならないという不都合を有してい
る。
【0008】この発明の目的は、例えば家庭内で無線端
末が屋内モードに設定されている場合にも、無線端末に
対して公衆サービスを提供することが可能な無線通信シ
ステムを提供することにある。また、無線端末が公衆波
と屋内波との間に位置する場合、自己の無線端末が自動
的にモード切替えを行なって空き状態の基地局へ発信す
ることが可能な無線通信システムを提供することにあ
る。
末が屋内モードに設定されている場合にも、無線端末に
対して公衆サービスを提供することが可能な無線通信シ
ステムを提供することにある。また、無線端末が公衆波
と屋内波との間に位置する場合、自己の無線端末が自動
的にモード切替えを行なって空き状態の基地局へ発信す
ることが可能な無線通信システムを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
システムは、所定の公衆波領域に分散配置された公衆用
端末識別番号を有する複数の無線端末を公衆波を介して
接続する複数の公衆用無線基地局と、これらの公衆用無
線基地局を有線回線を介して収容する公衆網と、この公
衆網と局線を介して接続されるとともに、公衆波領域に
配置されるものであって、特定された屋内波領域に分散
配置された屋内用端末識別番号を有する複数の無線端末
を屋内波を介して接続する屋内用無線基地局とを備えた
無線通信システムを対象にしている。
システムは、所定の公衆波領域に分散配置された公衆用
端末識別番号を有する複数の無線端末を公衆波を介して
接続する複数の公衆用無線基地局と、これらの公衆用無
線基地局を有線回線を介して収容する公衆網と、この公
衆網と局線を介して接続されるとともに、公衆波領域に
配置されるものであって、特定された屋内波領域に分散
配置された屋内用端末識別番号を有する複数の無線端末
を屋内波を介して接続する屋内用無線基地局とを備えた
無線通信システムを対象にしている。
【0010】そして、屋内用無線基地局は、公衆用無線
基地局と公衆波を介して接続し、相互間で情報通信を行
なう公衆用無線通信手段と、屋内波領域に分散配置され
た複数の無線端末に対して、屋内波を介して相互間で情
報通信を行なう屋内用無線通信手段と、公衆用無線通信
手段及び屋内用無線通信手段と局線との間の回線中に介
在されており、発着信を管理するとともに、回線接続を
制御する回線接続制御手段と、回線接続制御手段に接続
されており、屋内波領域に配置された無線端末が有する
屋内用端末識別番号と公衆用端末識別番号とを対応づけ
て格納する記憶手段とを具備し、回線接続制御手段は、
公衆網側から屋内モード無線端末へ当該端末の公衆用端
末識別番号にて着信がかけられた場合に、記憶手段から
該公衆用端末識別番号に対応した屋内用端末識別番号を
読み出し、この屋内用端末識別番号を用いて該屋内モー
ド無線端末を前記公衆網側と接続する手段を有してなる
ことを特徴とする。
基地局と公衆波を介して接続し、相互間で情報通信を行
なう公衆用無線通信手段と、屋内波領域に分散配置され
た複数の無線端末に対して、屋内波を介して相互間で情
報通信を行なう屋内用無線通信手段と、公衆用無線通信
手段及び屋内用無線通信手段と局線との間の回線中に介
在されており、発着信を管理するとともに、回線接続を
制御する回線接続制御手段と、回線接続制御手段に接続
されており、屋内波領域に配置された無線端末が有する
屋内用端末識別番号と公衆用端末識別番号とを対応づけ
て格納する記憶手段とを具備し、回線接続制御手段は、
公衆網側から屋内モード無線端末へ当該端末の公衆用端
末識別番号にて着信がかけられた場合に、記憶手段から
該公衆用端末識別番号に対応した屋内用端末識別番号を
読み出し、この屋内用端末識別番号を用いて該屋内モー
ド無線端末を前記公衆網側と接続する手段を有してなる
ことを特徴とする。
【0011】この構成によれば、屋内モードの無線端末
に公衆網側から公衆用端末識別番号にて着信がかけられ
た場合に、屋内用無線基地局の回線接続制御手段が記憶
手段から該公衆用端末識別番号に対応する屋内用端末識
別番号を読み出して、この屋内用端末識別番号にて着信
先の屋内モード無線端末に着信をかけるので、無線端末
が屋内モードになっていても、公衆網からのサービスを
受けることができる。
に公衆網側から公衆用端末識別番号にて着信がかけられ
た場合に、屋内用無線基地局の回線接続制御手段が記憶
手段から該公衆用端末識別番号に対応する屋内用端末識
別番号を読み出して、この屋内用端末識別番号にて着信
先の屋内モード無線端末に着信をかけるので、無線端末
が屋内モードになっていても、公衆網からのサービスを
受けることができる。
【0012】また、屋内用無線基地局の回線接続制御手
段は、記憶手段に記憶された情報に基づいて、1つの公
衆用端末識別番号を複数の屋内用端末識別番号に変換す
る手段を具備することを特徴としている。
段は、記憶手段に記憶された情報に基づいて、1つの公
衆用端末識別番号を複数の屋内用端末識別番号に変換す
る手段を具備することを特徴としている。
【0013】この構成によれば、目的の無線端末だけで
なく、屋内用無線基地局に収容されている他の無線端末
に対しても着信させることができる。また、屋内用無線
基地局の回線接続制御手段は、公衆用無線通信手段を介
して公衆波を用いて前記公衆用無線基地局と通信を行な
うための制御メッセージと対応する屋内用制御メッセー
ジとを変換するメッセージ変換手段と、公衆網に対して
認証を行なったか否かの情報を記憶する認証記憶手段
と、屋内波領域内の無線端末から屋内用端末識別番号に
よる屋内モード端末としての使用許可を要求するための
端末認証処理信号を通知してきた場合、要求信号種別と
記憶手段の情報とに基づいて、無線端末の屋内モードに
おける端末認証処理を行なうとともに、無線端末の屋内
用端末識別番号に対応する公衆用端末識別番号を用いて
公衆用無線通信手段を介して公衆用無線基地局へ端末認
証処理要求を送信する手段を具備することを特徴とす
る。
なく、屋内用無線基地局に収容されている他の無線端末
に対しても着信させることができる。また、屋内用無線
基地局の回線接続制御手段は、公衆用無線通信手段を介
して公衆波を用いて前記公衆用無線基地局と通信を行な
うための制御メッセージと対応する屋内用制御メッセー
ジとを変換するメッセージ変換手段と、公衆網に対して
認証を行なったか否かの情報を記憶する認証記憶手段
と、屋内波領域内の無線端末から屋内用端末識別番号に
よる屋内モード端末としての使用許可を要求するための
端末認証処理信号を通知してきた場合、要求信号種別と
記憶手段の情報とに基づいて、無線端末の屋内モードに
おける端末認証処理を行なうとともに、無線端末の屋内
用端末識別番号に対応する公衆用端末識別番号を用いて
公衆用無線通信手段を介して公衆用無線基地局へ端末認
証処理要求を送信する手段を具備することを特徴とす
る。
【0014】この構成によれば、屋内波領域内に位置す
る無線端末は、屋内用無線基地局に対して位置情報の更
新を行なうことのみでなく、公衆無線サービス網に対し
て、当該無線端末の位置情報の更新を行なうことができ
る。
る無線端末は、屋内用無線基地局に対して位置情報の更
新を行なうことのみでなく、公衆無線サービス網に対し
て、当該無線端末の位置情報の更新を行なうことができ
る。
【0015】また、屋内用無線基地局の記憶手段は、簡
易型携帯電話サービス及び加入者電話回線の通話料金体
系を記憶する通話料金記憶手段を具備し、回線接続制御
手段は、局線発信ダイヤルの地域番号に応じて各事業者
の通話料金を比較検証する回線選択制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
易型携帯電話サービス及び加入者電話回線の通話料金体
系を記憶する通話料金記憶手段を具備し、回線接続制御
手段は、局線発信ダイヤルの地域番号に応じて各事業者
の通話料金を比較検証する回線選択制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0016】この構成によれば、加入者電話回線を利用
するよりも公衆無線サービス網を利用した方が通話料金
が安い場合に、公衆無線サービス網を使用することがで
きる。
するよりも公衆無線サービス網を利用した方が通話料金
が安い場合に、公衆無線サービス網を使用することがで
きる。
【0017】また、屋内用無線基地局の回線選択制御手
段は、無線端末が局線発信する際に、既に他の無線端末
により局線が使用されていた場合には、公衆用無線通信
手段にて公衆波を介して公衆用無線基地局へ接続要求を
行なう手段を有することを特徴とする。
段は、無線端末が局線発信する際に、既に他の無線端末
により局線が使用されていた場合には、公衆用無線通信
手段にて公衆波を介して公衆用無線基地局へ接続要求を
行なう手段を有することを特徴とする。
【0018】この構成によれば、発信時に加入者電話回
線が他の無線端末により使用中である場合に、話中にせ
ずに公衆無線サービス網への発信に迂回することが可能
となり発着信とも簡易式携帯電話機の利便性が大きく向
上する。
線が他の無線端末により使用中である場合に、話中にせ
ずに公衆無線サービス網への発信に迂回することが可能
となり発着信とも簡易式携帯電話機の利便性が大きく向
上する。
【0019】また、この発明に係る無線通信システム
は、上記対象において、無線端末は、発信時に、公衆モ
ードと屋内モードとを切り替えるための設定情報を格納
する端末側記憶手段と、屋内用無線基地局または公衆用
無線基地局の使用状態を監視し、使用可能状態である場
合に、端末側記憶手段を参照して使用可能なモードに切
替えて発信を行なう発信制御手段とを具備してなること
を特徴とする。
は、上記対象において、無線端末は、発信時に、公衆モ
ードと屋内モードとを切り替えるための設定情報を格納
する端末側記憶手段と、屋内用無線基地局または公衆用
無線基地局の使用状態を監視し、使用可能状態である場
合に、端末側記憶手段を参照して使用可能なモードに切
替えて発信を行なう発信制御手段とを具備してなること
を特徴とする。
【0020】この構成によれば、屋内波領域と公衆波領
域との間に位置した無線端末に対して、空き状態の無線
基地局があった場合に、自動的にモード切替えが行なわ
れて発信が行なわれるので、ユーザがモード設定を行な
ったり、再度ダイヤルするという操作を必要とせずに済
む。
域との間に位置した無線端末に対して、空き状態の無線
基地局があった場合に、自動的にモード切替えが行なわ
れて発信が行なわれるので、ユーザがモード設定を行な
ったり、再度ダイヤルするという操作を必要とせずに済
む。
【0021】また、無線端末の発信制御手段は、屋内波
領域と公衆波領域との間に位置する無線端末が公衆モー
ドで発信を行なった状態で、局線が使用されていないと
判定した場合に、自動的に屋内モードに切り替えて発信
を行なう手段を具備することを特徴とする。この構成に
よれば、無線端末が公衆モードで発信しても加入者電話
回線が空いている状態であれば、自動的に料金の安い屋
内モードで発信することができる。
領域と公衆波領域との間に位置する無線端末が公衆モー
ドで発信を行なった状態で、局線が使用されていないと
判定した場合に、自動的に屋内モードに切り替えて発信
を行なう手段を具備することを特徴とする。この構成に
よれば、無線端末が公衆モードで発信しても加入者電話
回線が空いている状態であれば、自動的に料金の安い屋
内モードで発信することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
である無線通信システムの全体を示している。ここで
は、例えば家庭11内に適用される無線通信システムに
ついて説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
である無線通信システムの全体を示している。ここで
は、例えば家庭11内に適用される無線通信システムに
ついて説明する。
【0023】家庭11内には、屋内用無線基地局12が
配置されている。屋内用無線基地局12は、加入電話回
線13を介して公衆網14に収容されている。公衆網1
4は、サービスエリア内に分散配置されている例えば公
衆用無線基地局CS1,CS2をそれぞれ通信路15
1,152,(15)を介して収容している。
配置されている。屋内用無線基地局12は、加入電話回
線13を介して公衆網14に収容されている。公衆網1
4は、サービスエリア内に分散配置されている例えば公
衆用無線基地局CS1,CS2をそれぞれ通信路15
1,152,(15)を介して収容している。
【0024】また、屋内用無線基地局12は、公衆用無
線基地局CS1が形成する無線ゾーンZ1内に配置され
ており、公衆用無線基地局CS1と公衆波を介して接続
されるための公衆アンテナ12aを備えている。さら
に、屋内用無線基地局12は、特定された領域を覆う屋
内用無線ゾーンを形成するための屋内アンテナ12bを
備えており、この領域内で例えばPHSのコードレス電
話機である複数の無線端末PS1,PS2,PS3と屋
内波を介して接続される。
線基地局CS1が形成する無線ゾーンZ1内に配置され
ており、公衆用無線基地局CS1と公衆波を介して接続
されるための公衆アンテナ12aを備えている。さら
に、屋内用無線基地局12は、特定された領域を覆う屋
内用無線ゾーンを形成するための屋内アンテナ12bを
備えており、この領域内で例えばPHSのコードレス電
話機である複数の無線端末PS1,PS2,PS3と屋
内波を介して接続される。
【0025】すなわち、屋内用無線基地局12は、無線
端末PS1〜PS3の発着信に伴い、公衆網14の図示
しない相手側加入電話回線及び公衆用無線基地局CS1
〜CSn(図中ではCS1,CS2のみ図示)に択一的
に接続される。また、屋内用無線基地局12は、無線端
末PS1〜PS3相互間を択一的に接続する。
端末PS1〜PS3の発着信に伴い、公衆網14の図示
しない相手側加入電話回線及び公衆用無線基地局CS1
〜CSn(図中ではCS1,CS2のみ図示)に択一的
に接続される。また、屋内用無線基地局12は、無線端
末PS1〜PS3相互間を択一的に接続する。
【0026】ここで、無線端末PS1〜PS3について
説明する。無線端末PS1〜PS3は公衆/屋内の両方
の動作モードを備えており、無線端末PS1を例にとる
と、屋内モードで動作する場合に端末識別番号100
番、公衆モードで動作する場合に端末識別番号050-123-
4567番を用いて自己端末の呼制御を行なう。無線端末P
S1〜PS3の動作モードの切替えには、無線端末PS
1〜PS3のそれぞれのスイッチで切り替える場合と、
屋内用無線基地局12及び公衆用無線基地局CS1〜C
Snからの無線チャネルの受信レベルを無線端末PS1
〜PS3が検出して、より強い無線チャネルの方のモー
ドに端末側で自動切替する場合とがある。
説明する。無線端末PS1〜PS3は公衆/屋内の両方
の動作モードを備えており、無線端末PS1を例にとる
と、屋内モードで動作する場合に端末識別番号100
番、公衆モードで動作する場合に端末識別番号050-123-
4567番を用いて自己端末の呼制御を行なう。無線端末P
S1〜PS3の動作モードの切替えには、無線端末PS
1〜PS3のそれぞれのスイッチで切り替える場合と、
屋内用無線基地局12及び公衆用無線基地局CS1〜C
Snからの無線チャネルの受信レベルを無線端末PS1
〜PS3が検出して、より強い無線チャネルの方のモー
ドに端末側で自動切替する場合とがある。
【0027】図1において、無線端末PS1,PS2
は、屋内用無線基地局12の無線ゾーン内にのみ位置し
ており、公衆モードではサービス外となるため屋内モー
ドとして動作する。また、無線端末PS3は、屋内用無
線基地局12及び公衆用無線基地局CS2の双方の無線
ゾーン内にも位置しているため、屋内/公衆の両サービ
スのうちいずれか一方を受けられる。
は、屋内用無線基地局12の無線ゾーン内にのみ位置し
ており、公衆モードではサービス外となるため屋内モー
ドとして動作する。また、無線端末PS3は、屋内用無
線基地局12及び公衆用無線基地局CS2の双方の無線
ゾーン内にも位置しているため、屋内/公衆の両サービ
スのうちいずれか一方を受けられる。
【0028】図2は、この発明の第1の実施の形態であ
る屋内用無線基地局12の詳細を示している。屋内用無
線基地局12は、公衆無線通信部12c,屋内無線通信
部12d,無線制御部12e,回線制御部12f,デー
タ処理制御部12g,データ記憶部12h及び加入者線
IF(インターフェース)12iにより構成されてい
る。公衆無線通信部12cは送信部12c1及び受信部
12c2を有しており、同様に、屋内無線通信部12d
は送信部12d1及び受信部12d2を有している。
る屋内用無線基地局12の詳細を示している。屋内用無
線基地局12は、公衆無線通信部12c,屋内無線通信
部12d,無線制御部12e,回線制御部12f,デー
タ処理制御部12g,データ記憶部12h及び加入者線
IF(インターフェース)12iにより構成されてい
る。公衆無線通信部12cは送信部12c1及び受信部
12c2を有しており、同様に、屋内無線通信部12d
は送信部12d1及び受信部12d2を有している。
【0029】すなわち、公衆無線通信部12cは、公衆
用アンテナ12aを介して公衆用無線基地局CS1〜C
Snと無線データの送受信を行ない、同様に、屋内無線
通信部12dは屋内用アンテナ12bを介して屋内モー
ドの無線端末PS1〜PS3と無線データの送受信を行
なうためのものである。
用アンテナ12aを介して公衆用無線基地局CS1〜C
Snと無線データの送受信を行ない、同様に、屋内無線
通信部12dは屋内用アンテナ12bを介して屋内モー
ドの無線端末PS1〜PS3と無線データの送受信を行
なうためのものである。
【0030】無線端末PS1〜PS3から到来した無線
データは、屋内用アンテナ12bで受信された後、屋内
無線通信部12dの高周波スイッチ(SW)12d3を
介して受信部12d2に入力される。受信部12d2
は、受信された無線データを受信中間周波信号に周波数
変換する。
データは、屋内用アンテナ12bで受信された後、屋内
無線通信部12dの高周波スイッチ(SW)12d3を
介して受信部12d2に入力される。受信部12d2
は、受信された無線データを受信中間周波信号に周波数
変換する。
【0031】上記受信部12d2から出力された受信中
間周波信号は、無線制御部12e及び回線制御部12f
を経由することで、アナログ通話信号に再生され、加入
者線IF12iを介して公衆網14へ送信される。
間周波信号は、無線制御部12e及び回線制御部12f
を経由することで、アナログ通話信号に再生され、加入
者線IF12iを介して公衆網14へ送信される。
【0032】これに対し、公衆網14から加入者線IF
12iを介して到来したアナログ通話信号は、回線制御
部12f及び無線制御部12eを経由することで、搬送
波信号に再生され、屋内無線通信部12dの送信部12
d1、もしくは公衆無線通信部12cの送信部12c1
に入力される。
12iを介して到来したアナログ通話信号は、回線制御
部12f及び無線制御部12eを経由することで、搬送
波信号に再生され、屋内無線通信部12dの送信部12
d1、もしくは公衆無線通信部12cの送信部12c1
に入力される。
【0033】送信部12d1では、上記搬送波信号が図
示しない周波数シンセサイザから発生された送信局部発
振信号とミキシングされることにより、無線制御部12
eにより指示された無線チャネル周波数に周波数変換さ
れ、さらに所定の送信電力レベルに増幅される。そし
て、この送信部12d1から出力された無線データは、
高周波スイッチ12d3を介して屋内用アンテナ12b
から無線端末PS1〜PS3に向け送信される。なお、
公衆無線通信部12cにおいても同様である。
示しない周波数シンセサイザから発生された送信局部発
振信号とミキシングされることにより、無線制御部12
eにより指示された無線チャネル周波数に周波数変換さ
れ、さらに所定の送信電力レベルに増幅される。そし
て、この送信部12d1から出力された無線データは、
高周波スイッチ12d3を介して屋内用アンテナ12b
から無線端末PS1〜PS3に向け送信される。なお、
公衆無線通信部12cにおいても同様である。
【0034】また、無線制御部12eは、公衆無線通信
部12c及び屋内無線通信部12dからのメッセージの
プロトコル変換や制御チャネルの管理等を行ない、さら
に回線制御部12fへのメッセージの中継を行なってい
る。
部12c及び屋内無線通信部12dからのメッセージの
プロトコル変換や制御チャネルの管理等を行ない、さら
に回線制御部12fへのメッセージの中継を行なってい
る。
【0035】データ処理制御部12gは、公衆網14か
ら屋内モードの無線端末へ公衆用端末識別番号にて着信
がかけられた場合に、データ記憶部12hから公衆用端
末識別番号に対応した屋内用端末識別番号を読み出し、
この屋内用端末識別番号を回線制御部12fに与える。
これにより、回線制御部12fは、屋内用端末識別番号
を用いて屋内モード無線端末を公衆網14と接続する。
ら屋内モードの無線端末へ公衆用端末識別番号にて着信
がかけられた場合に、データ記憶部12hから公衆用端
末識別番号に対応した屋内用端末識別番号を読み出し、
この屋内用端末識別番号を回線制御部12fに与える。
これにより、回線制御部12fは、屋内用端末識別番号
を用いて屋内モード無線端末を公衆網14と接続する。
【0036】また、データ処理制御部12gは、データ
記憶部12h内に記憶されたデータに基づき回線制御部
12fからの呼処理要求信号に対して、回線選択、メッ
セージ変換、端末の呼出し方法の選択等の処理や交換処
理を行なう。
記憶部12h内に記憶されたデータに基づき回線制御部
12fからの呼処理要求信号に対して、回線選択、メッ
セージ変換、端末の呼出し方法の選択等の処理や交換処
理を行なう。
【0037】図3は、上記データ処理制御部12g及び
データ記憶部12hの詳細を示している。図3におい
て、データ処理制御部12gは回線選択手段12g1,
メッセージ変換手段12g2及び呼出し方式選択手段1
2g3を備えており、データ記憶部12hは端末情報記
憶手段12h1,メッセージ記憶手段12h2及び通話
料金記憶手段12h3を備えている。
データ記憶部12hの詳細を示している。図3におい
て、データ処理制御部12gは回線選択手段12g1,
メッセージ変換手段12g2及び呼出し方式選択手段1
2g3を備えており、データ記憶部12hは端末情報記
憶手段12h1,メッセージ記憶手段12h2及び通話
料金記憶手段12h3を備えている。
【0038】すなわち、データ処理制御部12gにおい
て、回線選択手段12g1は加入者電話回線13または
公衆用無線サービスの無線回線の選択を行なっており、
着信時の回線種別の判定を行なう。メッセージ変換手段
12g2は公衆/屋内モードでの通信時に行なわれるメ
ッセージ変換処理を行なっている。呼出し方式選択手段
12g3は、回線種別毎に無線端末PS1〜PS3に対
する呼出し方法の設定を行なう。
て、回線選択手段12g1は加入者電話回線13または
公衆用無線サービスの無線回線の選択を行なっており、
着信時の回線種別の判定を行なう。メッセージ変換手段
12g2は公衆/屋内モードでの通信時に行なわれるメ
ッセージ変換処理を行なっている。呼出し方式選択手段
12g3は、回線種別毎に無線端末PS1〜PS3に対
する呼出し方法の設定を行なう。
【0039】データ記憶部12hにおいて、端末情報記
憶手段12h1は屋内用無線基地局12の屋内波エリア
内にある無線端末PS1〜PS3の情報を記憶し、メッ
セージ記憶手段12h2は公衆用無線サービス間あるい
は無線端末PS1〜PSk(kは自然数)相互間でやり
とりする種々のメッセージを記憶し、通話料金記憶手段
12h3は各事業者及び簡易型携帯電話サービスの通話
料金体系を記憶するものである。
憶手段12h1は屋内用無線基地局12の屋内波エリア
内にある無線端末PS1〜PS3の情報を記憶し、メッ
セージ記憶手段12h2は公衆用無線サービス間あるい
は無線端末PS1〜PSk(kは自然数)相互間でやり
とりする種々のメッセージを記憶し、通話料金記憶手段
12h3は各事業者及び簡易型携帯電話サービスの通話
料金体系を記憶するものである。
【0040】図4は、上記端末情報記憶手段12h1に
記憶されている端末登録テーブルの一例を示している。
図4において、端末登録テーブルは、公衆用端末識別番
号、屋内用端末識別番号、サービスクラス及びロケーシ
ョン情報をグループ毎に対応づけている。これらの情報
は、屋内波エリア内の無線端末PS1〜PS3から屋内
用無線基地局12へ情報登録要求があった場合に、デー
タ記憶部12hに記憶されるものである。図5は、サー
ビスクラス設定データであり、サービスクラス,発グル
ープ及び接続モードを対応づけている。
記憶されている端末登録テーブルの一例を示している。
図4において、端末登録テーブルは、公衆用端末識別番
号、屋内用端末識別番号、サービスクラス及びロケーシ
ョン情報をグループ毎に対応づけている。これらの情報
は、屋内波エリア内の無線端末PS1〜PS3から屋内
用無線基地局12へ情報登録要求があった場合に、デー
タ記憶部12hに記憶されるものである。図5は、サー
ビスクラス設定データであり、サービスクラス,発グル
ープ及び接続モードを対応づけている。
【0041】ここで、例えば屋内波エリア外にいる屋内
用端末識別番号102の無線端末PSから屋内用無線基
地局12の屋内波エリア内にある屋内用端末識別番号1
00の無線端末PS1に着信がかかった場合、屋内用無
線基地局12は、端末情報記憶手段12h1に記憶され
た端末登録テーブルに基づいて、無線端末PS1,PS
2に着信をかけることになる。
用端末識別番号102の無線端末PSから屋内用無線基
地局12の屋内波エリア内にある屋内用端末識別番号1
00の無線端末PS1に着信がかかった場合、屋内用無
線基地局12は、端末情報記憶手段12h1に記憶され
た端末登録テーブルに基づいて、無線端末PS1,PS
2に着信をかけることになる。
【0042】上記のような構成の屋内用無線基地局12
において、まず無線端末PS1が電源をオン状態に設定
しておくと以下のように動作する。すなわち、図6に示
す如く無線端末PS1は、屋内用無線基地局12からの
屋内波を検出すると、自己端末の動作モードを屋内モー
ドとし、屋内用無線基地局12に対して屋内モード端末
としての利用許可を要求するため、屋内用端末識別番号
100を用いて位置登録要求信号を送出する。
において、まず無線端末PS1が電源をオン状態に設定
しておくと以下のように動作する。すなわち、図6に示
す如く無線端末PS1は、屋内用無線基地局12からの
屋内波を検出すると、自己端末の動作モードを屋内モー
ドとし、屋内用無線基地局12に対して屋内モード端末
としての利用許可を要求するため、屋内用端末識別番号
100を用いて位置登録要求信号を送出する。
【0043】要求を受信した屋内用無線基地局12は、
無線端末PS1の屋内用端末識別番号100から公衆用
端末識別番号050-123-4567を読み出し、読み出した番号
を用いて公衆用無線基地局CS1に対し公衆用アンテナ
12aから公衆波にて位置登録要求信号を送出する。公
衆用無線基地局CS1あるいは公衆無線サービス網は、
この要求に対し、認証処理を開始し、屋内用無線基地局
12に対して公衆波にて認証要求信号を送出する。
無線端末PS1の屋内用端末識別番号100から公衆用
端末識別番号050-123-4567を読み出し、読み出した番号
を用いて公衆用無線基地局CS1に対し公衆用アンテナ
12aから公衆波にて位置登録要求信号を送出する。公
衆用無線基地局CS1あるいは公衆無線サービス網は、
この要求に対し、認証処理を開始し、屋内用無線基地局
12に対して公衆波にて認証要求信号を送出する。
【0044】屋内用無線基地局12は、上記要求を含ま
れる認証乱数を無線端末PS1に通知し、無線端末PS
1のもつアルゴリズムによって得られた演算結果を該無
線端末PS1から受信すると、再び公衆用無線基地局C
S1側に対して返信する。公衆用無線基地局CS1ある
いは公衆無線サービス網は、この演算結果を比較検証
し、その結果を位置登録応答に載せて無線端末PS1に
通知する。なお、屋内用無線基地局12は、信号を中継
する際に、その都度端末識別番号を変換し、さらに公衆
波から屋内波に変換することで、屋内モードの無線端末
PS1と公衆用無線基地局CS1との間の通信を実現さ
せる。
れる認証乱数を無線端末PS1に通知し、無線端末PS
1のもつアルゴリズムによって得られた演算結果を該無
線端末PS1から受信すると、再び公衆用無線基地局C
S1側に対して返信する。公衆用無線基地局CS1ある
いは公衆無線サービス網は、この演算結果を比較検証
し、その結果を位置登録応答に載せて無線端末PS1に
通知する。なお、屋内用無線基地局12は、信号を中継
する際に、その都度端末識別番号を変換し、さらに公衆
波から屋内波に変換することで、屋内モードの無線端末
PS1と公衆用無線基地局CS1との間の通信を実現さ
せる。
【0045】これにより、無線端末PS1は、屋内では
内線子機として登録することはもちろんのこと、公衆無
線サービス網に対し、公衆用端末識別番号050-123-4567
にて当該無線端末PS1の位置情報の更新を行なうこと
ができる。
内線子機として登録することはもちろんのこと、公衆無
線サービス網に対し、公衆用端末識別番号050-123-4567
にて当該無線端末PS1の位置情報の更新を行なうこと
ができる。
【0046】図7は、屋内用無線基地局12におけるデ
ータ処理制御部12gの動作を説明するためのフローチ
ャートである。ここで、加入電話回線13から着信信号
を屋内用無線基地局12が受信すると(ステップS1
1)、データ処理制御部12gは、ステップS12で、
発信元の回線種別判定処理を実行する。このとき、デー
タ処理制御部12gは、データ記憶部12hから回線種
別を検索し、ステップS13で、発信元が局か否かを判
別する。
ータ処理制御部12gの動作を説明するためのフローチ
ャートである。ここで、加入電話回線13から着信信号
を屋内用無線基地局12が受信すると(ステップS1
1)、データ処理制御部12gは、ステップS12で、
発信元の回線種別判定処理を実行する。このとき、デー
タ処理制御部12gは、データ記憶部12hから回線種
別を検索し、ステップS13で、発信元が局か否かを判
別する。
【0047】そして、局であると判定された場合(YE
S)、データ処理制御部12gは、ステップS14で、
着信先の指定端末を呼び出す。ここで、指定端末が屋内
モードに設定されている場合、データ処理制御部12g
は、データ記憶部12hから指定端末の屋内用端末識別
番号を検索し、着信をかける。
S)、データ処理制御部12gは、ステップS14で、
着信先の指定端末を呼び出す。ここで、指定端末が屋内
モードに設定されている場合、データ処理制御部12g
は、データ記憶部12hから指定端末の屋内用端末識別
番号を検索し、着信をかける。
【0048】また、ステップS13において、局でない
と判定された場合(NO)、データ処理制御部12g
は、ステップS15で、データ記憶部12hから発信者
番号情報の検索を実行し、ステップS16で、発信側が
屋内用無線基地局12内に登録された無線端末か否かの
判別を行なう。
と判定された場合(NO)、データ処理制御部12g
は、ステップS15で、データ記憶部12hから発信者
番号情報の検索を実行し、ステップS16で、発信側が
屋内用無線基地局12内に登録された無線端末か否かの
判別を行なう。
【0049】そして、登録端末でないと判定された場合
(NO)、データ処理制御部12gは、ステップS17
で、着信先の指定端末の呼出しを行なう。また、登録端
末であると判定された場合(YES)、データ処理制御
部12gは、ステップS18で、データ記憶部12hか
ら接続先端末情報の検索を行ない、ステップS19で、
指定端末が屋内波エリア内にいるか否かを判別する。
(NO)、データ処理制御部12gは、ステップS17
で、着信先の指定端末の呼出しを行なう。また、登録端
末であると判定された場合(YES)、データ処理制御
部12gは、ステップS18で、データ記憶部12hか
ら接続先端末情報の検索を行ない、ステップS19で、
指定端末が屋内波エリア内にいるか否かを判別する。
【0050】そして、指定端末が屋内波エリア内にいな
い場合(NO)、データ処理制御部12gは、ステップ
S20で、次候補の端末がある場合に、次候補の端末へ
の着信を行なう。また、ステップS19において、指定
端末が屋内波エリア内にいる場合(YES)、データ処
理制御部12gは、ステップS21で、データ記憶部1
2hへの検索結果がグループ着信であるか否かを判別す
る。
い場合(NO)、データ処理制御部12gは、ステップ
S20で、次候補の端末がある場合に、次候補の端末へ
の着信を行なう。また、ステップS19において、指定
端末が屋内波エリア内にいる場合(YES)、データ処
理制御部12gは、ステップS21で、データ記憶部1
2hへの検索結果がグループ着信であるか否かを判別す
る。
【0051】そして、グループ着信であると判定された
場合(YES)、データ処理制御部12gは、ステップ
S22で、指定されたグループへの着信をかけ、グルー
プでない場合(NO)、ステップS23で、指定端末の
呼出しを実行する。以後、データ処理制御部12gは、
ステップS24で、他の端末への呼出しがない限り、処
理を終了する。
場合(YES)、データ処理制御部12gは、ステップ
S22で、指定されたグループへの着信をかけ、グルー
プでない場合(NO)、ステップS23で、指定端末の
呼出しを実行する。以後、データ処理制御部12gは、
ステップS24で、他の端末への呼出しがない限り、処
理を終了する。
【0052】次に上述した手順により、公衆無線サービ
ス網に位置登録を更新した無線端末PS1に対し050-12
3-4567にて着信があった場合の処理を説明する。公衆無
線サービス網において、屋内用無線基地局12は、無線
端末PS1が位置登録を行なった公衆用無線基地局CS
1からの着信信号を受信すると、信号内の着番(050-123
-4567)からデータ記憶部12h内の端末登録テーブルを
検索し、屋内用の端末識別番号100 を読み出す。さら
に、予め設定された無線端末PS1のサービスクラスc
lass1(図4参照)から発グループと照合させて、
これに応じた着信を行なう。
ス網に位置登録を更新した無線端末PS1に対し050-12
3-4567にて着信があった場合の処理を説明する。公衆無
線サービス網において、屋内用無線基地局12は、無線
端末PS1が位置登録を行なった公衆用無線基地局CS
1からの着信信号を受信すると、信号内の着番(050-123
-4567)からデータ記憶部12h内の端末登録テーブルを
検索し、屋内用の端末識別番号100 を読み出す。さら
に、予め設定された無線端末PS1のサービスクラスc
lass1(図4参照)から発グループと照合させて、
これに応じた着信を行なう。
【0053】今仮に、無線端末PS1にかけてきた相手
がグループ2に登録された端末であるとする。このと
き、サービスクラスclass1の着信方法としては、
グループ内全端末が着信対象に設定されている。現在屋
内用無線基地局12内に登録されている端末は、ロケー
ション情報から3台の端末のうち無線端末PS1,PS
2が既にエリア内に存在しているので、無線端末PS
1,PS2の2台の屋内用端末識別番号100,101
を読み出し、それぞれに対して呼出しをかける。
がグループ2に登録された端末であるとする。このと
き、サービスクラスclass1の着信方法としては、
グループ内全端末が着信対象に設定されている。現在屋
内用無線基地局12内に登録されている端末は、ロケー
ション情報から3台の端末のうち無線端末PS1,PS
2が既にエリア内に存在しているので、無線端末PS
1,PS2の2台の屋内用端末識別番号100,101
を読み出し、それぞれに対して呼出しをかける。
【0054】無線端末PS1,PS2には、着信信号内
に載せられた情報に応じて、端末のLCD表示に無線端
末PS1への着信であることや着信音を変えるなどして
通常の加入電話回線による着信でないことが通知され
る。
に載せられた情報に応じて、端末のLCD表示に無線端
末PS1への着信であることや着信音を変えるなどして
通常の加入電話回線による着信でないことが通知され
る。
【0055】次に、屋内波エリア内の屋内モードの端末
からの発信時の動作について説明する。ここで、屋内モ
ードに設定された無線端末PS2が他のエリアに属する
無線端末への発信を行なうためにダイヤルしたとする
と、通常は加入者電話回線15を介して公衆無線サービ
ス網に発信する。ところが、屋内用無線基地局12内の
データ記憶部12hに記憶された通話料金記憶手段12
h3により、加入者電話回線15を使用するよりも公衆
波を介した方が料金が安いと判定された場合、屋内用無
線基地局12は、無線端末PS2の屋内用端末識別番号
に対応する公衆用端末識別番号を読み出し、公衆無線サ
ービス網に対する発信メッセージに変換して、公衆用ア
ンテナ12aより公衆用無線基地局CS1に対して発信
を行なう。
からの発信時の動作について説明する。ここで、屋内モ
ードに設定された無線端末PS2が他のエリアに属する
無線端末への発信を行なうためにダイヤルしたとする
と、通常は加入者電話回線15を介して公衆無線サービ
ス網に発信する。ところが、屋内用無線基地局12内の
データ記憶部12hに記憶された通話料金記憶手段12
h3により、加入者電話回線15を使用するよりも公衆
波を介した方が料金が安いと判定された場合、屋内用無
線基地局12は、無線端末PS2の屋内用端末識別番号
に対応する公衆用端末識別番号を読み出し、公衆無線サ
ービス網に対する発信メッセージに変換して、公衆用ア
ンテナ12aより公衆用無線基地局CS1に対して発信
を行なう。
【0056】また、加入者電話回線13が既に話中の状
態である場合、屋内用無線基地局12は、屋内用端末識
別番号に対応する公衆用端末識別番号を読み出し、公衆
無線サービス網に対する発信メッセージに変換して、公
衆用アンテナ12aより公衆用無線基地局CS1に対し
て発信を行なうことで、話中時の回線迂回を実現でき
る。
態である場合、屋内用無線基地局12は、屋内用端末識
別番号に対応する公衆用端末識別番号を読み出し、公衆
無線サービス網に対する発信メッセージに変換して、公
衆用アンテナ12aより公衆用無線基地局CS1に対し
て発信を行なうことで、話中時の回線迂回を実現でき
る。
【0057】以上のように、上記実施の形態によれば、
無線端末PS1〜PS3が屋内モードで動作する場合に
も、公衆無線サービスを実現することができる。すなわ
ち、屋内用無線基地局12の内線端末でありながら公衆
用無線基地局からの着信を受け付け、接続先の無線端末
PS1〜PS3に対しては公衆用端末識別番号に対応す
る屋内用端末識別番号を用い、さらに無線制御方式も屋
内波による屋内モードに変換して着信させることができ
る。
無線端末PS1〜PS3が屋内モードで動作する場合に
も、公衆無線サービスを実現することができる。すなわ
ち、屋内用無線基地局12の内線端末でありながら公衆
用無線基地局からの着信を受け付け、接続先の無線端末
PS1〜PS3に対しては公衆用端末識別番号に対応す
る屋内用端末識別番号を用い、さらに無線制御方式も屋
内波による屋内モードに変換して着信させることができ
る。
【0058】また、サービスクラスの設定により、目的
の無線端末だけでなく、屋内用無線基地局12に収容さ
れている他の無線端末に対しても着信させることができ
る。さらに、屋内波エリア内の無線端末の発信時に、加
入者電話回線13が他の無線端末により使用中である場
合には、話中にせずに公衆無線サービスへの発信に迂回
することが可能となり、発着信とも簡易式携帯電話機の
利便性が大きく向上する。
の無線端末だけでなく、屋内用無線基地局12に収容さ
れている他の無線端末に対しても着信させることができ
る。さらに、屋内波エリア内の無線端末の発信時に、加
入者電話回線13が他の無線端末により使用中である場
合には、話中にせずに公衆無線サービスへの発信に迂回
することが可能となり、発着信とも簡易式携帯電話機の
利便性が大きく向上する。
【0059】図8及び図9は、この発明の第2の実施の
形態である無線端末を示している。図8は、無線端末3
0が公衆用無線基地局40が形成する公衆波エリアと屋
内用無線基地局50が形成する屋内波エリアとの間に位
置している状態を示し、図9は、無線端末30の詳細を
示している。
形態である無線端末を示している。図8は、無線端末3
0が公衆用無線基地局40が形成する公衆波エリアと屋
内用無線基地局50が形成する屋内波エリアとの間に位
置している状態を示し、図9は、無線端末30の詳細を
示している。
【0060】図8において、無線端末30は、加入者電
話回線60に接続されている屋内用無線基地局50に付
随した電話機51のコードレス子機として使用でき、公
衆用無線基地局40に対するPHS電話機として使用で
きるものである。
話回線60に接続されている屋内用無線基地局50に付
随した電話機51のコードレス子機として使用でき、公
衆用無線基地局40に対するPHS電話機として使用で
きるものである。
【0061】また、図9において、無線端末30は、通
信部31,無線制御部32,データ処理制御部33,デ
ータ解析部34,データ記憶部35,音声制御部36,
表示制御部37,表示部38,スピーカ39a及びマイ
クロホンMIC39bにより構成されている。
信部31,無線制御部32,データ処理制御部33,デ
ータ解析部34,データ記憶部35,音声制御部36,
表示制御部37,表示部38,スピーカ39a及びマイ
クロホンMIC39bにより構成されている。
【0062】ここで、公衆用無線基地局40または屋内
用無線基地局50から到来した無線データは、アンテナ
30aで受信された後、高周波スイッチ(SW)31c
を介して受信部31aに入力される。この受信部31a
では、上記受信された無線データが図示しない周波数シ
ンセサイザから発生された受信局部発振信号とミキシン
グされて受信中間周波信号に周波数変換される。
用無線基地局50から到来した無線データは、アンテナ
30aで受信された後、高周波スイッチ(SW)31c
を介して受信部31aに入力される。この受信部31a
では、上記受信された無線データが図示しない周波数シ
ンセサイザから発生された受信局部発振信号とミキシン
グされて受信中間周波信号に周波数変換される。
【0063】上記受信部31aから出力された受信中間
周波信号は、無線制御部32及びデータ処理制御部33
を経由することによって、デジタル通話信号に再生さ
れ、音声制御部36に入力される。音声制御部36は、
デジタル通話信号をアナログ通話信号に再生する。この
アナログ通話信号は、スピーカ39aから拡声出力され
る。
周波信号は、無線制御部32及びデータ処理制御部33
を経由することによって、デジタル通話信号に再生さ
れ、音声制御部36に入力される。音声制御部36は、
デジタル通話信号をアナログ通話信号に再生する。この
アナログ通話信号は、スピーカ39aから拡声出力され
る。
【0064】これに対し、マイクロホンMIC39bに
入力された送話音声は、音声制御部36でデジタル通話
信号に再生され、データ処理制御部33及び無線制御部
32を経由して通信部31の送信部31bに入力され
る。送信部31bから出力された無線データは、アンテ
ナ30aから基地局に向け送信される。
入力された送話音声は、音声制御部36でデジタル通話
信号に再生され、データ処理制御部33及び無線制御部
32を経由して通信部31の送信部31bに入力され
る。送信部31bから出力された無線データは、アンテ
ナ30aから基地局に向け送信される。
【0065】無線制御部32は、公衆波及び屋内波のプ
ロトコル変換や制御チャネルの管理等を行ない、データ
処理制御部33に対してメッセージの処理を依頼する。
音声制御部36及び表示制御部37は、発着信時のデー
タ処理制御部33からの要求に応じて、着信音をスピー
カ39aを介して流したり、表示部38に相手番号やメ
ッセージ等を表示させる。
ロトコル変換や制御チャネルの管理等を行ない、データ
処理制御部33に対してメッセージの処理を依頼する。
音声制御部36及び表示制御部37は、発着信時のデー
タ処理制御部33からの要求に応じて、着信音をスピー
カ39aを介して流したり、表示部38に相手番号やメ
ッセージ等を表示させる。
【0066】データ処理制御部33には、データ解析部
34が接続されており、このデータ解析部34にはデー
タ記憶部35が接続される。データ記憶部35には、自
己端末の公衆用/屋内用端末認識番号や電話帳、認証処
理時に必要な端末ID番号等の情報が記憶されている。
データ解析部34は、データ記憶部35に記憶されてい
る情報の解析を行なっている。
34が接続されており、このデータ解析部34にはデー
タ記憶部35が接続される。データ記憶部35には、自
己端末の公衆用/屋内用端末認識番号や電話帳、認証処
理時に必要な端末ID番号等の情報が記憶されている。
データ解析部34は、データ記憶部35に記憶されてい
る情報の解析を行なっている。
【0067】図10は、データ記憶部35の詳細を示し
ている。データ記憶部35は、屋内モード発信用メモリ
351及び公衆モード発信用メモリ352を備えてい
る。また、屋内モード発信用メモリ351は公衆モード
切替メモリ351a及び通知情報メモリ351bを備え
ており、公衆モード発信用メモリ352は屋内モード優
先メモリ352aを備えている。
ている。データ記憶部35は、屋内モード発信用メモリ
351及び公衆モード発信用メモリ352を備えてい
る。また、屋内モード発信用メモリ351は公衆モード
切替メモリ351a及び通知情報メモリ351bを備え
ており、公衆モード発信用メモリ352は屋内モード優
先メモリ352aを備えている。
【0068】公衆モード切替メモリ351aには、無線
端末30が発信時に屋内モードに設定されている状態
で、公衆モードへの切替情報が記憶されており、通知情
報メモリ351bには、公衆用無線基地局40への通知
情報が記憶されている。
端末30が発信時に屋内モードに設定されている状態
で、公衆モードへの切替情報が記憶されており、通知情
報メモリ351bには、公衆用無線基地局40への通知
情報が記憶されている。
【0069】図11は、無線端末30のデータ処理制御
部33の動作における屋内モードでの発信動作を説明す
るためのフローチャートである。すなわち、ユーザがコ
ードレス電話機である無線端末30を屋内モードに設定
して(ステップS31)、発信したい相手の電話番号を
ダイヤルし、発信キー押下等で発信を行なうと(ステッ
プS32)、コードレス親機の電話機51に対して発信
要求が出される。
部33の動作における屋内モードでの発信動作を説明す
るためのフローチャートである。すなわち、ユーザがコ
ードレス電話機である無線端末30を屋内モードに設定
して(ステップS31)、発信したい相手の電話番号を
ダイヤルし、発信キー押下等で発信を行なうと(ステッ
プS32)、コードレス親機の電話機51に対して発信
要求が出される。
【0070】このとき、ステップS33において、コー
ドレス親機の電話機51に接続されている加入者電話回
線60が空いている場合(NO)に、無線端末30のデ
ータ処理制御部33は、ステップS34で、通常の発信
処理を実行する。また、加入者電話回線60を他の無線
端末が使用していたり、電話機51自身が使用している
場合には、無線端末30にBUSY信号が供給される。
ドレス親機の電話機51に接続されている加入者電話回
線60が空いている場合(NO)に、無線端末30のデ
ータ処理制御部33は、ステップS34で、通常の発信
処理を実行する。また、加入者電話回線60を他の無線
端末が使用していたり、電話機51自身が使用している
場合には、無線端末30にBUSY信号が供給される。
【0071】BUSY信号を受信した無線端末30にお
いて、データ処理制御部33は、ステップS35で、デ
ータ解析部34を介してデータ記憶部35にアクセスす
ることで、公衆モード切替メモリ351aを参照する。
ここで、切替えの設定がされていない場合(NG)、デ
ータ処理制御部33は、ステップS36で、通常のBU
SY処理を実行し、切替えの設定がされている場合(O
K)、先にダイヤルした電話番号を発信先電話番号と
し、ステップS37で、公衆モードに切り替えて公衆用
無線基地局40に対して発信要求を行なう。
いて、データ処理制御部33は、ステップS35で、デ
ータ解析部34を介してデータ記憶部35にアクセスす
ることで、公衆モード切替メモリ351aを参照する。
ここで、切替えの設定がされていない場合(NG)、デ
ータ処理制御部33は、ステップS36で、通常のBU
SY処理を実行し、切替えの設定がされている場合(O
K)、先にダイヤルした電話番号を発信先電話番号と
し、ステップS37で、公衆モードに切り替えて公衆用
無線基地局40に対して発信要求を行なう。
【0072】ここで、発信ができた場合に、データ処理
制御部33は、ステップS38で、データ解析部34を
介してデータ記憶部35にアクセスすることで、通知情
報メモリ351bを参照する。そして、通知情報がある
場合(YES)、データ処理制御部33は、ステップS
39で、通知情報の内容に合った通知方法(リンガー、
ディスプレイ表示など)で公衆用無線基地局40へ通知
を行ない、ステップS40で、通常の公衆モード処理に
従う。なお、通知情報がない場合でも、そのまま公衆モ
ード処理に従うことはもちろんのことである。
制御部33は、ステップS38で、データ解析部34を
介してデータ記憶部35にアクセスすることで、通知情
報メモリ351bを参照する。そして、通知情報がある
場合(YES)、データ処理制御部33は、ステップS
39で、通知情報の内容に合った通知方法(リンガー、
ディスプレイ表示など)で公衆用無線基地局40へ通知
を行ない、ステップS40で、通常の公衆モード処理に
従う。なお、通知情報がない場合でも、そのまま公衆モ
ード処理に従うことはもちろんのことである。
【0073】図12は、無線端末30のデータ処理制御
部33の動作における公衆モードでの発信動作を説明す
るために示すフローチャートである。すなわち、ユーザ
が無線端末30を公衆モードに設定して(ステップS4
1)、発信したい相手の電話番号をダイヤルし、発信キ
ー押下等で発信を行なう(ステップS42)と、データ
処理制御部33は、ステップS43で、データ解析部3
4を介してデータ記憶部35にアクセスすることで、屋
内モード優先メモリ352aを参照する。
部33の動作における公衆モードでの発信動作を説明す
るために示すフローチャートである。すなわち、ユーザ
が無線端末30を公衆モードに設定して(ステップS4
1)、発信したい相手の電話番号をダイヤルし、発信キ
ー押下等で発信を行なう(ステップS42)と、データ
処理制御部33は、ステップS43で、データ解析部3
4を介してデータ記憶部35にアクセスすることで、屋
内モード優先メモリ352aを参照する。
【0074】そして、屋内モード優先でない場合(N
O)、データ処理制御部33は、ステップS44で、通
常の公衆モードで発信処理を実行する。また、屋内モー
ド優先の場合(YES)、データ処理制御部33は、ス
テップS45で、自己端末が屋内波エリア内外にいるか
を判別する。ここで、屋内波エリア外にいる場合
(外)、データ処理制御部33は、ステップS44で、
通常の公衆モードで発信処理を実行し、屋内波エリア内
にいる場合(内)、先にダイヤルした電話番号を発信先
電話番号とし、ステップS46で、コードレス親機であ
る電話機51に対して発信要求を出す。
O)、データ処理制御部33は、ステップS44で、通
常の公衆モードで発信処理を実行する。また、屋内モー
ド優先の場合(YES)、データ処理制御部33は、ス
テップS45で、自己端末が屋内波エリア内外にいるか
を判別する。ここで、屋内波エリア外にいる場合
(外)、データ処理制御部33は、ステップS44で、
通常の公衆モードで発信処理を実行し、屋内波エリア内
にいる場合(内)、先にダイヤルした電話番号を発信先
電話番号とし、ステップS46で、コードレス親機であ
る電話機51に対して発信要求を出す。
【0075】このとき、ステップS47において、電話
機51に接続されている加入者電話回線60が空いてい
る場合(OK)、データ処理制御部33は、ステップS
48で、通常の屋内モードでの発信処理が行なわれ、加
入者電話回線60を他のコードレス子機が使用していた
り、電話機51自身が使用している場合(NG)、BU
SY信号が返され、通常の公衆モードに戻し、以降ステ
ップS44で、公衆モードの発信処理に従う。
機51に接続されている加入者電話回線60が空いてい
る場合(OK)、データ処理制御部33は、ステップS
48で、通常の屋内モードでの発信処理が行なわれ、加
入者電話回線60を他のコードレス子機が使用していた
り、電話機51自身が使用している場合(NG)、BU
SY信号が返され、通常の公衆モードに戻し、以降ステ
ップS44で、公衆モードの発信処理に従う。
【0076】以上のように、上記第2の実施の形態によ
れば、屋内波エリアと公衆波エリアとの間に位置する無
線端末30が屋内モードで発信したときに、親機である
電話機51に接続されている加入者電話回線60が使用
中でも自動的に公衆モードに切替え、再度ダイヤルする
ことなく自動的に発信することができる。また、無線端
末30が公衆モードで発信しても加入者電話回線60が
空いていれば、自動的に料金の安い屋内モードで発信す
ることができる。
れば、屋内波エリアと公衆波エリアとの間に位置する無
線端末30が屋内モードで発信したときに、親機である
電話機51に接続されている加入者電話回線60が使用
中でも自動的に公衆モードに切替え、再度ダイヤルする
ことなく自動的に発信することができる。また、無線端
末30が公衆モードで発信しても加入者電話回線60が
空いていれば、自動的に料金の安い屋内モードで発信す
ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
例えば家庭内で無線端末が屋内モードに設定されている
場合にも、無線端末に対して公衆サービスを提供するこ
とが可能な無線通信システムを提供することができる。
また、無線端末が公衆波と屋内波との間に位置する場
合、自己の無線端末が自動的にモード切替えを行なって
空き状態の基地局へ発信することが可能な無線通信シス
テムを提供することができる。
例えば家庭内で無線端末が屋内モードに設定されている
場合にも、無線端末に対して公衆サービスを提供するこ
とが可能な無線通信システムを提供することができる。
また、無線端末が公衆波と屋内波との間に位置する場
合、自己の無線端末が自動的にモード切替えを行なって
空き状態の基地局へ発信することが可能な無線通信シス
テムを提供することができる。
【図1】この発明に係る無線通信システムのシステム全
体の構成を示す図。
体の構成を示す図。
【図2】この発明に係る無線通信システムの一実施の形
態である屋内用無線基地局の詳細を示すブロック構成
図。
態である屋内用無線基地局の詳細を示すブロック構成
図。
【図3】同実施の形態におけるデータ処理制御部及びデ
ータ記憶部の詳細を示すブロック構成図。
ータ記憶部の詳細を示すブロック構成図。
【図4】同実施の形態におけるデータ記憶部に記憶され
ている端末登録テーブルを説明するために示す図。
ている端末登録テーブルを説明するために示す図。
【図5】同実施の形態におけるデータ記憶部に記憶され
ているサービスクラスの詳細を説明するために示す図。
ているサービスクラスの詳細を説明するために示す図。
【図6】無線端末が公衆用無線基地局及び屋内用無線基
地局へ位置登録要求する際のシーケンスを示す図。
地局へ位置登録要求する際のシーケンスを示す図。
【図7】同実施の形態において、無線端末へ着信がかか
った際のデータ処理制御部の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
った際のデータ処理制御部の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図8】この発明の第2の実施の形態における無線端末
が公衆波エリアと屋内波エリアとの間に位置している様
子を説明するために示す図。
が公衆波エリアと屋内波エリアとの間に位置している様
子を説明するために示す図。
【図9】同第2の実施の形態における無線端末の詳細を
示すブロック構成図。
示すブロック構成図。
【図10】同第2の実施の形態におけるデータ記憶部の
詳細を示すブロック構成図。
詳細を示すブロック構成図。
【図11】同第2の実施の形態において、無線端末が屋
内モードで発信をかけた際のデータ処理制御部の動作を
説明するためのフローチャート。
内モードで発信をかけた際のデータ処理制御部の動作を
説明するためのフローチャート。
【図12】同第2の実施の形態において、無線端末が公
衆モードで発信をかけた際のデータ処理制御部の動作を
説明するためのフローチャート。
衆モードで発信をかけた際のデータ処理制御部の動作を
説明するためのフローチャート。
CS1,CS2,40…公衆用無線基地局 12,50…屋内用無線基地局、 12a…公衆用アンテナ、 12b…屋内用アンテナ、 12c…公衆無線通信部、 12d…屋内無線通信部、 12g…データ処理制御部、 12h…データ記憶部、 13,60…加入者電話回線、 14…公衆網、 PS1,PS2,PS3,30…無線端末、 33…データ処理制御部、 35…データ記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 3/58 101
Claims (13)
- 【請求項1】 所定の公衆波領域に分散配置された公衆
用端末識別番号を有する複数の無線端末を公衆波を介し
て接続する複数の公衆用無線基地局と、これらの公衆用
無線基地局を有線回線を介して収容する公衆網と、この
公衆網と局線を介して接続されるとともに、公衆波領域
に配置されるものであって、特定された屋内波領域に分
散配置された屋内用端末識別番号を有する複数の無線端
末を屋内波を介して接続する屋内用無線基地局とを備え
た無線通信システムにおいて、 前記屋内用無線基地局は、 前記公衆用無線基地局と公衆波を介して接続し、相互間
で情報通信を行なう公衆用無線通信手段と、 屋内波領域に分散配置された複数の前記無線端末に対し
て、屋内波を介して相互間で情報通信を行なう屋内用無
線通信手段と、 前記公衆用無線通信手段及び前記屋内用無線通信手段と
前記局線との間の回線中に介在されており、発着信を管
理するとともに、回線接続を制御する回線接続制御手段
と、 前記回線接続制御手段に接続されており、屋内波領域に
配置された前記無線端末が有する屋内用端末識別番号と
公衆用端末識別番号とを対応づけて格納する記憶手段と
を具備し、 前記回線接続制御手段は、前記公衆網側から屋内モード
無線端末へ当該端末の公衆用端末識別番号にて着信がか
けられた場合に、前記記憶手段から該公衆用端末識別番
号に対応した屋内用端末識別番号を読み出し、この屋内
用端末識別番号を用いて該屋内モード無線端末を前記公
衆網側と接続する手段を有してなることを特徴とする無
線通信システム。 - 【請求項2】 前記回線接続制御手段は、前記記憶手段
に記憶された情報に基づいて、1つの公衆用端末識別番
号を複数の屋内用端末識別番号に変換する手段を具備
し、 前記公衆網側から屋内モード無線端末へ当該端末の公衆
用端末識別番号にて着信がかけられた際に、屋内波領域
内の複数の屋内モード無線端末と前記公衆網側とを接続
することを特徴とする請求項1記載の無線通信システ
ム。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、前記無線端末の屋内モ
ードにおけるサービスクラスを記憶する手段を具備し、 前記回線接続制御手段は、前記無線端末が屋内波領域内
に位置しているか否かを検出し、この検出結果を該無線
端末の公衆用端末識別番号及び屋内用端末識別番号に対
応づけて前記記憶手段に書き込む手段を具備し、 前記無線端末が屋内領域内に位置していない状態で、前
記公衆網側から該無線端末へ公衆用端末識別番号にて着
信がかかった場合に、予め設定された前記サービスクラ
スに基づいて、屋内波領域内の他の屋内モード無線端末
と前記公衆網側とを接続することを特徴とする請求項1
記載の無線通信システム。 - 【請求項4】 前記サービスクラスは、各無線端末毎に
発信者番号に応じて設定されることを特徴とする請求項
3記載の無線通信システム。 - 【請求項5】 前記回線接続制御手段は、着信時の回線
種別を判定する回線種別判定手段と、 前記回線種別毎に前記無線端末の呼出し方法を予め設定
した呼出し方式設定手段と、 屋内波領域内を屋内モードで動作している前記無線端末
に対して着信要求信号を通知する制御信号に、前記回線
種別判定手段より得られる前記回線種別の情報と前記呼
出し方式設定手段により得られる呼出し方法の情報とを
付加して、前記無線端末に着信時の動作を通知する手段
とを有してなることを特徴とする請求項1記載の無線通
信システム。 - 【請求項6】 前記回線接続制御手段は、 前記公衆用無線通信手段を介して公衆波を用いて前記公
衆用無線基地局と通信を行なうための制御メッセージと
対応する屋内用制御メッセージとを変換するメッセージ
変換手段と、 前記公衆網に対して認証を行なったか否かの情報を記憶
する認証記憶手段と、 屋内波領域内の前記無線端末から屋内用端末識別番号に
よる屋内モード端末としての使用許可を要求するための
端末認証処理信号を通知してきた場合、要求信号種別と
前記記憶手段の情報とに基づいて、前記無線端末の屋内
モードにおける端末認証処理を行なうとともに、前記無
線端末の屋内用端末識別番号に対応する公衆用端末識別
番号を用いて前記公衆用無線通信手段を介して前記公衆
用無線基地局へ端末認証処理要求を送信する手段を有し
てなることを特徴とする請求項1記載の無線通信システ
ム。 - 【請求項7】 前記記憶手段は、簡易型携帯電話サービ
ス及び加入者電話回線の通話料金体系を記憶する通話料
金記憶手段を具備し、 前記回線接続制御手段は、局線発信ダイヤルの地域番号
に応じて各事業者の通話料金を比較検証する回線選択制
御手段とを具備し、 前記回線選択制御手段は、前記屋内モード無線端末より
前記公衆網への接続を要求した状態で、入力した発信ダ
イヤルに対して前記局線で前記公衆網へ接続するより、
公衆波を介して接続する方が通話料金が低額と判定され
た場合に、公衆波により公衆用無線基地局への接続要求
を行なう手段を具備してなることを特徴とする請求項1
記載の無線通信システム。 - 【請求項8】 前記回線選択制御手段は、前記無線端末
が局線発信する際に、既に他の無線端末により前記局線
が使用されていた場合には、前記公衆用無線通信手段に
て公衆波を介して前記公衆用無線基地局へ接続要求を行
なう手段を有してなることを特徴とする請求項7記載の
無線通信システム。 - 【請求項9】 所定の公衆波領域に分散配置された公衆
用端末識別番号を有する複数の無線端末を公衆波を介し
て接続する複数の公衆用無線基地局と、これらの公衆用
無線基地局を有線回線を介して収容する公衆網と、この
公衆網と局線を介して接続されるものであって、特定さ
れた屋内波領域に分散配置された屋内用端末識別番号を
有する複数の無線端末を屋内波を介して接続する屋内用
無線基地局とを備えた無線通信システムにおいて、 前記無線端末は、 発信時に、公衆モードと屋内モードとを切り替えるため
の設定情報を格納する端末側記憶手段と、 前記無線端末が前記屋内波領域と前記公衆波領域との間
に位置した状態において、前記屋内用無線基地局及び前
記公衆用無線基地局の使用状態を監視し、使用可能状態
である場合に、前記端末側記憶手段を参照して使用可能
なモードに切替えて発信を行なう発信制御手段とを具備
してなることを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項10】 前記発信制御手段は、前記屋内波領域
と前記公衆波領域との間に位置する前記無線端末が屋内
モードで発信を行なった状態で、前記局線を他の無線端
末が使用しているため発信ができないと判定した場合、
自動的に公衆モードに切り替えて発信を行なう手段を有
してなることを特徴とする請求項9記載の無線通信シス
テム。 - 【請求項11】 前記発信制御手段は、前記屋内波領域
と前記公衆波領域との間に位置する前記無線端末が公衆
モードで発信を行なった状態で、前記局線が使用されて
いないと判定した場合に、自動的に屋内モードに切り替
えて発信を行なう手段を有してなることを特徴とする請
求項9記載の無線通信システム。 - 【請求項12】 前記発信制御手段は、前記屋内波領域
と前記公衆波領域との間に位置する前記無線端末が屋内
モードで発信を行なった状態で、前記局線が他の無線端
末が使用しているため発信ができないと判定した場合、
前記端末側記憶手段の前記設定情報に基づいて、自動的
に公衆モードで発信させる手段を有してなることを特徴
とする請求項9記載の無線通信システム。 - 【請求項13】 さらに、前記発信制御手段は、ユーザ
にモード設定情報を提示するための表示部と、ユーザに
モード設定情報を音で知らせる音声部とを具備し、 前記屋内波領域と前記公衆波領域との間に位置する前記
無線端末が屋内モードで発信を行なった状態で、前記無
線端末が屋内モードで発信を行なった状態で、前記局線
を他の無線端末が使用しているため発信ができないと判
定した場合に自動的に公衆モードに切り替えて発信させ
たとき、この発信情報を前記表示部へ表示または前記音
声部による警告音によってユーザに通知する手段を有し
てなることを特徴とする請求項9記載の無線通信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9019109A JPH10224844A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9019109A JPH10224844A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224844A true JPH10224844A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=11990321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9019109A Pending JPH10224844A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10224844A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007013648A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Sharp Corp | 無線通信システム、通信端末 |
KR100990909B1 (ko) | 2008-04-16 | 2010-11-01 | (주) 콘텔라 | 펨토셀 기지국의 무선 송수신회로 및 그 펨토셀 기지국 |
JP2011019052A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Nec Corp | 電話中継装置、電話システム、電話中継方法、及びプログラム |
JP2011244165A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Fujitsu Ltd | 内線管理装置及び内線番号割当方法 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP9019109A patent/JPH10224844A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007013648A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Sharp Corp | 無線通信システム、通信端末 |
KR100990909B1 (ko) | 2008-04-16 | 2010-11-01 | (주) 콘텔라 | 펨토셀 기지국의 무선 송수신회로 및 그 펨토셀 기지국 |
JP2011019052A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Nec Corp | 電話中継装置、電話システム、電話中継方法、及びプログラム |
JP2011244165A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Fujitsu Ltd | 内線管理装置及び内線番号割当方法 |
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A02 | Decision of refusal |
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