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JPH10220134A - シャッター用の遮熱スラット - Google Patents

シャッター用の遮熱スラット

Info

Publication number
JPH10220134A
JPH10220134A JP3945198A JP3945198A JPH10220134A JP H10220134 A JPH10220134 A JP H10220134A JP 3945198 A JP3945198 A JP 3945198A JP 3945198 A JP3945198 A JP 3945198A JP H10220134 A JPH10220134 A JP H10220134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
slat
shutter
slats
metal plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3945198A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kondo
浩一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LUMITTER IND CORP Ltd
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
LUMITTER IND CORP Ltd
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LUMITTER IND CORP Ltd, Bunka Shutter Co Ltd filed Critical LUMITTER IND CORP Ltd
Priority to JP3945198A priority Critical patent/JPH10220134A/ja
Publication of JPH10220134A publication Critical patent/JPH10220134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災発生時の火炎側の熱が非火炎側に及ぶこ
とがなく、確実に遮熱することができて、安全な防火区
画域を確保する上で効果的なシャッター用の遮熱スラッ
トを簡単に得ることにある。 【解決手段】 断熱性・耐熱性に優れた遮熱特性を有す
るセラミッククロス等の素材の表裏両面を金属板で挟み
込んだサンドイッチ構成とし、その上下端部に隣接スラ
ット連結用のカール部を折曲形成したシャッター用の遮
熱スラット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャッターカー
テンを構成する遮熱スラットの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の電動式巻上げシャッターを
示す正面図、図7は図6の電動式巻上げシャッターのシ
ャッターカーテンの部分的な拡大断面図である。図6に
おいて、1はシャッター開閉用開口の両側に起立配置さ
れた左右一対のガイドレールであり、これらのガイドレ
ール1は対向面側に縦長開口を有する断面コ字状の部材
からなっている。
【0003】かかるガイドレール1の上部にはボックス
状のパネル収納部2が設けられている。このパネル収納
部2内には、シャッター開閉駆動用の開閉機(図示せ
ず)と、この開閉機で回転駆動される巻取シャフト(図
示せず)とが収納配置され、この巻取シャフトでシャッ
ターカーテン3の巻取り・巻戻しが行われることによっ
て、そのシャッターカーテン3が前記ガイドレール1間
を昇降開閉するようになっている。
【0004】前記シャッターカーテン3は、複数のスラ
ット4,5を上下方向へ一連に、且つ、所定の回動角範
囲内で屈曲回動自在に連結することによって、構成され
ている。
【0005】ここで、前記スラット4,5の形状構成に
ついて詳述すると、これらのスラット4,5は、図7に
示すように、それぞれ一枚の金属板をロール成形等する
ことにより形成されているもので、各スラット4,5の
上下端部には連結用のカール部4a,4bと5a,5b
(図7では5bを図示せず)が折曲形成されている。
【0006】そして、図7における上位スラット4の下
端カール部4b内に下位スラット5の上端カール部5a
を回動可能に嵌合し、この要領で複数のスラット4,5
相互を連結することによってシャッターカーテン3を構
成している。
【0007】図8は他の従来例として示した遮熱スラッ
トの断面図であり、同図において、6は金属製のスラッ
ト4の裏面を覆う遮熱部材であり、この遮熱部材6はセ
ラミック系フェルトやロックウール板等から成ってい
る。7は前記遮熱部材6を前記スラット4裏面との間で
挟み込む金属製のカバー部材であり、このカバー部材7
は前記スラット4に溶接されている。このように遮熱部
材6が設けられたスラット4は、図7の一枚金属板だけ
から成る場合に比して火災発生時の断熱性能が向上す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャッタースラ
ットは以上のように構成されているので、図7に示すよ
うな一枚金属板だけから成るスラットの場合、火災発生
時の防火性能はあっても、スラットの非火炎側の表面が
高温化し、その輻射熱によって、結局、スラットの非火
炎側でも延焼が生じてしまうという課題があった。
【0009】また、図8に示す遮熱スラット4の場合
は、金属製カバー部材7の溶接等を行わなければならな
いため、作業工数が多くなって量産に適さず、しかも、
金属同士のスラット4とカバー部材7とが接続している
ことにより、火災発生時にスラット4からカバー部材7
への熱伝導が生じ、結局は該カバー部材7も高温化する
のみならず、スラット4,5相互の連結部においては、
スラット4の火炎側のカール部4bがスラット5のカー
ル部5a(非火炎側)に回り込んでいるため、それらの
カール部4b,5aも高温化することとなって、非火炎
側でも延焼発生の恐れがあり、且つ、前記スラット4,
5で構成されたシャッターカーテン3による防火区画域
の加熱防止が図れないという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、簡単な構成でありながら、火災発
生時の火炎側の熱が非火炎側に及ぶことがなく、確実に
遮熱することができて、安全な防火区画域を確保する上
で効果的なシャッター用の遮熱スラットを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシャッタ
ー用の遮熱スラットは、セラミッククロス等の断熱性・
耐熱性に優れた素材の表裏両面を金属板で挟み込んだサ
ンドイッチ構成とし、その上下端部に隣接スラット連結
用のカール部を折曲形成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。図1はこの発明の実施の一形態による遮熱ス
ラットの断面図、図2は図1の遮熱スラットを連繋して
構成されたシャッターカーテンの断面図、図3は図2の
シャッターカーテンのスラット連結部を示す拡大断面
図、図4は図1のスラットの一側端部を部分的に示す斜
視図、図5はロール成形機の側面図であり、図6〜図8
と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明を
省略する。
【0013】図において、40,50は断熱性・耐熱性
に優れた遮熱特性を有する素材として例示したセラミッ
ククロスであり、このセラミッククロス40,50の表
裏両面を二枚の金属板41,42、51,52で挟み込
んで、上下端部にカール部4a,4b、5a,5bを折
曲形成することによって、遮熱スラット4,5が構成さ
れている。従って、前記遮熱スラット4,5は、それぞ
れ一枚のセラミッククロス40,50と二枚の金属板4
1,42、51,52とによるサンドイッチ構成となっ
ている。
【0014】このようなサンドイッチ構成の遮熱スラッ
ト4,5は、図5に示すロール成形機10によって、容
易に成形することができる。この場合、前記遮熱スラッ
ト4,5の両側端部には、これらのスラット構成部材で
ある前記セラミッククロス40,50と金属板41,4
2、51,52とが長手方向に位置ずれするのを防止す
る手段として、切り起し片部4c,5c(図4参照)を
形成することが好ましい。
【0015】なお、上記遮熱スラット4,5の上記位置
ずれ防止手段は、切り起し片部4c,5cに限定される
ものではなく、例えば、図2のようなシャッターカーテ
ン3構成後の遮熱スラット5に、同図中に二点鎖線で示
すような、ずれ防止板8を溶接してもよい。また、セラ
ミッククロス40,50と金属板41,42、51,5
2とを適当な個所で凹凸係合させるか、あるいは、それ
ら相互を接着結合するなど、要するに、セラミッククロ
スとその表裏両面の金属板との長手方向への位置ずれを
防止し得る手段であれば、如何なる位置ずれ防止手段で
あってもよい。
【0016】前記遮熱スラット4,5相互の連繋は、図
2に示すように、遮熱スラット4の上端カール部4aを
その上位の遮熱スラット5の下端カール部5b内に、且
つ、前記遮熱スラット4の下端カール部4b内にその下
位の遮熱スラット5の上端カール部5aをそれぞれ回動
可能に嵌合することによって行われ、これによって、シ
ャッターカーテン3が構成される。
【0017】次に、上述のように構成されたシャッター
カーテン3は、遮熱スラット4,5相互の連繋部(カー
ル部4a,5bおよび4b,5a)を含む全体におい
て、火災発生時の火炎側の金属板41,51と非火炎側
の金属板42、52とがセラミッククロス40,50に
より確実に熱絶縁された状態となる。しかも、前記遮熱
スラット4,5相互の連繋部4aと5bおよび4b,5
aにおいて、火炎側の金属板41,51相互は接触する
が、非火炎側の金属板42,52は前記火炎側の金属板
41,51とは接触しない状態となる。
【0018】従って、図6に示すシャッター全閉状態で
火災が発生した際、各遮熱スラット4,5における火炎
側の金属板41,51は加熱されるが、非火炎側の金属
板42,52は、それぞれのカール部4a,5bおよび
4b,5aに至るまで、セラミッククロス40,50に
よって前記火炎側の金属板41,51と熱絶縁された状
態となり、火炎側の金属板41,51の高熱が非火炎側
の金属板42,52に伝達されるようなことはない。
【0019】このように、火炎側の金属板41,51と
非火炎側の金属板42,52とがセラミッククロス4
0,50で完全に熱遮断されたスラット4,5によるシ
ャッターカーテン3によれば、火災発生時の安全な防火
区画域を確保できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、金属
板で挟み込まれた素材がセラミッククロス等から成って
断熱性・耐熱性に優れた遮熱特性を有することによっ
て、火災発生時の火炎側の金属板と非火炎側の金属板と
が、それらのカール部を含む全体で確実に熱絶縁される
ので、火炎側金属板の熱影響を非火炎側金属板が受ける
ようなことがなくなり、このため、安全な防火区画域を
確保することができるという効果がある。また、上述の
ようなサンドイッチ構成の遮熱スラットは、ロール成形
等によって容易に成形できるので、生産時の作業工数が
大幅に削減でき、生産性が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による遮熱スラットの
断面図である。
【図2】図1の遮熱スラットで構成されたシャッターカ
ーテンの断面図である。
【図3】図2のシャッターカーテンのスラット連結部を
示す拡大断面図である。
【図4】図1のスラットの一側端部を部分的に示す斜視
図である。
【図5】ロール成形機の側面図である。
【図6】従来の電動式巻上げシャッターを示す正面図で
ある。
【図7】図6の電動式巻上げシャッターのシャッターカ
ーテンの部分的な拡大断面図である。
【図8】従来の他の遮熱スラットを示す断面図である。
【符号の説明】
3 シャッターカーテン 4 スラット 4a カール部 4b カール部 5 スラット 5a カール部 5b カール部 40 遮熱性の素材 41 金属板 42 金属板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターカーテンを構成する遮熱スラ
    ットであって、セラミッククロス等の断熱性・耐熱性に
    優れた素材の表裏両面を金属板で挟み込んでサンドイッ
    チ状のスラット構体を形成し、このスラット構体の上下
    端部に隣接スラット連結用のカール部を折曲形成したこ
    とを特徴とするシャッター用の遮熱スラット。
JP3945198A 1998-02-20 1998-02-20 シャッター用の遮熱スラット Pending JPH10220134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3945198A JPH10220134A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 シャッター用の遮熱スラット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3945198A JPH10220134A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 シャッター用の遮熱スラット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10220134A true JPH10220134A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12553410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3945198A Pending JPH10220134A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 シャッター用の遮熱スラット

Country Status (1)

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JP (1) JPH10220134A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2404215B (en) * 2003-07-23 2007-04-11 Insulated Roller Shutter Produ Security shutter having ceramic reinforcing member
JP2008025118A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Bunka Shutter Co Ltd 断熱仕切部材及び開閉体
JP2016217057A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 文化シヤッター株式会社 開閉装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2404215B (en) * 2003-07-23 2007-04-11 Insulated Roller Shutter Produ Security shutter having ceramic reinforcing member
JP2008025118A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Bunka Shutter Co Ltd 断熱仕切部材及び開閉体
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