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JPH10218228A - 容器の保持運搬具 - Google Patents

容器の保持運搬具

Info

Publication number
JPH10218228A
JPH10218228A JP3141897A JP3141897A JPH10218228A JP H10218228 A JPH10218228 A JP H10218228A JP 3141897 A JP3141897 A JP 3141897A JP 3141897 A JP3141897 A JP 3141897A JP H10218228 A JPH10218228 A JP H10218228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
circular insertion
hole
holding plate
carrying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3141897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Katayama
隆 片山
Yasutoshi Oshima
康利 大嶋
Naoki Tasaka
直樹 田坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M EE PACKAGING KK
Mitsubishi Materials Corp
MA Aluminum Corp
Original Assignee
M EE PACKAGING KK
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by M EE PACKAGING KK, Mitsubishi Aluminum Co Ltd, Mitsubishi Materials Corp filed Critical M EE PACKAGING KK
Priority to JP3141897A priority Critical patent/JPH10218228A/ja
Publication of JPH10218228A publication Critical patent/JPH10218228A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数本の容器がそれぞれ保持されていること
や複数本の容器を纏めた状態で運搬し易いこと、そして
複数本の容器を纏めた状態のままで安全で、安定した状
態で保管することである。 【解決手段】 保持板に円形挿入孔を所定の間隔をおい
て複数個設け、この円形挿入孔の周縁に切断線を放射状
に設けて、この円形挿入孔と円形挿入孔との間に運搬用
孔又は極く1部を除いて切断した運搬用孔形成切断線を
設けた容器の運搬保持具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は飲料、食品などを
入れたビン、缶、合成樹脂容器などの容器を多数本づつ
保持し、運搬する用具に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、6本のビンを纏め買い
する場合に6本のビンを中が6本用に区画されているダ
ンボール箱に入れたり、合成樹脂フイルムの買物袋(通
称レジ袋)に煩雑に入れたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のダンボール
箱に入れる場合には、中が区画されている高価なダンボ
ール箱を必要とするという問題点があるとともに四角形
のダンボール箱を手で持ったりなどして運搬し難いとい
う問題点があったし、使用後には厚くて大きなダンボー
ル箱を潰してゴミとしてビン容器と分別して捨てなけれ
ばならないという問題点があった。また買物袋に煩雑に
入れた場合には、複数本のビンが保持されてないために
自転車、自動車、人の手で運搬中にビン同志が当たって
不快な雑音を出したり、時にはビンが破損してしまうお
それがあるいう問題点があった。
【0004】この発明はこれらの従来の箱や袋が有する
これらの問題点を解消し、複数本のビンなどの容器がそ
れぞれ保持されていることや複数本のビンなどの容器を
纏めた状態で運搬し易いことなどを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の容器の保持運
搬具は、保持板に円形挿入孔を所定の間隔をおいて複数
個設けるとともにこの円形挿入孔の周縁の保持板に所定
の間隔をおいて所定の長さの切欠線を放射状に多数本設
けて、この円形挿入孔と円形挿入孔との間に運搬用孔又
は極く1部を除いて切断した運搬用孔形成切断線を設け
たものである。
【0006】この発明の容器の保持運搬具は、例えば保
持板に円形挿入孔を3個づつ2列に計6個設けたものを
容器、例えばビンの保持運搬具として使用する際に、保
持板の円形挿入孔より口部がやや大きいビンを保持板に
6個設けた円形挿入孔の下に対応した箇所に1本づつ6
本置いて、保持運搬具を押下げることによりそれぞれの
円形挿入孔の周縁に設けた放射状の切欠線により変形し
易くなっているから、円形挿入孔が斜め上へと拡大変形
されながらビンの口部の下側に保持運搬具が押下げられ
る。ビンの口部より細くなっている「括れ部」に達した
時に保持運搬具を押下げることを中止することにより円
形挿入孔の周縁が元通り閉じようとする力が常に働くの
で6個設けた円形挿入孔の周縁にそれぞれ1本づつ計6
本のビンの口部下部が保持される。そして保持板に設け
た運搬用孔に指を差込んで保持板を指で掴んで持上げる
と、6本のビンは口部の水平方向突出部下側が円形挿入
孔の周縁開口部に保持されているのでビンは口部から下
が円形挿入孔の周縁開口部より下った状態で1つの保持
運搬具で6本のビンが同時に運搬される。このように6
本のビンが1つの保持運搬具で同時に保持されたり、同
時に運搬されたりするので1度に6本のビンを工場、倉
庫などで同時に保持されたり、同時に運搬されたり、店
頭で陳列されたりし、かつ纏め買いした人は保持運搬具
で安定した状態に保持されいる6本のビンを保持運搬具
の運搬用孔に指を差込み掴んで自宅、事務所などに運搬
することにより安定した状態で、かつ持ち易い状態で運
搬される。そして買ってきた6本のビンは保持運搬具で
保持されたままの状態で自宅、事務所などに保管するこ
とにより6本のビンは地震があつても倒れたり、ビン同
志が当たってビンが破損されるのを防ぐので6本のビン
はより安全で、安定した状態で保管される。保持運搬具
で保持されたビンを保持運搬具から取り外す際は、円形
挿入孔の周縁を持上げることにより円形挿入孔を拡大し
てビンの口部を保持運搬具から取り外したり、保持運搬
具の円形挿入孔の周縁をカッターなどで切断してビンの
口部を保持運搬具から取り外したりなどして取り外すと
よい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1と図2に図示したように、厚
さ約1mmの厚紙製保持板1に所定の間隔、例えば約5
0mmの間隔をおいて左右方向に3個ずつで2列の計6
個の円形挿入孔2を設ける。この円形挿入孔2の周縁の
保持板1に角度45度毎で長さ約8mmの切断線3を放
射状に8本設け、この円形挿入孔2の周縁から約4mm
と約8mmの2か所で、かつ切断線3と切断線3との間
の保持板1に、円形挿入孔2と同じ中心点とした円孤形
切断線4,4を、それぞれ設ける。この放射状に8本設
けた切断線3のうち、4隅部は隅部から角度45度の方
向で中央側に隣接する2本の切断線3,3の延長線上の
保持板1に、間隔をおいたミシン目状の切断線5,5
を、それぞれ設け、中央部は中央側に隣接する2本の切
断線3,3の延長線上の保持板1に、間隔をおいたミシ
ン目状の切断線5,5を、それぞれ設ける。更に左前方
側の円形挿入孔2と中央後方側の円形挿入孔2との間及
び右前方側の円形挿入孔2と中央後方の円形挿入孔2と
の間にそれぞれ1個ずつ計2個の極く1部を除いて切断
した運搬用孔形成切断線6,6を設けた容器の保持運搬
具7である。
【0008】この容器の保持運搬具7は、図3に図示し
たように円形挿入孔2より径がやや大きい口部を有する
ビン8を6本所定の位置に並列して保持運搬具7を機具
などで押下げると、円形挿入孔2の周縁に設けた8本の
放射状の切断線3と円孤形切断線4,4とにより変形し
易くなっているから円形挿入孔2が斜め上へと拡大変形
されながらビン8の口部水平方向突出部8´の下側に押
下げられて、6本のビン8はそれぞれ口部水平方向突出
部8´の下側が保持板1の円形挿入孔2の周縁部で下側
から保持される。そして消費者などが手で運搬する時
に、運搬用孔形成切断線6に沿って指先で極く1部の接
続部を切断して運搬用孔を形成し、それぞれの運搬用孔
にそれぞれ指を入れて運搬する。このように運搬用孔形
成切断線6を設けると、予め運搬用孔を設けたものに較
べて運搬用孔から侵入した埃りによりビン容器本体が汚
れないという利点がある。なお、1方の運搬用孔形成切
断線を親指用として大きくするとともに他方の運搬用孔
形成切断線を他の指用として小さくしてもよいし、運搬
用孔形成切断線に代えて、予め運搬用孔を設けておいて
もよい。更にビン8を保持運搬具7から取り外す際は、
右前方のビン8の太い本体部の下部を右前方の隅部から
図1図示の矢印のように45度の角度で親指と他の指で
挟むように持って2本のミシン目状の切断線5,5と反
対側方向に持ち上げる力を加えることによりビン8の口
部水平方向突出部8´が「てこの原理」により隣接する
2本の切断線3,3からその延長線上の2本のミシン目
状の切断線5,5に沿って保持板1が破壊されるので、
ビン8の口部が円形挿入孔2が解放されてビン8を保持
運搬具7から小さな力で簡単に取り外すことができる。
左前方のビンを左前方の隅部から同様に45度の角度で
力を加えることによりビンを保持運搬具から取り外す。
そして左右両隣のビンを取り外した後は隣に邪魔するビ
ンが存在しないので、前方中央部のビンを普通のように
前方側から同様に力を加えることによりビンを保持運搬
具から取り外す。後方側のビンは前方側のビンと同様に
して取り外す。ビンの太い本体部を指で持つ際に、前記
のように45度の角度で持つことにより指で挟み持つビ
ンの本体部外側に指で持つのに充分な空間が存在するた
めに隣のビンの太い本体部との隙間が指の太さより小さ
くても指が隣のビンの太い本体部に邪魔されることな
く、持つことができるとともにビンの太い本体部と隣の
ビンの太い本体部との隙間を指の太さより小さくするこ
とができるのでこの隙間を小さくすることにより保持運
搬具の面積を小さくすることができるし、保持運搬具で
ビンなどを保持運搬する時の容積を小さくすることがで
きる。なお、保持運搬具7にビン8を保持させる際に保
持運搬具7を仮固定して6本のビン8を押上げることに
より保持させてもよい。また保持板は厚紙に代えて厚紙
とアルミニウム合金箔などの金属箔との貼り合わせたも
のや比較的薄い合成樹脂板、厚紙と合成樹脂板との貼り
合わせたものや合成樹脂板と金属箔との貼り合わせたも
のでよいし、円孤形切断線は2か所でなくて、保持板の
強度、容器の種類、大きさ、重さなどにより円孤形切断
形線は1か所に設けたり、又は設けなくてもよい。
【0009】図4に図示したものは第2の本発明の容器
の保持運搬具18であり、この保持運搬具18は厚紙製
保持板11に所定の間隔をおいて左右方向に3個ずつで
2列の計6個の円形挿入孔12を設ける。この円形挿入
孔12の周縁の保持板11に角度45度毎の切断線13
を放射状に8本設けとともにこの放射状の切断線13の
延長線上の保持板11に、間隔をおいたミシン目状の切
断線15を、それぞれ設ける。更に放射状の切断線13
の先端とミシン目状の切断線15の先端の保持板11
に、円形挿入孔12と同じ中心点とした円形折り曲げ線
14,14を、それぞれ設け、円形挿入孔12と切断線
13の先端部との中央で、かつ切断線13と切断線13
の間の保持板11に、円形挿入孔12と同じ中心点とし
た円孤形切断線16を、切断線13と間隔をおいてそれ
ぞれ設ける。更に左前方側の円形挿入孔12と中央後方
側の円形挿入孔12との間及び右前方側の円形挿入孔1
2と中央後方の円形挿入孔12との間にそれぞれ1個ず
つ計2個の極く1部を除いて切断した運搬用孔形成切断
線17,17を設けた容器の保持運搬具18である。
【0010】この容器の保持運搬具18は、小さい口部
を有する合成樹脂容器(ペットボトル)を保持する時に
は、そのままの状態で前記の保持運搬具と同様にして保
持する。大きい口部を有する合成樹脂容器を保持する時
には、図5に図示のようにミシン目状の切断線15の接
続部を切断して切断線13からミシン目状の切断線15
の先端までの長い切断線にしてから、前記の保持運搬具
と同様にして保持する。保持する時に、保持運搬具18
に円孤形切断線16と2本の円形折り曲げ線14を設け
てあるので円形挿入孔12の周縁部が円滑に斜め上に拡
大変形されながら合成樹脂容器の口部水平方向突出部の
下側が円形挿入孔12の周縁部で下側から保持される。
【0011】この容器の保持運搬具18は、口部が大小
と異なる容器を保持し、運搬することができるし、また
口部が大小と異なる容器を保持することができるために
大小の2種類の保持運搬具を用意する必要がないから、
保持運搬具の製造、保管などのコストを削減することが
できるものである。更にこの容器の保持運搬具18は、
飲料詰め工場や販売店などで消費者などの注文に応じて
別々の飲料を入れた口部が大きい容器と口部が小さい容
器との2種類、例えば3本ずつの2種類をこの1つの保
持運搬具に保持し、運搬することができるものである。
【0012】図6図7に図示したものは第3の本発明の
容器の保持運搬具27であり、この保持運搬具27は厚
紙製保持板21の長手方向の両側縁部に補強フランジ2
6を保持板と直角の下側に向けて設ける。この保持板2
1に前記のもと同様に、保持板21に所定の間隔をおい
て左右方向に3個ずつで2列の計6個の円形挿入孔22
を設け、この円形挿入孔22の周縁の保持板21に角度
45度毎に切断線23を放射状に8本設ける。この円形
挿入孔22の周縁からの2か所で、かつ切断線23と切
断線23との間の保持板21に、円形挿入孔2と同じ中
心点とした円孤形切断線24,24を、それぞれ設け
る。更に左前方側の円形挿入孔22と中央後方側の円形
挿入孔22との間及び右前方側の円形挿入孔22と中央
後方の円形挿入孔22との間にそれぞれ1個ずつ計2個
の極く1部を除いて切断した運搬用孔形成切断線25,
25を設けた容器の保持運搬具27である。
【0013】この容器の保持運搬具27は、保持板21
に補強フランジ26を長手方向に設けたことにより長手
方向の強度を大きくすることができるし、強度を大きく
したことにより保持板21の厚さを薄くすることができ
る。また保持運搬具27に飲料入りで重い6本の容器を
保持して運搬する際などに、保持板21が水平方向に良
く保たれて、長手方向の両端部が容器の重さにより下傾
斜するのを防止することができるとともに保持板21の
長手方向に接する放射状の切断線23の先端と保持板2
1の長手方向の縁との間隔が小さいも拘らず、運搬時に
補強フランジ26によりこの切断線23の先端から保持
板21の長手方向の縁までが破損するのを防止すること
ができる。なお、図8に図示したものは、補強フランジ
として3角形の補強フランジ26′を設けたものであ
る。補強フランジはその他の形状のものでよいことは勿
論である。
【0014】図9図10に図示したものは前記第3の本
発明の容器の保持運搬具27を更に改良したものであ
り、この容器の保持運搬具34は4角形保持板31の4
辺のやや内側にそれぞれ折り曲げ線32を設けて、この
折り曲げ線32から縁部を下に折り曲げて補強フランジ
33を設ける。その他は前記第3の本発明のものとほぼ
同じである。なお、折り曲げ線32から円滑に折り曲げ
られるように予め4角形保持板31の4隅部をカット又
は4隅部にアール付けを行っておくとよい。
【0015】この容器の保持運搬具34は、保持板31
の4辺に補強フランジ33を設けたことにより保持板3
1の4辺の強度を大きくし、保持板31の厚さを薄くす
ることができる。また保持運搬具34で運搬する際など
に、保持板31が水平方向に良く保たれるとともに放射
状の切断線の先端と保持板31の縁との間隔が小さくし
たにも拘らず、運搬時に補強フランジ33によりこの切
断線の先端から保持板31の縁までが破損するのを防止
することができる。更に保持運搬具の面積を小さくする
ことができるし、保持運搬具でビンなどを保持運搬する
時の容積を小さくすることができる。
【0016】図11に図示したものは第4の本発明の容
器の保持運搬具46であり、この保持運搬具46は保持
板41の中央部に3本の折り曲げ線42を前後方向に一
定の間隔をおいて設け、この折り曲げ線42と折り曲げ
線42との間の中央部に細長い運搬用孔43,43を前
後方向にそれぞれ設ける。この保持板41の左側部と右
側部に所定の間隔をおいて前後方向に3個ずつ計6個の
円形挿入孔44を設け、この円形挿入孔44の周縁の保
持板41に角度45度毎に切断線45を放射状に8本設
けた容器の保持運搬具46である。
【0017】この容器の保持運搬具46は、運搬する際
に容器47を保持させた後に運搬用孔43に消費者など
の4本の指を入れて持ち上げることにより図12に図示
のように6本の重い容器の重量により予め設けてある3
本の折り曲げ線42から保持板41の中央部は水平方向
から垂直方向に折り曲げられる。この保持運搬具46は
2本の指で持つタイプの保持運搬具より持つ力の弱い子
供などが4本の指で楽に長時間持ち続けることができ
る。なお、保持板41に容器を保持させる直前に保持板
41を3本の折り曲げ線42から折り曲げておくという
使い方もよい。
【0018】図13に図示したものは第5の本発明の容
器の保持運搬具56であり、この保持運搬具56は3角
形状の保持板51に所定の間隔をおいて3角形状に3個
の円形挿入孔52を設ける。この円形挿入孔52の周縁
の保持板51に角度22.5度毎に長さ約4mmの切断
線53を放射状に16本設け、この円形挿入孔52の周
縁から約4mmと約8mmの2か所の保持板51に、円
形挿入孔52と同じ中心点とした円形折り曲げ線54,
54を、2本設ける。更に3個の円形挿入孔52と円形
挿入孔52との間にそれぞれ1個ずつ計3個の運搬用孔
55を設けた容器の保持運搬具56である。
【0019】この容器の保持運搬具56は、3個の円形
挿入孔52にそれぞれ1個ずつの缶を保持させて、3個
の運搬用孔55にそれぞれ1本ずつの指を入れて3本の
指で運搬する。なお、保持板に設ける円形挿入孔は、奇
数個でも、前記記載のように6個と偶数個でもよく、2
個以上の複数個でよい。
【0020】
【発明の効果】この発明の容器の保持運搬具は、保持運
搬具に設けた複数個の円形挿入孔に容器の上部をそれぞ
れ挿入保持することにより複数本の容器を纏めた状態で
保持することができるし、この保持運搬具に設けた運搬
用孔に指を差込んで指で掴むことにより保持運搬具で纏
めた状態で保持されている複数本の容器を纏めた状態の
ままで安全で、かつ安定した状態で運搬することができ
る。そして保持運搬具で複数本の容器を保持されたまま
の状態で工場、倉庫、自宅、事務所などで保管すること
により容器が地震の際に倒れることがなく、ビンなどの
容器同志が互いに衝突して容器が損傷するのを防ぐこと
ができるので複数本の容器を纏めた状態のままで安全
で、かつ安定した状態で保管することができる。 更に
容器に入れた中身を飲食などする際は保持運搬具の円形
挿入孔より1個ずつ容器を比較的容易に取り外すことが
できる。
【0021】請求項1の容器の保持運搬具においては、
隣接する2本の切断線の延長線上の保持板に、間隔をお
いたミシン目状の切断線を、それぞれ設けたので、容器
を保持運搬具から小さな力で簡単に取り外すことができ
る。
【0022】請求項2の容器の保持運搬具においては、
切断線の全部の延長線上の保持板に、間隔をおいたミシ
ン目状の切断線を、それぞれ設けて、この放射状に設け
た切断線の先端とミシン目状の切断線の最先端に、円形
挿入孔と同じ中心点にした円形折り曲げ線を、それぞれ
設けたので、口部が大小と異なる容器を保持し、運搬す
ることができるし、また口部が大小と異なる容器を保持
することができるために大小の2種類の保持運搬具を用
意する必要がないから、保持運搬具の製造、保管などの
コストを削減することができるし、飲料詰め工場や販売
店などで消費者などの注文に応じて別々の飲料を入れた
口部が大きい容器と口部が小さい容器との2種類をこの
1つの保持運搬具に保持し、運搬することができる。
【0023】請求項3と請求項4の容器の保持運搬具に
おいては、保持板の両側縁部に保持板と直角方向の補強
フランジを設けたので、強度を大きくすることができる
し、強度を大きくしたことにより保持板の厚さを薄くす
ることができる。更に保持運搬具に重い容器を保持して
運搬する際などに、保持板が水平方向に良く保たれるた
めに保持板の両端部が容器の重さにより下傾斜するのを
防止することができるとともに保持板の両側縁部に接す
る放射状の切断線の先端と保持板の両側縁との間隔が小
さいにも拘らず、運搬時に補強フランジによりこの切断
線の先端から保持板の縁までが破損するのを防止するこ
とができる。
【0024】請求項5の容器の保持運搬具においては、
保持板の中央部に一定間隔をおいて3本の折り曲げ線を
同じ方向に設け、この折り曲げ線と折り曲げ線との間に
折り曲げ線と同じ方向に細長い運搬用孔又は極く1部を
除いて切断した運搬用孔形成切断線を、ほぼ同じ位置に
それぞれ設けたので、2本の指で持つタイプの保持運搬
具より持つ力の弱い子供などが、4本の指で楽に長時間
持ち続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の平面図である。
【図2】同じく1部拡大断面図である。
【図3】同じく使用時の1部断面図である。
【図4】第2の本発明品の平面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】第3の本発明品の平面図である。
【図7】図6のAーA断面図である。
【図8】別の例の断面図である。
【図9】第3の本発明品の改良した折り曲げ前の平面図
である。
【図10】同じく折り曲げ後の断面図である。
【図11】第4の本発明品の平面図である。
【図12】同じく使用時の正面図である。
【図13】第5の本発明品の平面図である。
【符号の説明】
1 保持板 2 円形挿入孔 3 切断線 4 円弧形切断線 5 ミシン目状の切断線 6 運搬用孔形成切断線 7 容器の保持運搬具 8 ビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 康利 静岡県沼津市東原306番地 (72)発明者 田坂 直樹 静岡県裾野市稲荷82番地1ー213

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持板に円形挿入孔を所定の間隔をおい
    て複数個設けるとともに該円形挿入孔の周縁の保持板に
    所定の間隔をおいて所定の長さの切断線を放射状に多数
    本設けて、更に該円形挿入孔と円形挿入孔との間に運搬
    用孔又は極く1部を除いて切断した運搬用孔形成切断線
    を設けた容器の保持運搬具において、該放射状に多数本
    設けた切断線のうち、隣接する2本の切断線の延長線上
    の保持板に、間隔をおいたミシン目状の切断線を、それ
    ぞれ設けたことを特徴とする容器の保持運搬具。
  2. 【請求項2】 保持板に円形挿入孔を所定の間隔をおい
    て複数個設けるとともに該円形挿入孔の周縁の保持板に
    所定の間隔をおいて所定の長さの切断線を放射状に多数
    本設けて、更に該円形挿入孔と円形挿入孔との間に運搬
    用孔又は極く1部を除いて切断した運搬用孔形成切断線
    を設けた容器の保持運搬具において、該放射状に多数本
    設けた切断線の全部の延長線上の保持板に、間隔をおい
    たミシン目状の切断線を、それぞれ設けて、該放射状に
    設けた切断線の先端とミシン目状の切断線の最先端に、
    円形挿入孔と同じ中心点にした円形折り曲げ線を、それ
    ぞれ設けたことを特徴とする容器の保持運搬具。
  3. 【請求項3】 保持板に円形挿入孔を所定の間隔をおい
    て複数個設けるとともに該円形挿入孔の周縁の保持板に
    所定の間隔をおいて所定の長さの切断線を放射状に多数
    本設けて、更に該円形挿入孔と円形挿入孔との間に運搬
    用孔又は極く1部を除いて切断した運搬用孔形成切断線
    を設けた容器の保持運搬具において、該保持板の少なく
    とも1方の両側縁部に保持板と直角方向の補強フランジ
    を設けたことを特徴とする容器の保持運搬具。
  4. 【請求項4】 補強フランジが、保持板の少なくとも1
    方の両側縁部に設けた折り曲げ線を、直角方向に折り曲
    げて形成した補強フランジであることを特徴とする請求
    項3記載の容器の保持運搬具。
  5. 【請求項5】 保持板に円形挿入孔を所定の間隔をおい
    て複数個設けるとともに該円形挿入孔の周縁の保持板に
    所定の間隔をおいて所定の長さの切断線を放射状に多数
    本設けた容器の保持運搬具において、該保持板の中央部
    に一定間隔をおいて3本の折り曲げ線を同じ方向に設
    け、該折り曲げ線と折り曲げ線との間に折り曲げ線と同
    じ方向に細長い運搬用孔又は極く1部を除いて切断した
    運搬用孔形成切断線を、ほぼ同じ位置にそれぞれ設けた
    ことを特徴とする容器の保持運搬具。
  6. 【請求項6】 ほぼ3角形の保持板に円形挿入孔をそれ
    ぞれの隅部寄りに1個ずつ計3個設けるとともに該円形
    挿入孔の周縁の保持板に所定の間隔をおいて所定の長さ
    の切断線を放射状に多数本設けて、更に該円形挿入孔と
    円形挿入孔との間の3か所に運搬用孔又は極く1部を除
    いて切断した運搬用孔形成切断線を設けたことを特徴と
    する容器の保持運搬具。
  7. 【請求項7】 放射状に設けた切断線と切断線との間に
    円形挿入孔と同じ中心点にした円孤形切断線をそれぞれ
    設けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の容器
    の保持運搬具。
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