JPH10210964A

JPH10210964A - 防火に役立ち環境に良く副流煙のでないキセル

Info

Publication number: JPH10210964A
Application number: JP4835297A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kotani; 寛小谷
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-01-28
Filing date: 1997-01-28
Publication date: 1998-08-11

Abstract

(57)【要約】【課題】タバコを喫煙しても、廻りの人にあまり迷
惑をかけず、火災災害の防止にもなり、環境にも良いキ
セル。【解決手段】空気取り入れ及び熱放出用切り込み２
を設け、戻り止め１ａを要した、燃焼支援カバー１を、
空気取り入れ及び熱放出用切り込み４を設けた保護カバ
ーとセットし、セット用リング５を用いて、本体外パイ
プ（６）と本体内パイプ（７）を組んだ、キセル本体に
組み込み、カットした紙巻タバコ２０を燃焼支援カバー
１に入れて、喫煙をする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、喫煙したい分量に
カットされた紙巻タバコが、喫煙できる燃焼支援カバー
付、防火、消煙キセルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、フィルターの無い、紙巻タバコを
キセルで喫煙すると、途中で灰が落ちたり、火の付いた
タバコが落ちたり、最後まで全部吸うと紙が燃え残った
りヤニの掃除がとても大変だった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】タバコの火の不始末に
よる火災原因として、タバコの吸殻が入っている灰皿で
タバコの火を消す、その時燃え残った火が灰皿に残って
いる吸殻に引火する事が、火災の原因の一つである。

【０００４】タバコを喫煙しながら、歩行及び自動車を
運転中に完全に消火していない吸殻を、ポイ捨てする事
による悪環境及び火災の原因。

【０００５】タバコを喫煙中に出る副流煙（２６）によ
る、廻りの人への迷惑。

【０００６】タバコを喫煙中に寝てしまう、寝タバコに
よる火災災害。

【０００７】本発明は、燃焼支援カバー（１）をキセル
に取り付けることで、カットした紙巻タバコ（２０）を
燃焼支援カバー（１）に入れ喫煙することにより、前述
の問題を解消するものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、カットした紙
巻タバコ（２０）を燃焼支援カバー（１）の中に入れ、
喫煙燃焼させると、燃焼支援カバー（１）の働きによ
り、カットした紙巻タバコ（２０）の内側より、外側の
紙が先に燃えるため、副流煙（２６）が出ない。

【０００９】また、燃焼支援カバー（１）の働きによ
り、カットした紙巻タバコ（２０）は、喫煙後すべて灰
になるので、灰皿に吸殻を捨てたときに他の吸殻に引火
することがない。

【００１０】また、燃焼支援カバー（１）の働きによ
り、喫煙間隔が２０秒〜３０秒超えると自然消火するの
で、寝タバコによる災害の心配がない。

【００１１】また、燃焼支援カバー（１）の働きによ
り、最後まで喫煙をし、すべて灰にならないと、燃焼支
援カバー（１）から吸殻が出てこないのでポイ捨てがで
きない。

【００１２】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図１において、本体外パ
イプ６と本体内パイプ７を組んだ、キセル本体の片側
に、燃焼支援カバー１及び保護カバー３をセット用リン
グ５を用いて取り付け、その反対側には、吸口１８に耐
熱リング９及び香料吸収剤格納室１４をセツトした、ヤ
ニ取りチューブ１２を差し込み、本体外パイプ６と本体
内パイプ７を組んだ、キセル本体に取り付ける。

【００１３】図２（ａ）（ｂ）は、カットした紙巻タバ
コ２０をセットする行程を示すもので、図２（ａ）は、
カットした紙巻タバコ２０をセットする前の、燃焼支援
カバー１の形状である、図２（ｂ）はカットした紙巻タ
バコ２０を、セットした後の、燃焼支援カバー１の形状
である。

【００１４】図３は、現在市販されている紙巻きタバコ
の煙の様子を書いた図である。

【００１５】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１６】必要に応じた長さにカットした紙巻きタバ
コ２０を、厚さ０、０１〜０、０５ｍｍの耐熱パイプ
に、空気取り入れ及び熱放出用切り込み２を設けた、燃
焼支援カバー１に入れて、喫煙することにより、副流煙
２６が無くなり、廻りの人に、あまり迷惑をかけずに、
喫煙できる。

【００１７】また、上記燃焼支援カバー１内に、カット
した紙巻タバコ２０を入れ喫煙すると、燃焼支援カバー
１の働きで最後まで燃焼し、吸殻を捨てたときに、火災
などの災害にならない。

【００１８】また、上記燃焼支援カバー１に設けた戻り
止め１ａがあるため、燃焼支援カバー１の中に入れた、
カットした紙巻タバコ２０は全部、灰になり体積が小さ
くならないと、燃焼支援カバー１から出ないため、ポイ
捨てによる火災災害を防ぐことが出来る。

【００１９】また、上記燃焼支援カバー１内にカットし
た紙巻タバコ２０を入れて喫煙をするときに、喫煙間隔
が２０秒〜３０秒超えると、燃焼支援カバー１に設けた
空気取り入れ及び熱放出用切り込み２が、必要以上に空
気を取り入れない為に自然消火するため、寝タバコによ
る火災災害を防げる。

【００２０】そして、キセル本体に空気取り入孔流入
調整可能８を、設けることによりカットした紙巻タバコ
２０から出る、高温の主流煙２７と空気道１５を通って
きた空気と混ざり、温度が下がり耐熱リング９とヤニ取
りチューブ１２を高温から守ることができる。

【００２１】また、キセル本体に空気取り入孔流入調
整可能８を、設けることにより、本体外パイプ６と、本
体内パイプ７を、逆回転させ空気の流入を調整すること
により、空気道１５を通りカットした紙巻タバコ２０か
ら出てくる、主流煙２７と混ざり一種類のタバコを、好
みの味で喫煙できる。

【００２２】また、キセル本体に空気取り入孔流入調
整可能８を、設けることにより、喫煙するとき空気が、
空気道１５を通り主流煙及び空気孔１６を、通って行く
ため、本体内パイプ７にヤニが付きにくく、キセルの掃
除が楽になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】キセル全体の断面図である。

【図２】燃焼支援カバー１取付部の実施例を示す断面図
である。

【図３】市販されているタバコの図である。

【符号の説明】

１燃焼支援カバー２、４空気取り入れ及び熱放出用切り込み３保護カバー５セット用リング６本体外パイプ７本体内パイプ８空気取り入れ孔流入調整可能９耐熱リング１２ヤニ取りチューブ１４香料吸収材格納室１５空気道１６主流煙及び空気孔１８吸口２０カットした紙巻タバコ２３空気室２４紙巻タバコ２５フィルター２６副流煙２７主流煙１ａ戻り止め

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】カットした紙巻タバコ（２０）を燃
焼支援カバー（１）に入れて喫煙した時に副流煙（２
６）が出ない燃焼支援カバー（１）付キセル
【請求項２】カットした紙巻タバコ（２０）を燃
焼支援カバー（１）に入れて、喫煙した時に燃焼支援
カバー（１）に入れたカットした紙巻タバコ（２０）が
すべて燃えて灰になる、燃焼支援カバー（１）付キセ
ル。
【請求項３】カットした紙巻タバコ（２０）を燃
焼支援カバー（１）に入れて喫煙をし、すべて灰になる
迄吸殻が落ちない燃焼支援カバー（１）付キセル。
【請求項４】カットした紙巻タバコ（２０）を燃
焼支援カバー（１）に入れて喫煙した時に、カットした
紙巻タバコ（２０）から出る高温の主流煙（２７）から
耐熱リング（９）とヤニ取りチューブ（１２）を守る空
気取り入孔流入調整可能（８）付キセル。
【請求項５】カットした紙巻タバコ（２０）を燃
焼支援カバー（１）に入れて喫煙した時にカットした紙
巻タバコ（２０）から出る主流煙（２７）の濃さを調整
出来る、空気取り入孔流入調整可能（８）付キセル。
【請求項６】カットした紙巻タバコ（２０）を燃
焼支援カバー（１）に入れて喫煙した時にカットした紙
巻タバコ（２０）から出るヤニが本体内パイプ（７）の
内側に付かないようにする空気取り入孔流入調整可能
（８）付キセル。
【請求項７】耐熱リング（９）をセットできるヤ
ニ取りチューブ（１２）が、収納できるキセル。
【請求項８】香料吸収材格納室（１４）をセット
できるヤニ取りチューブ（１２）が、収納できるキセ
ル。
【請求項９】主流煙（２７）が通る煙道の一部
が、広くなっているキセル。
【請求項１０】空気取り入れ及び熱放出用切り込み
（２）が付いている燃焼支援カバー（１）。
【請求項１１】空気取り入れ及び熱放出用切り込み
（４）が付いている保護カバー（３）。