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JPH10206116A - 物体認識装置 - Google Patents

物体認識装置

Info

Publication number
JPH10206116A
JPH10206116A JP9010115A JP1011597A JPH10206116A JP H10206116 A JPH10206116 A JP H10206116A JP 9010115 A JP9010115 A JP 9010115A JP 1011597 A JP1011597 A JP 1011597A JP H10206116 A JPH10206116 A JP H10206116A
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JP
Japan
Prior art keywords
distance
line
representative
ccd
recognition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9010115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3708652B2 (ja
Inventor
Koji Nakamoto
孝治 中本
Mineji Nakano
峰司 中野
Toru Yoshioka
透 吉岡
Hiroki Kamimura
裕樹 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Naldec Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Naldec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Naldec Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP01011597A priority Critical patent/JP3708652B2/ja
Publication of JPH10206116A publication Critical patent/JPH10206116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3708652B2 publication Critical patent/JP3708652B2/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両Cの斜め後側方にある他車等の物体Oを
認識して表示装置31で表示等する場合、物体測距用の
センサ10として、ウィンドウ方向に配置された多数の
CCDからなるCCDラインをウィンドウ方向と直交す
るライン列方向に多段に並設した多段ライン型CCDか
らなるCCDチップ11を備えたセンサを用い、認識物
体Oをその距離に関係なく確実に追従し続けるようにす
る。 【解決手段】 CCDチップ11の画像の各領域Eにつ
いて距離d(i,j)を測定し、この各領域E及び隣接
領域R1〜R8の距離差dxに基づいて各領域E毎の有
効ポイント数P(i,j)を求め、この有効ポイント数
P(i,j)からライン毎の代表距離l(i)を演算
し、その代表距離l(i)が連続して演算される回数
が、近距離側ラインほど小さく設定されたしきい値LD
_Limitよりも大きいときに、その代表距離l
(i)に基づいて物体Oを認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体認識装置に関
し、詳しくは多段ライン型CCDによる距離データに基
づいて物体を認識するようにしたものに関する技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の物体認識装置とし
て、例えば特開平5―52562号公報に示されている
ように、撮像された画像を複数のウィンドウに分割し
て、各ウィンドウでの距離に基づいて物体を認識するよ
うにしたものは知られている。すなわち、このもので
は、上下方向に配置された1対のイメージセンサにより
先行車等の物体を撮像して、その一方のイメージセンサ
による画像を表示し、その表示画面を複数のウィンドウ
に分割してそのウィンドウ毎に物体までの距離を測定
し、この距離値を基に目標物体のウィンドウを認識して
追尾用ウィンドウを設定し、この追尾用ウィンドウでの
距離を測定するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
物体をその距離に基づいて認識する場合、一定方向に配
置された多数のCCDをその配列方向と直交する方向に
多段に並設してなる多段ライン型CCDを設け、この多
段ライン型CCDからの輝度信号に基づいて得られた2
次元の距離データから特定の物体を認識して追従し続け
るようにすることが考えられる。すなわち、この多段ラ
イン型CCDは、縦横に多数のCCDが配置されたカメ
ラ用等のセンサに対し、CCDを一方向に間引いた構成
のものであり、CCDの数が減った分だけ、撮像データ
数が少なくなり、コストダウンを図ることができる。
【0004】しかし、その反面、測距データのばらつき
やノイズの影響が大きく、精度の高い距離演算が難しく
て正確な物体認識が困難になるという問題がある。特
に、多段ライン型CCDでのCCDラインが等間隔で、
かつ、該多段ライン型CCDのライン列方向の一端側を
近距離側を検出する近距離側ラインとする一方、他端側
を遠距離側を検出する遠距離側ラインとする場合、認識
物体が相対的に近づいてくる際、その物体が近距離側の
領域において近距離側ラインを横切る時間は、遠距離側
の領域において遠距離側ラインを横切る時間よりも短く
なるので、正確な物体認識を行うためにデータ処理に時
間をかけていると、遠距離側にて認識した物体を近距離
側で見失ってしまうことになる。
【0005】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、多段ライン型CCD
による距離データの処理に工夫を凝らすことにより、多
段ライン型CCDを用いつつ、高精度の距離演算を行っ
て正確な物体認識を可能とすると共に、認識物体までの
距離に関係なくその認識物体を確実に追従し続けること
ができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、多段ライン型CCDにより得られ
た画像を、ライン列方向及びウィンドウ方向にそれぞれ
分割して各領域について距離を測定し、この各領域毎の
距離データに基づいてライン毎の代表距離をそれぞれ演
算し、この代表距離が所定時間毎に連続して演算される
回数がしきい値よりも大きいときに、その代表距離に基
づいて物体を認識すると共に、上記しきい値を近距離側
ラインほど小さく設定するようにした。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、図1に
示すように、ウィンドウ方向に沿って配置された多数の
CCDからなるCCDラインをウィンドウ方向と直交す
るライン列方向に多段に並設してなり画像を輝度情報と
して捕らえる多段ライン型CCD11を備え、該多段ラ
イン型CCD11からの輝度信号に基づいて得られた2
次元の距離データから特定の物体を認識するようにした
物体認識装置が対象である。
【0008】そして、上記多段ライン型CCD11のラ
イン列方向の一端側が近距離側を検出する近距離側ライ
ンとされる一方、他端側が遠距離側を検出する遠距離側
ラインとされ、上記多段ライン型CCD11により得ら
れた画像を上記CCDライン毎にかつウィンドウ方向に
複数に分割して各領域について距離を測定する測距手段
16と、上記測距手段16により測定された各領域毎の
距離に基づき上記ライン毎の代表距離をそれぞれ演算す
るライン距離演算手段26と、上記ライン距離演算手段
26によりライン毎の代表距離が所定時間毎に連続して
演算される回数がしきい値よりも大きいときに、該代表
距離に基づいて物体を認識する物体認識手段20とを備
え、上記しきい値は、上記遠距離側ラインに比べて近距
離側ラインほど小さく設定されているものとする。
【0009】上記の構成により、先ず、測距手段16に
おいて、多段ライン型CCD11の画像がライン毎にか
つウィンドウ方向に複数に分割されて各領域について距
離が測定される。次いで、ライン距離演算手段26にお
いて、上記測距手段16により測定された領域毎の距離
に基づきライン毎の代表距離が演算され、物体認識手段
20において、このライン距離演算手段26によりライ
ン毎の代表距離が所定時間(1サンプリング時間)毎に
連続して演算される回数がしきい値よりも大きいとき
に、その代表距離から物体が認識される。すなわち、距
離データの有効性が高い場合は代表距離が演算される一
方、距離データの有効性が低い場合は代表距離が演算さ
れず、1サンプリング時間毎に連続して演算される回数
が多いほど、その距離データ延いては代表距離の有効性
が高いと判断することができるので、その回数がしきい
値よりも大きいときにその代表距離から物体を認識す
る。
【0010】したがって、このように、各領域について
の距離データに基づいてライン毎の代表距離を求めて、
この代表距離の有効性が高いときに、その代表距離から
物体を認識するので、測距データのばらつきやノイズ等
があっても、その影響を可及的に低減することができ、
高精度の距離演算が可能となって正確な物体認識を行う
ことができる。
【0011】そして、上記しきい値は、遠距離側ライン
に比べて近距離側ラインほど小さく設定されているの
で、近距離側ラインではより短時間で物体認識を行うこ
とができ、多段ライン型CCDでのCCDラインが等間
隔である場合、認識物体が相対的に近づいてくる際、遠
距離側にて認識した物体を近距離側で見失うことはな
い。しかも、上記しきい値が、近距離側ラインほど小さ
く設定されていても、近距離側の距離検出精度は遠距離
側よりも高いので、近距離側の物体認識を正確に行うこ
とができる。よって、認識物体をその距離に関係なく確
実に追従し続けることができる。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、測距手段16により測定された各領域毎の距離デ
ータをスムーズ化処理するスムーズ化処理手段を設け、
上記スムーズ化処理手段は、スムーズ化度合いを遠距離
側ラインに比べて近距離側ラインほど小さくするように
構成されているものとする。
【0013】この発明により、測距手段16により測定
された各領域毎の距離データがスムーズ化処理手段によ
ってスムーズ化処理されているので、突発的なノイズ等
の影響を受けることなく、より一層正確に物体を認識す
ることができる。そして、そのスムーズ化度合いは、遠
距離側ラインに比べて近距離側ラインほど小さくされて
いるので、その処理に要する時間は近距離側ラインほど
短くて済み、距離データをスムーズ化処理しても、認識
物体を近距離側で見失うことはない。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、物体認識手段は、物体の認識結果に基づい
て警報等の信号を出力するように構成されているものと
する。このことで、認識物体を容易に知ることができ、
物体が相対的に近づいてくるような危険度が高い場合
に、より一層その効果を発揮させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図2は本発明の実施形態に係る物体
認識装置を装備した車両C(自動車)を示し、この物体
認識装置は、車両Cの左右斜め後側方に位置する他の車
両等の物体O(図5、図11、図12に示す)を認識す
る。
【0016】図2において、1は車両Cの車体、2は車
体1の前後略中央部に形成された車室、3は車体1の前
端部に形成されたエンジンルーム、4は車室2の前端部
に配置されたインストルメントパネル、5は車室2の後
端部にあるパッケージトレイ、6はリヤウィンドガラス
である。そして、図3に示すように、上記物体認識装置
は、各々物体Oまでの距離を測定するための左右の後側
方検知センサ10,10と、この各検知センサ10の出
力信号がそれぞれ入力されるコントローラ15と、この
コントローラ15からの信号を受けて物体Oの存在をC
RTや液晶等により表示する表示装置31、及び同物体
Oの危険度を警報する警報装置32とを備えている。そ
して、図2に示す如く、上記両検知センサ10,10
は、上記パッケージトレイ5上の左右両端部にそれぞれ
斜め後方を向いた状態で取付固定されている。また、コ
ントローラ15はエンジンルーム3の後端部に、また表
示装置31及び警報装置32はインストルメントパネル
4にそれぞれ配設されている。
【0017】図5に示すように、上記各検知センサ10
は、所定距離離れて上下方向に配置された上下1対のC
CDチップ11,11と、該CCDチップ11,11に
対応して配置されたレンズ12,12とを備えている。
各CCDチップ11は、上下方向たるウィンドウ方向に
沿って配置された多数のCCDからなるCCDラインを
ウィンドウ方向と直交するライン列方向(水平方向)に
多段に並設してなる多段ライン型CCDからなり、この
各CCDチップ11によりレンズ12を経て車両Cのリ
アウィンドガラス6越しに、上下方向に角度θ1の範囲
でかつ水平左右方向に角度θ2の範囲(図10、図12
参照)にある物体O等の画像を輝度情報として捕らえる
ようになっている。
【0018】図4に示す如く、上記各検知センサ10は
それぞれコントローラ15内の測距回路16(測距手
段)に接続されている。この各測距回路16は、両CC
Dチップ11,11での物体像の視差(位相差)を演算
する視差演算部17と、この視差演算部17からの信号
により物体Oまでの距離を演算する距離演算部18とを
備えている。そして、各測距回路16では、図6及び図
7に示す如く、各CCDチップ11により捕らえられた
画像を、ライン方向(水平方向)にCCDライン毎のn
個のラインに分割すると共に、その各ラインをウィンド
ウ方向(上下方向)にm個のウィンドウに分割して、画
像の略全体をm×n個の領域E,E,…で構成し、両方
のCCDチップ11,11による画像での同一の領域
E,E間の視差を求め、この視差から各領域E毎に物体
Oまでの距離を演算する。
【0019】すなわち、両CCDチップ11,11によ
り捕らえられた画像はいずれも図6に示すようになる
が、これら両CCDチップ11,11の画像は同じライ
ン位置(図示例ではラインi)では、図8に示すよう
に、両CCDチップ11,11の上下方向のずれ分だけ
ずれていて視差が生じており、この視差を利用して物体
Oまでを測距する。この原理について図9により説明す
ると、図9の三角形P・O1・Q及び三角形O1・P1
・Q1同士、並びに三角形P・O2・Q及び三角形O2
・P2・Q2同士はそれぞれ相似形であるので、今、検
知センサ10(レンズ12)から物体Oまでの距離を
a、両レンズ12,12の中心間の距離をB(定数)、
レンズ12の焦点距離をf(定数)、両CCDチップ1
1,11での物体像のレンズ中心からのずれ量をそれぞ
れx1,x2とすると、 a・x1/f=B−a・x2/f となり、この式から、 a=B・f/(x1+x2) が得られる。つまり、両CCDチップ11,11での物
体像の視差(位相差)によって物体Oまでの距離aを測
定することができる。
【0020】尚、図6及び図7におけるG(白点)は、
CCDチップ11のCCDに対応するように縦横格子状
に配置された測距点(測距ポイント)であり、この測距
点Gは各領域Eに含まれている。また、各CCDライン
でのウィンドウは、一部が隣接するウィンドウと互いに
オーバーラップするように分割されており、上下方向
(ウィンドウ方向)に隣接する領域E,Eに同じ測距点
G,G,…が含まれている。また、O′は物体の像であ
る。
【0021】また、図10に示すように、上記各CCD
チップ11により捕らえられた画像をライン毎に分割し
て形成される複数のラインは、車両Cの外側で近距離を
測距するライン位置が若い番号とされる一方、車幅方向
の中央側で遠距離を測距するライン位置が大きい番号と
され、外側ラインから車幅方向の中央側ラインに向かっ
て番号が順に増加するように番号付けされている。
【0022】図4に示す如く、上記コントローラ15に
は、センサ10に基づいて得られた上下方向及び水平方
向の2次元の距離データ、つまり各測距回路16からの
信号を基に特定の物体Oを認識する物体認識部20と、
この物体認識部20の出力信号により物体Oを新規物体
かどうか選別する物体選別部21と、この物体選別部2
1により選別された物体Oが車両C(自車)にとって危
険対象物かどうかを判断する危険判断部22とが設けら
れており、物体認識部20において、物体Oの認識結果
に基づいて表示信号を表示装置31に、また警報信号を
警報装置32にそれぞれ物体選別部21を経て出力する
ようにしている。
【0023】また、コントローラ15は、物体Oを認識
する上で本来は物体Oが位置し得ない不要な範囲を除外
するレンジカット部24と、測距された各領域毎の距離
データと周りの8つの隣接領域との比較(8隣接点処
理)を行って有効ポイント数を付与する有効ポイント数
付与手段としての8隣接点処理部25と、ライン毎の距
離を演算するライン距離演算部26と、ガードレールを
判定するためのガードレール判定部27と、距離データ
を物体O毎にグルーピングするグルーピング部28とを
備えている。
【0024】図11は上記レンジカット部24で除外さ
れる上下方向のレンジカット範囲Z1を、また図12は
同左右方向のレンジカット範囲Z2をそれぞれ示してお
り、これらのレンジカット範囲Z1,Z2は、ラインの
角度とその位置での距離とに基づいて検出される。図1
2中、Fは車両Cの路面、Mは道路における車両走行車
線を設定する路面F上の白線、F1は道路の両側に設置
された路側帯、Hはその植込みである。
【0025】上記8隣接点処理部25での8隣接点処理
動作は、図13に示すように、ある領域E(i,j)の
距離データに対しそれに隣接する周りの8つの隣接領域
R1〜R8の距離データの相関性を判断するもので、具
体的に図15に示す如く行われる。すなわち、最初のス
テップS1で、ライン数n及びウィンドウ数mに分割さ
れた領域E(i,j)毎の距離データd(i,j)を読
み込み、次のステップS2で各領域E(i,j)の有効
ポイント数P(i,j)をP(i,j)=0と初期化す
る。この有効ポイント数P(i,j)は各領域E(i,
j)に設定されるもので、この値が大きいほど領域の距
離データの有効性が高く、信頼性、信憑性があると判断
される。次のステップS3では、全ての領域のうち左右
端及び上下端の位置にある領域(格子点)への有効ポイ
ント数を嵩上げし、周辺の領域には有効ポイント数P
(i,j)を+1だけ、またその中で4つの隅角部の領
域には有効ポイント数P(i,j)を+2だけそれぞれ
増やすように設定する。この後、ステップS4におい
て、隣接点処理を行うかどうかを判定し、この判定がN
Oのときには、ステップS11において有効ポイント数
P(i,j)をP(i,j)=8に設定した後、ステッ
プS12に進む一方、判定がYESのときには、ステッ
プS5に進む。
【0026】上記ステップS4で隣接点処理を行うかど
うかの判定は、例えば、予め各ライン位置毎に決定され
る基準距離値が所定値よりも大きいか否かを判定するも
ので、基準距離値が所定値よりも大きいときには、隣接
点処理は行わない(ステップS11に進む)一方、基準
距離値が所定値よりも大きくないときには、隣接点処理
を行う(同ステップS5に進む)。
【0027】上記ステップS5では距離しきい値d0を
設定する。この距離しきい値d0は、付与ポイント数p
を決定するためのもので、例えば、定数に設定する。
【0028】ステップS5の後はステップS6に進み、
隣接領域Riの距離データd(Ri)を読み込み、次の
ステップS7では上記領域Eと隣接領域R1〜R8との
距離差dx=|d(i,j)−d(Ri)|を演算す
る。この後、ステップS8において、上記距離差dxが
上記距離しきい値d0よりも小さいか否かの判定を行
い、この判定がNOのときにはステップS12に進む一
方、判定がYESのときには、ステップS9において付
与すべきポイント数pを設定する。
【0029】このようなステップS9の後、ステップS
10において、それまでの有効ポイント数P(i,j)
に上記付与ポイント数pを加えて新たな有効ポイント数
P(i,j)=P(i,j)+pを設定し、上記ステッ
プS12に進む。このステップS12では、ステップS
6〜S10の処理が8つの隣接領域R1〜R8の各々に
ついて終了したか否かを判定し、この判定がNOのとき
にはステップS6に戻って、他の残りの隣接領域につい
て同様の処理を行う。一方、判定がYESになると、ス
テップS13に進み、全ての領域E,E,…についての
有効ポイント数P(i,j)の設定(ステップS6〜S
10の処理)が終了したか否かを判定する。この判定が
NOのときには、ステップS4に戻って他の領域Eにつ
いて有効ポイント数P(i,j)の設定を繰り返す。一
方、判定がYESになると、次のライン毎の距離の演算
処理(図16参照)に進む。
【0030】図16は上記ライン距離演算部26での処
理動作を示し、上記8隣接点処理部25(有効ポイント
数付与手段)により付与設定された有効ポイント数P
(i,j)に基づき上記ライン毎の距離をそれぞれ演算
する。
【0031】先ず、ステップT1において、ライン数n
及びウィンドウ数mに分割された領域E毎の距離データ
d(i,j)を読み込むと共に、上記8隣接点処理によ
り付与された領域E毎の有効ポイント数P(i,j)を
読み込み、次のステップT2では、ライン代表有効ポイ
ント数PI(i)をPI(i)=0に初期化する。この
ライン代表有効ポイント数PI(i)は、ライン毎の距
離演算の際にラインに設定されるもので、この値が大き
いほどラインの距離データの有効性が高く、信頼性、信
憑性があると判断される。
【0032】次のステップT3では、上記ライン代表有
効ポイント数PI(i)に対応するライン代表しきい値
P0を設定する。このステップT3でのライン代表しき
い値P0は、例えば一定値に設定する。
【0033】ステップT3の後はステップT4に進み、
上記領域毎の有効ポイント数P(i,j)がライン代表
しきい値P0よりも大きいか否かを判定する。この判定
がNOのときには、そのままステップT6に進むが、判
定がYESのときには、ステップT5において、ライン
毎の代表距離l(i)を平均化のために更新すると共
に、上記ライン代表有効ポイント数PI(i)に領域毎
の有効ポイント数P(i,j)を加えてライン代表有効
ポイント数PI(i)の更新を行った後にステップT6
に進む。すなわち、ライン距離演算部26では、8隣接
点処理部25によって付与設定された有効ポイント数P
(i,j)がライン代表しきい値P0よりも大きい領域
についてライン毎の距離演算を行うようにしている。
【0034】上記ライン毎の代表距離l(i)の更新は
次の式で行う。 l(i)=[l(i)×PI(i)+d(i,j)×
{P(i,j)−PO+1}]÷{PI(i)+P
(i,j)−PO+1}
【0035】上記ステップT6では当該ラインの全ての
ウィンドウ番号(領域E)について終了したか否かを判
定し、この判定がYESになるまでラインの各領域Eに
ついてステップT3〜T5を繰り返す。ステップT6の
判定がYESになると、ステップT7に進み、全てのラ
イン番号について終了したか否かを判定し、この判定が
YESになるまでステップT2〜T6を繰り返す。ステ
ップT7の判定がYESになると、次の物体認識処理
(図17参照)に進む。
【0036】図17はコントローラ15における物体認
識部20での処理動作を示し、この物体認識部20で
は、上記ライン距離演算部26により演算されたライン
毎の代表距離l(i)に基づいて物体Oを認識する。す
なわち、ステップW1において物体番号kを設定し、ス
テップW2では、物体検出距離L(k)、物体有効ポイ
ント数PK(k)及び物体内のデータ数N(k)をいず
れも0にして、一次保管用データセットのリセットを行
う。
【0037】次のステップW3では、有効な未登録のラ
インデータが登録されているか否かを判定し、この判定
がNOのときにはステップW8に進む。ステップW3の
判定がYESのときには、ステップW4において、ライ
ンデータの前後位置XD(i)及び横位置YD(i)を
設定する。この後、ステップW5において、既に上記物
体検出距離L(k)が定義されているか否かを判定し、
この判定がNOのときには、ステップW6に進み、上記
物体検出距離L(k)をL(k)=XD(i)に、また
物体有効ポイント数PK(k)をPK(k)=PI
(i)に、さらに物体内のデータ数N(k)をN(k)
=1にそれぞれ設定して、一次保管用データセットのセ
ットを行った後、ステップW8に進む。
【0038】これに対し、ステップW5の判定がYES
のときには、ステップW7に進み、物体検出距離L
(k)をL(k)={PK(k)×L(i)+P(i)
×XD(i)}/{PK(k)+P(i)}に、また物
体有効ポイント数PK(k)をPK(k)=PK(k)
+PI(i)に、さらに物体内のデータ数N(k)をN
(k)=N(k)+1にそれぞれ設定して、一次保管用
データセットの更新を行った後、ステップW8に進む。
【0039】上記ステップW8では、全てのライン番号
について終了したか否かを判定し、この判定がYESに
なるまでステップW3〜W7を繰り返す。ステップW8
の判定がYESになると、ステップW9〜W11におい
て物体Oの登録の可否の判定を行う。先ず、ステップW
9において、上記物体内のデータ数N(k)が所定値以
上か否かを判定する。尚、この所定値は、遠距離側ほど
小さくするように可変設定することもできる。このステ
ップW9の判定がNOのときには、距離データはノイズ
等に起因するものであると見做し、ステップW10にお
いて物体Oの登録は行わず、物体番号kの物体データを
初期化した後、終了する。一方、ステップW9の判定が
YESであるときには、ステップW11において物体O
の登録を行った後に終了する。すなわち、物体認識部2
0は、ライン距離演算部26により演算されたライン毎
の距離のデータ数N(k)が所定値以上であるときのみ
に、該ライン毎の距離に対応する物体を新規物体として
登録する。
【0040】この物体認識部20での処理動作の後は、
上記表示装置31での物体表示のための表示処理や警報
装置32での警報のための警報処理を行う。
【0041】上記一連の処理動作は、所定時間(1サン
プリング時間)毎に繰り返し行われ、一度認識した物体
Oを、各CCDチップ11により捕らえることが可能な
範囲に存在する限り、上記物体選別部21にて新規物体
との選別を行いながら捕捉し続ける。
【0042】ここで、実際には、上記物体認識部20に
おいて、物体認識処理動作に先立って認識前処理動作が
行われるようになっている。この認識前処理動作では、
上記ライン距離演算部26によりライン毎の代表距離が
1サンプリング時間毎に連続して演算される回数がしき
い値よりも大きいか否かを判断し、その有効回数がしき
い値よりも大きいときに、物体認識処理にてその代表距
離のみに基づいて物体を認識し得るように準備するよう
になっている。つまり、上記8隣接点処理部25にて付
与された有効ポイント数が上記ライン代表しきい値P0
よりも大きくて距離データの有効性が高い場合は代表距
離が演算される一方、距離データの有効性が低い場合は
代表距離が演算されないので、1サンプリング時間毎に
連続して演算される回数が多いほど、その代表距離は信
頼性が高くて物体認識に使用することができるものとし
て、その代表距離のみに基づいて物体を認識し得るよう
にする。
【0043】図18は、上記物体認識部20での認識前
処理動作を示す。先ず、ステップU1で各ライン毎に、
代表距離が1サンプリング時間毎に連続して演算される
回数LD_num(i)を読み込んだ後、ステップU2
でその有効回数LD_num(i)のしきい値LD_L
imitを設定する。このしきい値LD_Limit
は、図19に示す如く、各ライン毎に設定されたしきい
値LD_th(i)とされ、例えば、図20(a)に示
すように、ライン位置が大きくなる(車体1外側ライン
つまり近距離側ラインから内側ラインつまり遠距離側ラ
インに向かう)に連れてしきい値LD_Limitが比
例して大きくなるか、或いは、図20(b)に示すよう
に、ライン位置が大きくなるに連れてしきい値LD_L
imitが段階的に大きくなるように設定する。
【0044】次のステップU3で有効回数LD_num
(i)が上記しきい値LD_Limitよりも大きいか
否かを判定し、この判定がYESのときには、ステップ
U4に進んで物体認識に使用できるデータとしてフラグ
Line_Ob_f(i)を1にしてステップU5に進
む。一方、ステップU3の判定がNOのときには、その
ままステップU5に進む。
【0045】上記ステップU5では、全てのラインにつ
いて終了したか否かを判定し、この判定がYESになる
まで上記ステップU3,U4を繰り返す。ステップU5
の判定がYESになると、上記物体認識処理に進むこと
になる。このため、上記物体認識処理では、フラグLi
ne_Ob_f(i)が1とされたラインの代表距離
(図17の物体認識処理におけるステップW3での有効
なラインデータとされる)のみに基づいて物体Oを認識
することになる。
【0046】また、各測距回路16にて測定された各領
域E毎の距離データは、スムーズ化処理手段としてのロ
ーパスフィルターによりスムーズ化処理された後、8隣
接点処理部25にて8隣接点処理が行われるようになっ
ている。すなわち、d(i,j)=a×d(i,
j)+(1−a)×d(i,j)という処理動作を行っ
た後、d(i,j)の代りにd(i,j)を用いて上
記8隣接点処理が行われることになる。
【0047】上記ローパスフィルターによるスムーズ化
処理におけるaの値は0〜1の定数であるが、遠距離側
ラインに比べて近距離側ラインほど(ライン位置が小さ
くなるに連れて)小さく設定されている。つまり、この
ローパスフィルターは、スムーズ化度合いを遠距離側ラ
インに比べて近距離側ラインほど小さくするように構成
されている。このとき、ライン位置が所定値よりも小さ
い場合は、スムーズ化処理が全く施されないようにa=
0としてもよい。
【0048】したがって、上記実施形態では、左右後側
方検知センサ10,10により画像が輝度情報として捕
らえられると、先ず、コントローラ15の各測距回路1
6において、各検知センサ10の画像がライン列及びウ
ィンドウ方向にそれぞれ分割されて各領域Eについて距
離d(i,j)が測定される。次いで、8隣接点処理部
25で、上記測定された領域E毎の距離d(i,j)
(d(i,j))及び隣接領域R1〜R8の距離の差
dxに基づいて各領域E毎の距離データの有効ポイント
数P(i,j)が付与され、ライン距離演算部26にお
いて上記有効ポイント数P(i,j)に基づきライン毎
の代表距離l(i)が演算され、物体認識部20におい
てライン距離演算部26によりライン毎の代表距離l
(i)が連続して演算される回数がしきい値LD_Li
mitよりも大きいときに、該代表距離l(i)から物
体Oが認識される。このように、各領域Eについての距
離データの有効性が隣接領域R1〜R8との関係から有
効ポイント数P(i,j)として判定され、この有効ポ
イント数P(i,j)に基づいてライン毎の代表距離l
(i)を求めて、その代表距離l(i)の有効性が高い
ときに、該代表距離l(i)から物体Oを認識するの
で、測距データのばらつきやノイズ等があっても、その
影響を可及的に低減することができ、高精度の距離演算
が可能となって正確な物体認識を行うことができる。
【0049】また、上記しきい値LD_Limitは、
遠距離側ラインに比べて近距離側ラインほど小さく設定
されているので、近距離側ラインではより短時間で物体
認識を行うことができ、CCDチップ11でのCCDラ
インが等間隔である場合、認識物体Oが相対的に近づい
てくる際、遠距離側にて認識した物体Oを近距離側で見
失うことはない。しかも、上記しきい値LD_Limi
tが、近距離側ラインほど小さく設定されていても、近
距離側の距離検出精度は遠距離側よりも高いので、近距
離側で物体Oを正確に認識することができる。よって、
認識物体Oをその距離に関係なく確実に追従し続けるこ
とができる。
【0050】さらに、各領域E毎の距離データは、ロー
パスフィルターによりスムーズ化処理され、そのスムー
ズ化度合いは、遠距離側ラインに比べて近距離側ライン
ほど小さく設定されているので、突発的なノイズ等の影
響を受けることなく、より一層正確に物体Oを認識する
ことができると共に、その処理に要する時間は近距離側
ラインほど短くて済み、認識物体Oを近距離側で見失う
のを防止することができる。
【0051】また、物体認識部20は、物体Oの認識結
果に基づいて警報等の信号を出力するように構成されて
いるので、認識物体Oを容易に車両Cの乗員に知らせる
ことができ、物体Oが相対的に近づいてくるような危険
度が高い場合でもその物体Oを追従し続けることができ
るので、乗員に適切な警報を与えることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、多段ライン型CCDの画像をライン毎にかつウ
ィンドウ方向に複数に分割して各領域について距離を測
定し、この各領域毎の距離データに基づいてライン毎の
代表距離をそれぞれ演算し、この代表距離が所定時間毎
に連続して演算される回数がしきい値よりも大きいとき
に、その代表距離に基づいて物体を認識すると共に、上
記しきい値を近距離側ラインほど小さく設定するように
したことにより、測距データのばらつきやノイズ等があ
っても、その影響を可及的に低減して、正確な物体認識
を行うことができると共に、その認識物体をその距離に
関係なく確実に捕捉し続けることができる。
【0053】請求項2の発明によると、測距手段により
測定された各領域毎の距離データをスムーズ化処理する
スムーズ化処理手段を設け、このスムーズ化処理手段の
スムーズ化度合いを遠距離側ラインに比べて近距離側ラ
インほど小さくするようにしたことにより、認識物体を
近距離側で見失うことなく、より一層正確に物体を認識
することができる。
【0054】請求項3の発明によると、物体の認識結果
に基づいて警報等の信号を出力するようにしたことによ
り、認識物体を容易に知ることができ、物体が相対的に
近づいてくるような危険度が高い場合に、より一層その
効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る物体認識装置の各構成
部品の車両での位置を示す斜視図である。
【図3】物体認識装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】物体認識装置の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図5】検知センサにより物体を測距する概念を示す側
面図である。
【図6】CCDチップにより捕らえた画像を示す図であ
る。
【図7】CCDチップにより捕らえた画像の中のライン
をウィンドウ方向に分割して領域を区分する概念を示す
図である。
【図8】上下のCCDチップにより得られた画像が同じ
ラインでずれて視差が生じる状態を示す説明図である。
【図9】上下のCCDチップにより物体までの距離を測
定する原理を示す図である。
【図10】CCDチップにより得られた画像におけるC
CDラインの測距方向を示す平面図である。
【図11】上下方向のレンジカット領域を示す側面図で
ある。
【図12】水平方向のレンジカット領域を示す平面図で
ある。
【図13】領域に隣接する8隣接領域の配置を示す図で
ある。
【図14】8隣接点処理からライン毎の距離演算までの
具体例を示す図である。
【図15】8隣接点処理動作を示すフローチャート図で
ある。
【図16】ライン毎の距離演算処理動作を示すフローチ
ャート図である。
【図17】物体の認識処理動作を示すフローチャート図
である。
【図18】物体認識処理動作に先立って行われる認識前
処理動作を示すフローチャート図である。
【図19】しきい値の設定を示すフローチャート図であ
る。
【図20】しきい値の設定例を示す図である。
【符号の説明】
C 車両 10 後側方検知センサ 11 CCDチップ 15 コントローラ 16 測距回路(測距手段) 20 物体認識部(物体認識手段) 25 8隣設点処理部 26 ライン距離演算部(ライン距離演算手段) 31 表示装置 32 警報装置 E,E(i,j) 領域 R1〜R8 隣設領域 d(i,j) 測定距離 dx 隣接領域との距離差 P(i,j) 有効ポイント数 l(i) ライン代表距離 LD_Limit しきい値 O 物体 O′ 物体像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 G06F 15/62 380 (72)発明者 吉岡 透 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 上村 裕樹 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドウ方向に沿って配置された多数
    のCCDからなるCCDラインをウィンドウ方向と直交
    するライン列方向に多段に並設してなり画像を輝度情報
    として捕らえる多段ライン型CCDを備え、該多段ライ
    ン型CCDからの輝度信号に基づいて得られた2次元の
    距離データから特定の物体を認識するようにした物体認
    識装置であって、 上記多段ライン型CCDのライン列方向の一端側が近距
    離側を検出する近距離側ラインとされる一方、他端側が
    遠距離側を検出する遠距離側ラインとされ、 上記多段ライン型CCDにより得られた画像を上記CC
    Dライン毎にかつウィンドウ方向に複数に分割して各領
    域について距離を測定する測距手段と、 上記測距手段により測定された各領域毎の距離に基づき
    上記ライン毎の代表距離をそれぞれ演算するライン距離
    演算手段と、 上記ライン距離演算手段によりライン毎の代表距離が所
    定時間毎に連続して演算される回数がしきい値よりも大
    きいときに、該代表距離に基づいて物体を認識する物体
    認識手段とを備え、 上記しきい値は、上記遠距離側ラインに比べて近距離側
    ラインほど小さく設定されていることを特徴とする物体
    認識装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の物体認識装置において、 測距手段により測定された各領域毎の距離データをスム
    ーズ化処理するスムーズ化処理手段を設け、 上記スムーズ化処理手段は、スムーズ化度合いを遠距離
    側ラインに比べて近距離側ラインほど小さくするように
    構成されていることを特徴とする物体認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の物体認識装置にお
    いて、 物体認識手段は、物体の認識結果に基づいて警報等の信
    号を出力するように構成されていることを特徴とする物
    体認識装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0552562A (ja) * 1991-08-28 1993-03-02 Mitsubishi Electric Corp 先行車追尾用車間距離検出装置
JPH08327353A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Nippon Seiki Co Ltd 距離測定装置及び距離測定方法

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