JPH10205209A - 二次元調整戸車 - Google Patents
二次元調整戸車Info
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Abstract
は戸を円滑に開閉し得るようにする。 【解決手段】戸車本体3の保持枠4を貫いて外ケース2
の側壁間に横架された室内外方向配置の支軸9に対し
て、前記戸車本体3と係合して一体的にスライド動作す
るとともに、背面側に縦方向の長孔溝25を有する作動
ブロック片6を設ける一方、レール方向の回転中心軸を
もって回転自在とされる室内外方向調整部材7を設け、
この室内外方向調整部材7の作動ブロック片6側の面に
前記回転中心軸から偏心した位置に前記作動ブロック片
6の縦方向長孔溝25に係合する偏心突起28を設け、
前記室内外方向調整部材7の回転調整により前記作動ブ
ロック片6を支軸方向にスライドさせ、前記戸車本体3
を室内外方向に位置調整可能とする。
Description
子等において、障子を円滑に開閉できるように、上下方
向調整機構および室内外方向調整機構を同時に兼ね備え
た二次元調整戸車に関する。
たは障子等に対しては、開閉時の滑り抵抗を軽減し開閉
操作を円滑化するために、その下端面に対して戸車が設
けられている。かかる戸車に関しては、従来より建付け
後に戸または障子等を上下方向に調整し得るようにした
ものが提案されている。その一例を紹介すると、図32
に示されるように、ローラ50を内枠51と外枠52と
からなる保持枠53により保持し、前記外枠52から貫
通状態で設けられた上下方向調整ネジ54を前記内枠5
1に対して螺合させ、この上下方向調整ネジ54を回し
て内枠51をレール方向にスライドさせることにより、
戸または障子を上下方向に調整可能としている。具体的
には、前記内枠51にローラ50のローラ軸50aを保
持するための斜め方向溝51aを形成するとともに、外
枠52にローラ軸50aを保持する鉛直方向溝52aを
形成し、前記ローラ50を前記内枠51に装着した状態
で外枠52を嵌め込むことにより、これら両溝51a、
52aの交差部によってローラ軸50aを保持するよう
に構成し、前記上下方向調整ネジ54を回して前記内枠
51をレール方向にスライドさせると、内枠51の斜め
方向溝51aにガイドされてローラ50が上下方向に移
動し、相対的に障子または戸全体が上下方向に移動調整
可能となっている。
供されている戸車は、前述のように鴨居等に対する係合
具合を調整するため、上下方向には調整可能となってい
るものの、戸または障子等の建付け、建込み時の調整不
具合や、経時的に生ずる障子自体の反り・変形等によ
り、内障子と外障子との召合せ部等が接触したり、衝突
したりする不具合が生じたとしても、室内外方向の調整
は一切できない構造となっている。
等の接触・衝突を無くして障子または戸を円滑に開閉し
得るように、室内外方向にも位置調整可能とした二次元
調整戸車を提供することにある。
に本発明は、外ケース内に収容された、ローラおよびそ
の保持枠からなる戸車本体が、略上下方向に沿う方向に
位置調整可能に支持されているとともに、前記外ケース
内において前記室内外方向にスライド用間隙を有する状
態で収容され室内外方向にも位置調整可能に支持された
二次元調整戸車であって、前記戸車本体の保持枠を貫い
て外ケースの側壁間に横架された室内外方向配置の支軸
によって前記戸車本体を回動可能に支持するとともに、
前記保持枠の背面壁に対して先端が当接する上下方向調
整ネジを設け、この上下方向調整ネジの前後進調整に伴
う前記戸車本体の回動位置調整により前記戸車本体を略
上下方向に位置調整可能とし、前記支軸に対して、前記
戸車本体と係合して一体的にスライド動作するととも
に、背面側に縦方向の長孔溝を有する作動ブロック片を
設ける一方、レール方向の回転中心軸をもって回転自在
とされる室内外方向調整部材を設け、この室内外方向調
整部材の作動ブロック片側の面に前記回転中心軸から偏
心した位置に前記作動ブロック片の縦方向長孔溝に係合
する偏心突起を設け、前記室内外方向調整部材の回転調
整により前記作動ブロック片を支軸方向にスライドさ
せ、前記戸車本体を室内外方向に位置調整可能としたこ
とを特徴とするものである。
体部分の周面に正多角形状部を有し、両側に配された弾
発部材が前記正多角形状部の両側面へ夫々押圧接触する
ことにより前記室内外方向調整部材の固定保持を行うよ
うにするのが望ましい。また、前記弾発部材は、前記外
ケースの側壁に離間を空けて一対の縦方向スリットを形
成するとともに、これら両縦方向スリットに挟まれた離
間部の上下端の一方を縁切りすることにより形成した片
持ち梁状の弾発片とすることができる。
との当接接触面部において、一方の側に噛合爪を形成す
るとともに、他方の側に周方向に亘って前記噛合爪が係
合する噛合爪受け部を形成し、かつ前記室内外方向調整
部材を戸車本体側付勢して設けてある構造とすることも
できる。
記保持枠の一部に係止し、戸車本体を外ケース内に収容
保持する係止用舌片を形成することにより、建て付け時
に戸車本体が垂れ下がるのを防止できるため建て付け作
業が容易となる。また、前記保持枠の背面壁と上下方向
調整ネジ先端との間に、下端側の室内外方向回動軸をも
って回動自在とされる保持枠押え板を介在させることに
より、保持枠を偏圧することなく均一に押圧保持できる
ようになる。
け、建込み時に内・外の戸・障子等の召合せ部が接触し
たり、または衝突する場合などは、ドライバーなどの手
工具類により、前記室内外方向調整部材を回転させるこ
とにより、戸車本体を室内外方向に位置調整できるた
め、かかる不具合を簡単に修正することができる。ま
た、経時変化により、その後に戸または障子等に反りや
変形が生じ、障子同士が接触するようになった場合で
も、居住者が簡単にこれを修正することができる。
に基づいて詳述する。 〔第1実施形態例〕図1は本発明に係る二次元調整戸車
1の側面図、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1
のIII −III 線矢視図、図4は分解図、図5は組立後の
縦断面図である。本発明に係る二次元調整戸車(以下、
単に調整戸車という。)1は、主に外ケース2と、ロー
ラ5およびローラ保持枠4からなる戸車本体3と、前記
戸車本体3を外ケース2に対して回動可能に支持する支
軸9と、前記ローラ保持枠4の背面壁に対して先端が当
接するように配置され、前後進調整により戸車本体3の
上下方向調整を行うための上下方向調整ネジ8と、前記
戸車本体3と係合しながら前記支軸9に挿通支持され戸
車本体3と共に室内外方向にスライド動作する作動ブロ
ック片6と、この作動ブロック片6を室内外方向にスラ
イド移動させるための室内外方向調整部材7とにより構
成される。
示されるように、ポリアミド等の樹脂により製造された
型成形品であり、下側に開口する戸車本体3収容のため
の内空部2aを有し、障子の側端面側(以下、障子端側
という。)の側壁部に上下方向調整ネジ8の設置部、お
よび水平方向調整部材7の設置部を有する。また、室内
外方向に対面する両側壁には戸車本体3を回動支持する
支軸9のための保持孔19、19が形成され、障子端側
の上部および他端側の下面には障子への取付けのために
ビス孔を有する突出片11、12が形成されている。
の側壁上部位置には上下方向調整ネジ8の取付け孔13
(以下、ネジ取付け孔という。)と、前記上下方向調整
ネジ8に螺合されるナット10のためのナット嵌設孔1
4とが水平方向に連続して形成されている。具体的に
は、前記ネジ取付け孔13は側方に開口するやや大径の
ネジ頭部孔13aと、このネジ頭部孔13aの底壁に形
成されたネジ軸孔13bとからなり、前記ネジ軸孔13
bの中間位置に側方に開口するナット10の嵌設孔14
が形成されており、図4に示されるように、前記ナット
嵌設孔14にナット10を装設した状態で上下方向調整
ネジ8を螺入することにより設置する。また、上下方向
調整ネジ8の先端部相当位置には側方に開口する窓16
が形成されており、前記上下方向調整ネジ8を螺設した
後、前記窓16からペンチ等を挿入して上下方向調整ネ
ジ8のネジ山を潰すことにより抜け止め処理が行えるよ
うにしてある。
は、室内外方向調整部材7の取付け孔17(以下、カム
取付け孔という。)が形成されているとともに、このカ
ム取付け孔17の隣接位置には側壁に離間を空けて一対
の縦方向スリットを形成するとともに、これら両縦方向
スリットに挟まれた離間部の上下端の一方、本例では上
端を縁切りすることにより、側壁のそれぞれに片持ち梁
状の弾発片18、18が形成されている。
4および図15に示されるように、外ケース2の前記取
付け孔17に対して嵌合する嵌合頭部26と、外ケース
の弾発片18、18と接触係合する六角形状部27と、
回転中心軸Lから距離Sだけ偏心した位置に設けられた
偏心突起28とから構成されており、前記嵌合頭部26
が前記取付け孔17に嵌合した状態で取り付けられる。
そして、図16に示されるように、前記外ケース2の弾
発片18、18が前記六角形状部27の両側面に夫々に
押圧接触することにより、室内外方向調整部材7が45
°回転毎に固定保持されるようになっている。
図11に示されるように、ローラ5と、このローラ5を
回転軸21により回転自在に支持するローラ保持枠4と
からなる。前記ローラ保持枠4は、金属板の成形により
略断面コ字状に加工された部材であり、前記回転軸21
の対辺側上部には、ローラ保持枠4の上面端から延在し
て垂下する突出片4cにより上下方向調整ネジ8の先端
が当接するやや変断面形状の背面壁29(本明細書で
は、戸車本体3が外ケース2から突出する回転方向を正
方向と考えているため、その反対面側を背面側としてい
る。)が形成されている。また、その下方側には対峙す
る両壁面の一部が膨出して突出部4aが形成され、該突
出部4aに支軸9が挿通するための通孔4bが形成され
ている。
壁面から延在して左右一対の受け係止片4d、4dが設
けられ、後述の作動ブロック片6の係止用舌片24が係
止することにより、障子への組付け状態で前記戸車本体
3が下方向に垂れ下がらないように保持するようになっ
ている。
13に示されるように、ブロック本体23と、このブロ
ック本体23下面よりU字状に延在する係止用舌片24
とからなり、前記ブロック本体23には水平方向に貫通
する支軸9が挿通される通孔23aが形成されていると
ともに、背面側上部には縦方向に長い長孔溝25が形成
されている。
されるように、作動ブロック片6を前記戸車本体3の一
対の突出部4a、4aの間に装入し、保持枠4の通孔4
bと作動ブロック片6の通孔23aとを連続させた状態
としたまま、これら戸車本体3と作動ブロック片6とを
外ケース2の内空部2aに装入し、外ケース2の側部か
ら支軸9を前記通孔4b、通孔23aを通して挿通し、
対壁面側で先端をカシメて固定する。組み込み状態で
は、戸車本体3は、図3に示されるように、外ケース2
との間にスライド用間隙H1 、H2 を有する状態で外ケ
ース2内に収容され、外ケース2内に横架される前記支
軸9をスライド軸として室内外方向に移動自在となって
いる。また、図5にも示されるように、作動ブロック片
6の長孔溝25に前記室内外方向調整部材7の偏心突起
28が嵌入するとともに、作動ブロック片6の係止用舌
片24の先端が前記保持枠4の受け係止片4d、4dに
対して係止し戸車本体3が垂れ下がらないように保持し
ている。
した状態で、障子の上下方向調整を行う場合には、上下
方向調整ネジ8をネジ回し等の工具を用いて左右方向の
一方に回転させて戸車本体3の上下方向位置を調整す
る。前記上下方向調整ネジ8は位置固定のナット10に
螺入されてあり、前記上下方向調整ネジ8を右方向に回
転させると、上下方向調整ネジ8は螺進し戸車本体3の
背面壁29を押し、戸車本体3を支軸9回りに回転させ
る。図1に示すように、戸車本体3が下方に下がれば相
対的に障子が上方に移動する。また、前記上下方向調整
ネジ8を左方向に回転させると、逆に戸車本体3が外ケ
ース2内に潜り込むように回動するため障子が下方に移
動される。
内外方向調整部材7を左右方向の一方に回転させて行
う。図16に示されるように、作動ブロック片6の長孔
溝25に対して室内外方向調整部材7の偏心突起28が
嵌入状態にあり、室内外方向調整部材7を回転させる
と、前記偏心突起28が室内外方向調整部材7の中心軸
L回りに移動する。この偏心突起28の移動に伴って作
動ブロック片6が室内外方向に移動されるとともに、こ
の作動ブロック片6と一体的にスライド動作するように
係合された戸車本体3が室内外方向に移動される。室内
外方向の調整可能量は、偏心突起28の偏心量Sに相当
し、±Sの距離の調整が可能である。前記室内外方向調
整部材7は、外ケース2の弾発片18との接触部形状を
正六角形としてあるため、調整段階は+S、+1/2
S、0、−1/2S、−Sの5段階となるが、もう少し
微妙な調整を可能としたいならば、図17に示されるよ
うに、弾発片18に接触する部分を正12角形状とした
室内外方向調整部材7’とすることもできる。この場合
には30°回転時毎に弾発片18によって固定保持され
るようになるため、7段階の調整が可能となる。
も示されるように、上下方向調整の調整方向表示、およ
び室内外方向調整の調整方向表示が刻印されており調整
方向を間違えずに行えるようにしてあり、調整後には見
栄えのためにキャップ20が設けられるようになってい
る。
鴨居等の上枠においては、室内外方向に障子または戸が
移動されることに伴い、レールを室内外方向に移動調整
可能としている。具体的には、図18に示されるよう
に、鴨居30に対してビス31により取り付けられるレ
ール32のビス孔32aを室内外方向の所謂バカ孔とし
ておき、レール32を室内外方向に移動調整できるよう
にしている。また、図19に示されるように、ビス配設
部位にU字状切欠きを有する左右一対のレール半割部材
33A、33Bを用い、これらレール半割部材33A、
33Bの位置をそれぞれ調整した後、ビス31により固
定することでもよい。
例に係る二次元調整戸車1’の側面図、図21は図20
のA−A線矢視図、図22は図20のB−B線矢視図、
図23は分解図、図24は組立後の縦断面図である。以
下、第1例と同一機能のものについては前記第1例と同
じ符号を付し説明は省略する。本第2例に係る調整戸車
1’は、主に外ケース2と、ローラ5およびローラ保持
枠4からなる戸車本体3と、前記戸車本体3を外ケース
2に対して回動可能に支持する支軸9と、前記ローラ保
持枠4の背面壁に対して先端が当接するように配置さ
れ、前後進調整により戸車本体3の上下方向調整を行う
ための上下方向調整ネジ8と、前記戸車本体3と係合し
ながら前記支軸9に挿通支持され戸車本体3と共に室内
外方向にスライド動作する作動ブロック片35と、この
作動ブロック片35を室内外方向にスライド移動させる
ための室内外方向調整部材34と、前記保持枠4の背面
壁と上下方向調整ネジ8先端との間に、下端側の室内外
方向回動軸をもって回動自在とされる保持枠押え板36
とにより構成される。
第1例と異符号を付した部材、具体的には作動ブロック
片、室内外方向調整部材に対して若干の変更を加えてあ
り、新たに保持枠押え板36を設けた点が異なる。
述する。前記作動ブロック片34は、詳細には図28お
よび図29に示されるように、ブロック本体が面スリッ
ト34cによって、木口側から見て前部ブロック34B
と後部ブロック34Aとに分割され、ブロック本体の下
部には支軸9が挿通される通孔34aが形成されてい
る。また、ブロック本体の下部前側から1/4円弧状に
戸車保持枠4に係止して外ケース2内に収容保持するた
めの係止用舌片34Cが形成されているとともに、前記
後部ブロック34Aの木口面側(背面側)には偏心突起
28が係合する縦方向長孔溝25が形成されている。
30および図31に示されるように、外ケース2の取付
け孔17に対して嵌合する嵌合軸部35aと、ネジ回し
用溝孔が形成された操作部35Bと、回転中心軸Lから
距離Sだけ偏心した位置に設けられた偏心突起28と、
前記作動ブロック片34の前部ブロック34Bが係合し
て、該室内外方向調整部材35全体を戸車本体3側に付
勢するための受け係合片35Cとから構成されている。
また、前記操作部35Bの戸車本体3側の面には、左右
一対の噛合爪35a、35aが形成されている。
整部材35の取付け部には、図25および図26に示さ
れるように、取付け孔17の木口側周囲に対して、周方
向に沿って多数の噛合爪受け部17a,17a…が形成
されており、前記室内外調整部材35の噛合爪35a、
35aが係合するようになっている。
方向調整部材35を取付け孔17部に装着する一方、作
動ブロック片34を前記戸車本体3の一対の突出部4
a、4aの間に装入し、保持枠4の通孔4bと作動ブロ
ック片34の通孔34aとを連続させた状態のまま、こ
れら戸車本体3と作動ブロック片34とを外ケース2の
内空部2aに装入し、外ケース2の側部から支軸9を前
記通孔4b、通孔34aを通して挿通し、対壁面側で先
端をカシメて固定する。組み込み状態では、図24に示
されるように、作動ブロック片34の面スリット34c
の間に室内外方向調整部材35の受け係合片35Cが挿
入位置し、作動ブロック片34の前部ブロック34Bの
弾性力によって室内外方向調整部材35全体が戸車本体
3側に付勢されている。また、作動ブロック片34の縦
方向長孔溝25に対して室内外方向調整部材35の偏心
突起28が嵌入し、作動ブロック片34の係止用舌片3
4Cの先端幅広部34dが戸車保持枠4の下面側に係止
し、戸車本体3が垂れ下がらないように外ケース2内に
収容保持されている。
右方向の一方に回転させると、前記偏心突起28が室内
外方向調整部材35の中心軸L回りに移動する。この偏
心突起28の移動に伴って作動ブロック片34が室内外
方向に移動されるとともに、この作動ブロック片34と
一体的にスライド動作するように係合された戸車本体3
が室内外方向に移動される。
4の背面壁と上下方向調整ネジ8先端との間に、下端側
の室内外方向回動軸をもって回動自在とされる保持枠押
え板36を介在させている。前記保持枠押え板36は、
図23に示されるように、方形板36aの一側がわ両端
部に突起軸36b、36bを備えたもので、取付けは外
ケース2の側面に形成された装入孔2bより外ケース2
内に装入する。前記保持枠押え板36の設置状態時に
は、前記装入孔2bの端部に形成された軸保持部2c、
2cに対して保持枠押え板36の突起軸36b、36b
が係合し、前記突起軸36b、36bを回転中心軸とし
て回動するようになっている。したがって、図27に示
されるように、上下方向調整時に、上下方向調整ネジ8
を螺入させて戸車本体3を下方向に回動させた際には、
共に回動して保持枠4の背面を均一に押圧する。
整ネジ8は、第1例のようにナット部材10を用いるこ
となく外ケース2の本体に形成された雌ネジ孔2dに対
して直接螺入されている。
車によれば、戸または障子を室内外方向にも移動調整で
きるため、召合せ部等の接触・衝突を無くして、常に障
子または戸を円滑に開閉し得る状態に維持できる。
る。
る。
面図である。
面図である。
である。
…ロール保持枠、5…ロール、6・34…作動ブロック
片、7・35…室内外方向調整部材、8…上下方向調整
ネジ、9…支軸、10…ナット、、5…戸車本体、6…
ローラホルダー、18…弾発片、24・34C…係止用
舌片、25…長孔溝、27…正六角形状部、28…偏心
突起、36…保持枠押え板
Claims (6)
- 【請求項1】外ケース内に収容された、ローラおよびそ
の保持枠からなる戸車本体が、略上下方向に沿う方向に
位置調整可能に支持されているとともに、前記外ケース
内において前記室内外方向にスライド用間隙を有する状
態で収容され室内外方向にも位置調整可能に支持された
二次元調整戸車であって、 前記戸車本体の保持枠を貫いて外ケースの側壁間に横架
された室内外方向配置の支軸によって前記戸車本体を回
動可能に支持するとともに、前記保持枠の背面壁に対し
て直接または間接的に先端が当接する上下方向調整ネジ
を設け、この上下方向調整ネジの前後進調整に伴う前記
戸車本体の回動位置調整により前記戸車本体を略上下方
向に位置調整可能とし、 前記支軸に対して、前記戸車本体と係合して一体的にス
ライド動作するとともに、縦方向の長孔溝を有する作動
ブロック片を設ける一方、レール方向の回転中心軸をも
って回転自在とされる室内外方向調整部材を設け、この
室内外方向調整部材の作動ブロック片側の面に前記回転
中心軸から偏心した位置に前記作動ブロック片の縦方向
長孔溝に係合する偏心突起を設け、前記室内外方向調整
部材の回転調整により前記作動ブロック片を支軸方向に
スライドさせ、前記戸車本体を室内外方向に位置調整可
能としたことを特徴とする二次元調整戸車。 - 【請求項2】前記室内外方向調整部材は本体部分の周面
に正多角形状部を有し、両側に配された弾発部材が前記
正多角形状部の両側面へ夫々押圧接触することにより前
記室内外方向調整部材の固定保持を行う請求項1記載の
二次元調整戸車。 - 【請求項3】前記弾発部材は、前記外ケースの側壁に離
間を空けて一対の縦方向スリットを形成するとともに、
これら両縦方向スリットに挟まれた離間部の上下端の一
方を縁切りすることにより形成した片持ち梁状の弾発片
である請求項2記載の二次元調整戸車。 - 【請求項4】前記室内外方向調整部材と外ケースとの当
接接触面部において、一方の側に噛合爪を形成するとと
もに、他方の側に周方向に亘って前記噛合爪が係合する
噛合爪受け部を形成し、かつ前記室内外方向調整部材を
戸車本体側に付勢して設けてある請求項1記載の二次元
調整戸車。 - 【請求項5】前記作動ブロック片から延在して前記保持
枠の一部に係止し、戸車本体を外ケース内に収容保持す
る係止用舌片を形成してある請求項1〜4記載の二次元
調整戸車。 - 【請求項6】前記保持枠の背面壁と上下方向調整ネジ先
端との間に、下端側の室内外方向回動軸をもって回動自
在とされる保持枠押え板を介在させた請求項1〜5記載
の二次元調整戸車。
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JP01025997A Expired - Fee Related JP3681139B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 二次元調整戸車 |
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JP2010095997A (ja) * | 2009-12-28 | 2010-04-30 | Ota Seisakusho:Kk | 戸車装置 |
KR101331393B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2013-11-20 | 박설화 | 붙박이장용 미닫이 도어의 슬라이드 개폐를 위한 상부프레임 구조 |
CN108086839A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-05-29 | 广东东泰五金精密制造有限公司 | 一种家具弹性装置的简便拆装机构 |
US11002052B2 (en) * | 2017-07-19 | 2021-05-11 | Terno Scorrevoli S.P.A. Unipersonale | Sliding device for doors and wardrobe doors provided with multiple adjustments |
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1997
- 1997-01-23 JP JP01025997A patent/JP3681139B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010095997A (ja) * | 2009-12-28 | 2010-04-30 | Ota Seisakusho:Kk | 戸車装置 |
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