JPH10194920A - 化粧料 - Google Patents
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- JPH10194920A JPH10194920A JP28984197A JP28984197A JPH10194920A JP H10194920 A JPH10194920 A JP H10194920A JP 28984197 A JP28984197 A JP 28984197A JP 28984197 A JP28984197 A JP 28984197A JP H10194920 A JPH10194920 A JP H10194920A
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Abstract
質、及び(B)溶解度パラメーターδが15.7<δ≦
21.0の範囲内にある油剤から選ばれる1種又は2種
以上を含有する化粧料。 【効果】 美白作用又は消炎作用を有する物質の経皮吸
収性が向上し、優れた美白効果、消炎効果が得られ、し
かも皮膚刺激性が低く、使用感も良好である。
Description
作用を有する物質の経皮吸収性が向上した化粧料に関す
る。
り美白作用、消炎作用等を発揮する成分として、種々の
物質が用いられている。しかし、皮膚の最外層である角
質層は本来、体外からの異物の侵入を防御する障壁とし
ての生理的機能を有するものであるため、単にかかる物
質を外用剤に配合するのみでは、十分な経皮吸収性が得
られず、その成分本来の作用を示し得ない。また、皮膚
に吸収されることにより優れた美白効果、消炎効果を示
す物質であっても、角質層における経皮吸収能が低いた
め、本来の効果を発揮できないものも多い。
改善する目的で、ジメチルスルホキシド、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルデシルスルホ
キシド等の経皮吸収促進剤が用いられている。しかし、
これらの経皮吸収促進剤は、満足な経皮吸収促進効果を
与えるものではなく、また、皮膚刺激性が強いため皮膚
に紅斑を生じる場合があるなど、その効果、安全性、使
用感の点で十分なものではなかった。
は、皮膚刺激性が低く、美白作用又は消炎作用を有する
物質の経皮吸収性が向上した化粧料を提供することにあ
る。
者らは鋭意研究を行った結果、美白作用又は消炎作用を
有する物質と特定の溶解度パラメーターを有する油剤を
併用すれば、皮膚刺激性が低く、使用感が良好で、しか
も美白作用又は消炎作用を有する物質の経皮吸収性が向
上するため、優れた美白作用、消炎作用を発揮する化粧
料が得られることを見出し、本発明を完成した。
炎作用を有する物質、及び(B)溶解度パラメーターδ
が15.7<δ≦21.0の範囲内にある油剤から選ば
れる1種又は2種以上を含有することを特徴とする化粧
料を提供するものである。
ターとは、物質間の相溶性の尺度をいい、次式(i)を
用いてHansenの3次元溶解度パラメーターを計算するこ
とにより求めたものである。また、式中、右辺の各項
は、Van Krevelenのモル引力定数に基づく計算式(ii)
〜(iv)により求めることができる。
項(分散項) δp;分子の極性による項(極性項) δh;水素結合による項(水素結合項)
子団のモル引力定数(Fdi,Fpi,Fhi)に基づいて上
記式(ii)〜(iv)を用いて計算できるが、本明細書に
おいては、モル引力定数に関しては、Van Krevelenらよ
り定められた値を用い、モル体積(Vi)は、Fedorによ
り定められた原子団の体積値を用いた。
又は消炎作用を有する物質としては、美白作用又は消炎
作用を有するもので、通常の化粧料に用いられるもので
あれば特に制限されずに使用することができる。これら
のうち、美白作用を有するものとしては、例えばL−ア
スコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン誘導体、
コウジ酸及びその誘導体、胎盤抽出物、美白作用を有す
る植物抽出物、スピロエーテル化合物等が挙げられる。
体としては、特に限定されるものではなく、例えばL−
アスコルビン酸リン酸エステルの1価金属塩であるL−
アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、L−アス
コルビン酸リン酸エステルカリウム塩、2価金属塩であ
るL−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、
L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、3価
金属塩であるL−アスコルビン酸リン酸エステルアルミ
ニウム塩、またL−アスコルビン酸硫酸エステルの1価
金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウ
ム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩、2
価金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸エステルカリウ
ムマグネシウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカ
ルシウム塩、3価金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸
エステルアルミニウム塩、L−アスコルビン酸の1価金
属塩であるL−アスコルビン酸ナトリウム塩、L−アス
コルビン酸カリウム塩、2価金属塩であるL−アスコル
ビン酸マグネシウム塩、L−アスコルビン酸カルシウム
塩、3価金属塩であるL−アスコルビン酸アルミニウム
塩等を挙げることができる。
れるものではなく、例えばハイドロキノンと糖の縮合
物、ハイドロキノンに炭素数1〜4のアルキル基を一つ
導入したアルキルハイドロキノンと糖の縮合物等が挙げ
られ、これらのうち好ましいものとしては、アルブチン
等を挙げることができる。
されるものではなく、例えばコウジ酸、コウジ酸モノブ
チレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパル
ミテート、コウジ酸モノステアレート、コウジ酸モノシ
ンナモエート、コウジ酸モノベンゾエート等のモノエス
テル、コウジ酸ジブチレート、コウジ酸ジパルミテー
ト、コウジ酸ジステアレート、コウジ酸ジオレエート等
のジエステルなどを挙げることができる。
ンタエキスとして一般に市販され化粧品原料として使用
されているものを用いることができ、例えば牛や豚又は
ヒト等の哺乳動物の胎盤を洗浄、除血、破砕、凍結等の
工程を経て、水溶性成分を抽出した後、更に不純物を除
去して得られるものなどを挙げることができる。
えばカミツレ、チャ、カッコン、チョウジ、カンゾウ、
ビワ、トウヒ、高麗人参、シャクヤク、サンザシ、麦門
冬、ショウガ、末笠、桑白皮、厚朴、茵陳嵩、阿仙薬、
黄ゴン、アロエ、アルテア、シモツケ、オランダガラ
シ、キナ、コンフリー、ローズマリー、ロート等の抽出
物が挙げられる。
レ〔Matricaria chamomilla
L.(Compositae)〕の花を水若しくはメタ
ノール、エタノール、プロパノール、プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール等の親水性有機溶媒
又はこれらの混合溶媒で抽出することにより抽出液とし
て得ることができ、また当該抽出液を乾燥して乾燥粉末
の形態で得ることができる。また、ヒマシ油、パーシッ
ク油、流動パラフィン、大豆油、ミリスチン酸イソプロ
ピル、低級脂肪酸トリグリセリド、中級脂肪酸トリグリ
セリド、ヒマワリ油、ジカプリン酸ネオペンチルグリコ
ール、スクワラン等の親水性有機溶媒又はこれらの混合
溶媒で抽出することにより得ることができる。本発明に
おいては、このようにして得られるカミツレ抽出物の1
種又は2種以上を組合わせて用いることができる。
ン、カマズレン、ウンベリフェロン、7−メトキシクマ
リン、マトリシン、マトリカリン、タラキサステロー
ル、ルペオール、アピイン、クロマン、スピロエーテル
等が含まれている。ここで、カミツレの好ましい抽出方
法としては、例えば次の方法が挙げられる。
る。それにスクワランを加え、時々攪拌しながら室温か
ら50℃まで浸漬した後、圧搾分離して抽出液を得る。
この抽出液を濾過してカミツレ抽出エキスとする。
えば次の一般式(1)で表わされるものが挙げられる。
いずれでもよいことを示す〕
えばキク科マトリカリア属のカミツレ(生薬学雑誌64
巻,384〜388ページ,1992年)、クリサンテ
マム属のシュンギク(Agric. Biol. Chem.48巻,13
67〜1369ページ,1984年)、タナセタム属、
アルテミシア属、ロイカンセマム属などのいくつかのキ
ク科植物から得られることが報告されており、溶剤抽
出、水蒸気蒸留などにより得た成分を、常法通りクロマ
トグラフィーに供することにより単離することができ
る。このスピロエーテル化合物(1)は、メラノサイト
におけるメラニン生成を抑制し、紫外線などの外部刺激
に基づく色素沈着を減少又は消失させ、優れた色素沈着
の予防・改善効果を有し、皮膚に対し美白作用を有する
(特開平7−206657号公報等)。
は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に
0.0001〜15重量%配合するのが好ましく、特に
0.0001〜10重量%、更に0.001〜5重量%
配合すると、使用感、安定性により優れるので好まし
い。なお、植物抽出物を用いる場合には、美白効果及び
安定性の点から、全組成中に乾燥固形分に換算して0.
00001〜5重量%配合するのが好ましく、特に0.
0005〜3重量%、更に0.001〜2重量%配合す
ると、充分な美白効果、保湿効果、肌荒れ予防・改善効
果が得られ、また使用感及び安定性にも優れるので好ま
しい。
るものとしては、例えばグリチルリチン酸及びその塩、
グリチルレチン酸及びその塩、イソプロピルアミノカプ
ロン酸及びその塩、アラントイン、塩化リゾチーム、グ
アイアズレン、サリチル酸メチル、γ−オリザノール等
が挙げられ、これらのうち、グリチルレチン酸、グリチ
ルレチン酸ステアリル、イプシロンアミノカプロン酸が
好ましい。
は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に
0.001〜5重量%配合するのが好ましく、特に0.
01〜2重量%、更に0.01〜1重量%配合すると、
使用感及び安定性の点で好ましい。
ラメーターδが15.7<δ≦21.0の範囲にある油
剤としては、例えばアラキドン酸エチル、リノレン酸エ
チル、イソノナン酸イソノニル、イソパルミチン酸オク
チル、リノール酸イソプロピル、イソペラルゴン酸オク
チル、リノール酸オレイル、イソノナン酸イソトリデシ
ル、リノール酸エチル、イソステアリン酸イソプロピ
ル、オクタン酸イソセチル、エイコサン酸オレイル、オ
クタン酸イソステアリル、ピバリン酸イソデシル、イソ
ノナン酸イソデシル、エイコサン酸エルシル、オレイン
酸オクチルドデシル、ピバリン酸イソステアリル、イソ
ステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセ
チル、エイコサン酸イソステアリル、エイコサン酸オク
チルドデシル、オレイン酸イソプロピル、ジメチルオク
タン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシル
デシル、ミリスチン酸オレイル、エイコサン酸ステアリ
ル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、ステアリン
酸イソセチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸オ
クチルドデシル、パルミチン酸イソステアリル、パルミ
チン酸イソセチル、パルミチン酸オクチル、ミリスチン
酸イソステアリル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチ
ン酸イソトリデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、
ラウリン酸イソステアリル、イソステアリン酸ヘキシ
ル、イソステアリン酸ミリスチル、イソステアリン酸ラ
ウリル、オレイン酸ステアリル、オレイン酸セチル、ス
テアリン酸イソブチル、パルミチン酸イソブチル、パル
ミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチル、ラウリ
ン酸イソデシル、イソステアリン酸ブチル、ペラルゴン
酸オクチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸イ
ソアミル、ラウリン酸イソヘキシル、ネオペンタン酸ミ
リスチル、ペラルゴン酸イソブチル、パルミチン酸ラウ
リル、ミリスチン酸デシル、ステアリン酸エチル、パル
ミチン酸エチル、ミリスチン酸ブチル、ラウリン酸エチ
ル、ミリスチン酸メチル、ラウリン酸メチル、ジノナン
酸プロピレングリコール、セバシン酸ジイソプロピル、
トリオクタン酸グリセリル、トリカプリン酸グリセリ
ル、アジピン酸ジイソブチル、ジカプリン酸ネオペンチ
ルグリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ア
ジピン酸ジヘキシル、トリアセチルリシノール酸グリセ
リル、アジピン酸ジイソプロピル、トリカプリン酸グリ
セリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、セバシン
酸ジエチル、モノミリスチン酸モノイソステアリン酸ジ
グリセリル、アジピン酸ブチル、アジピン酸ジブチル、
リンゴ酸ジイソステアリル、オキシステアリン酸オクチ
ル、メトキシケイ皮酸オクチル、乳酸オクチルドデシ
ル、乳酸イソステアリル、乳酸オレイル、リシノレイン
酸メチル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、乳酸
ミリスチル、dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−
α−トコフェロール、乳酸ラウリル、モノイソステアリ
ン酸モノミリスチン酸ジグリセリル等が挙げられ、これ
らのうち総炭素数10〜90のものが好ましく、特に総
炭素数20〜80のものが好ましい。
組合せて用いることができるが、2種以上を組合せて用
いるのが好ましく、更に(B−1)溶解度パラメーター
δが15.7<δ≦17.2の範囲内にある油剤から選
ばれる1種又は2種以上と、(B−2)溶解度パラメー
ターδが17.5≦δ≦21.0の範囲内にある油剤か
ら選ばれる1種又は2種以上とを組合せて用いるのが好
ましい。
溶解度パラメーターδが15.7<δ≦17.2の範囲
にある油剤としては、例えばアラキドン酸エチル、リノ
レン酸エチル、イソノナン酸イソノニル、イソパルミチ
ン酸オクチル、リノール酸イソプロピル、イソペラルゴ
ン酸オクチル、リノール酸オレイル、イソノナン酸イソ
トリデシル、リノール酸エチル、イソステアリン酸イソ
プロピル、オクタン酸イソセチル、エイコサン酸オレイ
ル、オクタン酸イソステアリル、ピバリン酸イソデシ
ル、イソノナン酸イソデシル、エイコサン酸エルシル、
オレイン酸オクチルドデシル、ピバリン酸イソステアリ
ル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン
酸イソセチル、エイコサン酸イソステアリル、エイコサ
ン酸オクチルドデシル、オレイン酸イソプロピル、ジメ
チルオクタン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸
ヘキシルデシル、ミリスチン酸オレイル、エイコサン酸
ステアリル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、ス
テアリン酸イソセチル、ステアリン酸オクチル、ステア
リン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソステアリ
ル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸オクチル、
ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソセチ
ル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、ラウリン酸イソステアリル、イソステアリ
ン酸ヘキシル、イソステアリン酸ミリスチル、イソステ
アリン酸ラウリル、オレイン酸ステアリル、オレイン酸
セチル、ステアリン酸イソブチル、パルミチン酸イソブ
チル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチ
ル、ラウリン酸イソデシル、イソステアリン酸ブチル、
ペラルゴン酸オクチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラ
ウリン酸イソアミル、ラウリン酸イソヘキシル、ネオペ
ンタン酸ミリスチル、ペラルゴン酸イソブチル、パルミ
チン酸ラウリル、ミリスチン酸デシル、ステアリン酸エ
チル、パルミチン酸エチル、ミリスチン酸ブチル、ラウ
リン酸エチル、ミリスチン酸メチル、ラウリン酸メチル
等が挙げられ、これらのうちイソノナン酸イソトリデシ
ルが特に好ましい。
解度パラメーターδが17.5≦δ≦21.0の範囲に
ある油剤としては、例えばジノナン酸プロピレングリコ
ール、セバシン酸ジイソプロピル、トリオクタン酸グリ
セリル、トリカプリン酸グリセリル、アジピン酸ジイソ
ブチル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジカプ
リン酸プロピレングリコール、アジピン酸ジヘキシル、
トリアセチルリシノール酸グリセリル、アジピン酸ジイ
ソプロピル、トリカプリン酸グリセリル、トリイソステ
アリン酸ジグリセリル、セバシン酸ジエチル、モノイソ
ステアリン酸モノミリスチン酸ジグリセリル、アジピン
酸ジブチル等が挙げられ、これらのうち、モノイソステ
アリン酸モノミリスチン酸ジグリセリルが特に好まし
い。
(B−2)を組合せて用いる場合、成分(B−1)とし
てイソノナン酸イソトリデシルを用い、成分(B−2)
としてモノイソステアリン酸モノミリスチン酸ジグリセ
リルを用いるのが特に好ましい。なお、この場合、更に
成分(B)として用いられる他の油剤を併用してもよ
い。
が、成分(A)の経皮吸収促進効果及び使用感の点か
ら、合計で全組成中に0.001〜40重量%、特に
0.01〜30重量%、更に0.01〜10重量%配合
するのが好ましい。なお、成分(B)として、成分(B
−1)及び成分(B−2)の混合物を用いる場合、成分
(B)における成分(B−1)と成分(B−2)の重量
比(B−1)/(B−2)が10/1〜1/2、特に1
0/1〜2/1の範囲内となるのが特に好ましい。
て保湿剤を用いることができる。かかる保湿剤として
は、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限さ
れず、例えばエタノール、グリセリン、1,3−ブチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、エチレングリコール、1,4−ブチレングリ
コール、ジグリセリン、トリグリセリン等のポリグリセ
リン、グルコース、マルトース、マルチトール、ショ
糖、フラクトース、スレイトール、エリスリトール、澱
粉分解糖等が挙げられる。これらの中で、エタノール、
1,3−ブチレングリコール、グリセリンが使用感の点
で特に好ましい。
が、全組成中に0.001〜40重量%配合するのが好
ましく、特に0.01〜30重量%、更に0.01〜1
0重量%配合すると、使用感により優れるので好まし
い。
明の効果を損ねない範囲で、前記以外の油分、有機酸
類、アルカリ類、界面活性剤、紫外線吸収剤、粉体、顔
料、染料、防腐・防かび剤、酸化防止剤、キレート剤、
増粘剤、香料、水等の医薬品、医薬部外品、化粧料等に
通常用いられる成分を適宜配合することができる。
ン、スクワラン、高級脂肪酸、高級アルコールなどが挙
げられ;有機酸類としては、クエン酸、乳酸などが挙げ
られ;アルカリ類としては、苛性ソーダ、トリエタノー
ルアミンなどが挙げられる。
剤としては、非イオン性界面活性剤として、ポリオキシ
エチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
ラウリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、イソステ
アリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステアリン
酸ジエステル等のポリオキシエチレンヒマシ油又は硬化
ヒマシ油誘導体;ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテ
ート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノイソステアレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等
のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリ
オキシエチレングリセリルモノステアレート、ポリオキ
シエチレングリセリルモノイソステアレート、ポリオキ
シエチレングリセリルトリイソステアレート等のポリオ
キシエチレングリコールの脂肪酸エステル;ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンヘキシ
ルデシルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンオクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチ
レンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンデシルテトラデシルエーテル等のポリオキシエチレン
アルキルエーテル;ポリオキシエチレンモノオレエート
等のポリオキシエチレン脂肪酸エステルなどのポリオキ
シエチレン付加型界面活性剤のほか、ポリグリセリンア
ルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ
糖脂肪酸エステル等が挙げられる。
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールア
ミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩系界面活性
剤;ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチ
ルアラニンナトリウム等のN−アシルアミノ酸塩系界面
活性剤;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナ
トリウム、ジポリオキシエチレンアルキルエーテルリン
酸、トリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、
ジポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルリン酸、
ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウ
ム、ジポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナト
リウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸
塩系界面活性剤などが挙げられる。両性界面活性剤とし
て、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アル
キルアミドベタイン等が挙げられ、陽イオン界面活性剤
として、ジ長鎖アルキル四級アンモニウム塩、モノ長鎖
アルキル四級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキルポリオキ
シエチレン四級アンモニウム塩、ビス(ヒドロキシアル
キル)四級アンモニウム塩、アミド/エステル結合を有
する四級アンモニウム塩等が挙げられる。
非イオン界面活性剤が好ましく、特にエチレンオキシド
付加モル数が20〜60のものが好ましい。
ノン、4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン、ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリ
ル、2−エチルヘキシル−4−メトキシケイ皮酸、p−
アミノ安息香酸エステル、サリチル酸フェニルなどが挙
げられる。
造することができ、例えば液状、油中水型又は水中油型
乳化状、ジェル状、ペースト状、固形状などのいずれの
形態にもすることができる。特に、化粧水、乳液、クリ
ーム、美容液等の皮膚化粧料として好適である。
性で、使用感が良好であり、その有効成分である美白作
用又は消炎作用を有する物質の経皮吸収性が向上し、低
用量で優れた美白効果又は消炎効果を得ることができ
る。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、以
下の実施例において用いたスピロエーテル化合物は、一
般式(1)の波線部の結合状態がZのものをスピロエー
テル化合物Z、Eのものをスピロエーテル化合物Eとし
て示した。
美白作用を有する物質であるスピロエーテル化合物の皮
膚浸透性を下記の方法により試験した。結果を表1及び
表2に示す。
タの皮膚表面に、一定量の化粧料を塗布し、恒温室(温
度:37℃、湿度:飽和)に放置する。一定時間経過
後、皮膚表面に残存する未浸透成分を除去した後、浸透
成分を抽出回収し、HPLCにてスピロエーテル化合物
の経皮吸収量を測定した。経皮吸収量は単位面積当たり
の値(μg /cm2 )で示した。
化粧料は比較例の化粧料に比べ皮膚浸透性に優れまた、
美白効果に優れたものであった。更に、安全性が高く、
使用感も良好であった。
れらの美白化粧料について、スピロエーテル化合物の皮
膚浸透性を実施例1〜10と同様に、また美白効果を下
記の方法により試験した。結果を表4に示す。
験)健常男子被験者20名の上腕内側部に、UV−B領
域の紫外線を最少紅斑量の2倍量、1日1回2日間にわ
たり照射し、誘導した色素斑に1日2回、1カ月間被験
部位に試料を連続塗布することによる美白効果を調べ
た。評価は、色差計(ミノルタ社製、CR−300)を
用いて測定を行い、得られたマンセル値よりL*値を算
出し、その回復を表すΔΔL*値を用いた。尚、ΔΔL*
値は以下のように定義した。試料塗布開始直前の試料塗
布被験部位及び試料未塗布被験部位のL*値をそれぞれ
L0、L0'、連続塗布1カ月後の各々の部位のL*値をそ
れぞれL1、L1',としてΔΔL*を以下の式で表した。
値で示した。評価点と判定基準との関係を表3に示す。
1〜12と同様にして、美白効果を評価した。結果を表
5に示す。
示す組成の化粧料を常法により製造し、これらの消炎効
果を評価した。結果を表6に示す。
内側部に、東芝FS−20SEランプを用い、UV−B
領域の紫外線を最少紅斑量の2倍量(2MED)を一回
照射した。その直後、各化粧料を15μl塗布し、24
時間後の赤み(a*値)と皮膚温を測定した。赤みは色
差計(ミノルタ社製、CR−300)を用いて測定を行
い、得られたマンセル値からa*値を算出した。UV−
B照射24時間後のa*が、UV−B照射前のa*値に比
べどれだけ上昇したかをΔa*値と定義した。また、皮
膚温は、放射温度計(タスコジャパン社製、THI−5
00)を用いて測定した。結果は平均値で示した。
ン)
は、いずれも有効成分の経皮吸収性が良好で、美白効果
に優れ、しかも安全性が高く、使用感も良好なものであ
った。
Claims (5)
- 【請求項1】 (A)美白作用又は消炎作用を有する物
質、及び(B)溶解度パラメーターδが15.7<δ≦
21.0の範囲内にある油剤から選ばれる1種又は2種
以上を含有することを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】 成分(B)が、溶解度パラメーターδが
15.7<δ≦21.0の範囲内にある油剤から選ばれ
る2種以上を組合せてなるものである請求項1記載の化
粧料。 - 【請求項3】 成分(B)が、(B−1)溶解度パラメ
ーターδが15.7<δ≦17.2の範囲内にある油剤
から選ばれる1種又は2種以上、及び(B−2)溶解度
パラメーターδが17.5≦δ≦21.0の範囲内にあ
る油剤から選ばれる1種又は2種以上を組合せてなるも
のである請求項1又は2記載の化粧料。 - 【請求項4】 成分(B)が、(B−1)及び(B−
2)を重量比で(B−1)/(B−2)=10/1〜1
/2の割合で組合せてなるものである請求項3記載の化
粧料。 - 【請求項5】 更に、(C)保湿剤を含有する請求項1
〜4のいずれか1項記載の化粧料。
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